JP6459065B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
(態様A)
回転可能に設けられた無端状の定着ベルト38などの回転体と、前記回転体の外周面と接触する加圧ローラ30などの接触部材と、前記回転体の内側に配置され前記回転体を介して前記接触部材と当接し定着ニップSNなどのニップ部を形成するニップ形成部材と、前記回転体の内側に配置されたハロゲンヒータ50などの発熱体と、前記回転体の内側に配置され、前記発熱体から前記ニップ形成部材に向けて放射される輻射熱を反射面43などの反射面で反射するリフレクタ40などの反射部材とを備え、前記ニップ形成部材は、前記回転体の内周面に摺擦する加圧パッド60などの摺擦部と、前記摺擦部から前記回転体の内側に向けて起立するステー61などの補強部とを有し、前記発熱体は前記補強部の起立する部分の側面と対向するように配置され、前記反射部材は、前記反射面における前記発熱体と対向する位置に、前記発熱体から放射される輻射熱を前記発熱体に向かわない方向に反射させる山型形状部42などの反射形状を有する定着装置において、前記反射部材を前記補強部とは独立に前記発熱体に取り付ける嵌合部44及び碍子部51などの反射部材取り付け手段を有する。
(態様A)においては、反射部材取り付け手段により、反射部材をニップ形成部材の補強部とは独立に発熱体に取り付ける。すなわち、反射部材はニップ形成部材で支持されていない。よって、接触部材との接触圧によってニップ形成部材の補強部に回転体の内側に向かう撓みが生じても、その撓みに追従して反射部材が変形しない。このため、反射部材の反射形状と発熱体との位置関係が、ニップ形成部材の補強部が撓むことに起因してずれることを防止し、位置関係を維持することが可能となる。ニップ形成部材の補強部に撓みが生じても、反射部材の反射形状と発熱体との位置関係を維持することにより、反射部材の反射形状によって定着ベルトを効率よく加熱する作用を維持することができる。
(態様B)
(態様A)において、前記反射形状は、前記反射面から前記発熱体に向かって突起した凸部であり、前記反射部材取り付け手段は、前記反射部材が前記発熱体と前記補強部との間に位置し、前記反射面の前記凸部の突起方向の延長線上に前記発熱体の中心点が位置するように、前記反射部材を前記発熱体に取り付ける。これによれば、上記実施形態について説明したように、反射面に入射した輻射熱を発熱体の通過を避けて回転体へ向けて反射でき、輻射熱が発熱体自体を加熱することを防止できる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、前記反射形状は、前記反射面から前記発熱体に向かって突起した山型形状である。これによれば、上記実施形態について説明したように、反射面における発熱体と対向する位置に入射する輻射熱は山型形状の斜面に入射し、入射した方向とは異なる方向に向けて反射する。これにより、反射した輻射熱が発熱体を通過することを避けて回転体に入射する構成を実現することが可能となる。
(態様D)
(態様A)または(態様B)において、前記反射形状は、前記反射面から前記発熱体に向かって突起した円弧形状である。これによれば、上記実施形態について説明したように、反射面における発熱体と対向する位置の近傍に入射する輻射熱は円弧形状の表面に入射し、入射した方向とは異なる方向に向けて反射する。これにより、反射した輻射熱が発熱体を通過することを避けて回転体に入射する構成を実現することが可能となる。
(態様E)
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、前記反射部材取り付け手段は、前記反射部材の長手方向両端部にそれぞれ設けられた嵌合部44などの嵌合部と、各嵌合部に嵌り込む、前記発熱体の長手方向両端部にそれぞれ設けられた碍子部51などの被嵌合部とを有しており、前記発熱体に対して前記反射部材が回転可能な状態で前記嵌合部と前記被嵌合部とが嵌合する。これによれば、上記実施形態について説明したように、反射部材の反射形状と発熱体との位置関係を、常に一致した状態で保つことができる。
(態様F)
(態様E)において、前記嵌合部に対する前記被嵌合部の姿勢を変えることで、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合状態と嵌合解除状態とが切り替え可能である。これによれば、上記実施形態について説明したように、嵌合部と被嵌合部とが意図せず外れるのを抑制することができる。
(態様G)
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、前記反射部材取り付け手段は、前記反射板よりも剛性が高い材質であり、前記発熱体に対して回転可能に取り付けられ前記反射部材を保持するホルダー90などの保持部材を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、組み付け時の反射部材の変形を抑制でき、高精度で反射部材の反射形状と発熱体との位置関係を維持することができる。
(態様H)
(態様E)乃至(態様G)のいずれかにおいて、前記反射部材の前記発熱体に近づく側への回転を規制する回転規制板91などの回転規制部材を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、反射部材が回転して発熱体に接触するのを防止することができる。
(態様I)
(態様H)において、前記回転規制部材は前記発熱体の発熱領域外に位置する。これによれば、上記実施形態について説明したように、反射部材の反射効率の低下を抑制することができる。
(態様J)
(態様I)において、前記反射部材に前記反射面から延在し、前記回転規制部材と接触する延在部45などの延在部を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、発熱領域に回転規制部材を設けても回転を防止することが可能となる。
(態様K)
(態様J)において、前記延在部と前記回転規制部材とが前記発熱体の発熱領域内に位置する。これによれば、上記実施形態について説明したように、コストアップを抑制できる。
(態様L)
(態様A)乃至(態様K)のいずれかにおいて、前記補強部と前記反射部材との間に空隙を設けて該反射部材を設置した。これによれば、上記実施形態について説明したように、反射部材から補強部への熱伝達を抑えて、補強部からニップ形成部材への熱伝達が抑えられ、ニップ形成部材が熱により損傷するのを抑制することができる。
(態様M)
トナーを用いて記録媒体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
