JP6452222B2 - 太陽光発電装置 - Google Patents

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本発明は、建物の屋根に設置される伸縮可能な太陽光発電装置に関するものである。
複数の太陽電池モジュールが組み込まれた装置を、折り畳んだり移動させたりすることで、固定式とは異なる効果が得られることが知られている(特許文献1−6など参照)。
例えば特許文献1には、鉛直方向に伸縮可能となるように複数の太陽電池パネルをジグザグに繋いだ太陽電池装置が開示されている。このような太陽電池装置であれば、太陽光発電を行いたいときに上向きに太陽電池装置を伸ばすことで、狭い場所でも効率的に発電を行うことができる。
また、特許文献2には、ソーラーパネルを晴れの日には日当たりのよい高い位置に移動させ、雨の日には駐車スペースの庇に利用するなど、天気によってソーラーパネルの位置を移動させることができる建物が開示されている。
さらに、特許文献3には、シート状の巻き取られた太陽光発電シートを、任意の場所で引き伸ばして発電させることができる太陽光発電装置が開示されている。
また、特許文献4,5には、携帯用の折り畳み可能な太陽電池セット又は太陽電池パネルが開示されている。そして、特許文献6には、屋根の修繕時などに、レール上に設置された太陽電池モジュールを移動させて1箇所に収容することができる可動式架台が開示されている。
特開2005−101103号公報 特開2009−155803号公報 特開2006−86203号公報 特開昭64−11373号公報 実開平2−42450号公報 特開2001−7373号公報
しかしながら、特許文献1−6に開示された太陽光発電装置は、建物の屋根の上から側方に向けて張り出させることができる構造とはなっていない。発電を行うときにだけ屋根の側方空間を利用できれば、発電量を増加させることができる。
そこで、本発明は、簡単な構造で建物の屋根の上から側方に向けて張り出させることによって発電量を増加させることが可能な太陽光発電装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の太陽光発電装置は、複数の太陽電池モジュールが組み込まれた建物の屋根に設置される伸縮可能な太陽光発電装置であって、前記複数の太陽電池モジュールは前記建物の屋根面と略平行する方向に伸縮可能な支持構造体に取り付けられるとともに、前記支持構造体は、風荷重が所定値以下の場合にのみ前記屋根から側方に向けて張り出させることが可能となるように製作され、かつ駆動装置の作動によって収縮可能に構成されていることを特徴とする。
ここで、前記支持構造体は、前記太陽電池モジュールの側縁を含めて構成されるパンタグラフ機構と、前記太陽電池モジュールの両側に配置される前記パンタグラフ機構の下側節点間を繋ぐ横材と、前記張り出させる部分の支点となる位置の前記横材に取り付けられる移動支点部と、前記移動支点部の軌道とするために前記屋根に敷設されるレール部と、少なくとも前記パンタグラフ機構を収縮させる駆動装置とを備えた構成とすることができる。
また、前記屋根には風速計が設置されるとともに、前記駆動装置は前記風速計の測定値が所定値以上となった場合に前記支持構造体を縮めるように制御させることもできる。
このように構成された本発明の太陽光発電装置は、複数の太陽電池モジュールが屋根面と略平行する方向に伸縮可能な支持構造体に取り付けられる。この支持構造体は、風荷重が所定値以下の場合にのみ屋根から張り出させることが可能となるように製作されている。また、駆動装置の作動によって収縮可能に構成されている。
このため、太陽光発電装置を建物の屋根の上から側方に向けて張り出させることで発電量を増加させることができる。また、風が強いときには駆動装置によって収縮させて屋根の上に収容させるのであれば、簡単な構造にすることができる。
さらに、屋根面と略平行する方向に伸縮可能な支持構造体は、パンタグラフ機構を利用することによって容易に構築することができる。さらに、駆動装置の制御に風速計の測定値を利用することによって、風が急に強くなっても自動的に収容させることができる。
本実施の形態の太陽光発電装置の屋根から側方に向けて張り出させた状態を示した説明図である。 本実施の形態の太陽光発電装置の屋根上で収容させた状態を示した説明図である。 本実施の形態の太陽光発電装置の屋根上でのみ発電させる状態を示した説明図である。 実施例の太陽光発電装置の屋根から側方に向けて張り出させた状態を示した側面図である。 実施例の太陽光発電装置の屋根から側方に向けて張り出させた状態を示した平面図である。 実施例の太陽光発電装置の屋根上で収容させた状態を示した説明図である。 図6の一部を拡大して示した説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1−3は、本実施の形態の太陽光発電装置20A,20Bの概念を説明するための図である。
