JP6461836B2 - 対象に動きの変化が与えられているように知覚させる装置、およびその方法 - Google Patents
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Description
[概要]
まず、実施形態の概要を説明する。
実施形態では、「対象」に動きの変化が与えられているように知覚させるために、「単一画像」と「対象」とを重畳させた状態で、「単一画像」および「対象」の少なくとも一方を動かし、「単一画像」が含む「画像領域」の輝度成分パターンと「対象」が含む「対象パターン(「単一画像」が含む「画像領域」に対応するパターン)」との間の位置関係を変化させる。「単一画像」を用いるため、複数種類の画像からなる画像列を生成する従来よりも簡易に、対象に動きの変化が与えられているように知覚させることができる。なお、「対象に動きの変化が与えられているように知覚させる」とは、静止している「対象」に動きが与えられたように知覚されること、または、動いている「対象」の動きが変化したように知覚されることを意味する。
次に、図面を用いて第1実施形態を説明する。
<映像生成システムの構成>
図1に例示するように、本形態の映像生成システムは、映像生成装置11、撮影装置12、設置板13、および対象14を有する。映像生成装置11は、撮影処理部111、グレースケール変換部112、フィルタリング部113、および記憶部115を有する。映像生成装置11は、例えば、CPU(central processing unit)等のプロセッサ(ハードウェア・プロセッサ)およびRAM(random-access memory)・ROM(read-only memory)等のメモリ等を備える汎用または専用のコンピュータが所定のプログラムを実行することで構成される装置である。このコンピュータは1個のプロセッサやメモリを備えていてもよいし、複数個のプロセッサやメモリを備えていてもよい。このプログラムはコンピュータにインストールされてもよいし、予めROM等に記録されていてもよい。また、CPUのようにプログラムが読み込まれることで機能構成を実現する電子回路(circuitry)ではなく、プログラムを用いることなく処理機能を実現する電子回路を用いて一部またはすべての処理部が構成されてもよい。また、1個の装置を構成する電子回路が複数のCPUを含んでいてもよい。撮影装置12はカラーの静止画像を撮影可能な一般的なカメラである。設置板13は平面部131を有する板であり、対象14は平面部131に固定された印刷物である。対象14は一様ではなく、少なくとも一部に模様を有する。すなわち、対象14を撮影して得られた画像や映像の空間周波数は零ではない。
図3Aに例示するように、本形態の映像投影システムは、映像投影装置15、プロジェクタ16、設置板17、および対象18を有する。映像投影装置15は、再生処理部151および記憶部152を有する。映像投影装置15は、例えば、上述のコンピュータが所定のプログラムを実行することで構成される装置である。設置板17は平面部171を有する板であり、対象18は平面部131に固定された印刷物である。対象18は上述の対象14であってもよいし、対象14の複製物であってもよいし、対象14の類似物であってもよい。プロジェクタ16は一般的なものでよい。対象14の類似物としては、対象14の一部の色や柄や輝度などが変更されたり省略されたりしたものや、対象14に色や柄や輝度などを付加したものを例示できる。
まず映像生成処理を説明する。この処理では、対象18に動きが与えられているように知覚させるために対象18に重畳させる映像を生成する。まず、撮影処理部111の制御の下、撮影装置12が対象14を撮影する(図1)。撮影によって得られたカラーの静止画像140(図2A)は撮影処理部111に送られ、グレースケール変換部112に送られる。
前処理として単一画像141が映像投影装置15(図3A)の記憶部152に格納される。記憶部115が記憶部152と同一であればこの前処理は不要である。次に位置合わせのため、再生処理部151が単一画像141をプロジェクタ16に送り、プロジェクタ16から単一画像141を対象18に合わせて投影する。その際、見た目で位置合わせをしてもよいし、構造化光法などの既存技術を使ってプロジェクタ16の光源と撮影装置12との対応関係をとることで位置合わせを行ってもよい。見た目で位置合わせを行う場合には、例えば、単一画像141の画像領域の輝度成分パターン141a(図2B)が、対象18の対象パターン18a(図3B)またはその近傍に重なるように行われる。例えば、輝度成分パターン141aの輪郭またはその近傍が対象パターン18aの輪郭と重なるように配置されてもよいし、単一画像141の輪郭またはその近傍が対象18の輪郭と重なるように配置されてもよいし、輝度成分パターン141aが含むエッジまたはその近傍が対象パターン18aに含まれるエッジに重なるように配置されてもよい。
単一画像141の高空間周波数成分と対象18の低空間周波数成分との間に位相ずれがある場合、低空間周波数成分の位相は高空間周波数成分の位相によって知覚上捕捉される(参考文献1)。本形態では高空間周波数成分の単一画像141を静止した対象18へずらして投影するが、そのずれに基づいて、最終的な画像情報に高空間周波数成分の位相変調が生じる。その高空間周波数成分の位相変調が低空間周波数成分の位相を知覚上捕捉するので、位相変調方向へ投影対象が動いて見えるものと思われる。高空間周波数フィルタリングのカットオフ周波数が高いほど、位相変調が生じる空間範囲が狭くなるので、単一画像141を動かせる空間量が小さくなる。
参考文献1:Morrone, M. C. & Burr, D. C., “Feature detection in human vision: a phase-dependent energy model,” 1988, Proceedings of the Royal Society of London, B235, 221-245.
