JP6464185B2 - ローリングシールを有する過酷な環境用コネクタ - Google Patents

ローリングシールを有する過酷な環境用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6464185B2
JP6464185B2 JP2016558683A JP2016558683A JP6464185B2 JP 6464185 B2 JP6464185 B2 JP 6464185B2 JP 2016558683 A JP2016558683 A JP 2016558683A JP 2016558683 A JP2016558683 A JP 2016558683A JP 6464185 B2 JP6464185 B2 JP 6464185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
connector
unit
seal
connector unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016558683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017517092A5 (ja
JP2017517092A (ja
Inventor
アール. ハッチャー,ジョナサン
アール. ハッチャー,ジョナサン
エス. テイラー,ウィリアム
エス. テイラー,ウィリアム
エム. クレッチマー,ジャスティン
エム. クレッチマー,ジャスティン
イー. ヒル,ニコラス
イー. ヒル,ニコラス
Original Assignee
テレダイン インストゥルメンツ,インコーポレイテッド
テレダイン インストゥルメンツ,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレダイン インストゥルメンツ,インコーポレイテッド, テレダイン インストゥルメンツ,インコーポレイテッド filed Critical テレダイン インストゥルメンツ,インコーポレイテッド
Publication of JP2017517092A publication Critical patent/JP2017517092A/ja
Publication of JP2017517092A5 publication Critical patent/JP2017517092A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6464185B2 publication Critical patent/JP6464185B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/523Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases for use under water
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3816Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres for use under water, high pressure connectors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/50Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
    • G02B6/506Underwater installation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3874Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules
    • G02B6/3878Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules comprising a plurality of ferrules, branching and break-out means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、概して、海中環境などの過酷な環境における使用のための電気コネクタ、光コネクタ、または電気・光コネクタに関し、さらに詳細には、嵌合解除されたコネクタのプラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットを嵌合する間に接触チャンバを閉止およびシールすることと、嵌合を行う間に、一方のユニットにおける第1接点が、シール部を通って、またはシール部を通過して、他方のユニットにおける第2接点と接触するために他方のユニット内へと延長し、その一方で、これらの接点を外部環境からシールすることをさらに可能にするために、嵌合しているこれら2つのユニット間の連通を可能にすることと、を行うための、係るコネクタにおけるシール組立体に関する。
劣悪環境において電気ケーブルおよび光ファイバ・ケーブルを接続するためのコネクタは多くの種類が存在する。ある種類のコネクタは、海中での嵌合および嵌合解除を行うためのコネクタを含む。係る水中コネクタは典型的には、1つまたは複数の接点プローブを含むプラグ・ユニットと、接点プローブと係合するための等しい個数のレセプタクル接点または接続部を含むレセプタクル・ユニットと、を含む。接点プローブは、ユニットが一緒に接続されたとき、レセプタクル・ユニット内に延長する。典型的には、接点または接続部は、誘電性流体を含むシールされたチャンバ内に含まれ、プローブは、正常にシールされた1つまたは複数の開口部を介して、チャンバに進入する。係るユニットを設計する際の1つの主要な問題は、嵌合および嵌合解除が反復した後でも接点チャンバから海水を適切に排除し、且つ、チャンバからの誘電性流体の漏出も防止するシールを提供することである。
この目的を達成するために、多数の異なるシール機構が以前から提案されてきた。係るシール機構の1つは、接点チャンバへの開口部を有する。この接点チャンバは、弾性括約機構により包囲された弾性管状挿入部を含む。プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットが嵌合解除状態にあるとき、この弾性括約機構は、それ自体が閉じて挿入部を挟み付ける。嵌合状態において括約機構は進入しつつあるプローブを挟み付け、それによりシールが形成される。この種のシールはいくつかの場合では有効であるが、短所も有する。1つの短所は、このシールがすべての劣悪条件下で良好に作用するとは限らない点にある。他の短所は、係るシールが、嵌合と嵌合解除とを反復した後にその「記憶」を失う傾向にあり、それにより、ユニットが嵌合解除されたときに、シールが完全に閉じなかったり、チャンバが周囲環境から分離されるのに十分迅速な速さで閉じなかったりし得ることである。他種類の既知のシール機構は、ユニットの嵌合が解除されたときにシール開口部へと軸方向に移動するピストンを含む。
Cairnsの米国特許第4,616,900号および米国特許第4,666,242号では水中電気・光コネクタについて記載されている。米国特許第4,666,242号では、雄形コネクタ・ユニットおよび雌形コネクタ・ユニットの両方がオイル充填され、圧力均衡されている。この装置は、貫通可能なシール要素を利用し、シール要素は開口部を有し、ユニットが分離されたときに開口部は挟み付けられて閉じる。他の既知の光ファイバ・コネクタは、いくつかの状況下では使用に好適でない類似のシールを有し、嵌合および嵌合解除が反復された後に有効性を失う傾向を有し得る。
いくつかの先行技術に係るシール機構は、電気接点および光接点を分離されたチャンバにおいて常時保持する際に、不利な環境において反復可能性および信頼性を有する光接続および電気接続を提供するに完全には有効ではない。光コネクタは高価となる場合があり、一般には、光コネクタによる接続が意図されたケーブルに対してコネクタ要素または接続部を終端するために複雑な手段を必要とする。
いわゆるローリングシール・コネクタ(例えばCairnsらの米国特許第5,738,535号および米国特許第6,017,227号に記載のコネクタなど)は過酷な環境用または水中用のコネクタである。係るコネクタでは、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットにおける誘電性流体が充填された接点チャンバは、ローリングシールにより、これらのコネクタの前方端部においてシールされる。係るローリングシールは、係るコネクタ・ユニットの長手方向軸に対して横切る軸の周りに回るか、または回転する。係るローリングシールは貫通ボアを有し、係る貫通ボアは、嵌合状態では、これら2つのユニットにおけるボアまたは接点チャンバ入口に対して位置合わせされ、嵌合解除状態では、嵌合状態でチャンバをシールできるよう、接点チャンバに接続されたボアからオフセットされている。プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットのうちの一方のユニットにおける1つまたは複数のアクチュエータ・ロッドは、嵌合されたときに他方のユニットへと延長し、嵌合されている間は、閉止位置から開放位置へとシールを回すために両方のユニットにおけるシール・アクチュエータ・タブと係合するよう設計されている。同一のアクチュエータは、嵌合解除が行われる間は、閉止されたシール状態へとシールを戻すために反対方向にシール・アクチュエータ・タブと係合するよう設計されている。不適切に使用された場合にはアクチュエータが変形し得るというリスクが存在し、係る場合には、シールが閉止位置に完全には戻らない場合がある。
本明細書に記載の実施形態は、シールを動作させるために一方のユニットから他方のユニットへと延長する別個のアクチュエータを必要としないローリングシールを有するプラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットを有するコネクタを提供する。
1つの態様によれば、コネクタ組立体が提供され、このコネクタ組立体は、第1および第2の解放可能に嵌合可能なコネクタ・ユニットを含み、各コネクタ・ユニットは、長手方向軸と、後端部と、外殻と、前方端部を有する外殻内部のマニホールドと、少なくとも1つの接点を有する接点チャンバと、接点チャンバと連通するマニホールドの前方端部における少なくとも1つの入口と、コネクタ・ユニットの長手方向軸に対して横切る回転軸周りに回転するためのマニホールドの前方端部において回転可能に取り付けられた少なくとも1つのローリングシールと、を有する。シール部材は、少なくとも1つの貫通ボアを有し、これらのユニットが嵌合解除状態にあるときに貫通ボアが接点チャンバ入口からオフセットされ、接点チャンバがシールされている第1の閉止位置と、これらのユニットが嵌合されているときに接点チャンバとの連通のためにシール貫通ボアが入口と位置合わせされている第2の開放位置と、の間で回転可能である。コネクタ・ユニットの嵌合が行われる間、第1コネクタ・ユニットのマニホールドは外殻に対して後方方向に後退可能であり、第2コネクタ・ユニットの外殻はマニホールドに対して後方方向に後退可能であり、これにより、第2コネクタ・ユニットのマニホールドの前方部分は、嵌合が行われる間、第1コネクタ・ユニットの外殻に進入する。第1コネクタ・ユニットの外殻は内向きのカム構成を有し、各ローリングシールは、コネクタ・ユニットの嵌合および嵌合解除が行われる間、それぞれのカム構成と係合するよう構成された外向きの偏心回転子を有する。これにより、嵌合および嵌合解除が行われる間のそれぞれのカム構成に沿ったそれぞれの回転子の移動は、両方のコネクタ・ユニットのローリングシールを、それぞれ開放位置および閉止位置へと回転させる。
