JP6466222B2 - 入力装置、情報処理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

入力装置、情報処理装置及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6466222B2
JP6466222B2 JP2015063944A JP2015063944A JP6466222B2 JP 6466222 B2 JP6466222 B2 JP 6466222B2 JP 2015063944 A JP2015063944 A JP 2015063944A JP 2015063944 A JP2015063944 A JP 2015063944A JP 6466222 B2 JP6466222 B2 JP 6466222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
approach
contact operation
detected object
operation reception
touch panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015063944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016184271A (ja
Inventor
和弘 蛭田
和弘 蛭田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2015063944A priority Critical patent/JP6466222B2/ja
Publication of JP2016184271A publication Critical patent/JP2016184271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6466222B2 publication Critical patent/JP6466222B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

本発明は、ユーザがタッチパネルに触れる操作であるタッチ操作と、ユーザがタッチパネルに触れずに当該パネル前方のタッチパネル近傍の空間で行う操作であるホバリング操作とを受け付ける入力装置に関するものである。
ユーザがタッチパネルに触れる操作であるタッチ操作と、ユーザがタッチパネルに触れず当該パネル前方のタッチパネル近傍の空間で行う操作であるホバリング操作とを受け付ける入力装置としては、ユーザが指でタッチしたタッチパネル上の座標の検出に加え、タッチパネルに近接したタッチパネル前方のユーザの指の座標を、各座標における静電容量の変化量より検出する静電容量式のタッチパネルが知られている(特許文献1)。
また、このようなホバリング操作を受け付ける技術としては、一旦、ホバリング操作を受け付けた後は、ユーザのタッチパネルへの短時間のタッチが発生した場合でも、ホバリング操作が継続されているものと見なして処理を行う技術も知られている(たとえば、特許文献2)。
特表2009-543246号公報 特開2014-222489号公報
上述のようなタッチ操作とホバリング操作とを受け付ける入力装置によれば、ユーザがタッチ操作を行うために手をタッチパネルに近接させたときに、入力装置が、ユーザの意図していないホバリング操作を受け付けてしまうことがある。
そこで、本発明は、ホバリング操作などの非接触操作を受け付ける入力装置において、ユーザの意図しない非接触操作の受け付けの発生を抑制することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、タッチパネルを備えた入力装置に、ユーザの身体の一部を被検出体として、前記タッチパネルの各位置へ前記被検出体の接近の程度を表す検知情報を出力する接近レベル検知部と、前記検知情報に基づいて、前記タッチパネルの一部の領域である非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無を検出する接近検出部と、前記接近検出部が検出した前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無に基づいて、前記非接触操作受付エリアの前方の空間において、前記タッチパネルと非接触で行われるユーザの操作である非接触操作を受け付ける非接触操作受付部とを備えたものである。ただし、前記接近検出部は、前記接近検出部は、前記検知情報が前記非接触操作受付エリア内の位置への前記被検出体の接近を表している場合であっても、前記検知情報が表す前記非接触操作受付エリア内の位置への前記被検出体の接近の程度の最大値と、前記検知情報が表す前記タッチパネルの前記非接触操作受付エリア外の位置への前記被検出体の接近の程度の最大値との差が、所定のレベルより大きくない場合には、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出しない形態で、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無の検出を行う。
ここで、このような入力装置では、前記接近検出部において、少なくとも、前記差が所定のレベルより大きく、かつ、前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置が、前記非接触操作受付エリア内の位置である場合に、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出するように構成してもよい。
また、以上の入力装置は、前記接近検出部において、少なくとも、前記差が所定のレベルより大きく、かつ、前記非接触操作受付エリア内の前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置を含む、前記検知情報が前記被検出体の接近を表している前記非接触操作受付エリア内の領域の面積が所定の面積より大きい場合に、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出するように構成してもよい。
