JP6452209B2 - socks - Google Patents
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Description
この発明は、人が足に履く靴下に関する。 The present invention relates to a sock worn by a person on a foot.
従来、様々な機能性のある靴下が提案されている。
例えば、矯正機能付き靴下が提案されている(特許文献1参照)
この矯正機能付き靴下は、中足骨靭帯に対応する足裏部及びその両側部に当接する部分を弾性材で構成し、中足骨靭帯に対応する足表部に当接する部分を前記弾性材より弾性の低い材料で構成する。これにより、足表部から足裏部に向かっては締め付けないので、中足骨靭帯を所望の横アーチ状に上手く再生できるとされている。また、アキレス腱部分に第2弾性領域を設けることも記載されている。
しかしながら、文献1の発明は、転倒を防止するようなものではなかった。
Conventionally, socks having various functions have been proposed.
For example, socks with a correction function have been proposed (see Patent Document 1).
This sock with a corrective function includes a sole that corresponds to the metatarsal ligament and a portion that abuts on both sides thereof with an elastic material, and a portion that abuts on the foot surface corresponding to the metatarsal ligament. Consists of a less elastic material. Thereby, since it does not clamp | tighten from a foot surface part toward a sole part, it is supposed that a metatarsal ligament can be reproduced | regenerated well in desired lateral arch shape. It is also described that a second elastic region is provided in the Achilles tendon portion.
However, the invention of
この発明は、上述の問題に鑑みて、転倒防止に役立たせることができる靴下を提供し、利用者の満足度を向上させることを目的とする。 In view of the above-described problems, an object of the present invention is to provide a sock that can be useful for preventing falls and to improve user satisfaction.
この発明は、人の足のアキレス腱裏から内踝の間、および前記アキレス腱裏から外踝の間に、周囲の他の部分よりも伸縮する力の強い弾性部が設けられ、前記弾性部は、前記アキレス腱裏から前記内踝の間にある内側強弾性部と、前記アキレス腱裏から前記外踝の間にある外側強弾性部とに分離して設けられ、前記内側強弾性部と前記外側強弾性部の間の前記アキレス腱裏に、前記内側強弾性部と前記外側強弾性部より弾性が弱いか非弾性であるアキレス腱解放部を備えた靴下であることを特徴とする。 According to the present invention, an elastic portion having a stronger force than the other surrounding portions is provided between the back of the Achilles tendon and the inner heel of a human foot and between the back of the Achilles tendon and the outer heel, and the elastic portion includes the Achilles tendon. Provided separately from an inner ferroelastic portion between the back and the inner heel and an outer ferroelastic portion between the Achilles tendon and the outer heel, between the inner ferroelastic portion and the outer ferroelastic portion. The sock is provided with an Achilles tendon release portion on the back of the Achilles tendon that is less elastic or inelastic than the inner strong elastic portion and the outer strong elastic portion .
この発明により、転倒防止に役立たせることができる靴下を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a sock that can be used for prevention of falling.
本発明の発明者は、転倒しやすい人や足をぐねりやすい人などの転倒や足のぐねりを防止できるように、鋭意研究を行った。転倒や足をぐねる原因として、足が内向きに傾いた状態で足の小指球側から接地させるような歩行となり、この小指球側が内側に入りすぎて足をぐねる、あるいは転倒するといったことが生じていることがわかった。このような接地の状態を改善するためには、足裏を小指球側から接地させるのではなく、まっすぐ平行に接地するように改善できれば良い。 The inventor of the present invention has conducted intensive research so as to prevent a person who falls easily or a person who easily twists his / her foot from falling or twisting his / her foot. As a cause of falling or twisting the foot, walking with the foot tilted inward is grounded from the little ball side of the foot, and the little ball side goes too far inside and turns or falls. Was found to have occurred. In order to improve such a grounding state, it is only necessary to improve so that the sole is grounded in parallel and not from the little ball side.
