JP6423412B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、特別遊技を実行するか否かの判定の結果に基づく演出を実行する遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine that executes an effect based on a result of determination as to whether or not to execute a special game.
遊技機では、始動口への遊技球の入賞や図柄の変動表示の開始に応じて、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定の結果に基づく各種の演出が行われる(例えば特許文献1)。 In the gaming machine, various effects are performed based on the result of the determination as to whether or not to execute a special game advantageous to the player in accordance with the winning of the game ball at the start opening and the start of the display of the variation of the symbol (for example, Patent Document 1).
ところで、従来の遊技機では、複数の演出が個別に実行されるために互いの関連性が低く、特別遊技を実行するか否かの判定の結果に基づく演出の興趣性が必ずしも高いとは言えなかった。 By the way, in a conventional gaming machine, since a plurality of performances are individually executed, the relevance of the effects is based on the result of the determination as to whether or not to execute a special game is high. There wasn't.
そこで、本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、特別遊技を実行するか否かの判定の結果に基づく演出の興趣性を向上させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of such a problem, and an object thereof is to provide a gaming machine capable of improving the interest of a presentation based on the result of determination as to whether or not to execute a special game. And
本発明は、上記の課題を解決するために以下の構成を採用した。
本発明に係る遊技機は、取得条件の成立に応じて取得情報を取得する取得手段と、前記取得情報に基づいて、特別遊技を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段と、前記特別遊技判定手段の判定結果に基づいて、演出を制御する演出制御手段と、を備え、前記演出制御手段は、前記特別遊技判定手段の判定結果に基づく第1演出を実行可能であり、前記特別遊技判定手段の判定結果に基づく第2演出を開始可能であり、前記特別遊技が実行される期待度が高いことを示唆する特定演出を実行可能であり、前記第1演出の演出態様を制御することが可能であり、前記第1演出の演出態様には、第1演出態様と、当該第1演出態様よりも遊技者にとって明瞭な第2演出態様とがあり、前記演出制御手段は、所定のタイミングで前記第1演出態様の前記第1演出を開始し、前記第1演出の演出態様を前記第1演出態様から前記第2演出態様に所定時間かけて変化させることが可能であり、前記第1演出態様の前記第1演出を実行開始した後、前記第1演出の演出態様を前記第1演出態様から前記第2演出態様に所定時間かけて変化させ、当該第2演出態様に変化させた後、前記特定演出を実行可能であり、前記第1演出態様を経由することなく、前記第2演出態様の前記第1演出を開始し、前記第2演出態様の第1演出を行った後、前記特定演出を実行可能であり、前記第1演出態様の前記第1演出を実行開始した後、前記第1演出の演出態様を前記第1演出態様から前記第2演出態様に変化させずに前記第1演出を終了し、当該第1演出の終了後に前記特定演出を実行しない。
The present invention employs the following configuration in order to solve the above problems.
Gaming machine according to the present invention includes an acquisition means for acquiring the acquired information according to the establishment of acquisition conditions, based on the acquired information, and special game determination means for determining whether or not to execute the special game, the special Effect control means for controlling the effect based on the determination result of the game determination means, wherein the effect control means is capable of executing a first effect based on the determination result of the special game determination means , and the special game and can begin a second effect based on the determination result of the determining means, the special game is capable of performing specific effect suggesting that high expectation to be executed, to control the presentation mode of the first effect are possible, wherein the first effect of the representation embodiment, the first representation embodiment, there is a distinct second representation embodiment for the player than the first representation embodiment, the Starring Desei control means, a predetermined The first stage at the timing of It is possible to start the first effect of the first effect mode and change the effect mode of the first effect from the first effect mode to the second effect mode over a predetermined time period. After the execution of the production is started, the production mode of the first production is changed from the first production mode to the second production mode over a predetermined time, and after changing to the second production mode, the specific production is executed. The specific effect can be executed after starting the first effect of the second effect mode and performing the first effect of the second effect mode without going through the first effect mode. Yes, after starting to execute the first effect of the first effect mode, the first effect is ended without changing the effect mode of the first effect from the first effect mode to the second effect mode, The specific effect is not executed after the end of the first effect .
前記特別遊技を実行すると前記特別遊技判定手段によって判定された可能性が相対的に低い場合には、前記第1演出態様制御が実行され易く、前記特別遊技を実行すると前記特別遊技判定手段によって判定された可能性が相対的に高い場合には、前記第2演出態様制御が実行され易くてもよい。 When the special game is executed, when the possibility of being determined by the special game determination means is relatively low, the first effect mode control is easily executed, and when the special game is executed, the special game determination means determines When the possibility of being performed is relatively high, the second effect mode control may be easily performed.
本発明によれば、特別遊技を実行するか否かの判定の結果に基づく演出の興趣性を向上させることが可能である。 According to the present invention, it is possible to improve the interest of the production based on the result of the determination as to whether or not to execute the special game.
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の遊技機の一実施形態に係るパチンコ遊技機1について説明する。
Hereinafter, a
[パチンコ遊技機1の概略構成例]
まず、図1〜図3を参照しつつ、パチンコ遊技機1の概略構成について説明する。ここで、図1は、パチンコ遊技機1の概略正面図である。図2は、パチンコ遊技機1の一部を示す平面図である。図3は、図1における表示器4の拡大図である。
[Example of schematic configuration of pachinko gaming machine 1]
First, a schematic configuration of the
図1に例示されるように、パチンコ遊技機1は、入賞や判定に関する役物等が設けられた遊技盤2と、遊技盤2を囲む枠部材3とを備えている。枠部材3は、遊技盤2と所定の間隔を隔てて平行配置された透明なガラス板を支持しており、このガラス板と遊技盤2とによって、遊技球が流下可能な遊技領域10が形成されている。
As illustrated in FIG. 1, the
パチンコ遊技機1は、上皿28と、上皿28の下方に設けられた下皿29とを備えている。上皿28は、発射装置(不図示)へ供給される遊技球及び賞球を溜めるものである。下皿29は、パチンコ遊技機1から払い出された賞球としての遊技球を溜めるものである。この下皿29には取り出しボタン23が近接配置されており、取り出しボタン23を遊技者が操作すると、下皿29の下面の一部が開口されて、下皿29に溜まった遊技球が下皿29の下方に配置された不図示の箱等に落下する。なお、他の実施形態では、上皿28及び下皿29が1つの皿で構成されてもよい。
The
パチンコ遊技機1では、遊技者がハンドル20を握ってレバー21を時計回り方向に回転させると、上皿28から発射装置へと案内された遊技球がレバー21の回転角度に応じた打球力で遊技領域10における上部位置へと発射される。遊技領域10には、不図示の遊技クギや風車等が設けられており、発射された遊技球は、遊技クギや風車等に接触することでその移動方向を変化させながら遊技盤2に沿って落下する。なお、遊技球の発射は、遊技者が停止ボタン22を操作することによって一時的に停止される。
In the
遊技者がレバー21を小さい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「左打ち」を行うと、遊技球が相対的に弱い打球力で発射装置から発射される。この場合、遊技球は、矢印31に例示されるように遊技領域10における左側領域を流下する。一方、遊技者がレバー21を大きい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「右打ち」を行うと、遊技球が相対的に強い打球力で発射装置から発射される。この場合、遊技球は、矢印32に例示されるように遊技領域10における右側領域を流下する。
When the player performs a so-called “left strike” in which the
左打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、第1始動口11、第2始動口12、2つの普通入賞口14、及び電動チューリップ17が設けられている。また、右打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、上記第2始動口12、第1大入賞口13、2つの普通入賞口14、ゲート16、上記電動チューリップ17、及び第2大入賞口19が設けられている。
A
遊技領域10に打ち出された遊技球は、遊技盤2に沿って流下する過程で、第1始動口11、第2始動口12、第1大入賞口13、普通入賞口14、及び第2大入賞口19のいずれかに入賞し得る。これにより、入賞した箇所に応じた所定数の賞球が上皿28又は下皿29に払い出される。なお、入賞しなかった遊技球は、排出口18を介して遊技領域10から排出される。
The game balls launched into the
第1始動口11は、常時開放されている始動口であり、第2始動口12は、普通電動役物としての電動チューリップ17が作動しているときだけ開放される始動口である。パチンコ遊技機1では、遊技球が第1始動口11を通過して入賞した場合、又は遊技球が第2始動口12を通過して入賞した場合、遊技者にとって有利な大当たり遊技(特別遊技)を実行するか否かが判定され、その判定結果が後述する表示器4に表示される。
The
なお、以下の説明では、第1始動口11への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第1特別図柄判定」と呼び、第2始動口12への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第2特別図柄判定」と呼び、これらの判定を総称して「特別図柄判定」と呼ぶものとする。
In the following description, the determination executed on condition that a game ball wins the
第1大入賞口13は、特別図柄判定の結果に応じて開放される。この第1大入賞口13の開口部には、第1大入賞口13を開閉するプレートが設けられている。第1大入賞口13は、通常はこのプレートによって閉塞されている。これに対して、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す所定の大当たり図柄が表示器4に停止表示された場合、上記プレートを作動させて第1大入賞口13を開放する大当たり遊技が実行される。大当たり遊技中は、所定条件(本実施形態では、第1大入賞口13への9個の遊技球の入賞、又は第1大入賞口13が開放されてから29.5秒の経過)を満たすまで第1大入賞口13が開放状態に維持されてから閉塞されるラウンド遊技が所定回数実行される。このため、遊技者は、大当たり遊技中に右打ちを行うことで、大当たり遊技が行われていないときに比べてより多くの賞球を得ることができる。
The first
第2大入賞口19は、特別図柄判定の結果に応じて開放される。この第2大入賞口19の開口部には、図1及び図4に例示されるように、第2大入賞口19を開閉する第1羽根部材191が設けられている。後に詳述するが、大当たり遊技中は、上述した第1大入賞口13を開放するラウンド遊技に続いて、第2大入賞口19を短開放する短開放ラウンド遊技、又は第2大入賞口19を長開放する長開放ラウンド遊技が実行される。
The second
短開放ラウンド遊技では、例えば第2大入賞口19が開放されてから0.1秒が経過するといった所定条件が満たされるまで第2大入賞口19が開放状態に維持され、そしてその後閉塞される。一方の長開放ラウンド遊技では、例えば、第2大入賞口19が開放されてから29.5秒が経過するか、又は第2大入賞口19に9個の遊技球が入賞するといった所定条件が満たされるまで、第2大入賞口19が開放状態に維持されて、その後閉塞される。
In the short open round game, for example, the second
電動チューリップ17は、第2始動口12に近接配置されており、一対の羽根部材を有している。この電動チューリップ17は、一対の羽根部材が第2始動口12を閉塞する閉姿勢(図1の実線を参照)と、第2始動口12を開放する開姿勢(図1の破線を参照)とに姿勢変化可能に構成されている。
The electric tulip 17 is disposed close to the
第2始動口12は、図1に例示されるように、通常は電動チューリップ17によって閉塞されている。これに対して、遊技球がゲート16を通過すると、賞球の払い出しは行われないものの、第2始動口12を開放するか否かが判定される。ここで、第2始動口12を開放すると判定された場合、電動チューリップ17の一対の羽根部材が規定時間開姿勢を維持した後に閉姿勢に戻る動作が規定回数行われる。このように、第2始動口12は、電動チューリップ17が作動していないときには遊技球が通過し難い状態であるのに対して、電動チューリップ17が作動することによって遊技球が通過し易い状態となる。なお、以下の説明では、ゲート16に対する遊技球の通過を条件として実行される判定を「普通図柄判定」と呼ぶものとする。
As illustrated in FIG. 1, the
普通入賞口14は、第1始動口11と同様に常時開放されており、遊技球の入賞によって所定個数の賞球が払い出される入賞口である。なお、第1始動口11等とは異なり、普通入賞口14に遊技球が入賞しても判定が行われることはない。
The
[パチンコ遊技機1の演出手段の構成例]
図1に例示されるように、遊技盤2又は枠部材3には、各種の演出を行うものとして、液晶表示装置5、スピーカ24、盤ランプ25、センターランプ30等が設けられている。また、図1には示されていないが、遊技盤2には、第1演出役物71〜第3演出役物73(図20参照)が設けられており、枠部材3には、枠ランプ37(図20参照)が内蔵されている。
[Configuration example of presentation means of pachinko gaming machine 1]
As illustrated in FIG. 1, the
液晶表示装置5は、演出画像を表示する画像表示装置であり、液晶表示装置5の表示画面は、遊技者によって視認され易い位置に設けられている。この表示画面には、例えば、特別図柄判定の判定結果を報知する装飾図柄、予告演出などを行うキャラクタやアイテム、特別図柄判定が保留されている数だけ表示される保留表示画像(保留アイコン)等の各種表示オブジェクトを含む演出画像が表示される。なお、画像表示装置は、EL表示装置等の他の画像表示装置によって構成されてもよい。
The liquid
スピーカ24は、液晶表示装置5で行われる表示演出と同期するように、或いは非同期に、楽曲や音声、効果音等の演出音を出力して音による演出を行う。
The
第1演出役物71〜第3演出役物73は、それぞれ、遊技盤2に対して可動に構成されており、各演出役物71〜73自体の動きと光との両方或いは一方によって各種の演出を行う。
Each of the
盤ランプ25及び枠ランプ37は、点灯又は点滅のパターンの変更、発光色の変更等の光による各種の演出を行う。
The
[パチンコ遊技機1の操作手段の構成例]
図2に例示されるように、枠部材3には、遊技者が操作する操作手段として、演出ボタン26及び演出キー27が設けられている。演出ボタン26は、遊技者が押下することによって操作情報を入力するための押ボタンである。演出ボタン26は、その上面が枠部材3の上面と略同じ高さにある通常位置と、その上面が枠部材3の上面に対して所定の高さ(例えば10センチ)だけ上方に突出した突出位置との間でその高さを変更可能に構成されている。なお、演出ボタン26は、通常位置と突出位置との間におけるどの高さにあっても押下が可能である。
[Configuration example of operation means of the pachinko gaming machine 1]
As illustrated in FIG. 2, the
演出キー27は、遊技者が選択操作を行うためのいわゆる十字キーであり、上を指示するための上キーと、下を指示するための下キーと、左を指示するための左キーと、右を指示するための右キーとから構成されている。パチンコ遊技機1では、演出ボタン26又は演出キー27の操作に応じた演出が行われる場合がある。また、演出ボタン26や演出キー27は、各種の設定操作にも使用される。
The
[表示器4の構成例]
図3は、図1における表示器4の拡大図である。表示器4は、主に特別図柄判定や普通図柄判定に関する情報を表示するものであり、図3に例示されるように、第1特別図柄表示器41、第2特別図柄表示器42、第1特別図柄保留表示器43、第2特別図柄保留表示器44、普通図柄表示器45、普通図柄保留表示器46、遊技状態表示器47、ラウンド表示器48等を有して構成されている。
[Configuration Example of Display 4]
FIG. 3 is an enlarged view of the
第1特別図柄表示器41は、第1特別図柄判定が行われると、第1特別図柄を変動表示してから第1特別図柄判定の判定結果を示す第1特別図柄を停止表示することによって第1特別図柄判定の判定結果を報知する。第2特別図柄表示器42は、第2特別図柄判定が行われると、第2特別図柄を変動表示してから第2特別図柄判定の判定結果を示す第2特別図柄を停止表示することによって第2特別図柄判定の判定結果を報知する。第1特別図柄表示器41及び第2特別図柄表示器42には、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す大当たり図柄、又は特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示すハズレ図柄が停止表示される。
When the first special symbol determination is performed, the first
第1特別図柄保留表示器43は、第1特別図柄判定の保留数を表示する。第2特別図柄保留表示器44は、第2特別図柄判定の保留数を表示する。
The first special symbol hold
普通図柄表示器45は、普通図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから普通図柄判定の判定結果を示す図柄を停止表示することによって普通図柄判定の判定結果を報知する。普通図柄保留表示器46は、普通図柄判定の保留数を表示する。遊技状態表示器47は、パチンコ遊技機1の電源投入時点における遊技状態を表示する。ラウンド表示器48は、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に大当たり図柄が停止表示されると、大当たり遊技中における第1大入賞口13及び第2大入賞口19の開放パターンを表示する。
When the normal symbol determination is performed, the
なお、以下の説明では、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に表示される図柄を「特別図柄」と呼び、普通図柄表示器45に表示される図柄を「普通図柄」と呼ぶものとする。
In the following description, the symbol displayed on the first
[第2大入賞口19の内部構成例]
図4は、第2大入賞口19の構成例について説明するための概略図である。図1及び図4に例示されるように、第2大入賞口19の開口部には、第2大入賞口19を開閉する第1羽根部材191が設けられている。第2大入賞口19は、通常はこの第1羽根部材191によって閉塞されている。これに対して、大当たり遊技中の所定ラウンドにおいて、第1羽根部材191を動作させて第2大入賞口19を短開放する短開放ラウンド遊技、又は第1羽根部材191を動作させて第2大入賞口19を長開放する長開放ラウンド遊技が行われる。
[Internal configuration example of second big prize opening 19]
FIG. 4 is a schematic diagram for explaining an example of the configuration of the second
また、第2大入賞口19の内部には、第2大入賞口スイッチ116、V入賞口スイッチ117、排出スイッチ118、第2羽根部材192等が設けられている。
Further, a second grand
第2大入賞口スイッチ116は、第2大入賞口19に入賞した遊技球を検知するものである。V入賞口スイッチ117は、V領域195への遊技球の進入を検知するものである。排出スイッチ118は、ハズレ領域196への遊技球の進入を検知するものである。第2羽根部材192は、第2大入賞口スイッチ116を通過した遊技球をV領域195またはハズレ領域196へと案内するものである。
The second grand
大当たり遊技が行われていないときには、第2大入賞口19が第1羽根部材191によって閉塞されると共に、V領域195が第2羽根部材192によって閉塞されている(図4(A)参照)。これに対して、大当たり遊技が開始されて第1大入賞口13を開放する所定回数のラウンド遊技が行われた後に、まず、第1羽根部材191が回動して第2大入賞口19が開放される(図4(B)参照)。これにより、第2大入賞口19が、遊技球が進入し難い進入困難状態から進入し易い進入容易状態へと一時的に変化する。図4(B)に示される状態では、V領域195が第2羽根部材192によって閉塞されている。このため、第2大入賞口19内に進入した遊技球は、第2羽根部材192によってハズレ領域196へと案内される。
When the big hit game is not being performed, the second
第2大入賞口19の開放開始から所定時間(例えば3秒)が経過すると、第2羽根部材192が設定時間(例えば10秒)だけV領域195を開放した開姿勢(図4(C)参照)を維持した後にV領域195を閉塞する閉姿勢(図4(B)参照)に戻る。このため、第2大入賞口19が第1羽根部材191によって開放されると共にV領域195が第2羽根部材192によって開放されている間に、遊技球のV領域195への進入(以下「V入賞」ともいう。)が可能となる。
When a predetermined time (for example, 3 seconds) has elapsed since the opening of the second
このように、本実施形態では、V領域195は、第1羽根部材191及び第2羽根部材192の両方が同時期に動作することによって、V領域195に対して遊技球が通過し難い通過困難状態から通過し易い通過容易状態へと一時的に変化する。
As described above, in this embodiment, the
図4に例示されるように、V領域195に進入する遊技球は、V入賞口スイッチ117によって検知される。このV入賞口スイッチ117は、確変スイッチとしての機能を有している。このため、第2大入賞口19に入賞した遊技球がこのV入賞口スイッチ117によって検知されると、大当たり遊技が終了した後に、大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に低い低確率状態からその確率が相対的に高い高確率状態へと移行する。また、本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、この高確率状態への移行に伴い、第2始動口12に遊技球が入賞し易くなるいわゆる電チューサポート機能が付与される。
As illustrated in FIG. 4, a game ball entering the
なお、本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、V領域195への遊技球の進入が困難な動作態様で第1羽根部材191及び第2羽根部材192を動作させる「短開放当たり」と、V領域195への遊技球の進入が容易な動作態様で第1羽根部材191及び第2羽根部材192を動作させる「長開放当たり」との2種類の大当たりが用意されており、基本的には、後者の大当たりに当選した場合にのみ、上述した高確率状態への移行が可能となる。
In the
また、ハズレ領域196に進入する遊技球は、排出スイッチ118によって検知される。この排出スイッチ118を通過した遊技球は、必ずハズレ領域196を通過する。
In addition, the game ball entering the lost
なお、他の実施形態では、V入賞口スイッチ117がV領域195の下流或いはV領域195内に設けられていてもよいし、排出スイッチ118がハズレ領域196の下流或いはハズレ領域196内に設けられていてもよい。
In another embodiment, the V
ここまで、図1〜図4に基づいてパチンコ遊技機1の構成について説明したが、図1〜図4に示す構成は単なる一例であって、他の構成であってもよい。例えば、第2羽根部材192に代えて、V領域195を閉塞する位置とV領域195を開放する位置との間でスライド可能なスライド部材を設けるといった構成変更が一例として挙げられる。
Up to this point, the configuration of the
[遊技の流れについて]
図5は、遊技の流れについて説明するための説明図である。図5に例示されるように、本実施形態におけるパチンコ遊技機1は、「通常遊技状態」、「確変遊技状態」、又は「時短遊技状態」で遊技が制御される。
[About the game flow]
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining the flow of the game. As illustrated in FIG. 5, in the
「通常遊技状態」は、大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に低い低確率状態で特別図柄判定が行われると共に、電チューサポート機能が付与されない通常の遊技状態である。すなわち、通常遊技状態では、特別図柄判定によって大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に低い確率(例えば1/399)に設定される。また、普通図柄判定によって第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に低い確率(例えば1/12)に設定され、普通図柄の変動時間が相対的に長い時間(例えば25秒)に設定され、且つ第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に短い時間(例えば0.1秒×1回)に設定される。
The “normal game state” is a normal game state in which special symbol determination is performed in a low probability state in which it is determined that a jackpot game is to be executed, and the electric chew support function is not provided. In other words, in the normal gaming state, the probability that the jackpot game is determined to be executed by the special symbol determination is set to a relatively low probability (for example, 1/399). Also, the probability that the
「確変遊技状態」は、大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に高い高確率状態で特別図柄判定が行われると共に、電チューサポート機能が付与される遊技状態である。すなわち、確変遊技状態では、特別図柄判定によって大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に高い確率(例えば1/110)に設定される。また、普通図柄判定によって第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に高い確率(例えば12/12)に設定され、普通図柄の変動時間が相対的に短い時間(例えば2秒)に設定され、且つ第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に長い時間(例えば1.6秒×3回)に設定される。
The “probability game state” is a game state in which special symbol determination is performed in a high probability state in which it is determined that a jackpot game is to be executed, and an electric chew support function is provided. That is, in the probability variation gaming state, the probability that it is determined that the jackpot game is executed by the special symbol determination is set to a relatively high probability (for example, 1/110). In addition, the probability that the
「時短遊技状態」は、上述した低確率状態で特別図柄判定が行われると共に、電チューサポート機能が付与される遊技状態である。すなわち、時短遊技状態では、特別図柄判定によって大当たり遊技を実行すると判定される確率が相対的に低い確率(例えば1/399)に設定される。また、普通図柄判定によって第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に高い確率(例えば12/12)に設定され、普通図柄の変動時間が相対的に短い時間(例えば2秒)に設定され、且つ第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に長い時間(例えば1.6秒×3回)に設定される。
The “time-short game state” is a game state in which special symbol determination is performed in the low probability state described above and an electric chew support function is provided. That is, in the short-time gaming state, the probability that the jackpot game is determined to be executed by the special symbol determination is set to a relatively low probability (for example, 1/399). In addition, the probability that the
なお、以下の説明では、電チューサポート機能が付与されていることによって第2始動口12への遊技球の入賞が容易な状態を「高ベース状態」と呼び、電チューサポート機能が付与されていないことによって第2始動口12への遊技球の入賞が容易ではない状態を「低ベース状態」と呼ぶものとする。
In the following description, a state in which the winning of the game ball to the
遊技者が右打ちした遊技球は、第1始動口11及び第2始動口12のうち、基本的には、第2始動口12にしか入賞しない。そして、低ベース状態のときには、高ベース状態のときに比べて第2始動口12に遊技球が入賞し難くなっており、第1始動口11の方が第2始動口12よりも遊技球が入賞し易くなっている。このため、低ベース状態(通常遊技状態がこれに該当する)で遊技が制御されているときには、遊技者は、第1始動口11を狙った左打ちにより遊技を行うことになる。
The game ball hit by the player to the right basically wins only the
通常遊技状態のときに第1始動口11に遊技球が入賞すると、第1特別図柄判定が実行され、第1特別図柄表示器41において特別図柄が変動表示されてから第1特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示される。その際、大当たり遊技を実行しないと判定された場合には、ハズレ図柄が停止表示される。一方、大当たり遊技を実行すると判定された場合には、大当たり図柄が停止表示される。
When a game ball wins in the
上述した短開放当たりを示す大当たり図柄が第1特別図柄表示器41に停止表示された場合(図5(A)参照)、大当たり遊技中における所定ラウンドにおいて第2大入賞口19を短開放する短開放ラウンド遊技が行われる。この短開放ラウンド遊技が行われる場合、基本的には遊技球がV入賞口スイッチ117を通過してV領域195に進入することはないため、大当たり遊技が終了した後は、特別図柄判定が例えば100回行われるまでの間、時短遊技状態で遊技が制御されることになる(図5(B)参照)。
When the above-mentioned jackpot symbol indicating the short-opening is stopped and displayed on the first special symbol display 41 (see FIG. 5A), the short-opening of the second big winning
一方、上述した長開放当たりを示す大当たり図柄が第1特別図柄表示器41に停止表示された場合(図5(C)参照)、大当たり遊技中における所定ラウンドにおいて第2大入賞口19を長開放する長開放ラウンド遊技が行われる。この長開放ラウンド遊技が行われる場合、遊技者は、遊技球をV領域195に容易に進入させることが可能である。このため、遊技球がV入賞口スイッチ117を通過(V入賞)してV領域195に進入すると、大当たり遊技が終了した後は、特別図柄判定が例えば160回行われるまでの間、確変遊技状態で遊技が制御されることになる(図5(D)参照)。
On the other hand, when the above-mentioned jackpot symbol indicating the long-opening is stopped and displayed on the first special symbol display 41 (see FIG. 5C), the second big winning
なお、長開放ラウンド遊技中に遊技球がV入賞口スイッチ117を通過(V入賞)しなかった場合には、大当たり遊技が終了した後は、時短遊技状態で遊技が制御されることになる(図5(E)参照)。 If the game ball does not pass the V winning opening switch 117 (V winning) during the long open round game, the game is controlled in the short-time game state after the jackpot game ends ( (See FIG. 5E).
このように、遊技状態が通常遊技状態から確変遊技状態(又は時短遊技状態)に移行した場合、すなわち、低ベース状態から高ベース状態に移行した場合、第1始動口11よりも第2始動口12の方が、遊技球が入賞し易くなる。このため、高ベース状態(確変遊技状態と時短遊技状態がこれに該当する)で遊技が制御されているときには、遊技者は、第2始動口12を狙った右打ちにより遊技を行うことになる。
As described above, when the gaming state shifts from the normal gaming state to the probability-changing gaming state (or the short-time gaming state), that is, when the low base state shifts to the high base state, the second starting port is more than the
確変遊技状態のときに遊技球がゲート16を通過すると、普通図柄判定が行われる。上述したように、確変遊技状態における普通図柄判定では、12/12の割合で第2始動口12を開放すると判定され、その上、第2始動口12の開放時間が相対的に長い(本実施形態では1.6秒×3回)。このため、遊技領域10の右側領域に打ち出された遊技球が第2始動口12に容易に入賞して、高確率状態で第2特別図柄判定が行われることになる。このため、確変遊技状態においては、通常遊技状態のときに比べて、大当たりを容易に引き当て易い。
When the game ball passes through the
右打ちされた遊技球が第2始動口12に入賞すると、第2特別図柄判定が行われ、第2特別図柄表示器42に特別図柄が変動表示された後にその第2特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示される。ここで、第2特別図柄判定によって大当たり遊技を実行しないと判定された場合には、ハズレ図柄が停止表示される。一方、大当たり遊技を実行すると判定された場合には、長開放当たりを示す大当たり図柄が第2特別図柄表示器42に停止表示され(図5(F)参照)、長開放ラウンド遊技中のV入賞を条件として、大当たり遊技終了後は、再び確変遊技状態で遊技が制御されることになる。
When the right-handed game ball wins the
一方、確変遊技状態に移行してから160回の第2特別図柄判定(又は第1特別図柄判定)が行われても1度も大当たり遊技を実行すると判定されなかった場合には、160回目の特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示された後に、遊技状態が確変遊技状態から通常遊技状態に戻されることになる(図5(G)参照)。 On the other hand, if it is not determined that the jackpot game is executed once even if the second special symbol determination (or the first special symbol determination) is performed 160 times after the transition to the probability variation gaming state, After the special symbol indicating the determination result of the special symbol determination is stopped and displayed, the gaming state is returned from the probability changing gaming state to the normal gaming state (see FIG. 5G).
大当たり遊技が終了した後に時短遊技状態に移行した場合、確変遊技状態と同様に高ベース状態であるため、遊技者は、第2始動口12を狙った右打ちにより遊技を行うことになる。右打ちされた遊技球が第2始動口12に入賞すると、第2特別図柄判定が行われ、第2特別図柄表示器42に特別図柄が変動表示された後にその第2特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示される。ここで、大当たり遊技を実行すると判定された場合には、長開放当たりを示す大当たり図柄が第2特別図柄表示器42に停止表示され(図5(H)参照)、長開放ラウンド遊技中のV入賞を条件として、大当たり遊技終了後は、確変遊技状態で遊技が制御されることになる。一方、100回の特別図柄判定(主には第2特別図柄判定)が行われても1度も大当たり遊技を実行すると判定されなかった場合、100回目の特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示された後に、遊技状態が時短遊技状態から通常遊技状態に戻されることになる(図5(I)参照)。
When the game is shifted to the short-time game state after the jackpot game is over, the player will play the game by right-handed aiming at the
[液晶表示装置5の画面構成]
次に、図6を参照にしつつ、液晶表示装置5の画面構成について説明する。図6は、液晶表示装置5における装飾図柄51及びアイコン52の表示例を示す画面図である。本実施形態のパチンコ遊技機1では、図6に示すように、アイコン52、複数の図柄を含んだ装飾図柄51、リーチ演出や予告演出等で用いられる画像等が液晶表示装置5の画面に表示される。
[Screen configuration of liquid crystal display device 5]
Next, the screen configuration of the liquid
(装飾図柄について)
液晶表示装置5では、第1特別図柄の変動表示が開始されるのとほぼ同時に、装飾図柄51の変動表示が開始される。具体的には、液晶表示装置5の表示画面には、例えば1〜9の数字が縦方向に連続して記された数列からなる装飾図柄51a〜51cが横並びに3列表示されており、第1特別図柄の変動表示が開始されるとほぼ同時に、これらの装飾図柄51a〜51cが例えば上から下へスクロールするように、装飾図柄51a〜51cの変動表示が開始される。
(About decorative designs)
In the liquid
そして、スクロールの開始後、全ての装飾図柄51a〜51cが停止するのに先立って、まず、例えば左列の装飾図柄(左図柄)51aと右列の装飾図柄(右図柄)51cとが擬似停止する。ここで、「疑似停止」とは、装飾図柄51が停止しているかのように見せかけるために、装飾図柄51を有効ライン上で揺れているように微動させることである。このような装飾図柄51a,51cの擬似停止の際に、有効ライン上に同一の装飾図柄51a,51cが擬似停止しなかった場合にはリーチが成立しないため、リーチ演出が行われることはなく、中列の装飾図柄(中図柄)51bが停止して、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示唆する3つの装飾図柄51a〜51c(ハズレを示唆する組み合わせの図柄)が有効ライン上に完全停止することになる。ここで、有効ラインとは、図6に例示するように、横一列に並んだ3つの領域53a〜53cを結ぶ横方向のラインである。
After the scrolling starts, before all the
一方、左図柄51aと右図柄51cとが擬似停止する際に、有効ライン上に同一の装飾図柄51a,51cが擬似停止するとリーチが成立する。リーチが成立すると、有効ライン上に同一の装飾図柄51a〜51cが3つ揃うのではないかという期待感を遊技者に与えるリーチ演出が行われる。
On the other hand, when the
ここで、リーチ演出としては、ノーマルリーチ演出、SPリーチ演出、及びSPSPリーチ演出の3種類が用意されている。 Here, three types of reach production are prepared: normal reach production, SP reach production, and SPSP reach production.
ノーマルリーチ演出は、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であり、且つ特別図柄の変動時間が相対的に短い時間に設定された場合に選択され易いリーチ演出である。このため、ノーマルリーチ演出は、大当たりに対する信頼度が他のリーチ演出に比べて相対的に低いことを示唆するリーチ演出である。なお、詳細な説明は省略するが、このノーマルリーチ演出の途中や終盤で、SPリーチ演出やSPSPリーチ演出に発展する場合がある。 The normal reach effect is a reach effect that is easily selected when the determination result of the special symbol determination is “losing” and the variation time of the special symbol is set to a relatively short time. For this reason, the normal reach effect is a reach effect that suggests that the reliability for the jackpot is relatively low compared to other reach effects. In addition, although detailed description is omitted, there is a case where it develops into an SP reach production or an SPSP reach production in the middle or at the end of the normal reach production.
SPリーチ演出は、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合や、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であり、且つ特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定された場合に選択され易いリーチ演出である。なお、SPリーチ演出は、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」の場合と比較して、「ハズレ」の場合の方がより選択され易い。このため、SPリーチ演出は、大当たりに対する信頼度が中程度であることを示唆するリーチ演出である。詳細な説明は省略するが、このSPリーチ演出の途中や終盤で、SPSPリーチ演出に発展する場合がある。 SP reach production is when the determination result of the special symbol determination is “big hit”, or when the determination result of the special symbol determination is “lost” and the variation time of the special symbol is set to a relatively long time Reach production that is easy to select. Note that the SP reach effect is more easily selected in the case of “losing” than in the case where the determination result of the special symbol determination is “big hit”. For this reason, the SP reach production is a reach production that suggests that the degree of reliability for the jackpot is medium. Although detailed description is omitted, there are cases where the SP reach reach effect is developed in the middle or at the end of the SP reach effect.
SPSPリーチ演出は、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合や、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であり、且つ特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定された場合に選択され易いリーチ演出である。なお、SPSPリーチ演出は、特別図柄判定の結果が「ハズレ」の場合と比較して、「大当たり」の場合の方がより選択され易い。このため、SPSPリーチ演出は、大当たりに対する信頼度が他のリーチ演出に比べて高いことを示唆するリーチ演出である。 SPSP reach production is when the determination result of the special symbol determination is “big hit”, or when the determination result of the special symbol determination is “lost” and the variation time of the special symbol is set to a relatively long time Reach production that is easy to select. Note that the SPSP reach effect is more easily selected in the case of “big hit” than in the case where the result of the special symbol determination is “lost”. For this reason, the SPSP reach production is a reach production that suggests that the reliability for the jackpot is higher than other reach productions.
このような第1特別図柄の変動表示中に装飾図柄51を用いて行われる演出を、本実施形態では「変動演出」と呼ぶ。
Such an effect performed using the
(アイコンについて)
パチンコ遊技機1では、第1始動口11に遊技球が入賞すると、大当たり遊技を実行するか否かを判定する第1特別図柄判定が行われる。そして、第1特別図柄表示器41において、第1特別図柄が変動表示された後に第1特別図柄判定の判定結果を示す第1特別図柄が停止表示される。一方、第1始動口11に遊技球が入賞しても、その入賞に対応する第1特別図柄判定及び第1特別図柄の変動表示をすぐに行えない場合がある。具体的には、特別図柄の変動表示中、あるいは大当たり遊技中の場合が挙げられる。
(About icons)
In the
例えば、第1特別図柄の変動中に第1始動口11に遊技球が入賞した場合は、当該変動中の第1特別図柄が停止表示されるまで当該入賞に対応する第1特別図柄判定及び第1特別図柄の変動表示は行われない。また、大当たり遊技中に第1始動口11に遊技球が入賞した場合は、当該大当たり遊技が終了するまで当該入賞に対応する第1特別図柄判定及び第1特別図柄の変動表示は行われない。そのため、このように第1始動口11に遊技球が入賞してもその入賞に対応する第1特別図柄判定や第1特別図柄の変動表示をすぐに行えない場合には、その入賞に対応する第1特別図柄判定の実行及び第1特別図柄の変動表示の開始が保留される。そして、特別図柄の変動表示が終了するか、あるいは大当たり遊技が終了すると、保留されていた第1特別図柄判定及び第1特別図柄の変動表示が行われる。
For example, when a game ball wins a prize at the
そのため、図6に例示するように、液晶表示装置5の画面には、第1始動口11への遊技球の入賞に応じた図柄変動が保留されていること、あるいは図柄変動が実行されていることを示唆するアイコン52を表示するための領域として、変動示唆表示領域56と保留表示領域57とが設けられている。変動示唆表示領域56には、第1特別図柄が変動表示中であることを示唆するアイコン52として、変動示唆アイコン520が表示される。保留表示領域57には、第1特別図柄判定が保留されていることを示唆するアイコン52が、第1特別図柄判定の保留数と同じ数だけ表示される。
Therefore, as illustrated in FIG. 6, on the screen of the liquid
例えば、第1特別図柄判定の保留数が「1」の場合は、保留表示領域57に1個の保留アイコン521が表示される。また、第1特別図柄判定の保留数が「2」の場合は、保留表示領域57に2個の保留アイコン521,522が表示される。また、第1特別図柄判定の保留数が「3」の場合には、保留表示領域57に3個の保留アイコン521〜523が表示される。また、第1特別図柄判定の保留数が「4」の場合には、保留表示領域57に4個の保留アイコン521〜524が表示される(図6参照)。
For example, when the number of holds in the first special symbol determination is “1”, one
より詳細に説明すると、第1特別図柄が変動しておらず、且つ第1特別図柄判定の保留が一切ない状態で遊技球が第1始動口11に入賞すると、変動示唆アイコン520が変動示唆表示領域56に表示される。なお、変動示唆アイコン520は、この変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動表示の開始に伴って変動示唆表示領域56に表示され、その変動表示の終了に伴って変動示唆表示領域56から消去される。
More specifically, when the game ball wins the
一方、第1特別図柄判定の保留数が「0」の状態で第1特別図柄が変動表示されているときに第1始動口11に遊技球が入賞すると、保留表示領域57に保留アイコン(以下「第1保留アイコン」ともいう)521が表示される。そして、この第1特別図柄の変動表示が終了する前に第1始動口11に遊技球が新たに入賞すると、遊技球が入賞する毎に保留アイコン(以下「第2保留アイコン」ともいう)522、保留アイコン(以下「第3保留アイコン」ともいう)523、保留アイコン(以下「第4保留アイコン」ともいう)524が順次表示されることになる。
On the other hand, when the first special symbol determination is “0” and the first special symbol is variably displayed and a game ball is won at the
なお、第1特別図柄判定の保留数が「4」の状態(保留アイコン521〜524が表示された状態)で第1始動口11に遊技球が入賞した場合、その入賞に応じて第1特別図柄判定が保留されることはないため、新たな保留アイコンが表示されることはない。
In addition, when a game ball wins the
また、変動示唆表示領域56に表示されていた変動示唆アイコン520が消えると、第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄の変動表示の開始に伴って保留表示領域57に表示されていた第1保留アイコン521が変動示唆表示領域56にシフトする。その際、保留表示領域57に第1保留アイコン521以外の保留アイコンが表示されている場合には、その保留アイコンを保留表示領域57内で変動示唆表示領域56側へシフトさせるシフト処理が併せて行われる。
Further, when the
具体的には、第1保留アイコン521〜第3保留アイコン523の3つの保留アイコンが表示された状態で第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄の変動表示が開始される場合には、第1保留アイコン521が変動示唆表示領域56にシフトするのに伴い、第1保留アイコンが表示されていた位置に第2保留アイコン522がシフトし、その第2保留アイコン522が表示されていた位置に第3保留アイコン523がシフトする。
Specifically, when the variable display of the first special symbol corresponding to the
[各種演出の説明]
続いて、第1特別図柄の変動中に行われる各種演出について説明する。
[Description of various productions]
Next, various effects performed during the change of the first special symbol will be described.
[当該変動中の予告演出について]
第1特別図柄の変動表示に伴う変動演出中には、各種の予告演出が行われる場合がある。予告演出には、例えば、擬似連続予告演出、ステップアップ予告演出、RTC予告演出、役物予告演出等がある。
[About notice effect during the change]
Various notice effects may be performed during the change effect accompanying the change display of the first special symbol. The notice effects include, for example, a pseudo continuous notice effect, a step-up notice effect, an RTC notice effect, an accessory notice effect, and the like.
擬似連続予告演出は、第1特別図柄の1回の変動表示中に、装飾図柄51の変動表示と擬似停止とを繰り返し実行することで、第1特別図柄の1回の変動表示中に、装飾図柄51が複数回変動表示されたように見せかける演出である。この擬似連続予告演出では、第1特別図柄の1変動内で装飾図柄51が何回変動表示されるかによって、大当たりに対する信頼度が示唆される。
The pseudo continuous notice effect is performed by repeatedly performing the variation display of the
ステップアップ予告演出は、予め設定された所定ステップ数(例えば「5」)を上限として所定ステップ数以下のいずれかのステップ数まで段階的に発展可能な演出である。このステップアップ予告演出では、例えば、最終的にどの段階まで発展するかによって、大当たりに対する信頼度が示唆される。 The step-up notice effect is an effect that can be developed stepwise up to a predetermined number of steps up to a predetermined number of steps (for example, “5”) as an upper limit. In this step-up notice effect, for example, the degree of reliability for the jackpot is suggested depending on to which stage it finally develops.
