JP6464441B1 - 液体滴下装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】密閉した袋に入れた液体の温度上昇によって、液体から気体への状態変化における体積膨張を利用し、インクやインクの溶媒等の液体を所定の体積または任意の体積で滴下することのできる液体滴下管を1つ以上備えた液体滴下装置を提供する。
【解決手段】液体を溜められる、側部に1つ以上の穴のある液体滴下管を用意し、前記液体滴下管と発熱体または滴下液体押し出し袋を接合し側部の穴を塞ぐ。滴下液体押し出し袋内には袋膨張用液体が密閉の上封入されており、発熱体からの加熱により袋膨張用液体が加熱されて気体へと状態変化することで体積が増し、膨らんだ滴下液体押し出し袋が滴下液体を押し出すことによりインクやインクの溶媒等の液体が滴下されることを特徴とする。
【選択図】図9

Description

この発明は、密閉した袋に入れた液体の温度上昇によって、液体から気体への状態変化における体積膨張を利用し、インクやインクの溶媒等の液体を所定の体積または任意の体積で滴下することのできる液体滴下管を1つまたは複数備えた液体滴下装置に関するものである。
従来、特許文献1から特許文献3のように液体滴下装置として機械的な可動部を有するものや、滴下する液体の量が一定ものは考案されていた。
液体滴下装置を加圧ボールペンとして使用する場合、ガスの圧力を利用するものは製品化されているが滴下する液体の量を自由にコントロールすることはできない。そのため濃淡を変えたり、色を変えたりすることはできなかった。
液体滴下装置を電子スタンプとして使用する場合、特許文献4または特許文献5のようにインクジェットプリンターに類似したインク噴射型ノズルを備えたもの考案されているが、装置内部に可動部がある。また、電子スタンプとしての液体滴下装置として、特許文献6のように内部に機械的な可動部がないものが考案されているが、小型ではあっても滴下する液体の量は一定である。
ボールペンは1つの器具の中に何種類かの色のインク管を有する製品はあるが、自由に混合することはできなかった。
特開2014−124655号公報 特開2011−143362号公報 特開2011−111161号公報 特開2000−001032号公報 特開2010−206648号公報 特願2014−085907号公報
従来、液体滴下装置を加圧ボールペンとして使用する場合、加圧ボールペンはガスの力でインクを押し上げ、逆さまにしても字が書けるという利点はあったが、封入したガスがペン先から出てインクが逆流してしまうという欠点があった。本発明は逆さまにしても字が書けるというメリットはそのままに、封入したガスが抜けることなく使用できることを課題の一つとする。
従来、液体滴下装置をボールペンとして使用する場合、ボールペンはインクの流出量を自由に変えることはできなかった。そのため濃淡の変更はできず一定の濃さだった。本発明はインクの流出量を変えることで濃淡を調節することができることを課題の一つとする。
従来、液体滴下装置をボールペンとして使用する場合、複数の色のインクを任意の体積比で混合することができず、そのため内蔵されている種類のインク以上の色を作り出すことはできなかった。本発明は液体どうしの混合比を自由に調節して多色にすることができることを課題の一つとする。
従来、液体滴下装置を電子スタンプとして使用する場合、液体滴下管に空気が入ると、その空気が断熱材と同様な役割を果たすため、滴下液体そのものを加熱してもなかなか温度が上がらず、滴下液体の粘度および表面張力が低下するのに時間がかかり、滴下するのに時間がかかった。本発明は液体滴下管に空気が入っても安定して液体を滴下できることを課題の1つとする。
従来、液体滴下装置を電子スタンプとして使用する場合、滴下するインクの体積が一定であるため、印字する絵を自由に変えることはできても、印字された絵のそれぞれの部分を異なる色にすることはできなかった。本発明は印字された絵のそれぞれの部分の色を異なる色にすることができることを課題の一つとする。
従来、液体滴下装置をボールペンまたは電子スタンプとして使用する場合、インクを溶媒で薄めて淡い色にすることができなかった。本発明は文字や絵などに対しインクの濃度を変えることで濃淡を変えることができることを課題の一つとする。
