JP6389638B2 - レーザー加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェーハの内部にレーザー光を集光してウェーハを加工するレーザー加工装置に関する。
サファイア、炭化珪素(SiC)、シリコン(Si)などによって形成されたウェーハを分割するために、ウェーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光をウェーハの内部に集光し、分割予定ラインに沿ってウェーハの内部の所定深さに改質層を形成する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特許5248825号
しかし、レーザー光をウェーハの内部に集光する場合においては、レーザー光の一部がウェーハの表面で反射する。反射したレーザー光は、ウェーハの加工に寄与せず無駄になるだけでなく、ウェーハ上方の一点に集光されるため、反射したレーザー光の集光点に集光レンズが配置されていると、集光レンズが損傷を受ける場合がある。
一方、集光レンズに反射光が集光されないようにするために、焦点距離の長い集光レンズを用いて集光レンズとウェーハとの間の距離を遠くすると、ウェーハの内部における集光点(スポット径)が大きくなる。そして、集光点が大きくなると、レーザー照射密度が低くなるので、レーザー光の出力を高くする必要がある。
集光点には、集光レンズの開口数(NA)に見合ったスポット径(D)が形成される。一般的には光線の波長(λ)と集光レンズの開口数(NA)とスポット径(D)との関係は、D=1.22λ/NAとなる。
本発明は、このような問題にかんがみなされたもので、レーザー光の照射によるウェーハの加工において、ウェーハ表面におけるレーザー光の反射を抑えることを目的とする。
本発明に係るレーザー加工装置は、ウェーハを保持する保持テーブルと、該保持テーブルに保持されたウェーハに対して透過性を有するレーザー光をウェーハに照射するレーザー照射手段と、を備えたレーザー加工装置であって、該レーザー照射手段は、該レーザー光を放射するレーザー発光部と、該レーザー発光部が放射した該レーザー光をビーム断面が円環状のリングレーザー光に変換するリングレーザー形成手段と、該リングレーザー形成手段によって形成された該リングレーザー光の偏光状態をラジアル偏光に変換するラジアル偏光器と、該ラジアル偏光器によってラジアル偏光された該リングレーザー光をウェーハの内部に集光させる集光レンズと、ウェーハの屈折率に応じて、該集光レンズによってウェーハの内部に集光される該リングレーザー光がウェーハに入射する入射角をブリュースター角に変更する入射角変更手段と、を備える。
前記入射角変更手段は、ウェーハの屈折率に応じて前記集光レンズのレンズ球面角度を変更するレンズ球面変更機構と、前記保持テーブルに保持されたウェーハに対して該集光レンズが接近し離間する方向に該集光レンズを相対移動させるレンズ移動機構と、ウェーハの屈折率に応じて該レンズ移動機構を制御する制御部と、を備える構成でもよいし、前記集光レンズに入射する前記リングレーザー光の前記ビーム断面の径を変更するリング径変更部と、ウェーハの屈折率に応じて該リング径変更部を制御する制御部と、を備える構成でもよい。
本発明に係るレーザー加工装置は、ウェーハの屈折率に応じて集光レンズによってウェーハの内部に集光されるリングレーザー光がウェーハに入射する入射角をブリュースター角に変更する入射角変更手段を備えることにより、材質が異なる複数種類のウェーハを加工することができ、ラジアル偏光されたリングレーザー光をブリュースター角でウェーハに入射させることが可能となり、これによりウェーハの表面における反射をほとんどなくすことができる。したがって、ウェーハ表面でレーザー光が反射することによるエネルギーの損失を抑えることができる。また、集光レンズとウェーハとの間の距離を小さくすることができるので、集光点を小さくすることができ、レーザー加工装置の加工効率を高めることができる。
集光レンズのレンズ球面角度を変更すれば、焦点距離が変化するので、ウェーハの屈折率に応じて入射角を容易に変更することができる。また、焦点距離の変化に応じて集光レンズとウェーハとの距離を変更すれば、集光レンズのレンズ球面角度に関わらず、集光点をウェーハ内の所定の深さに位置付けることができる。
さらに、リングレーザー光のビーム断面の径を変更すれば、ウェーハの屈折率に応じて入射角を容易に変更することができる。
レーザー加工装置を示す斜視図。 レーザー照射手段を示す側面図。 レーザー光の偏光状態を示す斜視図。 入射角変更手段の動作を示す側面図。 レーザー照射手段を示す側面図。 入射角変更手段の動作を示す側面図。
