JP6475659B2 - Chair and assembly including the same - Google Patents
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Description
本発明は、背もたれ部に台座が設けられた椅子及びそれを含む組立体に関する。 The present invention relates to a chair provided with a pedestal on a backrest and an assembly including the chair.
従来、背もたれ部に、クッション等を取り付けるための取付部材が設けられた椅子が提案されている。例えば、下記特許文献1の椅子は、背もたれ部に取付部材が装着される。この取付部材には、クッション等を取り付けるための係止具が設けられている。クッションを係止具に取り付けることにより、背もたれ部の所定の高さにクッションが保持される。 Conventionally, a chair provided with an attachment member for attaching a cushion or the like to the backrest has been proposed. For example, in the chair of Patent Document 1 below, a mounting member is attached to the backrest portion. The attachment member is provided with a locking tool for attaching a cushion or the like. By attaching the cushion to the locking tool, the cushion is held at a predetermined height of the backrest portion.
しかしながら、上記特許文献1では、係止具が予め定められた位置に固定されていたため、背もたれ部に対するクッションの位置を自在に調整することができないという問題があった。 However, in the said patent document 1, since the locking tool was being fixed to the predetermined position, there existed a problem that the position of the cushion with respect to a backrest part could not be adjusted freely.
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、背もたれ部の任意の高さに、クッション等を取り付けることが可能な椅子及びそれを含む組立体を提供することを主たる目的としている。 The present invention has been devised in view of the actual situation as described above, and has as its main object to provide a chair and an assembly including the chair to which a cushion or the like can be attached at an arbitrary height of the backrest portion. Yes.
本発明は、座面部と、前記座面部から上方に向けてのびる背もたれ部とを有する椅子であって、前記背もたれ部には、前記背もたれ部に沿って上下方向に移動自在な台座が設けられていることを特徴とする。 The present invention is a chair having a seat surface portion and a backrest portion that extends upward from the seat surface portion, and the backrest portion is provided with a pedestal that is movable in the vertical direction along the backrest portion. It is characterized by being.
本発明に係る椅子において、前記台座は、前記背もたれ部に着脱自在に設けられているのが望ましい。 In the chair according to the present invention, it is preferable that the pedestal is detachably provided on the backrest portion.
本発明に係る椅子において、前記背もたれ部は、前記座面部から前記背もたれ部の上端まで、その幅が等しいのが望ましい。 In the chair according to the present invention, it is desirable that the backrest portion has the same width from the seat surface portion to the upper end of the backrest portion.
本発明に係る椅子において、前記台座の幅は、前記背もたれ部の前記幅に略等しいのが望ましい。 In the chair according to the present invention, it is desirable that the width of the pedestal is substantially equal to the width of the backrest portion.
本発明に係る椅子において、前記台座は、前記背もたれ部から、着座した使用者の前方に向けて突出する支持部と、前記座面部からの高さを任意の位置で固定するための基部とを含むのが望ましい。 In the chair according to the present invention, the pedestal includes a support part that protrudes from the backrest part toward the front of the seated user, and a base part for fixing the height from the seating surface part at an arbitrary position. It is desirable to include.
本発明に係る椅子において、前記基部には、前記背もたれ部が挿通されるガイド部が形成されているのが望ましい。 In the chair according to the present invention, it is preferable that a guide portion through which the backrest portion is inserted is formed in the base portion.
上述の椅子と、前記台座に取り付けられたクッションとを含むことを特徴とする組立体のが望ましい。 Preferably, the assembly includes the chair described above and a cushion attached to the pedestal.
本発明に係る組立体において、前記台座は、前記台座に前記クッションが取り付けられることにより、前記座面部からの高さが任意の位置で固定される固定機構を有するのが望ましい。 In the assembly according to the present invention, it is preferable that the pedestal has a fixing mechanism in which a height from the seating surface portion is fixed at an arbitrary position by attaching the cushion to the pedestal.
本発明に係る組立体において、前記クッションは、マッサージ機能を有するのが望ましい。 In the assembly according to the present invention, it is desirable that the cushion has a massage function.