本形態では、1枚の高空間周波数画像である単一画像141を対象18に投影しつつ、これらの間の相対位置をずらし、人間の空間周波数統合メカニズムを利用することで対象18の動きの印象を変調できる。これにより、従来よりも簡易に、対象18に動きが与えられているように知覚させることができる。すなわち、本形態では撮影された静止画像140をグレースケール化して輝度成分のみからなる単一画像140’を生成するものの、既存技術とは異なり、そのパターンの形状を変形させた動画(画像列)を生成しないし、生成された動画と単一画像140’との差分も計算しない。それにもかかわらず、対象18に動きが与えられているように錯覚させることができる。例えば、美術館の絵画や、食品サンプルなどに対して、1枚の画像を投影するだけで動きの印象を与え、対象の見かけの印象や質感を変えることができ、対象の注目度を向上させることができる。この点から、インテリアや芸術面における動きの新しい表現手法を提供できる。
参考文献2:Oliva, A., Torralba, A., & Schyns, P. G., “Hybrid Images. ACM Transactions on Graphics,” (2006), ACM Siggraph, 25-3, 527-530.
第1実施形態は、対象18の対象パターン18a全体が動いているように知覚させるものであった。しかし、輝度成分パターン141aの一部の領域のみを対象パターン18aの一部の領域に重畳させつつ動かし、この対象パターン18aの一部の領域のみに動き印象を与えてもよい。例えば、動き印象を与えたくない領域に一様照明を照射してもよい。この一様照明の輝度が対象パターン18aのエッジの明暗の中間輝度になるように操作することで、投影される輝度成分パターン141aの一部の領域(動き印象を与えたくない領域)が見かけ上消失する。これにより、対象パターン18aの一部の領域のみに動き印象を与えることができる。輝度成分パターン141aの一部の領域(動き印象を与えたくない領域)を投影しないこととしても、同様な効果を得ることができる。
単一画像141に与える動きは、第1実施形態およびその変形例1のものに限定されない。単一画像141の移動、拡大、縮小、回転、および湾曲の少なくとも何れかにより、輝度成分パターン141aと対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。なお、移動方向はa−b方向に限定されず、その他の方向に移動してもよい。また移動、拡大、縮小、回転、および湾曲は一次元的なものに限定されず、2次元的なものであってもよいし、反復しなくてもよい(以下同様)。
映像生成装置11がさらに、単一画像141の移動、拡大、縮小、回転、および湾曲の少なくとも何れかによって得られる複数の画像(例えば、図2C)を映像として出力する映像生成部114を有していてもよい(図1)。これにより、再生処理部151からこの映像をプロジェクタ16に送り、プロジェクタ16から単一画像141を対象18に合わせて投影するだけで、対象18に動きが与えられているように知覚させることができる。映像生成部114から出力される複数の画像がインターネット等を介して配信されてもよいし、記録媒体に記録されて流通されてもよい。
第1実施形態では、静止画像140をグレースケールに変換し、輝度成分パターンを含む単一画像140’を生成し、それを高空間周波数フィルタリングし、単一画像141を生成した。しかし、静止画像140をグレースケールに変換する処理を省略し、得られた静止画像140を高空間周波数フィルタリングして単一画像141を生成してもよい。あるいは、静止画像140の特定の色成分を強調したり、抑圧したりした画像を高空間周波数フィルタリングして単一画像141を生成してもよい。また静止画像140によって、グレースケールに変換する処理を省略したり、高空間周波数フィルタリングの処理を省略したりしてもよい。
第1実施形態では、画像処理によって単一画像141を移動させることで(図2C)、単一画像141の輝度成分パターン141aと対象18の対象パターン18aとの間の位置関係を変化させた(図3B)。しかし、プロジェクタ16(光源を含む)を機械的に動かすことによって単一画像141を移動させ、単一画像141の輝度成分パターン141aと対象18の対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。あるいは、対象18を機械的に動かし、単一画像141の輝度成分パターン141aと対象18の対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。その他、プロジェクタ16および対象18を機械的に動かし、単一画像141の輝度成分パターン141aと対象18の対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。さらに、機械的に振動する対象18よりも大きい振幅で単一画像141が機械的または画像処理によって動くように投影することで、対象18が実際よりも大きく動いてみえるように錯覚させることができる。ただし、対象18の振動の周波数と単一画像141の振動の周波数とが同一または近似することが望ましい。一方、対象18を機械的に振動させつつ、そこに静止した単一画像141を投影すると、対象18の振動が弱まったり、止まって見えたりする。さらには、機械的に振動する対象18の振動よりも小さい振幅で単一画像141が機械的または画像処理によって動くように投影することで、対象18の動きが小さく見える。この場合も、対象18の振動の周波数と単一画像141の振動の周波数とが同一または近似することが望ましい。その他、単一画像141および対象18の少なくとも一方の移動、拡大、縮小、回転、および湾曲の少なくとも何れかにより、輝度成分パターン141aと対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。