従来、液体滴下装置をボールペンまたは電子スタンプとして使用する場合、液体滴下管を洗浄する構造を内部に持たなかった。また、プリンターではそれぞれの色のノズルを洗浄する際、同じ色のインクで洗浄できるものが存在するがそれぞれのインクが減ってしまう。本発明は洗浄するための溶媒を専用に内部に貯留し、他の種類のインクを減らすことなく洗浄することのできる装置であることを課題の一つとする。
第1の発明は、滴下する液体の体積を一定に保つかもしくは任意に変えることのできる液体滴下装置であって、前記液体を溜められる、側部に1つ以上穴のある液体滴下管と、前記液体滴下管に接合し側部の穴を塞いだ、通電により発熱する発熱体と、前記発熱体に接合し、滴下する液体通路に面し、かつ密閉された滴下液体押し出し袋と、前記滴下液体押し出し袋の中に封入された袋膨張用液体を有する液体滴下装置である。
第2の発明は、滴下する液体の体積を一定に保つかもしくは任意に変えることのできる液体滴下装置であって、前記液体を溜められる、側部に1つ以上穴のある液体滴下管と、通電により発熱する発熱体と袋膨張用液体を内部に含んで密閉し、前記液体滴下管に接合して側部の穴を塞いだ滴下液体押し出し袋を有する液体滴下装置である。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明のいずれかの液体滴下装置における液体滴下管の穴を塞いだ接合面に断熱材を介して接合したことを特徴とする液体滴下装置である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれかの液体滴下装置の側面を被覆材で被覆した液体滴下装置である。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明のいずれかの液体滴下装置の液体滴下管の下流側に液体滴下管よりも滴下する液体との濡れの悪い液体停止管を接合した液体滴下装置である。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明のいずれかの液体滴下装置の液体滴下管の下流側に弾性体開閉弁を接合した液体滴下装置である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明のいずれかの液体滴下装置の液体滴下管の下流側に多孔質弾性体を接合した液体滴下装置である。
第8の発明は、複数の液体滴下装置から滴下した液体を混合した混合液を滴下する液体滴下装置であって、第1の発明から第6の発明のいずれかの液体滴下装置を複数配置した液体滴下装置群と、前記液体滴下装置群の下流側に接合した液体受けからなる液体滴下装置である。
第9の発明は、複数の液体滴下装置から滴下した液体を混合した混合液を滴下する液体滴下装置であって、第8の発明に記載の液体受けの下流側に第1の発明から第7の発明のいずれかの液体滴下装置を接合した液体滴下装置である。
第10の発明は、第8の発明または第9の発明のいずれかの液体滴下装置を1ユニットとし、平面上に複数ユニットを配置した液体滴下装置である。
第11の発明は、第1の発明から第7の発明のいずれかの液体滴下装置を平面上に複数配置した液体滴下装置である。
本発明の液体滴下装置では、1種類または複数の種類のインク等の滴下液体を液体滴下管に溜めておく。液体滴下管には1つ以上の穴が開いている。滴下液体には柔軟性のある滴下液体押し出し袋が穴の位置で面している。滴下液体押し出し袋は最大に膨らんだ場合直径が、液体滴下管の直径程度の大きさである。滴下液体押し出し袋の中には常温よりも沸点の高い袋膨張用液体が少量封入されており、密閉されている。滴下液体押し出し袋の滴下液体に面している反対側は発熱体と接着剤などで接合されている。或いは滴下液体押し出し袋に発熱体を入れておく。この発熱体に通電して加熱すると袋膨張用液体の温度が上昇し、沸点を超えて気体に状態変化することで滴下液体押し出し袋の体積が著しく増加するため、滴下液体を押し出し、インク等の液体が液体滴下管の出口から流れ出る。滴下液体押し出し袋を、少々の時間差を設けて上から順に必要な個数だけ膨張させ、液体を押し出すことで流れ出る滴下液体の体積を調節することができる。尚、加熱を止めると滴下液体押し出し袋内の気体は温度が低下し、液体に戻る。このとき滴下液体は流れ出た後なので再び液体滴下管に戻ることはない。滴下液体押し出し袋の素材は例えばナイロンやポリ塩化ビニリデン等の難燃性と柔軟性および耐薬品性を併せ持つものが良い。また、液体滴下管そのものが難燃性もしくは、液体滴下管の穴との接合面に難燃性の断熱材を入れると安全性が増す。
