JP6443956B2 - 移動体通信システム、移動体通信装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は移動体通信システム、移動体通信装置、通信方法、及びプログラムに関する。
無線ネットワークに関する様々な技術開発が行われてきた。例えば、特許文献1は、無線ネットワークにおいてインターネットプロトコル(IP)アドレスを無線クライアントに割り当てる方法を開示している。特許文献1には、無線ネットワークにおけるIPトンネルを介した通信も開示されている。
近年、モバイル回線のブロードバンド化が進展しており、大容量の通信を行うことができるようになってきた。また、複数の無線リンクを使用できるモバイルルータは、複数の無線リンクを束ねることで広帯域化を実現できる。
しかしながら、通信の品質及び秘匿性の確保が不十分であるという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、通信の品質及び秘匿性が向上する移動体通信システム、移動体通信装置、通信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、通信の品質及び秘匿性が向上する移動体通信システム、移動体通信装置、通信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明にかかる移動体通信システムは、第1移動体通信装置と、第2移動体通信装置とを具備する。前記第1移動体通信装置は、第1固定IPアドレスが割り振られる第1無線通信モジュールを含む複数の無線通信モジュールを備える。前記第2移動体通信装置は、第2固定IPアドレスが割り振られる第2無線通信モジュールを含む複数の無線通信モジュールを備える。前記第1移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールと前記第2移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールが、複数のIPトンネルでそれぞれ接続される。前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールが第1IPトンネルで接続される。
本発明にかかる移動体通信装置は、第1固定IPアドレスが割り振られる第1無線通信モジュールを含む複数の無線通信モジュールを具備する。前記複数の無線通信モジュールは、相手側移動体通信装置が備える複数の無線通信モジュールと複数のIPトンネルでそれぞれ接続される。前記相手側移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールは、第2固定IPアドレスが割り振られる第2無線通信モジュールを含む。前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールが第1IPトンネルで接続される。
本発明にかかる通信方法は、第1移動体通信装置が備える複数の無線通信モジュールと第2移動体通信装置が備える複数の無線通信モジュールを複数のIPトンネルでそれぞれ接続する。前記第1移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールは、第1固定IPアドレスが割り振られる第1無線通信モジュールを含む。前記第2移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールは、第2固定IPアドレスが割り振られる第2無線通信モジュールを含む。前記第1移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールと前記第2移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールを前記複数のIPトンネルでそれぞれ接続することは、前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールを第1IPトンネルで接続することを含む。
本発明にかかる通信方法は、第1固定IPアドレスが割り振られる第1無線通信モジュールが、第2固定IPアドレスが割り振られる第2無線通信モジュールに第1トンネル接続要求を送信し、前記第1無線通信モジュールが、前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールを接続する第1IPトンネルを介して前記第2無線通信モジュールにIPアドレス取得要求を送信し、第3無線通信モジュールが、前記IPアドレス取得要求に基づいて取得されたIPアドレスが割り振られる第4無線通信モジュールに第2トンネル接続要求を送信する。第1移動体通信装置が前記第1無線通信モジュール及び前記第3無線通信モジュールを含む。第2移動体通信装置が前記第2無線通信モジュール及び前記第4無線通信モジュールを含む。
