JP6425496B2 - アーク溶接の状態監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、正送期間と逆送期間とを周期的に繰り返す送給速度設定値に基づいて送給速度を制御し、溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返して、短絡期間とアーク期間とを発生させるアーク溶接の状態監視方法に関するものである。
一般的な消耗電極式アーク溶接では、消耗電極である溶接ワイヤを一定速度で送給し、溶接ワイヤと母材との間にアークを発生させて溶接が行なわれる。消耗電極式アーク溶接では、溶接ワイヤと母材とが短絡期間とアーク期間とを交互に繰り返す溶接状態になることが多い。
溶接品質をさらに向上させるために、溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返して溶接する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の発明では、所定の周波数と所定の振幅で溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返して、短絡状態とアーク状態とを発生させて溶接を行う。この溶接方法では、溶接ワイヤの定速送給の従来技術では不可能であった短絡とアークとの繰り返しの周期を所望値に設定することができるので、スパッタ発生量の削減、ビード外観の改善等の溶接品質の向上を図ることができる。
特許第5201266号公報
溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返す溶接において、正送と逆送とに周期的に変化する送給速度設定値の波形と実際の送給速度の波形とは、送給経路の送給抵抗の影響によってずれが生じる。この溶接方法では、送給速度は例えば−50m/minから+50m/minの範囲を10msの周期で正弦波状に変化するので、送給抵抗の影響によるずれは大きくなる。溶接トーチの引き回しが変化すると、送給経路の送給抵抗が変化する。さらには、溶接を繰り返して行なっていると、次第に送給経路が磨耗して送給抵抗が変化する。これらの送給抵抗の変化に伴って送給速度設定値の波形と実際の送給速度の波形とのずれが変化する。このずれが大きくなると、溶接状態が変動して、溶接品質が悪くなる。
そこで、本発明では、溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返す溶接において、送給抵抗の変化に伴う溶接状態の変動を監視して、溶接品質が悪くなることを防止することができるアーク溶接の状態監視方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
正送期間と逆送期間とを周期的に繰り返す送給速度設定値に基づいて送給速度を制御し、溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返して、短絡期間とアーク期間とを発生させるアーク溶接の状態監視方法において、
前記送給速度を検出し、前記送給速度設定値とこの送給速度検出値とのズレ量が予め定めた基準値以上になったときは警報を発し、
前記ズレ量は、前記送給速度設定値の振幅と前記送給速度検出値の振幅との差分値、前記送給速度設定値の正送ピーク値と前記送給速度検出値の正送ピーク値との差分値、又は、前記送給速度設定値の逆送ピーク値と前記送給速度検出値の逆送ピーク値との差分値である、
ことを特徴とするアーク溶接の状態監視方法である。
本発明によれば、送給速度設定値と送給速度検出値とのズレ量が基準値以上となると警報が発せられる。送給経路の送給抵抗が増大すると、送給速度の変化が緩やかになり、溶接状態が不安定になるおそれがある。本発明では、このような状態となると、警報が発せられる。このために、本発明に係るアーク溶接の状態監視方法では、溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返す溶接において、送給抵抗の変化に伴う溶接状態の変動を監視して、溶接品質が悪くなることを防止することができる。
本発明の実施の形態1に係るアーク溶接の状態監視方法を実施するための溶接電源のブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るアーク溶接の状態監視方法を説明するための図1の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係るアーク溶接の状態監視方法を実施するための溶接電源のブロック図である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
