JP6423525B2 - マルチチャネルアクセス方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、通信分野に関し、詳細には、マルチチャネルアクセス方法および装置に関する。
ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)標準の急速な進化とともに、WLANシステムが、ますます高い帯域幅を集約して、より高い伝送レートを獲得する。WLAN標準において、データを伝送する前に、局は、一般に、時間の周期内にチャネルをあらかじめ確保する。確保されたチャネルは、局の後のデータ伝送のために使用される。局の確保されたチャネルの帯域幅が、後のデータ伝送プロセス全体における利用可能な帯域幅を決定する。
従来技術において、局によってチャネルを確保する特定のプロセスは、データ伝送が実行されることをピアデバイスが必要とする場合、一次チャネルを感知すること、および一次チャネルが空きチャネルであることを決定すると、バックオフ手続きをトリガして、すなわち、バックオフカウンタを開始して、乱数を生成し、その結果、バックオフ手続きを実施する。チャネルの空き時間がタイムスロットに達すると毎回、バックオフカウンタが1だけデクリメントされる。バックオフカウンタによって生成された乱数が0に低減されると、チャネルの帯域幅が選択され、チャネルの確保されたフレームが、選択されたチャネルに送信される。チャネルの確保されたフレームは、チャネルに関する確保として使用され、ピアデバイスに対するデータ伝送が、確保されたチャネル上で実行される。
しかし、従来技術における局によってチャネルを確保するソリューションは、低いチャネル使用効率、およびチャネルリソースの浪費の問題も有する。
本発明の実施形態が、マルチチャネルアクセス方法および装置を提供して、従来技術における低いチャネル利用率の問題を解決するようにする。
前述の技術的問題を解決するために、本発明の実施形態の第1の態様が、
第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得すること、
TXOPにおける事前設定された時間セグメントにおいて第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知すること、および確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用すること、ならびに
事前設定された時間セグメントの終了時点に達した場合、第1の確保されたチャネル上、および第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信することを含むマルチチャネルアクセス方法を提供する。
第1の態様に関し、第1の可能な実施方法において、第1の確保されたチャネルのTXOPを獲得することは、
第1の確保されたチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、バックオフ手続きをトリガすること、およびバックオフ手続きが終了したことが検出された後、第1の確保されたチャネルのTXOPを決定すること、または
第1の確保されたチャネルの、ピアデバイスによって送信されたTXOPを受信することであって、第1の確保されたチャネルのTXOPは、ピアデバイスによって決定されることを含む。
第1の態様または第1の可能な実施方法に関し、第2の可能な実施方法において、TXOPにおける事前設定された時間セグメントにおいて第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知することの前に、方法は、
TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算すること、および計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することをさらに含む。
第1の態様の第2の可能な実施方法に関し、第3の可能な実施方法において、TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算することは、
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前のデータフレームの期間、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを含む。
第1の態様の第3の可能な実施方法に関し、第4の可能な実施方法において、方法は、
現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満であるかどうかを決定すること、およびyesの場合、現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を調整して、調整されたフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長以上であるようにすることをさらに含む。
第1の態様の第3の可能な実施方法に関し、第5の可能な実施方法において、方法は、
ピアデバイスによって送信されたインジケーションメッセージを受信することであって、インジケーションメッセージは、目標時間長を含むこと、および
インジケーションメッセージにより現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を目標時間長に調整することであって、目標時間長は、事前設定された時間セグメントの時間長以上であることをさらに含む。
第1の態様から第5の可能な実施方法のいずれか1つに関し、第6の可能な実施方法において、事前設定された時間セグメントの時間長は、ポイントコーディネーションファンクションフレーム間間隔PIFS、分散コーディネーションファンクションフレーム間間隔DIFS、アービトレーションフレーム間間隔AIFS、またはショートフレーム間間隔SIFSと等しい。
本発明の実施形態の第2の態様は、
第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得するように構成された獲得モジュールと、
TXOPにおける事前設定された時間セグメントにおいて第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知すること、および確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用することを行うように構成された拡大モジュールと、
事前設定された時間セグメントの終了時点に達した場合、第1の確保されたチャネル上、および第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信するように構成された送信モジュールとを含むマルチチャネルアクセス装置を提供する。
第2の態様に関し、第1の可能な実施方法において、獲得モジュールは、
第1の確保されたチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、バックオフ手続きをトリガすること、およびバックオフ手続きが終了したことが検出された後、第1の確保されたチャネルのTXOPを決定すること、または
第1の確保されたチャネルの、ピアデバイスによって送信されたTXOPを受信することであって、第1の確保されたチャネルのTXOPは、ピアデバイスによって決定されることを行うように構成される。
第2の態様または第1の可能な実施方法に関し、第2の可能な実施方法において、装置は、
TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算すること、および計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することを行うように構成された計算モジュールをさらに含む。
第2の態様の第2の可能な実施方法に関し、第3の可能な実施方法において、計算モジュールは、
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前のデータフレームの期間、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを行うように構成される。
第2の態様の第3の可能な実施方法に関し、第4の可能な実施方法において、装置は、
現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満であるかどうかを決定すること、およびyesの場合、現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を調整して、調整されたフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長以上であるようにすることを行うように構成された第1の調整モジュールをさらに含む。
第2の態様の第3の可能な実施方法に関し、第4の可能な実施方法において、装置は、
ピアデバイスによって送信されたインジケーションメッセージを受信することであって、インジケーションメッセージは、目標時間長を含むこと、およびインジケーションメッセージにより現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を目標時間長に調整することであって、目標時間長は、事前設定された時間セグメントの時間長以上であることを行うように構成された第2の調整モジュールをさらに含む。
第2の態様から第5の可能な実施方法のいずれか1つに関し、第6の可能な実施方法において、事前設定された時間セグメントの時間長は、ポイントコーディネーションファンクションフレーム間間隔PIFS、分散コーディネーションファンクションフレーム間間隔DIFS、アービトレーションフレーム間間隔AIFS、またはショートフレーム間間隔SIFSと等しい。
本発明の実施形態の第3の態様が、プロセッサと、メモリとを含むマルチチャネルアクセス装置であって、メモリは、プログラムコードを記憶し、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して、以下の動作、すなわち、
第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得すること、
TXOPにおける事前設定された時間セグメントにおいて第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知すること、および確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用すること、ならびに
事前設定された時間セグメントの終了時点に達した場合、第1の確保されたチャネル上、および第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信することを実行するマルチチャネルアクセス装置を提供する。
第3の態様に関し、第1の可能な実施方法において、プロセッサによる、第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得することは、
第1の確保されたチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、バックオフ手続きをトリガすること、およびバックオフ手続きが終了したことが検出された後、第1の確保されたチャネルのTXOPを決定すること、または
第1の確保されたチャネルの、ピアデバイスによって送信されたTXOPを受信することであって、第1の確保されたチャネルのTXOPは、ピアデバイスによって決定されることを含む。
第3の態様または第1の可能な実施方法に関し、第2の可能な実施方法において、プロセッサは、
TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算すること、および計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することを行うようにさらに構成される。
第3の態様の第2の可能な実施方法に関し、第3の可能な実施方法において、プロセッサによる、TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算することは、
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前のデータフレームの期間、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを含む。
第3の態様の第3の可能な実施方法に関し、第4の可能な実施方法において、プロセッサは、