本発明にかかる通信方法は、第1固定IPアドレスが割り振られる第1無線通信モジュールが、第2固定IPアドレスが割り振られる第2無線通信モジュールから受信した第1トンネル接続要求に応じて第1トンネル接続応答を前記第2無線通信モジュールに送信し、前記第1無線通信モジュールが、前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールを接続する第1IPトンネルを介して前記第2無線通信モジュールから受信したIPアドレス取得要求に応じて、第3無線通信モジュールに割り振られるIPアドレスを前記第1IPトンネルを介して前記第2無線通信モジュールに送信し、前記第3無線通信モジュールが、第4無線通信モジュールから受信した第2トンネル接続要求に応じて第2トンネル接続応答を前記第4無線通信モジュールに送信する。第1移動体通信装置が前記第1無線通信モジュール及び前記第3無線通信モジュールを含む。第2移動体通信装置が前記第2無線通信モジュール及び前記第4無線通信モジュールを含む。
本発明にかかるプログラムは、第1固定IPアドレスが割り振られる第1無線通信モジュールが、第2固定IPアドレスが割り振られる第2無線通信モジュールに第1トンネル接続要求を送信し、前記第1無線通信モジュールが、前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールを接続する第1IPトンネルを介して前記第2無線通信モジュールにIPアドレス取得要求を送信し、第3無線通信モジュールが、前記IPアドレス取得要求に基づいて取得されたIPアドレスが割り振られる第4無線通信モジュールに第2トンネル接続要求を送信する通信方法をコンピュータに実行させる。第1移動体通信装置が前記第1無線通信モジュール及び前記第3無線通信モジュールを含む。第2移動体通信装置が前記第2無線通信モジュール及び前記第4無線通信モジュールを含む。
本発明にかかるプログラムは、第1固定IPアドレスが割り振られる第1無線通信モジュールが、第2固定IPアドレスが割り振られる第2無線通信モジュールから受信した第1トンネル接続要求に応じて第1トンネル接続応答を前記第2無線通信モジュールに送信し、前記第1無線通信モジュールが、前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールを接続する第1IPトンネルを介して前記第2無線通信モジュールから受信したIPアドレス取得要求に応じて、第3無線通信モジュールに割り振られるIPアドレスを前記第1IPトンネルを介して前記第2無線通信モジュールに送信し、前記第3無線通信モジュールが、第4無線通信モジュールから受信した第2トンネル接続要求に応じて第2トンネル接続応答を前記第4無線通信モジュールに送信する通信方法をコンピュータに実行させる。第1移動体通信装置が前記第1無線通信モジュール及び前記第3無線通信モジュールを含む。第2移動体通信装置が前記第2無線通信モジュール及び前記第4無線通信モジュールを含む。
本発明により通信の品質及び秘匿性が向上する移動体通信システム、移動体通信装置、通信方法、及びプログラムを提供することができる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態1にかかる移動体通信システムの概略図である。実施の形態1にかかる移動体通信システムは、移動体通信装置10及び20を備える。移動体通信装置10及び20の各々は、例えば複数の無線リンクを保有するモバイルルータであるが、これに限定されない。移動体通信装置10は、複数の通信モジュール11及び12を備える。移動体通信装置20は、複数の通信モジュール21及び22を備える。通信モジュール11、12、21、及び22は、無線通信モジュールである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態1にかかる移動体通信システムの概略図である。実施の形態1にかかる移動体通信システムは、移動体通信装置10及び20を備える。移動体通信装置10及び20の各々は、例えば複数の無線リンクを保有するモバイルルータであるが、これに限定されない。移動体通信装置10は、複数の通信モジュール11及び12を備える。移動体通信装置20は、複数の通信モジュール21及び22を備える。通信モジュール11、12、21、及び22は、無線通信モジュールである。
通信モジュール11及び21には、それぞれ固定IPアドレスが割り振られる。移動体通信装置10が備える複数の通信モジュール11及び12と移動体通信装置20が備える複数の通信モジュール21及び22が、複数のIPトンネル31及び32でそれぞれ接続される。固定IPアドレスが割り振られる通信モジュール11及び21が互いにIPトンネル31で接続され、通信モジュール12及び22が互いにIPトンネル32で接続される。
本実施の形態によれば、移動体通信装置10及び20が互いに複数のIPトンネル31及び32で接続されるため、回線の冗長機能を利用して通信品質を向上することができる。更に、固定IPアドレスが割り振られる通信モジュール11及び21がIPトンネル31で接続されるため、DNS(Domain Name System)サーバ無しでEnd−to−Endのトンネル通信が可能である。そのため、通信の秘匿性が向上する。
更に、本実施の形態によれば、複数無線キャリアを用いた通信回線のマルチ接続が可能である。移動体通信装置10及び20は、移動体端末に搭載可能である。
次に、図2を参照して、DNSサーバ無しでEnd−to−Endのトンネル通信が可能になる理由を詳細に説明する。図2は、実施の形態1にかかる通信方法のフロー図である。はじめに、通信モジュール11及び21を互いにIPトンネル31で接続する(ステップS11)。通信モジュール11及び21には固定IPアドレスが割り振られているため、DNSサーバを使用せずに、通信モジュール11及び21を互いにIPトンネル31で接続することが可能である。通信モジュール11は、通信モジュール21からIPトンネル31を介して、通信モジュール22に割り振られるIPアドレスを取得する(ステップS12)。
