JP6414755B2 - 認証装置、認証方法及び電子機器 - Google Patents

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本発明は、認証装置、認証方法及び電子機器におけるパスワードの入力に関する。
電子機器には、たとえば携帯端末のように個人情報といった正規のユーザーのみにアクセスを許容すべきデータが記憶され、パスワードによる認証を要求するものがある。このような電子機器には、たとえば推測による第三者の試行錯誤によるパスワード入力を排除するために再入力回数に制限が課せられたものもある。この電子機器では、所定の再入力回数に達した場合には、ロック(ログインの制限等)や個人データの削除といった第三者による悪用を制限するための対応処理がなされる。ところが、正規のユーザーがパスワードの勘違いや押し間違いで、誤ったパスワードを繰り返して入力してしまった場合には、正規のユーザーの意に反してロックやデータの削除が行われてしまうこともある。このような問題に対して、特許文献1は、パスワードとは別に追加で所定の回避文字を入力すればパスワードの入力回数(エラー回数)カウント手段によるカウントを停止し、パスワードの再入力を受け付ける技術を提案している。
特開2012−8734号公報
しかし、特許文献1の技術によれば、ロックやデータの削除による対策を実質的に緩和してしまうことにつながるという問題があった。このように、正規のユーザーの誤入力等に対して緩和措置を採用することは、実質的にセキュリティーの低下につながるというユーザーの利便性とセキュリティーの強化のトレードオフの問題を生じさせていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、実質的にセキュリティーを低下させることなく、正規のユーザーによるパスワードの円滑な入力を支援する技術を提供することを目的とする。
本発明の認証装置は、認証用パスワードを記憶する記憶部と、パスワードの入力を受け付けるとともに、前記入力されたパスワードを構成する各文字が入力されたことを第1の記号と前記第1の記号と相違する第2の記号のいずれかの表示で示す操作表示部と、前記入力されたパスワードと前記認証用パスワードが一致した場合に認証し、前記パスワードと前記認証用パスワードが一致しなかった場合に前記一致しなかったパスワードを記憶パスワードとして記憶する認証部とを備え、前記認証部は、前記記憶パスワードを構成する複数の文字で構成される記憶文字列と、前記記憶パスワードの記憶後において再入力されたパスワードである再入力パスワードを構成する複数の文字で構成される再入力文字列とを比較し、前記記憶文字列と一致している前記再入力文字列の各文字を前記第1の記号で前記操作表示部に表示させ、前記記憶文字列と一致していない前記再入力文字列の各文字を前記第2の記号で前記操作表示部に表示させる。
本発明の認証方法は、認証用パスワードを記憶する記憶工程と、パスワードの入力を受け付けるとともに、前記入力されたパスワードを構成する各文字が入力されたことを第1の記号と前記第1の記号と相違する第2の記号のいずれかで表示する操作表示工程と、前記入力されたパスワードと前記認証用パスワードが一致した場合に前記利用制限を解除し、前記パスワードと前記認証用パスワードが一致しなかった場合に前記一致しなかったパスワードを記憶パスワードとして記憶する認証工程とを備え、前記操作表示工程は、前記記憶パスワードを構成する複数の文字で構成される記憶文字列と、前記記憶パスワードの記憶後において再入力されたパスワードである再入力パスワードを構成する複数の文字で構成される再入力文字列とを比較し、前記記憶文字列と一致している前記再入力文字列の各文字を前記第1の記号で表示し、前記記憶文字列と一致していない前記再入力文字列の各文字を前記第2の記号で表示する工程を含む。
本発明の画像読取装置等によれば、実質的にセキュリティーを低下させることなく、正規のユーザーによるパスワードの円滑な入力を支援する技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示すブロックダイアグラム。 一実施形態に係る認証処理の内容を示すフローチャート。 一実施形態に係るログイン画面を示す説明図。 一実施形態に係るパスワード入力処理の内容を示すフローチャート。 一実施形態に係るパスワード入力画面における入力表示の例。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の機能構成を示すブロックダイアグラムである。画像形成装置100は、制御部110と、画像形成部120と、操作表示部130と、記憶部140とを備えている。画像形成部120は、原稿から画像を読み取って画像データを生成し、処理された画像データに基づいて印刷媒体上に印刷を行う。操作表示部130は、タッチパネルとして機能し、ユーザーによるパスワードの入力を受け付ける。制御部110は、パスワードによるユーザー認証を行う認証部111を有している。制御部110は、ユーザー認証に応じて画像形成装置100の利用制限を解除する。利用制限は、たとえば認証されたユーザーにのみ許可されている機能に対する制限である。
