JP6427762B2 - Tape feeder - Google Patents
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Description
本発明は、部品実装装置に装着されキャリアテープに保持された部品を部品搭載機構による部品取り出し位置に供給するテープフィーダに関するものである。 The present invention relates to a tape feeder that supplies a component mounted on a component mounting apparatus and held on a carrier tape to a component removal position by a component mounting mechanism.
部品実装装置における部品の供給装置としてテープフィーダが知られている。テープフィーダは、部品を収納したキャリアテープをテープ送り装置によりテープ通路に沿って間欠送りすることで、部品搭載機構を構成する搭載ヘッドによる部品取り出し位置まで部品を供給するものである。このようなテープフィーダにキャリアテープをセットするときには、テープフィーダの後端に設けられたテープ通路の入り口からキャリアテープを挿入してテープ送り装置まで到達させるセット作業が必要となる。このキャリアテープのセット作業はオペレータが行う。 A tape feeder is known as a component supply device in a component mounting apparatus. The tape feeder intermittently feeds the carrier tape containing the components along the tape path by the tape feeding device, thereby supplying the components to the component pick-up position by the mounting head constituting the component mounting mechanism. When the carrier tape is set in such a tape feeder, a setting operation is required in which the carrier tape is inserted from the entrance of the tape passage provided at the rear end of the tape feeder to reach the tape feeder. The carrier tape is set by an operator.
近年、キャリアテープのセット作業の作業性を向上させるべく、テープ通路の一側方が開放されたテープフィーダが用いられている。テープ通路の一側方を開放することで、オペレータは開放側からキャリアテープをテープ通路上に簡単にセットすることができるが、その一方でテープ通路からキャリアテープが脱落し易くなるという問題が新たに生じる。このような問題を解決するため、キャリアテープの脱落を防止する脱落防止部材を備えたテープフィーダが提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1に示す脱落防止部材は「逆L字状」に成形されており、テープ通路の一側方に設けられている。脱落防止部材の一部は、テープ通路上を送られるキャリアテープの上方に張り出している。これにより、キャリアテープが幅方向若しくは上方に移動しても、脱落防止部材に当接してテープ通路からの脱落が防止される。
In recent years, a tape feeder in which one side of a tape path is opened has been used in order to improve workability of carrier tape setting work. By opening one side of the tape path, the operator can easily set the carrier tape on the tape path from the open side, but on the other hand, there is a new problem that the carrier tape is easily dropped from the tape path. To occur. In order to solve such a problem, a tape feeder including a drop-off preventing member for preventing the carrier tape from dropping has been proposed (for example, Patent Document 1). The drop-off preventing member shown in
しかしながら、特許文献1に開示されているテープ通路の一側方を開放したテープフィーダでは、脱落防止部材を備えたとしても、巻き癖が強いキャリアテープをセットしたときに開放側からキャリアテープが脱落するおそれがあり、キャリアテープの脱落を確実に防止することはできなかった。
However, in the tape feeder opened on one side of the tape passage disclosed in
そこで本発明は、キャリアテープのセット作業を容易にするとともに、キャリアテープの脱落を確実に防止することができるテープフィーダを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a tape feeder that facilitates a carrier tape setting operation and can reliably prevent the carrier tape from falling off.
本発明のテープフィーダは、長手方向に一定間隔で部品を収納したキャリアテープをスプロケットの回転によって間欠送りすることにより、部品取り出し位置に部品を供給するテープフィーダであって、一側方が開放されたテープ通路と、前記テープ通路上の前記スプロケットより上流側に設けられ、前記テープ通路に沿って間欠送りされる前記キャリアテープが通過可能な開口部を有し、前記テープ通路からの前記キャリアテープの脱落を防止するトンネル状の脱落防止部材を備え、前記脱落防止部材の上方には、前記キャリアテープを挿入可能なスリットが前記キャリアテープの送り方向の全体に延びて設けられている。 The tape feeder of the present invention is a tape feeder that supplies a component to a component removal position by intermittently feeding a carrier tape containing components at regular intervals in the longitudinal direction by the rotation of a sprocket , and one side is opened. The carrier tape provided on the upstream side of the sprocket on the tape passage and through which the carrier tape intermittently fed along the tape passage can pass, and the carrier tape from the tape passage A drop-out preventing member in the form of a tunnel that prevents the carrier tape from falling off is provided, and a slit into which the carrier tape can be inserted is provided above the drop-out preventing member so as to extend in the entire feeding direction of the carrier tape.
