JP6462184B2 - 動的スペクトルポリシー実施を使用したスペクトル共有管理のためのシステムおよび方法 - Google Patents

動的スペクトルポリシー実施を使用したスペクトル共有管理のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

関連出願データ
本出願は、その開示の全体が参照により本明細書に組み込まれる、2015年9月11日に出願された米国仮特許出願第62/217,070号の利益を主張する。
本開示の技術は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、多様な無線デバイスの間でスペクトル共有を拡張するためにスペクトル使用ポリシーを動的に構成し、実施するためのシステムおよび方法に関する。
スペクトル共有は、ワイヤレス通信を行うためにワイヤレスネットワークおよび他の無線デバイスが利用可能なスペクトルの量を改善するための最も実行可能な方法のうちの1つと考えられている。しかし、規制によると、許可されたエリアにおいて共有スペクトルを使用する無線機は、隣接する保護されたエリアにおいて容認できない干渉を引き起こしてはならないことになっている。
スペクトルは有限のリソースであり、すぐに利用可能なスペクトルは、ワイヤレスサービスの成長が高まるにつれて不足してくる。スペクトルアクセスシステム(SAS:spectrum access system)(スペクトル管理プラットフォームとも呼ばれる)は、ワイヤレスデバイスおよびワイヤレスネットワークへのスペクトルアクセス許可の割振りによって、スペクトルへのアクセスを管理するために使用される場合がある。多くの場合、スペクトルアクセス許可の割振りは、無線デバイスからスペクトルアクセスの要求を受信した後にリアルタイムまたはほぼリアルタイムで行われる。
従来のスペクトルアクセスシステムは、スペクトルアクセスシステムによって管理される無線機が位置する特定の規制領域用におよび/またはTVホワイトスペース(TVWS)無線機などの管理されている特定のタイプの無線機用に静的に構成される。たとえば、ブロードバンドサービスと無線天文観測所(radio astronomy site)を分離するなど、無線デバイスの特定の無線サービスまたはクラスと別の無線サービスまたはクラスを分離するための規制要件が存在する場合がある。この分離は、時間、周波数および地理の観点におけるものであるか、無線サービス間のチャネル隣接(または周波数近接)に応じてRF放射を制限する能力におけるものである場合がある。各状況の詳細に対処するために、特定の状況について各スペクトルアクセスシステムが構築される。その結果、規制要件が進化するにつれて、詳細なソフトウェア修正または拡張が必要とされる場合がある。また、システムを異なる規制領域に適合させるために、スペクトルアクセスシステムが再設計される必要がある場合がある。言い換えれば、各スペクトルアクセスシステムは、事例ごとにカスタマイズされたやり方で特設される。この手法は、効率的、スケーラブルまたは拡張可能ではない。
一例では、世界のある地域(たとえば、米国)においてスペクトルを管理するために使用されるスペクトルアクセスシステムは、世界の異なる地域における(たとえば、アジアまたはヨーロッパの国における)スペクトルアクセスシステムとは非常に異なる場合があるが、これは、これらの2つのスペクトルアクセスシステムが、類似しない現地の規制要件を満たす必要に駆られているからである。
スペクトルアクセスシステムの一部を形成する場合があるスペクトルポリシーマネージャは、スペクトルアクセスシステムによってサービスされる無線デバイスが位置する規制領域に適したスペクトル割振りポリシーを確立するために、スペクトルを管理するという基本的原則の共通セットを活用する。しかしながら、基本的原則は、スペクトルアクセスシステムによってサービスされている無線デバイスの規制領域を考慮しない。
開示する手法では、より効率的で再利用可能なスペクトルポリシーマネージャは、特定のポリシーを構築するように適切に構成された、事前定義された汎用ポリシー構造を使用し、特定のポリシーは、規制規則を効率的に実施するために順序論理および組合せ論理を使用して適用される。
スペクトルポリシーマネージャは、無線デバイスが存在する動的に管理されたワイヤレスエコシステム内のレイヤであってもよい。無線デバイスは、多くの場合、帯域幅、動作周波数、変調タイプ、送信電力、ロケーション、動作時間などに関する動作特性においてかなりの柔軟性を有する。本明細書で使用する場合、無線デバイスという用語は、ネットワークを形成する無線機の共通に管理されるグループを含む。無線デバイス(またはネットワーク)は、この柔軟性の多くを自由に利用するやり方で動作することができることを認識されたい。しかし、無制限の動作は、より大きいワイヤレスエコシステムに有害であり、システムの間で干渉および性能の劣化をもたらす可能性がある。したがって、開示する手法では、無線機の挙動は、規制機関(規制者とも呼ばれる)によって定義された動作規則に従って制御される。規制機関は、たいていの場合、米国の連邦通信委員会(FCC:Federal Communications Commission)または他の国もしくは地域の同様の官庁などの政府団体である。他の状況では、規制機関は、スペクトル共有のまとめ役、民間の当事者、スペクトルライセンシー、または他の機関であってもよい。
言い換えれば、無線デバイスは様々な理由で様々な方法で動作することを制限される場合があり、無線機動作は認められた規格または制限に従って維持される場合がある。しかし、進化する市場圧力および技術の変化に対応するために、スペクトルポリシーマネージャは、性能限界を制限する動作ポリシーが、進化するワイヤレスエコシステムのスケーラビリティ、拡張性および効率性を促進するために容易に修正されることを可能にする。
管理対象スペクトル環境において適用されるべき一意のスペクトルポリシーの統合および適用を可能にするためにシステム管理者からの特定の構成パラメータを受け入れる、完全に構成可能なスペクトルポリシーマネージャが開示される。スペクトル管理プロセスは、スペクトルを日和見的に利用し、無線デバイス(およびネットワーク)が時間、地理および周波数においてコヒーレントに動作することができるように、無線システム共存および干渉軽減を可能にする。
この手法は、規制機関によって提起されることが多い問題にも対処する。具体的には、規則を変更すること、および変更が確立されたらその変更を実践することは難しいという認識があるので、規制機関は、新しい技術の採用を認めるのをためらうことが多く、過度に制約するスペクトル使用規則を作る傾向がある。スペクトルポリシーマネージャは、新しいまたは変更された規則がスペクトル管理者およびユーザによって非常に迅速に実践されることを可能にする。したがって、規制者は、無線デバイスがスペクトル使用を支配する新しいまたは変更された規制に従わないことを心配する必要がない。したがって、この問題は、スペクトルリソースの効率的な割振りおよび使用を可能にするための、(無線デバイスにスペクトルアクセス権を提供するための)動的スペクトルアクセスと(規制規則を実装するための)動的スペクトルポリシー管理の効果的な組合せによって解決される。
