JP6403768B2 - 適応ストリーミングクライアントのためのバンド幅をリザーブする方法及びデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、概して、ビデオストリーミングコンテンツの分配に関係があり、特に、ビデオストリーミングコンテンツによって使用されるバンド幅を制御する方法に関係がある。
本項は、以下で記載及び/又は請求される本発明の様々な態様に関係があり得る技術の様々な態様に読者を引き合わせることを目的としている。この議論は、本発明の様々な態様のより良い理解を助けるよう背景情報を読者に提供するのに有用であると信じられる。然るに、それらの記述は、先行技術の承認としてではなく、この観点において読まれるべきであることが理解されるべきである。
HTTP適応テクノロジは、インターネットにおいて度を超えたオーディオビジュアル配信の提供を可能にするよう様々な利害関係者によって押し進められている。斯様なテクノロジは、クライアント端末が小さい連続したセグメント(2、3秒の長さ)(いわゆるチャンク)の形でビデオを受信することを可能にする。夫々のセグメントは、HTTPプロトコルを通じて要求され、種々の変形(いわゆる表現)において存在してよく、クライアント端末がネットワーク及びデバイス制約に適合する適切なビットレートをいつでも選択することを可能にする。
既に使用されているHTTP適応ストリーミング(HAS;HTTP adaptive streaming)プロトコルの中で最も有名なものは、アップル社のHTTP・ライブ・ストリーミング(HLS;HTTP Live streaming)、マイクロソフト社のシルバーライト・スムース・ストリーミング(SSS;Sliverlight Smooth Streaming)、アドビ社のアドビ・ダイナミック・ストリーミング(ADS;Adobe Dynamic Streaming)、及びSA4グループ内の3GPPによって開発されたHPPT経由動的適応ストリーミング(DASH;Dynamic Adaptive Streaming over HTTP)である。それらのHTTP適応ストリーミングのための既存の技術は、コンテンツのオプション(ビットレート、画像ディメンション、フレームレート、など)を記述するためのメタデータを提供するマニフェストファイルフォーマットにおいて、セグメントにおける、サポートされているコーデックにおける、及びコンテンツ保護技術におけるコンテンツの利用可能な表現の編成を変える。
特に、クライアント端末がオーディオ/ビデオコンテンツを再生したいと望む場合に、それは最初に、如何にしてこの特定のコンテンツが取得され得るのかを記述するマニフェストを入手すべきである。これは、URLから何らかの‘ファイル’を入手することによって、HTTPを通じて行われる。このマニフェストファイルは、コンテンツの利用可能な表現を(ビットレート及び他の特性に関して)リストアップするとともに、夫々の表現について、夫々の時間スライスについてコンテンツチャンクをロードすることを可能にするURLをリストアップする。ビデオ・オン・デマンド(VoD;Video on Demand)に関し、A/Vコンテンツの全体の記述が提供され、一方、ライブコンテンツ(例えば、TVコンテンツ)に関し、記述は、短時間しかカバーせず、時間が過ぎる場合に新しい項目を発見するために周期的にリロードされる必要がある。
その機能性及びネットワーキング環境から得られる知識に応じて、クライアント端末は、1つの表現を(例えば、そのビットレートに基づき)選択し、コンテンツの第1のチャンクをロードする。それは、2、3のチャンクを、ネットワーク障害に即応することができるようにバッファリングする。次いで、A/Vコンテンツは、夫々の受信されたチャンクから次々に再生される。同時に、クライアント端末は、受信レートを測定し、より高い又はより低いビットレートを選択すると決定してよい。斯様な場合に、それは、単に、他の表現に次のチャンクを要求する。あらゆるHTTPストリーミング技術は、クライアント端末が、所与のビットレートを有するチャンクから他のビットレートを有する次のチャンクへ移動しながら連続再生を続けることが可能であるようなものである。このようにして、ネットワーク上の競合するトラフィックが、A/Vコンテンツが受信されるレートに変化をもたらす場合に、クライアント端末は、バッファ充填を安全なレベルに維持することを可能にするビットレートを有するチャンクを選択することによって、対処し適応することができる。実際に、クライアント端末は、レンダリングがマクロブロック又はピクチャフリーズを引き起こすデータの受信遅れに悩まないレベルにとどまりながら、エンドユーザに良好なビューイング品質を提供するよう最大級のビットレートに達しようと試みる。
特に、HASプレイヤーは、サービスプロバイダアプリケーションから通常は利用可能にされ、ユーザによってダウンロードされ得る。適応ストリーミングプレイヤーは、次の3つの重要な機能を有する:
− チャンク要求スケジューリング。2つの要求ストラテジーが一般的に実施される。プレイヤーバッファを形成するために最初に立ち上げフェーズの間に使用される即時ダウンロード、及び一定の再生バッファを保つために定常フェーズにおいて使用される周期ダウンロードである。“Improving Fairness, Efficiency, and Stability in HTTP-based Adaptive Video Streaming with FESTIVE”,Junchen Jiang and al.,CoNext 2012において記載されているように、プレイヤーの初期条件に応じて、周期ダウンロードは、他のストリームによるバンド幅に関してHASストリームが完了する場合にバンド幅割り当ての不公平を生じさせる次善の時間割り当てにつながることがある;
− ビットレート選択。基本ストラテジーは、推定されるバンド幅よりも低い最も高い利用可能なビットレートを保守的に選択することである。選択アルゴリズムの保守主義は、推定されるバンド幅の値と許容されている最大要求ビットレートの値との間に持ち込まれたマージンに従って評価される。保守的な値は、パーセンテージにおいて表現されてよい;
