[0006]本開示は、たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域における通信を管理するための1つまたは複数の技法に関する。より詳細には、本技法は、パーシャルサブフレーム(partial subframe)送信の処理、チャネル予約信号送信とセル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal)送信との間のあいまいさの除去、ダウンリンクアップリンク送信構成の指示、2次コンポーネントキャリア(SCC:secondary component carrier)上のランダムアクセスチャネル(RACH:random access channel)オケージョン(occasion)の指示、アップリンク専用モードの有効化、またはコロケートされるサービングセルの指示に関する。
[0007]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための方法について説明する。本方法は、半静的パーシャルサブフレーム構成(semi-static partial subframe configuration)と、対応するパーシャルサブフレーム識別子とを受信することと、パーシャルサブフレームのための許可を受信すること、ここで、許可がパーシャルサブフレーム識別子を識別する、と、半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することと、を含み得る。
[0008]いくつかの例では、本方法は、無線リソース制御(RRC:radio resource control)メッセージ中で半静的パーシャルサブフレーム構成を受信することをさらに含み得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、少なくともリソースブロック(RB:resource block)割振りタイプ、またはRB割振り、または送信ランク、または変調およびコーディング方式(MCS:modulation and coding scheme)、またはトランスポートブロックサイズ(TBS:transport block size)テーブル、あるいはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、本方法は、動的パーシャルサブフレーム構成を受信することと、動的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することとを含み得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、時間領域多重化(TDM:time domain multiplexed)構成または周波数領域多重化(FDM:frequency domain multiplexed)構成のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレームのための許可は、少なくともハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)識別子(ID)、または再送信インデックス、または新規データインジケータ(NDI:new data indicator)、あるいはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、許可は専用無線周波数スペクトル帯域上で受信され得る。
[0009]いくつかの例では、本方法は、半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上で複数のパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することをさらに含み得る。いくつかの例では、本方法は、少なくとも1つのフルサブフレーム中で、パーシャルサブフレーム中で最初に送信されたデータの再送信を受信することをさらに含み得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、サブフレームの始端において、またはサブフレームの終端において生じるパーシャルサブフレームのためのものであり得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるパーシャルサブフレームのタイプを示し得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレームのタイプはパーシャルサブフレームの長さに少なくとも部分的に基づき得る。いくつかの例では、本方法は、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるパーシャルサブフレームの数、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるダウンリンクバーストの数、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用される持続時間、または代替指示が受信されるまで半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるという指示のうちの少なくとも1つの指示を受信することをさらに含み得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレームタイプはパーシャルサブフレームの長さに少なくとも部分的に基づき得、たとえば、パーシャルサブフレームの長さは、パーシャルサブフレームがアップリンク(UL)パーシャルサブフレームであるのかダウンリンク(DL)パーシャルサブフレームであるのかを決定し得る。ULパーシャルサブフレームの場合、UEは、HARQパラメータ、MSCパラメータなどを調整することなど、最初のおよび/または最後のULパーシャルサブフレームに関連付けられたパラメータを自律的に調整し得る。別の例では、UEは、事前構成された構成のリストから、調整すべきパラメータを選択し得る。
[0010]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための装置について説明する。本装置は、半静的パーシャルサブフレーム構成と、対応するパーシャルサブフレーム識別子とを受信するための手段と、パーシャルサブフレームのための許可を受信するための手段、ここで、許可がパーシャルサブフレーム識別子を識別する、と、半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信するための手段と、を含み得る。
[0011]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、半静的パーシャルサブフレーム構成と、対応するパーシャルサブフレーム識別子とを受信することと、パーシャルサブフレームのための許可を受信すること、ここで、許可がパーシャルサブフレーム識別子を識別する、と、半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0012]一例では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。一例では、コードは、半静的パーシャルサブフレーム構成と、対応するパーシャルサブフレーム識別子とを受信することと、パーシャルサブフレームのための許可を受信すること、ここで、許可がパーシャルサブフレーム識別子を識別する、と、半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0013]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の方法について説明する。本方法は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされた第1のデータを受信すること、ここで、パーシャルサブフェイムが、フルサブフレームとして符号化されたサブフレームの一部分を含む、と、共有無線周波数スペクトル帯域上でフルサブフレームに関してスケジュールされた第2のデータを受信すること、ここで、第1のデータと第2のデータとが別様に符号化される、とを含み得る。
[0014]本方法のいくつかの例では、第1のデータは、第1のデータがその上で受信されるチャネルのチャネル品質によってサポートされる第2のMCSまたは第2のTBSよりも低い第1のMCSまたは第1のTBSのうちの少なくとも1つを使用して符号化され得る。いくつかの例では、第1のデータは、フルサブフレームのために符号化されたデータの一部分を含み得る。
[0015]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされた第1のデータを受信するための手段、ここで、パーシャルサブフェイムが、フルサブフレームとして符号化されたサブフレームの一部分を含む、と、共有無線周波数スペクトル帯域上でフルサブフレームに関してスケジュールされた第2のデータを受信するための手段、ここで、第1のデータと第2のデータとが別様に符号化される、と、を含み得る。
[0016]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされた第1のデータを受信すること、ここで、パーシャルサブフェイムが、フルサブフレームとして符号化されたサブフレームの一部分を含む、と、共有無線周波数スペクトル帯域上でフルサブフレームに関してスケジュールされた第2のデータを受信すること、ここで、第1のデータと第2のデータとが別様に符号化される、と、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0017]一例では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する別の非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。コードは、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされた第1のデータを受信すること、ここで、パーシャルサブフェイムが、フルサブフレームとして符号化されたサブフレームの一部分を含む、と、共有無線周波数スペクトル帯域上でフルサブフレームに関してスケジュールされた第2のデータを受信すること、ここで、第1のデータと第2のデータとが別様に符号化される、とを行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0018]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の方法について説明する。本方法は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームの制御チャネルを受信すること、ここで、制御チャネルに割り振られたリソースの第1の量が、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量に少なくとも部分的に基づく、を含み得る。
[0019]本方法のいくつかの例では、制御チャネルは拡張物理データ制御チャネル(EPDCCH:enhanced physical data control channel)を含み得る。いくつかの例では、制御チャネルに割り振られたリソースの第1の量は周波数リソースの量を含み得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量が時間リソースのより少ない量を含むとき、周波数リソースの量は、より高くスケーリングされ得、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量が時間リソースのより多い量を含むとき、周波数リソースの量は、より低くスケーリングされ得る。
[0020]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームの制御チャネルを受信するための手段、ここで、制御チャネルに割り振られたリソースの第1の量が、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量に少なくとも部分的に基づく、を含み得る。
[0021]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームの制御チャネルを受信すること、ここで、制御チャネルに割り振られたリソースの第1の量が、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量に少なくとも部分的に基づく、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0022]一例では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する別の非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。一例では、コードは、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームの制御チャネルを受信すること、ここで、制御チャネルに割り振られたリソースの第1の量が、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量に少なくとも部分的に基づく、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0023]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の方法について説明する。本方法は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信されるパーシャルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングを受信することと、共有無線周波数スペクトル帯域上で受信されるフルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングまたはクロスキャリアスケジューリングのうちの1つを受信することとを含み得る。
[0024]本方法のいくつかの例では、フルサブフレームのためのクロスキャリアスケジューリングは、専用無線周波数スペクトル帯域中の1次コンポーネントキャリア(PCC:primary component carrier)上で受信され得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングはEPDCCH上で受信され得る。
[0025]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信されるパーシャルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングを受信するための手段と、共有無線周波数スペクトル帯域上で受信されるフルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングまたはクロスキャリアスケジューリングのうちの1つを受信するための手段と、を含み得る。
[0026]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信されるパーシャルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングを受信することと、共有無線周波数スペクトル帯域上で受信されるフルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングまたはクロスキャリアスケジューリングのうちの1つを受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0027]一例では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する別の非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。一例では、コードは、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信されるパーシャルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングを受信することと、共有無線周波数スペクトル帯域上で受信されるフルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングまたはクロスキャリアスケジューリングのうちの1つを受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0028]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の方法について説明する。本方法は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号のための複数のシンボル期間を監視すること、ここで、少なくとも1つのチャネル予約信号が複数のシンボル期間のうちの各シンボル期間に少なくとも部分的に基づいて符号化される、と、共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信することと、を含み得る。ダウンリンク送信は少なくとも1つのチャネル予約信号に続く。
[0029]本方法のいくつかの例では、少なくとも1つのチャネル予約信号は、複数のシンボル期間のうちの異なる隣接シンボル期間中で送信される複数のチャネル予約信号を含み得、ここで、複数のシンボル期間のうちの第1のシンボル期間中で受信される第1のチャネル予約信号の符号化が、複数のシンボル期間のうちの第2のシンボル期間中で受信される第2のチャネル予約信号の符号化とは異なる。いくつかの例では、少なくとも1つのチャネル予約信号は、チャネル予約信号がその間に送信されるシンボル期間の数に基づいて符号化されたチャネル予約信号を含み得る。いくつかの例では、ダウンリンク送信は、パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを含み得る。いくつかの例では、少なくとも1つのチャネル予約信号は、少なくとも1つのダウンリンクチャネル使用ビーコン信号(D−CUBS:downlink channel usage beacon signal)を含み得る。いくつかの例では、本方法は、少なくとも1つのチャネル予約信号とダウンリンク送信との間で送信されるセル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal)を監視すること、ここで、少なくとも1つのチャネル予約信号の各々がCRSとは別様に符号化される、を含み得る。いくつかの例では、異なる符号化は、異なるシーケンススクランブリングを含み得る。
[0030]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号のための複数のシンボル期間を監視するための手段、ここで、少なくとも1つのチャネル予約信号が複数のシンボル期間のうちの各シンボル期間に少なくとも部分的に基づいて符号化される、と、共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信するための手段と、を含み得る。ダウンリンク送信は少なくとも1つのチャネル予約信号に続き得る。
[0031]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号のための複数のシンボル期間を監視すること、ここで、少なくとも1つのチャネル予約信号が複数のシンボル期間のうちの各シンボル期間に少なくとも部分的に基づいて符号化される、と、共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。ダウンリンク送信は少なくとも1つのチャネル予約信号に続き得る。
[0032]一例では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する別の非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。一例では、コードは、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号のための複数のシンボル期間を監視すること、ここで、少なくとも1つのチャネル予約信号が複数のシンボル期間のうちの各シンボル期間に少なくとも部分的に基づいて符号化される、と、共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。ダウンリンク送信は少なくとも1つのチャネル予約信号に続き得る。
[0033]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の方法について説明する。本方法は、フレーム期間の複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットの第1の指示を受信することと、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセット中に含まれるダウンリンクアップリンク送信構成の第2の指示を受信することと、示されたダウンリンクアップリンク送信構成に従って共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信することと、を含み得る。
[0034]本方法のいくつかの例では、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットは少なくとも1つのパーシャルサブフレーム構成を含み得る。いくつかの例では、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットの第1の指示はRRCメッセージ中で受信され得る。いくつかの例では、第2の指示は、複数のダウンリンクバースト、または複数のアップリンクバースト、または複数のダウンリンクバーストおよび少なくとも1つのアップリンクバースト、または複数のアップリンクバーストおよび少なくとも1つのダウンリンクバースト、あるいはそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含むダウンリンクアップリンク構成を示し得る。いくつかの例では、本方法は、ダウンリンク送信を受信することより前に共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定することと、ダウンリンク送信の後まで再び共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定することを控えることと、を含み得る。いくつかの例では、ダウンリンク送信のダウンリンクバーストおよびアップリンクバーストの各々は、他のダウンリンクバーストまたは他のアップリンクバーストから送信ギャップだけ分離され得る。いくつかの例では、送信ギャップは、いくつかのクリアチャネルアセスメント(CCA:clear channel assessment)オケージョン(たとえば、1つまたは複数のCCAオケージョン)を含み得る。いくつかの例では、第2の指示は、ダウンリンクバーストとアップリンクバーストとを交互に行うシーケンスを含むダウンリンクアップリンク構成を示し得る。