シール部材はディスク形状または球形であり得るが、一実施形態では各シール部材は円筒形である。各円筒形シール部材は、その長手方向軸周りに回転するために、それぞれの座部において回転可能に取り付けられ、1つまたは複数の貫通ボアは、長手方向軸に対して横切る方向にシール部材を通って延長する。したがって、シール部材は、これらのユニットが一緒に接続されるにつれて、閉止位置から開放位置へと回転する。シール部材がわずかに圧縮されて、より良好なシールが形成されるよう、シール部材が取り付けられている座部の円筒形寸法よりも、シール部材の寸法がわずかに大きいことが好適である。各コネクタ・ユニットにおいて、1つ、2つ、または3つ以上のローリングシールが存在しても良く、各コネクタ・ユニットは、コネクタ・ユニットの嵌合状態では、それぞれのローリングシール開口部またはボアと位置合わせされた接点を有する。
一実施形態では、各コネクタ・ユニットは複数の接点と、これらの接点がその内部に配置された1つまたは複数の接点チャンバと、を有する。各マニホールドの前方端部は、それぞれの接点と位置合わせされた複数の入口を有し、これらのボアのうちの各ボアは、本体の前部表面における、凹んだローリングシール座部において終端する。シール部材は、マニホールド入口間の間隔と合致する間隔で、その直径の端から端まで延長する、一連の横断する、平行な貫通ボアを有する。シール部材は、シールの1部分が外側に面する開口部を通って外向きに突出するよう、凹陥座部において回転可能に保持される。1つまたは複数の係るシール部材は、接続の際に形成される接点の個数に応じて、レセプタクル・ユニットおよびプラグ・ユニットの前部表面における合致する凹陥座部において回転可能に取り付けられる。
様々な実施形態の他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および添付の図面を検討した後、当業者により容易に明らかとなるであろう。
過酷な環境用のコネクタの様々な実施形態に関する詳細は、その構造および動作の両方に関して、以下に添付の図面を検討することにより、把握されるであろう。以下の添付の図面では、同様の参照番号が同様のパーツを指す。
嵌合解除状態にあり、ユニットを嵌合係合へと移動する前に位置合わせした状態の、ローリングシール・コネクタの一実施形態に係る、位置合わせされたプラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの側面立面図である。 接点チャンバにおける光接点の位置を明瞭化するためにプラグ・マニホールドおよびレセプタクル・マニホールドが省略された状態の、嵌合される前の図1の分離されたプラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの斜視図である。 マニホールドが省略されているが、ユニットが90度回転され、内部構成要素を明瞭化するためにレセプタクル・ユニットの外殻が透明化されている状態での、図2と同様の斜視図である。 図1〜図3のプラグ・ユニットの分離された構成要素を示す、分解斜視図である。 図1〜図3のレセプタクル・ユニットの分離された構成要素を示す、分解斜視図である。 図1の位置から90度回転したプラグ・ユニットの側面立面図である。 図6の線7−7上のプラグ・ユニットの断面図である。 図1の位置から90度回転したレセプタクル・ユニットの側面立面図である。 図8の線9−9上のレセプタクル・ユニットの断面図である。 プラグ・マニホールドの前方斜視図である。 プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットのローリングシールのうちの1つのローリングシールの斜視図である。 図11のローリングシールの側面立面図である。 図12の線13−13上の断面図である。 オフセットした偏心カム突起を示す、ローリングシールの対向端面図である。 オフセットした偏心カム突起を示す、ローリングシールの対向端面図である。 プラグ外殻の前方斜視図である。 レセプタクル・マニホールドの後方斜視図である。 図17の線18−18上のレセプタクル・マニホールドの断面図である。 図5のレセプタクル外殻の第1半体または「左」半体の内部の前方立面図である。 図5のレセプタクル外殻の第2半体または「右」半体の内部の前方立面図である。 プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの嵌合係合が行われる間の、様々な地点におけるカム構成または溝部内の、レセプタクル・シールの一方の端部、およびプラグ・シールの一方の端部における、カム突起の位置を示す、レセプタクル外殻の第2半体の前方立面図である。 プラグ・シールおよびレセプタクル・シールの1つの内側表面上におけるローリングシールならびにカム溝部の構成を明瞭化するためにプラグ・マニホールドおよびレセプタクル・マニホールドのパーツが省略されて示されている、嵌合が行われる前にローリングシールが閉止およびシールされた状態にあるプラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの長手方向断面図である。 プラグ・マニホールドがレセプタクル・マニホールドに進入し、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールのカム突起がそれぞれのプラグ・カム溝部およびレセプタクル・カム溝部に沿って移動し、シールが開放位置に回転される際の、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの嵌合係合が行われる間の連続的なステージにおける、図19に示されたレセプタクル・シールの第1半体の内側表面の前方端部部分の拡大側面立面図である。 プラグ・マニホールドがレセプタクル・マニホールドに進入し、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールのカム突起がそれぞれのプラグ・カム溝部およびレセプタクル・カム溝部に沿って移動し、シールが開放位置に回転される際の、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの嵌合係合が行われる間の連続的なステージにおける、図19に示されたレセプタクル・シールの第1半体の内側表面の前方端部部分の拡大側面立面図である。 プラグ・マニホールドがレセプタクル・マニホールドに進入し、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールのカム突起がそれぞれのプラグ・カム溝部およびレセプタクル・カム溝部に沿って移動し、シールが開放位置に回転される際の、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの嵌合係合が行われる間の連続的なステージにおける、図19に示されたレセプタクル・シールの第1半体の内側表面の前方端部部分の拡大側面立面図である。 プラグ・マニホールドがレセプタクル・マニホールドに進入し、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールのカム突起がそれぞれのプラグ・カム溝部およびレセプタクル・カム溝部に沿って移動し、シールが開放位置に回転される際の、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの嵌合係合が行われる間の連続的なステージにおける、図19に示されたレセプタクル・シールの第1半体の内側表面の前方端部部分の拡大側面立面図である。 嵌合状態にある、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの側面立面図である。 図24の線25−25上の断面図である。 図24の線26−26上の断面図である。 レセプタクル外殻の対向する内側表面および外側表面と、レセプタクル・マニホールドと、の間の嵌合摺動係合の他に、プラグ・シール・カム突起を受容するためのカム溝部も示す、コネクタ・ステムが省略された状態の図26の線27−27上の断面図である。
本明細書で記載の特定的な実施形態は、嵌合および嵌合解除のときに解放状態と閉止されたシール状態との間で両方のコネクタ・ユニットのローリングシールを前後に回転させるために1つのコネクタ・シェルの内側表面におけるカム構成と係合する両方のコネクタ・ユニットのローリングシール上に偏心回転子を有する解放可能に嵌合可能なコネクタ・ユニットを含むローリングシール・コネクタを提供する。
この説明を読んだ後に、当業者には、様々な代替的な実施形態および代替的な用途において本発明をいかにして実装するかが明らかとなるであろう。一方、本発明の様々な実施形態について本明細書で説明されているが、これらの実施形態は例示としてのみ提示されたものであり、限定として提示されたものでないことを理解されたい。そのため、様々な代替的な実施形態に関するこの詳細な説明は、本発明の範囲または広さを限定すると解釈すべきではない。
図面では、光ケーブル、電気ケーブル、または電気光ケーブルを接続するための2つの部分からなる水中コネクタの実施形態が示されている。コネクタは、第1および第2の解放可能に嵌合可能なコネクタ・ユニットを含む。一実施形態におけるコネクタ・ユニットは、レセプタクル・ユニットと、レセプタクル・ユニットと解放可能に嵌合可能に係合するためのプラグ・ユニットと、を含む。これらのコネクタ・ユニットのうちの一方のコネクタ・ユニットは、固定された隔壁ユニットを含んでもよく、または両方のコネクタ・ユニットがそれぞれのケーブルの端部に配置されてもよい。図1〜図27の実施形態では、コネクタは、6つの光ファイバ接続を作るために設計された6芯光コネクタである。ただし、これらのコネクタが、電気接続のみ、光ファイバ接続のみ、またはハイブリッド電気・光接続のみを行うよう変更され得ることは理解されるであろう。加えて、6芯コネクタの実施形態は単に例示としてのみ示されたものであり、コネクタは代替的には、用途に応じて、より多くの、またはより少ない、光ファイバ接続、電気接続、またはハイブリッド接続を行うよう設計され得ることが理解されるであろう。コネクタは、特に水中用途での使用のために意図されたものではあるが、水中または深海のみではなく、あらゆる過酷な環境における接続のために使用され得る。
