JP6467898B2 - Vehicle lower structure - Google Patents
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Description
本発明は、車両下部構造に関する。 The present invention relates to a vehicle lower structure.
特許文献1には、車両幅方向両側部に配置され車両前後方向に延在された一対のロッカと、V字形に配置され該一対のロッカを連結する一対のブレースとを有する車両下部構造が開示されている。ブレースの端部は、ロッカにボルトで締結されている。 Patent Document 1 discloses a vehicle lower structure having a pair of rockers arranged on both sides in the vehicle width direction and extending in the vehicle front-rear direction, and a pair of braces arranged in a V shape and connecting the pair of rockers. Has been. The end of the brace is fastened to the rocker with bolts.
しかしながら、上記先行技術では、車両側面への衝突時(側面衝突時)にロッカの車室内への侵入をブレースが規制する。このため、車室内へ侵入するセンタピラーと車室内への侵入が規制されるロッカとの結合部に応力が集中することとなり、該結合部が破断する可能性がある。そして、該結合部が破断した場合、車室内へのセンタピラーの侵入量が増加する可能性がある。よって、側面衝突時に車室内へのセンタピラーの侵入を抑制するには改善の余地がある。 However, in the above prior art, the brace regulates the intrusion of the rocker into the vehicle interior at the time of a collision with the side surface of the vehicle (at the time of a side collision). For this reason, stress concentrates on the joint portion between the center pillar that enters the vehicle interior and the rocker where entry into the vehicle compartment is restricted, and the joint portion may break. And when this coupling | bond part fractures | ruptures, the penetration | invasion amount of the center pillar into a vehicle interior may increase. Therefore, there is room for improvement to suppress the center pillar from entering the vehicle compartment at the time of a side collision.
本発明は上記事実を考慮し、側面衝突時に車室内へのセンタピラーの侵入を抑制することができる車両下部構造を得ることが目的である。 In view of the above facts, an object of the present invention is to obtain a vehicle lower structure that can suppress the intrusion of a center pillar into a vehicle compartment at the time of a side collision.
請求項1に記載の本発明に係る車両下部構造は、車両幅方向両側部に配置されると共に車両前後方向に延在され、センタピラーの下端部が結合された一対のロッカと、一方の前記ロッカから他方の前記ロッカまで車両幅方向に延在され、車両上下方向に見て長手方向両端部が前記一対のロッカに重ねられたブレースと、前記ブレースの車両幅方向両端部と前記一対のロッカとを締結した締結部材と、前記ブレースの車両幅方向両端部に形成され、前記ロッカが車両幅方向内側へ傾倒するときに、前記締結部材との係合状態を維持した状態で前記締結部材を車両幅方向外側に案内する案内部と、を有する。 The vehicle lower structure according to the first aspect of the present invention includes a pair of rockers that are disposed on both sides in the vehicle width direction and extend in the vehicle front-rear direction, to which a lower end portion of a center pillar is coupled, A brace extending in the vehicle width direction from the rocker to the other rocker and having both longitudinal ends overlapped with the pair of rockers as viewed in the vehicle vertical direction, both ends of the brace in the vehicle width direction and the pair of rockers And the fastening member formed in both ends of the brace in the vehicle width direction, and when the rocker tilts inward in the vehicle width direction, the fastening member is maintained in an engaged state with the fastening member. And a guide portion that guides the vehicle width direction outside.
請求項1に記載の本発明に係る車両下部構造では、一対のロッカを繋ぐブレースにより車両の剛性が高められるので、車両の操縦安定性が向上する。また、車両下部構造では、車両への側面衝突時、センタピラー及びロッカが傾倒して車室内へ侵入しようとするが、ロッカはブレースに締結されているので、車室内へのロッカの過度の侵入が抑制される。 In the vehicle lower structure according to the first aspect of the present invention, since the rigidity of the vehicle is increased by the brace connecting the pair of rockers, the steering stability of the vehicle is improved. In the vehicle lower structure, the center pillar and the rocker tilt and try to enter the vehicle interior at the time of a side collision with the vehicle, but the rocker is fastened to the brace. Is suppressed.
