JP6473100B2 - 路面加熱装置の加熱制御方法 - Google Patents

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本発明は、路面加熱装置の加熱制御方法に関し、特に、隣接する工区の後続舗装体の加熱アスファルト混合物を敷設するのに先立って、先行舗装体の側縁部を加熱する際に用いる路面加熱装置の加熱制御方法に関する。
例えば2車線以上の幅員の道路を新設したり、改修したりする工事においては、道路を幅員方向に工区分けすると共に、例えば1車線分の幅員の工区の被舗装面に加熱アスファルト混合物を敷設して、先行舗装体を形成した後に、これに後続して、隣接する工区に加熱アスファルト混合物を敷設して、後続舗装体を形成することで、先行舗装体と後続舗装体とが一体となった舗装体を形成する工法が採用されることが多い。
このような、2車線以上の幅員の道路を新設したり、改修したりする工事では、先行舗装体を形成した後に、例えば日を改めて、後続舗装体を施工することになるのが一般的であり、後続舗装体を施工する際には、先行舗装体は常温まで温度が低下していることから、後続舗装体との継ぎ目部となる先行舗装体の側縁部を、路面加熱装置を用いて、例えば燃焼ガスを燃焼させることにより加熱し、好ましくは150℃以上の温度とした後に、後続舗装体の加熱アスファルト混合物を敷設して締め固めることによって、継ぎ目部において先行舗装体と後続舗装体とを付着させて、これらが一体となった舗装体を形成する技術が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特公平3−59201号公報 特開2016−37800号公報
しかしながら、先行舗装体と後続舗装体とが一体となった舗装体を形成する従来の技術では、後続舗装体との継ぎ目部となる先行舗装体の側縁部を、例えば燃焼ガスを燃焼させてバーナーにより加熱してゆく際に、例えばレギュレータと呼ばれる器具を用いて、側縁部の加熱状態を観察しながら、経験や感覚に頼って、ガスの圧力を手動で調整することにより加熱の制御を行っているため、加熱温度にばらつきが生じ易い。先行舗装体の側縁部の加熱温度にばらつきが生じて、例えば加熱温度が低くなり過ぎると、加熱アスファルト混合物との温度差によって、先行舗装体と後続舗装体との継ぎ目部に付着し難い部分が生じることになる。また、例えば加熱温度が高くなり過ぎると、先行舗装体の中の柔らかい成分が燃えることで、同様に先行舗装体と後続舗装体との継ぎ目部に付着し難い部分が生じることになると共に、先行舗装体の表面に加熱による焦げ付きや変色を生じることになる。
そして、先行舗装体と後続舗装体との継ぎ目部に付着し難い部分が生じると、これらの付着し難い部分で亀裂や割れが発生し易くなって、舗装体が短期間で破損したり劣化したりすることになり、また先行舗装体の表面に焦げ付きや変色を生じると、形成された舗装体の美観が損なわれることになる。このため、先行舗装体と後続舗装体とが一体化した品質の良い舗装体を形成するには、先行舗装体の側縁部は、好ましくは150℃以上、180℃以下の所定の温度に、過度なばらつきがないように加熱することが望ましく、またこれによって、敷設された後続舗装体の加熱アスファルト混合物の締固め時に、先行舗装体の側縁部の加熱温度が、好ましくは80℃以上の所定の温度に保持されるようにすることが望ましい。
本発明は、先行舗装体の側縁部を、過度なばらつきがない状態で所定の温度に加熱できるようにして、先行舗装体と後続舗装体とが一体となった、品質の良い舗装体を容易に形成することのできる路面加熱装置の加熱制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、 