通信モジュール12がステップS12で取得したIPアドレスを用いて通信モジュール22にトンネル接続要求を送信することで、通信モジュール12及び22を互いにIPトンネル32で接続する(ステップS13)。したがって、DNSサーバを使用せずに、通信モジュール12及び22を互いにIPトンネル32で接続することが可能である。移動体通信装置10及び20がIPトンネル31及び32を介して通信を行うことで、DNSサーバ無しでEnd−to−Endのトンネル通信が可能である。尚、通信モジュール12及び22に割り振られるIPアドレスは、固定IPアドレス及び可変IPアドレスのどちらでもよい。
例えば、移動体通信装置10及び20は、以下のように動作することが可能である。ステップS11において、通信モジュール11は、通信モジュール21にトンネル接続要求を送信する。通信モジュール21は、通信モジュール11からトンネル接続要求を受信し、受信したトンネル接続要求に応じて、トンネル接続応答を通信モジュール11に送信する。これにより、通信モジュール11及び21が互いにIPトンネル31で接続される。
ステップS12において、通信モジュール11は、IPトンネル31を介して通信モジュール21にIPアドレス取得要求を送信する。通信モジュール21は、通信モジュール11からIPトンネル31を介してIPアドレス取得要求を受信し、受信したIPアドレス取得要求に応じて、通信モジュール22に割り振られるIPアドレスをIPトンネル31を介して通信モジュール11に送信する。これにより、通信モジュール11は、通信モジュール21からIPトンネル31を介して、通信モジュール22に割り振られるIPアドレスを取得する。
ステップS13において、通信モジュール12は、ステップS12で取得されたIPアドレスを用いて通信モジュール22にトンネル接続要求を送信する。通信モジュール22は、通信モジュール12からトンネル接続要求を受信し、受信したトンネル接続要求に応じて、トンネル接続応答を通信モジュール12に送信する。これにより、通信モジュール12及び22が互いにIPトンネル32で接続される。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかる移動体通信システム、移動体通信装置、及び通信方法を説明する。尚、以下の説明において、実施の形態1と重複する説明は省略される場合がある。
次に、実施の形態2にかかる移動体通信システム、移動体通信装置、及び通信方法を説明する。尚、以下の説明において、実施の形態1と重複する説明は省略される場合がある。
図3は、実施の形態2にかかる移動体通信システムの概略図である。実施の形態2にかかる移動体通信システムは、移動体通信装置50及び60を備える。移動体通信装置50は実施の形態1にかかる移動体通信装置10に対応し、移動体通信装置60は実施の形態1にかかる移動体通信装置20に対応する。移動体通信装置50は、複数の無線リンクを保有する端末に搭載される。移動体通信装置60は、複数の無線リンクを保有する端末に搭載される。以下、移動体通信装置50が搭載される端末がクライアントとして機能し、移動体通信装置60が搭載される端末がサーバとして機能する場合を説明するので、移動体通信装置50をクライアント50と称し、移動体通信装置60をサーバ60と称する。
クライアント50は、複数の通信モジュール50−1〜50−Nと、セッション管理部51と、モジュール制御・情報取得部52と、パケット転送制御部53と、管理テーブル54を備える。サーバ60は、複数の通信モジュール60−1〜60−Nと、セッション管理部61と、モジュール制御・情報取得部62と、パケット転送制御部63と、管理テーブル64を備える。通信モジュール50−1〜50−N及び60−1〜60−Nは、無線通信モジュールである。
クライアント50とサーバ60が少なくとも一つの通信キャリア70を介して通信を行う。より具体的には、クライアント50が備える複数の通信モジュール50−1〜50−Nとサーバ60が備える複数の通信モジュール60−1〜60−Nが複数のIPトンネル70−1〜70−Nでそれぞれ接続される。複数のIPトンネル70−1〜70−Nによる接続は、例えば、仮想プライベートネットワーク(VPN)技術に基づいている。
セッション管理部51は、モジュール制御・情報取得部52から情報を取得する。また、セッション管理部51は、管理テーブル54を用いて、接続先のIPアドレス、通信キャリア、及び接続優先順位を管理する。
モジュール制御・情報取得部52は、通信モジュール50−1〜50−Nに対して、通信キャリア接続指示及びセッション接続指示を実行する。モジュール制御・情報取得部52は、通信モジュール50−1〜50−Nが受信する無線電波の電界強度を取得する。モジュール制御・情報取得部52は、通信モジュール50−1〜50−Nが実行するセッションの通信状態、及び通信モジュール50−1〜50−Nと通信キャリア70との通信状態を取得する。パケット転送制御部53は、セッション管理部51からの情報に基づいて、通信モジュール50−1〜50−Nの中からパケット転送インタフェースを決定する。パケット転送制御部53は、パケット転送インタフェースへパケットを転送する。
