JP6464817B2 - 決済端末 - Google Patents

決済端末 Download PDF

Info

Publication number
JP6464817B2
JP6464817B2 JP2015037707A JP2015037707A JP6464817B2 JP 6464817 B2 JP6464817 B2 JP 6464817B2 JP 2015037707 A JP2015037707 A JP 2015037707A JP 2015037707 A JP2015037707 A JP 2015037707A JP 6464817 B2 JP6464817 B2 JP 6464817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
settlement
personal information
card
memory
payment terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015037707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016162020A (ja
Inventor
裕道 戸崎
裕道 戸崎
一毅 滝井
一毅 滝井
拓 小澤
拓 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2015037707A priority Critical patent/JP6464817B2/ja
Priority to PCT/JP2016/050996 priority patent/WO2016136317A1/ja
Publication of JP2016162020A publication Critical patent/JP2016162020A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6464817B2 publication Critical patent/JP6464817B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/60Protecting data
    • G06F21/62Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/70Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer
    • G06F21/71Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer to assure secure computing or processing of information
    • G06F21/72Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer to assure secure computing or processing of information in cryptographic circuits
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/40Authorisation, e.g. identification of payer or payee, verification of customer or shop credentials; Review and approval of payers, e.g. check credit lines or negative lists
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G1/00Cash registers
    • G07G1/12Cash registers electronically operated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Bioethics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

