JP6411908B2 - 供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、供給材料を被供給装置に供給する供給装置に関するものである。
特許文献1には、第一弁装置と第二弁装置とを開閉することにより、粉粒体を所定量ずつ連続的に且つ停滞なく排出する装置が記載されている。具体的には、第一弁装置を開き、第二弁装置を閉じることで、粉粒体が中継ホッパ内に収納される。続いて、第一弁装置を閉じた後に、第二弁装置を開くことで、粉粒体が中継ホッパから排出される。上記動作を繰り返すことで、粉粒体が所定量ずつ連続的に排出される。特許文献2にも、同様の装置が記載されている。
実公昭55−55156号公報 実開昭58−166850号公報
例えば、混練装置において粉粒体などの材料と液体とを混練する場合に、一度に供給される粉粒体などの材料の量が多すぎると、粉粒体などの材料を分散させるために多大な時間を要する。そこで、一度に供給する材料の量を制限して、材料を複数回に分けて混練装置に供給することが行われる。
また、所定総量の材料を規定時間の間隔で混練装置に供給する場合において、所定総量が、混練装置に一度に供給すると上記問題を生じる量である場合には、所定総量の材料を複数回に分けて混練装置に供給することになる。この場合に、特許文献1,2に記載の弁装置の開閉を行う装置を適用することができる。上記のような弁装置の開閉動作には、所定の時間が必要となる。そのため、上記のような弁装置の開閉動作を繰り返すだけでは、所定総量の材料を規定時間内に混練装置に供給することができない場合がある。
本発明は、所定総量の材料を複数回に分けて排出する場合において、所定総量の材料の供給時間を短縮できる供給装置を提供することを目的とする。
本発明に係る供給装置は、入口側から所定総量の材料が供給され、且つ、出口側から前記材料を排出するチューブと、前記チューブの入口側に配置される第一弁装置と、前記チューブの出口側に配置される第二弁装置と、前記第一弁装置及び前記第二弁装置の開閉を制御する制御装置と、を備える。
前記制御装置は、前記第一弁装置を開き、且つ、前記第二弁装置を閉じることにより、前記所定総量の一部である所定基準量の材料を、前記チューブの入口側から前記第一弁装置と前記第二弁装置との間へ流入させる基準量流入工程を実行し、前記基準量流入工程の後に、前記第一弁装置を閉じ、且つ、前記第二弁装置を開くことにより、前記所定基準量の材料を、前記第一弁装置と前記第二弁装置との間から前記チューブの出口側へ排出させる基準量排出工程を実行し、前記基準量排出工程の後に、前記第二弁装置が開いた状態を維持しつつ前記第一弁装置を開くことにより、前記所定総量のうちの残量の材料を、前記チューブの入口側から前記チューブの出口側へ排出させる残量排出工程を実行する。
供給装置は、所定基準量の材料を排出した後に、残量の材料を排出する。所定基準量の材料は、一旦、第一弁装置と第二弁装置との間に所定基準量の材料が蓄積された後に、排出される。一方、残量の材料は、第一弁装置と第二弁装置との間に材料の蓄積が行われることなく、排出される。
ここで、所定基準量の材料の排出の際には、第一弁装置及び第二弁装置の開閉動作が少なくとも一回ずつ行われる。一方、残量の材料の排出の際には、第一弁装置の開動作のみが行われる。つまり、残量の材料の排出に要する時間は、所定基準量の材料の排出に要する時間に比べて短くなる。従って、供給装置は、所定総量の材料を複数回に分けて排出する場合において、所定総量の材料の供給時間を短縮できる。
本実施形態の供給装置を示す図である。 図1の制御装置による処理のタイムチャートである。 各回におけるチューブからの排出量を示す。 図2のT1の直後における供給装置を示す図である。 図2のT2における供給装置を示す図である。 図2のT3の直後における供給装置を示す図である。 図2のT4における供給装置を示す図である。 図2のT5の直後における供給装置を示す図である。 図2のT6における供給装置を示す図である。 図2のT7の直後における供給装置を示す図である。 図2のT8における供給装置を示す図である。 図2のT9の直後における供給装置を示す図である。 図2のT10における供給装置を示す図である。 図2のT11の直後における供給装置を示す図である。 図2のT12の直後における供給装置を示す図である。