制御部110は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPU(Micro Processing Unit)やCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部110は、各種I/O、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、バス、その他ハードウェア等のインターフェイスに関連するコントローラ機能を備え、画像形成装置100全体を制御する。
記憶部140は、非一時的な記録媒体であるハードディスクドライブやフラッシュメモリー等からなる記憶装置で、制御部110が実行する処理の制御プログラムやデータを記憶する。
図2は、一実施形態に係る認証処理の内容を示すフローチャートである。ステップS10では、ユーザーは、たとえば非ログイン状態にある画像形成装置100の操作表示部130をタッチする。制御部110は、操作表示部130へのタッチに応じてログイン画面131を表示する。
図3は、一実施形態に係るログイン画面131を示す説明図である。ログイン画面131は、ログインユーザー名を入力するためのユーザー名フィールド132と、文字列として構成されているパスワードを入力するためのパスワードフィールド133とを、ログインアイコン134とを備えている。ユーザー名フィールド132には、ユーザー名として社員番号2511が入力されている。
図3(a)は、初回入力画面を表示し、図3(b)は、再入力画面を表示している。初回入力画面は、ユーザーがログインユーザー名を入力した後に、最初にパスワードを入力している状態(入力状況)を示している。初回入力画面において、入力されたパスワードの各文字に対応して一律に所定の記号(*印)が表示されている。
本実施形態は、所定の記号(*印)で入力されたパスワードの各文字の入力状態を一律に所定の記号(*印)で表示し、入力された文字が第三者によって特定されないようにしている。これにより、第三者に見られてパスワードを知られてしまう事態を抑制することができる。
なお、再入力画面は、パスワードの誤入力後に再入力している(入力状況)を示している。再入力画面の詳細については後述する。
ステップS20では、ユーザーは、パスワード入力処理を実行する。パスワード入力処理の詳細については後述する。ステップS30では、ユーザーは、パスワードの入力完了に応じてログインアイコン134をタッチする。
ステップS40では、認証部111は、入力されたパスワードと認証用パスワードが一致するか否かを判断する。認証用パスワードは、予め記憶部140にユーザー毎に登録されている。認証部111は、社員番号2511に紐付けられている認証用パスワードを記憶部140から読み出して、入力されたパスワードと比較する。両者が一致した場合には、処理がステップS70に進められ、社員番号2511を有するユーザーのログインが許可される。一方、両者が一致しなかった場合には、処理がステップS50に進められる。
ステップS50では、認証部111は、再入力回数Nをカウント(カウントアップ)する。再入力回数Nの初期値は、「0」である。ステップS50では、認証部111は、計算式(N=N+1)の処理を実行することによってカウントする。
ステップS60では、認証部111は、再入力回数Nが予め設定されている閾値Thより大きいか否かを判断する。具体的には、たとえばTh=5と設定されている場合には、Nが6のときには、処理がステップS80に進められ、Nが5以下の場合には、処理がステップS20に戻される。
ステップS80では、認証部111は、ロック処理を実行する。ロック処理は、たとえばログインユーザー名が2511のときには、ログイン画面131のパスワードフィールド133がロックされ、パスワード入力を受けつけない状態となる。この状態は、たとえば予め一定時間(たとえば10分)経過後あるいはシステム管理者による解除処理がなされるまで継続する。これにより、画像形成装置100は、第三者の試行錯誤による不正アクセスを困難とすることができる。
