JP6441178B2 - 緊急ページング信号を用いてメッセージを同報発信する同報発信方法、通信サービス装置及びプログラム - Google Patents
緊急ページング信号を用いてメッセージを同報発信する同報発信方法、通信サービス装置及びプログラム Download PDFInfo
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Description
多数の基地局によって構成される「無線アクセスネットワーク」
アクセスネットワーク間のパケット転送を制御する「パケット・コアネットワーク」
公共データ転送サービスを提供する「サービス・コアネットワーク」
MMEは、コアネットワーク制御装置であって、無線アクセスネットワークを介して移動端末(UE(User Equipment))とインタフェースを持つ。MMEは、端末の移動管理だけでなく、加入者サーバ(HSS(Home Subscriber Server))と連携した移動端末の認証と、IP伝達経路の設定制御も実行する。また、SGWは、MMEからの制御に基づいてIPパケットの伝達制御を実行する。
IMSは、必要なネットワークリソースの割り当てや、ゲートの制御を実行するものである。これによって、例えばVoLTE(Voice over LTE)に代表されるIPベースのマルチメディア通信サービス(例えばテレビ電話やIM(Instant Message)など)を提供することができる。これは、次世代携帯電話ネットワーク又はNGN(Next Generation Network)を実現する中核技術であって、全ての端末がIPベースで通信するオールIP化を実現する。
セッション制御機能としてのCSCF(Call Session Control Function)
アプリケーションサービスを制御するアプリケーションサーバ
(Application Server)
加入者情報を蓄積する加入者サーバ (Home Subscriber Server)
そのメッセージを受信したCBCは、発信地域範囲に基づくeNBを管理しているMMEを特定する。そして、CBCは、MMEへ、「メッセージ内容、タイプ、エリアID」を送信する。
MMEは、受信したメッセージを、端末との接続インタフェースであるNAS(Non-Access Stratum)上に載せて、eNBへ送信する。eNBは、全ての端末が受信できる緊急ページング信号を用いて、そのメッセージを同報発信する。
そのために、バックボーンネットワークと接続性がない通信孤立地域では、現実的に、端末から広域ネットワークへの接続が断絶されている限り、その地域範囲のみにメッセージを同報発信することはできない。勿論、そのメッセージ内容も、ユーザが自由に設定することもできない。
また、自然災害に限らず、広域ネットワークとの通信が遮断された特定のイベント会場であっても、そこに滞在するユーザに対してメッセージを同報発信することはできない。
加入者サーバは、各端末の加入者情報毎に、同報発信「許可/不可」を表すフラグを対応付けて記憶しており、
アプリケーションサーバが、加入者サーバから、フラグが「許可」となっている端末識別子を取得する第1のステップと、
アプリケーションサーバが、フラグが「許可」となっている端末識別子へ向けて、同報発信許可通知を送信する第2のステップと、
同報発信許可通知を受信した端末が、メッセージを含む同報発信要求を、アプリケーションサーバへ送信する第3のステップと、
アプリケーションサーバが、同報発信要求のメッセージを含む緊急要求を、同報発信装置へ送信する第4のステップと、
同報発信装置が、基地局から緊急ページング信号を同報発信させる第5のステップと
を有することを特徴とする。
同報発信装置は、CBC(Cell Broadcast Centre)であり、
緊急ページング信号は、地震津波警報システムETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)のビットが付与されたページング信号であることも好ましい。
第1のステップについて、端末識別子は、電話番号を含むものであり、
第2のステップについて、同報発信許可通知は、SMS(Short Message Service)を用いて電話番号によって発信され、
第3のステップについて、同報発信要求は、SMSを用いて第2のステップで着信した発信元電話番号へ発信されることも好ましい。
第2のステップについて、同報発信許可通知には、指定可能な各発信地域範囲を表す複数の地域範囲識別子が含まれており、
第3のステップについて、同報発信要求には、いずれか1つの地域範囲識別子が指定されており、
第4のステップについて、緊急要求には、第3のステップによって指定された地域範囲識別子が含まれており、当該地域範囲識別子に基づく地域範囲に滞在する複数の端末へ同報発信されることも好ましい。
第2のステップについて、同報発信許可通知には、指定可能な各発信地域範囲を表す複数の電話番号が含まれており、
第3のステップについて、同報発信要求は、SMSを用いて、指定された発信地域範囲に応じていずれか1つの電話番号へ発信することも好ましい。
第2のステップ及び第3のステップについて、SMSは、IMS(IP Multimedia Subsystem)のCSCFを介して発着信され、