加熱アスファルト混合物による舗装体を道路の幅員方向に工区分けして形成する工事において、先行する工区の先行舗装体に後続して施工される、隣接する工区の後続舗装体の加熱アスファルト混合物を敷設するのに先立って、前記先行舗装体の側縁部を加熱する際に用いる路面加熱装置の加熱制御方法であって、前記路面加熱装置は、前記先行舗装体の側縁部に沿って配置される加熱部を備えるバーナー本体を有しており、前記加熱部を前記先行舗装体の側縁部に沿わせた状態で、燃料供給路を介して供給される燃料を燃焼させて加熱部を加熱しながら、前記バーナー本体を前記先行舗装体の側縁部に沿って移動させることによって、前記先行舗装体の側縁部を加熱するようになっており、前記路面加熱装置は、被舗装面に加熱アスファルト混合物を所定の厚さで敷き均すアスファルトフィニッシャに取り付けられて、該アスファルトフィニッシャの移動により移動するようになっており、前記バーナー本体が前記先行舗装体の側縁部に沿って移動するのに伴って、前記バーナー本体の直後の前記先行舗装体の側縁部の温度を計測して、計測された温度が所定の温度となるように、前記燃料の供給量及び/又は前記アスファルトフィニッシャの移動速度を制御して、加熱温度を調整するようになっており、前記バーナー本体が移動した直後に計測される前記先行舗装体の側縁部の温度を可視化して、計測された温度の変化を見ながら、計測される前記先行舗装体の側縁部の温度が所定の温度となるように、前記燃料の供給量及び/又は前記アスファルトフィニッシャの移動速度を制御して、加熱温度を調整する路面加熱装置の加熱制御方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明の路面加熱装置の加熱制御方法は、前記バーナー本体が前記先行舗装体の側縁部に沿って移動するのに伴って、前記バーナー本体の直後の前記先行舗装体の側縁部の温度を、放射温度計を用いて計測することが好ましい。
また、本発明の路面加熱装置の加熱制御方法は、前記バーナー本体が、前記先行舗装体の側縁部の上面に沿って配置される第1加熱面と、前記先行舗装体の側縁部の側面に沿って配置される第2加熱面とを含む、L字形の断面形状の加熱部を備えていることが好ましい。
さらに、本発明の路面加熱装置の加熱制御方法は、前記燃料が、燃焼ガスであることが好ましい。
さらにまた、本発明の路面加熱装置の加熱制御方法は、前記バーナー本体が移動した直後に計測される前記先行舗装体の側縁部の温度が、150℃以上、180℃以下となるように、前記燃料の供給量及び/又は前記アスファルトフィニッシャの移動速度を制御して、加熱温度を調整することが好ましい。
また、本発明の路面加熱装置の加熱制御方法は、前記バーナー本体が移動した後、2分後に計測される前記先行舗装体の側縁部の温度が、80℃以上となるように、前記燃料の供給量及び/又は前記アスファルトフィニッシャの移動速度を制御して、加熱温度を調整することが好ましい。
本発明の路面加熱装置の加熱制御方法によれば、先行舗装体の側縁部を、過度なばらつきがない状態で所定の温度に加熱できるようにして、先行舗装体と後続舗装体とが一体となった、品質の良い舗装体を容易に形成することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る加熱制御方法に用いる路面加熱装置が取り付けられらたアスファルトフィニッシャの、先行舗装体側から見た側面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る加熱制御方法に用いる路面加熱装置の構成を説明する、先行舗装体側から見た側面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る加熱制御方法に用いる路面加熱装置の構成を説明する、図1を右側(進行方向の後方側)から見た後面図である。
本発明の好ましい一実施形態に係る路面加熱装置の加熱制御方法は、例えば2車線の幅員の道路を新設する工事において、道路を幅員方向に工区分けして、片側の1車線の工区を先行して舗装した後に、残りの1車線の工区を後続して舗装して、これらが一体となった舗装体を形成する際に、例えば図1〜図3に示す路面加熱装置10を用いて、先行して舗装された先行舗装体30の側縁部30a(図3参照)が所定の温度となるように加熱することで、先行舗装体30と、後続して舗装される後続舗装体(図示せず)とを、継ぎ目部において付着し難い部分を生じさせることなく、安定した状態で付着させて、強固に接合一体化するための方法として採用されたものである。