現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満であるかどうかを決定すること、およびyesの場合、現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を調整して、調整されたフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長以上であるようにすることを行うようにさらに構成される。
第3の態様の第3の可能な実施方法に関し、第5の可能な実施方法において、プロセッサは、
ピアデバイスによって送信されたインジケーションメッセージを受信することであって、インジケーションメッセージは、目標時間長を含むこと、およびインジケーションメッセージにより現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を目標時間長に調整することであって、目標時間長は、事前設定された時間セグメントの時間長以上であることを行うようにさらに構成される。
第3の態様から第5の可能な実施方法までに関し、第6の可能な実施方法において、事前設定された時間セグメントの時間長は、ポイントコーディネーションファンクションフレーム間間隔PIFS、分散コーディネーションファンクションフレーム間間隔DIFS、アービトレーションフレーム間間隔AIFS、またはショートフレーム間間隔SIFSと等しい。
本発明の実施形態の第4の態様が、
確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得すること、
TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知すること、および
データ伝送が開始されたとき、事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在する場合、確保されたチャネルおよび確保されていないチャネルを使用することによってデータ伝送を実行することであって、事前設定された時間セグメントは、データ伝送の開始時点に終了し、かつ事前設定された時間セグメントの期間は、事前設定された期間であることを含むマルチチャネルアクセス方法を提供する。
第4の態様に関し、第1の可能な実施方法において、TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知することは、特に、事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルを感知することである。
第4の態様または第1の可能な実施方法に関し、第2の可能な実施方法において、データ伝送の開始時点は、そのデータ伝送の前のデータ伝送の終了後の伝送ギャップの終了時点である。
の態様、または第1のもしくは第2の可能な実施方法に関し、第3の可能な実施方法において、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上である。
本発明の実施形態の第5の態様が、
確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得するように構成された獲得モジュールと、
TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知するように構成された拡大モジュールと、
データ伝送が開始されたとき、事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在することが決定された場合、確保されたチャネルおよび確保されていないチャネルを使用することによってデータ伝送を実行することであって、事前設定された時間セグメントは、データ伝送の開始時点に終了し、かつ事前設定された時間セグメントの期間は、事前設定された期間であることを行うように構成された送信モジュールとを含むマルチチャネルアクセス装置を提供する。
第5の態様に関し、第1の可能な実施方法において、拡大モジュールは、事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルを感知するように特に構成される。
第5の態様に関し、または第1の可能な実施方法に関し、第2の可能な実施方法において、データ伝送の開始時点は、そのデータ伝送の前のデータ伝送の終了後の伝送ギャップの終了時点である。
第5の態様、または第1のもしくは第2の可能な実施方法に関し、第3の可能な実施方法において、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上である。
本発明の実施形態の第6の態様が、プロセッサと、メモリとを含むマルチチャネルアクセス装置であって、メモリは、プログラムコードを記憶し、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して、以下の動作、すなわち、
確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得すること、
TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知すること、および
データ伝送が開始されたとき、事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在する場合、確保されたチャネルおよび確保されていないチャネルを使用することによってデータ伝送を実行することであって、事前設定された時間セグメントは、データ伝送の開始時点に終了し、かつ事前設定された時間セグメントの期間は、事前設定された期間であることを実行する装置を提供する。
第6の態様に関し、第1の可能な実施方法において、TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知することは、特に、事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルを感知することである。
の態様または第1の可能な実施方法に関し、第2の可能な実施方法において、データ伝送の開始時点は、そのデータ伝送の前のデータ伝送の終了後の伝送ギャップの終了時点である。
第6の態様、または第1のもしくは第2の可能な実施方法に関し、第3の可能な実施方法において、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上である。
データ伝送が開始されたとき、事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在する場合、データ伝送は、確保されたチャネルおよび確保されていないチャネルを使用することによって実行される。理解されるとおり、データ伝送が実行されるとき、確保されたチャネルに加えて、確保されていないチャネルが使用されてもよく、その結果、チャネル利用率を事実上、向上させる。
事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルがアイドル状態にあるかどうかが、現在のデータフレームが第1の確保されたチャネル上で送信される前に感知される。yesの場合、アイドル状態にある感知された確保されていないチャネルが、第2の確保されたチャネルとして使用され、現在のデータフレームが、第1の確保されたチャネルおよび第2の確保されたチャネルを使用することによって送信される。いくつかの確保されたチャネルに基づいて、新たな空きチャネルが、データ伝送プロセスにおいて継続的に確保され、データ伝送が、確保されたチャネルおよび新たに確保された空きチャネルを使用することによって実行されて、チャネル使用効率が向上させられ、かつチャネルリソースが完全に使用されるようになることが実施される。
本発明の実施形態における技術的ソリューションをより明確に説明するために、以下では、実施形態を説明するために要求される添付の図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態に過ぎず、当業者は、独創的な取組みなしにこれらの添付の図面から他の図面を、依然として導き出すことがある。
本発明の実施形態1によるマルチチャネルアクセス方法を示す概略流れ図である。 本発明の実施形態2によるマルチチャネルアクセス方法を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態3によるマルチチャネルアクセス方法を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態4によるマルチチャネルアクセス方法を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態5によるマルチチャネルアクセス方法を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態6によるマルチチャネルアクセス方法を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態1によるマルチチャネルアクセス装置の概略構造図である。 本発明の実施形態2によるマルチチャネルアクセス装置の概略構造図である。 本発明の実施形態3によるマルチチャネルアクセス装置の概略構造図である。
以下では、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューションを明確に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態のうちのいくつかに過ぎず、すべてではない。独創的な取組みなしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって獲得される他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に入るものとする。
本明細書において使用される「構成要素」、「モジュール」、および「システム」などの用語は、コンピュータ関連のエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行されているソフトウェアを示すのに使用される。例えば、構成要素は、プロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、以上には限定されない。図に示されるとおり、コンピューティングデバイスとコンピューティングデバイス上で実行するアプリケーションの両方が、構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素が、プロセス内、および/または実行のスレッド内に常駐することがあり、かつ構成要素が、1つのコンピュータ上に位置付けられること、および/または2つ以上のコンピュータの間に分散されることがある。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶する様々なコンピュータ可読媒体から実行され得る。例えば、構成要素は、ローカルプロセスおよび/または遠隔プロセスを使用することによって、かつ、例えば、1つまたは複数のデータパケット(例えば、ローカルシステムにおいて、分散システムにおいて、かつ/または信号を使用することによって他のシステムと対話するインターネットなどのネットワークにわたって別の構成要素と対話する2つの構成要素からのデータ)を有する信号により通信することがある。
さらに、本発明の態様または特徴は、標準のプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を使用する方法、装置、または製品として実施され得る。本出願において使用される「製品」という用語は、任意のコンピュータ可読構成要素、キャリア、または媒体からアクセスされ得るコンピュータプログラムを範囲に含む。例えば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶構成要素(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、もしくは磁気テープ)、光ディスク(例えば、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk、スマートカードおよびフラッシュメモリ構成要素(例えば、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)、カード、スティック、またはキードライブ)を含み得るが、以上には限定されない。さらに、本明細書において説明される様々な記憶媒体は、情報を記憶するために使用される1つもしくは複数のデバイス、および/または他の機械可読媒体を示し得る。「機械可読媒体」という用語は、無線チャネル、ならびに命令および/またはデータを記憶すること、包含すること、および/または搬送することができる他の様々な媒体を含み得るが、以上には限定されない。