図1に示すレーザー加工装置10は、ウェーハを透過する波長のレーザー光をウェーハに照射してウェーハの内部に集光させることにより、ウェーハを加工する装置であって、ウェーハを保持する保持テーブル11と、保持テーブル11を移動させる送り手段12,13と、保持テーブル11に保持されたウェーハにレーザー光を照射するレーザー照射手段14と、レーザー照射すべき位置を検出するためにウェーハを撮像する撮像手段15とを備えている。
送り手段13は、±X方向に平行なねじ軸132をモータ131が回転させることにより、ねじ軸132に係合した移動部133がガイド134に案内されて±X方向に移動する構成となっている。保持テーブル11は、送り手段13の移動部133に固定されていて、移動部133の移動に伴って、±X方向に移動する。
送り手段12は、±Y方向に平行なねじ軸122をモータ121が回転させることにより、ねじ軸122に係合した移動部123がガイド124に案内されて±Y方向に移動する構成となっている。送り手段13は、送り手段12の移動部123に固定されていて、移動部123の移動に伴って、±Y方向に移動し、これに伴って、保持テーブル11も±Y方向に移動する。
このように構成されるレーザー装置10においては、ウェーハを保持した保持テーブル11が送り手段12,13によって所定の±Y方向の位置に位置付けられるとともに±X方向に移動し、レーザー光を照射すべき位置が撮像手段15によって検出された後、保持テーブル11が同方向に移動しながらウェーハに対してレーザー照射手段14からレーザー光が照射され、ウェーハの内部にレーザー光が集光されて改質層が形成される。ここで照射されるレーザー光は、保持テーブル11に保持されたウェーハに対して透過性を有する波長のレーザー光である。
図2に示すように、レーザー照射手段14は、所定の波長のレーザー光481を放射するレーザー発光部141と、レーザー発光部141が放射したレーザー光481のビーム断面形状を変換するリングレーザー形成手段142と、リングレーザー形成手段142によってビーム断面形状が変換されたリングレーザー光482の偏光状態を変換するラジアル偏光器143と、ラジアル偏光器143によって偏光状態が変換されたリングレーザー光483をウェーハ20の内部に集光させる集光レンズ144と、集光レンズ144が集光させたリングレーザー光484がウェーハ20に入射する入射角を変更する入射角変更手段145とを備える。
レーザー発光部141が放射するレーザー光481は、レーザー光481の進行方向に対して垂直な平面と交わるビーム断面491の形状がほぼ円形の平行光であり、電場の振動方向が所定の向きに揃った直線偏光状態である。
リングレーザー形成手段142は、中心軸が一致し頂点が互いに対向して配置された2つの円錐レンズ421,422を備え、入射したレーザー光481のビーム断面の形状を円環状に変換する。リングレーザー形成手段142から出力されるリングレーザー光482は、ビーム断面492の形状がリング状の平行光であり、偏光状態は直線偏光のままである。
ラジアル偏光器143は、例えばナノフォトン株式会社が販売しているZPol(登録商標)であり、入射したリングレーザー光482の偏光状態を、電場の振動方向がビーム中心から放射状に広がるラジアル偏光状態に変換する機能を有している。ラジアル偏光器143から出力されるリングレーザー光483は、ラジアル偏光された平行光であり、ビーム断面493の形状は円環状のままである。
集光レンズ144は、入射したリングレーザー光483を屈折させて、集光点473に集光するリングレーザー光484に変換する。リングレーザー光484の偏光状態はラジアル偏光のままであり、ビーム断面の形状も円環状のままである。
入射角変更手段145は、集光レンズ144を交換するレンズ球面変更機構(不図示)と、集光レンズ144を±Z方向に移動させるレンズ移動機構452と、レンズ球面変更機構及びレンズ移動機構452を制御する制御部451とを備えている。
制御部451は、焦点距離(レンズ球面角度)が異なる複数の集光レンズ144のなかから、ウェーハ20の屈折率に合わせて適切な集光レンズ144を選択する。レンズ球面変更機構は、集光レンズ144を、制御部451が選択した集光レンズに交換する。
レンズ移動機構452は、例えばシリンダを備え、保持テーブル11に保持されたウェーハ20に対して集光レンズ144を接近させあるいは離間させる。集光レンズ144をウェーハ20に接近させると、集光点473が−Z方向に移動する。逆に、集光レンズ144をウェーハ20から離間させると、集光点473が+Z方向に移動する。制御部451が選択した集光レンズの焦点距離に応じて、レンズ移動機構452が集光レンズ144を移動させることにより、集光レンズ144が集光したリングレーザー光484の集光点473をウェーハ20の内部の所定の深さに位置付ける。