本発明によれば、キャリアテープのセット作業を容易にするとともに、キャリアテープの脱落を確実に防止することができる。 According to the present invention, the carrier tape can be easily set and the carrier tape can be reliably prevented from falling off.
まず図1および図2を参照して、本発明の実施の形態における部品実装装置1について説明する。部品実装装置1は基板2に部品3(図3)を実装する機能を有する。以下、基板2の搬送方向をX方向、X方向と水平面内において直交する方向をY方向と定義する。基台4の上面には、X方向に延びた一対の搬送コンベアを備えた基板搬送機構5が設けられている。基板搬送機構5は、基板2を搬送して所定の実装作業位置(図1に示す基板2の位置)に位置決めする。
First, a
基板搬送機構5のY方向における両側の位置には、部品供給部6がそれぞれ設けられている。部品供給部6には複数のテープフィーダ7がX方向に並列して設けられている。テープフィーダ7は、長手方向に一定間隔で部品3を収納したキャリアテープ8を間欠送りして、後述する吸着ノズル11による部品取り出し位置まで部品3を供給する。
基台4のX方向における端部にはY軸移動ビーム9Yが設けられており、Y軸移動ビーム9Yには2基のX軸移動ビーム9XがY方向に移動自在に設けられている。また、それぞれのX軸移動ビーム9Xには搭載ヘッド10がX方向に移動自在に装着されている。Y軸移動ビーム9Y、X軸移動ビーム9Xは、搭載ヘッド10をX方向およびY方向に移動させる。搭載ヘッド10は部品3を吸着可能な複数の吸着ノズル11を備えており、吸着ノズル11はテープフィーダ7から供給された部品3を吸着して取り出した後、基板2に搭載する。上記構成において、Y軸移動ビーム9Y、X軸移動ビーム9Xおよび搭載ヘッド10は、基板2に部品3を搭載する部品搭載機構を構成する。
A Y-axis moving
図1において、搭載ヘッド10は撮像視野を下方に向けた第1の認識カメラ12を備えている。第1の認識カメラ12は、実装作業位置に位置決めされた基板2などを撮像する。また、基台4において、基板搬送機構5と部品供給部6との間には、撮像視野を上方に向けた第2の認識カメラ13が設けられている。第2の認識カメラ13は、その上方を移動する搭載ヘッド10に保持された部品3を下方から撮像する。基板2と部品3の撮像データは、部品実装装置1が備える制御部によって認識処理される。これにより、制御部は基板2と部品3を検出する。基板2と部品3の検出結果は、部品3の搭載時に搭載ヘッド10を基板2に対して位置合わせする際に用いられる。
In FIG. 1, the
次に、図2〜図9の各図面を参照して、テープフィーダ7の構造について説明する。図2において、テープフィーダ7は部品供給部6に設けられたフィーダベース14に着脱自在に装着されている。テープフィーダ7によって間欠送りされるキャリアテープ8は、供給リール15に巻回した状態で収納されている。供給リール15は、台車16に設けられたリール保持部材(図示省略)によって回転自在に保持されている。
Next, the structure of the
図3(a),(b)において、キャリアテープ8は、凹状のポケット17aが長手方向に一定の間隔をおいて形成されたベーステープ17と、ベーステープ17の上面を封止するトップテープ18を含んで構成される。ポケット17aには、例えば、0402サイズ、0603サイズなどの部品3が収納される。また、ベーステープ17の一側部には孔部17bが定ピッチで形成されている。
3A and 3B, a
図4および図5(a)において、テープフィーダ7は、当該テープフィーダ7の全体形状を構成するフィーダ本体部19と、フィーダ本体部19の上流側(紙面左側)の下面から下方に凸状に設けられたフィーダ装着部20を含んで構成される。フィーダ装着部20はコネクタ部を備えており、フィーダ本体部19の下面をフィーダベース14に沿わせてテープフィーダ7を装着した状態では、コネクタ部がフィーダベース14に嵌合する。これにより、テープフィーダ7は部品供給部6に固定されるとともに、部品実装装置1の制御部と電気的に接続される。
4 and FIG. 5A, the
フィーダ本体部19には、キャリアテープ8の通路であるテープ通路21が設けられている。フィーダ本体部19の上流側の端部にはテープ通路21の入り口である開口部21aが形成されており、テープ通路21は開口部21aから搭載ヘッド10による部品取り出し位置をさらに越えた下流側の端部近傍まで連通している。図5(a)に示すように、このテープ通路21は、上流側から順に第1区画A、第2区画B、第3区画C、第4区画Dを有する。
