JP6456423B2 - 解析装置、解析方法、およびプログラム - Google Patents

解析装置、解析方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、解析装置、解析方法、およびプログラムに関する。
従来、ウェブページなどのユーザインターフェースとして機能する電子ページは、プログラマーやデザイナーなどの設計者が設計している。なお、近年、機械学習におけるハイパーパラメータを、ガウス過程などの確率的手法により決定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−218869号公報
しかしながら、従来の技術では、ユーザインターフェースとなる画面を構成するコンポーネントのパラメータを自動的に決定することについて考慮されていなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザインターフェースとなる画面を構成するコンポーネントのパラメータを自動的に決定することができる解析装置、解析方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、ユーザインターフェースとして機能する電子ページと、前記電子ページを閲覧したユーザによってとられた行動が評価された評価値とを取得する取得部と、前記取得部により取得された電子ページを構成する一以上のコンポーネントのパラメータと、前記取得部により取得された評価値とに基づいて、未知関数の最適化手法により、前記コンポーネントのパラメータとして好ましいパラメータである改善パラメータを決定する決定部と、を備える解析装置である。
本発明の一態様によれば、ユーザインターフェースとなる画面を構成するコンポーネントのパラメータを自動的に決定することができる解析装置、解析方法、およびプログラムを提供することができる。
第1実施形態における解析装置200を含む解析システム1の一例を示す図である。 第1実施形態におけるサービス提供装置100の構成の一例を示す図である。 ページログ情報D1の一例を示す図である。 ページ毎評価情報D2の一例を示す図である。 第1実施形態における解析装置200の構成の一例を示す図である。 第1実施形態における解析側制御部210により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 UIページを模式的に示す図である。 パラメータ情報D3の一例を示す図である。 コンポーネントのパラメータを数値に変換する方法を説明するための図である。 第1実施形態における解析側制御部210により実行される処理の他の例を示すフローチャートである。 ベイズ的最適化手法による改善パラメータの決定方法を説明するための図である。 改善パラメータを再決定する方法を説明するための図である。 ページ毎関数情報D4の一例を示す図である。 過去の解析済みのUIページを用いて新規解析依頼を受けたUIページの最適パラメータを決定する方法を説明するための図である。 探索範囲ΔXをベイズ的最適化手法を用いて決定する方法を説明するための図である。 実施形態のサービス提供装置100および解析装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明を適用した解析装置、解析方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
[概要]
解析装置は、一以上のプロセッサによって実現される。解析装置は、ユーザインターフェースUIとして機能する電子ページと、電子ページを閲覧したユーザによってとられた行動が評価された評価値とを取得し、取得した電子ページから、電子ページを構成する一以上のコンポーネントのパラメータを抽出する。そして、解析装置は、抽出したパラメータと、取得した評価値とに基づいて、未知関数の最適化手法により、前記コンポーネントのパラメータとして好ましいパラメータである改善パラメータを決定し、この改善パラメータを出力する。これによって、ユーザインターフェースとなる画面(電子ページ)を構成するコンポーネントのパラメータを自動的に決定することができる。
未知関数の最適化手法とは、事前に形状が分からない未知関数(未知の目的関数)を最適化する手法であり、例えば、ベイズ的最適化手法、遺伝的アルゴリズム、差分進化法、焼きなまし法、グリッドサーチ法などである。以下の実施形態では、未知関数の最適化手法としてベイズ的最適化手法を適用した場合の例について説明するが、遺伝的アルゴリズムや差分進化法などの他の手法を用いてもよい。この場合、更に、分布推定アルゴリズム(Estimation of Distribution Algorithms)などを利用して、最適化手法として行われる探索処理の過程で得られるパラメータ(探索点)を基に、ある確率モデルに従う関数(分布)を求めてもよい。
ベイズ的最適化手法とは、上述したように、ある未知関数を導出する際に、何かしらの事前分布を仮定し、関数の事後分布を基に未知関数を最適化する手法である。本実施形態では、一例として、ガウス過程(Gaussian process)と呼ばれる確率過程(確率変数の集合)を用いて事前分布を仮定するベイズ的最適化手法について説明するが、他の確率過程を用いて事前分布を仮定してもよい。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、第1実施形態における解析装置200を含む解析システム1の一例を示す図である。第1実施形態における解析システム1は、例えば、一以上の端末装置10と、サービス提供装置100と、解析装置200とを備える。これらの装置は、ネットワークNWを介して接続される。なお、サービス提供装置100は、解析装置200内に集約されていてもよい。
図1に示す各装置は、ネットワークNWを介して種々の情報を送受信する。ネットワークNWは、例えば、無線基地局、Wi‐Fiアクセスポイント、通信回線、プロバイダ、インターネットなどを含む。なお、図1に示す各装置の全ての組み合わせが相互に通信可能である必要はなく、ネットワークNWは、一部にローカルなネットワークを含んでもよい。
端末装置10は、ユーザによって使用される装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置である。
端末装置10は、ユーザから所定の操作を受け付けると、ウェブブラウザを介して、サービス提供装置100が提供するウェブサイトにアクセスする。例えば、サービス提供装置100により提供されるウェブサイトは、検索サイトやショッピングサイト、SNS(Social Networking Service)、メールサービス、情報提供サービス(例えばニュースや天気予報など)などを享受可能なウェブサイトである。