セッション管理部61は、モジュール制御・情報取得部62から情報を取得する。また、セッション管理部61は、管理テーブル64を用いて、IPアドレスの取得と通信キャリア識別を管理する。セッション管理部61は、負荷分散処理を実行する。
モジュール制御・情報取得部62及びパケット転送制御部63の機能は、モジュール制御・情報取得部52及びパケット転送制御部53の機能と同様である。具体的には、モジュール制御・情報取得部62は、通信モジュール60−1〜60−Nに対して、通信キャリア接続指示及びセッション接続指示を実行する。モジュール制御・情報取得部62は、通信モジュール60−1〜60−Nが受信する無線電波の電界強度を取得する。モジュール制御・情報取得部62は、通信モジュール60−1〜60−Nが実行するセッションの通信状態、及び通信モジュール60−1〜60−Nと通信キャリア70との通信状態を取得する。パケット転送制御部63は、セッション管理部61からの情報に基づいて、通信モジュール60−1〜60−Nの中からパケット転送インタフェースを決定する。パケット転送制御部63は、パケット転送インタフェースへパケットを転送する。
図4を参照して、クライアント50が備える管理テーブル54を説明する。管理テーブル54は、複数のIPアドレスについて、対応する接続優先順位及び通信キャリアを登録する。例えば、IPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」に対応して通信キャリア「A」及び接続優先順位「高」が登録される。IPアドレス「yyy.yyy.yyy.yyy」に対応して通信キャリア「B」及び接続優先順位「低」が登録される。ここで、「A」及び「B」は、通信キャリア70に含まれる通信キャリアの名称その他の識別子である。
図5を参照して、サーバ60が備える管理テーブル64を説明する。管理テーブル64は、複数のIPアドレスについて、対応する通信キャリアを登録する。例えば、IPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」に対応して通信キャリア「A」が登録される。IPアドレス「yyy.yyy.yyy.yyy」に対応して通信キャリア「B」及が登録される。
図6を参照して、クライアント50が備える複数の通信モジュール50−1〜50−Nとサーバ60が備える複数の通信モジュール60−1〜60−Nを複数のIPトンネル70−1〜70−Nでそれぞれ接続する方法を説明する。通信モジュール50−1及び60−1には、予め固定IPアドレスが割り振られている。
以下、通信モジュール60−1に割り振られる固定IPアドレスがIPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」であり、通信モジュール60−2に割り振られる可変IPアドレスがIPアドレス「yyy.yyy.yyy.yyy」である場合について説明する。クライアント50は、通信モジュール60−1に割り振られた固定IPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」及び対応する通信キャリア「A」を予め管理テーブル54に格納している。サーバ60は、通信モジュール60−1に割り振られた固定IPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」及び対応する通信キャリア「A」を予め管理テーブル64に格納しており、更に、通信モジュール50−1に割り振られた固定IPアドレスを予め記憶部(不図示)に格納している。
クライアント50が起動すると、通信モジュール50−1は通信キャリア70に対してダイヤルアップ接続を実行する。(ステップS21)。通信モジュール50−2〜50−Nはキャリア70に対してダイヤルアップ接続を実行する(ステップS23)。このとき、キャリア70が通信モジュール50−2〜50−Nに可変IPアドレスを割り振る。クライアント60が起動すると、通信モジュール60−1は通信キャリア70に対してダイヤルアップ接続を実行する(ステップS22)。通信モジュール60−2〜60−Nはキャリア70に対してダイヤルアップ接続を実行する(ステップS24)。このとき、キャリア70が通信モジュール60−2〜60−Nに可変IPアドレスを割り振る。ここで、通信モジュール60−2に可変IPアドレス「yyy.yyy.yyy.yyy」が割り振られる。セッション管理部61は、通信モジュール60−2〜60−Nに割り振られた可変IPアドレスと対応する通信キャリアを管理テーブル64に格納する。
固定IPアドレスが割り振られた通信モジュール50−1は、固定IPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」を用いて通信モジュール60−1にトンネル接続要求を送信する(ステップS25)。通信モジュール60−1は、トンネル接続要求に応じて、通信モジュール50−1にトンネル接続応答を送信する(ステップS26)。これにより、通信モジュール50−1と通信モジュール60−1がIPトンネル70−1で接続される(ステップS27)。