[0035]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、フレーム期間の複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットの第1の指示を受信するための手段と、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセット中に含まれるダウンリンクアップリンク送信構成の第2の指示を受信するための手段と、示されたダウンリンクアップリンク送信構成に従って共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信するための手段と、を含み得る。
[0036]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、フレーム期間の複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットの第1の指示を受信することと、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセット中に含まれるダウンリンクアップリンク送信構成の第2の指示を受信することと、示されたダウンリンクアップリンク送信構成に従って共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0037]一例では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する別の非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。一例では、コードは、フレーム期間の複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットの第1の指示を受信することと、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセット中に含まれるダウンリンクアップリンク送信構成の第2の指示を受信することと、示されたダウンリンクアップリンク送信構成に従って共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0038]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の方法について説明する。本方法は、PCC上で、2次コンポーネントキャリア(SCC)上のランダムアクセスチャネル(RACH)リソースについての要求を送信することと、SCC上のRACHリソースについての要求を送信したことに応答して、SCC上でRACHオケージョンの指示とRACHリソースの指示とを受信することと、を含み得る。
[0039]本方法のいくつかの例では、PCCは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域のうちの1つ中にあり得、SCCは、共有無線周波数スペクトル帯域中にあり得る。いくつかの例では、SCC上のRACHリソースについての要求は、物理(PHY:physical)信号中で、スケジューリング要求(SR:scheduling request)中で、媒体アクセス制御(MAC:medium access control)制御要素中で、またはアップリンク制御情報(UCI:uplink control information)と多重化されてのうちの少なくとも1つで送信され得る。
[0040]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、PCC上で、SCC上のRACHリソースについての要求を送信するための手段と、SCC上のRACHリソースについての要求を送信したことに応答して、SCC上でRACHオケージョンの指示とRACHリソースの指示とを受信するための手段と、を含み得る。
[0041]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、PCC上で、SCC上のRACHリソースについての要求を送信することと、SCC上のRACHリソースについての要求を送信したことに応答して、SCC上でRACHオケージョンの指示とRACHリソースの指示とを受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0042]一例では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する別の非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。一例では、コードは、PCC上で、SCC上のRACHリソースについての要求を送信することと、SCC上のRACHリソースについての要求を送信したことに応答して、SCC上でRACHオケージョンの指示とRACHリソースの指示とを受信することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0043]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の方法について説明する。本方法は、共有無線周波数スペクトル帯域上で基地局からチャネル予約信号を受信することと、チャネル予約信号を受信すると、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することなしに、共有無線周波数スペクトル帯域上で、基地局へのアップリンク送信を開始することと、を含み得る。
[0044]本方法のいくつかの例では、アップリンク送信は別のアップリンク送信によって先行され得る。いくつかの例では、チャネル予約信号はD−CUBSを含み得る。いくつかの例では、本方法は、チャネル予約信号中で、アップリンク専用モードの開始を識別する物理フレームフォーマットインジケータチャネル(PFFICH:physical frame format indicator channel)を受信することをさらに含み得る。
[0045]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、共有無線周波数スペクトル帯域上で基地局からチャネル予約信号を受信するための手段と、チャネル予約信号を受信すると、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することなしに、共有無線周波数スペクトル帯域上で、基地局へのアップリンク送信を開始するための手段と、を含み得る。
[0046]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、共有無線周波数スペクトル帯域上で基地局からチャネル予約信号を受信することと、チャネル予約信号を受信すると、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することなしに、共有無線周波数スペクトル帯域上で、基地局へのアップリンク送信を開始することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0047]一例では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する別の非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。一例では、コードは、共有無線周波数スペクトル帯域上で基地局からチャネル予約信号を受信することと、チャネル予約信号を受信すると、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することなしに、共有無線周波数スペクトル帯域上で、基地局へのアップリンク送信を開始することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0048]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の方法について説明する。本方法は、基地局から、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるかどうかの指示を受信することと、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるという指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて第2のサービングセルの情報を決定するために第1のサービングセルの情報を使用することと、を含み得る。
[0049]本方法のいくつかの例では、第1のサービングセルの情報は、第1の時間追跡、第1の周波数追跡、第1のドップラー追跡、または第1の経路損失測定値のうちの少なくとも1つを含み得、第2のサービングセルの情報は、第2の時間追跡、第2の周波数追跡、第2のドップラー追跡、または第2の経路損失測定値のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0050]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、基地局から、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるかどうかの指示を受信するための手段と、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるという指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて第2のサービングセルの情報を決定するために第1のサービングセルの情報を使用するための手段と、を含み得る。
[0051]一例では、UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、基地局から、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるかどうかの指示を受信することと、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるという指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて第2のサービングセルの情報を決定するために第1のサービングセルの情報を使用することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0052]一例では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する別の非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。一例では、コードは、基地局から、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるかどうかの指示を受信することと、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるという指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて第2のサービングセルの情報を決定するために第1のサービングセルの情報を使用することと、を行うためにプロセッサによって実行可能であり得る。
[0053]上記では、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念の特徴、それらの編成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明の目的で与えられるものであり、特許請求の範囲の制限の定義として与えられるものではない。
[0054]本発明の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照して実現され得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。本明細書において第1の参照ラベルが使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれにも適用可能である。
[0074]共有無線周波数スペクトル帯域がワイヤレス通信システム上での通信の少なくとも一部分のために使用される技法について説明する。いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域はLTE/LTE−A通信のために使用され得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、専用無線周波数スペクトル帯域と組み合わせて、またはそれとは無関係に使用され得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、無線周波数スペクトル帯域が一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域)であり得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、デバイスがそれのためにアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi(登録商標)使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)であり得る。
[0075]専用無線周波数スペクトル帯域を使用するセルラーネットワークにおけるデータトラフィックの増加とともに、少なくとも一部のデータトラフィックの、共有無線周波数スペクトル帯域へのオフローディングは、セルラー事業者(たとえば、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)またはLTE/LTE−Aネットワークなどのセルラーネットワークを画定する基地局の協調セットの事業者)に拡張データ送信容量のための機会を与え得る。共有無線周波数スペクトル帯域の使用はまた、専用無線周波数スペクトル帯域へのアクセスが利用不可能であるエリア中でサービスを与え得る。共有無線周波数スペクトル帯域上で通信する前に、送信装置は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを獲得するためにリッスンビフォアトーク(LBT:Listen Before Talk)プロシージャを実行し得る。そのようなLBTプロシージャは、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルが利用可能であるかどうかを決定するために、クリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャ(または拡張CCAプロシージャ)を実行することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルが利用可能であると決定されたとき、CUBSが、チャネルを予約するために送信され得る。チャネルが利用可能でないと決定されたとき、そのチャネルのためのCCAプロシージャ(または拡張CCAプロシージャ)が、後で再び実行され得る。
[0076]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明する特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0077]図1に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含み得る。コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス許可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを与え得る。基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通してコアネットワーク130とインターフェースし得、UE115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作し得る。様々な例では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(たとえば、X1など)を介して、直接的または間接的のいずれかで(たとえば、コアネットワーク130を通して)、互いと通信し得る。
[0078]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。基地局105のサイトの各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを与え得る。いくつかの例では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局105のための地理的カバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分を構成するセクタに分割され得る(図示せず)。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。異なる技術のための重複する地理的カバレージエリア110があり得る。
[0079]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100はLTE/LTE−Aネットワークを含み得る。LTE/LTE−Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は、基地局105を表すために使用され得、UEという用語は、UE115を表すために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNBまたは基地局105は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。「セル」という用語は、コンテキストに応じて、基地局、基地局に関連するキャリアまたはコンポーネントキャリア、あるいはキャリアまたは基地局のカバレージエリア(たとえば、セクタなど)を表すために使用され得る3GPP用語である。
[0080]マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して、同じまたは異なる(たとえば、専用、共有などの)無線周波数スペクトル帯域内でマクロセルとして動作し得る低電力基地局であり得る。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセルとフェムトセルとマイクロセルとを含み得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)を同じくカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを与え得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。
[0081]ワイヤレス通信システム100は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0082]様々な開示する例のうちのいくつかに適応し得る通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)レイヤにおける通信はIPベースであり得る。無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)レイヤが、論理チャネルを介して通信するためにパケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)レイヤが、優先度ハンドリングと、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するためにMACレイヤにおいて再送信を行うためにハイブリッドARQ(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤが、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立と構成と保守とを行い得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
[0083]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定または移動であり得る。UE115は、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語を含むか、またはそのように当業者によって呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0084]ワイヤレス通信システム100に示されている通信リンク125は、基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信、またはUE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれ得、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれ得る。
[0085]いくつかの例では、各通信リンク125は1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、上記で説明した様々な無線技術に従って変調された複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)からなる信号であり得る。各被変調信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。通信リンク125は、周波数領域複信(FDD)動作を使用して(たとえば、対スペクトルリソースを使用して)、または時間領域複信(TDD)動作を使用して(たとえば、不対スペクトルリソースを使用して)双方向通信を送信し得る。FDD動作のためのフレーム構造(たとえば、フレーム構造タイプ1)とTDD動作のためのフレーム構造(たとえば、フレーム構造タイプ2)とが定義され得る。
[0086]ワイヤレス通信システム100のいくつかの例では、基地局105またはUE115は、基地局105とUE115との間の通信品質と信頼性とを改善するために、アンテナダイバーシティ方式を採用するために複数のアンテナを含み得る。追加または代替として、基地局105またはUE115は、同じまたは異なるコード化データを搬送する複数の空間レイヤを送信するために、マルチパス環境を利用し得る多入力多出力(MIMO)技法を採用し得る。