以下の実施形態に係るコネクタは、過酷な環境または水中コネクタにおける使用のためのローリングシール・コネクタである。係るローリングシール・コネクタでは、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットにおける接点チャンバは、これらのコネクタの前方端部において、ローリングシールによりシールされる。ローリングシールは貫通ボアを有し、貫通ボアは、嵌合状態では、これら2つのユニットにおけるそれぞれの接点チャンバ入口と位置合わせされ、嵌合解除状態では、チャンバがシールされるよう、接点チャンバ入口からオフセットされている。接点チャンバは、嵌合状態において、それぞれのチャンバ入口およびシール貫通ボアと位置合わせされた接点を含む。ここでは、一方のユニットの接点が、それぞれ位置合わせされたシール貫通ボアを通って延長し、他方のユニットにおけるチャンバ(単数または複数)での対応する接点と係合する。接点チャンバは圧力均衡され且つ誘電性流体で充填されたチャンバを含み得る。各コネクタ・ユニットは、図示された実施形態で示されているように、全部の接点を含む単一の接点チャンバを有してもよく、または他の実施形態では、2つ以上の別個の接点チャンバが各コネクタ・ユニットに設けられてもよい。ここでは、各接点チャンバは、コネクタ・ユニットのシール状態において入口と位置合わせするためのボアを有するそれぞれのローリングシールによりシールされた入口と位置合わせされた接点を有する。
図面の図1〜図27は2つの部分からなるローリングシール・コネクタ10の実施形態を示す。ローリングシール・コネクタ10は、光ケーブルを接続するための第1コネクタ・ユニットおよび第2コネクタ・ユニットを有する。コネクタ・ユニットは、第1コネクタすなわち「プラグ」ユニット12と、プラグ・ユニットと解放可能に嵌合係合するための、嵌合第2コネクタすなわち「レセプタクル」ユニット14と、を含む。図面では図示しないが、実際には、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットのうちの一方または両方は、それぞれ外側コネクタ筐体に囲まれている。このコネクタ筐体は、水中でコネクタ・ユニットと嵌合または嵌合解除を行うときにROV(遠隔操作車両)操作アームにより係合されるためのフライング・リードハンドルを有し得る。プラグ・ユニットが器具筐体の固定された隔壁または壁部に固定されている場合、レセプタクル・ユニットは、外側コネクタ筐体内の水中ケーブルの端部において、ROVリードハンドルに固定され得る。係る外側コネクタ筐体は当該技術分野において周知であり、したがってここでは詳細には説明しない。
一実施形態では過酷な環境用コネクタ10は、図1〜図9において嵌合解除状態または分離された状態で示されているプラグ・ユニット12およびレセプタクル・ユニット14を含む。これらのユニットは嵌合状態で相互接続すると、図24〜図26で示されているように、一体型の円筒形コネクタ10を形成する。この実施形態におけるコネクタは、Cairnsの米国特許第6,017,227号(同特許の内容は、参照することにより本明細書に援用される)に記載のローリングシール・コネクタと共通するいくつかの要素を有するが、異なるシール・アクチュエータ機構を有する。
例示された実施形態では、プラグ・ユニット内のオイル充填された接点チャンバ15およびレセプタクル・ユニット内のオイル充填された接点チャンバ16は、それぞれのユニットの端部表面におけるローリングシール18により、それぞれのユニットの前端部においてシールされる。これらのローリングシール18は、横断する貫通ボアまたは開口部20を有し、これらの貫通ボアまたは開口部20は、嵌合解除状態(図7および図9参照)では、シール状態で閉じられて、2つのユニット内のそれぞれの接点チャンバ入口21および22からオフセットした状態にあり、嵌合状態(図25参照)では、シールされず、チャンバ入口と位置合わせされた状態へと回転される。プラグおよびレセプタクル内のローリングシール18は構造的に同等であり、同一の参照番号が両方のユニット内のこれらの部品に対して使用される。接点チャンバは、嵌合状態において、それぞれのシール貫通ボアと位置合わせされた接点を含む。ここでは、一方のユニットの接点は、以下でより詳細に説明されるように、それぞれ位置合わせされたシール貫通ボアを通して延長し、他方のユニットにおけるチャンバ(単数または複数)における対応する接点と係合する。各実施形態における接点チャンバは、当該技術分野で周知であり、米国特許第6,017,227号で説明されているように、接点を包囲し、且つ、適宜内向きまたは外向きに曲がることにより、接点チャンバの内側の流体の圧力と接点チャンバの外側の流体の圧力との間で圧力補償を提供する可撓性内袋(図面では図示せず)により画成されたチャンバ壁部を有する、圧力均衡され且つ誘電性流体で充填またはオイルで充填したチャンバであり得る。
図4、図6、および図7で最も良く示されているように、プラグ・ユニット12は、プラグ外殻24と、プラグ・マニホールド25と、マニホールド25の前端部表面49における部分的円筒形の凹陥部またはシール座部26内でローリング係合するよう設計された1対のローリングシール18と、マニホールド背面プレート28と、プラグ摺動外殻30と、光ステム32の前端部における接点またはフェルール34において終端する光ファイバ33を含む複数の光ステム32と、を含む。プラグ外殻24は図16においてより詳細に図示されており、中空円筒形後方部分35と、離間し且つ前方に突出する1対の左側面壁部36および右側面壁部37と、を含む。左側面壁部36および右側面壁部37は、後方部分35から前方に延長し、プラグ・マニホールド25と、プラグ・マニホールドの開放された後端部上に固定された背面プレート28と、を摺動可能に受容するために左側面壁部36と右側面壁部37との間に凹陥座部領域38を画成する。細長く直線状のアライメント構成または溝部40が、それぞれ左側面壁部36および右側面壁部37の内側表面41に沿って、それぞれ左側面壁部36および右側面壁部37の前端部から後端部まで延長する。加えて1対の離間したアラインメント構成または溝部42および44が、アラインメント溝部40の対向する側面上でそれぞれ側面壁部36および37の前端部から内向きに短い距離だけ延長する。外側凹み構成45がそれぞれ左側面壁部36および右側面壁部37の前端部に配置され、図16で最も良く図示されているように、アラインメント凹陥部または鍵部46をその内側端部において有する。一方の側面壁部36におけるアラインメント溝部またはスロット42は、他方の側面壁部37におけるアラインメント溝部またはスロット44よりも、幅が狭い。図4および図16で分かるように、各側面壁部におけるアラインメント溝部のうちの一方のアラインメント溝部は、他方のアラインメント溝部よりも、溝部40により近接している。「溝部」という用語が、プラグ外殻側面壁部の対向する内側表面におけるアラインメント構成40、42、および44に関連して使用されているが、この用語は、側面壁部を部分的に通って延長する凹みに必ずしも限定されず、それぞれの側面壁部を完全に通って延長するスロットも含む。構成40、42、および44は、各構成の長さの一部に沿って側面壁部を部分的に通って延長し、側面壁部の前方の凹み部分45を完全に通って延長する。
図4、図7、および図10において図示されているように、プラグ・マニホールド25は、プラグ・シール座部26がその内部に配置された前部端部壁48と、プラグ・マニホールド側面壁部36および37の表面41の内側の平坦部分と摺動係合するよう設計された反対側の平坦なまたは実質的に平坦な側面表面50と、を有する部分的に長方形である断面形状の中空部材を含む。側面表面50間で延長するマニホールドの端部表面51は弓形であり、プラグ外殻24の外側表面の曲率と実質的に合致する曲率を有する。接点チャンバ15は、図7で示されているように、マニホールド25の内部で前部端部壁48と背面プレート28との間に配置される。各側面表面50から外向きに突出する細長いアラインメント構成またはリブ52は、背面プレート28がエリア38の後端部53に対して着座する状態で、プラグ・マニホールド25を、凹陥したマニホールド着座エリア38内で中央に置いて位置決めするために、それぞれのアラインメント溝部40に係合する。図10で見られるように、1列の3つの貫通ボアまたは接点チャンバ入口21が各プラグ・シール座部26の内側端部から前部端部壁48を通って延長し、接点チャンバ15と連通する。2本の3つの開口部54はそれぞれ、マニホールド背面プレート28を横切って延長し、締結具開口部55を通って延長する好適な締結具により背面プレートがプラグ・マニホールド25の後端部に固定されたとき、各プラグ・シール座部の内側端部においてそれぞれの入口21と位置合わせされる。
これらのローリングシール18のうちの1つのローリングシール18が図11〜図15でより詳細に示されている。プラグ・ローリングシールおよびレセプタクル・ローリングシールは、構造的には同等である。図13で示されているように各シール18は、金属等から作られた内部剛性アクスル56と、アクスル56上に延長する外側被覆された弾性外側レイヤ58と、を含む。なお、横断ボア20が外側レイヤおよびアクスルを通って延長している。それぞれの偏心回転子またはカムの突起59および60が、金属アクスル56の対向端部表面から外向きに延長する。図12、図14、および図15で最も良く示されているように、カム突起60はカム突起59よりも長く、直径がより小さい。ローリングシールは、カム突起59および60が各凹みから外向きに突出する状態で、側面表面50のうちの1つの側面表面50における端部開口部を介して、凹み26内に回転可能に取り付けられる。プラグ・ユニットの嵌合解除状態では、プラグ・マニホールド25は側面壁部36と側面壁部37との間で座部領域38内に完全に係合し、図4で見られるように各ローリングシールの一方の端部における直径がより大きいカム突起59は、側面壁部37における幅がより大きいアラインメント溝部またはスロット44と係合し、その一方で、図4で見られるように各ローリングシールの反対端部における直径がより小さいカム突起60は側面壁部36における幅がより小さいアラインメント溝部またはスロット42と係合する。ローリングシール18の個数および各シール18内のボアの個数は、想定される接続の個数に依存し、この場合では6個、すなわち各シールが3つの横断ボア20を有する状態で2組の3個であるが、想定される接続の個数に応じて、より多数またはより少数の貫通ボアおよび/またはローリングシールが提供されても良い。
