図1を参照すると、システムの特定の例示的な態様が開示され、全体が100で示されている。システム100は、1つまたは複数のAPを含む。たとえば、システム100は、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、および第4のAP108を含む。システム100は、1つまたは複数の局(STA)を含み得る。たとえば、システム100は、STA110を含む。
システム100は単に便宜のために示されており、特定の示された詳細は限定的なものではない。たとえば、他の態様では、システム100は、図1に示されている電子デバイスよりも多い電子デバイス(たとえば、AP、STA、または両方)または少ない電子デバイスを含み得、電子デバイスは図1に示されているロケーションとは異なるロケーションに位置し得る。第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、および第4のAP108のうちの1つまたは複数は、FDフレーム生成器134、トランシーバ136、メモリ132、またはそれらの組合せを含み得る。
第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、STA110、またはそれらの組合せは、アクセスポイント、局、通信デバイス、コンピュータ、モバイルデバイス、携帯情報端末(PDA)、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、またはナビゲーションデバイスのうちの少なくとも1つを含むか、またはそれに対応し得る。
第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはSTA110のうちの少なくとも1つは、図6を参照しながらさらに説明するように、プロセッサ(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ネットワーク処理ユニット(NPU)など)、メモリ132(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)など)、ならびに1つまたは複数のワイヤレスネットワーク(たとえば、1つまたは複数のワイヤレス通信チャネル)を介してデータを送信および受信するように構成されたワイヤレスインターフェースを含み得る。ワイヤレスインターフェースは、トランシーバ136(たとえば、ワイヤレス受信機およびワイヤレス送信機)と通信し得る。本明細書で説明するいくつかの動作について、「トランシーバ」を参照しながら説明する場合があるが、他の態様では、「受信機」がデータ受信動作を実行してもよく、「送信機」がデータ送信動作を実行してもよい。
第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはSTA110のうちの少なくとも1つは、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格などの、1つもしくは複数のワイヤレスプロトコル、規格、または両方に従って動作するように構成され得る。たとえば、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはSTA110のうちの少なくとも1つは、IEEE802.11a、b、g、n、s、aa、ac、ad、ae、af、ah、ai、aj、aq、ax、またはmc規格のうちの少なくとも1つに従って動作し得る。
動作中に、第1のAP102は、ワイヤレスネットワーク(たとえば、LAN)の存在を公告するための第1のビーコン142を生成し得る。第1のビーコン142は、第1のAP102の通信情報(たとえば、能力情報、タイムスタンプなど)を含み得る。STA(たとえば、STA110)は、第1のAP102を介してワイヤレスネットワークにアクセスするために、その通信情報を使用し得る。タイムスタンプ(たとえば、ビーコン送信タイムスタンプ)は、第1のビーコン142が第1のAP102によって送信されたときに第1のAP102のローカルクロックによって示された第1の時間を示し得る。第1のビーコン142は、第1のAP102の第1のTBTT162を公告し得る。たとえば、第1のビーコン142は、第1の時間と、後続のビーコンが第1のAP102によって送信されるようにスケジュールされる、第1のAP102のローカルクロックの第2の時間との間のオフセットを示す第1のビーコン間隔(たとえば、100ミリ秒)を含み得る。第1のTBTT162は、第2の時間に対応し得る。
第2のAP104、第3のAP106、および第4のAP108は、第1のAP102と同様にして動作し得る。たとえば、図1に示すように、第2のAP104は第2のビーコン144を生成し得、第3のAP106は第3のビーコン146を生成し得、第4のAP108は第4のビーコン148を生成し得る。第2のビーコン144は、第2のAP104の第2のTBTT164を公告し得る。第3のビーコン146は、第3のAP106の第3のTBTT166を公告し得る。第4のビーコン148は、第4のAP108の第4のTBTT168を公告し得る。
第1のTBTT162は、第1のAP102の後続のビーコンが送信されるようにスケジュールされる時間を示し得る。第1のビーコン142を受信する、AP104〜108およびSTA110などの電子デバイスは、第1のビーコン間隔を第1のビーコン142が受信される時間に加えることによって、第1のTBTT162を決定し得る。たとえば、STA110は、STA110のローカルクロックのビーコン受信時間において第1のビーコン142を受信し得る。第1のTBTT162は、ビーコン受信時間および第1のビーコン間隔に基づいて導出可能であり得る。たとえば、STA110は、ビーコン受信時間と第1のビーコン142によって示された第1のビーコン間隔を合計することによって、第1のTBTT162を決定し得る。同様に、第2のTBTT164は、第2のAP104の後続のビーコンが送信されるようにスケジュールされる時間に対応し得、第3のTBTT166は、第3のAP106の後続のビーコンが送信されるようにスケジュールされる時間に対応し得、第4のTBTT168は、第4のAP108の後続のビーコンが送信されるようにスケジュールされる時間に対応し得る。
第1のAP102は、トランシーバ136を介して、第1のビーコン間隔において(たとえば、100msごとに)第1のビーコン142を送信し得る。第2のAP104は、第2のビーコン間隔において第2のビーコン144を送信し得る。第3のAP106は、第3のビーコン間隔において第3のビーコン146を送信し得る。第4のAP108は、第4のビーコン間隔において第4のビーコン148を送信し得る。第1のビーコン142、第2のビーコン144、第3のビーコン146、および第4のビーコン148は、様々な時間に送信され得る。第1のビーコン間隔、第2のビーコン間隔、第3のビーコン間隔、および第4のビーコン間隔のうちの1つまたは複数は、互いに異なり得る。
特定のAP(たとえば、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、または第4のAP108)は、1つまたは複数のネイバーAPから1つまたは複数のネイバービーコンを受信し得る。たとえば、第2のAP104は第1のビーコン142を受信し得、第3のAP106は第1のビーコン142を受信し得、第4のAP108は第1のビーコン142を受信し得る。特定のAPは、1つまたは複数のSTAから1つまたは複数のビーコン報告を受信し得る。たとえば、第4のAP108は、STA110からビーコン報告(たとえば、STA報告)を受信し得る。特定のAPは、1つもしくは複数のネイバービーコン、1つもしくは複数のビーコン報告、またはそれらの組合せに基づいて、NRを生成し得る。
特定のAPは、ネイバーAPからのビーコン、STAからのビーコン報告、または両方に基づいて、ネイバーAPのネイバーTBTTオフセットを決定し得る。たとえば、第4のAP108は、第4のAP108のローカルクロックのビーコン送信時間において第4のビーコン148を送信し得る。第4のAP108は、第4のAP108のローカルクロックのビーコン受信時間において第1のビーコン142を受信し得る。第1のビーコン142は、第1のAP102の第1のビーコン間隔を含み得る。第4のAP108は、ビーコン送信時間と第4のAP108の第4のビーコン間隔の合計に基づいて、第4のTBTT168を決定し得る。第4のAP108は、ビーコン送信時間とビーコン受信時間との間の差に基づいて、第1のAP102の第1のTBTTオフセットを決定し得る。第1のTBTTオフセットは、第4のTBTT168に対する第1のTBTT162を示し得る。第4のAP108は、第4のTBTT168と第1のTBTTオフセットの合計に基づいて、第1のTBTT162を決定し得る。第1のTBTT162は、ビーコン受信時間と第1のビーコン間隔の合計に対応し得る。特定の例では、第4のAP108は、ビーコン受信時間と第1のビーコン間隔の合計に基づいて、第1のTBTT162を決定し得る。この例では、第4のAP108は、第1のTBTTオフセットが第4のTBTT168と第1のTBTT162との間の差に対応すると決定し得る。
別の例として、STA110は、第1のAP102および第4のAP108のカバレージエリア内にあり得る。STA110は、第1のビーコン受信時間において第1のビーコン142を受信し、第2のビーコン受信時間において第4のビーコン148を受信し得る。第1のビーコン142は、第1のAP102の第1のビーコン間隔を含み得る。STA110は、ビーコン報告を第4のAP108に提供し得る。ビーコン報告は、第1のビーコン受信時間と第2のビーコン受信時間との間の差を示す第1のTBTTオフセットを含み得る。第1のTBTTオフセットは、第4のTBTT168に対する第1のTBTT162を示し得る。ビーコン報告は、第1のビーコン間隔も含み得る。