The feeder
第1区画Aは、開口部21aのある上流側から下流側に向かってキャリアテープ8を所定の位置まで水平な姿勢でガイドする区画である。この第1区画Aに対応するテープ通路21の断面は、フィーダ本体部19の内部において一側が開放された略コの字状となっている。図5(b)は、図5(a)において符号Eで示す範囲におけるフィーダ本体部19の断面図である。
The first section A is a section that guides the carrier tape 8 in a horizontal posture from the upstream side with the opening 21a toward the downstream side to a predetermined position. The cross section of the
第2区画Bは、第1区画Aの終端部から下流側に向かって上り勾配でキャリアテープ8を所定の位置までガイドする区画である。この第2区画Bに対応するテープ通路21は、第1区画Aと同様にフィーダ本体部19の内部において一側が開放された略コの字状の箇所を含む。
The second section B is a section that guides the carrier tape 8 to a predetermined position with an upward gradient from the end portion of the first section A toward the downstream side. Similar to the first section A, the
第3区画Cは、第2区画Bの終端部から部品取り出し位置の手前側に亘ってキャリアテープ8を水平な姿勢でガイドする区画である。この第3区画Cに対応するテープ通路21は、後述する脱落防止部材30が設けられた位置を除いて両側方および上方が開放されている。すなわち、第3区画Cに対応するテープ通路21においては、キャリアテープ8は両側方および上方が露呈した状態で間欠送りされる。このように、第1区画、第2区画B、第3区画Cに対応するテープ通路21は、少なくとも一側方が開放された状態となっている。
The third section C is a section that guides the
第4区画Dは、第3区画Cの終端部から部品取り出し位置をさらに越えた下流側の端部、すなわちテープ通路21の終端部までキャリアテープ8をガイドする区画である。この第4区画に対応するフィーダ本体部19の上面には押さえ部材22が設けられている。押さえ部材22は、第4区画Dに対応するテープ通路21を間欠送りされるキャリアテープ8を上方から押さえる機能を有しており、下流側の端部に設けられた軸部材23を中心に回動自在となっている。軸部材23を中心にして押さえ部材22を持ち上げると、第4区画Dの前端部近傍におけるフィーダ本体部19と押さえ部材22との間には、キャリアテープ8の厚みを超える隙間が形成される。このように隙間を形成することで、第4区画に対応するテープ通路21上にキャリアテープ8を容易にセットすることができる。また、押さえ部材22を持ち上げていない状態では、第4区画Dに対応するテープ通路21は押さえ部材22によって両側方および上方が覆われた状態となる。
The fourth section D is a section that guides the
図5(a)および図6(a)において、フィーダ本体部19の下流側であって、押さえ部材22の下方に対応する位置にはスプロケット24が設けられている。スプロケット24は駆動モータ25により回転駆動し、駆動モータ25はテープフィーダ7が備えるフィーダ制御部により制御される。スプロケット24の外周には複数の送りピン24aが定ピッチで設けられている。図6(b)に示すように、ベーステープ17の孔部17bに送りピン24aを係合させた状態でスプロケット24を間欠回転させることにより(矢印a)、キャリアテープ8はテープ通路21に沿って下流へ間欠送りされる(矢印b)。
5A and 6A, a
スプロケット24よりも上流側の位置は、ポケット17aに収納された部品3を吸着ノズル11によって吸着して取り出す部品取り出し位置[P]となっている。図5(a)および図6(a)において、押さえ部材22には部品取り出し位置[P]に対応して吸着開口部26が設けられている。吸着開口部26の上流側の端部は、トップテープ18を剥離するためのトップテープ剥離部26aとなっている。また、図6(a)に示すように、押さえ部材22においてスプロケット24の上方に対応する位置には、送りピン24aの逃がし用の開口部27が設けられている。
The position upstream of the