第5のステップについて、同報発信装置は、EPC(Evolved Packet Core)のMME(Mobility Management Entity)を介して、基地局から緊急ページング信号を同報発信することも好ましい。
第2のステップ及び第3のステップについて、SMSは、EPCのMMEを介して発着信され、
第5のステップについて、同報発信装置は、MMEを介して、基地局から緊急ページング信号を同報発信することも好ましい。
第3のステップについて、MMEは、端末から同報発信要求を受信した際に、当該端末と直接的に通信する基地局識別子及び/又はアンテナ識別子を記憶し、
第5のステップについて、MMEは、同報発信装置から受信した緊急要求に対して、第3のステップで記憶した基地局識別子及び/又はアンテナ識別子に対してのみ緊急ページング信号を同報発信させることも好ましい。
第4のステップについて、アプリケーションサーバは、
同報発信要求の送信元端末の端末識別子についてフラグ「許可」か否かを、加入者サーバへ問い合わせ、
端末識別子についてフラグ「許可」である場合にのみ、同報発信要求のメッセージを含む緊急要求を、同報発信装置へ送信することも好ましい。
アプリケーションサーバは、所定番号毎に、メッセージを予め登録しており、
第2のステップ及び第3のステップについて、
端末は、アプリケーションサーバとの間で音声呼を確立し、
端末は、所定番号をプッシュ信号によって、アプリケーションサーバへ送信し、
アプリケーションサーバは、プッシュ信号に基づく番号に対応するメッセージを選択することも好ましい。
アプリケーションサーバ、加入者サーバ及び同報発信装置は、広域ネットワークに対して断絶された閉域ネットワークに構築されたものであることも好ましい。
アプリケーションサーバ、加入者サーバ、同報発信装置及び基地局を内蔵しており、
加入者サーバは、各端末の加入者情報毎に、同報発信「許可/不可」を表すフラグを対応付けて記憶しており、
アプリケーションサーバは、
加入者サーバから、フラグが「許可」となっている端末識別子を取得する許可端末取得手段と、
フラグが「許可」となっている端末識別子へ向けて、同報発信許可通知を送信する同報発信許可通知手段と、
同報発信許可通知を受信した端末から、メッセージを含む同報発信要求を受信する同報発信要求受信手段と、
同報発信要求のメッセージを含む緊急要求を、同報発信装置へ送信する緊急要求送信手段と
を有し、
同報発信装置は、基地局から緊急ページング信号を同報発信させる
ことを特徴とする。
アプリケーションサーバ、加入者サーバ及び同報発信装置の機能を内蔵しており、
加入者サーバは、各端末の加入者情報毎に、同報発信「許可/不可」を表すフラグを対応付けて記憶しており、
アプリケーションサーバは、
加入者サーバから、フラグが「許可」となっている端末識別子を取得する許可端末取得手段と、
フラグが「許可」となっている端末識別子へ向けて、同報発信許可通知を送信する同報発信許可通知手段と、
同報発信許可通知を受信した端末から、メッセージを含む同報発信要求を受信する同報発信要求受信手段と、
同報発信要求のメッセージを含む緊急要求を、同報発信装置へ送信する緊急要求送信手段と
を有し、
同報発信装置は、基地局から緊急ページング信号を同報発信させる
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする。
RAN(Radio Access Network)機能
EPC(Evolved Packet Core)機能
IMS(IP Multimedia Subsystem)機能
アプリケーションサーバ(Application Server)機能
加入者情報サーバ(Home Subscriber Server)機能
これら機能構成部は、通信サービス装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
「RAN」は、多数のeNB(e-Node B)13によって構成され、例えばLTE方式に基づく無線を介して端末2と通信する。
「EPC」は、パケット・コアネットワークとして機能する。
「IMS」は、サービス・コアネットワークとして機能する。
P−CSCFは、セッション毎にメディア情報を抽出し、セッション確立時にゲートウェイに対するゲート制御及びリソース制御を指示する。
S−CSCFは、呼セッション制御のための中心的なSIPサーバであって、アプリケーションサーバの選択や、加入者サーバに対する認証処理を実行する。
I−CSCFは、着呼側CSCFを、加入者サーバ12によって解決する。
CSCF16は、端末2と、アプリケーションサーバ11及び加入者サーバ12との間に介在する。
また、加入者サーバ12は、各端末の加入者情報毎に、同報発信「許可/不可」を表すフラグを対応付けて記憶している。同報配信が「許可」されている端末2とは、例えば自然災害が発生した地域範囲における救援隊の唯一ものである。即ち、緊急ページング信号を用いる限り、そのメッセージの緊急性及び信頼性が極めて高いものでなければならないためである。
(S11)アプリケーションサーバ11は、加入者情報取得要求を加入者サーバ12へ送信し、同報発信フラグが「許可」となっている端末識別子を取得する。フラグが「許可」の端末識別子は、緊急メッセージの同報発信が可能であると判断される。
