JP6469226B2 - 高電圧回路遮断器、およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道、特に標準的な15kVおよび25kVのACシステムなどの高電圧交流電化システムを使用する列車向けの回路遮断器および電気機器に関する。
多くの電圧システムが世界中で鉄道電化に使用されている。関連規格で指定される電圧が使用されることが最も多い。現在、交流の場合、15kVおよび25kVのシステムが広く普及している。また、世界中には、10kVより高いAC電圧を使用する鉄道があり、25kV高いより電圧を使用する線路もある。本明細書では、これらの電圧、または10kVより高い他の電圧を、「高い」と呼ぶ。また、本明細書では、「回路遮断器」という用語は、「高電圧回路遮断器」を意味するものとする。
典型的には、鉄道車両は、パンタグラフを介して送電線に接続し、この接続は、回路遮断器によって切換え可能である。配電の分野では、回路遮断器は、保守、短絡トリッピング、または別の異常の場合に電流をオフに切り換えるデバイスとして理解されることが多い。しかし、列車の電化の分野では、回路遮断器は、規則的に動作する制御可能なスイッチを意味する。
鉄道列車回路遮断器は、そのようなデバイスが、異常な状況でのみ時々動作するのではなく、毎日決まって動作するため、高い耐久性を有していなければならない。列車回路遮断器は、その有効寿命中に数10万回の切換えサイクルを実行することが必要とされる可能性があり、これは何らかの他の分野で回路遮断器に必要とされる回数の数千倍を超える。
従来の高AC電圧の鉄道回路遮断器は、真空内に1対のコンタクトを含む。回路がオンに切り換えられると、これらのコンタクトは、機械的に接続される。真空は、高電圧アークの発生を制限して最小にする小さく耐久性のあるデバイス内での高電圧の切換えを可能にする。
典型的には、回路遮断器は、列車車両の屋根上に配置されており、列車の空気力学に悪影響を及ぼす。
低コストで維持することができる簡単な構造を有する小型の高電圧回路遮断器を提供することが望ましい。また、回路遮断器の耐久性を改善することが望ましい。また、列車車両の屋根上に取り付けられたとき、従来の回路遮断器を有する列車車両に比べて空気抵抗を減少させ、したがって列車車両の速度およびエネルギー効率を増大させる回路遮断器を提供することが望ましい。
本発明の一態様によれば、請求項1に記載の構成を採用する高電圧回路遮断器が提供される。
本発明によれば、回路遮断器のサイズを減少させ、同時にその耐久性を改善しながら、回路遮断器を簡単な構造で形成することが可能である。サイズが低減されるため、回路遮断器の質量が低減され、空力抵抗がより小さくなる。
本発明の別の態様によれば、請求項14に記載の真空インタラプタモジュールが提供される。
本発明の別の態様によれば、請求項15に記載の駆動モジュールが提供される。
本発明の別の態様によれば、駆動モジュールの駆動部材は、電気絶縁棒材とすることができる。
本発明の別の態様によれば、駆動モジュールハウジングは、誘電材料で充填することができ、または真空を閉じ込めることができ、その結果、駆動部材の少なくとも一部が、この誘電材料内に浸漬され、または真空によって取り囲まれる。これにより、回路遮断器をより小型で、耐久性があり、保守が少なくて済むものにすることができる。
本発明の別の態様によれば、駆動モジュールおよび真空インタラプタモジュールは、分離可能とすることができ、その結果、他方のモジュールを交換することなく、一方のモジュールを交換することができる。これにより、回路遮断器の好都合な保守が可能になる。
本発明の別の態様によれば、高電圧回路遮断器は、真空インタラプタモジュールおよび駆動モジュールに対する封入部をさらに含むことができ、封入部は、絶縁層と、導電層と、少なくとも2つの電気コンタクトへの外側からの電気接続を可能にする少なくとも2つの開口とを有する。これにより、アース構造に対する回路遮断器のより小型の位置決めが可能になる。
本発明の別の態様によれば、封入部は、駆動モジュールを少なくとも一部受け取る開口を有することができる。これにより、封入部を有する回路遮断器の好都合な保守が可能になる。
好ましい構成では、高電圧回路遮断器は、真空インタラプタハウジングと、真空インタラプタハウジング内の少なくとも2つの電気コンタクトとを含む真空インタラプタモジュールを含み、2つの電気コンタクトのうちの少なくとも1つは、他方に対して可動であり、2つの電気コンタクトが互いに係合および係合解除して高電圧接続を形成および遮断することを可能にし、真空インタラプタモジュールは、真空インタラプタモジュールに対する封入部をさらに含み、封入部は、絶縁層と、外側の導電性接地スクリーン層と、高電圧の分離可能な遮蔽コネクタへの接続を可能にする少なくとも2つの開口と、高電圧回路遮断器向けの駆動モジュールを少なくとも一部受け取る開口とを有する。
また、好ましい構成では、高電圧回路遮断器は、絶縁ハウジング内に電気絶縁駆動部材を含む駆動モジュールを含み、駆動部材は、確実な誘電性能を確実にするために周囲の空気または湿気と接触せず、電気絶縁駆動部材は、アクチュエータを真空インタラプタの可動コンタクトに機械的に連結させる。
高電圧回路遮断器は、好ましくは、アクチュエータを含む。しかし、アクチュエータは、好ましい構成または請求項1に記載の構成を採用する回路遮断器内の任意選択の部分である。
好ましくは、真空インタラプタモジュールに対する封入部は、駆動モジュールのすべてまたは一部にわたって延び、駆動モジュールのうち封入部によって覆われていない部分は、駆動モジュール自体の導電スクリーンによって覆われる。好ましくは、少なくとも2つの電気接続開口もまた、導電スクリーンで覆われる。好ましくは、複数の導電スクリーンが、連続するスクリーンをともに形成し、このスクリーンは接地させることができる。したがって、好ましくは、高電圧電界は、各開口に分離可能な遮蔽コネクタまたは遮蔽キャップが装着されたとき、完全に閉じ込められる(キャップは、終端プラグの上に配置することができる)。高電圧電界を完全に閉じ込めることで、回路遮断器および遮蔽コネクタのあらゆる部分を、アース構造に密接に位置決めすることが可能になる。
本発明の別の態様によれば、鉄道向けの高電圧回路遮断器システムが提供され、この高電圧回路遮断器システムは、本発明の1つまたは複数の態様による回路遮断器と、2つの電気コンタクトを係合または係合解除するようにアクチュエータに指示する制御ユニットとを備える。
本発明の別の態様によれば、制御ユニットおよび/または回路遮断器は、高電圧回路遮断器システム内で列車車両の屋根の下に配置される。これにより、回路遮断器システムの耐久性を増大させることが可能になる。
好ましい構成では、別個の制御ユニットが、電気ケーブルによって回路遮断器に連結される。また、好ましくは、制御ユニットは、列車車両内に配置される。
本発明の別の態様によれば、回路遮断器は、高電圧回路遮断器システム内で列車車両の屋根の上に水平に向けて配置することができる。これにより、屋根上回路遮断器を有する列車車両の空気抵抗を減少させることが可能になる。
本発明の別の態様によれば、回路遮断器は、列車車両の屋根上の空力カバーの下に配置することができる。同様に、これにより、屋根上回路遮断器を有する列車車両の空気抵抗を減少させることが可能になる。