本発明の実施形態に含まれる確保されたチャネルおよび確保されていないチャネルは、アンライセンススペクトルチャネル、例えば、Wi−Fi通信標準チャネル、Bluetooth通信標準チャネル、または赤外線通信標準チャネルであり得る。アンライセンススペクトルチャネルに関して、アンライセンススペクトルチャネルを使用することによってデータを伝送する前に、端末デバイスは、コンテンションにより、アンライセンススペクトルチャネルを使用する権利を獲得する。
従来技術において、局が確保されたチャネルを確保する場合、チャネルの帯域幅が一回限りで決定される。局がデータ伝送を実行するプロセスにおいて、局は、データを伝送するために確保されたチャネルだけを使用することができる。確保されていない空きチャネルが存在する場合でさえ、局は、確保されていない空きチャネルを使用することができない。その結果、チャネル使用効率が低減され、かつチャネルリソースが浪費される。
前述の問題を解決するために、本発明の実施形態は、データ伝送が、確保されたチャネルと確保されていないチャネルを同時に使用することによって実行され得るソリューションを提供する。特に、本発明の実施形態は、確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得すること、TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知すること、およびデータ伝送が開始されたとき、事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在する場合、確保されたチャネルおよび確保されていないチャネルを使用することによってデータ伝送を実行することであって、事前設定された時間セグメントは、データ伝送の開始時点に終了し、かつ事前設定された時間セグメントの期間は、事前設定された期間であることを含むマルチチャネル伝送方法を提供する。
本発明の実施形態において提供される技術的ソリューションによれば、データ伝送が開始されるとき、事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在する場合、データ伝送は、確保されたチャネルおよび確保されていないチャネルを使用することによって実行される。理解されるとおり、データ伝送が実行されるとき、確保されたチャネルに加えて、確保されていないチャネルが使用されてもよく、その結果、チャネル利用率を事実上、向上させる。
特定の実施プロセスにおいて、確保されていないチャネル感知は、TXOP全体において継続的に実行され得る。あるいは、確保されていないチャネル感知は、事前設定された時間セグメントにおいてだけ実行されてよく、すなわち、TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知することは、特に、事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルを感知することである。当業者は、事前設定された時間セグメントはTXOPにあるものと理解すべきである。さらに、データ伝送の開始時点は、そのデータ伝送の前のデータ伝送の終了後の伝送ギャップの終了時点である。特定の実施プロセスにおいて、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上に設定されることがあり、すなわち、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上である。より具体的には、前のデータ伝送がアップリンク伝送である場合、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上である。
さらに、本発明は、確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得するように構成された獲得モジュールと、TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知するように構成された拡大モジュールと、データ伝送が開始されたとき、事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在することが決定された場合、確保されたチャネルおよび確保されていないチャネルを使用することによってデータ伝送を実行することであって、事前設定された時間セグメントは、データ伝送の開始時点に終了し、かつ事前設定された時間セグメントの期間は、事前設定された期間であることを行うように構成された送信モジュールとを含むマルチチャネルアクセス装置をさらに提供する。
特定の実施プロセスにおいて、確保されていないチャネル感知は、TXOP全体において継続的に実行され得る。あるいは、確保されていないチャネル感知は、事前設定された時間セグメントにおいてだけ実行されてよく、すなわち、拡大モジュールは、事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルを感知するように特に構成される。当業者は、事前設定された時間セグメントはTXOPにあるものと理解すべきである。さらに、データ伝送の開始時点は、そのデータ伝送の前のデータ伝送の終了後の伝送ギャップの終了時点である。特定の実施プロセスにおいて、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上に設定されることがあり、すなわち、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上である。より詳細には、前のデータ伝送がアップリンク伝送である場合、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上である。
さらに、本発明は、プロセッサと、メモリとを含むマルチチャネルアクセス装置をさらに提供する。メモリは、プログラムコードを記憶し、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出して、以下の動作、すなわち、確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得すること、TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知すること、およびデータ伝送が開始されたとき、事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在する場合、確保されたチャネルおよび確保されていないチャネルを使用することによってデータ伝送を実行することであって、事前設定された時間セグメントは、データ伝送の開始時点に終了し、かつ事前設定された時間セグメントの期間は、事前設定された期間であることを実行する。
特定の実施プロセスにおいて、確保されていないチャネル感知は、TXOP全体において継続的に実行され得る。あるいは、確保されていないチャネル感知は、事前設定された時間セグメントにおいてだけ実行されてよく、すなわち、TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知することは、特に、事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルを感知することである。当業者は、事前設定された時間セグメントはTXOPにあるものと理解すべきである。さらに、データ伝送の開始時点は、そのデータ伝送の前のデータ伝送の終了後の伝送ギャップの終了時点である。特定の実施プロセスにおいて、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上に設定されることがあり、すなわち、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上である。より具体的には、前のデータ伝送がアップリンク伝送である場合、伝送ギャップの期間は、事前設定された期間以上である。
前述の方法および装置は、特定の実施形態を参照して後段で詳細に説明される。以下の実施形態において、データ伝送は、特に、現在のデータフレームとして実現される。データ伝送の前のデータ伝送は、特に、現在のデータフレームに隣接する前のデータフレームとして実現される。データ伝送とそのデータ伝送の前のデータ伝送の間の伝送ギャップは、特に、フレーム間間隔として実現される。アップリンク伝送は、特に、前述の装置によって送信されるデータフレーム、すなわち、送信されるデータフレームとして実現される。以下の実施形態において、確保されていないチャネル感知は、事前設定された時間セグメントだけにおいて生じるものの、当業者は、事前設定された時間セグメントは、特定されないことがあり、代わりに、確保されていないチャネル感知は、TXOPにおいて継続的に実行されるものと理解すべきであることに留意されたい。
本発明の実施形態が、前述の技術的問題を解決することができるマルチチャネルアクセス方法を提供する。図1を参照すると、方法は、以下を含む。すなわち、
S101:第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得する。
特に、TXOP(Transmission Opportunity)は、チャネルがデータ伝送を実行するために使用され得る時間間隔を参照する。第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得することは、第1の確保されたチャネルがアイドル状態にあることを感知した場合、ローカルデバイスによる、バックオフ手続きをトリガすること、およびバックオフ手続きが終了した後、第1の確保されたチャネルのTXOPを確保すること、またはピアデバイスによる、第1の確保されたチャネルのTXOPを決定すること、およびローカルデバイスによる、ピアデバイスによって送信され、かつ第1の確保されたチャネルのTXOPを許可するインジケーションメッセージを受信することであり得る。第1の確保されたチャネルのTXOPを許可するインジケーションメッセージは、一般に、受信アドレスがローカルデバイスのアドレスである制御フレームもしくはデータフレーム、例えば、受信アドレスがローカルデバイスのアドレスであり、かつ確認される必要があるデータフレームもしくはRTS(Request To Send)フレーム、またはRDG(Reverse Direction Grant)フィールドが1に設定されているフレームを使用することによって搬送される。第1の確保されたチャネルのTXOPを獲得した後、ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネルを使用することによってデータフレームを受信すること、または送信することがある。ローカルデバイスまたはピアデバイスのチャネルコンテンション方法は、DCF(Distributed Coordication Function)もしくはEDCA(Enhanced Distributed Channel Access)などのチャネルコンテンション方式であってよく、または本発明において限定されない別の方法であってよい。
S102:TXOPにおける事前設定された時間セグメントにおいて第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知し、かつ確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用する。
特に、ローカルデバイスは、現在のデータフレームの送信時点に先立つ事前設定された時間セグメントにおける第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルの状態を感知する。事前設定された時間セグメントの終了時点が、現在のデータフレームの送信時点である。確保されていないチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、アイドル状態にあることが感知された確保されていないチャネルが、第2の確保されたチャネルとして使用される。例えば、ローカルデバイスは、事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルの受信電力を測定し、測定された受信電力が事前設定された電力閾値未満であるかどうかを決定し、yesの場合、確保されていないチャネルが事前設定された時間セグメントにおいてアイドル状態にあることを決定し、またはそうでない場合、確保されていないチャネルが事前設定された時間セグメントにおいてビジー状態にあることを決定する。
確保されていないチャネルは、1つまたは複数のチャネルを含むことがあることが理解される。ローカルデバイスは、事前設定された時間セグメントにおいて、1つまたは複数の確保されていないチャネルがアイドル状態にあることを感知し、その1つまたは複数のチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用する。