特定の態様では、第4のAP108は第1のAP102のカバレージエリアの外にあることがあり、第1のビーコン142を受信しないことがある。第4のAP108は、ビーコン(たとえば、第1のビーコン142)が特定のウィンドウの間に第1のAP102から受信されなかったと決定したことに応答して、ビーコン報告に基づいて第1のTBTTオフセット、第1のビーコン間隔、または両方を決定し得る。たとえば、第4のAP108は、ビーコン(たとえば、第1のビーコン142)が第4のAP108からビーコンを送信する特定の継続時間内に第1のAP102から受信されなかったと決定したことに応答して、ビーコン報告に基づいて第1のTBTTオフセット、第1のビーコン間隔、または両方を決定し得る。第4のAP108が第1のAP102のカバレージエリアの外にあっても、第1のAP102および第4のAP108のカバレージエリア内にある少なくとも1つのSTA(たとえば、STA110)がある場合、第4のAP108は、第1のAP102のネイバーAPと見なされ得る。
第4のAP108は、第4のAP108が第1のAP102から第1のビーコン142を受信したこと、第4のAP108がSTA110からビーコン報告を受信したこと、または両方を示すNRを生成し得る。NRは、第1のTBTT162を示し得る。たとえば、NRは、第1のTBTTオフセット、第1のビーコン間隔、または両方を含み得る。第4のAP108は、第4のビーコン148を生成し得る。第4のビーコン148は、第1のAP102の第1のTBTT162、第4のTBTT168、または両方を公告し得る。たとえば、第4のビーコン148は、NR情報要素(IE)中にNRを含み得る。別の例として、第4のビーコン148は、第4のTBTT168を示し得る。たとえば、第4のビーコン148は、第4のAP108による第4のビーコン148の送信間のビーコン間隔を示し得る。第4のAP108は、第4のビーコン148を送信し得る。第2のAP104、第3のAP106、または両方は、第4のAP108と同様にして動作し得る。たとえば、第2のAP104は第2のビーコン144を生成し得、第3のAP106は第3のビーコン146を生成し得る。
第1のAP102は、トランシーバ136を介して、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せに関連付けられたデータを受信し得る。たとえば、第1のAP102は、トランシーバ136を介して、第2のAP104から第2のビーコン144、第3のAP106から第3のビーコン146、第4のAP108から第4のビーコン148、またはそれらの組合せを受信し得る。別の例として、第1のAP102は、トランシーバ136を介して、STA110からビーコン報告を受信し得る。ビーコン報告は、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せに関連付けられたデータ(たとえば、ネイバーTBTTオフセット、ネイバービーコン間隔、または両方)を含み得る。
第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せは、地理的エリア内にあり得る。たとえば、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せは、第1のAP102のカバレージエリア内にあり得る。別の例として、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せは、第1のAP102のAPカバレージエリア内にあるSTAのSTAカバレージエリア内にあり得る。STAカバレージエリアおよびAPカバレージエリアは重複してもよい。例示すると、第2のAP104は第1のSTAの第1のSTAカバレージエリア内にあり得、第3のAP106は第2のSTAの第2のSTAカバレージエリア内にあり得る。第1のSTAおよび第2のSTAは、第1のAP102のAPカバレージエリア内にあり得る。第1のAP102は第1のSTAから第1のビーコン報告を受信し得、第2のSTAから第2のビーコン報告を受信し得る。第1のビーコン報告は、第2のAP104に関連付けられた第1のネイバーTBTTオフセット、第1のネイバービーコン間隔、または両方を示し得る。第2のビーコン報告は、第3のAP106に関連付けられた第2のネイバーTBTTオフセット、第2のネイバービーコン間隔、または両方を示し得る。
第1のAP102によって受信されたデータは、第1のTBTT162が第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せによって公告されるかどうかを示し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のTBTT162を示すと決定したことに応答して、第1のTBTT162が第2のAP104によって公告されると決定し得る。FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のAP102の第1のビーコン間隔、第2のビーコン144の送信時間と第1のTBTT162との間の差を示す第1のTBTTオフセット、または両方を含むと決定したことに応答して、第1のTBTT162が第2のAP104によって公告されると決定し得る。第1のTBTT162は、第1のTBTTオフセットおよび第2のTBTT164に基づいて導出可能であり得る。
データは、いつ第1のTBTT162が第2のAP104、第3のAP106、および第4のAP108のうちの1つまたは複数によって公告されるようにスケジュールされるかを示し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第2のAP104が第2のTBTT164において後続のビーコンを送信するようにスケジュールされることを第2のビーコン144が示すと決定したことに応答して、第1のTBTT162が第2のTBTT164において第2のAP104によって公告されるようにスケジュールされると決定し得る。FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のビーコン受信時間において第1のAP102によって受信されると決定し得る。第2のビーコン144は、第2のAP104の第2のビーコン間隔を含み得る。第2のTBTT164は、第1のビーコン受信時間および第2のビーコン間隔に基づいて導出可能であり得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第1のビーコン受信時間と第2のビーコン間隔を合計することによって、第2のTBTT164を決定し得る。FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のTBTT162を示すと決定したことに応答して、第2のAP104によって送信されるべき後続のビーコンが第1のTBTT162を示す可能性があると仮定し得る。
FDフレーム生成器134は、第1のAP102のカバレージエリア内の複数のロケーションに対応する公告スケジュールを決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、いつ第1のTBTT162が第1のAP102のカバレージエリア内の第1のロケーションにおいて受信可能であるかを示す公告スケジュール174を生成し得る。例示すると、公告スケジュール174は、いつ第1のロケーションにおけるデバイスが第1のTBTT162を受信するかを示し得る。
FDフレーム生成器134は、ビーコン、ビーコン報告、または両方を受信したことに基づいて、複数のロケーションを決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、STA(たとえば、STA110)からビーコン報告を受信したことに応答して、複数のロケーションがSTA(たとえば、STA110)のロケーションを含むと決定し得る。別の例として、FDフレーム生成器134は、特定のAPからビーコンを受信したことに応答して、複数のロケーションが特定のAPのロケーションを含むと決定し得る。例示すると、FDフレーム生成器134は、複数のロケーションが、第2のビーコン144を受信したことに応答して、第2のAP104のロケーション、第3のビーコン146を受信したことに応答して、第3のAP106のロケーション、第4のビーコン148を受信したことに応答して、第4のAP108のロケーション、またはそれらの組合せを含むと決定し得る。FDフレーム生成器134は、複数のロケーションの各々に対応する公告スケジュールを生成し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、複数のロケーションのうちの第1のロケーションについての公告スケジュール174を生成し得る。
公告スケジュール174は、第1のTBTT162が第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、および第4のAP108のうちの1つまたは複数から第1のロケーションにおいて受信可能である時間を示し得る。FDフレーム生成器134は、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、または第4のAP108のうちの少なくとも1つからの第1のTBTT162を示す公告(たとえば、ビーコンまたはFDフレーム)が第1のロケーションにおいてSTAによって復号可能であると決定したことに応答して、第1のTBTT162が第1のロケーションにおいて受信可能であると決定し得る。公告スケジュール174は、第1のTBTT162が第1のAP102のビーコン(たとえば、第1のビーコン142)によって公告されることになるので、第1のTBTT162を示し得る。