また、以上の入力装置は、前記接近検出部において、前記差が所定のレベルより大きく、かつ、前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置が、前記非接触操作受付エリア内の位置であり、かつ、前記非接触操作受付エリア内の前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置を含む、前記検知情報が前記被検出体の接近を表している前記非接触操作受付エリア内の領域の面積が所定の面積より大きい場合に、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出するように構成してもよい。
また、以上の入力装置は、前記非接触操作受付部において、前記接近検出部が検出した前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無に基づいて、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近が所定期間以上継続したかどうかを判定し、所定期間以上継続した場合に、前記非接触操作を受け付けるように構成してもよい。
また、以上の入力装置に、前記タッチパネルの各位置へ前記被検出体の接触の有無を表すタッチ情報を出力するタッチ検知部と、前記タッチ情報に基づいて、前記タッチパネルの一部の領域であって、前記非接触操作受付エリア外の領域であるタッチ操作受付エリアへのユーザのタッチ操作を受け付けるタッチ操作受付部を備えることも好ましい。
ここで、本発明は、併せて、以上の入力装置と、ディスプレイと、前記非接触操作受付部が受け付けた非接触操作に応じた処理を行う処理部とを備えた情報処理装置も提供する。ここで、当該情報処理装置において、前記タッチパネルは前記ディスプレイの表示面上に配置されているものである。
なお、このような情報処理装置において、入力装置が、前記タッチ検知部と前記タッチ操作受付部を備えた入力装置である場合には、処理部は、前記タッチ操作受付部が受け付けたタッチ操作と、前記非接触操作受付部が受け付けた非接触操作とに応じた処理を行う処理部とする。
なお、以上の入力装置、情報処理装置において、前記タッチパネルは静電容量式のタッチパネルであってよく、この場合、前記接近レベル検知部は、前記タッチパネルの各位置の静電容量の変化量を、前記被検出体と前記タッチパネルとの間の距離の程度を表す値として用いて、前記検知情報を生成する。
以上のような入力装置や情報処理装置によれば、前記検知情報が、前記非接触操作受付エリア内の位置への前記被検出体の接近を表している場合であっても、前記検知情報が表す前記非接触操作受付エリア内の位置への前記被検出体の接近の程度の最大値と、前記検知情報が表す前記タッチパネルの前記非接触操作受付エリア外の位置への前記被検出体の接近の程度の最大値との差が、所定のレベルより大きくない場合には、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出しない。
一方、ユーザが非接触操作受付エリアに対して非接触操作を行うことを意図している場合には、非接触操作受付エリア内の位置についてのみ接近の程度が大きくなるため、前記差は所定のレベルより大きくなるが、ユーザが非接触操作受付エリア外の位置に対して操作を行うことを意図している場合には、非接触操作受付エリア外の位置に対する接近の程度も大きくなるため、前記差は所定のレベルより大きくならないことが期待できる。
よって、本発明によれば、ユーザが非接触操作受付エリア外の位置に対して操作を行うことを意図してユーザの手や手の一部をタッチパネルに接近させたときに、ユーザの意図しない非接触操作の受け付けが発生してしまうことを抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、ホバリング操作などの非接触操作を受け付ける入力装置において、ユーザの意図しない非接触操作の受け付けの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置の配置を示す図である。 本発明の実施形態に係るホバリング操作受付エリアとタッチ操作受付エリアの配置を示す図である。 本発明の実施形態に係るホバリング検出処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るホバリング検出処理のようすを示す図である。 本発明の実施形態に係るホバリング操作受付処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について自動車に搭載される情報処理装置への適用を例にとり説明する。
図1aに、本実施形態に係る情報処理装置の構成を示す。
図示するように、情報処理装置は、ディスプレイ1、ディスプレイ1の表示面に重ねて配置されたタッチパネル2、ディスプレイ1を制御するディスプレイコントローラ3、タッチパネル2を制御するタッチパネルコントローラ4、オペレーティングシステム5、オペレーティングシステム5上で稼働するアプリケーション6、その他の周辺装置7を備えている。
また、オペレーティングシステム5は、ディスプレイコントローラ3を介してディスプレイ1の表示を制御するディスプレイドライバ51を備えている。また、オペレーティングシステム5は、タッチパネルコントローラ4を介して、ユーザのタッチ操作やホバリング操作などのユーザ操作を受け付け、受け付けたユーザ操作を、その時点でタッチパネル2を入力に用いているオペレーティングシステム5やアプリケーション6に出力するタッチパネルドライバ52を備えている。また、オペレーティングシステム5は、周辺装置7用のドライバ53も備えている。
但し、情報処理装置は、ハードウエア的には、CPUやメモリなどを備えたコンピュータを用いて構成されるものであり、オペレーティングシステム5や、アプリケーション6などは、当該コンピュータが、所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものである。
ここで、情報処理装置は、アプリケーション6として、楽曲の再生出力等を行うプレイヤアプリケーションや、ナビゲーションアプリケーションや、自動車の空調制御を行う空調制御アプリケーションや、各アプリケーション6の選択メニューを表示してフォアグランドで実行するアプリケーション6の選択を受け付けるメニューアプリケーションなどを備えている。
