JP6415764B1 - 提供装置、提供方法、ならびに、プログラム - Google Patents

提供装置、提供方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置に対する従来よりも少ない操作で、端末装置にインストールされたアプリに所定の情報を表示させられる提供装置、提供方法、ならびに、プログラムを提供する。
【解決手段】提供装置100は、端末装置にて動作する第1アプリから送信された要求を受信すると、受信された要求に係る事項の第1情報を端末装置へ送信し、端末装置の識別子と当該要求に係る事項との組を記憶媒体に記録する。また、提供装置100は、第2アプリが端末装置にインストールされた後、初めて起動したことによって送信された報告を受信すると、報告を送信した端末装置の識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を取得する。さらに、提供装置100は、取得した組に係る事項の情報であって、第1情報に関連した第2情報を端末装置へ送信することにより、当該第2情報を第2アプリで表示させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、提供装置、提供方法、ならびに、プログラムに関する。
従来から、スマートフォンへウェブページを送信するサーバと、アプリケーション(以下、アプリという)でウェブページを表示するスマートフォンと、を備えるシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2016−110624号公報
ここで、従来のシステムでは、スマートフォンは、ウェブブラウザである第1アプリで、ウェブページに掲載された第1情報を表示していた。第1情報を掲載したウェブページには、通常、当該第1情報に関連した第2情報のウェブページへリンクが張られている。リンクは、第2情報を掲載したウェブページの所在(以下単に、第2情報の所在という)と共に、第2情報を表示させるアプリとして第1アプリとは別の第2アプリを指定するディープリンクである場合がある。
ディープリンクをユーザが選択した場合、第2アプリがスマートフォンにインストールされていれば、スマートフォンは、第2情報の所在を引数に与えて第2アプリを起動させる。第2アプリがスマートフォンにインストールされていないと、スマートフォンは、第2アプリをダウンロードするためのウェブページを表示し、そのウェブページから第2アプリをダウンロードするためのアプリケーションを起動する。
ダウンロード用のアプリケーションは、セキュリティ上の理由から、第2アプリに対して引数を与えながらダウンロードしたり起動したりできない場合がある。また、同じ理由から、スマートフォンでは、共有メモリを用いて異なるアプリ間で引数を受け渡せない場合がある。
さらに、ウェブサーバは、例えば、アプリに設定された認証情報を用いてユーザ認証しなければ、同じユーザに使用されているアプリを特定できないため、異なるアプリ間での引数の受け渡しを仲介できなかった。
これらのため、第2アプリのインストール後に、ディープリンクを選択する操作を再度したり、ユーザが認証情報を第2アプリに設定したりすることで、第2アプリに第2情報の所在を知らせなければ、第2アプリで第2情報を表示できなかった。このため、インストールされたアプリで所定の情報を表示させるために、スマートフォンなどの端末装置に行わなければならない操作が多く、ユーザの利便性が向上しないという問題があった。
そこで、本発明は、このような点に鑑み、その目的とするところは、端末装置に対する従来よりも少ない操作で、端末装置にインストールされたアプリに所定の情報を表示させられる提供装置、提供方法、ならびに、プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る提供装置は、
端末装置に情報を提供する提供装置であって、
前記端末装置にて動作する第1アプリケーションから送信された、ユーザが欲する事項に係る要求を受信し、
前記受信された要求に係る前記事項の第1情報と、前記端末装置にて動作しうる第2アプリケーションのインストールを促すメッセージと、を、前記端末装置へ送信することにより、当該第1情報及び当該メッセージを、前記要求を送信した前記端末装置に前記第1アプリケーションで表示させ、
前記受信された要求を送信した前記端末装置の識別子と、当該要求に係る前記事項と、の組を、記憶媒体に記録し、
前記第2アプリケーションが前記端末装置にインストールされた後、初めて前記端末装置にて前記第2アプリケーションが起動したことによって、前記第2アプリケーションから送信された報告を受信し、
前記受信された報告を送信した前記端末装置の前記識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得し、
当該取得された組に係る前記識別子に対応付けて記録された事項の情報であって、前記第1情報に関連した第2情報を含む返答を前記端末装置へ送信することにより、当該第2情報を、前記報告を送信した前記端末装置に前記第2アプリケーションで表示させる、
ことを特徴とする。
第1の観点に係る提供装置において、
前記端末装置の前記識別子は、AdID(Advertising ID)又はIDFA(Identification For Advertisers)であり、
当該識別子に係る最新の組を前記記憶媒体から取得する、
としても良い。
第1の観点に係る提供装置において、
前記端末装置の前記識別子は、IP(Internet Protocol)アドレスであり、
当該識別子に係る直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得する、
としても良い。
また、第1の観点に係る提供装置において、
前記第1アプリケーションは、ブラウザプログラムであり、
前記第1情報は、ウェブページである、
としても良い。
また、上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る提供方法は、
端末装置に情報を提供する提供装置で実行される提供方法であって、
前記端末装置にて動作する第1アプリケーションから送信された、ユーザが欲する事項に係る要求を受信し、
前記受信された要求に係る前記事項の第1情報と、前記端末装置にて動作しうる第2アプリケーションのインストールを促すメッセージと、を、前記端末装置へ送信することにより、当該第1情報及び当該メッセージを、前記要求を送信した前記端末装置に前記第1アプリケーションで表示させ、
前記受信された要求を送信した前記端末装置の識別子と、当該要求に係る前記事項と、の組を、記憶媒体に記録し、
前記第2アプリケーションが前記端末装置にインストールされた後、初めて前記端末装置にて前記第2アプリケーションが起動したことによって、前記第2アプリケーションから送信された報告を受信し、
前記受信された報告を送信した前記端末装置の前記識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得し、
当該取得された組に係る前記識別子に対応付けて記録された事項の情報であって、前記第1情報に関連した第2情報を含む返答を前記端末装置へ送信することにより、当該第2情報を、前記報告を送信した前記端末装置に前記第2アプリケーションで表示させる、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
端末装置にて動作する第1アプリケーションから送信された、ユーザが欲する事項に係る要求を取得する要求取得部、
前記取得された要求に係る前記事項の第1情報と、前記端末装置にて動作しうる第2アプリケーションのインストールを促すメッセージと、を、前記端末装置へ出力することにより、当該第1情報及び当該メッセージを、前記要求を送信した前記端末装置に前記第1アプリケーションで表示させる応答出力部、
前記取得された要求を送信した前記端末装置の識別子と、当該要求に係る前記事項と、の組を、記憶媒体に記録する記録部、
前記第2アプリケーションが前記端末装置にインストールされた後、初めて前記端末装置にて前記第2アプリケーションが起動したことによって、前記第2アプリケーションから送信された報告を取得する報告取得部、
前記取得された報告を送信した前記端末装置の前記識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得する組取得部、
当該取得された組に係る前記識別子に対応付けて記録された事項の情報であって、前記第1情報に関連した第2情報を含む返答を前記端末装置へ出力することにより、当該第2情報を、前記報告を送信した前記端末装置に前記第2アプリケーションで表示させる返答出力部、として機能させる、