プロジェクタで投影した対象に単一画像を投影しつつ、それらの間の位置関係を変化させてもよい。以下では第1実施形態およびその変形例との相違点を中心に説明し、共通する事項については同じ参照番号を用いて説明を省略する。
図6に例示するように、本形態の映像投影システムは、映像投影装置25、プロジェクタ261,262、および設置板17を有する。映像投影装置25は、再生処理部251および記憶部252を有する。映像投影装置25は、例えば、上述のコンピュータが所定のプログラムを実行することで構成される装置である。
前処理として単一画像141が映像投影装置25(図6)の記憶部252に格納される。本形態ではさらに撮影装置12で対象14を撮影することによって得られた対象14の1枚の静止画像である対象241も記憶部252に格納される。次に位置合わせのため、再生処理部251が単一画像141をプロジェクタ261に送り、対象241をプロジェクタ262に送り、プロジェクタ261からの単一画像141をプロジェクタ262からの対象241に合わせて設置板17の平面部171に投影する。位置合わせの方法は第1実施形態と同じでよい。
本形態でも、第1実施形態と同様、従来よりも簡易に、対象241に動きが与えられているように知覚させることができる。さらに、実際に動いている対象241と単一画像141とを重ねて投影することで、対象241の動きが実際と異なるように知覚させることもできる。
単一画像141の輝度成分パターン141aの一部の領域のみを対象241の対象パターンの一部の領域に重畳させ、これらの間の位置関係を変化させることで、対象241の対象パターンの一部の領域のみに動き印象を与えてもよい。
単一画像141および対象241の少なくとも一方の移動、拡大、縮小、回転、および湾曲の少なくとも何れかにより、輝度成分パターン141aと対象241の対象パターンとの間の位置関係を変化させてもよい。
単一画像141を投影するのではなく、透過性のある単一画像141を透過型ディスプレイに表示してもよい。図10に例示するように、本形態の映像表示システムは、映像表示装置35、透過型ディスプレイ36、設置板17、および対象18を有する。映像表示装置35は、再生処理部151および記憶部152を有する。透過型ディスプレイ36の一方の面361は、設置板17の対象18側(平面部171側)に対向配置される。この場合には、まず位置合わせのために、再生処理部151が単一画像141を透過型ディスプレイ36に送り、透過型ディスプレイ36で透過性のある単一画像141を表示する。見た目で位置合わせを行う場合、観察者が透過型ディスプレイ36の他方の面362側からA方向を閲覧し、透過型ディスプレイ36に表示された透過性のある単一画像141と対象18との重なり具合を調整する。調整の方法は第1実施形態と同じである。その後、再生処理部151が単一画像141を透過型ディスプレイ36に送り、透過型ディスプレイ36で単一画像141を表示しつつ(図2B)、画像処理によって単一画像141を前述のように移動させる(図2C)。これにより、透過型ディスプレイ36の他方の面362側(A方向)から見ると、単一画像141と対象18とが重畳した状態で、単一画像141の輝度成分パターン141aと対象18の対象パターン18aとの間の位置関係が変化する(図3B)。A方向から透過型ディスプレイ36を閲覧する観察者は、対象18に動きが与えられたように知覚する。
この場合も、輝度成分パターン141aの一部の領域のみを対象パターン18aの一部の領域に重畳させつつ動かし、この対象パターン18aの一部の領域のみに動き印象を与えてもよい。単一画像141の移動、拡大、縮小、回転、および湾曲の少なくとも何れかにより、輝度成分パターン141aと対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。透過型ディスプレイ36を機械的に動かすことによって単一画像141を移動させ、単一画像141の輝度成分パターン141aと対象18の対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。あるいは、対象18を機械的に動かし、単一画像141の輝度成分パターン141aと対象18の対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。その他、透過型ディスプレイ36および対象18を機械的に動かし、単一画像141の輝度成分パターン141aと対象18の対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。本変形例でも、対象パターン18aに対する輝度成分パターン141aの相対位置は所定の範囲に制限される。すなわち、単一画像141および対象241の少なくとも一方の動きは、対象パターン18aの近傍に輝度成分パターン141aが位置する範囲内に制限される。
単一画像141および対象18を同じディスプレイに表示してもよい。すなわち、同じディスプレイ上で単一画像141を対象18に重畳させて表示し、単一画像141および対象18の少なくとも一方を動かし、単一画像141が含む輝度成分パターン141aと対象18が含む対象パターン18aとの間の位置関係を変化させてもよい。