この発明は、取引金額をカードで決済する決済端末に関する。
従来、取引金額をカード(クレジットカードやデビットカード等)で決済(精算)する電子決済取引が行われている。電子決済取引を処理する決済端末の1つとして、CAT(Credit Authorization Terminal)がある。
決済端末は、カード情報や、カード所有者が入力した暗証番号等の個人情報を取り扱うことから、悪意を持った第三者のタンパ行為によって、入力された個人情報が不正に読み出されて漏洩するのを防止するための機能(耐タンパ性機能)を有している。例えば、決済端末は、決済端末本体の筐体が開封されたことを検知する開封検知機能を備え、この開封検知機能によって決済端末本体の筐体が開封されたことを検知すると、メモリに記憶している個人情報等を消去する構成であった(特許文献1等参照)。
国際公開第2008/117467号公報
しかしながら、タンパ行為の手法が巧妙化しており、耐タンパ性の強化が望まれている。
耐タンパ性の強化の1つとして、不正に書き換えられたアプリケーションプログラムによって、メモリ上に記憶している個人情報がダンプされ、第三者に漏洩するのを防止することがある。
この発明の目的は、不正に書き換えられたアプリケーションプログラムによって、メモリ上に記憶している個人情報が不正に読み出され、第三者に漏洩するのを防止することによって、セキュリティの向上を図った決済端末を提供することにある。
この発明の決済端末は、上記目的を達するために以下の構成を備えている。
決済端末は、例えば、取引金額をカード(クレジットカードやデビットカード等)で決済(精算)する電子決済取引を処理する。
第1のメモリには、入力された個人情報を記憶するとともに、個人情報を利用する第1の業務アプリケーションプログラムが展開される。第1の業務アプリケーションプログラムは、例えば取引の決済の認証にかかる処理を行う認証プログラムや、入力された個人情報を暗号化する暗号化プログラムである。また、個人情報は、取引の決済に用いるカードの情報(カード情報)や、そのカードの暗証番号等である。
また、第2のメモリには、個人情報を利用しない第2の業務アプリケーションプログラムが展開される。第2の業務アプリケーションプログラムは、例えば決済端末本体に設けられた表示器における画面表示を制御する表示プログラムや、取引にかかる印字データをプリンタに出力する印字プログラムである。
出力部は、演算処理部が第1の業務アプリケーションプログラム実行したときに、第1のメモリに記憶している個人情報を外部機器へ出力する。第1の業務アプリケーションプログラムには、個人情報を暗号化する暗号化プログラムが含まれており、出力部は、暗号化プログラムの実行によって暗号化された個人情報を外部機器へ出力する。さらに、演算処理部は、取引金額の決済にかかる認証をセンタで行うかどうかを判定し、取引金額の決済にかかる認証をセンタで行うと判定した場合、暗証番号を暗号化し、取引金額の決済にかかる認証をセンタで行わないと判定した場合、暗証番号を暗号化しない。
このように、決済端末は、個人情報を利用する第1の業務アプリケーションプログラムを第1のメモリに展開し、個人情報を利用しない第2の業務アプリケーションプログラムを第1のメモリとはハード的に異なる第2のメモリに展開する。したがって、個人情報を利用しない第2の業務アプリケーションプログラムが不正に書き換えられても、この不正に書き換えられた第2の業務アプリケーションプログラムによって、第1のメモリに記憶している個人情報がダンプされることがない。すなわち、不正に書き換えられた第2の業務アプリケーションプログラムによって、第1のメモリに記憶している個人情報がダンプされ、第三者に漏洩するのを防止することができる。
また、出力部が外部機器出力する個人情報については、暗号化されている。これにより、外部機器に出力した個人情報が抜き取られることに対するセキュリティも向上できる。この場合、個人情報の暗号化に用いる暗号鍵は、第1のメモリに記憶すればよい。ここで言う暗号鍵は、情報(個人情報)の暗号化に用いる鍵である。また、暗号鍵は、暗号化した情報(個人情報)を復号化するときに用いる復号鍵と同じ鍵であってもよいし、この復号鍵と異なる鍵であってもよい。言い換えれば、復号鍵は、暗号鍵と同じであってもよいし、暗号鍵と異なっていてもよい。
なお、外部機器は、上位装置と通信するための通信機器、取引内容を印字するプリンタ、取引する商品の登録等を行うPOS端末等である。また、上位装置は、電子決済取引にかかる決済可否を認証するセンタや、取引履歴を管理する取引管理装置等である。
さらに、第1のメモリは、揮発性のメモリで、バッテリバックアップした構成にすることで、暗号鍵が消失するのを防止するとともに、この暗号鍵が不正に読み出されるのを防止してもよい。例えば、決済端末本体の筐体が開封されたことを検知する開封検知部を設け、決済端末本体の筐体が開封されたことを検知したときには、第1のメモリに対するバッテリバックアップを停止することによって、第1のメモリに記憶している暗号鍵を消失させる。
この発明によれば、不正に書き換えられたアプリケーションプログラムによって、メモリ上に記憶している個人情報が不正に読み出され、第三者に漏洩するのを防止でき、セキュリティの向上が図れる。
決済端末の主要部の構成を示すブロック図である。 決済端末の概観を示す概略図である。 決済端末の動作を示すフローチャートである。 ロード処理を示すフローチャートである。 取引処理を示すフローチャートである。 個人情報の入力受付処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態である決済端末について説明する。
図1は、この例にかかる決済端末の主要部の構成を示すブロック図である。図2は、この例にかかる決済端末の概観を示す概略図である。決済端末1は、CPU2と、ROM3と、第1のRAM4と、第2のRAM5と、個人情報入力部6と、入出力部7と、開封検知部8と、を備える。決済端末1本体各部は、導体ラインによって、電気的に接続されている。
決済端末1は、取引金額をカード(クレジットカードやデビットカード等)で決済(精算)する電子決済取引を処理する。
CPU2は、決済端末1本体の動作を制御する。