本発明では、背もたれ部には、背もたれ部に沿って上下方向に移動自在な台座が設けられている。このような台座は、クッション等の所望の物品が取り付け可能であるとともに、背もたれ部の任意の位置に自在に移動させることができる。したがって、本発明の椅子は、台座に支持されたクッション等の座面部からの高さを、容易に調整することができる。 In the present invention, the backrest is provided with a pedestal that is movable in the vertical direction along the backrest. Such a pedestal can be attached to a desired article such as a cushion and can be freely moved to any position of the backrest. Therefore, the chair of the present invention can easily adjust the height from the seat surface portion such as a cushion supported by the pedestal.
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1には、本実施形態の椅子1の斜視図が示されている。図1に示されるように、本実施形態の椅子1は、床面F(図示省略)に設置される脚部2と、使用者の臀部を支持する座面部3と、座面部3の後方bb側から上方に向けてのびる背もたれ部4とを有している。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
The perspective view of the chair 1 of this embodiment is shown by FIG. As shown in FIG. 1, the chair 1 of the present embodiment includes a
本明細書では、矢印aで示されるように、床面Fに垂直な方向を上下方向aとし、矢印bで示されるように、上下方向aに直交する方向であって、使用者が背もたれ部4に背中をもたれるように着座したときの使用者(以下、「着座した使用者」という。)の正面側及び背面側を前後方向bとする。ここで、前後方向bのうち、座面部3の背もたれ部4側、すなわち、着座した使用者の背面側を後方bb、その反対側で、着座した使用者の正面側を前方bfとする。また、矢印cで示されるように、上下方向aと前後方向bとに直交する方向で、着座した使用者の左右側を左右方向cとする。さらに、左右方向cにおける長さを幅とする。
In the present specification, as indicated by an arrow a, a direction perpendicular to the floor surface F is defined as a vertical direction a, and as indicated by an arrow b, the direction is perpendicular to the vertical direction a, and the user has a backrest portion. The front side and the back side of the user (hereinafter referred to as “sitting user”) when seated so that his / her back rests on 4 are referred to as the front-rear direction b. Here, in the front-rear direction b, the
本実施形態の脚部2は、前方bfに2本の前脚部2Aを有し、後方bbに背もたれ部4から連続してのびる1本の後脚部2Bを有している。なお、後脚部2Bは、2本であってもよい。
The
本実施形態の座面部3は、略矩形状である。座面部3は、例えば、前方bf側が後方bb側よりも、その幅が大きい。なお、座面部3の形状は、矩形状に限定されるものではなく、例えば、三角形状や円形状であってもよい。
The
図2には、椅子1の側面図が示されている。図2に示されるように、座面部3は、前方bf側が後方bb側よりも上方に位置するように傾斜しているのが望ましい。このような座面部3は、使用者が安定して着座することができる。
FIG. 2 shows a side view of the chair 1. As shown in FIG. 2, the
図3には、椅子1の正面図が示されている。図3に示されるように、本実施形態の背もたれ部4は、座面部3から背もたれ部4の上端4aまで、その幅W1が等しい。背もたれ部4は、その上端4aが使用者の頭部を超えた位置となるように、上方に向けてのびるのが望ましい。このような背もたれ部4は、後述するように、台座5を使用者の腰部付近から頭部付近まで移動させることができる。
FIG. 3 shows a front view of the chair 1. As shown in FIG. 3, the