プラグ摺動外殻30は、直径がより大きい円筒形の後方部分62と、形状が略長方形で寸法がより小さい前方部分64と、を有する。前方部分64は後方部分62から前方に延長し、前部表面66を有する堅固な前部端部壁65を有する(図4、図7、および図25参照)。一連の貫通ボア68が前部端部壁65を通って延長し、貫通ボア68のそれぞれは、マニホールド開口部またはチャンバ入口21のそれぞれと位置合わせされている。壁部65および背面プレート28はプラグ接点チャンバの後端部壁を形成し、それぞれの光ステム32はそれぞれの貫通ボア68と、背面プレート28における位置合わせされた開口部54と、を通って、接点チャンバ15へと延長する。なお、入口21内に配置されたステム32の前方端部における接点またはフェルール34は、図7で示されているように、シール座部26内の入口の開放端部からわずかな距離だけ離間している。光ファイバ33は光ファイバ・ステムのボアを通過し、アライメント・フェルールへと終端する。アライメント・フェルールはそれぞれの管状ステム32の端部における座部に固定されている。前部端部壁65はプラグ・ユニットの終端端部における不浸透性の高圧防壁を形成する。ゴム製応力軽減部材またはブーツ69は、各ステム32の突出端部およびステムから出る光ファイバの一部の上方で固定される。接点チャンバからの誘電性流体は、ボア68のうちの各ボア68の前方端部を充填する。可撓性内袋(図示せず)は、例えば、上記で参照した米国特許第6,017,227号において記載されているように、適宜内向きまたは外向きに曲がることにより、シール・ユニットの内側の流体の圧力と外側の流体の圧力との間の圧力補償を提供する。プラグ戻しバネ70は、図7で最も良く示されているように、摺動外殻30の前方部分64と後方部分62との間の接合部における肩部72と、プラグ外殻24の後方部分におけるボアの内側端部と、の間で作用する。
嵌合レセプタクル・ユニット14の構成要素は、図5の分解図において、互いから分離されて示されており、基本的に、コネクタ筐体85および締結具145によりそれぞれの後端部において一緒に接続された第1剛性半体外殻80および第2剛性半体外殻82と、半体外殻との間で摺動可能に係合されたレセプタクル・マニホールド84と、ステム保持背面プレート86とを含む、複数部分からなる外殻を含む。レセプタクル外殻の半体外殻は、対向する、部分的に平坦な内側表面118を有する。戻しバネ88は、背面プレート86の前端部と、マニホールド背面プレート90と、の間で作用する。光ステム92は、コネクタ筐体における1対の平行スロット94と、それぞれが背面プレート86にある2列の3つの貫通ボア95と、マニホールド背面プレート90における位置合わせされた穴96と、を通って接点チャンバ16へと延長する。光ファイバ99は、光ステム92のボアを通過し、接点チャンバ16において接点98で終端する(図9参照)。ゴム製応力軽減部材またはブーツ100は、各ステム92の突出端部およびステムから出る光ファイバの一部の上方で固定される。プラグ・ユニットの場合と同様に、1つまたは複数の可撓性内袋(図示せず)は、例えば、上記で参照した米国特許第6,017,227号において記載されているように、適宜内向きまたは外向きに曲がることにより、シール・ユニットの内側の流体の圧力と外側の流体の圧力との間の圧力補償を提供する。プラグ・マニホールドの場合と同様に、1対のローリングシール18は、レセプタクル・マニホールド84の前方壁部104における部分的円筒形シール座部または凹陥部105において回転可能に保持される。レセプタクル・マニホールドは、通気プラグまたはスクリーン146およびガイド棒148も含む。
図5、図9、図17、および図18で示されているようにレセプタクル・マニホールド84は、レセプタクル・シール座部105が配置された前部端部壁104を有する前端部分102と、半体外殻80および82の内側表面118と摺動係合するよう設計された、対向する、実質的に平坦な側面表面106と、を有する。前端部分102は、プラグ・マニホールド25の前端部分と実質的に合致する部分的に長方形の形状である。対向する弓形の後方延長部または壁部108は端部部分102の開放端部表面110から後方に延長し、前端部分102の対向する弓形端部壁112の延長を形成する。これらの延長は、以下でより詳細に説明するように、これらのユニットの嵌合および嵌合解除を行う際に、ガイドとして作用する。接点チャンバ16は、マニホールドの前端部分102の内部で、前部端部壁104と、図9で示されているように、組み立て時に開放端部表面110上に固定される背面プレート90と、の間に配置される。細長いアラインメント構成またはガイドリブ114は各側面表面106から外向きに突出し、ガイドボア115は、図17および図18で最も良く示されているように、これらのリブの前方端部において表面106間でマニホールドを通して延長する。図5、図9、および図18で見られるように、1列の3つの貫通ボアまたは接点チャンバ入口22は各レセプタクル・シール座部105の内側端部から前部端部壁104を通って延長し、接点チャンバ16と連通する。マニホールド背面プレート90上に横切って延長する2列の開口部96は、背面プレートが締結具開口部(図示せず)を通して延長する好適な締結具により接点チャンバの端部表面110に固定されたとき、各レセプタクル・シール座部の内側端部におけるそれぞれの入口22と位置合わせされる。
対向する第1半体外殻80および第2半体外殻82は、それぞれが、以下でより詳細に説明されるように、弓形の外側表面と、様々なカムおよびガイドまたはアラインメント構成を有する略平坦な内側表面と、を有する。各半体外殻の前方端部から始まる中央舌部116は、対向するプラグ側面壁部36および37の前方端部におけるそれぞれのアラインメント凹陥部46内に係合するよう設計され、内向き凹陥部117は、図1(図1では、ユニットが嵌合される前に、位置合わせされた状態で配置されている)と、図24(図24は、ユニットが完全に嵌合された状態を示す)と、で示されているように、それぞれのプラグ側面壁部の外部鍵部凹み45と嵌合係合するような形状を有する。内側表面118はそれぞれが、凹み部分または凹陥部分120を有する。凹陥部分120は各半体外殻の前端部から後方に離間し、各半体外殻の後端部まで延長している。直線状のガイドスロットまたは溝部122を含む略中央に位置するアラインメント構成は、凹陥部分120における位置合わせされた溝部123がスロットまたは溝部122の延長を形成し、拡大開口部124で終端する状態で、各表面118に沿って延長する。再び、「溝部」という用語は、半体外殻の対向する表面における部分的な凹みに必ずしも限定されず、各外殻半体の壁部を完全に通り抜けて延長するスロットも含み、溝部122は図5で見られるように、凹んだ外部凹陥部151に沿って外殻壁部80および82を完全に通り抜けて延長する。1対の離間された締結具開口部125は拡大開口部124と各外殻の後端部との間に提供される。図19および図20を参照して以下でより詳細に説明されるように、第1のセットおよび第2セットの内向きのカム構成126および128は、図19で示されているように、第1半体外殻80のガイド溝部122の反対側に提供され、同様の第1のセットおよび第2のセットの内向きのカム構成130および132(図20参照)は第2半体外殻82のガイド溝部122の反対側に提供される。
レセプタクル外殻の後端部を形成するコネクタ筐体85は、拡大された後端部部分134を有する。後端部部分134は、対向する弓形の外側側面表面135、および、側面表面135間で対向する凹んだ表面136を有し、寸法が小さい前方部分が後端部部分134から延長する。前方部分は、端部部分134の弓形の側面表面135から延長する凹んだ側面表面140と、凹んだ表面136の連続を形成する側面表面135間の弓形表面142と、を有する。前方部分も部分的に長方形の断面を有する。弓形の外側側面表面135は半体外殻80および半体外殻82のそれぞれの弓形表面と合致するよう設計され、その一方で、対向する凹んだ表面136は、これらのパーツが図1におけるように組み立てられたときに、レセプタクル・マニホールド延長部108の端部を受容するよう設計されている。側面表面140間で延長する横断貫通ボア144は、以下で説明されるように、これらの構成要素の組み立て時に、2つの半体外殻80および半体外殻82の締結具開口部125と位置合わせされた状態で配置される。側面表面140の形状は、表面118の端部から各半体外殻の後端部まで延長する半体外殻80および半体外殻82の内側表面の凹んだ形状と、断面で見たときに舌部・溝部型の構成で密接に合致するよう、設計されている。ステム保持背面プレート86は、背面プレート86の対向端部間で延長する貫通ボア95を有し、且つ、コネクタ筐体85の前端部表面138およびマニホールド背面プレート90の形状および寸法と実質的に合致する略楕円形または部分的長方形の断面形状を有する、略堅固な部材である。
ここでレセプタクル・ユニット14のパーツの組み立てについて、より詳細に説明する。プラグ・ユニット12のローリングシールと同等であるローリングシール18は、接点チャンバ入口22の開放された前方端部を、図9で示される閉止された嵌合解除位置においてシールするために、座部105のうちの各座部105において回転可能に取り付けられる。各シール18における貫通ボアの個数は、上述のように、想定される接続の個数に対応し、この場合では、3つの平行なボア20が各シールに提供されている。レセプタクル・ユニットの残りの部品とマニホールド84とを組み立てる前には、位置合わせされた締結具開口部125およびボア144を通って延長する外殻ネジ145を介して半体外殻80および半体外殻82の後端部をコネクタ筐体85の凹んだ前方部分の反対側面上に固定することにより、外殻が組み立てられる。通気スクリーンまたはプラグ146は半体外殻80および半体外殻82の開口部124内に固定され、通気スクリーンにおける開口部は、嵌合および嵌合解除の際における圧力補償目的のために、外部環境と、接点チャンバ(単数または複数)または接点チャンバを包囲する可撓性内袋(図示せず)の外側の外殻内部と、の間の連通を提供する。
レセプタクル・マニホールドは、図1および図25において見られるように、逆方向に向けられたリブ114がそれぞれのガイド溝部122内で係合し、ガイド延長部108がステム保持背面プレート86の上方で延長し、コネクタ筐体の表面142の上方でコネクタ筐体の拡大された後端部部分の凹んだ領域136へと摺動する状態で、半体外殻80と半体外殻82との間で摺動可能に係合される。コネクタ・ユニットの内部構成要素をより明らかに示すために、レセプタクル・マニホールドおよびプラグ・マニホールドは、図2では省略され、コネクタ半体外殻およびレセプタクル・マニホールドの両方は、図3では透明化され、または切り取られている。ガイド棒148は、図3で最も良く示されているように、半体外殻におけるスロット122と、レセプタクル・マニホールドにおける貫通ボア115と、を横断して延長し、各端部において拡大ヘッド部149を有する。拡大ヘッド部149は、スロット122の外側の凹んだ凹陥部151内で摺動する。このことは、以下でより詳細に説明されるように、嵌合および嵌合解除を行うときにレセプタクル・マニホールドが半体外殻に対して内向きに付勢される際に、レセプタクル・マニホールドが他の構成要素と適切に位置合わせされることを支援する。
それぞれの外殻半体における内側表面におけるカム構成126および128と、カム構成130および132と、は、それぞれが、図19〜図23Dで最も良く示されているように、事前決定された形状の2つの重複するカム溝部を含む。図19〜図23Dに関連して以下でより詳細に説明されるように、各構成のカム溝部のうちの一方のカム溝部は、それぞれのレセプタクル・ローリングシールのそれぞれの偏心回転子またはカム突起59または60と常時係合し、その一方で、各カム構成の他方の重複するカム溝部は、嵌合および嵌合解除が行われる間に、それぞれのプラグ・ローリングシールのそれぞれの偏心回転子またはカム突起59または60を受容するよう設計されている。プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットにおけるローリングシール18は、ユニットの前端部表面が図1〜図3におけるように嵌合係合のための準備が整った状態で位置合わせされたとき、プラグ・ユニットのカム突起59と、レセプタクル・ユニットのカム突起60と、がコネクタの同じ側に配置され、その逆もまた成り立つように取り付けられている。