ことを特徴とする。
本発明に係る提供装置、提供方法、ならびに、プログラムによれば、端末装置に対する従来よりも少ない操作で、端末装置にインストールされたアプリに所定の情報を表示させることができる。
本発明の実施例1に係る提供システムの一構成例を表すシステム構成図である。 提供装置の一構成例を表すハードウェア構成図である。 提供装置が実行する第1提供処理の一例を表すフローチャートである。 提供装置が有する機能の一例を表す機能ブロック図である。 実施例1に係る提供装置が記憶する応答履歴テーブルの一例を表す図である。 提供装置が記憶する含有関係テーブルの一例を表す図である。 端末装置が表示する第1情報の一例を表す図である。 端末装置が表示する第2情報の一例を表す図である。 提供装置が実行する第2提供処理の一例を表すフローチャートである。 端末装置の一構成例を表すハードウェア構成図である。 端末装置が実行する第1被提供処理の一例を表すフローチャートである。 端末装置が実行する第2被提供処理の一例を表すフローチャートである。 実施例2に係る提供装置が記憶する応答履歴テーブルの一例を表す図である。 端末装置が表示する選択画面の一例を表す図である。 実施例1の端末装置が表示する画面の遷移の一例を表す図である。 実施例3の端末装置が表示する画面の遷移の一例を表す図である。 実施例4の端末装置が表示する画面の遷移の一例を表す図である。
(実施例1)
以下、本発明の実施例1について添付図面を参照しつつ説明する。
実施例1に係る提供装置100は、図1に示すような通信網10、並びに、端末装置210及び220と共に提供システム1を構成する。提供装置100は、インターネットである通信網10を介して、端末装置210及び220に接続されている。
提供装置100は、サーバ機であり、端末装置210又は220から受信したリクエストに応じてウェブページを送信する。端末装置210及び220は、スマートフォンであり、提供装置100から受信したウェブページをアプリで表示する。端末装置210及び220は、それぞれ同一又は類似の構成及び機能を有するため、以下主に、端末装置210について説明する。
提供装置100は、図2に示すような、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、ハードディスク104、データ通信回路105、ビデオカード106、表示装置107、及び、入力装置108を備える。
CPU101は、ROM102又はハードディスク104に保存されたプログラムを実行することで、提供装置100の全体制御を行う。RAM103は、CPU101によるプログラムの実行時において、処理対象とするデータを一時的に記憶する。
ハードディスク104は、各種のデータやデータを保存したテーブルを記憶する。尚、提供装置100は、ハードディスク104の代わりに、フラッシュメモリを備えても良い。
データ通信回路105は、NIC(Network Interface Card)であり、通信網10を介して接続される端末装置210及び220とデータ通信する。
ビデオカード106は、CPU101から出力されたデジタル信号に基づいて画像をレンダリングすると共に、描画された画像を表す画像信号を出力する。表示装置107は、LCD(Liquid Crystal Display)であり、ビデオカード106から出力された画像信号に従って画像を表示する。尚、提供装置100は、LCDの代わりに、PDP(Plasma Display Panel)又はEL(ElectroLuminescence)ディスプレイを備えても良い。
入力装置108は、キーボード、マウス、タッチパッド、及び、タッチパネルのいずれか1つ以上であり、ユーザの操作に応じた信号又は情報を入力する。
提供装置100のCPU101は、図2のハードウェアを用いて、端末装置210より送信を求められた情報(以下、第1情報という)を提供する、図3の第1提供処理を実行する。これにより、CPU101は、第1情報の送信を求めるリクエストを取得する、図4の要求取得部110、リクエストに応答して第1情報を出力する応答出力部120、及び、応答履歴を記録する記録部130として機能する。また、ハードディスク104は、応答履歴を記憶する情報記憶部190として機能する。
情報記憶部190は、応答履歴が保存された複数のレコードを有する、図5の応答履歴テーブルを記憶する。応答履歴テーブルの各レコードには、応答先の端末装置210を識別する識別子であるAdID(Advertising ID)又はIDFA(Identification For Advertisers)と、端末装置210に対する応答として送信された第1情報に含まれていた事項を識別する送信事項ID(IDentification)と、応答日時と、の組が、応答履歴として保存される。
また、情報記憶部190は、どの情報にどの事項が含まれているかという含有関係が保存された複数のレコードを有する、図6の含有関係テーブルを記憶している。含有関係テーブルの各レコードには、第1情報を掲載したウェブページのURL(Uniform Resource Locator)と、当該第1情報に関連した第2情報を掲載したウェブページのURLと、当該第1情報及び当該第2情報が共通して含有する事項と、当該事項を識別する含有事項IDと、の組が保存される。
第1情報は、例えば、図7に示すような第1ウェブページに掲載され、「宿泊プランX」という旅行に関連する事項を含む。端末装置210は、ウェブブラウザである第1アプリを用いて第1ウェブページを表示する。この第1ウェブページには、「宿泊プランX」をより詳細に説明する第2情報を掲載した、図8に示すような第2ウェブページへのリンクが張られたボタンBTが含まれている。このボタンBTに張られたリンクは、第2情報の表示に用いるアプリとして、第1アプリとは異なる第2アプリを指定するディープリンクである。このため、ボタンBTは、第2アプリと第2アプリで表示される第2ウェブページのURLとを指定する指定情報と、第2アプリのダウンロードサイト及びダウンロードサイトにおける第2アプリの所在を表すダウンロード情報と、を含むMETA(Metainformation)タグを有する。また、ディープリンクが張られたボタンBTの近傍には、第2アプリのインストールを促すメッセージMGが掲載されている。
端末装置210のユーザが第1ウェブページの閲覧を欲すると、ユーザは、端末装置210を操作して第1ウェブページのURLを入力させる。次に、端末装置210は、入力された第1ウェブページのURLと、端末装置210の識別子であるAdID又はIDFAと、を含むリクエストを提供装置100へ送信する。
図2に示した提供装置100のデータ通信回路105がリクエストを受信すると、CPU101は、当該リクエストに応答して、第1情報を掲載した第1ウェブページを提供する、図3の第1提供処理の実行を開始する。
第1提供処理を開始すると、図4の要求取得部110は、データ通信回路105からリクエストを取得する。次に、要求取得部110は、取得したリクエストから、リクエストを送信した端末装置210の識別子と、送信が求められる第1ウェブページのURLと、を取得する(ステップS01)。
次に、応答出力部120は、取得されたURLに在る第1ウェブページを、送信を求められた第1ウェブページであると特定し、特定された第1ウェブページに掲載された第1情報を、ユーザが閲覧を欲する情報であると特定する。次に、応答出力部120は、図6の含有関係テーブルから、取得されたURLと同じURLを含む組を取得し、取得した組の含有事項IDで識別される事項であって、第1情報に含まれる事項を、ユーザが閲覧を欲する事項であると特定する(ステップS02)。
その後、応答出力部120は、ユーザが閲覧を欲する事項を含んだ第1情報と、第1情報に張られたディープリンクによって指定された第2アプリのインストールを促すメッセージMGと、を掲載した、図7の第1ウェブページを、リクエストに対する応答とする。その後、応答出力部120は、端末装置210を宛先として、図2のデータ通信回路105に応答を出力する(ステップS03)。データ通信回路105は、出力された応答を端末装置210へ送信する。
次に、記録部130は、ステップS01で取得した端末装置210の識別子と、ステップS02で特定した事項であって、端末装置210へ送信した応答に含まれていた事項を識別する送信事項IDと、ステップS03で応答を出力した応答日時と、の組を生成する。その後、記録部130は、生成した組を、図5の応答履歴テーブルに記録した後に(ステップS04)、第1提供処理の実行を終了する。