電源主回路PMは、3相200V等の商用電源(図示は省略)を入力として、後述する駆動信号Dvに従ってインバータ制御等による出力制御を行い、出力電圧Eを出力する。この電源主回路PMは、図示は省略するが、商用電源を整流する1次整流器、整流された直流を平滑する平滑コンデンサ、平滑された直流を高周波交流に変換する上記の駆動信号Dvによって駆動されるインバータ回路、高周波交流を溶接に適した電圧値に降圧する高周波変圧器、降圧された高周波交流を直流に整流する2次整流器を備えている。
リアクトルWLは、上記の出力電圧Eを平滑する。このリアクトルWLのインダクタンス値は、例えば200μHである。
送給モータWMは、後述する送給制御信号Fcを入力として、正送と逆送とを周期的に繰り返して溶接ワイヤ1を送給速度Fwで送給する。送給モータWMはエンコーダ(図示は省略)を備えており、このエンコーダから送給速度検出信号Fdが出力される。送給モータWMには、過渡応答性の速いモータが使用される。溶接ワイヤ1の送給速度Fwの変化率及び送給方向の反転を速くするために、送給モータWMは溶接トーチ4の先端の近くに設置される場合がある。また、送給モータWMを2個使用して、プッシュプル方式の送給系とする場合もある。
溶接ワイヤ1は、上記の送給モータWMに結合された送給ロール5の回転によって溶接トーチ4内を送給されて、母材2との間にアーク3が発生する。溶接トーチ4内の給電チップ(図示は省略)と母材2との間には溶接電圧Vwが印加し、溶接電流Iwが通電する。
出力電圧設定回路ERは、予め定めた出力電圧設定信号Erを出力する。出力電圧検出回路EDは、上記の出力電圧Eを検出し平滑して、出力電圧検出信号Edを出力する。
電圧誤差増幅回路EAは、上記の出力電圧設定信号Er及び上記の出力電圧検出信号Edを入力として、出力電圧設定信号Er(+)と出力電圧検出信号Ed(−)との誤差を増幅して、電圧誤差増幅信号Eaを出力する。この回路によって、溶接電源は定電圧制御される。
溶接開始回路STは、トーチスイッチのオン又はオフに対応してHighレベル又はLowレベルになる溶接開始信号Stを出力する。この溶接開始信号StがHighレベルになると溶接が開始され、Lowレベルになると停止される。
駆動回路DVは、上記の溶接開始信号St及び上記の電圧誤差増幅信号Eaを入力として、溶接開始信号StがHighレベルのときは、電圧誤差増幅信号Eaに基づいてPWM変調制御を行い、上記のインバータ回路を駆動するための駆動信号Dvを出力する。
平均送給速度設定回路FARは、予め定めた平均送給速度設定信号Farを出力する。振幅設定回路WFRは、予め定めた振幅設定信号Wfrを出力する。周期設定回路TFRは、予め定めた周期設定信号Tfrを出力する。
送給速度設定回路FRは、上記の平均送給速度設定信号Far、上記の振幅設定信号Wfr及び上記の周期設定信号Tfrを入力として、振幅設定信号Wfrによって定まる振幅及び周期設定信号Tfrによって定まる周期で正弦波状に変化する波形を平均送給速度設定信号Farの値だけ正送側にシフトした送給パターンとなる送給速度設定信号Frを出力する。この回路の詳細な動作については、図2で後述する。送給パターンは、三角波、台形波等であっても良い。
送給制御回路FCは、上記の送給速度設定信号Fr及び上記の溶接開始信号Stを入力として、溶接開始信号StがHighレベル(開始)のときは送給速度設定信号Frの値に相当する送給速度Fwで溶接ワイヤ1を送給するための送給制御信号Fcを上記の送給モータWMに出力し、溶接開始信号StがLowレベル(停止)のときは送給停止指令となる送給制御信号Fcを出力する。
ズレ量算出回路ZDは、上記の送給速度設定信号Fr及び上記の送給速度検出信号Fdを入力として、平均送給速度ズレ量、振幅ズレ量、正送ピーク値ズレ量及び逆送ピーク値ズレ量を以下のようにして算出し、これらの中から一つを選択して、ズレ量信号Zdとして出力する。
1)平均送給速度ズレ量の算出
送給速度設定信号Frの平均値及び送給速度検出信号Fdの平均値を算出し、これら平均値の差分値を平均送給速度ズレ量として算出する。
2)振幅ズレ量の算出
送給速度設定信号Frの振幅及び送給速度検出信号Fdの振幅を算出し、これら振幅の差分値を振幅ズレ量として算出する。
3)正送ピーク値ズレ量の算出
送給速度設定信号Frの正送ピーク値及び送給速度検出信号Fdの正送ピーク値を算出し、これら正送ピーク値の差分値を正送ピーク値ズレ量として算出する。
4)逆送ピーク値ズレ量の算出
送給速度設定信号Frの逆送ピーク値及び送給速度検出信号Fdの逆送ピーク値を算出し、これら逆送ピーク値の差分値を逆送ピーク値ズレ量として算出する。
