JP6465130B2 - Work vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、作業車両に関するものである。 The present invention relates to a work vehicle.
従来の苗移植機には、肥料等を散布するための施肥装置が設けられていることが知られ
ている(例えば、特許文献1参照)。
It is known that a conventional seedling transplanter is provided with a fertilizer application device for spraying fertilizer and the like (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1に示された施肥装置では、肥料ホッパーから供給される肥料の設定量を予め手動で調節するために設けられた繰出量調節ハンドルを、作業者が手動で回し、駆動側揺動ロッドと繰出入力アームを共に連結するカウンターアームの角度を変更することにより、繰出駆動軸の回転速度を変更し、肥料の繰出量を変更する構成が開示されている。この施肥装置の駆動力は、植付伝動クラッチから得ており、植付伝動クラッチからの駆動力を絶つ施肥クラッチを切ると、施肥装置の駆動を停止することが出来る。
In the fertilizer application shown in
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本発明は、圃場の深度を検知できると共に、肥料濃度を精度良く検知できる作業車両を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the work vehicle which can detect the depth of a farm field and can detect a fertilizer density | concentration accurately.
上記課題を解決するために、走行車体(2)に配置された、左右一対の電極板(1100)により圃場の肥料濃度を検知する肥料濃度検知センサー(1110)と、
前記走行車体(2)に配置された、圃場の深度を検知する左右一対の深度検知センサー(1140)と、肥料を貯留する貯留ホッパー(60L、60R)と、前記貯留ホッパーから供給される前記肥料を設定量ずつ繰り出す繰出装置(61,300)と、前記繰出装置から繰り出される施肥量を調節する施肥量調節装置(400)と、前記施肥量調節装置に対して前記施肥量の設定を行う施肥量設定装置(200,210)と、前記施肥量設定装置(200,210)からの指示に基づいて駆動する施肥量調節モーター(410)と、を備え、
前記肥料濃度検知センサー(1110)の検知結果と前記深度検知センサー(1140)の検知結果とに基づき、前記施肥量調節モーター(410)を作動させる構成とし、
前記左右一対の深度検知センサー(1140)を前記走行車体(2)の左右前輪(10)よりも前側で、且つ、外側にそれぞれ配置し、
前記電極板(1100)を左右前輪(10)に取り付け、
前記前輪(10)の外側にホイルキャップ(1115)を設け、前記前輪(10)のタイヤ(1112)の内周縁部の一部から、前記電極板(1100)とスポーク(1114)との間の内側の隙間と、スポーク(1114)と前記ホイルキャップ(1115)との間の外側の隙間に、絶縁用延長部材(1112a、1112b)をそれぞれ設けたことを特徴とする作業車両である。
In order to solve the above-mentioned problem, a fertilizer concentration detection sensor (1110) for detecting the fertilizer concentration in the field by a pair of left and right electrode plates (1100) disposed on the traveling vehicle body (2),
A pair of left and right depth detection sensors (1140) for detecting the depth of a field, a storage hopper (60L, 60R) for storing fertilizer, and the fertilizer supplied from the storage hopper , disposed on the traveling vehicle body (2). A feeding device (61, 300) that feeds out a set amount, a fertilization amount adjusting device (400) that adjusts a fertilizing amount fed out from the feeding device, and a fertilizer that sets the fertilizing amount for the fertilizing amount adjusting device An amount setting device (200, 210), and a fertilization amount adjustment motor (410) driven based on an instruction from the fertilization amount setting device (200, 210) ,
Based on the detection result of the fertilizer concentration detection sensor (1110) and the detection result of the depth detection sensor (1140), the fertilizer application amount adjustment motor (410) is operated.
The left and right pair of depth detection sensors (1140) are arranged on the front side and the outside of the left and right front wheels (10) of the traveling vehicle body (2), respectively.
The electrode plate (1100) is attached to the left and right front wheels (10),
A foil cap (1115) is provided on the outside of the front wheel (10), and a part of the inner peripheral edge of the tire (1112) of the front wheel (10 ) is provided between the electrode plate (1100) and the spoke (1114) . The working vehicle is characterized in that insulating extension members (1112a, 1112b) are provided in an inner gap and an outer gap between the spoke (1114) and the foil cap (1115), respectively .
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また、請求項2の発明は、前記走行車体(2)に肥料を供給する施肥装置(100)を設け、該施肥装置(100)は、揺動支点(360)で揺動することにより施肥量を変更する揺動アーム(350)と、該揺動支点(360)の位置を変更して施肥量を変更する施肥量調節装置(400)を備え、前記揺動支点(360)を施肥量が減少する側の端部に移動させると、前記施肥装置(100)の肥料の供給が停止する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
Further, the invention of
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請求項1の発明によれば、例えば、肥料濃度検知センサー(1110)が検知する肥料濃度と超音波センサー(114)が検知する深度に基づいて、圃場の肥料濃度を精度良く検知することにより、揺動支点ピン(360)を移動させ、施肥量を圃場の状況に合わせて自動的に変更することができる。
また、例えば左右一対の深度検知センサー(1140)を左右の前輪よりも前側で、且つ外側に配置したことにより、左右の前輪(10)が跳ね上げる泥がかかりにくくなるので、圃場の深度検知が適切に行われ、施肥装置(100)からの施肥量が適切になり、作物の生育不良が防止される。
また、前輪(10)と電極板(1100)との絶縁が安価に構成可能となる。また、圃場に入った時に、電極板1100の隙間から多少泥が入ることがあり、ホイルキャップ1115との間にその泥が残るが、裏面1102bに絶縁体が設けられているので、電極板1100による誤感知が防止出来る。
According to the invention of
Further, for example, by arranging the pair of left and right depth detection sensors (1140) on the front side and the outside of the left and right front wheels, mud that the left and right front wheels (10) jump up is less likely to be applied, so that the depth detection of the field can be performed. Appropriately performed, the amount of fertilization from the fertilizer application device (100) becomes appropriate, and poor growth of crops is prevented.
Further, the insulation between the front wheel (10) and the electrode plate (1100) can be configured at low cost. Further, when entering the farm, some mud may enter from the gap between the
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、施肥量調節装置(400)の操作により施肥装置(100)の動作を停止させることができるので、施肥の要否の状況に合わせた切替操作を能率よく行なうことができる。
According to the invention of
また、施肥量調節装置(400)が施肥装置(100)の伝動クラッチを兼ねることができるので、部品点数の削減が図られる。 Moreover, since the fertilizer application amount adjusting device (400) can also serve as the transmission clutch of the fertilizer applying device (100), the number of parts can be reduced.
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以下、図面を参照しながら本発明の田植機の一実施の形態にかかる施肥装置を搭載した乗用型田植機について説明する。 Hereinafter, a riding type rice transplanter equipped with a fertilizer application device according to an embodiment of the rice transplanter of the present invention will be described with reference to the drawings.
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態の施肥装置を搭載した8条植の乗用型田植機1の側面図であり、図2は、その平面図である。
(Embodiment)
FIG. 1 is a side view of an 8-row
尚、本明細書においては、前後、左右の方向基準は、運転席からみて、車体の走行方向を基準として、前後、左右の基準を規定している。 In the present specification, the front / rear and left / right direction standards are defined based on the traveling direction of the vehicle body as viewed from the driver's seat.
この田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して植付装置4が昇降可能に装着され、走行車体2の後部上側に施肥装置5の本体部分が設けられている。
In this
尚、施肥装置5が、本発明の施肥装置の一例にあたる。 In addition, the fertilizer 5 is equivalent to an example of the fertilizer of the present invention.