− バンド幅推定。バンド幅推定は、瞬時スループット(すなわち、ダウンロード時間によって分割されるダウンロードサイズ)に基づく。ほとんどの市販プレイヤーは、フィルタリング技術を用いて推定を改善する。現在の推定は、次いで、そのダイナミックを平滑化するよう最後の幾つかの観測にわたって平均化される。
これらのHAS技術は、前から存在する技術と比べた場合にまあまあ上手く働くことが証明されてきたが、最近の研究は、幾つかの特定の挑戦的な環境(すなわち、他のHASクライアントとの又は隘路での他のTCPフローとの競合)の下で、HAS実施は厳しい安定性、公平性及び効率の問題に苦しむことがあると指摘している。
特に、バンド幅を奪い合う2つのHASクライアントは予測不能な結果をもたらし、最終的にユーザエクスペリエンスを台無しにすることが観察されている。加えて、HAS端末は、バンド幅が評価されず、その場合に潜在的に低く見積もられるOFF期間を生じさせるそれらの周期ダウンロードプロファイルのために、どん欲なTCPフロー(例えば、バルク転送)と競合する場合にバンド幅のそれらの公平な共有を取り戻すことができない。そして、それらのOFF期間の間に、特に、他のTCPフローは、バンド幅を横取りする機会をとらえることができる。
最後に、定常状態の間に、HASクライアント端末は、所与の目標レート(例えば、20%の保守的な値)を維持するよう所与のバンド幅保守主義を適用する。それにより、HTTPストリーミングは、供給されているバンド幅の100%を満たすことができず、バンド幅の不十分な利用を引き起こす。
その上、効率を評価するために収束も重要な基準であり、それは初期条件に依存することが本出願人によって観察されている。収束する時間は、現在は決定的でなく、長いことがある。このことは、貧しいユーザエクスペリエンス及び潜在的に次善のバンド幅利用を生じさせる。
本発明は、定義された目標レートへのストリーミングコンテンツの収束を少なくとも改善するために、上記の懸案事項の少なくとも幾つかを改善しようと試みる。
本発明は、少なくとも1つのネットワークに属し、少なくとも1つのサーバから、該サーバにおいて1つよりも多いデータレートで利用可能であるストリーミングコンテンツを受信するよう構成される適応ストリーミングクライアントのためのバンド幅をリザーブする方法であって、
少なくとも1つのイベントが起こる場合に、前記クライアントによって要求されている前記ストリーミングコンテンツに関連した所定の目標データレートと、トランジェントマージンとに応じて、トランジェントバンド幅を前記クライアントのためにリザーブするステップ
を有する点が注目に値する方法と関係がある。
本発明のおかげで、適応ストリーミングクライアントの初期条件は、目標データレートへのその収束を改善するために、要求されているストリーミングコンテンツへ起動時に割り当てられているバンド幅を一時的に広げることによって、変更及び/又は影響を及ぼされ得る。収束し且つ安定性を得るための時間を短縮するために、本発明は、クライアントのトランジェント状態の間にトランジェントバンド幅を割り当てることを少なくとも提案する。本出願人は、HASストリーミングコンテンツのためにリザーブされるハンド幅が大きければ大きいほど(例えば、所与の制限まで。)、収束はますます早いことを観測した。加えて、適応ストリーミングクライアントの収束がより早い場合に、安定性及び公平性は、適応ストリーミングセッションの全存続期間にわたって得られる。
好適な実施形態に従って、前記トランジェントマージンは、次のパラメータ:
− 前記ネットワークのトータルの利用可能なバンド幅、
− 前記ストリーミングコンテンツに関連した前記所定の目標データレート、
− 前記ネットワークのバンド幅を共有している競合するストリーム、
− 前記ストリーミングコンテンツのプライオリティ、
− 前記適応ストリーミングクライアントの保守的な値
のうちの少なくとも1つに依存する。
特に、前記適応ストリーミングクライアントが保守的な値を使用する場合に、前記トランジェントマージンは前記保守的な値よりも有利に大きい。
加えて、前記トランジェントバンド幅は、望ましくは、前記目標データレートに前記保守的な値を加えたものよりも大きくてよく、前記目標データレートよりも高い少なくとも1つの他のデータレートが前記サーバで利用可能である場合に、前記トランジェントバンド幅は、望ましくは、前記クライアントが前記より高いデータレートに切り替わらないようにするために、前記より高いデータレートに前記適応ストリーミングクライアントの前記保守的な値を加えたものよりも小さい。
本発明の他の態様では、前記目標データレートが前記サーバによって提供される最大データレートである場合に、前記トランジェントマージンは、前記ネットワークのトータルの利用可能なバンド幅と前記目標データレートとの間の差以下であってよい。
本発明の更なる態様では、前記トランジェントバンド幅は、前記クライアントのバッファの充填速度又は充填率(充填状態とも呼ばれる。)に依存するトランジェント期間の間、前記適応ストリーミングクライアントのためにリザーブされ得る。
特に、前記クライアントがデータの連続的なチャンクの形で前記ストリーミングコンテンツを受信するとして、前記トランジェント期間は、前記クライアントのバッファ満たされると、すなわち、例えば:
− 前記クライアントのバッファにおいて前記クライアントによってロードされるチャンクの数が、バッファ長に、前記適応ストリーミングクライアントによって再生されると推測されるチャンクの数を加えたものを超える場合に;又は
− チャンク要求周波数がチャンクの存続期間に等しい場合に、
終了する。
更には、前記イベントは、次のイベント群:
− 前記適応ストリーミングクライアントによる前記ストリーミングコンテンツの受信の開始;
− ネットワーク条件の(望ましくは、顕著な)変化;
− 他のストリームの受信の停止
に属する。
その上、本発明は、少なくとも1つのネットワークに属し、少なくとも1つのサーバから、該サーバにおいて1つよりも多いデータレートで利用可能であるストリーミングコンテンツを受信するよう構成される適応ストリーミングクライアントのためのバンド幅をリザーブするデバイスと関係がある。本発明に従って、当該デバイスは:
− 前記クライアントによって要求されている少なくとも1つのストリーミングコンテンツを検出するよう構成されるストリーム識別部と;
− バンド幅マネージャであって:
・ 前記クライアントによって要求されている前記ストリーミングコンテンツに関連した目標データレートを決定し;
・ 少なくとも1つのイベントが起こる場合に、前記決定された目標データレート及びトランジェントマージンに応じて、トランジェントバンド幅を前記クライアントのためにリザーブする
よう構成される前記バンド幅マネージャと
を有する。
加えて、当該デバイスは、次のイベント群:
− 前記適応ストリーミングクライアントによる前記ストリーミングコンテンツの受信の開始、
− ネットワーク条件の変化、
− 他のストリームの受信の停止
に属する前記イベントを検出するよう構成される。
更には、前記適応ストリーミングクライアントが保守的な値を使用するとして、前記トランジェントマージンは、望ましくは、前記保守的な値よりも大きい。
前記目標データレートよりも高い少なくとも1つの他の利用可能データレートが前記サーバで利用可能である場合に、前記トランジェントバンド幅は、望ましくは、前記クライアントが前記より高いデータレートへ切り替わらないようにするために、前記より高いデータレートに前記適応ストリーミングクライアントの前記保守的な値を加えたものよりも小さい。
当該デバイスは、例えば、ゲートウェイ又はルータであることができる。
本発明は、コンピュータによって読み出し可能な及び/又はプロセッサによって実行可能な媒体において記録される及び/又は通信ネットワークからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品であって、上記の方法を実施するプログラムコード命令を有するコンピュータプログラム製品と更に関係がある。
加えて、本発明は、プロセッサによって実行されることが可能なコンピュータプログラム製品を記録している非一時的なコンピュータ可読媒体であって、上記の方法を実施するプログラムコード命令を含む非一時的なコンピュータ可読媒体とも関係がある。
開示される実施形態と適用範囲において相応である特定の態様は、以下で示される。それらの態様は、本発明がとり得る特定の形態の概要を読者に提供するために提示されているにすぎず、それらの態様は、本発明の適用範囲を制限するよう意図されないことが理解されるべきである。実際に、本発明は、以下で示されていない様々な態様を包含し得る。
本発明は、添付の図面を参照して、制限なしに、以下の実施形態及び実施例を用いて説明されてより良く理解されるであろう。
本発明が実施され得るクライアント−サーバ・ネットワークアーキテクチャの概略図である。 図1のネットワークアーキテクチャのクライアント端末の例のブロック図である。 本発明の好適な実施形態に従うゲートウェイの例のブロック図である。 好適な実施形態に従って、図3のゲートウェイによって実施するバンド幅リザベーション方法のステップを表すフローチャートである。 図2及び3において、提示されているブロックは、単に機能的なエンティティであって、必ずしも物理的に別個のエンティティに対応しない。すなわち、それらは、1つ以上のプロセッサを有する1つ以上の集積回路において実施されるか、又はソフトウェアやハードウェアの形で現れてよい。
可能な限り、同じ参照符号は、同じ又は同様の部分を参照するために図面を通して使用される。
本発明の図及び記載は、典型的なデジタルマルチメディアコンテンツ配信方法及びシステムにおいて見つけられる多くの他の要素を明りょうさのために無視しながら、本発明の明りょうな理解にとって適切な要素を表すために簡略化されていることが理解されるべきである。なお、そのような要素は当該技術においてよく知られているので、そのような要素の詳細な議論はここで与えられない。
好適な実施形態に従って、本発明は、HTTP適応ストリーミング(いわゆるHAS)プロトコルに関して表される。当然ながら、本発明はそのような特定の環境に制限されず、他の適応ストリーミングプロトコルが当然に考えられて実施され得る。
図1に表されているように、本発明が実施され得るクライアント−サーバ・ネットワークアーキテクチャは、例えば、2つのクライアント端末C1及びC2と、ゲートウェイGWと、1つ以上のHTTPサーバS(図1では、1つしか表されていない。)とを有する。明らかに、追加のクライアント端末が当該アーキテクチャにおいて存在してよい。
クライアント端末C1は、ローカルネットワークN1(ホームネットワーク又は企業ネットワークとして。)を通じてゲートウェイGWへ接続されているHTTP適応ストリーミング(HAS)クライアント端末であって、ブロードバンドネットワークN2(インターネットネットワークとして。)を通じてHTTPサーバSへ接続したいと望む。HASクライアント端末C1は、所与の保守的な値を提示する。ローカルネットワークN1は、ゲートウェイGWのおかげでブロードバンドネットワークN2へ接続される。
保守的な値は、推定されるバンド幅の値と選択されている要求されるビットレートとの間でクライアント端末によってとられた最小マージンであることができる。保守的な値は、推定されるバンド幅のパーセンテージにおいて表現されてよい。
HTTPサーバSは、1つ以上のTCP/IP接続にわたってHASプロトコルを用いて、クライアント要求時にチャンクをクライアント端末C1へストリーミングする。
図2において記載される好適な実施形態に従って、HASクライアント端末C1は、少なくとも:
− ローカルネットワークN1への接続1のLAN(Local Area Network)インターフェイス(例えば、Wi−Fi(登録商標)、Ethernet(登録商標)、などとして、有線及び/又は無線);
− HTTPサーバSと通信するためのプロトコルスタックを含む通信モジュール2。特に通信モジュール2は、当該技術においてよく知られているTCP/IPスタックを有する。当然、それは、クライアント端末C1がHTTPサーバSと通信することを可能にする如何なる他のタイプのネットワーク及び/又は通信手段であってもよい;
− HTTPサーバSからHTTPストリーミングマルチメディアコンテンツを受信する適応ストリーミングモジュール3。それは、ネットワーク制約及びそれ自身の制約とより良く適合するビットレートでチャンクを絶えず選択する;