単一画像141に代えて透過性のある対象18を透過型ディスプレイ36に表示し、設置板17の平面部171に単一画像141を印刷、描画、表示、または投影してもよい。透過型ディスプレイ36で対象18を表示しつつ、画像処理によって対象18を移動させる。これにより、透過型ディスプレイ36の他方の面362側(A方向)から見ると、単一画像141と対象18とが重畳した状態で、単一画像141の輝度成分パターン141aと対象18の対象パターン18aとの間の位置関係が変化する。A方向から透過型ディスプレイ36を閲覧する観察者は、対象18の動きが小さくなったように知覚する。
第1実施形態と同様な透過性のある単一画像を透明フィルムに印刷し、その背後から光を当てて対象に投影し、それらの間の位置関係を変化させてもよい。これにより、プロジェクタやディスプレイといった映像表示装置を用いないで、対象の動き印象を変調できる。
図11に例示するように、本形態の映像投影システムは、映像投影装置45、投影装置46、設置板47、および対象18を有する。映像投影装置45は、再生処理部451、駆動部453、および記憶部452を有する。映像投影装置45は、例えば、上述のコンピュータが所定のプログラムを実行することで構成される装置である。投影装置46は、光源461、単一画像透過部材462、および凸レンズ464を有する。光源461はLED等である。単一画像透過部材462は、透明フィルムに透過性のある単一画像141(図2B)を印刷したものである。設置板47は平面部471を有する板であり、対象18は平面部431に固定された印刷物である。光源461からの光は単一画像透過部材462に入射し、単一画像透過部材462を透過した出射光は凸レンズ464で集光されて対象18に投影される。これにより、単一画像141が対象18に重畳できる。単一画像141と対象18とは事前に位置合わせされている。位置合わせの方法は第1実施形態と同じである。また、光源461から対象18までの光路に存在する部材(光源および「対象」を含む)の少なくとも何れかに関する機構を機械的に動かすことが可能である。すなわち、光源461、単一画像透過部材462、凸レンズ464、および対象18の何れかに関する機構を機械的に動かすことができる。映像投影装置45の記憶部452には、光源461から対象18までの光路に存在する部材の少なくとも何れかに関する機構を機械的に動かすための制御情報が格納されている。
光源461が点灯すると、その光は単一画像透過部材462に入射し、単一画像透過部材462を透過した出射光は凸レンズ464で集光されて対象18に投影される。これにより、単一画像141が対象18に重畳される。また再生処理部451は記憶部452から制御情報を抽出し、それに基づく制御信号を駆動部453に送る。駆動部453は、入力された制御信号に基づいて、光源461から対象18までの光路に存在する部材の少なくとも何れかに関する機構を機械的に動かす。これにより、単一画像141を対象18に重畳させた状態で、単一画像141が含む画像領域の輝度成分パターン141aと対象18が含む対象パターン18aとの間の位置関係(相対位置)を変化させる。本形態でも、対象パターン18aに対する輝度成分パターン141aの相対位置は所定の範囲に制限される。すなわち、単一画像141および対象241の少なくとも一方の動きは、対象パターン18aの近傍に輝度成分パターン141aが位置する範囲内に制限される。
本形態でも従来よりも簡易に、対象18に動きが与えられているように知覚させたり、対象18の動きを変調させたりできる。特に本形態では、プロジェクタや液晶モニターなどの映像表示機器を利用せずに、フィルムや光源などの安価な部材のみを用いて対象18に動きが与えられているように知覚させたり、対象18の動きを変調させたりできる。例えば、美術館の絵画や、食品サンプルなどに対して動きの印象を与えたり、見かけの印象や質感を変えたりしたいときに、安価で簡易な装置を提案することができる。この点から、インテリアや芸術面など幅広い分野での普及が期待される。
本形態では、透明フィルムに透過性のある単一画像141(図2B)を印刷した単一画像透過部材462を用いた。第1実施形態で説明したように、単一画像141はグレースケール化した単一画像140’を高空間周波数フィルタリングして得られた画像である。しかし、単一画像141に代えてグレースケール化前の透過性のある単一画像や高空間周波数フィルタリング前の透過性のある単一画像を透明フィルムに印刷した単一画像透過部材462を用いてもよい。
対象18が固定された設置板47に代えて、透過性のある材質の板(例えば、プラスチック板やガラス板)に透過性のある対象18を印刷した対象透過部材47’を用いてもよい。この場合、観察者は単一画像141が対象18に重畳し、単一画像141と対象18との相対位置が変化する透過映像を、対象透過部材47’を通して見ることができる。
光源461に代えて太陽光や環境光などの自然光を用いてよい。この場合には自然光が単一画像透過部材462に入射し、単一画像透過部材462を透過した出射光は凸レンズ464で集光されて対象18に投影される。その他は第4実施形態およびその変形例1,2の何れかと同じでよい。