ここで、端末識別子は、電話番号を含むものであることが好ましい。電話番号は、SIP−URI(Uniform Resource Identifier)であってもよい。アプリケーションサーバ11は、同報発信が許可された端末を、電話番号によって特定することができる。
(S12)アプリケーションサーバ11は、許可登録要求を加入者サーバ12へ送信し、同報発信を実行する当該端末に対して、同報発信のフラグ「開始」を登録する。
アプリケーションサーバ11は、フラグが「許可」となっている端末識別子へ向けて、「同報発信許可通知」を送信する。これは、同報発信が許可された端末2に対して、同報発信権限が付与されたことを通知するものである。
CBCを用いた同報発信範囲は、MME15が保有するTAI(Tracking Area Identity)単位、又は、eNB13に依存するCell単位、で指定可能となっている。
しかしながら、同報発信権限のある端末2から見て、同報発信範囲がどのような地域範囲で区切られているかを認識することは難しい。
<同報発信範囲> <電話番号(地域範囲識別子)>
全体 090−1234−0000
エリア1 090−1234−0001
エリア2 090−1234−0002
緊急メッセージを発信しようとしているオペレータ自身が、いずれかの電話番号を選択することによって同報発信範囲を選択することができる。
勿論、地域範囲識別子に限られず、eNBやCell情報を用いて、同報発信範囲を指定するものであってもよい。
(S31)端末2は、同報発信許可通知を受信した旨をオペレータに明示する。オペレータは、緊急メッセージの同報発信が許可されたことを認識し、そのメッセージを作成する。
そして、端末2は、そのメッセージを含む「同報発信要求」を、アプリケーションサーバ11へ送信する。
ここで、同報発信要求も、SMSを用いて、第2のステップで着信した発信元電話番号へ、又は、同報発信範囲を選択した電話番号へ、発信されるものであってもよい。同報発信要求がSMSであれば、短文のメッセージも含めることができる。
勿論、同報発信要求について、地域範囲指定を電話番号の発信に限るものではなく、1つ以上の地域範囲識別子を指定して含めるものであってもよい。
アプリケーションサーバ11は、端末2から着信したSMSの宛先電話番号が、第3のステップS3で設定された電話番号宛てのものである場合、同報発信要求であると認識する。
災害種別
メッセージ本文
発信範囲(地域範囲識別子)
Primary Notification情報
尚、災害種別、Primary Notification情報は、本発明の用途に応じて予め設定されたものであってもよい。
メッセージ本文、同報発信範囲は、第3のステップS3について端末2から受信した同報発信要求に基づくものである。
同報発信装置14は、eNB13から緊急ページング信号を同報発信させ、そのeNB13配下の多数の端末へメッセージを送信する。地域範囲が指定されている場合、緊急ページング信号は、その地域範囲に滞在する複数の端末へ発信する。
これによって、例えば自然災害が発生した地域であっても、救援隊からのメッセージを、緊急ページング信号として同報発信することができる。
図5によれば、図3と比較して、第2のステップ及び第3のステップについて、端末とアプリケーションサーバとの間で、(SIPシグナリングによって)音声呼が確立される。音声呼は、アプリケーションサーバ11から発呼するものであってもよいし、アプリケーションサーバ11からのSMSの着信によって端末2から発呼するものであってもよい。
次に、オペレータは、端末2のテンキーを押下して、所定番号を選択する。その所定番号は、プッシュ信号(DTMF(Dual-Tone Multi-Frequency))として、端末2からアプリケーションサーバ11へ送信される。
そして、アプリケーションサーバ11は、プッシュ信号に基づく番号に対応するメッセージを選択する。選択されたメッセージは、緊急要求に含められる。
図7は、同報発信範囲に応じて緊急ページング信号を発信するシーケンス図である。
(S3)端末2は、同報発信要求に、同報発信範囲と別に、「現接続エリア/非接続エリア」の発信範囲種別を追加することもできる。
MME15は、端末2からeNB13を介して同報発信要求を受信した際に、「現接続エリア」が設定されている場合、端末識別子に対して、当該端末2と直接的に通信する基地局識別子(eNB-ID)及び/又はアンテナ識別子(Cell-ID)を記憶する。
(S42)アプリケーションサーバ11は、同報発信要求を受信した際に、その端末の識別子であるIMSIを、緊急要求(CSCメッセージ)内に埋め込む。
(S5)CBC14は、アプリケーションサーバ11から受信した緊急要求を、MME15へ転送する。
MME15は、CBC14から受信した緊急要求に対して、S3で記憶した基地局識別子及び/又はアンテナ識別子に対してのみ緊急ページング信号を同報発信させる。ここで、MME15は、CBC14から受信した緊急要求に対して、その緊急要求に含まれるIMSI(同報発信要求を送信した端末)と、S3で記憶した端末識別子とを比較して、一致している場合にのみ、S3で記憶した基地局識別子に基づくeNB13へ、アンテナ識別子を指定して、緊急要求を送信するものであってもよい。