− マルチメディアコンテンツを復号しレンダリングするよう構成されるビデオプレイヤー4;
− クライアント端末C1の不揮発性メモリにおいて記憶されているアプリケーション及びプログラムを実行する1つ以上のプロセッサ5;
− HTTPサーバSから受信されたチャンクを、ビデオプレイヤー4へのそれらの送信の前にバッファリングするよう構成されるバッファ6;
− 一般的なクライアント端末機能を実行するために当業者によく知られている様々なモジュール及び全ての手段を接続する内部バスB1
を有する。
好適な実施形態において、クライアント端末C1は、ポータブルメディアデバイス、携帯電話機、タブレット又はラップトップである。当然ながら、クライアント端末C1は、完全なビデオプレイヤーを有さずに、メディアコンテンツを逆多重化及び復号するもののような幾つかのサブエレメントしか有さなくてよく、そして、復号されたコンテンツをエンドユーザに表示する外部手段に依存してよい。この場合に、クライアント端末C1は、セットトップボックスのような、HTTP適応ストリーミング対応のビデオデコーダである。
その上、好適な実施形態のゲートウェイGWは、デジタル加入者回線(DSL;Digital Subscriber Line)ゲートウェイであって、DSLテクノロジを通じたローカルネットワークN1へのインターネットブロードバンドアクセスを提供する。当然、ゲートウェイは、ケーブル、ファイバ又は無線のような如何なるタイプのブロードバンドゲートウェイであってもよい。
図3において示されるように、ゲートウェイGWは:
− ローカルネットワークN1への接続7のLANインターフェイス(例えば、Wi−Fi、Ethernetなどとして、有線及び/又は無線);
− ブロードバンドネットワークN2への接続8のブロードバンドインターフェイス(有線及び/又は無線);及び
− 接続7及び8のインターフェイスを通じて通信するためのプロトコルスタックを有する通信モジュール9。特に、通信モジュールは、IPスタックと記されるインターネットプロトコルスタックを有する;
− マニフェストから取り出された情報(例えば、プレイリスト又はXMLファイル)を記憶するよう特に構成されるメモリ10;
− ゲートウェイGWの不揮発性メモリにおいて記憶されているアプリケーション及びプログラムを実行する1つ以上のプロセッサ15;
− 一般的な家庭用ゲートウェイ機能を実行するために当業者によく知られている様々なモジュール及びプロセッシング手段、ルーティング及びブリッジング手段並びに全ての手段を接続する内部バスB2
を有する。
上述されたように、適応ストリーミングにおけるマルチメディアコンテンツ(例えば、映画)を再生するために、クライアント端末C1は、最初に、要求されているマルチメディアコンテンツの利用可能な表現を(ビットレート及び解像度に関して)リストアップするマニフェストをサーバSから入手する必要がある。このマニフェストは、前もって生成されて、HTTPサーバSで記憶されている。
更には、ゲートウェイGWは、ネットワーク条件の変化を識別するネットワーク監視ユニット11と、ゲートウェイで受信されたストリームを解析するよう構成されるストリーム識別部12とを更に有する。クライアント端末C1がサービス要求を発行するたびに、ストリーム識別部12は、当該要求を識別し、サーバSからクライアントC1へ返されたマニフェストをインターセプトすることによってサービス情報を収集し、それによって、サーバSによって知らされた利用可能なビットレート及び関連するチャンクURLのような情報を解析し抽出する。マニフェストをインターセプトするよう、ストリーム識別部12は、利用可能なストリーミング技術及び関連するプロトコルを承知している。夫々のプロトコルにおいて、それは、マニフェストを運ぶパケットのタイプを知っている。例えば、ストリーム識別部12は、アップルのHTTPライブ・ストリーミング、マイクロソフトのスムース・ストリーミング、及びアドビのオープン・ソース・メディア・フレームワーク技術を承知している。当然、それは、他のストリーミング技術を認識するよう構成され得る。
ストリーム識別部12は、ストリームがもはやゲートウェイGWで受信されない場合も識別する。制限されない実例となる例として、ストリームが所定の期間の間受信されない場合に、ストリーム識別部12は、セッションが終わったと見なすことができ、そして、ゲートウェイGWのバンド幅マネージャ13に通告することができる。バンド幅マネージャ13は、以降で記載されるように然るべくトラフィック制御規則及びバンド幅リザベーションを変更することができる。
バンド幅マネージャ13は、次いで、ストリーム識別部12によって入手された情報を受けるよう構成される。特に、バンド幅マネージャ13は、サービスが認められているかどうかを判定し、そのサービスに関して目標ビットレートを決定し、場合により、既に実行されている他のサービスのための目標を同時に変更する。バンド幅マネージャ13は、ゲートウェイGWのブロードバンドインターフェイス8で利用可能な最大バンド幅の値を測定する。
特に、HASクライアント端末C1がストリーミングコンテンツをサーバSに要求する場合に、バンド幅マネージャ13は、ストリーム識別部12から受信された情報及び追加のパラメータ(例えば、利用可能なネットワークバンド幅、ストリームのプライオリティ、クライアント端末の保守的な値、など)に基づき目標ビットレートRを決定した後に、要求されているストリーミングコンテンツに関連したトランジェントバンド幅BWをリザーブし、次いで、ゲートウェイGWのスケジューラ14を設定する。
スケジューラ14は、ローカルネットワークN1におけるパケットの送信を管理するよう構成される。特に、夫々のHASストリームは、トランジェント期間Dの間のまさに1つのトランジェントバンド幅BWと、ストリーム受信の終了までの1つの定常バンド幅BWとを配分されている独立したキューを割り当てられる。
トランジェントバンド幅BWは、トランジェント期間Dの間リザーブされ、決定された目標データレートR及びトランジェントマージンmに依存する。特に、トランジェントバンド幅BWは、以下のように、目標ビットレートRにトランジェントマージンmを加えたものに等しくてよい:

BW=R+m なお、t∈[T;T+D

上記の式において、tは時間であり、Tはストリーミングコンテンツの受信の開始を示す。
有利なことには、トランジェントマージンmは、保守的な値Vよりも大きく(m>V)、それにより:

BW>R+V なお、t∈[T;T+D

が成立する。
目標ビットレートRよりも高い少なくとも1つの他のビットレート(RT+1と記される。)が受信されたマニフェストにおいて挙げられており、サーバSで利用可能である場合に、トランジェントバンド幅BWは、より高いデータレートRT+1にHASクライアント端末C1の保守的な値Vを加えたものよりも小さい。それにより:

BW<RT+1+V

が成立する。
他の実例となる例として、トランジェントバンド幅BWは、次の関係によって求められてよい:

BW=R×100/(100−m) なお、t∈[T;T+D

当然ながら、他の式がトランジェントバンド幅を決定するために使用されてよい。
トランジェントマージンmは、次のパラメータのうちの1つ以上に基づくことができる:
− ブロードバンドネットワークN2のトータルの利用可能なバンド幅BWTOTAL
− HASクライアント端末C1によって要求されるストリーミングコンテンツに関連した決定された目標データレートR
− ネットワークバンド幅を共有している競合するストリーム(例えば、第2のクライアント端末C2によって受信されるストリーム);
− ストリーミングコンテンツのプライオリティ;
− 適応ストリーミングクライアント端末C1の保守的な値。
特に、目標ビットレートRがサーバによって提供される(マニフェストにおいてリストアップされる)最大ビットレートである場合に、トランジェントマージンmは、トータルの利用可能なバンド幅BWTOTALと目標ビットレートRとの間の差に多くても等しい。それにより:

≦BWTOTAL−R

が成立する。
好適な実施形態において、バンド幅マネージャ13は、ブロードバンドインターフェイス8で利用可能な最大バンド幅の値に基づき、バンド幅リザベーションを決定する。代替的に、ブロードバンドネットワークN2のブロードバンドインターフェイス8で利用可能な最大バンド幅の代わりに、バンド幅マネージャ13は、ローカルネットワークN1のLANインターフェイスで利用可能な最大バンド幅を考慮してよい。それは、次いで、ローカルネットワークN1で利用可能な最大バンド幅の値に基づき、バンド幅リザベーションを決定する。これは、隘路がブロードバンドネットワークN2ではなくローカルネットワークN1にある場合に起こる。
HASクライアント端末C1がその要求されているストリーミングコンテンツをサーバSから受信し始める場合におけるバンド幅マネージャ13によるトランジェント期間Dの間のトランジェントバンド幅BWのリザベーションが記載されてきたが、斯様なトランジェントバンド幅のリザベーションは、バンド幅共有がネットワーク条件の大きな変化(特に、HASクライアントC1のためのバンド幅部分の増大)又はHASクライアント端末C1に割り当てられているバンド幅部分の増大を生じさせる他のストリームの受信の中止により変更されるべき場合にも実行され得る。そのようなイベントは、対応するメッセージ(例えば、ゲートウェイGWによって送信される。)によって識別され、HASクライアント端末C1のバンド幅の割増部分の一時的な許可をトリガして、それにより、定常状態へのその収束を加速させる。換言すると、そのようなイベントは、クライアント端末C1による関連するメッセージの受信時に検出される。
更には、トランジェント期間Dは、前もってバンド幅マネージャ13によって設定され、例えば、固定値(例えば、数秒)に等しくてよい。それに反して、トランジェント期間Dは、前もって設定されなくてもよく、HASクライアント端末C1のバッファ6の充填速度に依存してよい。特に、トランジェント期間Dは、クライアント端末C1のバッファ6におけるロードされたチャンクの数に依存することができ、例えば、HASクライアント端末C1によって受信されるチャンクの数が、バッファ長に、経過時間の間に適応ストリーミングクライアントによって再生されると推測されるチャンクの数を加えたものを超える場合に、終了することができる。
バッファ充填期間Tは、次の関係によって近似され得ることが知られる:

=L×R/(BW−R

この式において:
− Lはバッファ長(単位秒)であり;
− Rは目標ビットレート(単位kbps)であり;
− BWはリザーブされるトランジェントバンド幅(単位kbps)である。
変形例において、トランジェント期間Dは、チャンク要求周波数が、少なくともおおよそ、チャンクの存続期間に等しくなるまで、保たれ得る(その場合に、バッファ6は満たされたと見なされる。)。
他の変形例において、又は補足として、トランジェント期間は、クライアント端末C1のバッファ6の充填率(又は状態)にも依存してよい(例えば、バッファの80%)。
その上、本発明の更なる態様において、バンド幅マネージャ13は、定常状態の間、トランジェント期間Dの終了後に、端末C1によって要求されているストリーミングコンテンツに関連する1つの定常バンド幅BWを更にリザーブすることができる。
定常バンド幅BWは、決定された目標データレートR及び定常マージンmに等しい。定常マージンmは、トランジェントマージンmよりも小さい(m<m)。例えば:

BW=R+m なお、t>T+D且つBW<BW

特に、定常バンド幅BWは、目標ビットレートRに保守的な値Vを加えたものに少なくとも等しくてよい(定常マージンmは、その場合に保守的な値Vに等しい。)。それにより:

BW≧R+V なお、T+D

が成立する。
他の例として、定常バンド幅BWは、次の関係によって求められてよい:

BW=R×100/(100−m) なお、T+D

HASストリーミングコンテンツのためのバンド幅リザベーション(トランジェントバンド幅BW、定常バンド幅BW)に関するバンド幅マネージャ13の決定は、多数のパラメータ及びユーザ又はサービスプロバイダの好みに依存する。それらは、要求されるコンテンツ、ネットワーク、ネットワークのクライアント端末、等の特性によって与えられる、バンド幅マネージャによって強いられるアービトレーションスキームの組となる。
競合するストリーム(例えば、クライアント端末C1及びC2によって要求される。)の場合に、バンド幅マネージャ13によるバンド幅リザベーションは、クライアント端末のタイプに依存することができる。例えば、テレビジョンセットのためのストリームは、ポータブルメディアプレイヤーのためのストリームよりも高いプライオリティを有することができる。代替的に、バンド幅リザベーションは、ローカルネットワークN1におけるクライアント端末C1、C2の位置や、ユーザの身元などにも基づくことができる。居間に位置するクライアント端末C1、C2は、寝室に位置するクライアント端末C1、C2よりも高いプライオリティを有してよい。望ましくは、ゲートウェイGWは、ストリーム間でプライオリティを調整することを可能にするユーザインターフェイス(図示せず。)を有する。ユーザインターフェイスでの入力は、例えば、デバイスのタイプ、その位置及びそのプライオリティであってよい。
本発明に従って、バンド幅マネージャ13は、次いで、クライアント端末C1によって要求されるHASストリーミングコンテンツのために2つの別個の規則を定義する。第1の規則は、収束期間に対応する極めて短い期間(トランジェント期間Dとしても知られる。)に適用される。次いで、第2の規則は、ストリームの受信の終了まで適用される。収束期間は、HASクライアント端末C1がトランジェント状態にあり、目標レートRに達してそのバッファを満たそうと試みる期間に対応する。この収束期間の後、HASクライアント端末C1は、ストリームの終了まで又はネットワーク条件が変化するまで同じレートを保ちながら定常状態にあるべきである。第1の規則は、HASクライアント端末C1に対してバンド幅の余分の部分を一時的に許可し、それによって、定常状態へのその収束を加速させるとともに安定性を得る。本出願人は、リザーブされるバンド幅が大きければ大きいほど、目標ビットレートへの収束がますます早いことを観測した。
提案される発明は、所与のHASストリームと競合するストリームが膨大なTCPダウンロード、進行性のダウンロードストリーム又は他のHASストリームである場合に適用され得る。
トランジェントマージン及び定常マージンは、上記のパラメータ(プライオリティ、ユーザ好み、競合するストリーム、など)に基づき実験により決定されることが理解されるべきである。
制限されない実例として、30秒のバッファを用いたスムース・ストリーミングHASサービスに関して、次の典型的な値が選択され得る:
− トランジェントマージン=決定されるべき割り当てトランジェントバンド幅の40%(例えば、t∈[T;T+D]について、式BW=R×100/(100−m)においてm=40);
− 定常マージン=決定されるべき割り当て定常バンド幅の20%(例えば、t>T+Dについて、式BW=R×100/(100−m)においてm=20)。
好適な実施形態に従って、図4に示されるように、ゲートウェイGWは、HASクライアント端末C1のためのバンド幅をリザーブする方法を実施するよう構成される。方法は、次のステップを有する:
− ゲートウェイGWでリザーブされるストリームを解析する(ステップS0);
− 所与のイベント(例えば、クライアント端末C1によるHASストリーミングコンテンツの受信の開始、ネットワーク条件の大きな変化)を検出する(ステップS1);
− HASクライアント端末C1によって要求されるストリーミングコンテンツに関連した目標データレートを決定する(ステップS2);
− 少なくとも1つのイベントが検出される場合に、トランジェント期間Dcの間はトランジェントバンド幅BWを、HASストリーミングコンテンツの終了までは定常バンド幅BWをHASクライアント端末C1のためにリザーブする(ステップS3)。
好適な実施形態において、バンド幅リザベーションは、ゲートウェイGWで実行される。代替的に、それはまた、ローカルネットワークN1に位置してゲートウェイGWへ接続されているルータにおいて、又は外部ルータにおいて、又はブロードバンドネットワークN2に位置するキャッシュにおいて、実行されてよい。
図面におけるフローチャート及び/又はブロック図は、本発明の様々な実施形態に従うシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の起こり得る実施の構成、動作及び機能性を説明する。これに関して、フローチャート又はブロック図における夫々のブロックは、モジュール、セグメント、又はコードの部分を表してよい。コードは、特定されている論理関数を実施するための1つ以上の実行可能命令を含む。幾つかの代替の実施において、ブロックにおいて表されている機能は、図に表されている順序を外れて起こってよいことも留意されるべきである。例えば、続けて示されている2つのブロックは、実際には略同時に実行されてよく、あるいは、ブロックは、逆の順序において時には実行されてよく、あるいは、ブロックは、関連する機能性に応じて別の順序において実行されてよい。ブロック図及び/又はフローチャート図の夫々のブロック、並びにブロック図及び/又はフローチャート図におけるブロックの組み合わせは、特定される機能又は動作を実行する専用のハードウェアに基づいたシステム、あるいは、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実施され得ることも知られる。明示的に記載されていないが、本実施形態は、如何なる組み合わせ又は部分的組み合わせにおいても用いられてよい。
