JP6410844B2 - 移動通信ネットワークに関する無線カバレッジを改善する又は有効にする方法、改善された無線カバレッジを有するように適合されるユーザ装置、改善された無線カバレッジをユーザ装置に提供するように適合される中継ユーザ装置、ユーザ装置のために無線カバレッジを改善する又は有効にするためのシステム、移動通信ネットワーク、プログラム及びコンピュータプログラム製品 - Google Patents

移動通信ネットワークに関する無線カバレッジを改善する又は有効にする方法、改善された無線カバレッジを有するように適合されるユーザ装置、改善された無線カバレッジをユーザ装置に提供するように適合される中継ユーザ装置、ユーザ装置のために無線カバレッジを改善する又は有効にするためのシステム、移動通信ネットワーク、プログラム及びコンピュータプログラム製品 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信ネットワークに関するユーザ装置のために無線カバレッジを改善する又は有効にする方法に関する。
更に、本発明は、改善された無線カバレッジを有するように適合されたユーザ装置に、及び改善された無線カバレッジをユーザ装置に提供するように適合された中継ユーザ装置に関する。
更に、本発明は、ユーザ装置のために無線カバレッジを改善する又は有効にするためのシステム、及び新規なシステムが使用される移動通信ネットワークに関する。
更に、本発明は、移動通信ネットワークに関してユーザ装置のために無線カバレッジを改善する又は有効にするためのプログラム及びコンピュータプログラム製品に関する。
本発明は、とりわけ、以後、デバイス・ツー・デバイス通信又はD2D通信と呼ばれる、装置(又はユーザ装置)間で直接通信リンクを確立することができる少なくとも2つの移動端末装置(又はユーザ装置)が、互いを発見する、即ち、こうした装置間で最初に直接情報を交換することを可能にする方法に取り組む。
LTE(ロング・ターム・エボリューション;Long Term Evolution)システムがデバイス・ツー・デバイス通信の使用増加を可能にすることが期待されている。LTEシステム及びLTE−A(LETアドバンスド;LTE Advanced)システムは、エボルブド・ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)・テレストリアル・ラジオ・アクセス・ネットワーク(E−UTRAN;Evolved Universal Mobile Telecommunications System Terrestrial Radio Access Network)、及びエボルブド・パケット・コア(EPC;Evolved Packet Core)を含む。典型的には、E−UTRANは、一般にマクロセル関してeNB(evolved NodeB)と呼ばれ、フェムトセルに関してHeNB (Home−eNB)と呼ばれる複数の基地局エンティティ、並びにセルラ端末(又はユーザ装置)を含む。
特に、公衆安全における重大通信に使用されるデバイス・ツー・デバイス通信は、3GPP(Third Generation Partnership Project)、リリース12との関連で現在作業項目として定義されている。この関連で、1つの目標は、LTE(Long Term Evolution)に基づく現在の無線技術によって、今日の重大通信に広く使用されているTETRAシステムを置き換えることを可能にすることである。
公衆安全当局の要求を満たすために、このようなシステムにおいて少なくとも音声通信がサポートされなければならない。後の段階では、全ての種類のマルチメディアベースの通信が、このような重大通信に提供されるべきである。
LTEデバイス・ツー・デバイス通信(LTE D2D)の基本原理は、デバイス・ツー・デバイス通信モードをサポートする少なくとも2つの装置(又はユーザ装置)間の直接通信を許可する可能性である。3GPPで標準化された、デバイス・ツー・デバイス通信の関連で、2つのモードは、3GPP定義の一部、即ち、インフラストラクチャベースのデバイス・ツー・デバイス通信及び直接デバイス・ツー・デバイス通信モードである。
デバイス・ツー・デバイス通信の更なる特徴は、所謂「ディスカバリ」機能であり、これは少なくとも2つのデバイス・ツー・デバイス通信対応装置(又はユーザ装置)が互いに近くに有る場合に互いを識別することを可能にする。
ディスカバリ機能は、重大通信ユーザの興味を引くと共に、ターゲット移動広告による新しいビジネス機会を探索するために商用セルラ移動オペレータの興味を引き、ユーザ装置の現在地の環境(即ち、現在地の近く)がますます重要な役割を果たすソーシャルネットワークの成長傾向を支援する。更に、デバイス・ツー・デバイス通信、及び特に近接サービスは、同様に、例えば、自動車間通信、交通管理及び交通警報用の新しいサービスを確立するために、自動車用途に関して興味を引く。
2つのユーザ装置間のディスカバリの実行の成功には、典型的には互いに近くに位置する2つのユーザ装置の正確な(又はコヒーレントな)時間基準(又は共通タイミングの指示)の使用が必要とされる。このような時間基準に関するコヒーレントな情報は、2つのユーザ装置の一方が移動通信ネットワークの各基地局エンティティの無線カバレッジの外に有る場合に維持するのが困難であり、無線ネットワークカバレッジの無い一方のユーザ装置が長く無線カバレッジが無いほど、この時間基準に関するコヒーレントな情報は劣化する。これは、2つのユーザ装置間でディスカバリ手続きの実行を成功させることができない状況をもたらす可能性がある。
本発明の目的は、(少なくとも)2つのデバイス・ツー・デバイス通信可能(又は対応)装置(又はユーザ装置)間のディスカバリ手続き(即ち、互いを発見するための情報の交換)の実行を成功させるための技術的に単純且つ効果的な解決策を提供することである。ここで、一方の装置(又はユーザ装置)は、以後、中継ユーザ装置と呼ばれ、無線ネットワークカバレッジを有するが、(少なくとも)2つの装置(又はユーザ装置)の他方はネットワークカバレッジの外に有る。
