JP6419512B2 - 蓄熱式発電プラントおよびその運転方法 - Google Patents
蓄熱式発電プラントおよびその運転方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6419512B2 JP6419512B2 JP2014201217A JP2014201217A JP6419512B2 JP 6419512 B2 JP6419512 B2 JP 6419512B2 JP 2014201217 A JP2014201217 A JP 2014201217A JP 2014201217 A JP2014201217 A JP 2014201217A JP 6419512 B2 JP6419512 B2 JP 6419512B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- steam
- water
- storage device
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
(蓄熱運転モード)
蓄熱式太陽熱発電プラントの蓄熱運転モード時には図8に示すように、給水ポンプ1から供給された水は給水ライン2を通り、給水弁3により流量が調整され、集熱装置4へ送られる。集熱装置4は図示していないが、内部に伝熱管が配置され、その伝熱管の中を水が通り、太陽光を集めて、その熱エネルギーによって水を加熱して過熱蒸気を生成する構成になっている。
(放熱運転モード)
蓄熱式太陽熱発電プラントの放熱運転モード時には図9に示すように、給水ポンプ1から供給された水は蓄熱給水ライン18を通り、流量調整弁19により流量が調整されて、蓄熱装置15に送られる。蓄熱装置15では蓄熱媒体からの熱により過熱蒸気を生成し、蒸気タービン7に送られ、蒸気タービン7により発電機8を回転駆動することで発電を行うシステムになっている。
(蓄熱運転モード)
この蓄熱式発電プラントの蓄熱運転モード時は図11に示すように、水は給水ポンプ51により給水加熱器52に送られ、給水加熱器52において蒸気タービン60からの抽気蒸気により予熱された後、貯留タンク54に貯留される。
(放熱運転モード)
この蓄熱式発電プラントの放熱運転モード時は図12に示すように、水は給水ポンプ51により給水加熱器52に送られ、給水加熱器52において蒸気タービン60からの抽気蒸気により予熱された後、分岐点Aから低温蓄熱装置63に導入される。
水を供給する給水ポンプと、
前記水を加熱して水−蒸気2相流体を生成する蒸発器と、
前記給水ポンプと前記蒸発器を接続する給水ラインと、
前記蒸発器で生成した前記水−蒸気2相流体を飽和蒸気と飽和水に分離する汽水分離器と、
前記汽水分離器で分離した前記飽和蒸気を加熱して過熱蒸気を生成する過熱器と、
前記過熱器で生成した前記過熱蒸気により回転駆動される蒸気タービンと、
前記過熱器と前記蒸気タービンを接続する主蒸気ラインと、
前記蒸気タービンに接続された発電機と、
前記汽水分離器で分離した前記飽和水を貯留する貯留タンクと、
蓄熱媒体を有する蓄熱装置と、
前記主蒸気ラインと前記蓄熱装置を接続する蓄熱蒸気ラインと、
前記給水ポンプの出口側の前記給水ラインと前記蓄熱装置を接続する蓄熱給水ラインと、
前記貯留タンクの水を前記給水ラインに戻す循環水ラインと、
前記蓄熱装置を通過した後の流体を前記給水ポンプの入口側の前記給水ラインに戻す蓄熱戻りラインを備えた蓄熱式発電プラントを対象とするものである。
前記貯留タンクの内圧を下げることにより前記貯留タンク内の飽和水から飽和蒸気を生成する減圧手段と、
前記貯留タンク内の減圧により生成した前記飽和蒸気を前記蓄熱装置に導入するバイパスラインを設けたことを特徴とするものである。
前記蓄熱装置が高温蓄熱装置と低温蓄熱装置の少なくとも2つの蓄熱装置に分割されており、
前記バイパスラインが前記高温蓄熱装置の入口側に接続されていることを特徴とするものである。
前記バイパスラインによって、前記飽和蒸気と前記貯留タンク内の飽和水をともに前記蓄熱装置に導入されることを特徴とするものである。
前記バイパスラインが前記蓄熱戻りラインに接続されて、前記飽和蒸気と前記飽和水がともに前記バイパスラインならびに前記蓄熱戻りラインを通して前記蓄熱装置に導入されることを特徴とするものである。