ここで、ロッカとブレースとを締結する締結部材は、ロッカの車両幅方向内側への傾倒(回転)に伴い、案内部によって案内され車両幅方向外側に移動する。このため、締結部材が車両幅方向外側へ移動しない構成に比べて、車室内へのロッカの侵入量が増加する。これにより、車室内へのセンタピラーの侵入量とロッカの侵入量との差が小さくなり、ロッカとセンタピラーとの結合部に応力が集中することが抑制されるので、該結合部の破断が抑制され、車室内へのセンタピラーの侵入を抑制することができる。 Here, the fastening member that fastens the rocker and the brace is guided by the guide portion and moves outward in the vehicle width direction as the rocker tilts (rotates) inward in the vehicle width direction. For this reason, compared with the structure which a fastening member does not move to the vehicle width direction outer side, the penetration | invasion amount of the rocker to a vehicle interior increases. As a result, the difference between the intrusion amount of the center pillar into the vehicle interior and the intrusion amount of the rocker is reduced, and stress is prevented from concentrating on the joint portion between the rocker and the center pillar. The center pillar is prevented from entering the vehicle interior.
以上説明したように、請求項1に記載の車両下部構造によれば、側面衝突時に車室内へのセンタピラーの侵入を抑制することができるという優れた効果を有する。 As described above, the vehicle lower structure according to claim 1 has an excellent effect that the center pillar can be prevented from entering the vehicle compartment at the time of a side collision.
[第1実施形態]
以下、図1〜図4を参照して、本発明に係る車両下部構造の第1実施形態について説明する。なお、各図に適宜示す矢印FRは車両前方を示しており、矢印UPは車両上方を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の車両幅方向の左右を示すものとする。
[First embodiment]
Hereinafter, with reference to FIGS. 1-4, 1st Embodiment of the vehicle lower part structure which concerns on this invention is described. In addition, the arrow FR shown appropriately in each figure indicates the front of the vehicle, the arrow UP indicates the upper side of the vehicle, and the arrow OUT indicates the outer side in the vehicle width direction. Hereinafter, when simply using the front-rear, up-down, left-right directions, unless otherwise specified, the front-rear direction of the vehicle, the up-down direction of the vehicle, the left-right direction of the vehicle width when facing the traveling direction are shown. Shall.
〔車両下部構造〕
図1には、車両10の下部を車両上下方向下側から見た状態が示されている。車両10は、第1実施形態に係る車両下部構造20と、車室18(図2参照)の床を構成するフロアパネル12と、フロアパネル12に結合されたホイールハウス14と、ホイールハウス14内に収容された後輪16とを含んで構成されている。