RTC予告演出は、後述する演出制御基板130が有するRTC142(図20参照)が計時する日付及び曜日が演出内容に反映された演出である。このRTC予告演出に関しては、図18,19に基づいて後に詳細に説明する。
The RTC notice effect is an effect in which the date and day of the week counted by the RTC 142 (see FIG. 20) of the
役物予告演出は、第1演出役物71、第2演出役物72、及び第3演出役物73のうちの少なくともいずれか1つを動作させる演出である。また、本実施形態のパチンコ遊技機1では、第1特別図柄の変動表示中において、RTC予告演出に先立って、3つの演出役物71〜73(図7参照)を順に動作させる役物予告演出(以下「第3役物予告演出」ともいう)が行われる場合がある。以下、演出役物71〜73の構成及び動作について説明する。
The bonus announcement effect is an effect that activates at least one of the
(演出役物71〜73の構成及び動作)
図7は、演出役物71〜73と液晶表示装置5との位置関係を示す説明図である。また、図8(A)は第1演出役物71の動作を示し、図8(B)は第2演出役物72の動作を示し、図8(C)は第3演出役物73の動作を示す説明図である。
(Structure and operation of directors 71-73)
FIG. 7 is an explanatory diagram showing the positional relationship between the
図7に示すように、第1演出役物71、第2演出役物72、及び第3演出役物73はそれぞれ、動作によって液晶表示装置5の画面に衝突等しないように、画面に対して、パチンコ遊技機1の正面側に配置されている。図7には、各演出役物71〜73が初期位置に配置された状態が示されており、パチンコ遊技機1に対する正面視を基準に、第1演出役物71は画面の左上に位置し、第2演出役物72は画面の左下に位置し、第3演出役物73は画面の右上に位置している。そして、これらの演出役物71〜73の初期位置は、画面の演出表示の視認を妨げにくい位置に設定されている。
As shown in FIG. 7, the
第1演出役物71は、図8(A)に示すように、画面左上の初期位置(一点鎖線で示す第1演出役物71の位置)から、図中の矢印で示されるように右斜め下に向けて移動した演出位置(実線で示す第1演出役物71の位置)へと移動可能に構成されている。
As shown in FIG. 8A, the
第2演出役物72は、図8(B)に示すように、画面左下の初期位置(一点鎖線で示す第2演出役物72の位置)から図中の矢印で示されるようにまず画面の下部中央に向けて右方向に移動し、さらにその後、画面の上方に向けて移動した演出位置(実線で示す第2演出役物72の位置)へと移動可能に構成されている。
As shown in FIG. 8 (B), the
第3演出役物73は、図8(C)に示すように、画面右上の初期位置(一点鎖線で示す第3演出役物73の位置)から図中の矢印で示されるように画面の下方に向けて移動した演出位置(実線で示す第3演出役物の位置)へと移動可能に構成されている。
As shown in FIG. 8C, the
これらの演出役物71〜73を用いて、役物予告演出が行われる場合は、いずれか1つの演出役物71〜73が移動制御される第1役物予告演出か、いずれか2つの演出役物71〜73が移動制御される第2役物予告演出か、全ての演出役物71〜73が移動制御される第3役物予告演出のいずれかが実行される。
In the case where the effect announcement effect is performed using these effect features 71 to 73, either one of the effect features 71 to 73 is controlled to move, or any two effects Either the second accessory notice effect in which the
第1役物予告演出は、例えば第1演出役物71のみが動作する演出である。また、第2役物予告演出は、例えば第1演出役物71及び第2演出役物72が動作する演出である。第2役物予告演出では、動作する演出役物同士が互いに干渉しないような移動制御が行われる。
The first accessory announcement effect is an effect in which only the
第3役物予告演出は、第1特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合や、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であって且つ第1特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定された場合に実行され易い役物予告演出である。また、第3役物予告演出は、第1特別図柄判定の結果が「ハズレ」の場合には、第1特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定された場合であっても実行され難い演出である。このため、第3役物予告演出は、大当たりに対する信頼度が極めて高いことを示唆する予告演出であると言える。 The third accessory notice effect is when the determination result of the first special symbol determination is “big hit”, or when the determination result of the first special symbol determination is “losing” and the variation time of the first special symbol is relative This is an accessory announcement effect that is easy to be executed when a long time is set. Further, when the result of the first special symbol determination is “losing”, the third feature notice effect is executed even when the variation time of the first special symbol is set to a relatively long time. It is a difficult production. For this reason, it can be said that the third accessory notification effect is a notification effect suggesting that the reliability for the jackpot is extremely high.
この第3役物予告演出が実行される場合、各演出役物71〜73が以下のように動作する。具体的には、まず、第1演出役物71が初期位置から演出位置に移動してその状態(図8(A)参照)が数秒間維持された後に、第1演出役物71が初期位置に復帰する。なお、第1演出役物71が演出位置に位置している状態においては、第1演出役物71の移動による演出効果を高めるために、第1演出役物71の動作に対応する所定の演出画像(不図示)が表示画面に表示されると共に、所定の演出音がスピーカ24から出力される。
When this third actor announcement effect is executed, each of the
第1演出役物71が初期位置に復帰すると、第2演出役物72が初期位置から演出位置に移動してその状態(図8(B)参照)が数秒間維持された後に、第2演出役物72が初期位置に復帰する。なお、第2演出役物72が演出位置に位置している状態においては、第2演出役物72の移動による演出効果を高めるために、第2演出役物72の動作に対応する所定の演出画像(不図示)が表示画面に表示されると共に、所定の演出音がスピーカ24から出力される。
When the
第2演出役物72が初期位置に復帰すると、第3演出役物73が初期位置から演出位置に移動してその状態(図8(C)参照)が数秒間維持された後に、第3演出役物73が初期位置に復帰する。なお、第3演出役物73が演出位置に位置している状態においては、第3演出役物73の移動による演出効果を高めるために、第3演出役物73の動作に対応する所定の演出画像(不図示)が表示画面に表示されると共に、所定の演出音がスピーカ24から出力される。
When the
なお、本実施形態では、第3役物予告演出の演出パターンとして、第1演出役物71、第2演出役物72、第3演出役物73の順番で各演出役物71〜73が動作する演出パターンのみが用意されているが、他の実施形態では、例えば第2演出役物72、第1演出役物71、第3演出役物73の順番で各演出役物71〜73を動作させるといった他の演出パターンが用意されていてもよい。
In the present embodiment, each of the
また、本実施形態では、各演出役物71〜73がそれぞれ初期位置と演出位置との間を移動するように動作する構成である場合について説明するが、他の実施形態では、各演出役物71〜73がそれぞれ初期位置と演出位置との間で姿勢変化するような構成を採用してもよい。すなわち、各演出役物71〜73の演出態様はどのようなものであっても構わない。
Moreover, although this embodiment demonstrates the case where each production | presentation actor 71-73 is a structure which operate | moves so that each may move between an initial position and production | presentation positions, in other embodiment, each production | presentation actor You may employ | adopt the structure that 71-73 each changes an attitude | position between an initial position and production positions. In other words, any production mode of the
また、本実施形態では、各演出役物71〜73の演出位置が液晶表示装置5の画面の一部を覆う位置に設定されている場合について説明するが、各演出位置は本実施形態で説明した位置とは異なる位置であってもよい。
Moreover, although this embodiment demonstrates the case where the production | presentation position of each production | presentation actor 71-73 is set to the position which covers a part of screen of the liquid
また、本実施形態では、RTC予告演出に先立って第3役物予告演出が行われる場合について説明するが、RTC予告演出に先立って行われる演出は他の演出(例えば液晶表示装置5とスピーカ24を用いる演出)であってもよい。
Further, in the present embodiment, the case where the third accessory notice effect is performed prior to the RTC notice effect will be described. However, the effect performed prior to the RTC notice effect is another effect (for example, the liquid
[先読み演出について]
次に、図9〜17を参照しつつ、先読み演出について説明する。図9は、先読み演出の概要と種類を示した説明図である。本実施形態のパチンコ遊技機1では、特別図柄判定の保留に対して、その特別図柄判定に先立って、大当たり遊技を実行するか否かを判定したり特別図柄の変動パターンを特定したりする事前判定処理(後述する図27参照)が行われる。そして、その事前判定結果に基づいて、所定の先読み演出が実行される場合がある。
[About prefetching]
Next, the prefetch effect will be described with reference to FIGS. FIG. 9 is an explanatory diagram showing an overview and types of prefetch effects. In the
具体的には、図9に示すように、第1始動口11に遊技球が入賞(図9(A)では保留入賞と記載)すると、その保留入賞時に取得された各種乱数に基づいて事前判定処理が行われる(図9(B)参照)。なお、ここで言う「乱数」は、後述する大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数である。図には示されていないが、保留された第1特別図柄判定に関する事前判定結果が得られると、その事前判定結果に基づいて、先読み演出を実行するか否かが決定される。ここで、先読み演出を実行すると判定された場合、BGM演出(図9(C)参照)、アイコン色演出(図9(D)参照)、ボタン示唆演出(図9(E)参照)、BGM演出+アイコン色演出(図9(F)参照)、BGM演出+ボタン示唆演出(図9(G)参照)のうちのいずれかの先読み演出が実行される。一方、事前判定結果に基づいて先読み演出を実行しないと決定された場合、図9(C)〜(G)に示すいずれの先読み演出も実行されない。
以下、各先読み演出について、詳細に説明する。
Specifically, as shown in FIG. 9, when a game ball wins at the first starting port 11 (denoted as a winning winning in FIG. 9 (A)), a pre-determination is made based on various random numbers acquired at the time of the winning winning. Processing is performed (see FIG. 9B). The “random number” referred to here is a jackpot random number, a design random number, a reach random number, or a variation pattern random number, which will be described later. Although not shown in the figure, when a preliminary determination result relating to the first special symbol determination that is put on hold is obtained, it is determined based on the preliminary determination result whether to perform the pre-reading effect. Here, when it is determined that the pre-reading effect is executed, the BGM effect (see FIG. 9C), the icon color effect (see FIG. 9D), the button suggestion effect (see FIG. 9E), and the BGM effect. Any one of the + icon color effect (see FIG. 9 (F)) and the BGM effect + button suggestion effect (see FIG. 9 (G)) is executed. On the other hand, when it is determined not to execute the pre-reading effect based on the pre-determination result, any of the pre-reading effects shown in FIGS. 9C to 9G is not executed.
Hereinafter, each prefetch effect will be described in detail.
(BGM演出の流れについて)
図10を参照しつつ、BGM演出の概要について説明する。図10は、BGM演出の流れを例示する説明図である。BGM演出は、「不明りょうな音」や「明りょうな音」をスピーカ24から出力して、大当たりに対する遊技者の期待感を煽る演出である。
(About the flow of BGM production)
The outline of the BGM effect will be described with reference to FIG. FIG. 10 is an explanatory diagram illustrating the flow of a BGM effect. The BGM effect is an effect in which “unclear sound” or “clear sound” is output from the
事前判定結果に基づいてBGM演出を実行すると決定された場合、まず、不明りょうな音としてのノイズ音をスピーカ24から出力する制御が開始される(図10(a−1))。
When it is determined to execute the BGM effect based on the prior determination result, first, control for outputting a noise sound as an unknown sound from the
ところで、このBGM演出は、第1特別図柄判定に対応する変動表示中(当該変動)に上述した擬似連続予告演出が実行されると共に、その擬似連続予告演出が3連目まで発展することを示唆する機能を有している。このため、本実施形態では、当該変動で擬似連続予告演出が実行されてそれが3連目まで発展する場合には、BGM演出の演出態様を途中で変化させることによってその旨を示唆することをしている。逆に、当該変動で擬似連続予告演出が実行されない場合や、擬似連続予告演出が実行されるものの3連目まで発展しない場合には、BGM演出の演出態様を維持する(途中で変化させない)ことによってその旨を示唆することをしている。 By the way, this BGM effect suggests that the pseudo continuous notice effect described above is executed during the variable display corresponding to the first special symbol determination (the change) and that the pseudo continuous notice effect develops to the third series. It has a function to do. For this reason, in this embodiment, when a pseudo continuous notice effect is executed with the change and it develops to the third series, it is suggested that the effect is changed by changing the effect mode of the BGM effect. doing. On the other hand, if the pseudo continuous notice effect is not executed due to the change, or if the pseudo continuous notice effect is executed but does not develop until the third series, the BGM effect effect mode is maintained (not changed in the middle). I suggest to that effect.
具体的には、事前判定結果に基づいて、保留されている第1特別図柄判定に対応する第1特別図柄の変動パターンが特定される。そして、特定された変動パターンが、3連目まで発展する擬似連続予告演出が実行される変動パターンであるか否かが判断される。ここで、3連目まで発展する擬似連続予告演出が実行される変動パターンではないと判断された場合、スピーカ24におけるノイズ音の出力が継続されて、そのノイズ音が変化することなくノイズ音の出力が停止される(図10(b−1))。すなわち、本実施形態では、ノイズ音の出力が継続されることで、BGM演出の演出態様が維持される。
Specifically, the fluctuation pattern of the first special symbol corresponding to the reserved first special symbol determination is specified based on the prior determination result. Then, it is determined whether or not the identified variation pattern is a variation pattern in which a pseudo continuous notice effect that develops to the third series is executed. Here, when it is determined that the pseudo continuous notice effect that develops up to the third series is not a variation pattern, the output of the noise sound from the
一方、3連目まで発展する擬似連続予告演出が実行される変動パターンであると判断された場合、スピーカ24から出力されているノイズ音が明りょうなBGM(例えば所定の楽曲)に徐々に変化していき(図10(c−1))、最終的に、ノイズ音が出力されなくなって明りょうなBGMのみがスピーカ24から出力される状態となる(図10(d−1))。すなわち、本実施形態では、ノイズ音を明りょうなBGMに変化させることで、BGM演出の演出態様が変化される。
On the other hand, when it is determined that the fluctuation pattern is such that the pseudo continuous notice effect that develops to the third series is executed, the noise sound output from the
このように、保留された第1特別図柄判定に対応する図柄変動中に3連目まで発展する擬似連続予告演出が実行される場合には、BGM演出の演出態様が途中で変化する。また、この3連目まで発展する擬似連続予告演出は、大当たりとなる場合に実行され易く、大当たりとならない場合には実行され難い信頼度の高い演出である。 As described above, when the pseudo continuous notice effect that develops up to the third series is executed during the symbol change corresponding to the first special symbol determination that is put on hold, the effect mode of the BGM effect changes midway. The pseudo-continuous notice effect that develops up to the third series is a highly reliable effect that is easy to be executed when the jackpot is large and difficult to execute when the jackpot is not big.
また、BGM演出では、事前判定処理において第1特別図柄判定に対する判定結果が大当たりと判定され、さらにその事前判定結果に基づいてBGM演出を行うことが決定された場合は、本実施形態では、85%以上の割合でBGM演出の演出態様が変化する演出パターンが選択されるものの、演出態様が変化しないBGM演出の演出パターンが選択される場合もある。 In the BGM effect, if the determination result for the first special symbol determination is determined to be a big hit in the pre-determination process, and it is determined that the BGM effect is to be performed based on the pre-determination result, 85 in this embodiment, Although the effect pattern in which the effect mode of the BGM effect changes at a ratio of% or more is selected, the effect pattern of the BGM effect in which the effect aspect does not change may be selected.
このように、大当たりとなる場合には、BGM演出の演出態様が維持される割合よりもBGM演出の演出態様が変化する割合の方が高く、当該変動で大当たりとなる場合には、BGM演出の演出態様が変化し易いと言える。なお、上記の演出態様が維持される割合と変化する割合とは、後述する図36の表記から明らかなように、事前判定処理の対象となった第1特別図柄判定の保留が消化された場合に選択される第1特別図柄の変動パターンに依存する。このため、選択される変動パターンによって、BGM演出の演出態様が変化する演出パターンが選択される割合とBGM演出の演出態様が変化しない演出パターンが選択される割合とが変化することになる。 In this way, in the case of a big hit, the rate at which the BGM production direction changes is higher than the rate at which the BGM production direction is maintained. It can be said that the production mode is easy to change. In addition, the rate at which the above-described effect mode is maintained and the rate at which the effect is changed are, as is clear from the notation of FIG. Depends on the variation pattern of the first special symbol selected. For this reason, the ratio by which the production pattern in which the production mode of the BGM production changes is selected and the proportion in which the production pattern in which the production mode of the BGM production does not change are changed depending on the selected variation pattern.
このため、遊技者は、BGM演出の演出態様が途中で変化するか否かに基づいて、3連目まで発展する擬似連続予告演出が実行されるか否か、及び大当たりの信頼度が相対的に高いか否かを容易に認識することができ、BGM演出の演出態様が途中で変化することを期待しながら遊技を楽しむことができる。 For this reason, the player determines whether or not the pseudo continuous notice effect that develops up to the third series is executed based on whether or not the effect mode of the BGM effect changes midway, and the reliability of the jackpot is relatively It can be easily recognized whether or not the game is high, and the game can be enjoyed while expecting that the production mode of the BGM effect changes midway.
また、BGM演出では、事前判定において第1特別図柄判定においてハズレと判定されて、さらにその事前判定結果に基づいてBGM演出を行うことが決定された場合は、本実施形態では、40%から80%の割合でBGM演出の演出態様が維持される演出パターンが選択されるものの、演出態様が変化するBGM演出の演出パターンが選択される場合もある。 Further, in the BGM effect, when it is determined that the first special symbol determination is lost in the pre-determination and it is determined that the BGM effect is performed based on the pre-determination result, in this embodiment, 40% to 80%. Although the effect pattern in which the effect mode of the BGM effect is maintained at the ratio of% is selected, the effect pattern of the BGM effect in which the effect aspect changes may be selected.
より具体的には、本実施形態では、BGM演出の演出パターンが変動パターン毎に設けられており、変動時間が相対的に短い変動パターン程BGM演出の演出態様が維持される演出パターンが相対的に高い割合で選択され(上記80%寄りの割合)、変動時間が相対的に長い変動パターン程BGM演出の演出態様が維持される演出パターンが相対的に低い割合で選択される(上記40%寄りの割合)。 More specifically, in the present embodiment, an effect pattern of BGM effect is provided for each variation pattern, and the effect pattern in which the effect mode of the BGM effect is maintained as the variation pattern has a relatively short variation time. An effect pattern in which the effect pattern of the BGM effect is maintained is selected at a relatively low rate as the change pattern has a relatively long change time (the rate close to 80%). The percentage of closeness).
このように、大当たりとならない場合、変動時間が相対的に短い変動パターン程、BGM演出の演出態様が変化する割合よりもBGM演出の演出態様が維持される割合の方が高く、BGM演出の演出態様が変化し難い(維持され易い)と言える。一方、変動時間が相対的に長い変動パターン程、BGM演出の演出態様が変化する割合よりもBGM演出の演出態様が維持される割合の方が低く、BGM演出の演出態様が変化し易いと言える。このため、選択される変動パターンによって、BGM演出の演出態様が維持される演出パターンが選択される割合とBGM演出の演出態様が変化する演出パターンが選択される割合とが変化することになる。 In this way, in the case where the jackpot is not a big hit, the rate of maintaining the effect mode of the BGM effect is higher than the rate of changing the effect mode of the BGM effect as the change pattern has a relatively short change time. It can be said that the aspect hardly changes (is easily maintained). On the other hand, it can be said that the rate of maintaining the effect mode of the BGM effect is lower than the rate of changing the effect mode of the BGM effect, and the effect mode of the BGM effect is likely to change as the change pattern has a relatively long change time. . For this reason, the ratio by which the production pattern in which the production aspect of a BGM production is selected and the ratio by which the production pattern in which the production aspect of a BGM production changes are changed by the variation pattern selected.
このように、BGM演出の演出態様の変化が大当たりに繋がり易いものの、BGM演出の演出態様が途中で変化したとしても大当たりとならない場合がある。このため、遊技者は、BGM演出がノイズ音から明りょうなBGMに変化した後も、当該変動が終了するまでは大当たりかどうかを期待しながら遊技を楽しむことができる。 Thus, although the change in the effect mode of the BGM effect is likely to lead to the jackpot, even if the effect mode of the BGM effect changes in the middle, there is a case where it is not a big hit. For this reason, even after the BGM effect has changed from the noise sound to the clear BGM, the player can enjoy the game while expecting whether it is a big hit until the change ends.
また、BGM演出の演出態様が維持されたとしても大当たりとなる場合があるので、遊技者は、BGM演出がノイズ音から明りょうなBGMに変化しなかった場合でも、当該変動が終了するまでは大当たりに対する期待感を失わずに遊技を楽しむことができる。 In addition, even if the effect mode of the BGM effect is maintained, it may be a big hit, so even if the BGM effect does not change from a noise sound to a clear BGM, the player does not change until the change ends. You can enjoy the game without losing the expectation for the jackpot.
(BGM演出の実行期間について)
続いて、図11を参照しつつ、BGM演出の実行期間等について具体的に説明する。図11(A)は、ノイズ音の出力が維持されるBGM演出を例示するタイムチャートである。図11(B)は、ノイズ音から明りょうなBGMに変化するBGM演出を例示するタイムチャートである。
(About the execution period of BGM production)
Next, the execution period of the BGM effect will be specifically described with reference to FIG. FIG. 11A is a time chart illustrating a BGM effect in which the output of the noise sound is maintained. FIG. 11B is a time chart illustrating a BGM effect that changes from a noise sound to a clear BGM.
第1特別図柄の変動表示中に第1始動口11に遊技球が入賞(保留入賞)すると、その保留入賞に対応する事前判定結果に基づいてBGM演出を実行するか否かが決定される。具体的には、事前判定結果から得られる大当たりか否かを示す情報及び変動パターンと、後述するBGM乱数とに基づいて、BGM演出を実行するか否かが決定される。
When a game ball wins (holding winning) at the
BGM演出を実行することが決定されると、BGM演出の演出パターンを選択する所定のBGM演出パターン決定テーブルに基づいて演出パターンが選択され、BGM演出が開始される。なお、遊技球が第1始動口11に入賞するタイミング(正確には後述する第1始動口スイッチ111によって遊技球の第1始動口11への通過が検知されるタイミング)と、事前判定結果に基づいてBGM演出の実行及び演出パターンが決定されるタイミングとの間には時間的な差が殆どないため、便宜上、以下においては、保留入賞のタイミングをBGM演出の開始タイミングとして説明する。
When it is determined to execute the BGM effect, the effect pattern is selected based on a predetermined BGM effect pattern determination table for selecting the effect pattern of the BGM effect, and the BGM effect is started. The timing at which the game ball wins the first start port 11 (specifically, the timing at which the first
ここで、本実施形態では、BGM演出の演出パターンを選択するためのBGM演出パターン決定テーブルとして、大当たり用BGM演出パターン決定テーブル(図39参照)と、ハズレ用BGM演出パターン決定テーブル(図40参照)とが、後述する演出制御基板130のサブROM132に記憶されている。いずれのBGM演出パターン決定テーブルにおいても、変動パターン毎に、ノイズ音の出力が継続される演出パターンと、ノイズ音が明りょうなBGMへと変化する演出パターンとが設定されている。BGM演出の演出パターンを選択する場合には、事前判定結果に基づいていずれかのテーブルが選択される。具体的には、いずれかのテーブルがサブROM132から読み出されてサブRAM133にセットされる。そして、選択されたテーブルから事前判定結果等に基づいた演出パターンが選択される。
Here, in this embodiment, as the BGM effect pattern determination table for selecting the effect pattern for the BGM effect, the big hit BGM effect pattern determination table (see FIG. 39) and the BGM effect pattern determination table for loss (see FIG. 40). ) Is stored in the
より詳細に説明すると、事前判定結果からハズレを示す情報が得られた場合は、ハズレ用BGM演出パターン決定テーブルが選択され、事前判定結果から大当たりを示す情報が得られた場合は、大当たり用BGM演出パターン決定テーブルが選択される。 More specifically, when the information indicating the loss is obtained from the prior determination result, the BGM effect pattern determination table for the loss is selected, and when the information indicating the big hit is obtained from the prior determination result, the big hit BGM An effect pattern determination table is selected.
ハズレ用BGM演出パターン決定テーブル(図40参照)は、変動時間が相対的に短い変動パターンの場合、演出態様が維持される演出パターンの選択率が、演出態様が変化する演出パターンの選択率よりも高い。このため、変動時間が相対的に短い変動パターン且つハズレ用BGM演出パターン決定テーブルが選択された場合は、BGM演出の演出態様が維持される演出パターンが選択され易い。 In the BGM production pattern determination table for losing (see FIG. 40), in the case of a fluctuation pattern with a relatively short fluctuation time, the selection rate of the production pattern in which the production mode is maintained is higher than the selection rate of the production pattern in which the production mode changes. Is also expensive. For this reason, when the variation pattern with a relatively short variation time and the BGM production pattern determination table for losing are selected, the production pattern that maintains the production mode of the BGM production is easily selected.
これに対して、大当たり用BGM演出パターン決定テーブル(図39参照)は、変動時間の長短に関わらず、演出態様が変化する演出パターンの選択率が、演出態様が維持される演出パターンの選択率よりも高い。このため、大当たり用BGM演出パターン決定テーブルが選択された場合は、BGM演出の演出態様が変化する演出パターンが選択され易い。 On the other hand, in the big hit BGM effect pattern determination table (see FIG. 39), the effect pattern selection rate in which the effect mode changes regardless of the length of the variation time, the effect pattern selection rate in which the effect mode is maintained. Higher than. For this reason, when the big hit BGM effect pattern determination table is selected, it is easy to select an effect pattern in which the effect mode of the BGM effect changes.
なお、いずれのBGM演出パターン決定テーブルも、第1特別図柄判定の保留数毎に用意されており、それぞれのテーブルにおいて変動時間が相対的に長い変動パターンほど、ノイズ音が明りょうなBGMへと変化する演出パターンが選択され易くなるように構成されている。そのため、ハズレ用BGM演出パターン決定テーブル(図40参照)では、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択された場合、演出態様が変化する演出パターンの選択率が、演出態様が維持される演出パターンの選択率よりも高くなるため、変動時間が相対的に長い変動パターン且つ当該テーブルが選択された場合はBGM演出の演出態様が変化する演出パターンが選択され易い。 In addition, any BGM effect pattern determination table is prepared for each number of suspensions of the first special symbol determination. In each table, the fluctuation pattern having a relatively long fluctuation time becomes a clear BGM. It is configured so that a changing production pattern can be easily selected. Therefore, in the lose BGM effect pattern determination table (see FIG. 40), when a change pattern with a relatively long change time is selected, the effect pattern selection rate in which the effect aspect changes is the effect that the effect aspect is maintained. Since it becomes higher than the pattern selection rate, when a variation pattern having a relatively long variation time and the table are selected, it is easy to select an effect pattern in which the effect mode of the BGM effect changes.
BGM演出の演出パターンとしては、上記したように、ノイズ音を維持する演出パターンと、ノイズ音が明りょうなBGMへと変化する演出パターンとの2種類が用意されている。すなわち、本実施形態では、BGM演出パターン決定テーブルにおいて変動パターン毎にこれら全2種類の演出パターンが設けられており、選択されたBGM演出パターン決定テーブルから、変動パターン及びBGM演出パターン乱数に対応したいずれか1の演出パターンが選択される。こうして決定された演出パターンのBGM演出は、遊技球が第1始動口11に保留入賞したタイミングで開始される。
As described above, two types of effect patterns for maintaining the BGM effect are provided: an effect pattern for maintaining the noise sound and an effect pattern for changing the noise sound to a clear BGM. In other words, in the present embodiment, all two types of effect patterns are provided for each variation pattern in the BGM effect pattern determination table, and the variation pattern and the BGM effect pattern random number are selected from the selected BGM effect pattern determination table. Any one production pattern is selected. The BGM effect of the effect pattern determined in this way is started at the timing when the game ball is put on hold at the
図11(A)では、第1特別図柄の変動表示(図では特図変動と記載)及びその図柄の変動に伴う変動演出が行われている状態において、第1始動口11に遊技球が保留入賞された場合が例示されている。具体的には、図6に示す変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動表示中に第1始動口11に遊技球が保留入賞し、その保留入賞に応じて図6に示す第1保留アイコン521が表示される場合である。また、図11(A)では、この保留入賞時に取得された各種乱数に基づいて事前判定処理が行われ、その事前判定結果に基づいてBGM演出の実行が決定される。そして、BGM演出の実行が決定された場合は、上記した情報に基づいてBGM演出パターン決定テーブルが選択され、その選択されたテーブルから選択された演出パターンに基づいてBGM演出が実行される。上記したように、BGM演出が開始されるタイミングは、遊技球が第1始動口11に保留入賞したタイミングとなるため、第1特別図柄の変動表示及びその図柄の変動に伴う変動演出の最中であって第1始動口11に遊技球が保留入賞したタイミングで、ノイズ音の出力が開始される。
In FIG. 11A, the game ball is put on hold at the
ここで、変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動表示が行われているときには、液晶表示装置5の画面上で装飾図柄51を用いた変動表示が行われると共に、この変動表示に対応する演出音(以下「変動演出音」ともいう)がスピーカ24から出力される。そのため、例えば、BGM演出音の音量が変動演出音の音量よりも小さく又は同等の音量に設定されているような場合、変動演出音と一緒にBGM演出音を出力すると、変動演出音にBGM演出音がかき消されてしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、BGM演出を行う場合は、変動演出音の出力を停止し、BGM演出音が強調される制御が行われる。
Here, when the variation display of the first special symbol corresponding to the
すなわち、ノイズ音の出力が開始されると、そのノイズ音の出力開始の際に行われていた変動示唆アイコン520に対応する変動演出の変動演出音が停止されるように制御される。そして、所定のタイミング(変動示唆アイコン520に対応する図柄変動の終了タイミング)になると変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動が停止して第1特別図柄判定の判定結果が報知(ここではハズレが報知)される。これに対して、ノイズ音は、図11(A)に示すように、変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動が停止した状態においても出力が継続される。またこのとき、変動演出音は停止した状態が継続される。
That is, when the output of the noise sound is started, the variation effect sound of the variation effect corresponding to the
変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知されると、ノイズ音の出力契機となった第1特別図柄判定の保留を示す第1保留アイコン521が変動示唆アイコンとして変動示唆表示領域56に移動し、これに伴い、第1特別図柄の変動表示及び変動演出が開始される。図11(A)では、BGM演出としてその演出態様を維持する演出パターンが選択されているため、ノイズ音の出力契機となった第1特別図柄判定の保留を示す第1保留アイコン521に対応する変動演出において、変動演出音に替えてノイズ音が出力される処理が所定時間継続され、その後、ノイズ音に替えて再び変動演出音が出力される処理が行われる。
When the determination result of the first special symbol determination corresponding to the
このように、ノイズ音のままBGM演出が終了する演出パターンが選択された場合、すなわちBGM演出の演出態様を維持する演出パターンが選択された場合は、第1始動口11に遊技球が保留入賞したタイミングでノイズ音を出力するBGM演出が開始され、BGM演出の契機となった保留入賞に対応する第1特別図柄の変動の途中のタイミングまでそのノイズ音の出力が継続される。このように、本実施形態では、スピーカ24から出力されるノイズ音の出力を継続することによって、BGM演出の演出態様が維持される。
As described above, when an effect pattern in which the BGM effect ends with a noise sound is selected, that is, when an effect pattern that maintains the effect mode of the BGM effect is selected, the game ball is placed in the first start opening 11 and is placed in the winning prize. The BGM effect that outputs the noise sound is started at the timing, and the output of the noise sound is continued until the timing in the middle of the variation of the first special symbol corresponding to the reserved winning that is the trigger of the BGM effect. As described above, in the present embodiment, by continuing the output of the noise sound output from the
また、BGM演出として演出態様を維持する演出パターンが選択されている場合には、当該変動において、擬似連続予告演出が実行されない、あるいは擬似連続予告演出が実行されるものの3連目まで発展しない内容の演出が行われる。したがって、図11(A)では、ノイズ音の出力が継続されることによってBGM演出の演出態様が維持される演出パターンが選択されているため、第1保留アイコン521に対応する変動演出では、擬似連続予告演出が実行されないか、実行されても3連目までは行われることはない。図11(A)の場合、そのような演出を経た後に、第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知される。なお、ノイズ音の出力を継続することによってBGM演出の演出態様が維持された場合には、相対的にハズレが報知され易い。
In addition, when an effect pattern that maintains the effect mode is selected as the BGM effect, the pseudo-continuous notice effect is not executed or the pseudo-continuous notice effect is executed in the variation, but the content does not develop to the third series. Will be performed. Therefore, in FIG. 11A, since the effect pattern in which the effect mode of the BGM effect is maintained by continuing the output of the noise sound is selected, the fluctuating effect corresponding to the
図11(B)では、既に第1保留アイコン521に対応する保留が1つあり、変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄が変動表示(図では特図変動と記載)及びその図柄の変動に伴う変動演出が行われている状態において、第1始動口11に遊技球が保留入賞(対応するアイコンは図6に示す第2保留アイコン522)された場合が例示されている。また、図11(B)では、この保留入賞時に取得された各種乱数に基づいて事前判定処理が行われ、その事前判定結果に基づいてBGM演出の実行が決定される。そして、上記図11(A)の場合と同様、第1特別図柄の変動表示及びその図柄の変動に伴う変動演出の最中であって第1始動口11に遊技球が保留入賞したタイミングで、ノイズ音の出力が開始される。
In FIG. 11B, there is already one hold corresponding to the
ノイズ音の出力が開始されると、そのノイズ音の出力開始の際に行われていた変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動及びその図柄の変動に伴う変動演出の変動演出音が停止されるように制御される。そして、所定のタイミング(変動示唆アイコン520に対応する図柄変動の終了タイミング)になると、変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄判定の判定結果(ここではハズレ判定の結果)が報知される。これに対して、ノイズ音は、図11(B)に示すように、変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出が停止した状態においても出力が継続される。またこのとき、変動演出音は停止した状態が継続される。
When the output of the noise sound is started, the variation effect sound of the variation effect accompanying the variation of the first special symbol corresponding to the
変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知されると、ノイズ音の出力の契機となった第1特別図柄判定の保留よりも以前の第1特別図柄判定の保留を示す第1保留アイコン521が変動示唆アイコンとして変動示唆表示領域56に移動し、これに伴い、第1特別図柄の変動表示及び変動演出が開始される。図11(B)では、選択されたBGM演出パターン決定テーブルから、ノイズ音を明りょうなBGMに変化させることによってBGM演出の演出態様を変化させる演出パターンが選択されており、ノイズ音の出力の契機となった第1特別図柄判定の保留を示す第2保留アイコン522に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出が開始されるまでは、変動演出音に替えてノイズ音を出力する処理が継続して行われる。
When the determination result of the first special symbol determination corresponding to the
第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出は、所定のタイミング(第1保留アイコン521に対応する図柄変動の終了タイミング)になると停止され、当該第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄判定の判定結果(ここではハズレ判定の結果)が報知される。第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知されると、ノイズ音の出力の契機となった第1特別図柄判定の保留を示す第2保留アイコン522が変動示唆アイコンとして変動示唆表示領域56に移動し、これに伴い、第1特別図柄の変動表示及び変動演出が開始される。図11(B)では、ノイズ音を明りょうなBGMに変化させることによってBGM演出の演出態様を変化させる演出パターンが選択されており、ノイズ音の出力の契機となった第1特別図柄判定の保留を示す第2保留アイコン522に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出が開始されると、変動演出音に替えて出力されていたノイズ音が徐々に明りょうなBGMに変化する出力処理が行われる。
The variation display and variation effect of the first special symbol corresponding to the
第2保留アイコン522に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出が開始されると共に、ノイズ音が徐々に明りょうなBGMに変化する出力処理が開始されて、所定のタイミングになると、擬似連続予告演出が開始される。上記したように、ノイズ音を明りょうなBGMに変化させることによってBGM演出の演出態様が変化する場合は、3連目まで発展する擬似連続予告演出が行われる。また、BGM演出では、明りょうなBGMが出力されることで3連目まで発展する擬似連続予告演出が行われることが示唆される。そのため、第2保留アイコン522に対応する変動演出では、擬似連続予告演出が3連目に発展する以前のタイミングで、ノイズ音の出力が停止され、明りょうなBGMのみが出力される処理が行われる。具体的には、擬似連続予告演出の開始のタイミング又はそれ以前のタイミング、2連目の擬似連続予告演出が開始したタイミング又は2連目の途中のタイミングにおいて、ノイズ音が明りょうなBGMに変化することによって、BGM演出の演出態様が変化する。
When the first special symbol corresponding to the
明りょうなBGMのみが出力されると、その後、擬似連続予告演出において3連目に発展する演出が行われて、例えばSPリーチ演出やSPSPリーチ演出が実行される。なお、このSPリーチ演出やSPSPリーチ演出が実行されている間も変動演出音の出力は停止された状態が継続され、明りょうなBGMのみが出力された状態が維持される。 When only clear BGM is output, an effect that develops to the third consecutive stage in the pseudo continuous notice effect is performed, and for example, an SP reach effect or an SPSP reach effect is executed. Note that while the SP reach effect or the SPSP reach effect is being executed, the state where the output of the varying effect sound is stopped is maintained, and the state where only the clear BGM is output is maintained.
このように、ノイズ音から明りょうなBGMへと変化してBGM演出が終了する演出パターンが選択された場合、すなわちBGM演出の演出態様を変化させる演出パターンが選択された場合は、第1始動口11に遊技球が保留入賞したタイミングでノイズ音による演出が開始され、BGM演出の契機となった保留入賞に対応する変動が開始したタイミングで徐々に明りょうなBGMに変化する制御が行われ、さらに当該変動における擬似連続予告演出における3連目に発展する以前のタイミングで明りょうなBGMのみが出力される状態に変化し、明りょうなBGMのみが出力された状態は当該変動の停止のタイミングに至るまで継続する。したがって、本実施形態では、BGM演出に関してスピーカ24から出力されるノイズ音を明りょうなBGMに変化させることによって、BGM演出の演出態様が変化される。
Thus, when the production pattern that changes from the noise sound to the clear BGM and ends the BGM production is selected, that is, when the production pattern that changes the production mode of the BGM production is selected, the first start is performed. An effect by a noise sound is started at the timing when the game ball is put on hold in the
図11(B)の場合、そのような演出を経た後に、第2保留アイコン522に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知される。なお、BGM演出において、ノイズ音が明りょうなBGMに変化する場合は、相対的に大当たりが報知され易い。
In the case of FIG. 11B, after such an effect, the determination result of the first special symbol determination corresponding to the
本実施形態では、BGM演出の演出態様が変化すると擬似連続予告演出が3連目まで発展することが示唆される例を説明したが、他の実施形態では、2連目又は4連目まで発展することが示唆されるものであっても構わない。 In the present embodiment, an example has been described in which it is suggested that the pseudo-continuous notice effect develops to the third station when the effect mode of the BGM effect changes, but in other embodiments, the second or fourth station develops. It may be suggested to do.
本実施形態では、大当たりへの期待度が相対的に高いことを示唆するBGM演出として、スピーカ24から出力される演出音がノイズ音から明りょうなBGMに変化する演出パターンを例に説明したが、他の実施形態では、大当たりへの期待度が相対的に高いことを示唆するBGM演出として、遊技球の保留入賞と共に明りょうなBGMを出力し、その明りょうなBGMが維持される演出パターンが選択されるようにしてもよい。かかる演出パターンを採用する場合は、大当たりへの期待度が相対的に低いことを示唆するBGM演出として、スピーカ24から出力される演出音が明りょうなBGMからノイズ音に変化する演出パターンが用意されていることが好ましい。
In the present embodiment, as the BGM production that suggests that the degree of expectation for the jackpot is relatively high, the production sound output from the
また、本実施形態では、演出態様が維持又は変化される先読み演出の1つとして、スピーカ24を用いるBGM演出について説明しているが、他の実施形態では、スピーカ24に替えて、あるいはスピーカ24と共に、液晶表示装置5を用いてBGM演出と同様の趣旨の演出を行うようにしてもよい。すなわち、大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを示す事前判定結果が得られた場合に、それを示唆するために液晶表示装置5の画面上の表示を不明りょうな状態から明りょうな状態へと変化させる表示制御を行うようにする。逆に、大当たりに対する信頼度が相対的に低いことを示す事前判定結果が得られた場合には、それを示唆するために液晶表示装置5の画面上に表示を不明りょうな状態を維持させる表示制御を行うようにする。例えば、先読み演出が開始された当初は何が表示されているかはっきり認識できない不明りょうな画像が、先読み演出を開始する契機となったアイコン52に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出が開始されて所定のタイミングになれば、その不明りょうな画像を明りょうな画像に変化させる表示制御が挙げられる。また、不明りょうな画像が、所定のタイミングになっても変化しない、つまり不明りょうな画像を維持させる表示制御も挙げられる。
In the present embodiment, the BGM effect using the
なお、不明りょうな画像から明りょうな画像へと変化する表示制御の具体例として、特別図柄判定の保留を示すアイコンを使用して、その保留を示すアイコンを所定のキャラクタに変化させたり、その保留を示すアイコンが白色等のデフォルト色から緑色や赤色等の特殊色に変化させたりするような演出が挙げられる。この演出制御の具体例については、図48,49に基づいて後述する。また、「大当たり」という文字が薄く表示された不明りょうな状態、あるいは「大当たり」という文字に靄が掛けられて表示された不明りょうな状態から、その文字が濃く表示された明りょうな状態、あるいは靄が取れて表示された明りょうな状態へと変化することで演出態様を変化させる演出を行ってもよい。また、盤ランプ25等を用いて同様の趣旨の演出を行うようにしてもよいし、スピーカ24、液晶表示装置5、盤ランプ25等のうちの2以上の演出手段を組み合わせて同様の趣旨の演出を行うようにしてもよい。
In addition, as a specific example of display control that changes from an unclear image to a clear image, an icon indicating special symbol determination is used to change the icon indicating the hold to a predetermined character, or the hold For example, the icon indicating that the icon is changed from a default color such as white to a special color such as green or red. A specific example of this effect control will be described later with reference to FIGS. Also, from an unclear state in which the word “big hit” is displayed in a thin color, or from an unclear state in which the character “hit” is displayed with a 靄, the clear state in which the character is darkly displayed, or 靄An effect of changing the effect mode may be performed by changing to a clear state displayed after being removed. Further, the same effect may be produced using the
本実施形態では、BGM演出において演出態様が変化すると、擬似連続予告演出の3連目に発展することが示唆されるとして説明したが、他の実施形態では、BGM演出において演出態様が変化した場合、擬似連続予告演出とは異なる演出が行われることを示唆するようにしてもよい。例えば、ステップアップ予告演出における4段階目までの発展が確定するようにしてもよい。また、他の実施形態では、BGM演出において演出態様が変化すると、特定の演出が行われることを示唆するのではなく、単に大当たりへの期待度が相対的に高いことを示唆してもよい。 In the present embodiment, it has been described that if the production mode changes in the BGM production, it is suggested that the third continuous of the pseudo-continuous notice production is suggested. However, in other embodiments, the production mode changes in the BGM production. It may be suggested that an effect different from the pseudo continuous notice effect is performed. For example, the development up to the fourth stage in the step-up notice effect may be confirmed. Moreover, in other embodiment, when a production | presentation aspect changes in a BGM production, it may not suggest that a specific production is performed but may suggest that the expectation degree to a jackpot is relatively high.