しかしながら、現実には、正規のユーザーが何度も認証に失敗してロック処理が実行されてしまう場合があった。本願発明者は、この事態の発生原因を分析して以下のような理由であることを突き止めた。すなわち、ログイン画面131は、パスワードの各文字の入力状態を所定の記号(*印)で表示しているので、ユーザーは、入力した文字を確認することができない。したがって、ユーザーは、認証に失敗した場合に、意図した入力内容で失敗したのか、単なる押し間違いで失敗したのかが確認できない。
特に意図した内容で失敗している場合、すなわち、押し間違いではなく他の機器(図示せず)にログインするためのパスワードを誤って入力し、ユーザーが単なる押し間違えであると誤解している場合には、繰り返して認証を失敗してしまう可能性が高い。本願発明は、このような発明者による分析と知見に基づいて創作されたものである。
図4は、一実施形態に係るパスワード入力処理の内容を示すフローチャートである。図5は、一実施形態に係るパスワード入力画面の例を示す説明図である。ステップS21では、ユーザーは、パスワードフィールド133(図3(b)参照)にパスワードを構成する最初の文字(1文字目)を入力する。
ステップS22では、認証部111は、パスワードの再入力であるか否かを判断する。この判断は、再入力回数Nが初期値の「0」であるか否かに基づいて判断される。パスワードの再入力(N≠0)である場合には、処理がステップS23に進められ、パスワードの再入力(N≠0)でない場合には、処理がステップS25に進められる。
なお、再入力されたパスワードは、再入力パスワードとも呼ばれる。再入力パスワードは、入力されたパスワードが少なくとも1回記憶された後(すなわちステップS27での記憶後)に入力されたパスワードである。再入力パスワードを構成する各文字は、再入力文字とも呼ばれる。再入力パスワードは、複数の再入力文字を有する再入力文字列として構成されている。
ステップS23では、認証部111は、今回入力された文字が前回入力された文字と相違するか否かを判断する。具体的には、認証部111は、前回入力された文字のうちパスワードを構成する最初の文字(1文字目)と、今回入力された文字のうちパスワードを構成する最初の文字(1文字目)とが相違するか否かが判断する。相違する場合には、処理がステップS24に進められ、相違しない場合には、処理がステップS25に進められる。
図5(a)に示される入力例では、前回入力された文字のうちパスワードを構成する最初の文字は、「A」であり、今回入力された文字のうちパスワードを構成する最初の文字も「A」である。よって、処理は、ステップS25に進められる。
ステップS25では、認証部111は、最初の文字である「A」の入力に応じて、パスワードフィールド133の左端に所定の記号(*印)を表示させる。これにより、ユーザーは、パスワードの1文字目が画像形成装置100に入力されたことを確認することができる一方、何が入力されたかを確認することはできない。
ここで、2文字目は、前回も今回も文字「B」が入力されているので、認証部111は、2文字目の文字である「B」の入力に応じて、パスワードフィールド133の左端から2番目の位置に所定の記号(*印)を表示させる。なお、4文字目及び6文字目についても同様である。なお、所定の記号(*印)は、第1の記号とも呼ばれる。
一方、3文字目は、前回は文字「X」が入力され、今回は文字「C」が入力されているので、認証部111は、3文字目の文字である「C」の入力に応じて、パスワードフィールド133の左端から3番目の位置に文字「C」を表示させる。これにより、ユーザーは、今回は文字「C」が入力され、前回は文字「C」以外の文字が入力されたことを確認することができる。なお、5文字目についても同様である。すなわち、ユーザーは、今回は文字「E」が入力され、前回は文字「E」以外の文字が入力されたことを確認することができる。なお、文字「C」や文字「E」は、第2の記号とも呼ばれる。
押し間違えに起因する誤入力は、一般に、目的のキー(図示せず)ではなく隣接するキーが押されることに起因して生じる。このタイプの誤入力は、全ての文字でなく一部の文字だけが誤って入力されることが多いので、どの文字を押し間違えたかを確認することができる。この結果、ユーザーは、次回以降に押し間違えたキーの入力を注意することができるので、パスワード入力を円滑化することができる。さらに、パスワードの入力の途中で、認証失敗の原因を特定できるので、ユーザーの心理的負担を軽減することもできる。