好ましい構成では、回路遮断器は、列車車両本体の内側または外側で屋根レベルより下に位置する比較的小型の機器密閉容器またはケース内に、垂直または水平などの任意の向きで設置される。これにより、屋根上の設置と比較すると、列車車両の空気抵抗を減少させることが可能になり、列車車両の屋根空間のより効率的な使用が可能になり、列車または機器ケースの内側の環境条件はより穏やかであるため回路遮断器の耐久性を増大させることが可能になり、保守目的でのより容易なアクセスが可能になる。
本発明の別の態様によれば、回路遮断器は、防振台によって、列車車両に取り付けることができる。これにより、回路遮断器の動作による車両内へのノイズおよび振動の伝達が低減される。
本発明の別の態様によれば、高電圧回路遮断器システムは、2つの電気コンタクトのいずれかを流れる電流を測定する電流プローブ、および/または2つの電気コンタクト間の電圧バイアスを測定する電圧プローブを含むことができ、制御ユニットは、測定結果を処理して、真空インタラプタハウジング内の真空損失および/またはトリッピング状態を検出するように適合される。
本発明の別の態様によれば、高電圧回路遮断器システムは、避雷器、電流変換器、電圧変換器、およびブッシングアセンブリという機器の1つまたは複数を含むことができる。そのような機器は、回路遮断器に直接装着することができる。1つまたは複数の遮蔽避雷器を含むことで、システムは、より安全でより耐久性のあるものになる。1つまたは複数の電流変換器は、過電流の検出、エネルギーの計測、および真空損失の検出を含む目的で使用することができる。電流変換器は、電気接続のいずれかまたは隣接する高電圧の遮蔽ケーブルアセンブリを流れる電流を測定するために使用することができる。1つまたは複数の電圧変換器は、列車の制御、エネルギーの計測、および真空損失の検出の目的で、線間電圧を検出/測定するために使用することができる。真空インタラプタハウジング内の真空損失および/またはトリッピング状態の検出は、測定結果を処理するように適合された制御ユニット内で実行することができる。少なくとも1つのブッシングアセンブリは、パンタグラフ、アーススイッチ、電圧変換器、高電圧バスバー、および車両間ジャンパケーブルなどの遮蔽されていない高電圧機器に回路遮断器を接続するために使用することができる。
添付の図面は、本発明の原理について説明する目的で、本明細書に組み込まれており、本明細書の一部を形成する。これらの図面は、本発明をどのように形成および使用することができるかに関する図示および記載の例のみに本発明を限定すると解釈されるべきではない。本発明による類似または対応する詳細には、同一の参照番号を提供する。本発明のさらなる可能な特徴および利点は、添付の図面を参照すれば、以下の説明から明らかになるであろう。
鉄道向けの高電圧回路遮断器の封入された真空インタラプタモジュールの上面図である。 鉄道向けの高電圧回路遮断器の封入された真空インタラプタモジュールの側面断面図である。 鉄道向けの高電圧回路遮断器の駆動モジュールの断面の側面図である。 前述の図の駆動モジュール内で使用される電気絶縁駆動部材の断面図である。 鉄道向けの高電圧回路遮断器の駆動モジュールの断面の側面図である。 開状態の高電圧回路遮断器の断面図である。 閉状態の高電圧回路遮断器の断面図である。 図3に示す絶縁駆動モジュールを含む別の高電圧回路遮断器の断面図である。 保護ケースが装着された回路遮断器の外部の上面図である。 保護ケースが装着された回路遮断器の外部の側面図である。 保護ケースが装着された回路遮断器の外部の正面図である。 列車車両に設置された高電圧回路遮断器システムの概略的な側面図である。 列車車両に設置された高電圧回路遮断器システムの概略的な上面図である。 列車車両に設置された別の高電圧回路遮断器システムの概略的な側面図である。 モジュール式の高電圧回路遮断器システムを構成するために使用することができる様々な構成要素を示す図である。 モジュール式の高電圧回路遮断器システムを構成するために使用することができる様々な構成要素を示す図である。 モジュール式の高電圧回路遮断器システムを構成するために使用することができる様々な構成要素を示す図である。 モジュール式の高電圧回路遮断器システムを構成するために使用することができる様々な構成要素を示す図である。 モジュール式の高電圧回路遮断器システムを構成するために使用することができる様々な構成要素を示す図である。 モジュール式の高電圧回路遮断器システムを構成するために使用することができる様々な構成要素を示す図である。 図7Aおよび図7Bに示すモジュール式の高電圧回路遮断器システムの一部の上面図である。 図7Aおよび図7Bに示すモジュール式の高電圧回路遮断器システムの一部の側面図である。
本発明の図示の実施形態について、図面を参照して説明する。これらの図面では、同様の要素および構造は、同様の参照番号で示されている。
図1Aおよび図1Bを参照すると、封入された真空インタラプタモジュール10の断面の上面図および側面図の例がそれぞれ示されている。このモジュールは、鉄道向けの高電圧回路遮断器の一部として使用することができる。モジュール10は、真空インタラプタハウジング12を含み、ハウジング12は、ハウジング12内に面14Aおよび14Bを有する2つの電気コンタクトを組み込む。本明細書では、「真空インタラプタハウジング」という表現は、「真空インタラプタボトル」という表現と交換可能であると理解される。面14Aを有するコンタクトは、面14Bを有するコンタクトに対して可動であり、2つの電気コンタクトが係合および係合解除して高電圧接続を形成および遮断することを可能にする。図1Aおよび図1Bでは、面14Aおよび14Bを有するコンタクトは係合解除されている。
真空インタラプタモジュールの効率的な使用のために、真空インタラプタハウジング内のガスの圧力は通常、高真空範囲または超高真空範囲内である。図1Aおよび図1Bでは、ボトル12は、セラミック区間12Aと、真空ボトルの導電エンドキャップ12Bおよび12Cとを含むことから、従来のものである。また、ボトル12は、面14Aを有する可動コンタクトに対する真空気密封止を提供するために、ベローズ18を含む。ベローズは、ベローズフランジ18Aを含み、導電性材料から形成することができる。
本発明の真空インタラプタモジュールが、本発明の駆動モジュールなどの追加の部分と組み立てられて回路遮断器を形成するとき、可動コンタクトは、駆動部材と結合される。真空インタラプタモジュール10内の可動コンタクトは、可動コンタクトステム15Aを有し、可動コンタクトステム15Aによって結合を形成することができる。したがって、電気コンタクト面14Aは、可動コンタクトの第1の端部に位置し、可動コンタクトステム15Aは、可動コンタクトの第2の端部へ突出する。可動コンタクトステム15Aは、真空ボトル12から突出する。
さらに、真空インタラプタモジュール10は、可動コンタクトステム15Aと駆動部材との機械的結合および接続ブロック17Aへの電気接続のために、摺動コンタクト部材16を含み、コンタクト部材16は、接続ブロック17Aに摺動可能に取り付けられる。可動コンタクトステム15Aは、ベローズ18内へ挿入され、ベローズ18を通って突出する。アセンブリとベローズとの間の接続は、真空気密である。また、摺動コンタクト部材16は、ねじ山または他の適した手段によって、可動コンタクトステム15Aに堅く取り付けられる。摺動コンタクト部材16は、金属から形成される。接続ブロック17Aは、典型的には、導電性材料の1つまたは複数の部分から形成することができる円筒形の構成要素であり、金属から形成することができる。接続ブロックとコンタクト部材との間の摺動可能な取付けは、リブおよびスロットによって実現することができる。