また、端末装置10は、ユーザから所定の操作を受け付けると、予めインストールされたアプリケーションを介してサービス提供装置100と通信を行い、アプリケーション上で表示或いは再生するコンテンツを取得する。コンテンツは、例えば、動画データや、画像データ、音声データ、テキストデータなどである。例えば、コンテンツが広告の場合、動画データは広告動画であり、画像データは広告画像である。これによって、端末装置10には、アプリケーションを介して、上述した各種ウェブサイトにより提供されるサービスと同様のサービスが提供される。
サービス提供装置100は、インターネット上において、ショッピングサイトや検索サイトなどのウェブサイトを提供するウェブサーバ装置であってよいし、アプリケーションが起動された端末装置10と通信を行って、各種情報の受け渡しを行うアプリケーションサーバ装置であってもよい。
サービス提供装置100によりサービスとして提供されるウェブページまたはアプリケーション用のページは、ユーザの操作を受け付けることが可能なユーザインターフェースUIとして機能する電子ページである。以下、ユーザインターフェースUIとして機能する電子ページを「UIページ」と称して説明する。
UIページには、例えば、入力フォーム、テキストフィールド、ボタンなどのコンポーネントが含まれる。例えば、UIページに対するコンポーネントの位置や、大きさ、色彩などのパラメータは、UIページの設計者が適宜設定するパラメータである。例えば、UIページが検索サイトのウェブページである場合、コンポーネントのパラメータは、テキストフィールドにおいて表示する文字の最大数、フォント、色、大きさであったり、検索窓の位置、大きさ、その窓枠の色、窓枠内の背景色であったり、検索窓に入力されたクエリによって検索を開始するための検索ボタンの位置、大きさ、形状、ボタン領域内の文字(例えば「検索」という文字の内容である。また、コンポーネントがUIページに画像や動画、音声、アニメーションなどのコンテンツを配置して適宜再生するコンポーネントである場合、そのコンポーネントのパラメータは、コンテンツの種類やコンテンツの再生時間、コンテンツの動き(例えば、どういった画像をどのようなコマ送りで再生するのか)などを含んでよい。例えば、コンテンツが広告画像の場合、そのコンポーネントのパラメータは、広告のデザインや、サイズ、表示位置などを含む。なお、コンポーネントのパラメータは、上述した例に限られず、設計者が設定可能(プログラム可能)なパラメータであれば如何なる態様であってもよい。
解析装置200は、サービス提供装置100によりサービスとして提供されるウェブページまたはアプリケーション用のUIページを解析して、それらのUIページに含まれるコンポーネントのパラメータから、ベイズ的最適化手法などの未知関数の最適化手法を用いて、コンポーネントのパラメータとして好ましいパラメータである改善パラメータを決定する。
[サービス提供装置の構成]
以下、サービス提供装置100および解析装置200の各構成について説明する。図2は、第1実施形態におけるサービス提供装置100の構成の一例を示す図である。図示のように、サービス提供装置100は、例えば、サービス提供側通信部102と、サービス提供側制御部110と、サービス提供側記憶部130とを備える。
サービス提供側通信部102は、例えば、NIC(Network Interface Card)などの通信インターフェースやDMA(Direct Memory Access)コントローラを含む。サービス提供側通信部102は、ネットワークNWを介して、端末装置10または解析装置200などと通信する。
サービス提供側制御部110は、例えば、サービス提供部112と、評価値導出部114と、解析依頼部116とを備える。サービス提供側制御部110の構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などのプロセッサがサービス提供側記憶部130に格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、サービス提供側制御部110の構成要素の一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
サービス提供側記憶部130は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などにより実現される。サービス提供側記憶部130は、ファームウェアやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムの他に、後述するページログ情報D1やページ毎評価情報D2などを記憶する。
サービス提供部112は、サービス提供側通信部102を用いて、サービスとしてUIページを端末装置10に提供する。例えば、サービス提供装置100がウェブサーバ装置である場合、サービス提供部112は、サービス提供側通信部102により端末装置10からHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストが受信されると、このリクエストに対応したウェブページとして、HTML形式のテキストデータや、CSS(Cascading Style Sheets)などのスタイルシート、画像データ、動画データ、音声データなどを、HTTPリクエストの送信元である端末装置10に送信する。これを受けて、端末装置10の画面には、ウェブブラウザの機能によりUIページが描画される。
また、例えば、サービス提供装置100がアプリケーションサーバ装置である場合、サービス提供部112は、アプリケーションが起動された端末装置10からサービス提供側通信部102により所定のリクエストが受信されると、このリクエストに応じて、画像データ、動画データ、または音声データなどのコンテンツを、リクエストの送信元である端末装置10に送信する。これらのコンテンツの配置位置などを決めるためのコンポーネントを含むスタイルシートは、端末装置10によりアプリケーションのインストール時に取得されてもよいし、アプリケーションの実行中に取得されてもよい。端末装置10に提供されるアプリケーションのスタイルシートは、例えば、HTMLや、CSS、JavaScript(登録商標)などで記述されてよい。端末装置10は、コンテンツを受信すると、画面に、スタイルシートに基づくUIページを描画する。
また、例えば、サービス提供部112は、UIページがウェブサイトのあるウェブページである場合、インプレッション数および評価対象情報を、セッションごとに収集することでページログ情報D1を生成する。
図3は、ページログ情報D1の一例を示す図である。図示のように、ページログ情報D1は、例えば、UIページを識別するためのUIページIDに対して、インプレッション数と、評価対象情報とが対応付けられた情報である。評価対象情報は、例えば、コンバージョン数やUIページの閲覧時間、クリック数などの各種情報を含む。
セッションとは、例えば、クッキー等の状態管理機能の有効期間である。例えば、ウェブサイト内のあるウェブページにアクセスしてから所定時間経過(タイムアウト)するまでの期間が一つのセッションとして扱われる。また、セッションとは、ウェブサイト内のあるウェブページにアクセスしてから、当該ウェブサイト内の他のウェブページ、または他のウェブサイト内のウェブページに切り替わるまでの期間であってもよい。また、セッションとは、ウェブサイト内のあるウェブページにアクセスしてから、当該ウェブページを表示するウェブブラウザを閉じるまでの期間であってもよい。
