JP6461777B2 - 画像差異検出方法、画像差異検出装置及び画像差異検出プログラム - Google Patents

画像差異検出方法、画像差異検出装置及び画像差異検出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の画像間の差異を検出する画像差異検出方法、画像差異検出装置及び画像差異検出プログラムに関する。
近年、監視用動画像からのイベント検出、医用における異常検出、航空・衛星画像からの変化検出などの複数の画像間の差異を検出する技術が注目されている。これに対し、動画像内からのイベントの有無を検出手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。本手法では、対象画像の複雑さ指標値(量子化ステップ幅と発生符号量から算出)と、時間的に直前にあたる画像の複雑さ指標値との比を基に、対象画像で変化があったか否かを検出する。すなわち、時間軸方向の画像の変化を検出することは可能であり、監視用動画像からのイベント検出には適用することができた。
特開2014−86913号公報
しかしながら、画像内のどの領域で変化が起きたかは検出することができず、医用における異常検出や、航空・衛星画像からの変化検出には適用することができない。特に、特許文献1に記載の映像解析装置にあっては、領域の細分化を適用(画像をブロックに分割し、各ブロックの複雑さ指標値を利用)するだけでは、医用の異常検出や航空・衛星画像からの変化検出はできないという問題がある。理由としては、時間軸方向の変化のみに着目しており、空間的な変化は一切考慮されていない。このため、画像全体の特性(例えば明るさや精細感など)が少し異なるだけで、各ブロックの複雑さ指標値も異なってしまう。単純に時間軸方向で直前の画像内の空間的に同一なブロックの複雑さ指標値と対象画像内の対象ブロックの複雑さ指標値比をみるだけでは全てのブロックで一様に変化ありとなってしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の画像同士を比較し、その差異を高速に検出することができる画像差異検出方法、画像差異検出装置及び画像差異検出プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、画像符号化を行う画像符号化処理を用いて、少なくとも2つの画像間の差異を検出する画像差異検出装置が行う画像差異検出方法であって、第1の画像と、少なくとも1つの第2の画像を入力する画像入力ステップと、差異検出対象の大きさを入力する検出対象サイズ入力ステップと、前記大きさに基づき、前記第1の画像と前記第2の画像の解析処理を実施して画像解析情報を出力する画像解析ステップと、前記画像解析情報を入力して符号化パラメータを決定する符号化パラメータ決定ステップと、前記符号化パラメータを用いて、前記第1の画像及び前記第2の画像に対して前記画像符号化処理を用いて符号化する符号化ステップと、前記第1の画像の符号量と、前記第2の画像の符号量とを比較した結果に基づき、前記第1の画像に対して前記第2の画像に差異があるか否かを検出する検出ステップとを有する画像差異検出方法である。
本発明の一態様は、前記画像差異検出方法であって、前記符号化パラメータ決定ステップでは、前記画像解析情報に基づいて符号化に用いる量子化パラメータを前記符号化パラメータとして決定する。
本発明の一態様は、前記画像差異検出方法であって、前記検出ステップでは、前記画像解析情報に基づいて、前記符号量のスケーリングを行い、該スケーリングの後の前記符号量に基づき、前記差異があるか否かの検出を行う。
本発明の一態様は、前記画像差異検出方法であって、前記画像解析情報を所定の閾値と比較した結果に基づき、前記第1の画像に対して前記第2の画像に差異があるか否かを検出すべき領域を抽出する検出対象領域抽出手段をさらに備える。
本発明の一態様は、画像符号化を行う画像符号化処理を用いて、少なくとも2つの画像間の差異を検出する画像差異検出装置であって、第1の画像と、少なくとも1つの第2の画像を入力する画像入力手段と、差異検出対象の大きさを入力する検出対象サイズ入力手段と、前記大きさに基づき、前記第1の画像と前記第2の画像の解析処理を実施して画像解析情報を出力する画像解析手段と、前記画像解析情報を入力して符号化パラメータを決定する符号化パラメータ決定手段と、前記符号化パラメータを用いて、前記第1の画像及び前記第2の画像に対して前記画像符号化処理を用いて符号化する符号化手段と、前記第1の画像の符号量と、前記第2の画像の符号量とを比較した結果に基づき、前記第1の画像に対して前記第2の画像に差異があるか否かを検出する検出手段とを備える画像差異検出装置である。