接続ブロック17Aは、駆動モジュールの駆動モジュールハウジング、たとえば図2Aに示す駆動モジュール260の駆動モジュールハウジング262または図3に示す駆動モジュール360の駆動モジュールハウジング362と、機械的に係合するような形状である。たとえば、接続ブロックキャビティフランジ17Fは、駆動モジュールハウジング262または362(図2Aおよび図3参照)のおねじ263ATまたは363ATと係合するように設計されためねじ17Tを有することができる。
真空インタラプタモジュール10内には、電気コンタクト面14Aと接続ブロック17Aとの間に少なくとも1つの電気経路が位置する。これは、概して、摺動部材16およびアセンブリ15Aおよび摺動部材16を介する。別の例では、電気経路は、アセンブリ15Aの一部およびベローズ18の一部を含むことができる。この経路の抵抗は、電流によってベローズを損傷しないように選択されるべきである。したがって、好ましい構成では、電流のほとんどまたはすべて、たとえば80%を超える電流が、摺動部材を通過する。
この例によれば、真空インタラプタモジュール10は、それぞれ接続ブロック17A内へねじ込まれてナット22Aおよび22Eによって定位置に保持される頭なし導電ねじ21Aおよび21Eをさらに含み、またはそうでなければ、ねじ山に沿って適した位置に六角フラットを組み込む一体の構成要素から構成することができる。ねじ21Aおよび21Eは、それぞれ突出部分23Aおよび23Eを有し、接続スタッドを呈する。したがって、面14Aを有する電気コンタクトに、外部デバイスを電気的に結合することができる。
面14Bを有する静止した電気コンタクトは、真空ボトル12によって定位置に保持される固定コンタクトステム15Bを有する。固定コンタクトステム15Bと真空ボトル12との接続は、真空気密である。面14Bを有する電気コンタクトは、遮蔽ケーブルなどの外側コネクタへの接続を容易にするために、真空ハウジング12の外側のコンタクト、この例では頭なし導電ねじ21Cに電気的に結合される。
ねじ21Cは、導電ブロック17Bを通ってねじ込まれて、このブロック内でナット22Cによって固定される。このブロックは、それぞれナット22Bおよび22Dによって定位置に保持されたさらに2つの導電ねじ21Bおよび21Dを収容する。しかし、コンタクト面14Aおよび14Bは、係合されていないとき、真空によって互いに絶縁され、また真空ボトルまたは真空インタラプタハウジングの他の部分に対する材料の選択によって互いに絶縁される。
真空インタラプタモジュール10は、構造絶縁円筒24をさらに含む。円筒24は、GRP(ガラス繊維強化ポリマー)から形成することができる。円筒24と、真空インタラプタハウジング12と、コンタクトブロック17Aおよび17Bとの間の空間は、誘電フィラー25で充填されており、好ましくは誘電フィラー25には空隙がない。
さらに、図1Aおよび図1Bの真空インタラプタモジュール10は、封入部20を含む。封入部は、絶縁層28と、導電層29と、面14Aおよび14Bを有するコンタクトへの電気接続を可能にする少なくとも2つの開口またはポートとを有し、5つの開口26A、26B、26C、26D、および26Eが示されている。また、封入部20は、回路遮断器の駆動モジュールを少なくとも一部受け取る開口22を有する。この例では、開口は、構造絶縁円筒24およびコンタクトブロック17Aから突出する封入区分20Aによって形成される。導電層29は、絶縁層28に対して外側の層である。さらに、封入部は、任意選択の部分として、応力制御層27Aおよび27Bを含む。封入部は、主としてゴムから形成することができる。
封入部により、真空インタラプタモジュール10は、真空インタラプタモジュールおよび回路遮断器の外面を高電圧電界から遮蔽(すなわち、シールド)することに寄与することができる。また、駆動モジュールなどの回路遮断器の他の部分も、遮蔽に寄与することができる。遮蔽は、完全なものとすることができ、この場合、回路遮断器のあらゆる高電圧導電部分から回路遮断器の外側へのあらゆる経路が、絶縁区分および遮蔽区分を含む。
真空インタラプタモジュールは、異なる数の開口を含むことができる。特に、この数は、2以上とすることができる。開口は、たとえば、「T」字状またはまっすぐな形状の高電圧ブッシングおよび/または分離可能な遮蔽コネクタを受け取ることができる。開口は、好都合には、接続ブロックに対応する位置に形成することができる。開口は、回路遮断器の特有の位置決めを容易にするために、真空インタラプタモジュールの周りに分散させることができる。たとえば、真空インタラプタモジュール10内で、開口26Cは軸方向に位置する。そのような開口は、好都合には、回路遮断器が水平に位置決めされる場合に使用することができる。また、真空インタラプタモジュールは、回路遮断器を取り付けるために使用することができるモジュールの細長い側面上に、たとえば防振台上に水平に、開口なしで形成することができる。未使用の開口は、終端プラグ内のねじによって閉じることができ、終端プラグには、開口の空隙を充填し、電気絶縁性を提供し、導電性を有しまたは導電スクリーンを有するカバーが装着される。そのようなカバーは、未使用の開口上の回路遮断器スクリーンの連続性を確実にする。
封入部の絶縁層は、たとえば、シリコーンゴムから形成することができる。導電層は、たとえば、シリコーン導電コーティング、または絶縁層への永続的な接合を形成する他の導電ポリマーもしくは物質とすることができる。前述したように、封入部は、電気応力制御のために1つまたは複数の導電または半導電層を内側に有する区分を含むことができる。たとえば、図1Aで、封入部20の区分20Aは、その一部に応力制御層27Aを含む。そのような層は、たとえば、誘電率の高い材料または非直線性の酸化亜鉛で被覆された層を有する応力制御材から形成することができる。封入部は、構造絶縁円筒24など、真空インタラプタモジュールの内側部分に接合されたオーバーモールドとすることができる。封入部は、単体として形成することができ、またはいくつかの部品から構成することができる。図1Aでは、封入部は、2つの部品から構成され、封入部の部品20Aおよび20B間に境界面20Cが位置する。そのような境界面は、使用される場合、誘電グリスを含むことができる。
図2Aを参照すると、駆動モジュールハウジング262および駆動部材264を含む駆動モジュール260の断面の側面図の一例が示されている。図2Bは、この駆動部材を別個に示す。駆動部材264の部分264Bは、駆動部材のうち駆動部材部分264Bの端部に隣接する部分を互いに電気的に絶縁する。駆動部材ハウジングは、駆動部材の一部、たとえば駆動部材のうちその端部を除く部分を、周囲の空気から絶縁する。図2Aでは、周囲の空気から絶縁された駆動部材部分は、電気絶縁部分全体、すなわち部分264Bを含み、そのような構成は好ましいが、必要とされるわけではない。駆動部材は、棒材とすることができ、円形または矩形などの様々な断面を有することができる。電気絶縁駆動部材部分は、たとえば、GRPまたはガラス繊維入りナイロンから形成することができる。