[Vehicle lower structure]
FIG. 1 shows a state where the lower part of the
車両下部構造20は、ロッカ22及びロッカ24と、ロッカ22とロッカ24とを繋ぐブレース26と、ブレース26をロッカ22又はロッカ24に締結するボルト28と、ボルト28を案内する切欠部32とを有している。
The vehicle
<ロッカ>
図1に示すように、ロッカ22は、車両10の車両上下方向下部で且つ車両幅方向左側部に配置され、車両前後方向に延在されている。ロッカ24は、車両10の車両上下方向下部で且つ車両幅方向右側部に配置され、車両前後方向に延在されている。即ち、一対のロッカ22及びロッカ24は、車両幅方向両側部に配置されている。なお、一対のロッカ22及びロッカ24は、基本的に車両10の車両幅方向中央に対して左右対称に構成及び配置されている。このため、以後の説明では、ロッカ22について説明し、ロッカ24についての説明を省略する。
<Rocker>
As shown in FIG. 1, the
図2に示すように、ロッカ22は、ロッカアウタパネル42と、ロッカアウタパネル42の車両幅方向内側に配置されたロッカインナパネル44とを含んで構成されている。また、ロッカ22には、センタピラー36の車両上下方向下端部が溶接で結合されている。センタピラー36は、ロッカ22の車両前後方向中央部から車両上下方向上側へ向かって延在されている。また、センタピラー36は、センタピラーアウタパネル37と、センタピラーアウタパネル37の車両幅方向内側に配置されたセンタピラーインナパネル38とを有している。
As shown in FIG. 2, the
(ロッカアウタパネル)
図2に示すように、ロッカアウタパネル42は、一例として、車両前後方向に見た断面形状が車両幅方向内側に開口したハット状に形成されている。具体的には、ロッカアウタパネル42は、縦壁42Aと、上壁42Bと、下壁42Cと、上フランジ42Dと、下フランジ42Eとを含んで構成されている。
(Rocker outer panel)
As shown in FIG. 2, as an example, the rocker
縦壁42Aは、車両上下方向に延びている。また、縦壁42Aの上部には、センタピラーアウタパネル37の下端部が、車両幅方向外側から重ねられ溶接により結合されている。ここで、センタピラーアウタパネル37と縦壁42Aとが結合された部位を結合部43と称する。
The
上壁42Bは、縦壁42Aの上端部から車両幅方向内側へ延びている。下壁42Cは、縦壁42Aの下端部から車両幅方向内側へ延びている。上フランジ42Dは、上壁42Bの縦壁42A側とは反対側の端部から上方へ延びている。下フランジ42Eは、下壁42Cの縦壁42A側とは反対側の端部から下方へ延びている。
The
(ロッカインナパネル)
図2に示すように、ロッカインナパネル44は、一例として、車両前後方向に見た断面形状が車両幅方向外側に開口したハット状に形成されている。具体的には、ロッカインナパネル44は、縦壁44Aと、上壁44Bと、下壁44Cと、上フランジ44Dと、下フランジ44Eとを含んで構成されている。
(Rocker Inner Panel)
As shown in FIG. 2, as an example, the rocker
縦壁44Aは、車両幅方向で縦壁42Aと対向配置され、車両上下方向に延びている。また、縦壁44Aの上部には、センタピラーインナパネル38の下端部が、車両幅方向内側から重ねられ溶接により結合されている。ここで、センタピラーインナパネル38と縦壁44Aとが結合された部位を結合部45と称する。さらに、縦壁44Aの下端部には、フロアパネル12の車両幅方向外側の端部で且つ車両上方へ屈曲された部位が、車両幅方向内側から重ねられて溶接により結合されている。
The
上壁44Bは、縦壁44Aの上端部から車両幅方向外側へ延びている。下壁44Cは、縦壁44Aの下端部から車両幅方向外側へ延びている。また、下壁44Cには、厚さ方向に貫通した貫通孔44Fが形成されている。さらに、下壁44Cの車両上下方向の上面には、図示しない孔が貫通孔44Fと同軸となるようにウェルドナット34が固着されている。
The
上フランジ44Dは、上壁44Bの縦壁44A側とは反対側の端部から上方へ延びている。下フランジ44Eは、下壁44Cの縦壁44A側とは反対側の端部から下方へ延びている。ここで、上フランジ42Dと上フランジ44Dとは、車両幅方向で溶接により結合されている。また、下フランジ42Eと下フランジ44Eとは、車両幅方向で溶接により結合されている。これにより、ロッカ22では、ロッカアウタパネル42とロッカインナパネル44とで、車両前後方向に見て多角形状の閉断面が形成されている。
The
<ブレース>