図3に示すように、ラジアル偏光器143によってラジアル偏光されたリングレーザー光483は、ビーム断面形状が円環状であり、ビーム断面の中心から放射状に広がる向きに電場が振動している。これを集光レンズ144が屈折させて集光させると、屈折による進行方向の変化に伴って電場の振動方向が斜めになるが、ビーム断面の中心から放射状に広がる向きである点は変化しない。
保持テーブル11によってXY平面に平行に保持されたウェーハ20の表面は、リングレーザー光484の中心軸に対して垂直である。したがって、ウェーハ20に入射するリングレーザー光484は、p偏光成分のみを有し、s偏光成分を有さない。一般に、p偏光成分はs偏光成分よりも反射率が低く、特に入射角がブリュースター角である場合、p偏光成分の反射率が0になることが知られている。
リングレーザー光484のビーム断面形状が円環状であるため、リングレーザー光484がウェーハ20に入射する入射角は、非常に狭い範囲に限られる。そこで、この範囲内にブリュースター角が入るようにすれば、ウェーハ20の表面での反射をほぼ0にすることができる。レーザー光の反射をほぼ0にすることで、集光レンズ144が損傷するのを防止することができる。また、リングレーザー光484のビーム断面形状が円環状であることで、集光レンズ144の球面収差が大きい場合でも、集光点を小さくすることができ、集光点におけるエネルギー密度を高めることができる。
ブリュースター角はウェーハ20の屈折率によって変化するため、ウェーハ20の屈折率に合わせて集光レンズ144の焦点距離を変えることにより、リングレーザー光484の入射角を変化させる。
図4に示すウェーハ20aの材質は、例えば屈折率約1.77のサファイアであり、空気(屈折率約1.0)中から入射する場合のブリュースター角は、約60.5度である。そこで、リングレーザー光484がウェーハ20aに入射する入射角471が約60.5度になるように、集光レンズ144を選択する。
ウェーハ20bの材質は、例えば屈折率約2.3の炭化珪素(SiC)であり、ウェーハ20aよりも屈折率が大きい。この場合のブリュースター角は、約66.5度である。そこで、リングレーザー光484がウェーハ20bに入射する入射角471が約66.5度になるように、集光レンズ144を選択する。ウェーハ20aの場合よりも入射角471を大きくするため、焦点距離の短い集光レンズ144が選択される。集光レンズ144の焦点距離が短い分、レンズ移動機構452が集光レンズ144をウェーハ20bに接近させることにより、リングレーザー光484が集光する集光点473の±Z方向における位置(深さ)を所定の位置に保つ。
ウェーハ20cの材質は、例えば屈折率約3.4のシリコン(Si)であり、ウェーハ20bよりも更に屈折率が大きい。この場合のブリュースター角は、約73.6度である。そこで、リングレーザー光484がウェーハ20bに入射する入射角471が約73.6度になるように、集光レンズ144を選択する。ウェーハ20bの場合よりも更に入射角471を大きくするため、更に焦点距離の短い集光レンズ144が選択される。集光レンズ144の焦点距離が短い分、レンズ移動機構452が集光レンズ144をウェーハ20cに更に接近させることにより、リングレーザー光484が集光する集光点473の±Z方向における位置(深さ)を所定の位置に保つ。
このように、ウェーハの屈折率に応じて集光レンズ144を交換することにより、ウェーハの屈折率に関わらず、リングレーザー光484の入射角を常にブリュースター角とすることができる。したがって、ウェーハの表面での反射をほぼ0にすることができる。また、ウェーハの屈折率に応じて集光レンズ144とウェーハとの間の距離を変えることにより、ウェーハの屈折率に応じて集光レンズ144を交換しても、集光点473の位置を一定に保つことができる。
なお、レンズ球面変更機構は、ロボットアームなどを用いて集光レンズ144を自動的に交換する構成であってもよいし、単に集光レンズ144を交換することができる構成で、レーザー加工装置10の操作者が手動で集光レンズ144を交換してもよい。
また、集光レンズ144を、液体レンズのようにレンズ球面角度を変えることができるレンズや、ズームレンズのように相対的に移動可能な複数のレンズを組み合わせることにより焦点距離を変えることができる光学系で構成し、レンズ球面変更機構は、集光レンズ144を交換する代わりに、集光レンズ144の焦点距離を切り換える構成であってもよい。
レーザー加工装置10は、図2で示したレーザー照射手段14に代えて、図5に示すレーザー照射手段14Aを備える構成であってもよい。レーザー照射手段14Aは、図2で示したレーザー照射手段14の入射角変更手段145に代えて、入射角変更手段145Aを備えている。