駆動モジュール260は、少なくとも駆動部材264が面14Aを有する電気コンタクトと機械的に結合可能であるという意味で、図1Aおよび図1Bに示す真空インタラプタモジュール10に整合する。この例では、結合は、可動コンタクトステム15Aを含む。また、この例では、駆動モジュール260の駆動部材264と面14Aを有する電気コンタクトとの間の結合は、真空インタラプタモジュールの摺動コンタクト部材16を含む。駆動部材264は、端部部分264Aを含み、端部部分264Aは、この例では、円筒形の突起264Pを含む。この端部部分は、摺動コンタクト部材16と係合する。駆動部材は、ねじ山を使用して摺動コンタクト部材に取り付けることができる。この例では、駆動部材の円筒形の突起264Pは、ねじ山264Tを有し、ねじ山264Tは、摺動コンタクト部材16内のねじ山に整合する。駆動部材の端部部分および摺動コンタクト部材は、異なる整合形状を有することができ、たとえば、摺動コンタクト部材は、駆動部材との境界面に、円筒形のキャビティの代わりに突起を有することができ、駆動部材は、この突起に取付け可能なキャビティを有することができる。また、多層技法を使用することもできる。
図2Aの例では、駆動モジュールハウジング262は、電気絶縁材料を駆動モジュールハウジング内へ導入して押し出す封止可能なグランド268を含む。駆動モジュールは、均一の圧力および軽微な浸出補充を維持するために、外部のリザーバまたは圧力容器に接続することができる。別法として、駆動モジュールハウジングは、そのようなチャネルを含まなくてもよい。いずれにせよ、駆動部材部分264Bは、回路遮断器が使用されるとき、誘電体の液体またはゲルなどの絶縁流体266内へ浸漬することができる。たとえば、駆動部材部分264Bは、シリコーン油内へ浸漬することができる。駆動部材は、ハウジングからの絶縁材料の漏れまたは外側からのその汚染を防止するために、駆動モジュールハウジングに封止可能に取り付けることができる。図2Aおよび図2Bの例では、駆動部材264は、ピストン封止材271Aおよび271Bを含む。そのような封止材は、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から形成することができる。
駆動モジュールハウジングは、真空インタラプタモジュール、特に可動の電気コンタクトとは異なる部分に係合しまたは取り付けられるような形状とすることができる。図2Aでは、駆動モジュールハウジング262は、接続ブロック17A(図1A参照)と係合するために、フランジ263AFを含む。取付けは、たとえば、ねじ山を使用することができる。フランジ263AFは、前述したように、ねじ山263ATを有する。また、駆動モジュールハウジングは、封入部がそのモジュール内へ含まれる場合、真空インタラプタモジュールの封入部に嵌合する形状をとることができる。
図1A、図1B、図2A、および図2Bの例と同様にねじ山を使用することで、駆動モジュールハウジング262を真空インタラプタモジュール10内の開口22内へ挿入し、ねじ山263ATがねじ山17T内へ係合するように回転させることができる。駆動部材264は、ねじ山264Tが摺動コンタクト部材16内のねじ山内へ係合するように、独立して回転させることができる。そのような構成では、十分な強度の機械的結合および正しい調整を得ることが可能である。
駆動モジュールハウジングは、いくつかの部分からなる構成とすることができる。たとえば、駆動モジュールハウジング262は、ハウジング本体224と、フランジ263AFを有する第1の端部金具263Aと、第2の端部金具263Bと、導電層267とを含む。ハウジング本体は、ハウジングの端部を互いに電気的に絶縁する。また、ハウジング本体は、駆動部材の端部を互いに電気的に絶縁することができる。ハウジング本体は、たとえば、エルタライトなどのプラスチックから形成することができる。別法として、ハウジング本体は、別の剛性の絶縁材料から形成することができる。端部金具は、導電性材料、たとえば金属から形成される。金具のそのような構成は、回路遮断器の高電圧部分の周りに遮蔽を構築するのに役立つことができる。端部金具は、たとえば、ハウジング本体224に接合、圧着、またはねじ締めすることができる。また、導電層267は、回路遮断器の高電圧部分の周りの遮蔽に寄与する。
駆動部材内では、電気絶縁部分に隣接する部分はまた、導電性を有することができる。そのような構成は、回路遮断器の高電圧部分の周りに遮蔽を構築するのに役立つことができる。図2Aおよび図2Bでは、駆動部材264は、前述したような端部部分264Aと、端部部分264Cとを有する。また、駆動部材264は、ピストン封止材271Aおよび271Bを有する。端部部分264Aおよび254Cはまた、駆動部材の端部金具と呼ぶことができる。端部部分264Aおよび254Cは、円形とすることができ、金属から形成することができる。
駆動部材は、アクチュエータに結合される。端部金具264Cは、そのような結合に対する形状とすることができ、たとえば、特に円筒形の形状の突起またはキャビティと、ねじ山とを有することができる。
図2Aでは、電気絶縁駆動部材は、駆動モジュールハウジングに対してその最も右の位置にある。駆動部材264がそのような位置にあり、駆動モジュール260および真空インタラプタモジュール10がつなぎ合わされて高電圧回路遮断器を形成するとき、電気コンタクト面14Aは、電気コンタクト面14Bと係合される(図4Bも参照されたい)。駆動部材64は、最も左の位置へ動かすことができ、この場合、端部金具264Cは、破線265Bに到達する。当然ながら、駆動部材の他の部分も動く。駆動部材の金具264Aの左側の縁部および絶縁部分264Bの右側の縁部は、破線265Aに到達する。駆動部材264がそのような位置を得たとき、電気コンタクト面14Aおよび14Bは係合解除される(図4Aも参照されたい)。
駆動モジュール260および真空インタラプタモジュールがつなぎ合わされて回路遮断器を形成し、真空インタラプタモジュールが封入部を有するとき、封入部は、駆動モジュールのさらなる端部、たとえば図2Aの端部金具263Bなどの遮蔽金具まで延びなくてよい。これにより、導電層267が遮蔽になす寄与が増大されるはずである。導電層は、半導電性の「アーススクリーン」塗料層とすることができる。駆動モジュールハウジングと封入部との間の境界面には、耐トラッキング性の電気封止を提供するために、グリスを塗ることができる。
絶縁駆動モジュールは、保守なしで250,000サイクルを超えて動作するように設計することができる。これは、25kVのレールの高電圧絶縁要件に合うように、200kV以上の基礎絶縁レベル(BIL)定格を有することができる。これは、真空インタラプタモジュールおよびアクチュエータとの機械的接続が選択されるため、交換可能とすることができる。
図3を参照すると、高電圧回路遮断器に対する別の駆動モジュール360の断面の一例が示されている。駆動モジュール360はまた、真空インタラプタモジュール10と結合可能である。駆動モジュール360は、駆動モジュールハウジング362および電気絶縁駆動部材364を含む。駆動モジュールハウジング362は、図2Aのフランジ263AFに類似しているフランジ363AFを含む。また、駆動モジュールハウジング362は、図2Aの突起264Pに類似している突起364Pを含む。さらに、ねじ山363ATおよび364Tは、それぞれ図2Aのねじ山263ATおよび264Tに類似している。したがって、駆動モジュール360は、真空インタラプタモジュール10と結合することができる。