走行車体2は、駆動輪である左右一対の前輪10及び左右一対の後輪11を備えた四輪駆動車両であって、機体の前部にミッションケース12が配置され、そのミッションケース12の左右側方に前輪ファイナルケース13が設けられ、該左右前輪ファイナルケース13の操向方向を変更可能な各々の前輪支持部から外向きに突出する左右前輪車軸に前輪10がそれぞれ取り付けられている。
The
また、ミッションケース12の背面部にメインフレーム15の前端部が固着されており、そのメインフレーム15の後端左右中央部に前後水平に設けた後輪ローリング軸を支点にして後輪ギヤケース18がローリング自在に支持され、その後輪ギヤケース18から外向きに突出する左右後輪車軸に後輪11がそれぞれ取り付けられている。
Further, the front end portion of the
エンジン20は、メインフレーム15の上に搭載されており、該エンジン20の回転動力が、ベルト伝動装置21及びHST(静油圧式無段階変速機)23を介してミッションケース12に伝達される。
The
ミッションケース12に伝達された回転動力は、ミッションケース12内のトランスミッションにより変速された後、走行動力と外部取出動力に分離して取り出される。そして、走行動力は、一部が前輪ファイナルケース13に伝達されて左右一対の前輪10、10を駆動すると共に、残りが後輪ギヤケース18に伝達されて左右一対の後輪11、11を駆動する。
The rotational power transmitted to the
また、外部取出動力は、走行車体2の後部に設けた植付クラッチケース25に伝達され、それから植付伝動軸26によって植付装置4へ伝達されるとともに、施肥装置100へも伝達される。施肥装置100については更に後述する。
Further, the external take-out power is transmitted to a planting
エンジン20の上部はエンジンカバー30で覆われており、その上に運転席31が設置されている。運転席31の前方には各種操作機構を内蔵するボンネット32があり、その上方に前輪10を操向操作する操縦ハンドル34が設けられている。
The upper part of the
また、ボンネット32で覆われた内部には、施肥装置100により圃場に散布される施肥量を、作業者が設定するための施肥量設定パネル200、及び施肥装置100の動作等を制御するコントローラー210が収納されている。施肥量設定パネル200からの入力信号はコントローラー210に送られる(図6参照)。また、施肥量設定パネル200に代えて、又は、それに加えて、施肥量設定パネル200と同等又はそれ以上の機能を備えたタブレット端末250を備える構成であっても良い。これらに関しては、更に後述する。
Moreover, in the inside covered with the
エンジンカバー30及びボンネット32の下端左右両側は水平状のフロアステップ35になっている。フロアステップ35は一部格子状になっており(図2参照)、フロアステップ35を歩く作業者の靴についた泥が圃場に落下する構成となっている。
The
昇降リンク装置3は平行リンク構成であって、1本の上リンク40と左右一対の下リンク41を備えている。上リンク40及び下リンク41は、それらの基部側がメインフレーム15の後端部に立設した背面視で門形のリンクベースフレーム42に回動自在に取り付けられ、それらの先端側に縦リンク43が連結されている。そして、縦リンク43の下端部に、植付装置4に回転自在に支承された連結軸44が挿入連結され、連結軸44を中心として植付装置4がローリング自在に連結されている。
The elevating
メインフレーム15に固着した支持部材と上リンク40に一体形成したスイングアーム(図示せず)の先端部との間に昇降油圧シリンダー46が設けられており、昇降油圧シリンダー46を油圧で伸縮させることにより、上リンク40が上下に回動し、植付装置4がほぼ一定姿勢を保持したまま昇降する。
An elevating
植付装置4は、8条植の構成で、フレームを兼ねる植付伝動ケース50、マット苗(図示省略)を載せて左右往復動し苗を一株分ずつ各条の苗取出口51a(図2参照)に供給するとともに、横一列分の苗を全て苗取出口51aに供給すると、苗送りベルト51bにより苗を下方に移送する苗載せ台51、及び、苗取出口51aに供給された苗を苗植付具52aによって圃場に植付ける苗植付部52等を備えている。
The
植付装置4の下部には中央にセンターフロート55、その左右両側にサイドフロート56がそれぞれ設けられている。これらフロート55、56を圃場の泥面に接地させた状態で機体を進行させると、フロート55、56が泥面を整地しつつ滑走し、その整地跡に苗植付部52により苗が植付けられる。
In the lower part of the
各フロート55、56は、圃場表土面の凹凸に対応して前端側が上下動する如く回動自在に取り付けられており、植付作業時にはセンターフロート55の前部の上下動が迎角制御センサー1141(図6参照)により検出され、その検出結果に対応して昇降油圧シリンダー46を制御する油圧バルブ(図示省略)を切り替えて植付装置4を昇降させることにより、苗の植付深さを常に一定に維持する。
Each of the
施肥装置100は、肥料ホッパーに貯留されている粒状の肥料を、各苗植付条毎に設けられている繰出部61によって一定量ずつ繰り出し、その肥料を施肥ホース62でセンターフロート55及びサイドフロート56の左右両側に取り付けた施肥ガイド63まで導き、施肥ガイド63の前側に設けた作溝体64によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥溝内に落とし込む構成となっている。
The
そして、ブロアー用電動モーター66で駆動するブロアー67で発生させたエアが、左右方向に長いエアチャンバー68を経由して施肥ホース62に吹き込まれ、施肥ホース62内の肥料を風圧で強制的に搬送する構成となっている。
The air generated by the
また、肥料ホッパーは、図2に示す通り、左側肥料ホッパー60Lと、右側肥料ホッパー60Rとに一定の隙間を空けて分離されて配置されており、その隙間には、高速繰出調節機構400が配置されている。この高速繰出調節機構400は、施肥伝動機構300を介して伝達される駆動力を利用して肥料を設定量ずつ繰り出すための繰出部61から繰り出される施肥量を調節するための機構である。施肥伝動機構300、高速繰出調節機構400については、更に後述する。
Further, as shown in FIG. 2, the fertilizer hopper is arranged with a certain gap between the
高速繰出調節機構400を、左側肥料ホッパー60Lと右側肥料ホッパー60Rの間の隙間に配置する構成としたことにより、左右の肥料ホッパー60L、60Rへの肥料の補給等の様々な作業において邪魔にならず、また、左右の肥料ホッパー60L、60Rの後部への傾斜も可能となる。
By arranging the high-speed
尚、左側肥料ホッパー60Lと右側肥料ホッパー60Rとを含む構成が、本発明の貯留ホッパーの一例にあたる。また、高速繰出調節機構400が、本発明の施肥量調節装置の一例にあたる。
The configuration including the left-
植付装置4には整地ローター27(第1整地ローター27aと第2整地ローター27bの組み合わせを単に整地ローター27と言うことがある)が取り付けられている。
A leveling rotor 27 (the combination of the
また、苗載せ台51は、植付装置4の全体を支持する左右方向と上下方向に幅一杯の矩形の支持枠体65の上端部においてスライド可能に支持された支持ローラー65aにより左右方向にスライドする構成である。
The
また、走行車体2の前部左右両側には、補給用の苗を載せておく左右一対の予備苗枠38が設けられている。
A pair of left and right spare seedling frames 38 on which a replenishing seedling is placed are provided on both the left and right sides of the front portion of the traveling
また、操作ハンドル34の近傍には、作業者による施肥量の減量設定を可能にした減肥設定スイッチ500が設けられており、例えば、標準の施肥量から0%減〜100%減までの間の任意の減量を設定できるスイッチである。減肥設定スイッチ500から入力された入力信号は、コントローラー210へ送られる(図6参照)。
Further, in the vicinity of the
尚、減肥設定スイッチ500に代えて、減肥設定スイッチ500と同等又はそれ以上の機能を備えたタブレット端末250を備える構成であっても良い。
Instead of the fertilizer
また、左右一対の前輪10,10には、前輪10,10間の圃場における肥料濃度を検知するための電極板1100(図1参照)が配置されており、肥料濃度検知センサー1110(図6参照)を構成している。肥料濃度検知センサー1110で検知された肥料濃度の信号はコントローラー210へ送られる。電極板1100に関しては、更に後述する。
Moreover, the electrode plate 1100 (refer FIG. 1) for detecting the fertilizer density | concentration in the agricultural field between the
また、走行車体2の先端中央部には走行車体2の傾斜を検知する傾斜検知センサー1120(図1参照)が設けられており、傾斜検知センサー1120での検知結果はコントローラー210へ送られる(図6参照)。
Further, an inclination detection sensor 1120 (see FIG. 1) for detecting the inclination of the traveling
