JP6454815B1 - 測定方法、及び、測定補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸気加減弁装置の分解点検時に弁体のストロークを高い精度にて測定することが可能な測定方法を提供すること。【解決手段】測定方法は、所定の移動方向における両端面にて開口する第1孔及び第2孔と、第1孔及び第2孔と連通する内部空間と、を有する第1弁体11と、内部空間に収容される第2弁体12と、第2弁体から第1孔を通して移動方向にて第1弁体の外部へ延びる弁棒13と、第2弁体が第2孔を開閉する位置間で弁棒を移動させ且つ弁棒が移動する方向を移動方向に案内する移動装置14と、を備える蒸気加減弁装置1から移動装置を取り外し、弁棒が摺動可能に嵌入される貫通孔を有し且つ第1孔に着脱可能に嵌入される測定補助具20を第1孔に嵌入するとともに貫通孔に弁棒を嵌入し、弁棒を測定補助具に対して摺動させることにより弁棒が移動方向にて移動する距離を測定する、ことを含む。【選択図】図6

Description

本発明は、測定方法、及び、測定補助具に関する。
蒸気タービンを備える発電装置において、通路を流れる蒸気の量を制御する蒸気加減弁装置が知られている。蒸気加減弁装置は、弁体が通路を閉じる閉弁位置を有する場合、通路において蒸気が弁体に加える圧力が高くなりやすいので、弁体を移動するために要する力が過大になりやすい。そこで、蒸気加減弁装置は、主弁を構成する第1弁体と、副弁を構成する第2弁体と、を備え、第1弁体が閉弁位置を有する状態にて、第2弁体を移動することにより通路の一部を開く。これにより、通路において蒸気が第1弁体に加える圧力を低減できる。
例えば、特許文献1に記載の蒸気加減弁装置は、主弁を構成する第1弁体と、副弁を構成する第2弁体と、弁棒と、移動装置と、を備える。第2弁体は、第1弁体の内部空間に収容される。第1弁体の内部空間は、所定の移動方向における両端面にてそれぞれ開口する第1孔及び第2孔と連通する。弁棒は、第2弁体から第1孔を通して移動方向にて第1弁体の外部へ延びる。移動装置は、第2弁体が第2孔を開く開弁位置と、第2弁体が第2孔を閉じる閉弁位置と、の間で弁棒を移動させるとともに、弁棒が移動する方向を移動方向に案内する。
特開2006−329073号公報
蒸気加減弁装置を分解し、蒸気加減弁装置が分解された状態にて蒸気加減弁装置を構成する部分の動作を点検する分解点検が行われる場合がある。この場合、蒸気加減弁装置から移動装置が取り外され、その後、第2弁体のストロークが測定されることがある。第2弁体のストロークは、第2弁体が移動方向において移動する距離である。
ところで、発電装置が運転されている場合、蒸気加減弁装置は、蒸気によって加熱される。従って、蒸気加減弁装置を構成する部材は、熱膨張する。一方、蒸気加減弁装置の分解点検が行われる場合(換言すると、分解点検時)、発電装置の運転が停止するので、蒸気加減弁装置の温度は、発電装置が運転されている場合よりも低い。このため、蒸気加減弁装置の分解点検時において、弁棒と、第1弁体のうちの、第1孔を形成する壁面と、の間の空隙は、発電装置が運転されている場合よりも大きい。
従って、蒸気加減弁装置の分解点検時のように、蒸気加減弁装置から、弁棒が移動する方向を案内する移動装置が取り外された場合、弁棒が移動する方向が変動しやすい。その結果、分解点検時において、第2弁体のストロークを高い精度にて測定できない、という課題があった。
本発明の目的の一つは、蒸気加減弁装置の分解点検時に弁体のストロークを高い精度にて測定することである。
一つの側面では、測定方法は、
所定の移動方向における両端面にてそれぞれ開口する第1孔及び第2孔と、上記第1孔及び上記第2孔と連通する内部空間と、を有する第1弁体と、
上記内部空間に収容される第2弁体と、
上記第2弁体から上記第1孔を通して上記移動方向にて上記第1弁体の外部へ延びる弁棒と、
上記第2弁体が上記第2孔を開く開弁位置と、上記第2弁体が上記第2孔を閉じる閉弁位置と、の間で上記弁棒を移動させるとともに、上記弁棒が移動する方向を上記移動方向に案内する移動装置と、
を備える蒸気加減弁装置から、上記移動装置を取り外し、
上記弁棒が摺動可能に嵌入される貫通孔を有するとともに上記第1孔に着脱可能に嵌入される測定補助具を上記第1孔に嵌入するとともに、上記貫通孔に上記弁棒を嵌入し、
上記弁棒を上記測定補助具に対して摺動させることにより上記弁棒が上記移動方向において移動する距離を測定する、ことを含む。
他の一つの側面では、測定補助具は、