動的スペクトルアクセス環境においてスペクトルを管理するための例示的なシステムの概略図である。 図1のシステムのスペクトルポリシーマネージャにおけるデータ処理の概略図である。
次に、図面を参照しながら実施形態について説明し、全体を通して、同様の参照番号は同様の要素を指すために使用される。図は必ずしも一定の縮尺であるとは限らないことが理解されよう。一実施形態に関して説明および/または図示される特徴は、1つまたは複数の他の実施形態において同じ方法でまたは同様の方法で、および/あるいは、その他の実施形態の特徴と組み合わせてまたはそれらの代わりに使用される場合がある。
A.システム概要
図1を参照すると、ワイヤレス通信のために様々な無線デバイスによって使用されるスペクトルを管理するための例示的なシステムが示さいる。システムは、1つまたは複数の無線デバイス12のスペクトル使用を管理するスペクトルアクセスシステム10を含む。スペクトルアクセスシステム10は、サーバまたは他のコンピューティングシステムとして実装されてもよい。いくつかの実施形態では、無線デバイス12は、規制により、保護されたスペクトルユーザ(インカンベントスペクトルユーザとも呼ばれる)への干渉を引き起こすことがない、非保護デバイスである。いくつかの状況では、無線デバイス12は、ホワイトスペース環境において見出されるようなものなどの、占有スペクトルとインターリーブされるスペクトルを使用するか、またはスペクトルへの何らかの他の形態の共有アクセス(たとえば、1つまたは複数の動作チャネル)を有する。スペクトルアクセスシステム10および各無線デバイス12は、本明細書で説明するそれらのそれぞれの論理機能を実行するように構成される。
無線デバイス12は、モバイルデバイス(たとえば、スマートフォンまたはタブレット)、コンピューティングデバイス、情報および/またはエンターテインメントシステム、他のデバイス用のインターネット接続デバイス(たとえば、モデムおよび/またはルータ)などの、ワイヤレス通信に関与する任意のタイプの電子デバイスであってもよく、またはそれを含んでもよい。
スペクトルアクセスシステム10は、インターネット、セルラーネットワーク、WiFiネットワーク、ケーブルネットワークなどのうちの1つまたは複数などの任意の適切な通信媒体14を介して無線デバイス12と通信する。一実施形態では、スペクトルアクセスシステム10と無線デバイス12との間の通信は、マシンツーマシン(M2M)プロトコルを使用して実行されてもよい。本明細書で説明する動作を実行することに加えて、スペクトルアクセスシステム10は、中央スペクトルアクセス登録システムまたは何らかの他の形態のスペクトル管理プラットフォームであってもよい。たとえば、スペクトルアクセスシステム10は、TV帯域無線デバイス(TVBD)用のTVホワイトスペース登録サービスをホストしてもよい。
無線デバイス12は、ロケーションアウェアである。たとえば、無線デバイス12は、GPSまたは他の技術などのロケーション決定技法を使用して、その位置(ジオロケーションとも呼ばれる)を決定することが可能であってもよい。いくつかの実施形態では、無線デバイス12は、位置座標が三角測量される元となるGPS衛星信号を受信するために使用されるGPS受信機を有してもよい。さらに、無線デバイス12がモバイルデバイスである場合、無線デバイス12は、移動するたびに、その決定された位置を手動でまたは自律的に更新することが可能であってもよい。固定ロケーション無線デバイス12の場合、無線デバイス12は、その位置を用いてプログラムされてもよく、またはモバイルデバイスが位置を決定するのと同じ方法でその位置を決定してもよい。
無線デバイス12は、無線回路16などの通信回路を含む。無線回路16は、様々なタイプのネットワーク接続および/またはプロトコルを介した通信を可能にするために、1つまたは複数の無線モデム(たとえば、無線トランシーバ)および対応するアンテナアセンブリを含んでもよい。無線回路16は、限定はしないが、音声呼またはビデオ呼を行うこと、メッセージ(たとえば、電子メールメッセージ、テキストメッセージ、マルチメディアメッセージ、インスタントメッセージなど)を送信または受信すること、インターネットにアクセスすること、データを転送すること(たとえば、ビデオをストリーミングすること、ファイルを取得または送信すること)などの、様々なワイヤレス通信機能を実行するために使用されてもよい。
いくつかのチャネル上でワイヤレス通信を実行するために、無線デバイス12は、スペクトルアクセスを無線デバイス12と共有する保護されたデバイスおよび他のデバイスの存在によって制約される動作パラメータ内で実行することが必要とされる場合がある。動作パラメータを確認するために、無線デバイス12は、スペクトルアクセスシステム10にスペクトルアクセス資格証明を求める(要求する)場合がある。スペクトルアクセスシステム10によって返されるスペクトルアクセス資格証明は、無線デバイス12が使用してもよい1つもしくは複数のチャネルもしくは他の周波数定義および/または他の無線デバイス12と共有されるチャネル上で無線デバイス12が送信してもよい送信電力の限界などの動作パラメータを含んでもよい。
無線デバイス12の機能全体は、処理デバイス18を含む制御回路によって制御されてもよい。処理デバイス18は、メモリ20に記憶されたコードを実行してもよい。たとえば、処理デバイス18は、無線デバイス12上にインストールされたオペレーティングシステムおよび他のアプリケーションを実行するために使用されてもよい。オペレーティングシステムまたはアプリケーションは、本明細書で説明する無線デバイス12の機能を実装するための実行可能論理を含んでもよい。メモリ20は、非一時的コンピュータ可読媒体であり、たとえば、バッファ、フラッシュメモリ、ハードドライブ、リムーバブルメディア、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、または他の適切なデバイスのうちの1つまたは複数であってもよい。典型的な構成では、メモリ20は、長期データ記憶用の不揮発性メモリと、制御回路用のシステムメモリとして機能する揮発性メモリとを含む。
無線デバイス12は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッドおよび/またはタッチセンシティブ入力)、動きセンサーなどの、任意の他の適切な構成要素を含んでもよい。
スペクトルアクセスシステム10は、実行されると、本明細書で説明するスペクトルアクセスシステム10の機能を実行するスペクトル管理機能22およびスペクトルポリシーマネージャ24を含む、コンピュータアプリケーション(たとえば、ソフトウェアプログラム)を実行することが可能なコンピュータベースのシステムとして実装されてもよい。スペクトル管理機能22、スペクトルポリシーマネージャ24およびデータベース26は、メモリ28などの非一時的コンピュータ可読媒体上に記憶されてもよい。データベース26は、本開示で説明する機能を実行するために使用される様々な情報セットを記憶するために使用されてもよい。たとえば、スペクトルアクセスシステム10は、サーバ10からスペクトルアクセス資格証明を取得した既知の保護された無線デバイスおよび他の無線デバイスについてのデータを記憶するか、そのデータにアクセスしてもよい。メモリ28は、磁気、光または電子記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、光ディスク、フラッシュメモリなど)であってもよく、揮発性メモリ構成要素および不揮発性メモリ構成要素を含む、いくつかのデバイスを備えてもよい。したがって、メモリ28は、メモリデバイス用の関連ドライブ、プレーヤおよび/またはリーダに加えて、たとえば、システムメモリとして働くためのランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、ソリッドステートドライブ、ハードディスク、光ディスク(たとえば、CDおよびDVD)、テープ、フラッシュデバイスおよび/または他のメモリ構成要素を含んでもよい。