ROM3は、オペレーティングシステム(OS:Operating System)、アプリケーションプログラミングインタフェース(API:Application Programming Interface)、業務アプリケーションプログラム(以下、単に業務アプリと言う。)、暗号化プログラム等、決済端末1本体で起動させるプログラムを記憶する。業務アプリには、個人情報を利用するものと、個人情報を利用しないものとがある。個人情報を利用する業務アプリは、例えば取引の決済の認証にかかる処理を行う認証プログラムや、入力された個人情報を暗号化する暗号化プログラムである。個人情報を利用しない業務アプリは、例えば決済端末1本体に設けられた表示器9における画面表示を制御する表示プログラムや、取引にかかる印字データをプリンタに出力する印字プログラムである。また、個人情報は、取引の決済に用いるカードの情報(カード情報)や、そのカードの暗証番号等である。
なお、図1では、暗号化プログラムを業務アプリと区別して記載しているが、この暗号化プログラムも業務アプリの1つである。
第1のRAM4には、ROM3が記憶する個人情報を利用する業務アプリ(暗号化プログラムや、認証プログラム等)が決済端末1本体の起動時に展開される。また、第1のRAM4は、暗号鍵を記憶している。また、第1のRAM4は、揮発性のメモリであるが、バッテリバックアップされているので、決済端末1本体の電源オフによって、この暗号鍵が消失することはない。暗号鍵で暗号化された情報(個人情報)を復号化するときに用いる復号鍵は、この暗号鍵であってもよいし、この暗号鍵とは異なる鍵であってもよい。
第2のRAM5には、ROM3が記憶するOS、API、個人情報を利用しない業務アプリ(表示プログラムや、印字プログラム等)が決済端末1本体の起動時に展開される。
第1のRAM4と、第2のRAM5とは、異なるハードウェアである。第2のRAM5も揮発性のメモリであるが、バッテリバックアップされていない。
第1のRAM4が、この発明で言う第1のメモリに相当し、第2のRAM5がこの発明で言う第2のメモリに相当する。
個人情報入力部6は、カードに記録されているカード情報を読み取るカードリーダ6aや、テンキーや機能キー等を有する操作キー6b、さらには、決済端末1本体に接続されたPINパッド(不図示)等である。PINパッドは、カード所有者が暗証番号を入力するデバイスである。また、図2では、カードリーダ6aとして磁気カードからカード情報を読み取る磁気カードリーダのみを示しているが、個人情報入力部6は、接触式のICカードからカード情報を読み取るICカードリーダや、非接触式のICカードからカード情報を読み取る非接触式ICカードリーダ等も備える構成であってもよい。
入出力部7は、接続されている外部機器との間におけるデータの入出力を行う。外部機器は、上位装置と通信するための通信機器、取引内容を印字するプリンタ、取引する商品の登録等を行うPOS端末等である。また、上位装置は、電子決済取引にかかる決済可否を認証する認証センタ(この発明で言うセンタに相当する。)や、取引履歴を管理する取引管理装置等である。入出力部7が、この発明で言う出力部に相当する構成を有する。
開封検知部8は、決済端末1本体の筐体が開封されたことを検知する。開封検知部8は、例えば、公知のタンパピンを利用して、決済端末1本体の筐体が開封されたことを検知する構成である。
なお、決済端末1は、図2に示す表示器9や、この表示器9の画面表示を制御する表示部(不図示)等も備えている。
以下、決済端末1の動作について説明する。図3は、決済端末の動作を示すフローチャートである。
決済端末1は、本体の電源がオンされるとROM3に記憶している各種プログラムをロードするロード処理を行う(s1、s2)。
図4は、s2にかかるロード処理を示すフローチャートである。決済端末1は、CPU2においてローディングプログラムを実行し(s11)、ROM3に記憶している個人情報を利用する業務アプリ(暗号化プログラム、認証プログラム等)を第1のRAM4に展開する(s12)。また、決済端末1は、ROM3に記憶しているOS、API,および個人情報を利用しない業務アプリ(印字プログラムや表示プログラム等)を第2のRAM5に展開し(s13)、このロード処理を完了する。s12とs13の処理は、上記順番と逆であってもよいし、並列的に実行されてもよい。
決済端末1は、s2にかかるロード処理の完了により、取引処理が行える状態になる。
決済端末1は、取引の開始にかかる入力操作が行われるか、決済端末1本体の電源がオフされるのを待つ(s3、s4)。決済端末1は、取引の開始にかかる入力操作が行われると、取引処理を行う(s5)。また、決済端末1は、電源がオフされると、電源オフ処理を行い(s6)、本処理を終了する。
図5は、s5にかかる取引処理を示すフローチャートである。決済端末1は、取引情報の入力を受け付ける(s21)。s21で入力を受け付ける取引情報は、取引する商品やサービスを識別する商品・サービスコードや、取引金額等である。決済端末1は、s21で入力された取引情報を第1のRAM4の変数領域(不図示)に記憶する。また、決済端末1は、取引金額の決済に用いる個人情報の入力を受け付ける(s22)。s22で入力を受け付ける個人情報は、取引金額を決済するカードのカード情報や、取引金額を決済するカードの暗証番号等である。
図6は、s22にかかる個人情報の入力受付処理を示すフローチャートである。決済端末1は、取引金額の決済に用いるカードの種別の入力を受け付ける(s31)。s31では、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード等のカードの利用用途にかかる種別や、磁気カード、接触式ICカード、非接触式ICカード等のカードの物理的構成にかかる種別等の入力を受け付ける。s31では、オペレータによる操作キー6bの操作によって、取引金額の決済に用いるカードの種別の入力が行われる。
決済端末1は、s31で入力された種別のカードについて、カード情報の入力を受け付ける(s32)。s32では、個人情報入力部6が備えるカードリーダが、カード情報を読み取り、読み取ったカード情報を第1のRAM4に入力する。第1のRAM4が、入力されたカード情報を変数領域に記憶する。