また、操作ハンドル34の前方であってボンネット32の上方にはGPS(Global Positioning System)機能を備えたGPS受信機1130(図2参照)が搭載されており、その受信信号はコントローラー210へ送られる(図6参照)。
In addition, a GPS receiver 1130 (see FIG. 2) having a GPS (Global Positioning System) function is mounted in front of the operation handle 34 and above the
また、平面視で、左右一対の前輪10,10の先端部より前であって、左右一対の前輪10,10の外側とフロアステップ35の外側のほぼ中間位置に、肥料濃度の検出に利用する圃場の水深を検知するために左右一対の超音波センサー1140が設けられており、超音波センサー1140による検知結果はコントローラー210へ送られる(図6参照)。超音波センサー1140を上記位置に取り付けたことにより、前輪10により持ち上げられた泥で水深の誤検知を防止出来るとともに、センサーの破損を防止出来る。水深データの検知に関しては、更に後述する。
Also, in plan view, it is used for detection of fertilizer concentration at a position approximately in front of the front ends of the pair of left and right
以下、本実施の形態の施肥装置100の各部の構成について更に説明する。
Hereinafter, the structure of each part of the
図3(a)は、本実施の形態の施肥装置100を田植機1の後方から視た時の概略背面図であり、左側肥料ホッパー60Lは、基本的に右側肥料ホッパー60Rと同じ構造であるので、その一部の図示を省略した。また、図3(b)は、本実施の形態の施肥装置100を右側面から視た時の概略側面図であり、高速繰出調節機構400の概略構成を示すために、便宜上、右側肥料ホッパー60Rの図示を省略した。
Fig.3 (a) is a schematic back view when the
また、図4は、本実施の形態の施肥装置100の繰出部61の左側面断面図である。
FIG. 4 is a left side cross-sectional view of the feeding
また、図5は、高速繰出調節機構400等の構成を示すための、図3(b)の要部拡大図である。
FIG. 5 is an enlarged view of the main part of FIG. 3B for showing the configuration of the high-speed
尚、図5において、揺動アーム350は図中の奥側に配置されており、揺動アーム連結プレート357はその手前側に配置されており、ガイドプレート355は、揺動アーム350と揺動アーム連結プレート357の間に配置されているが、奥側の揺動アーム350を見易くするために、便宜上、ガイドプレート355を二点鎖線で表している。
In FIG. 5, the
右側肥料ホッパー60Rは右側の4条分が共用で、上部に開閉可能な蓋60aが取り付けられている。右側肥料ホッパー60Rの下部は施肥条数分(4条分)に分岐して漏斗状60bになっており、その下部が各繰出部61の上端に接続されている。左側肥料ホッパー60Lについても上記構成と同じである。
The
図4に示す通り、繰出部61は、右側肥料ホッパー60R内(又は、左側肥料ホッパー60L内)の肥料を下方に繰り出す2個の第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bを内蔵している。これらの繰出ロール73A及び73Bは、外周部に溝状の凹部74が形成された回転体で、左右方向に設けた共通の繰出軸75の角軸部75a(図示例は四角軸)にそれぞれ一体回転する構成で嵌合している。尚、繰出軸75の駆動源については、図3(a)、(b)を用いて更に後述する。
As shown in FIG. 4, the
第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bが図4の矢印方向に回転することにより、左側肥料ホッパー60L(又は、右側肥料ホッパー60R)から落下供給される肥料が凹部74に収容されて下方に繰り出される。第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bにより繰り出された肥料は、下端の吐出口61aから吐出される。
When the
繰出部61の吐出口61aには、前端部がエアチャンバー68(図1、図2参照)の背面部に前後方向に挿入連結されて、後端部が繰出部61の吐出口61aに連通する接続管(図示省略)が接続されている。
A front end portion of the
一方、エアチャンバー68の左端部はエア切替管(図示省略)を介してブロアー67(図1、図2参照)に接続されており、該ブロアー67からのエアがエアチャンバー68を経由し接続管から繰出部61の吐出口61aを通過する際に、肥料を巻き込みながら施肥ホース62側に吹き込まれる構成となっている。
On the other hand, the left end portion of the
また、図示例の第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bの凹部74の数は6個であり、両者の凹部74の位置が隣り合わない様にするために、その位相は異ならせて配置されている。これにより、第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bの各凹部74が交互に肥料を繰り出すこととなり、吐出口61aから吐出される肥料の量が時間的に均等化されている。
In addition, the number of the
第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bの何れかを繰出軸75から外して位相を適当に変更して付け直すことにより、第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bの凹部74の位相を等しくすることも出来る。これで、圃場に点状に肥料を散布するときに適用可能となる。
The phase of the
又、繰出部61の内部には、凹部74が下方に移動する側(前側)の第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bの外周面に摺接するブラシ76が着脱自在に設けられている。このブラシ76によって第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bの凹部74に肥料が摺り切り状態で収容され、第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bによる肥料繰出量が一定に保たれる。
Further, a
ここで、主として図3(a)、図3(b)を参照しながら上述した繰出軸75(図4参照)の駆動源について説明する。 Here, the drive source of the feeding shaft 75 (see FIG. 4) described above will be described mainly with reference to FIGS. 3 (a) and 3 (b).
即ち、繰出軸75は、繰出部61の外壁部を外側に貫通して突き出しており、その突き出した先端部には繰出駆動ギヤ81(図3(a)参照)が固定されており、繰出駆動ギヤ81には、植付クラッチケース25側からの回転駆動力を伝達する繰出伝達ギヤ82と回動可能に噛み合わされている。
That is, the feeding
各繰出伝達ギヤ82は、図3(a)に示す通り、各繰出部61の下端部において左右方向に回動可能に配置された繰出回動シャフト310L、310Rにそれぞれ固定されている。そして、繰出回動シャフト310L、310Rが間歇的に回転動作することにより、繰出伝達ギヤ82、及び繰出駆動ギヤ81を介して、第1繰出ロール73A及び第2繰出ロール73Bが図4の矢印方向に間歇的に回動する。
As shown in FIG. 3A, each of the feeding transmission gears 82 is fixed to feeding rotation shafts 310 </ b> L and 310 </ b> R that are rotatably arranged in the left and right directions at the lower end portion of each feeding
ここで、図3(a)、図3(b)を用いて、繰出回動シャフト310L、310Rを回動するための、施肥伝動機構300、施肥駆動ロッド機構330、及び揺動アーム350等を中心に説明する。
Here, with reference to FIGS. 3A and 3B, a
図3(a)、図3(b)に示す通り、走行車体2の後部に固定された植付クラッチケース25の後面から突出するクランクアーム25aが出力回転し、クランクアーム25aに一端部が連結された施肥駆動ロッド機構330を介することで上下方向の往復動作に変換されて、揺動アーム350の一端部350aに伝達される構成である。ここで、揺動アーム350は、高速繰出調節機構400により、前後方向であって水平移動可能に構成された揺動支点ピン360により揺動可能に支持されている。
As shown in FIGS. 3 (a) and 3 (b), the
尚、高速繰出調節機構400については、図5を用いて更に後述する。
The high-speed
