JP6438044B2 - バッファステータスを報告及び受信する方法及び装置 - Google Patents

バッファステータスを報告及び受信する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は無線ベアラの技術分野に関し、特にバッファステータスを報告及び受信する方法及び装置に関する。
ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システムにおいて、端末側ユーザプレーンのプロトコルアーキテクチャは下から上へ、
主に伝送チャネルを介してメディアアクセス制御(MAC、Media Access Control)層又はより上位の層に情報を伝送する物理(PHY、Physical)層、
主に論理チャネルを介してデータ伝送を提供し、及び無線リソースの割り当てを担当し、ハイブリッド自動再送要求(HARQ、Hybrid ARQ)、スケジューリング(SCH、Scheduling)、優先度処理及び多重化・多重分離(MUX、Multiplexing)等の機能を完成するMAC層、
主にユーザと制御データのセグメント及び再送サービスを提供する無線リンク制御(RLC、Radio Link Control)層、
主にRRCまたはユーザプレーンの上層へのユーザデータの伝達を完成するパケットデータコンバージェンス(PDCP、Packet Data Convergence Protocol)層、という幾つかのプロトコル層を含む。
上記プロトコルアーキテクチャで、端末がアップリンクデータを送信する方法は概ね、
端末と基地局がデータ無線ベアラ(DRB、Data Radio Bearer)を作成することと、
基地局が端末に該DRBの所属する論理チャネルグループ(LCG、Logical Channel Group)を割り当て、LCGが0、1、2、3の4つのグループを含むことと、
端末は、アップリンクデータを送信する必要があり、且つアップリンクリソース又は認証がないことを検出した場合、基地局にバッファステータスレポート(BSR、buffer status report)を送信し、BSRは、無線ベアラのバッファデータ情報(即ちバッファデータサイズ)に対応するインデックス値をキャリーして、バッファデータサイズは、データ無線ベアラのRLC層とPDCP層でのバッファデータのサイズの和を含むことと、
基地局は、受信したBSRにおけるインデックス値に基づいてバッファデータサイズを取得し、端末に対応するアップリンク認証を設定し、端末は、アップリンク認証を受信した後にアップリンクデータを送信することと、を含む。
端末は、実際の状況に基づいて、ショートBSR(Short BSR)又はロングBSR(Long BSR)、或いは短縮BSR(Truncated BSR)を報告することができる。
スペクトルリソースの不足、及び移動ユーザの大トラフィックサービスの急増のため、ユーザスループットを増加してモバイル性能を強化するために、高周波数ポイント、例えば3.5GHzを採用してホットポイントカバレッジを行い、且つ低電力ノードを採用するが、高周波数ポイントの信号減衰が比較的に速く、スモールセルのカバレッジ範囲が比較的に小さく、且つ関連のセルとサイトを共有しない。現在、多くの会社とオペレーターはいずれも新たなプロトコルアーキテクチャを探す傾向にあり、デュアルコネクティビティ(Dual Connectivity)はその1つである。デュアルコネクティビティで、端末は同時に2つ以上のサービスノード(例えば基地局)とデータ接続を保持することができるが、コントロールプレーンの接続はその中の1つのサービスノード(例えばマクロセルの基地局)のみとの接続である。
現在のプロトコルアーキテクチャの1つはスプリットベアラ(Split bearer)方式を採用し、データ無線ベアラを複数の基地局の間に分割し、即ち1つのデータ無線ベアラのデータは複数の基地局を介して送信される。該アーキテクチャにおいて、端末と基地局での対応するPDCP層は1つのみあり、しかし、各RLC層は各基地局でのRLC層に一対一に対応し、従って、端末は基地局にアップリンクデータを送信する時、PDCP層のデータを分割して基地局に送信する必要があり、RLC層のデータは対応的に対応する基地局に送信される。しかし、現在、スプリットベアラの時にどのようにBSRバッファデータ情報を報告するかに基づく技術的解決方法はまだ開示されていなく、つまり、この時、基地局は端末が送信する必要があるデータを正確に知ることができなく、端末はアップリンクデータの送信過程においてリソースの浪費又は不足を招く。
上記課題を解決するために、本発明の実施例は、スプリットベアラが存在する場合のバッファステータスの報告を実現することができる、バッファステータスを報告及び受信する方法及び装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の実施例はバッファステータスを報告する方法を提供し、
端末は、無線ベアラにスプリットベアラが存在すると判断した場合、又は基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、前記端末は、前記基地局に前記無線ベアラのバッファステータスレポートBSRを送信することと、
前記BSRは、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーすることと、を含む。
好ましくは、
前記端末は、前記基地局が送信したアップリンク認証情報を受信することを更に含み、前記アップリンク認証情報は、前記基地局が前記BSRと送信ルールに基づいて確定したものである。