本実施形態では、事前判定結果に基づいてBGM演出の演出態様を決定する構成として説明したが、他の実施形態では、変動示唆アイコン52に対応する第1特別図柄判定の結果に基づいて、BGM演出の演出態様を決定するものであってもよい。
Although the present embodiment has been described as the configuration for determining the effect mode of the BGM effect based on the prior determination result, in other embodiments, the BGM is based on the result of the first special symbol determination corresponding to the
また、本実施形態では、BGM演出を先読み演出として実現しているが、他の実施形態では、BGM演出を変動示唆アイコン52に対応する図柄変動に伴う予告演出として実現してもよい。例えば、変動示唆アイコン52に対応する図柄変動の開始時にノイズ音の出力を開始し、大当たりに対する期待度が相対的に高い場合に例えばリーチ成立前に明りょうなBGMに変化するような演出制御が行われることが考えられる。具体的には、第1始動口11に遊技球が入賞し、第1特別図柄の変動開始時に行われる第1特別図柄判定の判定結果に基づいて、BGM演出を実行するか否かを決定する。BGM演出を実行すると決定する場合には、不明りょうな音を維持する演出パターンか、不明りょうな音が明りょうな音に変化する演出パターンのいずれかの演出パターンが選択され、選択された演出パターンに基づいてBGM演出を実行する。なお、演出パターンの選択に当たっては、上記したようなBGM演出パターン決定テーブルを用いて選択するようにしてもよい。
Further, in the present embodiment, the BGM effect is realized as a pre-reading effect, but in other embodiments, the BGM effect may be realized as a notice effect accompanying a pattern change corresponding to the
本実施形態では、BGM演出において、演出態様が変化するタイミングが、第1特別図柄判定の保留を示すアイコン52が変動示唆表示領域56に移動して、そのアイコン52に対応する変動演出が開始してリーチが成立するまでの間であるとして説明したが、他の実施形態では、その他のタイミングにBGM演出の演出態様を変化させてもよい。具体的には、先読み対象アイコン52が変動示唆表示領域56に移動する以前(=保留消化前)の所定のタイミングや、先読み対象アイコン52に対応する第1特別図柄の変動表示中におけるリーチ成立後の所定タイミングが挙げられる。
In the present embodiment, in the BGM effect, when the effect mode changes, the
また、本実施形態では、第1始動口11に遊技球が入賞したタイミングにBGM演出が開始される例を説明したが、他の実施形態では、第1始動口11に遊技球が入賞後の所定のタイミング、例えば、第1始動口11に遊技球が入賞した時に既に第1特別図柄が変動表示中であれば、その変動が停止して次変動が開始したタイミングや、次変動の中途のタイミング等で、BGM演出が開始されてもよい。
Further, in the present embodiment, the example in which the BGM effect is started at the timing when the game ball is won at the
(アイコン色演出)
図12を参照しつつ、アイコン色演出の概要について説明する。図12は、アイコン色演出の流れを例示する説明図である。アイコン色演出は、遊技球が第1始動口11に入賞した場合に、液晶表示装置5の画面上に表示されるアイコン52を通常の表示態様(デフォルト)と異なる表示態様で表示するいわゆる保留先読み演出である。なお、通常の表示態様のアイコン52は例えば白色(デフォルト色)で表示されるのに対して、通常の表示態様とは異なる表示態様のアイコン52は、例えば黄色、青色、緑色、赤色、金色、虹色(これらの色を「特殊色」ともいう)といったデフォルト色とは異なる色で表示される。アイコン52の色は、白色、青色、黄色、緑色、赤色、金色、虹色の順番で大当たりの可能性の高低を示唆するものであり、虹色に限っては第1特別図柄判定の判定結果が大当たりである場合にのみ選択可能な色である。
(Icon color production)
An outline of the icon color effect will be described with reference to FIG. FIG. 12 is an explanatory diagram illustrating the flow of icon color effects. The icon color effect is a so-called hold prefetch that displays the
例えば、第1特別図柄の変動表示中に第1始動口11に遊技球が入賞すると、その入賞に対応する事前判定結果に基づいてアイコン色演出を実行するか否かが決定される。具体的には、事前判定結果から得られる大当たりか否かを示す情報及び変動パターンと、後述するアイコン色乱数とに基づいて、アイコン色演出を実行するか否かが決定される。
For example, when a game ball wins the
アイコン色演出を実行することが決定されると、アイコン色演出の演出パターンを決定する所定のアイコン色演出パターン決定テーブルに基づいて演出パターンが決定され、決定後、所定のタイミング(例えば決定後すぐのタイミング、または決定後から所定時間経過後のタイミング)でアイコン色演出が開始される。 When it is decided to execute the icon color effect, the effect pattern is determined based on a predetermined icon color effect pattern determination table for determining the icon color effect effect pattern. After the determination, a predetermined timing (for example, immediately after the determination) Icon timing or timing after a predetermined time elapses after determination).
ここで、本実施形態では、アイコン色演出の演出パターンを決定するためのアイコン色演出パターン決定テーブルとして、大当たり用アイコン色演出パターン決定テーブルと、ハズレ用アイコン色演出パターン決定テーブルとが、後述する演出制御基板130のサブROM132に記憶されている。いずれのアイコン色演出パターン決定テーブルにおいても、変動パターン毎に、アイコン52の初期の表示色と、最終的な表示色と、その最終的な特殊色に至るまでの変化パターン(例えば「白色」→「緑色」、「青色」→「緑色」→「赤色」等)とが対応付けられた複数の演出パターンが設定されている。アイコン色演出の演出パターンを決定する場合には、事前判定結果に基づいて、いずれかのテーブルが選択されて、選択されたテーブルから事前判定結果等に基づいた演出パターンが選択される。
Here, in the present embodiment, as the icon color effect pattern determination table for determining the icon color effect effect pattern, a jackpot icon color effect pattern determination table and a loser icon color effect pattern determination table will be described later. It is stored in the
より詳細に説明すると、事前判定結果からハズレを示す情報が得られた場合は、ハズレ用アイコン色演出パターン決定テーブルが選択され、事前判定結果から大当たりを示す情報が得られた場合は、大当たり用アイコン色演出パターン決定テーブルが選択される。 More specifically, when the information indicating the loss is obtained from the prior determination result, the icon color effect pattern determination table for the loss is selected, and when the information indicating the jackpot is obtained from the prior determination result, the jackpot An icon color effect pattern determination table is selected.
ハズレ用アイコン色演出パターン決定テーブルは、大当たりとなる可能性が相対的に低いことを示唆する特殊色(例えば「青色」や「黄色」)が最終的な表示色として対応付けられた演出パターンの選択率が、大当たりとなる可能性が相対的に高いことを示唆する特殊色(例えば「赤色」や「金色」)が最終的な表示色として対応付けられた演出パターンの選択率よりも高い。このため、ハズレ用アイコン色演出パターン決定テーブルが選択された場合は、アイコン52の最終的な表示色は大当たりとなる可能性が相対的に低いことを示唆する特殊色に変化する演出パターンが選択され易い。
The icon color effect pattern determination table for losing is an effect pattern in which a special color (for example, “blue” or “yellow”) suggesting that the possibility of a big hit is relatively low is associated as the final display color. A special color (for example, “red” or “gold”) suggesting that the selection rate is relatively likely to be a big hit is higher than the selection rate of the effect pattern associated with the final display color. For this reason, when the lose icon color effect pattern determination table is selected, an effect pattern that changes to a special color suggesting that the final display color of the
これに対して、大当たり用アイコン色演出パターン決定テーブルは、大当たりとなる可能性が相対的に高いことを示唆する特殊色が最終的な表示色として対応付けられた演出パターンの選択率が、大当たりとなる可能性が相対的に低いことを示唆する特殊色が最終的な表示色として対応付けられた演出パターンの選択率よりも高い。このため、大当たり用アイコン色演出決定テーブルが選択された場合は、アイコン52の最終的な表示色は大当たりとなる可能性が相対的に高いことを示唆する特殊色に変化する演出パターンが選択され易い。
On the other hand, in the jackpot icon color effect pattern determination table, the selection rate of the effect pattern in which a special color that suggests a relatively high probability of winning a jackpot is associated as the final display color. The special color suggesting that the possibility of becoming relatively low is higher than the selection rate of the production pattern associated with the final display color. Therefore, when the jackpot icon color effect determination table is selected, an effect pattern that changes to a special color suggesting that the final display color of the
なお、いずれのアイコン色演出パターン決定テーブルも、変動時間が長ければ長いほど、大当たりとなる可能性が相対的に高いことを示唆する特殊色でアイコン52が表示される演出パターンの選択率が高くなるように構成されている。そのため、事前判定結果がハズレを示す場合であっても、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されているような場合には、変動時間が短い変動パターンが選択されている場合よりも、大当たりとなる可能性が相対的に高いことを示唆する特殊色が最終的な表示色として対応付けられた演出パターンが選択され易い。
In any of the icon color effect pattern determination tables, the longer the variation time, the higher the selection rate of the effect pattern in which the
アイコン色演出の演出パターンとしては、上記したように、アイコン52の初期の表示色と、最終的な表示色と、その最終的な表示色に至るまでの変化パターンとが対応付けられた複数の演出パターンが用意されている。そして、本実施形態では、アイコン色演出パターン決定テーブルにおいて、変動パターン毎にこれらの複数種類に対応する演出パターンが設けられており、選択されたアイコン色演出パターン決定テーブルから、変動パターン及びアイコン色演出パターン乱数に対応するいずれか1の演出パターンが選択される。 As described above, as an icon color effect production pattern, a plurality of initial display colors, final display colors, and change patterns up to the final display color are associated with each other. Production patterns are available. In the present embodiment, in the icon color effect pattern determination table, effect patterns corresponding to these plural types are provided for each change pattern, and the change pattern and icon color are selected from the selected icon color effect pattern determination table. Any one of the production patterns corresponding to the production pattern random number is selected.
アイコン色演出を実行する場合は、セットされたアイコン色演出パターン決定テーブルから、例えば、アイコン色演出を実行する対象となったアイコン(以下、先読み対象アイコンともいう)52が、液晶表示装置5の画面にデフォルト色で初期表示(図12(a−2))されてから最終的に表示される特殊色に変化(図12(c−2))する演出パターンや、最初から最終的に表示される特殊色に変化した状態で先読み対象アイコン52が表示される演出パターン(図12(b−2))が選択される場合がある。
In the case of executing the icon color effect, for example, an icon 52 (hereinafter also referred to as a prefetch target icon) 52 that is an object for executing the icon color effect is displayed on the liquid
また、先読み対象アイコン52が、液晶表示装置5の画面に最初から特殊色で表示される場合(図12(b−2))であっても、先読み対象アイコン52に対応する第1特別図柄の変動表示が終了するまでの間に最初に表示された特殊色よりも上位の色に変化して、その後に最終的に表示される特殊色に変化する演出パターン(図12(c−2))が決定される場合もある。
Even if the
一方、事前判定結果に基づいてアイコン色演出を実行しないことが決定された場合は、先読み対象アイコン52はデフォルト色での表示が決定し、先読み対象アイコン52に対応する第1特別図柄の変動が終了するまでデフォルト色で表示される。
On the other hand, when it is determined not to execute the icon color effect based on the pre-determination result, the
このように、アイコン色演出では、選択されたアイコン色演出パターン決定テーブルから、事前判定結果及びアイコン色演出パターン乱数に対応する演出パターンが選択され、その選択された演出パターンに基づいて先読み対象アイコン52の表示色を変化させて、最終的にどの色で表示されるかによって、大当たりの信頼度が示唆される。 As described above, in the icon color effect, the effect pattern corresponding to the pre-determination result and the icon color effect pattern random number is selected from the selected icon color effect pattern determination table, and the prefetch target icon is based on the selected effect pattern. The reliability of the jackpot is suggested by changing the display color of 52 and finally displaying the color.
そして、先読み対象アイコン52に対応する第1特別図柄判定が実行されるのに伴って、先読み対象アイコン52が変動示唆表示領域56に移動すると共に第1特別図柄の変動表示が行われ、その第1特別図柄判定の判定結果を示す表示態様で装飾図柄51が停止表示される。
As the first special symbol determination corresponding to the
なお、本実施形態では、アイコン色演出において、以下のような制御が行われる。先読み対象アイコン52に対応する第1特別図柄判定の保留に関して、大当たりに対する信頼度が相対的に低いという事前判定結果が得られている場合、すなわち、大当たり遊技が実行されず且つ先読み対象アイコン52に対応する第1特別図柄の変動パターンとして変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されるという事前判定結果が得られている場合、先読み対象アイコン52の最終的な表示色は、白色や青色、黄色になり易い。
In the present embodiment, the following control is performed in the icon color effect. With regard to the suspension of the first special symbol determination corresponding to the
また、先読み対象アイコン52に対応する第1特別図柄判定の保留に関して、大当たりに対する信頼度が相対的に高いという事前判定結果が得られた場合、すなわち、大当たり遊技が実行されることを示す事前判定結果が得られている場合や、大当たり遊技は実行されないものの先読み対象アイコン52に対応する第1特別図柄の変動パターンとして変動時間が相対的に長いものが選択されるという事前判定結果が得られている場合、先読み対象アイコン52の最終的な表示色は、緑色や赤色、金色になり易い。
In addition, regarding the suspension of the first special symbol determination corresponding to the
また、先読み対象アイコン52に対応する第1特別図柄判定の保留に関して、大当たりになるという事前判定結果が得られている場合、最終的な表示色が「虹色」になる可能性がある。
In addition, regarding the suspension of the first special symbol determination corresponding to the
また、図9に例示したように、事前判定結果に基づいて先読み演出を実行することが決定されると、上述したBGM演出とアイコン色演出とが並行して行われる場合がある。例えば、この2つの演出が行われる場合は、先読み対象アイコン52に対応する保留入賞のタイミングでBGM演出としてノイズ音が出力され、ノイズ音から明りょうなBGMに演出態様が変化するタイミング又は明りょうなBGMに変化した後のタイミングで先読み対象アイコン52が特殊色に変化する。なお、ノイズ音が出力されるタイミングと同時タイミング又はノイズ音が出力されているいずれかのタイミングで先読み対象アイコン52の表示色が特殊色に変化してもよい。また、他の実施形態において、先読み対象アイコン52に対応する保留入賞より後のタイミングでノイズ音が出力されるような構成を採用した場合においては、そのノイズ音が出力される以前のタイミングで先読み対象アイコン52が特殊色に変化してもよい。
In addition, as illustrated in FIG. 9, when it is determined to execute the pre-reading effect based on the prior determination result, the above-described BGM effect and icon color effect may be performed in parallel. For example, when these two effects are performed, the noise sound is output as the BGM effect at the timing of the pending winning corresponding to the
本実施形態では、アイコン52の表示態様を通常とは異ならせる演出の一例としてアイコン色演出を行う場合について説明するが、他の実施形態では、アイコンの大きさや形を通常とは異ならせる先読み演出を行ってもよい。具体的には、例えば、保留消化に伴って、先読み対象アイコン52を大きくしていく演出や、保留消化に伴って、先読み対象アイコン52の形状を変化させる演出などが例として挙げられる。
In the present embodiment, a case where an icon color effect is performed as an example of an effect that makes the display mode of the
なお、本実施形態のパチンコ遊技機1では、上記したように、電チューサポート機能が付与される高ベース状態においては、遊技球が第2始動口12に入賞し易くなる構成であるため、第2特別図柄判定が保留され易くなる。またその高ベース状態においては、上記した変動示唆表示領域56及び保留表示領域57とは異なる第2特別図柄の変動表示を示唆するアイコンの表示領域や、第2特別図柄判定の保留を示唆するアイコンの表示領域が設けられ、その領域に各アイコンが表示される。そのため、第2始動口12に遊技球が入賞した場合には、この他の表示領域を用いて、上記同様のアイコン色演出を行うようにしてもよい。
In the
(ボタン示唆演出について)
図13を参照しつつ、ボタン示唆演出の概要について説明する。図13は、ボタン示唆演出の流れを例示する説明図である。ボタン示唆演出は、液晶表示装置5の画面上で行われる、演出ボタン26の操作が有効になる有効期間の到来を、アイコン52を用いて事前に示唆する演出である。ここで、「有効期間」は、有効期間内に遊技者が演出ボタン26を操作した場合に、その操作に応じた演出が実行されることになる期間を言う。
(About button suggestion production)
The outline of the button suggestion effect will be described with reference to FIG. FIG. 13 is an explanatory diagram illustrating the flow of a button suggestion effect. The button suggestion effect is an effect that suggests in advance using the
具体的には、ボタン示唆演出は、変形示唆演出と、変形煽り演出と、ボタン操作演出と、保留変化演出とを含むものである。 Specifically, the button suggestion effect includes a deformation suggestion effect, a deformation scooping effect, a button operation effect, and a hold change effect.
ボタン操作演出とは、変形煽り演出(図17(I)参照)を行っている保留アイコンを、遊技者に対して演出ボタン26の操作を促すボタン画像(図17(J)参照)に変化させる演出である。 The button operation effect is to change the hold icon that is performing the deformation effect (see FIG. 17I) to a button image that prompts the player to operate the effect button 26 (see FIG. 17J). Production.
保留変化演出とは、ボタン画像の表示に対して、遊技者が演出ボタン26の操作を行うと、その操作に応じて、変動示唆表示領域56に特殊色のアイコン52を表示する演出である(図17(L)参照)。
The on-hold change effect is an effect in which when the player operates the
変形煽り演出とは、先読み対象アイコン52がボタン画像に変化する可能性を示唆して、ボタン画像に変化することに対する期待感を煽る演出である(図16(F)、図17(I)参照)。
The deformation envelopment effect is an effect that suggests the possibility that the
変形示唆演出とは、変形煽り演出に発展するか否かを示唆する演出である。 The deformation suggestion effect is an effect suggesting whether or not to develop into a deformation effect.
事前判定結果に基づいて、ボタン示唆演出を実行することが決定されると、まず液晶表示装置5の画面上において変形示唆演出が実行される(図13(a−3))。 When it is determined to execute the button suggestion effect based on the prior determination result, first, the deformation suggestion effect is executed on the screen of the liquid crystal display device 5 (FIG. 13 (a-3)).
変形示唆演出は、3段階の演出から構成される。1段階目は、例えば、演出ボタン26の操作を促す文字を液晶表示装置5に表示する演出(以下、変形示唆第1演出という)である。2段階目の演出は、例えば盤ランプ25等を点灯する演出(以下、変形示唆第2演出という)である。3段階目の演出は、液晶表示装置5に表示された保留アイコンを点滅表示する演出(以下、変形示唆第3演出という)である。本実施形態では、変形示唆演出は、3段階目を上限として、3段階以下のいずれかの段階まで発展可能なステップアップ演出として構成されている。
The deformation suggesting effect is composed of three stages of effects. The first stage is, for example, an effect of displaying characters that prompt the operation of the
変形示唆演出が3段階目の演出まで発展すると、アイコン52による変形煽り演出が開始される(図13(b−3))。これに対して、変形示唆演出が3段階目まで発展しなかった場合は、アイコン52による変形煽り演出は開始されない。
When the deformation suggestion effect develops to the third stage effect, the deformation effect effect by the
本実施形態では、先読み対象アイコン52を変動示唆表示領域56において緑色以上で表示することが決定された場合に、変形煽り演出が開始される(図13(b−3))。これに対して、先読み対象アイコン52を変動示唆表示領域56において緑色以上に変化させてはいけない場合、具体的には第1特別図柄の変動時間が相対的に短いという事前判定結果が得られている場合には、変形煽り演出は行われない。なお、この場合は、変形示唆演出のみが実行される場合がある。
In the present embodiment, when it is determined that the
変形煽り演出は、先読み対象アイコン52が保留表示領域57に表示されているときから開始されるため、保留表示領域57に表示されている先読み対象アイコン52を用いて行われる。具体的には、保留表示領域57に表示されている先読み対象アイコン52は、通常の表示態様(デフォルト色表示された状態:図16(F)の左上図を参照)と、ボタン画像に変化した状態(図16(F)の右下図を参照)とに交互に切り替わるように表示される。その後、その先読み対象アイコン52は、変動示唆表示領域56に移動して(図13(c−3))、これまでの演出態様と異なる変形煽り演出を行う。具体的には、変動示唆表示領域56に表示されている先読み対象アイコン52は、これまでの大きさよりも若干拡大されて表示され(図13(d−3))、ボタン画像に変化した状態(図17(I)参照)と、そのボタン画像が割れたような状態に変化した状態とに交互に切り替わるように表示される。そして、この変形煽り演出は、先読み対象アイコン52が変動示唆表示領域56に移動してから所定時間が経過するまで継続する。
The deformation effect is started when the
この先読み対象アイコン52は、変動示唆表示領域56に移動してから所定時間が経過すると、当該先読み対象アイコン52がボタン画像(図17(J)参照)に変形する(図13(e−3))。これにより、先読み対象アイコン52による変形煽り演出は終了し、ボタン操作演出が開始される。なお、ボタン操作演出の開始と同時に、演出ボタン26の操作が有効な有効期間の残時間を報知するゲージ画像が表示される。
The
なお、本実施形態では、先読み対象アイコン52が変動示唆表示領域56に移動して変形煽り演出の演出態様が変化した後、さらにその変形煽り演出の演出態様が変化する場合がある。具体的には、先読み対象アイコン52がボタン画像から割れたような状態に変化した状態で表示される際に拡大表示され、割れる前のボタン画像が表示される際には縮小表示される表示画像の拡縮演出を行う場合がある。この拡縮演出を伴う変形煽り演出が行われた場合には、その後、通常とは異なるボタン画像が表示され易くなる。例えば、通常とは異なるボタン画像としては、図示しないが、演出ボタン26の上端が通常より高く突出した状態を示唆するボタン画像や、演出ボタン26の周囲に羽根が設けられたようなボタン画像等が用意されている。これらの通常と異なる態様のボタン画像は、大当たりに対する信頼度が相対的に高い場合や、大当たりに対する信頼度が相対的に低いが、第1特別図柄の変動時間が相対的に長い変動パターンが選択された場合に選択され易い。
In this embodiment, after the
こうして、先読み対象アイコン52がボタン画像に変化して、有効期間内に遊技者が演出ボタン26を押下(操作)すると(図13(f−3))、ボタン操作演出は終了し、操作に応じた結果が液晶表示装置5の画面上に報知される保留変化演出が行われる。具体的には、遊技者が演出ボタン26を押下すると、ボタン画像が画面から消え、それに伴い、画面の中央に大きな先読み対象アイコン52が出現する。この先読み対象アイコン52は、画面の中央で緑色以上の特殊色で表示される。
Thus, when the
ここで、ボタン示唆演出において、演出ボタン26の操作が有効となる有効期間の開始タイミングとしては、複数のタイミングが用意されている。具体的には、リーチ演出の開始タイミング、SPリーチ演出に発展するタイミング、SPSPリーチ演出に発展するタイミング、SPリーチ演出中やSPSPリーチ演出中の所定タイミングが例として挙げられる。特に、SPSPリーチ演出中の所定タイミングで演出ボタン26の操作が有効となる場合は、変動開始を基準として、そのタイミングが遅ければ遅いほど、高期待度の特殊色(例えば「赤色」や「金色」)に変化し易くなるようにしてもよい。
Here, in the button suggestion effect, a plurality of timings are prepared as the start timing of the effective period during which the operation of the
かかる演出により、遊技者は、有効期間の発生がより遅くなることを願いながら、遊技を楽しむことができる。 With such effects, the player can enjoy the game while wishing that the generation of the effective period is delayed.
また、例えばSPSPリーチ演出の途中で有効期間が発生する場合は、より早い段階で有効期間が発生する場合に比べて、変形煽り演出の実行時間が長くなるように設定してもよい。 Further, for example, when an effective period occurs in the middle of an SPSP reach production, it may be set so that the execution time of the deformation effect is longer than when the effective period occurs at an earlier stage.
このため、遊技者は、変形煽り演出がより長く続くことを願いながら、遊技を楽しむことができる。 For this reason, the player can enjoy the game while hoping that the transformation effect will last longer.
画面の中央に特殊色で表示された先読み対象アイコン52は、一定時間その位置で表示された状態が維持されると、その後、変動示唆表示領域56に向けて移動しつつ徐々に小さくなるように縮小表示されて、通常の大きさで変動示唆表示領域56に表示される(図13(h−3))。
The
なお、有効期間内に遊技者が演出ボタン26を押下しなかった場合には、規定の特殊色(例えば赤色)の先読み対象アイコン52が画面中央に出現して、それが変動示唆表示領域56に移動して表示される。
If the player does not press the
そして、最終的に、先読み対象アイコン52に対応する図柄変動の終了に伴って第1特別図柄判定の判定結果が報知される。なお、変動示唆アイコンとして変動示唆表示領域56に表示されている先読み対象アイコン52の表示色が緑色の場合には大当たりが報知される可能性が中程度であり、表示色が赤色や金色であればその可能性がさらに高くなる。なお、先読み対象アイコン52の表示色が虹色になっている場合には、必ず大当たりが報知されることになる。
Finally, the determination result of the first special symbol determination is notified with the end of the symbol variation corresponding to the
このように、ボタン示唆演出では、演出ボタン26の押下によって特殊色のアイコン52が出現するが、そのアイコン52の表示色は緑色以上の特殊色であるため、大当たりに対する遊技者の期待感を効果的に高めることができる。
In this way, in the button suggestion effect, the
また、本実施形態では、アイコン52自体がボタン画像に変化して遊技者にボタン操作を促す演出が行われるため、アイコン52を用いた演出のバリエーションを増加させることができると共に、ボタン画像を表示して遊技者にボタン操作を行わせるボタン操作演出の興趣性を効果的に向上させることができる。
In the present embodiment, since the
続いて、図14を参照しつつ、ボタン示唆演出が行われる期間等について具体的に説明する。図14(A)は、アイコン52がボタン画像に変形しないボタン示唆演出を例示し、図14(B)は、アイコン52がボタン画像に変形するボタン示唆演出を例示するタイムチャートである。なお、図14(A)に示すアイコン52がボタン画像に変形しないボタン示唆演出とは、図13に示したように、図13(b−3)以降の演出が行われない演出であり、図14(B)に示すアイコン52がボタン画像に変形するボタン示唆演出とは、図13(b−3)以降の演出が行われる演出である。
Next, the period during which the button suggestion effect is performed will be specifically described with reference to FIG. FIG. 14A illustrates a button suggesting effect in which the
特別図柄の変動表示中に第1始動口11に対して遊技球が入賞(保留入賞)すると、その保留入賞に対応する事前判定結果に基づいてボタン示唆演出を実行するか否かが決定される。具体的には、事前判定結果から得られる大当たりか否かを示す情報及び変動パターンと、後述するボタン示唆乱数とに基づいて、ボタン示唆演出を実行するか否かが決定される。
When the game ball wins (holding winning) with respect to the
ボタン示唆演出を実行することが決定されると、ボタン示唆演出の演出パターンを決定する所定のボタン示唆演出パターン決定テーブルに基づいて演出パターンが選択され、その演出パターンでボタン示唆演出が実行される。 When it is decided to execute the button suggestion effect, the effect pattern is selected based on a predetermined button suggestion effect pattern determination table for determining the effect pattern of the button suggestion effect, and the button suggestion effect is executed with the effect pattern. .
ここで、本実施形態では、ボタン示唆演出の演出パターンを選択するためのボタン示唆演出パターン決定テーブルとして、大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブル(図36参照)と、ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブル(図37参照)とが、後述する演出制御基板130のサブROM132に記憶されている。いずれのボタン示唆演出パターン決定テーブルにおいても、変動パターン毎に、大別して、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターン(図36,37ではC〜F)と、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させない演出パターン(図36,37ではA,B)とが設定されている。ボタン示唆演出の演出パターンを決定する場合には、事前判定結果に基づいて、いずれかのテーブルが選択され、選択されたテーブルから事前判定結果等に基づいた演出パターンが選択される。
Here, in this embodiment, as the button suggestion effect pattern determination table for selecting the effect pattern of the button suggestion effect, the button suggestion effect pattern determination table for jackpot (see FIG. 36) and the button suggestion effect pattern determination table for loss (See FIG. 37) is stored in the
具体的には、事前判定結果からハズレを示す情報が得られた場合は、ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルが選択され、事前判定結果から大当たりを示す情報が得られた場合は、大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルが選択される。 Specifically, when the information indicating the loss is obtained from the prior determination result, the button suggestion effect pattern determination table for the loss is selected, and when the information indicating the big hit is obtained from the prior determination result, the button for the big hit The suggestion effect pattern determination table is selected.
ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブル(図37参照)は、変動時間が相対的に短い変動時間が選択されている場合、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させない演出パターンの選択率が、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンの選択率よりも高い。このため、変動時間が相対的に短い変動パターン及びハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルが選択された場合は、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させない演出パターンが選択され易い。
In the button suggestion effect pattern determination table for losing (see FIG. 37), when the variation time is relatively short, the selection rate of the effect pattern that does not transform the
これに対して、大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブル(図36参照)は、変動時間の長短に関わらず、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンの選択率が、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させない演出パターンの選択率よりも高い。このため、大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルが選択された場合は、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンが選択され易い。
On the other hand, in the jackpot button suggestion effect pattern determination table (see FIG. 36), the selection rate of the effect pattern that transforms the
なお、いずれのボタン示唆演出パターン決定テーブルも、第1特別図柄判定の保留数毎に用意されており、それぞれのテーブルにおいて変動時間が相対的に長い変動パターンほど先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンが決定され易くなるように構成されている。そのため、本実施形態では、ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブル(図37参照)が、変動時間が相対的に長い変動パターンの場合、先読み対象アイコン52をボタン画像に変化させる演出パターンの選択率が、先読み対象アイコン52をボタン画像に変化させない演出パターンの選択率よりも高くなるため、変動時間が相対的に長い変動パターン且つ当該テーブルが選択された場合は先読み対象アイコン52がボタン画像に変化する演出パターンが選択され易い。
Note that any button suggestion effect pattern determination table is prepared for each number of first special symbol determination suspensions, and in each table, the
また、ボタン示唆演出の演出パターンとしては、上記したように、大別して、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させない演出パターンと、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンとが用意されている。そして、本実施形態では、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させない演出パターンとして2種類の演出パターンA,Bが用意され(図36,37参照)、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンとして4種類の演出パターンC〜Fが用意されている(図36,37参照)。
In addition, as described above, as the effect pattern of the button suggestion effect, an effect pattern that does not transform the
先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させない演出パターンAは、変形示唆第1演出のみを行う演出パターン(図では変形示唆演出(1段階)と記載)である。先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させない演出パターンBは、変形示唆第1演出及び変形示唆第2演出を行う演出パターン(図では変形示唆演出(1段階〜2段階)と記載)である。
The effect pattern A in which the
また、先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンCは、変形示唆第1〜3演出、変形煽り演出、ボタン操作演出、及び先読み対象アイコン52の表示色を緑色に変化させる保留変化演出を行う演出パターン(図では変形示唆演出(1段階〜3段階)→変形煽り演出→ボタン操作演出→保留変化演出(緑色)と記載)である。
In addition, the effect pattern C that transforms the
先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンDは、変形示唆第1〜3演出、変形煽り演出、ボタン操作演出、及び先読み対象アイコン52の表示色を赤色に変化させる保留変化演出を行う演出パターン(図では変形示唆演出(1段階〜3段階)→変形煽り演出→ボタン操作演出→保留変化演出(赤色)と記載)である。
The effect pattern D that transforms the
先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンEは、変形示唆第1〜3演出、変形煽り演出、ボタン操作演出、及び先読み対象アイコン52の表示色を金色に変化させる保留変化演出を行う演出パターン(図では変形示唆演出(1段階〜3段階)→変形煽り演出→ボタン操作演出→保留変化演出(金色)と記載)である。
The effect pattern E that transforms the
先読み対象アイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンFは、変形示唆第1〜3演出、変形煽り演出、ボタン操作演出、及び先読み対象アイコン52の表示色を虹色に変化させる保留変化演出を行う演出パターン(図では変形示唆演出(1段階〜3段階)→変形煽り演出→ボタン操作演出→保留変化演出(虹色)と記載)である。
The effect pattern F that transforms the
このように、本実施形態では、ボタン示唆演出パターン決定テーブルにおいて変動パターン毎にこれら全6種類の演出パターンが設けられており、セットされたボタン示唆演出パターン決定テーブルから、変動パターン及びボタン示唆演出パターン乱数に対応するいずれか1の演出パターンが選択される。こうして選択された演出パターンのボタン示唆演出は、現在実行中の特別図柄の変動表示が終了した後の所定のタイミング、例えば次の図柄変動の開始時を開始タイミングとして実行される。 As described above, in the present embodiment, all six types of effect patterns are provided for each variation pattern in the button suggestion effect pattern determination table, and the change pattern and the button suggestion effect are determined from the set button suggestion effect pattern determination table. Any one of the production patterns corresponding to the pattern random number is selected. The button suggestion effect of the effect pattern selected in this way is executed at a predetermined timing after the change display of the special symbol currently being executed, for example, the start time of the next symbol change is started.
図14(A)では、第1特別図柄の変動表示(図では特図変動と記載)及びその図柄の変動に伴う変動演出が行われている状態において、第1始動口11に保留入賞された場合が例示されている。具体的には、図6に示す変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動表示中に第1始動口11に遊技球が保留入賞し、その保留入賞に応じて図6に示す第1保留アイコン(先読み対象アイコンともいう)521が表示される場合である。また、図14(A)では、この保留入賞時に取得された各種乱数に基づいて事前判定処理が行われ、その事前判定結果に基づいてボタン示唆演出の実行が決定される。そして、ボタン示唆演出の実行が決定された場合は、上記した情報に基づいてボタン示唆演出パターン決定テーブルが選択され、その選択されたテーブルから選択された演出パターンに基づいてボタン示唆演出が実行される。
In FIG. 14 (A), the
ボタン示唆演出では、保留入賞時に実行されていた図柄の変動終了後、次の図柄が変動表示された所定のタイミングを開始タイミングとして、まず変形示唆演出から実行される。 The button suggestion effect is first executed from the deformation suggestion effect, with a predetermined timing at which the next symbol is variably displayed as a start timing after the symbol variation that has been executed at the time of the winning prize is completed.
変形示唆演出は、上述したように、3つの変形示唆第1〜3演出があり、アイコン52をボタン画像に変化させる場合には、これら全ての変形示唆第1〜3演出が行われて次の段階の演出たる変形煽り演出に発展することになる。しかしながら、変形煽り演出に発展しない演出パターンが決定されている場合、すなわちアイコン52をボタン画像に変形させないことが決定されている場合には、上記した図13(b−3)以降の演出が行われないため、図14(A)に示すように、変形示唆演出を第1段階または第2段階で終了させて、ボタン示唆演出を終了する。
As described above, the modification suggestion effects include the three modification suggestion first to third effects. When the
このように、ボタン画像に変形しない演出パターンが選択されてボタン示唆演出が行われる場合は、第1始動口11に遊技球が保留入賞した後の所定のタイミングで変形示唆演出が開始され、当該変形示唆演出から次の段階に演出が進められることなくボタン示唆演出は終了する。そして、最終的に、先読み対象アイコン521に対応する図柄変動の終了に伴って第1特別図柄判定の判定結果が報知される。なお、ボタン示唆演出において、変形示唆演出のみで演出が終了する場合は多くの割合でハズレが報知されることになるが、少ない割合で大当たりが報知される場合もある。
Thus, when the effect pattern which does not deform | transform into a button image is selected and a button suggestion effect is performed, a deformation | transformation suggestion effect is started at the predetermined timing after a game ball hold | maintains winning at the
図14(B)では、既に第1保留アイコン521に対応する保留が1つあり、変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動表示(図では特図変動と記載)及びその図柄の変動表示に伴う変動演出が行われている状態において、第1始動口11に遊技球が保留入賞(対応するアイコンは図6に示す第2保留アイコン522)された場合が例示されている。また、図14(B)では、この保留入賞時に取得された各種乱数に基づいて、事前判定処理が行われ、その事前判定結果に基づいてボタン示唆演出の実行が決定される。そして、ボタン示唆演出の実行が決定された場合は、上記した情報に基づいてボタン示唆演出パターン決定テーブルが選択され、その選択されたテーブルから選択された演出パターンに基づいてボタン示唆演出が実行される。
In FIG. 14B, there is already one hold corresponding to the
上記したように、ボタン示唆演出では、保留入賞時に実行されていた図柄の変動終了後、次の図柄が変動表示された所定のタイミングを開始タイミングとして、まず変形示唆演出から実行される。 As described above, the button suggestion effect is first executed from the deformation suggestion effect with the predetermined timing at which the next symbol is variably displayed as the start timing after the symbol variation that has been executed at the time of the winning prize is ended.
図14(B)に示す例では、第2保留アイコン(先読み対象アイコンともいう)522がボタン画像に変化する演出が行われる。また、この第2保留アイコン522がボタン画像に変化する演出は、変形示唆演出よりも後に行われる演出である。そのため、図14(B)では、上記した図14(A)で示した場合とは異なり、変形示唆演出において変形示唆第1〜3演出全てが行われて、次の段階の演出たる変形煽り演出に発展する。具体的には、変形煽り演出に発展する演出パターンが決定されている場合、すなわちアイコン52をボタン画像に変形させる演出パターンが決定されている場合には、上記した図13(b−3)以降の演出が行われるため、図14(B)に示すように、変形示唆演出の後に変形煽り演出が行われる。
In the example illustrated in FIG. 14B, an effect is provided in which the second hold icon (also referred to as a prefetch target icon) 522 is changed to a button image. Further, the effect that the
変形煽り演出は、先読み対象アイコン522が変動示唆表示領域56に移動して当該先読み対象アイコン522に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出が開始され、さらに所定時間が経過するまで継続して行われる。図14(B)では、変形煽り演出は、ボタン示唆演出が開始された第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出の途中のタイミングから、先読み対象アイコン522に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出の途中のタイミングに跨って行われる。また、変形煽り演出では、先読み対象アイコン522が保留表示領域57から変動示唆表示領域56に移動すると、当該変形煽り演出を継続しつつ、当該先読み対象アイコン522を拡大表示する。
The deformation effect effect is continued until the
先読み対象アイコン522に対応する第1特別図柄の変動表示及び変動演出が開始されて、所定時間が経過すると、変形煽り演出を行っていた先読み対象アイコン522を演出ボタン26に対する操作を遊技者に促す画像に変化させるボタン操作演出(図13参照)が行われる。このとき、演出ボタン26の操作が有効な有効期間の残時間を報知(あるいは示唆)するゲージ画像を同時に表示する。そして、有効期間内に遊技者によって演出ボタン26が操作されると、液晶表示装置5の画面上においてボタン操作に応じた演出たる保留変化演出(図13参照)が実行される。具体的には、演出ボタン26が操作されると、緑色以上の特殊色の大きな先読み対象アイコン522が画面中央に出現して、その後、変動示唆表示領域56に向けて移動しながら通常の大きさで表示される演出が実行される。
When the variation display and variation effect of the first special symbol corresponding to the
特殊色の先読み対象アイコン522が変動示唆表示領域56に表示されると、その後、上記したSPリーチ演出又はSPSPリーチ演出が行われて、最終的に、先読み対象アイコン522に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知される。なお、ボタン示唆演出において、先読み対象アイコンが特殊色で表示される場合は、変形示唆演出のみで演出が終了する場合に比べて、大当たりが報知される割合が多い。
When the special color
また、本実施形態では、ボタン示唆演出において、先読み対象アイコン52が緑色以上で表示された場合は、必ずSPリーチ演出以上のリーチ演出が行われる。換言すれば、SPリーチ演出やSPSPリーチ演出が行われない場合には、ボタン示唆演出において、先読み対象アイコン52の表示色が緑色以上で表示されることはない。
In the present embodiment, in the button suggestion effect, when the
なお、本実施形態では、変動示唆演出において3つ全ての変動示唆第1〜3演出が行われた場合には必ず次の段階の演出である変形煽り演出に進められる構成として説明したが、他の実施形態では、3つの変動示唆第1〜3演出の全てが行われた場合には、次の段階に演出が進み易く、全ての変動示唆第1〜3演出が行われない場合には、次の段階に演出が進み難い構成であってもよい。 In the present embodiment, when all three variation suggestion first to third effects are performed in the change suggestion effect, the explanation is made as a configuration that is surely advanced to the deformation effect effect that is the next stage effect. In the embodiment, when all of the three variation suggestion first to third effects are performed, the effect is likely to proceed to the next stage, and when all the change suggestion first to third effects are not performed, It may be a configuration in which production is difficult to proceed to the next stage.