所定の移動方向における両端面にてそれぞれ開口する第1孔及び第2孔と、上記第1孔及び上記第2孔と連通する内部空間と、を有する第1弁体と、
上記内部空間に収容される第2弁体と、
上記第2弁体から上記第1孔を通して上記移動方向にて上記第1弁体の外部へ延びる弁棒と、
上記第2弁体が上記第2孔を開く開弁位置と、上記第2弁体が上記第2孔を閉じる閉弁位置と、の間で上記弁棒を移動させるとともに、上記弁棒が移動する方向を上記移動方向に案内する移動装置と、
を備える蒸気加減弁装置から、上記移動装置が取り外された状態において、上記弁棒が上記移動方向において移動する距離を測定するための測定補助具である。
更に、上記測定補助具は、
上記弁棒が摺動可能に嵌入される貫通孔を有するとともに上記第1孔に着脱可能に嵌入されるように構成される。
蒸気加減弁装置の分解点検時に弁体のストロークを高い精度にて測定できる。
第1実施形態の蒸気加減弁装置の断面図である。 第1実施形態の蒸気加減弁装置の断面図である。 第1実施形態の、分解点検時における蒸気加減弁装置の斜視図である。 第1実施形態の、分解点検時における蒸気加減弁装置の斜視図である。 第1実施形態の、分解点検時における蒸気加減弁装置の側面図である。 第1実施形態の、分解点検時における蒸気加減弁装置の断面図である。 第1実施形態の、分解点検時における蒸気加減弁装置の断面図である。 第1実施形態の、第2弁体及び弁棒が第1弁体から取り外された状態における蒸気加減弁装置の斜視図である。 第1実施形態の、第2弁体及び弁棒が第1弁体から取り外された状態における蒸気加減弁装置の斜視図である。 第1実施形態の、第2弁体及び弁棒が第1弁体から取り外された状態における蒸気加減弁装置の正面図である。 第1実施形態の測定補助具の斜視図である。 第1実施形態の測定補助具の斜視図である。 第1実施形態の測定補助具の平面図である。 第1実施形態の測定補助具の底面図である。 第2実施形態の測定補助具の斜視図である。 第2実施形態の測定補助具の斜視図である。 第2実施形態の測定補助具の正面図である。 第2実施形態の測定補助具の平面図である。 第2実施形態の測定補助具の分解斜視図である。 第2実施形態の測定補助具の分解平面図である。
以下、本発明の測定方法、及び、測定補助具に関する各実施形態について図1乃至図20を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
(概要)
第1実施形態の測定方法は、蒸気加減弁装置に適用される。
上記蒸気加減弁装置は、
所定の移動方向における両端面にてそれぞれ開口する第1孔及び第2孔と、上記第1孔及び上記第2孔と連通する内部空間と、を有する第1弁体と、
上記内部空間に収容される第2弁体と、
上記第2弁体から上記第1孔を通して上記移動方向にて上記第1弁体の外部へ延びる弁棒と、上記第2弁体が上記第2孔を開く開弁位置と、上記第2弁体が上記第2孔を閉じる閉弁位置と、の間で上記弁棒を移動させるとともに、上記弁棒が移動する方向を上記移動方向に案内する移動装置と、を備える。
上記測定方法は、
上記蒸気加減弁装置から、上記移動装置を取り外し、
上記弁棒が摺動可能に嵌入される貫通孔を有するとともに上記第1孔に着脱可能に嵌入される測定補助具を上記第1孔に嵌入するとともに、上記貫通孔に上記弁棒を嵌入し、
上記弁棒を上記測定補助具に対して摺動させることにより上記弁棒が上記移動方向において移動する距離を測定する、ことを含む。
これによれば、蒸気加減弁装置の分解点検時においても、測定補助具によって、弁棒が移動する方向を移動方向に案内できるので、弁棒が移動方向において移動する距離(換言すると、第2弁体のストローク)を高い精度にて測定できる。
次に、第1実施形態の測定方法、及び、測定補助具について、図1乃至図14を参照しながら詳細に説明する。
(構成)
以下、図1乃至図14に表されるように、x軸、y軸、及び、z軸を有する右手系の直交座標系を用いて、第1実施形態の測定方法が適用される蒸気加減弁装置1、及び、第1実施形態の測定補助具20について説明する。
本例では、x軸方向、y軸方向、及び、z軸方向は、蒸気加減弁装置1の前後方向、蒸気加減弁装置1の左右方向、及び、蒸気加減弁装置1の上下方向とそれぞれ表されてもよい。また、本例では、x軸の正方向、x軸の負方向、y軸の正方向、y軸の負方向、z軸の正方向、及び、z軸の負方向は、蒸気加減弁装置1の前方向、蒸気加減弁装置1の後方向、蒸気加減弁装置1の左方向、蒸気加減弁装置1の右方向、蒸気加減弁装置1の上方向、及び、蒸気加減弁装置1の下方向とそれぞれ表されてもよい。
