JP6414792B2 - 指袋部付包帯 - Google Patents

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Description

本発明は、手足の指の患部を保護する指袋部付包帯に関するものである。
手足の指に怪我をした場合に、治療等を行った後に患部にガーゼ等を当てて包帯を巻き付けた後にテーピング等を行い、患部からの出血、感染を防止すると共に患部を保護している。
しかし、このような指に巻き付けた包帯は弛み易く、形崩れして包帯が患部から外れてしまうことがある。また、手指に一人で包帯を巻く場合には、片手で行うために時間を要する。
特許文献1には、包帯本体の形崩れを防止するための指用のメリヤスネット包帯が開示されている。
実用新案登録第3018487号公報
しかし、特許文献1の指用包帯を指の患部に装着した後に、長時間に渡って指を曲げるような動作を伴う手作業を行っていると、徐々に指用包帯が患部からずれてゆくことになる。特に、睡眠中には無意識に指用包帯を外してしまうことがある。
また、指から包帯がずれ難くするため、特許文献1の指用包帯は或る程度、指を締め付けているため、指の血行が悪くなり、指が曲げ難くなるなどの問題もある。更には、親指用と小指用とでは大きさの異なる指用包帯を別途に用意する必要がある。
本発明の目的は、長時間に渡って使用しても、患部からずれることなく、患部を保護可能な指袋部付包帯を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る指袋部付包帯は、指ごとに挿入可能な指袋部を袋本体部に連結し、前記指袋部及び前記袋本体部は伸縮する繊維体から成る指袋部付包帯であって、前記指袋部のそれぞれの根元の前記袋本体部との連結個所に、前記指袋部を前記袋本体部から切り離す切断部が設けられており、前記切断部は、指を締め付ける弾性の素材を有し、該素材を連続せずに点線状として、前記指袋部の周囲方向に沿って環状に配置したものであることを特徴とする。
本発明に係る指袋部付包帯によれば、切断により怪我などをした指に対応する指袋部のみを残し得る手袋、靴下形状であり、長時間に渡って使用しても、指袋部の患部当接部の繊維体が患部からずれたり、外れることなく患部を保護することが可能である。
実施例1の指袋部付包帯の外観図である。 指袋部付包帯を手に装着した状態の説明図である。 各指袋部に複数の切断部を設けた指袋部付包帯の外観図である。 中指の指袋部を残し、その先端を切断した状態の外観図である。 別形態の手用の指袋部付包帯を装着した状態の外観図である。 別形態の手用の指袋部付包帯を装着した状態の外観図である。 実施例2の足用の指袋部付包帯を装着した状態の側面図である。 別形態の足用の指袋部付包帯を装着した状態の平面図である。 別形態の足用の指袋部付包帯を装着した状態の平面図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は指袋部付包帯の外観図であり、図2は指袋部付包帯を手に装着した状態の説明図である。指袋部付包帯1は手袋状とされており、材質として包帯としても使用するメリヤス繊維、ナイロン繊維等の種々の繊維体を適宜に採択することができる。指袋部付包帯1の大きさは、大人用、子供用等の複数の大きさのものを準備し、適宜の大きさの指袋部付包帯1を選択して使用する。この指袋部付包帯1は右手、左手の両方の手に兼用することが可能である。
指袋部付包帯1は、各指ごとに挿入可能な指袋部2を有し、これらの指袋部2は手の甲を覆う袋本体部3に連結されている。指袋部2の根元の袋本体部3との連結個所には、指袋部2の指の長手方向と直交する方向である周囲方向に沿って、環状の切断部4が設けられている。
この切断部4は例えば繊維体にゴム素材、弾性ゴムラテックス等を浸透又は塗布して固着したものであり、切断部4に沿ってハサミ等で切断しても、繊維体が切断面からほつれることはないようにされている。
なお、切断部4を切断しても、ゴム素材等の固着以外に部分的な特殊な編み方をすることにより、繊維体が切断部4からほつれることのない適宜の加工処理を採用することができる。
また必要に応じて、切断部4の袋本体部3側には、例えば弾性ゴム糸等の弾性糸を編み込んで編成したリング状の締付環部5が設けられている。この締付環部5は装着時の各指の根元を或る程度、締め付けているが、切断部4自体が指を締め付ける弾性を有する構造であれば、締付環部5を設けなくても支障はない。或いは、指袋部付包帯1全体が弾性ゴム糸等の弾性糸を編み込んで編成した繊維体であれば、締付環部5は不要である。
指袋部付包帯1の手首部分には、手から抜け難くするために、締付環部6が設けられている。また、ゴルフ用の手袋のように、手首の締め付け具合を調整する面ファスナを手首部分に設けるようにしてもよい。このように、手に指袋部付包帯1を装着後に、手首部分を或る程度締め付ける構造にすることで、指袋部付包帯1の手からの脱落を防止することができる。
また、図示は省略しているが、指袋部付包帯1の手の平側の指袋部2の表面には、滑り止め用のゴム突部を設けるようにしてもよい。このゴム突部により、指袋部2によって物を保持する場合でも、滑り落とすことはない。上述の滑り止めのゴム突部は指袋部2の表面と裏面の両方に配置することもできる。