また、例えば、サービス提供部112は、UIページがウェブサイトのあるウェブページである場合、ウェブサイトにおいてログインが継続している期間ごとに、インプレッション数および評価対象情報を収集することでページログ情報D1を生成してもよい。
また、例えば、サービス提供部112は、UIページがアプリ用のページである場合、アプリのログインが継続している期間ごとに、インプレッション数および評価対象情報を収集することでページログ情報D1を生成してよい。
評価値導出部114は、上述した各種コンポーネントにより構成されるUIページを閲覧したユーザによってとられた行動が評価された評価値を、UIページごとに導出する。例えば、ユーザによってとられた行動とは、UIページにおいて行われた「検索」であったり、商品またはサービスの「購入」であったり、画像の「閲覧」であったり、動画または音声の「再生」であったりする。この行動に関する評価値は、例えば、コンバージョンが成立した回数に基づくCVR(Conversion Rate)として導出されてよい。コンバージョンとは、例えば、UIページを提供する提供主が期待する所定の行動をとったことを意味する。例えば、評価値導出部114は、UIページが検索サイトのウェブページである場合、「UIページの検索窓にクエリを入力して検索ボタンを押した」という行動が取られた場合に、「コンバージョンが成立した」と判定する。そして、評価値導出部114は、例えば、コンバージョンの成立回数、すなわち、検索回数をUIページの閲覧数(インプレッション数)で除算した値をCVRとして導出してよい。
また、評価値導出部114は、UIページがショッピングサイトのウェブページである場合、ユーザによって「UIページに掲載された商品またはサービスを購入した」という行動や「UIページに掲載された商品またはサービスをショッピングカートに入れるために選択した」という行動が取られた場合に、「コンバージョンが成立した」と判定してよい。この場合、評価値導出部114は、例えば、コンバージョンの成立回数、すなわち、選択回数や購入数、購入額などをUIページの閲覧数で除算した値をCVRとして導出してよい。
また、評価値導出部114は、CVRを導出するのに代えて、或いは加えて、CTR(Click Through Rate)、CPM(Cost Per Mill)、再生時間や閲覧時間、選択回数や購入回数といった他の指標値を評価値として導出してもよい。
そして、評価値導出部114は、導出した評価値と、その評価の対象としたUIページとを対応付けた情報を生成し、この生成した情報をページ毎評価情報D2として記憶部130に記憶させる。
図4は、ページ毎評価情報D2の一例を示す図である。図示のように、ページ毎評価情報D2は、例えば、UIページを識別するためのUIページIDに対して、そのUIページの評価値が対応付けられた情報である。例えば、「AAA」のUIページIDには、評価値としてCVRが対応付けられ、「BBB」のUIページIDには、評価値としてCTRが対応付けられている。このように、各UIページIDには、互いに異なる評価値が対応付けられてもよいし、同じ評価値が対応付けられてもよい。また、「DDD」のUIページIDに対応付けられた評価値のように、互いに異なる複数の評価値が一つのUIページIDに対応付けられてもよい。
また、ページ毎評価情報D2において、評価値が対応付けられたUIページが改変された場合、評価値導出部114は、改変されたUIページの評価値を導出してよい。UIページの「改変」とは、例えば、UIページのデザインなどを変更するために、そのUIページのスタイルシートなどの記述内容(ソースコード)を変更して、UIページ上のコンポーネントのパラメータである位置や大きさ、色彩などを変更することである。
例えば、プログラマーやデザイナーなどのUIページの設計者が、評価値導出部114により導出された評価値を参照して、現状のUIページから、よりコンバージョンが成立しやすいUIページへと改変するために、コンポーネントのパラメータを変更することが想定される。
例えば、UIページ改変されると、サービス提供部112は、サービス提供側通信部102を用いて、改変されたUIページ(以下、改変済みUIページと称する)を、所定のユーザが操作する端末装置10へと送信する。所定のユーザとは、例えば、不特定多数のユーザにより構成されたクラウドソーシングに参加するユーザである。クラウドソーシングとは、依頼した業務の協力を募ることである。例えば、サービス提供部112は、クラウドソーシングに参加するユーザの端末装置10に対して、改変済みUIページを提供することで、提供する改変済みUIページにアクセスしてもらい、適宜検索やショッピングなどをしてもらう。
そして、評価値導出部114は、改変されたUIページがサービス提供部112により端末装置10へと提供され、その端末装置10を操作するユーザによって検索やショッピングなどがなされると、この改変されたUIページの評価値を導出する。例えば、評価値導出部114は、ページ毎評価情報D2において、その改変済みUIページのIDに対応付けられた評価値を更新してもよいし、改変済みUIページのIDを新たなUIページIDとして扱うことで、ページ毎評価情報D2に改変済みUIページごとに評価値のログをレコードとして追加してもよい。
解析依頼部116は、サービス提供側通信部102を用いて、サービス提供部112によりサービスとして提供されるUIページのうち、解析対象のUIページを解析依頼として解析装置200に送信する。解析対象のUIページは、予めUIページの設計者が決めてもよいし、所定のアルゴリズムにより決定されてもよい。所定のアルゴリズムとは、例えば、所定期間におけるUIページの閲覧数(アクセス数)の減少度合が閾値以上のUIページを優先的に解析対象のUIページとする、といったアルゴリズムである。また、サービス提供装置100により提供される全てのUIページが解析対象のUIページとして決定されてもよい。
また、解析依頼部116は、解析依頼として解析対象のUIページを解析装置200に送信する前に、予め、評価値が導出されたUIページと、そのUIページの評価値を含むページ毎評価情報D2とを、サービス提供側通信部102を用いて解析装置200に送信する。また、解析依頼部116は、解析依頼として解析対象のUIページを送信するタイミングで、評価値が導出されたUIページと、そのUIページの評価値を含むページ毎評価情報D2とを送信してもよい。以下の説明では、解析依頼がなされる前にページ毎評価情報D2が送信されるものとする。
[解析装置の構成]
図5は、第1実施形態における解析装置200の構成の一例を示す図である。図示のように、解析装置200は、例えば、解析提供側通信部202と、解析側制御部210と、解析側記憶部230とを備える。