揺動アーム350が、揺動支点ピン360を揺動支点として上下方向に揺動することで、上側の一端部370aが揺動アーム350の他端部350bに連結された繰出伝動アーム370が上下方向に往復移動して、繰出伝動アーム370の下側の他端部370bに連結された繰出入力アーム380(図5参照)を介して、一方向クラッチ機構390へ伝達される構成である。一方向クラッチ機構390から左右方向に突き出した一方向クラッチ回動軸391L、391Rは、それぞれ繰出回動シャフト310L、310Rと連結固定されている。
The
本実施の形態では、繰出伝動アーム370、繰出入力アーム380、一方向クラッチ機構390及び、繰出伝動シャフト310L、310Rを含む構成をまとめて施肥伝動機構300と呼ぶ。
In the present embodiment, a configuration including the feeding
尚、本実施の形態の繰出部61と施肥伝動機構300とを含めた構成が、本発明の繰出装置の一例にあたる。
In addition, the structure including the feeding
ここで、施肥駆動ロッド機構330について、主として図3(c)を参照しながら更に説明する。図3(c)は、施肥駆動ロッド機構330を示した概略斜視図である。
Here, the fertilization
図3(c)に示す通り、施肥駆動ロッド機構330は、クランクアーム25aに一端部が連結されて上下方向に往復移動するメイン駆動ロッド331と、メイン駆動ロッド331から駆動力の伝達方向を変更するために左右方向に延びた中継ロッド332と、メイン駆動ロッド331と中継ロッド332との間に連結配置されて、中央部の揺動連結支点ピン334aを支持軸として、メイン駆動ロッド331の上下動に連動して両端が上下方向に揺動する揺動連結プレート334と、中継ロッド332の他端部332aから駆動力を揺動アーム350に伝達するサブ駆動ロッド333とで構成されている。揺動連結支点ピン334aは、走行車体2のフレームに固定されている。
As shown in FIG. 3 (c), the fertilization
上記構成によれば、施肥駆動ロッド機構330の構成がコンパクトに出来る。
According to the said structure, the structure of the fertilization
また、上記構成によれば、メイン駆動ロッド331とサブ駆動ロッド333の連結部にスペースが確保出来るので、中継ロッド332近傍を通過する施肥ホース62を、中継ロッド332の上方を通過すべく配置出来る。
Further, according to the above configuration, since a space can be secured in the connecting portion between the
施肥ホースを、左右方向に配置された中継ロッド332の上方を通過させることで、下方から支持される構成としたことにより、中継ロッド332が施肥ホース62の下方への垂れ下がりを防止することができるので、肥料が圃場に供給されるタイミングが遅れたり、肥料が施肥ホース62内に溜まったりすることが防止され、施肥精度が向上する。
By allowing the fertilizer hose to pass from above the
また、施肥ホース62が周辺の部材に圧迫され、潰れたり変形したりすることを防止できるので、耐久性が向上すると共に、肥料の移動が妨げられることが防止され、施肥精度が向上する。
Moreover, since it can prevent that the
また、植付装置がリフトアップされる際に、中継ロッド332近傍の施肥ホース62が上方に曲がっても、施肥ホース62を、左右方向に配置された中継ロッド332の上方を通過させて設けたことにより、中継ロッド332が邪魔にならない。
Further, when the planting device is lifted up, the
次に、主として図5を参照しながら、施肥伝動機構300の揺動アーム350を中心とする構成と、高速繰出調節機構400について更に説明する。
Next, the configuration centering on the
図5に示す通り、揺動アーム350は、細長い略直方体形状の筐体であり、その左右側面には、図中奥側壁と手前側壁とを貫通した揺動支点ピン移動用長孔351が形成されている。また、揺動支点ピン移動用長孔351の前端部351bは、繰出伝動アーム370の一端部370aに隣接する位置まで形成されている。
As shown in FIG. 5, the
そして、揺動支点ピン移動用長孔351を図中奥側から手前側に向けて貫通するべく配置された揺動支点ピン360が、その揺動支点ピン移動用長孔351の両端間を高速で水平移動可能に配置されており、その揺動支点ピン360の先端部(図中手前側)は、一方向クラッチ機構390の左側に立設固定されたガイドプレート355の上部に、揺動支点ピン移動用長孔351に対応して形成されたガイド用長孔356の内周縁部により高速で水平移動可能に支持されている。
A
また、揺動アーム350の一端部350aは、揺動アーム連結プレート357の一端部357aとともに、サブ駆動ロッド333の上端部333aと回動可能に連結されている。尚、揺動アーム連結プレート357の他端部357bは、ガイドプレート355上のガイド用長孔356の後端部356aに隣接した位置の連結プレート回動軸358を中心として回動可能に連結されている。
Further, one
尚、図5では、揺動支点ピン移動用長孔351の前端部351bが、側面視で、繰出伝動アーム370の連結部である一端部370aと重なる位置に形成されていない構成が示されているが、これに限らず例えば、双方の位置が、側面視で完全に重なる構成としても良い。但しこの場合、揺動支点ピン360が前端部351bに移動した際に、繰出伝動アーム370との連結部である一端部370aと干渉しない構成とする必要がある。
5 shows a configuration in which the
この構成によれば、揺動支点ピン360を揺動支点ピン移動用長孔351の前端部351bに移動させることにより、揺動アーム350の一端部350aが上下方向に大きく揺動するが、側面視で、揺動支点ピン360の位置に一端部370aが連結されている繰出伝動アーム370の上下方向への揺動は停止した状態となる。
According to this configuration, by moving the
即ち、この構成によれば、高速繰出調節機構400の設定量を「最小」にすると繰出伝動アーム370の揺動が停止することにより、繰出部61の動作を瞬時に停止させることができるので、施肥の要否の状況に合わせた切替操作を能率よく行なうことができる。また、高速繰出調節機構400が施肥装置100の伝動クラッチ機能を兼ねることができるので、施肥装置100の伝動クラッチを別途設ける必要が無くなり、部品点数の削減が図られる。
That is, according to this configuration, when the set amount of the high-speed
次に、高速繰出調節機構400について説明する。
Next, the high-speed
図5に示す通り、高速繰出調節機構400は、施肥量設定パネル200や減肥設定スイッチ500からの入力、或いは肥料濃度検知センサー1110等の各種センサーからの信号を受けたコントローラー210(図6参照)からの指示に応じて正逆自在に高速回転する施肥量調節モーター410と、施肥量調節モーター410によって高速で回転するボールネジ420と、ボールネジ420の表面に形成された螺旋形状の溝に螺合して高速で移動するボールナット430と、ボールナット430の下方に固定された揺動支点ピン360と、ボールナット430の移動量を検知するストロークセンサー440とを備えている。
As shown in FIG. 5, the high-speed
即ち、施肥量調節モーター410は、走行車体2のフレーム側に固定されたモーター固定プレート411に固定されて、左側肥料ホッパー60Lの前側であって、運転席31の後方に配置されている(図1,図2参照)。
That is, the fertilizer application
これにより、また、ボールネジ420上をボールナットがスライドしても、施肥量調節モーター410は固定されているので、振動の発生が防止出来る。また、施肥量調節モーター410が、運転席31の後方と左側肥料ホッパー60Lの間に配置されている構成により、エンジンカバー30の左右の有効スペースが確保されているので、作業性の向上が図れる。
Thereby, even if the ball nut slides on the
また、ボールネジ420は、一端部420aが施肥量調節モーター410の出力回転軸に連結されるとともに、軸受けベアリング421により回動自在に支持されており、他端部420bが軸受けベアリング421により回動自在に支持されて、前後方向に水平に配置されて、左右の肥料ホッパー60L、60Rの前後幅内に納める構成である。尚、軸受けベアリング421は、モーター固定プレート411に固定されている。
The
ボールネジ420を左右の肥料ホッパー60L、60Rの前後幅内に納める構成としたことで、安全性、作業性の向上が図れる。
By adopting a configuration in which the
また、ボールネジ420に回動自在に嵌め込まれたボールナット430を、ボールネジ420の軸方向に対して移動可能に保持するボールナット保持プレート431が、ボールナット430に固定されている。そして、ボールナット保持プレート431の上端部431aには、ボールナット430の上側において上向きに指針432が形成されている。一方、ボールナット保持プレート431の下端部431bには、揺動支点ピン360が立設固定されている。また、ボールネジ420の上方に平行に配置されたストロークセンサー440の可動シャフト441の先端部が、ボールナット保持プレート431の上端部431aに固定されている。尚、ストロークセンサー440は、可動シャフト441の移動に応じて抵抗値が変化することを利用して、ボールナット430の移動量を検知する構成である。
A ball