また、本実施形態では、単に上から下へ押下する演出ボタン26を入力手段とし、その演出ボタン26の操作に応じて保留変化演出を実行する例に基づいて説明したが、他の実施形態では、タッチパネル、遊技者が握って押し込む操作手段、遊技者がかざした手を検知可能な光センサ、前後左右に傾倒可能な操作手段等の他の入力手段を設け、その入力手段に対する操作に応じて保留変化演出が行われてもよい。
Further, in the present embodiment, the description has been made based on the example in which the
続いて、図15〜図17を参照しつつ、液晶表示装置5の画面におけるボタン示唆演出の具体例を説明する。まず、図15を参照しつつ、アイコン52がボタン画像に変形しない場合のボタン示唆演出について説明する。図15は、アイコン52がボタン画像に変形しないボタン示唆演出の具体例を示す画面図である。
Next, a specific example of the button suggestion effect on the screen of the liquid
通常遊技状態で遊技が制御されると共に特別図柄判定の保留が無い状態で第1始動口11に遊技球が入賞すると、当該入賞に対応する第1特別図柄判定が行われて、図15(A)に示すように、変動示唆アイコン520が変動示唆表示領域56に表示されると共に、第1特別図柄の変動表示に伴い装飾図柄51を用いた変動演出が行われる。
When the game is controlled in the normal gaming state and the game ball is won at the
そして、図15(B)に示すように、装飾図柄51を用いた変動表示中に第1始動口11に遊技球が保留入賞すると、保留表示領域57に第1保留アイコン(先読み対象アイコンともいう)521が表示される。また、この保留入賞に応じて取得された各種乱数を用いて事前判定が行われる。図15の例では、その事前判定結果に基づいてボタン示唆演出を行うと決定されているため、上記した情報に基づいてボタン示唆演出パターン決定テーブルが選択され、その選択されたテーブルから、事前判定結果から得られた変動パターンとボタン示唆演出パターン乱数(後述する)とに対応する演出パターンが選択される。
Then, as shown in FIG. 15B, when a game ball is put on hold at the
こうして演出パターンが選択されると、所定のタイミングで先読み対象アイコン521に対応する第1特別図柄の変動表示及び装飾図柄51を用いた変動演出の途中のタイミングで変形示唆演出が開始される。具体的には、変動示唆アイコン520に対応する装飾図柄51の変動が終了してハズレが報知される(図15(C))。その後、図15(D)に示すように、先読み対象アイコン521が変動示唆表示領域56に移動して、その先読み対象アイコン521に対応する第1特別図柄の変動表示及び装飾図柄51を用いた変動表示が行われ、その先読み対象アイコン521に対応する図柄が変動した後、所定のタイミングになると変形示唆演出が開始される(図15(E))。
When the effect pattern is selected in this way, the deformation suggestion effect is started at a timing in the middle of the variation display of the first special symbol corresponding to the
図15(E)では、先読み対象アイコン521に対応する事前判定結果に基づいて、変形示唆演出が行われる。しかしながら、図15の例では、先読み対象アイコン521がボタン画像に変形しない演出パターン、より具体的には変形示唆演出において1段階目の変形示唆第1演出だけしか行われない演出パターンが選択されているため、変形煽り演出に発展することなくボタン示唆演出が終了する。すなわち、図15(F)に示すように、先読み対象アイコン521に対応する図柄の変動中に、変形示唆演出が終了する。この変形示唆演出の終了によりボタン示唆演出が終了する。そして、先読み対象アイコン521に対応する図柄の変動が終了して、第1特別図柄判定の判定結果が報知される。なお、上記したように、ボタン示唆演出において、変形示唆演出のみで演出が終了する場合は多くの割合でハズレが報知されることになるが、少ない割合で大当たりが報知される場合もある。
In FIG. 15E, a deformation suggestion effect is performed based on the prior determination result corresponding to the
続いて、図16,17を参照しつつ、アイコン52がボタン画像に変形する場合のボタン示唆演出について説明する。図16は、アイコン52がボタン画像に変形するボタン示唆演出の具体例を示す画面図(1)である。また、図17は、アイコン52がボタン画像に変形するボタン示唆演出の具体例を示す画面図(2)である。
Next, the button suggestion effect when the
通常遊技状態で遊技が制御されると共に第1特別図柄の変動に伴う装飾図柄51を用いた変動表示中に遊技球が第1始動口11に保留入賞すると、当該保留入賞に対応する第1特別図柄判定が保留される。すなわち、図16(A)に示すように、変動示唆アイコン520に対応する装飾図柄51の変動表示中に第1始動口11に遊技球が保留入賞すると、保留表示領域57に第1保留アイコン521が表示される。また、この保留入賞に応じて取得された各種乱数を用いて事前判定が行われる。この保留入賞に対応する事前判定結果に基づいてボタン示唆演出を実行するか否かが決定される。図16(A)では、事前判定結果に基づいてボタン示唆演出を行わないと決定されているため、この保留アイコン521に対応するボタン示唆演出は行われない。またこの場合、上記したボタン示唆演出パターン決定テーブルが選択されることもない。
When the game is controlled in the normal gaming state and the game ball is put on hold at the
図16(A)の保留入賞に続いて、変動示唆アイコン520に対応する装飾図柄51の変動表示中に第1始動口11にさらに遊技球が保留入賞すると、当該保留入賞に対応する第1特別図柄判定がさらに保留される。すなわち、図16(B)に示すように、保留表示領域57に2つ目の保留入賞に対応する第2保留アイコン522が表示される。また、この保留入賞に応じて取得された各種乱数を用いて事前判定が行われる。この保留入賞に対応する事前判定結果に基づいてボタン示唆演出を実行するか否かが決定される。図16(B)では、事前判定結果に基づいてボタン示唆演出を実行すると決定されているため、上記した情報に基づいてボタン示唆演出パターン決定テーブルが選択され、その選択されたテーブルから、事前判定結果から得られた変動パターンとボタン示唆演出パターン乱数(後述する)とに対応する演出パターンが選択される。
If a game ball is further placed on the
図16に示す例では、選択されたボタン示唆演出パターン決定テーブルから、第2保留アイコン522をボタン画像に変化させる演出パターン、より具体的には変形示唆第1〜3演出、変形煽り演出、ボタン操作演出、及び先読み対象アイコン52の表示色を緑色に変化させる保留変化演出を行う演出パターンが決定されている。こうして演出パターンが決定された後、図16(C)に示すように、変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知(図16ではハズレ報知)される。そして、図16(D)に示すように、第1保留アイコン521が保留表示領域57から変動示唆表示領域56に移動して、当該第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄の変動表示及び装飾図柄51を用いた変動表示が開始される。
In the example shown in FIG. 16, from the selected button suggestion effect pattern determination table, an effect pattern that changes the
第1保留アイコン521に対応する図柄の変動が開始されると、図16(E)に示すように、ボタン示唆演出パターン決定テーブルから選択された演出パターンに基づいて、所定のタイミングで変形示唆演出が開始される。図16(E)に示す変形示唆演出では、まず図15(C)で示した変形示唆第1演出が行われ、さらにその後、変形示唆第2演出と変形示唆第3演出とが段階的に行われる。
When the change of the symbol corresponding to the
変形示唆演出が3段階目まで行われると、図16(F)に示すように、先読み対象アイコン522を用いた変形煽り演出が行われる。この変形煽り演出では、通常の表示態様のアイコンを表示した第1表示状態(図16(F)の左上参照)とそのアイコンをボタン画像として表示した第2表示状態(図16(F)の右下参照)とが交互に切り替わる第1煽り演出と、第2表示状態とボタン画像を割れたような状態で表示した第3表示状態(図示しない)とが交互に切り替わる第2煽り演出とが用意されている。先読み対象アイコン522が保留表示領域57に表示されているときは、図16(F)に示すように、第1表示状態と第2表示状態とが交互に切り替わる第1煽り演出が行われる。そして、その変形煽り演出として第1煽り演出を継続した状態で、図17(G)に示すように、第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知(図17ではハズレ報知)される。
When the deformation suggestion effect is performed up to the third stage, as shown in FIG. 16 (F), the deformation effect effect using the
第1保留アイコン521に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知されると、図17(H)に示すように、先読み対象アイコン522が変動示唆表示領域56に移動して、当該先読み対象アイコン522に対応する第1特別図柄の変動表示及び装飾図柄51を用いた変動表示が開始される。なお、先読み対象アイコン522に対応する図柄の変動が開始した後も、所定のタイミングになるまでは変形煽り演出は継続する。
When the determination result of the first special symbol determination corresponding to the
先読み対象アイコン522に対応する図柄の変動が開始されると、その変動開始とほぼ同時タイミングで、当該先読み対象アイコン522が変動示唆表示領域56で拡大表示される。また、先読み対象アイコン522は、拡大表示とほぼ同時のタイミングで、変形煽り演出の演出態様が変化する。すなわち、これまで実行されていた第1煽り演出から、ボタン画像を表示した第2表示状態(図17(I)参照)とボタン画像を割れたような状態で表示した第3表示状態(図示しない)とが交互に切り替わる第2煽り演出に演出態様が変化する(図17(I))。
When the variation of the symbol corresponding to the
なお、本実施形態では、先読み対象アイコン522に対応する装飾図柄51の変動中は、変形煽り演出としての第2煽り演出と並行して擬似連続予告演出が行われる場合がある。この擬似連続予告演出と並行に行われる第2煽り演出では、上記した拡縮演出が行われ易く、第1特別図柄の1変動内で装飾図柄51の変動回数(擬似連回数ともいう)が増えるほど、第2煽り演出における先読み対象アイコン522の変化態様がおおきくなる。具体的には、変動示唆表示領域56に表示された先読み対象アイコン522は、装飾図柄51の擬似連回数が増えるほど、第3表示状態における表示サイズが大きくなる。そのため、擬似1連目における第3表示状態の先読み対象アイコン522の表示サイズよりも、擬似2連目における第3表示状態の先読み対象アイコン522の表示サイズの方が大きく表示され、擬似3連目においてはさらに大きく表示される。また、擬似連続予告演出が行われると、第1特別図柄の1変動内で装飾図柄51が何回変動表示されるかによって、大当たりに対する信頼度が示唆される。なお、変動示唆表示領域56に先読み対象アイコン522が移動した後は、当該先読み対象アイコン522に対応する変動中の装飾図柄51は画面の端に小さく表示される。
In the present embodiment, during the variation of the
その後、図示しないが、先読み対象アイコン522に光が集まるような演出が行われて、その光の演出を経て当該先読み対象アイコン522は、図17(J)に示すように、ボタン画像に変化し、ボタン操作演出が実行される。このとき、演出ボタン26の操作が有効な有効期間の残時間を報知(あるいは示唆)するゲージ画像が同時に表示される。なお、他の実施形態では、先読み対象アイコン522に光が集まる演出を行わずに、ボタン画像に変化するボタン操作演出を行ってもよい。
After that, although not shown, an effect that light gathers on the
画面に表示されたゲージ画像によって演出ボタン26の操作が有効な有効期間の残時間が報知されている間に、遊技者が演出ボタン26を操作すると、その操作に応じた保留変化演出が実行される。具体的には、遊技者が演出ボタン26を操作すると、図17(K)に示すように、ボタン画像が画面から消えて、緑色以上の特殊色の大きな変動示唆アイコン522が画面の中央に出現する。そして、その特殊色の大きな変動示唆アイコン522が画面の中央で所定時間表示されると、その後、変動示唆表示領域56に向けて移動しつつ小さく(通常の大きさ)表示される演出が行われる。また同時に、画面の端で小さく表示されていた装飾図柄51が通常の大きさで表示される。そして、図17(L)に示すように、特殊色の変動示唆アイコン522が変動示唆表示領域56に表示される。
When the player operates the
特殊色の先読み対象アイコン522が変動示唆表示領域56に表示されると、その後は、上記したSPリーチ演出又はSPSPリーチ演出が行われて、最終的に、先読み対象アイコン522に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知される。なお、ボタン示唆演出において、保留変化演出まで演出が行われて終了する場合は多くの割合で大当たりが報知され、少ない割合でハズレが報知される。
When the special color
また、図9に例示したように、事前判定結果に基づいて先読み演出を実行することが決定されると、上述したBGM演出とアイコン色演出とが並行して行われる場合がある。例えば、この2つの演出が行われる場合は、BGM演出としてノイズ音が出力されると共に、ボタン示唆演出として変形示唆演出が行われる。そして、ノイズ音が明りょうなBGMに変化するタイミングで先読み対象アイコン52が変形煽り演出を開始し、所定のタイミングでボタン画像が表示される。その後は、明りょうなBGMが出力されつつも、上記同様の演出が行われる。なお、他の実施形態では、ノイズ音が出力されるタイミングで先読み対象アイコン52を用いて変形煽り演出を開始するように制御してもよい。
In addition, as illustrated in FIG. 9, when it is determined to execute the pre-reading effect based on the prior determination result, the above-described BGM effect and icon color effect may be performed in parallel. For example, when these two effects are performed, a noise sound is output as the BGM effect, and a deformation suggestion effect is performed as the button suggestion effect. Then, the
なお、上記したボタン示唆演出では、当該演出の初期演出として変形示唆演出を行う例を説明したが、他の実施形態では、変形示唆演出を行うことなく、いきなり変形煽り演出が開始されるものであっても構わない。ただし、かかる構成を採用する場合は、変形煽り演出の後、先読み対象アイコン52がボタン画像に変化しない演出パターンと、ボタン画像に変化する演出パターンを用意することが望ましい。
In the above-described button suggestion effect, the example in which the deformation suggestion effect is performed as the initial effect of the effect has been described. However, in other embodiments, the deformation suggestion effect is suddenly started without performing the deformation suggestion effect. It does not matter. However, when such a configuration is adopted, it is desirable to prepare an effect pattern in which the
上記実施形態では、アイコン52がボタン画像に変化する可能性を示唆する演出としてアイコン52がボタン画像の状態で表示される変形煽り演出を例に説明したが、他の実施形態では、アイコン52を用いることなく、単に「ボタンになるかも?」等の文字を用いてアイコン52がボタン画像に変化する可能性を示唆してもよい。
In the above-described embodiment, a description has been given of an example of a deformed curling effect in which the
また、上記実施形態では、事前判定結果に基づいてボタン示唆演出を行うことを例に説明したが、他の実施形態では、変動示唆アイコン52に対応する第1特別図の変動時における第1特別柄判定の判定結果に基づいて上記同様のボタン示唆演出を行うようにしてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although demonstrated as an example performing a button suggestion production | presentation based on a prior determination result, in other embodiment, the 1st special at the time of the fluctuation | variation of the 1st special figure corresponding to the
また、上記したボタン示唆演出では、変形示唆演出において、3つの変形示唆第1〜3演出を用意し、これら全てが順に行われた場合に変形煽り演出が行われることを例に説明したが、他の実施形態では、これらの3つの変形示唆第1〜3演出のうちの1つだけが行われた場合に変形煽り演出が行われるようにしても構わない。また、上記した3つの変形示唆第1〜3演出とは異なる内容の演出、具体的には所定のアイテムが画面に表示されて当該アイテムが先読み対象アイコン52に触れる又は刺さる等の演出を変形示唆演出とし、この演出が行われた場合に変形煽り演出が行われるようにしてもよい。
In the button suggestion effect described above, in the modification suggestion effect, three modification suggestion first to third effects are prepared, and when all of these are performed in order, the deformation squeak effect is performed as an example, In another embodiment, the deformation-squeezing effect may be performed when only one of these three modification suggesting first to third effects is performed. In addition, an effect having contents different from the above-described three deformation suggestion first to third effects, specifically, an effect such that a predetermined item is displayed on the screen and the item touches or pierces the
なお、本実施形態のパチンコ遊技機1では、上記したように、高ベース状態においては、上記した変動示唆表示領域56及び保留表示領域57とは異なる第2特別図柄の変動表示を示唆するアイコンの表示領域や、第2特別図柄判定の保留を示唆するアイコンの表示領域が設けられ、その領域に各アイコンが表示される。そのため、第2始動口12に遊技球が入賞した場合には、この表示領域を用いて、上記同様のボタン示唆演出を行うようにしてもよい。
In the
[RTC予告演出について]
次に、図18,19を参照しつつ、第1特別図柄および装飾図柄51の変動表示中に行われるRTC予告演出について説明する。まず、図18を参照しつつ、図柄変動中に行われる予告演出の概要について説明する。図18は、図柄変動中に行われる予告演出の流れを例示する説明図である。
[About RTC notice effect]
Next, with reference to FIGS. 18 and 19, the RTC notice effect performed during the variable display of the first special symbol and the
本実施形態のパチンコ遊技機1では、第1特別図柄及び装飾図柄51の変動表示中に行われる予告演出として、上述したように、RTC予告演出の他、擬似連続予告演出、ステップアップ予告演出、演出役物71〜73を用いた役物予告演出等が用意されている。
In the
RTC予告演出は、後述するRTC134が計時する日付及び曜日を示す情報が演出内容に反映される演出である。以下の説明では、このRTC134の計時結果を示す情報を「RTC情報」と呼ぶ。具体的には、RTC予告演出を実行すると決定された場合にRTC134から取得されたRTC情報が示す日付及び曜日が2014年12月25日(木)である場合、例えば、「2014年12月25日(木)」という文言を含むメッセージを画面に表示するRTC予告演出が行われる。例えば、「2014年12月25日(木)激アツのスーパーリーチ」といったメッセージが例として挙げられる。このRTC予告演出は、演出役物71〜73の全ての演出役物を動作させる第3役物予告演出が行われる場合に実行される。
The RTC notice effect is an effect in which information indicating the date and day of the week counted by the
ここで、上述したように、第3役物予告演出は、特別図柄判定の結果が「ハズレ」の場合には選択され難く、「大当たり」の場合の方が選択され易い予告演出である。このため、RTC予告演出も、第3役物予告演出と同様、大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを示唆する予告演出であると言える。 Here, as described above, the third accessory notification effect is a notification effect that is difficult to select when the result of the special symbol determination is “losing” and is more easily selected when the result is “big hit”. For this reason, it can be said that the RTC notice effect is a notice effect that suggests that the reliability for the jackpot is relatively high, like the third feature notice effect.
図18に示すように、本実施形態におけるパチンコ遊技機1で行われる予告演出は、通常予告演出(図18(A))とRTC予告演出(図18(C))とに分類される。RTC予告演出は、上記の通り、RTC134の計時結果であるRTC情報に基づく演出内容の予告演出である。一方、通常予告演出は、RTC情報に基づかない演出内容の予告演出である。具体的には、通常予告演出は、上記した擬似連続予告演出、ステップアップ予告演出、演出役物71〜73を用いた役物予告演出等(第3役物予告演出を除く)であり、第1特別図柄判定の判定結果を示唆する演出である。なお、以下では、RTC情報に基づかない演出内容の演出が通常予告演出である場合について説明するが、例えばリーチ演出や図9に例示されている各種の先読み演出もRTC情報に基づかない演出内容の演出に該当する。
As shown in FIG. 18, the notice effect provided in the
本実施形態では、上記したいずれかの通常予告演出が実行されて(図18(A))、第3役物予告演出が実行されると(図18(B))、RTC予告演出が実行される(図18(C))。一方で、上記したいずれかの通常予告演出が実行されて(図18(A))、第3役物予告演出が実行されなかった場合には、RTC予告演出は実行されない。 In this embodiment, when one of the above-described normal notice effects is executed (FIG. 18A) and the third accessory notice effect is executed (FIG. 18B), the RTC notice effect is executed. (FIG. 18C). On the other hand, when any of the above-described normal notice effects is executed (FIG. 18A) and the third accessory notice effect is not executed, the RTC notice effect is not executed.
RTC予告演出が実行された場合には、上記したSPリーチ又はSPSPリーチが行われて、最終的に、当該変動に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知される。これに対して、RTC予告演出が実行されず、通常予告演出のみが実行された場合には、リーチ演出が行われずに当該変動に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知されたり、リーチ演出が行われて当該変動に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知されたりする。 When the RTC notice effect is executed, the above-described SP reach or SPSP reach is performed, and finally the determination result of the first special symbol determination corresponding to the change is notified. On the other hand, when the RTC notice effect is not executed and only the normal notice effect is executed, the reach result is not performed and the determination result of the first special symbol determination corresponding to the change is notified or the reach is performed. An effect is performed and the determination result of the first special symbol determination corresponding to the change is notified.
続いて、図19を参照しつつ、液晶表示装置5の画面におけるRTC予告演出の具体例について説明する。図19は、RTC予告演出の具体例を示す画面図である。
Next, a specific example of the RTC notice effect on the screen of the liquid
通常遊技状態で遊技が制御されると共に第1特別図柄の変動に伴う装飾図柄51を用いた変動表示中に遊技球が第1始動口11に保留入賞すると、当該保留入賞に対応する第1特別図柄判定が保留される。すなわち、図19(A)に示すように、変動示唆アイコン520に対応する装飾図柄51を用いた変動演出中に第1始動口11に遊技球が保留入賞すると、保留表示領域57に第1保留アイコン521が表示される。このとき、3つの演出役物71〜73は初期位置を維持する。
When the game is controlled in the normal gaming state and the game ball is put on hold at the
その後、図19(B)に示すように、変動示唆アイコン520に対応する変動中の装飾図柄51によってリーチが成立すると、そのリーチ成立から所定時間が経過したタイミング(例えば、2〜3秒)で液晶表示装置5の画面でフリーズ演出が行われる(図19(C))。具体的には、変動示唆アイコン520に対応する第1特別図柄の変動表示中においては、通常、装飾図柄51の変動表示に加えて他の演出画像が動作するように表示されているが、フリーズ演出では、装飾図柄51が変動表示される一方で、他の演出画像が静止した状態で表示される。
Thereafter, as shown in FIG. 19B, when reach is established by the
このフリーズ演出が所定時間(例えば、1〜2秒)継続すると、その後、図19(D)に示すように、第3役物予告演出が実行される。第3役物予告演出では、まず第1演出役物71が初期位置から画面右下に向けた演出位置まで移動制御され(図8(A)参照)、その演出位置において画面に表示されている演出画像に対応する動作が行われる。そして、第1演出役物71は、数秒間演出位置で維持され後に初期位置に戻される。第1演出役物71が初期位置に戻ると、次に第2演出役物72が初期位置から画面中央に向けた演出位置まで移動制御され(図8(B)参照)、その演出位置において画面に表示されている演出画像に対応する動作が行われる。そして、第2演出役物71は、数秒間演出位置で維持された後に初期位置に戻される。第2演出役物72が初期位置に戻ると、最後に第3演出役物73が初期位置から画面中央に向けた演出位置まで移動制御され(図8(C))、その演出位置において画面に表示されている演出画像に対応する動作が行われる。そして、第3演出役物73は、数秒間演出位置で維持された後に初期位置に戻される。
If this freeze effect continues for a predetermined time (for example, 1 to 2 seconds), then, as shown in FIG. In the third effect announcement effect, first, the
こうして、3つの演出役物71〜73が順番に演出位置まで移動制御されて初期位置に戻されると、RTC情報に基づいた演出内容の予告演出が開始される。具体的には、まず、図19(E)に示すように、液晶表示装置5の画面上において所定時間(例えば、2〜3秒)、動画予告演出が実行される。動画予告演出では、例えば、パチンコ遊技機1で用いたコンセプトに関連する映画やアニメ等の一部を示す動画を用いた演出が行われる。
Thus, when the three
そして、RTC情報が演出内容に反映された予告演出が実行される。具体的には、例えば、RTC134が計時する日付及び曜日が2014年12月31日(水)であれば、RTC情報としてその日付及び曜日を示す情報が取得され、図19(F)に示すように、液晶表示装置5の画面上において、遊技者が視認できるようにそのRTC情報が示す日付及び曜日に関する情報を含む演出画像が表示される。
Then, a notice effect in which the RTC information is reflected in the effect content is executed. Specifically, for example, if the date and day of the week counted by the
また、上記したように、RTC予告演出は、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」の場合には実行され難く、第1特別図柄判定の判定結果が「大当たり」の場合の方が実行され易い、大当たりに対する信頼度が相対的に高い予告演出ではあるが、単純にRTC情報が示す情報だけを表示した場合、その予告演出が大当たりに対してどの程度期待度が高いものであるかどうかが分かりにくいということが懸念される。そのため、本実施形態のRTC予告演出では、RTC情報が示す日付及び曜日に加えて、大当たりへの期待度が相対的に高いものであることを示唆する文言が併せて表示される。例えば、図19(F)に示す例では、いわゆる「激アツ」であることを示唆するべく、RTC予告演出として、「灼熱の超変形」という文言とRTC情報が示す日付及び曜日とを併記させている。 Further, as described above, the RTC notice effect is difficult to be executed when the determination result of the first special symbol determination is “losing”, and is executed when the determination result of the first special symbol determination is “big hit”. Although it is a notice effect that is relatively reliable with respect to the jackpot, if only the information indicated by the RTC information is displayed, how high is the expectation of the notice effect for the jackpot? There is concern that it is difficult to understand. For this reason, in the RTC notice effect according to the present embodiment, in addition to the date and day of the week indicated by the RTC information, a word suggesting that the degree of expectation for the jackpot is relatively high is also displayed. For example, in the example shown in FIG. 19F, the word “super hot deformation” and the date and day of the week indicated by the RTC information are written together as the RTC notice effect in order to suggest the so-called “super hot”. ing.
なお、他の実施形態では、RTC情報が示す日付及び曜日に併記される文言として、上記した文言とは異なる文言を用いて大当たりへの期待度が相対的に高いものであることを示唆してもよいし、また文字色を変えることでさらり大当たりへの期待度を示唆する演出を行ってもよい。また、大当たりへの期待度を文言によって示唆するのではなく、例えばキャラクタや背景画像、色、数値、ゲージ等によって示唆する演出を行ってもよい。また、他の実施形態では、RTC情報が示す情報だけを表示するRTC予告演出を行ってもよい。 In other embodiments, the wording indicated on the date and day of the week indicated by the RTC information is a word that is different from the above wording, and suggests that the expectation to the jackpot is relatively high. Alternatively, the character color may be changed to produce an effect that suggests the degree of expectation for the jackpot. Further, instead of suggesting the degree of expectation for the jackpot by wording, for example, an effect suggested by a character, a background image, a color, a numerical value, a gauge, or the like may be performed. In another embodiment, an RTC notice effect that displays only the information indicated by the RTC information may be performed.
こうして、RTC予告演出が実行された後、SPリーチ演出又はSPSPリーチ演出が行われて、最終的に、当該変動に対応する第1特別図柄判定の判定結果が報知される。 Thus, after the RTC notice effect is executed, the SP reach effect or the SPSP reach effect is performed, and finally the determination result of the first special symbol determination corresponding to the change is notified.
このように、本実施形態では、大当たりへの信頼度が相対的に高い予告演出として、RTC情報が示す日付及び曜日に関する情報を画面に表示するRTC予告演出が行われるため、遊技者は激アツ演出が行われた日付及び曜日を容易に認識することができる。 Thus, in this embodiment, since the RTC notice effect that displays information on the date and day indicated by the RTC information on the screen is performed as the notice effect with relatively high reliability to the jackpot, the player can It is possible to easily recognize the date and day of the week on which the performance was performed.
上記実施形態では、RTC情報が示す日付及び曜日に関する情報を含む演出画像を表示する表示演出をRTC予告演出として行うことを例に説明したが、他の実施形態では、例えば、電源投入からの経過時間をカウントして、その経過時間の含む演出画像を表示する表示演出をRTC予告演出として行ってもよい。また、RTC情報が示す日付及び曜日に関する情報と電源投入からの経過時間を含む演出画像を表示する表示演出をRTC予告演出として行ってもよい。 In the above-described embodiment, the display effect for displaying the effect image including the information related to the date and day of the week indicated by the RTC information has been described as an example of the RTC notice effect. However, in other embodiments, for example, the process from power-on A display effect of counting the time and displaying the effect image including the elapsed time may be performed as the RTC notice effect. Further, a display effect for displaying an effect image including information related to the date and day of the week indicated by the RTC information and an elapsed time from power-on may be performed as the RTC notice effect.
上記実施形態では、RTC情報に基づく演出内容の演出を液晶表示装置5の画面に表示する例として説明したが、他の実施形態では、RTC情報に基づく演出内容の演出をスピーカ24、演出役物71〜73、盤ランプ25、枠ランプ37等他の演出手段を用いて行うようにしてもよい。例えば、スピーカ24を用いる場合は、RTC情報が示す情報を音声で報知する演出が挙げられる。また、演出役物71〜73、盤ランプ25、枠ランプ37等を用いる場合は、例えば曜日等を特定できるような動作やランプ表示を行う演出が挙げられる。
In the above-described embodiment, the effect content effect based on the RTC information has been described as an example displayed on the screen of the liquid
上記実施形態では、RTC情報に基づいた演出内容の演出として予告演出を例に説明したが、他の実施形態では、RTC情報をリーチ演出に反映させてもよい。具体的には、例えば、RTC情報が示す日時がハロウィンの期間に該当する場合には、その期間中だけ装飾図柄51の表示態様を変えて(例えば、装飾図柄51をかぼちゃ等のハロウィンに関する装飾を施したものにする)、その替えられた表示態様の装飾図柄51によってリーチ演出を行うことが挙げられる。また、電動チューリップの開放を示唆する電チュウ開放示唆画像が画面に表示される場合においては、特定期間中だけその画像の表示態様を変えてもよい。
In the above embodiment, the notice effect is described as an example of the effect content based on the RTC information. However, in other embodiments, the RTC information may be reflected in the reach effect. Specifically, for example, when the date and time indicated by the RTC information falls within the Halloween period, the display mode of the
以下、図20〜図49に基づいて上述した演出を実現するためのパチンコ遊技機1の内部構成やパチンコ遊技機1で行われる処理の一例について、詳細に説明する。
Hereinafter, an example of the internal configuration of the
[パチンコ遊技機1の制御装置の構成]
遊技盤2の裏面側には、上皿28又は下皿29へと送り出される遊技球を溜めておく球タンクの他に、パチンコ遊技機1の動作を制御する制御装置が設けられている。図20に例示されるように、パチンコ遊技機1の制御装置は、各種判定やコマンドの送信といった遊技の進行を制御する遊技制御基板100、遊技制御基板100から受信したコマンドに基づいて演出を統括的に制御する演出制御基板130、画像や音による演出を制御する画像音響制御基板140、各種のランプや役物等の可動体による演出を制御するランプ制御基板150等から構成されている。なお、制御装置の構成はこれに限定されるものではなく、例えば演出制御基板130、画像音響制御基板140、及びランプ制御基板150が1つの基板で構成されていてもよい。
[Configuration of control device of pachinko gaming machine 1]
On the back side of the
[遊技制御基板100の構成例]
遊技制御基板100は、メインCPU101、メインROM102、及びメインRAM103を備えている。メインCPU101は、メインROM102に記憶されたプログラム等に基づいて、判定や払い出し賞球数に関連する各種の演算処理を行う。メインRAM103は、メインCPU101が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。
[Configuration Example of Game Control Board 100]
The
遊技制御基板100には、第1始動口スイッチ111、第2始動口スイッチ112、電動チューリップ制御部113、ゲートスイッチ114、第1大入賞口スイッチ115、第2大入賞口スイッチ116、V入賞口スイッチ117、排出スイッチ118、第1大入賞口制御部119、第2大入賞口制御部120、V入賞口制御部121、普通入賞口スイッチ122、及び表示器4を構成する各表示器41〜48が接続されている。
The
第1始動口スイッチ111は、第1始動口11に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第2始動口スイッチ112は、第2始動口12に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。電動チューリップ制御部113は、遊技制御基板100からの制御信号に応じて、電動チューリップ17の一対の羽根部材に駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、第2始動口12を開閉する。ゲートスイッチ114は、遊技球がゲート16を通過したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。
The first
第1大入賞口スイッチ115は、第1大入賞口13に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第2大入賞口スイッチ116は、第2大入賞口19に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。V入賞口スイッチ117は、V領域195に進入する遊技球を検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。排出スイッチ118は、ハズレ領域196に進入する遊技球を検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。
The first grand
第1大入賞口制御部119は、遊技制御基板100からの制御信号に基づいて、第1大入賞口13を閉塞するプレートに駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、第1大入賞口13を開閉する。第2大入賞口制御部120は、遊技制御基板100からの制御信号に基づいて、第2大入賞口19を閉塞する第1羽根部材191(図4参照)に駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、第2大入賞口19を開閉する。V入賞口制御部121は、遊技制御基板100からの制御信号に基づいて、V領域195を開閉する第2羽根部材192(図4参照)に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、V領域195を開閉する。普通入賞口スイッチ122は、遊技球が普通入賞口14に入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。
Based on the control signal from the
遊技制御基板100のメインCPU101は、第1始動口スイッチ111、第2始動口スイッチ112、第1大入賞口スイッチ115、第2大入賞口スイッチ116、又は普通入賞口スイッチ122からの検知信号が入力されると、遊技球が入賞した場所に応じた所定数の賞球の払い出しを払出制御基板(不図示)に指示し、払出制御基板からの情報に基づいて、払い出す賞球の個数を管理する。詳細な説明は省略するが、払出制御基板は、球タンクから遊技球を送り出す駆動モータを制御することによって、上皿28又は下皿29に遊技球を供給する。なお、本実施形態におけるパチンコ遊技機1は4つの普通入賞口14を有しているため、4つの普通入賞口スイッチ122を備えているが、図20においては、普通入賞口スイッチ122を1つだけ表記している。
The
メインCPU101は、第1始動口スイッチ111からの検知信号が入力されたタイミングで取得情報としての各種乱数を取得し、取得した乱数を用いて第1特別図柄判定を実行する。また、第2始動口スイッチ112からの検知信号が入力されたタイミングで取得情報としての各種乱数を取得し、取得した乱数を用いて第2特別図柄判定を実行する。そして、大当たりであると判定した場合には、第1大入賞口制御部119及び第2大入賞口制御部120を介して第1大入賞口13及び第2大入賞口19を開閉して大当たり遊技を実行する。また、第2大入賞口19を用いたラウンド遊技に伴って、V入賞口制御部121を介してV領域195を開閉する。そして、V入賞口スイッチ117からの検知信号が入力された場合には、大当たり遊技終了後の遊技状態を確変遊技状態に設定し、V入賞口スイッチ117からの検知信号が入力されなかった場合には、大当たり遊技終了後の遊技状態を時短遊技状態に設定する。
The
また、メインCPU101は、ゲートスイッチ114からの検知信号が入力されたタイミングで乱数を取得し、取得した乱数を用いて普通図柄判定を実行する。そして、第2始動口12を開放すると判定した場合、電動チューリップ制御部113を介して電動チューリップ17に連結された電動ソレノイドを作動させることにより、第2始動口12を一時的に開放する。
Further, the
また、メインCPU101は、表示器4を構成する各表示器41〜48に上記図3に基づいて説明した処理を実行させる。
Further, the
[演出制御基板130の構成例]
演出制御基板130は、サブCPU131、サブROM132、サブRAM133、及びRTC(リアルタイムクロック)134を備えている。サブCPU131は、サブROM132に記憶されたプログラムに基づいて、演出を制御する際の演算処理を行う。サブRAM133は、サブCPU131が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。RTC134は、現時点の日時(日付及び時刻)及び曜日を計測する。
[Configuration Example of Production Control Board 130]
The
サブCPU131は、遊技制御基板100から送信される特別図柄判定や普通図柄判定、大当たり遊技等に関する遊技情報に基づいて演出内容を設定する。その際、演出ボタン26又は演出キー27からの操作情報の入力を受け付けて、その操作情報に応じた演出内容を設定する場合もある。サブCPU131は、設定した演出内容の演出の実行を指示するコマンドを画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信する。
The sub CPU 131 sets the production contents based on game information related to special symbol determination, normal symbol determination, jackpot game, and the like transmitted from the
[ランプ制御基板150の構成例]
ランプ制御基板150は、ランプCPU151、ランプROM152、及びランプRAM153を備えている。ランプCPU151は、ランプROM152に記憶されたプログラムに基づいて、演出役物71〜73、遊技盤2に設けられた盤ランプ25、枠部材3に内蔵された枠ランプ37、演出ボタン26に内蔵されたボタンランプ等を制御する際の演算処理を行う。ランプRAM153は、ランプCPU151が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。
[Configuration Example of Lamp Control Board 150]
The
ランプROM152には、発光パターンデータ及び動作パターンデータが記憶されている。ここで、発光パターンデータは、演出役物71〜73に内蔵されているLED等の発光素子、盤ランプ25、枠ランプ37、演出ボタン26に内蔵されたボタンランプ等のそれぞれの発光パターンを示すデータである。動作パターンデータは、演出役物71〜73の動作パターンを示すデータである。
The
ランプCPU151は、ランプROM152に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御基板130から受信したコマンドに対応する発光パターンデータをランプRAM153に読み出して、演出役物71〜73の発光素子、盤ランプ25、枠ランプ37、演出ボタン26のボタンランプ等の各発光素子の発光を制御する。
The
また、ランプCPU151は、ランプROM152に記憶された動作パターンデータの中から、演出制御基板130から受信したコマンドに対応する動作パターンデータをランプRAM153に読み出して、演出役物71〜73を動作させるステッピングモータの駆動を制御する。
In addition, the
[画像音響制御基板140の構成例]
図21は、画像音響制御基板140の構成例を示すブロック図である。画像音響制御基板140は、液晶表示装置5の画像表示制御と、スピーカ24の演出音出力制御とを行うものである。この画像音響制御基板140は、図21に例示されるように、統括CPU141、VDP(Video Display Processor)142、音響DSP(Digital Signal Processor)143、制御用ROM144、制御用RAM145、音響用ROM146、SDRAM147、CGROM148、及びVRAM149を備えている。
[Configuration Example of Image Sound Control Board 140]
FIG. 21 is a block diagram illustrating a configuration example of the image
統括CPU141は、制御用ROM144に記憶されているプログラムやディスプレイリスト作成テーブルなどの各種テーブル、演出制御基板130から受信したコマンド等に基づいて、VDP142に対して、CGROM148に記憶されている画像データを液晶表示装置5に表示させる指示を行う。この指示は、主にディスプレイリストの出力によって行われる。
The
ここで、ディスプレイリストは、フレーム単位で描画の実行を指示するためのコマンド群で構成されており、描画する画像の種類、画像を描画する位置(座標)、表示の優先順位、表示倍率、回転角、透過率等の各種パラメータを含むものである。また、ディスプレイリスト作成テーブルは、このディスプレイリストを作成するために使用されるテーブルである。 Here, the display list is composed of commands for instructing execution of drawing in frame units. The type of image to be drawn, the position (coordinates) to draw the image, display priority, display magnification, and rotation. It includes various parameters such as angle and transmittance. The display list creation table is a table used for creating this display list.
統括CPU141は、音響DSP143に対しても、音響用ROM146に記憶されている音響データをスピーカ24から出力させる指示を行う。
The
制御用ROM144は、マスクROMで構成されており、統括CPU141の制御プログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、各種テーブル等が記憶されている。
The
制御用RAM145は、統括CPU141が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。
The
CGROM148は、特別図柄の変動表示に伴う変動演出や大当たり遊技に伴う演出などを実行するために必要な演出データを記憶するものである。このCGROM148は、フラッシュメモリ、EEPROM、EPROM、マスクROM等から構成され、所定範囲の画素(例えば32×32ピクセル)における画素情報の集まりからなるスプライトデータ(1枚の画像データ)、複数の画像データの集まりからなるムービーデータ等を圧縮して記憶している。なお、画素情報は、それぞれの画素毎に色番号を指定する色番号情報と画像の透明度を示すα値とから構成されている。また、CGROM148は、色番号を指定する色番号情報と実際に色を表示するための表示色情報とが対応づけられたパレットデータ等を圧縮せずに記憶している。
The
なお、CGROM148に記憶される画像データの一部のみを圧縮しておくようにしてもよい。また、ムービーデータの圧縮方法としては、MPEG4等の公知の種々の圧縮方式を用いることができる。
Note that only a part of the image data stored in the
VRAM149は、画像データを高速に書き込んだり読み出したりすることができるSRAMで構成されており、ディスプレイリスト記憶領域1491、展開記憶領域1492、フレームバッファ1493等を有して構成されている。
The
ディスプレイリスト記憶領域1491は、統括CPU141から出力されたディスプレイリストを一時的に記憶するものである。展開記憶領域1492は、CGROM148から読み出された後に伸長された画像データを記憶するものである。フレームバッファ1493は、液晶表示装置5に表示される画像データの描画および表示に兼用されるフレームバッファである。
The display
VDP142は、CGROM148に圧縮された状態で記憶されている画像データを伸長して、伸長した画像データを展開記憶領域1492に格納する。また、VDP142は、ディスプレイリスト記憶領域1491に記憶されたディスプレイリストに基づいて、展開記憶領域1492に格納した画像データを用いて、フレームバッファ1493に対する描画処理を行う。また、VDP142は、フレームバッファ1493に記憶された画像データから画像の色を示す映像信号としてのRGB信号を生成し、生成したRGB信号を液晶表示装置5に出力する。
The
音響DSP143には、楽曲や音声、効果音等に関する各種音響データを記憶する音響用ROM146と、音響DSP143によるデータ処理等の作業領域として使用されるSDRAM147と、アンプ1431とが接続されている。音響DSP143は、統括CPU141からの指示に対応する音響データを音響用ROM146からSDRAM147に読み出してデータ処理を実行し、データ処理後の音響データを(アンプ1431を介して)スピーカ24に出力する。アンプ1431は、統括CPU141から音響DSP143を介して得られる音量に関する指示に従って音量を調整して音響データをスピーカ24に出力させる。
Connected to the
なお、本実施形態では、VDPが描画管理を担うと共に音響DSPがサウンド管理を担う場合について説明するが、他の実施形態では、VDPが描画管理とサウンド管理との両方を担うような構成を採用してもよい。この場合、音響DSPを別途設ける必要はない。 In this embodiment, the case where the VDP is responsible for drawing management and the acoustic DSP is responsible for sound management will be described. However, in other embodiments, a configuration is adopted in which the VDP is responsible for both drawing management and sound management. May be. In this case, there is no need to separately provide an acoustic DSP.
[メインRAM103の構成例]
図22は、メインRAM103の構成例及びメインRAM103に格納される各種情報を例示するブロック図である。図22(A)に例示されるように、メインRAM103には、判定用記憶領域1030、第1保留記憶領域1031、第2保留記憶領域1032、第3保留記憶領域1033、第4保留記憶領域1034、第1保留記憶領域1035、第2保留記憶領域1036、第3保留記憶領域1037、及び第4保留記憶領域1038が設けられている。
[Configuration Example of Main RAM 103]
FIG. 22 is a block diagram illustrating a configuration example of the
判定用記憶領域1030は、特別図柄判定が実際に実行されるときにその特別図柄判定に使用される各種情報が記憶される記憶領域である。第1保留記憶領域1031〜第4保留記憶領域1034は、第1特別図柄判定に係る各種情報が記憶される記憶領域であり、第1保留記憶領域1035〜第4保留記憶領域1038は、第2特別図柄判定に係る各種情報が記憶される記憶領域である。また、第2特別図柄判定は、第1特別図柄判定に対して優先消化される。このため、判定用記憶領域1030には、特別図柄判定の実行に際して、第2特別図柄判定が保留されている場合には第1保留記憶領域1035に記憶されている各種情報がシフトされ、第1特別図柄判定のみが保留されている場合には第1保留記憶領域1031に記憶されている各種情報がシフトされる。
The
図22(B)に例示されるように、保留記憶領域1031〜1038は、それぞれ、メインCPU101によって取得された、大当たり乱数を記憶する領域、図柄乱数を記憶する領域、リーチ乱数を記憶する領域、変動パターン乱数を記憶する領域、事前判定情報を記憶する領域等を含んでいる。
As illustrated in FIG. 22 (B), the reserved
大当たり乱数は、大当たり又はハズレを決定するための乱数である。図柄乱数は、大当たりであると判定された場合に、大当たりの種類を決定するための乱数である。リーチ乱数は、ハズレであると判定された場合に、リーチ有りの演出を行うか或いはリーチ無しの演出を行うかを決定するための乱数である。変動パターン乱数は、特別図柄が変動表示される際の特別図柄の変動パターンを決定するための乱数である。 The jackpot random number is a random number for determining jackpot or loss. The design random number is a random number for determining the type of jackpot when it is determined that the jackpot is a jackpot. The reach random number is a random number for determining whether to perform an effect with reach or an effect without reach when it is determined that the reach is lost. The variation pattern random number is a random number for determining the variation pattern of the special symbol when the special symbol is variably displayed.