また、ディスプレイ1は、たとえば、液晶表示装置であり、図2に示すように、自動車のダッシュボード内等に配置される。
そして、ディスプレイドライバ51は、ディスプレイコントローラ3を制御し、オペレーティングシステム5またはアプリケーション6から表示を要求された表示画面をディスプレイ1に表示する。
次に、タッチパネル2は、静電容量式のタッチパネル2であり、ディスプレイ1の表示面上に配置される。
そして、タッチパネルコントローラ4は、タッチパネル2を駆動すると共に、タッチパネル2上に格子状に配置した各検知点の静電容量の基準値からの変化量を検知する。
ここで、静電容量の基準値は、タッチパネル2にユーザの手や指が検知点に接近していないときの検知点の静電容量であり、静電容量の変化量は、ユーザの手や指がタッチパネル2に近づくほど大きくなり、ユーザの手や指がタッチパネル2に接触すると最大となる。よって、静電容量の変化量は、ユーザの手や指のタッチパネル2の検知点への接近の程度(手や指とタッチパネル2の検知点の間の距離の程度)を表すものとなる。
ここで、タッチパネル2のパネル面には、パネル面上の位置を表すタッチパネル座標が定義される二次元の座標系であるタッチパネル座標系が設定されており、タッチパネルコントローラ4は、各検出点について検知した静電容量より、静電容量の変化量のタッチパネル座標空間上の分布を表す検知情報をタッチパネルドライバ52に出力する。ただし、本実施形態では、静電容量が減少する方向を、静電容量の正の変化方向として、静電容量の変化量を表すものとする。
また、タッチパネルコントローラ4は、各検出点の静電容量の変化量より、ユーザのタッチパネル2へのタッチの発生と、ユーザによってタッチされたタッチパネル座標系による座標とを検出し、ユーザによってタッチされた座標を表すタッチ情報をタッチパネルドライバ52に出力する。
そして、タッチパネルドライバ52は、タッチパネルコントローラ4から入力する検知情報やタッチ情報より、ユーザのホバリング操作やタッチ操作などのユーザ操作を受け付けて、受け付けたユーザ操作を、その時点でタッチパネル2を入力に用いているオペレーティングシステム5またはアプリケーション6に通知し、通知を受けたアプリケーション6は通知されたユーザ操作に応じた処理を実行する。
さて、このような構成において、本実施形態は、図3a、bに示すように、タッチパネル2のパネル面上に、パネル面の中央に設けた四角形のタッチ操作受付エリア21と、タッチ操作受付エリア21の上下左右に設けた4つのホバリング操作受付エリア22とを設定する。
また、ディスプレイ1の表示面の、タッチ操作受付エリア21に重なるエリアを表示オブジェクト表示エリア11に設定し、図3cに示すように、オペレーティングシステム5や各アプリケーション6の表示画面は、表示オブジェクト表示エリア11に表示する。また、ディスプレイ1の表示面の、4つのホバリング操作受付エリア22に重なるエリアには、無地の背景(たとえば、黒色の背景)を表示する。
以下、このような構成において、タッチパネルドライバ52が行うタッチ操作とホバリング操作の受け付けの動作について説明する。
まず、タッチパネルドライバ52が行うタッチ操作の受け付け動作について説明する。
タッチパネルドライバ52は、タッチパネルコントローラ4からタッチ情報が入力したらならば、タッチ情報が示す座標へのタッチ操作を受け付けて、当該座標へのタッチ発生を通知するタッチ入力通知を、その時点でタッチパネル2全体またはタッチ操作受付エリア21を入力に用いているオペレーティングシステム5またはアプリケーション6に通知する。
次に、タッチパネルドライバ52が行うホバリング操作の受け付けの動作について説明する。
ここで、タッチパネルドライバ52は、ホバリング操作の受け付けのために、ホバリング検出処理とホバリング操作受付処理とを行う。
まず、タッチパネルドライバ52が行うホバリング検出処理について説明する。
図4に、このホバリング検出処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、タッチパネルコントローラ4から上述したタッチパネル2の検知情報を取得する(ステップ402)。
そして、検知情報が表す静電容量の変化量のタッチパネル座標空間上の分布より、静電容量の変化量のピークの位置、すなわち、静電容量の変化量が最大となっている位置が、4つのホバリング操作受付エリア22のうちのいずれかのエリア内にあるかどうかを調べ(ステップ404)、いずれのエリア内にもなければ、ホバリング検出状態をホバリング未検出を表す値に設定し(ステップ412)、ステップ402からの処理に戻る。
一方、静電容量の変化量のピークの位置が4つのホバリング操作受付エリア22のうちのいずれかのエリア内にある場合には(ステップ404)、ピークがエリア内に存在したホバリング操作受付エリア22内の検知面積が所定面積以上であるかどうかを調べる(ステップ406)。ここで、ホバリング操作受付エリア22内の検知面積としては、静電容量の変化量が予め定めた所定のレベルよりも大きいバリング操作受付エリア22内の領域のうちの、ピークの位置を含む領域の面積を用いる。また、所定のレベルとしては、当該所定のレベルよりも静電容量の変化量が大きい場合には、当該静電容量の変化がユーザの手のタッチパネル2への接近により生じていると見なせるレベルを用いる。
そして、ピークがエリア内に存在したホバリング操作受付エリア22内の検知面積が所定面積以上でなければ(ステップ406)、ホバリング検出状態をホバリング未検出を表す値に設定し(ステップ412)、ステップ402から処理に戻る。
一方、検知面積が所定面積以上であれば(ステップ406)、さらに、ピークの位置の静電容量の変化量と、ピークがエリア内に存在したホバリング操作受付エリア22以外の領域(ピークがエリア内に存在しない3つのホバリング操作受付エリア22とタッチ操作受付エリア21)の内の位置の静電容量の変化量の最大値との差が、所定のしきい値ThL未満であるかどうかを調べ(ステップ408)、しきい値ThL未満であれば、ホバリング検出状態をホバリング未検出を表す値に設定し(ステップ412)、ステップ402からの処理に戻る。