任意選択で、本発明のこの実施形態において、事前設定された時間セグメントの時間長は、PIFS(point coordination function interframe space、DIFS(distributed coordination function interframe space)、AIFS(arbitration interframe space)、またはSIFS(short interframe space)と等しい。
本発明のこの実施形態における現在のデータフレームは、送信されるフレーム、すなわち、ローカルデバイスによってピアデバイスに送信されるデータフレームであることに留意されたい。受信されるフレームは、ピアデバイスによってローカルデバイスに送信されるデータフレームを参照する。送信されるフレームまたは受信されるフレームは、サービスデータまたは制御情報を搬送することがある。例えば、送信されるフレームまたは受信されるフレームは、トリガフレームまたは応答フレームであり得る。フレームのタイプは、フレームのアップリンク方向およびダウンリンク方向により区別されるに過ぎない。ローカルデバイスは、現在のデータフレームの送信時点を決定する必要がある。ローカルデバイスは、前のフレームの送信時点、期間、および終了時点、ならびにフレーム間間隔により現在のデータフレームの送信時点を決定することがあり、前のフレームは、現在のデータフレームに先立ち、かつ隣接する。TXOPにおいて、現在のデータフレームより前に他のデータフレームが存在しない場合、現在のデータフレームの送信時点は、システムによって事前設定された時点により直接に決定され得る。現在のデータフレームに先立ち、かつ隣接するデータフレームは、受信されるフレームまたは送信されるフレームであり得る。
S103:事前設定された時間セグメントの終了時点に達した場合、第1の確保されたチャネル上、および第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信する。
特に、事前設定された時間セグメントの終了時点は、現在のデータフレームの送信時点である。ローカルデバイスが、現在のデータフレームの送信時点に達した、すなわち、事前設定された時間セグメントの終了時点に達したことを検出した場合、ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネルと第2の確保されたチャネルを結合する。チャネル帯域幅は、結合の後、大幅に増加される。ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネルおよび第2の確保されたチャネルを使用することによって現在のデータフレームをピアデバイスに送信する。このようにして、ローカルデバイスは、空いている確保されていないチャネルを使用することによってデータを伝送することができ、その結果、チャネル利用率を向上させる。
現在のデータフレームは、第1の確保されたチャネルおよび第2の確保されたチャネルによって同時に搬送される1つのフレームであってよく、または第1の確保されたチャネルと第2の確保されたチャネルによって別々に搬送される複数のフレームによって形成されてよいことに留意されたい。ローカルデバイスおよびピアデバイスはそれぞれ、1つの局であってよく、またはマルチユーザ伝送機構における複数の局であってよい。
現在のフレームに隣接する前のデータフレームと現在のデータフレームは、同一のTXOPにおいて伝送されることに留意されたい。現在のデータフレームはTXOPにあるとあらかじめ決定されるため、現在のデータフレームを送信する前にコンテンションを実行することが不必要であり、代わりに、現在のデータフレームは、第1の確保されたチャネル上、または一緒に結合された第1の確保されたチャネルと第2の確保されたチャネルの上で送信される。
S102およびS103は、繰り返し実行されることがあることが理解される。ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネル上、および第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信する、すなわち、ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネルおよび第2の確保されたチャネルを新たな第1の確保されたチャネルとして使用する。ローカルデバイスは、新たな第1の確保されたチャネル上で現在のデータフレームの次のデータフレームが送信される前の事前設定された時間セグメントにおいて、確保されていないチャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。事前設定された時間セグメントの終了時点が、次のデータフレームの送信時点である。確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、ローカルデバイスは、アイドル状態にあることが感知された確保されていないチャネル、および確保されたチャネル(新たな第1の確保されたチャネル)を使用することによって次の送信されるフレームを送信する。このようにして、ローカルデバイスは、データフレームを送信する前にチャネルの帯域幅を絶えず拡大することがあり、その結果、データ伝送効率を向上させる。
本発明のこの実施形態の実施の際、ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネル上で現在のデータフレームが送信される前の事前設定された時間セグメントにおいて、確保されていないチャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。yesの場合、ローカルデバイスは、アイドル状態にあることが感知された確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用し、第1の確保されたチャネルおよび第2の確保されたチャネルを使用することによって現在のデータフレームを送信する。いくつかの確保されたチャネルに基づいて、データ伝送プロセスにおいて新たな空きチャネルが継続的に確保され、データ伝送が、確保されたチャネルおよび新たに確保された空きチャネルを使用することによって実行されて、チャネル使用効率が向上させられ、かつチャネルリソースが節約されるようになることが実施される。
任意選択で、本発明のいくつかの実施形態において、TXOPにおける事前設定された時間セグメントにおいて第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知することの前に、方法は、
TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算すること、および計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することをさらに含む。
ローカルデバイスによる、TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を決定することは、現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームに隣接する前のデータフレームの関連するパラメータにより決定することを特に含む。例として、現在のデータフレームに隣接する前のデータフレームは、応答フレームである。ローカルデバイスは、現在のデータフレームの送信時点を、応答フレームの送信時点もしくは終了時点、応答フレームの期間、および応答フレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定する。応答フレームは、ピアデバイスによって、ローカルデバイスによって送信された前の送信されるフレームにより戻される。本発明のこの実施形態に含まれるすべてのデータフレームは、TXOPにあることに留意されたい。応答フレームを受信した後、ローカルデバイスは、応答フレームの送信時点または終了時点を獲得し、応答フレームの期間、および応答フレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔を決定する。ローカルデバイスは、現在のデータフレームの送信時点を、応答フレームの終了時点足す応答フレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により、または応答フレームの送信時点足す応答フレームの期間足す応答フレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により獲得する。
任意選択で、本発明のいくつかの実施形態において、アクセス方法は、
現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満であるかどうかを決定すること、およびyesの場合、現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を調整して、調整されたフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長以上であるようにすることをさらに含む。前述の動作は、いくつかのシナリオのために主に設計される。例えば、シナリオにおいて、現在のデータフレームの前のデータフレームは、ローカルデバイスによって送信されたデータフレームである。一般に、データフレームを送信するプロセスにおいて、ローカルデバイスは、チャネル感知動作を実行することができない。したがって、現在のデータフレームがローカルデバイスによって送信され、かつ現在のデータフレームの前のデータフレームも、ローカルデバイスによって送信されたデータフレームである場合、確保されていないチャネルを感知するために、ローカルデバイスは、前のデータフレームの送信が終えられるまで少なくとも待つ必要がある、すなわち、確保されていないチャネルを感知するための最も早期の開始時点は、前のデータフレームの送信の終了時点である。この事例において、フレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満である場合、現在のデータフレームを送信することを開始する前に、ローカルデバイスが確保されていないチャネルを感知する時間長は、事前設定された時間セグメントの時間長に達することができない。その結果、ローカルデバイスは、確保されていないチャネルを完全には感知することができない。したがって、前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔の時間長は、事前設定された時間セグメントの時間長以上であるように調整されて、ローカルデバイスが確保されていないチャネルを完全に感知することができるようにする必要がある。さらに、前述の動作が実行され得る別のシナリオが、図6を参照して詳細に説明される。
任意選択で、本発明のいくつかの実施形態において、アクセス方法は、
ピアデバイスによって送信されたインジケーションメッセージを受信することであって、インジケーションメッセージは、目標時間長を含むこと、および
インジケーションメッセージにより現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を目標時間長に調整することであって、目標時間長は、事前設定された時間セグメントの時間長以上であることをさらに含む。
図2から図6を参照すると、図2から図6は、本発明の実施形態によるマルチチャネルアクセス方法のシーケンス図である。図2から図6において、データフレームは、データフレームの伝送方向により送信されるフレームまたは受信されるフレームとして参照される。送信されるフレームは、ローカルデバイスによってピアデバイスに送信されるデータフレームを参照し、受信されるフレームは、ピアデバイスによってローカルデバイスに送信されるデータフレームを参照する。
図2を参照すると、図2は、本発明の実施形態2によるマルチチャネルアクセス方法のシーケンス図である。本発明のこの実施形態において、ローカルデバイスは、チャネルコンテンションによって数量のチャネルを占有し、チャネル上の伝送機会TXOPを確保する。チャネルコンテンションの方式は、DCFもしくはEDCAなどの既存のチャネルコンテンション方式であってよく、または本発明において限定されない別のチャネルコンテンション方式であってよい。本発明のこの実施形態において、データ対話を実行するためのデバイスは、ローカルデバイスおよびピアデバイスとしてそれぞれ参照される。ローカルデバイスおよびピアデバイスは、AP(Access Point)局または非AP局であり得る。ローカルデバイスとピアデバイスの両方が、フレームを伝送することができる。本発明のこの実施形態に含まれるプロセスは、TXOPにおいて完了される。