本発明の実施例による方法において、前記無線ベアラにスプリットベアラと非スプリットベアラが同時に存在する場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラにおける各スプリットベアラに対応するパケットデータコンバージェンスPDCP層の総バッファデータサイズ情報であり、前記無線ベアラがいずれも前記スプリットベアラである場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、パケットデータコンバージェンスPDCP層又は無線リンク制御RLC層の総バッファデータサイズ情報である。
好ましくは、前記バッファデータサイズ情報は、前記バッファデータサイズに対応するインデックス値であり、前記総バッファデータサイズ情報は、前記総バッファデータサイズに対応するインデックス値である。
本発明の実施例はバッファステータスを受信する方法を更に提供し、
基地局は、端末が送信した無線ベアラのバッファステータスレポートBSRを受信し、前記BSRは、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーすることを含む。
好ましくは、
前記基地局は、前記BSRと送信ルールの両者の情報に基づいてアップリンク認証情報を確定し、且つ端末に前記アップリンク認証情報を送信することを更に含む。
好ましくは、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラにおける各スプリットベアラに対応するパケットデータコンバージェンスPDCP層のバッファデータサイズ情報又は無線リンク制御RLC層のバッファデータサイズ情報である。
好ましくは、前記送信ルールは、前記基地局がこの基地局以外の他の基地局と予めネゴシエーションして確定したものであり、又は前記BSRを受信した後に前記他の基地局とネゴシエーションして確定したものである。
好ましくは、前記送信ルールは、異なる基地局が送信した前記PDCP層のバッファデータの分配比率である。
本発明の実施例はバッファステータスを報告する装置を更に提供し、少なくとも送信モジュールを含み、
前記送信モジュールは、無線ベアラにスプリットベアラが存在すると判断した場合、又は前記基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、前記基地局に前記無線ベアラのバッファステータスレポートBSRを送信するように設定され、前記BSRは、前記データ無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーする。
好ましくは、受信モジュールを更に含み、
前記受信モジュールは、前記基地局が送信したアップリンク認証情報を受信するように設定され、前記アップリンク認証情報は、前記基地局が前記BSRと送信ルールに基づいて確定したものである。
好ましくは、前記無線ベアラにスプリットベアラと非スプリットベアラが同時に存在する場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラにおける各スプリットベアラに対応するパケットデータコンバージェンスPDCP層の総バッファデータサイズ情報であり、前記無線ベアラがいずれも前記スプリットベアラである場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、パケットデータコンバージェンスPDCP層又は無線リンク制御RLC層の総バッファデータサイズ情報である。
好ましくは、前記バッファデータサイズ情報は、前記バッファデータサイズに対応するインデックス値であり、前記総バッファデータサイズ情報は、前記総バッファデータサイズに対応するインデックス値である。
本発明の実施例はバッファステータスを受信する装置を更に提供し、少なくとも受信モジュールを含み、
前記受信モジュールは、端末が送信したデータ無線ベアラのバッファステータスレポートBSRを受信するように設定され、前記BSRは、前記データ無線ベアラのバッファデータサイズ情報をキャリーし、又は前記BSRは、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーする。
好ましくは、送信モジュールを更に含み、
前記送信モジュールは、前記BSRと送信ルールに基づいてアップリンク認証情報を確定し、且つ端末に前記アップリンク認証情報を送信するように設定される。
好ましくは、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラにおける各スプリットベアラに対応するパケットデータコンバージェンスPDCP層のバッファデータサイズ情報又は無線リンク制御RLC層のバッファデータサイズ情報である。
好ましくは、前記送信ルールは、前記基地局がこの基地局以外の他の基地局と予めネゴシエーションして確定したものであり、又は前記BSRを受信した後に前記他の基地局とネゴシエーションして確定したものである。
好ましくは、前記送信ルールは、異なる基地局が送信した前記PDCP層のバッファデータの分配比率である。
関連技術に比べて、本発明の実施例は、端末は、スプリットベアラが存在すると判断した場合、又は前記基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、端末は、前記基地局に前記無線ベアラのBSRを送信することと、BSRは、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーすることと、を含む。本発明の実施例の方法により、端末は、対応するBSRを各基地局に送信し、且つ前記データ無線ベアラにスプリットベアラが存在すると判断した場合、又は前記基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、BSRに追加のバッファデータサイズ情報をキャリーさせ、これにより、スプリットベアラが存在する場合のバッファステータスの報告を実現し、各基地局はいずれも相対的に正確なバッファデータサイズを取得することができ、且つ端末の処理が簡単になり、端末の応答データの送信の適時性が向上する。