本例では、z軸の正方向、及び、z軸の負方向は、鉛直上方向、及び、鉛直下方向にそれぞれ一致する。また、本例では、z軸方向は、移動方向に対応する。
図1に表されるように、蒸気加減弁装置1は、蒸気が流れる流路FPに配設されるとともに、流路FPを流れる蒸気の量を制御する。図1は、蒸気加減弁装置1の前方から蒸気加減弁装置1の断面を見た図(換言すると、断面図)である。本例では、流路FPは、蒸気タービンを用いて発電する発電装置の一部を構成する。
蒸気加減弁装置1は、第1弁体11と、第2弁体12と、弁棒13と、移動装置14と、を備える。本例では、第1弁体11は、主弁を構成する。本例では、第2弁体12は、副弁を構成する。
第1弁体11は、本体部111と、蓋部112と、を備える。
本体部111は、中心軸がz軸方向にて延びる円柱状である。本体部111は、収容部1111と、第2孔部1112と、先端部1113と、を備える。
収容部1111は、本体部111のうちの、z軸の正方向における端面にて開口する有底の穴を形成する。
第2孔部1112は、収容部1111により形成される穴の底面と、第1弁体11のうちの、z軸の負方向における端面と、のそれぞれにて開口するように、収容部1111により形成される穴の底面を構成する壁をz軸方向にて貫通する第2孔を形成する。本例では、第2孔は、中心軸がz軸方向にて延びる円柱状である。本例では、第2孔は、第2孔のうちの、z軸の正方向における端部を構成する小径部と、小径部よりも直径が大きい大径部と、を有する。
本例では、第2孔部1112のうちの、z軸の正方向における端部の、第2孔の開口に沿った角部は、丸み(例えば、R形状)を有する。換言すると、本例では、第2弁体12が第2孔を閉じる状態において、第2孔部1112のうちの、第2弁体12と接する部分は、曲面を有する。
先端部1113は、本体部111のうちの、z軸の負方向における端部を構成する。先端部1113は、本体部111のうちの、先端部1113以外の部分よりも直径が大きい。先端部1113は、第1弁体11が流路FPを閉じる状態において、流路FPを形成する壁面(例えば、弁座)と接する。
本例では、先端部1113のうちの、z軸の負方向における端部の外縁に沿った角部は、丸み(例えば、R形状)を有する。換言すると、本例では、第1弁体11が流路FPを閉じる状態において、先端部1113のうちの、流路FPを形成する壁面と接する部分は、曲面を有する。
蓋部112は、収容部1111により形成される穴に収容される。蓋部112は、本体部111に取り外し可能に固定される。本例では、蓋部112は、図示されないボルトを用いて、本体部111に固定される。
蓋部112は、内部空間部1121と、第1孔部1122と、流路部1123と、を備える。
内部空間部1121は、蓋部112のうちの、z軸の負方向における端面にて開口する有底の穴を形成する。内部空間部1121は、収容部1111により形成される穴の底面とともに、第1弁体11の内部に空間(換言すると、内部空間)を形成する。
内部空間部1121は、キー溝部11211を備える。キー溝部11211は、一対のキー溝を形成する。一対のキー溝は、第1弁体11の内部空間のうちの、y軸方向における両端部にそれぞれ位置する。一対のキー溝のそれぞれは、z軸方向にて延びる。本例では、一対のキー溝のそれぞれの、z軸に直交する平面(換言すると、xy平面)における断面は、長方形状である。
第1孔部1122は、内部空間部1121により形成される穴の底面を構成する壁をz軸方向にて貫通する第1孔を形成する。換言すると、第1孔は、第1弁体11の内部空間と、第1弁体11の外部と、を連通する。本例では、第1孔は、中心軸がz軸方向にて延びる円柱状である。
このようにして、本例では、第1弁体11の内部空間は、第1孔及び第2孔と連通する。
流路部1123は、蓋部112の外周面において、z軸方向にて延びる溝を形成するとともに、当該溝と、第1弁体11の内部空間と、を連通する孔を形成する。
第2弁体12は、第1弁体11の内部空間に収容される。第2弁体12は、先端部121と、ピン孔部122と、ピン123と、を備える。
先端部121は、第2弁体12のうちの、z軸の負方向における端部を構成する。先端部121は、第2弁体12が第2孔を閉じる状態において、第1弁体11のうちの、第2孔を形成する壁面(例えば、弁座)と接する。
本例では、先端部121のうちの、z軸の負方向における端部の外縁に沿った角部は、丸み(例えば、R形状)を有する。換言すると、本例では、第2弁体12が第2孔を閉じる状態において、先端部121の一部を構成する部分であって、第1弁体11のうちの、第2孔を形成する壁面と接する部分は、曲面を有する。