警報回路ARは、上記のズレ量信号Zdを入力として、ズレ量信号Zdの値が予め定めた基準値以上であるときは警報信号Arが出力されて警報を発する。警報は、音、光、フィールドネットワークへの信号出力等で行う。ズレ量信号Zdの値が基準値以上になった場合とは、送給速度設定信号Frと送給速度検出信号Fdとのズレ量が送給抵抗の増大によって基準レベル以上となった場合である。このような状態になると、溶接状態が不安定になり、溶接品質が悪化するおそれがある。
図2は、本発明の実施の形態1に係るアーク溶接の状態監視方法を説明するための図1の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。同図(A)は送給速度設定信号Fr(実線)及び送給速度検出信号Fd(破線)の時間変化を示し、同図(B)は溶接電流Iwの時間変化を示し、同図(C)は溶接電圧Vwの時間変化を示し、同図(D)は警報信号Arの時間変化を示す。以下、同図を参照して説明する。
同図(A)に示すように、送給速度設定信号Fr及び送給速度検出信号Fdは、0よりも上側が正送期間となり、下側が逆送期間となる。正送とは溶接ワイヤを母材に近づける方向に送給することであり、逆送とは母材から離反する方向に送給することである。
同図(A)の実線で示すように、送給速度設定信号Frは、振幅設定信号Wfr及び周期設定信号Tfrで正弦波状に変化する波形を、平均送給速度設定信号Farの値だけ正送側にシフトした波形である。したがって、送給速度設定信号Frは、平均的には正の値(正送)である平均送給速度設定信号Farの値となる。
同図(A)の実線で示すように、送給速度設定信号Frは、時刻t1時点では0であり、時刻t1〜t2の期間は正送加速期間となり、時刻t2で正送ピーク値となり、時刻t2〜t3の期間は正送減速期間となり、時刻t3で0となり、時刻t3〜t4の期間は逆送加速期間となり、時刻t4で逆送ピーク値となり、時刻t4〜t5の期間は逆送減速期間となる。そして、時刻t5〜t6の期間は再び正送加速期間となり、時刻t6〜t7の期間は再び正送減速期間となる。正送ピーク値と逆送ピーク値との差分値が振幅設定信号Wfrの値となり、時刻t1〜t5の期間が周期設定信号Tfrの値となる。例えば、Wfr=100m/minであり、Tfr=10msであり、Far=3〜20m/minである
同図(A)の破線で示すように、送給速度検出信号Fdは実際の送給速度Fwの検出値であり、送給速度設定信号Frよりも遅れて立ち上がり、遅れて立ち下る正弦波となる。送給速度検出信号Fdは、時刻t11時点では0であり、時刻t11〜t21の期間は正送加速期間となり、時刻t21で正送ピーク値となり、時刻t21〜t31の期間は正送減速期間となり、時刻t31で0となり、時刻t31〜t41の期間は逆送加速期間となり、時刻t41で逆送ピーク値となり、時刻t41〜t51の期間は逆送減速期間となる。そして、時刻t51〜t61の期間は再び正送加速期間となり、時刻t61〜t71の期間は再び正送減速期間となる。送給速度検出信号Fdは、送給速度設定信号Frに比べて変化率が緩やかになり、ピーク値が小さくなるのは、送給経路の送給抵抗のためである。送給速度検出信号Fdの振幅はWfであり、周期はTfである。Wf≦Wfrとなり、Tf≧Tfrとなる。すなわち、振幅は小さくなり、周期は長くなる。
ここで、図1のズレ量算出回路ZDによって以下のズレ量信号Zdが出力される。
1)平均送給速度ズレ量=(送給速度設定信号Frの平均値)−(送給速度検出信号Fdの平均値)
2)振幅ズレ量=Wfr−Wf
3)正送ピーク値ズレ量=(送給速度設定信号Frの正送ピーク値)−(送給速度検出信号Fdの正送ピーク値)
4)逆送ピーク値ズレ量=|送給速度設定信号Frの逆送ピーク値|−|送給速度検出信号Fdの逆送ピーク値|
ズレ量信号Zdは、上記の1)〜4)の中から一つが選択される。このズレ量信号Zdが基準値以上であるときは、送給抵抗が大きくなり、送給速度Fwの変化率が緩やかになったために溶接状態が不安定状態になるおそれがある場合である。この結果、同図(D)に示すように、警報信号ArがHighレベルになり、警報が発せられる。溶接作業者は、警報が出たことを確認すると、送給抵抗が小さくなるように、溶接トーチのケーブルの引き回しの改善、溶接トーチのメンテナンス等を行う。このことによって、溶接品質が悪くなることを防止することができる。
溶接ワイヤと母材との短絡は、時刻t21の送給速度検出信号Fdの正送ピーク値の前後で発生することが多い。同図では、正送ピーク値の後の正送減速期間中の時刻t22で発生した場合である。時刻t22において短絡が発生すると、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数Vの短絡電圧値に急減し、同図(B)に示すように、溶接電流Iwは短絡期間中次第に増加する。