決済端末1は、s32で入力されたカード情報を暗号化する(s33)。s33では、第1のRAM4に展開している暗号化プログラムによって、入力されたカード情報を暗号化する。決済端末1は、第1のRAM4に記憶している暗号鍵を用いて、カード情報を暗号化する。また、決済端末1は、カード情報を暗号化すると、暗号化したカード情報を、第1のRAM4の変数領域に記憶するとともに、この変数領域に記憶している暗号化していないカード情報(s32で入力されたカード情報)を消去する。すなわち、決済端末1は、暗号化されていないカード情報については、そのカード情報が不要になると、すぐに第1のRAM4の変数領域から消去する(但し、暗号化したカード情報は、第1のRAM4の変数領域に記憶している。)。これにより、暗号化されていないカード情報が漏洩することに対するセキュリティの低下を抑えている。
決済端末1は、暗証番号の入力を受け付ける(s34)。s34では、カード所有者が、個人情報入力部6が備えるPINパッドを利用して暗証番号を入力する。入力された暗証番号は、第1のRAM4に入力される。第1のRAM4は、入力された暗証番号を記憶する。
決済端末1は、今回の取引にかかる取引金額の決済にかかる認証を、センタで行うか、または決済端末1本体で行うかを判定する(s35)。決済端末1は、取引金額の決済にかかる認証をセンタで行うと判定すると、第1のRAM4に展開している暗号化プログラムによって、入力された暗証番号を暗号化する(s36)。決済端末1は、第1のRAM4に記憶している暗号鍵を用いて、暗証番号を暗号化する。決済端末は、暗証番号を暗号化すると、暗号化した暗証番号を、第1のRAM4の変数領域に記憶するとともに、この変数領域に記憶している暗号化していない暗証番号(s34で入力された暗証番号)を消去する。すなわち、決済端末1は、暗号化されていない暗証番号については、その暗証番号が不要になると、すぐに第1のRAM4から消去する(但し、暗号化した暗証番号は、第1のRAM4の変数領域に記憶している。)。これにより、暗号化されていない暗証番号が漏洩することに対するセキュリティの低下を抑えている。
一方、決済端末1は、取引金額の決済にかかる認証をセンタで行わない(すなわち、決済端末1本体で行う。)と判定すると、取引金額の決済可否にかかる認証処理を行う(s37)。決済端末1は、取引の決済に使用するカードがプリペイドカードである場合等に、s36で取引金額の決済にかかる認証をセンタで行わないと判定する。s37では、取引の決済に使用するプリペイドカードが有する価値の残高が取引金額未満であれば、取引金額の決済不可と判定する。一方、取引の決済に使用するプリペイドカードが有する価値の残高が取引金額以上であれば、取引金額の決済可と判定する。
なお、決済端末1は、取引金額が予め定めた金額(例えば、1000円)未満である場合(小額取引である場合)も、s35で取引金額の決済にかかる認証をセンタで行わない(決済端末1本体で行う。)と判定するようにしてもよい。
図5に戻って、決済端末1は、s22にかかる処理(図6に示した処理)が完了すると、取引金額の決済にかかる認証が完了しているかどうかを判定する(s23)。s23では、上述したs37で取引金額の決済にかかる認証を行ったかどうか、すなわち取引金額の決済にかかる認証をセンタで行うかどうかを判定している。
決済端末1は、s23で認証済みであると判定すると、以下に示すs24、s25にかかる処理を行うことなく、後述するs26に進む。
決済端末1は、s23で認証済みでないと判定すると、センタに対して認証要求を送信し(s24)、センタからの認証結果を受信するのを待つ(s25)。決済端末1は、s24では、暗号化した個人情報(暗号化したカード情報や、暗証番号)や、取引金額を含む取引情報をセンタに送信する。センタは、決済端末1毎に、その決済端末1が記憶している暗号鍵を復号鍵として記憶している。したがって、センタは、決済端末1から受信した認証要求に含まれている個人情報の復号が行える。
なお、センタは、認証要求を送信してきた決済端末1を回線番号によって認識する構成であってもよいし、認証要求に含まれている端末コード(決済端末1を識別する端末コード)によって認識する構成であってもよい。また、各決済端末1が暗号鍵としてセンタの公開鍵を記憶し、センタが対応する復号鍵(秘密鍵)を記憶する構成であってもよい。この場合、センタは、認証要求を送信してきた決済端末1を認識する必要は無い。
決済端末1は、カードによ取引金額の決済可否を判定する(s26)。決済端末1は、決済可であれば、取引金額をカードで決済する決済処理を行い、取引を処理する(s27)。一方、決済端末1は、決済不可であれば、取引を中止する取引中止処理を行い(s28)、本処理を終了する。
また、決済端末1は、図5に示した取引処理の実行時には、第2のRAM5に展開した表示プログラムや、印字プログラム等を実行することにより、表示器9における画面表示の制御や、入出力部7に接続されたプリンタに対する印字データの生成、出力等にかかる処理を行う。
このように、この例にかかる決済端末1は、個人情報を利用する業務アプリを第1のRAM4に展開し、個人情報を利用しない業務アプリを第2のRAM5に展開する構成としたので、第2のRAM5に展開した業務アプリによって、第1のRAM4に記憶した個人情報がダンプされることがない。したがって、不正に書き換えられた個人情報を利用しない業務アプリによって、第1のRAM4に記憶している個人情報が不正に読み出され、第三者に漏洩するのを防止でき、セキュリティの向上が図れる。
また、これにより、個人情報の漏洩に対するセキュリティを低下させることなく、決済端末1本体を使用するユーザが個人情報を利用しない業務アプリを自由に変更することができるようになる。すなわち、決済端末1本体を使用するユーザは、使い勝手のよい業務アプリを利用することができ、操作性の向上が図れる。
また、決済端末1は、開封検知部8において、決済端末1本体の筐体が開封されたことを検知すると、第1のRAM4に記憶している個人情報や暗号鍵を消去する。具体的には、第1のRAM4に対するバッテリバックアップを停止することによって、第1のRAM4に記憶している個人情報や暗号鍵を消失させる。したがって、決済端末1は、開封によって、第1のRAM4に記憶している暗号鍵が漏洩することもない。
また、上記の例にかかる決済端末1は、入力された個人情報(カード情報や暗証番号)を暗号化し、上位装置に送信するとしたが、入力された個人情報(カード情報や暗証番号)を暗号化せずに、上位装置に送信する構成であってもよい。すなわち、決済端末1は、上述した個人情報の暗号化にかかる構成を備えていないものであってもよい。
1…決済端末
2…CPU
3…ROM
4…第1のRAM
5…第2のRAM
6…個人情報入力部
6a…カードリーダ
6b…操作キー
7…入出力部
8…開封検知部
9…表示器