ピン孔部122は、第2弁体12をy軸方向にて貫通するピン孔を形成する。
ピン123は、ピン孔部122により形成されるピン孔に収容される。ピン123は、一対のキー部1231を備える。
一対のキー部1231は、ピン123のうちの、y軸方向における両端部にそれぞれ位置する。一対のキー部1231のそれぞれは、z軸方向にて延びる。一対のキー部1231のそれぞれの、xy平面における断面は、一対のキー溝のそれぞれの、xy平面における断面と同じ形状である。
一対のキー部1231は、第1弁体11に対してz軸方向にて摺動可能に、一対のキー溝にそれぞれ収容される。
このような構成により、第1弁体11は、第2弁体12がz軸方向にて移動するように第2弁体12を案内する。
弁棒13は、第2弁体12から第1孔を通してz軸方向にて第1弁体11の外部へ延びる。弁棒13は、中心軸がz軸方向にて延びる円柱状である。本例では、弁棒13は、第2弁体12と一体である。弁棒13の直径は、第1孔の直径よりも小さい。
移動装置14は、弁棒13が移動する方向を所定の移動方向(本例では、z軸方向)に案内する。移動装置14は、第1案内部141と、第2案内部142と、を備える。第1案内部141は、流路FPを形成する壁に固定される。第1案内部141は、第1弁体11をz軸方向にて摺動可能に支持する。第1案内部141は、第1弁体11のうちの、z軸の正方向における端面に連接する蒸気室SRを形成する。
第2案内部142は、第1案内部141に固定される。第2案内部142は、弁棒13をz軸方向にて摺動可能に支持する。
移動装置14は、閉弁位置と第1開弁位置との間で弁棒13を移動させる。図1に表されるように、閉弁位置は、第1弁体11が流路FPを閉じるとともに第2弁体12が第2孔を閉じる位置である。図2に表されるように、第1開弁位置は、第1弁体11が流路FPを閉じるとともに第2弁体12が第2孔を開く位置である。
ところで、蒸気加減弁装置1よりも上流の蒸気は、移動装置14と第1弁体11との間の隙間を通って蒸気室SRに流入する。弁棒13が第1開弁位置に位置する場合(本例では、図2に表される状態)において、蒸気室SRから第2孔を通って蒸気加減弁装置1の下流へ流出する蒸気の量は、弁棒13が閉弁位置に位置する場合(本例では、図1に表される状態)よりも多い。
更に、移動装置14は、第1開弁位置と第2開弁位置との間で弁棒13を移動させる。第2開弁位置は、第1弁体11が流路FPを開くとともに第2弁体12が第2孔を開く位置である。
次に、蒸気加減弁装置1の分解点検時において、第2弁体12のストロークを測定する場合について図3乃至図10を参照しながら説明を加える。蒸気加減弁装置1の分解点検は、蒸気加減弁装置1を分解し、蒸気加減弁装置1が分解された状態にて蒸気加減弁装置1を構成する部分の動作を点検することを含む。また、第2弁体12のストロークは、第2弁体12が移動方向(本例では、z軸方向)において移動する距離である。
図3は、蒸気加減弁装置1の分解点検時における、蒸気加減弁装置1の右前上方斜視図である。図4は、蒸気加減弁装置1の分解点検時における、蒸気加減弁装置1の右前下方斜視図である。図5は、蒸気加減弁装置1の分解点検時において、蒸気加減弁装置1の左方から蒸気加減弁装置1を見た図(換言すると、左側面図)である。
図6は、図5のVI−VI線により表される平面により切断された蒸気加減弁装置1の断面をx軸の負方向にて見た図である。図7は、弁棒13が第1開弁位置に位置する場合における、図6と同様の断面図である。
図8は、第2弁体12及び弁棒13が第1弁体11から取り外された状態における蒸気加減弁装置1の右前上方斜視図である。図9は、第2弁体12及び弁棒13が第1弁体11から取り外された状態における蒸気加減弁装置1の右前下方斜視図である。図10は、第2弁体12及び弁棒13が第1弁体11から取り外された状態における蒸気加減弁装置1の正面図である。
図3乃至図7に表されるように、蒸気加減弁装置1が流路FPを構成する壁面から取り外されるとともに、第1弁体11、第2弁体12、及び、弁棒13が移動装置14から取り外された状態において、蒸気加減弁装置1の分解点検が行われる。
ところで、発電装置が運転されている場合、蒸気加減弁装置1は、蒸気によって加熱される。従って、蒸気加減弁装置1を構成する部材は、熱膨張する。一方、蒸気加減弁装置1の分解点検時、発電装置の運転が停止するので、蒸気加減弁装置1の温度は、発電装置が運転されている場合よりも低い。このため、蒸気加減弁装置1の分解点検時において、弁棒13と、第1弁体11のうちの、第1孔を形成する壁面と、の間の空隙は、発電装置が運転されている場合よりも大きい。
