JP6415949B2 - 無線通信装置 - Google Patents
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なお、プリアサイン方式の通信の流れは、以下の通りである。
[1]予めプリアサイン通信を行うグループを決定する。
[2]そのグループ内で、応答順序を決める。(ここまでを、アドレスコード設定とする。)
[3]1つのノードがプリアサイン方式による送信を行うことにより、プリアサイン通信が開始される。
[4]データが送信されたことに対して、グループ内の各ノードは、応答順序に従って、応答を送信する。
[5]最終応答順序のノードの応答によって、プリアサインの1サイクルが終了する。
このように、プリアサイン方式では、事前にグループを決定し、その通りに各ノードが動作をすることで高速な通信を行うことが可能である。
しかし、グループに登録されていないノードは、プリアサイン通信ができない。また、存在しないノードがあると、そのタイムアウトを待つことになり、効率が低下する。また、グループ内でも1ホップの通信だけが可能、などの問題点がある。
[構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るN対N無線通信システムの構成の一例を示す図であり、例えば、海上のように基地局やアクセスポイントを設置することができない場所にサービスエリアを形成する。
図2は、図1に示した無線通信システムの送受信局(ノード)に用いられる無線通信装置の構成の一例を示すブロック図である。
すなわち、送受信局MS1〜MS3は、アンテナ2を備えた無線通信装置1と、ルータ3とを備え、このルータ3に1つ又は複数のデータ端末(図示せず)が接続される。データ端末としてはパーソナル・コンピュータやタブレット型端末、スマートホン等が用いられる。なお、ルータ3は有線ルータ及び無線ルータのいずれでもよい。
IP層処理部11は、プリアサインテーブル301(後述する図9参照)と、アドレスコード設定テーブル302(後述する図8参照)と、通信グループ送信ルーティング機能と、受信ルーティング機能を有する。プリアサインテーブルには、通信グループを構成するノードのそれぞれについて宛先MACアドレスと宛先IPアドレスとを関連付けた情報が記憶される。また、アドレスコード設定テーブルには、経路情報が記憶される。経路情報には、無線空間上で伝送経路を構築するために必要なルーティング情報と、自ノードの応答順位に関する情報が含まれる。
MAC層処理部12は、受信処理部21と、受信フレーム解析部22と、通信制御部23と、データ要求確認部24と、MACフレーム生成部25と、経路情報制御部26と、記憶部27と、フレーム連結部28と、送信処理部29とを有している。
次に、以上のように構成された送受信局MS1〜MS3(ノードA〜C)の動作を説明する。
ここでは、図1に示すようにノードA〜Cが通信グループを構成し、これらのノードA〜C間でN対Nのグループ通信を行う場合を例にとって説明を行う。グループ通信を行うために各ノードA〜Cの無線通信装置1には、経路情報が予め登録されている。経路情報には、無線空間上で伝送経路を構築するために必要なルーティング情報と、自ノードの応答順位に関する情報が含まれる。なお、経路情報はノードの位置や優先度に応じて適宜更新される。
以上が基本的なシーケンスである。
このような場合の対策としては、ノードCがノードAに近づくという方法が考えられるが、この無線通信装置1を利用するユーザにとっては、不都合な状態にあるといえる。この状態を解決しようとするのが本発明である。
プリアサイン方式の実施には、まず、アドレスコードの設定を行う。図7は、無線通信装置1におけるアドレスコード設定画面のイメージを示す図である。無線通信装置1では、無線通信装置1にルータ3を介して接続されたデータ端末(図示せず)の表示部に表示されたアドレスコード設定画面500からの入力操作により、アドレスコードの設定登録が行われる。
アドレスコード設定画面500での操作によって、図8に示すアドレスコード設定テーブル302に、アドレスコードの番号毎、各ノードが応答する順序が登録される。
このアドレスコード設定テーブル302は、アドレスコード情報として、無線通信装置1のIP層処理部11およびMAC層処理部12に記憶される。
