JP6420559B2 - 無線通信システム - Google Patents
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Description
また、図9の無線通信システムでは、一点鎖線を境界線として消防本部(A)が管轄する地域(向かって左側)と消防本部(B)が管轄する地域(向かって右側)に分かれており、それぞれ異なる無線通信システムが構築されている。
基地局(1)30は、通信エリア(あるいは通信ゾーンとも言う。)1を有し、同一の送信周波数(基地局(1)30から移動局(1)40への下り信号周波数:FH1)を用いて移動局(1)40に対して送信を行い、また、同一の受信周波数(移動局(1)40から基地局(1)30への上り信号周波数:FL1)を用いて移動局(1)40から受信を行うよう構成されている。
基地局(2)230は、通信エリア2を有し、同一の送信周波数(基地局(2)230から移動局(2)240への下り信号周波数:FH1)を用いて移動局(2)240に対して送信を行い、また、同一の受信周波数(移動局(2)240から基地局(2)230への上り信号周波数:FL1)を用いて移動局(2)240から受信を行うよう構成されている。
そこで、例えば、図9に示すように、上記した通信エリアの重複する箇所に移動局(1)40−1が移動した時に、基地局(1)30及び基地局(2)230から同時期に同一の送信周波数FH1で電波が送信されたとする。
このような場合に、基地局(1)30及び基地局(2)230から同時期に同一周波数で送信された電波は互いに干渉してしまい、最悪の場合、例えば、基地局(1)30から送信された電波が移動局(1)40−1に届かない可能性がある。
以下、本発明の実施形態1に係る無線通信システムについて、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る無線通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施形態1に係る無線通信システムは、例えば消防救急用無線通信システムであって、音声データを伝送するチャネル1つに対して1つのキャリアを割り当てるSCPC方式(Single Channel Per Carrier)が用いられている。SCPC方式のデジタル無線システムは、デジタル通信方式標準規格ARIB STD−T61で規定されている。
また、図1の無線通信システムでは、一点鎖線を境界線として消防本部(A)が管轄する地域(向かって左側)と消防本部(B)が管轄する地域(向かって右側)に分かれており、それぞれ異なる無線通信システムが構築されている。
なお、消防本部(B)が管轄する地域の無線通信システムは、従来(図9参照)と同様であるため、説明は省略する。また、図1において、図9と同様の構成については、同じ部番を付している。
指令台(1)10と回線制御装置(1)120は、有線の伝送路5により接続され、回線制御装置(1)120と、基地局(1)30、基地局受信装置(1)50及び基地局モニタ(1)60は、有線あるいはマイクロ回線等の伝送路4により接続されている。基地局(1)30と移動局(1)40は無線により接続されている。
基地局(1)30は、通信エリア(あるいは通信ゾーンとも言う。)1を有し、同一の送信周波数(基地局(1)30から移動局(1)40への下り信号周波数:FH1)を用いて移動局(1)40に対して送信を行い、また、同一の受信周波数(移動局(1)40から基地局(1)30への上り信号周波数:FL1)を用いて移動局(1)40から受信を行うよう構成されている。
なお、図1の例では、基地局(1)30は1つであるが、複数あってもよい。また、移動局(1)40は2つであるが、1つあるいは3つ以上あってもよい。
なお、基地局受信装置(1)50が、上記した回線制御装置(1)120の識別子判定部122及び識別子メモリテーブル123の構成を備えるようにしてもよい。
次に、本発明の実施形態1に係る無線通信システムの動作について、図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施形態1に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。
基地局受信装置(1)50は、基地局(2)230から送信周波数FH1での電波の受信を開始すると(ステップS101)、受信した電波に含まれる識別子並びに音声等のデータを抽出して回線制御装置(1)120に送信する(ステップS102)。