従って、蒸気加減弁装置1の分解点検時のように、蒸気加減弁装置1から、弁棒13が移動する方向を案内する移動装置14が取り外された場合、弁棒13が移動する方向が変動しやすい。
そこで、本例では、第2弁体12のストロークを測定する場合、図3乃至図7に表されるように、測定補助具20が用いられる。
次に、測定補助具20について図11乃至図14を参照しながら説明する。
図11は、測定補助具20の右前上方斜視図である。図12は、測定補助具20の右前下方斜視図である。図13は、測定補助具20の平面図である。図14は、測定補助具20の底面図である。
測定補助具20は、中心軸がz軸方向にて延びる円柱状である。測定補助具20は、移動装置14が蒸気加減弁装置1から取り外された状態において、弁棒13が移動方向(本例では、z軸方向)において移動する距離を測定するために用いられる。
本例では、測定補助具20は、金属、又は、合金からなる。例えば、測定補助具20は、SS400と呼ばれる一般構造用圧延鋼材からなる。
測定補助具20は、嵌入部201と、係合部202と、貫通孔部203と、を備える。
嵌入部201は、測定補助具20のうちの、z軸の負方向における端部を構成する。本例では、嵌入部201は、係合部202よりも直径が小さい。従って、本例では、嵌入部201は、小径部と表されてもよい。嵌入部201の直径は、第1孔の直径よりも僅かに小さい。このような構成により、嵌入部201は、第1孔に着脱可能に嵌入される。
係合部202は、測定補助具20のうちの、z軸の正方向における端部を構成する。本例では、係合部202の直径は、第1孔の直径よりも大きい。従って、本例では、係合部202は、大径部と表されてもよい。このような構成により、係合部202は、嵌入部201が第1孔に嵌入されている状態において、第1弁体11のうちの、第1孔が開口する端面に当接することにより当該端面に係合する。
貫通孔部203は、測定補助具20をz軸方向にて貫通する貫通孔を形成する。貫通孔部203により形成される貫通孔は、中心軸がz軸方向にて延びる円柱状である。貫通孔部203により形成される貫通孔は、中心軸が測定補助具20の中心軸と一致する。貫通孔部203により形成される貫通孔の直径は、弁棒13の直径よりも僅かに大きい。このような構成により、貫通孔部203により形成される貫通孔には、弁棒13が摺動可能に嵌入される。
(測定方法)
次に、第1実施形態の測定方法について説明する。
先ず、発電装置の運転を停止する。次いで、流路FPを構成する壁面から蒸気加減弁装置1を取り外すとともに、第1弁体11、第2弁体12、及び、弁棒13を移動装置14から取り外す。
次いで、貫通孔部203により形成される貫通孔に弁棒13を挿入する。次いで、測定補助具20をz軸の負方向へ移動させる。そして、嵌入部201を第1孔に嵌入することにより、蓋部112のうちの、z軸の正方向における端面に係合部202を当接させる。
このようにして、嵌入部201を第1孔に嵌入するとともに、貫通孔部203により形成される貫通孔に弁棒13を嵌入する。
次いで、弁棒13を測定補助具20に対して摺動させることにより弁棒13が移動方向において移動する距離を測定する。
これによれば、蒸気加減弁装置1の分解点検時においても、測定補助具20によって、弁棒13が移動する方向を移動方向に案内できるので、弁棒13が移動方向において移動する距離(換言すると、第2弁体12のストローク)を高い精度にて測定できる。
以上、説明したように、第1実施形態の測定方法は、蒸気加減弁装置1から、移動装置14を取り外し、測定補助具20を第1孔に嵌入するとともに、測定補助具20の貫通孔に弁棒13を嵌入し、弁棒13を測定補助具20に対して摺動させることにより弁棒13が移動方向において移動する距離を測定する、ことを含む。
これによれば、蒸気加減弁装置1の分解点検時においても、測定補助具20によって、弁棒13が移動する方向を移動方向に案内できるので、弁棒13が移動方向において移動する距離(換言すると、第2弁体12のストローク)を高い精度にて測定できる。
また、第1実施形態の測定補助具20は、蒸気加減弁装置1から、移動装置14が取り外された状態において、弁棒13が移動方向において移動する距離を測定するために用いられる。加えて、測定補助具20は、弁棒13が摺動可能に嵌入される貫通孔を有するとともに第1孔に着脱可能に嵌入されるように構成される。