駆動部材364は、部分364A、364B、および364Cを含むと見なすことができる。駆動部材部分364Bは、部分364Aおよび364Cを互いに電気的に絶縁する。また、駆動部材の一部、特に絶縁部分364Bから構成される部分、端部部分364Aの区間364AF、および端部部分364Cの区間364CFは、周囲の空気から絶縁される。この目的で、駆動モジュールハウジング362は、区間364AFおよび364CFにしっかりと取り付けられたベローズ371Aおよび371Bを含む。ベローズは、ステンレス鋼から形成することができる。駆動部材364は、その最も左の位置へ動くとき、図5にあるように、その部分364Aの厚い区間によって破線365Aに到達し、その部分364Cによって破線365Bに到達する。絶縁部分364Bならびに区間364AFおよび364CFは、破線365Bの方向に同じ距離だけ動く。
駆動部材364のうち周囲の空気から絶縁された部分は、ガスなどの絶縁材料366内へ浸漬することができ、または真空インタラプタモジュール内の真空とは異なる真空によって取り囲むことができる。ガスは、六フッ化硫黄(SF)とすることができる。ガスは、大気圧を超える圧力下に置くことができる。駆動モジュールハウジング内の真空は、真空インタラプタモジュール内の真空より高い圧力のガスを有することができる(すなわち、駆動モジュール内の真空レベルは、真空インタラプタモジュール内の真空レベルより高くすることができる)。
さらに、駆動モジュールハウジング362は、絶縁体324を含み、絶縁体324は、セラミックとすることができる。また、駆動モジュールハウジング362は、キャップ322Aおよび322Bを含み、キャップ322Aおよび322Bは、導電性を有することができ、たとえば金属から形成することができる。駆動モジュールハウジング362は、好ましくは空隙のない絶縁性または誘電フィラー325と、電気絶縁管材334と、棒材、すなわち駆動部材364に対する案内カラー368および369とをさらに含む。端部金具363Aおよび363Bは、端部金具263Aおよび263Bとは形状が異なるが、同様に導電性を有することができ、たとえば金属から形成することができる。層267に類似している導電層を、端部金具363B付近で管材334に追加することができる。
図4Aおよび図4Bを参照すると、鉄道向けの高電圧回路遮断器400の側面図が示されている。回路遮断器400は、駆動モジュール260と係合された真空インタラプタモジュール10と、電気コンタクト14Aおよび14Bを係合または係合解除するように駆動モジュールの駆動部材と結合されたアクチュエータ490とを含む。図4Aでは、コンタクトは係合解除されている。図4Bでは、これらのコンタクトは係合されている。
この例では、アクチュエータは、ケーシング494内に保持されるコンタクト圧力ばね492を介して駆動部材と結合される。アクチュエータは、本体499およびシャフト489を有する。本体は、駆動モジュールのハウジングに対して固定の位置にある。この位置は、ねじまたはボルト497Aおよび497Bによって駆動モジュールハウジングに取り付けられた保持ブラケット496によって維持される。アクチュエータは、シャフトの位置を決定する位置センサを含むことができる。アクチュエータは、制御信号を受け取るソケットを含むことができる。
回路遮断器は、ベースプレート498などのベースプレート上に取り付けることができる。回路遮断器は、防振台によって列車車両に取り付けることができる。
図5を参照すると、駆動モジュール360と係合された真空インタラプタモジュール10を含む高電圧回路遮断器500が示されている。電気コンタクト14Aおよび14Bは、同様に係合されている。
図6A、図6B、および図6Cを参照すると、保護ケースが装着された回路遮断器の回路遮断器600の外部の上面図、側面図、および正面図が示されている。回路遮断器600は、列車車両の屋根上に、または屋根から離して、または空力カバーの下に、水平に取り付けることができる。好ましくは、回路遮断器の高さは、190mm以下とし、開口のない区域内の幅は185mm以下とし、開口のある区域内の幅は260mm以下とすることができる。さらに、回路遮断器の長さは、好ましくは、980mm以下とすることができる。回路遮断器内の遮蔽は、アースまたは接地され、回路遮断器は、アース構造に接触することができる。
真空インタラプタモジュール、駆動モジュール、およびアクチュエータなどの回路遮断器部分は機械的に結合され、回路遮断器は、ワイアおよび/または無線で制御ユニットに接続することができる。ワイア接続が使用される場合、回路遮断器は、アクチュエータを制御ユニットに接続するためのコネクタとのソケットまたはワイアを含む。制御ユニットは、可動コンタクトを係合または係合解除するようにアクチュエータに指示する。したがって、この技法は、たとえば上記の構成の1つの回路遮断器と制御ユニットとを含む高電圧回路遮断器システムを提供する。制御ユニットは、列車からの信号を、可動コンタクトを係合または係合解除するようにアクチュエータを制御する信号に適合させる。
図7Aを参照すると、回路遮断器システム750Aが概略的に示されており、回路遮断器システム750Aは、回路遮断器700と、真空インタラプタモジュール内の電気コンタクトを係合または係合解除するように回路遮断器のアクチュエータに指示する制御ユニット710とを含む。
また、図7Aは、列車車両の屋根790上に回路遮断器を配置することができ、列車車両の屋根の下に制御ユニット710を配置することができることを示す。この例では、制御ユニットは、回路遮断器制御接続712を介して回路遮断器へ制御信号を送る。制御ユニット710は、列車制御接続714を介して列車からの信号を受け取る。さらに、図7Aは、回路遮断器が屋根上に位置決めされたとき、回路遮断器を水平に向けることができることを示す。
さらに、図7Aは、この例ではアーススイッチ740を介して、回路遮断器がパンタグラフ730に接続されることを概略的に示す。アーススイッチおよびパンタグラフは、回路遮断器システムの一部と見なすことができる。
回路遮断器からの高電圧は、遮蔽高電圧ケーブル784を通って床下主変圧器760へ伝送することができる。また、この高電圧は、車両間ジャンパ770を介して別の車両へ伝送することができる。
パンタグラフおよびアーススイッチからの保護されていない接続が終わる高さが、高さHとして示されている。この高さは、隙間によって可能になるアース構造の最小距離より小さくすることはできない。回路遮断器700は、ケーブル終端ブッシング706を含むブッシングアセンブリ701を介して、アーススイッチ740に接続される。ブッシングアセンブリは、好ましくは、剛性の終端ブッシングアセンブリである。
選択肢として、回路遮断器は、破線780により概略的に示されているカバーによって保護することができる。カバーは、回路遮断器システムの空気抵抗を減少させる空力カバーとすることができる。追加または別法として、カバーは、機械的保護として働くことができる。たとえば、カバーは、遮蔽ケーブル784のうち列車車両の屋根上に配置される部分を保護することができる。追加または別法として、カバーは、汚染、日光、または雨などによって引き起こされる環境の影響から回路遮断器を保護することができる。
図7Bを参照すると、回路遮断器システム750Aの上面図が示されている(しかし、上述したすべての部分が見えるわけではなく、たとえば制御ユニット710は図7Bに図示されていない)。図7Bでは、システム750Aが、電流変換器893A、893B、および893C、遮蔽避雷器890Aおよび890B、ならびに遮蔽電圧変換器またはプローブ895Aおよび895Bをさらに含むことが分かる。電流変換器893Aは、回路遮断器700を通る全電流を測定するのに有用である。電流変換器893Bおよび893Cは、異なる回路分岐内へ流れる電流を測定するのに有用である。特に、電流変換器893Bは、車両間ジャンパ770を流れる電流を測定するのに有用であり、電流変換器893Cは、床下主変圧器760へ流れる電流を測定するのに有用である。そのような分岐は、2段重ねのケーブル終端803によって配置される(当然ながら、回路遮断器内の異なる開口で他の分岐が始まることもできる)。2段重ねのケーブル終端は、2つの分離可能なケーブル遮蔽コネクタから構成することができる。回路遮断器システム内で使用することができるこれらの要素のさらなる拡大図は、図8A〜8Eに示されている。