FDフレーム生成器134は、第1のAP102のビーコン(たとえば、第1のビーコン142)によって公告される第1のTBTT162が第1のAP102のカバレージエリア内の第1のロケーションにおいて受信可能であると仮定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第1のAP102からビーコン(たとえば、第1のビーコン142)を受信するデバイスが第1のAP102からFDフレームを受信する可能性もあるので、それらのデバイスのための公告スケジュール174を生成し得る。FDフレーム生成器134は、第1のAP102からビーコン(たとえば、第1のビーコン142)を受信することができないデバイスが第1のAP102からFDフレームを受信する可能性もないので、公告スケジュール174を生成する際にそれらのデバイスを無視し得る。
FDフレーム生成器134は、第1のAP102のビーコン(たとえば、第1のビーコン142)が第1のAP102のカバレージエリア内のSTA(たとえば、STA110)によって復号可能であると仮定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第1のAP102からのビーコン(たとえば、第1のビーコン142)を復号することができるデバイスが第1のAP102から受信されたFDフレームを復号することができる可能性もあるので、それらのデバイスのための公告スケジュール174を生成し得る。FDフレーム生成器134は、第1のAP102からのビーコン(たとえば、第1のビーコン142)を復号することができないSTAが第1のAP102から受信されたFDフレームを復号することができる可能性もないので、公告スケジュール174を生成する際にそれらのデバイスを無視し得る。FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162を示すための公告スケジュール174を生成し得る。
FDフレーム生成器134は、追加のビーコン(たとえば、第2のビーコン144、第3のビーコン146、または第4のビーコン148)が第1のTBTT162を示し、第1のロケーションにおいて受信可能であるかどうかを決定し得る。FDフレーム生成器134は、特定のビーコンが第1のTBTT162を除外すると決定したことに応答して、公告スケジュール174を生成する際に特定のビーコンを無視し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のTBTT162を示さないと決定したことに応答して、第2のビーコン144を無視し得る。代替的に、FDフレーム生成器134は、特定のビーコンが第1のTBTT162を示すと決定したことに基づいて、公告スケジュール174を生成(または更新)し得る。たとえば、公告スケジュール174は、第2のビーコン144が第1のTBTT162を公告すると決定したことに応答して、第2のTBTT164を示し得る。公告スケジュール174は、第2のAP104の第2のビーコン間隔に基づいて、第2のビーコン144の1つまたは複数の追加のTBTTを示し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第2のTBTT164と第2のビーコン間隔の合計に基づいて、特定のTBTTを決定し得る。公告スケジュール174は、第2のビーコン144が第1のTBTT162を公告すると決定したことに応答して、特定のTBTTを示し得る。
特定の態様では、FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のAP102のカバレージエリア内の第1のロケーションにおいて受信可能であると仮定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のAP102のカバレージエリア内のSTA(たとえば、STA110)によって復号可能であると仮定し得る。この態様は、第1のAP102および第2のAP104が(たとえば、互いに近接しているので)実質的に同様のカバレージエリアを有し、その結果、第2のビーコン144が第1のAP102のカバレージエリア内のSTAによって受信可能である可能性がある設定に対応し得る。FDフレーム生成器134は、第2のTBTT164を示すための公告スケジュール174を生成し得る。代替の態様では、本明細書で説明するように、FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のロケーションにおいて受信可能であると決定したことに応答して、第2のTBTT164を示すための公告スケジュール174を生成し得る。
FDフレーム生成器134は、ビーコン報告がSTA(たとえば、STA110)から受信されたと決定したこと、STA(たとえば、STA110)が第2のビーコン144を受信したことをビーコン報告が示すと決定したこと、STA(たとえば、STA110)のロケーションが第1のロケーションに近接している(たとえば、第1のロケーションの特定の距離内にある)と決定したことに応答して、第2のビーコン144が第1のロケーションにおいて受信可能である(たとえば、STAによって復号可能である)と決定し得る。
別の例として、FDフレーム生成器134は、第2のAP104が第1のロケーションに近接していると決定したこと、第2のビーコン144が別のAPによって受信されたと決定したこと、別のAPが第1のロケーションに近接していると決定したこと、第2のビーコン144がSTA(たとえば、STA110)によって受信されたと決定したこと、STAが第1のロケーションに近接していると決定したこと、またはそれらの組合せに応答して、第2のビーコン144が第1のロケーションにおいて受信可能である(たとえば、STAによって復号可能である)と決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第2のAP104のロケーションが第1のロケーションの特定の距離内にあると決定したことに応答して、第2のビーコン144が第1のロケーションにおいて受信可能であると決定し得る。
さらなる例として、FDフレーム生成器134は、NRが別のAPから受信されたと決定したこと、別のAPが第2のビーコン144を受信したことをNRが示すと決定したこと、別のAPのロケーションが第1のロケーションに近接していると決定したことに応答して、第2のビーコン144が第1のロケーションにおいて受信可能であると決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、NRが第3のAP106から受信されたと決定し、第3のAP106が第2のビーコン144を受信したことをNRが示すと決定し、第3のAP106のロケーションが第1のロケーションの特定の距離内にあると決定し得る。
追加の例として、FDフレーム生成器134は、NRが別のAPから受信されたと決定し、別のAPがSTAからビーコン報告を受信したことをNRが示すと決定し、STAが第2のビーコン144を受信したことをビーコン報告が示したと決定し、STAのロケーションが第1のロケーションに近接していると決定したことに応答して、第2のビーコン144が第1のロケーションにおいて受信可能であると決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、NRが第3のAP106から受信されたと決定し、第3のAP106がSTA(たとえば、STA110)からビーコン報告を受信したことをNRが示すと決定し、STA(たとえば、STA110)が第2のビーコン144を受信したことをビーコン報告が示したと決定し、STA(たとえば、STA110)のロケーションが第1のロケーションの特定の距離内にあると決定し得る。
したがって、公告スケジュール174は、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、および第4のAP108のうちのどれが第1のTBTT162を公告するかにかかわらず、いつ第1のTBTT162が第1のロケーションにおいて受信可能であるかのスケジュールを表し得る。FDフレーム生成器134は、公告スケジュール174をメモリ132に記憶し得る。
FDフレーム生成器134は、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。FDフレーム送信スケジュール138は、第1のAP102がFDフレームを送信することになる1つまたは複数の時間ウィンドウを示し得る(たとえば、これらの時間ウィンドウの間に第1のTBTT162が第1のAP102のカバレージエリア内の少なくとも1つのロケーションにおいて別のAPから受信可能ではないので)。