論理演算を実行するために、スペクトルアクセスシステム10は、論理ルーチンを実行する命令を実行するために使用される1つまたは複数のプロセッサ30を含んでもよい。プロセッサ30およびメモリ28は、ローカルインターフェース32を使用して結合されてもよい。ローカルインターフェース32は、たとえば、付随する制御バスを有するデータバス、ネットワーク、または他のサブシステムであってもよい。
スペクトルアクセスシステム10は、様々な周辺デバイスに動作可能に接続するための様々な入力/出力(I/O)インターフェースを有してもよい。スペクトルアクセスシステム10はまた、1つまたは複数の通信インターフェース34を有してもよい。通信インターフェース34は、たとえば、モデムおよび/またはネットワークインターフェースカードを含んでもよい。通信インターフェース34は、スペクトルアクセスシステム10が、外部ネットワークを介して他のコンピューティングデバイスとの間でデータ信号、音声信号、ビデオ信号などを送信および受信することを可能にしてもよい。具体的には、通信インターフェース34は、スペクトルアクセスシステム10を通信媒体14に動作可能に接続してもよい。
一実施形態では、スペクトルアクセスシステム10は、無線デバイス12を含む複数の電子デバイス用の説明するサービスをホストするように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、サービスは、利用可能なチャネルリストを提供する、無線デバイスがワイヤレス通信のためにスペクトルを利用することを可能にするために登録時または要求時にチャネルアクセス資格証明を認定された無線デバイスに提供するなどのスペクトル管理機能および他の同様の機能を含んでもよい。また、サービスの提供が完全に自動化されてもよい一方で、スペクトルアクセスシステム10は、スペクトルアクセスシステム10への初期登録を行うために様々な対応する当事者用のインターネットスタイルのウェブサイトをホストする、必要な場合に手動の登録を行う、スペクトルアクセスシステム10によって供給される様々なツールおよびレポートにアクセスする、といったことを行ってもよい。スペクトルアクセスシステム10はまた、ユーザがグラフィカルユーザインターフェースを介してスペクトル使用ポリシーを構成することを可能にする。
サービスを供給するために、スペクトルアクセスシステム10は、限定はしないが、パブリックデータベース、プライベートデータベースおよび展開された無線デバイスを含む様々なソースから(たとえば、チャネル使用選択またはスペクトル検知結果の形態で)スペクトル使用率情報を収集してもよい。データベース26は、保護されたスペクトルユーザ(インカンベントスペクトルユーザと呼ばれることがある)、認可スペクトルユーザなどの既知のスペクトルユーザ、または動作するためにスペクトルアクセス資格証明を求めることを免除された無線システムについての情報を含む場合がある。データベース26はまた、以下でより詳細に説明するように、スペクトルポリシーマネージャによって使用されるポリシー管理に関する情報を記憶してもよい。
本開示の実施形態では、スペクトルアクセスシステム10は、適切なチャネルリストでホワイトスペースチャネルリスト要求に応答するなどの、詳細に説明するスペクトル管理機能以外のスペクトル管理機能を引き受けてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、スペクトルアクセスシステム10は、中央スペクトル「データベース」またはスペクトル登録/割振りシステムと見なされる場合がある。
B.スペクトルポリシーマネージャ
B(1).基本動作
加えて図2を参照すると、スペクトルポリシーマネージャ24のための例示的なアーキテクチャが示される。他のアーキテクチャおよび実装手法が使用されてもよい。
スペクトルポリシーマネージャ24は、対応する地理的エリアにおけるスペクトル使用を制御する規制者によって公表されたスペクトル使用規則を実施するための柔軟な汎用ポリシー管理構築物の事前決定および操作によって動作する。いくつかのスペクトルアグノスティックな規則は、比較的簡単なポリシーの適用によって実施されてもよい。簡単なタイプのポリシーの一例は、スペクトルアクセスシステム10によって割り振られたスペクトルを使用するすべての無線機が、送信電力限界以下で無条件に動作する(たとえば、10ワット以下で動作する)ことを必要とするポリシーである。絶対限界を指定し、無線デバイスがスペクトルアクセスシステム10にスペクトルアクセスまたは他の動作命令を照会するときにその限界を強制することによって、スペクトルアクセスシステム10によってこの性質のポリシーを適用することは比較的簡単である。
他の規則は、実装するのがより困難である。たとえば、ある規則は、無線デバイスが、並行して動作する他の無線ネットワーク(それらの他の無線ネットワークは経時的に変化する)に対するチャネル隣接および相対的な地理に応じてRF放射を減衰させることを必要とする場合がある。このタイプの挙動をサポートすることになるポリシー構築物のタイプは、依存関係の複数のレイヤを有し、絶対的に指定することが困難である。開示するスペクトルポリシーマネージャ24および関連する方法は、動作制約を指定する柔軟な手法を使用して、多くの異なるタイプの規制環境に対してこのタイプのポリシーを実装するように構成される。開示するスペクトルポリシーマネージャ24および関連する方法は、スペクトルを抽象物として管理するという難しいタスクを簡単なタスクに変換するために、ポリシー構築物を作成、利用および操作し、スペクトル使用ポリシーのインスタンスを動的に確立する能力を有する。
スペクトルポリシーマネージャ24の例示的なアーキテクチャには、ポリシー構築物34(汎用ポリシータイプとも呼ばれる)のライブラリが記憶される。全体を通して、本開示におけるいくつかの用語は、常用する用語の使用を容易にするために先頭文字が大文字で書かれる。汎用ポリシータイプ(Generic Policy Type)は、これらの用語の1番目である。
汎用ポリシータイプは、いくつかの共通の特性を共有するインカンベント保護の様々なタイプまたはカテゴリを定義するために使用される汎用構築物である。例示的な汎用ポリシータイプは、地理および/または時間に応じてチャネルの使用をブロックするための「チャネルブロッキング」と、アナログTV送信機などの一定のタイプのユーザによって占有されるチャネルに隣接するチャネル上の電力をブロックまたは制限するための「隣接チャネルのチャネルブロック」と、1つまたは複数の基準に基づいて放出電力限界を1つまたは複数のチャネルに課すための「チャネル電力限界」と、保護されたエリアの定義および経路損失の定義を使用して、要求側無線デバイスが保護されたエリア内のしきい値電力レベルを超えることなしにそのロケーションにおいてどのくらいの電力を送信することができるかを決定するための「保護されたエリア」(「保護された地理的エリア」とも呼ばれる)と、経路損失の定義を使用して、要求側無線デバイスがその保護されたエリア外のしきい値電力レベルを超えることなしにそのロケーションにおいてどのくらいの電力を送信することができるかを決定するための「排他的割振り」とを含む。