本実施形態では、路面加熱装置10は、加熱アスファルト混合物を被舗装面32に敷設するための公知の重機であるアスファルトフィニッシャ20(図1参照)に取り付けられて、アスファルトフィニッシャ20の移動により移動するようになっていると共に、例えばアスファルトフィニッシャ20のオペレータに、加熱された直後の先行舗装体30の側縁部30aの温度を把握させて、加熱された直後の温度が所定の温度となるように制御させることができるようになっている。これによって、本実施形態の加熱制御方法によれば、敷設された後続舗装体の加熱アスファルト混合物が締め固められる際に、先行舗装体30の側縁部30aの温度を、敷設された後続舗装体の加熱アスファルト混合物の温度に近づけることが可能になるので、先行舗装体30と後続舗装体とが継ぎ目部において付着し易くなって、先行舗装体30と後続舗装体とが一体となった、品質の良い舗装体を容易に形成できるようになっている。
そして、本実施形態の路面加熱装置の加熱制御方法は、加熱アスファルト混合物による舗装体を道路の幅員方向に工区分けして形成する工事において、先行する工区の先行舗装体30に後続して施工される、隣接する工区の後続舗装体の加熱アスファルト混合物を敷設するのに先立って、先行舗装体30の側縁部30aを加熱する際に用いる制御方法であって、路面加熱装置10は、図2及び図3に示すように、先行舗装体30の側縁部30aに沿って配置される加熱部11を備えるバーナー本体12を有しており、加熱部11を先行舗装体30の側縁部30aに沿わせた状態で、燃料供給路13を介して供給される燃料を燃焼させて加熱部11を加熱しながら、バーナー本体12を先行舗装体30の側縁部30aに沿って移動させることによって、先行舗装体30の側縁部30aを加熱するようになっている。路面加熱装置10は、被舗装面32(図2参照)に加熱アスファルト混合物を所定の厚さで敷き均すアスファルトフィニッシャ20(図1参照)に取り付けられていて、アスファルトフィニッシャ20の移動により移動するようになっており、バーナー本体11が先行舗装体30の側縁部30aに沿って移動するのに伴って、バーナー本体11の直後の先行舗装体30の側縁部30aの温度を計測して、計測された温度が所定の温度となるように、燃料の供給量及び/又はアスファルトフィニッシャ20の移動速度を制御して、加熱温度を調整するようになっている。
本実施形態では、路面加熱装置10が取り付けられるアスファルトフィニッシャ20は、上述のように、加熱アスファルト混合物を被舗装面32に敷設するための重機として公知のものであり、図1に示すように、オペレータの運転席21aを有する車両本体部21と、車両本体部21の進行方向Xの前方側に設けられて、ダンプトラック(図示せず)から投入される加熱アスファルト混合物を一時的に貯留するホッパー部22と、車両本体部21の進行方向Xの後方側に設けられて、車両本体部21の後部開口部21bから被舗装面32に供給された加熱アスファルト混合物を、車両本体部21の幅方向に分配するスクリュースプレッダ23と、スクリュースプレッダ23により幅方向に分配された加熱アスファルト混合物の表面を所定の厚さとなるように平坦に敷き均すスクリード24と、スクリード24の後方に設けられた補助運転席28とを含んで構成されており、道路舗装用の工事車両として一般に汎用されているアスファルトフィニッシャと、同様の構成を備えている。アスファルトフィニッシャ20における、先行舗装体30と隣接する側の側面部には、伸縮可能な取付け支持装置14により支持されて、路面加熱装置10が取り付けられている。