図7Cを参照すると、回路遮断器システムの複数の部分を列車車両内にどのように分散させることができるかに関するさらに2つの例が概略的に示されている。システム750Bは、それぞれ遮蔽ケーブル784Aおよび784Bを介して床下主変圧器760に接続された2つの回路遮断器700Aおよび700Bを含む。
図7Cの回路遮断器700Aおよび制御ユニット710Aの位置から、回路遮断器およびそれに関連する制御ユニットはどちらも、列車車両の屋根上に配置することができることが分かる。選択肢として、これらは、カバー782の下に配置することができ、または屋根が湾曲している場合は屋根の外殻線の下に配置することができる。
また、回路遮断器700Bおよび制御ユニット710Bの位置から、回路遮断器およびそれに関連する制御ユニットはどちらも、列車車両の屋根の下に配置することができることが分かる。回路遮断器および制御ユニットは、部屋722などの同じ部屋内に配置することができる。回路遮断器は、屋根ブッシング716および遮蔽ケーブル784Cを介してパンタグラフに接続することができる。パンタグラフへの回路遮断器の接続は、アーススイッチを含まなくてよい。回路遮断器は、垂直に向けることができる。部屋は、回路遮断器を電磁遮蔽する必要はなく、すなわち誘電体の壁を有することができる。回路遮断器からそのような壁までの距離は、高さHより小さくすることができ、さらにはゼロにすることができる。
図6A〜6Cを参照して上記で論じた回路遮断器の幾何学的パラメータに基づいて、回路遮断器を配置することができる部屋の最も大きい寸法D1は、120センチメートル未満とすることができることを推定することができる。第2の最も大きい寸法は、100、50、またはさらに35センチメートル未満とすることができる。第3の最も大きい寸法D3は、80、40、またはさらに20センチメートル未満とすることができる。最も小さい寸法は、組み合わせて実現することができる。
また、回路遮断器システムは、たとえば本明細書に記載の高電圧回路遮断器と、たとえば安全アーススイッチへの接続のためのアースデバイス、避雷器、変流器、電流変換器、電圧変換器、ブッシングアセンブリの少なくとも1つとから形成することができる。
図8A〜8Fを参照すると、システム750Aまたは750Bなどの回路遮断器システム内で使用することができるいくつかのデバイスおよび構成要素が示されている。
図8Aには、高電圧ケーブル終端802が示されている。この終端はまた、分離可能なケーブル遮蔽コネクタと呼ぶことができる。この終端の端部802Aは、回路遮断器の1つまたは複数の開口に整合する。この電圧ケーブル終端は、RSTI−CC−68モデルとすることができる。
図8Bには、2段重ねの高電圧ケーブル終端803が示されている。この電圧ケーブル終端は、RSTI−CC−68モデルとすることができる。
図8Cには、遮蔽避雷器890が示されている。避雷器のアースリード892は接地される。避雷器890は、避雷器890Aおよび890Bと同様に引き込まれており(図7B参照)、これらの避雷器は、同じモデルであっても、異なるモデルであってもよい。たとえば、これらの避雷器は、RSTI−SA−10モデルとすることができる。
図8Dには、剛性の終端ブッシングアセンブリ801が示されている。このアセンブリは、RSTI−CC−68モデルとすることができる。
図8Eには、電流変換器893の側面図および上面図が示されている。電流変換器893は、電流変換器893A、893B、および893Cと同様に引き込まれているが(図7B参照)、これらの電流変換器は、異なる電流を測定するために使用することができるため、異なるものとすることができる。
図8Fでは、遮蔽電圧変換器またはプローブ895が示されている。電圧変換器895は、遮蔽電圧プローブ895Aおよび895Bと同様に引き込まれているが、これらの電圧プローブ(図7B参照)は、異なる電圧を測定するために使用されるため、異なるものとすることができる。
図9Aおよび図9Bを参照すると、図7Aおよび図7Bに示す回路遮断器システム750Aの一部の上面図および側面図が示されている(図9Aおよび図9Bは、たとえば制御ユニット710を図示しない)。回路遮断器700は、5つの開口をその側面に有する。回路遮断器700は、その頂部の細長い部分および底部の細長い部分には開口を有していない。回路遮断器700は、堅いシェル711内に包装される(そのような要素は「保護ケース」とも呼ばれる。回路遮断器600および図6を参照されたい)。
さらに、以下は、上述した部分に関するものと留意されたい。制御ユニットは、制御ユニットを列車の電源に接続するソケットを含むことができる。追加または別法として、制御ユニットは、それ自体の電源、たとえば電池および/または太陽電池発電器に接続することができる。
制御ユニットを有する回路遮断器システムでは、2つ以上の電気コンタクトのいずれかを流れる電流を測定する電流変換器(もしくはプローブ)、および/または2つ以上の電気コンタクト間の電圧バイアスを測定する電圧変換器(もしくはプローブ)を、有益に使用することができる。たとえば、制御ユニットは、測定結果を処理して、真空インタラプタハウジング内の真空損失および/またはトリッピング状態を検出することができる。回路遮断器システムは、高電圧プローブを制御する電子ユニットを含むことができる。
場合によって、電圧および/または電流プローブは、制御ユニットに接続する必要はない。たとえば、これらのデバイスは、エネルギーの計測に使用することができ、エネルギーの計測は、制御ユニットによって行われるだけでなく、エネルギー計測器によっても同様に行うことができる。また、測定の結果は、ログ記録することができる。そのようなデータは、サービス履歴、状態の監視、および障害の分析に使用することができる。
また、電圧プローブは、列車システムの制御(安全インターロック)、および/または障害のある回路遮断器の検出、および/または電圧サイクルに対する回路遮断器動作の精密な時間調整、および/または新しい列車試験中の高調波電圧の監視のための信号を提供するために使用することができる。電圧プローブ信号は、回路遮断器制御ユニットに送られたとき、たとえば、電力損失または制御車両障害に反応して、真空インタラプタモジュール内の可動コンタクトを係合解除するために使用することができる。
上述した回路遮断器、真空インタラプタモジュール、および駆動モジュールは、以下の理由のために有利になることができる。従来の高AC電圧の鉄道回路遮断器は、真空内のコンタクトを動かすための駆動棒材を有するが、そのような棒材の長さは、たとえば空気中の表面移動経路長さ要件のために大きい。しかし、そのような長さを有していても、従来の棒材は、空気湿度からの表面結露のため、電気フラッシュオーバーを受けやすい。さらに、本発明によれば、従来の棒材にはそのような電気フラッシュオーバーのリスクが存在するが、周囲の空気への棒材の露出をなくすことによって、デバイスの耐久性の増大が実質的に可能になる。また、従来の棒材の長さは比較的大きいが、棒材をより短くすることによって、回路遮断器のサイズを減少させることが可能になる。電気絶縁駆動部材は、それ自体のハウジング内に配置されるが、そのようなハウジングは、ある程度の空間を要し、概して回路遮断器のサイズを増大させるはずである。しかし、本技法によれば、ハウジングの追加のためのデバイスのサイズの増大は、棒材、すなわち駆動部材のサイズの低減によって十分に補償することができる。したがって、駆動部材は、30センチメートルより短くすることができる。たとえば、駆動部材は、20センチメートルより短くすることができる。