[0087]ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上での動作、すなわち、キャリアアグリゲーション(CA)またはデュアル接続性動作と呼ばれることがある特徴をサポートし得る。キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤ、チャネルなどと呼ばれることもある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」、および「チャネル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。LTE/LTE−Aネットワークでは、UE115は、キャリアアグリゲーションモードまたはデュアル接続性モードで動作しているとき、最高5つのコンポーネントキャリア(CC)を使用して通信するように構成され得る。CCのうちの1つまたは複数はDL CCとして構成され得、CCのうちの1つまたは複数はUL CCとして構成され得る。また、UE115に割り振られたCCのうちの1つは、1次CC(PCC)として構成され、1次サービングセル(PCell)と通信するために使用され得るが、UE115に割り振られた残りのCCは、2次CC(SCC)として構成され、1つまたは複数の2次サービングセル(SCell)と通信するために使用され得る。キャリアアグリゲーションまたはデュアル接続性は、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
[0088]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、専用無線周波数スペクトル帯域(たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、何らかの使用のために一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域))、または共有無線周波数スペクトル帯域(たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域))上での動作をサポートし得る。共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つと、送信装置(たとえば、基地局105またはUE115)は、共有無線周波数スペクトル帯域上で1つまたは複数のCUBSを送信し得る。CUBSは、共有無線周波数スペクトル帯域上で検出可能なエネルギーを与えることによって、共有無線周波数スペクトルを予約し得る。CUBSはまた、送信装置を識別するように働くか、または送信装置と受信装置とを同期させるように働き得る。
[0089]図2に、本開示の様々な態様による、LTE/LTE−Aが、共有無線周波数スペクトル帯域を使用して異なるシナリオの下で展開され得るワイヤレス通信システム200を示す。より詳細には、図2は、LTE/LTE−Aが共有無線周波数スペクトル帯域を使用して展開される、(認可支援アクセスモードとも呼ばれる)補足ダウンリンクモードと、キャリアアグリゲーションモードと、スタンドアロンモードとの例を示している。ワイヤレス通信システム200は、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の部分の一例であり得る。その上、第1の基地局205および第2の基地局205−aは、図1を参照しながら説明した基地局105のうちの1つまたは複数の態様の例であり得、第1のUE215、第2のUE215−a、第3のUE215−b、および第4のUE215−cは、図1を参照しながら説明したUE115のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0090]ワイヤレス通信システム200における補足ダウンリンクモード(たとえば、認可支援アクセスモード)の例では、第1の基地局205は、ダウンリンクチャネル220を使用して第1のUE215にOFDMA波形を送信し得る。ダウンリンクチャネル220は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数F1に関連し得る。第1の基地局205は、第1の双方向リンク225を使用して第1のUE215にOFDMA波形を送信し得、第1の双方向リンク225を使用して第1のUE215からSC−FDMA波形を受信し得る。第1の双方向リンク225は、専用無線周波数スペクトル帯域における周波数F4に関連し得る。共有無線周波数スペクトル帯域におけるダウンリンクチャネル220と専用無線周波数スペクトル帯域における第1の双方向リンク225とは同時に動作し得る。ダウンリンクチャネル220は第1の基地局205にダウンリンク容量オフロードを与え得る。いくつかの例では、ダウンリンクチャネル220は、(たとえば、1つのUEに宛てられた)ユニキャストサービスのために、または(たとえば、いくつかのUEに宛てられた)マルチキャストサービスのために使用され得る。このシナリオは、専用無線周波数スペクトルを使用し、トラフィックまたはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、任意のサービスプロバイダ(たとえば、モバイルネットワーク事業者(MNO))に関して発生し得る。
[0091]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、第1の基地局205は、第2の双方向リンク230を使用して第2のUE215−aにOFDMA波形を送信し得、第2の双方向リンク230を使用して第2のUE215−aからOFDMA波形、SC−FDMA波形、またはリソースブロックインターリーブFDMA波形を受信し得る。第2の双方向リンク230は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数F1に関連し得る。第1の基地局205はまた、第3の双方向リンク235を使用して第2のUE215−aにOFDMA波形を送信し得、第3の双方向リンク235を使用して第2のUE215−aからSC−FDMA波形を受信し得る。第3の双方向リンク235は、専用無線周波数スペクトル帯域における周波数F2に関連し得る。第2の双方向リンク230は、第1の基地局205にダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを与え得る。上記で説明した補足ダウンリンクモード(たとえば、認可支援アクセスモード)のように、このシナリオは、専用無線周波数スペクトルを使用し、トラフィックまたはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、任意のサービスプロバイダ(たとえば、MNO)に関して発生し得る。
[0092]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、第1の基地局205は、第4の双方向リンク240を使用して第3のUE215−bにOFDMA波形を送信し得、第4の双方向リンク240を使用して第3のUE215−bからOFDMA波形、SC−FDMA波形、またはリソースブロックインターリーブ波形を受信し得る。第4の双方向リンク240は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数F3に関連し得る。第1の基地局205はまた、第5の双方向リンク245を使用して第3のUE215−bにOFDMA波形を送信し得、第5の双方向リンク245を使用して第3のUE215−bからSC−FDMA波形を受信し得る。第5の双方向リンク245は、専用無線周波数スペクトル帯域における周波数F2に関連し得る。第4の双方向リンク240は、ダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを第1の基地局205に与え得る。この例および上記で与えた例は説明の目的で提示され、容量オフロードのために、専用無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE−Aを組み合わせ、共有無線周波数スペクトル帯域を使用する他の同様の動作モードまたは展開シナリオがあり得る。
[0093]上記で説明したように、共有無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE−Aを使用することによって提供される容量オフロードから恩恵を受け得る1つのタイプのサービスプロバイダは、専用無線周波数スペクトル帯域LTE/LTE−Aへのアクセス権利を有する旧来のMNOである。これらのサービスプロバイダの場合、動作例は、専用無線周波数スペクトル帯域上のLTE/LTE−A1次コンポーネントキャリア(PCC)と共有無線周波数スペクトル帯域上の少なくとも1つの2次コンポーネントキャリア(SCC)とを使用するブートストラップモード(たとえば、補足ダウンリンク、キャリアアグリゲーション)を含み得る。
[0094]キャリアアグリゲーションモードでは、データおよび制御は、たとえば、専用無線周波数スペクトル帯域において(たとえば、第1の双方向リンク225、第3の双方向リンク235、および第5の双方向リンク245を介して)通信され得るが、データは、たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域において(たとえば、第2の双方向リンク230および第4の双方向リンク240を介して)通信され得る。共有無線周波数スペクトル帯域を使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信(FDD−TDD)キャリアアグリゲーションまたはコンポーネントキャリアにわたる異なる対称性を伴うTDD−TDDキャリアアグリゲーションに入り得る。
[0095]ワイヤレス通信システム200におけるスタンドアロンモードの一例では、第2の基地局205−aは、双方向リンク250を使用して第4のUE215−cにOFDMA波形を送信し得、双方向リンク250を使用して第4のUE215−cからOFDMA波形、SC−FDMA波形、またはリソースブロックインターリーブFDMA波形を受信し得る。双方向リンク250は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数F3に関連し得る。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト)など、非旧来型ワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードのためのサービスプロバイダのタイプの一例は、専用無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを有しない、スタジアム所有者、ケーブル会社、イベント主催者、ホテル、企業、または大企業であり得る。
[0096]いくつかの例では、図1または図2を参照しながら説明した基地局105、205、または205−aのうちの1つ、あるいは図1または図2を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、または215−cのうちの1つなどの送信装置は、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへの(たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域の物理チャネルへの)アクセスを獲得するためにゲーティング間隔(gating interval)を使用し得る。いくつかの例では、ゲーティング間隔は周期的であり得る。たとえば、周期的ゲーティング間隔は、LTE/LTE−A無線間隔の少なくとも1つの境界と同期され得る。ゲーティング間隔は、欧州通信規格協会(ETSI:European Telecommunications Standards Institute)(EN301 893)において指定されているLBTプロトコルに基づくLBTプロトコルなど、競合ベースプロトコルの適用を定義し得る。LBTプロトコルの適用を定義するゲーティング間隔を使用するとき、ゲーティング間隔は、送信装置が、クリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャなどの競合プロシージャ(たとえば、LBTプロシージャ)をいつ実行する必要があるかを示し得る。CCAプロシージャの結果は、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルが(LBT無線フレームとも呼ばれる)ゲーティング間隔のために利用可能であるのか使用中であるのかを送信装置に示し得る。チャネルが、対応するLBT無線フレームのために利用可能(たとえば、使用のために「クリア」)であることをCCAプロシージャが示すとき、送信装置は、LBT無線フレームの一部または全部中に共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルを予約または使用し得る。チャネルが利用可能でないこと(たとえば、チャネルが別の送信装置によって使用中または予約済みであること)をCCAプロシージャが示すとき、送信装置は、LBT無線フレーム中にチャネルを使用することを妨げられ得る。
[0097]図3に、本開示の様々な態様による、共有無線周波数スペクトル帯域上でのワイヤレス通信310の一例300を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信310は、1つまたは複数のアップリンクコンポーネントキャリアの送信を含み得、(1つまたは複数の)アップリンクコンポーネントキャリアは、たとえば、図2を参照しながら説明した補足ダウンリンクモード(たとえば、認可支援アクセスモード)、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロンモード、図4を参照しながら説明したキャリアアグリゲーションモード、および/または図5を参照されながら説明したデュアル接続性モードに従って行われる送信の一部として、送信され得る。
[0098]いくつかの例では、ワイヤレス通信310のLBT無線フレーム315は、10ミリ秒の持続時間を有し、いくつかのダウンリンク(D)サブフレーム320と、いくつかのアップリンク(U)サブフレーム325と、2つのタイプのスペシャルサブフレーム、Sサブフレーム330およびS’サブフレーム335とを含み得る。Sサブフレーム330は、ダウンリンクサブフレーム320とアップリンクサブフレーム325との間の遷移を与え得るが、S’サブフレーム335は、アップリンクサブフレーム325とダウンリンクサブフレーム320との間の遷移、いくつかの例では、LBT無線フレーム間の遷移を与え得る。
[0099]S’サブフレーム335中に、ダウンリンククリアチャネルアセスメント(DCCA:downlink clear channel assessment)プロシージャ345が、ある時間期間の間、それの上でワイヤレス通信310が行われる共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルを予約するために、図1または図2を参照しながら説明した基地局105、205、または205−aのうちの1つまたは複数など、1つまたは複数の基地局によって実行され得る。基地局による成功したDCCAプロシージャ345に続いて、基地局は、基地局がチャネルを予約したという指示を他の基地局または装置(たとえば、UE、Wi−Fiアクセスポイントなど)に与えるために、チャネル予約信号(たとえば、ダウンリンクチャネル使用ビーコン信号(CUBS:channel usage beacon signal)(D−CUBS350)などのCUBS)を送信し得る。いくつかの例では、D−CUBS350は、複数のインターリーブリソースブロックを使用して送信され得る。このようにしてD−CUBS350を送信することは、D−CUBS350が、共有無線周波数スペクトル帯域の利用可能な周波数帯域幅の少なくともある割合を占有し、1つまたは複数の規制上の要件(たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域上の送信が利用可能な周波数帯域幅の少なくとも80%を占有するという要件)を満たすことを可能にし得る。D−CUBS350は、いくつかの例では、LTE/LTE−A共通基準信号(CRS:common reference signal)またはチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)の形態と同様の形態をとり得る。DCCAプロシージャ345が失敗したとき、D−CUBS350は送信されないことがある。
[0100]S’サブフレーム335は、複数のOFDMシンボル期間(たとえば、14個のOFDMシンボル期間)を含み得る。S’サブフレーム335の第1の部分は、短縮されたアップリンク(U)期間として、いくつかのUEによって使用され得る。S’サブフレーム335の第2の部分は、DCCAプロシージャ345のために使用され得る。S’サブフレーム335の第3の部分は、D−CUBS350を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを求める競合に成功した1つまたは複数の基地局によって使用され得る。
[0101]Sサブフレーム330中に、アップリンクCCA(UCCA)プロシージャ365が、ある時間期間の間、それの上でワイヤレス通信310が行われるチャネルを予約するために、図1または図2を参照しながら上記で説明したUE115、215、215−a、215−b、または215−cのうちの1つまたは複数など、1つまたは複数のUEによって実行され得る。UEによる成功したUCCAプロシージャ365に続いて、UEは、UEがチャネルを予約したという指示を他のUEまたは装置(たとえば、基地局、Wi−Fiアクセスポイントなど)に与えるために、チャネル予約信号(たとえば、アップリンクCUBS(U−CUBS370)などのCUBS)を送信し得る。いくつかの例では、U−CUBS370は、複数のインターリーブリソースブロックを使用して送信され得る。このようにしてU−CUBS370を送信することは、U−CUBS370が、共有無線周波数スペクトル帯域の利用可能な周波数帯域幅の少なくともある割合を占有し、1つまたは複数の規制上の要件(たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域上の送信が利用可能な周波数帯域幅の少なくとも80%を占有する要件)を満たすことを可能にし得る。U−CUBS370は、いくつかの例では、LTE/LTE−A CRSまたはCSI−RSの形態と同様の形態をとり得る。UCCAプロシージャ365が失敗したとき、U−CUBS370は送信されないことがある。
[0102]Sサブフレーム330は、複数のOFDMシンボル期間(たとえば、14個のOFDMシンボル期間)を含み得る。Sサブフレーム330の第1の部分は、短縮されたダウンリンク(D)期間355として、いくつかの基地局によって使用され得る。Sサブフレーム330の第2の部分は、ガード期間(GP)360として使用され得る。Sサブフレーム330の第3の部分は、UCCAプロシージャ365のために使用され得る。Sサブフレーム330の第4の部分は、アップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS:uplink pilot time slot)としてまたはU−CUBS370を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを求める競合に成功した1つまたは複数のUEによって使用され得る。
[0103]いくつかの例では、DCCAプロシージャ345またはUCCAプロシージャ365は、単一のCCAプロシージャの実行を含み得る。他の例では、DCCAプロシージャ345またはUCCAプロシージャ365は、拡張CCAプロシージャの実行を含み得る。拡張CCAプロシージャは、ランダムな数のCCAプロシージャを含み得、いくつかの例では、複数のCCAプロシージャを含み得る。
[0104]図4Aに、本開示の様々な態様による、LTE/LTE−Aがキャリアアグリゲーションシナリオにおいて展開され得るワイヤレス通信システム400を示す。ワイヤレス通信システム400は、図1または図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100または200の部分の一例であり得る。その上、基地局405は、図1または図2を参照しながら説明した基地局105、204、または205−aのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得、UE415は、図1または図2を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、または215−cのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0105]LTE/LTE−A通信を使用してキャリアアグリゲーションモードで通信するとき、UE415は、最高5つのコンポーネントキャリア(CC)を使用して基地局405と通信し得る。CCのうちの1つは1次CCに指定され得、残りのCCは2次CCに指定され得る。各CCは、DL CC、UL CC、またはセル(たとえば、DL CCおよび/またはUL CCとして使用するために構成され得るCC)として構成され得る。例として、図4Aは、第1のCC420と、第2のCC425と、第3のCC430と、第4のCC435と、第5のCC440とを含む5つのCC上でのUE415と基地局405との間の通信を示している。第1のCC420、第2のCC425、第3のCC430、第4のCC435、および第5のCC440の各々は、CCがどのように割り振られるか、または構成されるかに応じて、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域において動作し得る。
[0106]UE415が、図2を参照しながら説明したように、共有無線周波数スペクトル帯域を使用する補足ダウンリンク動作モード(たとえば、認可支援アクセスモード)での動作のために構成されたとき、およびUE415がキャリアアグリゲーションモードで動作しているとき、第1のCC420、第2のCC425、第3のCC430、第4のCC435、または第5のCC440のうちの1つまたは複数は、専用無線周波数スペクトル帯域におけるUL CCまたはDL CCとして動作し得、第1のCC420、第2のCC425、第3のCC430、第4のCC435、または第5のCC440のうちの1つまたは複数は、共有無線周波数スペクトル帯域におけるDL CCとして動作し得る。
[0107]UE415が、図2を参照しながら説明したように、共有無線周波数スペクトル帯域を使用するキャリアアグリゲーション動作モードでの動作のために構成されたとき、第1のCC420、第2のCC425、第3のCC430、第4のCC435、または第5のCC440のうちの1つまたは複数は、専用無線周波数スペクトル帯域におけるUL CCまたはDL CCとして動作し得、第1のCC420、第2のCC425、第3のCC430、第4のCC435、または第5のCC440のうちの1つまたは複数は、共有無線周波数スペクトル帯域におけるDL CCまたはUL CCとして動作し得る。いくつかの例では、DL CCのすべてが専用無線周波数スペクトル帯域において動作し得るか、またはUL CCのすべてが共有無線周波数スペクトル帯域において動作し得るが、DL CCのすべておよびUL CCのすべてが、共有無線周波数スペクトル帯域において動作するとは限らない(たとえば、少なくとも1つのDL CCまたは少なくとも1つのUL CCが専用無線周波数スペクトル帯域において動作する)。