一方、しきい値ThL未満でない場合には、ホバリング検出状態を、ピークがエリア内に存在したホバリング操作受付エリア22に対するホバリング検出中を表す値に設定し(ステップ410)、ステップ402からの処理に戻る。
ただし、以上のホバリング検出処理のステップ408は、ピークの位置の静電容量の変化量と、タッチ操作受付エリア21内の位置の静電容量の変化量の最大値との差が、所定のしきい値ThL未満であるかどうかを調べ、しきい値ThL未満であればステップ412に進み、しきい値ThL未満でなければステップ410に進む処理としてもよい。
以上、タッチパネルドライバ52が行うホバリング検出処理について説明した。
以上のようなホバリング検出処理によれば、静電容量の変化量のピークの位置が4つのホバリング操作受付エリア22のうちのいずれかのエリア内にあり、ユーザの手の接近が検知された領域の大きさ(検知面積)が所定面積以上であり、ピークの位置の静電容量の変化量と、ピークがエリア内に存在したホバリング操作受付エリア22以外の領域の内の位置の静電容量の変化量の最大値との差が、所定のしきい値ThL未満でない場合にのみ、ピークがエリア内に存在したホバリング操作受付エリア22に対してホバリング検出中が設定される。
ここで、このようなホバリング検出処理の処理例を図5に示す。なお、図5の各図は、説明の明瞭化のために、2次元の座標系であるタッチパネル2の座標系を、1次元の座標系で代表させて表した模式図であり、実際の処理例は、図5の各図で示される内容を二次元に拡張したものとなる。
さて、図5aは、ホバリング操作受付エリア22のほぼ前方のみにユーザの手が接近している場合について示したものであり、図5a1はタッチパネル2とユーザの手の関係を示し、図5a2は検知情報が示す静電容量の変化量Vの分布を示したものである。
図示するように、ホバリング操作受付エリア22のほぼ前方のみにユーザの広げた手が接近している場合には、静電容量の変化量VのピークPがホバリング操作受付エリア22内にあり、ピークP周辺の静電容量の変化量Vが所定のレベルLよりも大きい領域の大きさ(検知面積:ピークP周辺のユーザの手の接近が検知された領域の面積)Dが所定面積以上であり、ピークPの位置の静電容量の変化量Vとホバリング操作受付エリア22以外の領域の静電容量の変化量Vの最大値Mとの差が、所定のしきい値ThL未満でないので、ホバリング操作受付エリア22に対してホバリング検出中が設定される。
次に、図5bは、ユーザがタッチ操作受付エリア21内の、ホバリング操作受付エリア22に近いタッチ操作受付エリア21内の位置をタッチ操作するために、タッチパネル2に広げた手を接近させている場合について示したものであり、図5b1はタッチパネル2とユーザの手の関係を示し、図5b2は検知情報が示す静電容量の変化量Vの分布を示したものである。
図示するように、この場合には、ピークPがホバリング操作受付エリア22内にあり、ピークP周辺の静電容量の変化量Vが所定のレベルLよりも大きい領域の大きさDが所定面積以上となるが、タッチ操作受付エリア21内の位置にタッチするために、タッチ操作受付エリア21の前方まで手を伸ばしているので、ピークPの位置の静電容量の変化量Vと、タッチ操作受付エリア21の静電容量の変化量Vの最大値Mとの差はしきい値ThL未満となる。よって、この場合には、ホバリング未検出が設定され、ホバリング操作受付エリア22に対してホバリング検出中が設定されない。
次に、図5cは、ユーザがタッチ操作受付エリア21内の、ホバリング操作受付エリア22に近いタッチ操作受付エリア21内の位置をタッチ操作するために、タッチパネル2に人差し指を伸ばした手を接近させている場合について示したものであり、図5c1はタッチパネル2とユーザの手の関係を示し、図5c2は検知情報が示す静電容量の変化量Vの分布を示したものである。
図示するように、この場合には、ピークPがホバリング操作受付エリア22内にあり、ピークP周辺の静電容量の変化量Vが所定のレベルLよりも大きい領域の大きさDが所定面積以上となるが、タッチ操作受付エリア21内の位置にタッチするために、タッチ操作受付エリア21の前方まで人差し指を伸ばしているので、ピークの位置の静電容量の変化量Vと、タッチ操作受付エリア21の静電容量の変化量Vの最大値Mとの差は、所定のしきい値ThL未満となる。よって、この場合には、ホバリング未検出が設定され、ホバリング操作受付エリア22に対してホバリング検出中が設定されない。
さて、次に、タッチパネルドライバ52が行うホバリング操作受付処理について説明する。
図6に、ホバリング操作受付処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、図4に示したホバリング検出処理で設定されるホバリング検出状態を取得し(ステップ602)、ホバリング検出状態の値が、いずれかのホバリング操作受付エリア22に対するホバリング検出中を表しているかどうかを調べ(ステップ604)、ホバリング検出中を表していない場合にはステップ602からの処理に戻る。
一方、ホバリング検出状態の値が、いずれかのホバリング操作受付エリア22に対するホバリング検出中を表している場合には(ステップ602)、ホバリング検出状態の値がホバリング検出中を表しているホバリング操作受付エリア22を操作対象エリアに設定する(ステップ606)。
次に、所定のタイムアウト時間(たとえば、0.5秒)をもつタイマをスタートし(ステップ608)、ホバリング検出状態を取得し(ステップ610)、ホバリング検出状態の値が操作対象エリアに対するホバリング検出中を表しているかどうかを調べる(ステップ612)。
そして、ホバリング検出状態の値が操作対象エリアに対するホバリング検出中を表していない場合には(ステップ612)、ステップ604からの処理に戻る。
一方、ホバリング検出状態の値が操作対象エリアに対するホバリング検出中を表している場合には(ステップ612)、タイマのタイムアウトが発生しているかどうかを調べる(ステップ614)。
そして、タイムアウトが発生していない場合には(ステップ614)、ステップ610からの処理に戻り、タイムアウトが発生している場合には(ステップ614)、操作対象エリアに対するホバリング操作を受け付け、操作対象エリアに対するホバリング操作の発生を、その時点でタッチパネル2全体またはホバリング操作受付エリア22を入力に用いているオペレーティングシステム5またはアプリケーション6に通知する(ステップ616)。