前記給水ポンプの出口側から前記蓄熱装置に向けて蓄熱給水ラインを設け、
前記バイパスラインが前記蓄熱給水ラインに接続されて、前記飽和蒸気と前記飽和水がともに前記バイパスラインならびに前記蓄熱給水ラインを通して前記蓄熱装置に導入されることを特徴とするものである。
前記給水ポンプの出口側から前記蓄熱戻りラインに向けて蓄熱給水ラインを設けて、
前記飽和蒸気と前記飽和水がともに前記バイパスラインと前記蓄熱給水ラインと前記蓄熱戻りラインを通して前記蓄熱装置に導入されることを特徴とするものである。
前記蒸発器と前記過熱器の熱源が太陽光であることを特徴とするものである。
前記蒸発器がトラフ式の太陽熱集熱器またはフレネル式の太陽熱集熱器であって、前記過熱器がタワー式の太陽熱集熱器であることを特徴とするものである。
前記蒸発器と前記過熱器の熱源が燃料の燃焼熱であることを特徴とするものである。
給水ポンプを有する給水ラインで水を蒸発器に供給して水−蒸気2相流体を生成し、
前記水−蒸気2相流体を飽和蒸気と飽和水に分離して、
前記飽和蒸気を過熱器で加熱して過熱蒸気を生成し、
主蒸気ラインを通して前記過熱蒸気を蒸気タービンに供給して、前記蒸気タービンならびにその蒸気タービンに接続されている発電機を回転して発電し、
前記飽和水を貯留タンクに貯留して前記給水ラインに戻し、
前記主蒸気ラインを通過する過熱蒸気の一部を蓄熱媒体を有する蓄熱装置に供給して、前記蓄熱媒体との間で熱交換を行い、
前記蓄熱装置を通過した後の流体を前記給水ポンプの入口側の前記給水ラインに戻す蓄熱式発電プラントの運転方法を対象とするものである。
前記貯留タンクの内圧を下げることにより前記貯留タンク内の飽和水から飽和蒸気を生成し、
前記貯留タンクの減圧により生成した前記飽和蒸気を前記蓄熱装置に導入して加熱し過熱蒸気を生成して、その過熱蒸気により前記蒸気タービンを駆動することによって発電する放熱運転モードを有することを特徴とするものである。
前記主蒸気ラインを流通する前記過熱蒸気の一部を前記蓄熱装置に供給して、前記蓄熱装置の前記蓄熱媒体と熱交換し、前記蓄熱装置を通過した流体を前記給水ポンプの入口側の前記給水ラインに戻す蓄熱運転モードと、
前記蒸発器に供給された水は前記蒸発器では加熱されずに通過して前記貯留タンクに貯留して、その貯留タンクの内圧を下げることにより前記貯留タンク内の飽和水から飽和蒸気を生成し、その飽和蒸気を前記蓄熱装置に導入して加熱し過熱蒸気を生成して、その過熱蒸気を蒸気タービンに供給して、前記蒸気タービンならびにその蒸気タービンに接続されている発電機を回転して発電する短時間放熱運転モードと、
前記給水ラインから供給された水を直接前記蓄熱装置に供給して、前記蓄熱装置の前記蓄熱媒体と熱交換して過熱蒸気を生成して、前記過熱蒸気を蒸気タービンに供給して、その蒸気タービンならびに前記蒸気タービンに接続されている発電機を回転して発電する長時間放熱運転モードを備えていることを特徴とするものである。
前記蓄熱装置が高温蓄熱装置と低温蓄熱装置の少なくとも2つの蓄熱装置に分割されており、
前記貯留タンク内の減圧により生成した前記飽和蒸気を前記高温蓄熱装置に導入することを特徴とするものである。
前記主蒸気ラインと前記蓄熱装置を接続する蓄熱蒸気ラインに流量調整弁を設け、
前記蓄熱運転モード時、前記蓄熱装置に供給する過熱蒸気の流量を調整することにより、前記蒸気タービンに供給する過熱蒸気の流量を調整して、前記発電機の出力を調整することを特徴とするものである。
前記蒸発器と前記過熱器の熱源が太陽光であることを特徴とするものである。
(第1実施形態)
図1〜3は本発明の第1実施形態に係る蓄熱式発電プラントの概略系統図であり、図1はその蓄熱式発電プラントの運転モードI(蓄熱運転モード)の運転状態、図2は運転モードII(短時間放熱運転モード)の運転状態、図3は運転モードIII(夜間運転を含む長時間放熱運転モード)の運転状態、をそれぞれ示す概略系統図である。
(蓄熱運転モード)
このように構成された蓄熱式発電プラントの運転モードI(蓄熱運転モード)では図1に示すように、水は給水ポンプ1により供給され、給水ライン2を通って、蒸発器20に送られる。蒸発器20に供給された水は化石燃料の燃焼もしくは太陽光の集光などにより加熱することで、水−蒸気2相流体を生成する。
(短時間放熱運転モード)