回線制御装置(1)120は、基地局受信装置(1)50から識別子並びに音声等のデータを受信すると(ステップS103)、回線制御装置(1)120の制御部121が識別子メモリテーブル123の情報を参照して識別子判定部122に識別子の判定を行わせ(ステップS104)、識別子判定結果(例えば、消防本部名、消防本部コード、または送信周波数の情報等)及び音声等のデータを基地局モニタ(1)60に送信する(ステップS105)。
基地局モニタ(1)60は、回線制御装置(1)120から識別子判定結果及び音声等のデータを受信すると(ステップS106)、受信した識別子判定結果を文字コード等に変換して図示しない表示部に表示すると共に、受信した音声等のデータを図示しないスピーカから出力する(ステップS107)。
回線制御装置(1)120は、指令台(1)10から、送信周波数FH1による電波送出停止指示を受信すると(ステップS110)、制御部121が回線交換部124を制御して、基地局(1)30に対し、送信周波数FH1による電波送出停止を指示する(ステップS111)。
基地局(1)30は、回線制御装置(1)120から送信周波数FH1による電波送出停止指示を受信すると(ステップS112)、送信周波数FH1による電波送出を停止する(ステップS113)。
以下、本発明の実施形態2に係る無線通信システムについて、図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施形態2に係る無線通信システムの構成の一例を示すブロック図である。なお、図3において、図1と同様の構成については、同じ部番を付している。
本発明の実施形態2に係る無線通信システムの構成は、本発明の実施形態1に係る無線通信システムに対し、消防本部(A)が管轄する地域の無線通信システムの構成が異なる。そこで、消防本部(A)が管轄する地域の無線通信システムの構成についてのみ説明する。
基地局(1)30は、通信エリア1を有し、同一の送信周波数(基地局(1)30から移動局(1)40への下り信号周波数:FH1)を用いて移動局(1)40に対して送信を行い、また、同一の受信周波数(移動局(1)40から基地局(1)30への上り信号周波数:FL1)を用いて移動局(1)40から受信を行うよう構成されている。
なお、図3の例では、基地局(1)30は1つであるが、複数あってもよい。また、移動局(1)40は2つであるが、1つあるいは3つ以上あってもよい。
次に、本発明の実施形態2に係る無線通信システムの動作について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施形態2に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。
基地局受信装置(1)50は、基地局(2)230から送信周波数FH1の電波受信を開始すると(ステップS201)、受信した電波に含まれる識別子のデータを抽出して回線制御装置(1)130に送信する(ステップS202)。
回線制御装置(1)130は、基地局受信装置(1)50から識別子のデータを受信すると(ステップS203)、回線制御装置(1)130の制御部131が識別子メモリテーブル133の情報を参照して識別子判定部132に識別子の判定を行わせ、基地局(2)230からの送信周波数FH1の電波であることを確認する(ステップS204)。
一方、このタイミングで、指令台(1)10から回線制御装置(1)130に対し、基地局(1)30への送信データ(d)の送信要求が為され(ステップS205)、回線制御装置(1)130が送信データ(d)の送信要求を受信したとする(ステップS206)。
回線制御装置(1)130では、制御部131が、記録・再生部134に、指令台(1)10から送信された基地局(1)30に対する送信データ(d)を一時的に記録させる(ステップS207)。
回線制御装置(1)130は、基地局受信装置(1)50から識別子のデータを受信すると(ステップS210)、回線制御装置(1)130の制御部131が識別子メモリテーブル133の情報を参照して識別子判定部132に識別子の判定を行わせ、基地局(2)230から送信周波数FH1の電波受信が終了したことを確認する(ステップS211)。
回線制御装置(1)130では、制御部131が記録・再生部134を制御して、記録しておいた基地局(1)30への送信データ(d)を読み出し、基地局(1)30に送信すると共に、送信周波数FH1で電波送出するよう指示する(ステップS212)。
基地局(1)30は、回線制御装置(1)130から送信された送信データ(d)及び送信周波数FH1での送出指示を受信すると(ステップS213)、送信データ(d)を送信周波数FH1で電波送出する(ステップS214)。