通信モジュール50−1は、IPトンネル70−1を介して通信モジュール60−1にIPアドレス取得要求を送信する(ステップS28)。通信モジュール60−1は、IPアドレス取得要求に応じて、IPトンネル70−1を介して通信モジュール50−1にIPアドレス取得応答を送信する(ステップS29)。ここで、IPアドレス取得応答は、通信モジュール60−2に割り振られた可変IPアドレス「yyy.yyy.yyy.yyy」及びその可変IPアドレスに対応する通信キャリア「B」を含む。これにより、通信モジュール50−1は、IPトンネル70−1を介して通信モジュール60−1から可変IPアドレス「yyy.yyy.yyy.yyy」を取得する。セッション管理部51は、通信モジュール60−2に割り振られた可変IPアドレス「yyy.yyy.yyy.yyy」及び対応する通信キャリア「B」を管理テーブル54に格納する。
通信モジュール50−2は、可変IPアドレス「yyy.yyy.yyy.yyy」を用いて、通信モジュール60−2にトンネル接続要求を送信する(ステップS30)。通信モジュール60−2は、トンネル接続要求に応じて、通信モジュール50−2にトンネル接続応答を送信する(ステップS31)。これにより、通信モジュール50−2と通信モジュール60−2がIPトンネル70−2で接続される(ステップS32)。
ステップS28〜S32と同様の動作を繰り返すことにより、通信モジュール50−3〜50−Nと通信モジュール60−3〜60−NがそれぞれIPトンネル70−3〜70−Nで接続され、通信モジュール60−3〜60−Nに割り振られた可変IPアドレス及び対応する通信キャリアが管理テーブル54に格納される。尚、通信モジュール60−3〜60−Nに割り振られた可変IPアドレスは、IPトンネル70−1を介して取得されてもよく、IPトンネル70−2〜70−Nのうち設置済みのIPトンネルを介して取得されてもよい。
通信モジュール60−1〜60−Nに割り振られたIPアドレス及び対応する通信キャリアが管理テーブル54に格納された後、例えば、クライアント50が設けられる端末のユーザは、管理テーブル54に格納された複数のIPアドレスの接続優先順位を設定する。
本実施の形態によれば、クライアント50とサーバ60が互いに複数のIPトンネル70−1〜70−Nで接続される。そのため、回線の冗長機能を利用して通信品質を向上することができる。更に、DNSサーバ無しでEnd−to−Endのトンネル通信が可能である。そのため、通信の秘匿性が向上する。尚、複数のIPトンネル70−1〜70−Nをそれぞれ含む複数の回線を提供する通信キャリアは、回線ごとに通信キャリアが異なっていてもよく、一部又は全部の回線について通信キャリアが共通していてもよい。
以下、回線の冗長機能を利用した通信品質の向上について詳細に説明する。
図7を参照して、クライアント50及びサーバ60は、複数のIPトンネル70−1〜70−Nをそれぞれ含む複数の回線の中の一の回線を用いて通信を行い、他の回線を予備回線として用いる。ここで、クライアント50は、管理テーブル54を参照して、最も高い接続優先順位が設定されたIPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」に対応する回線を選択する。つまり、クライアント50及びサーバ60は、IPトンネル70−1を含む通信経路81を用いて通信を行う。
通信経路81に回線障害82が発生すると、クライアント50及びサーバ60は、予備回線の中の一の回線に切り替えて通信を継続する。ここで、クライアント50は、管理テーブル54を参照して、IPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」以外のIPアドレスの中で最も高い接続優先順位が設定されたIPアドレスに対応する回線を選択する。例えば、クライアント50及びサーバ60は、IPトンネル70−1を含む通信経路81からIPトンネル70−Nを含む通信経路84に切り替えて通信を継続する。
このように、複数のIPトンネル70−1〜70−Nをそれぞれ含む複数の回線の中の一の回線を用いて通信を行い、その一の回線に障害が発生すると複数の回線の中の他の回線に切り替えて通信を継続することで、通信品質の向上を図ることができる。ここで、ある通信キャリアによって提供される一の回線に障害が発生した場合、その通信キャリアによって提供される他の回線の通信品質も低下している可能性がある。したがって、切り替え前の回線を提供する通信キャリアと切り替え後の回線を提供する通信キャリアが異なることが好ましい。
また、クライアント50は、切り替え前の回線及び切り替え後の回線を管理テーブル54の接続優先順位に基づいて選択する。そのため、通信品質が高いと考えられる回線を優先的に選択することができる。尚、単に複数の無線リンクを束ねただけでは、束ねた回線の中に速度の遅い回線や品質の悪い回線が存在すると、期待される通信速度を確保できない場合がある。
クライアント50及びサーバ60は、複数のIPトンネル70−1〜70−Nをそれぞれ含む複数の回線の中の一の回線を用いて通信を行い、他の回線を予備回線として用いるかわりに、複数のIPトンネル70−1〜70−Nをそれぞれ含む複数の回線を同時に用いて通信を行ってもよい。これにより回線間の負荷分散を図ることができるので、通信品質の向上を図ることができる。更に、複数の回線がそれぞれ複数のキャリアにより提供される場合、通信キャリア間の負荷分散を図ることができる。
本実施の形態による無線リンクの接続パターンとしては、下記の(1)〜(4)のパターンが考えられる。
(1)クライアント:サーバ=1:1の通信
(2)クライアント:サーバ=n:1の通信
(3)クライアント:サーバ=1:nの通信
(4)クライアント:サーバ=n:nの通信
