JP6421087B2 - 周辺状況推定支援装置、方法およびプログラム - Google Patents
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さらに、収集されたセンサデータから特徴情報を抽出する際に、ユーザの同一または類似する状況が特定され、当該同一または類似する状況に関連するセンサデータを抽出対象としたので、ユーザの明確な意思または目的が反映された行為が行われたときの状況下のセンサデータを他の状況から分離集約することができ、これによりユーザを取り巻く状況がより明確に反映された特徴情報を抽出することが可能となる。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明の第1の実施形態に係る周辺状況推定支援装置を備えたシステムの全体構成図である。
このシステムは、周辺状況推定支援装置としての機能を有するサーバ装置SVを備え、このサーバ装置SVとユーザが所持するユーザ端末TM1〜TMnとの間、およびサーバ装置SVとデータベースDB1〜DBmとの間で、それぞれ通信ネットワークNWを介してデータ通信を可能にしたものである。
すなわち、サーバ装置SVは制御ユニット1と、記憶ユニット2と、通信インタフェースユニット3とを備えている。通信インタフェースユニット3は、制御ユニット1の制御の下、通信ネットワークNWにより規定されるプロトコルに従い、上記ユーザ端末TM1〜TMnおよびデータベースDB1〜DBmとの間でデータ通信を行う。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
(1)学習フェーズ
ここでは、例えば図4に示すように、センサデータとして環境音データを検出し、この環境音データから抽出した特徴データに対し、「踏切」といった施設名を表すテキストデータをラベルとして関連付ける場合を例にとって説明する。図5はその全体の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
学習フェーズが設定された状態で、ユーザが例えば街の中を移動したとする。この移動中に、ユーザが所持するユーザ端末TM1は、マイクロフォンにより周囲の環境音を検出して内部メモリに記憶すると共に、一定時間ごと(例:20ミリ秒ごと)にGPSを利用した位置センサにより現在位置を表す緯度経度データを測定して内部メモリに記憶する。そして、上記環境音の検出データと、その検出時刻を含む緯度経度データを、一定時間ごと(例:1秒ごと)に、センサデータとしてサーバ装置SVに向け無線送信する。
上記センサデータ記憶部21に所定期間(例えば1分)分のセンサデータが記憶されると、サーバ装置SVはステップST2において、特徴抽出処理部12の制御の下、上記センサデータに含まれる環境音データからその特徴を抽出する処理を以下のように実行する。図6はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
サーバ装置SVは、センサデータ記憶部21に所定期間(例えば1分)分のセンサデータが記憶されると、ステップST3において、ラベル候補検索処理部13の制御の下、上記音響データの特徴と対応付けるためのラベルの検索処理を以下のように実行する。図7はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
なお、以上述べた例では、ステップST32において半径rに含まれるPOIを検索するものとした。しかし、これに限るものではなく、データに応じて異なるrを用いるなど、rを可変にしても良い。また、ステップST32においてPOIが一定数に達するまでrを広げる、もしくは縮小して検索しても良い。
上記ステップST2によるセンサデータの特徴抽出処理と、上記ステップST3によるラベル候補の検索処理が終了すると、サーバ装置SVは最後にステップST4において、相関関係解析処理部14の制御の下で、センサデータの特徴とラベルとの相関関係を解析する処理を以下のように実行する。
識別(認識)フェーズが設定された状態でユーザが移動すると、その移動過程においてユーザ端末TM1により環境音が検出されると共に、その検出位置を示す緯度経度と検出時刻が測定される。そして、この環境音の検出データ、緯度経度データおよび時刻データは一定の時間間隔でサーバ装置SVに収集される。
以上詳述したように第1の実施形態では、ユーザ端末TM1〜TMnから周辺の環境音データと、その検出位置および時刻を示す緯度経度データおよび時刻データを収集し、収集した緯度経度データおよび時刻データからユーザの滞留区間を特定したのち、当該滞留区間に検出された環境音データから音響トピックを抽出する。またそれと共に、上記収集した緯度経度データを媒介役のオブジェクトとしてデータベースDB1〜DBmから該当する場所に存在する地名や施設名のテキストデータを検索し、検索されたテキストデータ群をラベル候補群とする。そして、このラベル候補群と上記抽出された音響トピックとの相関関係を考慮して共起する回数の多い音響トピックトラベルとを対応付け、この対応付けの結果を周辺状況推定用のデータテーブルに記憶するようにしている。