偏心回転子または突起59および60と係合するためのカム溝部は、2つの異なる幅および深さで切られている。これにより、2つの溝部の経路が、シールの開放および閉止のシーケンスの両方の間に、交差および機能することが可能になる。したがって、図19で示されているように第1半体外殻80のカム構成126および128のそれぞれは、コネクタ・ユニットが、嵌合のために、互いに対向した状態で位置合わせされたときに、それぞれのレセプタクル・ローリングシールの一方の端部における直径がより大きいカム突起59を受容するよう設計された、幅がより大きく且つ深さがより小さい第1カム溝部150と、それぞれのプラグ・ローリングシールの等しい端部における長さがより長く且つ直径がより小さいカム突起60を受容するよう設計されている、幅がより小さく且つ深さがより大きい第2カム溝部152と、を有する。図20で示されているように、第2半体外殻82のカム構成130およびカム構成132は、上部溝部154が、レセプタクル・シールのカム突起60を受容するために、より狭く且つより深くなる状態で、および底部溝部155が、プラグ・シールのカム突起59を受容するために、より広く且つより狭くなる状態で、反転されている。異なる溝部寸法も、図27におけるレセプタクル外殻およびマニホールドの断面図において示されている。図27で見られるように、ユニットの嵌合係合が行われるときにプラグ・シールのより小さい直径のカム突起60を受容するよう設計された半体外殻80におけるカム溝部152は、プラグ・シールのより大きい直径のカム突起59を受容するよう設計された半体外殻82におけるカム溝部155よりも、より狭く且つわずかにより深い。プラグ・シールおよびレセプタクル・シールのカム突起を受容する各カム構成の溝部が重複するため、寸法におけるこの差異は、嵌合および嵌合解除が行われる際に、プラグ・シールのカム突起が、レセプタクル・シールのカム突起を受容する溝部に入ることを防止し、その逆も防止する。
図19で示されているように、レセプタクル・シールのカム突起59を受容するカム溝部150は、両端部において閉じられ、レセプタクル・シールのカム突起はこれらの溝部内に常時保持されている。同様に、図20で示されているように、レセプタクル・シールの対向端部におけるカム突起60を受容する外殻半体82の幅がより小さいカム溝部154も各端部において閉じられている。カム突起59およびカム突起60は、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの嵌合解除状態では、それぞれのカム溝部の前方端部156および前方端部157に配置されている。この位置では、レセプタクル・シール18は、図2、図3、および図9で見られるように、貫通ボアまたは開口部20がチャンバ入口22に対して横切る方向に延長し、その結果として接点チャンバ16がシールされた状態で、配置されている。レセプタクル・ユニットの嵌合解除シール状態における半体外殻82のカム溝部154の前方端部157におけるレセプタクル・カム突起60の位置60Aが図21の実線の輪郭において示されている。レセプタクル・シールの対向端部における偏心カム突起59も、嵌合解除シール状態では、半体外殻80のカム溝部150の前方端部156に配置されていることが理解されるであろう。
第1半体外殻80のカム溝部150は合致する形状を有し、各カム溝部150は、前端部156から延長する直線部分158と、傾斜部分160と、それぞれの溝部の傾斜部分160から後端部163まで延長する第2直線部分162と、を含む。カム溝部152も合致する形状を有し、それぞれの前方端部において開かれており、前方端部から延長する直線部分164と、それぞれの溝部150の傾斜部分160と重複する傾斜部分165と、それぞれの溝部の傾斜部分165から後端部168まで延長する直線部分166と、を有する。同様に第2半体外殻82のカム溝部154のそれぞれは、前方端部157から延長する直線部分170と、傾斜部分172と、それぞれの溝部の傾斜部分から後端部174まで延長する直線部分173と、を有する。カム溝部155のそれぞれは、それぞれの前方端部において開かれており、前方端部から延長する直線部分175と、それぞれの溝部154により重複される傾斜部分176と、それぞれの溝部の傾斜部分176から後端部178まで延長する直線部分177と、を有する。傾斜部分は、それぞれのシールの回転を閉止シール状態と開放状態との間で制御し、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールが一致して回転するよう設計されている。
プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットが図24〜図26におけるように嵌合されるとプラグ・ローリングシールおよびレセプタクル・ローリングシールは、ボア20が接点チャンバ入口21および接点チャンバ入口22と位置合わせされた状態の開放位置へと回転され、その一方で、レセプタクル・マニホールド・ブロックは外殻80および外殻82へと内向きに付勢され、その結果、レセプタクル接点98は、図26で見られるように接点チャンバ入口21において、または代替的な実施形態におけるようにプラグ接点チャンバ15において、対応するプラグ接点34と係合するために、接点チャンバ入口22と、レセプタクル・シールおよびレセプタクル・シールにおける位置合わせされたボアまたは開口部20と、を通って、接点チャンバ16から突出する。同時にプラグ外殻24は、図25および図26で最も良く示されているように、レセプタクルの半体外殻80および半体外殻82により後方に付勢され、それにより戻しバネ70は圧縮され、その一方で、プラグ・マニホールドの前方端部は、半体外殻80および半体外殻82により形成されるレセプタクル外殻の開放端部に進入する。嵌合が行われる間、プラグ・マニホールドのアラインメント・リブ52は、プラグ外殻におけるアラインメント溝部40に沿って移動し、その一方で、外殻は、レセプタクル外殻の前方端部との係合により押し戻される。レセプタクル・マニホールドのアラインメント・リブ114はレセプタクル外殻を形成する2つの半体外殻80および82の直線状アラインメント溝部/スロット122に沿って移動し、その一方で、レセプタクル・マニホールドはプラグ・マニホールド25の前端部との係合により内向きに付勢される。半体外殻の外側表面におけるスロットを包囲する外側凹陥棚状部151に沿って拡大端部150が移動するときにスロット122を通って延長するレセプタクル・マニホールドのガイド棒148の端部により、追加的な位置合わせが提供される。相対的に摺動するプラグ・マニホールド25およびレセプタクル・マニホールド84の略長方形の断面と、プラグ・マニホールドがレセプタクル外殻に進入するために図27で示されているように、それぞれのマニホールドの外側平坦表面と摺動可能に係合するプラグ外殻24およびレセプタクル外殻80ならびに82の合致する略平坦な内側壁部部分と、も、シールを回転させるためにカム突起がそれぞれのカム溝部と係合する際に相対的に摺動するパーツ間の適切な位置合わせの保持を支援する。
ユニットの嵌合および嵌合解除が行われる際の、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールの嵌合カム構成と、レセプタクル外殻のカム溝部と、の動作について、ここで図21〜図23Dを参照して、より詳細に説明する。図1〜図3および図22では、嵌合係合へと移行する直前の、互いに対して位置合わせされ対向し合った状態にあるプラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットが示されている。プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットが閉止且つシールされた状態では、プラグ・ローリングシール18およびレセプタクル・ローリングシール18の全部はシール方向に向けられている。なおこのシール方向では、貫通ボアまたは開口部20が接点チャンバ入口21および接点チャンバ入口22のそれぞれの長手方向軸に対して横切る方向に延長している。プラグ・マニホールド25の前部表面における、部分的に円筒形で端部が開かれたシールを受容する凹陥部26、およびレセプタクル・マニホールド84の前部表面における、部分的に円筒形で端部が開かれたシールを受容する凹陥部105は、それぞれプラグ・シール18およびレセプタクル・シール18のそれぞれの弾性スリーブまたは外側レイヤ58よりもわずかに直径が小さい。各ローリングシールは、1つの開放端部を介して、凹陥部26または凹陥部105内に摺動する。これにより弾性スリーブは、圧縮されて、これらの凹陥部およびそれぞれの接点チャンバ入口の開放された外側端部と、シール係合する。同時に、弾性スリーブまたはレイヤ58の外側表面は、マニホールド25の平坦な前部表面49から、およびマニホールド84の平坦な前部表面103から、それぞれわずかに外向きに突出する。ユニットの前端部が最初に係合(両方のユニットを互いに向かって移動させることにより、または一方のユニットを、他方の静止するユニットとの係合状態へと移動させることにより)されると、プラグ外殻およびレセプタクル外殻の前端部における嵌合構成が、まず係合される。ここで、レセプタクル外殻の前端部におけるアラインメント舌部または突起物116が、プラグ外殻の前端部におけるアラインメント凹陥部または凹み46に進入する。プラグ・マニホールドの前端部表面49およびレセプタクル・マニホールドの前端部表面103は付勢されて対面係合の状態に達し、その結果、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールの突起部分は圧縮されてシール係合の状態に達する。この時点で、各レセプタクル・シールの一方の端部におけるレセプタクル・シール・カム突起60は、図21における60Aで示されているように、半体外殻82におけるカム溝部154の前方端部157に位置し、各レセプタクル・シールの他方の端部におけるカム突起59は、図23Aにおける59Aで示されているように、第1半体外殻80における対応するカム溝部152の前方端部156に位置する。この時点におけるプラグ・シールのカム突起59およびカム突起60はそれぞれ、プラグ外殻の離間された側面壁部36および37のカム突起受容溝部またはスロット44および42内に、依然として配置されている。ローリングシールが図23A(ローリングシール以外のプラグ・ユニットの他のパーツはこの図面では、カム突起の位置を明瞭化するために、省略されている)に示された位置において接触するにつれて、プラグ・シールのカム突起60およびカム突起59はそれぞれ、半体外殻80のカム突起を受容する溝部152の、および半体外殻82のカム突起を受容する溝部155の、位置合わせされた開放端部へと移動し始める。プラグ・シール・カム突起60および半体外殻80のカム溝部152に対するこの位置は図23Aにおける60Aに示され、その一方で、レセプタクル・シールのより大きいカム突起59は、幅がより大きいカム突起を受容する溝部150の前方端部156におけるスタート位置59Aに示されている。図21は、対向する半体外殻82のそれぞれのカム溝部154およびカム溝部155におけるプラグ・シール・カム突起59およびレセプタクル・シール・カム突起60に対する同一のスタート位置59Aおよび60Aを示す。
