JP6409400B2 - 映像符号化装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
以下では、本発明に係る画像符号化装置、方法及びプログラムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態に係る映像符号化装置の内部構成を示すブロック図である。第1の実施形態に係る映像符号化装置1は、従来の映像符号化装置の内部構成と同一又は対応する構成要素を備える。
次に、第1の実施形態に係る映像符号化装置1における画像符号化方法の処理の動作を、図1を参照しながら詳細に説明する。
Jpred=Dpred+λpredRpred …(1)
以上のように、第1の実施形態によれば以下のような効果が得られる。第1の実施形態によれば、輝度成分はほぼ同じであるが色差成分に方向性のエッジがあるような対象画像に対しても最適なイントラ予測を行うことができるようになり、符号化効率が向上し、また画質劣化を低減することができる。
次に、本発明に係る映像符号化装置、方法及びプログラムの第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第2の実施形態に係る映像符号化装置1は、第1の実施形態に係る図2と同様の構成を備える。第2の実施形態では、映像符号化装置1のイントラ予測部110Bが、第1の実施形態と異なる。そのため、第2の実施形態では、イントラ予測部110Bの構成及び動作について詳細に説明することとし、それ以外の構成については、第1の実施形態で説明したため、ここでの詳細な説明を省略する。
次に、第2の実施形態に係る映像符号化装置1のイントラ予測部110Bの処理動作を説明する。なお、映像符号化装置1の全体的な処理動作は、第1の実施形態と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な効果に加えて、さらに最適なイントラ予測を行うことができるようになり、符号化効率が向上し、また画質劣化を低減することができる。
上述した各実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は上記実施形態に限定されず、その他のさまざまな符号化処理に利用可能である。
Claims (11)
- 複数のイントラ予測モードのうちいずれかのイントラ予測モードを用いてイントラ予測画像を生成して映像符号化を行う映像符号化装置において、
輝度成分のイントラ予測画像を生成する輝度予測手段と、
色差成分のイントラ予測画像を生成する色差予測手段と、
色差成分のイントラ予測モードとして輝度成分と同じイントラ予測モードを選択する場合の色差成分の予測画像の予測誤差を、輝度成分のイントラ予測モードの評価の際に輝度成分の予測画像の予測誤差に加えて予測コストを評価する予測コスト計算手段と、
上記予測コスト計算手段により得られた色差成分を考慮した上記予測コストに基づいて、輝度成分のイントラ予測モードを選択する輝度予測モード選択手段と、
上記輝度予測モード選択手段により選択された上記輝度成分のイントラ予測モードに基づいて、色差成分のイントラ予測モードを選択する色差予測モード選択手段と
を備え、
上記予測コスト計算手段が、上記色差成分の予測誤差の評価値及び上記輝度成分の予測誤差の評価値の和と、イントラ予測モードをエントロピー符号化で符号化するのに必要となる符号量とを用いて、上記予測コストを算出する
ことを特徴とする映像符号化装置。 - 輝度成分のイントラ予測モードとは異なる複数の色差成分のイントラ予測モードのうち、色差成分の予測コストが最小となるものを選択する色差予測モード仮選択手段を備え、
上記予測コスト計算手段が、色差成分のイントラ予測モードとして輝度成分のイントラ予測モードと同じイントラ予測モードを用いた場合の予測コストと、上記色差予測モード仮選択手段により選択された色差成分のイントラ予測モードを用いた予測コストとのいずれか小さい方の予測コストを出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像符号化装置。 - 上記予測コスト計算手段が、歪指標として符号化対象画像と予測画像との差分絶対値和を用いて予測コストを算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像符号化装置。
- 上記予測コスト計算手段が、符号化対象画像と予測画像との差分をアダマール変換して絶対値和を求める歪指標を用いて予測コストを算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像符号化装置。
- 上記予測コスト計算手段が、予測誤差を輝度成分と色差成分で異なる重みをかけた後に加算して予測コストを算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の映像符号化装置。
- 上記輝度予測手段及び上記色差予測手段が、イントラ予測画像の生成処理機能を共用するものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の映像符号化装置。
- 上記輝度予測モード選択手段が、上記予測コスト計算手段からの予測コストに基づいて複数の輝度成分のイントラ予測モードの候補を求め、上記輝度成分のイントラ予測モードの候補のうち、変換・量子化を施した復号画像と入力画像の歪と量子化された変換係数の符号量を用いるレート歪コストに基づいて、輝度成分のイントラ予測モードを選択することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の映像符号化装置。
- 利用する歪指標やイントラ予測モードの選択方法が、設定により複数の処理方法から選択可能なように構成することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の映像符号化装置。
- 画像の符号化に用いる符号化方式がH.265/MPEG−H HEVCであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の映像符号化装置。
- 複数のイントラ予測モードのうちいずれかのイントラ予測モードを用いてイントラ予測画像を生成して映像符号化を行う映像符号化方法において、
輝度予測手段が、輝度成分のイントラ予測画像を生成し、
色差予測手段が、色差成分のイントラ予測画像を生成し、
予測コスト計算手段が、色差成分のイントラ予測モードとして輝度成分と同じイントラ予測モードを選択する場合の色差成分の予測画像の予測誤差を、輝度成分のイントラ予測モードの評価の際に輝度成分の予測画像の予測誤差に加えて予測コストを評価し、
輝度予測モード選択手段が、上記予測コスト計算手段により得られた色差成分を考慮した上記予測コストに基づいて、輝度成分のイントラ予測モードを選択し、
色差予測モード選択手段が、上記輝度予測モード選択手段により選択された上記輝度成分のイントラ予測モードに基づいて、色差成分のイントラ予測モードを選択し、
上記予測コスト計算手段が、上記色差成分の予測誤差の評価値及び上記輝度成分の予測誤差の評価値の和と、予測モードをエントロピー符号化で符号化するのに必要となる符号量とを用いて、上記予測コストを算出する
ことを特徴とする映像符号化方法。 - 複数のイントラ予測モードのうちいずれかのイントラ予測モードを用いてイントラ予測画像を生成して映像符号化を行う映像符号化プログラムにおいて、
コンピュータを、
輝度成分のイントラ予測画像を生成する輝度予測手段、
色差成分のイントラ予測画像を生成する色差予測手段、
色差成分のイントラ予測モードとして輝度成分と同じイントラ予測モードを選択する場合の色差成分の予測画像の予測誤差を、輝度成分のイントラ予測モードの評価の際に輝度成分の予測画像の予測誤差に加えて予測コストを評価する予測コスト計算手段、
上記予測コスト計算手段により得られた色差成分を考慮した上記予測コストに基づいて、輝度成分のイントラ予測モードを選択する輝度予測モード選択手段、
上記輝度予測モード選択手段により選択された上記輝度成分のイントラ予測モードに基づいて、色差成分のイントラ予測モードを選択する色差予測モード選択手段
として機能させ、
上記予測コスト計算手段が、上記色差成分の予測誤差の評価値及び上記輝度成分の予測誤差の評価値の和と、予測モードをエントロピー符号化で符号化するのに必要となる符号量とを用いて、上記予測コストを算出する
ことを特徴とする映像符号化プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2014164973A JP6409400B2 (ja) | 2014-08-13 | 2014-08-13 | 映像符号化装置、方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014164973A JP6409400B2 (ja) | 2014-08-13 | 2014-08-13 | 映像符号化装置、方法及びプログラム |
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JP2016042615A JP2016042615A (ja) | 2016-03-31 |
JP6409400B2 true JP6409400B2 (ja) | 2018-10-24 |
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Family Applications (1)
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