(1.供給装置の構成)
本実施形態の供給装置1について、図1を参照して説明する。図1に示すように、供給装置1は、例えば、リチウムイオン二次電池やリチウムイオンキャパシタなどの電極製造用の活物質材料等(本発明の「材料」に相当)を増粘剤の溶解液等と混練するための混練装置2に供給する。供給装置1は、ホッパ10と、チューブ20と、第一弁装置30と、第二弁装置40と、制御装置50とを備える。
ホッパ10は、ステンレス等の金属で漏斗状に形成される。ホッパ10の上部には、活物質などの粉粒体の材料3を投入するための投入口11が設けられる。ホッパ10の下部には、ホッパ10の上部から投入された材料3を排出するための排出口12が設けられる。ホッパ10には、規定時間間隔で、所定総量の材料3(図4以降に示す)が投入される。つまり、所定総量の材料3がホッパ10に投入されてから規定時間を経過するまでの間に、投入された所定総量の材料3がホッパ10の排出口12から外部へ排出され、次の所定総量の材料3がホッパ10に投入される。このように、所定総量の材料3がホッパ10に断続的に投入される。
チューブ20は、中空円筒状に形成される。チューブ20は、変形可能な材料、例えばシリコンゴム又はシリコン樹脂により形成される。さらに、チューブ20は、透明な材料により形成される。
チューブ20は、ホッパ10から混練装置2への材料3の供給路として、ホッパ10の排出口12に垂れ下げられた状態で装着される。つまり、チューブ20は、下方に向かって延びるように設けられる。従って、チューブ20は、入口側(ホッパ10側)から所定総量の材料3が供給され、且つ、出口側(混練装置2側)から材料3を排出する。
ここで、チューブ20を透明のシリコンゴム等で形成する理由は、材料3がホッパ10からチューブ20内を通って混練装置2に確実に供給されたか否かを、作業者により視認できるからである。また、チューブ20をシリコンゴム等で形成する理由は、材料3がチューブ20の内周面に付着し難いため、所望量の材料3の供給を確実に行えるからである。さらに、シリコンゴム等でなるチューブ20は、万が一欠損により材料3に混入しても悪影響は無いからである。
なお、チューブ20は、円筒状に限られず、材料3を流通することができる形状であれば良く、筒状であればどのような形状でも良い。さらに、チューブ20の中心軸線は、直線状に限られず、屈曲した形状であっても良い。
第一弁装置30は、チューブ20の入口側に配置される。第一弁装置30は、チューブ20の供給路を開閉する。つまり、第一弁装置30は、開くことにより、チューブ20の入口側から出口側への材料3の流通を許容する。一方、第一弁装置30は、閉じることにより、チューブ20の入口側から出口側への材料3の流通を遮断する。第一弁装置30は、チューブ20の外周を両側から挟み込む一対の弁体31,32を備える。一対の弁体31,32がチューブ20を押し潰すことにより、チューブ20の供給路を閉じることになる。
第二弁装置40は、第一弁装置30よりチューブ20の出口側に配置される。第二弁装置40は、第一弁装置30と同様にチューブ20の供給路を開閉する。第二弁装置40は、チューブ20の外周を両側から挟み込む一対の弁体41,42を備える。
制御装置50は、第一弁装置30及び第二弁装置40の開閉を制御する。制御装置50の制御することにより、チューブ20から混練装置2へ、規定時間間隔で所定総量の材料3が供給される。詳細には、規定時間間隔で、所定総量の材料3が複数回に分けて、チューブ20から混練装置2へ供給される。
(2.制御装置50の処理)