そこで、発明者は、様々な靴下の形状を検討した。そして、アキレス腱から踝にかけて靴下が体表面から離れて浮いていることがその原因の一つであり、この部分の靴下を体表面に接触させると、小指球側から接地していた歩行をまっすぐに近い状態で接地するようになることを見出した。 Therefore, the inventors examined various sock shapes. And one of the causes is that the socks float away from the body surface from the Achilles tendon to the heel, and when this part of the socks is in contact with the body surface, the walking that was grounded from the little finger ball side is straightened I found out that it would come close to grounding.
そして、踝からアキレス腱の間における靴下の弾性を変化させることで、アキレス腱から踝の間で靴下が体表面から浮かずにできるだけ体表面に接触するようにできることを発明した。また、足指をしっかり広げて接地させ、浮指を防止することで、上述したような足をぐねることや転倒をさらに防止できることを発明した。 The inventors have invented that by changing the elasticity of the sock between the heel and the Achilles tendon, the sock can be brought into contact with the body surface as much as possible without floating from the body surface between the Achilles tendon and the heel. In addition, the present inventors have invented that the above-described twisting and falling can be further prevented by spreading the toes firmly and grounding to prevent floating fingers.
以下、これらの要素をすべて加えたこの発明の一実施形態を図面と共に説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention to which all of these elements are added will be described with reference to the drawings.
図1は、人が履いた状態の靴下1の右側面図を示し、図2は踝付近で横断した靴下1の平面図を180度回転させた図を示し、図3は、人が履いた状態の靴下1の底面図を90度左へ倒した状態の図を示し、図4は縦断した靴下1の右側面断面図を示す。
1 shows a right side view of the
図1に示すように、靴下1は、開口されているリング状の縁部2と、この縁部2から繋がる足首部3と、足首部3の下方背面から底面に繋がる踵部9と、足首部3の正面側と踵部9から繋がる足先部4と、足先部4の先に繋がる足指部5とを有している。
As shown in FIG. 1, the
靴下1の全体は、適宜の編み方で編まれた編み物で形成されている。
靴下1の踵部9と足首部3との間の後方部分には、左右の踝Kからアキレス腱裏K5(図2参照)のある後方中央にかけて、転倒防止用密着部20が設けられている。この転倒防止用密着部20の幅L11(図1の上下幅)は、人が履いた状態で1.5cm〜5cmとなるように形成することができ、2cm〜4cmとなるように形成することが好ましく、この実施例では好適な2.5cm程度となるように形成されている。転倒防止用密着部20から接地面までの高さL12は、接地面から踝Kの高さまでより前記幅L11の半分程度低い高さとなっている。
The
In the rear part between the
図2に示すように、転倒防止用密着部20は、内踝K1から後方へ続く内側弱弾性部21と、そこからさらに後方のアキレス腱付近まで続く内側強弾性部22と、そこから続くアキレス腱の裏部分のアキレス腱解放部23と、アキレス腱解放部23から外踝K2へ向かって途中まで続く外側強弾性部24と、そこからさらに外踝K2に続く外側弱弾性部25を有している。内側弱弾性部21から外側弱弾性部25までの前方には、靴下1全体の素材および編み方と同じ素材で同じ編み方に編まれた通常編み部29が設けられている。
As shown in FIG. 2, the fall-preventing