本発明の目的は、移動通信ネットワークに関するユーザ装置のために無線カバレッジを改善する又は有効にする方法により達成され、ここで、移動通信ネットワークはコアネットワーク及びアクセスネットワークを含み、通信ネットワークのアクセスネットワークは基地局エンティティを含み、ユーザ装置はデバイス・ツー・デバイス通信モード(D2Dモード)の使用に対応し、中継ユーザ装置もデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し、基地局エンティティは、基地局エンティティによりサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報を送信し、基地局エンティティは、ディスカバリ時間間隔に関連する指示を更に送信し、ディスカバリ時間間隔はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置の間で交換されるディスカバリ信号のために使用され、中継ユーザ装置が基地局エンティティに接続されている場合に、且つ所与の時間点において、ユーザ装置が基地局エンティティに又は移動通信ネットワークのアクセスネットワークの別の基地局エンティティに接続されているが、所与の時間点より後の更なる時間点において基地局エンティティによる直接無線カバレッジの外に有る場合に、方法は、少なくとも以下の第1及び第2のステップ又は以下の第3のステップを含み、第1のステップにおいて、ユーザ装置は第1のディスカバリ信号を送信し、第1のディスカバリ信号は中継ユーザ装置により受信され、第1のディスカバリ信号は、ディスカバリ時間間隔に対する時間制限を含み、及び/又は同期指示を含み、同期指示は基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマの推定タイマ偏差に関連し、第1のステップの後の第2のステップにおいて、ユーザ装置から第1のディスカバリ信号を受信すると、中継ユーザ装置は第1の受信時間間隔の間に受信能力を適用し、第1の受信時間間隔はディスカバリ時間間隔の時間を含み且つ超え、第1の受信時間間隔は、第1のディスカバリ信号の同期指示及び/又は時間制限に依存し、第3のステップにおいて、中継ユーザ装置は第2のディスカバリ信号を送信し、第2のディスカバリ信号はユーザ装置に基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールを示し、ユーザ装置は第2の受信時間間隔の間に受信能力を適用し、第2の受信時間間隔はディスカバリ時間間隔の時間を含み且つ超え、第2の受信時間間隔は、基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマの推定タイマ偏差に関連する。
本発明は、とりわけ、2つの装置(又はユーザ装置)の一方が公衆携帯電話網(又は移動通信ネットワーク)の無線カバレッジ下で、即ち、公衆携帯電話網(又は移動通信ネットワーク)の基地局エンティティの無線カバレッジ下で動作していない場合に行われるインカバレッジ法(in−coverage methods)に基づいて、装置(又はユーザ装置)間で直接通信リンクを確立することができる少なくとも2つの移動端末装置(又はユーザ装置)が、互いを発見することを可能にする方法に取り組む。
本発明による新規な方法は、一方のユーザ装置が無線カバレッジを失っている、即ち、無線ネットワークカバレッジの外に有る上記の場合に対しても、インカバレッジの場合と同様にディスカバリの継続を可能にする。また、新規な方法は、インカバレッジからのディスカバリのためのこのような情報が利用可能でない場合に、フォールバックオプションを提供する。
提案される新規な方法、新規なユーザ装置及び中継ユーザ装置、並びに新規なシステムは、ユーザ装置が対応する公衆携帯電話網(又は移動通信ネットワーク)の対応する基地局エンティティの無線カバレッジの外に有るか又は任意の公衆携帯電話網(又は移動通信ネットワーク)の基地局エンティティの無線カバレッジの外に有る状況において、デバイス・ツー・デバイス通信対応ユーザ装置(又はデバイス)がインカバレッジのディスカバリのための原理を適用することを可能にする。
新規な方法は、限定されないが、公衆安全のデバイス・ツー・デバイス通信の使用に適用可能であり、ここで、2つの装置(又はユーザ装置)の一方の装置(又はユーザ装置)は、各基地局エンティティの無線カバレッジの外に有り、恐らくは移動通信ネットワーク(又は公衆携帯電話網)の各基地局エンティティの無線カバレッジ下に有る別の装置(又はユーザ装置)を検出することを必要とする。
インカバレッジの場合、即ち、両方のユーザ装置が無線ネットワークカバレッジ下に有る場合に、3GPP標準は、原則として、2つのディスカバリの方法に合意している。1つは、「スケジュールされたディスカバリ」と呼ばれ、発見されることを望んでいるユーザ装置がそのディスカバリメッセージの送信のためのリソースの提供をネットワークに求める。次に、ディスカバリのための要求メッセージを受信すると、移動通信ネットワーク(又は公衆携帯電話網)の制御無線アクセスネットワークが、端末(又はユーザ装置)にリソースを割り当て、このリソースに対して、この端末はディスカバリメッセージを送信することが許可される。代替的なディスカバリの方法は「コンテンションベース」ディスカバリとして定義されており、移動通信ネットワーク(又は公衆携帯電話網)の制御無線アクセスネットワークが制御チャネル、典型的には、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)上で構成情報を送ることにより、デバイス・ツー・デバイス通信ディスカバリを行うことができる各無線セル内の複数の端末に又は全ての端末に(又は複数の無線セル内の複数の端末に又は全ての端末にさえ)ディスカバリメッセージリソースを割り当てる。別の端末又はユーザ装置とのデバイス・ツー・デバイス通信リンクを確立することに興味の有る端末又はユーザ装置は、構成リソース(即ち、1つ又は複数の無線セルの制御チャネル上で(典型的には、システム情報ブロック(SIB)を使用することにより)制御情報を送信することによって示される無線インターフェースリソース)のプールから送信リソースを選択して、自身のディスカバリメッセージを送信することができる。この手法の若干の欠点は、構成された無線インターフェースリソースが共有媒体を構成するとき、多数の端末が同じ(又は同じ部分の)ディスカバリ送信無線インターフェースリソースを選ぶ場合にコリジョンの可能性が有ることである。この場合、コリジョンは、この手法の使用によって回避することができない。
(ディスカバリ手続きのための)こうした2つの手法はデバイス・ツー・デバイス通信に対応する装置の両方がネットワークカバレッジ下で動作している場合には容易であるが、送信装置(又はユーザ装置)(即ち、別のデバイス・ツー・デバイス通信対応装置との直接通信リンクを確立して、結果として、ディスカバリ手続きを開始することを求めるユーザ装置)がネットワークカバレッジ下に無く、そのため、デバイス・ツー・デバイス通信対応装置がブロードキャスト制御チャンネル(BCCH)からの送信リソースを読み取ることができず、専用ディスカバリ送信リソースを(即ち、上記のスケジュールされたディスカバリ方法を使用して)無線ネットワーク(即ち、無線アクセスネットワークの各基地局エンティティ)に求めることもできない場合には状況が異なる。