図8に示す例では、クライアント57は、通信キャリアYを介してサーバ67及び68と通信する。図9に示す例では、クライアント57は、通信キャリアXを介してサーバ67と通信し、通信キャリアYを介してサーバ67と通信する。ここで、クライアント57の機器構成はクライアント50と同じであり、サーバ67及び68の機器構成はサーバ60と同じである。
(1)クライアント:サーバ=1:1の通信
(2)クライアント:サーバ=n:1の通信
(3)クライアント:サーバ=1:nの通信
(4)クライアント:サーバ=n:nの通信
図8に示す例では、クライアント57は、通信キャリアYを介してサーバ67及び68と通信する。図9に示す例では、クライアント57は、通信キャリアXを介してサーバ67と通信し、通信キャリアYを介してサーバ67と通信する。ここで、クライアント57の機器構成はクライアント50と同じであり、サーバ67及び68の機器構成はサーバ60と同じである。
サーバにおいては、複数のクライアントと接続することから、接続数が増加すると負荷が増大することが予想される。そこで、複数の無線リンクを有効に活用し、負荷分散を行うことができる。回線接続数に応じたシェーピングや接続拒否をすることにより、最低帯域を保証することができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3にかかる移動体通信システム、移動体通信装置、及び通信方法を説明する。実施の形態3にかかる移動体通信システム、移動体通信装置、及び通信方法は、実施の形態2にかかる移動体通信システム、移動体通信装置、及び通信方法と基本的に同じであるが、実施の形態3においては管理テーブル54の接続優先順位が変更可能である。尚、以下の説明において、実施の形態2と重複する説明は省略される場合がある。
次に、実施の形態3にかかる移動体通信システム、移動体通信装置、及び通信方法を説明する。実施の形態3にかかる移動体通信システム、移動体通信装置、及び通信方法は、実施の形態2にかかる移動体通信システム、移動体通信装置、及び通信方法と基本的に同じであるが、実施の形態3においては管理テーブル54の接続優先順位が変更可能である。尚、以下の説明において、実施の形態2と重複する説明は省略される場合がある。
実施の形態3にかかるクライアント50のセッション管理部51は、通信モジュール50−1〜50−Nがそれぞれ受信する無線電波の電界強度に基づいて、管理テーブル54の接続優先順位を変更する。例えば、セッション管理部51は、通信モジュール50−1が受信する無線電波の電界強度の一定期間の平均値、通信モジュール50−2が受信する無線電波の電界強度の一定期間の平均値、・・・、及び通信モジュール50−Nが受信する無線電波の電界強度の一定期間の平均値に基づいて、管理テーブル54の接続優先順位を変更する。
通信モジュール50−1が受信する無線電波の電界強度の一定期間の平均値が低下し、通信モジュール50−2が受信する無線電波の電界強度の一定期間の平均値が増大した場合、図10に示すように、セッション管理部51は、IPアドレス「xxx.xxx.xxx.xxx」に対応する接続優先順位を「高」から「低」に変更し、IPアドレス「yyy.yyy.yyy.yyy」に対応する接続優先順位を「低」から「高」に変更する。
これにより、通信に使用する回線及びその回線に障害が発生したときに使用する回線の選択に対して、現時点における通信モジュール50−1〜50−Nの無線電波の受信状況を反映することができる。尚、セッション管理部51は、無線電波の電界強度に基づく管理テーブル54の接続優先順位の変更を定期的に実行してもよく、管理テーブル54の接続優先順位の初期設定を無線電波の電界強度に基づいて実行してもよい。
管理テーブル54の接続優先順位を変更する他の方法として、クライアント50が現在配置されるエリアに基づいて管理テーブル54の接続優先順位を変更する方法を用いてもよい。通信キャリアとのつながりやすさはエリアによって異なるからである。この場合、クライアント50は、複数の通信キャリアの接続優先順位をエリアごとに登録している接続優先順位テーブル(不図示)を備える。
クライアント50のセッション管理部51は、クライアント50が設けられる端末が備えるGPS(Global Positioning System)受信機(不図示)が出力する位置情報や通信モジュール50−1〜50−Nが基地局から受信する信号に基づいて、クライアント50が現在配置されているエリアを決定する。セッション管理部51は、クライアント50が現在配置されているエリアと接続優先順位テーブルに基づいて、管理テーブル54の接続優先順位を変更する。
これにより、通信に使用する回線及びその回線に障害が発生したときに使用する回線の選択に対して、クライアント50が現在配置されているエリアを反映することができる。尚、セッション管理部51は、クライアント50が現在配置されているエリア及び接続優先順位テーブルに基づく管理テーブル54の接続優先順位の変更を定期的に実行してもよく、管理テーブル54の接続優先順位の初期設定をクライアント50が現在配置されているエリア及び接続優先順位テーブルに基づいて実行してもよい。