[0108]UE415が、図2を参照しながら説明したように、共有無線周波数スペクトル帯域を使用するスタンドアロン動作モードでの動作のために構成されたとき、およびUE415がキャリアアグリゲーションモードで動作しているとき、第1のCC420、第2のCC425、第3のCC430、第4のCC435、および第5のCC440の各々は、共有無線周波数スペクトル帯域において動作し得る。
[0109]図4Bに、本開示の様々な態様による、LTE/LTE−Aがデュアル接続性シナリオ(たとえば、多地点協調(CoMP)シナリオ)において展開され得るワイヤレス通信システム450を示す。ワイヤレス通信システム450は、図1または図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100または200の部分の一例であり得る。その上、第1の基地局405−aおよび第2の基地局405−bは、図1、図2、または図4Aを参照しながら説明した基地局105、205、205−a、または405のうちの1つまたは複数の態様の例であり得、UE415−aは、図1、図2、または図4Aを参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、または415のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0110]LTE/LTE−A通信を使用してデュアル接続性モードで通信するとき、UE415−aは、最高5つのCCを使用して、第1の基地局405−aおよび第2の基地局405−bなどの複数の基地局と通信し得る。CCのうちの1つは1次CCに指定され得、残りのCCは2次CCに指定され得る。各CCは、DL CC、UL CC、またはセル(たとえば、DL CCおよび/またはUL CCとして使用するために構成され得るCC)として構成され得る。例として、図4Bは、第1のCC455と、第2のCC460と、第3のCC465とを含む、3つのCC上でのUE415−aと基地局405−aとの間の通信を示している。いくつかの例では、(第1の基地局405−aと通信している)第1のCC455および第2のCC460は、デュアル接続性動作におけるCCの1次グループ470として構成され得、(第2の基地局405−bと通信している)第3のCC465は、デュアル接続性動作におけるCCの2次グループ475(たとえば、この例では、1つのCCのグループ)として構成され得る。第1のCC455、第2のCC460、および第3のCC465は、たとえば、図4Aを参照しながら説明したように、コンポーネントキャリアがどのようにキャリアアグリゲーション動作モードで使用され得るかと同様に、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域を使用する様々な動作モードのために構成され得る。
[0111]基地局とUEとが共有無線周波数スペクトル帯域上で通信する、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の例では、サブフレーム境界が過ぎた後、基地局またはUEが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つときがあり得る。これらの例では、基地局またはUEは、次のサブフレーム境界までチャネル予約信号(たとえば、CUBS)を送信し得るか、あるいは基地局またはUEは、パーシャルサブフレーム(すなわち、先行サブフレーム境界の後に、および共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝った後に開始し、次の(または後続)サブフレーム境界の到達において終了するサブフレームの一部)中にデータをスケジュールおよび送信し得る。パーシャルサブフレームの持続時間は、基地局またはUEがいつ共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つかに依存し得、たとえば、1つのシンボル期間(たとえば、1つのOFDMシンボル期間)、または複数のシンボル期間を含み得る。いくつかのパーシャルサブフレーム(たとえば、ハーフスロットパーシャルサブフレーム)は、有用であるには短かすぎる持続時間を有するか、または少なすぎるリソースに関連し得る(たとえば、そのパーシャルサブフレームは送信の制御部分とデータ部分の両方にとって短かすぎることがある)。他のパーシャルサブフレーム(たとえば、1スロットパーシャルサブフレーム)は、送信の制御部分がパーシャルサブフレームのリソースのそのような大きい割合を使用することになるので、送信の制御部分が、パーシャルサブフレームのリソースのうちのあまりに多く(またはすべて)を使用するか、または非効率的であることを別にすれば、有用であり得る。本開示で説明する技法は、たとえば、パーシャルサブフレームの制御部分のサイズを減少させるために、パーシャルサブフレーム送信に先立って半静的パーシャルサブフレーム構成を送信することによって、パーシャルサブフレームの有用性または効率を高め得る。説明する技法はまた、フルサブフレームとは別様にパーシャルサブフレームを符号化または送信することによって、パーシャルサブフレームの有用性または効率を高め得る。またさらに、説明する技法は、パーシャルサブフレーム中で割り振られた(または利用可能な)リソースの量に基づいてパーシャルサブフレームの送信の制御部分に割り振られたリソースの量をスケーリングすることによって、パーシャルサブフレームの有用性または効率を高め得る。説明する技法はまた、フルサブフレームのスケジューリングからパーシャルサブフレームのスケジューリングを分離すること(たとえば、異なるコンポーネントキャリアからパーシャルサブフレームおよび/またはフルサブフレームをスケジュールすること)によって、パーシャルサブフレームの有用性または効率を高め得る。
[0112]また、基地局とUEとが共有無線周波数スペクトル帯域上で通信する、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の例では、UEが、チャネル予約信号とCRSとについて複数のシンボル期間を監視し、基地局がいつ共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つかを決定し、基地局がいつ共有無線周波数スペクトル帯域上での送信(たとえば、パーシャルサブフレーム送信)を開始する準備ができているかを決定しなければならないときがあり得る。チャネル予約信号がCRSの循環的に拡張されたバージョン(たとえば、サブフレームの最後のシンボル期間中に送信されるCRS)であるとき、それは、チャネル予約信号またはCRSがいつ送信されているかに関してあいまいであり得る。本開示で説明する技法は、このあいまいさを除去し、および/またはパーシャルサブフレーム送信がいつ行われようとしているかをシグナリングし得る。
[0113]基地局とUEとが共有無線周波数スペクトル帯域上で通信する、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の例では、フレーム期間が多数のダウンリンクアップリンク送信構成のうちの1つに従って構成され得るときもあり得る。したがって、フレーム期間の間ダウンリンクアップリンク送信構成をシグナリングするために多数のビットが必要とされ得る。ダウンリンクアップリンク送信構成をシグナリングするための多数のビットの送信は、非効率的であり得る。適度の長さの時間期間にわたって使用されるダウンリンクアップリンク送信構成は、可能なダウンリンクアップリンク送信構成の比較的小さいサブセットであり得るので、本開示で説明する技法は、基地局が、そこから1つまたは複数のフレーム期間にわたって1つまたは複数のダウンリンクアップリンク送信構成を選択し得る、ダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットを基地局が識別することを可能にする。そのような技法は、ダウンリンクアップリンク送信構成をシグナリングすることに関連するオーバーヘッドを低減すことができる。
[0114]またさらに、基地局とUEとが共有無線周波数スペクトル帯域上で通信する、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の例では、UEがSCC上のRACH(またはPRACH)オケージョンを識別することができないことがあるときがあり得る。たとえば、RACHオケージョンの指示は規格化されないことあるか、またはUEは、UEが、UEのPCellとコロケートされないSCellとの整合が外れることにより、ダウンリンクアップリンク送信構成を決定することが可能でないことがある。RACHオケージョンの知識がタイミング同期のために必要とされないことがあるので、本開示で説明する技法は、UEがRACHオケージョンとRACHリソースとを識別することを可能にする。
[0115]本開示で説明する説明する技法はまた、基地局がアップリンク専用モードをシグナリングすることを可能にし得る。アップリンク専用モードでは、基地局は、UEのために共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合し、UEが、基地局からチャネル予約信号を受信すると(たとえば、UEにおいて共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することなしに)アップリンク送信を開始することを可能にし得る。アップリンク専用モードは、アクセスポイントが許可を送信し、Wi−Fi局が、チャネルの利用可能性を検知することなしに送信することを開始する、Wi−Fiアップリンクマルチユーザ(UL−MU)モードと同様であり得る。
[0116] またさらに、基地局とUEとが共有無線周波数スペクトル帯域上で通信する、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の例では、UEが、それのサービングセルがコロケートされるのかコロケートされないのかを知ることが有用であろうときがあり得る。したがって、本開示で説明する技法は、サービングセルがコロケートされるかどうかの指示を与える。
[0117]図5に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置515のブロック図500を示す。装置515は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、または415−aのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置515はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置515は、受信機構成要素510、ワイヤレス通信管理構成要素520、または送信機構成要素530を含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。
[0118]装置515の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップ(SoC)、および/または他のタイプのセミカスタムIC)が使用され得る。各構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0119]いくつかの例では、受信機構成要素510は、専用無線周波数スペクトル帯域(たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、何らかの使用のために一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域))、または共有無線周波数スペクトル帯域(たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域))上で送信を受信するように動作可能な少なくとも1つの無線周波数(RF)受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図1または図2を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機構成要素510は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A受信機構成要素(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素512)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A受信機構成要素(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素514)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素512または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素514を含む受信機構成要素510は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0120]いくつかの例では、送信機構成要素530は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機構成要素530は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A送信機構成要素(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素532)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A送信機構成要素(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素534)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素532または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素534を含む送信機構成要素530は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0121]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理構成要素520は、装置515のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信管理構成要素520はパーシャルサブフレーム処理構成要素535を含み得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレーム処理構成要素535は、半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素(semi-statically configured partial subframe processing component)540、代替的符号化パーシャルサブフレーム処理構成要素(alternatively encoded partial subframe processing component)545、スケーリング制御チャネル処理構成要素(scaled control channel processing component)550、または分離制御チャネル処理構成要素(decoupled control channel processing component)555を含み得る。
[0122]半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素540は、半静的パーシャルサブフレーム構成と、対応するパーシャルサブフレーム識別子(たとえば、パーシャルサブフレームRNTI)とを受信するために使用され得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は(たとえば、基地局からの)RRCメッセージ中で受信され得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、少なくともRB割振りタイプ、またはRB割振り、または送信ランク、またはMCS、またはTBSテーブル、あるいはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、TDM構成またはFDM構成のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、サブフレームの始端において、またはサブフレームの終端において生じるパーシャルサブフレームのためのものであり得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は(たとえば、パーシャルサブフレーム中の割振りのために利用可能であり得る限られた数のリソースのために)1つまたは少数のUEに送信され得る。
[0123]いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるパーシャルサブフレームのタイプを示し得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレームのタイプはパーシャルサブフレームの長さに少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、半静的パーシャルサブフレーム構成は、それが7つのシンボル期間(たとえば、7つのOFDMシンボル期間)の持続時間を有するパーシャルサブフレームに適用されることを示し得る。他の半静的パーシャルサブフレーム構成は、他のタイプのパーシャルサブフレーム(たとえば、4つのシンボル期間または10個のシンボル期間の持続時間を有するパーシャルサブフレーム)について受信され得る。より短い持続時間のパーシャルサブフレームは、復調のために利用可能なDMRSに対する限定により、より低い送信ランク構成(たとえば、ランク1または2)に関連し得る)。
[0124]半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素540はまた、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるパーシャルサブフレームの数、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるダウンリンクバーストの数、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用される持続時間、または代替指示が受信されるまで半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるという指示のうちの少なくとも1つの指示を受信するために使用され得る。いくつかの例では、指示は、半静的パーシャルサブフレーム構成とともに受信され得る。
[0125]半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素540はまた、パーシャルサブフレームのための許可を受信するために使用され得る。許可はパーシャルサブフレーム識別子を識別し得る。いくつかの例では、許可は専用無線周波数スペクトル帯域上で受信され得る。いくつかの例では、許可は、PCC上で(たとえば、専用無線周波数スペクトル帯域において、または共有無線周波数スペクトル帯域において)受信され得る。いくつかの例では、許可は、HARQ ID、または再送信インデックス、または新規データインジケータ(NDI)、あるいはそれらの組合せを含み得る。少なくとも部分的に半静的パーシャルサブフレーム構成のために、受信される許可は、フルサブフレームのために受信される許可よりも少数のリソースを使用し得る。
[0126]またさらに、半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素540は、動的パーシャルサブフレーム構成を受信するために使用され得る。いくつかの例では、動的パーシャルサブフレーム構成は許可とともに受信され得る。
[0127]半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素540はまた、半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信するために使用され得る。動的パーシャルサブフレーム構成が受信されたとき、パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータはまた、動的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて受信され得る。
[0128]いくつかの例では、半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素540は、半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上で複数のパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信するために使用され得る。たとえば、データは、示された数のパーシャルサブフレーム、示された数のダウンリンクバースト、または示された持続時間の間、あるいは代替指示(たとえば、異なる半静的パーシャルサブフレーム構成)が受信されるまで受信され得る。いくつかの例では、単一の受信される許可が、複数のパーシャルサブフレームまたはそれのサブセットに適用され得る。
[0129]いくつかの例では、半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素540によるデータは初期データ送信に対応し得、データが復号され得ないとき、またはデータの受信がNAKされたとき、ワイヤレス通信管理構成要素520は、少なくとも1つのフルサブフレーム中で、パーシャルサブフレーム中で最初に送信されたデータの再送信を受信し得る(たとえば、いくつかの例では、パーシャルサブフレーム中の送信に関して最初にスケジュールされたデータは、パーシャルサブフレーム中の再送信に関してスケジュールされないことがある)。
[0130]代替的符号化パーシャルサブフレーム処理構成要素545は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされた第1のデータを受信するために使用され得る。パーシャルサブフェイムは、フルサブフレームとして符号化されたサブフレームの一部分を含み得る。
[0131]代替的符号化パーシャルサブフレーム処理構成要素545はまた、共有無線周波数スペクトル帯域上でフルサブフレームに関してスケジュールされた第2のデータを受信するために使用され得、ここで、第1のデータと第2のデータとは別様に符号化される。