耐久性が改善され、回路遮断器の保守がより簡単になることで、鉄道の開発における傾向のため、実質的な利点が得られる。新しい線路および分岐の構造、高AC電圧のより広範な使用、ならびに概して列車の高速化およびより頻繁な使用などの要因は、回路遮断器が機能しなければならないサイクルの数に対して新しい要求を課す。
また、封入部は、真空インタラプタモジュールに接合することができ、駆動モジュールに接合されなくてもよく、または少なくとも駆動モジュールの一部に成形されなくてもよいため、棒材がより短く形成されたときに機械的障害のリスクを減少させることができる。実際には、棒材がより短く形成されたが、周囲の空気からの保護が実現されない場合、回路遮断器の部品は、低減された耐電圧能力を一部補償するために、より高い剛性を有する必要があるはずである。しかし、これにより、特にゴム部分が存在する場合、疲労または切断/剥離障害のリスクが増大するはずである。また、そのような障害のリスクは、車両機器、特に高速列車の場合により高くなる。
しかし、オーバーモールドプロセス前に電気絶縁駆動部材を有する駆動モジュールが真空インタラプタモジュールに取り付けられる構成も可能である。この場合、封入部は、駆動モジュールに恒久的に接合され、駆動モジュールは交換可能でないが、従来の棒材アセンブリに比べてそれほど空間を要しない。
いずれにせよ、封入部により、アース構造から回路遮断器までの最小の距離を減少させることが可能になる。言い換えれば、列車の屋根またはキャビネットの壁もしくはドアなどのアース構造、あるいは空力カバーに対する電気空間距離要件を引き上げることができる。回路遮断器を屋根から離して配置することで、機械的および環境的な外部の影響からのデバイスの保護が改善されるため、デバイスの耐久性をさらに増大させるのに役立つ。
回路遮断器をより小さくし、電気空間距離要件を引き上げることで、回路遮断器の配置に必要とされる空間の寸法、特に高さを減少させることが可能になる。この達成可能な低減は、鉄道開発における特定の傾向のため、特に著しい利点をもたらす。たとえば、この達成可能な低減により、回路遮断器を列車車両の内側、特に現況技術の高速列車車両のさらに小さい部屋内、または列車屋根上で回路遮断器に装着された空力カバーの下および/もしくは水平に、配置することが可能になる。
したがって、この達成可能な低減により、高温、寒い気候、高い湿度、または高い空気汚染区域を通る列車経路上で使用するために列車車両を構築または適合することが可能になる。さらに、そのような列車車両は、より隙間の狭いトンネルを通って、またはより隙間の狭いブリッジの下に、経路指定することができる。また、2階建ての列車の構築は、回路遮断器を配置するために必要とされる空間がより小さくなるときに容易になる。
したがって、言い換えれば、本発明は、小型の回路遮断器および関連する接続システムを提供し、すべての高電圧構成要素は、絶縁内に完全に封入され、接地することができるスクリーンによって密閉される。これは、露出された高電圧表面または外部の電界が存在せず、それにより、従来の列車の回路遮断器が必要とする大きい電気空間距離を必要とすることなく、列車車両構造の中または下での安全な設置が可能になり、したがってあらゆる密閉キャビネット、ケース、またはカバーのサイズおよび重量の相当な低減が実現されることを意味する。
また、本発明は、電気絶縁特性が汚染、降水、または空気圧力によって影響されず、したがって保守を必要とすることなく極限状態で動作することができる、完全に封入されたシステムを提供する。
本明細書に記載の技法による回路遮断器システムを含む列車車両(広い意味で、たとえば機関車を含む)はまた、本発明によって可能になると見なされることに留意されたい。特に、列車車両は、屋根から離れた位置にある回路遮断器を含むことができ、もしくはカバーで保護することができ、かつ/または水平に取り付けられる。列車車両は、回路遮断器システムに接続されたパンタグラフを含むことができる。
また、回路遮断器を含み、回路遮断器とアースされた構成要素との間の最小の距離が現在の空間距離より小さい列車車両も、本技法に関係すると見なされる。
本発明について、本発明によって構築される物理的な実施形態に対して説明したが、上記の教示に照らして、添付の特許請求の範囲の範囲で、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の様々な修正、変形、および改善を加えることができることが、当業者には明らかであろう。
さらに、当業者には知られていると考えられるこれらの領域については、本明細書に記載する本発明を必ずしも曖昧にしないように、本明細書に記載していない。したがって、本発明は、特有の図示の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によっても限定されることを理解されたい。
10 封入された真空インタラプタモジュール
12 真空インタラプタハウジング(真空インタラプタボトル)
12A 真空インタラプタハウジングのセラミック区間
12Bおよび12C 真空ボトルの導電エンドキャップ
14A 可動の電気コンタクトの面
14B 静止した電気コンタクトの面
15A 可動コンタクトステム
15B 固定コンタクトステム
16 摺動コンタクト部材
17Aおよび17B 接続ブロック
17F 接続ブロック17Aのフランジ
17T フランジねじ山
18 ベローズ
18A ベローズフランジ
20 封入部
20 封入区分(または部品)
20C 封入区分間の境界面
21A、21B、21C、21D、および21E 頭なし導電ねじ
22 駆動モジュール開口
22A、22B、22C、22D、および22E ナット(または六角フラット)
23A、23B、23C、23D、および23E 突出スタッド
24 構造絶縁円筒
25 誘電フィラー
26A、26B、26C、26D、26E 遮蔽高電圧コネクタに対する開口またはポート
27Aおよび27B 電気応力制御層
28 絶縁層
29 導電層
224 ハウジング本体
260 駆動モジュール
262 駆動モジュールハウジング
263A 駆動モジュールハウジングの第1の端部金具
263B 駆動モジュールハウジングの第2の端部金具
263AF 駆動モジュールハウジングの第1の端部金具のフランジ
263AT 駆動モジュールハウジングの第1の端部金具のフランジ上のねじ山
264 駆動部材
264A 駆動部材の第1の端部(または第1の駆動部材の端部金具)
264B 駆動部材の絶縁部分
264C 駆動部材端部の第2の端部(または第2の駆動部材端部金具)
264P 第1の駆動部材端部金具上の突起
264T 第1の駆動部材端部金具の突起上のねじ山
265Aおよび265B 駆動部材の「開」位置を示す破線
266 絶縁材料
267 導電層
268 封止可能なグランド
271Aおよび271B ピストン封止材
322Aおよび322B 駆動モジュールハウジングのキャップ
324 駆動モジュールハウジングの絶縁部分
325 誘電フィラー
334 電気絶縁管材