以下、本発明の実施形態3に係る無線通信システムについて、図5を参照しながら説明する。図5は、本発明の実施形態3に係る無線通信システムの構成の一例を示すブロック図である。なお、図5において、図1と同様の構成については、同じ部番を付している。
本発明の実施形態3に係る無線通信システムの構成は、本発明の実施形態1に係る無線通信システムに対し、消防本部(A)が管轄する地域の無線通信システムの構成が異なる。そこで、消防本部(A)が管轄する地域の無線通信システムの構成についてのみ説明する。
基地局(1)32は、通信エリア1を有し、送信周波数FH1(下り:基地局から移動局へ)の送信用無線機と、受信周波数FL1(上り:移動局から基地局へ)の受信用無線機とから構成される送受信用無線機1台と、更に、送信周波数FH2と受信周波数FL2の送受信用無線機を有する構成とする。また、基地局(1)32は、回線制御装置(1)140からの指示に基づいて、送信周波数を切り換えて移動局(1)70と通信することができる。なお、FH1とFH2は異なる周波数であり、FL1とFL2は異なる周波数であり、FH1とFL1、あるいはFH2とFL2で、それぞれ、上りと下りの信号を1ペアとするペア波を構成する。
なお、図5の例では、基地局(1)32は1つであるが、複数あってもよい。また、移動局(1)70は2つであるが、1つあるいは3つ以上あってもよい。
また、移動局(1)70は、基地局(1)32から受信した電波に含まれる識別子を基に自システムの電波をサーチして基地局(1)32からの電波を受信する図示しない受信制御部を備えている。
次に、本発明の実施形態3に係る無線通信システムの動作について、図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施形態3に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。
基地局受信装置(1)50は、基地局(2)230から送信周波数FH1の電波受信を開始すると(ステップS301)、受信した電波に含まれる識別子のデータを抽出して回線制御装置(1)140に送信する(ステップS302)。
回線制御装置(1)140は、基地局受信装置(1)50から識別子のデータを受信すると(ステップS303)、 回線制御装置(1)140の制御部141が識別子メモリテーブル143の情報を参照して識別子判定部142に識別子の判定を行わせ、基地局(2)230からの送信周波数FH1の電波であることを確認する(ステップS304)。
一方、このタイミングで、指令台(1)10から回線制御装置(1)140に対し、基地局(1)32への送信データ(d)の送信要求が為され(ステップS305)、回線制御装置(1)140が送信データ(d)の送信要求を受信したとする(ステップS306)。
回線制御装置(1)140では、制御部141が回線交換部144を制御して、基地局(1)32に対し、送信データ(d)を送信周波数FH2で送信するよう指示する(ステップS307)。
移動局(1)70は、基地局(1)32から送信された送信データ(d)に含まれる識別子を基に自システムの電波をサーチして、送信データ(d)を受信する(ステップS310)。
以下、本発明の実施形態4に係る無線通信システムについて、図7を参照しながら説明する。図7は、本発明の実施形態4に係る無線通信システムの構成の一例を示すブロック図である。なお、図7において、図1と同様の構成については、同じ部番を付している。
本発明の実施形態4に係る無線通信システムの構成は、本発明の実施形態1に係る無線通信システムに対し、消防本部(A)が管轄する地域の無線通信システムの構成が異なる。そこで、消防本部(A)が管轄する地域の無線通信システムの構成についてのみ説明する。
指令台(1)10と回線制御装置(1)120は、有線の伝送路5により接続され、回線制御装置(1)120と、基地局(1)32、基地局受信装置(1)50及び基地局モニタ(1)60は、有線あるいはマイクロ回線等の伝送路4により接続されている。基地局(1)32と移動局(1)40は無線により接続されている。
基地局(1)32は、通信エリア(あるいは通信ゾーンとも言う。)1を有し、送信周波数FH1(下り:基地局から移動局へ)の送信用無線機と、受信周波数FL1(上り:移動局から基地局へ)の受信用無線機とから構成される送受信用無線機1台と、更に、送信周波数FH2と受信周波数FL2の送受信用無線機を有する構成とする。また、基地局(1)32は、回線制御装置(1)120からの指示に基づいて、送信周波数を切り換えて移動局(1)40と通信することができる。なお、FH1とFH2は異なる周波数であり、FL1とFL2は異なる周波数であり、FH1とFL1、あるいはFH2とFL2で、それぞれ、上りと下りの信号を1ペアとするペア波を構成する。