[0132]いくつかの例では、第1のデータは、第1のデータがその上で受信されるチャネルのチャネル品質によってサポートされる第2のMCSまたは第2のTBSよりも低い第1のMCSまたは第1のTBSのうちの少なくとも1つを使用して符号化され得る(たとえば、第1のMCSまたは第1のTBSは、第2のMCSまたは第2のTBSよりも控えめに選択され得る)。第1のMCSおよび/または第1のTBSは、第1のデータを復号することが可能であることのUEの尤度を高め、それにより、第1のデータが再送信される必要があり得るという尤度を減少させ得る。いくつかの例では、第1のデータは、フルサブフレームのために符号化されたデータの一部分を含み得る。フルサブフレームのためのデータが冗長を含むとき、UEは、第1のデータを受信し、データのほんの一部分を受信したにもかかわらず第1のデータを適切に復号することが可能であり得る。
[0133]スケーリング制御チャネル処理構成要素550は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームの制御チャネルを受信するために使用され得る。制御チャネルに割り振られたリソースの第1の量は、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量に少なくとも部分的に基づき得る。いくつかの例では、制御チャネルはEPDCCHを含み得る。いくつかの例では、リソースの第1の量は、リソースブロックの量など、周波数リソースの量を含み得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量が時間リソースのより少ない量を含むとき、周波数リソースの量は、より高くスケーリングされ得、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量が時間リソースのより多い量を含むとき、周波数リソースの量は、より低くスケーリングされ得る。
[0134]いくつかの例では、パーシャルサブフレームが10個のシンボル期間の持続時間を有するとき(たとえば、リソースの第2の量が10個のシンボル期間を含むとき)、リソースの第1の量は5つのリソースブロックを含み得、パーシャルサブフレームが7つのシンボル期間の持続時間(たとえば、1/2サブフレームまたは1スロットの持続時間)を有するとき、リソースの第1の量は6つまたは8つのリソースブロックを含み得、パーシャルサブフレームが4つのシンボル期間の持続時間を有するとき、リソースの第1の量は10個のリソースブロックを含み得る。リソースの第2の量が14個のシンボル期間(たとえば、フルサブフレーム)を含むとき、リソースの第1の量は4つのリソースブロックを含み得る。いくつかの例では、シンボル期間はOFDMシンボル期間であり得る。
[0135]分離制御チャネル処理構成要素555は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信されるパーシャルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングを受信するために使用され得る(たとえば、パーシャルサブフレームは自己スケジュールされ得る)。いくつかの例では、同一キャリアスケジューリングはEPDCCH上で受信され得る。
[0136]分離制御チャネル処理構成要素555はまた、共有無線周波数スペクトル帯域上で受信されるフルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングまたはクロスキャリアスケジューリングのうちの1つを受信するために使用され得る。いくつかの例では、フルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングはEPDCCH上で受信され得る。いくつかの例では、クロスキャリアスケジューリングは専用無線周波数スペクトル帯域中のPCC上で受信され得る。いくつかの例では、クロスキャリアスケジューリングはPDCCH上で受信され得る。他の例では、クロスキャリアスケジューリングは、共有無線周波数スペクトル帯域または専用無線周波数スペクトル帯域中のSCC上で受信され得る。これらの例では、クロスキャリアスケジューリングは、(共有無線周波数スペクトル帯域中の)EPDCCHまたは(専用無線周波数スペクトル帯域中の)PDCCH上で受信され得る。
[0137]図6に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置615のブロック図600を示す。装置615は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、または415−aのうちの1つまたは複数の態様、あるいは図5を参照しながら説明した装置515の態様の一例であり得る。装置615はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置615は、受信機構成要素610、ワイヤレス通信管理構成要素620、または送信機構成要素630を含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。
[0138]装置615の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC、および/または他のタイプのセミカスタムIC)が使用され得る。各構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0139]いくつかの例では、受信機構成要素610は、専用無線周波数スペクトル帯域(たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、何らかの使用のために一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域))、または共有無線周波数スペクトル帯域(たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域))上で送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図1または図2を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機構成要素610は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A受信機構成要素(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素612)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A受信機構成要素(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素614)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素612または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素614を含む受信機構成要素610は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0140]いくつかの例では、送信機構成要素630は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機構成要素630は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A送信機構成要素(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素632)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A送信機構成要素(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素634)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素632または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素634を含む送信機構成要素630は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0141]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理構成要素620は、装置615のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信管理構成要素620は、チャネル予約信号処理構成要素635、ダウンリンクアップリンク送信構成処理構成要素640、RACH管理構成要素645、基地局トリガアップリンク管理構成要素(base station-triggered uplink management component)650、またはサービングセル情報管理構成要素655を含み得る。
[0142]チャネル予約信号処理構成要素635は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号について複数のシンボル期間(たとえば、サブフレームのOFDMシンボル期間)を監視するために使用され得る。少なくとも1つのチャネル予約信号は、複数のシンボル期間のうちの各シンボル期間に少なくとも部分的に基づいて符号化され得る。いくつかの例では、少なくとも1つのチャネル予約信号は、少なくとも1つのD−CUBSを含み得る。
[0143]いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号は、チャネル予約信号がその間に送信されるシンボル期間の数に基づいて符号化されたチャネル予約信号を含み得る。したがって、2つのシンボル期間の間に送信される第1のチャネル予約信号の第1の符号化は、1つのシンボル期間の間に送信される第2のチャネル予約信号の第2の符号化とは異なり得る。チャネル予約信号は、たとえば、基地局が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち、チャネル予約信号を送信し始めるシンボル期間に基づいて、複数の異なる持続時間のうちの1つの間に送信され得る。
[0144]いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号は、複数のシンボル期間のうちの異なる隣接シンボル期間中で送信される複数のチャネル予約信号を含み得る。これらの例では、複数のシンボル期間のうちの第1のシンボル期間中で受信される第1のチャネル予約信号の符号化は、複数のシンボル期間のうちの第2のシンボル期間中で受信される第2のチャネル予約信号の符号化とは異なり得る。いくつかの例では、各チャネル予約信号の符号化は異なり得る。他の例では、異なるシンボル期間中で送信されるチャネル予約信号は、異なるシードを用いてスクランブルされ得る。
[0145]チャネル予約信号処理構成要素635はまた、少なくとも1つのチャネル予約信号と後続のダウンリンク送信との間で送信されるCRSを監視するために使用され得る。少なくとも1つのチャネル予約信号の各々は、CRSとは別様に符号化され得る。いくつかの例では、(1つまたは複数の)異なる符号化は、(1つまたは複数の)異なるシーケンススクランブリングを含み得る。
[0146]またさらに、チャネル予約信号処理構成要素635は、共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信するために使用され得る。ダウンリンク送信は少なくとも1つのチャネル予約信号に続き得る。いくつかの例では、ダウンリンク送信は、パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを含み得る。
[0147]ダウンリンクアップリンク送信構成処理構成要素640は、フレーム期間の複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセット(すなわち、フレーム期間の可能なダウンリンクアップリンク送信構成のすべてに満たないサブセット)の第1の指示を受信するために使用され得る。いくつかの例では、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットは少なくとも1つのパーシャルサブフレーム構成を含み得る。いくつかの例では、ダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットの第1の指示はRRCメッセージ中で受信され得る。
[0148]ダウンリンクアップリンク送信構成処理構成要素640はまた、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセット中に含まれるダウンリンクアップリンク送信構成の第2の指示を受信するために使用され得る。いくつかの例では、第2の指示はeIMTA構成と同様であり得る。いくつかの例では、第2の指示は、複数のダウンリンクバースト、または複数のアップリンクバースト、または複数のダウンリンクバーストおよび少なくとも1つのアップリンクバースト、または複数のアップリンクバーストおよび少なくとも1つのダウンリンクバースト、あるいはそれらの組合せのうちの少なくとも1つを備えるダウンリンクアップリンク構成を示し得る(およびしたがって、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットは、そのダウンリンクアップリンク構成を含み得る)。いくつかの例では、第2の指示は、ダウンリンクバーストとアップリンクバーストとを交互に行うシーケンスを含むダウンリンクアップリンク構成を示し得る。いくつかの例では、第2の指示はPFFICH上で受信され得る。
[0149]ダウンリンクアップリンク送信構成処理構成要素640はまた、示されたダウンリンクアップリンク送信構成に従って共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信するために使用され得る。いくつかの例では、ダウンリンク送信のダウンリンクバーストまたはアップリンクバーストのうちの少なくとも1つは、他のダウンリンクバーストまたは他のアップリンクバーストから送信ギャップだけ分離され得る。いくつかの例では、送信ギャップは、いくつかのCCAオケージョン(たとえば、1つまたは複数のCCAオケージョン)を含み得る。
[0150]いくつかの例では、ダウンリンクアップリンク送信構成処理構成要素640は、ダウンリンク送信を受信することより前に共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定するために使用され得、ダウンリンク送信の後まで再び共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定することを控え得る。いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定することは、CCAプロシージャを実行する、基地局からおよび/またはワイヤレス通信管理構成要素620によって少なくとも1つのチャネル予約信号(たとえば、少なくとも1つのD−CUBS)を受信することを含み得る。
[0151]RACH管理構成要素645は、PCC上で、SCC上のRACHリソースについての要求を送信するために使用され得る。いくつかの例では、SCC上のRACHリソースについての要求は、PHY信号中で、SR中で、MAC制御要素中で、またはUCIと多重化されてのうちの少なくとも1つで送信され得る。
[0152]RACH管理構成要素645はまた、SCC上のRACHリソースについての要求を送信したことに応答して、SCC上でRACHオケージョンの指示とRACHリソースの指示とを受信するために使用され得る。いくつかの例では、PCCは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域のうちの1つ中にあり得、SCCは、共有無線周波数スペクトル帯域中にあり得る。
[0153]基地局トリガアップリンク管理構成要素650は、共有無線周波数スペクトル帯域上で基地局からチャネル予約信号を受信するために使用され得る。いくつかの例では、チャネル予約信号はD−CUBSを含み得る。いくつかの例では、チャネル予約信号は、アップリンク専用モードを示すPFFICHを含み得る。
[0154]いくつかの例では、チャネル予約信号は、共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスし、CCAプロシージャを実行し、アップリンク送信が装置615によって行われることになる直前に共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定する基地局によって送信され得る。いくつかの例では、基地局は、ダウンリンクデータまたは他の基準信号なしにチャネル予約信号を送信し、実現可能なときにスリープ状態に入り得る。他の例では、チャネル予約信号は、アップリンク専用モードの開始を識別するPFFICHを含み得る。
[0155]基地局トリガアップリンク管理構成要素650はまた、チャネル予約信号を受信すると、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することなしに、共有無線周波数スペクトル帯域上で、基地局へのアップリンク送信を開始するために使用され得る。いくつかの例では、アップリンク送信は別のアップリンク送信によって先行され得る。
[0156]サービングセル情報管理構成要素655は、基地局から、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるかどうかの指示を受信するために使用され得る。いくつかの例では、基地局は、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるとき、または第1のサービングセルと第2のサービングセルとが理想的な(たとえば、低レイテンシ)バックホールによって接続されるとき、指示を取得し、送信し得る。
[0157]サービングセル情報管理構成要素655はまた、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるかどうかを決定するために使用され得る。いくつかの例では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとは同じタイミングアドバンスグループ(TAG:timing advance group)に属し得るが、コロケートされないことがある。
[0158]第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるという指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて、サービングセル情報管理構成要素655は、第2のサービングセルの情報を決定するために第1のサービングセルの情報を使用し得る。いくつかの例では、第1のサービングセルの情報は、第1の時間追跡、第1の周波数追跡、第1のドップラー追跡、または第1の経路損失測定値のうちの少なくとも1つを含み得、第2のサービングセルの情報は、第2の時間追跡、第2の周波数追跡、第2のドップラー追跡、または第2の経路損失測定値のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0159]いくつかの例では、サービングセル情報管理構成要素655は、第1のサービングセルと第2のサービングセルとの間の情報共有による劣化を防ぐために、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされないという決定を使用し得る。
[0160]いくつかの例では、第1のサービングセルと第2のサービングセルの一方または両方は専用無線周波数スペクトル帯域上で装置615と通信し得るか、あるいは第1のサービングセルと第2のサービングセルの一方または両方は共有無線周波数スペクトル帯域上で装置615と通信し得る。いくつかの例では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとのうちの一方は装置615のためのPCellであり得、第1のサービングセルと第2のサービングセルとのうちの他方は装置615のためのSCellであり得る。他の例では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとのうちの少なくとも1つは装置615のためのSCellであり得る。
[0161]いくつかの例では、サービングセル情報管理構成要素655は、装置615のためのサービングセルの各ペアについて、サービングセルがコロケートされるかどうかの指示を受信し得る。代替的に、サービングセル情報管理構成要素655は、装置615のためのコロケートされたサービングセルの(1つまたは複数の)リストを受信し得る。
[0162]図7に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置705のブロック図700を示す。装置705は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明した基地局105、205、205−a、405、405−a、または405−bのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置705はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置705は、受信機構成要素710、ワイヤレス通信管理構成要素720、または送信機構成要素730を含み得る。これらの構成要素のうちの少なくとも1つは、互いと通信し得る。