例として、ローカルデバイスとピアデバイスの間に、一番上から一番下のシーケンスにおいて、それぞれ、一次20Mhzチャネル、第1の二次20MHzチャネル、第2の二次20MHzチャネル、および第3の二次20MHzチャネルである4つのチャネルが構成されるものと想定される。チャネル上の斜線を有する格子が、チャネルがビジー状態にあることを表すのに使用され、チャネルが斜線を有する格子を有さない場合、それは、チャネルがアイドル状態にあることを示す。ローカルデバイスは、チャネルコンテンションにより、一次20MHzチャネルおよび第1の二次20MHzチャネルを使用する権利を獲得し、一次20MHzチャネルおよび第1の二次20MHzチャネルを第1の確保されたチャネルとして使用し、第1の確保されたチャネル上の確保された時間のTXOP(図2に示される時間セグメント)を決定する。ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネル上で第1の送信されるフレームを送信し、かつ第1の受信されるフレームを受信する。現在のデータフレームが第2の送信されるフレームであるものと想定すると、ローカルデバイスは、第2の送信されるフレームの送信時点を決定する。第2の送信されるフレームの送信時点を決定するための方法は、ローカルデバイスによる、第2の送信されるフレームの送信時点を、第1の受信されるフレームの送信時点および期間、ならびに第1の受信されるフレームと第2の送信されるフレームの間のフレーム間間隔により決定することであって、第2の送信されるフレームに隣接する前のデータフレームが第1の受信されるフレームであること、またはローカルデバイスによる、第2の送信されるフレームの送信時点を、第1の受信されるフレームの終了時点、および第1の受信されるフレームと第2の送信されるフレームの間のフレーム間間隔により決定することであり得る。
ローカルデバイスは、第2の送信されるフレームの送信時点に先立つ事前設定された時間セグメントにおいて、確保されていないチャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。図2における対応する確保されていないチャネルは、第2の二次20MHzチャネルおよび第3の二次20MHzチャネルである。図2から理解されるとおり、第2の二次20MHzチャネルは、事前設定された時間セグメントにおいてアイドル状態にあり、第3の二次20MHzチャネルは、ビジー状態にある。ローカルデバイスは、第2の二次20MHzチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用する。第2の送信されるフレームの送信時点に達した場合、ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネルおよび第2の確保されたチャネルを使用することによって現在のデータフレームを送信する。すなわち、ローカルデバイスは、一次20MHzチャネル、第1の二次20MHzチャネル、および第2の二次20MHzチャネルを使用することによって第2の送信されるフレームを送信する。このようにして、いくつかの確保されたチャネルに基づいて、局が、データ伝送プロセスにおいて新たな空きチャネルを継続的に確保し、確保されたチャネルおよび新たに確保された空きチャネルを使用することによってデータ伝送を実行して、チャネル使用効率が向上させられ、かつチャネルリソースが節約されるようになることが実施される。
図3を参照すると、図3は、本発明の実施形態3によるマルチチャネルアクセス方法のシーケンス図である。本発明のこの実施形態において、ローカルデバイスとピアデバイスの間に1つの一次チャネルおよび複数の二次チャネルが構成される。ローカルデバイスは、複数のデータフレームをピアデバイスに継続的に送信する。図3に示されるローカルデバイスとピアデバイスの間に、一番上から一番下のシーケンスにおいて、それぞれ、一次20MHzチャネル、第1の二次20MHzチャネル、第2の二次20MHzチャネル、および第3の二次20MHzチャネルである1つの一次20MHzチャネルおよび3つの二次20MHzチャネルが構成される。実際の適用において、各チャネルの帯域幅は、20MHzに限定されなくてよい。例えば、IEEE802.11ahプロトコルにおいて、各チャネルの帯域幅は、2MHzであることが規定される。
図3に示されるとおり、チャネル上の斜線を有す格子が、チャネルがビジー状態にあることを表すのに使用され、チャネルが斜線を有する格子を有さない場合、それは、チャネルがアイドル状態にあることを示す。ローカルデバイスは、コンテンションにより、一次20MHzチャネルおよび第1の二次20MHzチャネルを第1の確保されたチャネルとして使用する。ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネル上で第1の送信されるフレームを送信する。現在のデータフレームは、第2の送信されるフレームである。ローカルデバイスは、第2の送信されるフレームの送信時点を決定し、決定方法は、ローカルデバイスによる、第2の送信されるフレームの送信時点を、第1の送信されるフレームの送信時点、第1の送信されるフレームの期間、および第1の送信されるフレームと第2の送信されるフレームの間のフレーム間間隔により決定することであって、第2の送信されるフレームに隣接する前のデータフレームが第1の送信されるフレームであること、またはローカルデバイスによる、第2の送信されるフレームの送信時点を、第1の送信されるフレームの終了時点、および第1の送信されるフレームと第2の送信されるフレームの間のフレーム間間隔により決定することであり得る。
ローカルデバイスが、第2の送信されるフレームに先立つ事前設定された時間セグメントにおいて、第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルの状態、すなわち、図3における第2の二次20MHzチャネルおよび第3の二次20MHzチャネルの状態を感知する。事前設定された時間セグメントの終了時点は、第2の送信されるフレームの開始時点である。第2の二次20MHzチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、第2の二次20MHzチャネルが第2の確保されたチャネルとして使用される。ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネルおよび第2の確保されたチャネルを使用することによって第2の送信されるフレームを送信する。ローカルデバイスは、第2の送信されるフレームの後の次の送信されるフレーム、すなわち、図3における第3の送信されるフレームの送信時点を決定する。ローカルデバイスは、第3の送信されるフレームの送信時点より前の事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルの状態を感知する。第2の二次20MHzチャネルは、前回にチャネル拡大において確保されたチャネルの一部分に既になっているため、この場合、第3の二次20MHzチャネルの状態が感知される。チャネルがアイドル状態にあることが見出された場合、ローカルデバイスは、第3の二次20MHzチャネルと確保されたチャネル(一次20MHzチャネル、第1の二次20MHzチャネル、および第2の二次20MHzチャネル)を結合し、ローカルデバイスは、結合されたチャネルを使用することによって第3の送信されるフレームを送信する。
後のチャネル拡大プロセスにおいて、ローカルデバイスは、確保されたチャネルに含まれるチャネルを更新することに留意されたい。さらに、ローカルデバイスは、送信されるフレームを伝送する前の事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルの状態を感知する必要があり、かつアイドル状態にある確保されていないチャネルと確保されたチャネルとを結合する。ローカルデバイスは、結合されたチャネルを使用することによって送信されるフレームを伝送する。
図4を参照すると、図4は、本発明の実施形態4によるマルチチャネルアクセス方法のシーケンス図である。本発明のこの実施形態におけるマルチチャネルアクセス方法は、図4を参照して後段で説明される。
まず、一次20MHzチャネルを確保するプロセスが簡単に説明される。確保プロセスの始めに、ローカルデバイスが、一次20MHzチャネルの受信電力が事前設定された電力閾値未満であるかどうかをまず測定し、yesの場合、一次20MHzチャネルがアイドル状態にあることを決定する。アイドル状態がある期間(例えば、DIFS)続く場合、ローカルデバイスは、期間が終了すると、バックオフ手続きをトリガし、バックオフカウンタの値を設定する。その後、一次20MHzチャネルの空いているタイムスロットが検出される度に、ローカルデバイスは、バックオフカウンタの値を1だけデクリメントする。一次20MHzチャネルがアイドル状態からビジー状態に入った場合、バックオフカウンタは一時停止され、バックオフカウンタは、一次20MHzチャネルがビジー状態に入る前の値に維持される。一次20MHzチャネルがアイドル状態に再び入り、かつアイドル状態が期間にわたって続く場合、バックオフカウンタは、一時停止前の値から再スタートされる。バックオフカウンタの値が0にデクリメントされた後、ローカルデバイスは、一次20MHzチャネルを使用する権利を獲得し、一次20MHzチャネルのTXOPを決定する。
ローカルデバイスは、バックオフカウンタの値が0にデクリメントされる前の事前設定された時間セグメント(例えば、PIFS)において、一次チャネルに関連付けられた複数の二次チャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。事前設定された時間セグメントにおいていくつかの、またはすべての二次チャネルがアイドル状態にある場合、ローカルデバイスは、一次チャネルとアイドル状態の二次チャネルとを結合し、結合されたチャネルを第1の確保されたチャネルとして使用することがある。図4において、PIFSにおける第1の二次20MHzチャネルがアイドル状態にある。ローカルデバイスは、一次20MHzチャネルおよび第1の二次20MHzチャネルを第1の確保されたチャネルとして使用し、TXOPの時間長にわたって第1の確保されたチャネルを確保する。
例として、ローカルデバイスは、確保プロセスをトリガし、一次20MHzチャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。一次20MHzチャネルがアイドル状態にあり、かつ時間のその後の期間(例えば、DIFS)においてアイドルであり続ける場合、ローカルデバイスは、バックオフプロセスをトリガするように設定し、バックオフカウンタの値を10に設定する。その後、一次20MHzチャネルの空いているタイムスロットが検出される度に、ローカルデバイスは、バックオフカウンタの値を1だけデクリメントする。バックオフカウンタの値が0にデクリメントされる前の事前設定された時間セグメントにおいて、事前設定された時間セグメントがPIFSであるものと想定すると、ローカルデバイスは、事前設定された時間において3つの二次20MHzチャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。図4において、第1の二次20MHzチャネルが、事前設定された時間においてアイドル状態にあり、ローカルデバイスは、一次20MHzチャネルおよび第1の二次20MHzチャネルを第1の確保されたチャネルとして使用する。ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネル上で第1の送信されるフレームを送信する。
図4における現在のデータフレームは、第2の送信されるフレームである。ローカルデバイスは、第2の送信されるフレームの送信時点を決定する。ローカルデバイスは、第2の送信されるフレームの送信時点より前のPIFSにおいて、確保されていないチャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。PIFSの終了時点が、第2の送信されるフレームの送信時点である。図4に示される確保されていないチャネルは、第2の二次20MHzチャネルおよび第3の二次20MHzチャネルである。PIFSにおいて確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、確保されていないチャネルは、第2の確保されたチャネルとして使用される。図4に示されるとおり、第2の二次20MHzチャネルは、PIFSにおいてアイドル状態にあり、第3の二次20MHzチャネルは、PIFSにおいてビジー状態にある。ローカルデバイスは、第2の二次20MHzチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用する。ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネル上、および第2の確保されたチャネル上で第2の送信されるフレームを送信する、すなわち、ローカルデバイスは、一次20MHzチャネル、第1の二次20MHzチャネル、および第2の二次20MHzチャネルを使用することによって現在のデータフレームを送信する。このようにして、いくつかの確保されたチャネルに基づいて、局が、データ伝送プロセスにおいて新たな空きチャネルを継続的に確保し、確保されたチャネルおよび新たに確保された空きチャネルを使用することによってデータ伝送を実行して、チャネル使用効率が向上させられ、かつチャネルリソースが節約されるようになることが実施される。