プラグ・マニホールドおよびプラグ・マニホールド・シールがレセプタクル・マニホールドおよびレセプタクル・マニホールド・シールをレセプタクル外殻内へと押し戻すにつれて、プラグ・マニホールド・アラインメント・リブ52は、表面118におけるアラインメント溝部122の、拡大された、または漏斗形状の開放端部180への進入を開始し、プラグ・カム突起およびレセプタクル・カム突起はそれぞれのカム溝部に沿って移動する。図21での、溝部155におけるプラグ・カム突起の位置59B、溝部154におけるレセプタクル・カム突起60の位置60B、および、図23Bでの、対向するカム溝部152および150における、反対側に向けられたプラグ・カム突起およびレセプタクル突起の対応する位置60Bおよび59Bにおいて、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールは開き始める。これは、対向するレセプタクル半体外殻82および80のそれぞれの傾斜したカム溝部部分176および165の始点におけるプラグ・カム突起59および60の係合と、対向するレセプタクル半体外殻80および82のカム溝部150および154のそれぞれの傾斜したカム溝部部分160および172の始点におけるレセプタクル・カム突起59および60の同時的な係合と、に起因するものである。図21および図23Bで示されているように、溝部部分176は溝部部分172に対して逆方向に傾斜し、その一方で、溝部部分160は、対向する半体外殻80における溝部部分165に対して逆方向に傾斜している。したがって、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールは、嵌合が行われる間、逆方向に回転し、それによりシール間のあらゆるデブリは、シール表面から一掃される傾向にある。図23Cにおける位置159Cおよび160Cでは、プラグ・カム突起159およびレセプタクル・カム突起160は、すでにそれぞれの傾斜部分160および165の終点に到達し終え、それぞれ、直線部分162および166に進入している。図21では、半体外殻82の、それぞれ溝部155および154の直線部分177および173における、プラグ・カム突起160およびレセプタクル・カム突起159に対する、対応する部分160Cおよび159Cが示されている。この時点では、ローリングシールは完全に開かれ、作動は完了している。
レセプタクル・シールおよびプラグ・シールのシール開口部20が図25におけるように位置合わせされ且つレセプタクル接点ステム上で係合する状態で、プラグ・ローリングシール18およびレセプタクル・ローリングシール18がレセプタクル外殻へとさらに戻されるにつれて、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットの光フェルールが接続し、その一方で、プラグ・カム突起およびレセプタクル・カム突起の全部は、それぞれ図23Dにおける位置59Dおよび60Dにおいて、および図21における位置60Dおよび59Dにおいて示される、それぞれのカム溝部の内側端部または後端部163、168、174、および178へ移動する。
プラグ・マニホールド内の接点チャンバ15およびレセプタクル・マニホールドの接点チャンバ16内のシリコーンオイルは、これらの接点の光表面を常時清浄な状態に保持するよう支援し、レセプタクル外殻およびプラグ外殻における通気スクリーンまたは通気穴を通して外部環境に曝露される接点チャンバを包囲する弾性内袋(図示せず)を介して圧力均衡を提供する。一実施形態では、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットは、嵌合時に、より大きいユニットまたは結合装置により共に保持される。係る結合装置内にプラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットは設置され、係る結合装置が一緒に圧縮されると、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットが接続される。この場合、より大きい装置を一緒に保持する力により、コネクタ・ユニットも嵌合状態に保持され、プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニット自体間のラッチ機構は不必要となる。他の実施形態で必要である場合、好適なラッチ機構が提供されてもよい。
プラグ・ユニットおよびレセプタクル・ユニットまたはコネクタ・ユニット12および14を分離するための嵌合解除シーケンスは、上述の嵌合シーケンスの反転である。これらのユニットの分離が始まると、レセプタクル・マニホールドが戻しバネ88により外向きに付勢され、プラグ・シールおよびレセプタクル・シールは、それぞれのカム突起がそれぞれのカム溝部の最内側の区域または後方の直線区域に沿って後方に移動する間に、位置合わせされたローリングシール・ボアからレセプタクル接点チャンバへと後退されるレセプタクル接点ステム上で、外向きに戻る。カム突起が、それぞれのカム溝部の傾斜区域に沿って後方に移動し始めると、ローリングシールは閉止およびシール位置へと戻る回転を開始する。カム突起が傾斜区域の端部に到達し、溝部の外側または前方の直線区域に沿っての移動を開始する時点までに、シールは再びそれぞれの座部内で完全に閉止およびシールされる。
上述の過酷な環境コネクタは、海中、ダウンホール、および水中嵌合の接続に対して好適であるが、光ファイバ通信を使用する他の過酷な環境においても使用され得る。上述のように、光ファイバ・コネクタについて上記では説明されたが、コネクタは他の実施形態ではハイブリッド型電気・光コネクタまたは電気コネクタであり得る。例示された実施形態に係るコネクタは6つの光ファイバを接続するための6芯コネクタであるが、他の実施形態は、より多数またはより少数の光ファイバ接続、電気接続、もしくは光ファイバ接続および電気接続の両方、または貫通接続を有し得る。この構成により、比較的小さい直径である全体的コネクタパッケージ(利用可能な空間が限られた場合(例えばダウンホールコネクタ)に懸念となる)において比較的多数の光回路または他の回路が可能となる。1例では、上述の6芯光ファイバ・コネクタは約1.25インチ(約3.18センチメートル)の直径を有する。プラグ接点チャンバならびにレセプタクル接点チャンバおよび接続通路は、光フェルールの接触表面を清浄状態に保つために、および、例えば米国特許第6,017,227号に記載のコネクタ等の他のTeledyne Instruments製の海中ローリングシール・コネクタのマニホールドおよび内袋システムと同様の、マニホールドおよび内袋システムにより圧力補償を作るために、シリコーンオイルまたは他の誘電性流体で充填される。ローリングシールは接続システムから水を遠ざけ、シリコーンオイルがマニホールド接点チャンバ内に保持されることを可能にする。ローリングシールのための作動システムは、より少ないパーツを含み、シールを作動させるための別個の作動ステムを不必要とする。
開示された実施形態の上記の説明は、当業者が本発明を実施または使用することを可能にするため提供されたものである。これらの実施形態に対する様々な変更例が当業者には容易に明らかとなるであろう。本明細書で記載した全般的な原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく、他の実施形態にも適用が可能である。そのため、本明細書で提示される説明および図面は、本発明の現時点での好適な実施形態を表し、したがって、本発明により広範に考えられる発明主題を表すことを理解するべきである。本発明の範囲が、当業者に明らかとなり得る他の実施形態を完全に含むものであること、および、したがって本発明の範囲が添付の請求項以外のいかなるものによっても制限されないこと、がさらに理解される。

Claims (15)

  1. コネクタ組立体であって、前記組立体は、
    第1の解放可能に嵌合可能なコネクタ・ユニットおよび第2の解放可能に嵌合可能なコネクタ・ユニットであって、各コネクタ・ユニットは、後端部、前端部、および長手方向軸を有し、各コネクタ・ユニットは、外殻、前記外殻の少なくとも部分的に内部に配置されたマニホールド、および少なくとも1つの接点を含む少なくとも1つの接点チャンバを含み、各マニホールドは、前記接点チャンバと連通し且つ前記接点と位置合わせされた少なくとも1つの入口を有する前部端部壁を有し、各コネクタ・ユニットの前記外殻および前記マニホールドは相対的に移動可能である、コネクタ・ユニット
    を含み、
    各マニホールドの前記前部端部壁は、対向する第1端部および第2端部を有する少なくとも1つの凹陥座部を有し、
    少なくとも1つローリングシールは各凹陥座部に移動可能に取り付けられ、前記ローリングシールは少なくとも1つの貫通ボアを有し、
    各ローリングシールは、前記コネクタ・ユニットが嵌合解除されているときに、前記貫通ボアが前記それぞれの入口からオフセットして前記入口がシールされている、シールおよび閉止された状態と、前記コネクタ・ユニットが嵌合されたときに、前記貫通ボアが前記それぞれの入口と位置合わせされ、それにより、少なくとも1つのコネクタ・ユニットの前記接点が前記入口を通って延長し、他方のコネクタ・ユニットの前記接点と接触する、開放状態と、の間で、前記それぞれのコネクタ・ユニットに対して、前記それぞれの座部に対して非軸方向に相対的に移動可能であり、
    前記コネクタ・ユニットの嵌合が行われる間、前記第2コネクタ・ユニットの前記マニホールドは、前記それぞれの外殻に対して後方方向に後退可能であり、前記第1コネクタ・ユニットの前記外殻は前記それぞれのマニホールドに対して後方方向に後退可能であり、それにより、嵌合が行われるとき、前記第1コネクタ・ユニットの前記マニホールドの前方部分は前記第2コネクタ・ユニットの前記外殻に進入し、
    前記第2コネクタ・ユニットの前記外殻は内向きのカム構成を有し、各ローリングシールは、前記コネクタ・ユニットの嵌合および嵌合解除が行われる間に、それぞれのカム構成と係合するよう構成された少なくとも1つの外向きの偏心回転子を有し、それにより、嵌合および嵌合解除が行われる間に、前記それぞれのカム構成に沿った前記それぞれの回転子の移動は、前記両方のコネクタ・ユニットの前記ローリングシールを、それぞれ開放位置および閉止位置へと回転させる、コネクタ組立体。
  2. 各凹陥座部は部分的な円筒形状であり、対向する第1開放端部および第2開放端部を有し、各ローリングシールは、前記凹陥座部の前記形状に実質的に合致する円筒形状であり、前記座部において回転可能にシール係合するよう構成されている、請求項1に記載のコネクタ組立体