図1に示すように、ブレース26は、一例として、車両上下方向に見て車両幅方向を長手方向とし車両前後方向を短手方向とする矩形状に形成されている。また、ブレース26は、車両幅方向における一方(左側)のロッカ22から他方(右側)のロッカ24まで延在されている。そして、ブレース26の車両幅方向両端部は、車両上下方向下側からロッカ22及びロッカ24に重ねられ、ボルト28によりロッカ22及びロッカ24に締結されている。さらに、ブレース26は、車両幅方向に見て、車両上下方向下側に開口する断面略U字状に形成されており、頂壁26Aと、前壁26Bと、後壁26Cとを有している。
<Brace>
As shown in FIG. 1, as an example, the
頂壁26Aは、車両幅方向を長手方向とし車両前後方向を短手方向とする矩形板状に形成されている。また、図2に示すように、頂壁26Aは、一例として、車両幅方向両端部から中央部に向けて車両下方側へ傾斜するように湾曲されている。さらに、頂壁26Aの車両幅方向両端部は、車両幅方向外側に向けて車両下方側へ傾斜されている。頂壁26Aの車両幅方向両端部の水平方向に対する傾斜角度は、頂壁26Aの上面とロッカ22の下壁44C(図2参照)の下面とが面接触するように設定されている。加えて、頂壁26Aの車両幅方向両端部には、切欠部32が形成されている。
26 A of top walls are formed in the rectangular plate shape which makes a vehicle width direction a longitudinal direction and makes a vehicle front-back direction a transversal direction. As shown in FIG. 2, for example, the
前壁26Bは、頂壁26Aの車両前後方向前端部が屈曲されることで形成されており、車両下方へ延びる縦壁である。後壁26Cは、頂壁26Aの車両前後方向後端部が屈曲されることで形成されており、車両下方へ延びる縦壁である。なお、ブレース26は、基本的に車両10の車両幅方向中央に対して左右対称に形成されている。このため、以後の説明では、ブレース26の一端部(車両幅方向左側部)について説明し、ブレース26の他端部(車両幅方向右側部)についての説明を省略する。
The
<ボルト>
図2に示すボルト28は、締結部材の一例である。また、ボルト28は、ブレース26をロッカ22の下壁44Cに押し付ける頭部28Aと、ウェルドナット34に締結されるネジ溝が形成された円柱状の軸部28Bとを有している。
<Bolt>
The
<切欠部>
図3(A)に示す切欠部32は、案内部の一例であり、ブレース26の車両幅方向両端における車両前後方向の中央部から車両幅方向内側へ切り欠かれ、車両幅方向外側に開口した部位である。また、切欠部32は、一例として、車両前後方向の幅(間隔)が車両幅方向でほぼ同じ幅W1とされている。切欠部32の車両幅方向における最も内側の部位である底部32Aの形状は、車両上下方向に見て、車両幅方向内側に突出する半円形状とされている。
<Notch>
The
図3(A)では、ボルト28の頭部28Aの外形が二点鎖線で示されており、軸部28Bの断面が斜線で示されている。ここで、ボルト28を軸部28Bの軸方向に見て、頭部28Aの車両前後方向における最短の幅W2、軸部28Bの直径dとして、幅W1は、d<W1<W2となるように設定されている。即ち、切欠部32とボルト28とは、車両幅方向に見て係合している。さらに、切欠部32の底部32Aにおける車両幅方向の最も内側の位置から、切欠部32の開口端32Bの位置までの距離を長さL1とする。
In FIG. 3A, the outer shape of the
長さL1は、ブレース26をボルト28でロッカインナパネル44(図2参照)に締結するとき、各部材の寸法誤差を吸収するために設定されるいわゆる「遊び」よりも長い長さとして設定されている。また、長さL1は、ロッカ22(図2参照)が側面衝突により傾倒したときに、ロッカ22が切欠部32から抜けないように(ボルト28と切欠部32との係合状態が維持されるように)設定されている。なお、図3(A)では、長さL1が、一例として軸部28Bの直径dの3倍程度の長さで示されているが、長さL1は、直径dの3倍に限定されるものではなく、他の長さであってもよい。
When the
ここで、車両下部構造20の組み付け状態では、軸部28Bの外周面が切欠部32の底部32Aと接触する位置で、ボルト28がブレース26とロッカインナパネル44(図2参照)とを締結している。即ち、軸部28Bの車両幅方向内側への移動は、軸部28Bと切欠部32の底部32Aとの接触により規制されている。換言すると、切欠部32は、車両下部構造20の組み付け時のボルト28の締結位置を基準位置として、基準位置から車両幅方向内側への軸部28Bの移動を規制すると共に、基準位置から車両幅方向外側への軸部28Bの移動を許容している。
Here, in the assembled state of the vehicle
<作用並びに効果>
次に、第1実施形態の車両下部構造20の作用並びに効果について説明する。
<Action and effect>
Next, the operation and effect of the vehicle