単色加圧ボールペンとして使用するならば液体滴下装置内の液体滴下管は1本でよい。このとき液体滴下管には予めインクを入れておけばよいので液体滴下管の濡れは良くても悪くてもよい。一定量の液体を滴下したいならば滴下液体押し出し袋の数は1つで良いが、使用する時と場合によって濃さを変えたいなら滴下液体押し出し袋の数を複数備えた液体滴下管を用いればよい。
多色加圧ボールペンとして使用するならば液体滴下装置内の液体滴下管は複数必要だが、色を変えるたびに最終的な液体滴下出口を洗浄する必要があるため最低1本は洗浄液用の液体滴下管を入れておけばよい。仮に液体滴下管1本の外径が2mmであるならば一平面上に図15のように7本配置するとして持ち手部分の直径がおよそ7mm程度となる。もっと太くしたいなら液体滴下管の外径を増すか、隣同士の液体滴下管に隙間を適当に設ければよい。液体滴下管を一平面上に7本配置したとして、例えば洗浄用として2本、黒を2本、シアン1本、マゼンタ1本、イエロー1本を使えば、滴下液体押し出し袋の数が液体滴下管1本につき仮に4個設けたとき、滴下できる色の種類はシアン、マゼンタ、イエローの混合だけでも100種類を超える。溶媒を洗浄液としてではなく薄め液として使えば淡い色を含め色の種類はさらに増える。
多色加圧ボールペンとして使用する場合は色によってインクの減り方が異なるため液体滴下管に予めインクや溶媒を入れておくよりも減ったインクや溶媒を随時補給できるようインクタンクと接続しておいたほうが良いと思われる。その場合はインクタンクからの補給が速やかに行われるように毛細管現象を利用したいので滴下液体と濡れの良い液体滴下管の方が良い。
各液体滴下管から押し出された液体を一旦受ける液体受けはロータス効果のある素材がよい。ロータス効果で液体が球体になれば液体受けの斜面において常に転がり落ちる向きのモーメントを生じ、液体受け出口へと速やかに転がり落ちていくからである。液体受けは勾配が急であればあるほどよい。
また、液体受け出口に液体が流れやすくするため、液体受け内部の圧力が大気圧よりも低下しないよう液体受けには通気口を設ける。液体受け出口にボールペンの先を取り付ければ多色ボールペンとなる。液体受け出口に液体滴下装置を取り付け、その先にボールペンの先を取り付ければ多色加圧ボールペンとなる。
単色にしても多色にしても加圧ボールペンとして使用するならば従来通り重力に関係なく逆さでも、無重力でも筆記できる。また、随時加圧されているわけではないため真空中でも勝手にインクが流れ出ることはなく原理的には筆記できる。ペン先はボールペン以外に万年筆なども考えられる。
電子スタンプとして使用するならば、字や絵の濃淡を変えたり、内蔵しているインクの種類以上のカラーの絵を押印したりすることができ、また、滴下する液体の種類の1つとしてインクの溶媒を内蔵すれば、各ユニットの色を変える前に液体受けや混合したインクが通る液体滴下通路を洗浄したり、また、薄め液として加えれば淡い色合いを出すことも可能である。したがって例えばデジタルカメラやスマートホンで撮った写真データに対応するよう発熱体に通電すれば写真のようにカラーのスタンプを次々と変えて押すことができる。小型にできるためプリンターと異なり持ち運びしやすく、コンセントを必要とせず、コピー用紙のような大きな紙を入れる必要がなく、自分の押したい紙や板やBD−Rのレーベル面などにピンポイントで押すことができる。仮に液体滴下管1本の外径が0.5mmであるならば一平面上に図16のように7本配置するとして最終的に液体が滴下される液体滴下管出口の隣同士の間隔はおよそ2mm程度となる。もし、液体受けを設けず、液体滴下管を複数平面配置するだけの単色のみの電子スタンプとして使用するならば、液体滴下管出口の隣同士の間隔は0.5mm程度となり精細である。
液体滴下管の液体の間に空気の泡が入ることはあっても、発熱体が加熱されて滴下液体押し出し袋が膨らめば空気の泡ごと押し出すので問題ない。発熱体として電熱線はもちろんのこと、超小型ペルチェ素子でもよい。