本発明の一態様は、コンピュータに、前記画像差異検出方法を実行させるための画像差異検出プログラムである。
本発明によれば、複数の画像同士を比較し、その差異を高速に検出することができるという効果が得られる。
本発明の第1実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の構成を示すブロック図である。 図3に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態の構成を示すブロック図である。 図5に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態の構成を示すブロック図である。 図8に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態の構成を示すブロック図である。 図10に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第7実施形態の構成を示すブロック図である。 図12に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による画像差異検出装置を説明する。本実施形態は、2枚以上の画像から、画像内の各領域における変化(または差異)を適切に検出するものであり、医用での異常検出や航空・衛星画像からの変化検出にも適用可能とするものである。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態による画像差異検出装置を説明する。以下では動画像符号化を用いた衛星画像間の変化点検出を例にあげて説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。図1に示す画像差異検出装置10は、コンピュータ装置で構成し、変化検出対象サイズ入力部1、符号化パラメータ決定部2、符号化部3、変化検出部4、画像入力部5を備える。ここでは、画像Aに対して、画像Bではどの領域に変化があるか(2つの画像間において差異がどの空間領域にあるか)を検出する動作について説明する。なお以下では、用いる符号化方式はHEVC、符号化パラメータとしては符号化サイズをそれぞれ一例とする。
次に、図1に示す画像差異検出装置10の処理動作を説明する。まず、変化検出対象サイズ入力部1は、外部から検出したい変化対象の大きさ(例えば、画素サイズ)を入力し符号化パラメータ決定部2に対して出力する(ステップS1)。変化対象の大きさは、一例として画素サイズが挙げられるが、画像上の範囲を指定する視標であれば画素サイズに限るものではない。続いて、符号化パラメータ決定部2は、入力した変化対象の大きさに応じて符号化パラメータ、例えば各符号化サイズを決定する(ステップS2)。各符号化サイズとは、MPEG等のMB(マクロブロック)やHEVCのCU(符号化ユニット)、PU(予測ユニット)、TU(変換ユニット)などのサイズがあげられ、ここではLCU(Largest CU)サイズを例として説明する。符号化パラメータ決定部2は決定したLCUサイズを符号化部3に対して出力する。
一方、画像入力部5は、外部から変化検出対象の少なくとも2枚の画像A(第1の画像)、画像B(第2の画像)を入力する(ステップS3)。画像A、Bは、撮影日時は異なるが、撮影範囲の空間領域は同じであり、画像Aは、画像Bより前の日時に取得した画像である。この画像A、Bは、符号化部3に対して出力される。これを受けて、符号化部3では入力されたLCUサイズで画像Aおよび画像BのHEVCイントラ符号化を行う(ステップS4)。ここで、画像Aは、参照(比較用)画像とし、画像Bを検出対象画像とする。
次に、図1に示す変化検出部4において、各LCUで変化があるか(差異があるか)否かを検出する処理について説明する。まず、変化検出部4は、検出対象画像における対象LCUにおいて、四方(上下左右)のLCUと、対象LCUとの発生符号量を比較し、以下の条件X((1)〜(8))のいずれかを満たすか否かを確認する(ステップS5)。