制御装置50の処理について図2〜図15を参照して説明する。図2において、ホッパ10に所定総量の材料3が投入される1サイクルは、Pである。T1からT11までが1サイクルとなる。T1の時に、所定総量の材料3がホッパ10に投入開始され、次は、T11の時に、所定総量の材料3がホッパ10に投入開始される。つまり、1サイクルPの間に、所定総量の材料3が、混練装置2に供給される。ただし、所定総量の材料3が一度に混練装置2に供給されるのではなく、複数回に分けて供給される。本実施形態においては、所定総量の材料3が4回に分けて混練装置2に供給される。
T1において、所定総量の材料3がホッパ10に投入開始される。このとき、制御装置50は、第一弁装置30を開いた状態で維持させ、第二弁装置40を開いた状態から閉じた状態に切り替える。従って、図4に示すように、ホッパ10に投入された材料3は、チューブ20の入口側から第一弁装置30と第二弁装置40との間へ流入する。第二弁装置40はT1の直後に閉じるため、ホッパ10に投入された材料3は、第二弁装置40より下方へは流動しない。
従って、第一弁装置30と第二弁装置40との間には、所定総量の一部である所定基準量Q1(図3に示す)の材料3が流入される(1回目の基準量流入工程)。ここで、所定基準量Q1は、所定総量の4分の1よりも多く、3分の1よりも少なく設定される。一般化すると、分割回数をMとすると、所定基準量Q1は、所定総量のM分の1より多く、(M−1)分の1よりも少なく設定される。
所定総量の材料3がホッパ10に投入された後において、制御装置50は、第一弁装置30を開いた状態から閉じた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第二弁装置40を閉じた状態で維持させる。そうすると、図2のT2の時には、図5に示すように、第一弁装置30及び第二弁装置40は閉じた状態となる。そして、第一弁装置30と第二弁装置40との間には、所定基準量Q1の材料3が充填されている。
続いて、制御装置50は、図2のT3の時に、図6に示すように、第二弁装置40を閉じた状態から開いた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第一弁装置30を閉じた状態で維持させる。そうすると、図2の最下欄に示すように、第一弁装置30と第二弁装置40との間に存在する所定基準量Q1の材料3が、第一弁装置30と第二弁装置40との間からチューブ20の出口側へ排出される(1回目の基準量排出工程)。図3に示すように、1回目N1におけるチューブ20からの排出量は、所定基準量Q1となる。
1回目の所定基準量Q1の材料3がチューブ20から排出された後において、制御装置50は、第二弁装置40を開いた状態から閉じた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第一弁装置30を閉じた状態で維持させる。そうすると、図2のT4の時には、図7に示すように、第一弁装置30及び第二弁装置40は閉じた状態となる。このとき、第一弁装置30と第二弁装置40との間には、材料3が存在しない。
続いて、制御装置50は、図2のT5の時に、図8に示すように、第一弁装置30を閉じた状態から開いた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第二弁装置40を閉じた状態で維持させる。そうすると、ホッパ10内の材料3は、チューブ20の入口側から第一弁装置30と第二弁装置40との間へ流入する。従って、第一弁装置30と第二弁装置40との間には、所定総量の一部である所定基準量Q1の材料3が流入される(2回目の基準量流入工程)。
続いて、制御装置50は、第一弁装置30を開いた状態から閉じた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第二弁装置40を閉じた状態で維持させる。そうすると、図2のT6の時には、図9に示すように、第一弁装置30及び第二弁装置40は閉じた状態となる。そして、第一弁装置30と第二弁装置40との間には、所定基準量Q1の材料3が充填されている。