対象18が固定された設置板47に代えて、透過性のある材質の板(例えば、プラスチック板やガラス板)に透過性のある対象18を印刷した対象透過部材47’を用い、光源461を単一画像透過部材462の外側(図11における左側)ではなく、対象透過部材47’の外方(図11における右側)に配置してもよい。この場合には、光源461からの光が透過性のある対象18が印刷された対象透過部材47’に外方から入射し、対象透過部材47’を透過した出射光が凸レンズ464で集光されて単一画像透過部材462に投影される。これによっても単一画像透過部材462の単一画像と対象18とを重畳させることができ、光源461から単一画像透過部材462までの光路に存在する部材の少なくとも何れかに関する機構を機械的に動かすことで、対象18に動きの変化が与えられているように知覚させることができる。この場合も光源461に代えて自然光が用いられてもよい。単一画像透過部材462に代えて、単一画像が印刷、描画、表示等された透過性を持たない部材が用いられてもよい。
第4実施形態およびその変形例において凸レンズ464が省略されてもよいし、さらに上述の光路に別のレンズ(凹レンズ等)を介在させてもよい。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、対象14,18が上述の実施形態で述べた以外の印刷物、描画物、表示画像、表示映像、投影画像、投影映像、所定面を構成する素材の色合いに基づく柄や模様、平面物または立体物の表面形状に基づく模様、境界線、濃淡などであってもよい。上述の構成をコンピュータによって実現する場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例は、非一時的な(non-transitory)記録媒体である。このような記録媒体の例は、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等である。
12,46 撮影装置
14,18 対象
15,25,45 映像投影装置
35 映像表示装置
16,261,262 プロジェクタ
36 透過型ディスプレイ
141 単一画像
Claims (14)
- 対象に動きの変化が与えられているように知覚させる装置であって、
光源からの光による投影によって透過性のある単一画像を前記対象に重畳させた状態で、前記光源から前記対象までの光路上の何れかの部材に関する機構を動かし、重畳した前記単一画像が含む画像領域の輝度成分パターンと前記対象が含む前記画像領域に対応する対象パターンとの間の位置関係を変化させるものであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンと、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンとは、空間的に一致または近似するパターンであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンが、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンまたはその近傍に重畳され、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンの少なくとも一部の空間周波数成分は、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンの空間周波数成分よりも低空間周波数成分が高周波数成分に対して抑圧されたものであり、
前記光路上の何れかの部材は、前記光源、前記対象が表された対象部、前記光源と前記対象部との間に配置され、前記単一画像が表された透過性のある単一画像部、及び、前記光路上に配置され、前記輝度成分パターンと前記対象パターンとの間の位置関係を変化させる透過性のある部材の何れかである、装置。 - 請求項1の装置であって、
前記対象部と、
前記単一画像部と、を有する装置。 - 対象に動きの変化が与えられているように知覚させる装置であって、
光源からの光による投影によって透過性のある画像または写真である前記対象を単一画像に重畳させた状態で、前記光源から前記単一画像までの光路上の何れかの部材に関する機構を動かし、重畳した前記単一画像が含む画像領域の輝度成分パターンと前記対象が含む前記画像領域に対応する対象パターンとの間の位置関係を変化させるものであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンと、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンとは、空間的に一致または近似するパターンであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンが、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンまたはその近傍に重畳され、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンの少なくとも一部の空間周波数成分は、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンの空間周波数成分よりも低空間周波数成分が高周波数成分に対して抑圧されたものであり、
前記光路上の何れかの部材は、前記光源、前記単一画像が表された単一画像部、前記光源と前記単一画像部との間に配置され、前記対象が表された透過性のある対象部、及び、前記光路上に配置され、前記輝度成分パターンと前記対象パターンとの間の位置関係を変化させる透過性のある部材の何れかである、装置。 - 請求項3の装置であって、