これによれば、蒸気加減弁装置1から移動装置14が取り外された状態において、測定補助具20を第1孔に嵌入するとともに、測定補助具20の貫通孔に弁棒13を嵌入することができる。この結果、弁棒13を測定補助具20に対して摺動させることにより、弁棒13が移動方向において移動する距離(換言すると、第2弁体12のストローク)を測定できる。従って、蒸気加減弁装置1の分解点検時においても、弁棒13が移動する方向を移動方向に案内できる。この結果、第2弁体12のストロークを高い精度にて測定できる。
更に、第1実施形態の測定補助具20は、第1孔に着脱可能に嵌入される嵌入部201と、嵌入部201が第1孔に嵌入されている状態において、第1弁体11のうちの、第1孔が開口する端面に係合する係合部202と、を備える。
これによれば、嵌入部201を第1孔に嵌入する際、係合部202が第1弁体11のうちの、第1孔が開口する端面に係合する。これにより、測定補助具20を適切な位置に容易に配置できる。
更に、第1実施形態の蒸気加減弁装置1において、第2弁体12が第2孔を閉じる状態において、第1弁体11のうちの、第2弁体12と接する第1部分と、第2弁体12のうちの、当該第1部分と接する第2部分と、のうちの少なくとも一方(本例では、両方)は、曲面を有する。
これによれば、第1部分と第2部分とのうちの少なくとも一方が曲面を有するので、第2弁体12が第2孔を密閉する確率を高めることができる。ところで、第1部分と第2部分とのうちの少なくとも一方が曲面を有する場合、蒸気加減弁装置1から移動装置14が取り外された状態にて弁棒13が移動する方向は、第1部分と第2部分とが曲面を有しない場合よりも変動しやすい。
これに対し、上記構成によれば、弁棒13が移動する方向を移動方向に案内できるので、第2弁体12のストロークを高い精度にて測定できる。このように、上記構成によれば、第2弁体12が第2孔を密閉する確率を高めながら、第2弁体12のストロークを高い精度にて測定できる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の測定方法について説明する。第2実施形態の測定方法は、第1実施形態の測定方法に対して、測定補助具が相違している。以下、相違点を中心として説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又は略同様のものである。
(構成)
図15乃至図20に表されるように、第2実施形態の測定方法は、第1実施形態の測定補助具20に代えて、測定補助具20Aを用いる。第1実施形態と同様の、x軸、y軸、及び、z軸を有する右手系の直交座標系を用いて、第2実施形態の測定補助具20Aについて説明する。
図15は、測定補助具20Aの右前上方斜視図である。図16は、測定補助具20Aの右前下方斜視図である。図17は、測定補助具20Aの正面図である。図18は、測定補助具20Aの平面図である。図19は、測定補助具20Aが分解された状態における、測定補助具20Aの右前上方斜視図である。図20は、測定補助具20Aが分解された状態における、測定補助具20Aの平面図である。
測定補助具20Aは、第1分割体21と、第2分割体22と、を備える。第1分割体21、及び、第2分割体22は、x軸に直交する平面(換言すると、yz平面)に対して、互いに略面対称な形状を有する。
第1分割体21、及び、第2分割体22は、取り外し可能に互いに固定される。測定補助具20Aは、第1分割体21、及び、第2分割体22が互いに固定された状態において、第1実施形態の測定補助具20と同様に、嵌入部201、係合部202、及び、貫通孔部203を備える。
第1分割体21は、第1固定部211と、第2固定部212と、を備える。第1固定部211、及び、第2固定部212は、第1分割体21のうちの、第1分割体21、及び、第2分割体22が互いに固定された状態において係合部202を構成する部分の中の、y軸方向における両端部にて、yz平面に沿ってそれぞれ延びる。第1固定部211は、凸部2111を有する。第2固定部212は、凹部2121を有する。
第2分割体22は、第3固定部221と、第4固定部222と、を備える。第3固定部221、及び、第4固定部222は、第2分割体22のうちの、第1分割体21、及び、第2分割体22が互いに固定された状態において係合部202を構成する部分の中の、y軸方向における両端部にて、yz平面に沿ってそれぞれ延びる。第3固定部221は、凸部2211を有する。第4固定部222は、図示されない凹部を有する。
本例では、第1固定部211の凸部2111が第4固定部222の凹部に嵌入されるとともに、第1固定部211と第4固定部222とがボルト231及びナット232を用いて固定され、且つ、第3固定部221の凸部2211が第2固定部212の凹部2121に嵌入されるとともに、第3固定部221と第2固定部212とがボルト241及びナット242を用いて固定されることにより、第1分割体21、及び、第2分割体22が互いに固定される。