FDフレーム生成器134は、複数のロケーション(たとえば、第1のロケーション)の各々に対応する公告スケジュール(たとえば、公告スケジュール174)を生成し得る。FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162が、時間ウィンドウの間に少なくとも1回、複数のロケーションの各々において受信可能であるように、公告スケジュールに基づいてFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、複数のロケーションのうちの特定のロケーションにおけるデバイスが、時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のTBTT162を受信するように、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162が、時間ウィンドウの間に少なくとも1回(たとえば、20msごと)、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せから第1のロケーションにおいて受信可能であることを公告スケジュール174が示すかどうかを決定し得る。FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162が(たとえば、時間ウィンドウの間に)少なくとも1回、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せから第1のロケーションにおいて受信可能であることを公告スケジュール174が示すと決定したことに応答して、FDフレームが(たとえば、時間ウィンドウの間に)第1のAP102によって送信されないことを示すためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、デバイスが時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せから第1のロケーションにおいて第1のTBTT162を受信することを公告スケジュール174が示すと決定し得る。代替的に、図3〜図4を参照しながらさらに説明するように、FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162が時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せから第1のロケーションにおいて受信可能ではないことを公告スケジュール174が示すと決定したことに応答して、少なくとも1つのFDフレームが時間ウィンドウの間に送信されるべきであることを示すためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、デバイスが時間ウィンドウの間に第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、または第4のAP108から第1のロケーションにおいて第1のTBTT162を受信しないことを公告スケジュール174が示すと決定し得る。FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162が1つまたは複数の時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せから複数のロケーションにおいて受信可能であることを可能にする、最も少ない数のFD送信時間を含めるためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。特定の態様では、FDフレーム生成器134は、第1のAP102のカバレージエリア内のデバイスが1つまたは複数の時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せから第1のTBTT162を受信するように、最も少ない数のFD送信時間を含めるためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。
このようにして、FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162が時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せから複数のロケーションの各々において受信可能であるようにスケジュールされるように、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。第2のAP104は、第2のビーコン144を送信することによって、第1のTBTT162を公告し得、第3のAP106は、第3のビーコン146を送信することによって第1のTBTT162を公告し得、第4のAP108は、第4のビーコン148を送信することによって、第1のTBTT162を公告し得る。本明細書で説明するように、第1のAP102は、第1のビーコン142を送信することまたはFDフレームを送信することのうちの少なくとも1つによって、第1のTBTT162を公告し得る。
図3〜図4を参照しながら説明するように、FDフレーム送信スケジュール138は、1つもしくは複数の送信オフセット170、1つもしくは複数の送信周波数172、またはそれらの組合せを含み得る。FDフレーム生成器134は、FDフレーム送信スケジュール138に基づいて、FDフレーム150を送信するべきかどうかを決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、FDフレームが第1のAP102によって送信されないことをFDフレーム送信スケジュール138が示すと決定したことに応答して、FDフレーム150の送信を開始するのを控え得る。
代替的に、FDフレーム生成器134は、少なくとも1つのFDフレームが送信されるべきであることをFDフレーム送信スケジュール138が示すと決定したことに応答して、FDフレーム150が送信されるべきであると決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、FDフレーム送信スケジュール138が送信オフセット170、送信周波数172、またはそれらの組合せを含むと決定したことに応答して、少なくとも1つのFDフレームが送信されるべきであることをFDフレーム送信スケジュール138が示すと決定し得る。本明細書で説明するように、送信オフセット170の各々は、送信されるべきFDフレームに対応し得る。同様に、本明細書で説明するように、送信周波数172の各々は、送信されるべきFDフレームに対応し得る。
FDフレーム生成器134は、時間t_nowにおいて、FDフレーム送信スケジュール138に基づいてFDフレーム150のFD送信時間を決定し得る。たとえば、送信オフセット170のうちの特定の送信オフセットは、第1のFDフレームが第1のAP102のビーコン(たとえば、第1のビーコン142)の後に送信されるべきである第1の時間を示し得る。第1のビーコン142は、たとえば、第1のビーコン142のビーコン送信タイムスタンプによって示されるように、時間t0において送信された可能性がある。FDフレーム生成器134は、第1のFDフレームが時間t1において送信されるべきであると決定し得、ここで、時間t1は、時間t0と特定の送信オフセットの合計である。FDフレーム生成器134は、時間t1が時間t_nowよりも大きいかまたはそれに等しいと決定したことに応答して、FD送信時間が時間t1であると決定し得る。
別の例として、送信周波数172のうちの特定の送信周波数は、後続のFDフレーム間の送信間隔を示し得る。FDフレーム生成器134は、前のFDフレームがFDフレーム送信タイムスタンプに対応する時間t0において送信されたと決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、前のFDフレームが送信されたときに、第1のAP102のローカルクロックのFDフレーム送信タイムスタンプを記憶した可能性がある。FDフレーム生成器134は、後続のFDフレームが時間t1において送信されるべきであると決定し得、ここで、時間t1は、時間t0と特定の送信周波数の合計である。FDフレーム生成器134は、時間t1が時間t_nowよりも大きいかまたはそれに等しいと決定したことに応答して、FD送信時間が時間t1であると決定し得る。
FDフレーム生成器134は、トランシーバ136を介して、ほぼFD送信時間においてFDフレーム150を送信し得る。FDフレーム生成器134は、FDフレーム送信タイムスタンプをメモリ132に記憶し得る。FDフレーム送信タイムスタンプは、FDフレーム150が送信されたときの第1のAP102のローカルクロックの時間(たとえば、FD送信時間)を示し得る。
特定の態様では、FDフレーム生成器134は、ビーコン送信タイムスタンプがFDフレーム送信タイムスタンプよりも大きいかまたはそれに等しいと決定したことに応答して、送信オフセット170のうちの特定のオフセットに基づいてFD送信時間を決定し得る。ビーコン送信タイムスタンプは、前のビーコンが送信されたローカルクロックの時間を示し得る。FDフレーム送信タイムスタンプは、前のFDフレームが送信されたローカルクロックの時間を示し得る。代替的に、FDフレーム生成器134は、FDフレーム送信タイムスタンプがビーコン送信タイムスタンプよりも大きいと決定したことに応答して、送信周波数172のうちの特定の周波数に基づいてFD送信時間を決定し得る。
1つまたは複数のSTA(たとえば、STA110)は、動作中に、様々な時間に第1のAP102のカバレージエリアに入るか、またはカバレージエリアから出ることがある。STA110は、FDフレーム150、第1のビーコン142、第2のビーコン144、第3のビーコン146、第4のビーコン148、またはそれらの組合せを受信することによって、第1のTBTT162を受信し得る。STA110は、第1のAP102から後続のビーコンを受信するために、ほぼ第1のTBTT162において(物理)通信チャネルを監視し得る。STA110は、電力を節約するために、第1のTBTT162の直前の時間まで通信チャネルを監視するのを控え得る。