そして、ホバリング検出状態の値が操作対象エリアに対するホバリング検出中を表さなくなるのを待って(ステップ618、620)、ステップ604からの処理に戻る。
以上、タッチパネルドライバ52が行うホバリング操作受付処理について説明した。
このようなホバリング操作受付処理によれば、ホバリング検出状態の値が、所定期間、同じホバリング操作受付エリア22に対するホバリング検出中を表す値に維持された場合に、ホバリング操作が受け付けられ、そのホバリング操作受付エリア22に対するホバリング操作発生が、その時点でタッチパネル2全体またはホバリング操作受付エリア22を入力に用いているオペレーティングシステム5またはアプリケーション6に通知されることとなる。
さて、このようにしてホバリング操作受付処理から、ホバリング操作発生を通知されたオペレーティングシステム5またはアプリケーション6は、ホバリング操作が発生したホバリング操作受付エリア22に対するホバリング操作に対して定義されている処理を実行する。
なお、各ホバリング操作受付エリア22に対するホバリング操作に対して定義する処理は任意であってよい。
すなわち、たとえば、ホバリング操作受付エリア22に対するホバリング操作に対して定義する処理としては、表示オブジェクト表示エリア11に表示する表示画面を、ホバリング操作が発生したホバリング操作受付エリア22に予め割り当てておいた画面に切り替える処理などを行うようにしてもよい。4つのホバリング操作受付エリア22の各々に異なる画面を割り当てて、このような処理をホバリング操作受付エリア22の各々に対するホバリング操作に対して定義することにより、ユーザは所望の画面が割り当てられているホバリング操作受付エリア22の上に手を接近させるホバリング操作を行うだけで、表示オブジェクト表示エリア11に表示する表示画面を所望の画面に切り替えることができる。
なお、以上のようにホバリング操作受付エリア22に対するホバリング操作に対して定義する処理として、表示オブジェクト表示エリア11に表示する表示画面を、ホバリング操作が発生したホバリング操作受付エリア22に予め割り当てておいた画面に切り替える処理とした場合には、図6のホバリング操作受付処理を、ステップ606において、ホバリング検出状態の値がホバリング検出中を表しているホバリング操作受付エリア22を操作対象エリアに設定すると共に、操作対象エリアに対するホバリング操作を仮受け付けして、タッチパネル2全体またはホバリング操作受付エリア22を入力に用いているオペレーティングシステム5またはアプリケーション6にホバリング操作の仮受付の発生を通知すると共に、ステップ612でホバリング検出状態の値が操作対象エリアに対するホバリング検出中を表していないと判定された場合に、対象エリアに対するホバリング操作を仮受け付け解除して、タッチパネル2全体またはホバリング操作受付エリア22を入力に用いているオペレーティングシステム5またはアプリケーション6にホバリング操作の仮受付の解除を通知し、ステップ604に戻る処理に修正して実施するようにしてもよい。ただし、この場合には、操作対象エリアに対するホバリング操作を仮受け付けした時点で、タッチパネル2全体またはホバリング操作受付エリア22を入力に用いているオペレーティングシステム5またはアプリケーション6は、操作対象エリアに設定されているホバリング操作受付エリア22に割り当てられている画面を所定の表示態様で表示オブジェクト表示エリア11に仮表示すると共に、仮受け付けが解除された時点で、表示オブジェクト表示エリア11の表示画面を、ホバリング操作の仮受け付け前の元の画面に復帰するようにする。
ここで、このようにホバリング検出状態がホバリング検出中となったときに、すぐにホバリング操作の仮受付を行うようにしても、図4に示したホバリング検出処理において、ピークの位置の静電容量の変化量とホバリング操作受付エリア22以外の領域の内の位置の静電容量の変化量の最大値との差が、所定のしきい値ThL未満でない場合にのみホバリング検出中とするので、ホバリング操作受付エリア22とタッチ操作受付エリア21の境界を手の一部がまたぐようにタッチパネル2にユーザの手が接近している場合に、ホバリング操作の仮受付と仮受付の解除が繰り返し頻発してしまうことは抑制される。
以上、本発明の実施形態を説明した。
以上のように本実施形態によれば、検知情報が、ホバリング操作受付エリア22内の位置へのユーザの接近を表している場合であっても、検知情報が表すホバリング操作受付エリア22内の位置の静電容量の変化量の最大値と、前記検知情報が表す前記タッチパネル2のホバリング操作受付エリア22外の位置の静電容量の変化量の最大値との差が、所定のレベルより大きくない場合には、前記ホバリング操作受付エリア22への前記ユーザの接近を検出しないので、ホバリング操作の受け付けは行われない。
一方、ユーザがホバリング操作受付エリア22に対してホバリング操作を行うことを意図している場合には、ホバリング操作受付エリア22内の位置についてのみ静電容量の変化量が大きくなるため、前記差は所定のレベルより大きくなるが、ユーザがタッチ操作受付エリア21内の位置に対してタッチ操作を行うことを意図している場合には、タッチ操作受付エリア21内の位置における静電容量の変化量も大きくなるため、前記差は所定のレベルより大きくならないことが期待できる。
よって、本実施形態によれば、ユーザがタッチ操作受付エリア21内の位置に対してタッチ操作を行うことを意図しているときに、ユーザの意図しないホバリング操作の受け付けの発生を抑制することができる。
なお、以上の実施形態は、車載の如何に関わらずに、タッチパネル2を備え、タッチ操作とホバリング操作を受け付ける任意の情報処理装置に同様に適用することができる。
また、以上の実施形態では、静電容量式のタッチパネル2を用い、タッチパネル2の各座標へのユーザの接近の程度を表す値として静電容量の変化量を用いたが、タッチパネル2としては、タッチパネル2の各座標への、ユーザの接近の程度を検出できるものであれば任意のタッチパネル2を用いてよい。ただし、この場合には、上述した実施形態における静電容量の変化量に代えて、用いたタッチパネル2と共に用いることとなる当該タッチパネル2に適合したタッチパネルコントローラ4が出力するユーザの接近の程度を表す値を用いるようにする。