この蓄熱式発電プラントの運転モードII(短時間放熱運転モード)では、図2に示すように、水は給水ポンプ1により供給され、給水ライン2を通って、蒸発器20に送られる。蒸発器20では給水は加熱されず、内部に残留した飽和水は汽水分離器21を通過し、貯留タンク24に貯留される。
(長時間放熱運転モード)
この蓄熱式発電プラントの運転モードIII(夜間運転を含む長時間放熱運転モード)では、図3に示すように、給水ライン2の給水を蓄熱給水ライン18を介して蓄熱装置15に供給し、蓄熱媒体からの熱によって過熱蒸気となり、蒸気タービン7に供給され、蒸気タービン7を回転駆動することで、それに接続された発電機8で発電するシステムになっている。
(第2実施形態)
図5〜7は本発明の第2実施形態に係る蓄熱式発電プラントの概略系統図であり、図5はその蓄熱式発電プラントの運転モードI(蓄熱運転モード)の運転状態、図6は運転モードII(短時間放熱運転モード)の運転状態、図7は運転モードIII(夜間運転を含む長時間放熱運転モード)の運転状態、をそれぞれ示す概略系統図である。
(蓄熱運転モード)
この蓄熱式発電プラントの運転モードI(蓄熱運転モード)では、図5に示すように、水は給水ポンプ1により供給され、給水ライン2を通って、蒸発器20に送られる。蒸発器20に供給された水は化石燃料の燃焼もしくは太陽光の集光により加熱することで、水−蒸気2相流体を生成する。
(短時間放熱運転モード)
この蓄熱式発電プラントの運転モードII(短時間放熱運転モード)では、図6に示すように、水は給水ポンプ1により供給され、給水ライン2を通って、蒸発器20に送られる。蒸発器20では給水は加熱されず、内部に残留した飽和水は汽水分離器21を通過し、貯留タンク24に貯留される。
(長時間放熱運転モード)
この蓄熱式発電プラントの運転モードIII(夜間運転を含む長時間放熱運転モード)では、図7に示すように、給水ライン2の給水を、蓄熱給水ライン18を介して低温蓄熱装置31および高温蓄熱装置30に供給し、蓄熱媒体からの熱によって過熱蒸気となり、蒸気タービン7に供給され、蒸気タービン7を回転駆動することで、それに接続された発電機8で発電するシステムとなっている。
2:給水ライン、
3:給水弁、
5:主蒸気ライン、
7:蒸気タービン、
8:発電機、
13:蓄熱蒸気ライン、
15:蓄熱装置、
16:蓄熱戻りライン、
18:蓄熱給水ライン、
20:蒸発器、
21:汽水分離器、
22:飽和蒸気ライン、
23:過熱器、
24:貯留タンク、
28:バイパスライン、
29:減圧弁、
30:高温蓄熱装置、
31:低温蓄熱装置。
Claims (14)
- 水を供給する給水ポンプと、
前記水を加熱して水−蒸気2相流体を生成する蒸発器と、
前記給水ポンプと前記蒸発器を接続する給水ラインと、
前記蒸発器で生成した前記水−蒸気2相流体を飽和蒸気と飽和水に分離する汽水分離器と、
前記汽水分離器で分離した前記飽和蒸気を加熱して過熱蒸気を生成する過熱器と、
前記過熱器で生成した前記過熱蒸気により回転駆動される蒸気タービンと、
前記過熱器と前記蒸気タービンを接続する主蒸気ラインと、
前記蒸気タービンに接続された発電機と、
前記汽水分離器で分離した前記飽和水を貯留する貯留タンクと、
蓄熱媒体を有する蓄熱装置と、
前記主蒸気ラインと前記蓄熱装置を接続する蓄熱蒸気ラインと、
前記給水ポンプの出口側の前記給水ラインと前記蓄熱装置を接続する蓄熱給水ラインと、
前記貯留タンクの水を前記給水ラインに戻す循環水ラインと、
前記蓄熱装置を通過した後の流体を前記給水ポンプの入口側の前記給水ラインに戻す蓄熱戻りラインを備えた蓄熱式発電プラントにおいて、
前記貯留タンクの内圧を下げることにより前記貯留タンク内の飽和水から飽和蒸気を生成する減圧手段と、
前記貯留タンク内の減圧により生成した前記飽和蒸気を前記蓄熱装置に導入するバイパスラインを設けたことを特徴とする蓄熱式発電プラント。 - 請求項1に記載の蓄熱式発電プラントにおいて、
前記蓄熱装置が高温蓄熱装置と低温蓄熱装置の少なくとも2つの蓄熱装置に分割されており、
前記バイパスラインが前記高温蓄熱装置の入口側に接続されていることを特徴とする蓄熱式発電プラント。 - 請求項1または2に記載の蓄熱式発電プラントにおいて、