続いて、制御装置50は、図2のT7の時に、図10に示すように、第二弁装置40を閉じた状態から開いた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第一弁装置30を閉じた状態で維持させる。そうすると、図2の最下欄に示すように、第一弁装置30と第二弁装置40との間に存在する所定基準量Q1の材料3が、第一弁装置30と第二弁装置40との間からチューブ20の出口側へ排出される(2回目の基準量排出工程)。図3に示すように、2回目N2におけるチューブ20からの排出量は、所定基準量Q1となる。ここで、1回目の基準量排出工程の開始時刻(T3)と2回目の基準量排出工程の開始時刻(T7)との間隔は、Paとなる。
2回目の所定基準量Q1の材料3がチューブ20から排出された後において、制御装置50は、第二弁装置40を開いた状態から閉じた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第一弁装置30を閉じた状態で維持させる。そうすると、図2のT8の時には、図11に示すように、第一弁装置30及び第二弁装置40は閉じた状態となる。このとき、第一弁装置30と第二弁装置40との間には、材料3が存在しない。
続いて、制御装置50は、図2のT9の時に、図12に示すように、第一弁装置30を閉じた状態から開いた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第二弁装置40を閉じた状態で維持させる。そうすると、ホッパ10内の材料3は、チューブ20の入口側から第一弁装置30と第二弁装置40との間へ流入する。従って、第一弁装置30と第二弁装置40との間には、所定総量の一部である所定基準量Q1の材料3が流入される(3回目の基準量流入工程)。
続いて、制御装置50は、第一弁装置30を開いた状態から閉じた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第二弁装置40を閉じた状態で維持させる。そうすると、図2のT10の時には、図13に示すように、第一弁装置30及び第二弁装置40は閉じた状態となる。そして、第一弁装置30と第二弁装置40との間には、所定基準量Q1の材料3が充填されている。
続いて、制御装置50は、図2のT11の時に、図14に示すように、第二弁装置40を閉じた状態から開いた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第一弁装置30を閉じた状態で維持させる。そうすると、図2の最下欄に示すように、第一弁装置30と第二弁装置40との間に存在する所定基準量Q1の材料3が、第一弁装置30と第二弁装置40との間からチューブ20の出口側へ排出される(3回目の基準量排出工程)。図3に示すように、3回目N3におけるチューブ20からの排出量は、所定基準量Q1となる。ここで、2回目の基準量排出工程の開始時刻(T7)と3回目の基準量排出工程の開始時刻(T11)との間隔は、Pbとなる。Pbは、Paと同一である。
3回目の所定基準量Q1の材料3がチューブ20から排出されてから所定時間を経過した後において、制御装置50は、第一弁装置30を開いた状態から閉じた状態に切り替える。このとき、制御装置50は、第二弁装置40を開いた状態で維持させる。そうすると、図2のT12の時には、図15に示すように、第一弁装置30及び第二弁装置40はどちらも開いた状態となる。
そうすると、図2の最下欄に示すように、第一弁装置30よりホッパ10側に存在する所定総量のうちの残量Q2の材料3が、チューブ20の入口側からチューブ20の出口側へ排出される(残量排出工程)。図3に示すように、4回目N4におけるチューブ20からの排出量は、残量Q2となる。
上述したように、所定基準量Q1は、所定総量の4分の1より多く、3分の1より少なく設定される。つまり、所定基準量Q1の排出を3回行うため、残量Q2は、所定基準量Q1より少量に設定されていることになる。
ここで、3回目の基準量排出工程の開始時刻(T11)と残量排出工程の開始時刻(T12)との間隔は、Pcとなる。Pcは、Pa,Pbより短い。基準量排出工程の開始時刻と次の基準量排出工程の開始時刻との間には、第二弁装置40による開から閉への動作、並びに、第一弁装置30による閉から開の動作及び開から閉の動作が存在する。一方、3回目の基準量排出工程の開始時刻と残量排出工程の開始時刻との間には、上記動作は行われない。そのため、時間間隔Pcは、Pa,Pbより十分に短くできる。