(1)max(R(N−1)/R(N),R(N)/R(N−1))>R_Th1
(2)max(R(N+1)/R(N),R(N)/R(N+1))>R_Th1
(3)max(R(N−x)/R(N),R(N)/R(N−x))>R_Th1
(4)max(R(N+x)/R(N),R(N)/R(N+x))>R_Th1
(5)min(R(N−1)/R(N),R(N)/R(N−1))<R_Th2
(6)min(R(N+1)/R(N),R(N)/R(N+1))<R_Th2
(7)min(R(N−x)/R(N),R(N)/R(N−x))<R_Th2
(8)min(R(N+x)/R(N),R(N)/R(N+x))<R_Th2
ここで、RはLCUの発生符号量、max(R(N−1)、R(N))はR(N−1)、R(N)の大きい値、min(R(N−1), R(N))はR(N−1)、R(N)の小さい値を意味し、R_Th1はR_Th1>1、R_Th2は0<R_Th2≦1を満たす閾値である。また、Nは画像BにおけるN番目のLCUを意味しN−1は対象の左LCU、N+1は右LCU、N−xは上LCU、N+xは下LCUをそれぞれ意味する。このときの符号量比の算出対象は、画像Bである。
対象LCUが条件Xを全て満たさない(上下左右の隣接LCUの発生符号量と、対象LCUの発生符号量が大きく異ならない)場合、変化検出部4は、対象LCUでは変化なしとして、変化検出部4内に対象LCUの検出結果を蓄積する(ステップS7)。
一方、条件Xのいずれかを満たす場合、変化検出部4は、画像Aにおける対象LCUと空間的に同位置のLCUの発生符号量との比較を行う。そして、変化検出部4は、画像Bの対象LCUと画像Aの空間的に同位置のLCUの発生符号量を比較し、以下の条件Y((9)、(10))のいずれかを満たすか否かを確認する(ステップS6)。
(9)max(R_A(N)/R_B(N),R_B(N)/R_A(N))>R_Th3
(10)min(R_A(N)/R_B(N),R_B(N)/R_A(N))<R_Th4
ここで、R_Bは対象LCUの発生符号量、R_Aは対象LCUと空間的に同位置LCUの発生符号量を意味し、R_Th3はR_Th3>1、R_Th4は0<R_Th4≦1を満たす閾値である。
対象LCUが条件Yを全て満たさない(対象LCUの発生符号量と比較用画像の空間的同位置LCUの発生符号量が大きく異ならない)場合、変化検出部4は、は、対象LCUでは変化なしとして、変化検出部内に対象LCUの検出結果を蓄積する(ステップS7)。
一方、条件Yのいずれかを満たす場合、変化検出部4は、対象LCUでは変化ありとして、検出結果を同様に蓄積する(ステップS7)。そして、画像Bにおける全てのLCUに対して前述の処理が完了した時点で、対象画像(ここでは、画像B)の変化検出結果を出力し、終了となる(ステップS8)。入力画像が、画像A、画像Bの2枚でなく、画像Bが2枚以上である場合は、それぞれの検出結果が出力されることになる。
なお、HEVCの場合は画像左上端にあたる符号化開始点をずらし、符号化した場合の変化抽出結果も合わせて算出し、ずらした結果とずらさない結果を重畳(ORをとる)したものを最終的な変化抽出結果としてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態による画像差異検出装置を説明する。図3は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図1に示す装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す装置が図1に示す装置と異なる点は、変化検出対象種別入力部6が新たに設けられている点である。図4は、図3に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。この図において、図2に示す処理動作と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す処理動作が図2に示す処理動作と異なる点は、ステップS4a、ステップS9、S10が設けられている点である。