端末装置210は、提供装置100から応答として、図7の第1ウェブページを受信すると、受信した第1ウェブページを表示する。次に、第1ウェブページに含まれるボタンBTの押し下げ操作によりディープリンクが選択されると、端末装置210は、ディープリンクで指定された第2アプリをダウンロードした後に、第2アプリをインストールする。その後、端末装置210は、ユーザの操作に従って第2アプリを起動すると、第2アプリが端末装置210で起動されたことを告げるメッセージであって、端末装置210の識別子と起動回数とを含む報告を提供装置100へ送信する。
図2に示した提供装置100のデータ通信回路105が、ディープリンクで指定された第2アプリの起動を告げる報告を受信すると、CPU101は、ディープリンクの張られた第2ウェブページを提供する、図9の第2提供処理を開始する。
これにより、CPU101は、端末装置210が送信した報告を取得する、図4の報告取得部160、及び、端末装置210のユーザを認証する認証部165として機能する。また、CPU101は、報告を送信した端末装置210の識別子を含む組を情報記憶部190から取得する組取得部170として機能する。さらに、CPU101は、取得された組に含まれる送信事項IDで識別される事項の第2情報を返答として出力する返答出力部180としてさらに機能する。
情報記憶部190は、ユーザの認証に用いられる情報が保存される、不図示の認証情報テーブルを記憶している。認証情報テーブルは、複数のレコードを有し、各レコードには、端末装置210又は220のユーザを識別するユーザIDと、当該ユーザのパスワードと、の組である認証情報が保存されている。
第2提供処理が開始されると、報告取得部160は、端末装置210から送信された報告をデータ通信回路105から取得する(ステップS11)。次に、報告取得部160は、取得した報告から第2アプリの起動回数を取得し、第2アプリが端末装置210で初回に起動されたか否かを判別する(ステップS12)。
報告取得部160は、第2アプリが初回に起動されたと判別すると(ステップS12;Yes)、ステップS18のユーザ認証を行わず、取得した報告から端末装置210の識別子を取得する(ステップS13)。第2アプリを初めて起動したユーザは、第2アプリの有用性を認識していないため、認証情報を設定する操作といったユーザの負担になる操作をさせずに、第2アプリをユーザに試用させるためである。
次に、組取得部170は、図5の応答履歴テーブルから、ステップS13で取得された識別子を含んだ1以上の組を取得する。その後、組取得部170は、OS(Operating System)からシステム日時を取得し、取得した1以上の組の内で、システム日時と最も近い応答日時を含む最新の組を取得する(ステップS14)。
その後、返答出力部180は、取得した最新の組に含まれる送信事項IDで識別される事項(以下単に、最新の組に係る事項という)を、報告を送信した端末装置210へ直近に送信した事項であると特定する(ステップS15)。
次に、返答出力部180は、図6の含有関係テーブルから、ステップS15で特定された事項の送信事項IDと同じ含有事項IDを含む組を取得し、取得した組のURLに在る第2ウェブページを取得する。これにより、返答出力部180は、端末210へ直近に送信された第1情報に含まれていた事項と同じ事項を含む第2情報を掲載し、かつ、第1情報を掲載する第1ウェブページとディープリンクが張られた第2ウェブページを取得する(ステップS16)。
その後、返答出力部180は、第2情報を含む第2ウェブページを、ステップS11で取得した報告に対する返答とする。次に、返答出力部180は、報告を送信した端末装置210を宛先として、図2のデータ通信回路105に返答を出力する(ステップS17)。その後、返答出力部180は、第2提供処理の実行を終了し、データ通信回路105は、端末装置210へ返答を送信する。
ステップS12において、二回目以降に第2アプリが起動されたと報告取得部160が判別すると(ステップS12;No)、認証部165は、認証情報の送信を求めるリクエストを、端末装置210を宛先として、データ通信回路105へ出力する。次に、データ通信回路105は、出力されたリクエストを端末装置210へ送信する。第2アプリを二回目以降に起動したユーザは、第2アプリの試用により、第2アプリの有用性を認識しているため、認証情報を設定する操作を負担に感じても、当該操作をする動機があるためである。
データ通信回路105が端末装置210から認証情報を受信すると、認証部165は、データ通信回路105から取得した認証情報のユーザID及びパスワードの双方と同じものを含む認証情報を、不図示の認証テーブルから検索する。認証部165は、認証情報を検索により取得できない場合、ユーザ認証が失敗したと判別する(ステップS18;No)。その後、認証部165は、ユーザ認証の失敗を告げる報告を、端末装置210を宛先としてデータ通信回路105に出力した後に、第2提供処理の実行を終了する。
これに対して、認証部165は、認証情報を検索により取得できた場合、ユーザ認証が成功したと判別し(ステップS18;Yes)、ユーザ認証の成功を告げる報告を、端末装置210を宛先としてデータ通信回路105に出力する。その後、データ通信回路105は、出力された報告を端末装置210へ送信する。
報告を受信した端末装置210は、ディープリンクが選択されたため、リンク先のURLを第2アプリが起動時に引数で引き渡されているか否かを判別する。端末装置210は、引数が引き渡されていると判別すると、当該引数を含み、リンク先のウェブページの送信を求めるリクエストを送信する。これに対して、ディープリンクの選択と無関係に第2アプリが起動されたため、引数が第2アプリに引き渡されていないと判別すると、端末装置210は、引数を含まないリクエストを送信する。
その後、提供装置100のデータ通信回路105がリクエストを受信すると、返答出力部180は、リクエストをデータ通信回路105から取得する(ステップS19)。次に、返答出力部180は、取得したリクエストに引数が含まれているか否かを判別する(ステップS20)。
リクエストに引数が含まれていないと返答出力部180が判別すると(ステップS20;No)、第2アプリの初回の起動を報告された場合と同様に、ステップS13からS17の処理が実行される。これにより、第2情報を含む返答が端末装置210を宛て先として出力された後に、第2提供処理の実行が終了される。
ステップS20において、返答出力部180は、リクエストに引数が含まれていると判別すると(ステップS20;Yes)、リクエストから第2ウェブページのURLである引数を取得する。次に、返答出力部180は、取得した引数に基づいて第2情報を掲載した第2ウェブページを取得する(ステップS21)。その後、返答出力部180は、ステップS17の処理を実行することで、第2情報を含む第2ウェブページを返答として出力した後に、第2提供処理の実行を終了する。
第1情報及び第2情報の提供を受ける端末装置210は、図10に示すような、CPU211、ROM212、RAM213、フラッシュメモリ214、データ通信回路215a、音声通信回路215b、ビデオカード216、表示装置217、入力装置218、スピーカ219a、及び、マイクロフォン219bを備える。
図10のCPU211、ROM212、RAM213、ビデオカード216、及び、表示装置217は、図2のCPU101、ROM102、RAM103、ビデオカード106、及び、表示装置107と同様の構成及び機能を有する。
フラッシュメモリ214は、半導体メモリであり、アプリを含む各種のプログラム、並びに、アプリに設定される認証情報及びアプリの起動回数を表す情報といった各種のデータを記憶する。アプリに設定される認証情報は、当該アプリを使用するユーザのユーザID及びパスワードの組であり、アプリを識別する情報と対応付けられている。
データ通信回路215aは、不図示の基地局と電波を用いたデータ通信を行うことで、提供装置100とデータ通信を行う。音声通信回路215bは、不図示の基地局と電波を用いた音声通信を行う。
入力装置218は、タッチパネルであり、ユーザの操作に応じた信号又は情報を入力する。スピーカ219aは、周囲の音声を表す信号を入力し、マイクロフォン219bはCPU211が出力する信号に従って音声を出力する。
端末装置210のCPU211は、ユーザに操作された入力装置218が入力する信号に従って、第1アプリの実行を開始する。第1アプリで実行される処理は、第1情報の提供を受ける、図11の第1被提供処理を含む。
第1被提供処理の実行を開始すると、CPU211は、ユーザに操作された入力装置218から入力された信号に基づいて、第1情報を掲載した第1ウェブページのURLを取得する。次に、CPU211は、当該URLと、端末装置210の識別子と、を含むリクエストを生成し、生成したリクエストを、提供装置100を宛先としてデータ通信回路215aへ出力する(ステップS31)。その後、データ通信回路215aは、リクエストを提供装置100へ送信する。