その後、残量Q2の材料3がチューブ20から排出された後において、所定時間が経過すると、1サイクルPは終了する。そうすると、図2のT21において、T1と同様に、所定総量の材料3が再びホッパ10に投入開始される。このとき、制御装置50は、第一弁装置30を開いた状態で維持させ、第二弁装置40を開いた状態から閉じた状態に切り替える。上述したT1からT12までの動作が繰り返される。
このようにして、所定総量の材料3が、1サイクルPの間で、複数回に分けて、混練装置2に供給される。
(3.効果)
本実施形態の供給装置1は、上述したように、入口側から所定総量の材料3が供給され、且つ、出口側から材料3を排出するチューブ20と、チューブ20の入口側に配置される第一弁装置30と、チューブ20の出口側に配置される第二弁装置40と、第一弁装置30及び第二弁装置40の開閉を制御する制御装置50とを備える。
制御装置50は、第一弁装置30を開き、且つ、第二弁装置40を閉じることにより、所定総量の一部である所定基準量Q1の材料3を、チューブ20の入口側から第一弁装置30と第二弁装置40との間へ流入させる基準量流入工程(T1〜T2)を実行する。さらに、制御装置50は、基準量流入工程(T1〜T2)の後に、第一弁装置30を閉じ、且つ、第二弁装置40を開くことにより、所定基準量Q1の材料を、第一弁装置30と第二弁装置40との間からチューブ20の出口側へ排出させる基準量排出工程(T3〜T4)を実行する。そして、制御装置50は、基準量排出工程(T3〜T4)の後に、第二弁装置40が開いた状態を維持しつつ第一弁装置30を開くことにより、所定総量のうちの残量Q2の材料3を、チューブ20の入口側からチューブ20の出口側へ排出させる残量排出工程(T12〜T21)を実行する。
供給装置1は、所定基準量Q1の材料3を排出した後に、残量Q2の材料3を排出する。所定基準量Q1の材料3は、一旦、第一弁装置30と第二弁装置40との間に所定基準量Q1の材料3が蓄積された後に、排出される。一方、残量Q2の材料は、第一弁装置30と第二弁装置40との間に材料3の蓄積が行われることなく、排出される。
ここで、所定基準量Q1の材料3の排出の際には、第一弁装置30及び第二弁装置40の開閉動作が少なくとも一回ずつ行われる。一方、残量Q2の材料3の排出の際には、第一弁装置30の開動作のみが行われる。つまり、残量Q2の材料3の排出に要する時間は、所定基準量Q1の材料3の排出に要する時間に比べて短くなる。従って、供給装置1は、所定総量の材料3を複数回に分けて排出する場合において、所定総量の材料3の供給時間を短縮できる。
また、制御装置50は、基準量排出工程(T3〜T4,T7〜T8)の後に、再び、基準量流入工程(T5〜T6,T9〜T10)を実行し、さらにその後に基準量排出工程(T7〜T8,T11〜T12)を実行し、最後の基準量排出工程(T11〜T12)を実行した後に、残量排出工程(T12〜T21)を実行し、所定総量の材料3を、複数の所定基準量Q1の材料3と残量Q2の材料3とに分けて、チューブ20の出口側から排出させる。従って、所定総量と所定基準量Q1との関係において、所定総量の材料3を3回以上に分けて排出すべきときには、有効である。つまり、各回の基準量排出工程において、混練装置2に一度に供給できる最大量としての所定基準量Q1の材料3が混練装置2に供給され、且つ、短時間で所定総量の材料3が所定時間で供給される。
また、最後の基準量排出工程(T11〜T12)の開始時刻(T11)と残量排出工程(T12〜T21)の開始時刻(T12)との間隔Pcは、基準量排出工程(T3〜T4,T7〜T8)の開始時刻(T3,T7)と次の基準量排出工程(T5〜T6,T9〜T10)の開始時刻(T5,T9)との間隔Pa,Pbより短く設定される。これにより、所定総量の材料3を複数回に分けて排出する場合において、所定総量の材料3の供給時間を確実に短縮できる。