緊急要求を受信したeNB13は、指定されたアンテナ識別子に対してのみ、緊急ページング信号を同報発信する。
同報発信許可通知部112は、フラグが「許可」となっている端末識別子へ向けて、同報発信許可通知を送信する(前述した図3のS2と同様)。同報発信許可通知は、例えばSMSの発信であってもよい。
同報発信要求受信部113は、同報発信許可通知を受信した端末2から、メッセージを含む同報発信要求を受信する(前述した図3のS3と同様)。同報発信要求も、例えばSMSの発信であってもよい。受信したメッセージ(及び発信地域範囲)は、緊急要求送信部114へ出力される。
緊急要求送信部114は、同報発信要求のメッセージを含む緊急要求を、同報発信装置14へ送信する(前述した図3のS4と同様)。これによって、メッセージを含む緊急ページング信号が、eNB13配下の端末2へ同報発信される。
11 アプリケーションサーバ
111 許可端末取得部
112 同報発信許可通知部
113 同報発信要求受信部
114 緊急要求送信部
12 加入者サーバ
13 eNB
14 同報発信装置
15 MME
16 CSCF
2 端末
Claims (13)
- 端末と、同報発信装置、アプリケーションサーバ、加入者サーバ及び基地局とを有するシステムについて、前記端末からのメッセージを所定地域範囲の複数の端末へ同報発信する同報発信方法であって、
前記加入者サーバは、各端末の加入者情報毎に、同報発信「許可/不可」を表すフラグを対応付けて記憶しており、
前記アプリケーションサーバが、前記加入者サーバから、前記フラグが「許可」となっている端末識別子を取得する第1のステップと、
前記アプリケーションサーバが、前記フラグが「許可」となっている端末識別子へ向けて、同報発信許可通知を送信する第2のステップと、
前記同報発信許可通知を受信した前記端末が、メッセージを含む同報発信要求を、前記アプリケーションサーバへ送信する第3のステップと、
前記アプリケーションサーバが、前記同報発信要求のメッセージを含む緊急要求を、前記同報発信装置へ送信する第4のステップと、
前記同報発信装置が、基地局から緊急ページング信号を同報発信させる第5のステップと
を有することを特徴とする同報発信方法。 - 前記同報発信装置は、CBC(Cell Broadcast Centre)であり、
前記緊急ページング信号は、地震津波警報システムETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)のビットが付与されたページング信号である
ことを特徴とする請求項1に記載の同報発信方法。 - 第1のステップについて、前記端末識別子は、電話番号を含むものであり、
第2のステップについて、前記同報発信許可通知は、SMS(Short Message Service)を用いて前記電話番号によって発信され、
第3のステップについて、前記同報発信要求は、SMSを用いて第2のステップで着信した発信元電話番号へ発信される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の同報発信方法。 - 第2のステップについて、前記同報発信許可通知には、指定可能な各発信地域範囲を表す複数の地域範囲識別子が含まれており、
第3のステップについて、前記同報発信要求には、いずれか1つの前記地域範囲識別子が指定されており、
第4のステップについて、前記緊急要求には、第3のステップによって指定された地域範囲識別子が含まれており、当該地域範囲識別子に基づく地域範囲に滞在する複数の端末へ同報発信される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の同報発信方法。 - 第2のステップについて、前記同報発信許可通知には、指定可能な各発信地域範囲を表す複数の電話番号が含まれており、
第3のステップについて、前記同報発信要求は、SMSを用いて、指定された発信地域範囲に応じていずれか1つの電話番号へ発信する
ことを特徴とする請求項4に記載の同報発信方法。 - 第2のステップ及び第3のステップについて、SMSは、IMS(IP Multimedia Subsystem)のCSCF(Call Session Control Function)を介して発着信され、
第5のステップについて、前記同報発信装置は、EPC(Evolved Packet Core)のMME(Mobility Management Entity)を介して、前記基地局から前記緊急ページング信号を同報発信する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の同報発信方法。 - 第2のステップ及び第3のステップについて、SMSは、EPCのMMEを介して発着信され、
第5のステップについて、前記同報発信装置は、前記MMEを介して、前記基地局から前記緊急ページング信号を同報発信する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の同報発信方法。 - 第3のステップについて、前記MMEは、前記端末から前記同報発信要求を受信した際に、当該端末と直接的に通信する基地局識別子及び/又はアンテナ識別子を記憶し、