(測定方法)
次に、第2実施形態の測定方法について説明する。
先ず、発電装置の運転を停止する。次いで、流路FPを構成する壁面から蒸気加減弁装置1を取り外すとともに、第1弁体11、第2弁体12、及び、弁棒13を移動装置14から取り外す。
次いで、第1実施形態の測定方法と異なり、貫通孔部203により形成される貫通孔に弁棒13を挿入することに代えて、弁棒13のうちの、第2弁体12の近傍において、弁棒13を挟むように第1分割体21及び第2分割体22を配置する。
次いで、第1分割体21、及び、第2分割体22が弁棒13を挟んだ状態にて、第1分割体21、及び、第2分割体22を互いに固定する。次いで、測定補助具20Aをz軸の負方向へ移動させる。そして、嵌入部201を第1孔に嵌入することにより、蓋部112のうちの、z軸の正方向における端面に係合部202を当接させる。
このようにして、嵌入部201を第1孔に嵌入するとともに、貫通孔部203により形成される貫通孔に弁棒13を嵌入する。
次いで、弁棒13を測定補助具20Aに対して摺動させることにより弁棒13が移動方向において移動する距離を測定する。
以上、説明したように、第2実施形態の測定方法によれば、第1実施形態と同様に、蒸気加減弁装置1の分解点検時においても、測定補助具20Aによって、弁棒13が移動する方向を移動方向に案内できるので、弁棒13が移動方向において移動する距離(換言すると、第2弁体12のストローク)を高い精度にて測定できる。
更に、第2実施形態の測定方法によれば、貫通孔部203により形成される貫通孔に弁棒13を嵌入する際に、測定補助具20Aを弁棒13に沿って移動させる距離を短縮できる。これにより、第2弁体12のストロークを迅速に測定できる。
第2実施形態の測定補助具20Aにおいては、凸部2111,2211、及び、凹部2121を用いて、第1分割体21と第2分割体22との位置決めが行われるとともに、ボルト231,241、及び、ナット232,242を用いて、第1分割体21と第2分割体22との固定が行われる。なお、第2実施形態の変形例において、測定補助具20Aは、凸部2111,2211、凹部2121、ボルト231,241、及び、ナット232,242に代えて、テーパーピン、及び、ピン孔を備えていてもよい。この場合、テーパーピン、及び、ピン孔を用いて、第1分割体21と第2分割体22との位置決め及び固定が行われてよい。
また、弁棒13が移動方向にて移動した場合であっても、第1分割体21、及び、第2分割体22が自重によって移動しない場合には、測定補助具20Aは、ボルト231,241、及び、ナット232,242を備えなくてもよい。この場合、第1分割体21、及び、第2分割体22は、互いに固定されていなくてもよい。
第2実施形態の測定補助具20Aにおいては、凸部2111,2211、及び、凹部2121は、第1固定部211、第2固定部212、第3固定部221、及び、第4固定部222に位置する。なお、第2実施形態の変形例において、凸部2111,2211、及び、凹部2121は、第1分割体21、及び、第2分割体22のうちの、第1固定部211、第2固定部212、第3固定部221、及び、第4固定部222よりも測定補助具20Aの中心軸に近い部分(換言すると、第1分割体21、及び、第2分割体22が互いに固定された状態において係合部202を構成する円筒状の部分の端面)に位置していてもよい。
また、第2実施形態の変形例において、測定補助具20Aは、第1固定部211、第2固定部212、第3固定部221、及び、第4固定部222を備えなくてもよい。この場合、第1分割体21、及び、第2分割体22の厚さは、ボルト231,241、及び、ナット232,242を用いて第1分割体21、及び、第2分割体22が互いに固定されるように設定されてよい。
第2実施形態の測定補助具20Aにおいては、第1分割体21、及び、第2分割体22が互いに固定された状態において、係合部202の外径は、嵌入部201の外径よりも大きい。なお、第2実施形態の変形例において、第1分割体21、及び、第2分割体22が互いに固定された状態にて、係合部202の外径は、嵌入部201の外径と等しくてもよい。この場合、第1固定部211、第2固定部212、第3固定部221、及び、第4固定部222は、嵌入部201が第1孔に嵌入されている状態において、第1弁体11のうちの、第1孔が開口する端面に係合する係合部に対応する。