本発明における第1の発明を表す液体滴下装置の断面図である。 第2の発明を表す液体滴下装置の断面図である。 第1の発明における液体滴下装置の液体滴下管と発熱体の間に断熱材を介して接合した、第3の発明を表す液体滴下装置の断面図である。 第1の発明における液体滴下装置の側面を被覆材で被覆した、第4の発明を表す液体滴下装置の断面図である。 第1の発明における液体滴下装置の液体滴下管に液体滴下管よりも滴下する液体との濡れの悪い液体停止管を接合した、第5の発明を表す液体滴下装置の断面図である。 第1の発明における液体滴下装置の液体滴下管に弾性体開閉弁を接合した、第6の発明を表す液体滴下装置の断面図である。 第1の発明における液体滴下装置の液体滴下管に多孔質弾性体を接合した、第7の発明を表す液体滴下装置の断面図である。 第1の発明における液体滴下装置の液体滴下管に弾性体開閉弁を接合した第6の発明である液体滴下装置に、滴下液体タンクを接続して液体が滴下される状態を示す総断面図である。 第1の発明における液体滴下装置に滴下液体タンクを接続して液体が滴下される状態を示す総断面図である。 第1の発明における液体滴下装置の液体滴下管に液体停止管を接合した、第5の発明である液体滴下装置を複数配置した液体滴下装置群に通気口を持つ液体受けを接合した第8の発明を表す液体滴下装置の断面図である。 図10に示す第8の発明における液体滴下装置の液体受けに、図5に示す第5の発明の液体滴下装置の液体停止管を接合した第9の発明を表す液体滴下装置の断面図である。 図11に示す第9の発明において、各液体滴下管に予め封入した液体が液体受けに向け滴下される状態を示す第9の発明を表す総断面図である。 図10に示す第8の発明における液体滴下装置を1ユニットとし、平面上に複数ユニットを配置した第10の発明の液体滴下装置において、滴下液体タンクを接続して液体が液体受けに向け滴下される状態を示す総断面図である。 図10に示す第8の発明における液体滴下装置の液体受けに、第1の発明である液体滴下装置に液体停止管と弾性体開閉弁と多孔質弾性体を接合した第7の発明における液体滴下装置を接合した液体滴下装置を1ユニットとし、平面上に複数ユニットを配置した第10の発明の液体滴下装置において、滴下液体タンクを接続して液体が液体受けに向け滴下される状態を示す総断面図である。 図4に示す第4の発明における液体滴下装置を平面上に複数配置した第11の発明において、滴下液体タンクを接続した総断面図である。 第8の発明の液体滴下装置の液体滴下装置群が7本の液体滴下管で構成されている場合における滴下液体の種類の一例である。 液体滴下装置を加圧ボールペンとして使用した場合の構成を表すブロック図である。 液体滴下装置を電子スタンプとして使用した場合の構成を表すブロック図である。
以下、第1の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1に示すように、通電すると発熱する発熱体(3)の一方に導線(2)を接続し、反対側には常温よりも沸点の高い袋膨張用液体(6)を封入したうえで密閉された滴下液体押し出し袋(5)を接合したものを側部に1つ以上の穴の開いた液体滴下管(1)の穴に通し、滴下液体押し出し袋(5)が液体通路(4)に面するように配置し、発熱体(3)を液体滴下管(1)と接合して隙間がないように側部の穴を全て塞ぐ。
インク等の液体が液体滴下管(1)に溜まっている状態で発熱体(3)に通電すると袋膨張用液体(6)の温度が上昇し気体に状態変化することで滴下液体押し出し袋(5)の体積が膨張し、液体通路(4)内の滴下液体が液体滴下管出口(8)から押し出されて滴下する。通電する発熱体(3)の数を変化させれば膨張する滴下液体押し出し袋(5)の数も変わるため滴下する液体の体積を変化させることができる。予め滴下液体を液体滴下管(1)に封入している場合は滴下液体との濡れの良さは良くても悪くてもよいが、滴下液体タンク(11)と接続して滴下液体を液体滴下管(1)に導く場合、液体滴下管(1)は液体に対し濡れの良い素材で、かつ毛細管現象により液体滴下管出口(8)まで滴下液体が吸い上げられる程度の細さであるものが望ましい。
発熱体(3)は袋膨張用液体と直接接していないため、効率よく加熱するには滴下液体押し出し袋(5)の材質は熱伝導率の良い素材が望ましい。ナイロンが適当だと考える。