事前判定情報は、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数に基づいて、後述する事前判定処理(図27参照)によって得られる情報である。事前判定情報は、具体的には、入賞始動口情報、特別図柄判定の判定結果が大当たりであるか否かを示す情報、大当たりである場合にはその大当たりの種類が何であるかを示す情報、特別図柄の変動パターンを示す情報、パチンコ遊技機1の遊技状態を示す情報等を含んでいる。ここで、入賞始動口情報は、同じ保留記憶領域内に格納される大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数が、遊技球が第1始動口11に入賞したことを契機として取得されたのか、或いは遊技球が第2始動口12に入賞したことを契機として取得されたのかを示す情報である。これらの情報を含む事前判定情報は、事前判定処理に使用された大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数と同じ保留記憶領域内に格納される。
The pre-determination information is information obtained by a pre-determination process (see FIG. 27) described later based on the jackpot random number, the design random number, the reach random number, and the variation pattern random number. Specifically, the pre-determination information is information indicating whether or not the winning start information, the determination result of the special symbol determination is a jackpot, the type of the jackpot if it is a jackpot, It includes information indicating the variation pattern of the special symbol, information indicating the gaming state of the
図22(B)に基づいて説明した5つの情報は、第1始動口11に遊技球が入賞する毎に第1保留記憶領域1031から順に第1保留記憶領域1031〜第4保留記憶領域1034のいずれかに格納され、第2始動口12に遊技球が入賞する毎に第1保留記憶領域1035から順に第1保留記憶領域1035〜第4保留記憶領域1038のいずれかに格納される。
The five pieces of information described based on FIG. 22B are stored in the first
また、特別図柄が変動表示されているときや大当たり遊技中に第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入賞して各種乱数が取得されたとしても、特別図柄判定や特別図柄の変動表示を直ちに行うことはできない。
Further, even when a special symbol is displayed in a variable manner or when a random number is obtained by winning a game ball at the
このため、メインCPU101は、このような状況下で各種乱数が取得された場合には、上述したように、取得された各種乱数等を、特別図柄判定を保留する情報として保留記憶領域1031〜1038に格納することとしている。その一方で、特別図柄が変動表示されておらず、特別図柄判定が保留されておらず、また、大当たり遊技中でもない場合には、メインCPU101は、始動口入賞を契機として取得した各種乱数等を判定用記憶領域1030に直接格納することとしている。
For this reason, when various random numbers are acquired under such circumstances, the
例えば第1保留記憶領域1031〜第4保留記憶領域1034のいずれにも情報が記憶されていない状態で第1特別図柄判定に係る5つの情報が新たに取得された場合、この5つの情報は、第1保留記憶領域1031に格納される。また、例えば第1保留記憶領域1031及び第2保留記憶領域1032のそれぞれに5つの情報が記憶された状態で第1特別図柄判定に係る5つの情報が新たに取得された場合、この5つの情報は、第3保留記憶領域1033に格納される。
For example, when five pieces of information related to the first special symbol determination are newly acquired in a state where no information is stored in any of the first
また、第1特別図柄判定の実行に際して第1保留記憶領域1031に記憶されている情報が判定用記憶領域1030にシフトされると、第2保留記憶領域1032以降の保留記憶領域に記憶されている情報が第1保留記憶領域1031側にシフトされる。例えば第1保留記憶領域1031〜第3保留記憶領域1033のそれぞれに情報が記憶された状態で第1保留記憶領域1031に記憶されている情報が判定用記憶領域1030にシフトされると、第2保留記憶領域1032に記憶されている情報が第1保留記憶領域1031にシフトされると共に、第3保留記憶領域1033に記憶されている情報が第2保留記憶領域1032にシフトされる。
Further, when the information stored in the first
このような情報のシフト処理は、第2特別図柄判定に係る情報が記憶される第1保留記憶領域1035〜第4保留記憶領域1038においても同様に行われる。なお、本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、第1特別図柄判定及び第2特別図柄判定の両方が保留されている場合、すなわち第1保留記憶領域1031及び第1保留記憶領域1035の両方に情報が記憶されている場合、第1保留記憶領域1031〜第4保留記憶領域1034におけるシフト処理に先立って、第1保留記憶領域1035〜第4保留記憶領域1038におけるシフト処理が優先して行われる。
Such information shift processing is similarly performed in the first
[遊技制御基板100によるタイマ割込み処理]
次に、図23を参照しつつ、遊技制御基板100において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図23、遊技制御基板100において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。遊技制御基板100は、電源投入時や電源遮断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図23に例示されている一連の処理を一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図23以降のフローチャートに基づいて説明する遊技制御基板100の処理は、メインROM102に記憶されているプログラムに基づいてメインCPU101が生成する命令に従って行われる。
[Timer interrupt processing by game control board 100]
Next, a timer interrupt process executed in the
まず、メインCPU101は、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、及び普通図柄乱数の各種乱数を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS1)。なお、普通図柄乱数は、第2始動口12を開放するか否かを決定するための乱数である。
First, the
大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、及び普通図柄乱数は、このステップS1の処理が行われる毎に「1」加算される。なお、このステップS1の処理を行うカウンタとしてはループカウンタが使用されており、各乱数は、予め設定された最大値に達した後は「0」に戻されて更新される。 The jackpot random number, the design random number, the reach random number, the variation pattern random number, and the ordinary design random number are incremented by “1” every time the process of step S1 is performed. Note that a loop counter is used as a counter for performing the processing of step S1, and each random number is returned to “0” and updated after reaching a preset maximum value.
ステップS1の処理に続いて、メインCPU101は、各スイッチからの検知信号が入力された場合に、スイッチ処理を実行する(ステップS2)。このスイッチ処理については、図24に基づいて後に詳述する。
Subsequent to the process of step S1, the
ステップS2の処理に続いて、メインCPU101は、特別図柄判定を実行し、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄を変動表示させてから特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄を停止表示させる処理等を含む特別図柄処理を実行する(ステップS3)。この特別図柄処理については、図28に基づいて後に詳述する。
Subsequent to the processing of step S2, the
ステップS3の処理に続いて、メインCPU101は、普通図柄判定を実行し、普通図柄表示器45に普通図柄を変動表示させてから普通図柄判定の結果を示す普通図柄を停止表示させる処理等を含む普通図柄処理を実行する(ステップS4)。
Subsequent to the process of step S3, the
ステップS4の処理に続いて、メインCPU101は、普通図柄判定を行った結果、第2始動口12を開放すると判定した場合に、電動チューリップ制御部113を介して電動チューリップ17を動作させる電動チューリップ処理を実行する(ステップS5)。
Following the process of step S4, the
ステップS5の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS3の処理で大当たりであると判定した場合に、第1大入賞口制御部119、第2大入賞口制御部120、及びV入賞口制御部121を制御して第1大入賞口13、第2大入賞口19、及びV領域195を開放する大入賞口開放制御処理を実行する(ステップS6)。
Subsequent to the process of step S5, when the
ステップS6の処理に続いて、メインCPU101は、遊技球の入賞に応じた賞球の払い出しを制御する賞球処理を実行する(ステップS7)。
Subsequent to the process of step S6, the
ステップS7の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS7以前の処理においてメインRAM103にセット(格納)された各種コマンドや演出内容を決定するために必要な情報を演出制御基板130に送信する送信処理を実行する(ステップS8)。
Subsequent to the process of step S7, the
[遊技制御基板100によるスイッチ処理]
図24は、図23のステップS2におけるスイッチ処理の詳細フローチャートである。ステップS1の処理に続いて、メインCPU101は、図24に例示されるように、第1始動口スイッチ111からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される各種乱数(大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数)について、第1始動口スイッチ111からの検知信号が入力された時点の値を取得する処理等を含む第1始動口スイッチ処理を実行する(ステップS21)。この第1始動口スイッチ処理については、図25に基づいて後に詳述する。
[Switch processing by game control board 100]
FIG. 24 is a detailed flowchart of the switch process in step S2 of FIG. Subsequent to the process of step S1, the
次に、メインCPU101は、第2始動口スイッチ112からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される各種乱数について、第2始動口スイッチ112からの検知信号が入力された時点の値を取得する処理等を含む第2始動口スイッチ処理を実行する(ステップS22)。この第2始動口スイッチ処理については、図26に基づいて後に詳述する。
Next, the
そして、メインCPU101は、ゲートスイッチ114からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される普通図柄乱数について、ゲートスイッチ114からの検知信号が入力された時点の値を取得するゲートスイッチ処理を実行する(ステップS23)。
Then, the
[遊技制御基板100による第1始動口スイッチ処理]
図25は、図24のステップS21における第1始動口スイッチ処理の詳細フローチャートである。図25に例示されるように、メインCPU101は、ステップS1の乱数更新処理に続いて、第1始動口スイッチ111からの検知信号(具体的には第1始動口スイッチ111が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、第1始動口スイッチ111が「ON」になったか否かを判定する(ステップS210)。ここで、第1始動口スイッチ111が「ON」になったと判定した場合(ステップS210:YES)、メインRAM103に記憶されている第1特別図柄判定の保留数U1が、メインROM102に記憶されている第1特別図柄判定の最大保留数Umax1(本実施形態では「4」)未満であるか否かを判定する(ステップS211)。
[First Start Port Switch Processing by Game Control Board 100]
FIG. 25 is a detailed flowchart of the first start port switch process in step S21 of FIG. As illustrated in FIG. 25, the
メインCPU101は、保留数U1が最大保留数Umax1未満であると判定した場合(ステップS211:YES)、保留数U1の値を「1」加算した値に更新し(ステップS212)、第1特別図柄判定に使用する取得情報として、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数を取得して、これらの乱数を対応付けてメインRAM103に格納する(ステップS213〜ステップS216)。
When the
ステップS216の処理に続いて、メインCPU101は、現在の状態が高ベース状態であるか否かを判断する(ステップS217)。メインRAM103には、時短遊技フラグが記憶されている。この時短遊技フラグは、第2始動口12に遊技球が入賞し難い状態に電動チューリップ17を制御する場合に「OFF」に設定され、逆に、第2始動口12に遊技球が入賞し易い状態に電動チューリップ17を制御する場合に「ON」に設定されるフラグである。メインCPU101は、ステップS217において、メインRAM103に記憶されている時短遊技フラグが「ON」に設定されているか否かに基づいて、現在の状態が高ベース状態であるか否かを判断する。
Following the processing of step S216, the
メインCPU101は、現在の状態が高ベース状態ではないと判断した場合(ステップS217:NO)、すなわち時短遊技フラグが「OFF」に設定されている場合、事前判定処理を実行する(ステップS218)。具体的には、後述する大当たり判定処理(図29参照)や変動パターン選択処理(図30参照)に先立って、ステップS213〜S216の処理によってメインRAM103に格納された情報に基づいて、大当たりとなるか否かを事前判定すると共に、第1特別図柄判定が実行される際に実際に選択される特別図柄の変動パターンを取得する事前判定を実行する。この事前判定処理については、図27に基づいて後に詳述する。
When the
メインCPU101は、ステップS218の処理を実行した場合、又は高ベース状態である(時短遊技フラグが「ON」に設定されている)と判断した場合(ステップS217:YES)、第1特別図柄判定に係る保留コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS219)。この保留コマンドは、第1特別図柄判定が保留されたことを通知するコマンドであって、ステップS218の処理で得られた事前判定情報を含むものであり、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
When the
[遊技制御基板100による第2始動口スイッチ処理]
図26は、図24のステップS22における第2始動口スイッチ処理の詳細フローチャートである。図26に例示されるように、メインCPU101は、ステップS21の第1始動口スイッチ処理に続いて、第2始動口スイッチ112からの検知信号(具体的には第2始動口スイッチ112が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、第2始動口スイッチ112が「ON」になったか否かを判定する(ステップS220)。
[Second Start Port Switch Processing by Game Control Board 100]
FIG. 26 is a detailed flowchart of the second start port switch process in step S22 of FIG. As illustrated in FIG. 26, the
メインCPU101は、第2始動口スイッチ112が「ON」になったと判定した場合(ステップS220:YES)、メインRAM103に記憶されている第2特別図柄判定の保留数U2が、メインROM102に記憶されている第2特別図柄判定の最大保留数Umax2(本実施形態では「4」)未満であるか否かを判定する(ステップS221)。
When the
メインCPU101は、保留数U2が最大保留数Umax2未満であると判定した場合(ステップS221:YES)、保留数U2の値を「1」加算した値に更新し(ステップS222)、第2特別図柄判定に使用する取得情報として、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数を取得して、これらの乱数を対応付けてメインRAM103に格納する(ステップS223〜ステップS226)。
When the
ステップS226の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS217の処理と同様に、現在の状態が高ベース状態であるか否かを判断する(ステップS227)。ここで、現在の状態が高ベース状態であると判断した場合(ステップS227:YES)、すなわち時短遊技フラグが「ON」に設定されている場合、事前判定処理を実行する(ステップS228)。この事前判定処理については、図27に基づいて後に詳述する。
Following the process of step S226, the
メインCPU101は、ステップS228の処理を実行した場合、又は高ベース状態ではない(時短遊技フラグが「OFF」に設定されている)と判断した場合(ステップS227:NO)、第2特別図柄判定に係る保留コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS229)。この保留コマンドは、第2特別図柄判定が保留されたことを通知するコマンドであって、ステップS228の処理で得られた事前判定情報を含むものであり、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
When the
[遊技制御基板100による事前判定処理]
以下、図27を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行される事前判定処理について説明する。ここで、図27は、図25,26のステップS218,S228における事前判定処理の詳細フローチャートである。
[Preliminary determination processing by game control board 100]
Hereinafter, the prior determination process executed by the
メインCPU101は、図25のステップS217の処理で高ベース状態ではないと判断した場合、又は図26のステップS227の処理で高ベース状態であると判断した場合、まず大当たり判定処理を実行する(ステップS2181)。具体的には、低確率状態(本実施形態では通常遊技状態または時短遊技状態)である場合には、低確率時用大当たり乱数テーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする。一方、高確率状態(本実施形態では確変遊技状態)である場合には、高確率時用大当たり乱数テーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする。そして、図25のステップS213の処理(又は図26のステップS223の処理)で取得した大当たり乱数が、メインRAM103にセットした大当たり乱数テーブルに格納されている当選値のいずれかと一致するか否かに基づいて、当該変動開始時(変動示唆アイコンに対応する図柄変動の開始時)に大当たりと判定されることになるか否かを判定する。
When the
次に、メインCPU101は、ステップS2181の判定結果に基づいて、当該変動開始時に大当たりであると判定されるか否かを判断する(ステップS2182)。ここで、当該変動開始時に大当たりであると判定された場合(ステップS2182:YES)、大当たり用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS2183)。
Next, based on the determination result of step S2181, the
一方、メインCPU101は、当該変動開始時に大当たりではないと判定した場合(ステップS2182:NO)、当該変動中にリーチ演出が行われるか否かを判定する(ステップS2184)。具体的には、ステップS2181の大当たり判定処理に使用された大当たり乱数と一緒に取得されたリーチ乱数が、メインROM102に記憶されているリーチ乱数の当選値と一致するか否かに基づいて、当該変動中にリーチ演出が行われるか否かを判定する。
On the other hand, when the
メインCPU101は、リーチ演出が行われると判定した場合(ステップS2184:YES)、リーチ用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS2185)。
When the
ところで、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であり、且つ当該変動中にリーチ演出が行われない場合、当該変動開始時における第1特別図柄判定の保留数に基づいて第1特別図柄の変動パターンが決定される。そして、保留されている第1特別図柄判定が消化される前と後とでは第1特別図柄判定の保留数が相異なる場合がある。このため、第1特別図柄判定が消化される前に取得した特別図柄の変動パターンが、その第1特別図柄判定が実際に消化される際に選択される特別図柄の変動パターンとは異なる場合がある。すなわち、当該変動中にリーチ演出が行われない第1特別図柄判定の権利に対しては、その第1特別図柄判定に先立って正確な特別図柄の変動パターンを取得できない場合がある。 By the way, when the determination result of the first special symbol determination is “losing” and the reach effect is not performed during the change, the first special symbol is determined based on the number of suspensions of the first special symbol determination at the start of the change. Variation pattern is determined. The number of first special symbol determinations may be different before and after the first special symbol determination being held is digested. For this reason, the variation pattern of the special symbol acquired before the first special symbol determination is digested may be different from the variation pattern of the special symbol selected when the first special symbol determination is actually digested. is there. That is, for the right of the first special symbol determination in which the reach effect is not performed during the change, an accurate special symbol variation pattern may not be acquired prior to the first special symbol determination.
このため、リーチ演出が行われないと判定された場合には(ステップS2184:NO)、後述するステップS2186の変動パターン乱数判定処理が行われることなくステップS2187に処理が進められる。 For this reason, when it is determined that the reach effect is not performed (step S2184: NO), the process proceeds to step S2187 without performing the variation pattern random number determination process of step S2186 described later.
メインCPU101は、大当たり用変動パターンテーブル又はリーチ用変動パターンテーブルをセットすると、変動パターン乱数判定処理を実行する(ステップS2186)。具体的には、ステップS2181の処理で使用された大当たり乱数と一緒に始動口入賞時に取得された変動パターン乱数が、メインRAM103にセットされている変動パターンテーブルに規定されている乱数値のうちのどの乱数値と一致するかに基づいて、当該取得された乱数値に対応する変動開始時に第1特別図柄判定で選択されることになる第1特別図柄の変動パターンを特定する。
When the
メインCPU101は、ステップS2186の処理を実行した場合、又はリーチ演出が行われないと判定した場合(ステップS2184:NO)、事前判定情報を生成してメインRAM103に格納する(ステップS2187)。この事前判定情報が格納される領域については、図22に基づいて上述した通りである。
When the
このように、メインCPU101は、遊技球が第1始動口11(又は第2始動口12)に入賞したことを契機として取得された大当たり乱数等の取得情報に基づいて、この取得情報に基づく大当たり判定や変動パターン選択処理が行われるのに先立って、第1特別図柄(又は第2特別図柄)の変動パターン(すなわち変動時間)を取得する。
As described above, the
[遊技制御基板100による特別図柄処理]
次に、図28を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行される特別図柄処理の詳細について説明する。ここで、図28は、図23のステップS3における特別図柄処理の詳細フローチャートである。
[Special symbol processing by game control board 100]
Next, the details of the special symbol process executed by the
図28に例示されるように、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている大当たり遊技フラグが「ON」に設定されているか否かに基づいて、大当たり遊技中であるか否かを判定する(ステップS301)。この大当たり遊技フラグは、大当たり遊技の実行中であるか否かを示すフラグであり、大当たり遊技の開始時に「ON」に設定され、大当たり遊技の終了時に「OFF」に設定される。ここで、大当たり遊技中であると判定された場合(ステップS301:YES)、ステップS4の普通図柄処理に処理が進められる。
As illustrated in FIG. 28, the
メインCPU101は、大当たり遊技中ではないと判定した場合(ステップS301:NO)、特別図柄の変動表示中であるか否かを判定する(ステップS302)。ここで、特別図柄の変動表示中ではないと判定した場合(ステップS302:NO)、メインRAM103に記憶されている第2特別図柄判定の保留数U2が「1」以上であるか否かを判定する(ステップS303)。ここで、保留数U2が「1」以上であると判定した場合(ステップS303:YES)、保留数U2を「1」減算した値に更新する(ステップS304)。
When the
メインCPU101は、保留数U2が「1」以上ではないと判定した場合(ステップS303:NO)、メインRAM103に記憶されている第1特別図柄判定の保留数U1が「1」以上であるか否かを判定する(ステップS305)。ここで、保留数U1が「1」以上であると判定した場合(ステップS305:YES)、メインCPU101は、保留数U1を「1」減算した値に更新する(ステップS306)。
If the
ステップS304の処理又はステップS306の処理に続いて、メインCPU101は、メインRAM103の保留記憶領域に対するシフト処理を実行する(ステップS308)。具体的には、メインCPU101は、ステップS304の処理に続いてシフト処理を実行する場合には、第2特別図柄判定用の保留記憶領域1035〜1038に記憶されている最先の取得情報を判定用記憶領域1030にシフトさせると共に、残りの取得情報を判定用記憶領域1030側にシフトさせる。また、ステップS306の処理に続いてシフト処理を実行する場合には、第1特別図柄判定用の保留記憶領域1031〜1034に記憶されている最先の取得情報を判定用記憶領域1030にシフトさせると共に、残りの取得情報を判定用記憶領域1030側にシフトさせる。
Following the process of step S304 or the process of step S306, the
ステップS308の処理に続いて、メインCPU101は、判定用記憶領域1030に記憶されている乱数に基づいて、大当たり判定処理を実行する(ステップS309)。この大当たり判定処理が実行されることによって、大当たりか否かが判定されると共に、大当たりであると判定された場合には大当たりの種類が決定される。そして、これらの処理の結果を示す特別図柄の設定情報がメインRAM103にセットされる。この大当たり判定処理については、図29に基づいて後に詳述する。
Subsequent to the process of step S308, the
ステップS309の処理に続いて、メインCPU101は、特別図柄の変動パターンを選択する変動パターン選択処理を実行する(ステップS310)。この変動パターン選択処理については、図30に基づいて後に詳述する。
Subsequent to the process of step S309, the
ステップS310の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS309の処理で設定した特別図柄の設定情報、この特別図柄の設定情報が第1特別図柄判定に係るものであるか或いは第2特別図柄判定に係るものであるかを示す情報、ステップS310の処理で設定した変動パターンの設定情報、パチンコ遊技機1の遊技状態に関する情報等を含む変動開始コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS311)。
Following the process of step S310, the
この変動開始コマンドは、特別図柄の変動表示に伴う演出の開始を指示するコマンドであって、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。これにより、液晶表示装置5における装飾図柄の変動表示等が開始されることになる。
This variation start command is a command for instructing the start of an effect accompanying the variation display of the special symbol, and is transmitted to the
ステップS311の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS311の処理でセットした変動開始コマンドに含まれている変動パターンの設定情報に基づいて、特別図柄の変動表示を開始する(ステップS312)。その際、判定用記憶領域1030に第1特別図柄判定に係る取得情報(乱数)が記憶された状態でステップS309〜ステップS311の処理が行われた場合には、第1特別図柄表示器41において特別図柄の変動表示を開始する。一方、第2特別図柄判定に係る取得情報(乱数)が記憶された状態でステップS309〜ステップS311の処理が行われた場合には、第2特別図柄表示器42において特別図柄の変動表示を開始する。
Subsequent to the process of step S311, the
次に、メインCPU101は、ステップS312における変動表示を開始してからの経過時間である変動時間の計測を開始する(ステップS313)。
Next, the
メインCPU101は、ステップS313の処理を実行した場合、又は特別図柄の変動表示中であると判定した場合(ステップS302:YES)、ステップS313における変動時間の計測開始から、ステップS310の処理によって選択された変動パターンに対応する変動時間が経過したか否かを判定する(ステップS315)。ここで、変動時間が経過していないと判定された場合(ステップS315:NO)、ステップS4の普通図柄処理に処理が進められる。
When the
メインCPU101は、変動時間が経過したと判定した場合(ステップS315:YES)、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示されることを通知する図柄確定コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS316)。この図柄確定コマンドは、ステップS8における送信処理によって演出制御基板130に送信される。これにより、液晶表示装置5に変動表示されていた装飾図柄を特別図柄判定の判定結果を示す態様で停止表示させる処理等が行われることになる。
When the
ステップS316の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS312の処理で開始した特別図柄の変動表示を終了させる(ステップS317)。具体的には、ステップS309の処理で設定した特別図柄(大当たり図柄又はハズレ図柄)を、特別図柄を変動表示していた特別図柄表示器に停止表示させる。なお、この特別図柄の停止表示は、少なくとも所定の図柄確定時間(例えば1秒)が経過するまで継続される。
Subsequent to the process in step S316, the
このように、メインCPU101は、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄を変動表示させてから大当たり判定処理の判定結果を示す特別図柄を第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に停止表示させる。
Thus, the
ステップS317の処理に続いて、メインCPU101は、上記ステップS313の処理で計測を開始した変動時間をリセットし(ステップS318)、大当たりである場合に大当たり遊技を開始させる処理等を含む停止中処理を実行する(ステップS319)。
Subsequent to the process of step S317, the
[遊技制御基板100による大当たり判定処理]
図29は、図28のステップS309における大当たり判定処理の詳細フローチャートである。メインCPU101は、判定用記憶領域1030に記憶された大当たり乱数に基づいて大当たり判定を実行する(ステップS3091)。具体的には、判定用記憶領域1030に記憶されている大当たり乱数が、予め設定された当選値と一致するか否かに基づいて、大当たりであるか否かを判定する。
[Big hit judgment processing by game control board 100]
FIG. 29 is a detailed flowchart of the jackpot determination process in step S309 of FIG. The
ここでの当選値は、高確率時用大当たり乱数テーブル又は低確率時用大当たり乱数テーブルに規定されている大当たりの当選値である。高確率状態(本実施形態では確変遊技状態)のときに大当たり判定が実行される場合には、高確率時用大当たり乱数テーブルに格納されている当選値が使用される。一方、低確率状態(本実施形態では通常遊技状態または時短遊技状態)のときに大当たり判定が実行される場合には、低確率時用大当たり乱数テーブルに格納されている当選値が使用される。 The winning value here is a jackpot winning value defined in the high probability jackpot random number table or the low probability jackpot random number table. When the jackpot determination is executed in the high probability state (the probability variation gaming state in the present embodiment), the winning value stored in the high probability time jackpot random number table is used. On the other hand, when the jackpot determination is executed in the low probability state (the normal gaming state or the short time gaming state in the present embodiment), the winning value stored in the low probability time jackpot random number table is used.
このように、メインCPU101は、第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入賞したことを契機として取得された大当たり乱数等の取得情報が判定用記憶領域1030に記憶されるといった始動条件が成立すると、その大当たり乱数に基づいて、遊技者にとって有利な大当たり遊技を実行するか否かを判定する。
In this way, the
ステップS3091の処理に続いて、メインCPU101は、大当たり判定の判定結果が大当たりであるか否かを判断する(ステップS3092)。ここで、大当たりであると判断した場合(ステップS3092:YES)、メインROM102に記憶されている大当たり時の図柄決定テーブルを参照して大当たりの種類を決定する(ステップS3093)。
Following the processing of step S3091, the
具体的には、ステップS3091の大当たり判定に使用された大当たり乱数と一緒に判定用記憶領域1030に記憶されている図柄乱数が第1特別図柄判定に係るものである場合には、その図柄乱数が、第1始動口入賞用の図柄決定テーブルに規定されているどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類を決定する。一方、第2特別図柄判定に係るものである場合には、その図柄乱数が、第2始動口入賞用の図柄決定テーブルに規定されているどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類を決定する。
Specifically, when the symbol random number stored in the
このように、メインCPU101は、大当たりの種類を決定することによって、V領域195への遊技球の入賞が困難な短開放当たり、又はV領域195への遊技球の入賞が容易な長開放当たりを選択する。
In this way, the
そして、メインCPU101は、決定した大当たりの種類に応じた大当たり図柄の設定情報をメインRAM103にセットする(ステップS3094)。これにより、上記ステップS317の処理の際にここでセットされた大当たり図柄が第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に停止表示されて、その特別図柄に応じた大当たり遊技が行われることになる。
Then, the
一方、メインCPU101は、大当たりではないと判断した場合(ステップS3092:NO)、ハズレ図柄の設定情報をメインRAM103にセットする(ステップS3095)。これにより、上記ステップS317の処理の際にここでセットされたハズレ図柄が第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に停止表示される。この場合、大当たり遊技は行われない。
On the other hand, when the
[遊技制御基板100による変動パターン選択処理]
図30は、図28のステップS310における変動パターン選択処理の詳細フローチャートである。メインCPU101は、図28のステップS309における大当たり判定処理を実行した後、ステップS3091の判定結果が大当たりであるか否かを判断する(ステップS3101)。ここで、大当たりであると判断した場合(ステップS3101:YES)、大当たり用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS3102)。
[Change pattern selection processing by game control board 100]
FIG. 30 is a detailed flowchart of the variation pattern selection process in step S310 of FIG. After executing the jackpot determination process in step S309 in FIG. 28, the
一方、メインCPU101は、大当たりではないと判断した場合(ステップS3101:NO)、判定用記憶領域1030に記憶されているリーチ乱数がメインROM102に記憶されているリーチ乱数の当選値と一致するか否かに基づいて、遊技者に対して大当たりを期待させるリーチ演出を行うか否かを判定する(ステップS3103)。ここで、リーチ演出を行うと判定した場合(ステップS3103:YES)、リーチ用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS3104)。逆に、リーチ演出を行わないと判定した場合(ステップS3103:NO)、ハズレ用変動パターンテーブルをメインROM102から読み出してメインRAM103にセットする(ステップS3105)。
On the other hand, if the
続いて、メインCPU101は、ステップS3102の処理、ステップS3104の処理、又はステップS3105の処理によってメインRAM103にセットされた変動パターンテーブルを参照して変動パターン乱数判定処理を実行する(ステップS3106)。具体的には、大当たり用変動パターンテーブル又はリーチ用変動パターンテーブルがメインRAM103にセットされた場合、判定用記憶領域1030に記憶されている変動パターン乱数に対応する変動パターンを、セットされている変動パターンテーブルから読み出すことによって変動パターンを選択する。
Subsequently, the
また、ハズレ用変動パターンテーブルがメインRAM103にセットされた場合、ステップS308のシフト処理が行われる直前に各種情報が記憶されていた保留記憶領域の数に基づいて特別図柄判定の保留数を特定し、特定した保留数と現在の時短の有無とに対応する変動パターンをハズレ用変動パターンテーブルから読み出すことによって変動パターンを選択する。
If the variation pattern table for losing is set in the
このようにして特別図柄の変動パターンが選択されることによって、特別図柄の変動時間が必然的に決定されることになる。 By selecting the variation pattern of the special symbol in this way, the variation time of the special symbol is inevitably determined.
メインCPU101は、変動パターンを選択すると、選択した変動パターンの設定情報をメインRAM103にセットする(ステップS3107)。この変動パターンの設定情報は、上述したステップS309の大当たり判定処理によってメインRAM103にセットされた図柄の設定情報と共に変動開始コマンドに含まれて演出制御基板130に送信される。
When the
[演出制御基板130による割込み処理]
パチンコ遊技機1の電源が投入されると、演出制御基板130のサブCPU131は、CTC動作に基づいて、所定の周期で後述する割込み処理を行う。そして、サブCPU131は、演出内容を決定するために用いられる演出乱数等を更新する乱数更新処理を、タイマ割込み処理の周期よりも短い周期で繰り返す。すなわち、サブCPU131は、パチンコ遊技機1が起動している間、上記短周期で乱数更新処理を繰り返しつつ、上記所定の周期でタイマ割込み処理を繰り返す。
[Interrupt processing by production control board 130]
When the power of the
以下、図31を参照しつつ、演出制御基板130において実行される割込み処理について説明する。図31は、演出制御基板130において実行される割込み処理の一例を示すフローチャートである。サブCPU131は、遊技制御基板100で行われる割り込み処理と同様に、図31に例示される一連の処理を一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図31以降のフローチャートに基づいて説明する演出制御基板130で行われる処理は、サブROM132に記憶されているプログラムに基づいてサブCPU131が生成する命令に従って行われる。
Hereinafter, with reference to FIG. 31, the interrupt process executed in the
サブCPU131は、まず、遊技制御基板100又はランプ制御基板150からのコマンドに応じたコマンド受信処理を実行する(ステップS10)。このコマンド受信処理については、図32に基づいて後に詳述する。
First, the sub CPU 131 executes a command reception process corresponding to a command from the
ステップS10の処理に続いて、サブCPU131は、コマンド送信処理を実行する(ステップS11)。具体的には、ステップS10の処理によってサブRAM133にセットされたコマンドを画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信する。このコマンド送信処理が行われることによって、画像表示や音声出力等による演出の実行が画像音響制御基板140に対して指示され、各種ランプの点灯や演出役物71〜73の動作による演出の実行等がランプ制御基板150に対して指示される。
Subsequent to the process of step S10, the sub CPU 131 executes a command transmission process (step S11). Specifically, the command set in the
ステップS11の処理に続いて、サブCPU131は、データ転送処理を実行する(ステップS12)。具体的には、画像音響制御に関するデータが画像音響制御基板140から送信されるので、そのデータをランプ制御基板150に転送する。これにより、液晶表示装置5及びスピーカ24によって行われる演出と同期するように、演出役物71〜73や盤ランプ25等の演出媒体による演出がランプ制御基板150によって制御される。
Subsequent to the process of step S11, the sub CPU 131 executes a data transfer process (step S12). Specifically, since data relating to image acoustic control is transmitted from the image
[演出制御基板130によるコマンド受信処理]
図32は、図31のステップS10におけるコマンド受信処理の詳細フローチャートである。図32に例示されるように、サブCPU131は、まず、遊技制御基板100から送信されたコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS101)。ここで、コマンドを受信していないと判定された場合(ステップS101:NO)、ステップS11に処理が進められる。
[Command reception processing by effect control board 130]
FIG. 32 is a detailed flowchart of the command reception process in step S10 of FIG. As illustrated in FIG. 32, the sub CPU 131 first determines whether or not a command transmitted from the
サブCPU131は、遊技制御基板100からのコマンドを受信したと判定した場合(ステップS101:YES)、例えば受信したコマンドに含まれている情報に基づいて、そのコマンドがステップS219(図25参照)の処理又はステップS229(図26参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された保留コマンドであるか否かを判定する(ステップS102)。ここで、受信したコマンドが保留コマンドであると判定された場合(ステップS102:YES)、保留コマンドに応じた処理を行う保留コマンド受信処理が実行される(ステップS103)。この保留コマンド受信処理については、図33に基づいて後に詳述する。
If the sub CPU 131 determines that the command from the
サブCPU131は、遊技制御基板100からのコマンドが保留コマンドではないと判定した場合(ステップS102:NO)、例えば受信したコマンドに含まれている情報に基づいて、そのコマンドがステップS311(図28参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された変動開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS110)。ここで、受信したコマンドが変動開始コマンドであると判定された場合(ステップS110:YES)、受信した変動開始コマンドに応じた処理等を含む変動開始コマンド受信処理を実行する(ステップS111)。この変動開始コマンド受信処理については、図37に基づいて後に詳述する。
If the sub CPU 131 determines that the command from the
サブCPU131は、遊技制御基板100から受信したコマンドが変動開始コマンドではないと判定した場合(ステップS110:NO)、例えば受信したコマンドに含まれている情報に基づいて、そのコマンドがステップS316(図28参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された図柄確定コマンドであるか否かを判定する(ステップS121)。
If the sub CPU 131 determines that the command received from the
サブCPU131は、受信したコマンドが図柄確定コマンドであると判定した場合(ステップS121:YES)、変動演出終了コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS122)。この変動演出終了コマンドは、液晶表示装置5において行われる変動演出の終了を指示するコマンドであって、ステップS11のコマンド送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、液晶表示装置5の表示画面上で行われていた変動演出が終了して、特別図柄判定の判定結果を示す態様で装飾図柄が停止表示されることになる。また、演出ボタン26や演出役物71〜73等が動作するように制御されている場合にはその動作が終了することになる。
If the sub CPU 131 determines that the received command is a symbol confirmation command (step S121: YES), the sub CPU 131 sets a variable effect end command in the sub RAM 133 (step S122). This variation effect end command is a command for instructing the end of the variation effect performed in the liquid
サブCPU131は、受信したコマンドが図柄確定コマンドではないと判定した場合(ステップS121:NO)、例えば受信したコマンドに含まれている情報に基づいて、そのコマンドが後述するステップS87(図43参照)の処理に応じてランプ制御基板150から送信された操作コマンドであるか否かを判定する(ステップS123)。ここで、サブCPU131は、受信したコマンドが操作コマンドであると判定した場合(ステップS123:YES)、操作が行われたことを通知する操作通知コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS124)。この操作通知コマンドは、ステップS11のコマンド送信処理によって画像音響制御基板140に送信される。これにより、例えば、操作コマンドを受信する毎に演出画像を適宜更新する表示演出制御等が行われる。
When the sub CPU 131 determines that the received command is not a symbol determination command (step S121: NO), for example, based on information included in the received command, the command is described later in step S87 (see FIG. 43). It is determined whether or not the operation command is transmitted from the
一方、サブCPU131は、受信したコマンドが操作コマンドではないと判定した場合(ステップS123:NO)、他のコマンドに応じた処理を実行する(ステップS127)。 On the other hand, when the sub CPU 131 determines that the received command is not an operation command (step S123: NO), the sub CPU 131 executes processing according to another command (step S127).
なお、ステップS124の処理が実行された場合、ステップS127の処理が実行された場合、ステップS103の処理が実行された場合、ステップS111の処理が実行された場合、ステップS122の処理が実行された場合、又はコマンドを受信していないと判定された場合(ステップS101:NO)、ステップS11に処理が進められる。 In addition, when the process of step S124 is performed, when the process of step S127 is performed, when the process of step S103 is performed, when the process of step S111 is performed, the process of step S122 is performed. If it is determined that the command has not been received (step S101: NO), the process proceeds to step S11.
[演出制御基板130による保留コマンド受信処理]
図33は、図32のステップS103における保留コマンド受信処理の詳細フローチャートである。サブCPU131は、受信したコマンドが保留コマンドであると判定した場合(ステップS102:YES)、図33に例示されるように、サブRAM133に記憶されている特別図柄判定の保留数を「1」加算した値に更新する(ステップS1031)。具体的には、保留コマンド内の入賞始動口情報に基づいて、第1特別図柄判定に係る保留コマンドであるかあるいは第2特別図柄判定に係る保留コマンドであるかを判別し、その判別結果に基づいて、第1特別図柄判定に係る保留数又は第2特別図柄判定に係る保留数を「1」加算した値に更新する。
[Reception command reception processing by effect control board 130]
FIG. 33 is a detailed flowchart of the hold command reception process in step S103 of FIG. When the sub CPU 131 determines that the received command is a hold command (step S102: YES), as illustrated in FIG. 33, “1” is added to the number of special symbol determinations stored in the
ステップS1031の処理に続いて、サブCPU131は、受信した第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)に係る保留コマンドに含まれている事前判定情報を入賞始動口情報と共にサブRAM133に格納する(ステップS1032)。
Subsequent to the processing in step S1031, the sub CPU 131 stores the pre-determination information included in the received hold command related to the received first special symbol determination (or second special symbol determination) in the
次に、サブCPU131は、先読み演出乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS1033)。この先読み演出乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、保留コマンドを受信した時点のカウント値を先読み演出乱数として取得する。 Next, the sub CPU 131 acquires a prefetch effect random number and stores it in the sub RAM 133 (step S1033). The pre-reading effect random number is incremented by “1” every time the random number update process described above is performed, and the sub CPU 131 acquires the count value at the time when the hold command is received as the pre-reading effect random number.
ステップS1033の処理に続いて、サブCPU131は、例えば、受信した保留コマンドの事前判定情報に含まれている情報と、サブROM132に記憶されている先読み演出決定テーブルとに基づいて、アイコン色演出、ボタン示唆演出、BGM演出等の先読み演出を実行するか否かを判定する(ステップS1034)。ここで、事前判定情報に含まれている情報は、具体的には、受信した保留コマンドに対応する特別図柄判定の判定結果が大当たりであるか否かを示す情報や、当該保留コマンドに対応する特別図柄の変動パターンを示す情報である。
Subsequent to the processing in step S1033, the sub CPU 131, for example, based on the information included in the pre-determination information of the received hold command and the pre-reading effect determination table stored in the
また、図には示されていないが、先読み演出決定テーブルは、例えば、複数の特別図柄の変動パターンのそれぞれに対して設けられており、先読み演出乱数と、先読み演出を実行することと、先読み演出を実行しないこととのそれぞれに対して、相異なる乱数値が対応付けられている。 Although not shown in the figure, the prefetching effect determination table is provided for each of a plurality of special symbol variation patterns, for example, by performing prefetching effect random numbers, prefetching effect, and prefetching. A different random number value is associated with each of not performing the effect.
サブCPU131は、事前判定情報に基づいて先読み演出決定テーブルを選択し、例えばステップS1033の処理で取得した先読み演出乱数が、その選択された先読み演出決定テーブルにおいて、先読み演出を実行することに対応付けられている乱数値と、先読み演出を実行しないことに対応付けられている乱数値とのどちらの乱数値と一致するかに基づいて、先読み演出を実行するか否かを判定する。 The sub CPU 131 selects a prefetch effect determination table based on the prior determination information, and for example, the prefetch effect random number acquired in the process of step S1033 is associated with executing the prefetch effect in the selected prefetch effect determination table. Whether or not to perform the prefetching effect is determined based on which of the random number value and the random value associated with not performing the prefetching effect match.
なお、先読み演出は、大当たりに対する期待感を遊技者に抱かせるための演出であるため、先読み演出決定テーブルは、大当たりに対する信頼度が相対的に高いほど先読み演出が実行される割合が高くなる一方で、大当たりに対する信頼度が相対的に低いほど先読み演出が実行される割合が低くなるような構成を採用するのが好ましい。 In addition, since the prefetching effect is an effect for causing the player to have a sense of expectation for the jackpot, in the prefetching effect determination table, the higher the reliability for the jackpot, the higher the ratio of the prefetching effect being executed. Therefore, it is preferable to employ a configuration in which the proportion of execution of the pre-reading effect is lower as the reliability for the jackpot is relatively lower.
このため、特別図柄の変動時間が相対的に短い変動パターンに対しては、先読み演出を実行することに対応付けられている乱数値が全体に占める割合が少なくなるように割り当てられている。逆に、特別図柄の変動時間が相対的に長い変動パターンに対しては、先読み演出を実行することに対応付けられている乱数値が全体に占める割合が多くなるように割り当てられている。 For this reason, it is assigned to a variation pattern in which the variation time of the special symbol is relatively short so that the random number value associated with the execution of the prefetch effect is reduced. On the other hand, for a variation pattern in which the variation time of the special symbol is relatively long, the random number value associated with the execution of the pre-reading effect is assigned so that the ratio of the random value to the whole increases.
サブCPU131は、先読み演出を実行すると判定した場合(ステップS1034:YES)、アイコン色演出を実行するか否かを決定する処理を含むアイコン色演出決定処理を実行する(ステップS1035)。このアイコン色演出決定処理については、図34に基づいて後に詳述する。 When it is determined that the pre-reading effect is executed (step S1034: YES), the sub CPU 131 executes an icon color effect determining process including a process for determining whether or not to execute the icon color effect (step S1035). The icon color effect determination process will be described in detail later based on FIG.
ステップS1035の処理に続いて、サブCPU131は、ボタン示唆演出を実行するか否かを決定する処理を含むボタン示唆演出決定処理を実行する(ステップS1036)。このボタン示唆演出決定処理については、図35に基づいて後に詳述する。 Subsequent to the process of step S1035, the sub CPU 131 executes a button suggestion effect determination process including a process of determining whether or not to execute a button suggestion effect (step S1036). The button suggestion effect determination process will be described in detail later based on FIG.
ステップS1036の処理に続いて、サブCPU131は、BGM演出を実行するか否かを決定する処理を含むBGM演出決定処理を実行する(ステップS1037)。このBGM演出決定処理については、図38に基づいて後に詳述する。 Subsequent to the process of step S1036, the sub CPU 131 executes a BGM effect determination process including a process of determining whether or not to execute a BGM effect (step S1037). The BGM effect determination process will be described in detail later based on FIG.
ステップS1037の処理を実行した場合、又は先読み演出を実行しないと判定した場合(ステップS1034:NO)、サブCPU131は、サブRAM133にアイコン表示コマンドをセットする。具体的には、先読み演出を実行すると決定した場合は、アイコン色演出、ボタン示唆演出、及びBGM演出のうちのいずれか1以上の演出の実行を指示する情報、及びその演出の演出パターンに関する設定情報を含むアイコン表示コマンドをセットする。逆に、先読み演出を実行しないと決定した場合は、アイコン色演出、ボタン示唆演出、及びBGM演出のいずれの演出に関する情報も含まないアイコン表示コマンドをセットする。このアイコン表示コマンドは、ステップS11のコマンド送信処理によって画像音響制御基板140に送信される。
When the process of step S1037 is executed, or when it is determined that the prefetch effect is not executed (step S1034: NO), the sub CPU 131 sets an icon display command in the
なお、ステップS1034で「YES」と判定された場合に行われる3つの演出決定処理は、本実施形態では第1特別図柄判定の保留に対して行われるものであり、図には示されていないが、第2特別図柄判定の保留に対しては、他の演出決定処理が行われる。 It should be noted that the three effect determination processes that are performed when “YES” is determined in step S1034 are performed for the suspension of the first special symbol determination in the present embodiment, and are not shown in the figure. However, for the suspension of the second special symbol determination, another effect determination process is performed.