ローカルデバイスが、確保されていないチャネルがアイドル状態にあることを感知した場合にチャネル拡大を実行する方法は、複数回にわたって繰り返され得ることに留意されたい。確保されていないチャネルが、前のチャネル拡大プロセスにおいて確保されたチャネルに既になっている場合、確保されていないチャネルは、次のチャネル拡大プロセスにおいて第1の確保されたチャネルの一部分として使用されることに留意されたい。
第1の確保されたチャネルと第2の確保されたチャネルのチャネル結合が別の制約条件を有する場合、制約条件は、チャネル拡大プロセスにおいても従われる必要があることに留意されたい。例えば、結合されたチャネルが連続的であることが要求される場合、第2の確保されたチャネルは、第1の確保されたチャネルに隣接している必要がある。結合されたチャネルが、20MHz、40MHz、80MHz、および160MHz(80+80MHz)などのいくつかの固定されたモードだけを有する場合、第2の確保されたチャネルと第1の確保されたチャネルは、前述のモードにより結合される必要がある。さもなければ、確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合でさえ、確保されていないチャネルは、第1の確保されたチャネルに結合され得ない。
図5を参照すると、図5は、本発明の実施形態5によるマルチチャネルアクセス方法のシーケンス図である。本発明のこの実施形態において、前述の実施形態との違いは、第1の確保されたチャネルのTXOPがピアデバイスによって決定され、かつチャネル拡大ステップがピアデバイスによって実行されることである。ピアデバイスは、チャネルコンテンションにより、第1の確保されたチャネルを使用する権利を獲得し、第1の確保されたチャネルのTXOPを決定する。ピアデバイスは、TXOPについてローカルデバイスに通知する。ピアデバイスが第1の確保されたチャネルに関してコンテンションを行うことを決定する方法に関して、前述の実施形態の説明を参照されたい。詳細がここで再び説明されることはない。図5におけるマルチチャネルアクセス方法が、後段に説明される。
ピアデバイスは、チャネルコンテンションにより、第1の確保されたチャネルを使用する権利を獲得し、第1の確保されたチャネルのTXOPを決定する。ピアデバイスは、第1の確保されたチャネルのTXOPについてローカルデバイスに通知する。ローカルデバイスは、第1の確保されたチャネル上で第1の送信されるフレームをピアデバイスに送信する。第1の送信されるフレームを受信した後、ピアデバイスは、事前設定された送信時点において逆データフレームをローカルデバイスに送信する。ピアデバイスによって送信される逆データフレームは、ローカルデバイスによって受信される第1の受信されるフレームに対応する。ピアデバイスは、ピアデバイスが逆データフレームをローカルデバイスに送信する送信時点に先立つ事前設定された時間セグメントにおいて、確保されていないチャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。ローカルデバイスに関して、第1の受信されるフレームの受信時点に先立つ事前設定された時間セグメントは、ピアデバイスによる逆データフレームの送信が、ローカルデバイスによる第1の受信されるフレームの受信に対応するため、ピアデバイスが逆データフレームを送信する送信時点に先立つ事前設定された時間セグメントに対応する。ピアデバイスが、確保されていないチャネルが事前設定された時間セグメントにおいてアイドル状態にあることを感知した場合、ピアデバイスは、確保されたチャネルと確保されていないチャネルに対してミラーリング結合を実行する。ピアデバイスは、結合の後に獲得された新たなチャネルを使用することによって逆データフレームをローカルデバイスに送信する。
ローカルデバイスによって送信される第1の送信されるフレームとピアデバイスによって送信される逆データフレームの間のフレーム間間隔が、事前設定された時間長未満である場合、ピアデバイスは、フレーム間間隔を調整して、フレーム間間隔が、事前設定された時間長以上になるようにして、いくつかのシナリオの要件を満たし得ることに留意されたい。フレーム間間隔の調整は、ピアデバイスが、ローカルデバイスのインジケーションメッセージを受信した後、またはピアデバイスがあらかじめローカルデバイスに通知した後、ピアデバイスによって実行されてよく、その結果、ローカルデバイスが、調整前のフレーム間間隔の時点においてピアデバイスがデータを送信することに成功しないと誤って判断することを回避する。
前述の実施形態から理解されるとおり、ローカルデバイスとピアデバイスの両方が、送信されるフレームが伝送される前の事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルの状態を感知し得る。確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、現在の確保されたチャネルとアイドル状態の確保されていないチャネルが結合される。送信されるフレームは、結合の後のチャネルを使用することによって伝送されて、チャネル利用率を向上させるようになる。
確保されていないチャネルの状態を感知することによってピアデバイスによって実行されるチャネル拡大の方法は、複数回にわたって繰り返され得ることに留意されたい。ピアデバイスの前のチャネル拡大プロセスにおいて、確保されていないチャネルが確保されたチャネルになった場合、確保されていないチャネルは、次のチャネル拡大プロセスにおいて確保されたチャネルの一部分として使用される。
確保されていないチャネルの状態を感知することによってローカルデバイスおよびピアデバイスによって実行されるチャネル拡大の方法は、複数回にわたって交互にされること、または繰り返されることがあることに留意されたい。前のチャネル拡大がローカルデバイスによって実行されたか、またはピアデバイスによって実行されたかにかかわらず、確保されていないチャネルがチャネル拡大プロセスにおいて確保されたチャネルとなった場合、確保されていないチャネルは、次のチャネル拡大プロセスにおいて確保されたチャネルの一部分として使用される。
図2、図3、図4、および図5から理解されるとおり、ローカルデバイスが、チャネルコンテンションによって確保されたチャネル上のTXOPを決定し、TXOPは、ピアデバイスに対するデータ伝送のために使用される。TXOPにおいて、ローカルデバイスまたはピアデバイスは、データフレームが送信される送信時点に先立つ事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルに対するチャネル感知を実行する。確保されていないチャネルが、事前設定された時間セグメントにおいてアイドル状態にある場合、ローカルデバイスまたはピアデバイスは、確保されていないチャネルと確保されたチャネルとを結合して、データを送信することがある。
図6を参照すると、図6は、本発明の実施形態6によるマルチチャネルアクセス方法のシーケンス図である。図6に示されるシーケンス図に対応するシナリオにおいて、フレーム間間隔が調整される必要があり得る。本発明のこの実施形態において、事前設定された時間セグメントの期間は、PIFSであり、現在の送信されるフレームは、第2の送信されるフレームである。ローカルデバイスが、第1の確保されたチャネルを使用することによって第1の送信されるフレームを送信する。ローカルデバイスは、第2の送信されるフレームが送信される前の事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルを感知して、確保されていないチャネルがアイドル状態にあるかどうかを決定するようにする。いくつかの事例において、第1の確保されたチャネル上のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満である場合、ピアデバイスが、事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネル上でピアデバイスがアイドル状態にあるかどうかを決定する十分な時間を有さないことがある。したがって、確保されていないチャネル上でローカルデバイスに応答する際、ピアデバイスは、ピアデバイスの周囲の局に干渉をもたらすことがある。確保されていないチャネル上でピアデバイスによってもたらされる干渉を低減するために、ピアデバイスの周囲の局上で、第1の確保されたチャネル上の現在のデータフレームに先立つフレーム間間隔が調整されて、調整されたフレーム間間隔の時間長が、事前設定された時間セグメントの時間長以上であるようにし得る。同様の問題は、ピアデバイスがチャネル拡大を実行するシナリオにおいても存在する。ピアデバイスが現在のデータフレームを送信する前のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満である場合、ローカルデバイスは、事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネル上でローカルデバイスがアイドル状態にあるかどうかを決定する十分な時間を有さないことがある。したがって、現在のデータフレームに先立つフレーム間間隔が調整されて、調整されたフレーム間間隔の時間長が、事前設定された時間セグメントの時間長以上であるようにする必要がある。
確保されていないチャネルの状態を感知する前に、ローカルデバイス(またはピアデバイス)は、第1の確保されたチャネル上の送信されることになる現在のデータフレーム(図6における第2の送信されるフレーム)と隣接する前のデータフレーム(図6における第1の受信されるフレーム)の間のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長超であるかどうかを決定することがある。例として、第1の確保されたチャネル上のフレーム間間隔がSIFSであり、かつ事前設定された時間セグメントの期間がPIFSであるとき、ローカルデバイスが、第2の送信されるフレームより前の事前設定された時間セグメントにおいて確保されていないチャネルの状態を感知する前に、第2の送信されるフレームと第1の受信されるフレームの間のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満である(そのSIFSがPIFS未満である)場合、第2の送信されるフレームと第1の受信されるフレームの間のフレーム間間隔が調整されて、フレーム間間隔がPIFS以上であるようにする必要がある。図6に示されるとおり、調整されるフレーム間間隔は、SIFSより大きい。図6に示されるシーケンス図において、調整されるフレーム間間隔は、PIFSと等しいように見えることに留意されたい。しかし、当業者は、調整されたフレーム間間隔がPIFSより大きいことがあり得ることを理解すべきである。
ローカルデバイスが、第2の送信されるフレームと第1の受信されるフレームの間のフレーム間間隔を調整した後、ピアデバイスは、フレーム間間隔の変更を知らないため、ピアデバイスは、ローカルデバイスがデータフレームを送信することに成功しないと誤って判断することがある。この問題を回避するために、ローカルデバイスは、対話の前のラウンドにおいて、フレーム間間隔が調整されることになることを示すことがあり、またはローカルデバイスは、ピアデバイスによって送信されたインジケーションメッセージを受信した後だけ、フレーム間間隔を調整することがある。
特に、ローカルデバイスがフレーム間間隔を調整する前に、ローカルデバイスは、インジケーション情報をピアデバイスに送信する、またはインジケーション情報をピアデバイスから受信する。インジケーションメッセージは、目標時間長を含む。ローカルデバイスまたはピアデバイスは、インジケーションメッセージによりそれぞれのフレーム間間隔を目標時間長に調整する。
図1に示される実施形態の説明において、フレーム間間隔が調整される必要があるシナリオが説明されている。このシナリオにおいて、チャネル拡大は、ローカルデバイスによって実行され、現在のデータフレームは、ローカルデバイスによって送信され、現在のデータフレームの前のデータフレームも、ローカルデバイスによって送信される。ローカルデバイスによる確保されていないチャネル感知が、前述の事前設定された時間セグメントにおいて実行される必要がある。ローカルデバイスは、前のデータフレームを送信するプロセスにおいてチャネルを感知することができない(ローカルデバイスが、送信機能と感知機能を同時に有さないものと想定すると)。したがって、現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満である場合、ローカルデバイスは、前のデータフレームの送信が終えられた後、確保されていないチャネルの状態を決定する十分な時間を有さない。この事例において、フレーム間間隔の時間長が、事前設定された時間セグメントの時間長以上となるように調整される必要もある。
