JP6390580B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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プレゼンテーションソフトを用いて作成されたプリンタブルデータを取得し、
前記プリンタブルデータが1ページ目か否かを判断し、
前記プリンタブルデータが1ページ目のとき、前記1ページ目のプリンタブルデータに記述された1ページ目の描画処理命令をキャッシュし、
前記プリンタブルデータが2ページ目以降のとき、前記2ページ目以降のプリンタブルデータに記述された2ページ目以降の描画処理命令と、前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との、少なくとも一部が共通するか否かを判断する
データ解析部と、
前記プリンタブルデータが1ページ目のとき、前記1ページ目の描画処理命令に基づき1ページ目の画像データを生成し、前記生成した1ページ目の画像データをキャッシュし、
前記プリンタブルデータが2ページ目以降のとき、前記データ解析部が、前記2ページ目以降の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通すると判断すると、前記キャッシュされた1ページ目の画像データを用いて、2ページ目以降の画像データを生成する
描画部と
を具備する。
前記プリンタブルデータが1ページ目か、2ページ目か、又は3ページ目以降かを判断し、
前記プリンタブルデータが2ページ目のとき、2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通すると判断すると、
前記プリンタブルデータが3ページ目のとき、3ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かの判断を、前記2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かの判断よりも、簡略化した方法で行う。
前記データ解析部は、前記プリンタブルデータが3ページ目のとき、前記3ページ目の描画処理命令の始まり及び終わりと、前記2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との共通部分の始まり及び終わりとが共通するか否かを判断することにより、前記3ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かを判断する。
前記データ解析部は、前記プリンタブルデータが3ページ目のとき、前記3ページ目の描画処理命令と、前記2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との共通部分とが共通するか否かを間引きして判断することにより、前記3ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かを判断する。
画像形成装置のコンピューターを、
プレゼンテーションソフトを用いて作成されたプリンタブルデータを取得し、
前記プリンタブルデータが1ページ目か否かを判断し、
前記プリンタブルデータが1ページ目のとき、前記1ページ目のプリンタブルデータに記述された1ページ目の描画処理命令をキャッシュし、
前記プリンタブルデータが2ページ目以降のとき、前記2ページ目以降のプリンタブルデータに記述された2ページ目以降の描画処理命令と、前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との、少なくとも一部が共通するか否かを判断する
データ解析部及び
前記プリンタブルデータが1ページ目のとき、前記1ページ目の描画処理命令に基づき1ページ目の画像データを生成し、前記生成した1ページ目の画像データをキャッシュし、
前記プリンタブルデータが2ページ目以降のとき、前記データ解析部が、前記2ページ目以降の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通すると判断すると、前記キャッシュされた1ページ目の画像データを用いて、2ページ目以降の画像データを生成する
描画部
として機能させる。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システムを示す模式図である。
画像形成システム1は、情報処理装置10と、画像形成装置20とを有する。
図2は、情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
PC10は、制御部11と、制御部11とバス17を介して接続された表示部12、通信インターフェース13、操作部15及び記憶部16とを有する。
図3は、画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
MFP20は、制御部21を備える。制御部21は、CPU、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、MFP20の全体的な動作制御を司る。
図4は、画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。
MFP20は、通信インターフェース101、データ受信部102、データ解析部103、描画データ処理部104、描画部105、出力部106、システム制御部107、メモリー管理部108、キャッシュ制御部109、VRAM(Video Random Access Memory)201及びキャッシュ保存部202を有する。
図5は、画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
(ステップS101)