図2に示す車両下部構造20では、一対のロッカ22及びロッカ24(図1参照)を繋ぐブレース26により車両10の剛性が高められるので、車両10の操縦安定性が向上する。なお、一対のロッカ22及びロッカ24は、既述のように、車両10の車両幅方向中央に対して左右対称に構成及び配置されている。このため、以後の説明では、ロッカ22を含む車両左側下部について説明し、ロッカ24を含む車両右側下部についての説明を省略する。
In the vehicle
図4に示すように、車両10の側面衝突時において、衝突による荷重Fが、センタピラー36の下部に対して車両幅方向外側から内側に向けて作用したものとする。このとき、ロッカ22の下部は、ボルト28がブレース26の切欠部32と接触することで車両幅方向内側へのスライド移動が規制されるので、車両下部構造20では、車室18内へのロッカ22の過度の侵入を抑制することができる。また、このとき、ロッカ22及びセンタピラー36は、荷重Fが作用することにより、二点鎖線及び矢印Aで示すように車両幅方向内側へ向けて傾倒(回転)する。
As shown in FIG. 4, it is assumed that a load F due to the collision acts on the lower part of the
なお、ロッカ22を車両前後方向に見て、側面衝突前の上フランジ42Dと上フランジ44Dとの結合部を通り車両上下方向に沿った線を線C1と称する。また、側面衝突時の傾倒(回転)後の線C1について線C2と称して、線C1とは区別する。そして、線C1と線C2との成す角度(鋭角)を角度θとする。即ち、角度θは、ロッカ22及びセンタピラー36の車両上下方向に対する傾倒角度である。
When the
ここで、ロッカ22及びセンタピラー36が車両上下方向に対して車両幅方向内側に傾倒するとき、ブレース26の頂壁26Aの車両幅方向端部は、ロッカ22の下壁44Cと対向した状態で車両上下方向上側に変形する。このため、ボルト28は、切欠部32に沿って移動可能となる。そして、図3(B)に示すように、ボルト28は、ロッカ22(図4参照)の車両幅方向内側への傾倒に伴い切欠部32と接触することにより、切欠部32との係合状態を維持した状態で車両幅方向外側にスライド移動する(案内される)。なお、図3(B)では、組み付け時の軸部28Bの位置を破線の円で示している。また、図4では、ボルト28の移動を矢印Bで示している。
Here, when the
このように、車両下部構造20では、ロッカ22及びセンタピラー36の傾倒に伴いロッカ22の下端部が車両幅方向外側へスライド移動するので、ボルト28が車両幅方向外側へ移動しない構成に比べて、車室18内へのロッカ22の侵入量が増加する。なお、ロッカ22の侵入量とは、側面衝突前のロッカ22の車両幅方向における最も内側の位置と、側面衝突後の傾倒したロッカ22の車両幅方向における最も内側の位置との差(距離)で表される。
Thus, in the vehicle
車室18内へのロッカ22の侵入量が増加することにより、車室18内へのセンタピラー36の侵入量とロッカ22の侵入量との差が小さくなる。即ち、ロッカ22とセンタピラー36との相対変位が抑制され、結合部43及び結合部45に応力が集中することが抑制される。これにより、結合部43及び結合部45の破断が抑制されるので、ボルト28が移動しない構成に比べて、側面衝突時に車室18内へのセンタピラー36の侵入を抑制することができる。
As the amount of intrusion of the
また、車両下部構造20では、ロッカ22とブレース26との締結部(軸部28Bの周辺部を含む)よりも車両幅方向内側に切欠部32が延びていないので、該締結部及びブレース26の剛性の低下を抑制することができる。なお、車両下部構造20において、側面衝突時に軸部28Bが車両幅方向外側に移動しても、ロッカ22とブレース26との締結部の剛性は、ボルト28の軸力により維持される。
In the vehicle
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る車両下部構造50について説明する。
[Second Embodiment]
Next, the vehicle
第2実施形態に係る車両下部構造50(図5(A)参照)は、図1に示す第1実施形態に係る車両10において、車両下部構造20に換えて設けられている。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。同様の構成とは、一部の長さや形状が異なるものの、基本的な機能が同様である構成を含む概念である。
A vehicle lower structure 50 (see FIG. 5A) according to the second embodiment is provided in place of the vehicle
図5(A)に示す車両下部構造50は、ロッカ22及びロッカ24(図1参照)と、ロッカ22とロッカ24とを繋ぐブレース52と、ブレース52をロッカ22又はロッカ24に締結するボルト28と、ボルト28を案内する長孔部54とを有している。なお、以後の説明では、車両下部構造50について、ロッカ22側について説明し、ロッカ24側についての説明を省略する。