その後、データ通信回路215aが、図7に示した第1情報とメッセージMGとを掲載した第1ウェブページを応答として受信すると、CPU211は、当該第1ウェブページをデータ通信回路215aから取得する(ステップS32)。
次に、CPU211は、取得した第1ウェブページを表示装置217に表示させる(ステップS33)。その後、第1ウェブページを視認したユーザが入力装置218を操作すると、CPU211は、入力装置218から入力された信号に基づいて、ボタンBTを押し下げるといったディープリンクを選択する操作が行われたか否かを判別する(ステップS34)。
CPU211は、ディープリンクを選択する操作が行われなかったと判別すると(ステップS34;No)、所定時間スリープした後に、ステップS34の処理を再度実行する。これに対して、CPU211は、ディープリンクを選択する操作が行われたと判別すると(ステップS34;Yes)、第1ウェブページのソースコードからボタンBTのMETAタグを取得する。次に、CPU211は、インストール済のアプリケーションの名称が記載された一覧表をOSから取得する。その後、CPU211は、取得した一覧表に、METAタグに含まれる指定情報で指定された第2アプリの名称が含まれているか否かを判別することで、第2アプリがインストール済であるか否かを判別する(ステップS35)。
CPU211は、一覧表に第2アプリの名称が含まれている場合、第2アプリがインストール済であると判別する(ステップS35;Yes)。この場合、CPU211は、METAタグから第2ウェブページのURLを取得し、取得したURLを引数として第2アプリに渡すと共に第2アプリを起動してから(ステップS36)、第1被提供処理の実行を終了する。
これに対して、CPU211は、一覧表に第2アプリの名称が含まれていない場合に、第2アプリが未だインストールされていないと判別する(ステップS35;No)。この場合、CPU211は、ボタンBTのMETAタグのダウンロード情報に基づいて、不図示のダウンロードサイトからダウンロード用のウェブページを受信するようにデータ通信回路215aを制御する。次に、CPU211は、受信されたダウンロード用のウェブページを、ウェブブラウザである第1アプリを用いて表示装置217に表示させる。その後、CPU211は、ボタンBTのMETAタグのダウンロード情報を引数として、フラッシュメモリに保存されたアプリのダウンロードに用いられるアプリ(以下、ダウンロード用のアプリという)を、ダウンロード用のウェブページから起動した後に(ステップS37)、第1被提供処理の実行を終了する。
ダウンロード用のアプリを実行するCPU211は、ユーザに操作された入力装置218が入力する信号に従って、引数として与えられたダウンロード情報に基づいて、不図示のダウンロードサイトから第2アプリをダウンロードするようにデータ通信回路215aを制御する。
その後、ダウンロード用のアプリを実行するCPU211は、第2アプリのダウンロードが完了したことを知らせるメッセージ、及び、第2アプリのインストールを促すメッセージを表示装置217に表示させる。次に、メッセージを視認したユーザが入力装置218を操作すると、CPU211は、入力装置218が入力する信号に従って第2アプリをインストールし、第2アプリの起動回数が「0」回であることを表す情報を、フラッシュメモリ214に保存する。
その後、CPU211は、第2アプリのインストールが完了したことを知らせるメッセージ、及び、第2アプリの起動を促すメッセージを表示装置217に表示させる。
ここで、第2アプリの起動前に、CPU211が実行するアプリを、ダウンロード用のアプリからウェブブラウザである第1アプリへ戻す操作を、ユーザが入力装置218に行うと、CPU211は、第1アプリを用いて最後に表示させたダウンロード用のウェブページを表示装置217に再度表示させる。次に、表示されるウェブページを、ダウンロード用のウェブページよりも1つ前に表示されたウェブページへ戻す操作を、ユーザが入力装置218に行うと、CPU211は、図11のステップS33から第1被提供処理の実行を再開始する。これにより、CPU211は、ダウンロード用のウェブページを除き、最後に第1アプリを用いて表示されたウェブページである第1ウェブページを表示装置217に表示させる。次に、ユーザが、ディープリンクを選択する操作を再度行うと、CPU211は、ステップS34からS36の処理を実行した後に、第1被提供処理の実行を終了する。これにより、CPU211は、リンク先である第2ウェブページのURLを引数として第2アプリに渡すと共に第2アプリを起動する。
これに対して、メッセージを視認したユーザが、ダウンロードされた第2アプリを起動する操作を入力装置218に行うと、CPU211は、入力装置218が入力する信号に従って、ダウンロード用のアプリの実行を終了する。次に、CPU211は、引数無しで第2アプリを起動し、第2アプリの実行を開始する。第2アプリで実行される処理は、第2情報の提供を受ける、図12の第2被提供処理を含む。
第2被提供処理の実行を開始すると、CPU211は、フラッシュメモリ214から起動回数を表す情報を読み出し、読み出した情報で表される起動回数を値「1」だけ増加させる。その後、CPU211は、フラッシュメモリ214に記憶された起動回数を表す情報を、増加後の起動回数を表す情報に更新する。
次に、CPU211は、増加後の起動回数に基づいて、第2アプリの今回の起動が、初回の起動であるか否かを判別する(ステップS41)。
CPU211は、増加後の起動回数が値「1」であるため、一回目(つまり、初回)の起動であると判別すると(ステップS41;Yes)、端末装置210の識別子を含み、第2アプリが初回に起動されたことを告げる報告を生成する。その後、CPU211は、提供装置100を宛先として、作成した報告をデータ通信回路215aに出力する(ステップS42)。
その後、データ通信回路215aは、出力された報告を提供装置100へ送信した後に、第2ウェブページを返答として提供装置100から受信する。
次に、CPU211は、第2情報を含む第2ウェブページをデータ通信回路215aから取得し(ステップS43)、第2ウェブページを表示装置217に表示させた後に(ステップS44)、第2被提供処理の実行を終了する。
ステップS41において、CPU211は、増加後の起動回数が値「2」以上であるため、初回の起動でないと判別すると(ステップS41;No)、端末装置210の識別子を含み、第2アプリが二回目以降に起動されたことを告げる報告を生成する。次に、CPU211は、生成した報告を、提供装置100を宛先としてデータ通信回路215aに出力する(ステップS45)。
その後、報告を送信したデータ通信回路215aは、報告を受信した提供装置100から、認証情報の送信を求めるリクエストを受信する。データ通信回路215aがリクエストを受信すると、CPU211は、第2アプリの認証情報が、図10のフラッシュメモリ214に保存されているか否かを判別する。
CPU211は、第2アプリの認証情報が保存されていると判別すると、フラッシュメモリ214から第2アプリを識別する情報と対応付けられた認証情報を取得する。次に、CPU211は、提供装置100を宛先として、取得した認証情報をデータ通信回路215aに出力する。
これに対して、CPU211は、第2アプリの認証情報が保存されていないと判別すると、認証情報の入力を促すメッセージを表示装置217に表示させる。次に、CPU211は、メッセージを視認したユーザに操作された入力装置218が出力する信号に基づいて認証情報を取得する。その後、CPU211は、取得した認証情報を、提供装置100を宛先としてデータ通信回路215aに出力した後に、第2アプリを識別する情報と対応付けて認証情報をフラッシュメモリ214に保存する。
その後、認証情報を送信したデータ通信回路215aが、ユーザ認証の結果を告げる報告を提供装置100から受信すると、CPU211は、データ通信回路215aから取得した報告に基づいて、ユーザ認証が成功したか否かを判別する(ステップS46)。CPU211は、ユーザ認証が失敗したと判別すると(ステップS46;No)、第2被提供処理の実行を終了する。
これに対して、CPU211は、ユーザ認証が成功したと判別すると(ステップS46;Yes)、ウェブページの送信を求めるリクエストを生成する(ステップS47)。ここで、CPU211は、第2アプリの起動時に受け渡された引数があると判別すると(ステップS48;Yes)、引数のURLに在る第2ウェブページの送信を求めるため、ステップS47で生成したリクエストに引数を追加する(ステップS49)。その後、CPU211は、提供装置100を宛先としてリクエストをデータ通信回路215aに出力し(ステップS50)、データ通信回路215aは、出力されたリクエストを提供装置100へ送信する。