一方、図5(b)に示される入力例では、ユーザーは、画像形成装置100以外の電子機器用のパスワードを画像形成装置100用のパスワードと誤解して入力しているものとしている。この例では、前回入力された文字のうちパスワードを構成する文字列と今回入力された文字のうちパスワードを構成する文字列とは、完全に一致することになる。この場合、認証部111は、全ての文字入力に対して、パスワードフィールド133に所定の記号(*印)を表示させる。
これにより、ユーザーは、認証に失敗したパスワードと同一のパスワードを入力したことを確認することができるので、同一のパスワード入力での認証失敗の繰り返しを防止することができる。具体的には、ユーザーは、画像形成装置100以外の電子機器用のパスワードを入力していることに気が付くことになる。さらに、ユーザーは、入力済みのパスワードを削除し、認証失敗をカウントされることなく慎重にキーを押し直すことで押し間違いを防止して正しいパスワードを入力することができる。
ステップS26では、ユーザーは、入力完了であるか否かを判断する。入力完了である場合には、処理をステップS27に進め、入力完了でない場合には、処理をステップS21に戻す。これにより、パスワードを構成する文字毎にステップS21〜ステップS25を繰り返すことにより、パスワードを構成する1文字目〜6文字までの全ての文字を入力することができる。
ステップS27では、認証部111は、入力されたパスワードを記憶部140に記憶させた後に、処理をステップS30(図2参照)に進める。ステップS40では、認証部111は、前述のように入力されたパスワードと認証用パスワードが一致するか否かを判断する。記憶部140に記憶された入力パスワードは、ステップS40でログイン認証に使用されるだけでなく、上述のステップS23でも使用される。
なお、入力されたパスワードは、必ずしも記憶部140でなく、制御部110が有する上述のRAM等の主記憶手段に記憶してもよい。なお、記憶された入力パスワードは、記憶パスワードとも呼ばれる。記憶パスワードを構成する各文字は、記憶文字とも呼ばれる。記憶パスワードは、複数の記憶文字を有する記憶文字列として構成されている。
このように、本実施形態によれば、実質的にセキュリティーを低下させることなく、正規のユーザーによるパスワードの円滑な入力を支援する技術を提供する。本実施形態は、正規ユーザーによって入力された入力パスワードの履歴を利用してパスワードの円滑な入力を支援している。
これにより、本実施形態は、ロック処理等のセキュリティーに関する構成を一切変更することなく、加えて認証用パスワードに関する情報を一切使用することなく、パスワードの円滑な入力を支援することができる点に本質的な特徴を有している。さらに、ユーザーは、パスワードの入力の際に、入力の一部が押し間違いであることが分かるので、パスワードの入力の際の心理的なストレスを軽減することができ、円滑に素早く入力することができる。
本発明は、上記各実施形態だけでなく、以下のような変形例でも実施することができる。
変形例1:上記実施形態では、記憶文字と再入力文字とが一致する場合には、所定の記号(*印)で入力されたパスワードの各文字の入力状態を一律に所定の記号(*印)で表示し、入力された文字が特定されないようにしているが、このような表示方法に限られない。
具体的には、たとえば図5(c)に示されるように、パスワードの文字(たとえば1文字目)の入力に応じて所定の記号でなく文字を表示し、次の文字(たとえば2文字目)の入力に応じて、前の文字(たとえば1文字目)を所定の記号に変更するとともに、次の文字を文字で表示するようにしてもよい。こうすれば、入力された瞬間だけ各文字が見えるだけで文字列として第三者に見られることはないので、第三者にパスワードを知られてしまう事態を抑制しつつ正規のユーザーは、入力した文字を確認することができる。
本変形例では、次の文字(たとえば2文字目)の入力に応じて、前の文字(たとえば1文字目)を所定の記号に変更する際に、記憶文字と再入力文字とが一致しない場合には、所定の記号(*印)と相違する所定の記号(●印)で表示することによって入力文字の不一致を示すことができる。なお、所定の記号(*印)は、第1の記号とも呼ばれる。所定の記号(●印)は、第2の記号とも呼ばれる。
変形例2:上記実施形態では、記憶文字と再入力文字とが一致しない場合に、必ずしも再入力文字列の各文字を特定可能に示す必要はない。第2の記号は、上述のように記憶文字と再入力文字の一致を示す第1の記号と相違するものであればよい。ただし、第2の記号が再入力文字列の各文字を特定可能に示すように認証部を構成すれば、正規のユーザーによる押し間違えを容易に確認できるようにすることができる。
なお、第1の記号と第2の記号の相違は、必ずしも定常的なものである必要はなく、一時的なもの(一時的に変化するもの)でもよい。また、第1の記号と第2の記号の相違は、たとえば下線の有無、色彩及びフォントのうちの少なくとも1つが相違するものでもよい。