特定の態様では、第1のAP102は、送信前にFDフレーム150のサイズを縮小することによって、ネットワークリソースを節約し得る。たとえば、第1のAP102は、FDフレーム150の1つまたは複数の任意選択のフィールド(たとえば、AP能力フィールド、縮小ネイバー報告(RNR:reduced neighbor report)など)を除去(または除外)し得る。より小さいFDフレームにより、通信媒体の競合がより少なくなり、通信媒体の利用可能性がより大きくなり得る。第1のAP102は、より小さいFDフレームを送信することによって、電力を節約し得る。
このようにして、システム100は、第1のAP102がFDフレーム送信スケジュール138に基づいてFDフレーム150を送信することによってネットワークリソースを節約することを可能にし得る。たとえば、第1のAP102は、FDフレームが第1のAP102によって送信されないことをFDフレーム送信スケジュール138が示すと決定したことに応答して、FDフレーム150を送信するのを控え得る。別の例として、第1のAP102は、第1のTBTT162がAP104〜108のうちの1つまたは複数によってすでに公告されていることをビーコン144〜148が示すとき、FDフレーム送信スケジュール138に基づいて、より少ないFDフレームを送信し得る。システム100はまた、STA110が第1のTBTT162の直前の時間まで通信チャネルを監視するのを控えることによって電力を節約することを可能にし得る。
図2を参照すると、システムの図が示され、全体が200で示されている。システム200は、本明細書で説明するように、第1のAP102が局(たとえば、STA110)から受信されたデータに基づいて図1のFDフレーム送信スケジュール138を生成し得るという点で、図1のシステム100とは異なる。
STA110は、第1のAP102から第1のビーコン142、第2のAP104から第2のビーコン144、第3のAP106から第3のビーコン146、第4のAP108から第4のビーコン148、またはそれらの組合せを受信し得る。STA110は、第1のビーコン142、第2のビーコン144、第3のビーコン146、第4のビーコン148、またはそれらの組合せに基づいて、ビーコン報告252(たとえば、STA報告)を生成し得る。ビーコン報告252は、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、および第4のAP108のうちの1つまたは複数に関連付けられたデータを含み得る。たとえば、ビーコン報告252は、STA110が第1のビーコン142、第2のビーコン144、第3のビーコン146、第4のビーコン148、またはそれらの組合せを受信したこと、および対応する最新の受信時間を示し得る。ビーコン報告252は、第1のビーコン142の第1のTBTT162、第2のビーコン144の第2のTBTT164、第3のビーコン146の第3のTBTT166、第4のビーコン148の第4のTBTT168、またはそれらの組合せも示し得る。
ビーコン報告252は、第2のビーコン144が第1のTBTT162を含んだかどうか、第3のビーコン146が第1のTBTT162を含んだかどうか、第4のビーコン148が第1のTBTT162を含んだかどうか、またはそれらの組合せを示し得る。STA110は、ビーコン報告252を送信し得る。第1のAP102は、STA110のカバレージエリア内にあり得、ビーコン報告252を受信し得る。
特定の態様では、STA110は、第1のAP102に送るためのビーコン報告252を生成し得る。STA110は、STA110のローカルクロックの第1の時間において第1のAP102から第1のビーコン142を受信し得るか、STA110のローカルクロックの第2の時間において第2のAP104から第2のビーコン144を受信し得るか、STA110のローカルクロックの第3の時間において第3のAP106から第3のビーコン146を受信し得るか、STA110のローカルクロックの第4の時間において第4のAP108から第4のビーコン148を受信し得るか、またはそれらの組合せを行い得る。第1のビーコン142は、第1のAP102の第1のビーコン間隔を示し得る。第2のビーコン144は、第2のAP104の第2のビーコン間隔を示し得る。第3のビーコン146は、第3のAP106の第3のビーコン間隔を示し得る。第4のビーコン148は、第4のAP108の第4のビーコン間隔を示し得る。ビーコン報告252は、STA110が第1の時間において第1のAP102から第1のビーコン142を受信したこと、STA110が第2の時間において第2のAP104から第2のビーコン144を受信したこと、STA110が第3の時間において第3のAP106から第3のビーコン146を受信したこと、STA110が第4の時間において第4のAP108から第4のビーコン148を受信したこと、またはそれらの組合せを示し得る。ビーコン報告252は、第1のビーコン142によって示された第1のビーコン間隔としての第1のTBTT162を示し得る。ビーコン報告252は、第1の時間と第2の時間との間の第2のオフセットとしての第2のTBTT164を示し得る。ビーコン報告252は、第1の時間と第3の時間との間の第3のオフセットとしての第3のTBTT166を示し得る。ビーコン報告252は、第1の時間と第4の時間との間の第4のオフセットとしての第4のTBTT168を示し得る。ビーコン報告252は、第1のビーコン間隔、第2のビーコン間隔、第3のビーコン間隔、第4のビーコン間隔、またはそれらの組合せを含み得る。STA110は、ビーコン報告252を第1のAP102に送り得る。
FDフレーム生成器134は、ビーコン報告252に基づいて公告スケジュール174を生成し得る。公告スケジュール174は、STA110のロケーションに近接している第1のロケーションに対応し得る。図1を参照しながら説明したように、公告スケジュール174は第1のTBTT162を含み得る。FDフレーム生成器134は、特定のAPのビーコンが第1のTBTT162を公告することをビーコン報告252が示すと決定したことに応答して、特定のAPのTBTTが公告スケジュール174に含まれるべきであると決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のTBTT162を公告することをビーコン報告252が示すと決定したことに応答して、第2のTBTT164が公告スケジュール174に含まれるべきであると決定し得る。別の例として、FDフレーム生成器134は、第3のビーコン146が第1のTBTT162を公告することをビーコン報告252が示すと決定したことに応答して、第3のTBTT166が公告スケジュール174に含まれるべきであると決定し得る。さらなる例として、FDフレーム生成器134は、第4のビーコン148が第1のTBTT162を公告することをビーコン報告252が示すと決定したことに応答して、第4のTBTT168が公告スケジュール174に含まれるべきであると決定し得る。
FDフレーム生成器134は、特定のAPのTBTTが公告スケジュール174に含まれるべきであると決定したことに応答して、特定のAPからのビーコンに基づいて、またはビーコン報告252に基づいて、TBTTを決定し得る。たとえば、図1を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のTBTT162を公告することをビーコン報告252が示すと決定したことに応答して、第2のビーコン144に基づいて第2のTBTT164を決定し得る。別の例として、FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144が第1のTBTT162を公告することをビーコン報告252が示すと決定したことに応答して、ビーコン報告252に基づいて第2のTBTT164を決定し得る。例示すると、FDフレーム生成器134は、第2のTBTT164が第2のオフセットによって示されると決定し得る。特定の態様では、FDフレーム生成器134は、ビーコン(たとえば、第2のビーコン144)が第1のビーコン142を送信する特定の継続時間内に第2のAP104から受信されなかったと決定したことに応答して、ビーコン報告252に基づいて第2のTBTT164を決定し得る。FDフレーム生成器134は、第2のTBTT164を示すための公告スケジュール174を生成し得る。
FDフレーム生成器134は、特定のAPのTBTTが公告スケジュール174に含まれるべきであると決定したことに応答して、特定のAPの1つまたは複数の追加のTBTTを決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第2のTBTT164が公告スケジュール174に含まれるべきであると決定したことに応答して、第2のAP104の特定のTBTTを決定し得る。FDフレーム生成器134は、第2のTBTT164と第2のAP104の第2のビーコン間隔の合計に基づいて、特定のTBTTを決定し得る。FDフレーム生成器134は、公告スケジュール174中に特定のTBTTを含み得る。
図1を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、公告スケジュール174に基づいてFDフレーム送信スケジュール138を生成し得、FDフレーム送信スケジュール138に基づいてFDフレーム150を送信するべきかどうかを決定し得る。
特定の態様では、FDフレーム生成器134は、トランシーバ136を介して、複数のSTAからビーコン報告を受信し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、STA110からビーコン報告252を受信し得、第2のSTAから第2のビーコン報告を受信し得る。FDフレーム生成器134は、各STAに対応する公告スケジュールを生成し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、STA110に対応する公告スケジュール174を生成し得、第2のSTAに対応する第2の公告スケジュールを生成し得る。例示すると、公告スケジュール174は、STA110のロケーションに近接している第1のロケーションに対応し得る。第2の公告スケジュールは、第2のSTAのロケーションに近接している第2のロケーションに対応し得る。