各汎用ポリシータイプは、1つもしくは複数の構成可能なポリシーパラメータおよび/または1つもしくは複数の構成可能な保護データパラメータを有する。汎用ポリシータイプを構成するポリシーパラメータは、規制規則を実施するまたはスペクトル割振りもしくは使用に対する他の所望の制御を課す保護38のインスタンスを構築するために、ポリシーパラメータ入力36に従って設定されてもよい。
汎用ポリシータイプの一部である各ポリシーパラメータは、設定可能な変数である。たとえば、「保護されたエリア」の汎用ポリシータイプを参照すると、設定可能なポリシーパラメータは、保護された無線システムの地理的エリアが保護データにおいて指定されるやり方(たとえば、点およびバッファ半径として、多角形として、など)、適用すべき経路損失モデルのタイプおよび/または特性、ならびに保護されたエリア内のしきい値電力レベルを含んでもよい。
すべての適用可能な規則をカバーし、スペクトル割振りまたは使用に対するすべての所望の制御を実装するポリシーのセットを作成するために、複数の保護38が指定されてもよい。保護を指定することの一部として、適用可能な汎用ポリシータイプを選択するために選択プロセスが使用されてもよい。状況に応じて、複数の対応するポリシー目標を達成するために1つまたは複数の汎用ポリシータイプが複数回選択されてもよい。たとえば、「保護されたエリア」の汎用ポリシータイプは、1回目には地上モバイル無線機(LMR:land mobile radio)のために選択され、2回目にはプログラム作成および特殊機器(PMSE:program making and special equipment)のために選択されてもよい。選択プロセスの結果は、選択されたポリシー構築物40のグループを形成する選択された汎用ポリシータイプである。
システム管理を容易にするために、選択された汎用ポリシータイプの各インスタンスには、対応する保護を一義的に命名し、識別するための保護コードが与えられる。また、選択された汎用ポリシータイプの各インスタンスは、対応するポリシーパラメータ入力36を有する。図示のように、選択された汎用ポリシータイプのインスタンスは、ポリシーパラメータ入力36を選択された汎用ポリシータイプに適用することによって、保護38に変換される。
保護レベルにおいて、保護の一部である各保護データパラメータは、可変の形態である。保護ごとの保護データパラメータは、保護された無線システム(または近隣の規制領域などの他の保護されたエンティティもしくは構築物)の保護に関係し、時間(たとえば、開始時間および停止時間として指定される)、周波数(たとえば、チャネルとして指定される)および地理(たとえば、境界線、点およびバッファ、多角形などとして指定される)のうちの1つまたは複数に関して指定される。対応する値が保護の保護データパラメータに記入されると、保護はポリシーのインスタンスになる。複数の対応するポリシーインスタンスを作成するために、1つまたは複数の保護が2回以上使用される(たとえば、保護データパラメータ値の2つ以上のセットが記入され、値の各セットは保護される無線デバイスに対応する)可能性がある。
保護データパラメータ値のセットは、保護データ42と総称される。保護データ42は、それ自体のデータベースに維持され、保護されたスペクトル使用の変更が生じるたびに、得られたポリシーが保護されたスペクトル使用にタイムリーに関係するように、十分に頻繁に保護に適用されてもよい。一実施形態では、保護データ42は、保護データ42に変更があるときに適用される。別の実施形態では、保護データ42は、15分ごとまたは1時間に1回など、周期的に適用される。
上記のことから理解され、以下でより詳細に説明されるように、汎用ポリシータイプは、スペクトルアクセスシステム10によって管理されるスペクトルエコシステム用にカスタマイズされた特定のポリシーインスタンスを確立するために、データのタイプ(パラメータ値)とともに使用される。このようにして作成されたポリシーの集合は、ポリシーライブラリ44に記憶される。記憶されたポリシーは、スペクトルアクセスシステム10によって管理されるスペクトルエコシステムにおけるスペクトルの使用に関する規制規則を実施するために結合する。
無線デバイス12がスペクトルアクセスシステム10にスペクトル割振りを要求するとき、動的無線データ46は、メモリ28から受信されるおよび/または呼び戻される。動的無線データ46は、スペクトルへのアクセスを要求し、ポリシーが適用されるべき対象となる特定の無線デバイス12に関するデータである。例示的な動的無線データは、限定はしないが、デバイスのタイプ(たとえば、ホワイトスペースデバイス(WSD)または他の無線タイプ)、動作能力、サポートされるアプリケーション、サポートされるチャネル、アンテナの高さ、およびロケーションを含む。
動的無線データ46から、要求側無線デバイス12に適用可能なポリシーライブラリ44からのポリシーが識別されてもよい。適用可能なポリシーは、適用可能なポリシー階層48を確立するために順序付けされてもよい。次いで、適用可能なポリシー階層48内のポリシーは、要求側無線デバイス12のためのスペクトル割振りを確立するために、スペクトル管理機能22のスペクトル割振りエンジンによって実行されてもよい。スペクトル割振りは、要求側無線デバイス12がワイヤレス通信のために使用してもよい1つまたは複数のチャネルを、識別されたチャネルの使用に対する任意の時間、ロケーションおよび/または電力の制約とともに識別してもよい。
図示のように、ポリシー構築物の汎用ポリシータイプは、関連のあるポリシーの汎用カテゴリを指す。カテゴリは、グローバルチャネルブロック、チャネル電力限界または保護された地理的エリアなどの、ポリシーによって達成されるべき保護を表す。別の例として、汎用ポリシータイプを形成するポリシー構築物のインスタンスは、(たとえば、ワイヤレスマイクロフォンシステムが使用される)特定の地理的エリアを保護するための構築物および特定のチャネル上の許容可能な送信電力を制限するための構築物である。次いで、ポリシー構築物に固有のポリシーパラメータのセットは、ポリシー構築物がどのように実装および/または実行されるべきかをより具体的に定義するように構成される。例示的なポリシーパラメータは、干渉が生じないように保護された地理的エリアの縁部における最大許容電力を決定するために使用される伝搬モデルパラメータであり、ここで最大許容電力は、無線デバイス(たとえば、要求側WSD)と保護された地理的エリアとの間の分離距離の関数である。