アスファルトフィニッシャ20は、ホッパー部22の前方に設けられた一対のプッシュローラ26を、加熱アスファルト混合物を積載したダンプトラック(図示せず)の後輪に当接させ、当該アスファルトフィニッシャ20の前進に伴って、プッシュローラ26を介してダンプトラックを押し出して前進させながら、ダンプトラックの荷台に積載された加熱アスファルト混合物を、ホッパー部22に投入させる。投入されてホッパー部22に貯留された加熱アスファルト混合物は、下方のアスファルトフィーダ27に送り出された後に、このアスファルトフィーダ27によって、車両本体部21の下部に設けられた搬送路を介して、車両本体部21の後部開口部21bに向けて順次移送される。移送された加熱アスファルト混合物は、上述のように、被舗装面32に供給された後に、スクリュースプレッダ23により幅方向に分配され、さらにスクリード24によって敷き均される。敷き均された加熱アスファルト混合物は、後続するロードローラ等によって転圧されることで締め固められた後に、常温まで温度が低下することにより、アスファルト分が硬化して、後続舗装体が形成される。
アスファルトフィニッシャ20に取り付けて用いられる路面加熱装置10は、本実施形態では、図2及び図3に示すように、例えば特開2016−37800号公報に記載のバーナー本体を含む装置と同様の構成を備える加熱装置を用いることができる。すなわち、路面加熱装置10は、バーナー本体12と、バーナー本体12の加熱部11に燃料として例えば燃焼ガスを供給するための燃料供給路13と、バーナー本体12を位置調整可能に支持した状態で、当該路面加熱装置10をアスファルトフィニッシャ20の側面部に取り付けるための取付け支持装置14とを含んで構成されている。
バーナー本体12は、好ましくはステンレス等の金属板によって形成されており、内部が中空構造となっていると共に、上下逆さまにしたL字形の断面形状を備えている(図3参照)。バーナー本体12は、例えば750mm程度の長さを有していると共に、例えば140mm程度の幅を有しており、L字形の断面形状の内側面が、燃焼ガスを燃焼させる加熱部11となっている。加熱部11は、好ましくは多数の孔を有するメタルニットによって形成されており、より詳細には、メタルニット特殊耐熱網によって形成されている。加熱部11は、パンチングメタルや、エキスパンドメタル等の金網によって形成することもできる。
また、加熱部11は、本実施形態では、L字形の断面形状一方の辺部の内側面が、第1加熱面11aとなっており、L字形の断面形状の他方の辺部の内側面が、第2加熱面11bとなっている。バーナー本体12の加熱部11を先行舗装体30の側縁部30aに沿わせた状態では、第1加熱面11aは、先行舗装体30の側縁部30aの上面に沿って配置され、第2加熱面11bは、先行舗装体30の側縁部30aの側面に沿って配置される。これによって、加熱部11は、先行舗装体30の側縁部30aの上面のみならず、先行舗装体30の厚さ方向の深い位置まで、熱を伝導させ易くして、先行舗装体30の側縁部30aをより効率良く加熱することが可能になる。
本実施形態では、中空構造のバーナー本体12の内部に、燃料ガスをバーナー本体12の全体に行き渡らせるための、拡散板(図示せず)を設けておくことが好ましい。拡散板は、好ましくは多数の透孔が形成された帯状の金属板として、例えばパンチングメタルによって形成ることができる。拡散板は、後述する燃料供給路13の供給口配管部13aと、平面視して重なるように設けられる。拡散板は、供給口部13aからバーナー本体12の内部に供給された燃焼ガスが、加熱部11の第1加熱面11aや第2加熱面11bに向けて直接的に流れ込もうとするのを、衝突させることにより遮断して、流れの向きを横方向に変えることで、中空構造のバーナー本体12の全体に燃焼ガスを拡散させることができるようになっている。バーナー本体12の中空内部の全体に燃焼ガスが十分に拡散した状態で、例えばメタルニット特殊耐熱網による第一加熱面11aや第二加熱面11bにおいて、燃焼ガスを着火させることにより、第一加熱面11a及び第二加熱面11bを燃焼させて、先行舗装体30の側縁部30aを加熱することができるようになっている。
バーナー本体12に燃料として例えば燃焼ガスを供給するための燃料供給路13は、図2に示すように、上下逆さまにしたL字形の断面形状を備えるバーナー本体12の天面部12aに接続して取り付けられた一対の供給口配管部13aと、これらの供給口配管部13aを連結するようにして設けられた枝分れ配管部13bとを含んで構成される。枝分れ配管部13bには、接続配管13cが取り付けられており、この接続配管13cを介して、後述する制御装置によって制御された燃料供給源から、燃焼ガスを燃料供給路13に供給できるようになっている。