その後、引数のURLに応じて返答された第2ウェブページをデータ通信回路215aが提供装置100から受信すると、CPU211は、ステップS43及びS44の処理を実行することで、第2情報を含む第2ウェブページの取得及び表示した後に、第2被提供処理の実行を終了する。
ステップS48において、CPU211は、引数が無いと判別すると(ステップS48;No)、ステップS50で、引数が追加されていないリクエストをデータ通信回路215aに出力する。
その後、ステップS45で出力した識別子に基づいて提供装置100が特定した事項であって、端末装置210へ直近に送信された事項を含む第2ウェブページをデータ通信回路215aが返答として受信する。その後、CPU211は、ステップS43及びS44の処理を実行することで、第2情報を含む第2ウェブページの取得及び表示した後に、第2被提供処理の実行を終了する。
これらの構成によれば、提供装置100は、図3のステップS03で、第1情報を掲載し、第2ウェブページにディープリンクが張られた第1ウェブページを、端末装置210を宛て先として出力する。その後、ディープリンクで指定された第2アプリが端末装置210にインストールされ、起動されると、提供装置100は、図9のステップS11で、第2アプリの初回の起動を告げる報告を取得する。提供装置100は、ステップS14で、既に送信した第1情報に含まれる事項と、送信先の識別子と、を組み合わせた複数の組の内で、報告を送信した端末装置210の識別子を含む最新の組を検索により取得する。その後、提供装置100は、取得した組に係る事項の第2情報を、ステップS17で、端末装置210へ宛てて出力する。
このため、第2アプリのダウンロードにおいて、第2情報を掲載した第2ウェブページのURLを引数として与えられない場合であっても、提供装置100は、第2アプリが初回に起動された報告を端末装置210から受信すれば、第2情報を返信できる。また、端末装置210の共有メモリを用いて第1アプリから第2アプリへ引数を受け渡せない場合であっても、提供装置100は、報告を受信しさえすれば、第2情報を返信することで、第2情報を第2アプリで端末装置210に表示させることができる。さらに、提供装置100は、第1アプリと第2アプリとが同じユーザに使用されていることを判別するために、第1アプリの認証情報と第2アプリの認証情報とを用いてユーザ認証を行わなくとも、第2情報を返信できる。
このため、第2アプリの初回起動時に、第2アプリに引数を受け渡すため、認証情報を設定する操作やディープリンクを再度選択する操作をユーザが端末装置210にしなくとも、第1情報に関連した第2情報を第2アプリで端末装置210に表示させることができる。よって、提供装置100は、端末装置210に対してユーザが従来よりも少ない操作しかしなくとも、端末装置210にインストールされた第2アプリに第2情報を表示させることができるので、ユーザの利便性を向上できる。
また、提供装置100は、図9のステップS12で、第2アプリの起動が初回であると判別すると、ステップS18のユーザ認証を行わずに、ステップS17で、第2情報を含む返答を出力する。このため、第2アプリの初回起動時に、認証情報を設定する操作をユーザが端末装置210にしなくても、提供装置100は、第1情報に関連した第2情報を端末装置210に表示させることができる。よって、認証情報を設定する操作を煩わしく感じたユーザが、第2アプリの使用や第2アプリによる第2情報の表示を中止させるドロップ操作を端末装置210に行うことを抑制できる。
さらに、提供装置100は、図9のステップS12で、第2アプリの起動が二回目以降であると判別すると、ステップS18で、第2アプリに設定された認証情報を用いてユーザ認証を行う。提供装置100は、第2アプリの初回の起動時において、ユーザ認証を行わずに第2アプリをユーザに試用させるため、ユーザが第2アプリの有用性を認識した後の二回目以降の起動時に、認証情報を第2アプリに設定するようにユーザに促すことができる。このため、ユーザが認証情報を設定する操作を煩わしく感じたとしても、初回起動時の試用により第2アプリの有用性をユーザが認識していれば、第2アプリの使用を中止するユーザのドロップ操作を抑制できる。
またさらに、提供装置100は、図9のステップS12で、端末装置210における第2アプリの起動が二回目以降であると判別した後に、ステップS20で、端末装置210から受信したリクエストに引数が含まれていないと判別すると、第2アプリの起動が初回の場合に実行するステップS13からS17の処理を行う。このため、ディープリンクの選択と無関係に第2アプリが起動されたとしても、既に端末装置210へ直近に送信した第1情報と関連した第2情報を、端末装置210へ送信できる。よって、例えば、再度、第2情報を表示させるために、ユーザがディープリンクを選択する操作を再度行わなくとも、第2アプリを起動させる操作さえ端末装置210に行えば、提供装置100は、第2情報を端末装置210に送信し、端末装置210に表示させられるため、ユーザの利便性が向上する。
(実施例1の変形例1)
実施例1では、第1情報を表示する第1アプリは、ウェブブラウザであると説明したが、これに限定される訳ではない。第1アプリは、情報を表示するアプリであればどのようなものでも良い。
また、実施例1では、第1情報及び第2情報に含まれる事項は、旅行に関連する事項であると説明したが、これに限定される訳ではない。第1情報及び第2情報に含まれる事項は、インターネットショッピングに関連する事項やインターネットオークションに関する事項であっても良い。
また、実施例1では、第2情報は、第1情報で説明される事項を、第1情報よりも詳細に説明する情報であると説明したが、これに限定される訳では無い。第2情報は、第1情報で説明される事項を、第1情報に引き続いて説明する情報であってもよい。
(実施例1の変形例2)
実施例1では、提供装置100は、図9のステップS14で、端末装置210へ直近に送信された第1情報に含まれていた事項を特定し、ステップS17で、当該直近に送信された事項と同じ事項を含む第2情報を掲載した第2ウェブページを返答として出力すると説明した。しかし、これに限定される訳ではない。提供装置100は、端末装置210に送信された第1情報に含まれていた事項を含まなくとも、当該第1情報を掲載した第1ウェブページにディープリンクが張られていれる第2ウェブページであれば、返答として出力しても良い。
つまり、実施例1では、提供装置100は、図5に示す応答履歴テーブルに、端末装置210の識別子と、端末装置210へ送信した第1情報に含まれる事項の送信事項IDと、応答日時と、の組を記録すると説明した。また、提供装置100は、図6に示すような含有関係テーブルに、第1情報を掲載した第1ウェブページのURLと、第2情報を掲載した第2ウェブページのURLと、第1情報及び第2情報に共通して含まれる事項を識別する含有事項IDと、の組を記憶していると説明した。さらに、提供装置100は、図9のステップS14で、応答履歴テーブルから、第2アプリの起動を告げる報告を送信した端末装置210の識別子を含む最新の組を取得すると説明した。またさらに、提供装置100は、ステップS15及びS16で、取得された最新の組の送信事項IDと同じ含有事項IDを含む組を含有関係テーブルから取得し、当該取得された組のURLに在り、第2情報を掲載した第2ウェブページを取得すると説明した。しかし、これらに限定されるわけでは無い。
提供装置100は、応答履歴テーブルに、送信事項IDに代えて、端末装置210へ送信した第1ウェブページのURLを記録しても良い。つまり、提供装置100は、応答履歴テーブルに、端末装置210の識別子と、端末装置210へ送信した第1ウェブページのURLと、応答日時と、の組を記録しても良い。また、提供装置100は、含有関係テーブルに、含有事項IDを記憶しておらず、第1ウェブページのURLと、第1ウェブページにディープリンクが張られた第2ウェブページのURLと、の組を記憶していても良い。さらに、提供装置100は、図9のステップS14で、応答履歴テーブルから、報告を送信した端末装置210の識別子を含む最新の組を取得しても良い。またさらに、提供装置100は、ステップS15及びS16で、取得された最新の組の第1ウェブページのURLと同じURLを含む組を含有関係テーブルから取得し、当該取得された組のURLに在り、第1ウェブページとディープリンクが張られた第2ウェブページを取得しても良い。
(実施例1の変形例3)