以下では、本発明の実施例における図面について説明するが、実施例における図面は本発明に対する更なる理解のためのものであり、明細書と共に本発明の説明に用いられ、本発明の実施例の保護範囲を制限するためのものではない。
図1は、本発明の実施例によるバッファステータスを報告する方法のフローチャートである。 図2は、本発明の実施例によるバッファステータスを受信する方法のフローチャートである。 図3は、本発明の実施例によるバッファステータスを報告する装置の構造模式図である。 図4は、本発明の実施例によるバッファステータスを受信する装置の構造模式図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について更に説明するが、本発明の実施例の保護範囲を制限するものではない。
図1に示すように、本発明の実施例はバッファステータスを報告する方法を提供し、前記方法はスプリットベアラ方式を採用するプロトコルアーキテクチャのシーンに適用され、下記ステップ100〜101を含む。
ステップ100: 端末は、無線ベアラにスプリットベアラが存在することを判断した場合、又は基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、端末は、基地局に無線ベアラのBSRを送信し、BSRは無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーする。
ステップ101: 端末は、基地局が送信したアップリンク認証情報を受信し、端末は、アップリンク認証情報に基づいてアップリンクデータを送信する。
以下、ステップ100及びステップ101についてそれぞれ詳しく説明する。
ステップ100について、端末は、無線ベアラにスプリットベアラが存在すると判断した場合、又は基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、端末は、基地局に無線ベアラのBSRを送信し、BSRは、無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーする。
該ステップにおいて、端末は、基地局での無線ベアラにスプリットベアラと非スプリットベアラが同時に存在すると判断した場合、追加のバッファデータサイズ情報は、無線ベアラにおける各スプリットベアラに対応するPDCP層の総バッファデータサイズ情報、即ち各スプリットベアラに対応するPDCP層のバッファデータサイズの和のバッファデータサイズ情報を含む。
端末は、基地局での無線ベアラがいずれもスプリットベアラであると判断した場合、追加のバッファデータサイズ情報は、PDCP層又はRLC層の総バッファデータサイズ情報、即ちPDCP層又はRLC層の各スプリットベアラのバッファデータサイズの和のバッファデータサイズ情報である。
端末は、基地局での無線ベアラにスプリットベアラが存在しないと判断し、且つ前記基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信していない場合、BSRは、無線ベアラのバッファデータサイズ情報のみをキャリーする。
その中、総バッファデータサイズ情報は、総バッファデータサイズに対応するインデックス値である。
該ステップにおいて、バッファデータサイズ情報は、バッファデータサイズに対応するインデックス値である。
その中、バッファデータサイズは、PDCP層とRLC層のバッファデータサイズの和である。
複数の無線ベアラがあれば、BSRにキャリーされる無線ベアラのバッファデータサイズは、各無線ベアラのバッファデータサイズの和である。
該ステップにおいて、無線ベアラは、データ無線ベアラ又はシグナリング無線ベアラであってもよい。
該ステップにおいて、端末は、ベアラ設定情報に基づいて無線ベアラにスプリットベアラが存在するかどうかを判断することができ、該ベアラ設定情報は、無線ベアラの作成過程において基地局により端末に送信され、端末がどのようにベアラ設定情報に基づいて無線ベアラにスプリットベアラが存在するかどうかを判断するかは関連技術に属する。又は、
基地局は、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を端末に送信してもよく、その場合には、端末は、ベアラ設定情報に基づいて無線ベアラにスプリットベアラが存在するかどうかを判断する必要がなくなる。
該ステップにおいて、BSRに新たなフィールドを追加することで、PDCP層又はRLC層のバッファデータサイズ情報を記憶してもよく、BSRのフォーマットは表1と表2に示され、表1はショートBSR又は短縮BSRのフォーマットであり、表2はロングBSRのフォーマットである。
Figure 0006438044
Figure 0006438044
表1は、2つのバイトで表示することができ、1つのバイトは、LCG識別子とバッファデータサイズ情報を表示し、もう1つのバイトは、LCG識別子と追加のバッファデータサイズ情報を表示する。LCG識別子は2つのビットであり、バッファデータサイズ情報と追加のバッファデータサイズ情報はいずれも6つのビットである。
表2において、LCGには対応するデータ無線ベアラがなければ、0を取る。
表2は、6つのバイトで表示することができ、前の3つのバイトは、4つのLCGに対応するバッファデータサイズ情報を表示し、後の3つのバイトは、4つのLCGに対応する追加のバッファデータサイズ情報を表示する。バッファデータサイズ情報と追加のバッファデータサイズ情報はいずれも6つのビットである。該ステップにおいて、1つの基地局に複数のスプリットベアラが存在すると、各スプリットベアラを異なるLCGに属させることができる。
ステップ101について、端末は、基地局が送信したアップリンク認証情報を受信し、端末は、アップリンク認証情報に基づいてアップリンクデータを送信する。