解析提供側通信部202は、例えば、NICなどの通信インターフェースやDMAコントローラを含む。解析提供側通信部202は、例えば、ネットワークNWを介して、サービス提供装置100などと通信する。
解析側制御部210は、例えば、取得部212と、パラメータ抽出部214と、パラメータ決定部216と、出力部218とを備える。解析側制御部210の構成要素は、例えば、CPUやGPUなどのプロセッサが解析側記憶部230に格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、解析側制御部210の構成要素の一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGAなどのハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
解析側記憶部230は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、RAMなどにより実現される。解析側記憶部230は、ファームウェアやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムの他に、ページ毎評価情報D2と、パラメータ情報D3と、ページ毎関数情報D4などを記憶する。パラメータ情報D3およびページ毎関数情報D4については後述する。
[事前処理]
以下、フローチャートに即して解析側制御部210の各構成要素について説明する。図6は、第1実施形態における解析側制御部210により実行される処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、サービス提供装置100により解析依頼として解析対象のUIページが送信される前に、事前処理としてUIページおよびページ毎評価情報D2が送信される場合に、解析側制御部210によって行われる処理を表している。この処理は、所定の周期で繰り返し行われてよい。
まず、取得部212は、解析提供側通信部202によってサービス提供装置100からUIページと、そのUIページの評価値を含むページ毎評価情報D2とが受信されるまで待機し(S100)、UIページおよびページ毎評価情報D2が受信されると、これらの受信情報を取得した情報として解析側記憶部230に記憶させる。
例えば、取得部212は、サービス提供部112により提供されたUIページがウェブページである場合、HTML形式のテキストデータやCSSなどのスタイルシートをUIページとして取得してよい。また、取得部212は、サービス提供部112により提供されたUIページがアプリ用のページである場合、HTMLや、CSS、JavaScriptなどで記述されたスタイルシートをUIページとして取得してよい。
次に、パラメータ抽出部214は、ページ毎評価情報D2と共に取得されたUIページの構文定義情報に基づいて、そのUIページを解析することで、UIページを構成するコンポーネントのパラメータを抽出する(S102)。構文定義情報とは、例えば、UIページがどのような言語で記述されているのか、或いはその言語の文法がどのような形式であるのかなどを定めた情報である。
例えば、パラメータ抽出部214は、UIページとしてのテキストデータまたはスタイルシートの記述内容(ソースコード)を、その記述言語の形式文法に基づいて構文解釈することにより、コンポーネントのパラメータを抽出する。
図7は、UIページを模式的に示す図である。図示の例では、UIページは、検索サイトのウェブページである。このようなウェブページには、検索窓を表示するコンポーネントC1、検索ボタンを表示するコンポーネントC2、サービスのカテゴリー一覧を表示するコンポーネントC3、各種ニュース記事の要約文を表示するコンポーネントC4、検索頻度の高いクエリの情報を表示するコンポーネントC5、メールのアカウント情報や気象情報などを表示するコンポーネントC6などが含まれてよい。例えば、パラメータ抽出部214は、図7に例示するウェブページをパラメータの抽出対象とする場合、コンポーネントC1〜C6の各種パラメータを抽出する。
次に、パラメータ抽出部214は、抽出したコンポーネントのパラメータと、そのパラメータの抽出元であるUIページとを対応付けた情報を生成し、この情報をパラメータ情報D3として解析側記憶部230に記憶させる(S104)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
図8は、パラメータ情報D3の一例を示す図である。図示のように、例えば、パラメータ情報D3は、各UIパラメータIDに対して、コンポーネントのパラメータとして抽出された種々のパラメータ(P1、P2、P3、…)が対応付けられた情報である。種々のパラメータとは、上述したように、あるコンポーネントの位置、大きさ、色、表示または再生するコンテンツの種類、コンテンツの動きなどである。これらのパラメータは、UIページごとに種類が異なっていてよい。例えば、UIページが検索サイトのウェブページであれば、検索ボタンの大きさや色などがパラメータとして抽出されてよいし、UIページがショッピングサイトのウェブページであれば、商品またはサービスの画像の位置や種類、特徴量などがパラメータとして抽出されてよい。すなわち、コンポーネントのパラメータは、複数のパラメータを要素としてもつ多次元のパラメータであってもよいし、いずれか一つのパラメータを要素とした一次元のパラメータであってもよい。
このとき、各パラメータの値は、その値が0〜1の数値範囲となるように正規化されてよい。例えば、パラメータが「赤」「緑」「青」を基準としたRGBカラーモデルによって表される場合、パラメータ抽出部214は、抽出したRGBカラーモデルの輝度値を、その輝度値が取り得る最大値(255)で除算することで正規化してよい。
また、パラメータ抽出部214は、コンポーネントの位置や大きさ、色のように、スタイルシート上で既に数値として記述されているパラメータの他に、コンポーネントの形状やコンポーネントが表示するコンテンツの種類のように、必ずしも数値で記述されていない概念的なパラメータについては、ある規則に従って0〜1の数値に変換してよい。
図9は、コンポーネントのパラメータを数値に変換する方法を説明するための図である。図示のように、例えば、コンポーネントのパラメータが多角形の形状を示している場合、パラメータ抽出部214は、三角形のコンポーネントは0.1に変換し、四角形のコンポーネントは0.2に変換し、五角形のコンポーネントは0.3に変換する。このとき、各コンポーネントの形状に応じたパラメータの数値は、その形状数で除算されてよい。例えば、コンポーネントの形状が5種類の場合、各コンポーネントの形状に応じたパラメータの数値は1/5倍にされる。このように、パラメータ抽出部214は、概念的なパラメータについては、所定の規則に従って数値に変換してよい。なお、図示の例では、パラメータ抽出部214は、多角形の内角の和が大きくなるほど、その多角形をより大きな数値に変換したがこれに限られず、例えば、各形状を0〜1の数値範囲の任意の数値に変換してよい。
[解析処理]