前記バイパスラインによって、前記飽和蒸気と前記貯留タンク内の飽和水をともに前記蓄熱装置に導入されることを特徴とする蓄熱式発電プラント。 - 請求項3に記載の蓄熱式発電プラントにおいて、
前記バイパスラインが前記蓄熱戻りラインに接続されて、前記飽和蒸気と前記飽和水がともに前記バイパスラインならびに前記蓄熱戻りラインを通して前記蓄熱装置に導入されることを特徴とする蓄熱式発電プラント。 - 請求項3に記載の蓄熱式発電プラントにおいて、
前記給水ポンプの出口側から前記蓄熱装置に向けて蓄熱給水ラインを設け、
前記バイパスラインが前記蓄熱給水ラインに接続されて、前記飽和蒸気と前記飽和水がともに前記バイパスラインならびに前記蓄熱給水ラインを通して前記蓄熱装置に導入されることを特徴とする蓄熱式発電プラント。 - 請求項3に記載の蓄熱式発電プラントにおいて、
前記給水ポンプの出口側から前記蓄熱戻りラインに向けて蓄熱給水ラインを設けて、
前記飽和蒸気と前記飽和水がともに前記バイパスラインと前記蓄熱給水ラインと前記蓄熱戻りラインを通して前記蓄熱装置に導入されることを特徴とする蓄熱式発電プラント。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の蓄熱式発電プラントにおいて、
前記蒸発器と前記過熱器の熱源が太陽光であることを特徴とする蓄熱式発電プラント。 - 請求項7に記載の蓄熱式発電プラントにおいて、
前記蒸発器がトラフ式の太陽熱集熱器またはフレネル式の太陽熱集熱器であって、前記過熱器がタワー式の太陽熱集熱器であることを特徴とする蓄熱式発電プラント。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の蓄熱式発電プラントにおいて、
前記蒸発器と前記過熱器の熱源が燃料の燃焼熱であることを特徴とする蓄熱式発電プラント。 - 給水ポンプを有する給水ラインで水を蒸発器に供給して水−蒸気2相流体を生成し、
前記水−蒸気2相流体を飽和蒸気と飽和水に分離して、
前記飽和蒸気を過熱器で加熱して過熱蒸気を生成し、
主蒸気ラインを通して前記過熱蒸気を蒸気タービンに供給して、前記蒸気タービンならびにその蒸気タービンに接続されている発電機を回転して発電し、
前記飽和水を貯留タンクに貯留して前記給水ラインに戻し、
前記主蒸気ラインを通過する過熱蒸気の一部を蓄熱媒体を有する蓄熱装置に供給して、前記蓄熱媒体との間で熱交換を行い、
前記蓄熱装置を通過した後の流体を前記給水ポンプの入口側の前記給水ラインに戻す蓄熱式発電プラントの運転方法において、
前記貯留タンクの内圧を下げることにより前記貯留タンク内の飽和水から飽和蒸気を生成し、
前記貯留タンクの減圧により生成した前記飽和蒸気を前記蓄熱装置に導入して加熱し過熱蒸気を生成して、その過熱蒸気により前記蒸気タービンを駆動することによって発電する放熱運転モードを有することを特徴とする蓄熱式発電プラントの運転方法。 - 給水ポンプを有する給水ラインで水を蒸発器に供給して水−蒸気2相流体を生成し、
前記水−蒸気2相流体を飽和蒸気と飽和水に分離して、
前記飽和蒸気を過熱器で加熱して過熱蒸気を生成し、
主蒸気ラインを通して前記過熱蒸気を蒸気タービンに供給して、前記蒸気タービンならびにその蒸気タービンに接続されている発電機を回転して発電し、
前記飽和水を貯留タンクに貯留して前記給水ラインに戻し、
前記主蒸気ラインを通過する過熱蒸気の一部を蓄熱媒体を有する蓄熱装置に供給して、前記蓄熱媒体との間で熱交換を行い、
前記蓄熱装置を通過した後の流体を前記給水ポンプの入口側の前記給水ラインに戻す蓄熱式発電プラントの運転方法において、
前記主蒸気ラインを流通する前記過熱蒸気の一部を前記蓄熱装置に供給して、前記蓄熱装置の前記蓄熱媒体と熱交換し、前記蓄熱装置を通過した流体を前記給水ポンプの入口側の前記給水ラインに戻す蓄熱運転モードと、
前記蒸発器に供給された水は前記蒸発器では加熱されずに通過して前記貯留タンクに貯留して、その貯留タンクの内圧を下げることにより前記貯留タンク内の飽和水から飽和蒸気を生成し、その飽和蒸気を前記蓄熱装置に導入して加熱し過熱蒸気を生成して、その過熱蒸気を蒸気タービンに供給して、前記蒸気タービンならびにその蒸気タービンに接続されている発電機を回転して発電する短時間放熱運転モードと、