データ受信部102は、通信インターフェース101を介して、PC10から、プリンタブルデータを受信する。データ受信部102は、受信したプリンタブルデータを、データ解析部103に供給する。
データ解析部103は、データ受信部102から、プリンタブルデータを取得する。データ解析部103は、取得したプリンタブルデータが、プレゼンテーションソフトを用いて作成されたプリンタブルデータか否かを判別する。判別方法の一例として、データ解析部103は、プリンタブルデータにメタデータとして記述された、作成元のソフトウェア名を読み出す。一方、記憶部28(図3)には、ソフトウェアを一意に示す識別情報と、そのソフトウェアの種別(プレゼンテーションソフト、表計算ソフト、ワープロソフト等)とが、テーブル(図示せず)として記憶されている。データ解析部103は、このテーブルを参照し、上記メタデータにより識別されるソフトウェアの種別を判別する。
データ解析部103は、プリンタブルデータがプレゼンテーションソフトを用いて作成されたデータでないと判断すると(ステップS102、NO)、通常の描画処理を行う。「通常の描画処理」とは、具体的には、以下のとおりである。
一方、データ解析部103は、プリンタブルデータがプレゼンテーションソフトを用いて作成されたデータであると判断すると(ステップS102、YES)、プリンタブルデータにPDLで記述された描画処理命令を解釈する。
データ解析部103は、PDLを参照し、処理を行う対象としてのプリンタブルデータが、1ページ目か否かを判断する。
データ解析部103は、プリンタブルデータが1ページ目と判断する(ステップS105、YES)。この場合、データ解析部103、描画データ処理部104及び描画部105は、プリンタブルデータの命令に従って、描画処理(レンダリング)を行う。具体的には、以下のとおりである。
一方、データ解析部103は、プリンタブルデータが2ページ目以降(本例では、2ページ目とする)と判断する(ステップS105、NO)。この場合、データ解析部103は、PDLで記述された描画処理命令を解析する。データ解析部103は、解析した描画処理命令(即ち、2ページ目の描画処理命令)の少なくとも一部がキャッシュされているか否かを、キャッシュ制御部109に問い合わせる(描画処理命令のキャッシュのヒットチェックを行う)。
キャッシュ制御部109は、データ解析部103から問い合わせを受けた描画処理命令(2ページ目の描画処理命令)を、キャッシュ保存部202に保存されている1ページ目の描画処理命令のキャッシュと照合する。キャッシュ制御部109は、照合結果を、データ解析部103に供給する。照合結果の供給は、具体的には、以下のように行う。
データ解析部103は、キャッシュ制御部109からキャッシュIDを取得すると、2ページ目の描画処理命令と、キャッシュ保存部202にキャッシュされている1ページ目の描画処理命令との、少なくとも一部が共通すると判断する。その場合、データ解析部103は、このキャッシュIDを指定して、描画データ処理部104に、描画処理命令を供給する。
データ解析部103は、キャッシュ制御部109から「キャッシュ無し」との通知を取得すると、2ページ目の描画処理命令の全てが、キャッシュ保存部202にキャッシュされている1ページ目の描画処理命令のいずれとも共通しないと判断する。その場合、データ解析部103は、ビットマップデータのキャッシュを使用せずに、通常の描画処理(ステップS103と同様。説明は省略)を行う。
ステップS103、S106、S109又はS110で描画部105がビットマップデータをVRAM201に書き込むと、ページの画像形成処理(印刷処理)が行われる。具体的には、以下のとおりである。
プレゼンテーションソフト(例えば、POWERPOINT(登録商標))を用いて作成されたプリンタブルデータにおいて、複数のページのプリンタブルデータ同士は、それぞれ、少なくとも一部に共通部分を有していることが一般的である。具体的には、複数のページにおいて、背景や一部の部品は全ページにおいて共通であり、テキスト等はページ毎に異なることが一般的である。
上記実施形態では、1ページ目以外(2ページ目以降)のプリンタブルデータを取得した場合の処理については、それぞれ区別をしなかった。言い換えれば、2ページ目のプリンタブルデータの処理と、3ページ目以降のプリンタブルデータの処理とを、区別しなかった。これらを区別しても良い。具体的には、以下のとおりである。
20…MFP
101…通信インターフェース
102…データ受信部
103…データ解析部
104…描画データ処理部
105…描画部
106…出力部
107…システム制御部
108…メモリー管理部
109…キャッシュ制御部
201…VRAM
202…キャッシュ保存部
Claims (6)
- プレゼンテーションソフトを用いて作成されたプリンタブルデータを取得し、
前記プリンタブルデータが1ページ目か、2ページ目か、又は3ページ目以降かを判断し、
前記プリンタブルデータが1ページ目のとき、前記1ページ目のプリンタブルデータに記述された1ページ目の描画処理命令をキャッシュし、
前記プリンタブルデータが2ページ目以降のとき、前記2ページ目以降のプリンタブルデータに記述された2ページ目以降の描画処理命令と、前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との、少なくとも一部が共通するか否かを判断し、
前記プリンタブルデータが2ページ目のとき、2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通すると判断すると、
前記プリンタブルデータが3ページ目のとき、3ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かの判断を、前記2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かの判断よりも、簡略化した方法で行う
データ解析部と、