実際、特定の実施プロセスにおいて、フレーム間間隔が調整される必要があるいずれのシナリオ(図1の実施形態において説明される、フレーム間間隔が調整される必要があるシナリオ、および図6の実施形態において説明されるフレーム間間隔が調整される必要があるシナリオ)においても、フレーム間間隔が調整される前に、フレーム間間隔の調整を開始する当事者(ローカルデバイスまたはピアデバイス)が、調整されるフレーム間間隔について他方の当事者に通知して、フレーム間間隔の時間長が両方の当事者(ローカルデバイスとピアデバイス)上で調整されるようにする必要がある。フレーム間間隔が調整される必要があるいずれのシナリオにおいても、フレーム間間隔を調整するための特定の方法に関して、図6に示される実施形態において述べられるフレーム間間隔を調整するための方法を参照されたい。
アップリンクOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)またはアップリンクMU MIMO(Multi-User Multiple-Input Multiple-Output)などのアップリンクマルチユーザアプリケーションシナリオにおいて、アップリンクプロセスにおいて、チャネル拡大を実行する局が明確に示される必要があり、さもなければ、複数の局がチャネル拡大を同時に実行する場合、衝突がもたらされ得ることに留意されたい。さらに、フレーム間間隔を調整するチャネル拡大を実行する際、局は、他のアップリンク局に通知する必要があり、さもなければ、アップリンクにおける複数のユーザの間の時間同期が確実にされ得ない。この事例において、アクセスポイントが、協調を実行する。アクセスポイントは、チャネル拡大を実行するダウンリンクフレームにおける局を指定する。フレーム間間隔が調整される必要がある場合、チャネル拡大を実行する必要がある局に加えて、アクセスポイントは、フレーム間間隔を調整するよう他のアップリンク局にも命令して、すべてのアップリンク局がフレーム間間隔を同時に調整して、複数の局の間で時間同期を実現するようにする必要もある。
図7を参照すると、図7は、本発明の実施形態1によるマルチチャネルアクセス装置の概略構造図である。本発明のこの実施形態において、アクセス装置は、獲得モジュール10と、拡大モジュール11と、送信モジュール12とを含む。
獲得モジュール10は、第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得するように構成される。
拡大モジュール11は、TXOPにおける事前設定された時間セグメントにおいて第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知すること、および確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用することを行うように構成される。
送信モジュール12は、事前設定された時間セグメントの終了時点に達した場合、第1の確保されたチャネル上、および第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信するように構成される。
本発明のこの実施形態の実施の際、ローカルデバイスが、第1の確保されたチャネル上で現在のデータフレームが送信される前の事前設定された時間セグメントにおいて、確保されていないチャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。yesの場合、ローカルデバイスは、アイドル状態にあることが感知された確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用し、第1の確保されたチャネルおよび第2の確保されたチャネルを使用することによって現在のデータフレームを送信する。いくつかの確保されたチャネルに基づいて、データ伝送プロセスにおいて新たな空きチャネルが継続的に確保され、データ伝送が、確保されたチャネルおよび新たに確保された空きチャネルを使用することによって実行されて、チャネル使用効率が向上させられ、かつチャネルリソースが節約されるようになることが実施される。
さらに、図8を参照すると、図8は、本発明の実施形態2によるマルチチャネルアクセス装置の概略構造図である。獲得モジュール10、拡大モジュール11、および送信モジュール12に加えて、アクセス装置は、計算モジュール13と、第1の調整モジュール14/第2の調整モジュール15とをさらに含む。
計算モジュール13は、TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算すること、および計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することを行うように構成される。
第1の調整モジュール14は、現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満であるかどうかを決定すること、およびyesの場合、現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を調整して、調整されたフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長以上であるようにすることを行うように構成される。
第2の調整モジュール15は、ピアデバイスによって送信されたインジケーションメッセージを受信することであって、インジケーションメッセージは、目標時間長を含むこと、およびインジケーションメッセージにより現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を目標時間長に調整することであって、目標時間長は、事前設定された時間セグメントの時間長以上であることを行うように構成される。
任意選択で、獲得モジュール10は、
第1の確保されたチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、バックオフ手続きをトリガすること、およびバックオフ手続きが終了したことが検出された後、第1の確保されたチャネルのTXOPを決定すること、または
第1の確保されたチャネルの、ピアデバイスによって送信されたTXOPを受信することであって、第1の確保されたチャネルのTXOPは、ピアデバイスによって決定されることを行うように構成される。
任意選択で、計算モジュール13は、
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前のデータフレームの期間、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを行うように構成される。
本発明のこの実施形態、および方法実施形態2から方法実施形態6は、同一の着想に属し、同一の技術的効果を有する。特定のプロセスに関して、前述の実施形態の説明を参照されたい。詳細がここで再び説明されることはない。
図9を参照すると、図9は、本発明の実施形態3によるマルチチャネルアクセス装置の概略構造図である。本発明のこの実施形態において、アクセス装置2は、プロセッサ61と、メモリ62と、通信インターフェース63とを含む。通信インターフェース63は、外部デバイスと通信するように構成される。アクセス装置におけるプロセッサ61の数量は、1つまたは複数であり得る。図9におけるプロセッサ61の数量は、1である。本発明のいくつかの実施形態において、プロセッサ61、メモリ62、および通信インターフェース63は、バスを使用することによって、または別の方法において互いに接続され得る。図9において、プロセッサ61、メモリ62、および通信インターフェース63は、バスを使用することによって互いに接続される。アクセス装置2は、図1に示される方法を実行するように構成され得る。この実施形態に含まれる用語に関して、図1に対応する実施形態を参照されたい。詳細がここで再び説明されることはない。
メモリ62は、プログラムコードを記憶する。プロセッサ61は、メモリ62に記憶されたプログラムコードを呼び出して、以下の動作、すなわち、
第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得すること、
TXOPにおける事前設定された時間セグメントにおいて第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知すること、および確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用すること、ならびに
事前設定された時間セグメントの終了時点に達した場合、第1の確保されたチャネル上、および第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信することを実行するように構成される。
本発明のいくつかの実施形態において、
プロセッサ61による、第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを獲得することは、
第1の確保されたチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、バックオフ手続きをトリガすること、およびバックオフ手続きが終了したことが検出された後、第1の確保されたチャネルのTXOPを決定すること、または
第1の確保されたチャネルの、ピアデバイスによって送信されたTXOPを受信することであって、第1の確保されたチャネルのTXOPは、ピアデバイスによって決定されることを含む。
本発明のいくつかの実施形態において、
プロセッサ61は、
TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算すること、および計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することを行うようにさらに構成される。
本発明のいくつかの実施形態において、
プロセッサ61による、TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算することは、
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前のデータフレームの期間、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
現在のデータフレームの送信時点を、現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前のデータフレームと現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを含む。
本発明のいくつかの実施形態において、
プロセッサ61は、
現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長未満であるかどうかを決定すること、およびyesの場合、現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を調整して、調整されたフレーム間間隔が、事前設定された時間セグメントの時間長以上であるようにすることを行うようにさらに構成される。
本発明のいくつかの実施形態において、
プロセッサ61は、
ピアデバイスによって送信されたインジケーションメッセージを受信することであって、インジケーションメッセージは、目標時間長を含むこと、およびインジケーションメッセージにより現在のデータフレームと前のデータフレームの間のフレーム間間隔を目標時間長に調整することであって、目標時間長は、事前設定された時間セグメントの時間長以上であることを行うようにさらに構成される。
本発明のいくつかの実施形態において、事前設定された時間セグメントの時間長は、PIFS、DIFS、AIFS、またはSIFSと等しい。
本発明のこの実施形態の実施の際、ローカルデバイスが、第1の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信する前の事前設定された時間セグメントにおいて、確保されていないチャネルがアイドル状態にあるかどうかを感知する。yesの場合、ローカルデバイスは、アイドル状態にあることが感知された確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用し、第1の確保されたチャネルおよび第2の確保されたチャネルを使用することによって現在のデータフレームを送信する。いくつかの確保されたチャネルに基づいて、データ伝送プロセスにおいて新たな空きチャネルが継続的に確保され、データ伝送が、確保されたチャネルおよび新たに確保された空きチャネルを使用することによって実行されて、チャネル使用効率が向上させられ、かつチャネルリソースが節約されるようになることが実施される。