また、以上の実施形態は、ユーザの手の形や手の動き(ジェスチャ)毎に対応するホバリング操作の種別を設けると共に、図6のホバリング操作受付処理において、ホバリング操作を行っているユーザの手の形や手の動きを認識し、認識した手の形や手の動きに応じた種別のホバリング操作を受け付けるようにしてもよい。
1…ディスプレイ、2…タッチパネル、3…ディスプレイコントローラ、4…タッチパネルコントローラ、5…オペレーティングシステム、6…アプリケーション、11…表示オブジェクト表示エリア、21…タッチ操作受付エリア、22…ホバリング操作受付エリア、51…ディスプレイドライバ、52…タッチパネルドライバ。

Claims (18)

  1. タッチパネルを備えた入力装置であって、
    ユーザの身体の一部を被検出体として、前記タッチパネルの各位置へ前記被検出体の接近の程度を表す検知情報を出力する接近レベル検知部と、
    前記検知情報に基づいて、前記タッチパネルの一部の領域である非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無を検出する接近検出部と、
    前記接近検出部が検出した前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無に基づいて、前記非接触操作受付エリアの前方の空間において、前記タッチパネルと非接触で行われるユーザの操作である非接触操作を受け付ける非接触操作受付部とを有し、
    前記接近検出部は、前記検知情報が前記非接触操作受付エリア内の位置への前記被検出体の接近を表している場合であっても、前記検知情報が表す前記非接触操作受付エリア内の位置への前記被検出体の接近の程度の最大値と、前記検知情報が表す前記タッチパネルの前記非接触操作受付エリア外の位置への前記被検出体の接近の程度の最大値との差が、所定のレベルより大きくない場合には、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出しない形態で、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無の検出を行うことを特徴とする入力装置。
  2. 請求項1記載の入力装置であって、
    前記接近検出部は、少なくとも、前記差が所定のレベルより大きく、かつ、前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置が、前記非接触操作受付エリア内の位置である場合に、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出することを特徴とする入力装置。
  3. 請求項1記載の入力装置であって、
    前記接近検出部は、少なくとも、前記差が所定のレベルより大きく、かつ、前記非接触操作受付エリア内の前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置を含む、前記検知情報が前記被検出体の接近を表している前記非接触操作受付エリア内の領域の面積が所定の面積より大きい場合に、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出することを特徴とする入力装置。
  4. 請求項1記載の入力装置であって、
    前記接近検出部は、前記差が所定のレベルより大きく、かつ、前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置が、前記非接触操作受付エリア内の位置であり、かつ、前記非接触操作受付エリア内の前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置を含む、前記検知情報が前記被検出体の接近を表している前記非接触操作受付エリア内の領域の面積が所定の面積より大きい場合に、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出することを特徴とする入力装置。
  5. 請求項1、2、3または4記載の入力装置であって、
    前記非接触操作受付部は、前記接近検出部が検出した前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無に基づいて、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近が所定期間以上継続したかどうかを判定し、所定期間以上継続した場合に、前記非接触操作を受け付けることを特徴とする入力装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の入力装置であって、
    前記タッチパネルの各位置へ前記被検出体の接触の有無を表すタッチ情報を出力するタッチ検知部と、
    前記タッチ情報に基づいて、前記タッチパネルの一部の領域であって、前記非接触操作受付エリア外の領域であるタッチ操作受付エリアへのユーザのタッチ操作を受け付けるタッチ操作受付部を有することを特徴とする入力装置。
  7. 請求項1、2、3、4または5記載の入力装置と、
    ディスプレイと、
    前記非接触操作受付部が受け付けた非接触操作に応じた処理を行う処理部とを有し、
    前記タッチパネルは前記ディスプレイの表示面上に配置されていることを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項6記載の入力装置と、
    ディスプレイと、
    前記タッチ操作受付部が受け付けたタッチ操作と、前記非接触操作受付部が受け付けた非接触操作とに応じた処理を行う処理部とを有し、
    前記タッチパネルは前記ディスプレイの表示面上に配置されていることを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項1、2、3、4、5または6記載の入力装置であって、
    前記タッチパネルは静電容量式のタッチパネルであって、
    前記接近レベル検知部は、前記タッチパネルの各位置の静電容量の変化量を、前記被検出体と前記タッチパネルとの間の距離の程度を表す値として用いて、前記検知情報を生成することを特徴とする入力装置
  10. 請求項7または8記載の情報処理装置であって、
    前記タッチパネルは静電容量式のタッチパネルであって、