該ステップにおいて、アップリンク認証情報は、基地局がBSRと送信ルールの両者の情報に基づいて確定したものである。
本発明の実施例はバッファステータスを受信する方法を更に提供し、図2に示すように、、下記ステップ200を含む。
ステップ200: 基地局は、端末が送信した無線ベアラのBSRを受信し、BSRは、無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーする。
該ステップにおいて、追加のバッファデータサイズ情報は、無線ベアラにおける各スプリットベアラに対応するPDCP層のバッファデータサイズ情報又はRLC層のバッファデータサイズ情報である。
本発明の実施例によるバッファステータスを受信する方法は、下記ステップ201を更に含む。
ステップ201: 基地局は、BSRと送信ルールに基づいてアップリンク認証情報を確定し、且つ端末にアップリンク認証情報を送信する。
該ステップにおいて、送信ルールは、基地局が他の基地局と予めネゴシエーションして確定したものであり、又はBSRを受信した後に他の基地局とネゴシエーションして確定したものである。
基地局の間は関連技術を採用して送信ルールのネゴシエーションを実現してもよく、本発明の実施例の保護範囲を制限するためのものではない。
該ステップにおいて、基地局は、関連技術を採用してアップリンク認証情報を確定してもよく、本発明の実施例の保護範囲を制限するためのものではない。
該ステップにおいて、送信ルールは、異なる基地局が送信したPDCP層の各スプリットベアラのバッファデータのデータ分配比率であってもよいが、これに制限されない。
下記実施例において、基地局1はマクロ基地局であり、セル1である1つのセルを有し、基地局2はスモールセル基地局であり、それぞれセル3とセル4である2つのセルを有する。以下、実施例はデータ無線ベアラに対して説明し、シグナリング無線ベアラがBSRを報告するステップは、データ無線ベアラがBSRを報告するステップと同じであり、下記実施例では繰り返して説明しない。
実施例1
端末とセル1が接続を確立し、サービス量の増加により、基地局1は、測定報告に基づいて、端末にセル3を追加し、2つのデータ無線ベアラが設定され、それぞれデータ無線ベアラ1とデータ無線ベアラ2であり、いずれもLCG0に属し、その中、データ無線ベアラ2は、分割送信を行うことができる無線ベアラであり、即ち、基地局1と基地局2を介してそれぞれ送信することができる。
端末の挙動は、下記ステップ1〜2である。
ステップ1: 端末は、アップリンクデータを送信する必要がある場合、各基地局の現在の全部のLCG(現在はLCG0しかない)のバッファデータサイズを計算する。
LCG0しかないため、ショートBSRを採用して報告し、LCG0には2つの無線データベアラがあるので、一緒に計算することができる。
ステップ2: 端末は、設定情報に基づいてスプリットベアラが存在すると判断したため、追加のバッファデータサイズ情報を報告する必要がある。
端末が基地局1に報告するバッファデータサイズ情報の計算は、下記の通りである。
RLC層には2つのデータ無線ベアラがあり、バッファデータサイズが200+300=500であり、PDCP層での2つのデータ無線ベアラのバッファデータサイズは600である。そのため、BSRにキャリーされるバッファデータサイズは、500+600=1100であり、また、追加のバッファデータサイズ情報は、スプリットベアラがこの時に無線ベアラ2であるPDCP層のデータバッファサイズであり、即ち400である。従って、端末は、BSRを基地局1に報告し、LCG0のバッファデータサイズが1100であることに対応するインデックス値をキャリーする。また、バッファデータサイズが400であることに対応するインデックス値をキャリーする。
端末が基地局2に報告するバッファデータサイズ情報の計算は、下記の通りである。
RLC層には1つのデータ無線ベアラ2のみがあるため、バッファデータサイズは400であり、PDCP層でのデータ無線ベアラ2のバッファデータサイズは400であるため、BSRにキャリーされるデータバッファサイズは、400+400=800であり、また、スプリットベアラがこの時に無線ベアラ2であるPDCPデータバッファサイズの400を追加的に報告する。従って、端末は、BSRを基地局2に報告し、LCG0のバッファデータサイズが800であることに対応するインデックス値をキャリーする。また、バッファデータサイズが400であることに対応するインデックス値をキャリーする。
基地局の挙動は、下記ステップ10〜13である。
ステップ10: 基地局1と基地局2との間でデータ無線ベアラ2のセル1とセル3での送信ルールのネゴシエーションを行う。
ネゴシエーションの結果により、スプリットベアラのPDCP層のデータに対して、セル1は30%を送信し、セル3は70%を送信する。
ステップ11: 基地局1は、端末が報告したBSRを受信し、バッファデータサイズ及びネゴシエーションした送信ルールに基づいて、アップリンク認証情報を確定し、且つアップリンク認証情報を端末に送信する。
端末は、アップリンク認証情報を受信し、アップリンクデータを送信し、この時、PDCP層のデータサイズは400であり、送信ルールに基づいて、基地局1は120を送信する必要がある。
ステップ12: 基地局2は、端末が報告したBSRを受信し、バッファデータサイズ及びネゴシエーションした送信ルールに基づいて、アップリンク認証情報を確定し、且つアップリンク認証情報を端末に送信する。
端末は、アップリンク認証情報を受信し、アップリンクデータを送信し、この時、PDCP層のデータサイズは400であり、送信ルールに基づいて、基地局1は、280を送信する必要がある。
ステップ13: 基地局1又は基地局2は、受信したBSRに基づいて、送信ルールの再ネゴシエーションフローを開始することを決定することができ、ネゴシエーションが完成した後に、基地局1と基地局2は、新たな送信ルールに基づいて送信データスケジューリングを行う。