上記構成によれば、施肥量調節モーター410の正逆方向への高速回転により、ボールナット430が高速で前進又は後進(図5の矢印A参照)すると同時に、ボールナット保持プレート431に固定された揺動支点ピン360が、ガイド用長孔356に沿って、高速で前進又は後進(図5の矢印A参照)する。
According to the above configuration, the
また、指針432が、左右の肥料ホッパー60L、60R内に納められ、ボールネジ420上を上向きに配置された構成により、視認性の向上、破損防止となる。
Further, the configuration in which the
また、ボールネジ420とボールナット430の上方には、保護カバー450が配置されている。この保護カバー450は、左側肥料ホッパー60Lの中央側面60Laに固定されており、苗や肥料の補給時に肥料や土がこぼれても、それらが回転部分などに付着することを防止し、故障の発生を防止出来る。
A
尚、図6は、施肥量設定パネル200や減肥設定スイッチ500からの入力、或いは肥料濃度検知センサー1110等の各種センサーからの信号を受けるコントローラー210と、制御対象となる施肥量調節モーター410等の制御関係を示す模式図である。
6 shows a
施肥量調節モーター410が回転してボールナット430が図5に示した通り、最後端の位置まで高速で移動した時、揺動支点ピン360は最も後側に移動する。そして、図5に示した通り、揺動アーム350の揺動により揺動伝動アーム370の上下方向の移動距離が最大となり、一方向クラッチ機構390の回動距離も最大となるので、一方向クラッチ回動軸391L、391Rに連結された繰出回動シャフト310L、310Rの間歇的な回転速度も最大となり、繰出部61から繰り出される施肥量は最大となる。
When the fertilizing
また、施肥量調節モーター410が回転してボールナット430が、最前端の位置まで高速で移動した時、揺動支点ピン360は最も前側に移動する。そして、揺動アーム350の揺動により揺動伝動アーム370の上下方向の移動距離が最小となり、一方向クラッチ機構390の回動距離も最小となるので、一方向クラッチ回動軸391L、391Rに連結された繰出回動シャフト310L、310Rの間歇的な回転速度も最小となり、繰出部61から繰り出される施肥量は最小となる。
Further, when the fertilization
また、植付作業の停止時には、揺動アーム350は、常に水平位置で停止される構成とする。これにより、停止時に施肥量を調節する時に、ボールナット430が、ボールネジ420上をスムーズに移動出来、高速繰出調節機構400の破損が防止出来る。
In addition, when the planting operation is stopped, the
尚、上記実施の形態の施肥量設定パネル200やコントローラー210等を含む構成が、本発明の施肥量設定装置にあたり、植付クラッチケース25が本発明の動力供給装置の一例にあたる。また、揺動支点ピン移動用長孔351が、本発明のボールネジの軸方向に平行な長孔の一例にあたり、ストロークセンサー440が本発明のボールナット検知部の一例にあたる。また、揺動支点ピン移動用長孔351の前端部351bが、本発明の「長孔の、前記揺動アームの前記他端側の端」の一例にあたり、繰出伝動アーム370の一端部370aが、本発明の繰出伝動アームの連結部の一例にあたる。また、超音波センサー1140が、本発明の深度検知センサーの一例にあたる。
The configuration including the fertilization
次に、以上の構成のもとで、コントローラー210からの指示に基づいて、施肥量調節モーター410の回転が制御されることで、繰出部61からの肥料の供給量が調節されるという動作例について説明する。
Next, in the above configuration, an operation example in which the amount of fertilizer supplied from the
苗の植付作業を開始する前に、作業者は、ボンネット32を開けて、施肥量設定パネル200を利用して施肥量の設定(ここでは、最大値に設定する)を行うとともに、減肥設定スイッチ500を利用して、施肥量設定パネル200で設定された施肥量を100%とした時の減肥量を例えば、20%として設定する。これらの設定信号は、コントローラー210へ送られて所定のメモリ(図示省略)に格納される。尚、作業開始の時点では、揺動支点ピン360は、常に標準位置、即ち、施肥量が最大値と最小値の中間値となる位置に戻っている構成であるとする。また、苗植付作業が開始されると同時に、植付クラッチケース25からの駆動力が施肥駆動ロッド機構330を介して揺動アーム350に伝達されるものとする。
Before starting seedling planting work, the operator opens the
(例1)
上記の条件のもとで、田植機1で苗の植付作業を開始すると、コントローラー210は、施肥量調節モーター410に対して回転開始の指令を出力して、施肥量設定パネル200から予め設定されてメモリに格納されている施肥量を最大値とするデータに対応して、ボールナット430が後方側に移動すべくボールネジ420を高速で回動させる。
(Example 1)
When the seedling planting operation is started by the
一方、ストロークセンサー440は、ボールナット430の移動量を検知して所定のタイミングでコントローラー210へ送る。コントローラー210は、ボールナット430から送られてくる検知信号を随時判定しながら、ボールナット430にボールナット保持プレート431を介して連結された揺動支点ピン360がガイド用長孔356の後端部356aに到達したことを検知すると、施肥量調節モーター410に対して回転停止の指令を出力する。
On the other hand, the
これにより、揺動アーム350は、図5に示す通り、ガイド用長孔356の後端部356aに位置している揺動支点ピン360を揺動支点として、上下方向に揺動するので、繰出伝動アーム370の上下方向への往復移動距離は最大となり、一方向クラッチ機構390の回動距離も最大となって、繰出部61からの肥料の供給量は最大に調節される。
Accordingly, as shown in FIG. 5, the
(例2)
通常の植付作業時は、上記の動作となるが、GPS受信機1130からの信号を受けているコントローラー210が、田植機1が枕地(圃場端)に移動したと判定すると、枕植えを実施するとともに、予め設定されていた減肥設定量に従って、それまでの施肥量を基準として20%減じた施肥量を散布するべく、施肥量調節モーター410に対して、回動開始指令を出力する。施肥量調節モーター410は、回動開始指令に基づいて、高速回動を開始して、ボールナット430にボールナット保持プレート431を介して連結された揺動支点ピン360は、ガイド用長孔356の前端部356b側に向けて移動する。
(Example 2)
During normal planting work, the above operation is performed, but if the
そして、コントローラー210は、ボールナット430から送られてくる検知信号を随時判定しながら、ボールナット430にボールナット保持プレート431を介して連結された揺動支点ピン360が、施肥量最大値から20%減肥した量に対応するガイド用長孔356の位置に到達したことを検知すると、施肥量調節モーター410に対して回転停止の指令を出力する。
Then, while the
これにより、田植機1が枕地において枕植を行う際には、稲が生育した時の倒伏を防止
するための減肥を自動的に実施できる。
Thereby, when the
尚、上記の構成に限らず例えば、減肥設定スイッチ500を、「通常植付モード」と、「角度変更植付(枕植)モード」を、スイッチ等を設けて手動でも選択可能に構成すると共に、スイッチの操作がGPS受信機1130の枕地座標検知よりも優先される設定とすることにより、例えば、「通常植付モード」を選択しておけば、上述した様に20%減肥が設定されているとして、GPS受信機1130からの受信信号によりコントローラー210が枕地への移動を検知したとしても、枕植は開始されるが、減肥は行わないという制御が実施出来る。
In addition to the above configuration, for example, the fertilizer
(例3)
また、通常の植付作業時において、例えば、左右一対の前輪10,10に配置された電極板1100(図1参照)により圃場の泥水の電気抵抗を測定して肥料濃度を検知する肥料濃度検知センサー1110により検知された肥料濃度の検知信号がコントローラー210に送られると、コントローラー210はその検知信号から圃場の肥料濃度が所定基準より高いと判定すれば、繰出部61から供給される施肥量を設定量より減少させるべく、施肥量調節モーター410を高速回転させて、揺動支点ピン360をガイド用長孔356の前端部356b側に移動させる。
(Example 3)
Further, at the time of normal planting work, for example, fertilizer concentration detection that detects the fertilizer concentration by measuring the electrical resistance of the muddy water in the field using the electrode plates 1100 (see FIG. 1) arranged on the pair of left and right
これにより、作業者が予め設定した施肥量を、圃場の状況に応じて自動的に変更することが出来る。 Thereby, the fertilizer application amount preset by the operator can be automatically changed according to the field conditions.