    前記接近レベル検知部は、前記タッチパネルの各位置の静電容量の変化量を、前記被検出体と前記タッチパネルとの間の距離の程度を表す値として用いて、前記検知情報を生成することを特徴とする情報処理装置。
  11. タッチパネルと、ユーザの身体の一部を被検出体として、前記タッチパネルの各位置へ前記被検出体の接近の程度を表す検知情報を出力する接近レベル検知部とを備えたコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    前記検知情報に基づいて、前記タッチパネルの一部の領域である非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無を検出する接近検出部と、
    前記接近検出部が検出した前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無に基づいて、前記非接触操作受付エリアの前方の空間において、前記タッチパネルと非接触で行われるユーザの操作である非接触操作を受け付ける非接触操作受付部として機能させるコンピュータプログラムであり、
    前記接近検出部は、前記検知情報が前記非接触操作受付エリア内の位置への前記被検出体の接近を表している場合であっても、前記検知情報が表す前記非接触操作受付エリア内の位置への前記被検出体の接近の程度の最大値と、前記検知情報が表す前記タッチパネルの前記非接触操作受付エリア外の位置への前記被検出体の接近の程度の最大値との差が、所定のレベルより大きくない場合には、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出しない形態で、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無の検出を行うことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 請求項11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記接近検出部は、少なくとも、前記差が所定のレベルより大きく、かつ、前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置が、前記非接触操作受付エリア内の位置である場合に、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出することを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 請求項11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記接近検出部は、少なくとも、前記差が所定のレベルより大きく、かつ、前記非接触操作受付エリア内の前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置を含む、前記検知情報が前記被検出体の接近を表している前記非接触操作受付エリア内の領域の面積が所定の面積より大きい場合に、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出することを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 請求項11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記接近検出部は、前記差が所定のレベルより大きく、かつ、前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置が、前記非接触操作受付エリア内の位置であり、かつ、前記非接触操作受付エリア内の前記検知情報が表す前記被検出体の接近の程度が最も大きい位置を含む、前記検知情報が前記被検出体の接近を表している前記非接触操作受付エリア内の領域の面積が所定の面積より大きい場合に、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近を検出することを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 請求項11、12、13または14記載のコンピュータプログラムであって、
    前記非接触操作受付部は、前記接近検出部が検出した前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近の有無に基づいて、前記非接触操作受付エリアへの前記被検出体の接近が所定期間以上継続したかどうかを判定し、所定期間以上継続した場合に、前記非接触操作を受け付けることを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. 請求項11、12、13、14または15記載のコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータは、前記タッチパネルの各位置へ前記被検出体の接触の有無を表すタッチ情報を出力するタッチ検知部を備え、
    当該コンピュータプログラムは前記コンピュータを、さらに、前記タッチ情報に基づいて、前記タッチパネルの一部の領域であって、前記非接触操作受付エリア外の領域であるタッチ操作受付エリアへのユーザのタッチ操作を受け付けるタッチ操作受付部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  17. 請求項11、12、13、14または15記載のコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータは、ディスプレイを備え、
    前記タッチパネルは前記ディスプレイの表示面上に配置されており、
    当該コンピュータプログラムは前記コンピュータを、さらに、前記非接触操作受付部が受け付けた非接触操作に応じた処理を行う処理部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  18. 請求項16記載のコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータは、ディスプレイを備え、
    前記タッチパネルは前記ディスプレイの表示面上に配置されており、