内側弱弾性部21(および外側弱弾性部25)は、周方向の一端が内踝K1(および外踝K2)にかかるように形成され、この一端から内側強弾性部22(および外側強弾性部24)に接続される他端までの長さL51(および長さL55)が、内踝K1(および外踝K2)の中心からアキレス腱の中心までの距離の半分以下に形成されている。この長さL51(および長さL55)は、人が履いた状態で2cm〜4cm程度となるように形成することができ、2.5cm〜3.5cm程度となるように形成することが好ましく、この実施例では好適な3cm程度となるように形成されている。この内側弱弾性部21(および外側弱弾性部25)は、幅方向(図1の上下方向)に伸びるリブが周方向(図1の左右方向)に並んでいる形状で、かつ、靴下1の全体を構成する通常編み部29よりも周方向の弾性が少し強い(伸ばすために少し強い力が必要で縮もうとする力も少し強い)編み方又は/及び素材により構成されている。
The inner weak elastic portion 21 (and the outer weak elastic portion 25) is formed so that one end in the circumferential direction is applied to the inner collar K1 (and the outer collar K2). The length L51 (and the length L55) to the other end connected to is formed to be less than half of the distance from the center of the inner collar K1 (and outer collar K2) to the center of the Achilles tendon. This length L51 (and length L55) can be formed to be about 2 cm to 4 cm when worn by a person, and is preferably formed to be about 2.5 cm to 3.5 cm. In this embodiment, it is formed so as to have a suitable thickness of about 3 cm. The inner weak elastic portion 21 (and the outer weak elastic portion 25) has a shape in which ribs extending in the width direction (vertical direction in FIG. 1) are arranged in the circumferential direction (left and right direction in FIG. 1), and the
内側強弾性部22(および外側強弾性部24)は、周方向の一端が内側弱弾性部21(および外側弱弾性部25)に接続され、この一端からアキレス腱解放部23に接続される他端までの長さL52(および長さL54)が、内踝K1(および外踝K2)の中心からアキレス腱の中心までの距離の四分の一以上に形成され、好ましくは三分の一以上に形成されている。この長さL52(および長さL54)は、人が履いた状態で1.5cm〜4cm程度となるように形成することができ、2cm〜3.5cm程度となるように形成することが好ましく、この実施例では好適な2.5cm程度となるように形成されている。この内側強弾性部22(および外側強弾性部24)は、この内側弱弾性部21(および外側弱弾性部25)は、幅方向(図1の上下方向)に伸びるリブ(内側弱弾性部21および外側弱弾性部25よりも凹凸の強いリブ)が周方向(図1の左右方向)に並んでいる形状で、かつ、内側弱弾性部21(および外側弱弾性部25)よりもさらに周方向の弾性が強い(伸ばすために強い力が必要で縮もうとする力も強い)編み方又は/及び素材により構成されている。
The inner ferroelastic portion 22 (and the outer ferroelastic portion 24) has one end in the circumferential direction connected to the inner weak elastic portion 21 (and the outer weak elastic portion 25), and the other end connected from this one end to the Achilles
アキレス腱解放部23は、内側強弾性部22と外側強弾性部24の間に設けられている。このアキレス腱解放部23は、内側強弾性部22および外側強弾性部24よりも弾性が弱く(伸ばすために必要な力が弱くてすみ、縮もうとする力も弱い)形成されている。内側強弾性部22に接続されるアキレス腱解放部23の一端から、外側強弾性部24に接続されるアキレス腱解放部23の他端までの長さL53は、人が履いた状態で0.5cm〜3cm程度となる長さに形成することができ、1.0〜2.5cm程度となる長さに形成することが好ましく、この実施例では好適な1.5cm程度に形成されている。
The Achilles
この構成により、転倒防止用密着部20は、内側弱弾性部21と外側弱弾性部25が、その外周に比べて弾性の度合いが強く(伸ばすのに強い力が必要で縮む力も強い)、かつ、アキレス腱の裏に対応するアキレス腱解放部23や通常編み部29の弾性の度合いを低く(呼ばすのに必要な力が弱く縮む力も弱い)することができる。これにり、内踝K1(および外踝K2)からアキレス腱のある部位までの間に存在する内側弱弾性部21(および外側弱弾性部25)を、人の足の表面にできるだけ接触させることができる。