前記単一画像部と、
前記対象部と、を有する装置。 - 対象に動きの変化が与えられているように知覚させる装置であって、
透過性のある単一画像部を透過して観測される前記対象の像を、前記単一画像部で表示した透過性のある単一画像に重畳させた状態で、前記対象が表された対象部から前記単一画像部までの光路上の何れかの部材に関する機構を動かし、重畳した前記単一画像が含む画像領域の輝度成分パターンと前記対象が含む前記画像領域に対応する対象パターンとの間の位置関係を変化させるものであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンと、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンとは、空間的に一致または近似するパターンであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンが、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンまたはその近傍に重畳され、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンの少なくとも一部の空間周波数成分は、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンの空間周波数成分よりも低空間周波数成分が高周波数成分に対して抑圧されたものであり、
前記光路上の何れかの部材は、前記対象部、前記対象部からの光を透過させる位置に配置されている前記単一画像部、及び、前記光路上に配置され、前記輝度成分パターンと前記対象パターンとの間の位置関係を変化させる透過性のある部材の何れかである、装置。 - 請求項5の装置であって、
前記対象部と、
前記単一画像部と、を有する装置。 - 対象に動きの変化が与えられているように知覚させる装置であって、
透過性のある対象部を透過して観測される単一画像を、前記対象部で表示した透過性のある画像または写真である前記対象に重畳させた状態で、前記単一画像が表された単一画像部から前記対象部までの光路上の何れかの部材に関する機構を動かし、重畳した前記単一画像が含む画像領域の輝度成分パターンと前記対象が含む前記画像領域に対応する対象パターンとの間の位置関係を変化させるものであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンと、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンとは、空間的に一致または近似するパターンであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンが、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンまたはその近傍に重畳され、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンの少なくとも一部の空間周波数成分は、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンの空間周波数成分よりも低空間周波数成分が高周波数成分に対して抑圧されたものであり、
前記光路上の何れかの部材は、前記単一画像部、前記単一画像部からの光を透過させる位置に配置されている前記対象部、及び、前記光路上に配置され、前記輝度成分パターンと前記対象パターンとの間の位置関係を変化させる透過性のある部材の何れかである、装置。 - 請求項7の装置であって、
前記対象部と、
前記単一画像部と、を有する装置。 - 請求項1から8の何れかの装置であって、
前記対象および前記単一画像の少なくとも一方の移動、回転、および湾曲の少なくとも何れかにより、前記画像領域の輝度成分パターンと前記対象が含む前記画像領域に対応するパターンとの間の位置関係を変化させる装置。 - 請求項1から9の何れかの装置であって、
前記単一画像が輝度成分のみからなる、装置。 - 対象に動きの変化が与えられているように知覚させる方法であって、
光源からの光による投影によって透過性のある単一画像を前記対象に重畳させた状態で、前記光源から前記対象までの光路上の何れかの部材に関する機構を動かし、重畳した前記単一画像が含む画像領域の輝度成分パターンと前記対象が含む前記画像領域に対応する対象パターンとの間の位置関係を変化させるものであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンと、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンとは、空間的に一致または近似するパターンであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンが、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンまたはその近傍に重畳され、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンの少なくとも一部の空間周波数成分は、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンの空間周波数成分よりも低空間周波数成分が高周波数成分に対して抑圧されたものであり、