また、残量Q2は、所定基準量Q1より少量に設定される。これにより、最後の所定基準量Q1の材料3を排出してから、残量Q2の材料3を排出するまでの時間を短くしたとしても、混練装置2による混練性能としては何ら問題なくできる。
また、混練装置2に対して、一度に多くの材料3を供給するとダマができるおそれや、液体に対して供給する材料(粉など)の量が多いと効率良く分散できないおそれがある。そのため、混練装置2による混練に多大な時間を要するおそれがある。しかし、上述の実施形態のように、混練装置2に対して所定時間内に所定総量の材料3を供給するときに、複数回に分けて投入するので、混練装置2の能力に合わせて効率良く材料3を供給できるので、溶液の溶解状態及びスラリー粘度などを所望の状態するための混練時間の短縮が可能となる。
また、上述の実施形態では、ホッパ10には、規定時間間隔で、所定総量の材料3が投入されることとした。この他に、大型のホッパなどに材料3を連続的に供給する場合には、当該大型のホッパから所定総量の材料3をチューブ20に供給するための弁装置などの供給装置が、大型のホッパとチューブ20との間に設けられるようにしてもよい。つまり、ホッパ10に規定時間間隔で所定総量の材料3が投入される代わりに、弁装置が規定時間間隔で開いて、所定総量の材料3がチューブ20に供給されると、当該弁装置が閉じる動作が繰り返されるようにしてもよい。
また、図2のT21において、ホッパ10に材料3が投入開始されるときに、第二弁装置40が閉じる状態に切り替えられることとした。この他に、制御装置50によって、T21の時点より少し前に第一弁装置30が開いた状態で、第二弁装置40を閉じた状態に切り替えて、T21のときにホッパ10に材料3が投入開始されるようにしてもよい。
1:供給装置、 2:混練装置、 3:材料、 10:ホッパ、 11:投入口、 12:排出口、 20:チューブ、 30:第一弁装置、 40:第二弁装置、 50:制御装置、 P:1サイクル、 Q1:所定基準量、 Q2:残量

Claims (4)

  1. 入口側から所定総量の材料が供給され、且つ、出口側から前記材料を排出するチューブと、
    前記チューブの入口側に配置される第一弁装置と、
    前記チューブの出口側に配置される第二弁装置と、
    前記第一弁装置及び前記第二弁装置の開閉を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記第一弁装置を開き、且つ、前記第二弁装置を閉じることにより、前記所定総量の一部である所定基準量の材料を、前記チューブの入口側から前記第一弁装置と前記第二弁装置との間へ流入させる基準量流入工程を実行し、
    前記基準量流入工程の後に、前記第一弁装置を閉じ、且つ、前記第二弁装置を開くことにより、前記所定基準量の材料を、前記第一弁装置と前記第二弁装置との間から前記チューブの出口側へ排出させる基準量排出工程を実行し、
    前記基準量排出工程の後に、前記第二弁装置が開いた状態を維持しつつ前記第一弁装置を開くことにより、前記所定総量のうちの残量の材料を、前記チューブの入口側から前記チューブの出口側へ排出させる残量排出工程を実行する、供給装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記基準量排出工程の後に、再び、前記基準量流入工程を実行し、さらにその後に前記基準量排出工程を実行し、
    最後の前記基準量排出工程を実行した後に、前記残量排出工程を実行し、
    前記所定総量の材料を、複数の前記所定基準量の材料と前記残量の材料とに分けて、前記チューブの出口側から排出させる、請求項1に記載の供給装置。
  3. 最後の前記基準量排出工程の開始時刻と前記残量排出工程の開始時刻との間隔は、前記基準量排出工程の開始時刻と次の前記基準量排出工程の開始時刻との間隔より短く設定される、請求項2に記載の供給装置。
  4. 前記残量は、前記所定基準量より少量に設定される、請求項1−3の何れか一項に記載の供給装置。
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