A vehicle
<ブレース>
図5(A)に示すブレース52は、一例として、車両上下方向に見て車両幅方向を長手方向とし車両前後方向を短手方向とする矩形状に形成されている。また、ブレース52は、車両幅方向における一方のロッカ22(図1参照)から他方のロッカ24(図1参照)まで延在されている。そして、ブレース52の車両幅方向両端部は、車両上下方向下側からロッカ22及びロッカ24に重ねられ、ボルト28によりロッカ22及びロッカ24に締結されている。さらに、ブレース52は、車両幅方向に見て、車両上下方向下側に開口する断面略U字状に形成されており、第1実施形態のブレース26(図1参照)と同様に、頂壁52Aと、前壁52Bと、後壁52Cとを有している。
<Brace>
As an example, the
頂壁52Aは、車両幅方向を長手方向とし車両前後方向を短手方向とする略矩形板状に形成されている。また、頂壁52Aは、一例として、車両幅方向両端部から中央部に向けて車両下方側へ傾斜するように湾曲されている。さらに、頂壁52Aの車両幅方向両端部は、車両幅方向外側に向けて車両下方側へ傾斜されている。頂壁52Aの車両幅方向両端部の水平方向に対する傾斜角度は、頂壁52Aの上面とロッカ22の下壁44C(図2参照)の下面とが面接触するように設定されている。
52 A of top walls are formed in the substantially rectangular plate shape which makes a vehicle width direction a longitudinal direction and makes a vehicle front-back direction a transversal direction. Further, as an example, the
加えて、頂壁52Aの車両幅方向両端における車両前後方向中央部には、車両幅方向外側へ向けて突出された突出部52Dが形成されている。さらに、頂壁52Aの車両幅方向両端部には、長孔部54及び脆弱部56が形成されている。長孔部54及び脆弱部56の詳細については後述する。
In addition, a
前壁52B及び後壁52Cは、頂壁52Aの車両前後方向前端部及び後端部が屈曲されることで形成されており、車両下方へ延びる縦壁である。なお、ブレース52は、基本的に車両10(図1参照)の車両幅方向中央に対して左右対称に形成されている。このため、以後の説明では、ブレース52の一端部(車両幅方向左側部)について説明し、ブレース52の他端部(車両幅方向右側部)についての説明を省略する。
The
<長孔部>
図5(A)に示す長孔部54は、案内部の一例であり、ブレース52の車両幅方向両端部に形成され、頂壁52Aを車両上下方向に貫通すると共に車両幅方向に長い長孔である。また、長孔部54は、一例として、車両前後方向の幅(間隔)が車両幅方向でほぼ同じ幅W1とされている。
<Long hole part>
The
長孔部54の車両幅方向における最も内側の部位である内端部54Aの形状は、車両上下方向に見て、車両幅方向内側に突出する半円形状とされている。一方、長孔部54の車両幅方向における最も外側の部位である外端部54Bの形状は、車両上下方向に見て、車両幅方向外側を上底として突出する台形状とされている。また、外端部54Bは、突出部52Dが形成された部位に位置している。
The shape of the
図5(A)では、ボルト28の頭部28Aの外形が二点鎖線で示されており、軸部28Bの断面が斜線で示されている。ここで、ボルト28を軸部28Bの軸方向に見て、頭部28Aの幅W2、軸部28Bの直径dとして、幅W1は、d<W1<W2となるように設定されている。即ち、長孔部54とボルト28とは、車両幅方向に見て係合している。さらに、長孔部54の内端部54Aから外端部54Bまでの距離を長さL2とする。
In FIG. 5A, the outer shape of the
長さL2は、ブレース52をボルト28でロッカインナパネル44(図2参照)に締結するとき、各部材の寸法誤差を吸収するために設定されるいわゆる「遊び」よりも大きい長さとして設定されている。また、長さL2は、ロッカ22(図2参照)が側面衝突により傾倒したときに、ロッカ22が長孔部54から抜けないように(ボルト28と長孔部54との係合状態が維持されるように)設定されている。なお、図5(A)では、長さL2が、一例として、軸部28Bの直径dの3倍程度の長さで示されているが、長さL2は、直径dの3倍に限定されるものではなく、他の長さであってもよい。
When the
ここで、車両下部構造50の組み付け状態では、軸部28Bの外周面が長孔部54の内端部54Aと接触する位置で、ボルト28がブレース52とロッカインナパネル44(図2参照)とを締結している。即ち、軸部28Bの車両幅方向内側への移動は、軸部28Bと内端部54Aとの接触により規制されている。換言すると、長孔部54は、車両下部構造50の組み付け時のボルト28の締結位置を基準位置として、基準位置から車両幅方向内側への軸部28Bの移動を規制すると共に、基準位置から車両幅方向外側への軸部28Bの移動を許容している。