保護は、保護コードを選択された汎用ポリシータイプに割り当てることによって指定されてもよい。選択された汎用ポリシータイプに関連付けられたポリシーパラメータの値は、保護のインスタンスを確立するために適用される。ポリシーパラメータは、電界強度制限パラメータまたは伝搬モデルパラメータなどの、保護から作成されたポリシーごとに使用されるスペクトル関連のパラメータ(または情報のユニット)である。保護は、保護の保護データパラメータに保護データをポピュレートすることによってポリシーが確立される前に、グループまたはカテゴリごとにポリシーの特定のインスタンスを事前編成するために使用される。保護データは、特定の無線デバイスまたは他の保護されたエンティティに与えられる保護を定義するデータである。保護データは、一般的には、時間、チャネルまたは地理的エリアのうちの1つまたは複数に関して指定される。保護データは、経時的に変化することがあり、したがって、保護データが保護に適用されるたびにポリシーの新しいセットを確立するために、周期的にまたは必要に応じて保護に適用されることがある。
ポリシーは、要求側無線デバイス12がスペクトルアクセスシステム10にスペクトルへのアクセスを求めるときに適用される。要求側無線デバイス12に関する動的データは、どのポリシーが適用されるべきかの決定の一部として使用され、一実施形態では、適用可能なポリシーの適用順序が決定される。次いで、適用可能なポリシーは、要求側無線デバイスのためのスペクトルアクセス許可(たとえば、利用可能なチャネルリストおよび/または他の動作パラメータ)を作成するために、動的データとともに考慮される。次いで、要求側無線デバイス12は、スペクトルアクセス許可によって使用が許可されたスペクトルを使用して、ワイヤレス通信を実行してもよい。
保護は、スペクトルエコシステムの変更に応じて動的に管理される可能性がある。たとえば、保護は追加または削除される場合があり、保護は、選択された汎用ポリシータイプを修正することによって、および/または保護の一部を形成するポリシーパラメータの値を修正することによって、修正される場合がある。規制規則の変更は、保護を変更するためのトリガであってもよい。
いくつかの事例では、ポリシー構築物は、いかなるスペクトル関連のパラメータにも関係しない。この場合、汎用ポリシータイプおよび/または保護コードが割り当てられる選択された汎用ポリシータイプに由来する保護のためのいかなるポリシーパラメータもない場合がある。たとえば、管理対象の地理的エリア全体に対するチャネルを保護するための「グローバルチャネルブロッキング」では、保護の確立のためのポリシーパラメータがない場合がある。保護データは、保護からポリシーを確立するときに、保護されるべきチャネルを指定するために使用されてもよい。
管理対象の地理的エリアに対して普遍的である、スペクトル使用に対するいくつかの支配条件がある場合もある。これらの普遍的な条件は、介在する保護を使用するという説明したポリシー確立手法から外れるポリシーの確立によって実装されてもよい。これらのポリシーは、設定/実施手法によって定義され、適用されてもよい。設定/実施ポリシーは、無条件に実施される絶対限界(たとえば、無線送信電力)の指定を伴う。これらのタイプの設定/実施ポリシーを適用するための構築物は、スペクトルポリシーマネージャ24内でプリプロビジョニングされてもよく、一実施形態では、しきい値(たとえば、許容可能な動作の時間、送信電力限界など)および任意の他の関連するパラメータ(たとえば、ポリシーが適用される無線タイプなど)を構成することによって、システム管理者によって実装される。
ポリシーを確立するという開示する手法は、スペクトルポリシーマネージャが、ポリシーの依存関係が時間、地理、周波数(たとえば、チャネル)、計算されたパラメータ(たとえば、経路損失モデルの適用の結果)、ならびに、同じタイプおよび/または異なるタイプの無線デバイスを含む1つまたは複数の他の無線デバイスの同時動作のうちの1つまたは複数に関係する、あらゆる(またはほぼすべての)置換およびシナリオに対処するポリシーを確立することを可能にする。本明細書で開示するように、汎用ポリシー構築物を定義することと、特定のポリシー適用のための汎用ポリシー構築物を構成することと、適切なポリシーが効率的にかつ競合なしで適用されるように順序論理および組合せ論理を介してポリシーを適用することとを伴う解決策が提示される。
B(2).詳細な実装
一実施形態では、スペクトルアクセスシステム10は、1つまたは複数の所定の周波数範囲について、地理的エリア(たとえば、規制領域または他の地理的エリア)における無線デバイス12によるスペクトル使用を管理する。1つまたは複数の周波数範囲は、識別可能な帯域幅または他の周波数属性のチャネルにセグメント化されてもよい。チャネルは、一般的には、識別用に番号付けされる。要求側無線デバイス12が使用してもよい1つまたは複数の利用可能なチャネルおよび許容可能な送信電力限界などの使用に対する任意の制約を識別するという文脈において、開示する技法について説明する。開示する技法は、他の文脈で使用されてもよい。
ポリシーパラメータおよび保護コードは、汎用ポリシータイプをカスタマイズして管理対象の地理的エリア用の保護のライブラリを作成するために使用される。一意の規制領域ごとに、対応する保護のライブラリがあることが企図される。規制領域の属性および特性は、一般的には、特に適用可能な規制規則の点で異なるので、様々な規制領域のための保護は、互いに異なる場合がある。
ポリシーのインスタンスを確立するために保護に適用されるべき保護データは、保護データを適切な保護に容易に関連付けることができるように、適切な保護の保護コードを含む場合がある。1つの実装する実施形態では、保護ごとの保護データは、データベース構造に維持され、データベース構造は、確立されるべきポリシーインスタンスごとに1つの行のデータ値を有するスプレッドシートまたはテーブルのフォーマットであってもよい。この実施形態では、スプレッドシートの列は、適切な保護コード値を含む場合がある。保護データのデータベースは、適切な時期にインポートされ、保護に適用されるインポートファイルを形成してもよく、またはインポートファイルに変換されてもよい。保護データがスプレッドシートまたはテーブルのフォーマットである実施形態では、インポートファイルは、カンマ区切り値(CSV:comma separated value)ファイルであってもよい。
一実施形態では、ポリシーパラメータは、システムセットアップ中に構成され、必要に応じて訂正されてもよく、保護データは、やはりシステムセットアップ時におよびその後の任意の適切な時期にインポートされてもよい。ポリシーパラメータは、ポリシーがどのように適用されるかを定義するために使用される一方、保護データは、何が保護されるかを指定するために使用されるので、これらのデータセットは、別々にインポートされ、構成されてもよい。これらの目的で、スペクトルポリシーマネージャ24は、ポリシーパラメータおよび保護データをポピュレートし、他のデータ入力機能を実行するためのグラフィカルユーザインターフェースおよび他のデータ入力機構を有する。
例示的な汎用ポリシータイプおよび値が記入されるべき対応するポリシーパラメータフィールドは、Table 1(表1)に示さいる。
Figure 0006462184
管理対象の地理的エリアのためのポリシーは、以下の手法に従って作成されてもよい。
- 適切な汎用ポリシータイプを選択する
- 所望の保護インスタンスごとに、一意の識別子(たとえば、保護コード)を各対応する選択された汎用ポリシータイプに関連付ける
- 保護インスタンスごとに、スペクトルポリシーマネージャ24のユーザインターフェース(UI)を介してシステム管理者によって実行されてもよいポリシーパラメータをカスタマイズする