第1実施形態では変化検出対象サイズのみを符号化パラメータ決定部2に入力していたが、第2実施形態ではこれに加え、変化検出対象種別入力部6が外部から入力した変化検出対象とする種別(衛星画像等なら雲、建物、海など)である変化検出対象種別も同時に入力する(ステップS9)。そして、その種別に応じて符号化時に用いる量子化マトリクス等を決定する(ステップS10)。これを受けて、符号化パラメータ決定部2は、指定された符号化サイズおよび量子化マトリクスで画像Aおよび画像Bを符号化する(ステップS4a)。この追加された処理動作は、検出の高精度化につなげるものである。例えば、エッジが顕著な変化検出対象を指定した場合は、高周波成分が強調されるような量子化マトリクスを選定する。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態による画像差異検出装置を説明する。図5は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図1に示す装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す装置が図1に示す装置と異なる点は、符号化結果調整部7が新たに設けられている点である。図6は、図5に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。この図において、図2に示す処理動作と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す処理動作が図2に示す処理動作尾と異なる点は、ステップS11が設けられている点である。
第3実施形態では第1実施形態と同様の処理であるが、変化検出部4で用いる画像A、BのLCU毎の発生符号量に符号化結果調整部7が重みをつける(調整する)点が異なる。具体的には符号化結果調整部7の処理が追加されている処理であるため、該当部分のみ説明をする。
画像Aと画像Bの特性(精細感、色味など)がほぼ同じ、例えば一般的な30fpsなどの映像の場合は、画像Aと画像Bの発生符号量は大きく異なることはない。しかし、撮影日や、撮影環境(屋外だと太陽光の条件や大気の状況など)が異なる場合、同じ部位や地点を撮影した画像であっても、画像同士で発生符号量が大きく異なる。これらの画像でLCU毎の変化検出を行ってもほぼ全てのLCUが変化ありとして検出されてしまい、真の変化を検出することは困難となる。そこで、画像同士で発生符号量が異なる場合は、各LCUの符号量を調整する必要が生じる。本実施形態はその調整を行うものである。
まず、符号化部3で画像A、Bの符号化を行い(ステップS4)、画像毎の発生符号量r_A、r_Bを算出する。この値を使い、画像B内LCUの発生符号量R_Bを以下のように調整する(ステップS11)。
R_B’=(r_A/r_B)×R_B×K
ここでR_B’はフロー後段の変化検出部4で用いる、調整後の符号量となる。また、Kは任意で与えられる0より大きい定数であり、画像全体やLCU毎の符号化情報に応じてKを自動調整することも考えられる。変化検出部4では第1実施形態に示す通り、R_AとR_B’とを用い、変化検出処理を行う。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態による画像差異検出装置を説明する。図7は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図5に示す装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す装置が図5に示す装置と異なる点は、符号化結果調整部7の出力に基づいて、変化検出結果を出力する点である。
第4実施形態は第3実施形態の符号化結果調整部7からの出力で、変化検出部4を介さず変化検出結果を出力するものである。例えば、画像Aと画像Bの符号量を比較し、以下(11)、(12)を満たす場合は、画像Aと画像Bは特性が非常に大きく異なり、全てが変化と検出されるため、変化検出部4を介さず、画像全体として変化あり、または変化検出不能と判断し、それを出力結果とするものである。
(11)max(r_A/r_B)>r_Th1
(12)min(r_A/r_B)<r_Th2
ここで、r_Th1はr_Th1>1を、r_Th2は0<r_Th2≦1を満たす閾値である。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態による画像差異検出装置を説明する。図8は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図1に示す装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す装置が図1に示す装置と異なる点は、画像解析部8が新たに設けられている点である。図9は、図8に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。ここでは、画像Aに対して、画像Bではどの領域に変化があるか(差異がどの空間領域にあるか)を検出する処理動作について説明する。