[0163]装置705の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA)、SoC、および/または他のタイプのセミカスタムIC)が使用され得る。少なくとも1つの構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0164]いくつかの例では、受信機構成要素710は、専用無線周波数スペクトル帯域(たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、何らかの使用のために一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域))、または共有無線周波数スペクトル帯域(たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域))上で送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図1または図2を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機構成要素710は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A受信機構成要素(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素712)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A受信機構成要素(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素714)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素712または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A受信機構成要素714を含む受信機構成要素710は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0165]いくつかの例では、送信機構成要素730は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機構成要素730は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A送信機構成要素(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素732)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE−A送信機構成要素(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素734)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素732または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE−A送信機構成要素734を含む送信機構成要素730は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明したワイヤレス通信システム100、200、400、または450の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0166]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理構成要素720は、装置705のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信管理構成要素720は、パーシャルサブフレーム送信構成要素735、チャネル予約信号送信構成要素740、ダウンリンクアップリンク送信構成管理構成要素745、RACHリソース割振り構成要素750、基地局トリガアップリンク管理構成要素755、またはサービングセルコロケーション情報送信構成要素760を含み得る。
[0167]パーシャルサブフレーム送信構成要素735は、図5を参照しながら説明した半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素540によって受信される半静的パーシャルサブフレーム構成、動的パーシャルサブフレーム構成、許可、またはデータを生成および送信するために使用され得る。パーシャルサブフレーム送信は、同じくまたは代替的に、図5を参照しながら説明した代替的符号化パーシャルサブフレーム処理構成要素545によって受信される第1のデータまたは第2のデータを生成および送信するために使用され得る。パーシャルサブフレーム送信は、同じくまたは代替的に、図5を参照しながら説明したスケーリング制御チャネル処理構成要素550によって受信される、スケーリングされた制御チャネルを生成および送信するために使用され得る。パーシャルサブフレーム送信は、同じくまたは代替的に、図5を参照しながら説明した分離制御チャネル処理構成要素555によって受信される同一キャリアスケジューリングまたはクロスキャリアスケジューリングを生成および送信するために使用され得る。
[0168]チャネル予約信号送信構成要素740は、図6を参照しながら説明したチャネル予約信号処理構成要素635によって受信される少なくとも1つのチャネル予約信号を生成および送信するために使用され得る。
[0169]ダウンリンクアップリンク送信構成管理構成要素745は、図6を参照しながら説明したダウンリンクアップリンク送信構成処理構成要素640によって受信される第1の指示、第2の指示、またはダウンリンク送信を生成および送信するために使用され得る。
[0170]RACHリソース割振り構成要素750は、図6を参照しながら説明したRACH管理構成要素645によって受信されるRACHオケージョンの指示とRACHリソースの指示とを生成および送信するために使用され得る。
[0171]基地局トリガアップリンク管理構成要素755は、図6を参照しながら説明した基地局トリガアップリンク管理構成要素650によって受信されるチャネル予約信号を生成および送信するために使用され得る。
[0172]サービングセルコロケーション情報送信構成要素760は、図6を参照しながら説明したサービングセル情報管理構成要素655によって受信されるように、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるかどうかの指示を生成および送信するために使用され得る。
[0173]図8に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUE815のブロック図800を示す。UE815は、様々な構成を有し得、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなど含まれるかまたはそれらの一部であり得る。UE815は、いくつかの例では、モバイル動作を可能にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの例では、UE815は、図1、図2、または図4を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、または415−aのうちの1つまたは複数の態様、あるいは図5または図6を参照しながら説明した装置515または615のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。UE815は、図1、図2、図3、図4A、図4B、図5、または図6を参照しながら説明したUEまたは装置の特徴および機能のうちの少なくともいくつかを実装するように構成され得る。
[0174]UE815は、UEプロセッサ構成要素810、UEメモリ構成要素820、((1つまたは複数の)UEトランシーバ構成要素830によって表される)少なくとも1つのUEトランシーバ構成要素、((1つまたは複数の)UEアンテナ840によって表される)少なくとも1つのUEアンテナ、またはUEワイヤレス通信管理構成要素860を含み得る。これらの構成要素のうちの少なくとも1つは、1つまたは複数のバス835上で、直接または間接的に、互いと通信していることがある。
[0175]UEメモリ構成要素820は、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。UEメモリ構成要素820は、実行されたとき、たとえば、パーシャルサブフレームに関係する情報またはパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータの処理、チャネル予約信号の処理、ダウンリンクアップリンク送信構成の処理、RACHプロシージャの管理、基地局トリガアップリンク送信の管理、あるいはサービングセルコロケーション情報の管理を含む、ワイヤレス通信に関係する本明細書で説明する様々な機能をUEプロセッサ構成要素810に実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード825を記憶し得る。代替的に、コード825は、UEプロセッサ構成要素810によって直接的に実行可能ではないが、(たとえば、コンパイルされ、実行されたとき)本明細書で説明する機能のうちのいくつかをUE815に実行させるように構成され得る。
[0176]UEプロセッサ構成要素810は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。UEプロセッサ構成要素810は、(1つまたは複数の)UEトランシーバ構成要素830を通して受信された情報または(1つまたは複数の)UEアンテナ840を通した送信のために(1つまたは複数の)UEトランシーバ構成要素830に送られるべき情報を処理し得る。UEプロセッサ構成要素810は、単独で、またはUEワイヤレス通信管理構成要素860とともに、専用無線周波数スペクトル帯域(たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、何らかの使用のために一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域))または共有無線周波数スペクトル帯域(たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域))上で通信する(またはその帯域上での通信を管理する)様々な態様を扱い得る。
[0177](1つまたは複数の)UEトランシーバ構成要素830は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)UEアンテナ840に与え、(1つまたは複数の)UEアンテナ840から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。(1つまたは複数の)UEトランシーバ構成要素830は、いくつかの例では、1つまたは複数のUE送信機構成要素および1つまたは複数の別個のUE受信機構成要素として実装され得る。(1つまたは複数の)UEトランシーバ構成要素830は、認可無線周波数スペクトル帯域または無認可無線周波数スペクトル帯域における通信をサポートし得る。(1つまたは複数の)UEトランシーバ構成要素830は、(1つまたは複数の)UEアンテナ840を介して、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明した基地局105、205、205−a、405、405−a、または405−bのうちの1つまたは複数と双方向に通信するように構成され得る。UE815は単一のUEアンテナを含み得るが、UE815が複数のUEアンテナ840を含み得る例があり得る。
[0178]UEワイヤレス通信管理構成要素860は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上でのワイヤレス通信に関係する図1、図2、図3、図4A、図4B、図5、または図6を参照しながら説明したUEまたは装置の特徴または機能の一部または全部を実行または制御するように構成され得る。たとえば、UEワイヤレス通信管理構成要素860は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域を使用して、補足ダウンリンクモード(たとえば、認可支援アクセスモード)、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。UEワイヤレス通信管理構成要素860は、専用無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE−A通信を扱うように構成された、専用RFスペクトル帯域のためのUE LTE/LTE−A構成要素865、または共有無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE−A通信を扱うように構成された、共有RFスペクトル帯域のためのUE LTE/LTE−A構成要素870を含み得る。UEワイヤレス通信管理構成要素860、またはそれの部分はプロセッサを含み得、あるいはUEワイヤレス通信管理構成要素860の機能の一部または全部は、UEプロセッサ構成要素810によって実行されるか、またはUEプロセッサ構成要素810とともに実行され得る。いくつかの例では、UEワイヤレス通信管理構成要素860は、図5または図6を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素520または620の一例であり得る。
[0179]図9に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための基地局905(たとえば、eNBの一部または全部を形成する基地局)のブロック図900を示す。いくつかの例では、基地局905は、図1、図2、図4A、または図4Bを参照しながら説明した基地局105、205、205−a、405、405−a、または405−bの1つまたは複数の態様、あるいは図7を参照しながら説明した装置705の態様の一例であり得る。基地局905は、図1、図2、図3、図4A、図4B、または図7を参照しながら説明した基地局の特徴および機能のうちの少なくともいくつかを実装するかまたは可能にするように構成され得る。
[0180]基地局905は、基地局プロセッサ構成要素910、基地局メモリ構成要素920、((1つまたは複数の)基地局トランシーバ構成要素950によって表される)少なくとも1つの基地局トランシーバ構成要素、((1つまたは複数の)基地局アンテナ955によって表される)少なくとも1つの基地局アンテナ、または基地局ワイヤレス通信管理構成要素960を含み得る。基地局905はまた、基地局通信構成要素930またはネットワーク通信構成要素940のうちの1つまたは複数を含み得る。これらの構成要素のうちの少なくとも1つは、1つまたは複数のバス935上で、直接または間接的に、互いと通信していることがある。
[0181]基地局メモリ構成要素920はRAMまたはROMを含み得る。基地局メモリ構成要素920は、実行されたとき、たとえば、パーシャルサブフレームに関係する情報またはパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータの送信、チャネル予約信号の送信、ダウンリンクアップリンク送信構成の送信、RACHリソースの割振り、基地局トリガアップリンク送信の管理、あるいはサービングセルコロケーション情報の送信を含む、ワイヤレス通信に関係する本明細書で説明する様々な機能を基地局プロセッサ構成要素910に実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード925を記憶し得る。代替的に、コード925は、基地局プロセッサ構成要素910によって直接的に実行可能ではないが、(たとえば、コンパイルされ、実行されたとき)本明細書で説明する機能のうちのいくつかを基地局905に実行させるように構成され得る。
[0182]基地局プロセッサ構成要素910は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。基地局プロセッサ構成要素910は、(1つまたは複数の)基地局トランシーバ構成要素950、基地局通信構成要素930、またはネットワーク通信構成要素940を通して受信された情報を処理し得る。基地局プロセッサ構成要素910はまた、(1つまたは複数の)アンテナ955を通した送信のために(1つまたは複数の)トランシーバ構成要素950に送られるべき情報、1つまたは複数の他の基地局905−aおよび905−bへの送信のために基地局通信構成要素930に送られるべき情報、または図1を参照しながら説明したコアネットワーク130の1つまたは複数の態様の一例であり得る、コアネットワーク945への送信のためにネットワーク通信構成要素940に送られるべき情報を処理し得る。基地局プロセッサ構成要素910は、単独で、または、基地局ワイヤレス通信管理構成要素960とともに、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で通信すること(またはそれの上での通信を管理すること)の様々な態様を扱い得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、何らかの使用のための一部のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。
[0183](1つまたは複数の)基地局トランシーバ構成要素950は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)基地局アンテナ955に与え、(1つまたは複数の)基地局アンテナ955から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。(1つまたは複数の)基地局トランシーバ構成要素950は、いくつかの例では、1つまたは複数の基地局送信機構成要素および1つまたは複数の別個の基地局受信機構成要素として実装され得る。(1つまたは複数の)基地局トランシーバ構成要素950は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域における通信をサポートし得る。(1つまたは複数の)基地局トランシーバ構成要素950は、(1つまたは複数の)アンテナ955を介して、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または815のうちの1つまたは複数、あるいは図5または図6を参照しながら説明した装置515または615のうちの1つまたは複数など、1つまたは複数のUEまたは装置と双方向に通信するように構成され得る。基地局905は、たとえば、複数の基地局アンテナ955(たとえば、アンテナアレイ)を含み得る。基地局905は、ネットワーク通信構成要素940を通してコアネットワーク945と通信し得る。基地局905はまた、基地局通信構成要素930を使用して、基地局905−aおよび905−bなど、他の基地局と通信し得る。
[0184]基地局ワイヤレス通信管理構成要素960は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上でのワイヤレス通信に関係する図1、図2、図3、図4A、図4B、または図7を参照しながら説明した特徴または機能の一部または全部を実行または制御するように構成され得る。たとえば、基地局ワイヤレス通信管理構成要素960は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域を使用して、補足ダウンリンクモード(たとえば、認可支援アクセスモード)、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。基地局ワイヤレス通信管理構成要素960は、専用無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE−A通信を扱うように構成された、専用RFスペクトル帯域のための基地局LTE/LTE−A構成要素965と、共有無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE−A通信を扱うように構成された、共有RFスペクトル帯域のための基地局LTE/LTE−A構成要素970とを含み得る。基地局ワイヤレス通信管理構成要素960、またはそれの部分はプロセッサを含み得、あるいは基地局ワイヤレス通信管理構成要素960の機能の一部または全部は、基地局プロセッサ構成要素910によって実行されるか、または基地局プロセッサ構成要素910とともに実行され得る。いくつかの例では、基地局ワイヤレス通信管理構成要素960は、図7を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素720の一例であり得る。
[0185]図10は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1000を示すフローチャートである。明快のために、方法1000について、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または815のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図5を参照しながら説明した装置515の態様に関して、以下で説明する。いくつかの例では、UEまたは装置は、以下で説明する機能を実行するようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEまたは装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0186]ブロック1005において、方法1000は、半静的パーシャルサブフレーム構成と、対応するパーシャルサブフレーム識別子(たとえば、パーシャルサブフレームRNTI)とを受信することを含み得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は(たとえば、基地局からの)RRCメッセージ中で受信され得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、少なくともRB割振りタイプ、またはRB割振り、または送信ランク、またはMCS、またはTBSテーブル、あるいはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、TDM構成またはFDM構成のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、サブフレームの始端において、またはサブフレームの終端において生じるパーシャルサブフレームのためのものであり得る。いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は(たとえば、パーシャルサブフレーム中の割振りのために利用可能であり得る限られた数のリソースのために)1つまたは少数のUEに送信され得る。
[0187]いくつかの例では、半静的パーシャルサブフレーム構成は、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるパーシャルサブフレームのタイプを示し得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレームのタイプはパーシャルサブフレームの長さに少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、半静的パーシャルサブフレーム構成は、それが7つのシンボル期間(たとえば、7つのOFDMシンボル期間)の持続時間を有するパーシャルサブフレームに適用されることを示し得る。他の半静的パーシャルサブフレーム構成は、他のタイプのパーシャルサブフレーム(たとえば、4つのシンボル期間または10個のシンボル期間の持続時間を有するパーシャルサブフレーム)について受信され得る。より短い持続時間のパーシャルサブフレームは、復調のために利用可能なDMRSに対する限定により、より低い送信ランク構成(たとえば、ランク1または2)に関連し得る)。
[0188]ブロック1010において、方法1000は、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるパーシャルサブフレームの数、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるダウンリンクバーストの数、半静的パーシャルサブフレーム構成が適用される持続時間、または代替指示が受信されるまで半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるという指示のうちの少なくとも1つの指示を受信することを随意に含み得る。いくつかの例では、ブロック1010において受信される指示は、半静的パーシャルサブフレーム構成とともに受信され得る。