変形例3:上記実施形態では、再入力文字列や記憶文字列が1文字ずつ入力され、入力毎に一致性が判断されているが、たとえばパスワードをコピーペーストして一括して入力する場合にも本発明は適用可能である。この場合には、入力順序ではなく、再入力文字列と記憶文字列の対応する各文字(たとえば再入力文字列のn文字目(nは自然数)の文字と記憶文字列のn文字目の文字)の一致性が判断される。本明細書では、各文字における再入力文字列と記憶文字列の一致は、再入力文字列と記憶文字列の対応する各文字の一致を意味している。
変形例4:上記実施形態では、再入力文字列と記憶文字列の一致や不一致を文字毎に入力時にユーザーに分かるようにすることでパスワードの入力を円滑にしているが、必ずしも文字毎に一致や不一致をユーザーに分かるようにする必要はない。具体的には、たとえば再入力文字列と記憶文字列とが完全一致した時点において、以下のような処理でユーザーに注意を喚起するようにしてもよい。
(1)所定の記号の全体が点滅あるいは色が変化
(2)同一のパスワード入力を示す警告ウィンドウの表示(警告表示)
さらに、再入力文字列と記憶文字列の一致した場合には、認証部111は、たとえばステップS50をスキップして再入力回数Nをカウントしないように構成してもよい。
変形例5:上記実施形態では、画像形成装置として具現化されているが、本発明は、個人情報等を記憶し得る携帯端末やタブレットその他の電子機器等に利用される認証装置に適用可能である。この場合、たとえば携帯端末やタブレットは、所定の機能の利用が制限され、この認証装置による認証に応じて所定の機能の利用の制限を解除する機能部を有することになる。
100 画像形成装置
110 制御部
111 認証部
120 画像形成部
130 操作表示部
140 記憶部

Claims (6)

  1. 認証装置であって、
    認証用パスワードを記憶する記憶部と、
    パスワードの入力を受け付けるとともに、前記入力されたパスワードを構成する各文字が入力されたことを第1の記号と前記第1の記号と相違する第2の記号のいずれかの表示で示す操作表示部と、
    前記入力されたパスワードと前記認証用パスワードが一致した場合に認証し、前記パスワードと前記認証用パスワードが一致しなかった場合に前記一致しなかったパスワードを記憶パスワードとして記憶する認証部と、を備え、
    前記認証部は、前記記憶パスワードを構成する複数の文字で構成される記憶文字列と、前記記憶パスワードの記憶後において再入力されたパスワードである再入力パスワードを構成する複数の文字で構成される再入力文字列とを比較し、前記記憶文字列と一致している前記再入力文字列の各文字を前記第1の記号で前記操作表示部に表示させ、前記記憶文字列と一致していない前記再入力文字列の各文字を前記第2の記号で前記操作表示部に表示させる認証装置。
  2. 請求項1に記載の認証装置であって、
    前記第2の記号は、前記第1の記号と下線の有無、色彩及びフォントのうちの少なくとも1つで相違する認証装置。
  3. 請求項1又は2に記載の認証装置であって、
    前記第2の記号は、前記記憶文字列と一致していない前記再入力文字列の各文字を特定可能に示す認証装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の認証装置であって、
    前記認証部は、前記再入力パスワードと前記記憶パスワードとが一致する場合には、前記一致を示す警告表示を前記操作表示部に表示させる認証装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の認証装置であって、さらに、
    前記入力されたパスワードと前記認証用パスワードの不一致の回数をカウントするカウント部を備え、
    前記認証部は、前記回数が予め設定された閾値を超えた場合に前記操作表示部におけるパスワードの入力を制限し、
    前記カウント部は、前記記憶文字列と前記再入力文字列とが一致した場合には、前記入力されたパスワードと前記認証用パスワードの不一致を前記回数から排除する認証装置。
  6. 電子機器であって、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の認証装置と、
    所定の機能の利用が制限され、前記認証装置による認証に応じて前記所定の機能の利用の制限を解除する機能部と、を備える電子機器。
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