次に、図8に示す画像差異検出装置10の処理動作を説明する。まず、画像解析部8は、画像入力部5より画像Aと画像Bを、変化検出対象サイズ入力部1より所望の変化検出対象サイズを入力し、画像Aと画像Bそれぞれに対して画像解析を実施する(ステップS21)。画像解析部8は、変化検出対象サイズをもとに分割するブロックサイズを特定し、そのブロックサイズごとにブロック内の各色成分の分散値(アクティビティ)を計算する。ここではアクティビティを例にするが、各色成分の平均値や最大値などでも適用可能である。そして、画像解析部8は、画像Aと画像Bにおける空間的に対応するブロック同士でアクティビティの平均値の比率(差分でもよい)を出力し、符号化パラメータ決定部に移行する。
次に、符号化パラメータ決定部2は、入力した変化検出対象サイズにより符号化サイズ等を決定するとともに、画像解析部8より出力されたアクティビティ比率より画像Aと画像Bに適用する量子化値等のパターンを決定する。後段の符号化をH.264/AVCやHEVCを利用する場合は、量子化マトリクスのパターンを決定することも可能である。
また、各色成分の解析結果をもとに、量子化パラメータ値や量子化マトリクスを色成分ごとに異なるものを適用することもできる。例えば、ブロックn(n=0、1、…、N)の各色成分のアクティビティをa(n)、a(n)とすると、画像内のアクティビティ平均値の比率arは、
ar=Σa(n)/Σa(n)
と示される。ここで、arの値をもとに、画像Aと画像Bそれぞれに適用する量子化パラメータQPとQPを決定する(ステップS22)。あらかじめ定めた基準量子化パラメータを画像Aまたは画像Bのいずれかにそのまま適用し、他方をarより算出される量子化パラメータ差分eに変換する。
例えば、基準量子化パラメータをQPとすると、
QP=QP−e
e=f(ar)
と示される。fはアクティビティ比率を量子化パラメータ差分に変換する関数である。アクティビティの比率arが大きい場合に、eが大きくなるような傾向を持つ関数形である。
次に、符号化部3は、この量子化値等を用いて画像Aと画像Bそれぞれを符号化し、前述符号化サイズのブロックごとの符号量を出力する(ステップS23)。符号化の手段は、前述のH.264/AVCやHEVCだけではなく、MPEG−2やJPEGなど任意の動画像・静止画像の符号化手段が適用可能である。
次に、変化検出部4は、各符号化サイズの符号量を比較し、所定のしきい値との比較等により、各ブロックが変化領域か否かの情報を出力する(ステップS24)。出力する情報は変化領域か否か、の2判定だけではなく、判定不可なども加えた2つ以上の判定結果でもよい。
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態による画像差異検出装置を説明する。図10は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図8に示す装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す装置が図8に示す装置と異なる点は、画像解析部8の出力が変化検出部4に入力される点である。図11は、図10に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。第5実施形態では画像解析部8より出力された画像解析情報を符号化パラメータの決定に利用していたが、第6実施形態では符号化情報を用いて変化領域を検出する際にこの画像解析情報を用いる。
本実施形態の変化検出部4は、画像解析部8より出力した画像Aと画像Bのブロックごとのアクティビティ比率を入力し、画像Aと画像Bそれぞれの符号化情報の補正を行う。具体例としては、画像Aと画像Bの所定符号化サイズのブロックごとの符号量の情報に対して、アクティビティ比率の情報をもとに符号量のスケーリングを行う。そしてスケーリング後の符号量値を用いて、所定のしきい値との比較を実施し、各ブロックが変化領域か否かを判定して出力する。当該ブロックのスケーリング計算手順としては、当該ブロックのアクティビティ比率のみを用いてもよいし、指定の周囲領域のアクティビティ比率を考慮して算出してもよい。