当業者は、実施形態における方法のプロセスのすべて、またはいくつかが、関係のあるハードウェアに命令するコンピュータプログラムによって実施されることがあることを理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。プログラムが実行すると、実施形態における方法のプロセスが実行される。前述の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読取り専用メモリ(ROM)、またはランダムアクセスメモリ(RAM)を含み得る。
前段で開示されることは、本発明の例示的な実施形態に過ぎず、無論、本発明の保護範囲を限定するように意図されていない。当業者は、前述の実施形態、および本発明の特許請求の範囲に従ってなされる均等な変形を実施するプロセスのすべて、またはいくつかが、本発明の範囲に入るべきことを理解し得る。

Claims (9)

  1. 第1の確保されたチャネルの伝送機会、TXOP、を獲得することと、
    前記TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算し、前記計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することと、
    前記TXOP内の前記事前設定された時間セグメントにおいて前記第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知し、および前記確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、前記確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用することと、
    前記事前設定された時間セグメントの終了時点に達した場合、前記第1の確保されたチャネル上、および前記第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信することとを備え
    前記TXOPにおける前記現在のデータフレームの送信時点を計算することは、
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前記前のデータフレームの期間、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを備えることを特徴とするマルチチャネルアクセス方法。
  2. 第1の確保されたチャネルのTXOPを前記獲得することは、
    前記第1の確保されたチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、バックオフ手続きをトリガし、および前記バックオフ手続きが終了したことが検出された後、前記第1の確保されたチャネルの前記TXOPを決定すること、または
    前記第1の確保されたチャネルの、ピアデバイスによって送信された前記TXOPを受信することであって、前記第1の確保されたチャネルの前記TXOPは、前記ピアデバイスによって決定されることを備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 第1の確保されたチャネルの伝送機会、TXOP、を獲得するように構成された獲得モジュールと、
    前記TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算すること、および前記計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することを行うように構成された計算モジュールと、
    前記TXOP内の前記事前設定された時間セグメントにおいて前記第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知すること、および前記確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、前記確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用することを行うように構成された拡大モジュールと、
    前記事前設定された時間セグメントの終了時点に達した場合、前記第1の確保されたチャネル上、および前記第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信するように構成された送信モジュールとを備え
    前記計算モジュールは、
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前記前のデータフレームの期間、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを行うように構成されることを特徴とするマルチチャネルアクセス装置。
  4. 前記獲得モジュールは、
    前記第1の確保されたチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、バックオフ手続きをトリガすること、および前記バックオフ手続きが終了したことが検出された後、前記第1の確保されたチャネルの前記TXOPを決定すること、または
    前記第1の確保されたチャネルの、ピアデバイスによって送信された前記TXOPを受信することであって、前記第1の確保されたチャネルの前記TXOPは、前記ピアデバイスによって決定されることを行うように構成されることを特徴とする請求項に記載の装置。
  5. プロセッサと、メモリとを備えるマルチチャネルアクセス装置であって、前記メモリは、プログラムコードを記憶し、前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記プログラムコードを呼び出して、以下の動作、すなわち、
    第1の確保されたチャネルの伝送機会、TXOP、を獲得すること、
    前記TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算し、前記計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用すること、
    前記TXOP内の前記事前設定された時間セグメントにおいて前記第1の確保されたチャネル以外の確保されていないチャネルを感知すること、および前記確保されていないチャネルがアイドル状態にある場合、前記確保されていないチャネルを第2の確保されたチャネルとして使用すること、ならびに
    前記事前設定された時間セグメントの終了時点に達した場合、前記第1の確保されたチャネル上、および前記第2の確保されたチャネル上で現在のデータフレームを送信することを実行し、
    前記TXOPにおける前記現在のデータフレームの送信時点を計算することは、
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前記前のデータフレームの期間、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを備えることを特徴とするマルチチャネルアクセス装置。
  6. 前記プロセッサによる、第1の確保されたチャネルの伝送機会TXOPを前記獲得することは、
    前記第1の確保されたチャネルがアイドル状態にあることが感知された場合、バックオフ手続きをトリガすること、および前記バックオフ手続きが終了したことが検出された後、前記第1の確保されたチャネルの前記TXOPを決定すること、または
    前記第1の確保されたチャネルの、ピアデバイスによって送信された前記TXOPを受信することであって、前記第1の確保されたチャネルの前記TXOPは、前記ピアデバイスによって決定されることを備えることを特徴とする請求項に記載の装置。
  7. 確保されたチャネルの伝送機会、TXOP、を獲得することと、
    前記TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算し、前記計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することと、
    前記TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知することと、
    データ伝送が開始されたとき、前記TXOP内の前記事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在する場合、前記確保されたチャネルおよび前記確保されていないチャネルを使用することによって前記データ伝送を実行することであって、前記事前設定された時間セグメントは、前記データ伝送の開始時点に終了し、かつ前記事前設定された時間セグメントの期間は、事前設定された期間であることとを備え
    前記TXOPにおける前記現在のデータフレームの送信時点を計算することは、
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前記前のデータフレームの期間、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを備えることを特徴とするマルチチャネルアクセス方法。
  8. 確保されたチャネルの伝送機会、TXOP、を獲得するように構成された獲得モジュールと、
    前記TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算すること、および前記計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用することを行うように構成された計算モジュールと、
    前記TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知するように構成された拡大モジュールと、
    データ伝送が開始されたとき、前記TXOP内の前記事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在することが決定された場合、前記確保されたチャネルおよび前記確保されていないチャネルを使用することによって前記データ伝送を実行することであって、前記事前設定された時間セグメントは、前記データ伝送の開始時点に終了し、かつ前記事前設定された時間セグメントの期間は、事前設定された期間であることを行うように構成された送信モジュールとを備え
    前記計算モジュールは、
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前記前のデータフレームの期間、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを行うように構成されることを特徴とするマルチチャネルアクセス装置。
  9. プロセッサと、メモリとを備えるマルチチャネルアクセス装置であって、前記メモリは、プログラムコードを記憶し、前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記プログラムコードを呼び出して、以下の動作、すなわち、
    確保されたチャネルの伝送機会、TXOP、を獲得すること、
    前記TXOPにおける現在のデータフレームの送信時点を計算し、前記計算された送信時点を、事前設定された時間セグメントの終了時点として使用すること、
    前記TXOPにおいて確保されていないチャネルを感知すること、および
    データ伝送が開始されたとき、前記TXOP内の前記事前設定された時間セグメントにおいて継続的に空いている確保されていないチャネルが存在する場合、前記確保されたチャネルおよび前記確保されていないチャネルを使用することによって前記データ伝送を実行することであって、前記事前設定された時間セグメントは、前記データ伝送の開始時点に終了し、かつ前記事前設定された時間セグメントの期間は、事前設定された期間であることを実行し、
    前記TXOPにおける前記現在のデータフレームの送信時点を計算することは、
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの開始時点、前記前のデータフレームの期間、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定すること、または
    前記現在のデータフレームの前記送信時点を、前記現在のデータフレームの前のデータフレームの終了時点、および前記前のデータフレームと前記現在のデータフレームの間のフレーム間間隔により決定することを備えることを特徴とするマルチチャネルアクセス装置。
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