Here, in the assembled state of the vehicle
<脆弱部>
脆弱部56は、長孔部54の外端部54Bを構成する隣り合う2つの孔壁面で形成されており、車両上下方向に見て鈍角となるように窪んだ部位である。換言すると、脆弱部56は、ブレース52の他の部位よりも剛性が低い部位であり、車両10(図1参照)の側面衝突時にボルト28が接触した場合、変形又は破断してボルト28の車両幅方向外側へのスライド移動を容易にするための部位である。なお、本実施形態では、一例として、脆弱部56が4箇所形成されているが、図5(A)、(B)では1箇所のみ符号を付している。
<Vulnerable part>
The
<作用並びに効果>
次に、第2実施形態の車両下部構造50の作用並びに効果について説明する。
<Action and effect>
Next, functions and effects of the vehicle
図5(A)に示す車両下部構造50では、ブレース52により車両10(図1参照)の剛性が高められるので、車両10の操縦安定性が向上する。なお、以後の説明では、ロッカ22(図1参照)を含む車両左側下部について説明し、ロッカ24(図1参照)を含む車両右側下部についての説明を省略する。
In the vehicle
図4に示すように、車両10の側面衝突時において、衝突による荷重Fが、センタピラー36の下部に対して車両幅方向外側から内側に向けて作用したものとする。このとき、図5(A)に示すように、軸部28Bが長孔部54の内端部54Aと接触することで車両幅方向内側へのスライド移動が規制されるので、車両下部構造50では、ロッカ22(図4参照)の車室18(図4参照)内への過度の侵入を抑制することができる。
As shown in FIG. 4, it is assumed that a load F due to the collision acts on the lower part of the
ここで、ロッカ22及びセンタピラー36(図4参照)が車両上下方向に対して車両幅方向内側に傾倒するとき、ブレース52の頂壁52Aの車両幅方向端部は、ロッカ22の下壁44C(図4参照)と対向した状態で車両上下方向上側に変形する。このため、ボルト28は、長孔部54に沿って移動可能となる。そして、図5(B)に示すように、ボルト28は、ロッカ22(図4参照)の車両幅方向内側への傾倒に伴い長孔部54と接触することにより、長孔部54との係合状態を維持した状態で車両幅方向外側にスライド移動する(案内される)。なお、図5(B)では、組み付け時の軸部28Bの位置を破線の円で示している。また、図5(B)では、ボルト28の移動を矢印Bで示している。
Here, when the
このように、車両下部構造50では、ロッカ22及びセンタピラー36(図4参照)の傾倒に伴い、ロッカ22の下端部が車両幅方向外側へスライド移動するので、ボルト28が移動しない構成に比べて、車室18(図4参照)内へのロッカ22の侵入量が増加する。そして、車室18内へのロッカ22の侵入量が増加することにより、車室18内へのセンタピラー36の侵入量とロッカ22の侵入量との差が小さくなる。即ち、図4に示すロッカ22とセンタピラー36との相対変位が抑制され、結合部43及び結合部45に応力が集中することが抑制される。これにより、結合部43及び結合部45の破断が抑制されるので、ボルト28が移動しない構成に比べて、側面衝突時に車室18内へのセンタピラー36の侵入を抑制することができる。
Thus, in the vehicle
また、図5(A)に示す車両下部構造50では、ロッカ22(図4参照)とブレース52との締結部よりも車両幅方向内側に長孔部54が延びていないので、該締結部及びブレース52の剛性の低下を抑制することができる。なお、車両下部構造50において、側面衝突時に軸部28Bが車両幅方向外側に移動しても、ロッカ22とブレース52との締結部の剛性は、ボルト28の軸力により保持される。
Further, in the vehicle
さらに、図5(B)に示すように、車両下部構造50では、側面衝突時にボルト28が車両幅方向外側へ移動し、軸部28Bと長孔部54の外端部54Bとが接触したとき、ブレース52の他の部位よりも剛性が低い脆弱部56が変形又は破断する。これにより、図4に示すように、ロッカ22及びセンタピラー36の傾倒が規制され難くなるので、結合部43及び結合部45に応力が集中することが抑制され、車室18内へのセンタピラー36の侵入を抑制することができる。
Furthermore, as shown in FIG. 5 (B), in the vehicle
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。 In addition, this invention is not limited to said embodiment.