実施例1では、提供装置100は、図9のステップS20で、第2アプリを実行する端末装置210から受信したリクエストに引数が含まれていないと判別すると、第2アプリの起動が二回目以降であっても初回の場合に実行するステップS13からS17の処理を行うことで、第2情報を含む返答を出力すると説明した。しかし、これに限定される訳ではなく、ステップS20で、リクエストに引数が含まれていないと判別すると、例えば、第2アプリのトップページといった所定のページを出力しても良い。トップページは、例えば、旅行プランといった事項の検索に用いられるページであっても良いが、これに限定される訳ではなく、例えば、航空券等の商品又はサービスの検索に用いられるページであっても良い。
(実施例1の変形例4)
実施例1では、第2アプリのインストールを促すメッセージMGは、図7の第1ウェブページに掲載されたテキスト文字列であると説明したが、これに限定される訳ではない。メッセージMGは、例えば、商品又はサービスの宣伝や広告を行うウェブページにリンクが張られたバナーといった静止画又は動画であっても良い。また、メッセージMGは、必ずしも第1ウェブページに掲載されているのではなく、例えば、第1ウェブページの表示やボタンBTの押し下げに伴って表示されるポップアップウィンドウのような、第1ウェブページと分離されたウェブページに掲載されていても良い。
(実施例2)
実施例1では、提供装置100は、端末装置210及び220の識別子として、AdID又はIDFAを用いると説明したが、これに限定されるわけでは無い。本実施例に係る提供装置100は、端末装置210又は220に割り当てられたグローバルIP(Internet Protocol)アドレスを識別子として用いる。
本実施例に係る提供装置100は、識別子としてグローバルIPアドレスが記録された、図13に示すような応答履歴テーブルを記憶している。図13の応答履歴テーブルが有する各レコードには、グローバルIPアドレスである端末装置210又は220の識別子と、応答として端末装置210又は220に送信された事項の送信事項IDと、応答日時と、の組が記録される。
提供装置100は、図9のステップS14で、報告を送信した端末装置210又は220のグローバルIPアドレスと、直近所定期間内における最新の応答日時(つまり、システム日時から所定時間以内であって、かつ、システム日時に最も近い応答日時)と、を含む組を、応答履歴テーブルから検索により取得する。
提供装置100は、検索により組が取得できた場合には、ステップS17で、取得した最新の組に係る第2情報を含む返答を、報告を送信した端末装置210又は220に宛てて出力する。これに対して、検索により組が取得できなかった場合には、例えば、第2アプリのトップページといった所定のページを返答として出力する。
ここで、端末装置210及び220が、不図示の同じルータを介して、インターネットである、図1の通信網10と接続されている場合、端末装置210のグローバルIPアドレスと、端末装置220のグローバルIPアドレスと、は、共に、ルータに割り当てられたグローバルIPアドレスとなる。このため、提供装置100は、端末装置210が報告を送信した場合、端末装置210のグローバルIPアドレスと、直近所定期間内で最新の応答日時と、を含む組を検索する。提供装置100は、検索により組を取得できた場合に、取得した組に係る事項の第2情報を返答し、取得できなかった場合に、トップページを返答する。よって、提供装置100は、報告を送信していない端末装置220に送信した事項の情報を、端末装置210に送信することを抑制できる。
(実施例2の変形例1)
実施例2では、提供装置100は、図9のステップS14で、報告を送信した端末装置210又は220のグローバルIPアドレスと、最新の応答日時と、を含む組を取得すると説明したが、これに限定されるわけでは無い。本変形例に係る提供装置100は、図9のステップS14で、報告を送信した端末装置210又は220のグローバルIPアドレスと、直近所定期間内(つまり、システム日時から所定時間以内)の応答日時を含む1以上の組を取得する。
一例として、提供装置100が、端末装置210に応答した後に、端末装置220に応答した場合に、端末装置220よりも端末装置210の方から先に報告を受信した場合を挙げて以下説明する。この例では、端末装置210及び220が、同じルータを介してインターネットと接続されている場合、端末装置210のグローバルIPアドレスを含む最新の組に含まれる送信事項IDは、端末装置220に送信された事項を識別するのであって、端末装置210に送信された事項を識別するのではない。端末装置210のグローバルIPアドレスと、端末装置220のグローバルIPアドレスと、は、同じだからである。このため、提供装置100は、図9のステップS14で、端末装置210のグローバルIPアドレスを含み、かつ、直近所定期間内の応答日時を含む1以上の組を取得する。所定期間の好適な長さは、当業者が実験により定めることができる。
その後、提供装置100は、図6の含有関係テーブルから、取得した1以上の組のそれぞれに含まれる送信事項IDと同じ含有事項IDを含む組に係る事項を検索する。この検索により、提供装置100は、報告を送信した端末装置210又は220のグローバルIPアドレスと同じグローバルIPアドレスへ宛てて、直近所定期間内に送信された1以上の事項を取得し、取得した1以上の事項と含有事項IDとを含むリストを生成する。その後、提供装置100は、報告を送信した端末装置210又は220へリストを送信する。
端末装置210又は220は、受信したリストに含まれる事項を一覧表示する、図14の選択画面を第2アプリで表示する。その後、リストを確認したユーザが詳細について閲覧を欲する事項を選択する操作を端末装置210又は220に行うと、端末装置210又は220は、選択された事項の含有事項IDを提供装置100へ送信する。
その後、提供装置100は、含有事項IDを端末装置210又は220から受信すると、取得された直近所定期間内の1以上の組から、受信された含有事項IDを含む組を1つ取得する。その後、提供装置100は、取得した組に含まれる事項であって、ユーザが選択した事項を含む第2情報を返答として、報告を送信した端末装置210又は220に宛てて送信する。
通常、端末装置210又は220のユーザは、ディープリンクを選択した場合、ディープリンクのリンク先である第2ウェブページに掲載される事項を選択する。このため、これらの構成によれば、端末装置210及び220が同じルータを介してインターネットに接続しているために、端末装置210及び220の識別子として同じグローバルIPアドレスしか取得できない場合であっても、提供装置100は、ディープリンクのリンク先である第2情報を端末装置210及び220に送信できる。
(実施例2の変形例2)
実施例2では、提供装置100は、端末装置210又は220の識別子として、グローバルIPアドレスを用いると説明したが、これに限定される訳ではなく、プライベートIPアドレス又はMAC(Media Access Control)アドレスを用いても良い。
(実施例3)
実施例1では、端末装置210は、図15に示すような順序でアプリを起動し、ウェブページを表示すると説明した。つまり、先ず、端末装置210は、図11のステップS31で、第1ウェブページのURLと、端末装置210の識別子と、を含むリクエストを提供装置100へ送信する。次に、リクエストを受信した提供装置100が、図3のステップS03及びS04で、第1情報とメッセージMGとを掲載した第1ウェブページを返信した後、端末装置210は、図11のステップS33で、第1ウェブページを第1アプリで表示すると説明した。端末装置210の表示する第1ウェブページは、図7に示したように、第1情報と、第2情報へディープリンクが張られたボタンBTと、ディープリンクで指定された第2アプリのインストールを促すメッセージMGと、が掲載されていると説明した。
しかし、実施例3の端末装置210は、図16に示すように、第1情報を含むが、ボタンBTやメッセージMGを含まないウェブページ(以下、第3ウェブページという)を表示した後に、ボタンBTやメッセージMGを含むウェブページ(以下、第4ウェブページという)を表示する。つまり、先ず、提供装置100は、図3のステップS01からS03と同様の処理を実行することで、リクエストを端末装置210から受信すると、第1情報を掲載した第3ウェブページを返信する。次に、提供装置100は、ステップS04と同様の処理を実行することで、端末装置210の識別子と、第3ウェブページに含まれていた事項を識別する送信事項IDと、応答日時と、の組を、図5の応答履歴テーブルに記録する。第3ウェブページには、第1情報だけでなく、第1情報で説明される事項を、第1情報よりも詳細に説明する第2情報の閲覧を提案する文字列STが含まれている。この文字列STには、第2情報へディープリンクが張られたボタンBTを有する第4ウェブページへ、ディープリンクと異なるハイパーリンクが張られている。