この指袋部付包帯1を使用する場合として、例えば左手の中指の爪付近に怪我をした場合には、図2に示すように先ず中指の指袋部2a以外の指の指袋部2を、切断部4からハサミ等を用いて切り離す。これにより、中指の指袋部2aだけ残った指袋部付包帯1となり、これを左手に図2に示すように装着する。
怪我をした個所の出血が多いような場合では、ガーゼ等で指を保護した後に、その上から指袋部付包帯1を装着することが好ましい。
切断部4及び締付環部5は、各指袋部2の根元にそれぞれ設けているが、図3に示すように根元以外にも、根元上方の第1関節と第2関節の中間位置に沿って、切断部4’及び締付環部5’を配置してもよい。これにより、後述する指袋部付包帯1の使用時において、指の怪我の位置に応じて、切断部4、4’の切断個所を適宜に選択することができる。
例えば、中指の第2関節に怪我をした場合には、図4に示すように、指袋部付包帯1の中指以外の指袋部2bの切断部4と、中指の指袋部2の切断部4’とをハサミ等を用いて切り離すようにしてもよい。中指の指袋部2を切断部4’から切り離すことにより、中指の指先は自在に動かすことができる。
図5は、別形態の指袋部付包帯1’の外観図であり、指袋部付包帯1’の指への締め付けを緩和するために指袋部付包帯1の1つの環状の切断部4に代えて、指袋部2の根元の袋本体部3との連結個所の表面と裏面に、それぞれ指の幅方向に横断する切断部4”が配置されている。
また、図6の別形態の指袋部付包帯1”では、指袋部付包帯1の1つの環状の切断部4に代えて、連続せずに点線状に配置した切断部4”が設けられている。この切断部4”に指を締め付ける弾性の素材を採用し、切断部4”間の切断部4”を設けない部分を配置することで、弾性素材による締め付けと繊維体による伸縮とにより最適な指への締め付け具合を有することになる。
図5、図6の指袋部付包帯1’、1”に示すように指袋部2の指の長手方向と直交する方向に沿って、点線状に切断部4”を配置することで、上述のように最適な指への締め付け具合を得ることができると共に、ほつれが発生したとしても、隣接する切断部4”によってほつれが拡がることを防止できる。
また、上述のように指袋部2の根元の袋本体部3との連結個所は、最適な締め付け状態を有することになるので、図1〜図4に示すような締付環部5を設ける必要はない。
図7は実施例2の足指に用いる靴下形状の指袋部付包帯11の側面図である。実施例1の指袋部付包帯1と同様に、指袋部12は足全体を覆う袋本体部13に連結されている。
足首部分には締付環部16が設けられ、指袋部付包帯11は袋本体部13から踵部が欠落した形状をしている。指袋部付包帯11の各指袋部12の根元の袋本体部13との連結個所には、実施例1の指袋部付包帯1と同様に、切断部14及び締付環部15が設けられており、患部を覆った指袋部12以外の指袋部12を切断部14から切り離して使用する。
図8、図9は別形態の指袋部付包帯11’、11”の平面図であり、何れも裸足感覚を考慮して袋本体部13に対して、踝から踵までの部分が欠落し、足の甲に締付環部16が配置されている。更に、図9の切断部14’は、指袋部付包帯11の環状の切断部14に代えて、連続せずに点線状に配置されている。
なお、指袋部付包帯11、11’、11”は特殊形状の袋本体部13を図示しているが、踵部のある通常の靴下形状であってもよい。また、図9に示すような5本指に対応した指袋部2以外に、親指の指袋部2と、それ以外の4本の指を一体にしてまとめて覆う指袋部の2つの指袋部から成る足用の指袋部付包帯とすることもできる。
このように、指袋部付包帯1、1’、1”、11、11’、11”を手又は足に装着することにより、長時間に渡って使用しても、指袋部2の患部当接部の繊維体が患部からずれたり、外れることがないので、睡眠中であっても安全に使用が可能である。また、患部の指以外の他の指は開放されているため、パソコンのキーボード入力作業のような手作業等を行っても、作業にさほど支障をきたすこともない。
このように、実施例の指袋部付包帯1、1’、1”、11、11’、11”を用いることで、患指の出血、感染を防ぐと共に、繊維体の患部当接部が長時間に渡って使用しても、ずれたり外れることなく患部を保護することができる。
1、1’、1”、11、11’、11” 指袋部付包帯
2、12 指袋部
3、13 袋本体部
4、4’、4”、14、14’ 切断部
5、6、15、16 締付環部

Claims (3)

  1. 指ごとに挿入可能な指袋部を袋本体部に連結し、前記指袋部及び前記袋本体部は伸縮する繊維体から成る指袋部付包帯であって、
    前記指袋部のそれぞれの根元の前記袋本体部との連結個所に、前記指袋部を前記袋本体部から切り離す切断部が設けられており、
    前記切断部は、指を締め付ける弾性の素材を有し、該素材を連続せずに点線状として、前記指袋部の周囲方向に沿って環状に配置したものであることを特徴とする指袋部付包帯。
  2. 前記指袋部の表面には、滑り止め用のゴム突部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の指袋部付包帯。
  3. 前記根元よりも指先の指袋部に、前記根元に設けた前記切断部である第1の切断部とは別の第2の切断部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の指袋部付包帯。
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