この太陽光発電装置20A,20Bは、建物としての住宅1の屋根の上に設置される。本実施の形態で説明する住宅1は、陸屋根が形成される2階建ての住宅である。
ここで、住宅1の1階の屋根を下屋根11とし、2階の屋根を上屋根12とする。下屋根11と上屋根12の屋根面は、排水勾配は設けられているが略水平な平坦面となっている。
そして、下屋根11には太陽光発電装置20Aを設置し、上屋根12には太陽光発電装置20Bを設置する。2つの太陽光発電装置20A,20Bは、屋根面の広さに合わせた大きさが異なるだけで同様の構造となるため、以下では太陽光発電装置20Aの符号を使ってまとめて説明する。
太陽光発電装置20Aは、住宅1の屋根面(11)と略平行する方向に伸縮可能な支持構造体3と、その支持構造体3に組み込まれる複数の太陽電池モジュール2,・・・とによって主に構成される。
太陽電池モジュール2は、太陽エネルギーとしての太陽光を、太陽電池を利用することによって、直接、電力に変換して発電をおこなう装置である。太陽電池モジュール2は、長方形のパネル状に形成されている。
また、太陽電池モジュール2は、太陽光を受けることができる時間帯にのみ電力を供給することが可能な装置である。さらに、太陽電池モジュール2によって発電された直流電力は、通常、パワーコンディショナ(図示省略)によって交流電力に変換されて使用される。
このような太陽電池モジュール2が複数枚組み込まれる支持構造体3は、パンタグラフ機構によって伸縮可能な構成となっている。パンダグラフ機構の具体的な構成については実施例で説明するが、太陽電池モジュール2の両側にそれぞれパンタグラフ機構が取り付けられる。
また、支持構造体3は、図1に示すように、伸長時(展開時)に下屋根11から張り出される部分が張出部3aとなり、下屋根11の上に残される部分が本体部3bとなる。
詳細には、支持構造体3の途中には、下方から支持させるための移動支点部31が取り付けられており、移動支点部31よりも軒先側が張出部3aとなり、移動支点部31よりも軒元側が本体部3bとなる。要するに移動支点部31は、下屋根11から張り出させる張出部3aの支点となる。
また、この移動支点部31の軌道とするために、下屋根11の屋根面にはレール部32が敷設される。この移動支点部31は、レール部32を移動可能な手段であればよく、車輪、スライダーなどが使用できる。
さらに、太陽光発電装置20Aは、支持構造体3を伸縮させるための駆動装置を備えている。この駆動装置は、少なくとも支持構造体3を収縮させることができればよい。
例えば駆動装置には、移動支点部31をレール部32の軒先側端部とは反対側(軒元側)の端部に引き寄せることが可能な電動ウインチ、電動スクリュージャッキ、油圧シリンダなどが使用できる。
本実施の形態では、駆動装置として電動スクリュージャッキ33について説明する。この電動スクリュージャッキ33は、支持構造体3の端部に取り付けられる。
詳細には、パンタグラフ機構を伸縮方向と直交する方向に開閉させる向きで電動スクリュージャッキ33を取り付ける。このように取り付けられた電動スクリュージャッキ33を縮める方向に作動させてパンタグラフ機構の端部を閉じると、図1に示すように支持構造体3が伸びることになる。
これに対して、電動スクリュージャッキ33を伸ばすことでパンタグラフ機構の端部を開くと、図2に示すように支持構造体3が縮むことになる。このように電動スクリュージャッキ33であれば、太陽光発電装置20Aの伸縮の両方を自動的に行わせることができる。
このような支持構造体3の伸縮は、スイッチのオン又はオフによって人の手を介して行うことができる。これに対して、風速計4と連動させた自動制御にすることもできる。
本実施の形態では、住宅1の上屋根12の上に風速計4を設置する。この風速計4によって測定された測定値は、電動スクリュージャッキ33の制御部に送信される。
そして、電動スクリュージャッキ33の制御部では、所定値以上の測定値を受信したときに、電動スクリュージャッキ33を伸ばす信号を電動スクリュージャッキ33に送ることで、支持構造体3を収縮させる。
次に、本実施の形態の太陽光発電装置20A,20Bの使用方法及び作用について、図1−3を参照しながら説明する。
図1は、晴天時の日中の使用状態を示している。また、このときに風速計4によって測定される測定値は、太陽光発電装置20A,20Bの設計風荷重以下である。
このように風も弱く、太陽光発電が可能な時間帯及び天気のときには、電動スクリュージャッキ33を縮めて、下屋根11又は上屋根12から張り出される状態になるまで、太陽光発電装置20A,20Bを広げる。
要するに建築基準法が求める風荷重や積雪荷重が作用しない状態のときには、太陽光発電装置20A,20Bを最大限に展開して、下屋根11又は上屋根12から張り出させることができる。