第5のステップについて、前記MMEは、前記同報発信装置から受信した緊急要求に対して、第3のステップで記憶した基地局識別子及び/又はアンテナ識別子に対してのみ緊急ページング信号を同報発信させる
ことを特徴とする請求項7に記載の同報発信方法。 - 第4のステップについて、前記アプリケーションサーバは、
前記同報発信要求の送信元端末の端末識別子についてフラグ「許可」か否かを、前記加入者サーバへ問い合わせ、
前記端末識別子についてフラグ「許可」である場合にのみ、前記同報発信要求のメッセージを含む緊急要求を、前記同報発信装置へ送信する
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の同報発信方法。 - 前記アプリケーションサーバは、所定番号毎に、メッセージを予め登録しており、
第2のステップ及び第3のステップについて、
前記端末は、前記アプリケーションサーバとの間で音声呼を確立し、
前記端末は、前記所定番号をプッシュ信号によって、前記アプリケーションサーバへ送信し、
前記アプリケーションサーバは、前記プッシュ信号に基づく番号に対応するメッセージを選択する
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の同報発信方法。 - 前記アプリケーションサーバ、前記加入者サーバ及び前記同報発信装置は、広域ネットワークに対して断絶された閉域ネットワークに構築されたものである
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の同報発信方法。 - 通信サービス装置であって、
アプリケーションサーバ、加入者サーバ、同報発信装置及び基地局を内蔵しており、
前記加入者サーバは、各端末の加入者情報毎に、同報発信「許可/不可」を表すフラグを対応付けて記憶しており、
前記アプリケーションサーバは、
前記加入者サーバから、前記フラグが「許可」となっている端末識別子を取得する許可端末取得手段と、
前記フラグが「許可」となっている端末識別子へ向けて、同報発信許可通知を送信する同報発信許可通知手段と、
前記同報発信許可通知を受信した前記端末から、メッセージを含む同報発信要求を受信する同報発信要求受信手段と、
前記同報発信要求のメッセージを含む緊急要求を、前記同報発信装置へ送信する緊急要求送信手段と
を有し、
前記同報発信装置は、基地局から緊急ページング信号を同報発信させる
ことを特徴とする通信サービス装置。 - 基地局を有する通信サービス装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
アプリケーションサーバ、加入者サーバ及び同報発信装置の機能を内蔵しており、
前記加入者サーバは、各端末の加入者情報毎に、同報発信「許可/不可」を表すフラグを対応付けて記憶しており、
前記アプリケーションサーバは、
前記加入者サーバから、前記フラグが「許可」となっている端末識別子を取得する許可端末取得手段と、
前記フラグが「許可」となっている端末識別子へ向けて、同報発信許可通知を送信する同報発信許可通知手段と、
前記同報発信許可通知を受信した前記端末から、メッセージを含む同報発信要求を受信する同報発信要求受信手段と、
前記同報発信要求のメッセージを含む緊急要求を、前記同報発信装置へ送信する緊急要求送信手段と
を有し、
前記同報発信装置は、基地局から緊急ページング信号を同報発信させる
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする通信サービス装置用のプログラム。
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JP2015149833A JP6441178B2 (ja) | 2015-07-29 | 2015-07-29 | 緊急ページング信号を用いてメッセージを同報発信する同報発信方法、通信サービス装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015149833A JP6441178B2 (ja) | 2015-07-29 | 2015-07-29 | 緊急ページング信号を用いてメッセージを同報発信する同報発信方法、通信サービス装置及びプログラム |
Publications (2)
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JP2017034353A JP2017034353A (ja) | 2017-02-09 |
JP6441178B2 true JP6441178B2 (ja) | 2018-12-19 |
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JP2015149833A Active JP6441178B2 (ja) | 2015-07-29 | 2015-07-29 | 緊急ページング信号を用いてメッセージを同報発信する同報発信方法、通信サービス装置及びプログラム |
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