With this configuration, the inner side weak
すなわち、一般的な靴下は、踝からアキレス腱までの間で人の足の表面から靴下素材が浮いて接触しないことが多い。これに対して、内踝K1(および外踝K2)からアキレス腱のある部位までの間に存在する内側弱弾性部21と内側強弾性部22(および外側強弾性部24と外側弱弾性部25)を、人の足の表面にできるだけ接触させることで、該当部位を刺激でき、足が内向きに傾いた状態で接地させて転倒や足をぐねるといったことを防止することができる。つまり、一般に、足の内側が持ち上がって足の外側を接地させるように歩いてしまい、足をぐねる、あるいは転倒するといったことが生じやすい。これに対して、内踝K1(および外踝K2)からアキレス腱のある部位までの間部分について、体表面から離れている一般の靴下と異なり、この靴下1であれば体表面にできるだけ接触させることができる。特に、外踝K2の下側やや後方に存在する踵腓靭帯を外側強弾性部24および外側弱弾性部25により押さえて刺激することができ、これによって自然に足の小指側を普段より上げる方向へ変化させることができ、ぐねることや転倒をしっかり防止できる。
That is, in general socks, the sock material floats from the surface of a person's foot between the heel and the Achilles tendon and often does not come into contact. On the other hand, the inner weak
足先部4は、土踏まず部分8を含めて一定幅で上下左右の一周をぐるりと囲む土踏まず締め付け部37が設けられている。土踏まず締め付け部37の幅L6(図3参照,図3の左右方向)は、人が履いた状態で3cm〜7cm程度となるように形成することができ、4cm〜6cm程度となるように形成することが好ましく、この実施例では好適な5cm程度となるように形成されている。
The
この土踏まず締め付け部37は、幅方向(図1の左右方向)に伸びるリブが周方向(図1の上下方向および奥行方向)に並んでいる形状で、かつ、靴下1の全体を構成する通常編み部29(図2参照)よりも周方向の弾性が少し強い(伸ばすために少し強い力が必要で縮もうとする力も少し強い)編み方又は/及び素材により構成されている。
The
この弾性により、土踏まず締め付け部37は、骨のある足の甲へ向かって土踏まずを含む足裏を持ち上げるように締め付ける。このような締め付けにより、靴下1の土踏まず締め付け部37は、履いている人の足先に対して、足の指球中心7から踵部9にかけて前後両端が下がり中央が上がる湾曲したアーチを作るように補助することができる。これにより、下方へ下がる指球中心7のさらに先にある足指部5に対して、下方へ向かって接地するように補助することができる。
Due to this elasticity, the
また、足先部4は、指球中心7を端部として土踏まず側に一定幅で上下左右の一周をぐるりと囲む左右締め付け部35が設けられている。左右締め付け部35の幅L4(図3参照,図3の左右方向)は、人が履いた状態で0.5cm〜3cm程度となるように形成することができ、1cm〜2cm程度となるように形成することが好ましく、この実施例では好適な1.5cm程度となるように形成されている。
Further, the
この左右締め付け部35は、上面側(足の甲側)で、親指の中心程度の位置から小指の中心程度の位置までの範囲の左右強締め付け部35aと、それ以外の範囲(足裏を含む)の左右弱締め付け部35bにより構成されている。
The left and right tightening
左右弱締め付け部35bは、幅方向(図1の左右方向)に伸びるリブが周方向(図1の上下方向および奥行方向)に並んでいる形状で、かつ、靴下1の全体を構成する通常編み部29(図2参照)よりも周方向の弾性が少し強い(伸ばすために少し強い力が必要で縮もうとする力も少し強い)編み方又は/及び素材により構成されている。
The right and left
左右強締め付け部35aは、幅方向(図1の左右方向)に伸びるリブ(左右弱締め付け部35bよりも凹凸の強いリブ)が周方向(図1の上下方向および奥行方向)に並んでいる形状で、かつ、左右弱締め付け部35bよりも周方向の弾性がさらに強い(伸ばすためにさらに強い力が必要で縮もうとする力もさらに強い)編み方又は/及び素材により構成されている。
The right and left
この弾性により、左右締め付け部35は、足の第一中足骨の足指側と第五中足骨の足指側を下方で内へ寄せるように締め付ける。このような締め付けにより、靴下1の左右締め付け部35は、履いている人の足先部分に対して、足の左右方向の両端が下がり中央が上がるように湾曲するアーチを作るように補助することができる。これにより、第一中足骨の先にある親指および第五中足骨の先にある小指を、左右外側でかつ下方に向かって広げるように補助することができる。