また、太陽電池モジュール2の支持構造体3への取り付け角度は、この最大伸長時に最も発電効率が良くなる角度に設定する。なお、太陽光発電装置20A,20Bの張り出し量は、住宅1の敷地内に収まる範囲にする。
これに対して、図2に示すように台風が接近しているときや、風速計4によって設計風荷重以上の風速が測定されたときには、風速計4から制御部に送られた測定値に基づく信号によって、電動スクリュージャッキ33を伸ばす。
図2は、太陽光発電装置20A,20Bが最も折り畳まれた状態を示している。なお、降雪時など積雪荷重が太陽光発電装置20A,20Bに作用しそうな天候の場合にも、電動スクリュージャッキ33を伸ばして、支持構造体3が最も折り畳まれる状態にする。
一方、図3は、曇りや雨の日、又は夜間など、太陽光発電がそれほど行われない又はまったく発電しないときの状態を示している。このような発電量が少ないときであっても、風が弱い場合は、下屋根11及び上屋根12の範囲で太陽光発電装置20A,20Bを展開しておくことができる。
また、この状態からであれば、太陽光発電装置20A,20Bの支持構造体3を少し伸ばすだけで、迅速に下屋根11又は上屋根12から張り出された状態に切り替えることができる。
このように構成された本実施の形態の太陽光発電装置20A,20Bは、複数の太陽電池モジュール2,・・・が屋根面と略平行する方向に伸縮可能な支持構造体3に取り付けられる。
この支持構造体3は、風荷重が所定値以下の場合にのみ屋根(11,12)から張り出させることが可能となるように製作されている。また、電動スクリュージャッキ33の作動によって収縮可能に構成されている。
このため、太陽光発電装置20A,20Bを住宅1の屋根(11,12)の上から側方に向けて張り出させることで発電量を増加させることができる。また、風が強いときには電動スクリュージャッキ33によって収縮させて屋根(11,12)の上に収容するようにすれば、大きな風荷重や積雪荷重に抵抗可能な構造にする必要がなく、簡単な構造にすることができる。
特に、電動スクリュージャッキ33の制御に風速計4の測定値を利用することによって、例えば留守中に風が急に強くなっても自動的に支持構造体3を縮めて、太陽光発電装置20A,20Bを屋根(11,12)の上に収容させることができる。
また、太陽光発電装置20A,20Bを折り畳めるようにすることで、下屋根11及び上屋根12の修繕工事や、装置の維持管理などを容易に行うことができるようになる。
以下、前記した実施の形態の実施例について、図4−7を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一符号又は同一用語を使って説明する。
本実施例では、パンタグラフ機構となる支持構造体6の具体的な構成について説明する。本実施例の太陽光発電装置50は、支持構造体6に複数の太陽電池モジュール5,・・・が取り付けられる。
この太陽電池モジュール5は、図6に示すように、両側に側縁51,51が取り付けられるとともに、上方及び下方の縁部にも端縁52,53が取り付けられる。この側縁51及び端縁52,53は、形鋼などの鋼材によって形成することができる。
そして、支持構造体6は、図4,5に示すように、移動支点部61よりも軒先側の張出部6aと、移動支点部61よりも軒元側の本体部6bとによって構成される。
また、支持構造体6のパンタグラフ機構は、太陽電池モジュール2の両側に配置される。このパンタグラフ機構は、太陽電池モジュール2の側縁51、短アーム63及び長アーム64を組み合わせることによって構成される。
詳細には、短アーム63及び長アーム64と太陽電池モジュール2の側縁51とが、中央節点65、上側節点66A及び下側節点66Bにおいて回動可能となるように接続される。
この短アーム63、長アーム64及び側縁51には、溝形鋼、リップ付き溝形鋼、角形鋼管などの鋼材が使用できる。また、長アーム64は側縁51と略同じ長さに成形され、短アーム63は長アーム64の略半分の長さに成形される。
この短アーム63及び長アーム64と側縁51との接続について、図4,5を参照しながら具体的に説明すると、張出部6aの軒先側においては、最も張り出される太陽電池モジュール5Aの側縁51の略中央となる中央節点65において、短アーム63の一端が接続される。
そして、太陽電池モジュール5Aの軒元側に隣接する太陽電池モジュール5Bの側縁51の下がった側の端部となる下側節点66Bに、短アーム63の他端が接続される。
一方、太陽電池モジュール5Aの側縁51の上がった側の端部となる上側節点66Aには、長アーム64の一端が接続される。この長アーム64の中央は、太陽電池モジュール5Bの側縁51の中央節点65に接続される。さらに、この長アーム64の他端は、太陽電池モジュール5Cの側縁51の下側節点66Bに接続される。以下、この繰り返しとなる。
また、中央節点65における接続は、図7に示すように、長アーム64と側縁51との間にスペーサ65aを介在させるとともに、それらを貫通させる軸部651によって回動自在となるように行われる。