(例4)
また、肥料濃度検知センサー1110の検知結果に加えて、超音波センサー1140を用いて泥水の深度も検知することで、それら両方の検知結果に基づいて、圃場の肥料濃度をより精度良く検知して、揺動支点ピン360の位置を制御して、作業者が予め設定した施肥量を、圃場の状況に応じて自動的により精度良く変更する構成としても良い。
(Example 4)
Further, in addition to the detection result of the fertilizer
(例5)
また、通常、圃場の底に比較的軟らかい泥の層(圃場表土)があるので、超音波センサー1140を用いて泥水の深度を検知する構成では、その軟らかい泥の層の下にある比較的硬い土の層の表面から泥水の水面までの距離を検知することとなり、本来検知したい、圃場表土の表面から泥水の水面までの距離が測定出来ない。尚、前輪10は、比較的硬い土の層の表面を走行する。
(Example 5)
In addition, since there is usually a relatively soft mud layer (field topsoil) at the bottom of the field, in the configuration in which the
そこで、超音波センサー1140の検知結果に加えて、センターフロート55に設けられた仰角制御センサー1141(フロートセンサー)の検知結果と、植付装置4の昇降位置を検知するリンクセンサー1142の検知結果とを加味すれば、圃場表土の表面から泥水の水面までの距離を得ることが出来る。
Therefore, in addition to the detection result of the
ここで、図7は、本実施の形態の超音波センサー1140、仰角制御センサー1141、及びリンクセンサー1142の検知結果を用いることにより、圃場表土の表面から泥水の水面までの距離を得ることが出来る理由を説明する模式図である。
Here, FIG. 7 shows that the distance from the surface of the field topsoil to the muddy water surface can be obtained by using the detection results of the
即ち、図7に示す通り、リンクセンサー1142の検知結果から、苗植付部52の位置が分かると、センターフロート55における仰角制御センサー1141による検知の基準となる位置Bは、その苗植付部52に対して予め決まっているので、位置Bが後輪11の下端面から高さhにあることが分かる。
That is, as shown in FIG. 7, when the position of the
また、仰角制御センサー1141の検知結果から、圃場表土の表面と位置Bとの距離がであることが分かる。
Further, it can be seen from the detection result of the elevation
このことから、比較的軟らかい泥の層の厚みaは、次式1により算出出来る。
From this, the thickness a of the relatively soft mud layer can be calculated by the
よって、これら各種センサーの検知結果から、圃場表土の表面から泥水の水面までの距離bは、次式2により算出出来る。
Therefore, from the detection results of these various sensors, the distance b from the surface of the field topsoil to the muddy water surface can be calculated by the
(例6)
また、上述した植付作業を終了して、田植機1が圃場から退出移動する際に、傾斜検知センサー1120により、走行車体2が所定角度以上の前上がり傾斜状態にあることを検知すると、コントローラー210は、施肥量調節モーター410を作動させて、揺動支点ピン360の位置を、施肥量が標準量となる位置(標準位置)に移動させる構成としても良い。
(Example 6)
In addition, when the planting work described above is completed and the
これにより、走行車体2の前上がり傾斜角度が所定角度以上になると、揺動支点ピン360の位置を標準位置(デフォルト位置)に自動的に移動させることにより、次の圃場で前の圃場の作業終了時の施肥量のまま作業を開始することを防止できるので、施肥量の過不足が生じにくく、作物の生育が安定する。
As a result, when the forward rising inclination angle of the traveling
尚、傾斜検知センサー1120により走行車体2の前上がり傾斜角度が所定角度以上であると検知し、更に、植付装置4が上昇したことをも検知した時に、揺動支点ピン360の位置を標準位置(デフォルト位置)に自動的に移動させる構成としても良い。
When the
これにより、傾斜検知センサー1120の検知結果のみを利用する構成に比べて、誤検知による制御ミスが防止出来る。
Thereby, compared with the configuration using only the detection result of the
次に、図8(a)、図8(b)を用いて、コントローラー210の収納構成について説明する。
Next, the storage configuration of the
図8(a)は、田植機1を正面から視た概略図であり、図8(b)は、田植機1のボンネット32部分を左側面から視た概略図である。尚、便宜上、ボンネット32の表面の一部を破った状態で、内部が視えるように図示した。
FIG. 8A is a schematic view of the
図8(a)、図8(b)に示す通り、ボンネット32内にループ状にフレーム220を構成し、上下にコントローラー210を収納し、取り出し可能に固定している。
As shown in FIGS. 8 (a) and 8 (b), a
この構成によって、コントローラー210がコンパクトに収納出来、また、簡単に取り出せるので、メンテナンスの向上が図れる。
With this configuration, the
次に、図9を用いて、バッテリー230の収納構成について説明する。
Next, the storage configuration of the
図9は、田植機1の運転席部分を中心として左側面から視た概略図である。
FIG. 9 is a schematic view viewed from the left side with the driver's seat portion of the
ここでは、図8(a)、図8(b)で説明したコントローラー210の収納構成に対応して、従来はボンネット32の内部に収納されていたバッテリー230を昇降ステップ240の奥側に収納する構成とした。
Here, in correspondence with the storage configuration of the
この構成により、ボンネット32内部の収納スペースが確保出来、その収納スペースを利用してコントローラー210の収納が可能となる。
With this configuration, a storage space inside the
次に、図10,図11を用いて、タブレット端末250の収納構成について説明する。
Next, the storage configuration of the
図10(a)は、タブレット端末250の収納構成を説明するための、田植機1の概略正面図であり、図10(b)は、タブレット端末250の収納構成を説明するための、田植機1のボンネット付近の左側面図であり、図10(c)は、タブレット端末収納ケース260の斜視図である。
FIG. 10A is a schematic front view of the
図10(a)、(b)に示す通り、タブレット端末250を収納するためのタブレット
端末収納ケース260は、HST操作レバー24の反対側において、予備苗の苗箱(図示省略)や、予備苗を掬い取る苗取板271を収納する収納ケース270と予備苗枠38とが固定されている長四角形状の枠体280の上部短辺280aに固定されており、タブレット端末250の表示部250aを運転席31側に向けて、縦方向に収納可能に構成されている。即ち、タブレット端末収納ケース260の上端面は、タブレット端末250を挿入可能にするために全て開放されており、運転席31側の面は、タブレット端末250の表示部250aが露出する様に下端縁部と左右両端縁部を額縁状に残して、中央部分は切り欠かかれている。
As shown in FIGS. 10A and 10B, a tablet
長四角形状の枠体280は、走行車体2の先端フレーム290に立設固定された枠体固定支柱285によって支持され固定れている。
The long
この構成により、タブレット端末250が、田植作業の邪魔にならない場所に収納出来、且つ、取り付け取り外しがワンタッチで行えて、作業性の向上が図れる。また、作業中、HST操作レバー24を操作しながら、タブレット端末250の確認が可能となり、作業性の向上が図れる。
With this configuration, the
尚、図10では、タブレット端末収納ケース260は、固定式の構成である場合について説明したがこれに限らず例えば、図11に示す通り、回動可能に構成されていても良い。ここで、図11(a)は、タブレット端末250の可動式の収納構成を説明するための、田植機1の概略正面図であり、(b)可動式タブレット端末収納ケース261の斜視図である。
In addition, although FIG. 10 demonstrated the case where the tablet
即ち、図11に示す通り、長四角形状の枠体280の上部短辺280aに回動可能に立設された回動支柱262が設けられており、その回動支柱262の上端部に可動式タブレット端末収納ケース261が固定されている。
That is, as shown in FIG. 11, a
タブレット端末250の収納の仕方は図10のタブレット端末収納ケース260と同じである。
The
この構成により、通常時は、図11中において可動式タブレット端末収納ケース261を実線で示した収納位置Sで使用することで作業の邪魔にならず、また、必要に応じて、図11中において二点鎖線で示した確認位置Pに可動式タブレット端末収納ケース261を回動すれば、作業者は運転席31からタブレット端末250の表示面250aを確認しながら作業を行えるので、作業性の向上が図れる。
With this configuration, in normal times, the movable tablet
また、可動式タブレット端末収納ケース261は、前記収納ケース270に予備苗の苗箱(図示省略)や予備苗を掬い取る苗取板271を収納した状態において、可動式タブレット端末収納ケース261の回動、及び視認性を妨げない位置に配置されているので、苗箱や苗取板271を収納ケース270に収納した時でも、タブレット端末250の視認性を確保出来、作業性の向上が図れる。
In addition, the movable tablet
次に、図12(a)〜図14を用いて、電極板1100の構成について説明する。
Next, the configuration of the
図12(a)は、本実施の形態の田植機1の前輪10の概略側面図、即ち、前輪10を図12(b)に示す矢印C方向に視た図であり、図12(b)は、前輪10の概略断面図である。
Fig. 12 (a) is a schematic side view of the