By this elasticity, the left and right tightening
また、この左右締め付け部35は、その周囲とクッション性があまり変わらないかそれより低いように編み込まれている。これにより、左右締め付け部35は、靴下1を履く人が指球(特に母指球)を地面に衝突させるように歩くようになることを防止できる。すなわち、指球(特に母指球)のクッション性が高いと、それを履く人が無意識にそのクッション部分を地面に当てるように歩くようになる。そのようになると、浮指が進行するか、浮指でなかった人が浮指になる可能性が出てくる。これに対して、指球部のクッション性を高めない(抑える)ことにより、指球を地面に当てるような歩き方とならずに、適切な接地状態および歩き方を促すことができる。
Further, the left and right tightening
図3に示すように、靴下1の底部には、親指部5a、人差し指部5b、中指部5c、および薬指部5dに対応する四指用凸状刺激部31と、小指部5eに対応する小指用凸状刺激部33により構成される凸状刺激部30が設けられている。この凸状刺激部30は、パイルクッション等の適宜のクッション性のある素材により形成されている。これにより、足裏に接触しやすくして刺激を与えやすくすると共に、歩行時等に踏まれても違和感が出にくいようにしている。
As shown in FIG. 3, at the bottom of the
親指部5a、人差し指部5b、中指部5c、および薬指部5dは、いずれも、幅よりも長さの方が長く形成されており、特に、人差し指部5bは、基部から先端までの長さが親指部5aと同じ長さに形成されている。これにより、人によって人差し指の長さがまちまちであり、親指より人差し指が長い人であっても、人差し指にのみ過度に窮屈な状態を避けることができ、各指を自由な状態にできる。
The
また、親指部5a、人差し指部5b、中指部5c、および薬指部5dの付け根部分は、いずれもほぼ横並びに構成されているが、小指部5eと薬指部5dの間である小指部5eの付け根部分のみ、土踏まず側へ大きく下げて配置している。これにより、親指をしっかり親指部5aに通し、かつ、小指をしっかり小指部5eに通しつつ、他の指も窮屈ではない状況で人差し指部5b、中指部5c、および薬指部5dに通して快適に利用できるように構成されている。
In addition, the base portions of the
四指用凸状刺激部31は、親指部5aの付け根の関節線6a(人の親指の付け根にある関節の線)、人差し指部5bの付け根の関節線6b(人の人差し指の付け根にある関節の線)、中指部5cの付け根の関節線6c(人の中指の付け根にある関節の線)、および薬指部5dの付け根の関節線6d(人の薬指の付け根にある関節の線)の位置である関節線位置P1から、足の指球中心7の位置である指球中心位置P2(母子球の中心の位置)までの間に設けられている。この実施例では、四指用凸状刺激部31は、関節線位置P1と指球中心位置P2の中心位置よりも関節線位置P1側に設けられている。詳述すると、四指用凸状刺激部31は、間接線6a,6b,6c,6dの位置に設けられるか、もしくは、間接線6a,6b,6c,6dの位置である関節線位置P1から四指用凸状刺激部31の中心位置までの距離L2が、四指用凸状刺激部31の中心位置から指球中心位置P2までの距離L3より短くなる位置に設けることができ、距離L3の二分の一以下となる位置に設けることが好ましく、距離L3の三分の一以下となる位置に設けることがより好ましく、この実施例では好適な距離L3の四分の一程度の位置に設けられている。
The
また、四指用凸状刺激部31の長さは、親指部5aの中心より外側(図3の上側)、すなわち親指部5aのほぼ全体をカバーできる位置から、薬指部5dの中心より外側(図3の下側)、すなわち薬指部5dのほぼ全体をカバーできる位置までの長さに形成されている。
Further, the length of the
小指用凸状刺激部33は、小指部5eの付け根にある関節線6e(人の小指にある付け根の関節の線)の位置である関節線位置P3から、足の指球中心7の位置である指球中心位置P2(母子球の中心の位置)までの間(若しくは小指球の中心までの間)に設けられている。この位置は、小指部5eの付け根部分よりも土踏まず側であり、小指部5eの付け根部分よりも指先側にある四指用凸状刺激部31とは明確に異なる位置となっている。この小指用凸状刺激部33は、間接線6eの位置に設けられるか、もしくは、間接線6eの位置である関節線位置P3から、指球中心位置P2までの間に設けられることが好ましい。
The
四指用凸状刺激部31の足裏縦方向(図3の左右方向)の位置から小指用凸状刺激部33の足裏縦方向の位置までの距離L9は、0.5cm〜1.5cmとすることができ、この実施例では好適な1cm程度に形成されている。
A distance L9 from the position in the sole vertical direction (left and right direction in FIG. 3) of the convex stimulation portion for four
四指用凸状刺激部31および小指用凸状刺激部33の幅(図3の左右方向)は、人が履いた状態で0.1cm〜1.5cmとなる幅にすることができ、0.2cm〜1.0cmとなる幅にすることが好ましく、この実施例では好適な0.8cm程度に形成されている。