図10は、第1実施形態における解析側制御部210により実行される処理の他の例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、解析依頼としてサービス提供装置100により解析対象のUIページが送信された後に、解析側制御部210によって行われる処理を表している。この処理は、所定の周期で繰り返し行われてよい。
まず、取得部212は、解析提供側通信部202によってサービス提供装置100から解析依頼として解析対象のUIページが受信されるまで待機し(S200)、解析対象のUIページが受信されると、これらの受信情報を取得した情報として解析側記憶部230に記憶させる。
次に、パラメータ抽出部214は、取得部212により取得された解析対象のUIページからコンポーネントのパラメータを抽出する(S202)。上述したように、例えば、パラメータ抽出部214は、解析対象のUIページのテキストデータまたはスタイルシートの記述内容を、その記述言語の形式文法に基づいて構文解釈することにより、コンポーネントのパラメータを抽出してよい。
次に、パラメータ決定部216は、事前処理において生成されたパラメータ情報D3を参照し、パラメータ抽出部214により抽出されたコンポーネントのパラメータと同じパラメータに対応付けられた評価値を用いて、ベイズ的最適化手法により、解析対象のUIページのコンポーネントのパラメータとして、変更を推奨するパラメータである改善パラメータを決定する(S204)。また、パラメータ決定部216は、上述したS202の処理を省略し、事前処理において生成されたパラメータ情報D3から、解析対象のUIページのUIページIDを同じIDに対応付けられた評価値を用いて、ベイズ的最適化手法により、改善パラメータを決定してもよい。
図11は、ベイズ的最適化手法による改善パラメータの決定方法を説明するための図である。例えば、コンポーネントのパラメータをXとした場合、評価値は、パラメータXを要素としたある未知関数(以下、ブラックボックス関数F(X)と称する)として表すことができる。上述したように、パラメータXは、例えば、位置を表すパラメータP1、大きさを表すパラメータP2、色彩を表すパラメータP3、といったように複数のパラメータPを要素としてもつ多次元のパラメータであってよい。
ブラックボックス関数F(X)を同定するために、パラメータ決定部216は、事前処理の過程で求められた実測値であるパラメータ情報D3の評価値を初期値として利用する。図示の例では、初期値としてパラメータXaおよびXbが与えられている。図中μは、この2点の初期値を基にガウス過程(確率変数であるパラメータXがN次元のガウス分布N(μ,σ)に従う)により推定されるブラックボックス関数F(X)の平均を表している。また、図中CBは、ブラックボックス関数F(X)の平均μに標準偏差σ(分散σ)を加算した信頼区間(μ±σ)を表している。例えば、標準偏差σ(分散σ)は、ガウス過程を基に求められてよく、1σ、2σ、3σのように任意に決定されてよい。
例えば、パラメータ決定部216は、ブラックボックス関数F(X)の信頼区間CBの大きさ(絶対値)を表すacquisition function(以下、a(X)と称する)が最も大きくなるパラメータX(不確実性の高いパラメータX)を、改善パラメータとして決定する。a(X)は、例えば、以下の数式(1)に基づいて求められてよい。式中Kは、カーネル関数を表す。
a(X)=(μ(X)+Kσ(X))…(1)
図示の例では、パラメータXcのときにa(X)が最大となるため、パラメータ決定部216は、パラメータXcを改善パラメータに決定する。
次に、出力部218は、解析依頼に対する解析結果として、パラメータ決定部216により決定された改善パラメータを出力する(S206)。例えば、出力部218は、解析提供側通信部202を用いて、解析依頼として解析対象のUIページを送信したサービス提供装置100に対して、改善パラメータを送信する。
これを受けて、サービス提供装置100は、液晶ディスプレイなどの表示装置(不図示)に解析装置200から受信した改善パラメータを表示する。例えば、サービス提供部112により提供されるUIページの設計者は、この改善パラメータを参考に解析対象のUIページのソースコードを書き直すなどして解析対象のUIページを改変する。
また、サービス提供部112が、解析装置200から受信した改善パラメータに基づいて、解析対象のUIページを改変してもよい。例えば、サービス提供部112は、解析対象のUIページのHTML形式のテキストデータにおいて、HTMLの木構造を変化させることで、解析対象のUIページを改変してよい。
サービス提供装置100のサービス提供部112は、改善パラメータに基づいて解析対象のUIページが改変されると、サービス提供側通信部102を用いて、改変済みUIページを端末装置10に送信する。そして、サービス提供装置100の評価値導出部114は、改変済みUIページの評価値を導出する。
次に、解析装置200の取得部212は、解析提供側通信部202を用いて、サービス提供装置100から改変済みUIページの評価値を取得する(S208)。
次に、パラメータ決定部216は、改変済みUIページの評価値(実測値)を用いて、ベイズ的最適化手法により、改善パラメータを再決定する(S210)。
図12は、改善パラメータを再決定する方法を説明するための図である。例えば、上述した図11において例示したように、パラメータXcが改善パラメータに決定され、このパラメータXcとなるように解析対象のUIページのコンポーネントのパラメータが改変された場合、パラメータ決定部216は、初期値であるパラメータXaおよびXbと、前回改善パラメータとして決定したパラメータXcとを固定点(確率的に求めた推測値ではなく観測したい事象の実測値)として用いて、ガウス過程によりブラックボックス関数F(X)の平均μを推定する。そして、パラメータ決定部216は、a(X)が最も大きくなるパラメータXを、改善パラメータとして再度決定する。図示の例では、パラメータXdのときにa(X)が最大となるため、パラメータ決定部216は、パラメータXdを改善パラメータに決定する。
このとき、パラメータ決定部216は、設計者がコンポーネントのパラメータXを決定する際に考慮する知見に基づいて、改善パラメータを決定してもよい。例えば、これまでの設計で培った知識として、検索ボタンの色が緑色である場合、他の色の時と比べてCVRなどの評価値が向上しやすいという知見があるとする。この場合、パラメータ決定部216は、検索ボタンの色に関するパラメータにおいて、緑色のパラメータ値に対して予め評価値が小さくなるような重みを付与してよい。これによって、例えば、緑色以外の色が改善パラメータとして決定されやすくなる。このように、パラメータ決定部216は、既に評価値との関係が明らかになっているパラメータについては、そのパラメータを改善パラメータとして決定せずに、未だ評価値との関係が十分に明らかでないパラメータについては優先的に改善パラメータとして決定することで、従来の常識にとらわれない革新的なUIページを、より効率良く生成させることができる。