- 所望のポリシーインスタンスごとに保護データをインポートする、ここで保護データを定義することは、保護された無線デバイスを識別し、保護データについてデータベース構造のデータフィールド中に適切なエントリを作成するデータ保護(Protect Data)自動化機能とともに実行されてもよい
Table 2(表2)は、保護の例示的な集合を示す。各行は、保護コード、汎用ポリシータイプ、保護データが記入されるべきフィールド、および例示的な値が記入されたTable 1(表1)からのポリシーパラメータフィールドごとの保護を表す。
Figure 0006462184
図示のように、保護データの値は、CSVファイル、テーブル、テキストベースのファイル、または他のフォーマットなどを介して、データ構造からインポートされてもよい。1つまたは複数の保護インスタンスは、保護データの値の2つ以上のセットを有してもよい。保護データ値の各セットの適用は、ポリシーインスタンスをもたらす。所望のポリシーを区別するために、保護データの値の各セットは、対応するポリシーを介して搬送される一意の識別子を含んでもよい。以下に掲載されるTable 3(表3)に関して、識別子についてより詳細に説明する。
例示的な説明の目的で、Table 2(表2)からの保護によって表される概念的なポリシー構築物について説明する。保護のうちのいくつかは、チャネルごとに規制領域全体(またはその定義された部分)にわたって適用される保護を確立するために、「チャネルブロッキング」の汎用ポリシータイプから導出される。たとえば、保護コード"NOT_AVAILABLE"によって表される保護は、要求側無線デバイス12のいずれもシステム管理者の指定または他の理由によって使用することが許されない、1つまたは複数のチャネルの確立を可能にする。保護コード"TV_BROADCAST"によって表される保護は、TV送信機のための保護を確立するために使用される。保護コード"MIC_SAFE"によって表される保護は、ワイヤレスマイクロフォンシステムのためのセーフハーバーチャネルを確立するために使用される。保護コード"TV_ADJ_DIGITAL"によって表される保護は、隣接チャネル上で動作する無線機からの干渉からデジタルTV送信機を保護するために使用される。別の例示的な保護は、保護コード"HPC"の下で高優先度チャネルについて確立される場合がある。
「チャネル電力限界」の汎用ポリシータイプから導出される保護は、チャネルごとに規制領域全体(またはその定義された部分)にわたって最大無線送信電力を強制するために使用される。「チャネル電力限界」の汎用ポリシータイプから導出されるTable 2(表2)の例示的な保護は、保護コード"TV_ADJ_ANALOG"を有する。この保護は、アナログTV送信機によって占有されるチャネルに隣接するチャネル上の放射電力に制限を課す。
Table 2(表2)の他の例示的な保護は、「保護された地理的エリア」の汎用ポリシータイプから導出される。これらは、チャネルごとに特定のエリアに適用される保護であり、一般的には、インカンベント無線システムに対する干渉を回避する目的で構成される。本例では、HATA伝搬モデルは、要求側無線デバイスと保護された地理的エリアとの間のバッファ距離を決定するために使用される。他の伝搬モデルが可能である。ポリシーパラメータは、伝搬モデルの選択肢から選択するために使用されてもよく、追加のポリシーパラメータは、選択された伝搬モデルに関連付けられたパラメータを設定するために使用されてもよい。
保護コード"LMR_RX"に関連付けられた保護は、たとえば、エリアが点およびバッファによってまたは多角形によって指定される、地上モバイル無線機(LMR)に関連付けられたエリアを保護するために使用されてもよい。代替として、保護コード"LMR_TX"に関連付けられたTable 2(表2)に示す保護は、エリアが点およびバッファによって指定される、LMRに関連付けられたエリアを保護するために使用されてもよい。保護コード"CO_BORDER"に関連付けられたTable 2(表2)に示す保護は、規制領域の縁部などにおける境界(たとえば、しばしば、国境線)を保護するために使用されてもよく、線または一連の線分によって指定されてもよい。保護コード"PMSE_RX"に関連付けられた保護は、たとえば、エリアが点およびバッファによってまたは多角形によって指定される、ワイヤレスマイクロフォンシステムまたは他のアドホック無線デバイスに関連付けられたエリアを保護するために使用されてもよい。代替として、保護コード"PMSE_TX"に関連付けられたTable 2(表2)に示す保護は、エリアが点およびバッファによって指定される、ワイヤレスマイクロフォンシステムまたは他のアドホック無線デバイスに関連付けられたエリアを保護するために使用されてもよい。
一実施形態では、地理的エリアは、Open Geospatial Consortium(OGC)のwell-known text(WKT)フォーマット、または他の適切なフォーマットを使用して指定される。保護されるエリアの所望のポリシーおよびタイプに応じて、保護データのカバレージエリアは、多角形、線(または折れ線)、点、点およびバッファ(たとえば、一般的には半径値によって表される、点を囲むエリア)などとして指定される場合がある。
開始時間および終了時間は、日付および時刻を含むフォーマット規約を使用して表されてもよい。保護日付(Protection Date)において開始時間および/または終了時間が空白になっている場合、将来にわたってポリシーが常に課されることになると想定されてもよい。
Table 3(表3)は、保護の例示的なセットについての保護データの例示的なデータ構造を示す。一実施形態では、いくつかのフィールドにおける値が必要とされる場合があり(対応するフィールド中の「必要(required)」という語によって示される)、いくつかのフィールドにおける値が任意選択である場合がある(対応するフィールド中の「任意選択(optional)」という語によって示される)。この例においてデータが必要とされない場合、ダッシュ("-")が存在する。エリア値のフォーマットは、対応するエリアフォーマット名で指定される。「識別子」の列は上述のとおりであり、特に複数のポリシーを確立するために保護が2回以上使用される状況において、得られたポリシーインスタンスを互いに区別するために使用される。
Figure 0006462184
保護データがCSVフォーマットのインポートファイルである実施形態では、ポリシーを確立するための保護データ値のセットごとのフィールドは、以下の例示的なフォーマットで指定されてもよい。"ProtectionCode,Identifier,ChannelNumber,Area,Buffer,StartTime,StopTime"
リスト1は、代表的な保護データを有する上記のフォーマットでのCSVファイルの一例である。
リスト1:
CO_BORDER,BORDER_11,11,"LINESTRING (103.602861 1.264167, 103.616167 1.314306, 103.617083 1.315417, 103.617833 1.321611, 103.630056 1.341056, 103.635556 1.352028, 103.637639 1.357389, 103.640889 1.362972, 103.649194 1.379917, 103.652972 1.387083, 103.6535 1.391278, 103.657167 1.400417, 103.663917 1.410472, 103.669444 1.41575, 103.673889 1.428139, 103.683333 1.43725, 103.694056 1.439889, 103.698861 1.443306, 103.70375 1.450778, 103.714111 1.457472, 103.728333 1.460139, 103.739806 1.454611, 103.746778 1.450389, 103.760694 1.448389, 103.771028 1.452722, 103.771111 1.452778, 103.790472 1.465139, 103.803667 1.4765, 103.812667 1.478472, 103.822167 1.476694, 103.834167 1.473, 103.852 1.466167, 103.858667 1.462944, 103.864972 1.458861, 103.868167 1.456528, 103.875028 1.448972)",,,
LMR_TX,LMR_TX_46,46,POINT(103.941511 1.310086),6000,22/6/2015 10:00 AM,23/6/2015 11:00 AM,,,,
LMR_TX,LMR_TX_48,48,POINT(103.941511 1.310086),6000,22/6/2015 10:00 AM,23/6/2015 11:00 AM,,,,
MIC_SAFE,MIC_25,25,,,,
MIC_SAFE,MIC_47,47,,,,
NOT_AVAILABLE,NOT_AVAILABLE_5,5,,,,
NOT_AVAILABLE,NOT_AVAILABLE_59,59,,,,
NOT_AVAILABLE,NOT_AVAILABLE_60,60,,,,
PMSE_TX,PMSE_TX_42,42,POINT(103.676428 1.421433),400,22/6/2015 10:00 AM,23/6/2015 11:00 AM,,,,
PMSE_TX,PMSE_TX_44,44,POINT(103.676428 1.421433),400,22/6/2015 10:00 AM,23/6/2015 11:00 AM,,,,
TV_ADJ_ANALOG,ADJ_ANALOG_6,6,,,,
TV_ADJ_ANALOG,ADJ_ANALOG_7,7,,,,
TV_ADJ_ANALOG,ADJ_ANALOG_33,33,,,,
TV_ADJ_DIGITAL,ADJ_DIGITAL_34,34,,,,
TV_ADJ_DIGITAL,ADJ_DIGITAL_35,35,,,,
TV_ADJ_DIGITAL,ADJ_DIGITAL_36,36,,,,
TV_BROADCAST,ANALOG_5,5,,,,
ポリシーライブラリ44にポリシーがポピュレートされると、ポリシーは、要求側無線デバイス12に関連付けられた動的無線データ46を用いて「実行される」場合がある。ポリシーの「実行」への言及は、スペクトルへのアクセスを要求する無線デバイス12に対してスペクトル割振りを行うプロセスの一部としてのポリシーの適用を指す。いくつかのポリシーインスタンスの実行は、別のポリシーの実行から生じるデータの入力に依拠する場合がある。したがって、情報セットまたは導出された値の間の依存関係は、ポリシーが実行されてもよい順序に影響を及ぼす場合がある。動作の順序は、プロセスフローを最適化するため、(たとえば、高優先度ポリシーによって冗長または不要になったポリシーを実行しないことによって)計算時間を短縮するため、およびポリシーの間の競合を回避するために確立されてもよい。この目的で、たとえば、高優先度ポリシー、中優先度ポリシー、および低優先度ポリシーを含む、ポリシー優先度の階層が確立されてもよい。
実行順序において最初に実行される高優先度ポリシーは、常に適用されるポリシーである。これらのポリシーのポリシー適用プロセスの結果は、より優先度の低いポリシーの適用の必須条件またはデータとして使用される場合があるので、これらのポリシーは最初に実行される。高優先度ポリシーの実行は、後続の動作をより単純に、冗長にまたは不要にする場合もある。高優先度ポリシーの一例は、「固定デバイスのみがスペクトル媒体にアクセスしてもよく、モバイル動作が禁止される」である。
中間(中)優先度ポリシーは、上記で説明したように、ユーザインターフェースにおいて構成されたポリシーパラメータを継承することによって、ユーザ構成可能である。
低優先度ポリシーは、一般に、監査機能または管理機能を含む。これらのポリシーは、ポリシー命令および/またはスペクトルアクセス資格証明が要求側無線デバイス12に供給された後に、後処理動作として適用される場合さえある。ポリシーにおいて他の監査機能または管理機能が指定される場合があるが、例示的な監査機能または管理機能は、要求側無線デバイス12の検証に関係する。たとえば、1つまたは複数のポリシーは、無線デバイス12または操作者が適切に登録されていること、スペクトルの要求が適切にフォーマットされていること、無線デバイス12のジオロケーションが確認されていること、無線デバイス12の識別子(たとえば、FCC ID)が規制領域で使用するために承認されていること、無線デバイス12がブラックリストに載っていないことなどを確認する場合がある。
C.結論
開示するシステムおよび方法の態様は、スペクトルを使用する場合があるデバイスの1つまたは複数のタイプに依存しない。したがって、本システムおよび方法は、ワイヤレス通信のための任意の動作コンテキストにおいて適用されてもよく、ワイヤレス通信は、単方向信号送信(たとえば、応答なしでデバイスが受信するための信号のブロードキャスティング)を包含し、デバイスが信号の交換に関与する双方向通信を包含することが明確に意図される。方法およびシステムは、ダム無線デバイスおよび/またはコグニティブ無線デバイスに適用されてもよい。本方法およびシステムは、限定はしないが、利用可能なチャネルが認可チャネルとインターリーブされるホワイトスペース(たとえば、TVホワイトスペースすなわちTVWS)などの共有スペクトル環境を含む、認可スペクトルまたは無認可スペクトルに適用されてもよい。さらに、本方法およびシステムは、変調方式、高調波の考慮事項、電子デバイスによって使用される周波数帯域またはチャネル、送信されるデータまたは情報のタイプ、電子デバイスは受信した情報をどのように使用するか、および他の同様の通信の考慮事項のうちの1つまたは複数を含む場合がある、いくつかの無線デバイス特性に対して汎用である。したがって、本システムおよび方法は、任意の適切な環境において適用される。
いくつかの実施形態について図示および説明したが、当業者であれば、本明細書を読んで理解すれば、添付の特許請求の範囲内に入る等価物および修正形態を思いつくであろうことを理解されたい。
10 スペクトルアクセスシステム
12 無線デバイス
14 通信媒体
16 無線回路
18 処理デバイス
20 メモリ
22 スペクトル管理機能