当業者に明らかなように、本原理の態様は、システム、方法又はコンピュータ可読媒体として具現され得る。然るに、本原理の態様は、全体としてハードウェアの実施形態、全体としてソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード、などを含む。)、又はここで“回路”、“モジュール”若しくは“システム”と一般的に呼ばれ得る、ソフトウェア及びハードウェア態様を組み合わせる実施形態の形をとることができる。更には、本原理の態様は、コンピュータ可読記憶媒体の形をとることができる。1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体の如何なる組み合わせも利用されてよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、1つ以上のコンピュータ可読媒体において具現され、コンピュータによって実行可能なコンピュータ可読プログラムコードを担持しているコンピュータ可読プログラム製品の形をとることができる。ここで使用されるコンピュータ可読記憶媒体は、情報を記憶する固有の機能及び情報の検索を提供する固有の機能を前提として、非一時的な記憶媒体と見なされる。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子、磁気、光学式、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置、又はデバイス、あるいはそれらのあらゆる適切な組み合わせであることができるが、それらに限られない。当然に、以下は、本原理が適用され得るコンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例を与えるが、当業者によって容易に理解されるように、網羅的ではなく、単なる実例としての列挙である:可搬性のコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM;random access memory)、読出専用メモリ(ROM;read-only memory)、消去可能なプログラム可能読出専用メモリ(EPROM(erasable programmable read-only memory)又はフラッシュメモリ)、可搬性のコンパクトディスク型読出専用メモリ(CD−ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又はこれらのあらゆる適切な組み合わせ。
上記の実施形態に加えて、以下の付記を開示する。
(付記1)
少なくとも1つのネットワークに属し、少なくとも1つのサーバから、該サーバにおいて1つよりも多いデータレートで利用可能であるストリーミングコンテンツを受信するよう構成される適応ストリーミングクライアントのためのバンド幅をリザーブする方法であって、
少なくとも1つのイベントが起こる場合に、前記クライアントによって要求されている前記ストリーミングコンテンツに関連した所定の目標データレートと、トランジェントマージンとに応じて、トランジェントバンド幅を前記クライアントのためにリザーブするステップ
を有する方法。
(付記2)
前記トランジェントマージンは、次のパラメータ:
− 前記ネットワークのトータルの利用可能なバンド幅、
− 前記ストリーミングコンテンツに関連した前記所定の目標データレート、
− 前記ネットワークのバンド幅を共有している競合するストリーム、
− 前記ストリーミングコンテンツのプライオリティ、
− 前記適応ストリーミングクライアントの保守的な値
のうちの少なくとも1つに依存する、
付記1に記載の方法。
(付記3)
前記適応ストリーミングクライアントが保守的な値を使用するとして、前記トランジェントマージンは前記保守的な値よりも大きい、
付記1又は2に記載の方法。
(付記4)
前記トランジェントバンド幅は、前記目標データレートに前記保守的な値を加えたものよりも大きく、
前記目標データレートよりも高い少なくとも1つの他のデータレートが前記サーバで利用可能である場合に、前記トランジェントバンド幅は、前記より高いデータレートに前記適応ストリーミングクライアントの前記保守的な値を加えたものよりも小さい、
付記3に記載の方法。
(付記5)
前記目標データレートが前記サーバによって提供される最大データレートである場合に、前記トランジェントマージンは、前記ネットワークのトータルの利用可能なバンド幅と前記目標データレートとの間の差以下である、
付記1乃至4のうちいずれか1つに記載の方法。
(付記6)
前記トランジェントバンド幅は、前記クライアントのバッファの充填速度に依存するトランジェント期間の間、前記適応ストリーミングクライアントのためにリザーブされる、
付記1乃至5のうちいずれか1つに記載の方法。
(付記7)
前記トランジェントバンド幅は、前記クライアントのバッファの充填率に依存するトランジェント期間の間、前記適応ストリーミングクライアントのためにリザーブされる、
付記1乃至6のうちいずれか1つに記載の方法。
(付記8)
前記クライアントがデータの連続的なチャンクの形で前記ストリーミングコンテンツを受信するとして、前記トランジェント期間は、前記クライアントのバッファにおいて前記クライアントによってロードされるチャンクの数が、バッファ長に、経過時間の間に前記適応ストリーミングクライアントによって再生されると推測されるチャンクの数を加えたものを超える場合に、終了する、
付記6又は7に記載の方法。
(付記9)
前記クライアントがデータの連続的なチャンクの形で前記ストリーミングコンテンツを受信するとして、前記トランジェント期間は、チャンク要求周波数がチャンクの存続期間に等しい場合に終了する、
付記6又は7に記載の方法。
(付記10)
前記イベントは、次のイベント群:
− 前記適応ストリーミングクライアントによる前記ストリーミングコンテンツの受信の開始、
− ネットワーク条件の変化、
− 他のストリームの受信の停止
に属する、
付記1乃至9のうちいずれか1つに記載の方法。
(付記11)
少なくとも1つのネットワークに属し、少なくとも1つのサーバから、該サーバにおいて1つよりも多いデータレートで利用可能であるストリーミングコンテンツを受信するよう構成される適応ストリーミングクライアントのためのバンド幅をリザーブするデバイスであって、
− 前記クライアントによって要求されている少なくとも1つのストリーミングコンテンツを検出するよう構成されるストリーム識別部と、
− 少なくとも1つのイベントが起こる場合に、前記要求されているストリーミングコンテンツに関連した所定の目標データレートと、トランジェントマージンとに応じて、トランジェントバンド幅を前記クライアントのためにリザーブするよう構成されるバンド幅マネージャと
を有するデバイス。
(付記12)
次のイベント群:
− 前記適応ストリーミングクライアントによる前記ストリーミングコンテンツの受信の開始、
− ネットワーク条件の変化、
− 他のストリームの受信の停止
に属する前記イベントを検出するよう構成される
付記11に記載のデバイス。
(付記13)
前記適応ストリーミングクライアントが保守的な値を使用するとして、前記トランジェントマージンは前記保守的な値よりも大きい、
付記11又は12に記載のデバイス。
(付記14)
コンピュータによって読み出し可能な及び/又はプロセッサによって実行可能な媒体において記録される及び/又は通信ネットワークからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品であって、
付記1乃至9の少なくとも1つに記載の方法を実施するプログラムコード命令を有するコンピュータプログラム製品。
(付記15)
プロセッサによって実行されることが可能なコンピュータプログラム製品を記録している非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
付記1乃至9の少なくとも1つに記載の方法を実施するプログラムコード命令を含む非一時的なコンピュータ可読媒体。