実施例2
端末とセル1が接続を確立し、サービス量の増加により、基地局1は、測定報告に基づいて、端末にセル3を追加し、2つのデータ無線ベアラが設定され、それぞれデータ無線ベアラ1とデータ無線ベアラ2であり、データ無線ベアラ1がLCG0に属し、データ無線ベアラ2がLCG1に属し、その中、データ無線ベアラ2は分割送信を行うことができる無線ベアラであり、即ち、基地局1と基地局2を介してそれぞれ送信することができる。
端末の挙動は、下記ステップ20〜21である。
ステップ20: 端末は、アップリンクデータを送信する必要がある場合、各基地局の現在の全部のLCG(現在はLCG0とLCG1がある)のバッファデータサイズを計算する。
基地局1には2つのLCGがあるため、ロングBSRを採用して報告し、基地局2には1つのLCGがあるため、ショートBSRを採用して報告する。
ステップ21: 端末は、設定情報に基づいてスプリットベアラが存在すると判断したため、追加のBS情報を報告する必要がある。
端末が基地局1に報告するバッファデータサイズ情報の計算は、下記の通りである。
RLC層でのデータ無線ベアラ1のバッファデータサイズが200であり、PDCP層でのデータ無線ベアラ1のバッファデータサイズが200であるため、BSRにキャリーされるデータバッファサイズは、200+200=400であり、また、追加のバッファデータサイズ情報は、RLC層のデータバッファサイズであり、即ち200である。
RLC層でのデータ無線ベアラ2のバッファデータサイズが300であり、PDCP層でのデータ無線ベアラ2のバッファデータサイズが400であるため、BSRにキャリーされるデータバッファサイズは、300+400=700であり、また、追加のバッファデータサイズ情報は、RLC層のデータバッファサイズであり、即ち300である。
従って、端末は、BSRを基地局1に報告し、LCG0のバッファデータサイズが400であることに対応するインデックス値をキャリーし、LCG1のバッファデータサイズが700であることに対応するインデックス値をキャリーする。LCG2、LCG3にはデータ無線ベアラがないため、バッファデータサイズは0である。また、LCG0のバッファデータサイズが200であることに対応するインデックス値をキャリーし、LCG1のバッファデータサイズが300であることに対応するインデックス値をキャリーし、LCG2、LCG3にはデータ無線ベアラがないため、バッファデータサイズは0である。
この場合、更に詳しくは、端末は、LCGのバッファデータサイズ情報を計算する場合、該LCGにスプリットベアラが存在しないと、追加のバッファデータサイズ情報を報告する必要がなく、スプリットベアラが存在すると、追加のバッファデータサイズ情報を報告する必要があり、その場合には、LCG0は追加のバッファデータサイズ情報を報告する必要がなく、LCG1は追加のバッファデータサイズ情報を報告する必要があり、又は該LCGに属する無線ベアラにスプリットベアラが存在するかどうかを問わず、全部のLCGはいずれも追加のバッファデータサイズ情報を報告する必要があり、スプリットベアラが存在しなければ、追加のバッファデータサイズ情報は0である。
端末が基地局2に報告するバッファデータサイズ情報の計算は、下記の通りである。
RLC層でのデータ無線ベアラ2のバッファデータサイズが400であり、PDCP層でのデータ無線ベアラ2のバッファデータサイズが400であるため、BSRにキャリーされるデータバッファサイズは、400+400=800であり、また、追加のバッファデータサイズ情報は、RLC層のデータバッファサイズであり、即ち400である。
従って、端末は、BSRを基地局2に報告し、LCG1のバッファデータサイズが800であることに対応するインデックス値をキャリーする。また、LCG1のバッファデータサイズが400であることに対応するインデックス値をキャリーする。
上記のように、基地局は、更に端末にLCG2とLCG3でのデータ無線ベアラを設定すれば、端末は、それぞれLCG0及び/又はLCG1に基づいて計算して報告する。
基地局の挙動は、下記ステップ30〜32である。
ステップ30: 基地局1と基地局2との間でデータ無線ベアラ2のセル1とセル3での送信ルールについてのネゴシエーションを行う。
ネゴシエーションの結果により、スプリットベアラのPDCP層のデータに対して、セル1は20%を送信し、セル3は80%を送信する。
ステップ31: 基地局1は、端末が報告したBSRを受信し、バッファデータサイズ及びネゴシエーションした送信ルールに基づいて、アップリンク認証情報を確定し、且つアップリンク認証情報を端末に送信する。
端末は、アップリンク認証情報を受信し、アップリンクデータを送信し、この時、PDCP層のデータサイズは400であり、送信ルールに基づいて、基地局1は80を送信する必要がある。
ステップ32: 基地局2は、端末が報告したBSRを受信し、バッファデータサイズ及びネゴシエーションした送信ルールに基づいて、アップリンク認証情報を確定し、且つアップリンク認証情報を端末に送信する。
端末は、アップリンク認証情報を受信し、アップリンクデータを送信し、この時、PDCP層のデータサイズは400であり、送信ルールに基づいて、基地局1は320を送信する必要がある。
実施例3
端末とセル1が接続を確立し、サービス量の増加により、基地局1は、測定報告に基づいて、端末にセル3を追加し、2つのデータ無線ベアラが設定され、それぞれデータ無線ベアラ1とデータ無線ベアラ2であり、いずれもLCG0に属し、その中、データ無線ベアラ2は、分割送信を行うことができる無線ベアラであり、即ち基地局1と基地局2を介してそれぞれ送信することができる。
端末の挙動は、下記ステップ40〜42である。