以上、移動体通信装置50が搭載される端末がクライアントとして機能し、移動体通信装置60が搭載される端末がサーバとして機能する場合を説明したが、移動体通信装置50搭載される端末がサーバとして機能し、移動体通信装置60が搭載される端末がクライアントとして機能してもよい。すなわち、移動体通信装置50と移動体通信装置60の機器構成が同一であってもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、移動体通信装置10、20、50、57、60、67、68の動作は、コンピュータがプログラムに基づいて処理を実行することにより実現されてもよい。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
10、20、50、57、60、67、68 移動体通信装置
11、12、21、22、50−1〜50−N、60−1〜60−N 通信モジュール
31、32、70−1〜70−N IPトンネル
51、61 セッション管理部
52、62 モジュール制御・情報取得部
53、63 パケット転送制御部
54、64 管理テーブル
70 通信キャリア
81、84 通信経路
82 回線障害
11、12、21、22、50−1〜50−N、60−1〜60−N 通信モジュール
31、32、70−1〜70−N IPトンネル
51、61 セッション管理部
52、62 モジュール制御・情報取得部
53、63 パケット転送制御部
54、64 管理テーブル
70 通信キャリア
81、84 通信経路
82 回線障害
Claims (9)
- 第1移動体通信装置と、
第2移動体通信装置と
を具備し、
前記第1移動体通信装置は、第1固定IPアドレスが割り振られる第1無線通信モジュールを含む複数の無線通信モジュールを備え、
前記第2移動体通信装置は、第2固定IPアドレスが割り振られる第2無線通信モジュールを含む複数の無線通信モジュールを備え、
前記第1移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールと前記第2移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールが、複数のIPトンネルでそれぞれ接続され、
前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールが第1IPトンネルで接続され、
前記第1移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールは、第1可変IPアドレスが割り振られる第3無線通信モジュールを含み、
前記第2移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールは、第2可変IPアドレスが割り振られる第4無線通信モジュールを含み、
前記第1無線通信モジュールは、前記第2固定IPアドレスを用いて前記第2無線通信モジュールに前記第1IPトンネルによる接続を要求する第1トンネル接続要求を送信し、
前記第1トンネル接続要求に基づいて、前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールが前記第1IPトンネルで接続され、
前記第1無線通信モジュールは、前記第1IPトンネルを介して前記第2無線通信モジュールから前記第2可変IPアドレスを取得し、
前記第3無線通信モジュールは、前記第2可変IPアドレスを用いて前記第4無線通信モジュールに第2トンネル接続要求を送信し、
前記第2トンネル接続要求に基づいて、前記第3無線通信モジュールと前記第4無線通信モジュールが第2IPトンネルで接続される
移動体通信システム。 - 前記第1移動体通信装置及び前記第2移動体通信装置は、前記複数のIPトンネルをそれぞれ含む複数の回線の中の第1回線を用いて通信を行い、前記第1回線に障害が発生すると前記複数の回線の中の第2回線に切り替えて通信を継続する
請求項1に記載の移動体通信システム。 - 前記第1回線と前記第2回線は異なる通信キャリアによって提供される
請求項2に記載の移動体通信システム。 - 前記第1移動体通信装置は、前記第2移動体通信装置が備える前記複数の無線通信モジュールにそれぞれ割り振られる複数のIPアドレスの接続優先順位を登録した管理テーブルを備え、
前記第1移動体通信装置は、前記管理テーブルの前記接続優先順位に基づいて、前記第1回線及び前記第2回線を選択する
請求項2又は3に記載の移動体通信システム。 - 前記第1移動体通信装置及び前記第2移動体通信装置は、前記複数のIPトンネルをそれぞれ含む複数の回線を同時に用いて通信を行う
請求項1に記載の移動体通信システム。 - 第1無線通信モジュール及び第3無線通信モジュールを含む移動体通信装置であって、
第1固定IPアドレスが割り振られる前記第1無線通信モジュールが、第2固定IPアドレスが割り振られる接続先移動体通信装置内の第2無線通信モジュールに第1トンネル接続要求を送信する手段と、
前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールを第1IPトンネルで接続する手段と、
前記第1無線通信モジュールが、前記第1IPトンネルを介して前記第2無線通信モジュールにIPアドレス取得要求を送信する手段と、
前記接続先移動体通信装置内の第4無線通信モジュールのIPアドレスを取得する手段と、
前記第3無線通信モジュールが、前記取得された第4無線通信モジュールのIPアドレスを用いて、前記第4無線通信モジュールに第2トンネル接続要求を送信する手段と、