Claims (3)

  1. 取引金額カードで決済する決済処理を実行する演算処理部と、
    入力された個人情報を記憶するとともに、前記個人情報を利用する第1の業務アプリケーションプログラムを展開する第1のメモリと、
    前記個人情報を利用しない第2の業務アプリケーションプログラムを展開する第2のメモリと、
    前記演算処理部が前記第1の業務アプリケーションプログラム実行したときに、前記第1のメモリに記憶している前記個人情報を外部機器へ出力する出力部と、を備え
    前記個人情報には、前記取引金額の決済に使用するカードの暗証番号が含まれ、
    前記第1の業務アプリケーションプログラムには、前記個人情報を暗号化する暗号化プログラムが含まれ、
    前記出力部は、前記暗号化プログラムの実行によって暗号化された前記個人情報を前記外部機器へ出力し、
    さらに、前記演算処理部は、前記取引金額の決済にかかる認証をセンタで行うかどうかを判定し、前記取引金額の決済にかかる認証を前記センタで行うと判定した場合、前記暗証番号を暗号化し、前記取引金額の決済にかかる認証を前記センタで行わないと判定した場合、前記暗証番号を暗号化しない、決済端末。
  2. 前記第1のメモリは、前記暗号化プログラムの実行によって前記個人情報を暗号化するときに用いる暗号鍵を記憶している、請求項に記載の決済端末。
  3. 前記第1のメモリは、バッテリバックアップされた揮発性のメモリであり、
    前記決済端末本体の筐体が開封されたことを検知する開封検知部と、
    前記開封検知部が前記決済端末本体の筐体が開封されたことを検知すると、前記第1のメモリに対するバッテリバックアップを停止する、請求項1、または2に記載の決済端末。
JP2015037707A 2015-02-27 2015-02-27 決済端末 Active JP6464817B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037707A JP6464817B2 (ja) 2015-02-27 2015-02-27 決済端末
PCT/JP2016/050996 WO2016136317A1 (ja) 2015-02-27 2016-01-14 決済端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037707A JP6464817B2 (ja) 2015-02-27 2015-02-27 決済端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016162020A JP2016162020A (ja) 2016-09-05
JP6464817B2 true JP6464817B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=56788331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015037707A Active JP6464817B2 (ja) 2015-02-27 2015-02-27 決済端末