図1及び図2に示されるように、背もたれ部4は、例えば、座面部3から上方にのびる第1背もたれ部4Aと、第1背もたれ部4Aから後方bb側へ傾斜する第2背もたれ部4Bと、第2背もたれ部4Bから上端4aまでのびる第3背もたれ部4Cとを有している。第1背もたれ部4Aと第3背もたれ部4Cとは、略平行に構成されているのが望ましい。このような背もたれ部4は、後述するように、使用者の背面に沿って、台座5を移動させることができる。なお、背もたれ部4は、座面部3から上端4aまで、直線状に形成されていてもよい。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
本実施形態の椅子1は、背もたれ部4の前方bf側(すなわち、座面部3側)に、背もたれ部4に沿って上下方向aに移動自在な台座5が設けられている。台座5は、例えば、背もたれ部4の上端4a側から取り付けられ、背もたれ部4に着脱自在に設けられている。このような台座5は、クッション10(図7に示す)等の所望の物品が取り付け可能であるとともに、背もたれ部4の任意の位置に自在に移動させることができる。
The chair 1 of this embodiment is provided with a
図3に示されるように、台座5の幅W2は、背もたれ部4の幅W1に略等しいのが好ましい。このような台座5は、コンパクトに構成することができ、かつ、クッション10(図7に示す)等の所望の物品を安定した状態で支持することができる。なお、台座5の幅W2は、背もたれ部4の幅W1とは異なるものであってもよい。
As shown in FIG. 3, the width W <b> 2 of the
図4には、台座5の斜視図が示されており、図5には、台座5の平面図が示されている。図4及び図5に示されるように、本実施形態の台座5は、所望の物品を支持する支持部6と、背もたれ部4が挿通されかつ台座5を背もたれ部4の任意の位置に固定する基部7とを含んでいる。
4 is a perspective view of the
本実施形態の支持部6は、背もたれ部4から前方bfに向けて突出しており、その上面に所望の物品を載せることができる。支持部6は、例えば、左右方向cに一対の第1支持部6Aと、両第1支持部6Aを連結する第2支持部6Bとを含んでいる。
The
図6には、台座5の側面図が示されている。図6に示されるように、第1支持部6Aは、例えば、上面が円弧状に湾曲した形状を有している。第1支持部6Aの前方bf側及び後方bb側の上面位置は、第1支持部6Aの中央部の上面位置よりも上方であるのが望ましい。このような第1支持部6Aは、所望の物品を、安定した状態で支持することができる。
FIG. 6 shows a side view of the
図5に示されるように、第2支持部6Bは、例えば、中央部が後方側に凹むように円弧状に湾曲した形状を有している。このような第2支持部6Bは、使用者に接することが少なく、使用者に違和感を生じさせない。
As shown in FIG. 5, the
本実施形態の基部7は、例えば、左右方向cに一対の第1基部7Aと、両第1基部7Aを連結する第2基部7Bとを含んでいる。各第1基部7Aは、それぞれ、平面視で略コ字状に形成されている。第1基部7Aの幅W3は、第1支持部6Aの幅W4に等しいのが好ましい。第1基部7Aと第1支持部6Aとは、連続して形成されるのが望ましい。
The
図4に示されるように、第1基部7Aには、例えば、背もたれ部4が移動自在に挿通される上下方向aにのびた溝形状のガイド部8が形成されている。ガイド部8は、上方側に上側開口部8Aを有し、下方側に下側開口部8Bを有している。このようなガイド部8は、背もたれ部4への取り付けが容易であるとともに、後述するように、台座5の座面部3(図1に示す)からの高さを、任意の位置に容易に調整することができる。
As shown in FIG. 4, for example, a groove-shaped
第2基部7Bは、例えば、上下方向aにのびる複数のリブ9が設けられている。このような第2基部7Bは、強度と軽量化とを両立することができる。また、リブ9は、背もたれ部4と第2基部7Bとの接触面積を低減させ得る。このため、後述するように、台座5は、背もたれ部4に対する移動が容易に行われ得る。このような支持部6及び基部7を有する台座5は、構造が単純であり、故障や破損のおそれが少ない。
For example, the
図7には、椅子1とクッション10とを含む組立体11の斜視図が示される。図7に示されるように、本実施形態のクッション10は、台座5の支持部6の上に取り付けられる。台座5は、例えば、台座5にクッション10が取り付けられることにより、座面部3からの高さが任意の位置で固定される固定機構12を有している。このような椅子1は、台座5に支持されたクッション10等の座面部3からの高さを、容易に調整することができる。
FIG. 7 shows a perspective view of the
図8には、固定機構12の断面図が示されている。図4及び図8に示されるように、本実施形態の固定機構12は、ガイド部8により構成される。固定機構12は、上側開口部8Aの後方bb側のエッジ8Abと下側開口部8Bの前方bf側のエッジ8Bfとにより構成されるのが望ましい。上側開口部8Aの後方bb側のエッジ8Ab及び下側開口部8Bの前方bf側のエッジ8Bfは、それぞれ、背もたれ部4に向けて鋭角に突出するように形成されているのが望ましい。本実施形態では、この固定機構12と、背もたれ部4との摩擦力とを用いて、台座5の位置を固定している。