  3. 前記第2コネクタ・ユニットの前記外殻は対向する第1内側表面および第2内側表面を前記マニホールドの反対側に有し、前記第1内側表面および前記第2内側表面は内向きのカム構成を有し、各ローリングシールは対向する第1端部および第2端部と、前記コネクタ・ユニットの嵌合および嵌合解除が行われる間に、前記第1内側表面上および前記第2内側表面上の前記それぞれのカム構成内に係合するための対向する偏心回転子と、を有する、請求項1に記載のコネクタ組立体
  4. 前記第2コネクタ・ユニットの前記外殻の前記第1内側表面および前記第2内側表面は、第1の細長い直線状アラインメント構成をさらに含み、前記両方のコネクタ・ユニットの前記マニホールドは、嵌合および嵌合解除が行われる間に、前記第2コネクタ・ユニットの前記外殻の前記それぞれの第1内側表面および第2内側表面に面する、対向する外側表面と、嵌合および嵌合が行われる間に、前記それぞれのマニホールドを位置合わせするために前記それぞれの第1の細長い直線状アラインメント構成と嵌合摺動係合するよう構成された外向きの第2アラインメント構成と、を有する、請求項3に記載のコネクタ組立体
  5. 前記第1内側表面上の前記カム構成は、前記第2コネクタ・ユニットの前記ローリングシールの第1偏心回転子を受容する少なくとも1つの第1カム構成と、嵌合および嵌合解除が行われる間に、前記第1コネクタ・ユニットの前記ローリングシールの第2偏心回転子を受容するよう構成された少なくとも1つの第2カム構成と、を含み、前記第2内側表面上の前記カム構成は、前記第2コネクタ・ユニットの前記ローリングシールの第2偏心回転子を受容する少なくとも1つの第1カム構成と、嵌合および嵌合解除が行われる間に、前記第1コネクタ・ユニットの前記ローリングシールの第1偏心回転子を受容するよう構成された少なくとも1つの第2カム構成と、を含む、請求項3に記載のコネクタ組立体
  6. 各ローリングシールの前記反対側の偏心回転子は第1カム突起および第2カム突起を含み、各ローリングシールの前記第1カム突起は前記第2カム突起とは寸法が異なり、前記第1コネクタ・ユニットおよび前記第2コネクタ・ユニットの前記ローリングシールは、嵌合および嵌合解除が行われる間は、前記第2コネクタ・ユニットにおける前記シールの第1カム突起および前記第2カム突起が、前記第2コネクタ・ユニットの前記外殻の、それぞれ第1の対向する内側表面上、および第2の対向する内側表面上のカム構成と係合するよう、および、前記第1コネクタ・ユニットにおけるシールの前記外殻の前記第2カム突起および第1カム突起がそれぞれ、前記ユニットの嵌合および嵌合解除が行われる間、前記第2コネクタ・ユニットの前記外殻のそれぞれの前記第1の対向する内側表面および前記第2の対向する内側表面上のカム構成と係合するよう、向けられる、請求項3に記載のコネクタ組立体
  7. 前記外殻の各内側表面上の前記カム構成は、第1カム突起を受容するよう構成された寸法の少なくとも1つの第1カム構成と、第2カム突起を受容するよう構成された前記第1カム構成とは異なる寸法の少なくとも1つの第2カム構成と、を含む、請求項に記載のコネクタ組立体
  8. 複数の貫通ボアが前記長手方向軸に横切る方向に各シール部材を通って延長し、各マニホールドの前記前部端部壁は、前記それぞれの接点チャンバと前記凹陥座部との間で延長し、且つ、前記それぞれのシールの前記開放位置においては前記それぞれのシール貫通ボアと位置合わせされた状態で配置されている、複数の入口を有し、複数の接点が前記接点チャンバ内に配置され、前記それぞれの入口と位置合わせされており、各マニホールドの前記前部端部壁は少なくとも、前記それぞれのコネクタ・ユニットの前記中央長手方向軸の反対側で互いに対して平行に延長する第1凹陥座部および第2凹陥座部を有し、少なくとも第1ローリングシールおよび第2ローリングシールは、前記それぞれの第1凹陥座部および第2凹陥座部において回転可能に取り付けられ、第1セットの接点は、前記第1凹陥座部におけるそれぞれの入口と位置合わせされた列において配置され、第2セットの接点は、前記第2凹陥座部におけるそれぞれの入口と位置合わせされた列において配置されている、請求項1に記載のコネクタ組立体
  9. 前記第2コネクタ・ユニットの前記外殻の前記内側表面のそれぞれの上の前記内向きのカム構成はそれぞれ、嵌合および嵌合解除が行われる間に、前記第1コネクタ・ユニットおよび前記第2コネクタ・ユニットの前記それぞれのローリングシールの前記端部における偏心回転子を受容するよう構成された少なくとも1つの交差する対のカム溝部を含み、各交差する対の各カム溝部は、第1直線区域、傾斜区域、および第2直線区域を有する、請求項3に記載のコネクタ組立体
  10. 各交差する対のカム溝部の前記カム溝部の前記傾斜区域は重複し、逆方向に傾斜し、それにより前記第1コネクタ・ユニットおよび前記第2コネクタ・ユニットにおける前記シールは、前記ユニットの嵌合および前記ユニットの嵌合解除が行われる間、逆方向に回転する、請求項に記載のコネクタ組立体
  11. 各交差する対の前記カム溝部は異なる寸法であり、各対の前記カム溝部に係合する前記第1コネクタ・ユニットおよび前記第2コネクタ・ユニットの前記シールの前記それぞれの偏心回転子は、対応する異なる寸法である、請求項に記載のコネクタ組立体
  12. 前記カム溝部は、嵌合および嵌合解除が行われる間、前記第1コネクタ・ユニットおよび前記第2コネクタ・ユニットの前記シールを一致して回転させるよう構成されている、請求項に記載のコネクタ組立体
  13. 各ローリングシールは、剛性物質製の中央アクスルと、弾性物質製の外側レイヤと、を有し、異なる寸法の偏心回転子は、嵌合および嵌合解除が行われる間に、前記第2コネクタ・ユニットの前記外殻の前記対向する内側表面におけるそれぞれのカム構成と係合するために、前記中心アクスルの対向端部から延長する、請求項3に記載のコネクタ組立体
  14. 各ローリングシールの前記偏心回転子は、前記ローリングシールの前記対向端部から突出する、直径および長さが異なる第1カム突起および第2カム突起を含み、前記第1コネクタ・ユニットの前記外殻の対向する内側表面における前記カム構成は、前記第1コネクタ・ユニットおよび前記第2コネクタ・ユニットの前記ローリングシールの前記それぞれの第1カム突起および第2カム突起を受容するよう構成された、幅および深さが異なる溝部を含む、請求項13に記載のコネクタ組立体
  15. 各マニホールドは、前記前部端部壁から延長するその全長の少なくとも一部に沿って、合致する、少なくとも部分的に長方形の断面形状を有する、請求項1に記載のコネクタ組立体
JP2016558683A 2014-03-27 2015-03-05 ローリングシールを有する過酷な環境用コネクタ Active JP6464185B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/227,316 US9246261B2 (en) 2014-03-27 2014-03-27 Harsh environment connector with rolling seals
US14/227,316 2014-03-27
PCT/US2015/018981 WO2015148086A1 (en) 2014-03-27 2015-03-05 Harsh environment connector with rolling seals

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017517092A JP2017517092A (ja) 2017-06-22
JP2017517092A5 JP2017517092A5 (ja) 2018-03-15
JP6464185B2 true JP6464185B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=52684732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016558683A Active JP6464185B2 (ja) 2014-03-27 2015-03-05 ローリングシールを有する過酷な環境用コネクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9246261B2 (ja)
EP (1) EP3123224B1 (ja)
JP (1) JP6464185B2 (ja)
NO (1) NO2704553T3 (ja)
WO (1) WO2015148086A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11217909B2 (en) 2019-09-16 2022-01-04 Teledyne Instruments, Inc. Connector suitable for harsh environments
US11435536B1 (en) 2021-07-29 2022-09-06 Teledyne Instruments, Inc. Latched optical feedthrough system for subsea wellhead penetration using spherical seals

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ711931A (en) * 2013-03-26 2018-03-23 Prysmian Spa Automated tightener for a wet mateable connection assembly
US10422969B2 (en) 2016-03-17 2019-09-24 Ormond Energy Innovations Inc. Protective fiber optic termination, system, and method of using same
EP3676915B1 (en) * 2017-08-28 2023-12-06 Pontus Subsea Connectors LLC Connector for sealably engaging and disengaging contacts
EP3704765B1 (en) 2017-10-30 2023-08-30 Ormond Energy Innovations Inc. Sealed connector with triggered mating and method of using same
US10553971B1 (en) * 2019-01-08 2020-02-04 Te Connectivity Corporation Card edge connector having a contact positioner
CN109742594B (zh) * 2019-01-29 2020-05-22 温州大学 一种非常环境下的光电连接器滚动密封插接机构

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE615452C (de) 1929-04-09 1935-07-05 Siemens Schuckertwerke Akt Ges Steckvorrichtung mit einer Isolierscheibe, die sich beim Herausziehen des Steckers vor die spannungsfuehrenden Kontakthuelsen bewegt