[0189]ブロック1015において、方法1000は、パーシャルサブフレームのための許可を受信することを含み得る。許可はパーシャルサブフレーム識別子を識別し得る。いくつかの例では、許可は専用無線周波数スペクトル帯域上で受信され得る。いくつかの例では、許可は、PCC上で(たとえば、専用無線周波数スペクトル帯域において、または共有無線周波数スペクトル帯域において)受信され得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、無線周波数スペクトル帯域が何らかの使用のために一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。いくつかの例では、許可は、HARQ ID、または再送信インデックス、またはNDI、あるいはそれらの組合せを含み得る。少なくとも部分的に半静的パーシャルサブフレーム構成のために、ブロック1015において受信される許可は、フルサブフレームのために受信される許可よりも少数のリソースを使用し得る。
[0190]ブロック1020において、方法1000は、動的パーシャルサブフレーム構成を受信することを随意に含み得る。いくつかの例では、動的パーシャルサブフレーム構成は許可とともに受信され得る。
[0191]ブロック1025において、方法1000は、半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することを含み得る。動的パーシャルサブフレーム構成がブロック1020において受信されたとき、パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータはまた、動的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて受信され得る。
[0192]いくつかの例では、方法1000は、半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上で複数のパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することを含み得る。たとえば、データは、ブロック1010において指定された数のパーシャルサブフレーム、ブロック1010において指定された数のダウンリンクバースト、またはブロック1010において指定された持続時間の間、あるいは代替指示(たとえば、異なる半静的パーシャルサブフレーム構成)が受信されるまで受信され得る。方法1000のいくつかの例では、ブロック1015において受信される単一の許可が、複数のパーシャルサブフレームまたはそれのサブセットに適用され得る。
[0193]いくつかの例では、ブロック1025において受信されるデータは初期データ送信に対応し得、データが復号され得ないとき、またはデータの受信がNAKされたとき、方法1000は、少なくとも1つのフルサブフレーム中で、パーシャルサブフレーム中で最初に送信されたデータの再送信を受信することを含み得る(たとえば、いくつかの例では、パーシャルサブフレーム中の送信に関して最初にスケジュールされたデータは、パーシャルサブフレーム中の再送信に関してスケジュールされないことがある)。
[0194]ブロック1005、1010、1015、1020、または1025における(1つまたは複数の)動作は、図5または図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素520または860、あるいは図5を参照しながら説明したパーシャルサブフレーム処理構成要素535または半静的構成パーシャルサブフレーム処理構成要素540を使用して実行され得る。
[0195]したがって、方法1000はワイヤレス通信を提供し得る。方法1000は一実装形態にすぎないこと、および方法1000の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0196]図11は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1100を示すフローチャートである。明快のために、方法1100について、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または815のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図5を参照しながら説明した装置515の態様に関して、以下で説明する。いくつかの例では、UEまたは装置は、以下で説明する機能を実行するようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEまたは装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0197]ブロック1105において、方法1100は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームに関してスケジュールされた第1のデータを受信することを含み得る。パーシャルサブフェイムは、フルサブフレームとして符号化されたサブフレームの一部分を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。
[0198]ブロック1110において、方法1100は、共有無線周波数スペクトル帯域上でフルサブフレームに関してスケジュールされた第2のデータを受信することを含み得、ここで、第1のデータと第2のデータとは別様に符号化される。
[0199]方法1100のいくつかの例では、第1のデータは、第1のデータがその上で受信されるチャネルのチャネル品質によってサポートされる第2のMCSまたは第2のTBSよりも低い第1のMCSまたは第1のTBSのうちの少なくとも1つを使用して符号化され得る(たとえば、第1のMCSまたは第1のTBSは、第2のMCSまたは第2のTBSよりも控えめに選択され得る)。第1のMCSおよび/または第1のTBSは、第1のデータを復号することが可能であることのUEの尤度を高め、それにより、第1のデータが再送信される必要があり得るという尤度を減少させ得る。いくつかの例では、第1のデータは、フルサブフレームのために符号化されたデータの一部分を含み得る。フルサブフレームのためのデータが冗長を含むとき、UEは、第1のデータを受信し、データのほんの一部分を受信したにもかかわらず第1のデータを適切に復号することが可能であり得る。
[0200]ブロック1105または1110における(1つまたは複数の)動作は、図5または図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素520または860、あるいは図5を参照しながら説明したパーシャルサブフレーム処理構成要素535または代替的符号化パーシャルサブフレーム処理構成要素545を使用して実行され得る。
[0201]したがって、方法1100はワイヤレス通信を提供し得る。方法1100は一実装形態にすぎないこと、および方法1100の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0202]図12は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1200を示すフローチャートである。明快のために、方法1200について、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または815のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図5を参照しながら説明した装置515の態様に関して、以下で説明する。いくつかの例では、UEまたは装置は、以下で説明する機能を実行するようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEまたは装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0203]ブロック1205において、方法1200は、共有無線周波数スペクトル帯域上でパーシャルサブフレームの制御チャネルを受信することを含み得る。制御チャネルに割り振られたリソースの第1の量は、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量に少なくとも部分的に基づき得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。いくつかの例では、制御チャネルはEPDCCHを含み得る。いくつかの例では、リソースの第1の量は、リソースブロックの量など、周波数リソースの量を含み得る。いくつかの例では、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量が時間リソースのより少ない量を含むとき、周波数リソースの量は、より高くスケーリングされ得、パーシャルサブフレームに割り振られたリソースの第2の量が時間リソースのより多い量を含むとき、周波数リソースの量は、より低くスケーリングされ得る。
[0204]方法1200のいくつかの例では、パーシャルサブフレームが10個のシンボル期間の持続時間を有するとき(たとえば、リソースの第2の量が10個のシンボル期間を含むとき)、リソースの第1の量は5つのリソースブロックを含み得、パーシャルサブフレームが7つのシンボル期間の持続時間(たとえば、1/2サブフレームまたは1スロットの持続時間)を有するとき、リソースの第1の量は6つまたは8つのリソースブロックを含み得、パーシャルサブフレームが4つのシンボル期間の持続時間を有するとき、リソースの第1の量は10個のリソースブロックを含み得る。リソースの第2の量が14個のシンボル期間(たとえば、フルサブフレーム)を含むとき、リソースの第1の量は4つのリソースブロックを含み得る。いくつかの例では、シンボル期間はOFDMシンボル期間であり得る。
[0205]ブロック1205における(1つまたは複数の)動作は、図5または図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素520または860、あるいは図5を参照しながら説明したパーシャルサブフレーム処理構成要素535またはスケーリング制御チャネル処理構成要素550を使用して実行され得る。
[0206]したがって、方法1200はワイヤレス通信を提供し得る。方法1200は一実装形態にすぎないこと、および方法1200の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0207]図13は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1300を示すフローチャートである。明快のために、方法1300について、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または815のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図5を参照しながら説明した装置515の態様に関して、以下で説明する。いくつかの例では、UEまたは装置は、以下で説明する機能を実行するようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEまたは装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0208]ブロック1305において、方法1300は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信されるパーシャルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングを受信することを含み得る(たとえば、パーシャルサブフレームは自己スケジュールされ得る)。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。いくつかの例では、同一キャリアスケジューリングはEPDCCH上で受信され得る。
[0209]ブロック1310において、方法1300は、共有無線周波数スペクトル帯域上で受信されるフルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングまたはクロスキャリアスケジューリングのうちの1つを受信することを含み得る。いくつかの例では、フルサブフレームのための同一キャリアスケジューリングはEPDCCH上で受信され得る。いくつかの例では、クロスキャリアスケジューリングは専用無線周波数スペクトル帯域中のPCC上で受信され得る。いくつかの例では、クロスキャリアスケジューリングはPDCCH上で受信され得る。他の例では、クロスキャリアスケジューリングは、共有無線周波数スペクトル帯域または専用無線周波数スペクトル帯域中のSCC上で受信され得る。これらの例では、クロスキャリアスケジューリングは、(共有無線周波数スペクトル帯域中の)EPDCCHまたは(専用無線周波数スペクトル帯域中の)PDCCH上で受信され得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、無線周波数スペクトル帯域が何らかの使用のために一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。
[0210]ブロック1305または1310における(1つまたは複数の)動作は、図5または図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素520または860、あるいは図5を参照しながら説明したパーシャルサブフレーム処理構成要素535または分離制御チャネル処理構成要素555を使用して実行され得る。
[0211]したがって、方法1300はワイヤレス通信を提供し得る。方法1300は一実装形態にすぎないこと、および方法1300の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0212]図14は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1400を示すフローチャートである。明快のために、方法1400について、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または815のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図6を参照しながら説明した装置615の態様に関して、以下で説明する。いくつかの例では、UEまたは装置は、以下で説明する機能を実行するようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEまたは装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0213]ブロック1405において、方法1400は、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号について複数のシンボル期間(たとえば、サブフレームのOFDMシンボル期間)を監視することを含み得る。少なくとも1つのチャネル予約信号は、複数のシンボル期間のうちの少なくとも1つのシンボル期間に少なくとも部分的に基づいて符号化され得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。いくつかの例では、少なくとも1つのチャネル予約信号は、少なくとも1つのD−CUBSを含み得る。
[0214]いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号は、チャネル予約信号がその間に送信されるシンボル期間の数に基づいて符号化されたチャネル予約信号を含み得る。したがって、2つのシンボル期間の間に送信される第1のチャネル予約信号の第1の符号化は、1つのシンボル期間の間に送信される第2のチャネル予約信号の第2の符号化とは異なり得る。チャネル予約信号は、たとえば、基地局が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち、チャネル予約信号を送信し始めるシンボル期間に基づいて、複数の異なる持続時間のうちの1つの間に送信され得る。
[0215]いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域上で送信される少なくとも1つのチャネル予約信号は、複数のシンボル期間のうちの異なる隣接シンボル期間中で送信される複数のチャネル予約信号を含み得る。これらの例では、複数のシンボル期間のうちの第1のシンボル期間中で受信される第1のチャネル予約信号の符号化は、複数のシンボル期間のうちの第2のシンボル期間中で受信される第2のチャネル予約信号の符号化とは異なり得る。いくつかの例では、各チャネル予約信号の符号化は異なり得る。他の例では、異なるシンボル期間中で送信されるチャネル予約信号は、異なるシードを用いてスクランブルされ得る。
[0216]ブロック1410において、方法1400は、少なくとも1つのチャネル予約信号と後続のダウンリンク送信との間で送信されるCRSを監視することを随意に含み得る。少なくとも1つのチャネル予約信号のうちの少なくとも1つは、CRSとは別様に符号化され得る。いくつかの例では、(1つまたは複数の)異なる符号化は、(1つまたは複数の)異なるシーケンススクランブリングを含み得る。
[0217]ブロック1415において、方法1400は、共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信することを含み得る。ダウンリンク送信は少なくとも1つのチャネル予約信号に続き得る。いくつかの例では、ダウンリンク送信は、パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを含み得る。
[0218]ブロック1405、1410、または1415における(1つまたは複数の)動作は、図6または図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素620または860、あるいは図6を参照しながら説明したチャネル予約信号処理構成要素635を使用して実行され得る。
[0219]したがって、方法1400はワイヤレス通信を提供し得る。方法1400は一実装形態にすぎないこと、および方法1400の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0220]図15は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1500を示すフローチャートである。明快のために、方法1500について、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または615のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図6を参照しながら説明した装置615の態様に関して、以下で説明する。いくつかの例では、UEまたは装置は、以下で説明する機能を実行するようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEまたは装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0221]ブロック1505において、方法1500は、フレーム期間の複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセット(すなわち、フレーム期間の可能なダウンリンクアップリンク送信構成のすべてに満たないサブセット)の第1の指示を受信することを含み得る。いくつかの例では、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットは少なくとも1つのパーシャルサブフレーム構成を含み得る。いくつかの例では、ダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットの第1の指示はRRCメッセージ中で受信され得る。
[0222]ブロック1510において、方法1500は、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセット中に含まれるダウンリンクアップリンク送信構成の第2の指示を受信することを含み得る。いくつかの例では、第2の指示はeIMTA構成と同様であり得る。いくつかの例では、第2の指示は、複数のダウンリンクバースト、または複数のアップリンクバースト、または複数のダウンリンクバーストおよび少なくとも1つのアップリンクバースト、または複数のアップリンクバーストおよび少なくとも1つのダウンリンクバースト、あるいはそれらの組合せのうちの少なくとも1つを含むダウンリンクアップリンク構成を示し得る(およびしたがって、複数のダウンリンクアップリンク送信構成のサブセットは、そのダウンリンクアップリンク構成を含み得る)。いくつかの例では、第2の指示は、ダウンリンクバーストとアップリンクバーストとを交互に行うシーケンスを含むダウンリンクアップリンク構成を示し得る。いくつかの例では、第2の指示はPFFICH上で受信され得る。
[0223]ブロック1515において、方法1500は、示されたダウンリンクアップリンク送信構成に従って共有無線周波数スペクトル帯域上でダウンリンク送信を受信することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。
[0224]方法1500のいくつかの例では、ブロック1515において受信される、ダウンリンク送信のダウンリンクバーストまたはアップリンクバーストのうちの少なくとも1つは、他のダウンリンクバーストまたは他のアップリンクバーストから送信ギャップだけ分離され得る。いくつかの例では、送信ギャップは、いくつかのCCAオケージョン(たとえば、1つまたは複数のCCAオケージョン)を含み得る。
[0225]いくつかの例では、方法1500は、ダウンリンク送信を受信することより前に共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定することと、ダウンリンク送信の後まで再び共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定することを控えることとを含み得る。いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定することは、基地局から少なくとも1つのチャネル予約信号(たとえば、少なくとも1つのD−CUBS)を受信すること、および/あるいは方法1500を実行するUEまたは装置においてCCAプロシージャを実行することを含み得る。
[0226]ブロック1505、1510、または1515における(1つまたは複数の)動作は、図6または図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素620または860、あるいは図6を参照しながら説明したダウンリンクアップリンク送信構成処理構成要素640を使用して実行され得る。