本発明によれば、一方のデバイス・ツー・デバイス通信対応装置(又はユーザ装置)が無線ネットワークによるカバレッジの外に有る状況であっても、ディスカバリ手続き、更に無線ネットワークによるカバレッジの外に有るデバイス・ツー・デバイス通信対応装置により(即ち、(最初に)ディスカバリ情報を送ることにより)開始されるディスカバリ手続きであっても実行を成功することが有利に可能になる。従って、本発明によれば、カバレッジの外に有るユーザ装置であっても他のデバイス・ツー・デバイス通信対応装置によって検出されることが有利に可能になる。
本発明の文脈では、デバイス・ツー・デバイス通信及び特にデバイス・ツー・デバイス通信対応装置(又はユーザ装置)間のディスカバリ手続きの実行が、公衆安全用途の使用事例を用いて例示的に説明される。しかしながら、本発明は全くこの例示に限定又は制限されず、近接関連ビジネスの使用事例(例えば、広告)又はソーシャルネットワークの使用又は参加に関する使用事例等の他の用途が同様に本発明に関連している。
典型的には、公衆安全の使用事例に関して、公衆安全通信が、典型的な状況において、移動通信ネットワーク(又は公衆携帯電話網)の存在によって、公衆安全通信又はアプリケーション(例えば、警察又は消防等の緊急サービスの通信用のアメリカ合衆国におけるFirstNet)用の専用移動通信ネットワーク(又は専用公衆携帯電話網)、又は公衆安全のユーザにサービスを提供する商用移動通信ネットワーク(又は公衆携帯電話網)によって支援される。
本発明によれば、2つのユーザ装置は、デバイス・ツー・デバイス通信モード(D2Dモード)の使用に対応し、移動通信ネットワーク(又は公衆携帯電話網)の加入者であり、移動通信ネットワークのアクセスネットワークの基地局エンティティに接続される。基地局エンティティは、基地局エンティティによりサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報、及びディスカバリ時間間隔に関連する指示を送信し、ディスカバリ時間間隔はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置の間で交換されるディスカバリ信号のために使用される。両方のユーザ装置が移動通信ネットワークに接続されている、即ち、基地局エンティティによる無線カバレッジを有する場合、マスタタイミングスケジュールに関する十分なコヒーレンス時間がタイミング情報により保障される。しかしながら、2つのユーザ装置(中継ユーザ装置)の一方のユーザ装置のみが移動通信ネットワークに接続され、2つのユーザ装置の他方が無線カバレッジを失った場合、中継ユーザ装置が(まだ)基地局エンティティに接続されており、且つ所与の時間点において、(他方の)ユーザ装置が基地局エンティティに又は移動通信ネットワークのアクセスネットワークの別の基地局エンティティに接続されているが、更なる後の時間点において基地局エンティティによる直接無線カバレッジの外に有るという状況が発生する。このような状況において、本発明によれば、ユーザ装置が基地局エンティティによる無線カバレッジを失ったという事実に関わらず、中継ユーザ装置とユーザ装置との間のディスカバリ手続きの実行の成功がまだ有利に可能である。本発明によれば、以下の第1及び/又は第2のステップによって、即ち、ディスカバリ手続きがユーザ装置によって開始される場合、又は以下の第3のステップによって、即ち、ディスカバリ手続きが中継ユーザ装置によって開始される場合、ディスカバリ手続きの実行成功の可能性が高められ得るように中継ユーザ装置の及びユーザ装置の挙動が修正される。ここで、第1のステップにおいて、ユーザ装置は第1のディスカバリ信号を送信し、第1のディスカバリ信号は中継ユーザ装置により受信され、第1のディスカバリ信号は、ディスカバリ時間間隔に対する時間制限を含み、及び/又は同期指示を含み、同期指示は基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマの推定タイマ偏差に関連し、第1のステップの後の第2のステップにおいて、ユーザ装置から第1のディスカバリ信号を受信すると、中継ユーザ装置は第1の受信時間間隔の間に受信能力を適用し、第1の受信時間間隔はディスカバリ時間間隔の時間を含み且つ超え、第1の受信時間間隔は第1のディスカバリ信号の同期指示及び/又は時間制限に依存し、第3のステップにおいて、中継ユーザ装置は第2のディスカバリ信号を送信し、第2のディスカバリ信号はユーザ装置に基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールを示し、ユーザ装置は第2の受信時間間隔の間に受信能力を適用し、第2の受信時間間隔はディスカバリ時間間隔の時間を含み且つ超え、第2の受信時間間隔は基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマの推定タイマ偏差に関連する。
ディスカバリ手続きが(無線カバレッジを持たない)ユーザ装置によって開始される場合、第1のステップにおいて、ディスカバリ手続きが開始され得る手段がユーザ装置によって取られ、第2のステップにおいて、中継ユーザ装置はユーザ装置によって受信された情報に依存してその挙動を適合させる。本発明によれば、このような状況でユーザ装置によって取られる手段は、第1のディスカバリ信号の時間制限の適用及び/又は同期指示を含む第1のディスカバリ信号を含む可能性が有り、同期指示は、基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマの推定タイマ偏差に関連する。
従って、本発明によれば、第1のディスカバリ信号の時間制限は、ディスカバリ時間間隔の第1の部分及び第2の部分を回避することに対応し、ディスカバリ時間間隔の第1の部分はディスカバリ時間間隔の始まりを含み、ディスカバリ時間間隔の第2の部分はディスカバリ時間間隔の終わりを含むことが好ましい。
それによって、本発明によれば、ディスカバリ時間間隔の中央部に第1のディスカバリ信号を集中させる(即ち、ディスカバリ時間間隔の始まり、即ち、その第1の部分を回避し、ディスカバリ時間間隔の終わり、即ち、その第2の部分も回避する)ことにより、マスタタイミングスケジュールに関するユーザ装置の内部タイミング基準の僅かな時間偏差は、(上記の時間偏差にも関わらず)中継ユーザ装置がディスカバリ信号を受信することをもたらす。
更に、本発明によれば、同期指示は、明示時間エラー間隔としての潜在的タイミングエラーの指示、既定の時間間隔の一部としての潜在的タイミングエラーの指示、異なる範囲の一部であり得る潜在的タイミングエラーの指示の少なくとも1つに対応することが好ましい。
それによって、本発明によれば、基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマのより重大なタイミング偏差の場合であっても処理され得ることが有利に可能になる。