ステップ40: 端末は、アップリンクデータを送信する必要がある場合、各基地局の現在の全部のLCG(現在はLCG0しかない)のバッファデータサイズを計算する。
LCG0しかないため、ショートBSRを採用して報告し、LCG0には2つの無線データベアラがあるので、一緒に計算することができる。
ステップ41: 端末は、基地局1の通知を受信して、追加のバッファデータサイズ情報、即ちスプリットベアラのPDCP層のバッファデータサイズ情報を報告する必要があることを知る。
端末が基地局1に報告するバッファデータサイズ情報の計算は、下記の通りである。
RLC層には2つのデータ無線ベアラがあり、バッファデータサイズは200+300=500であり、PDCP層での2つのデータ無線ベアラのバッファデータサイズは600であるため、BSRにキャリーされるデータバッファサイズは、500+600=1100であり、また、追加のバッファデータサイズ情報は、スプリットベアラがこの時に無線ベアラ2であるPDCPのデータバッファサイズであり、即ち400である。従って、端末は、BSRを基地局1に報告し、LCG0のバッファデータサイズが1100であることに対応するインデックス値をキャリーする。また、バッファデータサイズが400であることに対応するインデックス値をキャリーする。
ステップ42: 端末は、設定に基づいてスプリットベアラが存在することを知るため、追加のバッファデータサイズ情報を報告する必要がある。
端末が基地局2に報告するBSの計算は、下記の通りである。
RLC層には1つのデータ無線ベアラ2のみがあるため、バッファデータサイズは400であり、PDCP層でのデータ無線ベアラ2のバッファデータサイズは400であるため、BSRにキャリーされるデータバッファサイズは、400+400=800であり、また、スプリットベアラがこの時に無線ベアラ2であるPDCP層のデータバッファサイズの400を追加的に報告する。従って、端末は、BSRを基地局2に報告し、LCG0のバッファデータサイズが800であることに対応するインデックス値をキャリーする。また、バッファデータサイズが400であることに対応するインデックス値をキャリーする。
基地局の挙動は、下記ステップ50〜53である。
ステップ50: 基地局1と基地局2は、データ無線ベアラ2のセル1とセル3での送信ルールのネゴシエーションを行う。
ネゴシエーションの結果により、スプリットベアラのPDCP層のデータに対して、セル1は30%を送信し、セル3は70%を送信する。また、基地局1は、追加のバッファデータサイズ情報を報告する必要があることを端末に通知する。
ステップ51: 基地局1は、端末が報告したBSRを受信し、バッファデータサイズ及びネゴシエーションした送信ルールに基づいて、アップリンク認証情報を確定し、且つアップリンク認証情報を端末に送信する。
端末は、アップリンク認証情報を受信し、アップリンクデータを送信し、この時、PDCP層のデータサイズは400であり、送信ルールに基づいて、基地局1は120を送信する必要がある。
ステップ52: 基地局2は、端末が報告したBSRを受信し、バッファデータサイズ及びネゴシエーションした送信ルールに基づいて、アップリンク認証情報を確定し、且つアップリンク認証情報を端末に送信する。
端末は、アップリンク認証情報を受信し、アップリンクデータを送信し、この時、PDCP層のデータサイズは400であり、送信ルールに基づいて、基地局2は280を送信する必要がある。
ステップ53: 基地局1又は基地局2は、受信したBSRに基づいて、送信ルールの再ネゴシエーションフローを開始することを決定することができ、ネゴシエーションが完成した後に、基地局1と基地局2は、新たな送信ルールに基づいて送信データスケジューリングを行う。
上記実施例について、端末にセル1、セル3及びセル4が設定され、セル3とセル4がいずれも基地局2に属するが、端末が基地局2のBSRを報告する過程及び計算方法に影響を与えない。また、ショートBSR、ロングBSR或いは短縮BSRを報告する過程はいずれも同じである。
送信ルール、例えば異なる基地局が送信したPDCP層の各スプリットベアラのバッファデータのデータ分配比率は、基地局と他の基地局が予めネゴシエーションして確定したものであり、又はBSRを受信した後に他の基地局とネゴシエーションして確定したものである。ネゴシエーションの過程は、下記ステップ60〜62を参照してもよい。
ステップ60: 基地局1は、異なる基地局が送信したPDCP層の各スプリットベアラのバッファデータのデータ分配比率(この時、基地局1と基地局2の比率は3:7である)の要求を、基地局2に送信する。
ステップ61: 基地局2は、要求を受信した後、比率が適当であることを確認すると、応答メッセージを返信し、比率を確認し、過程は終了する。
基地局2は、比率が適当ではないことを確認すると、応答メッセージを返信し、薦めの比率、例えば基地局1と基地局2の比率の2:8を基地局2に返信する。
ステップ62: 基地局1は、基地局2の応答メッセージを受信した後、比率が適当であることを確認すると、応答メッセージを返信し、比率を確認し、過程は終了する。
本発明の実施例はバッファステータスを報告する装置(300)を更に提供し、図3に示すように、少なくとも送信モジュール(301)と受信モジュール(302)を含み、
送信モジュール(301)は、無線ベアラにスプリットベアラが存在すると判断し、又は基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した後、基地局に無線ベアラのバッファステータスレポートBSRを送信するように設定され、BSRは、前記データ無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーする。
本発明の実施例による前記バッファステータスを報告する装置は、受信モジュール(302)を更に含み、