    当該コンピュータプログラムは前記コンピュータを、さらに、前記タッチ操作受付部が受け付けたタッチ操作と、前記非接触操作受付部が受け付けた非接触操作とに応じた処理を行う処理部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2015063944A 2015-03-26 2015-03-26 入力装置、情報処理装置及びコンピュータプログラム Active JP6466222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015063944A JP6466222B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 入力装置、情報処理装置及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015063944A JP6466222B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 入力装置、情報処理装置及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016184271A JP2016184271A (ja) 2016-10-20
JP6466222B2 true JP6466222B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=57242989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015063944A Active JP6466222B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 入力装置、情報処理装置及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6466222B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1988448A1 (en) * 2006-02-23 2008-11-05 Pioneer Corporation Operation input device
JP2010277377A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Panasonic Corp タッチパネルシステム
JP2011101184A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Sony Corp 撮影装置、撮影制御方法及び撮影制御プログラム
JP5632854B2 (ja) * 2009-11-09 2014-11-26 ローム株式会社 タッチセンサ付きディスプレイ装置およびそれを用いた電子機器ならびにタッチセンサ付きディスプレイモジュールの制御回路
KR20120085392A (ko) * 2011-01-24 2012-08-01 삼성전자주식회사 터치 스크린을 구비한 단말기 및 그 단말기에서 터치 이벤트 확인 방법
JP6125310B2 (ja) * 2013-04-26 2017-05-10 アルパイン株式会社 入力装置及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016184271A (ja) 2016-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9529527B2 (en) Information processing apparatus and control method, and recording medium
JP5563698B1 (ja) タッチ式入力装置
JP5640486B2 (ja) 情報表示装置
JP5542224B1 (ja) 電子機器および座標検出方法
EP2426581A2 (en) Information processing device, information processing method, and computer program
US9632690B2 (en) Method for operating user interface and electronic device thereof
JP6004716B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法、コンピュータプログラム
JP4924164B2 (ja) タッチ式入力装置
JP7043166B2 (ja) 表示制御装置、表示制御システム及び表示制御方法
JP2011134273A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2013097600A (ja) タッチ式入力装置
WO2012111227A1 (ja) タッチ式入力装置、電子機器および入力方法
JP6466222B2 (ja) 入力装置、情報処理装置及びコンピュータプログラム
JP2011204033A (ja) 情報表示装置および情報表示方法
JP7094631B2 (ja) 入力装置
JP2006085218A (ja) タッチパネル操作装置
CN107980116B (zh) 悬浮触控感测方法、悬浮触控感测系统及悬浮触控电子设备
JP5812582B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2015118424A (ja) 情報処理装置
JP5653558B2 (ja) 電子機器及び座標検出方法
JP5615455B2 (ja) 電子機器及び座標検出方法
JP2016139234A (ja) 入力制御装置
JP2014006765A (ja) 操作装置
JP2018124811A (ja) 操作装置
JP2018120458A (ja) 操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6466222

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150