360 駆動モジュール
362 駆動モジュールハウジング
363A 第1のハウジング端部金具
363AT ねじ山
363AF フランジ
363B 第2のハウジング端部金具
364A、364B、364C 駆動部材部分
364 駆動部材
364A 第1の駆動部材端部金具
364P 突起
364T ねじ山
364B 駆動部材の絶縁部分
364C 第2の駆動部材端部金具
364AF 第1の駆動部材端部金具の区間
364CF 第2の駆動部材端部金具の区間
365Aおよび365B 駆動部材の「開」位置を示す破線
368および369 案内カラー
371A、371B ベローズ
400 高電圧回路遮断器
489 アクチュエータシャフト
490 アクチュエータ
492 コンタクト圧力ばね
494 ばねケーシング
496 保持ブラケット
497Aおよび497B ねじまたはボルト
498 ベースプレート
499 アクチュエータ本体
500 高電圧回路遮断器
600 高電圧回路遮断器(保護シェルまたは容器内)
700 高電圧回路遮断器(保護シェルまたは容器内)
700Aおよび700B 回路遮断器
701、801 ブッシングアセンブリ
706、806 ケーブル終端ブッシング
710、710A、および710B 制御ユニット
711 高電圧回路遮断器の保護シェル
712 回路遮断器制御接続
714 列車制御接続
716 屋根ブッシング(または高電圧ダウンリード)
722 部屋
730 パンタグラフ
740 アーススイッチ
750A 回路遮断器システム
750B 回路遮断器システム
760 床下主変圧器
770 車両間ジャンパ
780 カバー
782 カバー
784 遮蔽高電圧ケーブル
790 屋根線
802 高電圧ケーブル終端
802A 高電圧ケーブル終端の端部
803 2段重ねのケーブル終端
890、890A、および890B 遮蔽避雷器
892 避雷器のアースリード
893、893A、893B、893C 電流変換器
895、895A、および895B 遮蔽電圧変換器

Claims (10)

  1. 高電圧回路遮断器(400、500、600、700、700A、700B)であって、
    真空インタラプタハウジング(12)と、前記真空インタラプタハウジング(12)内の少なくとも2つの電気コンタクト(14A、14B)とを備える真空インタラプタモジュール(10)であって、前記2つの電気コンタクト(14A、14B)のうちの少なくとも1つ(14A)が、前記2つの電気コンタクト(14A、14B)のそれぞれのコンタクトステムが延びる軸方向に、他方に対して可動であり、前記2つの電気コンタクト(14A、14B)が互いに係合および係合解除して高電圧をオンおよびオフに切り換えることを可能にする真空インタラプタモジュール(10)と、
    駆動モジュールハウジング(262、362)および電気絶縁駆動部材(264、364)を備える駆動モジュール(260、360)であって、前記電気絶縁駆動部材(264、364)の少なくとも一部分(264B、364B)が、前記一部分(264B、364B)を周囲の空気から絶縁する前記駆動モジュールハウジング(262、362)内に閉じ込められ、前記電気絶縁駆動部材(264、364)が、前記少なくとも1つの可動コンタクト(14A)と結合される、駆動モジュール(260、360)と、
    少なくとも前記2つの電気コンタクト(14A、14B)の相対運動を提供するように前記電気絶縁駆動部材(264、364)に結合されたアクチュエータ(490)とを備え、
    前記電気絶縁駆動部材は、電気絶縁棒材であり、
    前記駆動モジュールハウジング(262、362)は、誘電材料(266、366)で充填され、または真空を閉じ込め、その結果、前記電気絶縁駆動部材の少なくとも一部分(264B、364B)は、前記誘電材料(266、366)内へ浸漬され、または前記真空によって取り囲まれ、
    1つの前記真空インタラプタモジュール(10)および、その前記真空インタラプタモジュール(10)につなぎ合わされる前記駆動モジュール(260、360)のための封入部(20)をさらに備え、前記封入部は、絶縁層と、導電層と、少なくとも前記2つの電気コンタクト(14A、14B)への外側からの電気接続を可能にし、前記真空インタラプタモジュールの周りに分散された少なくとも2つの開口(26A、26B、26C、26E、26D)とを有
    前記少なくとも2つの開口は、前記軸方向に位置する開口(26c)を含む、
    高電圧回路遮断器。
  2. 前記駆動モジュール(260、360)および前記真空インタラプタモジュール(10)は分離可能であり、その結果、1つのモジュールは、他方を交換することなく交換することができる、請求項1に記載の高電圧回路遮断器(400、500、600、700、700A、700B)。
  3. 前記封入部(20)は、前記駆動モジュール(260、360)を少なくとも一部受け取る開口(22)を有する、請求項1に記載の高電圧回路遮断器(400、500、600、700、700A、700B)。
  4. 鉄道向けの高電圧回路遮断器システム(750A、750B)であって、請求項1から3のいずれか一項に記載の回路遮断器(700、700A、700B、400、500、600)と、前記2つの電気コンタクトを係合または係合解除するように前記アクチュエータに指示する制御ユニット(710、710A、710B)とを備える、高電圧回路遮断器システム(750A、750B)。
  5. 前記制御ユニット(710、710B)および/または前記回路遮断器(700B、400、500、600)は、列車車両の屋根(790)の下に配置される、請求項4に記載の高電圧回路遮断器システム(750A、750B)。
  6. 前記回路遮断器(700、700A、700B、400、500、600)は、ケーブル終端ブッシング(706、806)もしくは屋根絶縁用ブッシング(716)および/またはアーススイッチ(740)を介して、列車車両のパンタグラフ(730)に接続される、請求項4または5に記載の高電圧回路遮断器システム(750A、750B)。
  7. 前記回路遮断器(700、700A、400、500、600)は、列車車両の屋根(790)上に水平に向けて配置される、請求項4に記載の高電圧回路遮断器システム(750A、750B)。
  8. 前記回路遮断器(700、700A、400、500、600)は、前記列車車両の前記屋根上の空力カバー(780、782)の下に配置される、請求項7に記載の高電圧回路遮断器システム(750A、750B)。
  9. 前記2つの電気コンタクト(14A、14B)のいずれかを流れる電流を測定する電流プローブ、および/または前記2つの電気コンタクト(14A、14B)間の電圧バイアスを測定する電圧プローブ(895)をさらに備え、前記制御ユニットは、前記測定の結果を処理して、前記真空インタラプタハウジング(12)内の真空損失および/またはトリッピング状態を検出するように適合される、請求項4から8のいずれか一項に記載の高電圧回路遮断器システム(750A、750B)。
  10. アーススイッチ(740)、避雷器(890、890A、890B)、電流を測定するための電流変換器(893、893A、893B、893C)、ケーブル終端ブッシングを含むブッシングアセンブリ(701、801)の1つまたは複数をさらに含む、請求項4から9のいずれか一項に記載の高電圧回路遮断器システム。


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