前記第3無線通信モジュールと前記第4無線通信モジュールを第2IPトンネルで接続する手段と、を含むことを特徴とする移動体通信装置。 - 第2無線通信モジュール及び第4無線通信モジュールを含む移動体通信装置であって、
第2固定IPアドレスが割り振られる前記第2無線通信モジュールが、第1固定IPアドレスが割り振られる接続先移動体通信装置内の第1無線通信モジュールから受信した第1トンネル接続要求に応じて第1トンネル接続応答を前記第1無線通信モジュールに送信する手段と、
前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールを第1IPトンネルで接続する手段と、
前記第2無線通信モジュールが、前記第1IPトンネルを介して前記第1無線通信モジュールから受信したIPアドレス取得要求に応じて第4無線通信モジュールに割り振られるIPアドレスを前記第1IPトンネルを介して前記第1無線通信モジュールに送信する手段と、
前記第4無線通信モジュールが、前記接続先移動体通信装置内の第3無線通信モジュールから受信した第2トンネル接続要求に応じて第2トンネル接続応答を前記第3無線通信モジュールに送信する手段と、
前記第3無線通信モジュールと前記第4無線通信モジュールを第2IPトンネルで接続する手段と、を含むことを特徴とする移動体通信装置。 - 第1無線通信モジュール及び第3無線通信モジュールを含む移動体通信装置を制御するプログラムであって、
第1固定IPアドレスが割り振られる前記第1無線通信モジュールが、第2固定IPアドレスが割り振られる接続先移動体通信装置内の第2無線通信モジュールに第1トンネル接続要求を送信し、前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールを第1IPトンネルで接続し、
前記第1無線通信モジュールが、前記第1IPトンネルを介して前記第2無線通信モジュールにIPアドレス取得要求を送信し、前記接続先移動体通信装置内の第4無線通信モジュールのIPアドレスを取得し、
前記第3無線通信モジュールが、前記取得された第4無線通信モジュールのIPアドレスを用いて、前記第4無線通信モジュールに第2トンネル接続要求を送信し、前記第3無線通信モジュールと前記第4無線通信モジュールを第2IPトンネルで接続することを特徴とするプログラム。 - 第2無線通信モジュール及び第4無線通信モジュールを含む移動体通信装置を制御するプログラムであって、
第2固定IPアドレスが割り振られる前記第2無線通信モジュールが、第1固定IPアドレスが割り振られる接続先移動体通信装置内の第1無線通信モジュールから受信した第1トンネル接続要求に応じて第1トンネル接続応答を前記第1無線通信モジュールに送信し、前記第1無線通信モジュールと前記第2無線通信モジュールを第1IPトンネルで接続し、
前記第2無線通信モジュールが、前記第1IPトンネルを介して前記第1無線通信モジュールから受信したIPアドレス取得要求に応じて、第4無線通信モジュールに割り振られるIPアドレスを前記第1IPトンネルを介して前記第1無線通信モジュールに送信し、
前記第4無線通信モジュールが、前記接続先移動体通信装置内の第3無線通信モジュールから受信した第2トンネル接続要求に応じて第2トンネル接続応答を前記第3無線通信モジュールに送信し、前記第3無線通信モジュールと前記第4無線通信モジュールを第2IPトンネルで接続することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018018316A JP6443956B2 (ja) | 2018-02-05 | 2018-02-05 | 移動体通信システム、移動体通信装置、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018018316A JP6443956B2 (ja) | 2018-02-05 | 2018-02-05 | 移動体通信システム、移動体通信装置、及びプログラム |
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JP2014041473A Division JP6334207B2 (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 通信方法 |
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JP2018093524A5 JP2018093524A5 (ja) | 2018-07-26 |
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US9455897B2 (en) * | 2010-04-06 | 2016-09-27 | Qualcomm Incorporated | Cooperative bandwidth aggregation using multipath transport |
-
2018
- 2018-02-05 JP JP2018018316A patent/JP6443956B2/ja active Active
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JP2018093524A (ja) | 2018-06-14 |
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