ここで、燃料である燃焼ガスとしては、例えば、プロパンガスや、生ガスに空気を混合した混合ガス等を用いることができる。
路面加熱装置10をアスファルトフィニッシャ20の側面部に取り付けるための取付け支持装置14は、取付け基部14aと、取付け基部14aからアスファルトフィニッシャ20の進行方向Xの前方側に延設して設けられた横方向伸縮ロッド部14bと、横方向伸縮ロッド部14bの先端部から縦方向に延設して設けられた縦方向伸縮ロッド部14cと、縦方向伸縮ロッド部14cの下端部に設けられたバーナー固定部14dとを含んで構成されている。
取付け基部14aは、公知のパイプ固定手段を備えており、例えばアスファルトフィニッシャ20の側面部に設けられたパイプ状の支柱部25(図1参照)に、公知のパイプ固定手段を介して固定されることにより、路面加熱装置10を、支柱部25を介してアスファルトフィニッシャ20の側面部に取り付けることができるようになっている。これによって、路面加熱装置10及びバーナー本体12は、アスファルトフィニッシャ20の移動に伴って、アスファルトフィニッシャ20の進行方向Xに移動するようになっている。
横方向伸縮ロッド部14bは、例えば外側パイプと内側パイプとからなり、外側パイプに対して内側パイプを軸方向にスライドさせることによって、アスファルトフィニッシャ20の進行方向Xに伸縮可能となっている。横方向伸縮ロッド部14bは、その伸縮量を調整することで、アスファルトフィニッシャ20に対するバーナー本体12の進行方向Xの位置を、適宜調整できるようになっている。縦方向伸縮ロッド部14cもまた、例えば外側パイプと内側パイプとからなり、外側パイプに対して内側パイプを軸方向にスライドさせることによって、縦方向(高さ方向)に伸縮可能となっている。縦方向伸縮ロッド部14cは、その伸縮量を調整することで、アスファルトフィニッシャ20に対するバーナー本体12の縦方向の位置を、適宜調整できるようになっている。これらによって、第1加熱面11aが、先行舗装体30の側縁部30aの上面に沿って配置され、且つ第2加熱面11bが、先行舗装体30の側縁部30aの側面に沿って配置されるように、バーナー本体12を、先行舗装体30の側縁部30aに容易に位置決めすることが可能になる。
また、本実施形態では、例えば取付け支持装置14の横方向伸縮ロッド部14bの下面部に、バーナー本体12が先行舗装体30の側縁部30aに沿って移動するのに伴って、バーナー本体12の直後の先行舗装体30の側縁部30bの温度を計測する、好ましくは放射温度計15が取り付けられている。放射温度計15は、非接触で対象物の温度を計測することが可能な公知の非接触式の温度計であり、物体から放射される赤外線や可視光線の強度を測定して、物体の温度を短時間で且つ高速で、連続して計測することを可能にする。本実施形態では、目印レーザ15aを照射しながら、放射温度計15を用いて、バーナー本体12の直後の先行舗装体30の側縁部30aの温度を計測するようになっている。
ここで、放射温度計15を用いて、バーナー本体12の直後の先行舗装体30の側縁部30aの温度を計測するには、例えば5秒毎の平均値を反映させることが好ましい。5秒毎の平均値を反映させることにより、風等の影響による測定値のバラツキを抑制して、路面加熱装置10の制御の安定性を向上させることが可能になる。
そして、本実施形態では、路面加熱装置10は、アスファルトフィニッシャ20の移動により移動するようになっており、バーナー本体11が先行舗装体30の側縁部30aに沿って移動するのに伴って、バーナー本体11の直後の先行舗装体30の側縁部30aの温度を計測して、計測された温度が所定の温度となるように、燃料の供給量及び/又はアスファルトフィニッシャ20の移動速度を制御して、加熱温度を調整するようになっている。