受信モジュール(302)は、各基地局が送信したアップリンク認証情報を受信するように設定され、アップリンク認証情報は、基地局がBSRと送信ルールに基づいて確定したものである。
本発明の実施例による前記装置において、無線ベアラにスプリットベアラと非スプリットベアラが存在する場合、追加のバッファデータサイズ情報は、無線ベアラにおける各スプリットベアラに対応するパケットデータコンバージェンスPDCP層の総バッファデータサイズ情報であり、無線ベアラがいずれも前記スプリットベアラである場合、追加のバッファデータサイズ情報は、パケットデータコンバージェンスPDCP層又は無線リンク制御RLC層の総バッファデータサイズ情報である。
本発明の実施例による前記装置において、バッファデータサイズ情報は、バッファデータサイズに対応するインデックス値であり、総バッファデータサイズ情報は、総バッファデータサイズに対応するインデックス値である。
本発明の実施例は、バッファステータスを受信する装置(400)を更に提供し、図4に示すように、少なくとも受信モジュール(401)と送信モジュール(402)を含み、
前記受信モジュール(401)は、端末が送信したデータ無線ベアラのBSRを受信するように設定され、BSRは、無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーし、
前記送信モジュール(402)は、BSRと送信ルールに基づいてアップリンク認証情報を確定し、且つ端末にアップリンク認証情報を送信するように設定される。
本発明の実施例による前記装置において、追加のバッファデータサイズ情報は、無線ベアラにおける各スプリットベアラに対応するPDCP層のバッファデータサイズ情報又はRLC層のバッファデータサイズ情報である。
本発明の実施例による前記装置において、送信ルールは、基地局と他の基地局が予めネゴシエーションして確定したものであり、又はBSRを受信した後に他の基地局とネゴシエーションして確定したものである。
本発明による装置において、送信ルールは、異なる基地局が送信したPDCP層のバッファデータの分配比率である。
上記実施例は、ただ、当業者の理解のためのものであり、本発明の実施例の保護範囲を制限するためのものではなく、本発明の実施例の発明考案を逸脱しない前提で、当業者が本発明の実施例に対して行ったいかなる明らかな置き換えや改善等は、いずれも本発明の実施例の保護範囲内に属する。
関連技術に比べて、本発明の実施例は、端末は、スプリットベアラが存在すると判断した場合、又は前記基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、端末は、前記基地局に前記無線ベアラのBSRを送信することと、BSRは前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーすることと、を含む。本発明の実施例の方法により、端末は、対応するBSRを各基地局に送信し、且つ前記データ無線ベアラにスプリットベアラが存在すると判断した場合、又は前記基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、BSRに追加のバッファデータサイズ情報をキャリーさせ、これにより、スプリットベアラが存在する場合のバッファステータスの報告を実現し、各基地局はいずれも相対的に正確なバッファデータサイズを取得することができ、且つ端末の処理が簡単になり、端末応答データの送信の時効性は向上する。

Claims (13)

  1. 端末は、無線ベアラにスプリットベアラが存在すると判断した場合、又は基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、前記端末は、前記基地局に前記無線ベアラのバッファステータスレポートBSRを送信し、前記端末のユーザプレーンのプロトコルアーキテクチャは無線リンク制御(RLC、Radio Link Control)層とパケットデータコンバージェンス(PDCP、Packet Data Convergence Protocol)層を含むことと、
    前記BSRは、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーし、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び前記追加のバッファデータサイズ情報は異なるセルによってそれぞれに示されることと、を含み、
    前記無線ベアラにスプリットベアラと非スプリットベアラが同時に存在する場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラにおける各スプリットベアラの前記PDCP層での総バッファデータサイズ情報であり、前記無線ベアラがいずれも前記スプリットベアラである場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラの前記PDCP層での総バッファデータサイズ情報である、バッファステータスを報告する方法。
  2. 前記端末は、前記基地局が送信したアップリンク認証情報を受信することを更に含み、 前記アップリンク認証情報は、前記基地局が前記BSRと送信ルールに基づいて確定されたものである請求項1に記載のバッファステータスを報告する方法。
  3. 前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラの前記PDCP層と前記RLC層でのバッファデータサイズに対応するインデックス値である請求項1に記載のバッファステータスを報告する方法。
  4. 基地局は、端末が送信した無線ベアラのバッファステータスレポートBSRを受信することを含み、
    前記BSRは、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーし、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び前記追加のバッファデータサイズ情報は異なるセルによってそれぞれに示され、