[演出制御基板130によるアイコン色演出決定処理]
図34は、図33のステップS1035におけるアイコン色演出決定処理の詳細フローチャートである。
[Icon color effect determination processing by effect control board 130]
FIG. 34 is a detailed flowchart of the icon color effect determination process in step S1035 of FIG.
ところで、上述したように、ボタン示唆演出では、先読み対象アイコン52が保留表示領域57に表示されているときから変動示唆表示領域56に表示されるときに亘って、当該先読み対象アイコン52がボタン画像に変化するかどうかを示唆する変形煽り演出(図16(F)、図17(I)参照)が行われ、当該先読み対象アイコン52は変動示唆表示領域56に表示されているときにボタン画像に変化し、その後、当該先読み対象アイコン52の表示色が変化するといった演出が行われる。つまり、ボタン示唆演出は、先読み対象アイコン52が保留表示領域56に表示されているときから、その先読み対象アイコン52の表示色が変化するかどうかに対する遊技者の期待感を比較的長期に亘って煽る演出である。そのため、そのような演出の最中に、他のアイコン52の表示色がアイコン色演出によって変化してしまうと、実行中のボタン示唆演出の演出効果を低下させてしまうおそれがある。
As described above, in the button suggestion effect, the
そこで、本実施形態では、アイコン色演出決定処理を行うにあたって、サブCPU131は、まず、ボタン示唆演出の実行中であるか否かを判定する(ステップS1201)。具体的には、後述するボタン示唆演出決定処理によってボタン示唆演出の設定情報がサブRAM133にセットされているか否かに基づいて、ボタン示唆演出の実行中であるか否かを判定する。また、画像音響制御基板140で生成される画像音響制御に関するデータは、演出制御基板130を介してランプ制御基板150に転送されるため、他の方法としては、サブRAM133に記憶された画像音響制御基板140から送信される画像音響制御に関するデータに基づいて、ボタン示唆演出の実行中であるか否かを判定してもよい。
Therefore, in the present embodiment, when performing the icon color effect determination process, the sub CPU 131 first determines whether or not the button suggestion effect is being executed (step S1201). Specifically, whether or not the button suggestion effect is being executed is determined based on whether or not button suggestion effect setting information is set in the sub-RAM 133 by a button suggestion effect determination process described later. Further, since the data relating to the image sound control generated by the image
ここで、ボタン示唆演出の実行中であると判定された場合(ステップS1201:YES)、すなわちボタン示唆演出の設定情報がサブRAM133にセットされている場合、ボタン示唆演出決定処理(図35参照)に処理が進められることになる。
If it is determined that the button suggestion effect is being executed (step S1201: YES), that is, if the button suggestion effect setting information is set in the
サブCPU131は、ボタン示唆演出の実行中ではないと判定した場合(ステップS1201:NO)、すなわちボタン示唆演出の設定情報がサブRAM133にセットされていない場合、アイコン色演出を実行するか否かの決定に使用するアイコン色乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS1202)。このアイコン色乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、保留コマンドを受信した時点のカウント値をアイコン色乱数として取得する。
If the sub CPU 131 determines that the button suggestion effect is not being executed (step S1201: NO), that is, if the button suggestion effect setting information is not set in the
ここで、アイコン色演出を実行するか否かを決定するアイコン色乱数は、サブROM132において変動パターン毎に記憶されている。そのため、サブCPU131は、ステップS1202で取得したアイコン色乱数が、遊技制御基板100から受信した保留コマンドに含まれている設定情報が示す変動パターンに対応するサブROM132内の乱数値と一致するか否かに基づいて、アイコン色演出を実行するか否かを判定する(ステップS1203)。なお、サブROM132に記憶されている乱数値は、変動パターンが長くなればなるほど、アイコン色演出を実行することに対して割り当てられる乱数値の数が多くなるように設定されている。このため、本実施形態では、第1特別図柄の変動時間が長いほど、アイコン色演出が実行され易くなっている。ここで、取得したアイコン色乱数に基づいてアイコン色演出を実行しないと判定した場合(ステップS1203:NO)、図35のボタン示唆演出決定処理に処理が進められることになる。
Here, an icon color random number that determines whether or not to execute an icon color effect is stored for each variation pattern in the
サブCPU131は、取得したアイコン色乱数に基づいてアイコン色演出を実行すると判定した場合(ステップS1203:YES)、アイコン色演出におけるアイコン52の演出パターン、具体的には初期のアイコン52の表示色、最終のアイコン52の表示色、初期の表示色から最終の表示色に至るまでの間にアイコン52をどのように変化させるかを示す変化パターンを決定するために使用するアイコン色演出パターン乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS1204)。このアイコン色演出パターン乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、保留コマンドを受信した時点のカウント値をアイコン色演出パターン乱数として取得する。
If the sub CPU 131 determines that the icon color effect is to be executed based on the acquired icon color random number (step S1203: YES), the effect pattern of the
ステップS1204の処理に続いて、サブCPU131は、先読み対象の保留コマンドに係る事前判定情報に基づいて、大当たりになるか否かを判定する(ステップS1205)。 Subsequent to the processing of step S1204, the sub CPU 131 determines whether or not the jackpot is based on the prior determination information related to the prefetch target hold command (step S1205).
サブCPU131は、先読み対象の保留コマンドに係る事前判定情報に基づいて、大当たりになると判定した場合(ステップS1205:YES)、大当たり用アイコン色演出パターン決定テーブルをサブRAM133にセットする(ステップS1206)。逆に、先読み対象の保留コマンドに係る事前判定情報に基づいて、大当たりにはならないと判定した場合(ステップS1205:NO)、ハズレ用アイコン色演出パターン決定テーブルをサブRAM133にセットする(ステップS1207)。 If the sub CPU 131 determines that the jackpot is based on the prior determination information related to the prefetch target hold command (step S1205: YES), the sub CPU 131 sets the jackpot icon color effect pattern determination table in the sub RAM 133 (step S1206). On the other hand, when it is determined that the jackpot is not based on the pre-determination information related to the pre-read target hold command (step S1205: NO), the losing icon color effect pattern determination table is set in the sub RAM 133 (step S1207). .
なお、この大当たり用アイコン色演出パターン決定テーブルと、ハズレ用アイコン色演出パターン決定テーブルとは、後述するボタン示唆演出パターン決定テーブルと同様、保留数毎に設けられており、各テーブルには、事前判定情報に含まれる変動パターンのそれぞれに対応するように複数の演出パターンが用意されている。詳細な説明は省略するが、各アイコン色演出パターン決定テーブルでは、特別図柄の変動パターンのそれぞれに対して、初期のアイコン52の表示色と、最終的なアイコン52の表示色と、アイコン52が初期の表示色から最終的な表示色に至るまでの変化パターンとが組み合された複数の演出パターンが予め用意されている。
The jackpot icon color effect pattern determination table and the loss icon color effect pattern determination table are provided for each number of reservations, as in the button suggestion effect pattern determination table described later. A plurality of effect patterns are prepared so as to correspond to each of the variation patterns included in the determination information. Although detailed explanation is omitted, in each icon color effect pattern determination table, the display color of the
サブCPU131は、セットした上記テーブルを参照して、アイコン52の初期の表示色、最終の表示色、および初期の表示色から最終の表示色に至るまでの変化パターンを含むアイコン色演出パターンを決定する(ステップS1208)。具体的には、サブRAM133にセットされたテーブルから、事前判定情報に含まれている設定情報が示す変動パターンと、ステップS1204で取得したアイコン色演出パターン乱数とに対応するアイコン色演出パターン(初期の表示色、最終の表示色、及び初期の表示色から最終の表示色への変化パターンを規定したもの)を読み出す。そして、サブCPU131は、ステップS1208の処理で決定されたアイコン色演出の演出パターンをアイコン色演出の設定情報として、サブRAM133にセットする(ステップS1209)。
The sub CPU 131 determines an icon color effect pattern including the initial display color of the
このように、一連のアイコン色演出決定処理によってアイコン色演出に係る設定情報がサブRAM133にセットされると、これらの設定情報を含むアイコン表示コマンドがステップS1038の処理によってサブRAM133にセットされることになる。そして、このアイコン表示コマンドが画像音響制御基板140に送信されることにより、先読み対象アイコン52を使ったアイコン色演出が行われることになる。なお、このアイコン色演出に係る設定情報は、アイコン色演出が完了する際にサブRAM133から消去される。
As described above, when the setting information related to the icon color effect is set in the sub-RAM 133 by the series of icon color effect determination processes, the icon display command including the setting information is set in the sub-RAM 133 by the process of step S1038. become. Then, when this icon display command is transmitted to the image
[演出制御基板130によるボタン示唆演出決定処理]
図35は、図33のステップS1036におけるボタン示唆演出決定処理の詳細フローチャートである。
[Button suggestion effect determination processing by effect control board 130]
FIG. 35 is a detailed flowchart of the button suggestion effect determination process in step S1036 of FIG.
ところで、アイコン色演出が先読み対象アイコン52の表示色を途中で変化させる演出であるのに対して、ボタン示唆演出は先読み対象アイコン52を用いて変形示唆演出や変形煽り演出を行うというように、どちらも先読み対象アイコン52を用いる演出である。このため、本実施形態では、図9に示すように、アイコン色演出とボタン示唆演出とを同時に実行することができない。
By the way, while the icon color effect is an effect that changes the display color of the
そこで、本実施形態では、アイコン色演出の設定情報が既に記憶されている場合には、ボタン示唆演出を行わない一方で、アイコン色演出の設定情報が記憶されていない場合の一部において、ボタン示唆演出を行うこととしている。 Therefore, in the present embodiment, when the icon color effect setting information is already stored, the button suggestion effect is not performed, while the icon color effect setting information is not stored in part. The suggestion will be performed.
アイコン色演出パターンがサブRAM133にセットされていると判定した場合(ステップS1221:YES)、図38のBGM演出決定処理に処理が進められる。 If it is determined that the icon color effect pattern is set in the sub RAM 133 (step S1221: YES), the process proceeds to the BGM effect determination process in FIG.
サブCPU131は、アイコン色演出の設定情報がセットされていないと判定した場合(ステップS1221:NO)、ボタン示唆演出を実行するか否かを決定するために使用するボタン示唆乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS1222)。このボタン示唆乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、保留コマンドを受信した時点のカウント値をボタン示唆乱数として取得する。 If the sub CPU 131 determines that the setting information of the icon color effect is not set (step S1221: NO), the sub CPU 131 acquires a button suggesting random number used to determine whether or not to execute the button suggesting effect. The data is stored in the RAM 133 (step S1222). This button suggested random number is incremented by “1” every time the random number update process described above is performed, and the sub CPU 131 acquires the count value at the time when the hold command is received as the button suggested random number.
次に、サブCPU131は、ボタン示唆演出を実行するか否かを判定する(ステップS1223)。具体的には、例えば、特別図柄の変動パターン毎にボタン示唆演出用の乱数値がサブROM132に記憶されており、サブCPU131は、ステップS1222の処理で取得したボタン示唆乱数が、遊技制御基板100から受信した保留コマンドに含まれている事前判定情報が示す大当たりであるか否かを示す情報と特別図柄の変動パターンとに対応するサブROM132内の乱数値と一致するか否かに基づいて、ボタン示唆演出を実行するか否かを判定する。なお、サブROM132に記憶されている乱数値は、変動パターンが長くなればなるほど、ボタン示唆演出を実行することに対して割り当てられる乱数値の数が多くなるように設定されている。このため、本実施形態では、第1特別図柄の変動時間が長いほど、ボタン示唆演出が実行され易くなっている。ここで、取得したボタン示唆乱数に基づいてボタン示唆演出を実行しないと判定した場合(ステップS1223:NO)、図38のBGM演出決定処理に処理が進められる。
Next, the sub CPU 131 determines whether or not to execute a button suggestion effect (step S1223). Specifically, for example, a random number value for button suggestion effect is stored in the
サブCPU131は、取得したボタン示唆乱数に基づいてボタン示唆演出を実行すると判定した場合(ステップS1223:YES)、ボタン示唆演出パターン乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS1224)。ここで、ボタン示唆演出パターン乱数は、ボタン示唆演出における演出パターン、具体的には変形示唆演出において何段階目まで発展させるか、変形煽り演出を行うか否か、変形煽り演出を行う場合の演出パターン、ボタン操作演出の演出パターン、及び保留変化演出の演出パターンを決定するために使用される。このボタン示唆演出パターン乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、保留コマンドを受信した時点のカウント値をボタン示唆演出パターン乱数として取得する。 If the sub CPU 131 determines to execute the button suggestion effect based on the acquired button suggestion random number (step S1223: YES), the sub CPU 131 acquires the button suggestion effect pattern random number and stores it in the sub RAM 133 (step S1224). Here, the button suggestion effect pattern random number is an effect pattern in the button suggestion effect, specifically, how many stages are developed in the deformation suggestion effect, whether or not the deformation effect is performed, and the effect when the deformation effect is performed. It is used to determine the pattern, the effect pattern of the button operation effect, and the effect pattern of the hold change effect. The button suggestive effect pattern random number is incremented by “1” every time the random number update process described above is performed, and the sub CPU 131 acquires the count value at the time when the hold command is received as the button suggestive effect pattern random number.
ステップS1224の処理に続いて、サブCPU131は、先読み対象の保留コマンドに係る事前判定情報に基づいて、大当たりになるか否かを判定する(ステップS1225)。 Subsequent to the processing of step S1224, the sub CPU 131 determines whether or not the jackpot is based on the prior determination information related to the prefetch target hold command (step S1225).
サブCPU131は、先読み対象の保留コマンドに係る事前判定情報に基づいて、大当たりになると判定した場合(ステップS1225:YES)、大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルをサブRAM133にセットする(ステップS1226)。逆に、先読み対象の保留コマンドに係る事前判定情報に基づいて、大当たりにはならないと判定した場合(ステップS1225:NO)、ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルをサブRAM133にセットする(ステップS1227)。 If the sub CPU 131 determines that the jackpot is based on the pre-determination information related to the prefetch target hold command (step S1225: YES), the sub CPU 131 sets the jackpot button suggestion effect pattern determination table in the sub RAM 133 (step S1226). On the other hand, when it is determined that the jackpot is not based on the pre-determination information related to the pre-read target hold command (step S1225: NO), the lose button suggestion effect pattern determination table is set in the sub-RAM 133 (step S1227). .
ここで、大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルと、ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルとは、それぞれ保留数毎に設けられている。すなわち、サブRAM133に記憶されている保留数が「1」の時に選択されるテーブルと、サブRAM133に記憶されている保留数が「2」の時に選択されるテーブルと、サブRAM133に記憶されている保留数が「3」の時に選択されるテーブルと、サブRAM133に記憶されている保留数が「4」の時に選択されるテーブルとがある。
Here, the jackpot button suggestion effect pattern determination table and the loss button suggestion effect pattern determination table are provided for each number of holds. That is, the table selected when the number of holds stored in the
図36は、第1特別図柄判定の保留数が「4」の状態でボタン示唆演出パターンを決定する際に参照される大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルの一例を示す図である。また、図37は、第1特別図柄判定の保留数が「4」の状態でボタン示唆演出パターンを決定する際に参照されるハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルの一例を示す図である。なお、本実施形態では、保留数が「4」以外の場合において選択され得るボタン示唆演出パターン決定テーブルが用意されているが、これらのテーブルは、ボタン示唆演出パターン乱数の割り振りが図36,37に示されるテーブルと異なる点を除いて同様に構成されているため、以下においては説明を省略する。 FIG. 36 is a diagram illustrating an example of a jackpot button suggestion effect pattern determination table that is referred to when determining a button suggestion effect pattern in a state where the number of reserved first special symbol determination is “4”. FIG. 37 is a diagram illustrating an example of the button suggestion effect pattern determination table for losing referred to when determining the button suggestion effect pattern in the state where the number of first special symbol determination is “4”. In the present embodiment, there are prepared button suggestion effect pattern determination tables that can be selected when the number of holds is other than “4”. In these tables, the assignment of button suggestion effect pattern random numbers is shown in FIGS. Since the configuration is the same except for the differences from the table shown in FIG.
図36に示すように、大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルには、変動パターンP4からP10に対応する演出パターンが設定されている。例えば、変動時間が30秒である変動パターンP4には、全6種類の演出パターン(演出シナリオ)が設定されている。そして、この変動パターンP4に対応する各演出パターンには、0〜99までの乱数の内のいずれかの数字が割り当てられている。 As shown in FIG. 36, in the jackpot button suggestion effect pattern determination table, effect patterns corresponding to the variation patterns P4 to P10 are set. For example, in the variation pattern P4 whose variation time is 30 seconds, all six types of effect patterns (effect scenarios) are set. And each number of random numbers from 0 to 99 is assigned to each effect pattern corresponding to this variation pattern P4.
変動パターンP4には、演出パターンA〜演出パターンFの6種類の演出パターンが設定されている。演出パターンAは、ボタン示唆演出が変形示唆演出の1段階目で終了する演出パターン(図36では変形示唆演出(1段階)と記載)である。演出パターンBは、ボタン示唆演出が変形示唆演出の2段階目で終了する演出パターン(図36では変形示唆演出(1段階〜2段階)と記載)である。 In the variation pattern P4, six types of effect patterns of effect patterns A to F are set. The effect pattern A is an effect pattern in which the button suggestion effect ends at the first stage of the deformation suggestion effect (described as a deformation suggestion effect (one step) in FIG. 36). The effect pattern B is an effect pattern in which the button suggestion effect ends at the second stage of the deformation suggestion effect (described as a deformation suggestion effect (first to second steps) in FIG. 36).
一方、演出パターンCは、変形示唆演出が最終の3段階目まで発展した後に、図13〜図17に基づいて上述したように変形煽り演出、ボタン操作演出へと発展し、最終的に先読み対象アイコン52の表示色が緑色に変化する演出パターン(図36では変形示唆演出(1段階〜3段階)→変形煽り演出→ボタン示唆演出→保留変化演出(緑色)と記載)である。演出パターンDは、変形示唆演出が最終の3段階目まで発展した後に、図13〜図17に基づいて上述したように変形煽り演出、ボタン操作演出へと発展し、最終的に先読み対象アイコン52の表示色が赤色に変化する演出パターン(図36では変形示唆演出(1段階〜3段階)→変形煽り演出→ボタン示唆演出→保留変化演出(赤色)と記載)である。演出パターンEは、変形示唆演出が最終の3段階目まで発展した後に、図13〜図17に基づいて上述したように変形煽り演出、ボタン操作演出へと発展し、最終的に先読み対象アイコン52の表示色が金色に変化する演出パターン(図36では変形示唆演出(1段階〜3段階)→変形煽り演出→ボタン示唆演出→保留変化演出(金色)と記載)である。演出パターンFは、変形示唆演出が最終の3段階目まで発展した後に、図13〜図17に基づいて上述したように変形煽り演出、ボタン操作演出へと発展し、最終的に先読み対象アイコン52の表示色が虹色に変化する演出パターン(図36では変形示唆演出(1段階〜3段階)→変形煽り演出→ボタン示唆演出→保留変化演出(虹色)と記載)である。
On the other hand, the production pattern C develops into the transformation effect production and the button operation production as described above with reference to FIG. 13 to FIG. The effect pattern in which the display color of the
また、変動パターンP4に対応する各演出パターンA〜Fには、0〜99までの乱数を所定の割り振りで振り分けたボタン示唆演出パターン乱数が対応付けられている。具体的には、演出パターンAには、「0」〜「2」の3個の乱数値が対応付けられている。演出パターンBには、「3」〜「9」の7個の乱数値が対応付けられている。演出パターンCには、「10」〜「49」の40個の乱数値が対応付けられている。演出パターンDには、「50」〜「91」の42個の乱数値が対応付けられている。演出パターンEには、「92」〜「98」の7個の乱数値が対応付けられている。演出パターンFには、「99」の1個の乱数値が対応付けられている。 In addition, each effect pattern A to F corresponding to the variation pattern P4 is associated with a button suggestion effect pattern random number obtained by distributing random numbers from 0 to 99 by a predetermined allocation. Specifically, the effect pattern A is associated with three random values “0” to “2”. The effect pattern B is associated with seven random values “3” to “9”. The effect pattern C is associated with 40 random numbers “10” to “49”. The effect pattern D is associated with 42 random numbers “50” to “91”. The effect pattern E is associated with seven random numbers “92” to “98”. The effect pattern F is associated with one random value “99”.
このように演出パターンA〜Fに対してそれぞれ乱数値が振り分けられているため、演出パターンAが選択される選択率は3%(=3/100)となる。また、演出パターンBが選択される選択率は7%となる。また、演出パターンCが選択される選択率は40%となる。また、演出パターンDが選択される選択率は42%となる。また、演出パターンEが選択される選択率は7%となる。また、演出パターンFが選択される選択率は1%となる。 As described above, since random numbers are assigned to the production patterns A to F, the selection rate for selecting the production pattern A is 3% (= 3/100). Further, the selection rate for selecting the production pattern B is 7%. Further, the selection rate for selecting the effect pattern C is 40%. Further, the selection rate at which the effect pattern D is selected is 42%. Further, the selection rate for selecting the production pattern E is 7%. Further, the selection rate at which the effect pattern F is selected is 1%.
また同様に、図36に示すように、大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルにおける変動パターンP10においても、上記同一の全6種類の演出パターンA〜Fが設定されており、各演出パターンには、0〜99までの乱数を所定の割り振りで振り分けたボタン示唆演出パターン乱数が対応付けられている。なお、図36に示す変動パターンP10は、本実施形態において変動時間が最も長い変動パターン(例えば変動パターンP4よりも変動時間が長い変動時間が120秒の変動パターン)である。 Similarly, as shown in FIG. 36, in the variation pattern P10 in the jackpot button suggestion effect pattern determination table, the same six types of effect patterns A to F are set, and each effect pattern includes: A button suggestive effect pattern random number obtained by assigning random numbers from 0 to 99 by a predetermined allocation is associated. Note that the fluctuation pattern P10 shown in FIG. 36 is a fluctuation pattern having the longest fluctuation time in this embodiment (for example, a fluctuation pattern having a fluctuation time longer than the fluctuation pattern P4 of 120 seconds).
変動パターンP10におけるボタン示唆演出パターン乱数の具体的な振り分けについて説明すると、演出パターンAには、「0」の1個の乱数値が対応付けられている。演出パターンBには、「1」の1個の乱数値が対応付けられている。演出パターンCには、「2」〜「43」の42個の乱数値が対応付けられている。演出パターンDには、「44」〜「89」の46個の乱数値が対応付けられている。演出パターンEには、「90」〜「97」の8個の乱数値が対応付けられている。演出パターンFには、「98」〜「99」の2個の乱数値が対応付けられている。 The specific distribution of the button suggestion effect pattern random numbers in the variation pattern P10 will be described. The effect pattern A is associated with one random value of “0”. The effect pattern B is associated with one random value “1”. The effect pattern C is associated with 42 random numbers “2” to “43”. The effect pattern D is associated with 46 random numbers “44” to “89”. The effect pattern E is associated with eight random values “90” to “97”. The effect pattern F is associated with two random values “98” to “99”.
このように演出パターンA〜Fに対してそれぞれ乱数値が振り分けられているため、演出パターンAが選択される選択率は1%(=1/100)となる。また、演出パターンBが選択される選択率は1%となる。また、演出パターンCが選択される選択率は42%となる。また、演出パターンDが選択される選択率は46%となる。また、演出パターンEが選択される選択率は8%となる。また、演出パターンFが選択される選択率は8%となる。 As described above, since the random numbers are assigned to the production patterns A to F, the selection rate for selecting the production pattern A is 1% (= 1/100). Further, the selection rate for selecting the production pattern B is 1%. Further, the selection rate for selecting the effect pattern C is 42%. Further, the selection rate for selecting the effect pattern D is 46%. Further, the selection rate for selecting the production pattern E is 8%. Further, the selection rate at which the effect pattern F is selected is 8%.
例えば、サブCPU131が、サブRAM133に記憶されている保留数を示す情報から第1特別図柄判定の保留数が「4」である情報を取得すると共に、事前判定情報から第1特別図柄判定の事前判定結果が大当たりであることを示す情報を取得した場合、図36に示す大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルをセットする。そして、セットした大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルから、ボタン示唆演出パターン乱数と、事前判定情報から取得した変動パターンとに対応付けられた演出パターンを選択する。例えば、変動パターンP4を示す情報と、「45」を示すボタン示唆演出パターン乱数とを取得した場合は、選択率40%の先読み対象アイコン52の表示色が「緑色」に変化する演出パターンCをボタン示唆演出パターンとして選択する。一方、変動パターンP10を示す情報と、「45」を示すボタン示唆演出パターン乱数とを取得した場合は、選択率46%の先読み対象アイコン52の表示色が「赤色」に変化する演出パターンDをボタン示唆演出パターンとして選択する。
For example, the sub CPU 131 acquires information indicating that the number of holds in the first special symbol determination is “4” from the information indicating the number of holds stored in the
また、図36に示す大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルでは、変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合よりも、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合の方が、例えば先読み対象アイコン52の表示色が「赤色」に変化する演出パターンが選択され易い。具体的には、変動パターンP4では先読み対象アイコン52が「赤色」に変化する演出パターンの選択率が42%であるのに対し、変動パターンP10では先読み対象アイコン52が「赤色」に変化する演出パターンの選択率は46%である。また、同様にして、変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合よりも、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合の方が、先読み対象アイコン52が「緑色」、「金色」、あるいは「虹色」に変化する演出パターンの選択率が高い。
Also, in the jackpot button suggestion effect pattern determination table shown in FIG. 36, when a variation pattern having a relatively long variation time is selected compared to a variation pattern having a relatively short variation time. For example, it is easier to select an effect pattern in which the display color of the
このように、事前判定情報に大当たりである情報が含まれている場合であっても、変動時間が相対的に長い変動パターン程、先読み対象アイコン52の表示色が大当たりの可能性が高いことを示唆する特殊色に変化する演出パターンが選択され易い。
In this way, even if the information that is a big hit is included in the prior determination information, the display pattern of the
次に、図37のハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルについて説明する。なお、図37に示されるハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルは、テーブルに含まれる変動パターンの種類と、演出パターンA〜Fのそれぞれに対するボタン示唆演出パターン乱数の割り振りとが異なる点を除いて、図36に示される大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルと同様の構成を有している。このため、以下の図37に関する説明では、主に図36と異なる点に関して説明し、共通する点については説明を省略する。 Next, the lose button suggestion effect pattern determination table of FIG. 37 will be described. The loss button suggestion effect pattern determination table shown in FIG. 37 is different from the variation pattern type included in the table and the allocation of the button suggestion effect pattern random number for each of the effect patterns A to F. It has the same configuration as the jackpot button suggestion effect pattern determination table shown in FIG. For this reason, in the following description regarding FIG. 37, the points different from FIG. 36 will be mainly described, and the description of common points will be omitted.
図37に示すように、ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルには、変動パターンP4から変動パターンP10に対応する演出パターンの他、図示しない変動パターンP1から変動パターンP3に対応する演出パターンが設定されている。ここで、ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルに設定されている変動パターンP1〜P3は、変動時間が30秒よりも短い変動時間(3秒や6秒等)に対応する変動パターンである。本実施形態では、これらの変動パターンP1〜P3のいずれにおいても、先読み対象アイコン52がボタン画像に変形する演出パターンに対してボタン示唆演出パターン乱数が割り振られていない。そのため、これらの変動パターンP1〜P3が選択され、ボタン示唆演出を実行することが決定されている場合には、必ず先読み対象アイコン52はボタン画像に変形しない演出パターン(図37の演出パターンA,B)が選択される。
As shown in FIG. 37, in the lose button suggestion effect pattern determination table, in addition to the effect patterns corresponding to the change pattern P10 from the change pattern P4, the effect patterns corresponding to the change pattern P3 to the change pattern P3 (not shown) are set. ing. Here, the fluctuation patterns P1 to P3 set in the lose button suggestion effect pattern determination table are fluctuation patterns corresponding to fluctuation times (3 seconds, 6 seconds, etc.) shorter than 30 seconds. In this embodiment, in any of these variation patterns P1 to P3, no button suggestion effect pattern random number is assigned to an effect pattern in which the
一方、変動パターンP4〜P10に対しては、大当たりであることを示唆する演出パターンFを除く全ての演出パターンに対して、あるいは演出パターンF及び大当たりである可能性が非常に高いことを示唆する演出パターンEを除くすべての演出パターンに対して、ボタン示唆演出パターン乱数が割り振られている。例えば、変動パターンP4では、演出パターンF及び演出パターンEを除く演出パターンA〜Dのそれぞれに対して、0〜99までの乱数を所定の割り振りで振り分けたボタン示唆演出パターン乱数が対応付けられている。 On the other hand, it is suggested that the variation patterns P4 to P10 are very likely to be all the production patterns except the production pattern F which suggests that it is a big hit, or the production pattern F and the big hit. Button suggestion effect pattern random numbers are assigned to all effect patterns except the effect pattern E. For example, in the variation pattern P4, each of the effect patterns A to D excluding the effect pattern F and the effect pattern E is associated with a button suggestion effect pattern random number in which random numbers from 0 to 99 are assigned according to a predetermined allocation. Yes.
より詳細には、演出パターンAには、「0」〜「44」の45個の乱数値が対応付けられている。演出パターンBには、「45」〜「84」の40個の乱数値が対応付けられている。演出パターンCには、「85」〜「94」の10個の乱数値が対応付けられている。演出パターンDには、「95」〜「99」の5個の乱数値が対応付けられている。一方、演出パターンE及び演出パターンFに対しては乱数値が対応付けられていない。これは、演出パターンFが選択された場合、先読み対象アイコン52を「虹色」に変化させて大当たりとなることを示唆するため、第1特別図柄判定の判定結果がハズレを示す情報を取得した場合においては、選択できなくする必要があるからである。また、演出パターンEを決定した場合、先読み対象アイコン52を「金色」に変化させて大当たりとなる可能性が相対的にかなり高いことを示唆するため、ハズレを示す情報及び変動時間が相対的に短い変動パターンP4を取得した場合においては、選択できないようにすることが好ましいためである。
More specifically, the effect pattern A is associated with 45 random numbers “0” to “44”. For the effect pattern B, 40 random numbers “45” to “84” are associated. The effect pattern C is associated with 10 random values “85” to “94”. The effect pattern D is associated with five random values “95” to “99”. On the other hand, random numbers are not associated with the production pattern E and the production pattern F. This indicates that, when the production pattern F is selected, the
このように演出パターンA〜Dに対してそれぞれ乱数値が振り分けられているため、演出パターンAが選択される選択率は45%(45/100)となる。また、演出パターンBが選択される選択率は40%となる。また、演出パターンCが選択される選択率は10%となる。また、演出パターンDが選択される選択率は5%となる。また、演出パターンEが選択される選択率及び演出パターンFが選択される選択率は共に0%となる。 As described above, since the random numbers are assigned to the production patterns A to D, the selection rate for selecting the production pattern A is 45% (45/100). Further, the selection rate for selecting the production pattern B is 40%. Further, the selection rate at which the effect pattern C is selected is 10%. Further, the selection rate at which the effect pattern D is selected is 5%. Further, the selection rate for selecting the effect pattern E and the selection rate for selecting the effect pattern F are both 0%.
また、変動パターンP10では、演出パターンFを除く演出パターンA〜Eのそれぞれに対して、0〜99までの乱数を所定の割り振りで振り分けたボタン示唆演出パターン乱数が対応付けられている。 Further, in the variation pattern P10, button suggestion effect pattern random numbers obtained by distributing random numbers from 0 to 99 in a predetermined allocation are associated with each of the effect patterns A to E excluding the effect pattern F.
具体的には、演出パターンAには、「0」〜「2」の3個の乱数値が対応付けられている。演出パターンBには、「3」〜「9」の7個の乱数値が対応付けられている。演出パターンCには、「10」〜「46」の37個の乱数値が対応付けられている。演出パターンDには、「47」〜「91」の45個の乱数値が対応付けられている。演出パターンEには、「92」〜「99」の8個の乱数値が対応付けられている。一方、演出パターンFに対しては、上記した理由により乱数値が対応付けられていない。 Specifically, the effect pattern A is associated with three random values “0” to “2”. The effect pattern B is associated with seven random values “3” to “9”. The effect pattern C is associated with 37 random values “10” to “46”. The effect pattern D is associated with 45 random numbers “47” to “91”. The effect pattern E is associated with eight random numbers “92” to “99”. On the other hand, a random number value is not associated with the production pattern F for the reason described above.
このように演出パターンA〜Eに対してそれぞれ乱数値が振り分けられているため、演出パターンAが選択される選択率は3%(3/100)となる。また、演出パターンBが選択される選択率は7%となる。また、演出パターンCが選択される選択率は37%となる。また、演出パターンDが選択される選択率は45%となる。また、演出パターンEが選択される選択率は8%となる。また、演出パターンFが選択される選択率は0%となる。 As described above, since random numbers are assigned to the production patterns A to E, the selection rate for selecting the production pattern A is 3% (3/100). Further, the selection rate for selecting the production pattern B is 7%. Further, the selection rate for selecting the effect pattern C is 37%. Further, the selection rate for selecting the effect pattern D is 45%. Further, the selection rate for selecting the production pattern E is 8%. Further, the selection rate for selecting the effect pattern F is 0%.
例えば、サブCPU131が、サブRAM133に記憶されている保留数を示す情報から第1特別図柄判定の保留数が「4」である情報を取得すると共に、事前判定情報から第1特別図柄判定の判定結果がハズレであることを示す情報を取得した場合、図37に示すハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルをセットする。そして、セットしたハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルから、ボタン示唆演出パターン乱数と、事前判定情報から取得した変動パターンとに対応付けられた演出パターンを選択する。例えば、変動パターンP4を示す情報と、「83」を示すボタン示唆演出パターン乱数を取得した場合は、選択率40%の先読み対象アイコン52がボタン画像に変形しない演出パターンBをボタン示唆演出パターンとして決定する。一方、変動パターンP10を示す情報と、「83」を示すボタン示唆演出パターン乱数を取得した場合は、選択率45%の先読み対象アイコン52がボタン画像に変形し、さらに先読み対象アイコン52の表示色が「赤色」に変化する演出パターンCをボタン示唆演出パターンとして選択する。
For example, the sub CPU 131 acquires information indicating that the number of holds in the first special symbol determination is “4” from the information indicating the number of holds stored in the
また、図37に示すハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルでは、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合よりも、変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合の方が、例えば先読み対象アイコン52がボタン画像に変形しない演出パターンが選択され易い。具体的には、変動パターンP4では先読み対象アイコン52がボタン画像に変形しない演出パターンの選択率が85%(演出パターンA,Bの選択率の合計値)であるのに対し、変動パターンP10では先読み対象アイコン52がボタン画像に変形しない演出パターンの選択率は10%(演出パターンA,Bの選択率の合計値)である。逆を言えば、ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルでは、変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合よりも、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合の方が、先読み対象アイコン52がボタン画像に変形する演出パターンの選択率が高い。
Also, in the lose button suggestion effect pattern determination table shown in FIG. 37, a variation pattern with a relatively short variation time is selected compared to a variation pattern with a relatively long variation time. For example, an effect pattern in which the
また、ハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルでは、変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合よりも、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合の方が、先読み対象アイコン52の表示色が大当たりである可能性が相対的に高いことを示唆する特殊色に変化する演出パターンの選択率が、大当たりである可能性が相対的に低いことを示唆する特殊色に変化する演出パターンの選択率よりも高い。具体的には、変動パターンP4では先読み対象アイコン52の表示色が「緑色」に変化する演出パターンの選択率が10%(演出パターンCの選択率)であるのに対し、変動パターンP10では先読み対象アイコン52の表示色が「緑色」に変化する演出パターンの選択率が37%(演出パターンCの選択率)である。また、同様にして、変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合よりも、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合の方が、先読み対象アイコン52が「赤色」、又は「金色」に変化する演出パターンの選択率が高い。
Also, in the lose button suggestion effect pattern determination table, prefetching is performed when a variation pattern with a relatively long variation time is selected rather than when a variation pattern with a relatively short variation time is selected. The selection rate of the production pattern that changes to a special color that suggests that the display color of the
このように、事前判定情報にハズレである情報が含まれている場合であっても、変動時間が相対的に長い変動パターン程、先読み対象アイコン52がボタン画像に変形する演出パターンが選択され易い。さらに、先読み対象アイコン52がボタン画像に変形する演出パターンが決定される場合は、変動時間が相対的に長い変動パターン程、先読み対象アイコン52の表示色が大当たりとなる可能性が相対的に高いことを示唆する特殊色に変化する演出パターンが選択され易い。
As described above, even when the prior determination information includes information that is lost, the effect pattern in which the look-
また、図36,37に示すように、事前判定情報にハズレであることを示す情報が含まれている場合よりも、事前判定情報に大当たりであることを示す情報が含まれている場合の方が、先読み対象アイコン52がボタン画像に変形する演出パターンが選択され易い。具体的には、図37に示すハズレ用ボタン示唆演出パターン決定テーブルでは、例えば変動パターンP4に対応する先読み対象アイコン52がボタン画像に変形する演出パターンの選択率が15%(演出パターンC,Dの選択率の合計値)である。その一方で、図36に示す大当たり用ボタン示唆演出パターン決定テーブルでは、例えば変動パターンP4に対応する先読み対象アイコン52がボタン画像に変形する演出パターンの選択率が90%(演出パターンC〜Fの選択率の合計値)である。すなわち、事前判定情報にハズレであることを示す情報が含まれている場合よりも、事前判定情報に大当たりであることを示す情報が含まれている場合の方が、先読み対象アイコン52がボタン画像に変形する演出パターンの選択率が高い。また同様のことが、変動パターンP10の場合においても言える。
In addition, as shown in FIGS. 36 and 37, the case where the pre-determination information includes information indicating that it is a big hit rather than the case where the pre-determination information includes information indicating that it is a loss. However, it is easy to select an effect pattern in which the
サブCPU131は、セットした上記テーブルを参照して、いずれか1の演出パターンを決定し、その演出パターンをボタン示唆演出パターンとして決定する(ステップS1228)。具体的には、サブRAM133にセットされたテーブルから、事前判定情報に含まれる変動パターンを示す情報と、ステップS1224で取得したボタン示唆演出パターン乱数とに対応する6種類の演出パターンA〜演出パターンFのうちの1の演出パターンを読み出して、その演出パターンをボタン示唆演出パターンとして決定する。そして、サブCPU131は、ステップS1228の処理で決定されたボタン示唆演出パターンをボタン示唆演出の設定情報として、サブRAM133にセットする(ステップS1229)。
The sub CPU 131 refers to the set table to determine any one of the effect patterns, and determines that effect pattern as the button suggestion effect pattern (step S1228). Specifically, from the table set in the
このように、一連のボタン示唆演出決定処理によってボタン示唆演出に係る設定情報がサブRAM133にセットされると、これらの設定情報を含むアイコン表示コマンドがステップS1038の処理によってサブRAM133にセットされることになる。そして、このアイコン表示コマンドが画像音響制御基板140に送信されることにより、先読み対象アイコン52を使ったボタン示唆演出が行われることになる。なお、このボタン示唆演出に係る設定情報は、ボタン示唆演出が完了する際にサブRAM133から消去される。
As described above, when the setting information related to the button suggestion effect is set in the
本実施形態では、アイコン色演出の設定情報が既にサブRAM133にセットされている場合に、ボタン示唆演出を実行しない制御について説明したが、他の実施形態では、ボタン示唆演出の設定情報が既にサブRAM133にセットされている場合に、アイコン色演出を実行しない制御を行ってもよい。かかる制御を採用する場合は、図34のフローチャートにおいて、ステップS1201の以前において、ボタン示唆演出の設定情報がサブRAM133にセットされているか否かを判定するステップを追加することで実現される。なお、この場合、図35のフローチャートにおけるステップS1221の処理は不要である。
In the present embodiment, the control not to execute the button suggestion effect when the icon color effect setting information is already set in the
また、本実施形態では、アイコン色演出の実行の決定に関わる処理と、ボタン示唆演出の実行の決定に関わる処理を別々のテーブルを用いて行うことを例に説明したが、他の実施形態では、アイコン色演出及びボタン示唆演出の実行に関わる処理を同一のテーブルを用いて決定するようにしてもよい。かかる処理は、例えば、アイコン色演出を実行するか否かと、ボタン示唆演出を実行するか否かと、アイコン色演出を実行する場合の演出パターンと、ボタン示唆演出を実行する場合の演出パターンと、事前判定情報に含まれる変動パターンと、演出パターンの決定に使用される演出パターン決定乱数とが対応付けられた1つのテーブルを採用することで実現される。 In the present embodiment, the process related to the determination of the execution of the icon color effect and the process related to the determination of the execution of the button suggestion effect are described using separate tables as an example. The processing related to the execution of the icon color effect and the button suggestion effect may be determined using the same table. Such processing includes, for example, whether or not to execute an icon color effect, whether or not to execute a button suggestion effect, an effect pattern when executing an icon color effect, and an effect pattern when executing a button suggestion effect, This is realized by adopting one table in which the variation pattern included in the prior determination information is associated with the effect pattern determination random number used for determining the effect pattern.
また、本実施形態では、アイコン色演出と、ボタン示唆演出のいずれにおいても、演出を実行するか否かを決定する処理と、演出パターンを決定する処理とを、別々のテーブルを用いて行うことを例に説明したが、他の実施形態では、演出を実行するか否かを決定する処理と、演出パターンを決定する処理とを同一のテーブルを用いて決定するようにしてもよい。かかる構成は、ボタン示唆演出を実行するか否かと、アイコン色演出を実行する場合の演出パターンと、事前判定情報に含まれる変動パターンと、演出パターンの決定に使用される演出パターン決定乱数とが対応付けられた1つのテーブルを採用することで実現される。 In the present embodiment, in both the icon color effect and the button suggestion effect, the process for determining whether or not to execute the effect and the process for determining the effect pattern are performed using separate tables. However, in another embodiment, a process for determining whether or not to execute an effect and a process for determining an effect pattern may be determined using the same table. In such a configuration, whether or not the button suggestion effect is executed, the effect pattern when the icon color effect is executed, the variation pattern included in the prior determination information, and the effect pattern determination random number used for determining the effect pattern are This is realized by adopting one associated table.
[演出制御基板130によるBGM演出決定処理]
図38は、図33のステップS1036におけるBGM演出決定処理の詳細フローチャートである。
[BGM effect determination process by effect control board 130]
FIG. 38 is a detailed flowchart of the BGM effect determination process in step S1036 of FIG.