図5(a)において、吸着開口部26よりも上流側であって、フィーダ本体部19の略中央の位置にはトップテープ送り機構28とテンション検出機構29が設けられている。トップテープ送り機構28は、キャリアテープ8が押さえ部材22の下方を間欠送りされる過程において、トップテープ剥離部26aを介してベーステープ17から剥離されたトップテープ18を上流側に引っ張り、フィーダ本体部19の上流側の内部に設けられたテープ回収部(図示省略)へトップテープ18を送る。テンション検出機構29は、トップテープ送り機構28によってトップテープ18がテープ回収部へ送られる過程で、トップテープ18のテンションを検出する。テンション検出機構29による検出の結果、トップテープ18のテンションが所定の値以下になったとき(言い換えればトップテープ18が緩んだとき)、トップテープ送り機構28はトップテープ18を引っ張ってテープ回収部へ送る。トップテープ送り機構28とテンション検出機構29は、ベーステープ17から剥離されたトップテープ18をテープ回収部へ回収するトップテープ回収手段となっている。このように、キャリアテープ8を間欠送りする過程でトップテープ回収手段によってトップテープ18を回収することで、ポケット17a内の部品3はむき出しの状態で搭載ヘッド10(部品搭載機構)による部品取り出し位置[P]まで供給される。
In FIG. 5A, a top
図5(a)に示すように、第3区画Cに対応するテープ通路21上において、部品取り出し位置[P]よりも上流側の位置には脱落防止部材30が設けられている。図7に示すように、脱落防止部材30はトンネル状であり、例えば合成樹脂を主な材料として製作される。
As shown in FIG. 5A, on the
次に図8を参照して、脱落防止部材30の構造を詳細に説明する。脱落防止部材30は、テープ通路21の上面と接触する平板状の底板31と、テープ通路21の両側に対応する位置から当該テープ通路21の長手方向に沿って垂直に立設された第1の側板32、第2の側板33と、第1の側板32と第2の側板33の上端部からそれぞれテープ通路21の内方に向かって水平に延出した第1の延出部34、第2の延出部35を含んで構成される。底板31、第1の側板32、第2の側板33、第1の延出部34、第2の延出部35により囲まれた空間は、キャリアテープ8が通過可能な開口部36を構成する。キャリアテープ8は、この開口部36を通過して下流側へ間欠送りされる(図7)。このとき、キャリアテープ8は幅方向(紙面左右方向)に移動しても第1の側板32又は第2の側板33に接触してテープ通路21からの脱落が防止される。
Next, the structure of the drop-off preventing
図8(a)において、第1の延出部34と第2の延出部35は、それぞれキャリアテープ8の間欠送り方向と平行な側面34a,35aを有しており、それぞれの側面34a,35aが対向した状態で配置されている。また、これらの側面34a,35aの間には、所定長さの隙間Sが設けられている。図9(a)に示すように、隙間Sはキャリアテープ8の幅方向の長さ寸法L1よりも小さく、また、キャリアテープ8の厚み方向の長さ寸法L2よりも大きく設定されている。キャリアテープ8の厚み方向の長さ寸法L2は隙間Sよりも小さいため、図9(b)に示すように、キャリアテープ8は厚み方向を上方に向けた状態で隙間Sを通過することができる(矢印c)。言い換えれば、隙間Sを介してキャリアテープ8を脱落防止部材30の内部(開口部36)に対して挿抜することができる。脱落防止部材30において隙間Sが設けられた領域は、キャリアテープ8の長手方向に延びたスリット37(細長く延びた直線状の開口部)を構成する。
In FIG. 8 (a), the first extending
これにより、キャリアテープ8が脱落防止部材30の内部を間欠送りされる際に上方へ移動しても、キャリアテープ8は第1の延出部34と第2の延出部35に接触して脱落防止部材30外への移動が規制される。したがって、巻き癖が強いキャリアテープ8をセットした場合であっても、脱落防止部材30によってキャリアテープ8の脱落を確実に防止することができる。
As a result, even if the
また、脱落防止部材30の上方にスリット37を設けることで、次のようなキャリアテープ8のセット作業を実現することがきる。すなわち、オペレータは押さえ部材22を持ち上げた状態でスプロケット24の送りピン24aにベーステープ17の孔部17bを係合させ、その後に押さえ部材22から手を離す。これにより、キャリアテープ8の先頭部近傍をフィーダ本体部19に対して固定させる。そして、この状態でオペレータはスリット37を介してキャリアテープ8を脱落防止部材30の内部に挿入し、各区画(A,B,C)に対応するテープ通路21上にキャリアテープ8を順次沿わせる。このように、キャリアテープ8の先頭部近傍を先に固定させた状態でその他の部分をテープ通路21に沿わせることで、キャリアテープ8のセット作業を容易に行うことができる。