第1の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第2の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図2に示すように、滴下液体押し出し袋(5a)は内部に発熱体(3a)と袋膨張用液体(6a)を含んで密閉されているが、発熱体(3a)と接続されている導線(2a)は滴下液体押し出し袋(5a)から外に出るように密閉する。導線(2a)が滴下液体押し出し袋(5a)から外に出ている部分は袋膨張用液体(6a)が状態変化で気体に変わったときに気体が漏れやすい所であるからしっかり塞ぐ必要がある。また、滴下液体押し出し袋(5a)が移動しないように、液体滴下管(1a)と接続するときは発熱体(3a)が入っている場所で接合した方がしっかり固定されて良い。発熱体は滴下液体押し出し袋の中に入っているため効率よく袋膨張用液体に熱を伝えられるが、滴下液体押し出し袋と液体滴下管出口との接合面は膨張と収縮の繰り返しの際に劣化しやすい部分であるため耐久性の高い素材が望ましい。ポリ塩化ビニリデンが適当だと考える。
第2の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第3の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図3に示すように、前記第1の発明または第2の発明のいずれかの液体滴下装置において、液体滴下管(1)または(1a)と発熱体(3)または滴下液体押し出し袋(5a)のいずれかの間に断熱材(21)を挟んで接合する。断熱材(21)によってさらに効率的に袋膨張用液体の温度を上げることができ、また、難燃性の断熱材(21)を用いれば安全性も増す。
第3の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第4の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図4に示すように、前記第1の発明から第3の発明のいずれかの液体滴下装置において、液体滴下装置の側面を被覆材(22)で覆う。この被覆材(22)は断熱性のある絶縁体が望ましい。なぜならば、複数の液体滴下装置を平面上に配置した場合において、周囲の液体滴下装置に電流や熱が伝わりにくくなり、予期せぬ滴下液体押し出し袋(5)または(5a)の膨張といった誤作動を防ぎ、安全性も増すからである。
第4の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第5の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図5に示すように、前記第1の発明から第4の発明のいずれかの液体滴下装置の液体滴下管(1)または(1a)の下流側に、液体滴下管(1)または(1a)よりも滴下液体との濡れの悪い液体停止管(7)を接合する。なぜならば少々の衝撃で液体が飛び落ちないようにするためである。
第5の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第6の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図6に示すように、前記第1の発明から第5の発明のいずれかの液体滴下装置の液体滴下管(1)または(1a)の下流側に、弾性体開閉弁(9)を接合する。なぜならば少々の衝撃で液体が飛び落ちないようにするためである。弾性体は変形すると元に戻ろうとする性質があるため、滴下液体押し出し袋(5)または(5a)の膨張により液体が滴下されるとき、くす玉のように一旦開いてもその後速やかに閉じる。
第6の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第7の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図7に示すように、前記第1の発明から第6の発明のいずれかの液体滴下装置の液体滴下管(1)または(1a)の下流側に、多孔質弾性体(10)を接合する。なぜならば紙などの物体に押印する場合、物体の面に対し傾いていたり、隙間があったりするなどしてインクが一部物体につかないことを減らすためである。