図33のステップS1036の処理に続いて、サブCPU131は、図38に例示されるように、BGM演出を実行するか否かを決定するためのBGM乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS1241)。このBGM乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、保留コマンドを受信した時点のカウント値をBGM乱数として取得する。
Subsequent to the process of step S1036 in FIG. 33, the sub CPU 131 acquires a BGM random number for determining whether or not to execute the BGM effect and stores it in the
次に、サブCPU131は、BGM演出を実行するか否かを判定する(ステップS1242)。具体的には、例えば、特別図柄の変動パターン毎にBGM演出用の乱数値がサブROM132に記憶されており、サブCPU131は、ステップS1241の処理で取得したBGM乱数が、遊技制御基板100から受信した保留コマンドに含まれている事前判定情報が示す特別図柄の変動パターンに対応するサブROM132内の乱数値と一致するか否かに基づいて、BGM演出を実行するか否かを判定する。なお、サブROM132に記憶されている乱数値は、変動パターンが長くなればなるほど、BGM演出を実行することに対して割り当てられる乱数値の数が多くなるように設定されている。このため、本実施形態では、第1特別図柄の変動時間が長いほど、BGM演出が実行され易くなっている。ここで、取得したBGM乱数に基づいてBGM演出を実行しないと判定した場合(ステップS1242:NO)、図33のステップS1038の処理に処理が進められる。
Next, the sub CPU 131 determines whether or not to execute the BGM effect (step S1242). Specifically, for example, a random number value for BGM presentation is stored in the
サブCPU131は、取得したBGM乱数値に基づいてBGM演出を実行すると判定した場合(ステップS1242:YES)、BGM演出パターン乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS1243)。ここで、BGM演出パターン乱数は、BGM演出における演出パターン、具体的には、ノイズ音(不明りょうな音)を維持するかいないか、ノイズ音を維持しない場合のノイズ音から明りょうなBGMに変化する演出パターンを決定するために使用される。このBGM演出パターン乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、保留コマンドを受信した時点のカウント値をBGM演出パターン乱数として取得する。 If the sub CPU 131 determines to execute the BGM effect based on the acquired BGM random number value (step S1242: YES), the sub CPU 131 acquires the BGM effect pattern random number and stores it in the sub RAM 133 (step S1243). Here, the BGM effect pattern random number changes the effect pattern in the BGM effect, specifically, whether the noise sound (unclear sound) is maintained, or from the noise sound when the noise sound is not maintained to a clear BGM. Used to determine the production pattern to be performed. The BGM effect pattern random number is incremented by “1” every time the random number update process described above is performed, and the sub CPU 131 acquires the count value at the time when the hold command is received as the BGM effect pattern random number.
ステップS1243の処理に続いて、サブCPU131は、先読み対象の保留コマンドに係る事前判定情報に基づいて、大当たりになるか否かを判定する(ステップS1244)。 Subsequent to the processing in step S1243, the sub CPU 131 determines whether or not the jackpot is based on the prior determination information related to the prefetch target hold command (step S1244).
サブCPU131は、先読み対象の保留コマンドに係る事前判定情報に基づいて、大当たりになると判定した場合(ステップS1244:YES)、大当たり用BGM演出パターン決定テーブルをサブRAM133にセットする(ステップS1245)。逆に、先読み対象の保留コマンドに係る事前判定情報に基づいて、大当たりにはならないと判定した場合(ステップS1244:NO)、ハズレ用BGM演出パターン決定テーブルをサブRAM133にセットする(ステップS1245)。 If the sub CPU 131 determines that the jackpot is based on the pre-determination information related to the pre-read target hold command (step S1244: YES), the sub CPU 131 sets the jackpot BGM effect pattern determination table in the sub RAM 133 (step S1245). On the other hand, if it is determined that it will not be a big hit based on the pre-determination information related to the pre-read target hold command (step S1244: NO), the losing BGM effect pattern determination table is set in the sub RAM 133 (step S1245).
ここで、大当たり用BGM演出パターン決定テーブルと、ハズレ用BGM演出パターン決定テーブルとは、それぞれ保留数毎に設けられている。すなわち、サブRAM133に記憶されている保留数が「1」の時に選択されるテーブルと、サブRAM133に記憶されている保留数が「2」の時に選択されるテーブルと、サブRAM133に記憶されている保留数が「3」の時に選択されるテーブルと、サブRAM133に記憶されている保留数が「4」の時に選択されるテーブルがある。
Here, the big hit BGM effect pattern determination table and the lose BGM effect pattern determination table are provided for each number of holds. That is, the table selected when the number of holds stored in the
図39は、第1特別図柄判定の保留数が「4」の状態でBGM演出パターンを決定する際に参照される大当たり用BGM演出パターン決定テーブルの一例を示す図である。また、図40は、第1特別図柄判定の保留数が「4」の状態でBGM演出パターンを決定する際に参照されるハズレ用ボタン演出パターン決定テーブルの一例を示す図である。なお、本実施形態では、保留数が「4」以外の場合において選択され得るBGM演出パターン決定テーブルも用意されているが、上記ボタン示唆演出パターン決定テーブルと同様、これらのテーブルは、BGM演出パターン乱数の割り振りが図39,40に示されるテーブルと異なる点を除いて同様に構成されているため、以下においては説明を省略する。 FIG. 39 is a diagram showing an example of a big hit BGM effect pattern determination table that is referred to when a BGM effect pattern is determined in a state where the number of reserved first special symbol determination is “4”. FIG. 40 is a diagram illustrating an example of the button effect pattern determination table for losing referred to when determining the BGM effect pattern in the state where the number of reserved first special symbol determination is “4”. In the present embodiment, a BGM effect pattern determination table that can be selected when the number of reservations is other than “4” is also prepared. Like the button suggestion effect pattern determination table, these tables are used as the BGM effect pattern determination table. Since the allocation of random numbers is the same except that the table shown in FIGS. 39 and 40 is different, the description thereof will be omitted below.
図39に示すように、大当たり用BGM演出パターン決定テーブルには、変動パターンP4からP10に対応する演出パターンが設定されている。例えば、変動時間が30秒である変動パターンP4には、全2種類の演出パターン(演出シナリオ)が設定されている。そして、この変動パターンP4に対応する各演出パターンには、0〜99までの乱数の内のいずれかの数字が割り当てられている。 As shown in FIG. 39, effect patterns corresponding to the variation patterns P4 to P10 are set in the big hit BGM effect pattern determination table. For example, in the variation pattern P4 whose variation time is 30 seconds, all two types of effect patterns (effect scenarios) are set. And each number of random numbers from 0 to 99 is assigned to each effect pattern corresponding to this variation pattern P4.
変動パターンP4には、演出パターンA,演出パターンBの2種類の演出パターンが設定されている。演出パターンAは、ノイズ音を出力して演出態様を変えずにBGM演出を終了する、演出態様を維持する演出パターンである。演出パターンBは、ノイズ音の出力後、ノイズ音が明りょうなBGMに徐々に変化し、最終的にBGMのみを出力した状態になってからBGM演出を終了する、演出態様を変化させる演出パターンである。 In the variation pattern P4, two types of effect patterns, effect pattern A and effect pattern B, are set. The effect pattern A is an effect pattern that maintains the effect aspect in which the BGM effect is ended without outputting the noise sound and changing the effect aspect. The production pattern B is a production pattern that changes the production mode, after the noise sound is output, the noise sound gradually changes to clear BGM, and finally only the BGM is output, and then the BGM production ends. It is.
また、変動パターンP4に対応する各演出パターンA,Bには、0〜99までの乱数を所定の割り振りで振り分けたBGM演出パターン乱数が対応付けられている。具体的には、演出パターンAには、「0」〜「14」の15個の乱数値が対応付けられている。演出パターンBには、「15」〜「99」の85個の乱数値が対応付けられている。 Further, each of the effect patterns A and B corresponding to the variation pattern P4 is associated with a BGM effect pattern random number in which random numbers from 0 to 99 are distributed with a predetermined allocation. Specifically, the effect pattern A is associated with 15 random numbers “0” to “14”. The effect pattern B is associated with 85 random numbers “15” to “99”.
このように演出パターンA,Bに対してそれぞれ乱数値が振り分けられているため、演出パターンAが選択される選択率は15%(=15/100)となる。また、演出パターンBが選択される選択率は85%となる。 Thus, since random numbers are assigned to the production patterns A and B, respectively, the selection rate for selecting the production pattern A is 15% (= 15/100). Further, the selection rate for selecting the effect pattern B is 85%.
また同様に、図39に示すように、大当たり用BGM演出パターン決定テーブルにおける変動パターンP10においても、上記同一の全2種類の演出パターンA,Bが設定されており、各演出パターンには、0〜99までの乱数を所定の割り振りで振り分けたBGM演出パターン乱数が対応付けられている。なお、図39に示す変動パターンP10は、本実施形態において変動時間が最も長い変動パターン(例えば変動パターンP4よりも変動時間が長い変動時間が120秒の変動パターン)である。 Similarly, as shown in FIG. 39, in the variation pattern P10 in the jackpot BGM effect pattern determination table, the same two types of effect patterns A and B are set. BGM effect pattern random numbers obtained by distributing random numbers up to 99 in a predetermined allocation are associated with each other. Note that the variation pattern P10 shown in FIG. 39 is a variation pattern having the longest variation time in the present embodiment (for example, a variation pattern having a variation time of 120 seconds longer than the variation pattern P4).
変動パターンP10におけるBGM演出パターン乱数の具体的な振り分けについて説明すると、演出パターンAには、「0」〜「4」の5個の乱数値が対応付けられている。演出パターンBには、「5」〜「99」の95個の乱数値が対応付けられている。 A specific distribution of the BGM effect pattern random numbers in the variation pattern P10 will be described. The effect pattern A is associated with five random values “0” to “4”. The production pattern B is associated with 95 random numbers “5” to “99”.
このように演出パターンA,Bに対してそれぞれの乱数値が振り分けられているため、演出パターンAが選択される選択率は5%(=5/100)となる。また、演出パターンBが選択される選択率は95%となる。 Since the random numbers are assigned to the effect patterns A and B in this way, the selection rate for selecting the effect pattern A is 5% (= 5/100). Further, the selection rate for selecting the effect pattern B is 95%.
例えば、サブCPU131が、サブRAM133に記憶されている保留数を示す情報から第1特別図柄判定の保留数が「4」である情報を取得すると共に、事前判定情報から第1特別図柄判定の判定結果が大当たりであることを示す情報を取得した場合、図39に示す大当たり用BGM演出パターン決定テーブルをセットする。そして、セットした大当たり用BGM演出パターン決定テーブルから、BGM演出パターン乱数と、事前判定情報から取得した変動パターンとに対応付けられた演出パターンを選択する。例えば、変動パターンP4を示す情報と、「6」を示すBGM演出パターン乱数を取得した場合は、選択率15%のノイズ音の出力が維持される演出パターンAをBGM演出パターンとして選択する。一方、変動パターンP10を示す情報と、「6」を示すBGM演出パターン乱数を取得した場合は、選択率95%のノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンBをBGM演出パターンとして選択する。
For example, the sub CPU 131 acquires information indicating that the number of holds in the first special symbol determination is “4” from the information indicating the number of holds stored in the
また、図39に示す大当たり用BGM演出パターン決定テーブルでは、変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合よりも、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合の方が、例えばノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンが選択され易い。具体的には、変動パターンP4ではノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンの選択率が85%(演出パターンBの選択率)であるのに対し、変動パターン10ではノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンの選択率が95%(演出パターンBの選択率)である。
In addition, in the big hit BGM effect pattern determination table shown in FIG. 39, when a variation pattern having a relatively long variation time is selected compared to a variation pattern having a relatively short variation time. However, for example, it is easy to select an effect pattern that changes to BGM with clear noise noise. Specifically, in the variation pattern P4, the selection rate of the effect pattern in which the noise sound changes to clear BGM is 85% (selection rate of the effect pattern B), whereas in the
このように、事前判定情報に大当たりである情報が含まれている場合であっても、変動時間が相対的に長い変動パターン程、ノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンが選択され易い。 In this way, even when information that is a big hit is included in the pre-determination information, an effect pattern that changes to a BGM with a clear noise sound is more easily selected as the change pattern has a relatively long change time. .
次に、図40のハズレ用BGM演出パターン決定テーブルについて説明する。なお、図40に示されるハズレ用BGM演出パターン決定テーブルは、テーブルに含まれる変動パターンの種類と、演出パターンA,Bのそれぞれに対するBGM演出パターン乱数の割り振りとが異なる点を除いて、図39に示される大当たり用BGM演出パターン決定テーブルと同様の構成を有している。このため、以下の図40に関する説明では、主に図39と異なる点に関して説明し、共通する点については説明を省略する。 Next, the loss BGM effect pattern determination table in FIG. 40 will be described. The loss BGM effect pattern determination table shown in FIG. 40 is different from that shown in FIG. 39 except that the type of variation pattern included in the table is different from the allocation of BGM effect pattern random numbers for each of the effect patterns A and B. It has the same configuration as the big hit BGM effect pattern determination table shown in FIG. For this reason, in the following description regarding FIG. 40, the points different from FIG. 39 will be mainly described, and the description of common points will be omitted.
図40に示すように、ハズレ用BGM演出パターン決定テーブルには、変動パターンP4から変動パターンP10に対応する演出パターンの他、図示しない変動パターンP1から変動パターン3に対応する演出パターンが設定されている。ここで、ハズレ用BGM演出パターン決定テーブルに設定されている変動パターンP1〜P3は、変動時間が30秒よりも短い変動時間(3秒や6秒等)に対応する変動パターンである。本実施形態では、これらの変動パターンP1〜P3のいずれにおいても、ノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンに対してBGM演出パターン乱数が割り振られていない。そのため、これらの変動パターンP1〜P3が選択され、BGM演出を実行することが決定されている場合には、必ずノイズ音を維持する演出パターン(図40の演出パターンA)が選択される。 As shown in FIG. 40, in the loss BGM effect pattern determination table, effect patterns corresponding to the variation pattern P1 to the variation pattern 3 (not shown) are set in addition to the effect patterns corresponding to the variation pattern P10 from the variation pattern P4. Yes. Here, the fluctuation patterns P1 to P3 set in the lose BGM effect pattern determination table are fluctuation patterns corresponding to fluctuation times (3 seconds, 6 seconds, etc.) shorter than 30 seconds. In this embodiment, in any of these fluctuation patterns P1 to P3, no BGM effect pattern random number is assigned to an effect pattern that changes to a clear BGM with a noise sound. Therefore, when these variation patterns P1 to P3 are selected and it is determined to execute the BGM effect, an effect pattern that always maintains a noise sound (effect pattern A in FIG. 40) is selected.
一方で、変動パターンP4〜P10に対しては、2種類全ての演出パターンA,Bに対して、BGM演出パターン乱数が割り振られている。変動パターンP4では、各演出パターンA,Bに対して、0〜99までの乱数を所定の割り振りで振り分けたBGM演出パターン乱数が対応付けられている。具体的には、演出パターンAには、「0」〜「79」の80個の乱数値が対応付けられている。演出パターンBには、「80」〜「99」の20個の乱数値が対応付けられている。 On the other hand, for the variation patterns P4 to P10, BGM effect pattern random numbers are assigned to all of the two types of effect patterns A and B. In the variation pattern P4, a BGM effect pattern random number in which random numbers from 0 to 99 are assigned with a predetermined allocation is associated with each effect pattern A and B. Specifically, 80 random numbers from “0” to “79” are associated with the effect pattern A. The effect pattern B is associated with 20 random values “80” to “99”.
このように演出パターンA,Bに対してそれぞれの乱数値が振り分けられているため、演出パターンAが選択される選択率は約80%(=80/100)となる。また、演出パターンBが選択される選択率は約20%となる。 Since the random values are assigned to the production patterns A and B in this way, the selection rate for selecting the production pattern A is about 80% (= 80/100). Further, the selection rate for selecting the production pattern B is about 20%.
また同様に、変動パターンP10においても、上記同一の全2種類の演出パターンA,Bが設定されており、各演出パターンには、0〜99までの乱数を所定の割り振りで振り分けたBGMパターン変化乱数が対応付けられている。 Similarly, in the variation pattern P10, the same two types of effect patterns A and B are set, and each effect pattern has a BGM pattern change in which random numbers from 0 to 99 are allocated with a predetermined allocation. Random numbers are associated.
変動パターンP10におけるBGM演出パターン乱数の具体的な振り分けについて説明すると、演出パターンAには、「0」〜「39」の40個の乱数値が対応付けられている。演出パターンBには、「40」〜「99」の60個の乱数値が対応付けられている。 The specific distribution of the BGM effect pattern random numbers in the variation pattern P10 will be described. The effect pattern A is associated with 40 random values “0” to “39”. The effect pattern B is associated with 60 random values “40” to “99”.
このように演出パターンA,Bも対してそれぞれの乱数値が振り分けられているため、演出パターンAが選択される選択率は40%(=40/100)となる。また、演出パターンBが選択される選択率は60%となる。 Since the random numbers are assigned to the production patterns A and B in this way, the selection rate for selecting the production pattern A is 40% (= 40/100). Further, the selection rate for selecting the effect pattern B is 60%.
例えば、サブCPU131が、サブRAM133に記憶されている保留数を示す情報から第1特別図柄判定の保留数が「4」である情報を取得すると共に、事前判定情報から第1特別図柄判定の判定結果がハズレであることを示す情報を取得した場合、図40に示すハズレ用BGM演出パターン決定テーブルをセットする。そして、セットしたハズレ用BGM演出パターン決定テーブルから、BGM演出パターン乱数と、事前判定情報から取得した変動パターンとに対応付けられた演出パターンを決定する。例えば、変動パターンP4を示す情報と、「50」を示すBGM演出パターン乱数を取得した場合は、選択率80%のノイズ音が維持されてBGM演出が終了する演出パターンAをBGM演出パターンとして選択する。一方、変動パターンPnを示す情報と、「50」を示すBGM演出パターン乱数を取得した場合は、選択率60%のノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンBをBGM演出パターンとして選択する。
For example, the sub CPU 131 acquires information indicating that the number of holds in the first special symbol determination is “4” from the information indicating the number of holds stored in the
また、図40に示すハズレ用BGM演出パターン決定テーブルでは、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合よりも、変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合の方が、例えばノイズ音が維持される演出パターンが選択され易い。具体的には、変動パターン4ではノイズ音が維持される演出パターンの選択率が80%(演出パターンAの選択率)であるのに対し、変動パターンP10ではノイズ音が維持される演出パターンの選択率は40%(演出パターンAの選択率)である。逆を言えば、ハズレ用BGM演出パターン決定テーブルでは、変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合よりも、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合の方が、ノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンの選択率が高い。
In the loss BGM effect pattern determination table shown in FIG. 40, when a variation pattern having a relatively short variation time is selected compared to a variation pattern having a relatively long variation time. However, for example, it is easy to select an effect pattern in which a noise sound is maintained. Specifically, the
このように、事前判定情報にハズレである情報が含まれている場合であっても、変動時間が相対的に長い変動パターン程、ノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンが選択され易い。 As described above, even if the prior determination information includes information that is lost, a variation pattern that has a relatively long variation time is more likely to be selected as a production pattern that changes to a clear BGM. .
また、図39,40に示すように、事前判定情報にハズレであることを示す情報が含まれている場合よりも、事前判定情報に大当たりであることを示す情報が含まれている場合の方が、ノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンが選択され易い。具体的には、図40に示すハズレ用BGM演出パターン決定テーブルでは、例えば変動パターンP4に対応するノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンの選択率が20%(演出パターンBの選択率)である。その一方で、図39に示す大当たり用BGM演出パターン決定テーブルでは、例えば変動パターンP4に対応するノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンの選択率が85%(演出パターンBの選択率)である。すなわち、事前判定情報にハズレであることを示す情報が含まれている場合よりも、事前判定情報に大当たりであることを示す情報が含まれている場合の方が、ノイズ音が明りょうなBGMに変化する演出パターンの選択率が高い。また同様のことが、変動パターンP10の場合においても言える。 In addition, as shown in FIGS. 39 and 40, the case where the pre-determination information includes information indicating that it is a big hit rather than the case where the pre-determination information includes information indicating that it is a loss. However, it is easy to select an effect pattern that changes to BGM with clear noise noise. Specifically, in the loss BGM effect pattern determination table shown in FIG. 40, for example, the selection rate of the effect pattern that changes to a clear BGM of the noise sound corresponding to the variation pattern P4 is 20% (selection rate of the effect pattern B). ). On the other hand, in the jackpot BGM effect pattern determination table shown in FIG. 39, for example, the selection rate of the effect pattern that changes the noise sound corresponding to the variation pattern P4 to clear BGM is 85% (selection rate of effect pattern B). It is. That is, the BGM with clear noise sound is more important when the pre-determination information includes information indicating that it is a big hit than when the pre-determination information includes information indicating that it is a loss. The selection rate of the production pattern that changes to is high. The same applies to the case of the fluctuation pattern P10.
サブCPU131は、セットした上記テーブルを参照して、いずれか1の演出パターンを決定し、その演出パターンをBGM演出パターンとして決定する(ステップS1247)。具体的には、サブRAM133にセットされたテーブルから、事前判定情報に含まれる変動パターンを示す情報と、ステップS1243で取得したBGM演出パターン乱数とに対応する2種類の演出パターンA,Bのうちの1の演出パターンを読み出して、その演出パターンをBGM演出パターンとして決定する。そして、サブCPU131は、ステップS1247の処理で決定されたBGM演出の演出パターンをBGM演出の設定情報として、サブRAM133にセットする(ステップS1248)。
The sub CPU 131 refers to the set table to determine any one of the effect patterns, and determines the effect pattern as the BGM effect pattern (step S1247). Specifically, from the two types of effect patterns A and B corresponding to the information indicating the variation pattern included in the prior determination information and the BGM effect pattern random number acquired in step S1243 from the table set in the
このように、一連のBGM演出決定処理によってBGM演出に係る設定情報がサブRAM133にセットされると、これらの設定情報を含むアイコン表示コマンドがステップS1038の処理によってサブRAM133にセットされることになる。そして、このアイコン表示コマンドが画像音響制御基板140に送信されることにより、スピーカ24を用いたBGM演出が行われることになる。
As described above, when the setting information related to the BGM effect is set in the sub-RAM 133 by the series of BGM effect determination processes, the icon display command including the setting information is set in the sub-RAM 133 by the process of step S1038. . Then, the icon display command is transmitted to the image
本実施形態では、BGM演出の実行の決定に関わる処理と、アイコン色演出の実行の決定に関わる処理と、ボタン示唆演出の実行の決定に関わる処理を別々のテーブルを用いて行うことを例に説明したが、他の実施形態では、BGM演出の実行の決定に関わる処理を含む2以上の処理を同一のテーブルを用いて決定するようにしてもよい。例えば、BGM演出及びアイコン色演出の実行の決定に関わる処理を同一のテーブルを用いて決定する場合、BGM演出を実行するか否かと、アイコン色演出を実行するか否かと、BGM演出を実行する場合の演出パターンと、アイコン色演出を実行する場合の演出パターンと、事前判定情報に含まれる変動パターンと、演出パターンの決定に使用される演出パターン決定乱数とが対応付けられた1つのテーブルを採用することで実現される。 In the present embodiment, the process related to the determination of the execution of the BGM effect, the process related to the determination of the execution of the icon color effect, and the process related to the determination of the execution of the button suggestion effect are performed using separate tables. As described above, in another embodiment, two or more processes including a process related to determination of execution of a BGM effect may be determined using the same table. For example, when the process related to the determination of the execution of the BGM effect and the icon color effect is determined using the same table, whether the BGM effect is executed, whether the icon color effect is executed, and the BGM effect is executed. 1 table in which the production pattern in the case, the production pattern in the case of executing the icon color production, the variation pattern included in the prior determination information, and the production pattern determination random number used for the production pattern determination are associated with each other. It is realized by adopting it.
また、本実施形態では、BGM演出において、演出を実行するか否かを決定する処理と、演出パターンを決定する処理とを、別々のテーブルを用いて行うことを例に説明したが、他の実施形態では、演出を実行するか否かを決定する処理と、演出パターンを決定する処理とを同一のテーブルを用いて決定するようにしてもよい。かかる構成は、BGM演出を実行するか否かと、BGM演出を実行する場合の演出パターンと、事前判定情報に含まれる変動パターンと、演出パターンの決定に使用される演出パターン決定乱数とが対応付けられた1つのテーブルを採用することで実現される。 Further, in the present embodiment, in the BGM effect, the process of determining whether or not to execute the effect and the process of determining the effect pattern have been described as examples using separate tables. In the embodiment, the process of determining whether or not to execute an effect and the process of determining the effect pattern may be determined using the same table. In such a configuration, whether or not to execute the BGM effect, an effect pattern in the case of executing the BGM effect, a variation pattern included in the advance determination information, and an effect pattern determination random number used for determining the effect pattern are associated with each other. This is realized by adopting a single table.
[演出制御基板130による変動開始コマンド受信処理]
図41は、図32のステップS111における変動開始コマンド受信処理の詳細フローチャートである。サブCPU131は、遊技制御基板100から受信したコマンドが変動開始コマンドであると判定した場合(ステップS110:YES)、図41に例示するように、演出乱数を取得してサブRAM133に格納する(ステップS112)。演出乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」加算され、サブCPU131は、変動開始コマンドを受信した時点のカウント値を演出乱数として取得する。サブCPU131は、ステップS112の処理に続いて、受信した変動開始コマンドを解析する(ステップS113)。
[Variation start command reception processing by effect control board 130]
FIG. 41 is a detailed flowchart of the change start command reception process in step S111 of FIG. When the sub CPU 131 determines that the command received from the
この変動開始コマンドには、上述したように、大当たり判定処理の判定結果を示す図柄の判定情報、特別図柄の変動パターンの設定情報、パチンコ遊技機1の遊技状態を示す情報等が含まれている。したがって、変動開始コマンドを解析することによって、特別図柄判定の種類と結果、大当たりの種類を特定することができる。すなわち、遊技制御基板100で行われた特別図柄判定の結果が「大当たり」であるか、あるいは「ハズレ」であるか、「大当たり」である場合にはその大当たりの種類が何であるか(確変大当たりであるか否か等)を特定することができる。また、変動パターンの設定情報に基づいて変動パターンがハズレ用の変動パターンであることが特定されて、さらに変動開始コマンドにリーチ演出に係る設定情報が含まれている場合は、リーチ有り演出を行うように決定される。一方、変動パターンの設定情報に基づいて変動パターンがハズレ用の変動パターンであることが特定されつつ、変動開始コマンドにリーチ演出に係る設定情報が含まれていない場合は、リーチ無し演出を行うように決定される。また、同じく変動パターンの設定情報に基づいて、特別図柄の変動時間を特定することができる。また、遊技状態を示す情報に基づいて、パチンコ遊技機1の現在の遊技状態を特定することができる。
As described above, the variation start command includes symbol determination information indicating the determination result of the jackpot determination processing, special symbol variation pattern setting information, information indicating the gaming state of the
サブCPU131は、上記解析結果に基づいて、装飾図柄の変動演出パターンを選択する変動演出パターン設定処理を実行する(ステップS114)。例えば、装飾図柄51の変動演出パターンは、図6に示す左図柄51a、中図柄51b、右図柄51cをどのような順番で始動させるか、これらの装飾図柄51のスクロール速度をどの程度にするか、これらの装飾図柄51を最終的に何図柄で停止させるか等である。この変動演出パターン設定処理については、図42に基づいて後に詳述する。
The sub CPU 131 executes a variation effect pattern setting process for selecting a variation effect pattern of a decorative design based on the analysis result (step S114). For example, in the variation effect pattern of the
続いて、サブCPU131は、ステップS114の処理で設定した変動演出パターンで装飾図柄が変動表示されているときに実行する各種予告演出の演出パターンを設定する予告演出パターン設定処理を実行する(ステップS115)。この予告演出パターン設定処理については、図43に基づいて後に詳述する。 Subsequently, the sub CPU 131 executes a notice effect pattern setting process for setting effect patterns of various notice effects that are executed when the decorative symbol is variably displayed with the fluctuating effect pattern set in the process of step S114 (step S115). ). This notice effect pattern setting process will be described in detail later based on FIG.
ステップS115の処理に続いて、サブCPU131は、ステップS114の処理で設定した変動演出パターンの設定情報と、ステップS115の処理で設定した予告演出パターンの設定情報とを含む変動演出開始コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS116)。この変動演出開始コマンドは、ステップS11(図31参照)のコマンド送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、演出制御基板130において演出パターンが設定された変動演出、及び予告演出が画像音響制御基板140及びランプ制御基板150によって実現されることになる。
Subsequent to the processing of step S115, the sub CPU 131 sends a variable effect start command including the setting information of the changing effect pattern set in the process of step S114 and the setting information of the notice effect pattern set in the process of step S115 to the
なお、ステップS114の処理に応じた変動演出は、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において第1特別図柄(又は第2特別図柄)の変動表示が開始されてから第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)の判定結果を示す第1特別図柄(又は第2特別図柄)が停止表示されるまで行われる。 The variation effect corresponding to the process of step S114 is performed after the first special symbol display (or the second special symbol display 42) starts the variable display of the first special symbol (or the second special symbol display). This is performed until the first special symbol (or the second special symbol) indicating the determination result of the first special symbol determination (or the second special symbol determination) is stopped and displayed.
ステップS116の処理に続いて、サブCPU131は、サブRAM133に記憶されている特別図柄判定の保留数を「1」減算した値に更新する(ステップS117)。具体的には、ステップS110の処理で受信したと判定した変動開始コマンドが第1特別図柄判定に係るものであるか、あるいは第2特別図柄判定に係るものであるかを判別し、第1特別図柄判定に係るものであると判別した場合には第1特別図柄判定の保留数を「1」減算した値に更新し、第2特別図柄判定に係るものであると判別した場合には第2特別図柄判定の保留数を「1」減算した値に更新する。
Subsequent to the processing in step S116, the sub CPU 131 updates the number of reserved special symbol determinations stored in the
[演出制御基板130による変動演出パターン設定処理]
図42は、図41のステップS114における変動演出パターン設定処理の詳細フローチャートである。図42に例示するように、サブCPU131は、ステップS113の処理に続いて、例えば遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれているリーチ演出に係る設定情報に基づいて、今回の特別図柄の変動表示に伴ってリーチ有り演出を行う必要があるか否かを判別する(ステップS1141)。
[Variation effect pattern setting process by effect control board 130]
FIG. 42 is a detailed flowchart of the variable effect pattern setting process in step S114 of FIG. As illustrated in FIG. 42, the sub CPU 131 follows the processing of step S113, for example, based on the setting information related to the reach effect included in the change start command received from the
サブCPU131は、リーチ有り演出を行う必要がないと判断した場合(ステップS1141:NO)、装飾図柄の変動表示を開始してから装飾図柄を停止表示するまでのリーチ無し演出の変動演出パターンを設定する(ステップS1142)。 If the sub CPU 131 determines that it is not necessary to perform the effect with reach (step S1141: NO), the sub CPU 131 sets a variation effect pattern of the effect without reach from the start of the decorative symbol variation display to the stop display of the decorative symbol. (Step S1142).
サブROM132には、リーチ演出を伴わない変動演出に関して、ハズレリーチ無し演出テーブルが記憶されている。このハズレリーチ無し演出テーブルとして、例えば、3秒用、8秒用、18秒用というように、遊技制御基板100において決定される変動パターン(変動時間)に対応する演出テーブルが複数種類設けられている。ステップS1142において、サブCPU131は、これらの演出テーブルの中から、変動開始コマンドに含まれている設定情報に基づいて、1の演出テーブルを設定する。例えば、変動開始コマンドに特別図柄の変動時間が8秒であることを示す変動パターンの設定情報が含まれている場合、8秒用の演出テーブルを設定する。
The
各演出テーブルにおいては、演出乱数と、1又は複数の装飾図柄の変動演出パターンとが対応付けられている。ここで、変動演出パターンとは、例えば、左図柄51aが停止した後に、右図柄51cが停止してから最後に中図柄51bが停止するといった、装飾図柄の変動態様を示すものである。サブCPU131は、設定した演出テーブルに格納されている1又は複数の変動演出パターンの中から、ステップS112の処理で取得した演出乱数に対応する変動演出パターンを読み出すことによって、装飾図柄の変動態様に関する1つの変動演出パターンを選択する。これにより、リーチ無し演出の変動演出の変動演出パターンが設定される。
In each effect table, effect random numbers are associated with variable effect patterns of one or more decorative symbols. Here, the variation effect pattern indicates, for example, a decorative pattern variation mode in which after the
ステップS1142の処理に続いて、サブCPU131は、変動開始コマンドに含まれている特別図柄判定の判定結果の図柄(判定図柄)の設定情報に基づいて、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42において判定図柄が停止表示されるのに伴って液晶表示装置5に停止表示する装飾図柄を設定する(ステップS1143)。
Subsequent to the processing of step S1142, the sub CPU 131 determines the first
一方、CPU131は、リーチ有り演出を行う必要があると判別した場合(ステップS1141:YES)、リーチ有り用あるいは大当たり用の演出テーブルを用いて、リーチ成立までの変動演出パターンを設定する(ステップS1144)。このリーチ有り用あるいは大当たり用演出テーブルとして、例えば、60秒用、90秒用、120秒用というように、遊技制御基板100において決定される変動パターン(変動時間)に対応する演出テーブルが複数種類設けられている。ステップS1144において、サブCPU131は、これらの演出テーブルの中から、変動開始コマンドに含まれている設定情報に基づいて、1の演出テーブルを設定する。例えば、変動開始コマンドに、特別図柄判定の結果が大当たりであり、特別図柄の変動時間が90秒であることを示す変動パターンの設定情報が含まれている場合、大当たり用演出テーブルを選択し、そのテーブルから90秒用の演出テーブルを設定する。そして、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている各種設定情報に基づいて、例えば、リーチ成立時に左列及び右列の有効ライン上に停止表示されるリーチ図柄を決定する(ステップS1145)。
On the other hand, if the CPU 131 determines that it is necessary to perform an effect with reach (step S1141: YES), the CPU 131 sets a variable effect pattern until the reach is established using the effect table for reach or jackpot (step S1144). ). There are a plurality of types of effect tables corresponding to variation patterns (variation times) determined in the
次に、サブCPU131は、リーチ構成を決定する(ステップS1146)。このリーチ構成を決定する処理は、具体的には、まずリーチ成立直後に行うリーチ演出としてノーマルリーチ演出、SPリーチ演出、及びSPSPリーチ演出のうちから少なくとも1つを選択する。そして、選択されたリーチ演出が1つの場合、例えばSPリーチ演出が選択された場合はそのリーチ演出をリーチ構成として決定し、選択されたリーチ演出が2つの場合、例えばノーマルリーチ演出とSPSPリーチ演出が選択された場合はノーマルリーチ演出からSPSPリーチ演出に発展する演出パターンをリーチ構成として決定し、選択されたリーチ演出が3つの場合はノーマルリーチ演出、SPリーチ演出、SPSPリーチ演出の順番で発展する演出パターンをリーチ構成として決定する。なお、これらのリーチ演出は、特別図柄の変動表示に伴って行われるものであるため、リーチ構成は、特別図柄の変動時間に基づいて決定される。 Next, the sub CPU 131 determines a reach configuration (step S1146). Specifically, in the process of determining the reach configuration, first, at least one of a normal reach effect, an SP reach effect, and an SPSP reach effect is selected as a reach effect performed immediately after the reach is established. And when the selected reach effect is one, for example, when the SP reach effect is selected, the reach effect is determined as the reach configuration. When the two reach effects are selected, for example, the normal reach effect and the SPSP reach effect are selected. When selected, the production pattern that develops from the normal reach production to the SPSP reach production is determined as the reach configuration. Is determined as a reach configuration. In addition, since these reach effects are performed with the change display of the special symbol, the reach configuration is determined based on the change time of the special symbol.
なお、ここでは、ステップS1144〜ステップS1146の順に3つの処理を行ってリーチ演出パターンを決定する場合について説明したが、これら3つの処理の実行順序は他の順序であってもよい。また、リーチ演出パターンを3つの処理を行って決定するのではなく、1つの処理で決定するようにしてもよい。 In addition, although the case where three processes were performed in order of step S1144-step S1146 and the reach | attainment pattern was determined was demonstrated here, the execution order of these three processes may be another order. Further, the reach effect pattern may be determined by one process instead of performing the three processes.
このように、ステップS1146の処理が行われた場合、ステップS1142の処理が行われた場合と同様に、ステップS1143に処理が進められる。 As described above, when the process of step S1146 is performed, the process proceeds to step S1143 as in the case where the process of step S1142 is performed.
[演出制御基板130による予告演出パターン設定処理]
図43は、図41のステップS115における予告演出パターン設定処理の詳細フローチャートである。図43に例示されるように、サブCPU131は、ステップS114の処理を実行した後、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であるか否かを判断する(ステップS1151)。
[Notification effect pattern setting processing by effect control board 130]
FIG. 43 is a detailed flowchart of the notice effect pattern setting process in step S115 of FIG. As illustrated in FIG. 43, after executing the process of step S114, the sub CPU 131 determines whether the determination result of the special symbol determination included in the change start command received from the
図には示されていないが、サブROM132には、大当たり用予告演出パターン選択テーブルと、ハズレ用予告演出パターン選択テーブルとが記憶されている。ここで、大当たり用予告演出パターン選択テーブルは、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合において、装飾図柄の変動表示中に行われる各種の予告演出の演出パターンを選択するために使用されるテーブルである。ハズレ用予告演出パターン選択テーブルは、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合において、装飾図柄の変動表示中に行われる各種の予告演出の演出パターンを選択するために使用されるテーブルである。これらの予告演出パターン選択テーブルでは、例えば、特別図柄の変動パターンと、演出乱数と、各予告演出の演出パターンとが対応付けられている。
Although not shown in the drawing, the
サブCPU131は、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であると判定した場合(ステップS1151:YES)、大当たり用予告演出パターン選択テーブルをサブROM132から読み出してサブRAM133にセットする(ステップS1152)。
When the sub CPU 131 determines that the determination result of the special symbol determination is “big hit” (step S1151: YES), the sub CPU 131 reads the jackpot notice effect pattern selection table from the
一方、サブCPU131は、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であると判定した場合(ステップS1151:NO)、ハズレ用予告演出パターン選択テーブルをサブROM132から読み出してサブRAM133にセットする(ステップS1153)。
On the other hand, when the sub CPU 131 determines that the determination result of the special symbol determination is “losing” (step S1151: NO), the sub CPU 131 reads out the notice effect pattern selection table for losing from the
ステップS1152又はステップS1153の処理に続いて、サブCPU131は、例えば、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている設定情報が示す変動パターンと、ステップS112(図41参照)の処理で取得した演出乱数とに対応する演出パターンをサブRAM133にセットしたテーブルから読み出すことによって、予告演出の演出パターンを示す設定情報をサブRAM133にセットする(ステップS1154)。例えば、この予告演出には、上記した擬似連続予告演出、ステップアップ予告演出、RTC予告演出、第3役物予告演出を含む役物予告演出等があり、このステップS1154でセットされる予告演出の演出パターンを示す設定情報には、それらの予告演出のうちから少なくとも1つの予告演出が選択されて、どのような演出パターンで実行するかについての情報が含まれる。
Subsequent to the processing in step S1152 or step S1153, the sub CPU 131 performs, for example, the variation pattern indicated by the setting information included in the variation start command received from the
なお、他の実施形態では、各予告演出毎に実行するか否かを判定し、実行する場合にはどのような演出パターンで実行するかについて決定して、その決定内容を予告演出の設定情報としてもよい。 In another embodiment, it is determined whether or not to execute for each notice effect, and when it is executed, it is determined what kind of effect pattern is executed, and the content of the decision is set as the notice effect setting information. It is good.
[画像音響制御基板140による割込み処理]
図44は、画像音響制御基板140において実行される割込み処理の一例を示すフローチャートである。画像音響制御基板140は、電源投入時や電源遮断時の特殊な場合を除く通常の動作時において、図44に例示されている一連の処理を一定時間(例えば33ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図44以降のフローチャートに基づいて説明する画像音響制御基板140で行われる処理は、制御用ROM142に記憶されているプログラムに基づいて統括CPU141が生成する命令に従って行われる。
[Interrupt processing by the image sound control board 140]
FIG. 44 is a flowchart showing an example of interrupt processing executed in the image
図44に例示されるように、画像音響制御基板140の統括CPU141は、まず、演出制御基板130から受信したコマンドに応じた処理を行うコマンド受信処理を実行する(ステップS601)。このコマンド受信処理については、図45に基づいて後に詳述する。
As illustrated in FIG. 44, the
次に、統括CPU141は、データ送信制御処理を実行する(ステップS602)。具体的には、画像音響制御基板140で行われる画像音響制御に関するデータを演出制御基板130に送信する。これに対して、演出制御基板130は、画像音響制御基板140から受信したデータをランプ制御基板150に転送する。これにより、液晶表示装置5やスピーカ24を用いて行われる演出と同期するように、ランプ制御基板150において演出役物71〜73等を用いて行われる各種演出動作などが制御される。
Next, the
[画像音響制御基板140によるコマンド受信処理]
図45は、図44のステップS601におけるコマンド受信処理の詳細フローチャートである。図45に例示されるように、統括CPU141は、まず、演出制御基板130から送信されたコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS611)。ここで、演出制御基板130からコマンドを受信していないと判定された場合(ステップS611:NO)、ステップS602に処理が進められる。
[Command Reception Processing by Image Sound Control Board 140]
FIG. 45 is a detailed flowchart of the command reception process in step S601 of FIG. As illustrated in FIG. 45, the
統括CPU141は、演出制御基板130からコマンドを受信したと判定した場合(ステップS611:YES)、例えば受信したコマンドに含まれている情報に基づいて、そのコマンドがステップS116(図41参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS612)。ここで、受信したコマンドが変動演出開始コマンドではないと判定された場合(ステップS612:NO)、後述するステップS614に処理が進められる。
If the
統括CPU141は、受信したコマンドが変動演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS612:YES)、受信した変動演出開始コマンドに応じた処理を行う変動演出開始処理を実行する(ステップS613)。これにより、装飾図柄を変動表示させる変動演出と、各種の予告演出とが実行される。この変動演出開始処理については、図46に基づいて後に詳述する。
If the
統括CPU141は、受信したコマンドが変動演出開始コマンドではないと判定した場合(ステップS612:NO)、例えば受信したコマンドに含まれている情報に基づいて、そのコマンドがステップS122(図32参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された変動演出終了コマンドであるか否かを判定する(ステップS614)。ここで、受信したコマンドが変動演出終了コマンドではないと判定された場合(ステップS614:NO)、後述するS616に処理が進められる。
If the
統括CPU141は、受信したコマンドが変動演出終了コマンドであると判定した場合(ステップS614:YES)、実行中の変動演出を終了させる変動演出終了処理を実行する(ステップS615)。これにより、液晶表示装置5の表示画面で変動表示されている装飾図柄が、特別図柄判定の判定結果を示す表示態様で停止表示される。
When the
統括CPU141は、受信したコマンドが変動演出終了コマンドではないと判定した場合(ステップS614:NO)、例えば受信したコマンドに含まれている情報に基づいて、そのコマンドがステップS124(図32参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された操作通知コマンドであるか否かを判定する(ステップS616)。ここで、受信したコマンドが操作通知コマンドではないと判定された場合(ステップS616:NO)、後述するステップS618に処理が進められる。
If the
統括CPU141は、受信したコマンドが操作通知コマンドであると判定した場合(ステップS616:YES)、遊技者による操作に応じた表示制御を行う操作通知コマンド受信処理を実行する(ステップS617)。具体的には、例えば表示画面にカーソルが表示された状態で演出キー27が操作されたことを通知する操作通知コマンドを受信した場合には、その操作によって指示された方向にカーソルを移動させる表示制御を行う。また、例えば所定の有効期間中に演出ボタン26が操作されたことを通知する操作通知コマンドを受信した場合には、いわゆるカットインと呼ばれる所定の演出画像を表示する表示制御を行う。
If the
統括CPU141は、受信したコマンドが操作通知コマンドではないと判定した場合(ステップS616:NO)、例えば受信したコマンドに含まれている情報に基づいて、そのコマンドが演出制御基板130から送信されたアイコン表示コマンドであるか否かを判定する(ステップS618)。具体的には、受信したコマンドが、ステップS1038(図33参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信されたアイコン表示コマンドであるか否かを判定する。
If the
統括CPU141は、受信したコマンドがアイコン表示コマンドであると判定した場合(ステップS618:YES)、保留アイコンの表示に関する処理を行うアイコン表示制御処理を実行する(ステップS619)。これにより、アイコン表示コマンドに含まれる設定情報に基づいた保留アイコンが表示画面上に表示される。具体的には、統括CPU141が、制御用RAM145にセットしたアイコン表示コマンドに含まれる設定情報に基づいてディスプレイリストを作成し、そのディスプレイリストをVRAM149のディスプレイリスト記憶領域1491にセットすることによって実現される。例えば、受信したコマンドが第1特別図柄判定に係るアイコン表示コマンドである場合には、保留表示領域57に保留アイコン52が表示される。一方、受信したコマンドが第2特別図柄判定に係るアイコン表示コマンドである場合には、他の領域に保留アイコンが表示される。
If the
また、受信したアイコン表示コマンドに先読み演出に関する設定情報が含まれている場合には、その設定情報が示す演出パターンに従って、アイコン色演出、ボタン示唆演出、BGM演出のうちの1以上の先読み演出が行われる。例えば、先読み演出としてアイコン色演出が行われる場合は、先読み対象アイコン52の表示態様を特殊色に変化させる演出が行われ、先読み演出としてボタン示唆演出が行われる場合は、先読み対象アイコン52を用いて、変形示唆演出、変形煽り演出、ボタン操作演出、保留変化演出が行われ、先読み演出としてBGM演出が行われる場合は、スピーカ24を用いて、不明りょう音を維持する演出、不明りょう音から明りょうなBGMに変化させる演出が行われる。
When the received icon display command includes setting information related to the pre-reading effect, one or more pre-reading effects among the icon color effect, the button suggestion effect, and the BGM effect are performed according to the effect pattern indicated by the setting information. Done. For example, when an icon color effect is performed as a prefetch effect, an effect of changing the display mode of the
統括CPU141は、受信したコマンドがアイコン表示コマンドではないと判定した場合(ステップS618:NO)、演出制御基板130から送信された他のコマンドに応じた処理を実行する(ステップS620)。
If the
[画像音響制御基板140による変動演出開始処理]
図46は、図45のステップS613における変動演出開始処理の詳細フローチャートである。図46に例示されるように、統括CPU141は、まず、制御用RAM145に変動演出設定情報をセットする(ステップS631)。具体的には、演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドに含まれる情報から変動演出の設定情報を読み出し、その読み出した設定情報を変動演出設定情報として制御用RAM145にセットする。
[Variation effect start processing by the image sound control board 140]
FIG. 46 is a detailed flowchart of the changing effect start process in step S613 of FIG. As illustrated in FIG. 46, the
ステップS631の処理に続いて、統括CPU141は、制御用RAM145に通常予告演出設定情報をセットする(ステップS632)。ここで、通常予告演出は、例えば擬似連続予告演出、ステップアップ予告演出等のRTC情報に基づかない予告演出である。すなわち、ステップS632では、演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドに、RTC情報に基づかない予告演出の設定情報が含まれている場合に、その設定情報を通常予告演出設定情報として制御用RAM145にセットする。
Subsequent to the processing in step S631, the
ステップS632の処理に続いて、統括CPU141は、RTC予告演出を実行するか否かを判定する(ステップS633)。具体的には、演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドに、ステップS1155の処理でセットされるRTC予告演出に関する情報が含まれているか否かに基づいて、RTC予告演出を実行するか否かを判定する。
Subsequent to the process of step S632, the
統括CPU141は、RTC予告演出を実行すると判定した場合(ステップS633:YES)、演出制御基板130に実装されたRTC134で計時されている日付及び曜日をRTC情報として取得し、取得したRTC情報を制御用RAM145に格納する(ステップS634)。
When determining that the RTC notice effect is to be executed (step S633: YES), the
ステップS634の処理に続いて、統括CPU141は、RTC予告演出設定情報を制御用RAM145にセットする(ステップS635)。具体的には、受信した変動演出開始コマンドに含まれているRTC予告演出に関する設定情報と、ステップS634の処理で取得したRTC情報とを、RTC予告演出設定情報として制御用RAM145にセットする。
Subsequent to the process of step S634, the
統括CPU141は、ステップS635の処理を実行した場合、RTC予告演出を実行しないと判定した場合(ステップS633:NO)、ステップS631の処理、及びステップ632の処理で制御用RAM145にセットした設定情報、さらに必要に応じてステップS635の処理で制御用RAM145にセットした設定情報に基づいて変動演出を開始する(ステップS636)。
When the
具体的には、変動演出は、統括CPU141が、制御用RAM141にセットした変動演出設定情報に基づいてディスプレイリストを作成し、そのディスプレイリストをVRAM149のディスプレイ記憶領域1491にセットすることにより実現される。変動演出に伴って行われる予告演出は、統括CPU141が、制御用RAM141にセットした通常予告演出設定情報、RTC予告演出設定情報に基づいてディスプレイリストを作成し、そのディスプレイリストをVRAM149のディスプレイ記憶領域1491にセットすることにより実現される。
Specifically, the changing effect is realized by the
[ランプ制御基板150による割込み処理]
次に、図47を参照しつつ、ランプ制御基板150において実行される割込み処理について説明する。ここで、図47は、ランプ制御基板150において実行される割込み処理の一例を示すフローチャートである。ランプ制御基板150は、電源投入時や電源遮断時の特殊な場合を除く通常の動作時において、演出制御基板130からのコマンド、及び演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から送信される画像音響制御に関するデータに基づいて、図47に例示されている一連の処理を一定時間毎に繰り返し実行する。なお、図47のフローチャートに基づいて説明するランプ制御基板150で行われる処理は、ランプROM152に記憶されているプログラムに基づいてランプCPU151が生成する命令に従って行われる。
[Interrupt processing by lamp control board 150]
Next, interrupt processing executed in the
ランプCPU151は、まず、演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から送信された画像音響制御に関するデータを受信するデータ受信処理を実行する(ステップS81)。ランプCPU151は、このステップS81の処理によって受信した画像音響制御に関するデータに基づいて、液晶表示装置5やスピーカ24による演出と同期するように、各種演出手段(演出役物71〜73や盤ランプ25など)を制御する。
First, the
ステップS81の処理に続いて、ランプCPU151は、演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS82)。ここで、変動演出開始コマンドを受信したと判定した場合(ステップS82:YES)、受信した変動演出開始コマンドに対応する発光パターンデータをランプROM152から読み出してランプRAM153にセットすることにより、盤ランプ25、枠ランプ37、演出役物71〜73等に設けられた発光素子の発光パターンを設定する(ステップS83)。そして、セットした発光パターンデータに基づいて、各ランプや発光素子の発光制御を開始する(ステップS84)。
Subsequent to the process in step S81, the
ステップS84の処理に続いて、ランプCPU151は、受信した変動開始コマンドに対応する演出役物の動作パターンデータをランプROM152から読み出してランプRAM153にセットすることにより、演出役物71〜73等の動作パターンを設定する(ステップS85)。
Following the processing of step S84, the
ランプCPU151は、ステップS85の処理を実行した場合、又は変動演出開始コマンドを受信していないと判定した場合(ステップS82:NO)、遊技者による操作が行われたか否かを判定する(ステップS86)。例えば、演出ボタン26の操作を検知するセンサからの検知信号、又は演出キー27の操作を検知するセンサからの検知信号が入力されたか否かに基づいて、演出ボタン26又は演出キー27が操作されたか否かを判定する。ランプCPU151は、演出ボタン26又は演出キー27が操作されたと判定した場合(ステップS86:YES)、その旨を通知する操作コマンドを演出制御基板130に送信する(ステップS87)。
When the
ランプCPU151は、ステップS87の処理を実行した場合、又は遊技者によって演出ボタン26又は演出キー27が操作されなかったと判定した場合(ステップS86:NO)、ステップS122(図32参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された変動演出終了コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS88)。ここで、変動演出終了コマンドを受信したと判定した場合(ステップS88:YES)、上述したステップS84の処理で開始した発光制御を終了させる(ステップS89)。
When the
ランプCPU151は、ステップS89の処理を実行した場合、又は、変動演出終了コマンドを受信していないと判定した場合(ステップS88:NO)、ステップS81のデータ受信処理によって取得した画像音響制御に関するデータに基づいて、演出役物動作開始タイミングであるか否かを判定する(ステップS90)。
When the
演出役物動作開始タイミングであると判定した場合(ステップS90:YES)、ランプCPU151は、ステップS85の処理で設定した動作パターンの設定情報に基づいて、演出役物71〜71のうちの少なくとも1つの動作制御を開始する(ステップS91)。例えば、変動演出開始コマンドにRTC予告演出に関する情報が含まれている場合においては、特別図柄の変動中であってそのRTC予告演出が行われる以前に、演出役物71〜73全てを所定の順番で動作させる動作制御が開始されることになる。これにより、第3役物予告演出(図8参照)が実現されることになる。
When it is determined that it is the stage starter action start timing (step S90: YES), the
ステップS91の処理を実行した場合、又は演出役物動作開始タイミングではないと判定された場合(ステップS90:NO)、上記ステップS81に処理が戻される。 When the process of step S91 is executed, or when it is determined that it is not the stage actor action start timing (step S90: NO), the process is returned to step S81.
[本実施形態の作用効果]
以上説明したように、本実施形態によれば、事前判定結果に基づく先読み演出として、アイコン色演出の他に、BGM演出やボタン示唆演出が行われる。このため、事前判定結果に基づく演出の興趣性を向上させることができる。
[Operational effects of this embodiment]
As described above, according to the present embodiment, the BGM effect and the button suggestion effect are performed in addition to the icon color effect as the prefetching effect based on the pre-determination result. For this reason, the interest property of the production | presentation based on a prior determination result can be improved.
BGM演出は、演出の途中で演出態様(本実施形態では演出音の種類)が変化するパターンと、変化しないパターンとが存在するので、演出のバリエーションが増え、演出の興趣性を効果的に向上させることができる。 The BGM production has a pattern in which the production mode (the type of production sound in the present embodiment) changes during the production and a pattern that does not change, so the production variation increases, and the interest of the production is effectively improved. Can be made.
また、BGM演出は、大当たりに対する信頼度が相対的に低い場合にはBGM演出の演出態様が維持され易く、逆に、大当たりに対する信頼度が相対的に高い場合にはBGM演出の演出態様が変化し易い。このため、BGM演出の演出態様を途中で変化させることにより、大当たりに対する遊技者の期待感を効果的に高めることが可能である。 Also, in the BGM effect, when the reliability for the jackpot is relatively low, the effect mode of the BGM effect is easily maintained, and conversely, when the reliability for the jackpot is relatively high, the effect mode of the BGM effect changes. Easy to do. For this reason, it is possible to effectively increase the player's expectation for the jackpot by changing the effect mode of the BGM effect on the way.
ボタン示唆演出は、特別図柄判定の保留を示すアイコンを、当該アイコンに対応する事前判定結果に基づいて、入力手段(本実施形態では演出ボタン26)に対する入力を遊技者に促すボタン画像に変化させ、変化したボタン画像の表示中に入力手段に対する入力が行われると、その入力に応じた演出(本実施形態では保留変化演出)が行われるため、演出の興趣性を効果的に向上させることができる。
In the button suggestion effect, the icon indicating that the special symbol determination is suspended is changed to a button image that prompts the player to input to the input means (the
ボタン示唆演出では、特別図柄判定の保留を示すアイコンを、ボタン画像に変化する可能性を示唆する表示態様で表示するため、アイコンがボタン画像に変化することに対する遊技者の期待感を高めることができ、またそれに伴って大当たりに対する遊技者の期待感を効果的に高めることが可能である。 In the button suggestion effect, the icon indicating that the special symbol determination is suspended is displayed in a display mode that suggests the possibility of changing to a button image, so that the player's expectation that the icon will change to a button image may be increased. It is possible to effectively increase the player's expectation for the jackpot.
また、本実施形態によれば、RTC情報(本実施形態では日付及び曜日)を用いたRTC演出と、RTC情報に基づかない通常の演出が用意されている。このため、演出のバリエーションが増え、演出の興趣性を向上することが可能である。 Further, according to the present embodiment, an RTC effect using RTC information (date and day of the week in the present embodiment) and a normal effect not based on the RTC information are prepared. For this reason, the variation of a production increases and it is possible to improve the interest property of a production.
RTC情報に基づいた演出は、特別図柄判定の判定結果を示唆する演出として実行されるため、このRTC情報に基づいた演出内容の演出が実行されることで、大当たりに対する遊技者の期待感を効果的に高めることが可能である。 The effect based on the RTC information is executed as an effect that suggests the determination result of the special symbol determination. Therefore, the effect of the effect content based on the RTC information is executed, thereby improving the player's expectation for the jackpot. Can be enhanced.
RTC情報に基づいた演出は、特別図柄判定の判定結果とRTC情報に基づいて演出内容が設定される。これに対して、通常の演出は、RTC情報とは無関係に、特別図柄判定の判定結果のみに基づいて演出内容が設定される。このため、RTC情報に基づいた演出内容の演出が実行されることで、大当たりに対する遊技者の期待感をより効果的に高めることが可能である。 For the effect based on the RTC information, the effect content is set based on the determination result of the special symbol determination and the RTC information. On the other hand, in the normal effect, the effect content is set based only on the determination result of the special symbol determination regardless of the RTC information. For this reason, it is possible to increase the player's sense of expectation for the jackpot more effectively by executing the effect of the effect content based on the RTC information.
[変形例]
なお、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下の形態であってもよい。
[Modification]
In addition, it is not limited to the said embodiment, For example, the following forms may be sufficient.
上記実施形態では、RTC予告演出として、日付及び曜日をRTC情報として液晶表示装置5の画面に表示する構成として説明したが、他の構成を用いた実施形態であってもよい。例えば、他の実施形態としては、日付のみ、曜日のみ、時刻(何時何分)のみ、日付及び時刻、あるいは日付と時刻と曜日の全てをRTC情報として画面に表示するものであってもよい。
In the embodiment described above, the date and day of the week are displayed as RTC information on the screen of the liquid
上記実施形態では、RTC予告演出として、その演出が実行される日付及び曜日に関するRTC情報を反映させた演出を行う構成として説明したが、他の構成を用いた実施形態であってもよい。例えば、特別図柄判定において大当たり遊技を行う判定がされて、変動演出の際にRTC予告演出を実行することが決定された場合に、そのRTC予告演出において大当たり遊技が開始される日時(主に時間)を表示する演出が行われてもよい。すなわち、RTC予告演出が開始される時点よりも未来の時間をRTC情報として画面に表示するものであってもよい。具体的には、特別図柄判定において大当たり遊技を行う判定がされて、変動演出の際にRTC予告演出を実行することが決定されると、画像音響制御基板140の統括CPU141が、RTC134からRTC情報(例えば日時)を取得する。そして、当該RTC情報が示す日時に対して、変動演出開始コマンドに含まれる変動パターンに対応する変動時間と、大当たり図柄が停止表示される確定時間とを足し合わせた日時を液晶表示装置5に表示する。また、大当たり遊技の開始を、RTC情報を用いて示唆するのではなく、図柄変動中の大当たりへの期待度が相対的に高い演出が開始される時刻を、RTC情報を用いて示唆するようにしてもよい。
In the above embodiment, the RTC notice effect has been described as a configuration in which the RTC information related to the date and day of the week on which the effect is executed has been reflected, but an embodiment using other configurations may be used. For example, when it is determined that the jackpot game is performed in the special symbol determination and it is determined that the RTC notice effect is executed at the time of the variable effect, the date and time when the jackpot game is started in the RTC notice effect (mainly time) ) May be displayed. That is, the time after the time when the RTC notice effect is started may be displayed on the screen as RTC information. Specifically, when it is determined that the jackpot game is performed in the special symbol determination and it is determined to execute the RTC advance notice effect at the time of the change effect, the
上記実施形態では、特別図柄判定の判定結果に基づいてRTC予告演出を行うことが選択された場合に、そのRTC予告演出においてRTC情報が液晶表示装置5に表示される演出が行われることを例に説明したが、他の構成を用いた実施形態であってもよい。例えば、RTC134が計時する日時等が所定の日時あるいは所定の期間になると、RTC134の計時結果に基づかない演出内容の演出が、RTC134の計時結果に基づく演出内容の演出に切り替わるような構成を採用してもよい。例えば、客待ち中や図柄変動中、リーチ演出中において、RTC情報が12月になる前は通常のキャラクタが表示されていたのが、12月になると、特別のキャラクタに変化したり、あるいは通常のキャラクタの衣装がクリスマスの衣装に変化したりするといった演出制御を行うことが考えられる。また、キャラクタに限らず、液晶表示装置5に表示される背景画像や、液晶表示装置5に表示される一部の演出画像について、同様の演出制御を行うようにしてもよい。
In the above embodiment, when it is selected to perform the RTC notice effect based on the determination result of the special symbol determination, an example in which the effect that the RTC information is displayed on the liquid
また、上記実施形態では、RTC情報が示す日付及び曜日を画面表示するRTC演出を行う例を用いて説明したが、他の構成を用いた実施形態であってもよい。例えば、パチンコ遊技機1に対する電源投入からの経過時間を計測し、その計測結果に基づく演出内容の演出を行うようにしてもよい。例えば、保留表示コマンド(上記実施形態のアイコン表示コマンドに相当)に保留色演出(上記実施形態のアイコン色演出に相当)の設定情報が含まれている場合において、電源投入からの経過時間が所定時間になる前は特別図柄判定の保留を示す保留部に対して所定の演出(例えば保留部に向けて光の球が飛来する演出)が行われることでその保留部の色を変化させていたのが、所定時間になると、保留部とは異なる別対象(例えば所定の箱等)に対して所定の演出(例えば所定の箱等に向けて変化後の保留部の色を示唆するアイテムが飛来する演出)が行われるといった演出制御を行うことが考えられる。また、かかる構成の演出を採用する場合は、電源投入からの経過時間が所定時間になると、所定時間になる前よりも保留色演出が相対的に発生し易くしてもよい。また、保留部は、上記実施形態のように、液晶表示装置5の画面に表示されるアイコンであってもよいし、画面から独立した保留表示用のランプを用いて表示するようにしても構わない。
Moreover, although the said embodiment demonstrated using the example which performs the RTC effect which displays the date and day of the week which RTC information shows on a screen, embodiment using another structure may be sufficient. For example, the elapsed time from power-on to the
また、通常時において実行されない特定演出が、RTC134が計時する日時が所定の日時になると、それ以後あるいはそれ以後の所定期間(特定期間)、特別図柄判定の判定結果に基づいて選択されるようにしてもよい。かかる構成を採用する場合は、例えば、所定の画像が変動演出の最中に割り込んで表示されるいわゆるカットイン予告演出において通常時に使用される画像とは異なる画像が選択されて表示されたり、また通常時に液晶表示装置5のみで行われる演出において液晶表示装置5とは異なる演出手段(例えばスイングライトやパトランプ等)が選択された演出が行われたりする。具体的には、RTC134からRTC情報が示す日時が所定の日時になる前は、遊技者による演出ボタン26の操作に応じて画面表示される演出画像として特定の演出画像が表示されなかったのが、RTC134からのRTC情報が示す日時が所定の日時になって以降は、特定の演出画像が表示されるようになる。また、RTC134からのRTC情報が示す日時が所定の日時になる前は、所定の演出が第1の演出手段(例えば液晶表示装置5)を用いて行われていたのが、RTC134からのRTC情報が示す日時が所定の日時になって以降は、所定の演出が第2の演出手段(例えばスピーカ24)を用いて行われるようになる。
In addition, when the date and time counted by the
また、他の実施形態では、例えば、大当たり遊技後に敵とバトルを行うバトル演出が行われる機能を有し、そのバトル演出でのバトルキャラクタとして、キャラクタA、キャラクタB、及びキャラクタCのうちのいずれかのキャラクタを大当たり遊技中に選択可能な機能を有する遊技機において、電源投入からの経過時間が特定期間となり、その特定期間中において大当たりが報知された場合(大当たり図柄が停止表示された場合)、その大当たりが報知された後の大当たり遊技中において、上記したキャラクタA〜Cとは異なるキャラクタDの選択が可能となるような演出制御を行っても構わない。また、かかる構成を採用する場合、RTC134が計時する日時が所定の日時になると、上記した選択可能なキャラクタが追加されたり、変更される演出制御が行われたりしても構わない。例えば、特定期間中において大当たりが報知された場合に選択可能となるキャラクタDに加えてキャラクタEが選択可能となるようにしてもよい。
Moreover, in other embodiment, for example, it has a function in which a battle effect is performed for performing a battle with an enemy after a jackpot game, and any one of the character A, the character B, and the character C is used as a battle character in the battle effect. In a gaming machine that has a function that can select such a character during a jackpot game, the elapsed time from power-on becomes a specific period, and the jackpot is notified during that specific period (when the jackpot symbol is stopped and displayed) In the jackpot game after the jackpot is notified, the presentation control may be performed so that the character D different from the characters A to C can be selected. Further, when such a configuration is adopted, when the date and time counted by the
上記実施形態では、BGM演出において、不明りょう音から明りょうなBGMに変化すると、擬似連続予告演出が3連目まで発展することを示唆することとして説明したが、他の実施形態では、例えば、演出役物が動作しない状態から動作する状態に演出態様が変化すると、擬似連続予告演出が3連目まで発展することを示唆するものであっても構わない。なお、かかる構成を採用する場合は、大当たりと判定された可能性が相対的に低い場合に演出役物が動作しない状態を維持し易く、大当たりと判定された可能性が相対的に高い場合に演出役物が動作しない状態から動作する状態に変化し易くなるように制御することが望ましい。 In the above-described embodiment, in the BGM production, it has been described that the pseudo-continuous notice production is developed to the third series when the unknown sound is changed to the clear BGM. However, in other embodiments, for example, production When the effect mode changes from the state where the accessory does not operate to the state where it operates, it may suggest that the pseudo continuous notice effect develops to the third series. In addition, when adopting such a configuration, it is easy to maintain a state in which the director does not operate when the possibility of being determined to be a big hit is relatively low, and when the possibility of being determined to be a big hit is relatively high It is desirable to perform control so that the director is easily changed from a non-operating state to an operating state.
上記実施形態では、ノイズ音から明りょうなBGMに変化する演出パターンが決定された場合に、演出ボタン26等の操作を行うことなく、所定のタイミングになれば演出態様が変化する例を説明したが、他の実施形態では異なる例を用いて説明してもよい。例えば、他の実施形態では、ノイズ音が出力されている間に、液晶表示装置5の画面上に、演出ボタン26等の操作手段の操作を遊技者に促す演出が行われ、遊技者がそのボタン操作演出に対して操作手段を操作すると、その操作に応じてノイズ音が明りょうなBGMに変化するような制御が行われてもよい。
In the said embodiment, when the production pattern which changes to clear BGM from a noise sound was determined, the operation aspect changed at the predetermined timing, without operating the
上記実施形態では、演出態様が維持又は変化される先読み演出の1つとして、スピーカ24を用いるBGM演出について説明しているが、他の実施形態では、スピーカ24に替えて、液晶表示装置5を用いて上記段落に示したBGM演出と同様の趣旨の演出を行うようにしてもよい。
In the above embodiment, the BGM effect using the
具体的には、図48(A)に示すように、画面上に大当たりに対する期待度が不明りょうな画像(例えばデフォルト色の変動示唆アイコン521)が表示されている間に、操作手段の操作を遊技者に促す演出が行われ(図48(B))、遊技者がその演出に対して操作手段を操作すると、その操作に応じて成功演出が行われて(図48(C))、その演出に応じて不明りょうな画像が明りょうな画像に変化するように表示制御(例えば変動示唆アイコン521が赤色等の特殊色に変化する制御)が行われてもよい(図48(D))。これに対して、図49に示すように、まず図48(A)、(B)と同様に、不明りょうな画像が表示されている間に、遊技者に操作を促す演出が行われ、その後に遊技者の操作に応じて失敗演出が行われた場合には(図49(C))、不明りょうな画像の表示が維持されるように表示制御が行われてもよい(図49(D))。なお、かかる制御を採用する場合の操作手段は、押下型の演出ボタン26や演出キー27だけでなく、タッチパネルや傾倒型のレバー等、いかなる方式のものであっても構わない。
Specifically, as shown in FIG. 48A, while an image (for example, a default color variation suggestion icon 521) with an unknown degree of expectation for jackpot is displayed on the screen, the operation of the operation means is played. An effect that prompts the player is performed (FIG. 48B), and when the player operates the operation means for the effect, a successful effect is performed according to the operation (FIG. 48C). Display control (for example, control in which the
また、上記実施形態において説明したパチンコ遊技機1の構成は単なる一例に過ぎず、他の構成であっても本発明を実現できることは言うまでもない。また、上述したフローチャートにおける処理の順序、設定値、判定に用いられる閾値等は単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しなければ他の順序や値であっても、本発明を実現できることは言うまでもない。
In addition, the configuration of the
また、上記実施形態では、本発明がパチンコ遊技機に適用された場合を例に説明したが、本発明は、例えば回胴式遊技機等の他の遊技機にも適用可能である。 In the above embodiment, the case where the present invention is applied to a pachinko gaming machine has been described as an example. However, the present invention can also be applied to other gaming machines such as a swivel type gaming machine.
[本発明に係るパチンコ遊技機の構成と作用効果]
以上説明したように、本実施形態の遊技機は、以下のような構成であっても構わない。
[Configuration and operational effect of pachinko gaming machine according to the present invention]
As described above, the gaming machine of this embodiment may have the following configuration.
一実施形態に係る遊技機(1)は、取得条件の成立に応じて取得情報を取得する取得手段(S21,S22)と、前記取得情報に基づいて、特別遊技を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段(S3)と、前記特別遊技判定手段の判定結果に基づく第1演出を実行する第1演出実行手段(S619)と、前記特別遊技判定手段の判定結果に基づく第2演出を開始する第2演出実行手段(S619)と、当該第1演出の演出態様を制御する演出態様制御手段(S619)と、を備え、前記演出態様制御手段は、前記第2演出の開始に伴って、実行中の前記第1演出の演出態様を維持する第1演出態様制御(S1247:NO→S1249)と、前記第2演出の開始に伴って、実行中の前記第1演出の演出態様を変化させる第2演出態様制御(S1247:YES→S1249)とを実行可能である。 A gaming machine (1) according to an embodiment determines whether or not to execute a special game based on acquisition means (S21, S22) that acquires acquisition information in response to establishment of an acquisition condition and the acquisition information. A special game determination means (S3), a first effect execution means (S619) for executing a first effect based on the determination result of the special game determination means, and a second effect based on the determination result of the special game determination means. A second effect executing means for starting (S619), and an effect mode control means (S619) for controlling the effect mode of the first effect, wherein the effect mode control means is accompanied by the start of the second effect. The first effect mode control (S1247: NO → S1249) that maintains the effect mode of the first effect being executed, and the effect mode of the first effect being changed with the start of the second effect Second production mode control S1247: YES → S1249) and it is possible to run.
かかる構成によれば、第2演出の開始に伴って第1演出態様を維持する第1演出態様制御と、第2演出の開始に伴って第1演出の演出態様を変化させる第2演出態様制御とが実行可能であるため、従来の遊技機に比べると、演出の興趣性を高めることができる。 According to this configuration, the first effect mode control that maintains the first effect mode with the start of the second effect, and the second effect mode control that changes the effect mode of the first effect with the start of the second effect. Therefore, it is possible to enhance the interest of the production as compared with the conventional gaming machine.
また遊技機(1)では、前記特別遊技を実行すると前記特別遊技判定手段によって判定された可能性が相対的に低い場合には、前記第1演出態様制御が実行され易く、前記特別遊技を実行すると前記特別遊技判定手段によって判定された可能性が相対的に高い場合には、前記第2演出態様制御が実行され易い。 Further, in the gaming machine (1), when the special game is executed, when the possibility of being determined by the special game determination means is relatively low, the first effect mode control is easily executed, and the special game is executed. Then, when the possibility determined by the special game determination means is relatively high, the second effect mode control is easily performed.
かかる構成によれば、特に特別遊技を実行すると判定される可能性が高い場合に、第1演出の演出態様を変化させる第2演出態様制御が実行され易いため、従来の遊技機に比べると、演出の興趣性を高めることができる。 According to such a configuration, since it is easy to execute the second effect mode control for changing the effect mode of the first effect particularly when it is highly likely that it is determined that the special game is executed, compared to the conventional gaming machine, The interest of the production can be enhanced.
遊技機(1)は、遊技者によって入力可能な入力手段(26)と、取得条件の成立に応じて取得情報を取得する取得手段(S21,S22)と、前記取得手段によって取得された取得情報に基づいて、特別遊技を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段(S3)と、前記取得手段によって取得情報が取得されると当該取得情報を前記特別遊技判定手段による判定を保留する情報として記憶する取得情報記憶手段(S103)と、前記特別遊技判定手段による判定に先立って、当該判定に関する事前判定を実行する事前判定手段(S218,S228)と、前記特別遊技判定手段によって前記特別遊技を実行すると判定された場合に、当該特別遊技を実行する特別遊技実行手段(S6)と、前記取得情報記憶手段に取得情報が記憶されていることを示す第1演出画像を表示する演出画像表示手段(S619)と、前記第1演出画像に対応する前記事前判定の結果に基づいて、当該第1演出画像を前記入力手段に対する入力を遊技者に促す第2演出画像に変化させる画像制御手段(S619)と、前記第2演出画像の表示中に前記入力手段に対する入力が行われると、当該入力に応じた演出を実行する演出実行手段(S617)と、を備える。 The gaming machine (1) includes an input unit (26) that can be input by a player, an acquisition unit (S21, S22) that acquires acquisition information according to the establishment of an acquisition condition, and the acquisition information acquired by the acquisition unit Based on the special game determination means (S3) for determining whether or not to execute the special game, and information for holding the determination by the special game determination means when the acquisition information is acquired by the acquisition means Acquisition information storage means (S103) to be stored, prior determination means (S218, S228) for executing prior determination related to the determination prior to determination by the special game determination means, and the special game determination means by the special game determination means When it is determined that the special game is executed, the special game executing means (S6) for executing the special game and the acquisition information storage means store the acquisition information. Based on the result of the prior determination corresponding to the first effect image, the effect image display means for displaying the first effect image indicating that the first effect image is input to the input means. An image control means (S619) for changing to a second effect image that prompts the user, and an effect execution means for executing an effect in accordance with the input when an input is made to the input means while the second effect image is being displayed. S617).
かかる構成によれば、取得情報が記憶されていることを示す第1演出画像を入力手段に対する入力を遊技者に促す第2演出画像に変化させて、その第2演出画像の表示中に入力手段に対する入力が行われると、入力に応じた演出が実行されるため、従来の遊技機に比べると、第1演出画像を用いた演出の興趣性を高めることができる。 According to this configuration, the first effect image indicating that the acquired information is stored is changed to the second effect image that prompts the player to input to the input means, and the input means is displayed while the second effect image is being displayed. When an input is made, an effect according to the input is executed, so that the entertainment of the effect using the first effect image can be enhanced as compared with the conventional gaming machine.
また遊技機(1)では、前記演出画像表示手段は、前記第2演出画像に変化する可能性を示唆する表示態様で前記第1演出画像を表示する。 In the gaming machine (1), the effect image display means displays the first effect image in a display mode that suggests the possibility of changing to the second effect image.
かかる構成によれば、第1演出画像が第2演出画像に変化するかどうかを示唆する表示態様で表示されるため、第2演出画像に変化するまでの遊技者の期待感を煽ることができる。 According to this configuration, since the first effect image is displayed in a display mode that suggests whether or not the second effect image is changed, the player's expectation until the change to the second effect image can be obtained. .
遊技機(1)は、遊技者によって入力可能な入力手段(26)と、取得条件の成立に応じて取得情報を取得する取得手段(S21,S22)と、前記取得手段によって取得された取得情報に基づいて、特別遊技を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段(S3)と、前記特別遊技判定手段による判定が行われると、所定の図柄表示手段において図柄を変動表示させてから当該判定の結果を示す図柄を停止表示させる図柄表示制御手段(S3)と、前記特別遊技判定手段によって前記特別遊技を実行すると判定された場合に、当該特別遊技を実行する特別遊技実行手段(S6)と、前記特別遊技判定手段による判定が行われると、当該判定に応じて前記図柄表示手段において図柄が変動表示されていることを示唆する第1演出画像を表示する演出画像表示手段(S619)と、前記特別遊技判定手段による判定結果に基づいて、前記第1演出画像を前記入力手段に対する入力を遊技者に促す第2演出画像に変化させる画像制御手段(S619)と、前記第2演出画像の表示中に前記入力手段に対する入力が行われると、当該入力に応じた演出を実行する演出実行手段(S617)と、を備える。 The gaming machine (1) includes an input unit (26) that can be input by a player, an acquisition unit (S21, S22) that acquires acquisition information according to the establishment of an acquisition condition, and the acquisition information acquired by the acquisition unit When the determination by the special game determination means (S3) for determining whether or not to execute the special game based on the above and the special game determination means is performed, the predetermined symbol display means variably displays the symbol and then A symbol display control means (S3) for stopping and displaying a symbol indicating the result of the determination, and a special game executing means (S6) for executing the special game when the special game determination means determines that the special game is to be executed. When the determination by the special game determination means is performed, a first effect image is displayed that suggests that the symbols are variably displayed on the symbol display means according to the determination. Based on the determination result by the effect image display means (S619) and the special game determination means, the image control means (S619) changes the first effect image into a second effect image that prompts the player to input to the input means. And when the input to the input means is performed during the display of the second effect image, the effect execution means (S617) for executing the effect according to the input.
かかる構成によれば、図柄が変動表示されていることを示唆する第1演出画像を入力手段に対する入力を遊技者に促す第2演出画像に変化させて、その第2演出画像の表示中に入力手段に対する入力が行われると、入力に応じた演出が実行されるため、従来の遊技機に比べると、第1演出画像を用いた演出の興趣性を高めることができる。 According to this configuration, the first effect image that suggests that the symbol is displayed in a variable manner is changed to the second effect image that prompts the player to input to the input means, and is input while the second effect image is being displayed. When an input to the means is performed, an effect corresponding to the input is executed, so that the interest of the effect using the first effect image can be enhanced as compared with the conventional gaming machine.
遊技機(1)では、前記演出画像表示手段は、前記第2演出画像に変化する可能性を示唆する表示態様で前記第1演出画像を表示する。 In the gaming machine (1), the effect image display means displays the first effect image in a display mode that suggests the possibility of changing to the second effect image.
かかる構成によれば、第1演出画像が第2演出画像に変化するかどうかを示唆する表示態様で表示されるため、第2演出画像に変化するまでの遊技者の期待感を煽ることができる。 According to this configuration, since the first effect image is displayed in a display mode that suggests whether or not the second effect image is changed, the player's expectation until the change to the second effect image can be obtained. .
遊技機(1)は、特別遊技を実行するか否かを判定する判定手段(S3)の判定結果に応じて前記特別遊技を実行する遊技機であって、日時を計時する計時手段(134)と、前記計時手段の計時結果に基づく演出内容の第1演出を実行可能な第1演出実行手段(S633:YES→S636)と、前記計時手段の計時結果に基づかない演出内容の第2演出を実行可能な第2演出実行手段(S633:NO→S636)と、を備える。 The gaming machine (1) is a gaming machine that executes the special game according to the determination result of the determining means (S3) for determining whether or not to execute the special game, and is a time measuring means (134) that measures the date and time. A first effect executing means (S633: YES → S636) capable of executing the first effect of the effect content based on the time measurement result of the time measuring means, and a second effect of the effect content not based on the time measurement result of the time measuring means. Second executable execution means (S633: NO → S636).
かかる構成によれば、計時手段の計時結果に基づく演出内容の第1演出が実行可能であり、その計時結果に基づかない演出内容の第2演出が実行可能であるため、演出に対する幅を広げて演出の興趣性を高めることができる。 According to such a configuration, the first effect of the effect content based on the time measurement result of the time measuring means can be executed, and the second effect of the effect content not based on the time measurement result can be executed. The interest of the production can be enhanced.
遊技機(1)は、所定の図柄表示手段に図柄を変動表示させてから前記判定手段の判定結果を示す図柄を停止表示させる図柄表示制御手段(S3)と、前記特別遊技を実行すると前記判定手段によって判定されたことを示す図柄が前記図柄表示手段に停止表示された場合に、当該特別遊技を実行する特別遊技実行手段(S6)と、を備え、前記第1演出実行手段は、前記図柄の変動表示中において、前記判定手段の判定結果を示唆する演出として前記第1演出を実行する。 The gaming machine (1) performs symbol display control means (S3) for stopping and displaying a symbol indicating the determination result of the determination means after the symbols are variably displayed on a predetermined symbol display means, and the determination when the special game is executed. A special game executing means (S6) for executing the special game when a symbol indicating that the determination is made by the means is stopped and displayed on the symbol display means; During the fluctuation display, the first effect is executed as an effect suggesting the determination result of the determination means.
かかる構成によれば、第1演出が特別遊技を実行するか否かを判定する判定手段の判定結果を示唆する演出として制御されるため、単純に計時結果を用いて、判定手段の判定結果と無関係な演出が行われる場合よりも、演出の興趣性を高めることができる。 According to such a configuration, since the first effect is controlled as an effect suggesting the determination result of the determining means for determining whether or not to execute the special game, the determination result of the determining means is simply used using the time measurement result. The interest of the production can be improved compared to the case where an irrelevant production is performed.
遊技機(1)は、記判定手段の判定結果および前記計時手段の計時結果に基づいて前記第1演出の演出内容を設定する第1演出内容設定手段(S635)と、前記計時手段の計時結果とは無関係に、前記判定手段の判定結果に基づいて前記第2演出の演出内容を設定する第2演出内容設定手段(S632)と、を備える。 The gaming machine (1) includes first effect content setting means (S635) for setting the effect content of the first effect based on the determination result of the determination means and the time measurement result of the time measurement means, and the time measurement result of the time measurement means. Irrespective of, the second effect content setting means (S632) for setting the effect content of the second effect based on the determination result of the determination means.
かかる構成によれば、計時結果に基づいて演出内容が設定される第1演出と、計時結果とは無関係に演出内容が設定される第2演出とが用意されるため、従来単調になりがちであった演出の興趣性を高めることができる。 According to such a configuration, the first effect in which the content of the effect is set based on the time measurement result and the second effect in which the content of the effect is set regardless of the time measurement result are prepared. It can enhance the interest of the production.
1 パチンコ遊技機
4 表示器
5 液晶表示装置
11 第1始動口
12 第2始動口
24 スピーカ
26 演出ボタン
41 第1特別図柄表示器
42 第2特別図柄表示器
71 第1演出役物
72 第2演出役物
73 第3演出役物
111 第1始動口スイッチ
112 第2始動口スイッチ
130 演出制御基板
131 サブCPU
134 RTC
140 画像音響制御基板
141 統括CPU
DESCRIPTION OF
134 RTC
140 Image
Claims (1)
前記取得情報に基づいて、特別遊技を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段と、
前記特別遊技判定手段の判定結果に基づいて、演出を制御する演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記特別遊技判定手段の判定結果に基づく第1演出を実行可能であり、
前記特別遊技判定手段の判定結果に基づく第2演出を開始可能であり、
前記特別遊技が実行される期待度が高いことを示唆する特定演出を実行可能であり、
前記第1演出の演出態様を制御することが可能であり、
前記第1演出の演出態様には、第1演出態様と、当該第1演出態様よりも遊技者にとって明瞭な第2演出態様とがあり、
前記演出制御手段は、
所定のタイミングで前記第1演出態様の前記第1演出を開始し、
前記第1演出の演出態様を前記第1演出態様から前記第2演出態様に所定時間かけて変化させることが可能であり、
前記第1演出態様の前記第1演出を実行開始した後、前記第1演出の演出態様を前記第1演出態様から前記第2演出態様に所定時間かけて変化させ、当該第2演出態様に変化させた後、前記特定演出を実行可能であり、
前記第1演出態様を経由することなく、前記第2演出態様の前記第1演出を開始し、前記第2演出態様の第1演出を行った後、前記特定演出を実行可能であり、
前記第1演出態様の前記第1演出を実行開始した後、前記第1演出の演出態様を前記第1演出態様から前記第2演出態様に変化させずに前記第1演出を終了し、当該第1演出の終了後に前記特定演出を実行しない、遊技機。 Acquisition means for acquiring acquisition information in response to establishment of an acquisition condition;
Special game determination means for determining whether or not to execute a special game based on the acquired information;
Production control means for controlling the production based on the determination result of the special game determination means,
The production control means includes
The first effect based on the determination result of the special game determination means can be executed,
The second effect based on the determination result of the special game determination means can be started,
It is possible to execute a specific performance that suggests that the degree of expectation that the special game will be executed is high,
It is possible to control the production mode of the first production,
In the production mode of the first production, there are a first production mode and a second production mode that is clearer to the player than the first production mode.
It said Starring Desei your means,
The first production of the first production mode is started at a predetermined timing,
It is possible to change the production mode of the first production from the first production mode to the second production mode over a predetermined time,
After starting execution of the first effect of the first effect mode, the effect mode of the first effect is changed from the first effect mode to the second effect mode over a predetermined time, and then changed to the second effect mode. The specific production can be executed,
The specific effect can be executed after starting the first effect of the second effect mode and performing the first effect of the second effect mode without going through the first effect mode,
After starting execution of the first effect of the first effect mode, the first effect is ended without changing the effect mode of the first effect from the first effect mode to the second effect mode, A gaming machine that does not execute the specific effect after the end of one effect .
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