なお、図7の例では、基地局(1)32は1つであるが、複数あってもよい。また、移動局(1)40は2つであるが、1つあるいは3つ以上あってもよい。
次に、本発明の実施形態4に係る無線通信システムの動作について、図8を参照して説明する。図8は、本発明の実施形態4に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。
オペレータは、指令台(1)10から基地局(1)32への送信データ(d)の送信要求を、回線制御装置(1)120に対して行う(ステップS401)。
回線制御装置(1)120は、指令台(1)10から送信データ(d)の送信要求を受信すると(ステップS402)、 回線制御装置(1)120の制御部121が回線交換部124を制御して、基地局(1)32に対し、送信データ(d)を送信周波数FH1で送信するよう指示する(ステップS403)。
基地局(1)32は、回線制御装置(1)120からの指示を受信すると(ステップS404)、送信データ(d)を送信周波数FH1で電波送出する(ステップS405)。
回線制御装置(1)120は、基地局受信装置(1)50から識別子並びに音声等のデータを受信すると(ステップS408)、回線制御装置(1)120の制御部121が識別子メモリテーブル123の情報を参照して識別子判定部122に識別子の判定を行わせ(ステップS409)、識別子判定結果(例えば、消防本部名、消防本部コード、または送信周波数の情報等)及び音声等のデータを基地局モニタ(1)60に送信する(ステップS410)。
基地局モニタ(1)60は、回線制御装置(1)120から識別子判定結果及び音声等のデータを受信すると(ステップS411)、受信した識別子判定結果を文字コード等に変換して図示しない表示部に表示すると共に、受信した音声等のデータを図示しないスピーカから出力する(ステップS412)。
回線制御装置(1)120は、指令台(1)10から送信周波数の変更(FH1⇒FH2)指示を受信すると(ステップS415)、回線制御装置(1)120の制御部121が回線交換部124を制御して、基地局(1)32に対し、送信データ(d)を送信周波数FH1からFH2に変更して送信するよう指示する(ステップS416)。
基地局(1)32は、回線制御装置(1)120から送信周波数の変更指示を受信すると(ステップS417)、送信データ(d)を送信周波数FH2に変更して電波送出する(ステップS418)。
また、本発明の実施形態4は、指令台(1)10を操作するオペレータが基地局モニタ(1)60の表示内容を確認後に送信周波数変更指示をする場合について説明したが、オペレータの指示ではなく指令台(1)10から自動で指示するようにしてもよい。
Claims (5)
- 移動局と、前記移動局に無線でデータ送信する基地局と、前記移動局に前記基地局を介してデータ送信する指令部と、前記指令部から前記基地局へ送信する送信データの送信制御を行う回線制御装置とで構成される無線通信システムであって、
少なくとも2つ以上の前記無線通信システムが隣接して配置され、互いの基地局の通信エリアに重複する箇所が存在する場合に、
他の無線通信システムの基地局から送信された電波を受信する基地局受信装置と、
前記基地局受信装置で受信した他の無線通信システムの基地局から送信された電波をモニタする基地局モニタと、を備え、
前記基地局受信装置は、
他の無線通信システムの基地局から送信された電波から他の無線通信システムを示す識別情報及び音声情報を抽出する抽出手段を有し、
前記回線制御装置は、
前記識別情報と他の無線通信システムに関する情報を対応付けた識別情報メモリテーブルと、
前記識別情報メモリテーブルを参照して前記抽出手段で抽出した前記識別情報の判定を行う識別情報判定手段と、
前記識別情報判定手段による判定結果に基づいて、他の無線通信システムに関する情報及び他の無線通信システムの基地局から送信された音声情報を前記基地局モニタに出力する情報出力手段と、
を有することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記指令台は、前記識別情報判定手段による判定の結果、他の無線通信システムの基地局から自己の無線通信システムと同一の送信周波数で送信が行われている場合には、前記回線制御装置に対して前記基地局への電波送出停止指示を送信し、