設定されたアドレスコード情報は、図9に示すように、無線通信装置1毎に、アドレスコードをキーにして、加入局数、応答番号、通信可能なノードに、宛先IPアドレス、宛先MACアドレスが登録されたプリアサインテーブル301として保持される。
また、図9に示すように、無線通信装置1は、リンク情報として、ノードと通信可能な状態にあるのか(リンク状態にあるのか)を保持している。この情報は、常に更新されている。
(1)ノードAは、プリアサインテーブル301を参照し、通信可能なノードBおよびノードCに送信する。
(2)ノードBは、プリアサインテーブル301を参照し、通信可能なノードAおよびノードDに応答送信する。
ノードDへの送信のとき、プリアサインテーブル301上、宛先MACアドレスの有無を検索し、送信するノードを特定する。この際、リンク情報を参照し、中継送信となるノードDとのプリアサイングループ(B,D)をアドレスコード「4」として、自動生成する。この後、同様の送信相手の場合は、生成したプリアサイングループを使用する。
宛先MACアドレスが見つからなかった場合は破棄する。
(3)ノードCは、プリアサインテーブル301を参照し、通信可能なノードAに応答送信する。
(4)ノードDは、プリアサインテーブル301を参照し、通信可能なノードBに応答送信する。
ノードBは、(2)で作成したプリアサイングループを使用して、ノードAに応答送信する。
このように、宛先MACアドレスを追加したプリアサインテーブルを利用することにより、ノードAとノードDとは、プリアサイン通信を行うことが可能となる。
無線通信装置1は、データを受信すると、プリアサインテーブル301を参照し、通信可能なノードの宛先MACアドレスの有無を検索し(ステップS101)、宛先MACアドレスが無ければ(NO)、処理を終了し、有れば(YES)、送信するノードを設定する(ステップS102)。
次に、中継が必要なノードがあるか否かの判定を行い(ステップS103)、中継が必要なノードが有れば(YES)、プリアサインテーブル301にプリアサイングループの追加を行い(ステップS104)、新たに作成したプリアサイングループを使用して応答送信を行う(ステップS105)。また、ステップS103において、中継が必要なノードが無ければ(NO)、プリアサインテーブル301を参照し、通信可能なノードに応答送信する。
Claims (2)
- プリアサイン方式により複数のノード間で無線通信を行う無線通信装置において、
アドレスコード毎に応答するノードの応答順番が登録されたアドレスコード設定テーブルと、
前記アドレスコードをキーにして、加入ノード数、応答番号、通信可能なノードに、宛先IPアドレス、宛先MACアドレスが登録されたプリアサインテーブルと、を備え、
任意のノードからデータを受信した際に、前記プリアサインテーブルを参照して通信可能なノードの宛先MACアドレスの有無を検索し、宛先MACアドレスが無ければ送信を行わず、また、当該宛先MACアドレスが有れば送信するノードを設定する手段を備え、
前記通信可能なノードの中に中継が必要なノードが有れば、前記プリアサインテーブルにプリアサイングループの追加を行うものであって、該追加により前記送信を行う場合のノードの設定手段は、前記ノードの応答順番に基づくMACフレームと、前記宛先MACアドレスに基づくMACフレームを連結し、送信用のMACフレームとして出力することを特徴とする無線通信装置。 - アドレスコード毎に応答するノードの応答順番が登録されたアドレスコード設定テーブルと、前記アドレスコードをキーにして、加入ノード数、応答番号、通信可能なノードに、宛先IPアドレス、宛先MACアドレスが登録されたプリアサインテーブルと、を備えたプリアサイン方式により複数のノード間で無線通信を行う無線通信装置の無線通信方法おいて、
任意のノードからデータを受信した際に、前記プリアサインテーブルを参照して通信可能なノードの宛先MACアドレスの有無を検索し、宛先MACアドレスが無ければ送信を行わず、また、当該宛先MACアドレスが有れば送信するノードを設定するものであって、
前記通信可能なノードの中に中継が必要なノードが有れば、前記プリアサインテーブルにプリアサイングループの追加を行い、該追加により前記送信を行う場合のノードの設定は、前記ノードの応答順番に基づくMACフレームと、前記宛先MACアドレスに基づくMACフレームを連結し、送信用のMACフレームとして出力することを特徴とする無線通信方法。
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