次に、出力部218は、解析提供側通信部202を用いて、パラメータ決定部216により再度決定された改善パラメータを、前回改善パラメータを出力したサービス提供装置100に対して出力する(S212)。
次に、解析側制御部210は、改善パラメータを決定する演算処理の回数が所定回数に達したか否かを判定し(S214)、演算回数が所定回数に達していない場合、上述したS208に処理を移す。これによって、演算回数が所定回数に達するまでの間に、改善パラメータが繰り返し決定されるのに応じて、解析対象のUIページのコンポーネントのパラメータが改変され、改変済みUIページが生成される。改善パラメータが繰り返し決定されるのに応じて生成される改変済みUIページは、「各世代の電子ページ」の一例である。例えば、改善パラメータの決定する演算処理が一回繰り返される毎に、UIページの「世代」が一世代分更新される。
サービス提供装置100のサービス提供部112は、改変済みUIページが生成される度に、各世代の改変済みUIページをクラウドソーシングに参加するユーザの端末装置10に送信する。そして、評価値導出部114は、各世代の改変済みUIページごとに評価値を導出する。
これによって、パラメータXに応じてどの程度の評価値が得られるのかが判明するため、パラメータ決定部216は、ブラックボックス関数F(X)がどういった傾向の関数であるのかを導出することができる。
一方、演算回数が所定回数に達した場合、解析側制御部210は、解析対象のUIページと、ブラックボックス関数F(X)とを対応付けた情報を、ページ毎関数情報D4として解析側記憶部230に記憶させる(S216)。
図13は、ページ毎関数情報D4の一例を示す図である。例えば、ページ毎関数情報D4は、各UIページのIDに対して、そのUIページのパラメータXと、ブラックボックス関数F(X)とが対応付けられた情報である。
次に、出力部218は、ブラックボックス関数F(X)において、評価関数(すなわちF(X))が閾値以上となるパラメータXを、最適パラメータ(改善パラメータの一例)としてこれまで改善パラメータを出力してきたサービス提供装置100に対して出力する(S218)。これを受けて、サービス提供装置200は、最適パラメータを基に評価値がより大きくなるように改変されたUIページを端末装置10に提供することができる。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
以上説明した第1実施形態によれば、UIページと、UIページを閲覧したユーザによってとられた行動が評価された評価値とを取得する取得部212と、取得部212により取得されたUIページを構成する一以上のコンポーネントのパラメータと、取得部212により取得された評価値とに基づいて、ベイズ的最適化手法などの未知関数の最適化手法により、UIページのコンポーネントのパラメータとして好ましいパラメータである改善パラメータを決定するパラメータ決定部216と、を備えることにより、ユーザインターフェースとなる画面(すなわちUIページ)を構成するコンポーネントのパラメータを自動的に決定することができる。
例えば、検索窓はUIページの上部に設けるのが一般的である。これに対して、本実施形態では、ベイズ的最適化手法を用いて検索窓のコンポーネントのパラメータを決定するため、例えば、UIページの下部や中段などに検索窓が位置するように改善パラメータが決定され得る。これによって、設計者がこれまで見逃してきたパラメータを改善パラメータとして決定することができ、従来の常識を覆すような革新的なUIページを生成することができる。
また、上述した第1実施形態によれば、パラメータ抽出部214がUIページを解析してパラメータを抽出するため、UI設計者が意識せずに設計したパラメータについても評価値を向上させる可能性のある改善パラメータとして決定することができる。言い換えれば、設計者は、従来通りにコンポーネントのパラメータを意識せずにUIページを設計することができると共に、解析装置200による解析結果を参照することで、その設計したUIページのコンポーネントのパラメータを定量的に評価することができる。
また、上述した第1実施形態によれば、例えば、未知関数の最適化手法として、ベイズ的最適化手法を用いた場合、ガウス過程に基づくブラックボックス関数(連続性のある関数)を仮定し、そのブラックボックス関数において不確実性の高いパラメータを改善パラメータに決定するため、上述したような、UIページの改変に対してユーザがどういった行動をとったのかという一連の試行処理(ライブテスト)に時間を要する場合、試行処理の結果が大量に必要な遺伝的アルゴリズムなどの他の未知関数の最適化手法と比べて、より速く目的関数であるブラックボックス関数を最適化することができる。
また、上述した第1実施形態によれば、解析したUIページのコンポーネントのパラメータと評価値との関係を示すブラックボックス関数を、そのUIページ毎に対応付けて記憶するため、ベイズ的最適化手法などの未知関数の最適化手法により得られた知見として、どのパラメータを変更すれば評価値を向上させることができるのかを、設計者間で共有することができる。これによって、例えば、UIページの設計知識の乏しい設計者であっても、高い評価値を得ることが可能なUIページを設計することができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。第2実施形態の解析装置200は、サービス提供装置200または他のサービス提供装置から、新規の解析依頼として解析対象のUIページを取得した場合、過去の解析済みのUIページに基づいて、新規解析依頼を受けたUIページの最適パラメータを決定する点で上述した第1実施形態と相違する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する点については説明を省略する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と同じ部分については同一符号を付して説明する。
図14は、過去の解析済みのUIページを用いて新規解析依頼を受けたUIページの最適パラメータを決定する方法を説明するための図である。第2実施形態におけるパラメータ抽出部214は、例えば、取得部212によって、サービス提供装置200または他のサービス提供装置から、新規に解析依頼として解析対象のUIページが取得された場合、新規解析依頼のUIページからコンポーネントのパラメータを抽出する。そして、パラメータ決定部216は、既に解析依頼を受けたUIページのブラックボックス関数F(X)を含むページ毎関数情報D4を参照し、パラメータ抽出部214により抽出されたパラメータ(新規解析依頼のUIページのパラメータ)と同じパラメータを要素とするブラックボックス関数F(X)を選択する。「パラメータが同じ」とは、例えば、UIページ上に同じコンポーネントが配置されているような状況を意味する。言い換えれば、パラメータ決定部216は、既に解析依頼を受けたUIページのうち、新規解析依頼のUIページのコンポーネントと同じコンポーネントを含むUIページのブラックボックス関数F(X)を選択する。