図1を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、各公告スケジュールに基づいてFDフレーム送信スケジュールを決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、公告スケジュール174に基づいて第1のFDフレーム送信スケジュールを決定し得、第2の公告スケジュールに基づいて第2のFDフレーム送信スケジュールを決定し得る。
FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162が特定の継続時間(たとえば、20ms)の1つまたは複数の時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のロケーションおよび第2のロケーションの各々において受信可能であるように、FDフレーム送信スケジュール138全体を生成し得る。FDフレーム生成器134は、第1のFDフレーム送信スケジュールおよび第2のFDフレーム送信スケジュールに基づいて、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162が1つまたは複数の時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せから複数のロケーションにおいて受信可能であることを可能にする、最も少ない数のFD送信時間を含めるためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、第1のFDフレーム送信スケジュールは、第1の送信オフセット(たとえば、40ms)を示し得、第2のFDフレーム送信スケジュールは、第2の送信オフセット(たとえば、60ms)を示し得る。FDフレーム生成器134は、第1のオフセットおよび第2のオフセットのうちのより低い送信オフセット(たとえば、40ms)を含めるためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。別の例として、第1のFDフレーム送信スケジュールは、第1の送信周波数(たとえば、40msごと)を示し得、第2のFDフレーム送信スケジュールは、第2の送信周波数(たとえば、100msごと)を示し得る。FDフレーム生成器134は、第1の送信周波数および第2の送信周波数のうちのより高い送信周波数(たとえば、40msごと)を含めるためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。
特定の態様では、FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162の公告が時間ウィンドウの間に少なくとも1回、少なくとも特定の割合(たとえば、80%)のロケーション(たとえば、第1のロケーションおよび第2のロケーション)においてSTAによって受信可能であるように、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第1のAP102において受信された特定の割合のビーコン報告に基づいて、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。
特定の態様では、FDフレーム生成器134は、STA(たとえば、STA110)によって検出されたAPの数に基づいて、FDフレーム送信スケジュール138を決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、STA110が第1の数のビーコン(たとえば、第1のビーコン142、第2のビーコン144、第3のビーコン146、第4のビーコン148、またはそれらの組合せ)を検出したことをビーコン報告252が示すと決定し得る。FDフレーム生成器134は、第1の数に基づいて、特定のオフセット、特定の送信周波数、または両方を決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、多数のAPをオフセット、送信周波数、または両方にマッピングするマッピングデータにアクセスできる場合がある。マッピングデータは、デフォルト値、ユーザ入力を介して受信された値、または両方を含み得る。FDフレーム生成器134は、マッピングデータおよび第1の数に基づいて、特定の送信オフセット、特定の送信周波数、または両方を決定し得る。FDフレーム生成器134は、送信オフセット170中に特定のオフセットを含めるための、送信周波数172中に特定の送信周波数を含めるための、または両方を行うためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。
特定の態様では、FDフレーム生成器134は、複数のSTAからビーコン報告を受信し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、STA110からビーコン報告252を受信し得、第2のSTAから第2のビーコン報告を受信し得る。FDフレーム生成器134は、ビーコン報告252およびマッピングデータに基づいて、第1の送信オフセット、第1の送信周波数、または両方を決定し得る。FDフレーム生成器134は、第2のSTAが第2の数のAPからビーコンを受信したと決定し得る。FDフレーム生成器134は、第2の数およびマッピングデータに基づいて、第2の送信オフセット、第2の送信周波数、または両方を決定し得る。FDフレーム生成器134は、送信オフセット170中に第1の送信オフセット(たとえば、40ms)および第2の送信オフセット(たとえば、80ms)のうちのより低い送信オフセット(たとえば、40ms)を含めるためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。FDフレーム生成器134は、送信周波数172中に第1の送信周波数(たとえば、40ms)および第2の送信周波数(たとえば、100ms)のうちのより高い送信周波数(たとえば、40ms)を含めるためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。
システム200は、第1のAP102が特定のロケーション(たとえば、STA110のロケーション)において受信された第1のTBTT162の公告の公告スケジュール174を決定することを可能にし得る。第1のAP102は、第1のTBTT162の少なくとも1つの公告が1つまたは複数の時間ウィンドウの間に特定のロケーションにおいて受信可能であるように、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。
図3を参照すると、タイミング図が示され、全体が300で示されている。特定の態様では、タイミング図300は、図1のシステム100、図2のシステム200、または両方の動作に対応し得る。
第1のTBTT162は時間t0に対応し得、第2のTBTT164は時間t1に対応し得、第3のTBTT166は時間t3に対応し得、第4のTBTT168は時間t4に対応し得る。第1のビーコン142、第2のビーコン144、第3のビーコン146、および第4のビーコン148の各々は、第1のTBTT162を示し得る。たとえば、図1〜図2を参照しながら説明したように、図1のFDフレーム生成器134は、第1のTBTT162、第2のTBTT164、第3のTBTT166、および第4のTBTT168を含めるための公告スケジュール174を生成し得る。図1を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、公告スケジュール174に基づいてFDフレーム送信スケジュール138を決定し得る。公告スケジュール174は、第1のAP102のカバレージエリア内の第1のロケーションに対応し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、第2のTBTT164が第1のTBTT162の時間ウィンドウ314(たとえば、20ms)内に生じると決定し得る。
FDフレーム生成器134は、公告スケジュール174が第2のTBTT164の時間ウィンドウ314内でTBTTを示さないと決定したことに応答して、FD送信時間302を決定し得る。たとえば、FD送信時間302は、第2のTBTT164と時間ウィンドウ314の合計であり得る。本明細書で説明するように、FDフレーム生成器134は、FD送信時間302を示すためのFDフレーム送信スケジュール138を生成(または更新)し得る。FDフレーム生成器134は、第3のTBTT166がFD送信時間302の時間ウィンドウ314内で生じると決定し得る。FDフレーム生成器134は、第4のTBTT168が第3のTBTT166から時間ウィンドウ314内で生じると決定し得る。FDフレーム生成器134は、ビーコン間隔312(たとえば、t0からt5)の終わりが第4のTBTT168の時間ウィンドウ314内で生じると決定したことに応答して、FDフレーム送信スケジュール138の生成が完了したと決定し得る。