また、本実施形態では、アスファルトフィニッシャ20のスクリード24の後方の補助運転席28に、制御装置16が設けられており(図1参照)、制御装置16は、放射温度計15によって計測された、バーナー本体11が移動した直後の先行舗装体30の側縁部30aの温度を可視化して表示したり、燃料である燃焼ガスの供給量を制御するようになっている。アスファルトフィニッシャ20の補助運転席28に乗っているオペレータは、可視化されたバーナー本体11が移動した直後の温度の変化を見ながら、計測される先行舗装体30の側縁部30aの温度が所定の温度となるように、燃料の供給量が自動制御されるように操作したり、アスファルトフィニッシャ20の移動速度の調整を、車両本体部21の運転席21aで運転しているオペレータを伝達して制御できるようになっている。
すなわち、本実施形態では、燃料供給路13に燃焼ガスを供給する燃料供給源は、例えば5連電磁弁や、比例電磁弁を備えており、また燃焼ガスの供給量はガス圧力によって置き換えることが可能である。5連電磁弁の場合には、制御装置16に組み込まれた制御回路によって、例えば5個の一体化した電磁弁を、最大0.15MPa〜最小0.03MPaに制御し、個別に開閉することで、最適の加熱温度が確保されるようにする。計測される側縁部30aの温度が高温の場合には、最小圧力とするために、例えば1つの電磁弁のみを開き、他の4つの電磁弁を閉塞して制御する。計測される側縁部30aの温度が低温の場合には、最大圧力とするために、例えば全ての電磁弁を開きながら制御する。
比例電磁弁の場合には、制御装置16に組み込まれた制御回路によって、制御範囲内の最大0.15MPa〜最小0.05MPaでより細かく圧力調整することによって、最適の加熱温度が確保されるようにする。計測される側縁部30aの温度が高温の場合には、最小圧力とするために、例えば1つの電磁弁のみが開くように制御する。計測される側縁部30aの温度が低温の場合には、最大圧力とするために、例えば比例電磁弁を全て開きながら制御する。比例電磁弁の場合には、5連電磁弁と比較して、制御性や軽量化にメリットが生じると共に、必要以上にガスを使用なくなるので、ガスの使用量を削減することが可能になる。
本実施形態では、アスファルトフィニッシャ20の移動速度は、補助運転席28のオペレータからの指示により、運転席21aのオペレータの運転によって調整することで制御することができる。すなわち、補助運転席28のオペレータは、制御装置16において可視化された、バーナー本体12の直後の先行舗装体30の側縁部30aの温度を見ながら、施工現場の状況や、気温等の諸条件に応じて予め設定された、例えば2.0m/min〜0.5m/minの範囲で、アスファルトフィニッシャ20が所定の速度で移動するように運転席21aのオペレータに指示することによって、移送速度を制御することができる。
ここで、放射温度計15を用いて計測された、バーナー本体12の直後の先行舗装体30の側縁部30aの温度は、制御装置16において、色によって識別可能なように可視化することができる。例えば150℃の適正な位置は緑色で表示し、加熱しすぎや加熱が足りない時は赤色で表示することができる。例えば表示されている画面が緑色の領域から120℃以下の赤色の領域を表示するようになった場合には、加熱温度が低いので、バーナー本体12を先行舗装体30の側縁部30aにもっと近づける必要があることや、燃焼ガスが無くなってきていること等の情報を目で見て得ることが可能になる。例えば表示されている画面が緑色の領域から180℃以上の赤色の領域を表示するようになった場合には、加熱しすぎなので、バーナー本体12の位置を上げる必要があること等の情報を目で見て得ることが可能になる。これらによって、経験や感覚に頼って把握されていた先行舗装体30の側縁部30aの加熱温度を、可視化することにより客観的に把握することを可能にして、加熱するバーナー本体12の加熱部11の状況をモニタリングしながら、加熱温度を調整することが可能になる。