例えば、新規解析依頼のUIページとして、検索サイトのウェブページAが提供された場合、パラメータ決定部216は、ウェブページAと同様に検索ボタンや検索窓などのコンポーネントを含むUIページBのパラメータに対応したブラックボックス関数F(X)を選択する。
図示の例では、新規解析依頼のUIページからパラメータXが抽出されている。この場合、パラメータ決定部216は、パラメータXを要素とするブラックボックス関数F(X)を選択する。出力部218は、パラメータ決定部216により選択されたブラックボックス関数F(X)において評価値が閾値以上となるパラメータを、最適パラメータとして新規解析依頼を受けた装置へと出力する。これによって、ベイズ的最適化手法により未知の評価値のパラメータを改善パラメータとして決定し、その改善パラメータに反映させたUIページの評価値(実測値)を取得することを繰り返すことで、未解析のUIページに対応したブラックボックス関数F(X)を導出するという処理を省略することができる。
以上説明した第2実施形態によれば、新たに解析対象のUIページを取得した場合、過去の解析済みのUIページに基づいて、新たなUIページの最適パラメータを決定することにより、ユーザインターフェースUIに関するパラメータ(コンポーネントのパラメータ)を決定する際の処理負荷を軽減することができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について説明する。第3実施形態の解析装置200は、UIページの改善パラメータを決定する際に、改善パラメータの取り得る範囲(以下、探索範囲ΔXと称する)を、ベイズ的最適化手法を用いて決定する点で上述した第1および第2実施形態と相違する。以下、第1および第2実施形態との相違点を中心に説明し、第1および第2実施形態と共通する点については説明を省略する。なお、第3実施形態の説明において、第1および第2実施形態と同じ部分については同一符号を付して説明する。
図15は、探索範囲ΔXをベイズ的最適化手法を用いて決定する方法を説明するための図である。例えば、第3実施形態のパラメータ決定部216は、改善パラメータの探索範囲ΔXを設定し、設定した探索範囲ΔXにおいて、a(X)が最も大きくなるパラメータXを改善パラメータとして決定する。このとき、パラメータ決定部216は、探索範囲ΔXの範囲幅または設定位置を要素とし、ブラックボックス関数F(X)が一意に同定されるまでの処理時間などを評価値としたときの関数をベイズ的最適化手法により導出する。これによって、より速やかにブラックボックス関数F(X)を導出することが可能な処理条件を見出すことができる。
<その他の実施形態>
以下、その他の実施形態(変形例)について説明する。上述した実施形態における解析装置200は、解析依頼として受信した解析対象のUIページのコンポーネントのパラメータとして好ましい改善パラメータを決定する際、または解析対象のUIページのコンポーネントの最適パラメータを決定する際に、過去に解析したUIページのコンポーネントのパラメータを利用してもよい。
例えば、解析依頼として、あるアプリケーションにより提供される電子ページが受信された場合、パラメータ決定部216は、このアプリ用の電子ページのコンポーネントのパラメータXから、ベイズ的最適化手法により、ブラックボックス関数F(X)を導出する際に、過去に解析したUIページとして、あるウェブページのコンポーネントのパラメータXから導出したブラックボックス関数F(X)を利用する。このとき、ウェブページのコンポーネントのパラメータXの種類(例えば、位置や大きさ、色彩など)は、アプリケーション用の電子ページのコンポーネントのパラメータに含まれているものとする。
そして、出力部218は、ウェブページのコンポーネントのパラメータXから導出したブラックボックス関数F(X)において、評価値が閾値以上となる最適パラメータを抽出し、これをアプリケーション用の電子ページの最適パラメータとしてサービス提供装置100に送信する。
これを受けて、サービス提供装置100のサービス提供部112は、ウェブページのコンポーネントのパラメータXを基にした最適パラメータを、アプリケーション用の電子ページの最適パラメータに変換する。
例えば、最適パラメータがウェブページでのコンポーネントのサイズを指定している場合、サービス提供部112は、ウェブページにおいて最適とされるコンポーネントのサイズを、アプリケーション用のページサイズにリスケーリングする。より具体的には、ウェブページにおける最適パラメータは、そのウェブページにおけるページサイズなどで正規化されているため、サービス提供部112は、(ウェブページの最適パラメータの数値:正規化時に分母としたウェブページのサイズ)=(未知数Z:正規化時に分母とするアプリ用ページのサイズ)という関係式を解くことで、未知数Zとして、アプリ用ページにおける最適パラメータの数値を導出する。これによって、ウェブページにおける最適パラメータを、アプリ用の電子ページにおける最適パラメータに変換することができる。
なお、上述した例では、未解析のアプリ用の電子ページにおけるコンポーネントのパラメータのモデル(ブラックボックス関数F(X))に、解析済みのウェブページにおけるコンポーネントのパラメータのモデルを適用したがこれに限られず、未解析のウェブページにおけるコンポーネントのパラメータのモデルに、解析済みのアプリ用の電子ページにおけるコンポーネントのパラメータのモデルを適用してもよい。
また、上述した例では、パラメータ決定部216が、異種ページのコンポーネントのパラメータのモデルであるブラックボックス関数F(X)を利用して、解析依頼を受けた解析対象のUIページのコンポーネントの最適パラメータを決定したがこれに限られず、解析対象のUIページのコンポーネントのパラメータとして好ましいパラメータである改善パラメータを決定してもよい。
このような処理により、ウェブページとアプリケーション用のページのように、サービスとして提供される電子ページの形態が異なっている場合であっても、両者の間でベイズ的最適化手法のモデルであるブラックボックス関数F(X)を共用することができる。
また、上述した実施形態において、例えば、ユーザが端末装置10を利用して、複数のUIページにアクセスした場合、解析装置200は、複数のUIページのそれぞれのコンポーネントのパラメータと、各UIページの評価値とを用いて、ベイズ的最適化手法により、各ページのコンポーネントの改善パラメータを決定してよい。
例えば、ユーザが端末装置10を利用して、あるUIページAにアクセスし、そのUIページにリンクされたUIページBにアクセスし、更に、UIページBにリンクされたUIページCにアクセスしたとする。この場合、サービス提供装置100の評価値導出部114は、各UIページを閲覧したユーザの行動に応じた評価値として、各UIページの滞在時間(回遊時間)を導出する。そして、解析依頼部116は、サービス提供側通信部102を用いて、上記のアクセスされた各UIページを解析対象のUIページとして解析装置200に送信する。