FR2270696B1 (ja) 1974-03-14 1977-10-07 Marechal Sepm
US4203640A (en) 1979-01-24 1980-05-20 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Interior Electrical cable coupler with rotatable protective covers
US4673242A (en) 1981-12-21 1987-06-16 Thomas & Betts Corporation Movable closure for optical elements
US4773725A (en) 1982-05-24 1988-09-27 Amp Incorporated Termination of a fiber optic transmission member and method therefore
US4606603A (en) 1983-04-07 1986-08-19 Lockheed Corporation Underwater connector including integral bladder and seal with a set of constricting means
US4541481A (en) 1983-11-04 1985-09-17 Schlumberger Technology Corporation Annular electrical contact apparatus for use in drill stem testing
US4616900A (en) 1984-04-02 1986-10-14 Lockheed Corporation Coaxial underwater electro-optical connector
US4666242A (en) 1984-06-21 1987-05-19 Lockheed Corporation Underwater electro-optical connector including cable terminal unit with electro-optical probe
GB2166261B (en) 1984-10-26 1988-09-07 Stc Plc Optical fibre connector
US4865563A (en) 1984-12-20 1989-09-12 Amp Incorporated Electrical connector
SU1356080A1 (ru) 1985-03-19 1987-11-30 Предприятие П/Я А-7162 Многоконтактный электрический соединитель
NO170959C (no) 1986-06-23 1994-11-03 Tronic Electronic Services Lim Elektrisk kontaktsett, særlig for bruk under vann
US4753611A (en) 1987-03-31 1988-06-28 Amp Incorporated Filtered coaxial assembly
US4948377A (en) 1988-02-18 1990-08-14 Cairns James L Submersible electrical connector
US4878731A (en) 1988-02-19 1989-11-07 Amp Incorporated Fiber optic connector including ferrule with filter isolator
US4929184A (en) 1989-06-07 1990-05-29 Amp Incorporated Keyed electrical connectors with jackscrews
US5171158A (en) 1990-04-11 1992-12-15 Cairns James L Underwater multiple contact electrical connector
US5194012A (en) 1991-07-30 1993-03-16 Cairns James L Spark-proof hostile environment connector
FR2680608B1 (fr) 1991-08-21 1993-10-08 Marechal Expl Procedes Dispositif selectif de connexion electrique muni d'un disque de securite et d'un disque complementaire.
FR2682487A1 (fr) 1991-10-14 1993-04-16 Eca Connecteur optique, notamment sous-marin.
US5217391A (en) 1992-06-29 1993-06-08 Amp Incorporated Matable coaxial connector assembly having impedance compensation
US5685727A (en) * 1995-01-20 1997-11-11 Ocean Design, Inc. Underwater mateable connector
US5645438A (en) 1995-01-20 1997-07-08 Ocean Design, Inc. Underwater-mateable connector for high pressure application
US6017227A (en) 1996-03-07 2000-01-25 Ocean Design, Inc. Underwater connector
US5738535A (en) * 1996-03-07 1998-04-14 Ocean Design, Inc. Underwater connector
US6315461B1 (en) 1999-10-14 2001-11-13 Ocean Design, Inc. Wet mateable connector
EP1451623B1 (en) 2001-12-06 2006-09-06 Diamould Ltd Sealing system for optical connector
US7056179B2 (en) * 2002-05-05 2006-06-06 Courtney William L Combination inflator and manifold assembly
US8192089B2 (en) 2007-09-24 2012-06-05 Teledyne Instruments, Inc. Wet mate connector
EP2959326B1 (en) * 2013-02-24 2024-01-24 Sercel, Inc. Device for marine seismic explorations for deposits

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11217909B2 (en) 2019-09-16 2022-01-04 Teledyne Instruments, Inc. Connector suitable for harsh environments
US11435536B1 (en) 2021-07-29 2022-09-06 Teledyne Instruments, Inc. Latched optical feedthrough system for subsea wellhead penetration using spherical seals

Also Published As

Publication number Publication date
NO2704553T3 (ja) 2018-02-03
US9246261B2 (en) 2016-01-26
US20150280355A1 (en) 2015-10-01
EP3123224A1 (en) 2017-02-01
WO2015148086A1 (en) 2015-10-01
EP3123224B1 (en) 2018-05-09
JP2017517092A (ja) 2017-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6464185B2 (ja) ローリングシールを有する過酷な環境用コネクタ
US6332787B1 (en) Wet-mateable electro-optical connector
US9077099B1 (en) Harsh environment connector with rotating end seal assembly
US6017227A (en) Underwater connector
EP1222484B1 (en) Wet mateable connector
US7618198B2 (en) Harsh environment connector
US6736545B2 (en) Wet mateable connector
US7462054B2 (en) Harsh environment connector with dual-level bladder and associated methods
EP0885475B1 (en) Underwater connector
US6464405B2 (en) Wet-mateable electro-optical connector
US7695301B2 (en) Submersible connector with secondary sealing device
US20040028342A1 (en) Connector for making an optical connection underwater
US5685727A (en) Underwater mateable connector
US8192089B2 (en) Wet mate connector
US8944082B2 (en) Dual reservoir coupler
US7285003B2 (en) Harsh environment connector including end cap and latching features and associated methods
EP3028081B1 (en) Harsh environment connector with seal closure assisting device

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6464185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250