(変形例)
図6には、変形例としての車両下部構造60が示されている。車両下部構造60は、ロッカ22及びロッカ24(図1参照)と、ロッカ22とロッカ24とを繋ぐブレース62と、ブレース62をロッカ22又はロッカ24に締結するボルト28と、ボルト28を案内する長孔部64とを有している。
(Modification)
FIG. 6 shows a vehicle
ブレース62は、車両幅方向に見て、車両上下方向下側に開口する断面U字状に形成されており、頂壁62Aと、前壁62Bと、後壁62Cとを有している。長孔部64は、案内部の一例であり、ブレース62の車両幅方向両端部に形成され、頂壁62Aを車両上下方向に貫通すると共に車両幅方向に長い長孔である。また、長孔部64は、一例として、車両前後方向の幅(間隔)が車両幅方向でほぼ同じ幅W1とされている。
The
長孔部64の車両幅方向で最も内側の部位である内端部64Aの形状は、車両上下方向に見て車両幅方向内側に突出する半円形状とされている。また、長孔部64の車両幅方向で最も外側の部位である外端部64Bの形状は、車両上下方向に見て車両幅方向外側に突出する半円形状とされている。
The shape of the
図6では、ボルト28の頭部28Aの外形が二点鎖線で示されており、軸部28Bの断面が斜線で示されている。ここで、ボルト28を軸部28Bの軸方向に見て、長孔部64の幅W1は、d<W1<W2となるように設定されている。また、長孔部64の内端部64Aから外端部64Bまでの距離は、長さL2となっている。長さL2は、ロッカ22(図2参照)が側面衝突により傾倒したときに、ロッカ22が長孔部64から抜けないように(ボルト28と長孔部64との係合状態が維持されるように)設定されている。このように、長孔部64(ブレース62)に脆弱部を形成していない車両下部構造60を用いてもよい。
In FIG. 6, the outer shape of the
(他の変形例)
ブレースへの案内部の形成とは、切欠部や長孔部のようにブレースを直接、加工して案内部を形成することに限らず、締結部材を案内する案内部を備えた部材をブレースに取り付けることも含む概念である。
(Other variations)
The formation of the guide part on the brace is not limited to forming the guide part by directly processing the brace, such as a notch part or a long hole part, but a member having a guide part for guiding the fastening member is used as the brace. It is a concept that includes mounting.
以上、本発明の実施形態及び変形例に係る車両下部構造について説明したが、これらの実施形態及び変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。 As described above, the vehicle lower part structure according to the embodiment and the modification of the present invention has been described. However, these embodiments and the modification may be used in combination as appropriate, and various aspects can be used without departing from the gist of the present invention. Of course, it can be implemented.
10 車両
20 車両下部構造
22 ロッカ
24 ロッカ
26 ブレース
28 ボルト(締結部材の一例)
32 切欠部(案内部の一例)
36 センタピラー
50 車両下部構造
52 ブレース
54 長孔部(案内部の一例)
60 車両下部構造
62 ブレース
64 長孔部(案内部の一例)
DESCRIPTION OF
32 Notch (an example of a guide)
36
60 Vehicle
Claims (1)
一方の前記ロッカから他方の前記ロッカまで車両幅方向に延在され、車両上下方向に見て長手方向両端部が前記一対のロッカに重ねられたブレースと、
前記ブレースの車両幅方向両端部と前記一対のロッカとを締結した締結部材と、
前記ブレースの車両幅方向両端部に形成され、前記ロッカが車両幅方向内側へ傾倒するときに、前記締結部材との係合状態を維持した状態で前記締結部材を車両幅方向外側に案内する案内部と、
を有する車両下部構造。 A pair of rockers disposed on both sides in the vehicle width direction and extending in the vehicle front-rear direction, to which the lower end of the center pillar is coupled;
A brace extending in the vehicle width direction from one rocker to the other rocker, and having both longitudinal ends overlapped with the pair of rockers when viewed in the vehicle vertical direction;
Fastening members that fasten both ends of the brace in the vehicle width direction and the pair of rockers;
Guides that are formed at both ends of the brace in the vehicle width direction and guide the fastening member outward in the vehicle width direction while maintaining the engagement state with the fastening member when the rocker tilts inward in the vehicle width direction. And
A vehicle lower structure having:
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