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのネットワークに属するよう構成され、少なくとも1つのサーバから、該サーバにおいて複数のデータレートで利用可能であるストリーミングコンテンツを受信するよう構成される適応ストリーミングクライアントのためのバンド幅をリザーブする方法であって、
    少なくとも1つのイベントが起こる場合に、前記クライアントによって要求されている前記ストリーミングコンテンツに関連した所定の目標データレートと、トランジェントマージンとに応じて、トランジェントバンド幅を前記クライアントのためにリザーブするステップ
    を有する方法。
  2. 前記トランジェントマージンは、次のパラメータ:
    − 前記ネットワークのトータルの利用可能なバンド幅、
    − 前記ストリーミングコンテンツに関連した前記所定の目標データレート、
    − 前記ネットワークのバンド幅を共有している競合するストリーム、
    − 前記ストリーミングコンテンツのプライオリティ、
    − 前記適応ストリーミングクライアントの保守的な値
    のうちの少なくとも1つに依存する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記適応ストリーミングクライアントが保守的な値を使用するとして、前記トランジェントマージンは前記保守的な値よりも大きい、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記トランジェントバンド幅は、前記目標データレートに前記保守的な値を加えたものよりも大きく、
    前記目標データレートよりも高い少なくとも1つの他のデータレートが前記サーバで利用可能である場合に、前記トランジェントバンド幅は、前記より高いデータレートに前記適応ストリーミングクライアントの前記保守的な値を加えたものよりも小さい、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記目標データレートが前記サーバによって提供される最大データレートである場合に、前記トランジェントマージンは、前記ネットワークのトータルの利用可能なバンド幅と前記目標データレートとの間の差以下である、
    請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記トランジェントバンド幅は、前記クライアントのバッファの充填速度に依存するトランジェント期間の間、前記適応ストリーミングクライアントのためにリザーブされる、
    請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記トランジェントバンド幅は、前記クライアントのバッファの充填率に依存するトランジェント期間の間、前記適応ストリーミングクライアントのためにリザーブされる、
    請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記クライアントがデータの連続的なチャンクの形で前記ストリーミングコンテンツを受信するとして、前記トランジェント期間は、前記クライアントのバッファにおいて前記クライアントによってロードされるチャンクの数が、バッファ長に、経過時間の間に前記適応ストリーミングクライアントによって再生されると推測されるチャンクの数を加えたものを超える場合に、終了する、
    請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記クライアントがデータの連続的なチャンクの形で前記ストリーミングコンテンツを受信するとして、前記トランジェント期間は、チャンク要求周波数がチャンクの存続期間に等しい場合に終了する、
    請求項6又は7に記載の方法。
  10. 前記イベントは、次のイベント群:
    − 前記適応ストリーミングクライアントによる前記ストリーミングコンテンツの受信の開始、
    − ネットワーク条件の変化、
    − 他のストリームの受信の停止
    に属する、
    請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の方法。
  11. 少なくとも1つのネットワークに属するよう構成され、少なくとも1つのサーバから、該サーバにおいて複数のデータレートで利用可能であるストリーミングコンテンツを受信するよう構成される適応ストリーミングクライアントのためのバンド幅をリザーブするデバイスであって、
    − 前記クライアントによって要求されている少なくとも1つのストリーミングコンテンツを検出するよう構成されるストリーム識別部と、
    − 少なくとも1つのイベントが起こる場合に、前記要求されているストリーミングコンテンツに関連した所定の目標データレートと、トランジェントマージンとに応じて、トランジェントバンド幅を前記クライアントのためにリザーブするよう構成されるバンド幅マネージャと
    を有するデバイス。
  12. 次のイベント群:
    − 前記適応ストリーミングクライアントによる前記ストリーミングコンテンツの受信の開始、
    − ネットワーク条件の変化、
    − 他のストリームの受信の停止
    に属する前記イベントを検出するよう構成される
    請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記適応ストリーミングクライアントが保守的な値を使用するとして、前記トランジェントマージンは前記保守的な値よりも大きい、
    請求項11又は12に記載のデバイス。
  14. コンピュータによって実行される場合に、該コンピュータに
    請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の方法を実施させるコンピュータプログラム
  15. コンピュータによって実行される場合に、該コンピュータに
    請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の方法を実施させるコンピュータプログラムを記憶している非一時的なコンピュータ可読媒体。
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