The width (the left-right direction in FIG. 3) of the
四指用凸状刺激部31および小指用凸状刺激部33の厚さは、図4の断面図に示すように、周囲の厚さ(通常編み部29の厚さ)よりも厚くして内側(足側)に凸となるように構成されており、0.1cm〜0.5cmとすることが好ましく、この実施例では好適な0.3cm程度に形成されている。
As shown in the cross-sectional view of FIG. 4, the thicknesses of the
この構成により、凸状刺激部30は、関節線6(6a,6b,6c,6d,6e)のある足指の付け根から肉球の間で足裏を刺激する。このため、この靴下1を履いた人は、身体の条件反射によって自然と足指部5が曲がり、足指部5が地面に接地するようになる。特に、凸状刺激部30は、指球中心7から足指部5側へ外れているため、接地面と足の間で体重がかかる部分には存在せず、履いている人にとって違和感のない良好な履き心地を提供するとともに、凸状刺激部30をクッションのようにして凸状刺激部30を地面に当てるように歩くようになることを防止できる。
With this configuration, the
また、凸状刺激部30は、四指用凸状刺激部31と小指用凸状刺激部33で異なる位置に設けられているため、四指用凸状刺激部31により親指部5a、人差し指部5b、中指部5c、および薬指部5dをしっかりと曲げさせ、小指用凸状刺激部33により小指部5eをしっかりと曲げさせることができる。もし仮に小指用凸状刺激部33が足裏の縦方向における四指用凸状刺激部31と同じ位置にあれば、小指部5eの裏に接触してしまい、十分な機能を発揮できない。これに対して、靴下1は、小指部5eに対応する小指用凸状刺激部33の位置のみ異ならせたため、小指部5eにも適切な刺激をあたえてしっかりと曲げさせることができ、浮指の防止や改善に役立てることができる。
Moreover, since the
また、小指用凸状刺激部33は、薬指部5dの対応位置にかかるくらい長く形成されているため、小指部5eを確実かつ良好に刺激でき曲げさせることができる。この小指用凸状刺激部33が薬指部5d対応部分にかかっていたとしても、薬指部5dは四指用凸状刺激部31により曲げられるために問題が無い。
Further, since the
また、上述した左右締め付け部35により足先に対して左右方向にアーチを作るように補助されるため、これによりしっかりと開いた足指部5を凸状刺激部30により接地させるように曲げることができ、より効果的に浮指の防止や改善に役立てることができる。
In addition, since the left and right tightening
さらに、上述した土踏まず締め付け部37により足先の前後方向のアーチを作ることで、足指部5の先が自然に接地方向に向くように補助されるため、さらに効果的に浮指の防止や改善に役立てることができる。
Further, by creating an arch in the front-rear direction of the toe by the above-mentioned
なお、靴下1全体を構成する通常編み部29は、適宜の弾性素材を用いて構成されることが望ましく、弾性が強い編み方又は/及び素材により構成されている部位は、必要な弾性の強さに応じて、より強い弾性力を持つゴム糸を挿入した素材により形成されている。
Note that the
また、本願発明と実施形態の対応において、
弾性部は、内側弱弾性部21、内側強弾性部22、アキレス腱解放部23、外側強弾性部24、および外側弱弾性部25に対応するが、この発明は本実施形態に限られず他の様々な実施形態とすることができる。
In the correspondence between the present invention and the embodiment,
The elastic portions correspond to the inner weak
例えば、この実施形態では四指用凸状刺激部31と小指用凸状刺激部33を離間させて別々に備えた二段構成としたが、手縫い等で湾曲させて配置して図示された四指用凸状刺激部31と小指用凸状刺激部33の間も続けて同じ凸状刺激部を設けてもよい。この場合も、同じように機能を発揮することができる。
For example, in this embodiment, the four-finger
また、靴下1を編み物として構成したが、織物として構成してもよい。
また、靴下1は、一般的な長さの靴下(ショートソックス)としたが、これに限らず、脛部分まで長いハイソックス、膝上まであるニーハイソックス、およびタイツなど、少なくとも踝からアキレス腱を覆う様々な靴下に利用することができる。この場合も備えた機能部の機能を発揮させることができる。
Moreover, although the
In addition, the
この発明は、靴下を製造販売する産業、および靴下を利用して健康を増進する産業に利用することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used in industries that manufacture and sell socks and industries that promote socks using socks.