さらに、上側節点66A又は下側節点66Bによる接続は、長アーム64と側縁51との間にスペーサ66a又はスペーサ66bを介在させるとともに、それらを貫通させる軸部661によって回動自在となるように行われる。
一方、図6,7に示すように太陽電池モジュール5の両側に取り付けられるパンタグラフ機構の下側節点66B,66B間は、横材67によって連結される。本実施例では、2列の太陽電池モジュール5,・・・群に対して、連続した横材67が配置されている。
この横材67の上面には、上述した下側節点66Bのスペーサ66bの下方に突出された下端が固着される。すなわち、太陽電池モジュール5の両側のパンタグラフ機構は、下側節点66Bを介して横材67に支持されることになる。
この横材67は、すべての下側節点66B,66B間を繋ぐように、支持構造体6の伸縮方向に間隔を置いて複数、設けられる。そして、張出部6aの支点となる位置の横材67の端部に、図4に示すように移動支点部61が取り付けられる。
また、この移動支点部61の軌道とするために、屋根13の上面にはレール部62が敷設される。このレール部62は、図7に示すように断面視略L字形のL形鋼によって形成される。そして、レール部62は、屋根13の上に設置された台座62aに固定される。
一方、このレール部62を移動させる移動支点部61は、車輪61aと、その回転軸となる車軸61bと、車軸61bを横材67の端部に支持させるための支持台61cとによって主に構成される。
また、横材67には、移動時の脱落を防止するための脱輪防止具671が取り付けられる。この下方に垂下した脱輪防止具671がレール部62の側縁に接触することによって、それ以上の側方へのずれ(移動)が制限されて脱輪が防止される。
このように屋根13面と略平行する方向に伸縮可能な支持構造体6は、パンタグラフ機構を利用することによって容易に製作することができる。また、このように構成された支持構造体6であれば、屋根13から側方に向けて張り出させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態及び実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態及び実施例では、陸屋根が形成された建物に太陽光発電装置20A,20B,50を設置する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、切妻屋根や片流れ屋根等の傾斜屋根にも本発明の太陽光発電装置を設置することができる。
また、前記実施の形態では、風速計4による測定結果によって電動スクリュージャッキ33を伸長させて支持構造体3を収縮させる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば地震予測を取り込んで駆動装置を作動させることもできる。
1 住宅(建物)
11 下屋根(屋根)
12 上屋根(屋根)
13 屋根
2 太陽電池モジュール
20A,20B 太陽光発電装置
3 支持構造体
3a 張出部
31 移動支点部
32 レール部
33 電動スクリュージャッキ(駆動装置)
4 風速計
5 太陽電池モジュール
50 太陽光発電装置
51 側縁
6 支持構造体
6a 張出部
61 移動支点部
62 レール部

Claims (2)

  1. 複数の太陽電池モジュールが組み込まれた建物の屋根に設置される伸縮可能な太陽光発電装置であって、
    前記複数の太陽電池モジュールは前記建物の屋根面と略平行する方向に伸縮可能な支持構造体に取り付けられるとともに、
    前記支持構造体は、風荷重が所定値以下の場合にのみ前記屋根から側方に向けて張り出させることが可能となるように製作され、かつ駆動装置の作動によって収縮可能に構成されているものであって、
    前記張り出させる部分の支点となる位置に移動支点部が取り付けられていて、
    前記支持構造体は、前記太陽電池モジュールの側縁を含めて構成されるパンタグラフ機構と、前記太陽電池モジュールの両側に配置される前記パンタグラフ機構の下側節点間を繋ぐ横材と、前記張り出させる部分の支点となる位置の前記横材に取り付けられる前記移動支点部と、前記移動支点部の軌道とするために前記屋根に敷設されるレール部と、少なくとも前記パンタグラフ機構を収縮させる前記駆動装置とを備えたことを特徴とする太陽光発電装置。
  2. 前記屋根には風速計が設置されるとともに、前記駆動装置は前記風速計の測定値が所定値以上となった場合に前記支持構造体を縮めるように制御されることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電装置。
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