24 スペクトルポリシーマネージャ
26 データベース
28 メモリ
30 プロセッサ
32 ローカルインターフェース
34 通信インターフェース
36 ポリシーパラメータ入力
38 保護
40 選択された汎用ポリシー構築物
42 保護データ
44 ライブラリ、ポリシーライブラリ
46 動的無線データ
48 適用可能なポリシー階層

Claims (18)

  1. スペクトルアクセスシステムによって実施される、スペクトルアクセスを運営する方法であって、
    要求側無線デバイスからスペクトルアクセス情報の要求を受信するステップと、
    前記要求に応答して、複数の規制領域に適用可能な所定の汎用ポリシー構築物の集合からポリシー構築物を選択するステップと、
    前記選択に応答して、前記要求側無線デバイスによって占有される地理的エリアに少なくとも部分的に基づいて、前記選択されたポリシー構築物の第1の変数を第1の値に設定するステップと、
    前記選択に応答して、前記地理的エリアにおけるインカンベントスペクトル使用に少なくとも部分的に基づいて、前記選択されたポリシー構築物の第2の変数を第2の値に設定するステップと、
    前記要求側無線デバイスの能力または物理的特性に少なくとも部分的に基づいて、前記ポリシー構築物を前記要求側無線デバイスに送信するステップと
    を備える、方法。
  2. 識別子として、コードを前記選択されたポリシー構築物に適用するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ポリシー構築物の識別子として、前記ポリシー構築物の保護データの一部としての識別子値を適用するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記選択された汎用ポリシー構築物が複数回選択される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ポリシー構築物を再選択するステップと、
    前記再選択されたポリシー構築物の第1の変数を前記第1の値とは異なる値に設定するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2の変数が、対応するインカンベント無線デバイスに対する干渉保護を実施するために、時間関連の値、エリア関連の値または周波数関連の値のうちの少なくとも1つを指定する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記要求側無線デバイスがワイヤレス通信に関与することを許可される少なくとも1つの利用可能なチャネルまたは周波数を含む前記要求側無線デバイス用のスペクトルアクセス資格証明を構築するために、前記ポリシー構築物を前記要求側無線デバイスに関連付けられた無線データに適用するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ポリシー構築物を前記適用するステップが、他のポリシー構築物に対する前記ポリシー構築物が実行される順序を確立するステップを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記地理的エリアにおける現在のインカンベントスペクトル使用に従って前記地理的エリアに固有の訂正されたポリシー構築物を作成するために、前記第2の変数を前記第2の値とは異なる値に再設定するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. スペクトルアクセスの割振りを運営するスペクトルアクセスシステムであって、
    要求側無線デバイスとの通信が行われる通信インターフェースと、
    スペクトルポリシーマネージャを記憶するメモリと、
    前記スペクトルポリシーマネージャを実行するプロセッサであって、前記スペクトルアクセスシステムを構成する前記スペクトルポリシーマネージャを、
    前記要求側無線デバイスからスペクトルアクセス情報の要求を受信することと、
    前記要求に応答して、複数の規制領域に適用可能な所定の汎用ポリシー構築物の集合からポリシー構築物を選択することと、
    前記選択に応答して、前記要求側無線デバイスによって占有される地理的エリアに少なくとも部分的に基づいて、前記選択されたポリシー構築物の第1の変数を第1の値に設定することと、
    前記選択に応答して、前記地理的エリアにおけるインカンベントスペクトル使用に少なくとも部分的に基づいて、前記選択されたポリシー構築物の第2の変数を第2の値に設定することと、
    前記要求側無線デバイスの能力または物理的特性に少なくとも部分的に基づいて、前記ポリシー構築物を前記要求側無線デバイスに送信することと
    を行うように実行する、プロセッサと
    を備える、スペクトルアクセスシステム。
  11. 前記スペクトルポリシーマネージャを実行することが、識別子として、コードを前記選択されたポリシーに適用するように前記スペクトルアクセスシステムをさらに構成する、請求項10に記載のスペクトルアクセスシステム。
  12. 前記スペクトルポリシーマネージャを実行することが、ポリシー構築物の識別子として、前記ポリシーの保護データの一部としての識別子値を適用するように前記スペクトルアクセスシステムをさらに構成する、請求項10に記載のスペクトルアクセスシステム。
  13. 前記選択されたポリシー構築物が複数回選択される、請求項10に記載のスペクトルアクセスシステム。
  14. 前記スペクトルポリシーマネージャを実行することが、
    前記ポリシー構築物を再選択し、
    前記再選択されたポリシー構築物の第1の変数を前記第1の値とは異なる値に設定する
    ように前記スペクトルアクセスシステムをさらに構成する、請求項10に記載のスペクトルアクセスシステム。
  15. 前記第2の変数が、対応するインカンベント無線デバイスに対する干渉保護を実施するために、時間関連の値、エリア関連の値または周波数関連の値のうちの少なくとも1つを指定する、請求項10に記載のスペクトルアクセスシステム。
  16. 前記スペクトルポリシーマネージャを実行することが、
    前記要求側無線デバイスがワイヤレス通信に関与することを許可される少なくとも1つの利用可能なチャネルまたは周波数を含む前記要求側無線デバイス用のスペクトルアクセス資格証明を構築するために、前記ポリシー構築物を前記要求側無線デバイスに関連付けられた無線データに適用するように前記スペクトルアクセスシステムをさらに構成する、請求項10に記載のスペクトルアクセスシステム。
  17. 前記ポリシー構築物を前記適用することが、他のポリシー構築物に対する前記ポリシー構築物が実行される順序を確立することを含む、請求項16に記載のスペクトルアクセスシステム。
  18. 前記スペクトルポリシーマネージャを実行することが、
    前記地理的エリアにおける現在のインカンベントスペクトル使用に従って前記地理的エリアに固有の訂正されたポリシー構築物を作成するために、前記第2の変数を前記第2の値とは異なる値に再設定するように前記スペクトルアクセスシステムをさらに構成する、請求項10に記載のスペクトルアクセスシステム。
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