ユーザ装置、即ち、移動通信ネットワークへの無線カバレッジを失った2つのユーザ装置の一方により取られる手段によって、ディスカバリ手続きの実行成功の可能性が高められ得る。少なくとも第1のディスカバリ信号が同期指示を含む場合に、ユーザ装置から第1のディスカバリ信号を受信すると、中継ユーザ装置がその受信挙動を修正する(即ち、第1の受信時間間隔の間に受信能力を適用し、第1の受信時間間隔は拡大された時間間隔であり、ディスカバリ時間間隔の時間を含み且つ超える)ことにより、この可能性はさらに高められる。
更に、中継ユーザ装置によってディスカバリ手続きが開始される場合、(第1及び/又は第2のステップから独立して行われる)第3のステップにおいて、中継ユーザ装置は、ディスカバリ信号を使用して、ユーザ装置の基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールを示すことにより、共通時間基準、即ち、マスタタイミングスケジュールをユーザ装置に知らせ、且つユーザ装置は、第2の受信時間間隔の間に拡大された受信能力を適用する。
典型的な場合、通常は、(第2の時間点においてネットワークカバレッジを失った)ユーザ装置は、中継ユーザ装置が留まっている(及び無線交信を有する)基地局エンティティと同じ基地局エンティティと(過去に、第1の時間点において)ネットワーク交信を有していたと推定され得る。これは、第1の時間点の期間の間、ユーザ装置も各基地局エンティティのブロードキャスト制御チャネルを読み取ることが可能であり、それ故に、ユーザ装置はこの基地局エンティティにより構成されるディスカバリ時間間隔に関して知らされることを意味する。更なる典型的に有効な推定は、ディスカバリ時間間隔、即ち、ユーザ装置によりディスカバリのために使用されることが示される無線インターフェースリソースが、移動通信ネットワーク(又は公衆携帯電話網)を通じて、即ち、移動通信ネットワークのアクセスネットワークの全ての基地局エンティティに対して同一であるということであり得る。この推定が有効である場合、勿論、ユーザ装置がアクセスネットワークのカバレッジの外に有る場合であってもこの情報が使用されるという指示と共に(マスタタイミングスケジュールに対する)ディスカバリ時間間隔を示す情報を記憶するために、(ディスカバリ時間間隔の指示を含む、各ブロードキャスト制御チャネルを読み取る機会を一度は有するために)第2の時間点の前に一度、(第2の時間点において無線カバレッジの外に有る)ユーザ装置が(移動通信ネットワークのアクセスネットワークの複数の基地局エンティティの中から)1つの基地局エンティティと交信していることだけが保障される必要がある。代替的に、例えば、ATTACHアクセプトメッセージ又は別のNASメッセージ(非アクセス層メッセージ;Non−Access Stratum message)又は任意の無線リソース制御(RRC)メッセージと共に、選択的に時間情報と共に、デバイス・ツー・デバイス通信対応ユーザ装置(例えば、公衆安全機能に対応したユーザ装置)に提供される専用の構成が定義され得る。ATTACHアクセプトメッセージ又は別のNASメッセージ又は無線リソース制御(RRC)を使用するこの代替的な可能性と同様に、ディスカバリ時間間隔を示す情報は、ユーザ装置がアクセスネットワークのカバレッジの外に有る場合であってもこの情報が使用されるという指示と共にユーザ装置に記憶されるべきである。更なる代替的な可能性は、ユーザ装置が無線ネットワークによるカバレッジの外に有る場合に、この構成情報(OTAメッセージを介して送信される)が使用されるという条件付きで、デバイス・ツー・デバイス通信対応ユーザ装置に提供されるディスカバリ時間間隔に関する構成情報を定義するために、無線メッセージ(OTAメッセージ;Over The Air message)を使用することに有る。更に代替的に、この情報は、UICC(Universal Integrated Circuit Card)の構成フィールドを使用することによりデバイス・ツー・デバイス通信対応ユーザ装置内に構成されてもよく、又はこの情報は端末ソフトウェアの一部として記憶され得る。
更に、本発明によれば、第1のディスカバリ信号及び/又は第2のディスカバリ信号は、ユーザ装置と中継ユーザ装置との間のPC5参照点を介して送信されることも有利に可能でなる。
更に、本発明は、移動通信ネットワークに対して改善された無線カバレッジを有するように適合されたユーザ装置に関連し、ここで、移動通信ネットワークはコアネットワーク及びアクセスネットワークを含み、通信ネットワークのアクセスネットワークは基地局エンティティを含み、ユーザ装置はデバイス・ツー・デバイス通信モード(D2Dモード)の使用に対応し、中継ユーザ装置が同様にデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し、ユーザ装置は、基地局エンティティから、ディスカバリ時間間隔に関連する指示及び基地局エンティティによりサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報を受信するように構成され、ディスカバリ時間間隔はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置の間で交換されるディスカバリ信号のために使用され、ユーザ装置は、中継ユーザ装置が基地局エンティティに接続され、且つユーザ装置が基地局エンティティによる直接無線カバレッジの外に有る場合に、ユーザ装置が第1のディスカバリ信号を送信するように構成され、第1のディスカバリ信号は、ディスカバリ時間間隔に対する時間制限を含み、及び/又は同期指示を含み、同期指示は基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマの推定タイマ偏差に関連する。
それにより、移動通信ネットワーク又はその各基地局エンティティへの無線カバレッジを失ったにも関わらず、ユーザ装置がディスカバリ手続きの実行を成功させる可能性を改善するための手段を能動的に適用することが有利に可能になる。
更に、本発明によれば、ユーザ装置に関しても、第1のディスカバリ信号の時間制限がディスカバリ時間間隔の第1の部分及び第2の部分を回避することに対応し、ディスカバリ時間間隔の第1の部分はディスカバリ時間間隔の始まりを含み、ディスカバリ時間間隔の第2の部分はディスカバリ時間間隔の終わりを含むことが好ましい。