例えば、符号化部3で画像A、Bの符号化を行い、画像毎の発生符号量r、rを算出したと仮定する。第5実施形態の零時と同様に、アクティビティ比率arを求めたとすると、この値を使い、画像B内ブロックごとの発生符号量Rを以下のように調整する。
’=R×K
K=g(ar)
ここで、gはアクティビティ比率を符号量のスケーリング係数に変換する関数である。アクティビティの比率arが大きい場合に、Kが大きくなるような傾向を持つ関数形である。
この処理動作を図11を参照して説明する。まず、画像解析部8は、画像Aおよび画像Bの変化抽出対象サイズの情報をもとに画像解析を実施する(ステップS21)。続いて、符号化部3は、指定された符号化パラメータにて画像Aおよび画像Bを符号化する(ステップS23)。
次に、変化検出部4は、画像解析結果をもとに、画像Aおよび画像Bの符号化情報の補正を実施する(ステップS25)。そして、変化検出部4は、補正後の画像Aおよび画像Bの符号化情報をもとに画像Aに対する画像Bの変化領域を特定する(ステップS24)。
<第7実施形態>
次に、本発明の第7実施形態による画像差異検出装置を説明する。図12は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図8に示す装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。この図に示す装置が図8に示す装置と異なる点は、符号化変化検出対象領域抽出処理部9が設けられている点である。図13は、図12に示す画像差異検出装置10の処理動作を示すフローチャートである。第5実施形態では画像解析部8より出力された画像解析情報を符号化パラメータの決定に利用していたが、本実施形態では、符号化パラメータ決定部2、符号化部3、変化検出部4の一連の処理(変化点抽出処理)を行う前に、符号化変化検出対象領域抽出処理部9によりその処理の対象とする画像領域を、当画像解析情報を用いて特定する。
符号化変化検出対象領域抽出処理部9では、画像解析部8より出力した画像Aと画像Bのブロックごとのアクティビティ比率を入力し、アクティビティ比率が所定のしきい値より大きい領域については後段の符号化による変化点抽出処理の対象外とする。対象外にする方法としては、
(1)対象外の領域が省かれるよう画像の切り出しや分割を行う
(2)対象外の領域を指定の色で塗りつぶす
(3)画像は変化させず、後段の変化検出部にて変化領域と必ず判定されるよう、対象外領域にのみ適用される符号化パラメータや変化検出のためのしきい値へと反映させる
などの方法が考えられる。
(1)の場合、分割や切り出しをされた画像ごとに符号化による変化点抽出処理を行う。符号化部ブロックサイズが小さい場合は、切り出しや分割により細かい画像が多数生成されてしまうことから、対象外と判定される領域がある一定面積以上存在する場合には、対象外でない領域も含めて対象外とみなして、分割数等を削減することも可能である。
(2)の場合、第5実施形態と同様の符号化による変化点抽出処理を行う。
(3)の場合、符号化パラメータ決定部2において、対象外領域においてのみ、符号量差分に対するしきい値を0もしくは非常に小さな値にする。
この処理動作を図13を参照して説明する。まず、画像解析部8は、画像Aおよび画像Bの変化抽出対象サイズの情報をもとに画像解析を実施する(ステップS21)。続いて、符号化変化検出対象領域抽出処理部9は、画像解析結果をもとに、以降の符号化による変化抽出を行う領域を特定する。
次に、符号化部3は、特定後の画像領域を対象に、領域個々に設定した符号化パラメータにて画像AおよびBを符号化(必要に応じて、画像の分割などを実施)する(ステップS27)。そして、変化検出部4は、算出された画像A・画像Bの符号化情報および画像解析結果による領域抽出の結果をもとに画像Aに対する画像Bの変化領域を特定する(ステップS28)。
なお、各実施形態ではHEVCイントラ符号化、符号化サイズ、発生符号量を用いて説明したが、符号化方式はHEVC以外、例えばAVC、MPEG−2、JPEG等を用いることも可能である。さらにマクロブロックや符号化サイズより大きいまたは小さいサイズで分割した領域毎に実施することも可能であり、同様の効果を奏する。また、発生符号量の代わりに、各領域のアクティビティ平均値・最大値、DCTで得られるDC係数および、各符号化モード等、符号化の結果で得られる各情報を用いることも可能であり、同様の効果を奏する。