このようにして、FDフレーム生成器134は、ビーコン間隔312の間に、第1のTBTT162が各時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のロケーションにおいて受信可能であるように、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、第1のTBTT162は、第1のビーコン142と第1のAP102の後続のビーコンとの間の100ミリ秒のビーコン間隔(たとえば、ビーコン間隔312)の各20ミリ秒の時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のAP102、第2のAP104、第3のAP106、および第4のAP108のうちの1つまたは複数によって送信されるようにスケジュールされ得る。たとえば、第1のAP102の後続のビーコンは、時間t5において送信されるようにスケジュールされ得る。
FDフレーム生成器134は、FD送信時間302を図1の送信オフセット170のうちの特定のオフセットとして示すためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、特定のオフセットは、時間t0と時間t2との間の差に対応し得る。
特定の態様では、図2を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、ビーコン間隔312の間に、第1のTBTT162が各時間ウィンドウの間に少なくとも1回、複数のロケーションにおいて受信可能であるように、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、本明細書で説明するように、FDフレーム生成器134は、第1のロケーションに対応する公告スケジュール174に基づいて、第1のFDフレーム送信スケジュールを生成し得る。FDフレーム生成器134は、第2のロケーションに対応する第2の公告スケジュールに基づいて、第2のFDフレーム送信スケジュールを生成し得る。図2を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、第1のFDフレーム送信スケジュールおよび第2のFDフレーム送信スケジュールに基づいて、FDフレーム送信スケジュール138(たとえば、FDフレーム送信スケジュール全体)を生成し得る。
図1を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、図1のトランシーバ136を介して、FDフレーム送信スケジュール138に基づいて図1のFDフレーム150を送信し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、ほぼFD送信時間302においてFDフレーム150を送信し得る。
第1のAP102は、FDフレーム送信スケジュール138に基づいてFDフレーム150を送信することによって、ネットワークリソースを節約し得る。たとえば、第1のAP102は、時間t1、時間t2、時間t3、および時間t4の各々においてFDフレームを送信することと比較して、ビーコン間隔312の間にFD送信時間302において単一のFDフレーム(たとえば、FDフレーム150)を送信し得る。
図4を参照すると、タイミング図が示され、全体が400で示されている。特定の態様では、タイミング図400は、図1のシステム100、図2のシステム200、または両方の動作に対応し得る。
タイミング図400は、本明細書で説明するように、FDフレーム生成器134が複数のフレーム送信時間(たとえば、FD送信時間402およびFD送信時間302)を含めるためのFDフレーム送信スケジュール138を生成するという点で、タイミング図300とは異なる。
図4の例では、FDフレーム生成器134は、図1の第2のビーコン144が第1のTBTT162を公告しないと決定し得る。たとえば、図1を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、第2のビーコン144を受信したことと、第2のビーコン144が第1のTBTT162を除外すると決定したこととに応答して、第2のビーコン144が第1のTBTT162を公告しないと決定し得る。別の例として、図2を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、STA110から図2のビーコン報告252を受信したことと、第2のビーコン144が第1のTBTT162を除外することをビーコン報告252が示すと決定したこととに応答して、第2のビーコン144が第1のTBTT162を公告しないと決定し得る。
FDフレーム生成器134は、1つまたは複数の公告スケジュール(たとえば、公告スケジュール174)を決定する際に第2のTBTT164を無視し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、公告スケジュール174から第2のTBTT164を除外し得る。FDフレーム生成器134は、第1のTBTT162、第3のTBTT166、および第4のTBTT168を含めるための公告スケジュール174を生成し得る。図1〜図2を参照しながら説明したように、公告スケジュール174は、第1のAP102のカバレージエリア内の第1のロケーションに対応し得る。FDフレーム生成器134は、公告スケジュール174が第1のTBTT162の時間ウィンドウ314内でTBTTを示さないと決定したことに応答して、FD送信時間402を決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、時間ウィンドウ314を第1のTBTT162に加えることによって、FD送信時間402を決定し得る。本明細書で説明するように、FDフレーム生成器134は、FD送信時間402を示すためのFDフレーム送信スケジュール138を生成(または更新)し得る。
FDフレーム生成器134は同様に、公告スケジュール174がFD送信時間402からの時間ウィンドウ314内でTBTTを示さないと決定したことに応答して、FD送信時間302を決定し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、時間ウィンドウ314をFD送信時間402に加えることによって、FD送信時間302を決定し得る。本明細書で説明するように、FDフレーム生成器134は、FD送信時間302を示すためのFDフレーム送信スケジュール138を生成(または更新)し得る。
FDフレーム生成器134は、第3のTBTT166がFD送信時間302の時間ウィンドウ314内にあると決定し得る。FDフレーム生成器134は、第4のTBTT168が第3のTBTT166の時間ウィンドウ314内にあると決定し得る。FDフレーム生成器134は、ビーコン間隔312の終わりが第4のTBTT168の時間ウィンドウ314内で生じると決定したことに応答して、FDフレーム送信スケジュール138が完了したと決定し得る。
このようにして、FDフレーム生成器134は、ビーコン間隔312の間に、第1のTBTT162が各時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のロケーションにおいて受信可能であるようにスケジュールされるように、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、第1のTBTT162は、100ミリ秒のビーコン間隔(たとえば、ビーコン間隔312)の各20ミリ秒の時間ウィンドウの間に少なくとも1回、第1のAP102、第3のAP106、および第4のAP108のうちの1つまたは複数によって送信されるようにスケジュールされ得る。
FDフレーム生成器134は、FD送信時間402を図1の送信オフセット170のうちの特定のオフセットとして示すためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、特定のオフセットは、時間t0と時間t1との間の差に対応し得る。
FDフレーム生成器134は、FD送信時間302を図1の送信オフセット170のうちの第2のオフセットとして、または図1の送信周波数172のうちの特定の周波数として示すためのFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。たとえば、第2のオフセットは、時間t0と時間t2との間の差に対応し得る。別の例として、特定の周波数は、時間t2と時間t1との間の差に対応し得る。特定の周波数は、複数のFDフレームが第1のAP102によって送信されるべきであることを示し得る。たとえば、特定の周波数は、第2のFDフレームが時間t2において送信されるべきであることを示し得、ここで、時間t2は、時間t1と特定の周波数の合計である。特定の周波数は、第3のFDフレームが時間t3において送信されるべきであることを示し得、ここで、時間t3は、時間t2と特定の周波数の合計であり、ビーコン間隔312の終わりまで以下同様である。
図1を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、図1のトランシーバ136を介して、FDフレーム送信スケジュール138に基づいて図1のFDフレーム150を送信し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、特定のオフセットに基づいて、ほぼFD送信時間402においてFDフレーム150を送信し得る。FDフレーム生成器134は、第2のオフセットに基づいて、ほぼFD送信時間302において第2のFDフレームを送信し得る。