この発明の第2の実施形態は、媒介役となるオブジェクトとして場所の代わりに時刻を用いてラベル検索を行い、これにより一日の時間帯や四季、節句などの時間に係るテキストデータをラベルとして検索し、音響トピックに関連付けるようにしたものである。
対象とするセンサデータは環境音データだけに限定するものではなく、例えば香りを検知するセンサを用いて毎朝食べる物や飲み物の香りを検出し、その検出時刻を媒介役として「朝」、「朝食」といったラベルを検索し、上記香りの特徴を表す香りトピックに対し上記「朝」、「朝食」といったラベルを関連付けるようにしてもよい。
Claims (6)
- ユーザの周辺において発生する事象を表すデータと、前記ユーザの位置データおよび時刻データとを含むセンサデータを時系列的に取得する第1の手段と、
前記取得されたセンサデータに含まれるデータをもとに前記ユーザの周辺の状況のうち同一または類似する状況を特定し、前記取得されたセンサデータの中から前記特定された同一または類似する状況に関連するセンサデータを集約し、前記集約されたセンサデータからその特徴情報を抽出する第2の手段と、
前記取得されたセンサデータに基づいて、前記ユーザの周辺の状況と関連するラベル情報の候補をネットワーク上のサイトおよびデータベースの少なくとも一方から検索する第3の手段と、
前記抽出された特徴情報と前記検索されたラベル情報の候補との相関の度合いに基づいて前記ラベル情報の候補からラベル情報を選択し、当該選択されたラベル情報を前記抽出された特徴情報と関連付けて記憶部に記憶させる第4の手段と
を具備することを特徴とする周辺状況推定支援装置。 - 前記第2の手段は、
前記取得されたセンサデータに含まれる前記ユーザの位置データおよび時刻データをもとに前記ユーザが滞留している区間を特定する手段と、
前記取得されたセンサデータの中から、前記特定された滞留区間に対応するセンサデータを集約する手段と、
前記集約されたセンサデータからその特徴情報を抽出する手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載の周辺状況推定支援装置。 - 前記第3の手段は、
前記取得されたセンサデータに含まれる前記ユーザの位置データと予め設定した距離を表す情報とをもとに、ラベル情報の検索対象となる地理的範囲を設定する手段と、
前記設定された地理的範囲に存在する物理的対象を、前記ユーザの周辺の状況と関連するラベル情報の候補として検索する手段と
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の周辺状況推定支援装置。 - 前記第3の手段は、前記取得されたセンサデータに含まれる前記ユーザの位置データまたは時刻データにより表される前記ユーザの状況を表すオブジェクトデータを媒介役として、前記ユーザの周辺の状況と関連するラベル情報の候補をネットワーク上のサイトおよびデータベースの少なくとも一方から検索し、
前記第4の手段は、前記第2の手段により抽出された特徴情報と前記オブジェクトデータとの相関の度合いと、前記オブジェクトと前記第3の手段により検索されたラベル情報の候補との相関の度合いに基づいて、前記ラベル情報の候補からラベル情報を選択し、当該選択されたラベル情報を前記抽出された特徴情報と関連付けて記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の周辺状況推定支援装置。 - ユーザの周辺において発生する事象を検出するセンサに接続可能な情報処理装置が実行する周辺情報推定支援方法であって、
前記センサから出力される、前記ユーザの周辺において発生する事象を表すデータと、前記ユーザの位置データおよび時刻データとを含むセンサデータを時系列的に取得する第1の過程と、
前記取得されたセンサデータに含まれるデータをもとに前記ユーザの周辺の状況のうち同一または類似する状況を特定し、前記取得されたセンサデータの中から前記特定された同一または類似する状況に関連するセンサデータを集約し、前記集約されたセンサデータからその特徴情報を抽出する第2の過程と、
前記取得されたセンサデータに基づいて、前記ユーザの周辺の状況と関連するラベル情報の候補をネットワーク上のサイトおよびデータベースの少なくとも一方から検索する第3の過程と、
前記抽出された特徴情報と前記検索されたラベル情報の候補との相関の度合いに基づいて前記ラベル情報の候補からラベル情報を選択し、当該選択されたラベル情報を前記抽出された特徴情報と関連付けて記憶部に記憶させる第4の過程と
を具備することを特徴とする周辺状況推定支援方法。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の周辺状況推定支援装置が具備する前記各手段が行う処理を、前記周辺状況推定支援装置が備えるプロセッサに実行させるプログラム。
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JP2015140697A JP6421087B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | 周辺状況推定支援装置、方法およびプログラム |
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