1…靴下
21…内側弱弾性部
22…内側強弾性部
23…アキレス腱解放部
24…外側強弾性部
25…外側弱弾性部
K1…内踝
K2…外踝
K5…アキレス腱裏
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記弾性部は、
前記アキレス腱裏から前記内踝の間にある内側強弾性部と、
前記アキレス腱裏から前記外踝の間にある外側強弾性部とに分離して設けられ、
前記内側強弾性部と前記外側強弾性部の間の前記アキレス腱裏に、前記内側強弾性部と前記外側強弾性部より弾性が弱いか非弾性であるアキレス腱解放部を備えた
靴下。 Between the inner malleolus from Achilles tendon back of the human foot, and between the outer ankle from the Achilles tendon back, strong elastic portion of the force that expands and contracts than other portions of the periphery are provided,
The elastic part is
An inner strong elastic portion between the back of the Achilles tendon and the inner heel,
Provided separately from the Achilles tendon back and the outer strong elastic part between the outer collars,
A sock comprising an Achilles tendon release portion that is less elastic or inelastic than the inner ferroelastic portion and the outer ferroelastic portion on the back of the Achilles tendon between the inner ferroelastic portion and the outer ferroelastic portion. .
請求項1記載の靴下。 The inner ferroelastic portion and the outer ferroelastic portion are both a quarter or more of the length from the center of the heel to the center of the Achilles tendon, and from the center of the heel to the center of the Achilles tendon. The sock according to claim 1, wherein the sock is shorter than the length .
前記内側強弾性部と前記内踝の間に、前記内側強弾性部よりは弾性が弱いが他の周辺組織よりも弾性が強い内側弱弾性部を備え、
前記外側強弾性部は、前記外踝と前記アキレス腱裏の間における前記アキレス腱側に配置され、
前記外側強弾性部と前記外踝の間に、前記外側強弾性部よりは弾性が弱いが他の周辺組織よりも弾性が強い外側弱弾性部を備えた
請求項1、または2記載の靴下。
The inner strong elastic part is disposed on the Achilles tendon side between the inner collar and the Achilles tendon back,
Between the inner strong elastic part and the inner collar, an inner weak elastic part having a weaker elasticity than the inner strong elastic part but stronger than other surrounding tissues,
The outer strong elastic portion is disposed on the Achilles tendon side between the outer collar and the Achilles tendon back,
The outer weak elastic portion between the outer strong elastic portion and the outer collar is provided with an outer weak elastic portion that is weaker than the outer strong elastic portion but stronger than other surrounding tissues. Socks.
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