また、本実施形態では、バーナー本体12が移動した直後に計測される先行舗装体30の側縁部30aの温度が、所定の温度として、150℃以上、180℃以下となるように、燃料の供給量及び/又はアスファルトフィニッシャ20の移動速度を制御して、加熱温度を調整することが好ましい。これによって、アスファルトフィニッシャ20により加熱アスファルト混合物を敷き均した後に、ロードローラ等によって転圧して締め固めるまでの時間を想定した、例えばバーナー本体12が移動した後、2分後に計測される先行舗装体30の側縁部30aの温度が、好ましくは80℃以上となるようにすることが可能になる。またこれによって、先行舗装体30と後続舗装体との継ぎ目部において、これらの舗装体の間に付着し難い部分が生じることなく、強固に接合して、一体化することが可能になる。
なお、事前の検証実験によって、先行舗装体30の側縁部30aの加熱直後の温度を150℃以上とし、2分後の加熱温度を80℃以上として加熱条件を設定した場合に、継ぎ目部の付着効果が高くなるといった結果が得られている。
また、本実施形態では、検証実験として、バーナー本体12の移動速度を2.0m/minとし、燃焼ガスのガス圧力を0.15MPaとした場合に、先行舗装体30の側縁部30aの加熱直後の温度が151.2℃、2分後の加熱温度が80.3℃といった結果が得られた。バーナー本体12の移動速度を1.5m/minとし、燃焼ガスのガス圧力を0.12MPaとした場合に、先行舗装体30の側縁部30aの加熱直後の温度が158.2℃、2分後の加熱温度が87.2℃といった結果が得られた。バーナー本体12の移動速度を1.0m/minとし、燃焼ガスのガス圧力を0.09MPaとした場合に、先行舗装体30の側縁部30aの加熱直後の温度が157.5℃、2分後の加熱温度が85.9℃といった結果が得られた。バーナー本体12の移動速度を0.5m/minとし、燃焼ガスのガス圧力を0.06MPaとした場合に、先行舗装体30の側縁部30aの加熱直後の温度が159.1℃、2分後の加熱温度が86.0℃といった結果が得られた。
これらによって、本実施形態によれば、燃料の供給量及び/又はアスファルトフィニッシャ20の移動速度を制御することによって、先行舗装体30の側縁部30aの最適な加熱温度を得られることが判明する。
そして、上述の構成を備える路面加熱装置の加熱制御方法によれば、先行舗装体30の側縁部30aを、過度なばらつきがない状態で所定の温度に加熱できるようにして、先行舗装体30と後続舗装体とが一体となった、品質の良い舗装体を容易に形成することが可能になる。
すなわち、本実施形態の加熱制御方法によれば、路面加熱装置10は、先行舗装体30の側縁部30aに沿って配置される加熱部11を備えるバーナー本体12を有しており、加熱部11を先行舗装体30の側縁部30aに沿わせた状態で、燃料供給路13を介して供給される燃料を燃焼させて加熱部11を加熱しながら、バーナー本体11を移動させることによって、先行舗装体30の側縁部30aを加熱するようになっており、また路面加熱装置10は、アスファルトフィニッシャ20に取り付けられていて、アスファルトフィニッシャ20の移動により移動するようになっており、バーナー本体11が先行舗装体30の側縁部30aに沿って移動するのに伴って、バーナー本体11の直後の先行舗装体30の側縁部30aの温度を計測して、計測された温度が所定の温度となるように、燃料の供給量及び/又はアスファルトフィニッシャ20の移動速度を制御して、加熱温度を調整するようになっている。
これによって、本実施形態によれば、従来の方法のように、経験や感覚に頼って、加熱状態を観察しながら加熱の制御を行うのではなく、好ましくは先行舗装体30の側縁部30aの加熱状態を可視化して、加熱状態を客観的に逐次把握しながら、燃料の供給量やアスファルトフィニッシャ20の移動速度を制御することが可能になるので、先行舗装体30の側縁部30aを、過度なばらつきを生じることなく、最適な温度で加熱することを可能にして、先行舗装体30と後続舗装体とが一体となった、品質の良い舗装体を形成することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、バーナー本体の加熱部は、先行舗装体の側縁部の上面に沿って配置される第1加熱面と、先行舗装体の側縁部の側面に沿って配置される第2加熱面とを含む、L字形の断面形状を備えている必要は必ずしも無く、例えば先行舗装体の側縁部の上面や側面のみに沿って配置される加熱面を備える、平板形状の加熱部であっても良い。また、バーナー本体の加熱部は、先行舗装体の側縁部を加熱できるものであれば、面状のものである必要は必ずしも無い。バーナー本体の直後の先行舗装体の側縁部の温度を計測する温度計は、放射温度計である必要は必ずしも無く、好ましくはその他の種々の非接触式の温度計を用いることができる。