    前記端末のユーザプレーンのプロトコルアーキテクチャは無線リンク制御(RLC、Radio Link Control)層とパケットデータコンバージェンス(PDCP、Packet Data Convergence Protocol)層を含み、
    前記無線ベアラにスプリットベアラと非スプリットベアラが同時に存在する場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラにおける各スプリットベアラの前記PDCP層での総バッファデータサイズ情報であり、前記無線ベアラがいずれも前記スプリットベアラである場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラの前記PDCP層での総バッファデータサイズ情報である、バッファステータスを受信する方法。
  5. 前記基地局は、前記BSRと送信ルールの両者の情報に基づいてアップリンク認証情報を確定し、且つ前記端末に前記アップリンク認証情報を送信することを更に含む請求項4に記載のバッファステータスを受信する方法。
  6. 前記送信ルールは、前記基地局がこの基地局以外の他の基地局と予めネゴシエーションして確定されたものであり、又は前記BSRを受信した後に前記他の基地局とネゴシエーションして確定されたものである請求項5に記載のバッファステータスを受信する方法。
  7. 前記送信ルールは、異なる基地局が受信した前記PDCP層のバッファデータの分配比率である請求項5に記載のバッファステータスを受信する方法。
  8. 送信モジュールを含み、
    前記送信モジュールは、無線ベアラにスプリットベアラが存在すると判断した場合、又は基地局が送信した、追加のバッファレポートを報告する必要がある通知を受信した場合、前記基地局に前記無線ベアラのバッファステータスレポートBSRを送信するように設定され、前記BSRは、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーし、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び前記追加のバッファデータサイズ情報は異なるセルによってそれぞれに示され、前記基地局は端末と通信し、前記端末のユーザプレーンのプロトコルアーキテクチャは無線リンク制御(RLC、Radio Link Control)層とパケットデータコンバージェンス(PDCP、Packet Data Convergence Protocol)層を含み、
    前記無線ベアラにスプリットベアラと非スプリットベアラが同時に存在する場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラにおける各スプリットベアラの前記PDCP層での総バッファデータサイズ情報であり、前記無線ベアラがいずれも前記スプリットベアラである場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラの前記PDCP層での総バッファデータサイズ情報である、バッファステータスを報告する装置。
  9. 受信モジュールを更に含み、
    前記受信モジュールは、前記基地局が送信したアップリンク認証情報を受信するように設定され、前記アップリンク認証情報は前記基地局が前記BSRと送信ルールに基づいて確定されたものである請求項8に記載のバッファステータスを報告する装置。
  10. 前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラの前記PDCP層と前記RLC層でのバッファデータサイズに対応するインデックス値である請求項8に記載のバッファステータスを報告する装置。
  11. 受信モジュールを含み、
    前記受信モジュールは、端末が送信した無線ベアラのバッファステータスレポートBSRを受信するように設定され、前記BSRは、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び追加のバッファデータサイズ情報をキャリーし、前記無線ベアラのバッファデータサイズ情報及び前記追加のバッファデータサイズ情報は異なるセルによってそれぞれに示され、前記端末のユーザプレーンのプロトコルアーキテクチャは無線リンク制御(RLC、Radio Link Control)層とパケットデータコンバージェンス(PDCP、Packet Data Convergence Protocol)層を含み、
    前記無線ベアラにスプリットベアラと非スプリットベアラが同時に存在する場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラにおける各スプリットベアラの前記PDCP層での総バッファデータサイズ情報であり、前記無線ベアラがいずれも前記スプリットベアラである場合、前記追加のバッファデータサイズ情報は、前記無線ベアラの前記PDCP層での総バッファデータサイズ情報である、バッファステータスを受信する装置。
  12. 送信モジュールを更に含み、
    前記送信モジュールは、前記BSRと送信ルールに基づいてアップリンク認証情報を確定し、且つ端末に前記アップリンク認証情報を送信するように設定される請求項11に記載のバッファステータスを受信する装置。
  13. 前記送信ルールは、異なる基地局が予めネゴシエーションして確定されたものであり
    は、
    前記送信ルールは、異なる基地局が送信した前記PDCP層のバッファデータの分配比率である請求項12に記載のバッファステータスを受信する装置。
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