少なくとも熱により記録媒体上のトナー像を記録媒体に定着させる定着装置12などの定着手段とを備えた画像形成装置において、前記定着手段として、(態様A)乃至(態様L)のいずれか一記載の定着装置を用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、定着装置におけるベルト加熱効率を維持することにより、画像形成装置全体での省エネルギー化を図ることができる。
6 レジストローラ対
8 感光体ドラム
10 転写装置
12 定着装置
14 給紙トレイ
16 給紙コロ
18 帯電ローラ
20 ミラー
22 現像装置
22a 現像ローラ
24 クリーニング装置
24a クリーニングブレード
26 露光部
30 加圧ローラ
38 定着ベルト
30a 芯金
30b 弾性層
30c 離型層
40 リフレクタ
40a リフレクタ
40b リフレクタ
41 頂点
41a 頂点
41b 頂点
42 山型形状部
42a 山型形状部
42b 山型形状部
43 反射面
43a 反射面
43b 反射面
44 嵌合部
44a 嵌合部
44b 嵌合部
45a 延在部
45b 延在部
46 円弧形状部
50 ハロゲンヒータ
50a ハロゲンヒータ
50b ハロゲンヒータ
51 碍子部
51a 碍子部
51b 碍子部
60 加圧パッド
61 ステー
71a ネジ
72a ネジ
81A 側板
81B 側板
82a ブラケット
82b ブラケット
90 ホルダー
91 回転規制板
91a 突起部
92 回転規制板
Claims (13)
- 回転可能に設けられた無端状の回転体と、
前記回転体の外周面と接触する接触部材と、
前記回転体の内側に配置され前記回転体を介して前記接触部材と当接しニップ部を形成するニップ形成部材と、
前記回転体の内側に配置された発熱体と、
前記回転体の内側に配置され、前記発熱体から前記ニップ形成部材に向けて放射される輻射熱を反射面で反射する反射部材とを備え、
前記ニップ形成部材は、前記回転体の内周面に摺擦する摺擦部と、前記摺擦部から前記回転体の内側に向けて起立する補強部とを有し、
前記発熱体は前記補強部の起立する部分の側面と対向するように配置され、
前記反射部材は、前記反射面における前記発熱体と対向する位置に、前記発熱体から放射される輻射熱を前記発熱体に向かわない方向に反射させる反射形状を有する定着装置において、
前記反射部材を前記補強部とは独立に前記発熱体に取り付ける反射部材取り付け手段を有することを特徴とする定着装置。 - 請求項1に記載の定着装置において、
前記反射形状は、前記反射面から前記発熱体に向かって突起した凸部であり、
前記反射部材取り付け手段は、前記反射部材が前記発熱体と前記補強部との間に位置し、前記反射面の前記凸部の突起方向の延長線上に前記発熱体の中心点が位置するように、前記反射部材を前記発熱体に取り付けることを特徴とする定着装置。 - 請求項1または2に記載の定着装置において、
前記反射形状は、前記反射面から前記発熱体に向かって突起した山型形状であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1または2に記載の定着装置において、
前記反射形状は、前記反射面から前記発熱体に向かって突起した円弧形状であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一記載の定着装置において、
前記反射部材取り付け手段は、前記反射部材の長手方向両端部にそれぞれ設けられた嵌合部と、各嵌合部に嵌り込む、前記発熱体の長手方向両端部にそれぞれ設けられた被嵌合部とを有しており、前記発熱体に対して前記反射部材が回転可能な状態で前記嵌合部と前記被嵌合部とが嵌合することを特徴とする定着装置。 - 請求項5に記載の定着装置において、
前記嵌合部に対する前記被嵌合部の姿勢を変えることで、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合状態と嵌合解除状態とが切り替え可能であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一記載の定着装置において、
前記反射部材取り付け手段は、前記反射部材よりも剛性が高い材質であり、前記発熱体に対して回転可能に取り付けられ前記反射部材を保持する保持部材を有することを特徴とする定着装置。 - 請求項5乃至7のいずれか一記載の定着装置において、
前記反射部材の前記発熱体に近づく側への回転を規制する回転規制部材を設けたことを特徴とする定着装置。 - 請求項8に記載の定着装置において、
前記回転規制部材は前記発熱体の発熱領域外に位置することを特徴とする定着装置。 - 請求項8に記載の定着装置において、
前記反射部材に前記反射面から延在し、前記回転規制部材と接触する延在部を設けたことを特徴とする定着装置。 - 請求項10に記載の定着装置において、
前記延在部と前記回転規制部材とが前記発熱体の発熱領域内に位置することを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至11のいずれか一記載の定着装置において、
前記補強部と前記反射部材との間に空隙を設けて該反射部材を設置したことを特徴とする定着装置。 - トナーを用いて記録媒体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
少なくとも熱により記録媒体上のトナー像を記録媒体に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置において、
前記定着手段として、請求項1乃至12のいずれか一記載の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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JP2015127130A JP6459065B2 (ja) | 2015-06-24 | 2015-06-24 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015127130A JP6459065B2 (ja) | 2015-06-24 | 2015-06-24 | 定着装置及び画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017009881A5 JP2017009881A5 (ja) | 2018-03-29 |
JP6459065B2 true JP6459065B2 (ja) | 2019-01-30 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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