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6464817B2 (ja)
WO (1) WO2016136317A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6897147B2 (ja) * 2017-02-24 2021-06-30 オムロン株式会社 カード処理端末、決済データ処理方法、および決済データ処理プログラム
WO2021055664A1 (en) * 2019-09-19 2021-03-25 Mastercard International Incorporated Simulated contactless payment cards providing multiple temporary profiles and corresponding credentials

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001184567A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Toshiba Tec Corp 取引処理装置
JP2003122640A (ja) * 2001-10-11 2003-04-25 Fujitsu Frontech Ltd 秘密情報保護システム
JP2006155159A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Fuji Electric Holdings Co Ltd 耐タンパ装置
EP2406718A4 (en) * 2009-03-13 2012-08-15 Assa Abloy Ab SECURE CARD ACCESS MODULE FOR INTEGRATED CIRCUIT BOARD APPLICATIONS

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016162020A (ja) 2016-09-05
WO2016136317A1 (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5050066B2 (ja) 携帯型電子的課金/認証デバイスとその方法
RU2715032C2 (ru) Взаимная аутентификация программных уровней
US7089214B2 (en) Method for utilizing a portable electronic authorization device to approve transactions between a user and an electronic transaction system
US11580527B2 (en) Battery life estimation
US20140195429A1 (en) Method for protecting cardholder data in a mobile device that performs secure payment transactions and which enables the mobile device to function as a secure payment terminal
US20190392427A1 (en) Digital transaction system and method with a virtual companion card
US8620824B2 (en) Pin protection for portable payment devices
AU2013248935A1 (en) NFC card lock
GB2512595A (en) Integrated contactless mpos implementation
JP6124034B2 (ja) 取引処理装置、取引処理方法、プログラム及び取引処理システム
JP2013122684A (ja) 金融取引システム、金融機関端末、金融取引システムの取引方法およびプログラム
AU2022291589A1 (en) Limited operational life password for digital transactions
JP6464817B2 (ja) 決済端末
JP2015171105A (ja) 決済端末装置
JP2015170315A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体
JP6464816B2 (ja) 決済端末
WO2017127879A1 (en) Indirect security system and method
JP5866535B1 (ja) 取引処理装置、取引処理方法、プログラム及び取引処理システム
JP7516133B2 (ja) 決済装置
JP6897147B2 (ja) カード処理端末、決済データ処理方法、および決済データ処理プログラム
AU2021329996A1 (en) Electronic payments systems, methods and apparatus
Manaf et al. Design an Improved Encrypting Key Pad Using AVR-ATXMEGA Microcontroller

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6464817

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250