FIG. 8 is a cross-sectional view of the
すなわち、台座5には、台座5にクッション10が取り付けられることにより、支持部6に下向きの力fが作用する。このとき、台座5には、基部7を中心に回転させるモーメントが作用する。すると、台座5のガイド部8は、背もたれ部4に対して傾斜する。このため、台座5は、基部7の上側開口部8Aの後方bb側のエッジ8Ab及び下側開口部8Bの前方bf側のエッジ8Bfと、背もたれ部4との摩擦力が大きくなり、上下方向aの位置が固定され得る。
That is, a downward force f acts on the
一方、台座5のガイド部8と背もたれ部4とが接触しない状態となったとき、台座5が上下方向aに移動自在となる。このため、台座5からクッション10を取り外すことで、クッション10が所定の高さとなるように台座5の上下方向aの位置を変更し、台座5にクッション10を取り付けることで、その高さを固定することができる。本実施形態の固定機構12は、上述の機能を有しているので、台座5の座面部3からの高さを任意の位置に無段階で容易に調整することができる。
On the other hand, when the
なお、固定機構12は、例えば、凹凸構造を用いて、台座5を有段階で固定してもよい。このような固定機構12は、台座5の上下方向aの位置をより確実に固定することができる。
Note that the
図9には、台座5の位置を移動させた組立体11の側面図が示されている。図9に示されるように、台座5は、椅子1の座面部3に接する位置まで下げることができる。本実施形態の椅子1は、台座5をこの位置まで下げることで、クッション10を使用者の腰部付近に当接させることができる。また、この椅子1は、台座5をこの位置まで下げることで、例えば、クッション10を取り付けない場合でも、台座5を取り外すことなく、通常の椅子として使用することができる。なお、図示は省略されるが、この椅子1は、台座5を、背もたれ部4の上端4a近傍まで移動させることで、クッション10を使用者の頭部付近に当接させることができる。
FIG. 9 shows a side view of the
図7及び図9に示されるように、クッション10は、マッサージ機構を有しているのが望ましい。このようなクッション10は、使用者の任意の部位をマッサージすることができる。このような組立体11は、台座5の座面部3からの高さが容易に調整され得るので、マッサージする部位を容易に調整することができる。
As shown in FIGS. 7 and 9, the
なお、上述の実施形態の台座5は、クッション10を取り付けるために用いられていたが、例えば、支持部6を背もたれ部4の後方bbに向けて背もたれ部4に取り付けることもできる。このとき、第2支持部6Bには、例えば、ハンガーや傘等がかけられ、下向きの力fが作用することで、その高さが固定される。
In addition, although the
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。 As mentioned above, although especially preferable embodiment of this invention was explained in full detail, this invention is not limited to the above-mentioned embodiment, It can deform | transform and implement in a various aspect.
1 椅子
3 座面部
4 背もたれ部
5 台座
1
Claims (7)
前記背もたれ部には、前記背もたれ部に沿って上下方向に移動自在な台座が設けられ、
前記背もたれ部は、前記座面部から前記背もたれ部の上端まで、その幅が等しく、
前記台座の幅は、前記背もたれ部の前記幅に略等しいことを特徴とする椅子。 A chair having a seat surface portion and a backrest portion extending upward from the seat surface portion,
The backrest is provided with a pedestal that is movable in the vertical direction along the backrest,
The backrest part has the same width from the seat surface part to the upper end of the backrest part,
The width of the pedestal is approximately equal to the width of the backrest portion.
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