第7の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第8の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図10に示すように、前記第1の発明から第6の発明のいずれかの液体滴下装置を複数配置した液体滴下装置群(14)の下流側に、液体受け(15)を接合する。液体滴下装置群(14)の各液体滴下管(1)または(1a)から滴下される液体の体積を自由に変えられるので混合比に応じて様々な色を作り出すことができる。各液体は短時間で混ざりやすいものが望ましい。液体受け(15)には通気口(23)が必要である。液体受け(15)に通気口(23)がない場合、液体滴下装置群(14)から滴下された液体が液体受け出口(16)を塞いだ後、わずかでも液体が下がると液体受け(15)内の気圧が低下し、液体受け(15)内の空気による下向きの力と液体にはたらく重力の和が下から上に向かう大気による力とつりあってそれ以上液体が落ちないからである。通気口(23)があれば液体受け(15)内の気圧は大気圧に保たれ、常に下向きの力が上向きの力より大きいため液体は下に流れることができる。尚、通気口を持つ代わりにTEMISH等、空気は通すが液体は通さない液体受け(15)でもよい。液体受け(15)の内面は滴下液体に対しロータス効果を持つ材質と表面加工されているものが望ましい。ロータス効果があれば滴下液体は球体となり、垂直抗力の作用点における力のモーメントの和が常に下向きに回転する向きとなるため、効率よく転がり落ちるからである。液体受け(15)表面の勾配は急であるほどよい。ロータス効果がない液体受けでは滴下液体が少量であるほど、重力以上に滴下液体と液体受け(15)の間の分子間力の影響が増し、うまく下に流れていかないためである。ロータス効果があれば分子間力の影響はほとんど滴下液体と液体受け(15)の接触している一点のみとなり、下に転がりやすくなる。液体受け出口(16)に滴下液体が到達すると筆記ができるようになる。筆記する際にはボールペンのペン先などを結合するとなお良い。
第8の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第9の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図11に示すように、前記第8の発明の液体滴下装置の液体受け(15)の下流側に、前記第1の発明から第7の発明のいずれかの液体滴下装置を接合する。液体受け(15)の下流側に接合する液体滴下装置の液体滴下管(1)または(1a)は液体に対し濡れの良い素材でかつ毛細管現象により液体滴下管出口(8)または(8a)まで滴下液体が吸い込まれる程度の細さであるものが望ましい。最終的に液体滴下装置から滴下する液体の体積を調節することができるため濃淡を調節することができ、また、加圧されているので逆さにして使用したり、空気が滴下液体の間に入ったりしても筆記ができる。色を変更する際には予め内蔵している溶媒を滴下し、液体滴下装置の最終的な液体滴下管(1)または(1a)内を洗浄してから行う。淡い色を出したいときにも同じ溶媒を滴下して他の液体と混合する。
第9の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第10の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図13と図14に示すように、前記第8の発明または第9の発明のいずれかの液体滴下装置を1ユニットとし、平面上に複数ユニットを配置する。第8の発明の滴下装置を複数ユニット配置した場合は、液体受け出口に滴下液体が到達すると押印ができるようになるが、押印する際には多孔質弾性体を接合するとなお良い。この場合、最終的な滴下液体の体積を調節して濃度を変えることはできないし、逆さまにして押印をすることもできない。第9の発明の滴下装置を複数ユニット配置した場合は、最終的な滴下液体の体積を調節して濃度を変えることができ、また、加圧されているので逆さまにしたり、空気が滴下液体の間に入ったりしても押印することができる。
第10の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
以下、第11の発明を実施するための最良の形態について説明する。
図15に示すように、前記第1の発明から第7の発明のいずれかの液体滴下装置を平面上に複数配置する。単色専用となるが、液体滴下装置の液体滴下管同士の距離が短くなるので精細な押印ができる。逆さにして押印することができ、また、空気が滴下液体の間に入っても加圧されているので押印できる。