図12(a)、図12(b)に示す通り、前輪10は、ボス部1111と、タイヤ1112を有する前輪リム部1113とを3本のスポーク1114で連結されており、当該前輪10の外側には、タイヤ1112の内側空間を覆うホイルキャップ1115が締結部材1116によって取り付けられている。そして、電極板1100は、前輪10の内側において、ホイルキャップ1115の円周部に対向配置されたリング状の板状部材であって、ホイルキャップ1115と平行な電極板本体部1101と、その電極板本体部1101の内周側から断面が「へ」の字状に折れ曲がりながらホイルキャップ1115側へ延びた泥よけカバー部1102から構成されており、ホイルキャップ1115と同じ締結部材1116で固定されている。但し、同じ締結部材1116を用いているが、電極板1100とホイルキャップ1115とが電気的に導通されない構成となっている。
As shown in FIGS. 12A and 12B, the
なお、前記ホイルキャップ1115を金属または導電性を有する素材(例:導電性プラスチック等)で構成するとき、締結部材1116が導電性を有していると、前記電極板1100とホイルキャップ1115との間で電気が導通される構成となるので、このときには締結部材1116を非導電性の樹脂等で構成する、非導電性の素材でコーティングする等の処理を施し、電極板1100とホイルキャップ1115との間で電気が導通されない構成とする。
When the
従来の電極板は、上述した電極板本体部1101から構成されており、泥よけカバー部1102は、別部材であるカラー部材(図示省略)を取り付けていたが、図12(a)、図12(b)で説明した上記構成によれば、電極板1100の泥よけカバー部1102自体が、ホイルキャップ1115と電極板1100の間に泥が溜まるのを防止出来るので、従来の別部材のカラー部材が不要となり、コストダウンを図れる。
The conventional electrode plate is composed of the electrode plate
また、前輪10の水没量が小さくなる浅い圃場で使用するユーザーの為に、泥よけカバー部1102の表面1102a、即ち、ボス部1111側の面は絶縁体が塗布又は貼り付けられている。
In addition, for a user who uses in a shallow field where the amount of submergence of the
これにより、施肥量調節を自動で行う時において、絶縁が可能となることにより、電極板本体部1101と泥除けカバー部1102に通電し、電極板本体部1101のみの通電時とは異なる検知結果が検出されることがなく、誤作動の防止が図れる。
Accordingly, when the fertilizer application amount adjustment is automatically performed, insulation can be performed, so that the electrode plate
また、前輪10の水没量が小さくなる浅い圃場では、泥よけカバー部1102の裏側にまで絶縁処理する必要がないので、製造上のコストダウンが図れる。
Further, in a shallow field where the amount of submergence of the
これに対して、前輪10の水没量が大きくなる深い圃場では、泥除けカバー部1102が常時水没し、隙間から肥料成分を含んだ水が浸入しやすいので、泥よけカバー部1102の裏面にまで絶縁処理が必要となる。
On the other hand, in a deep farm where the amount of submersion of the
その様な圃場において使用するユーザーの為に、上記構成に代えて、電極体本体部1101の裏面1101b、及び泥よけカバー部1102の表面1102aと裏面1102b、即ち、泥よけカバー部1102の表面1102aに加えて、前輪リム部1113側の電極板1100の全面にも絶縁体が塗布又は貼り付けられている。
For the user who uses in such a field, instead of the above configuration, the
これにより、施肥量調節を自動で行う時において、圃場に入った時に、電極板1100の隙間から多少泥が入ることがあり、ホイルキャップ1115との間にその泥が残るが、裏面1102bに絶縁体が設けられているので、電極板1100による誤感知が防止出来る。
As a result, when the fertilization amount is automatically adjusted, some mud may enter through the gap between the
また、ユーザーとしては、自分の使用する圃場(浅い圃場、又は深い圃場)に合わせた絶縁処理の施された機体を使えばよいので、絶縁処理を都度行う必要がない。 In addition, as a user, it is only necessary to use an airframe that has been subjected to an insulation process in accordance with the field (shallow field or deep field) used by the user, so that it is not necessary to perform the insulation process each time.
また、図13(a)、図13(b)に示す通り、前輪10のタイヤ1112の内周縁部の一部から、即ち、電極板1100とスポーク1114との間の内側の隙間と、外側の隙間に対応する部分から、ゴム製の絶縁用延長部材1112a、1112bが延長すべく形成されている。ここで、図13(a)は、本実施の形態の田植機1の前輪10の概略側面図、即ち、前輪10を図13(b)に示す矢印C方向に視た図であり、図13(b)は、前輪10の概略断面図である。
Further, as shown in FIGS. 13 (a) and 13 (b), from a part of the inner peripheral edge of the
これにより、前輪10と電極板1100との絶縁が安価で構成可能となる。
Thereby, the insulation between the
また、図12(b)に示す通り、フロントアクスル1300に上ギヤケース1310を介して連結されている下ギヤケース1320の内部に回動自在に支持された前輪駆動軸1330には、静止側ハーネス1340と、回動側ハーネス1341とを電気的に接続するためのスプリング1350が固定されている。そのスプリング1350の一端側は、回動側ハーネス1341の一端側に接続されており、スプリング1350の他端側は、下ギヤケース1320の内壁面に対して、スプリング1350の弾性力により常に押し付けられている構成であるため、下ギヤケース1320の内壁面と電気的に接触されている。
Further, as shown in FIG. 12B, the front
また、静止側ハーネス1340の一端側は、下ギヤケース1320の内壁面に電気的に接続されており、他端側は、静止ハーネス案内パイプ1360内を通過して、コントローラー210側に電気的に繋がれている。
In addition, one end of the
一方、図12(b)に示す通り、回動側ハーネス1341の一端側は、上述した通り、スプリング1350の一端側に電気的に接続されており、回動側ハーネス1341の他端側は、前輪回動軸1330の内部に形成された貫通孔1331を通り、回動ハーネス案内パイプ1361を通過して、電極板1100の電極板本体部1101と電気的に繋がれている。ここで、回動ハーネス案内パイプ1361は、スポーク1114に沿って配置され、その一端部が、前輪駆動軸1330の外周面に固定された案内パイプ固定用カラー部材1370に差し込まれ、他端部が、スポーク1114に固定されている。
On the other hand, as shown in FIG. 12B, one end side of the
この構成により、回動側ハーネス1341を傷つけることなく、回動側ハーネス1341の案内が可能となり、分解作業が可能な構成である為、メンテナンス性の向上が図れる。また、回動ハーネス案内パイプ1361がスポーク1114に沿って配置され、スポーク1114と一体化されているので、泥の抵抗が軽減される。
With this configuration, the rotation-
また、図12(b)に示す通り、静止ハーネス案内パイプ1360の下端部は、前輪リム部1113より下方に配置されている、下ギヤケース1320の外壁の上端面に固定されている。また、静止ハーネス案内パイプ1360の前輪リム部1113より上方には、柔軟に可動出来る蛇腹状部分1360aが設けられている。
Further, as shown in FIG. 12B, the lower end portion of the stationary
この構成により、前輪10の左右方向への回動に対してもスムーズに追従可能となる。
With this configuration, it is possible to smoothly follow the rotation of the
また、図12(b)では、回動ハーネス案内パイプ1361は、その一端部が、前輪駆動軸1330の外周面に固定された案内パイプ固定用カラー部材1370に差し込まれ構成であるとして説明したが、これに限らず例えば、図14に示す通り、ボス部1111と一体化した固定ボス1380に差し込まれ構成であっても良い。これにより、回動側ハーネス1341の前輪10側への固定が安定する。ここで、図14は、固定ボス1380を説明するための前輪10の概略断面図である。
Further, in FIG. 12B, the rotating
尚、上記実施の形態では、本発明の施肥装置を田植機に搭載した構成について説明したが、これに限らず例えば、施肥作業が可能な農業機械であればどの様なものにも適用可能であり、上記と同様の効果を発揮する。 In addition, in the said embodiment, although the structure which mounted the fertilizer application of this invention in the rice transplanter was demonstrated, it is not restricted to this, For example, if it is an agricultural machine in which fertilization work is possible, it is applicable to what. Yes, the same effect as described above.
また、上記実施の形態では、枕地の検知に付いて、GPS受信機1130を用いる構成について説明したが、これに限らず例えば、ハンドルポテンショメーターによる走行車体2の90度旋回操作を検知することで、枕地作業位置にあることを検知する構成であっても良い。
In the above-described embodiment, the configuration using the
また、上記実施の形態では、ボールナット検知部としてストロークセンサー440を用いた構成について説明したが、これに限らず例えば、ポテンショメーター等、ボールナットの移動量又は位置を検知出来るものであればどの様な構成でも良い。
In the above embodiment, the configuration using the
本発明にかかる施肥装置は、施肥量の調節が自動的に行えるので、田植機等の農業機械に搭載出来る装置として有用である。 Since the fertilizer application according to the present invention can automatically adjust the fertilizer application amount, it is useful as an apparatus that can be mounted on an agricultural machine such as a rice transplanter.