Further, by providing the
以上説明したように、脱落防止部材30は、テープ通路21上に設けられ、テープ通路21に沿って間欠送りされるキャリアテープ8が通過可能な開口部36を有し、テープ通路21からのキャリアテープ8の脱落を防止する機能を有する。また、脱落防止部材30の上方には、キャリアテープ8を挿入可能なスリット37がキャリアテープ8の送り方向に延びて設けられている。さらに、スリット37の幅(キャリアテープ8の間欠送り方向と直交するX方向における長さ)はキャリアテープ8の幅よりも狭い。
As described above, the drop-
本実施の形態における部品実装装置1は以上のように構成される。次に、キャリアテープ8のセット作業について説明する。まず、オペレータは供給リール15からキャリアテープ8を引き出す。次いで図10(a)に示すように、オペレータは押さえ部材22を持ち上げた状態でキャリアテープ8(ベーステープ17)の孔部17bをスプロケット24の送りピン24aに係合させ、その後、押さえ部材22から手を離す。これにより、ベーステープ17は押さえ部材23によって上方から押さえられた状態となり(図10(b))、キャリアテープ8の先頭部近傍におけるセット作業が完了する。
The
次いで、オペレータはテープ通路21上にキャリアテープ8を沿わせる。すなわち図10(b)に示すように、第3区画Cに対応するテープ通路21に対しては、オペレータは指先でキャリアテープ8をねじ曲げて「起立姿勢」にさせ、この状態でスリット37を介してキャリアテープ8を脱落防止部材30の内部に挿入する(矢印d)。そして、図10(c)に示すように、オペレータはキャリアテープ8を水平な姿勢に戻し、キャリアテープ8をテープ通路21上に沿わせる。また、第1区画Aと第2区画Bに対応するテープ通路21に対しては、オペレータはテープ通路21の開放側からキャリアテープ8を挿入する。これにより、キャリアテープ8のセット作業は完了する。
Next, the operator places the
前述したセット作業において、例えば、オペレータが誤ったキャリアテープ8をセットしたとき、以下の手順でキャリアテープ8のセットを解除することができる。すなわち、オペレータは押さえ部材22を持ち上げ、スプロケット24からベーステープ17を取り外す。次いで図11に示すように、オペレータはキャリアテープ8を指先でねじ曲げ、脱落防止部材30の開口部36に対応する範囲にあるキャリアテープ8を「起立姿勢」にする。そして、この状態でオペレータはキャリアテープ8を上方に持ち上げ(矢印e)、スリット37を介して脱落防止部材30からキャリアテープ8を抜き取る。次いで、オペレータは第1区画A、第2区画Bに対応するテープ通路21上にセットされたキャリアテープ8を開放側にスライドさせて抜き取る。
In the above-described setting operation, for example, when the operator sets the
このように、脱落防止部材30の上方にスリット37を設けることで、キャリアテープ8のセット作業を容易にすることができる。この点についてより具体的に説明すると、脱落防止部材30にスリット37がない場合、オペレータは脱落防止部材30の内部にキャリアテープ8を間欠送り方向に沿って挿入したうえで、スプロケット24の送りピン24aにベーステープ17の孔部17bを係合させる必要がある。そのため、何らかの理由でキャリアテープ8のセット作業をやり直したい場合、オペレータはスプロケット24からベーステープ17を取り外し、その後にキャリアテープ8を上流側へ引き戻して脱落防止部材30からキャリアテープ8を抜き取らなればならない。そして、オペレータは脱落防止部材30の内部にキャリアテープ8を再び挿入し、スプロケット24の送りピン24aにベーステープ17の孔部17bを係合させるといった面倒な作業を行う必要がある。なお、キャリアテープ8のセットを解除する必要がある場合とは、例えば、誤ったキャリアテープ8をセットしてしまった場合や、キャリアテープ8のセット作業の順序を間違えた場合が挙げられる。
Thus, by providing the
その一方で、脱落防止部材30の上方にスリット37を設けることで、オペレータはスリット37を介してキャリアテープ8を簡単に挿抜することができ、これによりキャリアテープ8をテープ通路21に沿わせる際の作業負担が軽減される。また、スプロケット24の送りピン24aとベーステープ17の孔部17bとの係合を維持したままテープ通路21からキャリアテープ8を取り外し、テープ通路21に対するキャリアテープ8のセット作業をやり直すこともできる。このように、本実施の形態におけるテープフィーダ7によれば、キャリアテープ8のセット作業を容易に行うことができるとともに、キャリアテープ8のセット作業に自在性を持たせることができる。