更に、本発明は、移動通信ネットワークに関するユーザ装置に改善された無線カバレッジを提供するように適合された中継ユーザ装置に関し、ここで、移動通信ネットワークはコアネットワーク及びアクセスネットワークを含み、通信ネットワークのアクセスネットワークは基地局エンティティを含み、中継ユーザ装置及びユーザ装置はデバイス・ツー・デバイス通信モード(D2Dモード)の使用に対応し、ユーザ中継装置は、基地局エンティティから、ディスカバリ時間間隔に関連する指示及び基地局エンティティによりサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報を受信するように構成され、ディスカバリ時間間隔はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置の間で交換されるディスカバリ信号のために使用され、中継ユーザ装置21が基地局エンティティに接続され、且つユーザ装置が基地局エンティティによる直接無線カバレッジの外に有る場合に、中継ユーザ装置は、第1のディスカバリ信号を受信すると、中継ユーザ装置は、第1の受信時間間隔の間に受信能力を適用し、第1のディスカバリ信号は、ディスカバリ時間間隔に対する時間制限を含み、及び/又は同期指示を含み、同期指示は基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマの推定タイマ偏差に関連し、第1の受信時間間隔は、ディスカバリ時間間隔の時間を含み且つ超え、第1の受信時間間隔は、第1のディスカバリ信号の同期指示及び/又は時間制限に依存し、及び/又は第2のディスカバリ信号が中継ユーザ装置によって送信され、第2のディスカバリ信号は基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールを示すように構成される。
ユーザ装置及び中継ユーザ装置は、こうしたユーザ装置間のディスカバリ手続きの機会が高められる可能性を有利に提供する。
本発明によれば、新規なユーザ装置に関して及び新規な中継ユーザ装置に関して、同期指示は、明示時間エラー間隔としての潜在的タイミングエラーの指示、既定の時間間隔の一部としての潜在的タイミングエラーの指示、異なる範囲の一部であり得る潜在的タイミングエラーの指示の少なくとも1つに対応することが好ましい。
更に、本発明は、移動通信ネットワークに関するユーザ装置のために無線カバレッジを改善する又は有効にするシステムに関し、システムは移動通信ネットワーク、ユーザ装置、及び中継ユーザ装置を含み、移動通信ネットワークは、コアネットワーク及びアクセスネットワークを含み、通信ネットワークのアクセスネットワークは基地局エンティティを含み、ユーザ装置はデバイス・ツー・デバイス通信モード(D2Dモード)の使用に対応し、中継ユーザ装置もデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し、基地局エンティティは、基地局エンティティによりサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報を送信するように構成され、基地局エンティティは、ディスカバリ時間間隔に関連する指示を更に送信するように構成され、ディスカバリ時間間隔はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置の間で交換されるディスカバリ信号のために使用され、中継ユーザ装置が基地局エンティティに接続されている場合に、且つ所与の時間点において、ユーザ装置が基地局エンティティに又は移動通信ネットワークのアクセスネットワークの別の基地局エンティティに接続されているが、所与の時間点より後の更なる時間点において基地局エンティティによる直接無線カバレッジの外に有る場合に、システム及びそのコンポーネントは、ユーザ装置が第1のディスカバリ信号を送信し、第1のディスカバリ信号は中継ユーザ装置により受信され、第1のディスカバリ信号は、ディスカバリ時間間隔に対する時間制限を含み、及び/又は同期指示を含み、同期指示は基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマの推定タイマ偏差に関連し、ユーザ装置から第1のディスカバリ信号を受信すると、中継ユーザ装置が第1の受信時間間隔の間に受信能力を適用し、第1の受信時間間隔はディスカバリ時間間隔の時間を含み且つ超え、第1の受信時間間隔は第1のディスカバリ信号の同期指示及び/又は時間制限に依存し、及び/又は中継ユーザ装置は第2のディスカバリ信号を送信し、第2のディスカバリ信号はユーザ装置に基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールを示し、ユーザ装置が第2の受信時間間隔の間に受信能力を適用し、第2の受信時間間隔はディスカバリ時間間隔の時間を含み且つ超え、第2の受信時間間隔は基地局エンティティのマスタタイミングスケジュールに対するユーザ装置内のタイマの推定タイマ偏差に関連するように構成される。
それにより、ユーザ装置が移動通信ネットワークへの無線カバレッジを失ったにも関わらず、システムコンポーネントは、ユーザ装置と中継ユーザ装置との間のディスカバリ手続きの実行が成功する可能性を改善するための手段を適用することが有利に可能になる。
更に、本発明は、新規なシステムと共に使用される移動通信ネットワークにも関連する。
更に、本発明は、コンピュータ上で又はユーザ装置上で又は中継ユーザ装置又は基地局エンティティ上で、又は部分的にユーザ装置上で及び部分的に中継ユーザ装置上で実行されると、コンピュータ又はユーザ装置又は中継ユーザ装置又は基地局エンティティに、新規な方法を実行させる、コンピュータ可読プログラムコードを含む、プログラムに関する。
更に、本発明は、基地局エンティティと共にユーザ装置を使用するためのコンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム製品は記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムは、コンピュータ上で又はユーザ装置上で又は中継ユーザ装置又は基地局エンティティ上で、又は部分的にユーザ装置上で及び部分的に中継ユーザ装置上で実行されると、コンピュータ又はユーザ装置又は中継ユーザ装置又は基地局エンティティに、新規な方法を実行させるプログラムコードを含む、コンピュータプログラム製品に関する。
本発明のこうした及び他の特徴、機能及び利点は、例えば、本発明の原理を例示する添付の図面と併せて、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。この説明は、発明の範囲を限定することなく、例示のためにのみ与えられる。以下で引用される参照図は添付の図面を参照する。
移動通信ネットワーク、特に、公衆携帯電話網(public land mobile network)に留まっているユーザ装置にデバイス・ツー・デバイス通信を行う可能性を許可するように有効にされる移動通信ネットワークを概略的に示す。 本発明による基地局エンティティ、ユーザ装置及び中継ユーザ装置の間の通信図を概略的に示す。 本発明による基地局エンティティ、ユーザ装置及び中継ユーザ装置の間の通信図を概略的に示す。 本発明によるディスカバリ時間間隔に関する第1又は第2の受信時間間隔の表現を概略的に示す。 本発明によるディスカバリ時間間隔に関する時間制限の表現を概略的に示す。
本発明は、特定の実施形態に関して及び所定の図面を参照して記載されているが、本発明はそれらによって限定されるものではなく、請求項によってのみ限定される。記載された図面は、単なる概略であり、非制限的である。図面において、一部の要素のサイズは、例示目的のため、誇張され、尺度で描かれていない場合がある。
単一の名詞を参照するときに定冠詞又は不定冠詞、例えば、“a”,“an”,“the”が使用されるが、これは特段の記載が無ければその名詞の複数形を含んでいる。
更に、説明及び請求項における第1、第2、及び第3等の用語は、類似の要素間を区別するために使用されるのであって、必ずしも連続性又は時間的順序を記載するために使用されない。このように使用される用語は適切な状況下で交換可能であり、本明細書に記載の発明の実施形態は本明細書に記載の又は例示された他の順番で動作可能であることが理解されるべきである。
図1において、移動通信ネットワーク100、特に、公衆携帯電話網100が概略的に示されており、移動通信ネットワーク100はアクセスネットワーク110及びコアネットワーク120を含んでいる。移動通信ネットワーク100は、好ましくは、典型的に複数のネットワークセル(又は無線セル)を含むセルラ通信ネットワークであり、その中の1つが図1において線で描かれた円及び参照符号10により描かれている。典型的には、基地局エンティティ111(又はeNodeB又はエンハンスドNodeB)が各ネットワークセル10に割り当てられており、基地局エンティティ111は移動通信ネットワーク100のアクセスネットワーク110の一部である。移動通信ネットワーク100において、典型的には、複数のユーザ装置が移動通信ネットワーク100上に留まっている。ネットワークセル(又は無線セル)10内の複数のユーザ装置の表現、第1のユーザ装置20及び第2のユーザ装置21が概略的に示されている。第1の時間点において、第1のユーザ装置20はネットワークセル10の無線カバレッジ範囲内に位置している(この場合、第1のユーザ装置20は破線及び参照符号20により表されている)。第1の時間点の後の第2の時間点において、第1のユーザ装置20は、ネットワークセル10の無線カバレッジ範囲外に有る。第2のユーザ装置21は、常にネットワークセル10の無線カバレッジ範囲内に留まっている。第1及び第2のユーザ装置20、21は共に、デバイス・ツー・デバイス通信対応ユーザ装置である。即ち、これらは互いに直接通信リンクを確立することができる。第1及び第2のユーザ装置20、21間のデバイス・ツー・デバイス通信リンクの確立は、ユーザ装置20、21が共にネットワークセル10の無線カバレッジ内に位置している場合と比較して、第1のユーザ装置20がネットワークセル10のカバレッジの外に有る場合により困難になる。しかしながら、本発明によれば、ユーザ装置20、21間のデバイス・ツー・デバイス通信リンクの確立が容易になるので、デバイス・ツー・デバイス通信を介して2つのユーザ装置20、21間の直接通信リンクによって、第1のユーザ装置20にも少なくとも中継されたネットワークカバレッジが提供される。この状況では、第2のユーザ装置21は、第1のユーザ装置20のための中継ユーザ装置21として作用する。以後、「ユーザ装置20」という用語は第1のユーザ装置20に対して使用され、「中継ユーザ装置21」という用語は第2のユーザ装置21に対して使用される。
図2及び3において、基地局エンティティ111は、ユーザ装置20及び中継ユーザ装置21間の通信図が概略的に示されている。図2及び図3によれば、第1の時間点t1において、基地局エンティティ111は、第1の制御データ201を中継ユーザ装置21に、第2の制御データ202をユーザ装置20に送信する。第1及び第2の制御データ201、202は、例えば、基地局エンティティ112とユーザ装置20、21間の無線インターフェースの構成に関する制御情報を含む。第1及び第2の制御データは、特に、基地局エンティティ111によってサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報を含む。更に、第1及び第2の制御データはディスカバリ時間間隔301(図4及び5を参照)に関連する指示を含み、ディスカバリ時間間隔はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置、即ち、中継ユーザ装置21とユーザ装置20との間で交換されるディスカバリ信号のために使用される。ディスカバリ時間間隔301は、基地局エンティティ111によってユーザ装置20、21に対して送信され、デバイス・ツー・デバイス通信に対応するユーザ装置間のディスカバリ用の基地局エンティティ111による専用の無線インターフェースリソースに対応する。図2及び図3の両方に示されている第2の時間点t2において、ユーザ装置20はもはや無線カバレッジを持っていない(参照符号t1に関して斜線領域で示され、第2の時間点t2において基地局エンティティ111と中継ユーザ装置21との間にのみ(ユーザ装置20を除いて)延びる斜線領域で示されている)。第2の時間点t2において、ディスカバリ手続きが、中継ユーザ装置21とユーザ装置20との間で開始される。図2において、第1のディスカバリ信号203がユーザ装置20によって中継ユーザ装置21に向かって送信されることにより、ディスカバリ手続きがユーザ装置20によって開始される。図3において、第2のディスカバリ信号204が中継ユーザ装置21によってユーザ装置20に向かって送信されることにより、ディスカバリ手続きが中継ユーザ装置21によって開始される。
本発明によれば、ユーザ装置20からの第1のディスカバリ信号203の受信に反応して(第1のディスカバリ信号203は特に同期指示を含んでいる)、中継ユーザ装置21は、(少なくとも同期指示の無い)通常の状況と比較して拡大された時間間隔の間、受信能力を適用し、本発明の文脈では、この拡大された時間間隔(即ち、受信時間)は第1の受信時間間隔302と呼ばれ、第1の受信時間間隔302はディスカバリ時間間隔301を含み且つそれを超える。同様に、ユーザ装置20は、通常の状況と比較して拡大された時間間隔の間、受信能力を適用し、本発明の文脈では、この拡大された時間間隔(即ち、受信時間)は第2の受信時間間隔303と呼ばれ、第2の受信時間間隔303はディスカバリ時間間隔301を含み且つそれを超える。第1の受信時間間隔302及び第2の受信時間間隔303の両方の(時間の)拡大が図4に表されている。
図5には、本発明によるディスカバリ時間間隔301の時間制限の表現が概略的に示されている。ユーザ装置20は、ディスカバリ時間間隔301の全期間を使用するのを回避するが、ディスカバリ時間間隔301の第1の部分305及び第2の部分306が回避されるようにその中央部のみを使用する。ここで、ディスカバリ時間間隔301の第1の部分305はディスカバリ時間間隔301の始まりを含み、ディスカバリ時間間隔301の第2の部分306はディスカバリ時間間隔301の終わりを含む。

Claims (12)

  1. 移動通信ネットワーク(100)に関するユーザ装置(20)のために無線カバレッジを改善する又は有効にする方法であって、前記移動通信ネットワーク(100)はコアネットワーク(120)及びアクセスネットワーク(110)を含み、前記通信ネットワーク(100)の前記アクセスネットワーク(110)は基地局エンティティ(111)を含み、前記ユーザ装置(20)はデバイス・ツー・デバイス通信モード((D2)Dモード)の使用に対応し、中継ユーザ装置(21)もデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し、前記基地局エンティティ(111)は、前記基地局エンティティ(111)によりサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報を送信し、前記基地局エンティティ(111)は、ディスカバリ時間間隔(301)に関連する指示を更に送信し、前記ディスカバリ時間間隔(301)はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置の間で交換されるディスカバリ信号のために使用され、
    前記中継ユーザ装置(21)が前記基地局エンティティ(111)に接続されている場合に、且つ
    所与の時間点(t1)において、前記ユーザ装置(20)が前記基地局エンティティ(111)に又は前記移動通信ネットワーク(100)の前記アクセスネットワーク(110)の別の基地局エンティティに接続されているが、前記所与の時間点(t1)より後の更なる時間点(t2)において前記基地局エンティティ(111)による直接無線カバレッジの外に有る場合に、
    前記方法は、下の第1及び第2のステップ含み、
    第1のステップにおいて、前記ユーザ装置(20)は第1のディスカバリ信号(203)を送信し、前記第1のディスカバリ信号(203)は前記中継ユーザ装置(21)により受信され、前記第1のディスカバリ信号(203)は、前記ディスカバリ時間間隔(301)に対する時間制限(304)を含み、及び/又は同期指示を含み、前記同期指示は前記基地局エンティティ(111)の前記マスタタイミングスケジュールに対する前記ユーザ装置(20)内のタイマの推定タイマ偏差に関連し、
    第1のステップの後の第2のステップにおいて、前記ユーザ装置(20)から前記第1のディスカバリ信号を受信すると、前記中継ユーザ装置(21)は第1の受信時間間隔(302)の間に受信能力を適用し、前記第1の受信時間間隔(302)は前記ディスカバリ時間間隔(301)の時間を含み且つ超え、前記第1の受信時間間隔(302)は前記第1のディスカバリ信号(203)の前記同期指示及び/又は前記時間制限に依存る、方法。
  2. 前記第1のディスカバリ信号(203)の前記時間制限(304)は、前記ディスカバリ時間間隔(301)の第1の部分(305)及び第2の部分(306)を回避することに対応し、前記ディスカバリ時間間隔(301)の前記第1の部分(305)は前記ディスカバリ時間間隔(301)の始まりを含み、前記ディスカバリ時間間隔(301)の前記第2の部分(306)は前記ディスカバリ時間間隔(301)の終わりを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記同期指示は、
    明示時間エラー間隔としての潜在的タイミングエラーの指示、
    既定の時間間隔の一部としての潜在的タイミングエラーの指示、
    異なる範囲の一部であり得る潜在的タイミングエラーの指示
    の少なくとも1つに対応する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1のディスカバリ信号(203)、前記ユーザ装置(20)と前記中継ユーザ装置(21)との間のPC5参照点を介して送信される、請求項1〜3の何れか1項に記載の方法。
  5. 移動通信ネットワーク(100)に関する改善された無線カバレッジを有するように適合されるユーザ装置(20)であって、前記移動通信ネットワーク(100)はコアネットワーク(120)及びアクセスネットワーク(110)を含み、前記通信ネットワーク(100)の前記アクセスネットワーク(110)は基地局エンティティ(111)を含み、前記ユーザ装置(20)はデバイス・ツー・デバイス通信モード(D2Dモード)の使用に対応し、中継ユーザ装置(21)もデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し、
    前記ユーザ装置(20)は、前記基地局エンティティ(111)から、ディスカバリ時間間隔(301)に関連する指示及び前記基地局エンティティ(111)によってサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報を受信するように構成され、前記ディスカバリ時間間隔(301)はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置の間で交換されるディスカバリ信号のために使用され、
    前記ユーザ装置(20)は、前記中継ユーザ装置(21)が前記基地局エンティティ(111)に接続され、且つ前記ユーザ装置(20)が前記基地局エンティティ(111)による直接無線カバレッジの外に有る場合に、前記ユーザ装置(20)が第1のディスカバリ信号(203)を送信するように構成され、前記第1のディスカバリ信号(203)は、前記ディスカバリ時間間隔(301)に対する時間制限(304)を含み、及び/又は同期指示を含み、前記同期指示は前記基地局エンティティ(111)の前記マスタタイミングスケジュールに対する前記ユーザ装置(20)内のタイマの推定タイマ偏差に関連する、ユーザ装置(20)。
  6. 前記第1のディスカバリ信号(203)の前記時間制限(304)は、前記ディスカバリ時間間隔(301)の第1の部分(305)及び第2の部分(306)を回避することに対応し、前記ディスカバリ時間間隔(301)の前記第1の部分(305)は前記ディスカバリ時間間隔(301)の始まりを含み、前記ディスカバリ時間間隔(301)の前記第2の部分(306)は前記ディスカバリ時間間隔(301)の終わりを含む、請求項5に記載のユーザ装置(20)。
  7. 移動通信ネットワーク(100)に関するユーザ装置(20)に改善された無線カバレッジを提供するように適合される中継ユーザ装置(21)であって、前記移動通信ネットワーク(100)はコアネットワーク(120)及びアクセスネットワーク(110)を含み、前記通信ネットワーク(100)の前記アクセスネットワーク(110)は基地局エンティティ(111)を含み、前記中継ユーザ装置(21)及び前記ユーザ装置(20)はデバイス・ツー・デバイス通信モード(D2Dモード)の使用に対応し、
    前記中継ユーザ装置(21)は、前記基地局エンティティ(111)から、ディスカバリ時間間隔(301)に関連する指示及び前記基地局エンティティ(111)によりサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報を受信するように構成され、前記ディスカバリ時間間隔(301)はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置の間で交換されるディスカバリ信号のために使用され、
    前記中継ユーザ装置(21)が前記基地局エンティティ(111)に接続され、且つ前記ユーザ装置(20)が前記基地局エンティティ(111)による直接無線カバレッジの外に有る場合に、前記中継ユーザ装置(21)は、
    第1のディスカバリ信号(203)を受信すると、前記中継ユーザ装置(21)は、第1の受信時間間隔(302)の間に受信能力を適用し、前記第1のディスカバリ信号(203)は、前記ディスカバリ時間間隔(301)に対する時間制限(304)を含み、及び/又は同期指示を含み、前記同期指示は前記基地局エンティティ(111)の前記マスタタイミングスケジュールに対する前記ユーザ装置(20)内のタイマの推定タイマ偏差に関連し、前記第1の受信時間間隔(302)は、前記ディスカバリ時間間隔(301)の時間を含み且つ超え、前記第1の受信時間間隔(302)は、前記第1のディスカバリ信号(203)の前記同期指示及び/又は前記時間制限に依存する
    ように構成される、中継ユーザ装置(21)。
  8. 前記同期指示は、
    明示時間エラー間隔としての潜在的タイミングエラーの指示、
    既定の時間間隔の一部としての潜在的タイミングエラーの指示、
    異なる範囲の一部であり得る潜在的タイミングエラーの指示
    の少なくとも1つに対応する、請求項5〜7の何れか1項に記載のユーザ装置(20)。
  9. 移動通信ネットワーク(100)に関するユーザ装置(20)のために無線カバレッジを改善する又は有効にするシステムであって、前記システムは前記移動通信ネットワーク(100)、前記ユーザ装置(20)、及び中継ユーザ装置(21)を含み、前記移動通信ネットワーク(100)はコアネットワーク(120)及びアクセスネットワーク(110)を含み、前記通信ネットワーク(100)の前記アクセスネットワーク(110)は基地局エンティティ(111)を含み、前記ユーザ装置(20)はデバイス・ツー・デバイス通信モード(D2Dモード)の使用に対応し、前記中継ユーザ装置(21)もデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し、前記基地局エンティティ(111)は、前記基地局エンティティ(111)によりサービスされる任意のユーザ装置に関するマスタタイミングスケジュールに関連するタイミング情報を送信するように構成され、前記基地局エンティティ(111)は、ディスカバリ時間間隔(301)に関連する指示を送信するように更に構成され、前記ディスカバリ時間間隔(301)はデバイス・ツー・デバイス通信モードの使用に対応し且つデバイス・ツー・デバイス通信モードを使用しているユーザ装置の間で交換されるディスカバリ信号のために使用され、
    前記中継ユーザ装置(21)が前記基地局エンティティ(111)に接続されている場合に、且つ
    所与の時間点(t1)において、前記ユーザ装置(20)が前記基地局エンティティ(111)に又は前記移動通信ネットワーク(100)の前記アクセスネットワーク(110)の別の基地局エンティティに接続されているが、前記所与の時間点(t1)より後の更なる時間点(t2)において前記基地局エンティティ(111)による直接無線カバレッジの外に有る場合に、
    前記システム及びそのコンポーネントは、
    前記ユーザ装置(20)が第1のディスカバリ信号(203)を送信し、前記第1のディスカバリ信号(203)が前記中継ユーザ装置(21)により受信され、前記第1のディスカバリ信号(203)は、前記ディスカバリ時間間隔(301)に対する時間制限(304)を含み、及び/又は同期指示を含み、前記同期指示は前記基地局エンティティ(111)の前記マスタタイミングスケジュールに対する前記ユーザ装置(20)内のタイマの推定タイマ偏差に関連し、
    前記ユーザ装置(20)から前記第1のディスカバリ信号を受信すると、前記中継ユーザ装置(21)が第1の受信時間間隔(302)の間に受信能力を適用し、前記第1の受信時間間隔(302)は前記ディスカバリ時間間隔(301)の時間を含み且つ超え、前記第1の受信時間間隔(302)は前記第1のディスカバリ信号(203)の前記同期指示及び/又は前記時間制限に依存
    ように構成される、システム。
  10. 請求項9に記載のシステムと共に使用される、移動通信ネットワーク(100)。
  11. コンピュータ上で又はユーザ装置(20)上で又は中継ユーザ装置(21)又は基地局エンティティ(111)上で、又は部分的に前記ユーザ装置(20)上で及び部分的に前記中継ユーザ装置(21)上で実行されると、前記コンピュータ又は前記ユーザ装置(20)又は前記中継ユーザ装置(21)又は前記基地局エンティティ(111)に、請求項1〜4の何れか1項に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読プログラムコードを含む、プログラム。
  12. 基地局エンティティ(111)と共にユーザ装置(20)を使用するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、コンピュータ上で又はユーザ装置(20)上で又は中継ユーザ装置(21)又は基地局エンティティ(111)上で、又は部分的に前記ユーザ装置(20)上で及び部分的に前記中継ユーザ装置(21)上で実行されると、前記コンピュータ又は前記ユーザ装置(20)又は前記中継ユーザ装置(21)又は前記基地局エンティティ(111)に、請求項1〜4の何れか1項に記載の方法を実行させるプログラムコードを含む、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
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