同図(A)に示すように、送給速度検出信号Fdは、時刻t31からは逆送期間になるので、溶接ワイヤは逆送される。この逆送及び溶接電流Iwの通電によるピンチ力によって短絡が解除されて、時刻t32においてアークが再発生する。アークの再発生は、時刻t41の送給速度検出信号Fdの逆送ピーク値の前後で発生することが多い。同図では、逆送ピーク値の前の逆送加速期間中の時刻t32で発生した場合である。したがって、時刻t22〜t32の期間が短絡期間となる。
時刻t32においてアークが再発生すると、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数十Vのアーク電圧値に急増する。同図(B)に示すように、溶接電流Iwは、短絡期間中の最大値の状態から変化を開始する。
時刻t32〜t51の期間中は、同図(A)に示すように、送給速度検出信号Fdは逆送状態であるので、溶接ワイヤは引き上げられてアーク長は次第に長くなる。アーク長が長くなると、溶接電圧Vwは大きくなり、溶接電源は定電圧制御されているので溶接電流Iwは小さくなる。したがって、時刻t32〜t51のアーク期間中の逆送期間中は、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは次第に大きくなり、同図(B)に示すように、溶接電流Iwは次第に小さくなる。
そして、次の短絡が、時刻t61〜t71の送給速度Fwの正送減速期間中の時刻t62に発生する。時刻t32〜t62の期間がアーク期間となる。時刻t51〜t62の期間中は、同図(A)に示すように、送給速度検出信号Fdは正送状態であるので、溶接ワイヤは正送されてアーク長は次第に短くなる。アーク長が短くなると、溶接電圧Vwは小さくなり、溶接電源は定電圧制御されているので溶接電流Iwは大きくなる。したがって、時刻t51〜t62のアーク期間中の正送期間中は、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは次第に小さくなり、同図(B)に示すように、溶接電流Iwは次第に大きくなる。
上述した実施の形態1によれば、送給速度を検出し、送給速度設定値とこの送給速度検出値とのズレ量が基準値以上になったときは警報を発する。ズレ量は、送給速度設定値の平均値と送給速度検出値の平均値との差分値、送給速度設定値の振幅と送給速度検出値の振幅との差分値、送給速度設定値の正送ピーク値と送給速度検出値の正送ピーク値との差分値又は送給速度設定値の逆送ピーク値と送給速度検出値の逆送ピーク値との差分値である。このズレ量が基準値以上となると、送給経路の送給抵抗が増大して送給速度の変化が緩やかになったために、溶接状態が不安定になるおそれがある。本実施の形態では、このような状態となると、警報が発せられる。このために、本実施の形態に係るアーク溶接の状態監視方法では、溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返す溶接において、送給抵抗の変化に伴う溶接状態の変動を監視して、溶接品質が悪くなることを防止することができる。
1 溶接ワイヤ
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
5 送給ロール
AR 警報回路
Ar 警報信号
DV 駆動回路
Dv 駆動信号
E 出力電圧
EA 電圧誤差増幅回路
Ea 電圧誤差増幅信号
ED 出力電圧検出回路
Ed 出力電圧検出信号
ER 出力電圧設定回路
Er 出力電圧設定信号
FAR 平均送給速度設定回路
Far 平均送給速度設定信号
FC 送給制御回路
Fc 送給制御信号
Fd 送給速度検出信号
FR 送給速度設定回路
Fr 送給速度設定信号
Fw 送給速度
Iw 溶接電流
PM 電源主回路
ST 溶接開始回路
St 溶接開始信号
Tf 送給速度の周期
TFR 周期設定回路
Tfr 周期設定信号
Vw 溶接電圧
Wf 送給速度の振幅
WFR 振幅設定回路
Wfr 振幅設定信号
WL リアクトル
WM 送給モータ
ZD ズレ量算出回路
Zd ズレ量信号

Claims (1)

  1. 正送期間と逆送期間とを周期的に繰り返す送給速度設定値に基づいて送給速度を制御し、溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返して、短絡期間とアーク期間とを発生させるアーク溶接の状態監視方法において、
    前記送給速度を検出し、前記送給速度設定値とこの送給速度検出値とのズレ量が予め定めた基準値以上になったときは警報を発し、
    前記ズレ量は、前記送給速度設定値の振幅と前記送給速度検出値の振幅との差分値、前記送給速度設定値の正送ピーク値と前記送給速度検出値の正送ピーク値との差分値、又は、前記送給速度設定値の逆送ピーク値と前記送給速度検出値の逆送ピーク値との差分値である、
    ことを特徴とするアーク溶接の状態監視方法。
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