第2実施形態の測定補助具20Aにおいては、第1固定部211、第2固定部212、第3固定部221、及び、第4固定部222のそれぞれのうちの、z軸の負方向における端面(換言すると、固定部端面)は、第1分割体21、及び、第2分割体22が互いに固定された状態における係合部202の、第1固定部211、第2固定部212、第3固定部221、及び、第4固定部222以外の部分のうちの、z軸の負方向における端面(換言すると、本体部端面)と同一の平面を形成する。なお、第2実施形態の変形例において、固定部端面は、本体部端面よりもz軸の正方向に位置していてもよい。
第2実施形態の測定補助具20Aは、2つの分割体により構成される。なお、第2実施形態の変形例において、測定補助具20Aは、3つ以上の分割体により構成されていてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。例えば、上述した実施形態に、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において当業者が理解し得る様々な変更が加えられてよい。
1 蒸気加減弁装置
11 第1弁体
111 本体部
1111 収容部
1112 第2孔部
1113 先端部
112 蓋部
1121 内部空間部
11211 キー溝部
1122 第1孔部
1123 流路部
12 第2弁体
121 先端部
122 ピン孔部
123 ピン
1231 キー部
13 弁棒
14 移動装置
141 第1案内部
142 第2案内部
20 測定補助具
201 嵌入部
202 係合部
203 貫通孔部
FP 流路
SR 蒸気室
20A 測定補助具
21 第1分割体
211 第1固定部
2111 凸部
212 第2固定部
2121 凹部
22 第2分割体
221 第3固定部
2211 凸部
222 第4固定部
231,241 ボルト
232,242 ナット

Claims (4)

  1. 所定の移動方向における両端面にてそれぞれ開口する第1孔及び第2孔と、前記第1孔及び前記第2孔と連通する内部空間と、を有する第1弁体と、
    前記内部空間に収容される第2弁体と、
    前記第2弁体から前記第1孔を通して前記移動方向にて前記第1弁体の外部へ延びる弁棒と、
    前記第2弁体が前記第2孔を開く開弁位置と、前記第2弁体が前記第2孔を閉じる閉弁位置と、の間で前記弁棒を移動させるとともに、前記弁棒が移動する方向を前記移動方向に案内する移動装置と、
    を備える蒸気加減弁装置から、前記移動装置を取り外し、
    前記弁棒が摺動可能に嵌入される貫通孔を有するとともに前記第1孔に着脱可能に嵌入される測定補助具を前記第1孔に嵌入するとともに、前記貫通孔に前記弁棒を嵌入し、
    前記弁棒を前記測定補助具に対して摺動させることにより前記弁棒が前記移動方向において移動する距離を測定する、ことを含む、測定方法。
  2. 所定の移動方向における両端面にてそれぞれ開口する第1孔及び第2孔と、前記第1孔及び前記第2孔と連通する内部空間と、を有する第1弁体と、
    前記内部空間に収容される第2弁体と、
    前記第2弁体から前記第1孔を通して前記移動方向にて前記第1弁体の外部へ延びる弁棒と、
    前記第2弁体が前記第2孔を開く開弁位置と、前記第2弁体が前記第2孔を閉じる閉弁位置と、の間で前記弁棒を移動させるとともに、前記弁棒が移動する方向を前記移動方向に案内する移動装置と、
    を備える蒸気加減弁装置から、前記移動装置が取り外された状態において、前記弁棒が前記移動方向において移動する距離を測定するための測定補助具であって、
    前記弁棒が摺動可能に嵌入される貫通孔を有するとともに前記第1孔に着脱可能に嵌入されるように構成された、測定補助具。
  3. 請求項2に記載の測定補助具であって、
    前記第1孔に着脱可能に嵌入される嵌入部と、
    前記嵌入部が前記第1孔に嵌入されている状態において、前記第1弁体のうちの、前記第1孔が開口する端面に係合する係合部と、
    を備える、測定補助具。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の測定補助具であって、
    前記第2弁体が前記第2孔を閉じる状態において、前記第1弁体のうちの、前記第2弁体と接する第1部分と、前記第2弁体のうちの、前記第1部分と接する第2部分と、のうちの少なくとも一方は、曲面を有する、測定補助具。
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