On the other hand, by providing the
なお、図9(a)に示すように、開口部36の高さHはキャリアテープ8の幅方向の長さ寸法L1よりも長く設定した方が望ましい。これにより、キャリアテープ8を「起立姿勢」にさせる際の撓みを防止して、キャリアテープ8を脱落防止部材30に対してスムーズに挿抜することができる。
As shown in FIG. 9A, the height H of the
本発明のテープフィーダは本実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。例えば、脱落防止部材30は底板31を省略した構成でもよく、また、円筒状に成形されたものでもよい。
The tape feeder of the present invention is not limited to this embodiment, and can be changed without departing from the spirit of the invention. For example, the
本発明のテープフィーダによれば、キャリアテープのセット作業を容易にするとともに、キャリアテープの脱落を確実に防止することができる。 According to the tape feeder of the present invention, the carrier tape can be easily set and the carrier tape can be reliably prevented from falling off.
3 部品
7 テープフィーダ
8 キャリアテープ
21 テープ通路
30 脱落防止部材
36 開口部
37 スリット
[P] 部品取り出し位置
3
Claims (3)
一側方が開放されたテープ通路と、
前記テープ通路上の前記スプロケットより上流側に設けられ、前記テープ通路に沿って間欠送りされる前記キャリアテープが通過可能な開口部を有し、前記テープ通路からの前記キャリアテープの脱落を防止するトンネル状の脱落防止部材を備え、
前記脱落防止部材の上方には、前記キャリアテープを挿入可能なスリットが前記キャリアテープの送り方向の全体に延びて設けられていることを特徴とするテープフィーダ。 A tape feeder that supplies parts to a parts removal position by intermittently feeding a carrier tape containing parts at regular intervals in the longitudinal direction by rotation of a sprocket ,
A tape passage with one side open,
Provided on the upstream side of the sprocket on the tape path and having an opening through which the carrier tape intermittently fed along the tape path can pass, and prevents the carrier tape from falling off the tape path. It has a tunnel-shaped drop-off prevention member,
A tape feeder, wherein a slit into which the carrier tape can be inserted is provided above the drop-off preventing member so as to extend in the entire feeding direction of the carrier tape.
前記脱落防止部材は、前記押さえ部材より上流側に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のテープフィーダ。The tape feeder according to claim 1 or 2, wherein the drop-off prevention member is provided upstream of the pressing member.
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