このため、第3ウェブページを視認したユーザが文字列STを選択する操作を行うと、端末装置210のCPU211は、入力装置218が入力する信号に従って、第4ウェブページの送信を求めるリクエストをデータ通信回路215aに送信させる。その後、端末装置210は、提供装置100から第4ウェブページを受信すると、ボタンBTやメッセージMGを含む第4ウェブページを表示する。
その後、実施例3の提供装置100及び端末装置210は、実施例1の提供装置100及び端末装置210と同様の処理を行う。つまり、実施例3の端末装置210は、図11のステップS34からS36で、ボタンBTを選択する操作が行われ、かつ、ボタンBTに張られたディープリンクで指定された第2アプリがインストール済であると判別すると、リンク先のURLを引数として第2アプリに渡すと共に第2アプリを起動する。
その後、端末装置210は、図12のステップS50で、引数のURLを含んだリクエストを提供装置100へ送信する。提供装置100は、図9のステップS20及びS21で、受信したリクエストのURLに基づいて第2ウェブページを取得し、取得した第2ウェブページを提供装置100へ返信する。その後、提供装置100は、図12のステップS43及びS44で、第2情報を含む第2ウェブページを受信し、第2ウェブページを表示する。
これに対して、実施例3の端末装置210は、図11のステップS35及びS37で、第2アプリが未インストールであると判別すると、ダウンロード用のアプリを起動し、第2アプリのダウンロード及びインストールをし、引数無しで第2アプリを起動する。その後、端末装置210は、図12のステップS42で、端末装置210の識別子を含み、第2アプリが初回に起動されたことを告げる報告を提供装置100へ送信する。報告を受信した提供装置100は、図9のステップS12からS14で、第2アプリが初回に起動されたと判別すると、図5の応答履歴テーブルから、報告の識別子を含む最新の組を取得する。次に、提供装置100は、図9のステップS15からS17で、取得された組の送信事項IDと同じ含有事項IDを含む組を、図6の含有関係テーブルから取得し、当該取得された組のURLに在り、第2情報を掲載した第2ウェブページを返信する。その後、提供装置100は、図12のステップS43及びS44で、第2ウェブページを受信し、第2情報を掲載した第2ウェブページを表示する。
(実施例4)
実施例1では、端末装置210は、図15に示すような順序でアプリを起動し、ウェブページを表示すると説明した。しかし、実施例4の端末装置210は、図17に示すように、第1情報を含むが、ボタンBTやメッセージMGを含まない第3ウェブページを表示した後に、第2アプリがインストールされていると、第2アプリを起動し、第2アプリで第2情報を表示する。これに対して、実施例4の端末装置210は、第3ウェブページを表示した後に、第2アプリが未インストールであると、ボタンBTやメッセージMGを含む第4ウェブページを表示する。
つまり、先ず、実施例4の提供装置100及び端末装置210は、実施例3の提供装置100及び端末装置210と同様の処理を実行することで、第3ウェブページを送受信する。実施例4の第3ウェブページには、実施例3の第3ウェブページと同様に、第2情報の閲覧を提案する文字列STが含まれている。しかし、実施例4の第3ウェブページが有する文字列STには、第2情報へのディープリンクが張られており、第2アプリと第2ウェブページのURLとを指定する指定情報と、第4ウェブページのURLを表す所在情報と、を含むMETAタグを有する点で、実施例3の文字列STと異なる。
このため、ユーザが文字列STを選択する操作を行うと、端末装置210のCPU211は、図11のステップS34からS36と同様の処理を実行することで、第2アプリがインストール済であると判別すると、リンク先のURLを引数として第2アプリに渡しながら第2アプリを起動する。その後、実施例4の提供装置100及び端末装置210が、実施例1の提供装置100及び端末装置210と同様の処理を行うことで、第2情報が第2アプリによって表示される。
これに対して、端末装置210のCPU211は、図11のステップS35と同様の処理を実行することで、第2アプリが未インストールであると判別すると、METAタグの所在情報で表されるURLを含み、第4ウェブページの送信を求めるリクエストをデータ通信回路215aに送信させる。その後、端末装置210は、提供装置100から第4ウェブページを受信すると、ボタンBTやメッセージMGを含む第4ウェブページを表示する。
その後、実施例4の提供装置100及び端末装置210は、実施例1の提供装置100及び端末装置210と同様の処理を行う。つまり、実施例4の端末装置210は、ボタンBTを選択する操作が行われると、第2アプリをダウンロード及びインストールした後、引数無しで第2アプリを起動し、第2アプリで第2情報を表示する。
本発明の実施例1から4、実施例1の変形例1から4、並びに、実施例2の変形例1及び2は、互いに組み合わせることができる。
本発明の実施例1から4、実施例1の変形例1から4、並びに、実施例2の変形例1及び2のいずれかに係る機能を実現するための構成を予め備えた提供装置100として提供できる。また、プログラムの適用により、既存の提供装置100を実施例1から4、実施例1の変形例1から4、並びに、実施例2の変形例1及び2のいずれかに係る提供装置100として機能させることもできる。すなわち、上記実施例1から4、実施例1の変形例1から4、並びに、実施例2の変形例1及び2のいずれかで例示した提供装置100による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存の提供装置100を制御するコンピュータ(CPUなど)が実行することで、実施例1から4、実施例1の変形例1から4、並びに、実施例2の変形例1及び2のいずれかに係る提供装置100として機能させることができる。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、メモリカード、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、又は、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)などの記録媒体に格納して配布できる他、インターネットなどの通信媒体を介して配布することもできる。尚、本発明の提供方法は、提供装置100を用いて実施できる。
また、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
(付記)
(付記1)
端末装置に情報を提供する提供装置であって、
前記端末装置にて動作する第1アプリケーションから送信された、ユーザが欲する事項に係る要求を受信し、
前記受信された要求に係る前記事項の第1情報と、前記端末装置にて動作しうる第2アプリケーションのインストールを促すメッセージと、を、前記端末装置へ送信することにより、当該第1情報及び当該メッセージを、前記要求を送信した前記端末装置に前記第1アプリケーションで表示させ、
前記受信された要求を送信した前記端末装置の識別子と、当該要求に係る前記事項と、の組を、記憶媒体に記録し、
前記第2アプリケーションが前記端末装置にインストールされた後、初めて前記端末装置にて前記第2アプリケーションが起動したことによって、前記第2アプリケーションから送信された報告を受信し、
前記受信された報告を送信した前記端末装置の前記識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得し、
当該取得された組に係る前記識別子に対応付けて記録された事項の情報であって、前記第1情報に関連した第2情報を含む返答を前記端末装置へ送信することにより、当該第2情報を、前記報告を送信した前記端末装置に前記第2アプリケーションで表示させる、
ことを特徴とする提供装置。
(付記2)
付記1に記載の提供装置であって、
前記端末装置の前記識別子は、AdID(Advertising ID)又はIDFA(Identification For Advertisers)であり、
当該識別子に係る最新の組を前記記憶媒体から取得する、
ことを特徴とする提供装置。
(付記3)
付記1に記載の提供装置であって、
前記端末装置の前記識別子は、IP(Internet Protocol)アドレスであり、
当該識別子に係る直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得する、
ことを特徴とする提供装置。
(付記4)
付記1から3のいずれか一つに記載の提供装置であって、
前記第1アプリケーションは、ブラウザプログラムであり、