第11の発明は以上のような構造を持つ液体滴下装置である。
加圧ボールペンとしては前述第1の発明を実施するための最良の形態から第7の発明を実施するための最良の形態までのいずれかのようにして行うか、第9の発明を実施するための最良の形態のようにして行う。ボールペンとしては前述第8の発明を実施するための最良の形態のようにして行う。電子スタンプとしては前述第10の発明を実施するための最良の形態または第11の発明を実施するための最良の形態のいずれかのようにして行う。
1 液体滴下管
2 導線
3 発熱体
4 液体通路
5 滴下液体押し出し袋
6 袋膨張用液体
7 液体停止管
8 液体滴下管出口
1a 液体滴下管
2a 導線
3a 発熱体
4a 液体通路
5a 滴下液体押し出し袋
6a 袋膨張用液体
8a 液体滴下管出口
6b 袋膨張用液体が気体になったもの
9 弾性体開閉弁
10 多孔質弾性体
11 滴下液体タンク
12 蓋
13 液体
14 液体滴下装置群
15 液体受け
16 液体受け出口
17 逆流防止ポケット
18 液体逆流防止体
19 滴下液体接続通路
20 液体滴下装置持ち手
21 断熱材
22 被覆材
23 通気口

Claims (11)

  1. 滴下する液体の体積を一定に保つかもしくは任意に変えることのできる液体滴下装置であって、
    前記液体を溜められる、側部に1つ以上穴のある液体滴下管と、
    前記液体滴下管に接合し側部の穴を塞いだ、通電により発熱する発熱体と、
    前記発熱体に接合し、滴下する液体通路に面し、かつ密閉された滴下液体押し出し袋と、
    前記滴下液体押し出し袋の中に封入された袋膨張用液体を有することを特徴とする液体滴下装置。
  2. 滴下する液体の体積を一定に保つかもしくは任意に変えることのできる液体滴下装置であって、
    前記液体を溜められる、側部に1つ以上穴のある液体滴下管と、
    通電により発熱する発熱体と袋膨張用液体を内部に含んで密閉し、前記液体滴下管に接合して側部の穴を塞いだ滴下液体押し出し袋を有することを特徴とする液体滴下装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかの液体滴下装置における液体滴下管の穴を塞いだ接合面に断熱材を介して接合したことを特徴とする液体滴下装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかの液体滴下装置の側面を被覆材で被覆したことを特徴とする液体滴下装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかの液体滴下装置の液体滴下管の下流側に液体滴下管よりも滴下する液体との濡れの悪い液体停止管を接合したことを特徴とする液体滴下装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかの液体滴下装置の液体滴下管の下流側に弾性体開閉弁を接合したことを特徴とする液体滴下装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかの液体滴下装置の液体滴下管の下流側に多孔質弾性体を接合したことを特徴とする液体滴下装置。
  8. 複数の液体滴下装置から滴下した液体を混合した混合液を滴下する液体滴下装置であって、
    請求項1から請求項6のいずれかの液体滴下装置を複数配置した液体滴下装置群と、前記液体滴下装置群の下流側に接合した液体受けからなることを特徴とする液体滴下装置。
  9. 複数の液体滴下装置から滴下した液体を混合した混合液を滴下する液体滴下装置であって、
    請求項8に記載の液体受けの下流側に請求項1から請求項7のいずれかの液体滴下装置を接合したことを特徴とする液体滴下装置。
  10. 請求項8または請求項9のいずれかの液体滴下装置を1ユニットとし、平面上に複数ユニットを配置したことを特徴とする液体滴下装置。
  11. 請求項1から請求項7のいずれかの液体滴下装置を平面上に複数配置したことを特徴とする液体滴下装置。
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