これを受けて、解析装置200のパラメータ抽出部214は、解析対象の複数のUIページのそれぞれからコンポーネントのパラメータを抽出する。そして、パラメータ決定部216は、各UIページについて、抽出されたコンポーネントのパラメータと、各UIページの滞在時間とを基に、ベイズ的最適化手法により、ブラックボックス関数F(X)を求め、このブラックボックス関数F(X)において不確実性の高いパラメータを改善パラメータとして決定する。そして、出力部218は、各改善パラメータをサービス提供装置100に送信する。これによって、サービス提供装置100側において、複数のUIページが改変される。このような処理をサービス提供装置100と解析装置200との間で所定回数繰り返すことで、各UIページにおいて、滞在時間を延ばしたり、または短くしたりするようなコンポーネントの最適パラメータを見出すことができる。
<ハードウェア構成>
上述した実施形態の解析システム1に含まれる複数の装置のうち、サービス提供装置100および解析装置200は、例えば、図16に示すようなハードウェア構成により実現される。図16は、実施形態のサービス提供装置100および解析装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
サービス提供装置100は、NIC100−1、CPU100−2、RAM100−3、ROM100−4、フラッシュメモリやHDDなどの二次記憶装置100−5、およびドライブ装置100−6が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。ドライブ装置100−6には、光ディスクなどの可搬型記憶媒体が装着される。二次記憶装置100−5、またはドライブ装置100−6に装着された可搬型記憶媒体に格納されたプログラムがDMAコントローラ(不図示)などによってRAM100−3に展開され、CPU100−2によって実行されることでサービス提供側制御部110が実現される。CPU100−2が参照するプログラムは、ネットワークNWを介して他の装置からダウンロードされてもよい。
解析装置200は、NIC200−1、CPU200−2、RAM200−3、ROM200−4、フラッシュメモリやHDDなどの二次記憶装置200−5、およびドライブ装置200−6が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。ドライブ装置200−6には、光ディスクなどの可搬型記憶媒体が装着される。二次記憶装置200−5、またはドライブ装置200−6に装着された可搬型記憶媒体に格納されたプログラムがDMAコントローラ(不図示)などによってRAM200−3に展開され、CPU200−2によって実行されることで、解析側制御部210が実現される。解析側制御部210が参照するプログラムは、ネットワークNWを介して他の装置からダウンロードされてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…解析システム、10…端末装置、100…サービス提供装置、102…サービス提供側通信部、110…サービス提供側制御部、112…サービス提供部、114…評価値導出部、116…解析依頼部、130…サービス提供側記憶部、D1…ページ毎評価情報、200…解析装置、202…解析側通信部、210…解析側制御部、212…取得部、214…パラメータ抽出部、216…パラメータ決定部、218…出力部、230…解析側記憶部、D2…パラメータ情報、D3…ページ毎関数情報、NW…ネットワーク

Claims (7)

  1. ユーザインターフェースとして機能する電子ページと、前記電子ページを閲覧したユーザによってとられた行動が評価された評価値とを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された電子ページを構成する一以上のコンポーネントのパラメータと、前記取得部により取得された評価値とに基づいて、未知関数の最適化手法により、前記コンポーネントのパラメータとして好ましいパラメータである改善パラメータを決定する決定部と、
    を備える解析装置。
  2. 前記取得部により取得された電子ページの構文定義情報に基づいて、前記電子ページから前記パラメータを抽出する抽出部を備え、
    前記決定部は、前記抽出部により抽出されたパラメータと、前記取得部により取得された評価値とを用いて、前記改善パラメータを決定する、
    請求項1に記載の解析装置。
  3. 前記決定部により決定された前記改善パラメータを出力する出力部を更に備え、
    前記取得部は、前記コンポーネントのパラメータが、前記出力部により出力された改善パラメータに変更された改変済み電子ページと、前記改変済み電子ページを閲覧したユーザによってとられた行動が評価された評価値とを取得し、
    前記決定部は、前記改善パラメータが繰り返し決定されるのに応じて生成された各世代の電子ページに関する前記評価値を固定点として、前記未知関数の最適化手法により、前記改善パラメータを新たに決定する、
    請求項1または2に記載の解析装置。
  4. 前記決定部は、
    前記改善パラメータを繰り返し決定した後、対象とした電子ページに対応付けて、前記パラメータを要素として前記評価値を返す関数を導出し、
    前記取得部により、未だ改善パラメータが決定されていない新たな電子ページが取得された場合、前記導出した関数のうち、前記新たな電子ページを構成する一以上のコンポーネントと同じコンポーネントを有する他の電子ページに基づいて導出された関数を用いて、前記新たな電子ページの改善パラメータを決定する、
    請求項3に記載の解析装置。
  5. 前記決定部は、前記改善パラメータを決定する際に、前記改善パラメータの取り得る範囲を、前記未知関数の最適化手法を用いて決定する、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の解析装置。
  6. コンピュータが、
    ユーザインターフェースとして機能する電子ページと、前記電子ページを閲覧したユーザによってとられた行動が評価された評価値とを取得し、
    前記取得した電子ページを構成する一以上のコンポーネントのパラメータと、前記取得した評価値とに基づいて、未知関数の最適化手法により、前記コンポーネントのパラメータとして好ましいパラメータである改善パラメータを決定する、
    解析方法。
  7. コンピュータに、
    ユーザインターフェースとして機能する電子ページと、前記電子ページを閲覧したユーザによってとられた行動が評価された評価値とを取得させ、
    前記取得させた電子ページを構成する一以上のコンポーネントのパラメータと、前記取得させた評価値とに基づいて、未知関数の最適化手法により、前記コンポーネントのパラメータとして好ましいパラメータである改善パラメータを決定させる、
    プログラム。
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