前記プリンタブルデータが1ページ目のとき、前記1ページ目の描画処理命令に基づき1ページ目の画像データを生成し、前記生成した1ページ目の画像データをキャッシュし、
前記プリンタブルデータが2ページ目以降のとき、前記データ解析部が、前記2ページ目以降の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通すると判断すると、前記キャッシュされた1ページ目の画像データを用いて、2ページ目以降の画像データを生成する
描画部と
を具備する画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記データ解析部は、前記プリンタブルデータが3ページ目のとき、前記3ページ目の描画処理命令の少なくとも一部と、前記2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との共通部分の少なくとも一部とが共通するか否かを判断することにより、前記3ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かを判断する
画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記データ解析部は、前記プリンタブルデータが3ページ目のとき、前記3ページ目の描画処理命令の始まり及び終わりと、前記2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との共通部分の始まり及び終わりとが共通するか否かを判断することにより、前記3ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かを判断する
画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記データ解析部は、前記プリンタブルデータが3ページ目のとき、前記3ページ目の描画処理命令と、前記2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との共通部分とが共通するか否かを断続的に判断することにより、前記3ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かを判断する
画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記データ解析部は、さらに、取得したプリンタブルデータが、プレゼンテーションソフトを用いて作成されたか否かを判別する
画像形成装置。 - 画像形成装置のコンピューターを、
プレゼンテーションソフトを用いて作成されたプリンタブルデータを取得し、
前記プリンタブルデータが1ページ目か、2ページ目か、又は3ページ目以降かを判断し、
前記プリンタブルデータが1ページ目のとき、前記1ページ目のプリンタブルデータに記述された1ページ目の描画処理命令をキャッシュし、
前記プリンタブルデータが2ページ目以降のとき、前記2ページ目以降のプリンタブルデータに記述された2ページ目以降の描画処理命令と、前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との、少なくとも一部が共通するか否かを判断し、
前記プリンタブルデータが2ページ目のとき、2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通すると判断すると、
前記プリンタブルデータが3ページ目のとき、3ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かの判断を、前記2ページ目の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通するか否かの判断よりも、簡略化した方法で行う
データ解析部及び
前記プリンタブルデータが1ページ目のとき、前記1ページ目の描画処理命令に基づき1ページ目の画像データを生成し、前記生成した1ページ目の画像データをキャッシュし、
前記プリンタブルデータが2ページ目以降のとき、前記データ解析部が、前記2ページ目以降の描画処理命令と前記キャッシュされた1ページ目の描画処理命令との少なくとも一部が共通すると判断すると、前記キャッシュされた1ページ目の画像データを用いて、2ページ目以降の画像データを生成する
描画部
として機能させるプログラム。
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JP2015205991A JP6390580B2 (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 画像形成装置及びプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015205991A JP6390580B2 (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 画像形成装置及びプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017077655A JP2017077655A (ja) | 2017-04-27 |
JP6390580B2 true JP6390580B2 (ja) | 2018-09-19 |
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JP2015205991A Expired - Fee Related JP6390580B2 (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | 画像形成装置及びプログラム |
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