前記給水ラインから供給された水を直接前記蓄熱装置に供給して、前記蓄熱装置の前記蓄熱媒体と熱交換して過熱蒸気を生成して、前記過熱蒸気を蒸気タービンに供給して、その蒸気タービンならびに前記蒸気タービンに接続されている発電機を回転して発電する長時間放熱運転モードを備えていることを特徴とする蓄熱式発電プラントの運転方法。 - 請求項10または11に記載の蓄熱式発電プラントの運転方法において、
前記蓄熱装置が高温蓄熱装置と低温蓄熱装置の少なくとも2つの蓄熱装置に分割されており、
前記貯留タンク内の減圧により生成した前記飽和蒸気を前記高温蓄熱装置に導入することを特徴とする蓄熱式発電プラントの運転方法。 - 請求項11に記載の蓄熱式発電プラントの運転方法において、
前記主蒸気ラインと前記蓄熱装置を接続する蓄熱蒸気ラインに流量調整弁を設け、
前記蓄熱運転モード時、前記蓄熱装置に供給する過熱蒸気の流量を調整することにより、前記蒸気タービンに供給する過熱蒸気の流量を調整して、前記発電機の出力を調整することを特徴とする蓄熱式発電プラントの運転方法。 - 請求項10または11に記載の蓄熱式発電プラントの運転方法において、
前記蒸発器と前記過熱器の熱源が太陽光であることを特徴とする蓄熱式発電プラントの運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014201217A JP6419512B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 蓄熱式発電プラントおよびその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014201217A JP6419512B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 蓄熱式発電プラントおよびその運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016070202A JP2016070202A (ja) | 2016-05-09 |
JP6419512B2 true JP6419512B2 (ja) | 2018-11-07 |
Family
ID=55866361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014201217A Expired - Fee Related JP6419512B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 蓄熱式発電プラントおよびその運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6419512B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019087657A1 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-09 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 太陽熱発電システム |
CN111365086B (zh) * | 2020-05-07 | 2024-07-02 | 西安西热节能技术有限公司 | 一种基于熔盐储热的停机不停炉系统及方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002106307A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-10 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | ハイブリッド型発電装置 |
ES2658567T3 (es) * | 2012-07-17 | 2018-03-12 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Sistema de energía solar |
-
2014
- 2014-09-30 JP JP2014201217A patent/JP6419512B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016070202A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10247174B2 (en) | Solar thermal power generation system and solar thermal power generation method | |