10 路面加熱装置
11 加熱部
11a 第1加熱面
11b 第2加熱面
12 バーナー本体
13 燃料供給路
13a 供給口配管部
13b 枝分れ配管部
13c 接続配管
14 取付け支持装置
14a 取付け基部
14b 横方向伸縮ロッド部
14c 縦方向伸縮ロッド部
14d バーナー固定部
15 放射温度計
15a 目印レーザ
16 制御装置
20 アスファルトフィニッシャ
21 車両本体部
21a 運転席
21b 後部開口部
22 ホッパー部
23 スクリュースプレッダ
24 スクリード
25 支柱部
28 補助運転席
30 先行舗装体
30a 側縁部
32 被舗装面
X 進行方向

Claims (6)

  1. 加熱アスファルト混合物による舗装体を道路の幅員方向に工区分けして形成する工事において、先行する工区の先行舗装体に後続して施工される、隣接する工区の後続舗装体の加熱アスファルト混合物を敷設するのに先立って、前記先行舗装体の側縁部を加熱する際に用いる路面加熱装置の加熱制御方法であって、
    前記路面加熱装置は、前記先行舗装体の側縁部に沿って配置される加熱部を備えるバーナー本体を有しており、前記加熱部を前記先行舗装体の側縁部に沿わせた状態で、燃料供給路を介して供給される燃料を燃焼させて加熱部を加熱しながら、前記バーナー本体を前記先行舗装体の側縁部に沿って移動させることによって、前記先行舗装体の側縁部を加熱するようになっており、
    前記路面加熱装置は、被舗装面に加熱アスファルト混合物を所定の厚さで敷き均すアスファルトフィニッシャに取り付けられて、該アスファルトフィニッシャの移動により移動するようになっており、
    前記バーナー本体が前記先行舗装体の側縁部に沿って移動するのに伴って、前記バーナー本体の直後の前記先行舗装体の側縁部の温度を計測して、計測された温度が所定の温度となるように、前記燃料の供給量及び/又は前記アスファルトフィニッシャの移動速度を制御して、加熱温度を調整するようになっており、
    前記バーナー本体が移動した直後に計測される前記先行舗装体の側縁部の温度を可視化して、計測された温度の変化を見ながら、計測される前記先行舗装体の側縁部の温度が所定の温度となるように、前記燃料の供給量及び/又は前記アスファルトフィニッシャの移動速度を制御して、加熱温度を調整する路面加熱装置の加熱制御方法。
  2. 前記バーナー本体が前記先行舗装体の側縁部に沿って移動するのに伴って、前記バーナー本体の直後の前記先行舗装体の側縁部の温度を、放射温度計を用いて計測する請求項1記載の路面加熱装置の加熱制御方法。
  3. 前記バーナー本体が、前記先行舗装体の側縁部の上面に沿って配置される第1加熱面と、前記先行舗装体の側縁部の側面に沿って配置される第2加熱面とを含む、L字形の断面形状の加熱部を備えている請求項1又は2記載の路面加熱装置の加熱制御方法。
  4. 前記燃料が、燃焼ガスである請求項1〜3のいずれか1項記載の路面加熱装置の加熱制御方法。
  5. 前記バーナー本体が移動した直後に計測される前記先行舗装体の側縁部の温度が、150℃以上、180℃以下となるように、前記燃料の供給量及び/又は前記アスファルトフィニッシャの移動速度を制御して、加熱温度を調整する請求項1〜4のいずれか1項記載の路面加熱装置の加熱制御方法。
  6. 前記バーナー本体が移動した後、2分後に計測される前記先行舗装体の側縁部の温度が、80℃以上となるように、前記燃料の供給量及び/又は前記アスファルトフィニッシャの移動速度を制御して、加熱温度を調整する請求項5記載の路面加熱装置の加熱制御方法。
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