前記光路上の何れかの部材は、前記光源、前記対象が表された対象部、前記光源と前記対象部との間に配置され、前記単一画像が表された透過性のある単一画像部、及び、前記光路上に配置され、前記輝度成分パターンと前記対象パターンとの間の位置関係を変化させる透過性のある部材の何れかである、方法。 - 対象に動きの変化が与えられているように知覚させる方法であって、
光源からの光による投影によって透過性のある画像または写真である前記対象を単一画像に重畳させた状態で、前記光源から前記単一画像までの光路上の何れかの部材に関する機構を動かし、重畳した前記単一画像が含む画像領域の輝度成分パターンと前記対象が含む前記画像領域に対応する対象パターンとの間の位置関係を変化させるものであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンと、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンとは、空間的に一致または近似するパターンであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンが、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンまたはその近傍に重畳され、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンの少なくとも一部の空間周波数成分は、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンの空間周波数成分よりも低空間周波数成分が高周波数成分に対して抑圧されたものであり、
前記光路上の何れかの部材は、前記光源、前記単一画像が表された単一画像部、前記光源と前記単一画像部との間に配置され、前記対象が表された透過性のある対象部、及び、前記光路上に配置され、前記輝度成分パターンと前記対象パターンとの間の位置関係を変化させる透過性のある部材の何れかである、方法。 - 対象に動きの変化が与えられているように知覚させる方法であって、
透過性のある単一画像部を透過して観測される前記対象の像を、前記単一画像部で表示した透過性のある単一画像に重畳させた状態で、前記対象が表された対象部から前記単一画像部までの光路上の何れかの部材に関する機構を動かし、重畳した前記単一画像が含む画像領域の輝度成分パターンと前記対象が含む前記画像領域に対応する対象パターンとの間の位置関係を変化させるものであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンと、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンとは、空間的に一致または近似するパターンであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンが、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンまたはその近傍に重畳され、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンの少なくとも一部の空間周波数成分は、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンの空間周波数成分よりも低空間周波数成分が高周波数成分に対して抑圧されたものであり、
前記光路上の何れかの部材は、前記対象部、前記対象部からの光を透過させる位置に配置されている前記単一画像部、及び、前記光路上に配置され、前記輝度成分パターンと前記対象パターンとの間の位置関係を変化させる透過性のある部材の何れかである、方法。 - 対象に動きの変化が与えられているように知覚させる方法であって、
透過性のある対象部を透過して観測される単一画像を、前記対象部で表示した透過性のある画像または写真である前記対象に重畳させた状態で、前記単一画像が表された単一画像部から前記対象部までの光路上の何れかの部材に関する機構を動かし、重畳した前記単一画像が含む画像領域の輝度成分パターンと前記対象が含む前記画像領域に対応する対象パターンとの間の位置関係を変化させるものであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンと、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンとは、空間的に一致または近似するパターンであり、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンが、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンまたはその近傍に重畳され、
前記単一画像が含む前記画像領域の前記輝度成分パターンの少なくとも一部の空間周波数成分は、前記対象が含む前記画像領域に対応する前記対象パターンの空間周波数成分よりも低空間周波数成分が高周波数成分に対して抑圧されたものであり、
前記光路上の何れかの部材は、前記単一画像部、前記単一画像部からの光を透過させる位置に配置されている前記対象部、及び、前記光路上に配置され、前記輝度成分パターンと前記対象パターンとの間の位置関係を変化させる透過性のある部材の何れかである、方法。
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