[0227]したがって、方法1500はワイヤレス通信を提供し得る。方法1500は一実装形態にすぎないこと、および方法1500の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0228]図16は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1600を示すフローチャートである。明快のために、方法1600について、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または615のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図6を参照しながら説明した装置615の態様に関して、以下で説明する。いくつかの例では、UEまたは装置は、以下で説明する機能を実行するようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEまたは装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0229]ブロック1605において、方法1600は、PCC上で、SCC上のRACHリソースについての要求を送信することを含み得る。いくつかの例では、SCC上のRACHリソースについての要求は、PHY信号中で、SR中で、MAC制御要素中で、またはUCIと多重化されてのうちの少なくとも1つで送信され得る。
[0230]ブロック1610において、方法1600は、SCC上のRACHリソースについての要求を送信したことに応答して、SCC上でRACHオケージョンの指示とRACHリソースの指示とを受信することを含み得る。
[0231]方法1600のいくつかの例では、PCCは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域のうちの1つ中にあり得、SCCは、共有無線周波数スペクトル帯域中にあり得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、無線周波数スペクトル帯域が何らかの使用のために一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。
[0232]ブロック1605または1610における(1つまたは複数の)動作は、図6または図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素620または860、あるいは図6を参照しながら説明したRACH管理構成要素645を使用して実行され得る。
[0233]したがって、方法1600はワイヤレス通信を提供し得る。方法1600は一実装形態にすぎないこと、および方法1600の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0234]図17は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1700を示すフローチャートである。明快のために、方法1700について、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または815のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図6を参照しながら説明した装置615の態様に関して、以下で説明する。いくつかの例では、UEまたは装置は、以下で説明する機能を実行するようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEまたは装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0235]ブロック1705において、方法1700は、共有無線周波数スペクトル帯域上で基地局からチャネル予約信号を受信することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。いくつかの例では、チャネル予約信号はD−CUBSを含み得る。いくつかの例では、チャネル予約信号は、アップリンク専用モードを示すPFFICHを含み得る。
[0236]いくつかの例では、チャネル予約信号は、共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスし、CCAプロシージャを実行し、アップリンク送信が、方法1700を実行するUEまたは装置によって行われることになる直前に共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定する基地局によって送信され得る。いくつかの例では、基地局は、ダウンリンクデータまたは他の基準信号なしにチャネル予約信号を送信し、実現可能なときにスリープ状態に入り得る。他の例では、チャネル予約信号は、アップリンク専用モードの開始を識別するPFFICHを含み得る。
[0237]ブロック1710において、方法1700は、チャネル予約信号を受信すると、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することなしに、共有無線周波数スペクトル帯域上で、基地局へのアップリンク送信を開始することを含み得る。いくつかの例では、アップリンク送信は別のアップリンク送信によって先行され得る。
[0238]ブロック1705または1710における(1つまたは複数の)動作は、図6または図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素620または860、あるいは図6を参照しながら説明した基地局トリガアップリンク管理構成要素650を使用して実行され得る。
[0239]したがって、方法1700はワイヤレス通信を提供し得る。方法1700は一実装形態にすぎないこと、および方法1700の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0240]図18は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1800を示すフローチャートである。明快のために、方法1800について、図1、図2、図4A、図4B、または図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c、415、415−a、または815のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図6を参照しながら説明した装置615の態様に関して、以下で説明する。いくつかの例では、UEまたは装置は、以下で説明する機能を実行するようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、UEまたは装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0241]ブロック1805において、方法1800は、基地局から、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるかどうかの指示を受信することを含み得る。いくつかの例では、基地局は、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるとき、または第1のサービングセルと第2のサービングセルとが理想的な(たとえば、低レイテンシ)バックホールによって接続されるとき、指示を取得し、送信し得る。
[0242]ブロック1810において、方法1800は、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるかどうかを決定することを含み得る。第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされると決定されたとき、方法1800はブロック1815において続き得る。第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされないと決定されたとき、方法1800はブロック1820において続き得る。いくつかの例では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとは同じTAGに属し得るが、コロケートされないことがある。
[0243]ブロック1815において、方法1800は、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされるという指示を受信することに少なくとも部分的に基づいて第2のサービングセルの情報を決定するために第1のサービングセルの情報を使用することを含み得る。いくつかの例では、第1のサービングセルの情報は、第1の時間追跡、第1の周波数追跡、第1のドップラー追跡、または第1の経路損失測定値のうちの少なくとも1つを含み得、第2のサービングセルの情報は、第2の時間追跡、第2の周波数追跡、第2のドップラー追跡、または第2の経路損失測定値のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0244]ブロック1820において、方法1800は、第1のサービングセルと第2のサービングセルとの間の情報共有による劣化を防ぐために、第1のサービングセルと第2のサービングセルとがコロケートされないという決定を使用することを含み得る。
[0245]方法1800のいくつかの例では、第1のサービングセルと第2のサービングセルの一方または両方は、専用無線周波数スペクトル帯域上で、方法1800を実行するUEまたは装置と通信し得るか、あるいは第1のサービングセルと第2のサービングセルの一方または両方は共有無線周波数スペクトル帯域上でUEまたは装置と通信し得る。いくつかの例では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとのうちの一方は、UEまたは装置のためのPCellであり得、第1のサービングセルと第2のサービングセルとのうちの他方は、UEまたは装置のためのSCellであり得る。他の例では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとのうちの少なくとも1つは、UEまたは装置のためのSCellであり得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、無線周波数スペクトル帯域が何らかの使用のために一部のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。
[0246]方法1800のいくつかの例では、サービングセルがコロケートされるかどうかの指示がサービングセルの各ペアについて受信され得るか、またはコロケートされたサービングセルの(1つまたは複数の)リストが受信され得る。
[0247]ブロック1805、1810、1815、または1820における(1つまたは複数の)動作は、図6または図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理構成要素620または860、あるいは図6を参照しながら説明したサービングセル情報管理構成要素655を使用して実行され得る。
[0248]したがって、方法1800はワイヤレス通信を提供し得る。方法1800は一実装形態にすぎないこと、および方法1800の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0249]いくつかの例では、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17、または図18を参照しながら説明した方法1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、1700、または1800の(1つまたは複数の)動作が組み合わせられ得る。
[0250]本明細書で説明した技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明した技法は、無認可または共有帯域幅を介したセルラー(たとえば、LTE)通信を含む、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。ただし、上記の説明では、例としてLTE/LTE−Aシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE/LTE−A適用例以外に適用可能である。
[0251]添付の図面に関して上記に記載された詳細な説明は、例について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る例のすべてを表すものではない。「例」および「例示的」という語は、この説明で使用されるとき、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明する技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および装置がブロック図の形式で示されている。
[0252]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0253]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0254]本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態が、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「または」という語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が構成要素A、B、またはCを含んでいるものとして表される場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0255]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0256]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられたものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
半静的パーシャルサブフレーム構成と、対応するパーシャルサブフレーム識別子とを受信することと、
パーシャルサブフレームのための許可を受信すること、ここで、前記許可が前記パーシャルサブフレーム識別子を識別する、と、
前記半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上で前記パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することと、
を備える、方法。
[C2]
無線リソース制御(RRC)メッセージ中で前記半静的パーシャルサブフレーム構成を受信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成が、少なくともリソースブロック(RB)割振りタイプ、またはRB割振り、または送信ランク、または変調およびコーディング方式(MCS)、またはトランスポートブロックサイズ(TBS)テーブル、あるいはそれらの組合せを備える、C1に記載の方法。
[C4]
動的パーシャルサブフレーム構成を受信することと、
前記動的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、前記パーシャルサブフレームに関してスケジュールされた前記データを受信することと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成が、時間領域多重化(TDM)構成または周波数領域多重化(FDM)構成のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記パーシャルサブフレームのための前記許可が、少なくともハイブリッド自動再送要求(HARQ)識別子(ID)、または再送信インデックス、または新規データインジケータ(NDI)、あるいはそれらの組合せを備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記許可が専用無線周波数スペクトル帯域上で受信される、C1に記載の方法。
[C8]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、前記共有無線周波数スペクトル帯域上で複数のパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
少なくとも1つのフルサブフレーム中で、前記パーシャルサブフレーム中で最初に送信されたデータの再送信を受信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成が、サブフレームの始端において、またはサブフレームの終端において生じるパーシャルサブフレームのためのものである、C1に記載の方法。
[C11]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成は、前記半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるパーシャルサブフレームのタイプを示す、C1に記載の方法。
[C12]
前記パーシャルサブフレームタイプがパーシャルサブフレームの長さに少なくとも部分的に基づき得る、C1に記載の方法。
[C13]
前記パーシャルサブフレームの前記長さに少なくとも部分的に基づいて、前記パーシャルサブフレームがアップリンクパーシャルサブフレームであるのかダウンリンクパーシャルサブフレームであるのかを決定すること
をさらに備える、C12に記載の方法。
[C14]
前記パーシャルサブフレームがアップリンクパーシャルサブフレームであるかどうかを決定した後に、
最初のまたは最後のパーシャルサブフレームの少なくとも1つのパラメータを調整すること
をさらに備える、C13に記載の方法。
[C15]
前記少なくとも1つのパラメータを調整することが、
所定の構成のリストから選択すること
をさらに備え得る、C14に記載の方法。
[C16]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるパーシャルサブフレームの数、前記半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるダウンリンクバーストの数、前記半静的パーシャルサブフレーム構成が適用される持続時間、または代替指示が受信されるまで前記半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるという指示のうちの少なくとも1つの指示を受信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C17]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
半静的パーシャルサブフレーム構成と、対応するパーシャルサブフレーム識別子とを受信するための手段と、
パーシャルサブフレームのための許可を受信するための手段、ここで、前記許可が前記パーシャルサブフレーム識別子を識別する、と、
前記半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上で前記パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信するための手段と、
を備える、装置。
[C18]
無線リソース制御(RRC)メッセージ中で前記半静的パーシャルサブフレーム構成を受信するための手段
をさらに備える、C17に記載の装置。
[C19]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成が、少なくともリソースブロック(RB)割振りタイプ、またはRB割振り、または送信ランク、または変調およびコーディング方式(MCS)、またはトランスポートブロックサイズ(TBS)テーブル、あるいはそれらの組合せを備える、C17に記載の装置。
[C20]
動的パーシャルサブフレーム構成を受信するための手段と、
前記動的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、前記パーシャルサブフレームに関してスケジュールされた前記データを受信するための手段と、
をさらに備える、C17に記載の装置。
[C21]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成が、時間領域多重化(TDM)構成または周波数領域多重化(FDM)構成のうちの少なくとも1つを備える、C17に記載の装置。
[C22]
前記パーシャルサブフレームのための前記許可が、少なくともハイブリッド自動再送要求(HARQ)識別子(ID)、または再送信インデックス、または新規データインジケータ(NDI)、あるいはそれらの組合せを備える、C17に記載の装置。
[C23]
前記許可が専用無線周波数スペクトル帯域上で受信される、C17に記載の装置。
[C24]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、前記共有無線周波数スペクトル帯域上で複数のパーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信するための手段
をさらに備える、C17に記載の装置。
[C25]
少なくとも1つのフルサブフレーム中で、前記パーシャルサブフレーム中で最初に送信されたデータの再送信を受信するための手段
をさらに備える、C17に記載の装置。
[C26]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成が、サブフレームの始端において、またはサブフレームの終端において生じるパーシャルサブフレームのためのものである、C17に記載の装置。
[C27]
前記半静的パーシャルサブフレーム構成は、前記半静的パーシャルサブフレーム構成が適用されるパーシャルサブフレームのタイプを示す、C17に記載の装置。
[C28]
パーシャルサブフレームの前記タイプがパーシャルサブフレームの長さに少なくとも部分的に基づき得る、C27に記載の装置。
[C29]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと
を備え、
前記プロセッサおよびメモリは、
半静的パーシャルサブフレーム構成と、対応するパーシャルサブフレーム識別子とを受信することと、
パーシャルサブフレームのための許可を受信すること、ここで、前記許可が前記パーシャルサブフレーム識別子を識別する、と、
前記半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上で前記パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することと、
を行うように構成された、装置。
[C30]
ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
半静的パーシャルサブフレーム構成と、対応するパーシャルサブフレーム識別子とを受信することと、
パーシャルサブフレームのための許可を受信すること、前記許可が前記パーシャルサブフレーム識別子を識別する、と、
前記半静的パーシャルサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域上で前記パーシャルサブフレームに関してスケジュールされたデータを受信することと、
を少なくとも1つのプロセッサに行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体。