前記第1情報は、ウェブページである、
ことを特徴とする提供装置。
(付記5)
端末装置に情報を提供する提供装置で実行される提供方法であって、
前記端末装置にて動作する第1アプリケーションから送信された、ユーザが欲する事項に係る要求を受信し、
前記受信された要求に係る前記事項の第1情報と、前記端末装置にて動作しうる第2アプリケーションのインストールを促すメッセージと、を、前記端末装置へ送信することにより、当該第1情報及び当該メッセージを、前記要求を送信した前記端末装置に前記第1アプリケーションで表示させ、
前記受信された要求を送信した前記端末装置の識別子と、当該要求に係る前記事項と、の組を、記憶媒体に記録し、
前記第2アプリケーションが前記端末装置にインストールされた後、初めて前記端末装置にて前記第2アプリケーションが起動したことによって、前記第2アプリケーションから送信された報告を受信し、
前記受信された報告を送信した前記端末装置の前記識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得し、
当該取得された組に係る前記識別子に対応付けて記録された事項の情報であって、前記第1情報に関連した第2情報を含む返答を前記端末装置へ送信することにより、当該第2情報を、前記報告を送信した前記端末装置に前記第2アプリケーションで表示させる、
ことを特徴とする提供方法。
(付記6)
コンピュータを、
端末装置にて動作する第1アプリケーションから送信された、ユーザが欲する事項に係る要求を取得する要求取得部、
前記取得された要求に係る前記事項の第1情報と、前記端末装置にて動作しうる第2アプリケーションのインストールを促すメッセージと、を、前記端末装置へ出力することにより、当該第1情報及び当該メッセージを、前記要求を送信した前記端末装置に前記第1アプリケーションで表示させる応答出力部、
前記取得された要求を送信した前記端末装置の識別子と、当該要求に係る前記事項と、の組を、記憶媒体に記録する記録部、
前記第2アプリケーションが前記端末装置にインストールされた後、初めて前記端末装置にて前記第2アプリケーションが起動したことによって、前記第2アプリケーションから送信された報告を取得する報告取得部、
前記取得された報告を送信した前記端末装置の前記識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得する組取得部、
当該取得された組に係る前記識別子に対応付けて記録された事項の情報であって、前記第1情報に関連した第2情報を含む返答を前記端末装置へ出力することにより、当該第2情報を、前記報告を送信した前記端末装置に前記第2アプリケーションで表示させる返答出力部、として機能させる、
ことを特徴とするプログラム。
1:提供システム
10:通信網
100:提供装置
101,211:CPU
102,212:ROM
103,213:RAM
104:ハードディスク
105,215a:データ通信回路
106,216:ビデオカード
107,217:表示装置
108,218:入力装置
110:要求取得部
120:応答出力部
130:記録部
160:報告取得部
165:認証部
170:組取得部
180:返答出力部
190:情報記憶部
210,220:端末装置
214:フラッシュメモリ
215b:音声通信回路
219a:スピーカ
219b:マイクロフォン
BT:ボタン
MG:メッセージ

Claims (6)

  1. 端末装置に情報を提供する提供装置であって、
    前記端末装置にて動作する第1アプリケーションから送信された、ユーザが欲する事項に係る要求を受信し、
    前記受信された要求に係る前記事項の第1情報と、前記端末装置にて動作しうる第2アプリケーションのインストールを促すメッセージと、を、前記端末装置へ送信することにより、当該第1情報及び当該メッセージを、前記要求を送信した前記端末装置に前記第1アプリケーションで表示させ、
    前記受信された要求を送信した前記端末装置の識別子と、当該要求に係る前記事項と、の組を、記憶媒体に記録し、
    前記第2アプリケーションが前記端末装置にインストールされた後、初めて前記端末装置にて前記第2アプリケーションが起動したことによって、前記第2アプリケーションから送信された報告を受信し、
    前記受信された報告を送信した前記端末装置の前記識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得し、
    当該取得された組に係る前記識別子に対応付けて記録された事項の情報であって、前記第1情報に関連した第2情報を含む返答を前記端末装置へ送信することにより、当該第2情報を、前記報告を送信した前記端末装置に前記第2アプリケーションで表示させる、
    ことを特徴とする提供装置。
  2. 請求項1に記載の提供装置であって、
    前記端末装置の前記識別子は、AdID(Advertising ID)又はIDFA(Identification For Advertisers)であり、
    当該識別子に係る最新の組を前記記憶媒体から取得する、
    ことを特徴とする提供装置。
  3. 請求項1に記載の提供装置であって、
    前記端末装置の前記識別子は、IP(Internet Protocol)アドレスであり、
    当該識別子に係る直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得する、
    ことを特徴とする提供装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の提供装置であって、
    前記第1アプリケーションは、ブラウザプログラムであり、
    前記第1情報は、ウェブページである、
    ことを特徴とする提供装置。
  5. 端末装置に情報を提供する提供装置で実行される提供方法であって、
    前記端末装置にて動作する第1アプリケーションから送信された、ユーザが欲する事項に係る要求を受信し、
    前記受信された要求に係る前記事項の第1情報と、前記端末装置にて動作しうる第2アプリケーションのインストールを促すメッセージと、を、前記端末装置へ送信することにより、当該第1情報及び当該メッセージを、前記要求を送信した前記端末装置に前記第1アプリケーションで表示させ、
    前記受信された要求を送信した前記端末装置の識別子と、当該要求に係る前記事項と、の組を、記憶媒体に記録し、
    前記第2アプリケーションが前記端末装置にインストールされた後、初めて前記端末装置にて前記第2アプリケーションが起動したことによって、前記第2アプリケーションから送信された報告を受信し、
    前記受信された報告を送信した前記端末装置の前記識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得し、
    当該取得された組に係る前記識別子に対応付けて記録された事項の情報であって、前記第1情報に関連した第2情報を含む返答を前記端末装置へ送信することにより、当該第2情報を、前記報告を送信した前記端末装置に前記第2アプリケーションで表示させる、
    ことを特徴とする提供方法。
  6. コンピュータを、
    端末装置にて動作する第1アプリケーションから送信された、ユーザが欲する事項に係る要求を取得する要求取得部、
    前記取得された要求に係る前記事項の第1情報と、前記端末装置にて動作しうる第2アプリケーションのインストールを促すメッセージと、を、前記端末装置へ出力することにより、当該第1情報及び当該メッセージを、前記要求を送信した前記端末装置に前記第1アプリケーションで表示させる応答出力部、
    前記取得された要求を送信した前記端末装置の識別子と、当該要求に係る前記事項と、の組を、記憶媒体に記録する記録部、
    前記第2アプリケーションが前記端末装置にインストールされた後、初めて前記端末装置にて前記第2アプリケーションが起動したことによって、前記第2アプリケーションから送信された報告を取得する報告取得部、
    前記取得された報告を送信した前記端末装置の前記識別子に係る最新又は直近所定期間内に記録された組を前記記憶媒体から取得する組取得部、
    当該取得された組に係る前記識別子に対応付けて記録された事項の情報であって、前記第1情報に関連した第2情報を含む返答を前記端末装置へ出力することにより、当該第2情報を、前記報告を送信した前記端末装置に前記第2アプリケーションで表示させる返答出力部、として機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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