1 田植機
2 走行車体
3 昇降リンク装置
4 植付装置
10 前輪
11 後輪
11a 後輪回転センサー
12 ミッションケース
13 前輪ファイナルケース
15 メインフレーム
18 後輪ギヤケース
20 エンジン
20a エンジンセンサー
21 ベルト伝動装置
22 ブレーキペダル
22a ペダルセンサー
23 HST(静油圧式無段階変速機)
23a 開度センサー
24 HST操作レバー
24a レバーポテンショメーター
25 植付クラッチケース
25a クランクアーム
26 植付伝動軸
27a 第1整地ローター
27b 第2整地ローター
30 エンジンカバー
31 運転席
32 ボンネット
33 取付ステー
34 操縦ハンドル
35 フロアステップ
36 ホッパー回動用モーター
37 肥料検知センサー
38 予備苗枠
40 上リンク
41 下リンク
42 リンクベースフレーム
43 縦リンク
44 連結軸
45 リンクセンサー
46 昇降油圧シリンダー
47 固定プレート
48 機体側フレーム
49 施肥装置側フレーム
49a パッチン錠
50 植付伝動ケース
51 苗載せ台
51a 苗取出口
51b 苗送りベルト
52 苗植付部
52a 苗植付具
55 センターフロート
56 サイドフロート
58 繰出量調節ロッド支持プレート
59 ホッパー傾斜センサー
60L 左側肥料ホッパー
60R 右側肥料ホッパー
60a 蓋
61 繰出部
61a 吐出口
62 施肥ホース
63施肥ガイド
64 作溝体
65 支持枠体
65a 支持ローラー
66 ブロアー用電動モーター
67 ブロアー
68 エアチャンバー
73A 第1繰出ロール
73B 第2繰出ロール
74 凹部
75 繰出軸
75a 角軸部 76 ブラシ
100 施肥装置
200 施肥量設定パネル
210 コントローラー
220 フレーム
230 バッテリー
240 昇降ステップ
250 タブレット端末
260 タブレット端末収納ケース
261 可動式タブレット端末収納ケース
270 苗取板収納ケース
280 長四角形状の枠体
290 先端フレーム
300 施肥伝動機構
310L、310R 繰出回動シャフト
330 施肥駆動ロッド機構
331 メイン駆動ロッド
332 中継ロッド
333 サブ駆動ロッド
334 揺動連結プレート
334a 揺動連結支点ピン
350 揺動アーム
350a 揺動アームの一端部
350b 揺動アームの他端部
351 揺動支点ピン移動用長孔
355 ガイドプレート
356 ガイド用長孔
357 揺動アーム連結プレート
360 揺動支点ピン
370 繰出伝動アーム
380 繰出入力アーム
390 一方向クラッチ機構
391L、391R 一方向クラッチ回動軸
400 高速繰出調節機構
410 施肥量調節モーター
420 ボールネジ
430 ボールナット
431 ボールナット保持プレート
500 減肥設定スイッチ
1100 電極板
1110 肥料濃度検知センサー
1120 傾斜検知センサー
1130 GPS受信機
1140 左右一対の超音波センサー
DESCRIPTION OF
23a Opening sensor 24 HST operation lever 24a Lever potentiometer 25 Planting clutch case 25a Crank arm 26 Planting transmission shaft 27a First leveling rotor 27b Second leveling rotor 30 Engine cover 31 Driver's seat 32 Bonnet 33 Mounting stay 34 Steering handle 35 Floor Step 36 Motor for hopper rotation 37 Fertilizer detection sensor 38 Preliminary seedling frame 40 Upper link 41 Lower link 42 Link base frame 43 Vertical link 44 Connecting shaft 45 Link sensor 46 Lifting hydraulic cylinder 47 Fixed plate 48 Machine body side frame 49 Fertilizer side frame 49a Patchon lock 50 Planting transmission case 51 Seedling stand 51a Seedling outlet 51b Seedling feeding belt 52 Seedling planting part 52a Seedling planting tool 55 Center float 56 Side pad 58 Feed amount adjusting rod support plate 59 Hopper tilt sensor 60L Left manure hopper 60R Right manure hopper 60a Lid 61 Feeding part 61a Discharge port 62 Fertilization hose 63 Fertilizer guide 64 Groove body 65 Support frame 65a Support roller 66 Electric for blower Motor 67 Blower 68 Air chamber 73A First feeding roll 73B Second feeding roll 74 Recessed portion 75 Feeding shaft 75a Square shaft portion 76 Brush 100 Fertilizer 200 Fertilizer setting panel 210 Controller 220 Frame 230 Battery 240 Lifting step 250 Tablet terminal 260 Tablet terminal Storage case 261 Movable tablet terminal storage case 270 Seedling plate storage case 280 Long rectangular frame 290 Tip frame 300 Fertilization transmission mechanism 310L, 3 0R feeding rotation shaft 330 fertilization drive rod mechanism 331 main drive rod 332 relay rod 333 sub drive rod 334 swing connection plate 334a swing connection fulcrum pin 350 swing arm 350a swing arm one end 350b swing arm other end Part 351 Swing fulcrum pin moving long hole 355 Guide plate 356 Guide long hole 357 Swing arm connecting plate 360 Swing fulcrum pin 370 Feeding transmission arm 380 Feeding input arm 390 One-way clutch mechanism 391L, 391R One-way clutch rotation Axis 400 High-speed feeding adjustment mechanism 410 Fertilizer adjustment motor 420 Ball screw 430 Ball nut 431 Ball nut holding plate 500 Fertilizer reduction setting switch 1100 Electrode plate 1110 Fertilizer concentration detection sensor 1120 Tilt detection sensor 1130 GPS receiver 1140 A pair of left and right ultrasonic sensors
Claims (2)
前記走行車体(2)に配置された、圃場の深度を検知する左右一対の深度検知センサー(1140)と、肥料を貯留する貯留ホッパー(60L、60R)と、前記貯留ホッパーから供給される前記肥料を設定量ずつ繰り出す繰出装置(61,300)と、前記繰出装置から繰り出される施肥量を調節する施肥量調節装置(400)と、前記施肥量調節装置に対して前記施肥量の設定を行う施肥量設定装置(200,210)と、前記施肥量設定装置(200,210)からの指示に基づいて駆動する施肥量調節モーター(410)と、を備え、
前記肥料濃度検知センサー(1110)の検知結果と前記深度検知センサー(1140)の検知結果とに基づき、前記施肥量調節モーター(410)を作動させる構成とし、
前記左右一対の深度検知センサー(1140)を前記走行車体(2)の左右前輪(10)よりも前側で、且つ、外側にそれぞれ配置し、
前記電極板(1100)を左右前輪(10)に取り付け、
前記前輪(10)の外側にホイルキャップ(1115)を設け、前記前輪(10)のタイヤ(1112)の内周縁部の一部から、前記電極板(1100)とスポーク(1114)との間の内側の隙間と、スポーク(1114)と前記ホイルキャップ(1115)との間の外側の隙間に、絶縁用延長部材(1112a、1112b)をそれぞれ設けたことを特徴とする作業車両。 A fertilizer concentration detection sensor (1110) that detects the fertilizer concentration in the field by a pair of left and right electrode plates (1100) disposed on the traveling vehicle body (2);
A pair of left and right depth detection sensors (1140) for detecting the depth of a field, a storage hopper (60L, 60R) for storing fertilizer, and the fertilizer supplied from the storage hopper , disposed on the traveling vehicle body (2). A feeding device (61, 300) that feeds out a set amount, a fertilization amount adjusting device (400) that adjusts a fertilizing amount fed out from the feeding device, and a fertilizer that sets the fertilizing amount for the fertilizing amount adjusting device An amount setting device (200, 210), and a fertilization amount adjustment motor (410) driven based on an instruction from the fertilization amount setting device (200, 210) ,
Based on the detection result of the fertilizer concentration detection sensor (1110) and the detection result of the depth detection sensor (1140), the fertilizer application amount adjustment motor (410) is operated.
The left and right pair of depth detection sensors (1140) are arranged on the front side and the outside of the left and right front wheels (10) of the traveling vehicle body (2), respectively.
The electrode plate (1100) is attached to the left and right front wheels (10),
A foil cap (1115) is provided on the outside of the front wheel (10), and a part of the inner peripheral edge of the tire (1112) of the front wheel (10 ) is provided between the electrode plate (1100) and the spoke (1114) . A work vehicle characterized in that insulating extension members (1112a, 1112b) are provided in an inner gap and an outer gap between the spoke (1114) and the foil cap (1115), respectively .
前記揺動支点(360)を施肥量が減少する側の端部に移動させると、前記施肥装置(100)の肥料の供給が停止する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。 A fertilizer device (100) for supplying fertilizer to the traveling vehicle body (2) is provided, and the fertilizer device (100) swings at a swing fulcrum (360) to change the fertilizer amount (350). And a fertilizing amount adjusting device (400) for changing the fertilizing amount by changing the position of the swing fulcrum (360),
The operation according to claim 1, wherein when the swing fulcrum (360) is moved to the end portion on the side where the fertilizer application amount decreases, the fertilizer supply of the fertilizer application device (100) is stopped. vehicle.
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