特定の態様では、FDフレーム生成器134は、特定の周波数に基づいて、ほぼFD送信時間302(たとえば、時間t2)において第2のFDフレームを送信し得る。たとえば、FDフレーム生成器134は、特定の周波数をFD送信時間402(たとえば、時間t1)に加えることによって、FD送信時間302(たとえば、時間t2)を決定し得る。FDフレーム生成器134は、ほぼFD送信時間302(たとえば、時間t2)において第2のFDフレームを送信し得る。FDフレーム生成器134は、別のFD送信時間(たとえば、時間t3)において別のFDフレームを送信し得、ここで、別のFD送信時間(たとえば、時間t3)は、FD送信時間302(たとえば、時間t2)と特定の周波数の合計であり、ビーコン間隔312の終わりを検出するまで以下同様である。
第1のAP102は、FDフレーム送信スケジュール138に基づいてFDフレーム150を送信することによって、ネットワークリソースを節約し得る。たとえば、第1のAP102は、時間t1、時間t2、時間t3、および時間t4の各々においてFDフレームを送信することと比較して、ビーコン間隔312の間により少ないFDフレーム(たとえば、FDフレーム150および第2のFDフレーム)を送信し得る。
図5を参照すると、動作方法の特定の態様が示され、全体が500で示されている。特定の態様では、方法500は、図1のFDフレーム生成器134によって実行され得る。
方法500は、502において、第1のアクセスポイントにおいてデータを受信するステップを含む。たとえば、図1を参照しながら説明したように、図1のFDフレーム生成器134は、第2のAP104から第2のビーコン144、第3のAP106から第3のビーコン146、第4のAP108から第4のビーコン148、またはそれらの組合せを受信し得る。第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せは、地理的エリア内に位置し得る。例示すると、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せは、第1のAP102のカバレージエリア内に位置し得る。別の例として、図2を参照しながら説明したように、図1のFDフレーム生成器134は、STA110から図2のビーコン報告252を受信し得る。
方法500は、504において、第1のアクセスポイントにおいて、データに基づいて送信スケジュールを生成するステップも含む。たとえば、図1〜図2を参照しながら説明したように、図1のFDフレーム生成器134は、第2のビーコン144、第3のビーコン146、第4のビーコン148、ビーコン報告252、またはそれらの組合せに基づいて、FDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。FDフレーム送信スケジュール138は、いつ第1のアクセスポイント102がFDフレームを送信するべきかを示し得る。
方法500は、506において、第1のアクセスポイントから、送信スケジュールに基づいてFDフレームを選択的に送信するステップをさらに含む。たとえば、図1を参照しながら説明したように、FDフレーム生成器134は、1つまたは複数の時間において、FDフレーム送信スケジュールに基づいてFDフレーム150を選択的に送信し得る。
このようにして、方法500は、各時間ウィンドウの間に1回とは対照的に、第1のAP102がFDフレーム送信スケジュール138に基づいてFDフレーム150を送信することによってネットワークリソースを節約することを可能にし得る。たとえば、第1のAP102は、FDフレームが第1のAP102によって送信されないことをFDフレーム送信スケジュール138が示すと決定したことに応答して、FDフレーム150を送信するのを控え得る。別の例として、第1のAP102は、第1のTBTT162が第2のAP104によって公告されていることを第2のビーコン144が示すか、第1のTBTT162が第3のAP106によって公告されていることを第3のビーコン146が示すか、第1のTBTT162が第4のAP108によって公告されていることを第4のビーコン148が示すか、またはそれらの組合せであるとき、FDフレーム送信スケジュール138に基づいてより少ないFDフレームを送信し得る。
図6を参照すると、デバイスの特定の例示的な態様のブロック図が示され、全体が600で示されている。デバイス600は、メモリ132に結合された、DSPなどのプロセッサ610を含む。プロセッサ610は、FDフレーム生成器134を含み得るか、またはFDフレーム生成器134に結合され得る。
プロセッサ610は、メモリ132に記憶された1つまたは複数の命令を実行するように構成され得る。たとえば、メモリ132は、プロセッサによって実行されると、動作をプロセッサに実行させるための命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。例示的な態様では、プロセッサ610は、本明細書で説明する1つまたは複数の方法または動作に従って動作し得る。たとえば、プロセッサ610は、トランシーバ136を介して、第2のAP104、第3のAP106、第4のAP108、またはそれらの組合せに関連付けられたデータを受信し得る。プロセッサ610は、データに基づいて図1のFDフレーム送信スケジュール138を生成し得る。プロセッサ610は、FDフレーム送信スケジュール138に基づいて、FDフレームを送信するべきかどうかを決定し得る。プロセッサ610は、トランシーバ136を介して、その決定に基づいてFDフレームを送信し得る。
図6は、プロセッサ610およびディスプレイ628に結合されたディスプレイコントローラ626も示す。コーダ/デコーダ(コーデック)634も、プロセッサ610に結合され得る。スピーカー636およびマイクロフォン638は、コーデック634に結合され得る。
図6は、トランシーバ136がプロセッサ610およびワイヤレスアンテナ642に結合され得ることも示す。特定の態様では、プロセッサ610、ディスプレイコントローラ626、メモリ132、コーデック634、およびトランシーバ136は、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス622に含まれる。特定の態様では、入力デバイス630および電源644は、システムオンチップデバイス622に結合される。さらに、特定の態様では、図6に示すように、ディスプレイ628、入力デバイス630、スピーカー636、マイクロフォン638、ワイヤレスアンテナ642、および電源644は、システムオンチップデバイス622の外部にある。しかしながら、ディスプレイ628、入力デバイス630、スピーカー636、マイクロフォン638、ワイヤレスアンテナ642、および電源644の各々は、インターフェースまたはコントローラなど、システムオンチップデバイス622の構成要素に結合され得る。
説明した態様に関連して、トランシーバ136、データを受信するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはそれらの組合せなど、データを受信するための手段を含み得る装置が開示される。
装置は、FDフレーム生成器134など、データに基づいて送信スケジュールを決定し、フレーム送信スケジュールに基づいてFDフレームの送信を選択的に開始するように構成されたFDフレームを生成するための手段、プロセッサ610、送信スケジュールを決定し、送信スケジュールに基づいてFDフレームの送信を選択的に開始するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはそれらの組合せも含み得る。送信スケジュールは、いつFDフレームが送信されるべきかを示し得る。
当業者は、本明細書で開示する態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、プロセッサによって実行されるコンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることをさらに諒解されよう。様々な例示的な構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップについて、上記ではそれらの機能に関して概略的に説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、プロセッサ実行可能命令として実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示する態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはその2つの組合せにおいて具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、または当技術分野で知られている任意の他の形態の非一時的記憶媒体内に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体は、特定用途向け集積回路(ASIC)内に存在し得る。ASICは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末内に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末内に個別の構成要素として存在し得る。
開示した態様の前述の説明は、開示した態様を当業者が作成または使用できるようにするために提供される。これらの態様への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義された原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の態様に適用され得る。したがって、本開示は本明細書で示される態様に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲によって定義される原理および新規の特徴に一致する可能な最も広い範囲を与えられるべきである。