前記回線制御装置は、前記指令台から前記基地局への前記電波送出停止指示を受信すると、前記基地局に対して前記送信周波数による電波送出停止を指示することを特徴とする無線通信システム。 - 移動局と、前記移動局に無線でデータ送信する基地局と、前記移動局に前記基地局を介してデータ送信する指令部と、前記指令部から前記基地局へ送信する送信データの送信制御を行う回線制御装置とで構成される無線通信システムであって、
少なくとも2つ以上の前記無線通信システムが隣接して配置され、互いの基地局の通信エリアに重複する箇所が存在する場合に、
他の無線通信システムの基地局から送信された電波を受信する基地局受信装置を備え、
前記基地局受信装置は、
他の無線通信システムの基地局から送信された電波から他の無線通信システムを示す識別情報を抽出する抽出手段を有し、
前記回線制御装置は、
前記識別情報と他の無線通信システムに関する情報とを対応付けた識別情報メモリテーブルと、
前記識別情報メモリテーブルを参照して前記抽出手段で抽出した前記識別情報の判定を行う識別情報判定手段と、
前記指令部から送信された前記送信データを蓄積する蓄積手段と、
前記基地局への送信データの出力制御を行う回線制御手段と、
を有し、
前記回線制御装置は、前記識別情報判定手段による判定の結果、他の無線通信システムの基地局から自己の無線通信システムと同一の送信周波数で送信が行われている場合には、前記蓄積手段に前記送信データを蓄積させ、他の無線通信システムの基地局から自己の無線通信システムと同一の送信周波数での送信が終了した場合に、前記回線制御手段の前記蓄積手段から前記送信データを読み出して前記基地局に送信させるよう指示することを特徴とする無線通信システム。 - 移動局と、前記移動局に無線でデータ送信する基地局と、前記移動局に前記基地局を介してデータ送信する指令部と、前記指令部から前記基地局へ送信する送信データの送信制御を行う回線制御装置とで構成される無線通信システムであって、
少なくとも2つ以上の前記無線通信システムが隣接して配置され、互いの基地局の通信エリアに重複する箇所が存在する場合に、
他の無線通信システムの基地局から送信された電波を受信する基地局受信装置を備え、
前記基地局受信装置は、
他の無線通信システムの基地局から送信された電波から他の無線通信システムを示す識別情報を抽出する抽出手段を有し、
前記回線制御装置は、
前記識別情報と他の無線通信システムに関する情報とを対応付けた識別情報メモリテーブルと、
前記識別情報メモリテーブルを参照して前記抽出手段で抽出した前記識別情報の判定を行う識別情報判定手段と、
前記基地局への送信データの出力制御を行う回線制御手段と、
を有し、
前記回線制御装置は、前記識別情報判定手段による判定の結果、他の無線通信システムの基地局から自己の無線通信システムと同一の送信周波数で送信が行われている場合には、前記回線制御手段により、前記基地局に対して、前記送信データを前記同一の送信周波数とは異なる送信周波数で送出するよう指示することを特徴とする無線通信システム。 - 移動局と、前記移動局に無線でデータ送信する基地局と、前記移動局に前記基地局を介してデータ送信する指令部と、前記指令部から前記基地局へ送信する送信データの送信制御を行う回線制御装置とで構成される無線通信システムであって、
少なくとも2つ以上の前記無線通信システムが隣接して配置され、互いの基地局の通信エリアに重複する箇所が存在する場合に、
他の無線通信システムの基地局から送信された電波を受信する基地局受信装置を備え、
前記基地局受信装置は、
他の無線通信システムの基地局から送信された電波から他の無線通信システムを示す識別情報を抽出する抽出手段を有し、
前記回線制御装置は、
前記識別情報と他の無線通信システムに関する情報とを対応付けた識別情報メモリテーブルと、
前記識別情報メモリテーブルを参照して前記抽出手段で抽出した前記識別情報の判定を行う識別情報判定手段と、
前記基地局への送信データの出力制御を行う回線制御手段と、
を有し、
前記回線制御装置は、前記指令部からの指示により、前記回線制御手段によって前記基地局に対して第1の送信周波数で送信データを送信中に、前記識別情報判定手段による判定の結果、他の無線通信システムの基地局から前記第1の送信周波数で送信が開始されたことが確認できた場合に、前記回線制御手段により、前記基地局に対して、前記送信データを前記第1の送信周波数とは異なる第2の送信周波数で送出するよう指示することを特徴とする無線通信システム。
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