US20140223906A1 (en) | Solar/gas hybrid power system configurations and methods of use | |
AU2009294230B2 (en) | Solar thermal power plant | |
US9745964B2 (en) | Steam power plant having solar collectors | |
KR101821333B1 (ko) | 최적화되고 통합된 태양-바이오매스 하이브리드 발전 시스템 | |
CN103912464B (zh) | 太阳能光热与bigcc集成的联合发电系统 | |
EP2647841B1 (en) | Solar thermal power system | |
US20080092551A1 (en) | Method and system integrating combustion turbine with a regenerative solar rankine power plant | |
JP6302481B2 (ja) | 集光型太陽熱発電プラント及び方法 | |
CN102483263B (zh) | 用于太阳能蓄热器的传热流体的仅在蒸汽状态下的循环 | |
US20080034757A1 (en) | Method and system integrating solar heat into a regenerative rankine cycle | |
WO2019087657A1 (ja) | 太陽熱発電システム | |
AU2010219134B2 (en) | Method for operating a power plant | |
JP5812955B2 (ja) | 発電給熱装置 | |
US20150167647A1 (en) | Concentrating solar power plant with hybrid collector field | |
WO2014123537A1 (en) | Solar/gas hybrid power system configurations and methods of use | |
AU2021234263A1 (en) | Renewable power generation system and method | |
EP2871359A1 (en) | Auxiliary steam supply system in solar power plants | |
JP2020513081A (ja) | 電気エネルギーを発生させるための発電所および発電所を稼働させる方法 | |
JP6419512B2 (ja) | 蓄熱式発電プラントおよびその運転方法 | |
US20140216032A1 (en) | Solar direct steam generation power plant combined with heat storage unit | |
CN105247208B (zh) | 具有蓄热器的太阳能集热器厂 | |
CN204003295U (zh) | 一种光热地热结合互补再生能源电站系统 | |
JP2017101578A (ja) | 複合タービンシステム及びその発電方法 | |
WO2014064673A2 (en) | Hybrid combined cycle system for generating electical power |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20170818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181010 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6419512 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |