JP6409128B2 - 編成車両 - Google Patents

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Description

本発明は、電化区間では架線あるいは第3軌条から得た電力で運行する自走モードと、非電化区間では機関車によって牽引される牽引モードに対応できる編成車両(電車)に関する。
従来、機関車が、乗客が乗車する鉄道車両(電車及び客車を含む鉄道車両を、以下、被牽引車両と称して説明する場合もある。)を牽引する場合に、機関車のブレーキ力と被牽引車両のブレーキ力とを整合させて、ブレーキ制動時に不快な前後方向の衝動が生じたり、ブレーキ力の不整合に伴う制動距離が延伸したりすることを抑制することが望まれていた。
機関車のブレーキ力と被牽引車両のブレーキ力とを整合するために、被牽引車両に機関車からのブレーキ指令を読み替えるブレーキ読み替え装置が搭載される場合がある。具体的に、機関車のブレーキ管圧力(ブレーキ指令)をブレーキ読み替え装置に接続して、機関車のブレーキ力を受信したブレーキ読み替え装置が機関車のブレーキ管圧力を、被牽引車両に整合するブレーキ力に演算(読み替えて)した後、電気信号として被牽引車両のブレーキ制御装置に伝達する装置である。
例えば、特許文献1には、機関車に連結される被牽引車両に搭載されるブレーキ読み替え装置が開示されている。通常、被牽引車両の各車両には、その車両に備えられるブレーキ装置を制御するためのブレーキ制御装置が搭載されており、これらブレーキ制御装置は被牽引車両全体に渡って引き通されるブレーキ指令線に接続している。通常、運転席のブレーキハンドルからのブレーキ指令はこのブレーキ指令線によって各ブレーキ制御装置へ伝達される。
被牽引車両が機関車に牽引されて回送される場合に、機関車が連結される被牽引車両(通常、運転台を備える先頭車両)にブレーキ読み替え装置が積み込まれる。被牽引車両に積み込まれたブレーキ読み替え装置には、機関車のブレーキ指令をブレーキ読み替え装置に入力するブレーキ管(空気管)と、入力された機関車のブレーキ指令を読み替えたブレーキ指令(電気信号)を被牽引車両のブレーキ指令線に出力する伝送線が接続される。
特開2003−19955号公報
しかし、特許文献1に開示されるブレーキ読み替え装置は、被牽引車両に常設される装置ではないため、車両故障等で機関車に牽引される事態が生じた場合など、ブレーキ読み替え装置を故障した編成車両まで運搬して、故障した編成車両へ積み込む必要があった。このため、故障した車両を他の車両の運行の障害とならない留置線等へ速やかに移送することが難しい等の課題があった。また、機関車によって牽引される場合に、機関車からのブレーキ指令を読み替えて被牽引車両に伝達するブレーキ読み替え装置等を準備することなく、より簡便な構成によって自走モードと牽引モードとを切り替えることができる編成車両が望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、低コストの簡便な構成によって、機関車のブレーキ指令を被牽引車両のブレーキ制御装置へ伝達する編成車両を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、編成車両に全体に引き通される第1空気管と、牽引車両のブレーキ指令を伝達する第2空気管と、前記編成車両のブレーキを制御するブレーキ制御装置と、を備える編成車両において、前記編成車両は、前記第1空気管と、前記第2空気管と、前記ブレーキ制御装置に備えられるとともに空気圧力を電気信号に変換する空電変換器と、を接続する三方弁を備えることを特徴とする、編成車両が提供される。
本発明によれば、低コストの簡便な構成によって、機関車のブレーキ指令を被牽引車両のブレーキ制御装置へ伝達できる編成車両を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る鉄道車両の通常の自走モード時の概略図である。 同実施形態にかかる鉄道車両の通常の自走モード時の空気配管系統図である。 同実施形態にかかる鉄道車両が機関車によって牽引される牽引モード時の概略図である。 同実施形態にかかる鉄道車両が機関車によって牽引される牽引モード時の空気配管系統図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
本発明による鉄道車両1は、自走モード及び牽引モードの2つの走行モードを備える。自走モードは、電化区間において、集電装置4を介して架線2からの電力、または、軌道に沿って併設される第3軌条からの電力によって自力で走行するモードである。また、自走モードは、鉄道車両1に搭載されるジェネレータユニット24によって発電した電力で走行する場合も含む。一方、牽引モードは、主に非電化区間を、機関車にけん引されて走行するモードである。なお、牽引モードは、主に非電化区間で走行する場合であるが、電化区間において牽引モードとなる場合もある。
図1は、鉄道車両の通常の自走モード時の概略図である。図1に示すように、鉄道車両1は、運転席を備える先頭車両1aと、両先頭車両1aとの間に連結される複数の中間車両1bからなる。
先頭車両1aの屋根上には架線2から電力を得るための集電装置4と客室に調和空気を供給する空調装置6が搭載される。先頭車両1aの床下には、放送設備や空調装置6などのサービス機器へ電力を供給する補助電源装置、架線2から得た電力の電圧を変換する主変圧器12、空気圧力で動作するドアやブレーキシリンダ70へ供給する圧縮空気を作る空気圧縮機16、空気タンク18(図示せず)、ブレーキ制御装置40(図示せず)などが備えられる。
中間車両1bの屋根上には空調装置6が備えられ、床下には内燃機関の出力で発電機を運転して電力を作るジェネレータユニット24、架線2またはジェネレータユニット24で作られた電力の電圧及び周波数を制御して、台車に搭載される主電動機を駆動する主変換装置14やブレーキ制御装置41(図示せず)などが備えられる。
図2は、鉄道車両の通常の自走モード時の空気配管系統図である。鉄道車両1を構成する先頭車両1a及び中間車両1bを含む全車両は、空気管100を備えている。各車両の空気管100は、車両と車両の連結部において接続管101で接続され、両先頭車両1aから中間車両1bの全車両に空気管100が引き通される。
空気管100には、空気圧縮機16と空気タンク18とが接続されており、空気管100には所定の圧力空気が充填される。この空気管100を満たす圧力空気は、ブレーキシリンダ70や空気ばね(図示なし)や側引戸(図示なし)等の圧力空気で動作する機器へ供給される。なお、空気管100は、元ダメ管、メインリザーバー管(MR管)などと称される場合がある。図示はしていないが、空気管100には圧力スイッチが接続されている。空気管100の空気圧力が所定の圧力以下になると、圧力スイッチが空気圧縮機16を起動して、空気管100の空気圧力が所定の圧力に維持される。
各車両のブレーキを制御するブレーキ制御装置40及びブレーキ制御装置41が、空気配管を介して空気管100に接続されている。ブレーキ制御装置40及びブレーキ制御装置41には、空気配管を介してブレーキシリンダ70が接続される。ブレーキ制御装置40及びブレーキ制御装置41には、ブレーキ指令を受信する通信部220と、通信部220に基づきブレーキシリンダ70のブレーキ力を制御する制御部230が備えられる。先頭車両1aに備えられるブレーキ制御装置40には、通信部220と制御部230に加えて、空気圧力をその圧力に比例する電気信号に変換する空電変換器210が備えられる。
先頭車両1aの運転席に設けられるブレーキハンドル(ブレーキ弁)30と、ブレーキ制御装置40に内蔵される通信部220は、ブレーキハンドル30からのブレーキ指令を通信部220に伝える伝送線32で接続される。各ブレーキ制御装置40及びブレーキ制御装置41の通信部220は、鉄道車両1の全長に渡って引き通される伝送線52によって接続される。
鉄道車両1には、鉄道車両1の力行やブレーキ指令、ジェネレータユニット24や空調装置6の運転制御、および、車内案内表示装置等を一括で管理する列車情報管理装置50が搭載されており、これらの各列車情報管理装置50は伝送線52で接続される。先頭車両1aあるいは一部の中間車両1bの乗務員室には、伝送線52に接続されたモニタ装置60が備えられている。乗務員は、モニタ装置60の表示画面を介して、上記した各機器の運転状態や空気管100の圧力等の情報を得ることができる。
先頭車両1aの空気管100には、2系統の入力側のいずれか一方を選択して1系統の出力側に出力する三方弁(三方切り替えコック)200が空気配管を介して接続される。三方弁200に接続される2系統の入力側の一方は空気管100であり、2系統の入力側の他方は牽引モード時に機関車5のブレーキ指令を空電変換器210へ伝達するブレーキ管110bである。三方弁200の出力側は、ブレーキ制御装置40に内蔵される空電変換器210に接続される。
三方弁200は、選択された入力側の情報を出力する接点を備えている。乗務員は、この接点の出力によって、列車情報管理装置50を経由して空電変換器210が空気管100あるいはブレーキ管110bのどちらの空気圧力を変換しているのかを確認することができる。また、自走モード時には、三方弁200は空気管100と空電変換器210を接続しており、空電変換器210の出力(空気管100の圧力情報)を伝送線52および列車情報管理装置50を経由してモニタ装置60に表示して監視する。
空電変換器210は、並列に接続される1対(2台)の変換器を有しており、各変換器の出力(圧力値)を比較参照することによって、空電変換器210の故障を相互に検知している。空電変換器210の故障が検知された場合、この故障情報は伝送線52を経て列車情報管理装置50を介してモニタ装置60に表示されて乗務員に通知される。
なお、空電変換器210は、必ずしもブレーキ制御装置40の内部に備えられる必要はなく、鉄道車両1を構成する各車両(先頭車両1a、中間車両1b)に共通のブレーキ制御装置41を配置し、先頭車両1aにのみ空電変換器210を備えて、この空電変換器210とブレーキ制御装置41が内蔵する通信部220とを電気的に接続しても良い。このような構成とすれば、ブレーキ制御装置41のみ(1種類)を準備すればよいので、予備品の準備等を含め、ブレーキ制御装置41に係るコストを低減できる。
図3は、鉄道車両が機関車によって牽引される牽引モード時の概略図である。鉄道車両1は、電化区間から非電化区間へ直通運転する場合や、鉄道車両1が故障した場合など、集電装置4を下げて機関車5にけん引されて走行する。牽引モードの場合、鉄道車両1(被牽引車両)はジェネレータユニット24を運転して、空調装置6や照明等のサービス電力を得る。
図4は、鉄道車両が機関車によって牽引される牽引モード時の空気配管系統図である。牽引モード時には、機関車5を鉄道車両1(先頭車両1a及び被牽引車両1b)に連結するとともに、機関車5に備えられるブレーキ管110aと、先頭車両1aに備えられるブレーキ管110bとを接続管111で接続する。さらに、機関車5の空気管100と先頭車両1aの空気管100とを接続管101で接続する。機関車5のブレーキ管110aには、ブレーキハンドル(ブレーキ弁)80が接続される。先頭車両1aのブレーキ管110bには圧力スイッチ130と電磁弁120が備えられており、必要に応じてブレーキ管110bの圧力を開放することができる。
次に、自走モード時と牽引モード時に、ブレーキハンドルからのブレーキ指令がブレーキ制御装置40へ伝達される作用について説明する。
図1及び図2に示す自走モード時には、三方弁200の入力側は空気管100が選択されている。三方弁200に併設される接点によって、列車情報管理装置50に三方弁200に空気管100の圧力が入力されていることが伝達されるとともに、空電変換器210は空気管100の圧力を監視する。
先頭車両1aの乗務員室に備えられるブレーキハンドル30が扱われると、ブレーキハンドル30のブレーキ指令が伝送線32を経由して、ブレーキ制御装置40内の通信部220に伝達される。通信部220に伝達されたブレーキ指令は、伝送線52(列車情報管理装置50)を経て、中間車両1bのブレーキ制御装置41内の通信部220に伝達される。通信部220からブレーキ指令が伝達された制御部230は、ブレーキ指令に応じた圧力空気を空気管100からブレーキシリンダ70へ供給して、鉄道車両1全体が整合したブレーキ力を得ることができる。
一方、図3及び図4に示す牽引モード時には、三方弁200の入力側はブレーキ管110bが選択されている。三方弁200に併設される接点によって、列車情報管理装置50に三方弁200にブレーキ管110bの圧力が入力されていることが伝達される。
機関車5のブレーキハンドル80が扱われると、ブレーキ管110aの圧力変化でブレーキ指令が発信される。このブレーキ指令は、接続管111を経由してブレーキ管110bへ伝わる。図示はしないが、機関車5のブレーキ管110aは機関車5に搭載されるブレーキ制御装置へ接続されており、機関車5はブレーキ指令に応じたブレーキ力を得る。
ブレーキ管110aから接続管111を経て三方弁200に伝達されるブレーキ指令は、空電変換器210へと伝達され、空電変換器210はブレーキ管110bの圧力変化によるブレーキ指令を電気信号に変換して通信部220へ伝達する。
電気信号に変換されたブレーキ指令を受信した通信部220は、ブレーキ指令を先頭車両1aの制御部230に伝達するとともに、伝送線52(列車情報管理装置50)を経て中間車両1bの通信部220へも伝達する。通信部220からブレーキ指令が伝達された制御部230は、ブレーキ指令に応じた圧力空気を空気管100からブレーキシリンダ70へ供給して、鉄道車両1全体が整合したブレーキ力を得ることができる。つまり、ブレーキハンドル80の操作によって、機関車5と鉄道車両1は整合したブレーキ力を得ることができる。
以上の構成によって、本実施の形態では、先頭車両1aに新たに牽引モード時に機関車5のブレーキ指令を鉄道車両1へ伝達する牽引制御装置(牽引装置モジュール)を搭載する必要がないため、コストが小さい簡便な構成によって、機関車のブレーキ指令を被牽引車両のブレーキ制御装置へ伝達できる鉄道車両を提供することができる。
さらに、鉄道車両1は、機関車5のブレーキ指令に応じたブレーキ力を得ることができるため、機関車5に鉄道車両1が牽引される場合であっても、機関車5と鉄道車両1からなる編成全体で整合したブレーキ力を得られる。これにより、ブレーキ操作に伴う前後衝動を抑制して快適な乗り心地を得ることができる。
一方、特許文献1に記載されるブレーキ読み替え装置は、ブレーキ読み替え装置を構成する部品を2組備えることによって、いずれか一方の組みが故障した時には他方の組みを用いてブレーキ読み替えを実施できるように、冗長性(健全性)を高めている。
本発明による編成車両は、三方弁200と空電変換器210とを接続しているため、空電変換器210は、自走モードおよび牽引モードの双方のモードにおいて常に稼働状態が監視されるので、空電変換器210の健全性を常に確認することができる。
本発明によれば、例えば、自走モード時に空電変換器が故障した場合に、この空電変換器210の故障に気づくことなく牽引モードへ移行して機関車のブレーキ指令が被牽引車両のブレーキ装置へ正常に伝達されない状態を、より少ない部品構成で回避することができる。
また、空電変換器210は並列に接続された一対(2台)の変換器から構成されるため、双方のモードにおいて、変換器が相互検証(クロスチェック)される。これにより、空電変換器210の健全性を常時監視する事ができ、信頼性と安全性を向上させることができる。
1 鉄道車両
1a 先頭車両
1b 中間車両
2 架線
4 集電装置
5 機関車
6 空調装置
12 主変圧器
14 主変換装置
16 空気圧縮機
18 空気タンク
24 ジェネレータユニット
30 ブレーキハンドル(先頭車両)
32 伝送線
40、41 ブレーキ制御装置
50 列車情報管理装置
51 接続線(電線)
52 伝送線
60 モニタ装置
70 ブレーキシリンダ(台車)
80 ブレーキハンドル(機関車)
100 鉄道車両の空気管(MRP)
101 接続管(空気管)
110a 機関車のブレーキ管
110b 鉄道車両のブレーキ管
111 接続管(ブレーキ管)
120 電磁弁(ブレーキ管開放用)
130 圧力スイッチ
200 三方弁(三方切り替えコック)
210 空電変換器
220 通信部
230 制御部

Claims (5)

  1. 編成車両に全体に引き通される第1空気管と、
    牽引車両のブレーキ指令を伝達する第2空気管と、
    前記編成車両のブレーキを制御するブレーキ制御装置と、
    を備える編成車両において、
    前記編成車両は、
    前記第1空気管と、前記第2空気管と、前記ブレーキ制御装置に備えられるとともに前記第1空気管および前記第2空気管のうち選択されたいずれか一方の空気圧力を電気信号に変換する空電変換器と、を接続する三方弁を備える
    ことを特徴とする、編成車両。
  2. 編成車両に全体に引き通される第1空気管と、
    牽引車両のブレーキ指令を伝達する第2空気管と、
    前記編成車両のブレーキを制御するブレーキ制御装置と、
    を備える編成車両において、
    前記編成車両は、
    前記第1空気管と、前記第2空気管と、前記ブレーキ制御装置に備えられるとともに空気圧力を電気信号に変換する空電変換器と、を接続する三方弁を備え、
    前記空電変換器は、
    前記編成車両のみで走行する場合、前記第1空気管の空気圧力を電気信号に変換する
    ことを特徴とする、編成車両。
  3. 編成車両に全体に引き通される第1空気管と、
    牽引車両のブレーキ指令を伝達する第2空気管と、
    前記編成車両のブレーキを制御するブレーキ制御装置と、
    を備える編成車両において、
    前記編成車両は、
    前記第1空気管と、前記第2空気管と、前記ブレーキ制御装置に備えられるとともに空気圧力を電気信号に変換する空電変換器と、を接続する三方弁を備え、
    前記空電変換器は、
    前記編成車両が前記牽引車両に牽引される場合、前記第2空気管の空気圧力を電気信号に変換する
    ことを特徴とする、編成車両。
  4. 前記編成車両は複数の車両からなり、
    複数の前記車両に前記ブレーキ制御装置が搭載され、
    前記ブレーキ制御装置は、ブレーキ指令を伝達する伝送線で相互に接続されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の編成車両。
  5. 編成車両に全体に引き通される第1空気管と、
    牽引車両のブレーキ指令を伝達する第2空気管と、
    前記編成車両のブレーキを制御するブレーキ制御装置と、
    を備える編成車両において、
    前記編成車両は、
    前記第1空気管と、前記第2空気管と、前記ブレーキ制御装置に備えられるとともに空気圧力を電気信号に変換する空電変換器と、を接続する三方弁を備え、
    前記編成車両は複数の車両からなり、
    複数の前記車両に前記ブレーキ制御装置が搭載され、
    前記ブレーキ制御装置は、ブレーキ指令を伝達する伝送線で相互に接続され、
    前記三方弁は、
    前記第1空気管または前記第2空気管のいずれかが選択されたことを指示する電気接点を備え、
    前記電気接点の信号が前記伝送線に出力されており、
    前記伝送線に出力された前記電気接点の信号が、前記車両に備えられる表示装置に表示される
    ことを特徴とする、編成車両。
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