また、前述した説明では撮影した時刻が異なる複数の画像の変化を検出するものとなっているが、前述した画像差異検出装置10は、撮影した場所、時刻に限定されず複数の画像の差異を検出する用途にも適用可能である。
また、前述した説明においては、矩形の小領域(ブロック)に分割する符号化方式を用いて、差異がある小領域を特定するようにしたが、領域の特定は必須ではなく、単に2つの画像に差異があることを符号量の違いによって検出するようにしてもよい。
また、本実施形態は符号量を比較することで変化の判断を行う。比較を行う画像が同じ地点から撮影されたものであっても精細感などが異なると全体として情報量が大きく変わってしまうため「全体の符号量を近づける処理」を行うことを前提として行っている。
また、本実施形態は符号化を行う規格によらず使用することができるが、その中でも「可変ビットレート」であることが更に効果的である。
また、前述した画像差異検出装置10は、他の発明(例えば先行技術文献記載の発明)と合わせて使用することも可能である。
また、前述した実施形態の変化の判定は、変化の判定のみならず、通常の符号化とセットで使うことも可能である。したがって、前述の画像差異検出装置10は、他の目的を達成するものであってもよい。
以上説明したように、衛星画像、航空画像、医療画像等において、撮影日時が異なる同一空間領域の画像同士を比較することによりし、変化領域(差異がある位置)を高速に検出することができるようになる。
画像間の変化を検出する従来技術と比較して、符号量を視標として用いる本実施形態は高速にかつ演算量を削減することができる。従来技術と同様の環境で、従来技術と本実施形態とを比較をした際、結果が出力されるまで要する時間が大幅に短縮される結果が得られた。
前述した実施形態における画像差異検出装置の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
撮影時間が異なる同一空間領域の複数画像を比較し、その差異を高速に検出することが不可欠な用途に加え、複数の画像における差異がある空間領域の特定にも適用できる。
10・・・画像差異検出装置、1・・・変化検出対象サイズ入力部、2・・・符号化パラメータ決定部、3・・・符号化部、4・・・変化検出部、5・・・画像入力部、6・・・変化検出対象種別入力部、7・・・符号化結果調整部、8・・・画像解析部、9・・・符号化変化検出対象領域抽出処理部

Claims (8)

  1. 画像符号化を行う画像符号化処理を用いて、少なくとも2つの、撮影範囲の空間領域を同じとする、画像を分割した領域間の差異を検出する画像差異検出装置が行う画像差異検出方法であって、
    第1の画像と、少なくとも1つの第2の画像を入力する画像入力ステップと、
    検出したい差異検出対象の大きさを入力する検出対象サイズ入力ステップと、
    前記大きさに基づき、前記第1の画像と前記第2の画像の解析処理を実施して画像解析情報を出力する画像解析ステップと、
    前記大きさに基づき決定される前記画像を分割したサイズである分割サイズと、前記画像解析情報に基づき決定される符号化パラメータと、を決定する符号化パラメータ決定ステップと、
    前記符号化パラメータを用いて、前記第1の画像及び前記第2の画像に対して前記画像符号化処理を用いて符号化する符号化ステップと、
    前記第1の画像を分割した領域の符号量と、前記第2の画像を分割した領域であって前記第1の画像を分割した領域と空間的に同位置の符号量とを比較した結果に基づき、前記第1の画像を分割した領域に対して前記第2の画像を分割した領域に差異があるか否かを検出する検出ステップと
    を有し、
    前記検出ステップは、前記第1の画像における全ての分割した領域毎に、差異が有るか否かを検出する画像差異検出方法。
  2. 前記符号化パラメータ決定ステップでは、前記画像解析情報に基づいて符号化に用いる量子化パラメータを前記符号化パラメータとして決定する請求項1に記載の画像差異検出方法。
  3. 前記第1の画像を分割した領域の符号量と、前記第1の画像を分割した領域に空間的に隣接する領域の符号量と、を比較する隣接領域比較ステップ
    をさらに有し、
    前記検出ステップは、前記隣接領域比較ステップによって比較された結果が所定の条件を満たす場合、前記第1の画像を分割した領域に対して前記第2の画像を分割した領域に差異があるか否かを検出する
    請求項1又は請求項2に記載の画像差異検出方法。
  4. 前記第1の画像の符号量と前記第2の画像の符号量とを比較し、前記第1の画像全体の特性と前記第2の画像全体の特性とが異なる場合、前記差異があるか否かを検出することが不可能であると判定する全体比較ステップ
    をさらに有する請求項1から3のうちいずれか一項に記載の画像差異検出方法。
  5. 画像符号化を行う画像符号化処理を用いて、少なくとも2つの画像間の差異を検出する画像差異検出装置が行う画像差異検出方法であって、
    第1の画像と、少なくとも1つの第2の画像を入力する画像入力ステップと、
    差異検出対象の大きさを入力する検出対象サイズ入力ステップと、
    前記大きさに基づき、前記第1の画像と前記第2の画像の解析処理を実施して画像解析情報を出力する画像解析ステップと、
    前記画像解析情報を入力して符号化パラメータを決定する符号化パラメータ決定ステップと、
    前記符号化パラメータを用いて、前記第1の画像及び前記第2の画像に対して前記画像符号化処理を用いて符号化する符号化ステップと、
    前記第1の画像の符号量と、前記第2の画像の符号量とを比較した結果に基づき、前記第1の画像に対して前記第2の画像に差異があるか否かを検出する検出ステップと
    を有し、
    前記検出ステップでは、前記画像解析情報に基づいて、前記符号量のスケーリングを行い、該スケーリングの後の前記符号量に基づき、前記差異があるか否かの検出を行う画像差異検出方法。
  6. 画像符号化を行う画像符号化処理を用いて、少なくとも2つの画像間の差異を検出する画像差異検出装置が行う画像差異検出方法であって、
    第1の画像と、少なくとも1つの第2の画像を入力する画像入力ステップと、
    差異検出対象の大きさを入力する検出対象サイズ入力ステップと、
    前記大きさに基づき、前記第1の画像と前記第2の画像の解析処理を実施して画像解析情報を出力する画像解析ステップと、
    前記画像解析情報を入力して符号化パラメータを決定する符号化パラメータ決定ステップと、
    前記符号化パラメータを用いて、前記第1の画像及び前記第2の画像に対して前記画像符号化処理を用いて符号化する符号化ステップと、
    前記第1の画像の符号量と、前記第2の画像の符号量とを比較した結果に基づき、前記第1の画像に対して前記第2の画像に差異があるか否かを検出する検出ステップと、
    前記画像解析情報を所定の閾値と比較した結果に基づき、前記第1の画像に対して前記第2の画像に差異があるか否かを検出すべき領域を抽出する検出対象領域抽出ステップと、
    を有する画像差異検出方法。
  7. 画像符号化を行う画像符号化処理を用いて、少なくとも2つの、撮影範囲の空間領域を同じとする、画像を分割した領域間の差異を検出する画像差異検出装置であって、
    第1の画像と、少なくとも1つの第2の画像を入力する画像入力手段と、
    検出したい差異検出対象の大きさを入力する検出対象サイズ入力手段と、
    前記大きさに基づき、前記第1の画像と前記第2の画像の解析処理を実施して画像解析情報を出力する画像解析手段と、
    前記大きさに基づき決定される前記画像を分割したサイズである分割サイズと、前記画像解析情報に基づき決定される符号化パラメータと、を決定する符号化パラメータ決定手段と、
    前記符号化パラメータを用いて、前記第1の画像及び前記第2の画像に対して前記画像符号化処理を用いて符号化する符号化手段と、
    前記第1の画像を分割した領域の符号量と、前記第2の画像を分割した領域であって前記第1の画像を分割した領域と空間的に同位置の符号量とを比較した結果に基づき、前記第1の画像を分割した領域に対して前記第2の画像を分割した領域に差異があるか否かを検出する検出手段と
    を備え
    前記検出手段は、前記第1の画像における全ての分割した領域毎に、差異が有るか否かを検出する画像差異検出装置。
  8. コンピュータに、請求項1からのいずれか1項に記載の画像差異検出方法を実行させるための画像差異検出プログラム。
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