入射角変更手段145Aは、集光レンズ144に入射するリングレーザー光483のビーム断面493の径を変更するリング径変更部453と、リング径変更部453を制御する制御部451Aとを備えている。制御部451Aは、ウェーハ20の屈折率に合わせてリングレーザー光483のビーム断面493の径を決定する。
リング径変更部453は、例えばシリンダを備え、リングレーザー形成手段142の円錐レンズ422を光軸方向に移動させる。円錐レンズ422を円錐レンズ421に接近させると、リングレーザー光482のビーム断面492の径が小さくなる。逆に、円錐レンズ422を円錐レンズ421から離間させると、リングレーザー光482のビーム断面492の径が大きくなる。これにより、リング径変更部453は、リングレーザー光482のビーム断面492の径を変更して、制御部451が決定した径にする。ラジアル偏光器143で偏光状態をラジアル偏光にしてもビーム断面の径は変わらないので、リングレーザー光483のビーム断面493の径は、制御部451が決定した径になる。
リングレーザー光483のビーム断面493の径を変えると、集光レンズ144の焦点距離を変更しなくても、リングレーザー光484がウェーハ20に入射する入射角が変化する。そこで、制御部451Aは、ウェーハ20の屈折率に応じて、リングレーザー光484の入射角がブリュースター角になるように、リングレーザー光483のビーム断面493の径を決定する。
図6に示すように、屈折率が比較的小さいウェーハ20aを加工する場合は、リングレーザー光483のビーム断面の径472を小さくすることにより、リングレーザー光484がウェーハ20aに入射する入射角471をブリュースター角にする。
ウェーハ20aよりも屈折率が大きいウェーハ20bを加工する場合は、ウェーハ20aよりもブリュースター角が大きいので、リングレーザー光483のビーム断面の径472を大きくして、入射角471をブリュースター角にする。
ウェーハ20bよりも更に屈折率が大きいウェーハ20cを加工する場合は、ウェーハ20bよりも更にブリュースター角が大きいので、リングレーザー光483のビーム断面の径472を更に大きくして、入射角471をブリュースター角にする。
このように、ウェーハの屈折率に応じてリングレーザー光のビーム断面の径を変えることにより、ウェーハの屈折率に関わらず、リングレーザー光484の入射角を常にブリュースター角とすることができる。したがって、ウェーハの表面での反射をほぼ0にすることができる。レーザー光の反射をほぼ0にすることで、集光レンズ144が損傷するのを防止することができる。
なお、リング径変更部453は、円錐レンズ422を移動させることによりリングレーザー形成手段142が出力するリングレーザー光482のビーム断面の径を変更するのではなく、他の構成によりリングレーザー光482のビーム断面の径を変更するものであってもよい。また、リング径変更部453は、リングレーザー形成手段142が出力するリングレーザー光482のビーム断面の径を変更するのではなく、例えばビームエキスパンダーをリングレーザー形成手段142とラジアル偏光器143との間、あるいはラジアル偏光器143と集光レンズ144との間に配置し、リングレーザー光482あるいはリングレーザー光483のビーム断面の径を変更する構成であってもよい。
なお、ラジアル偏光器だけでもビーム断面の形状を円環状にすることができるので、リングレーザー形成手段はなくてもよい。ただし、その場合には、リングレーザー光の強度が弱くなるので、リングレーザー形成手段を設けるほうが好ましい。
10 レーザー加工装置、11 保持テーブル、
12,13 送り手段、121,131 モータ、122,132 ねじ軸、
123,133 移動部、124,134 ガイド、
14,14A レーザー照射手段、141 レーザー発光部、
142 リングレーザー形成手段、421,422 円錐レンズ、
143 ラジアル偏光器、144 集光レンズ、
145,145A 入射角変更手段、
451,451A 制御部、452 レンズ移動機構、453 リング径変更部、
15 撮像手段、
20,20a〜20c ウェーハ、
471 入射角、472 径、473 集光点、
481 レーザー光、482〜484 リングレーザー光、491〜493 ビーム断面

Claims (3)

  1. ウェーハを保持する保持テーブルと、
    該保持テーブルに保持されたウェーハに対して透過性を有するレーザー光をウェーハに照射するレーザー照射手段と、
    を備えたレーザー加工装置であって、
    該レーザー照射手段は、
    該レーザー光を放射するレーザー発光部と、
    該レーザー発光部が放射した該レーザー光をビーム断面が円環状のリングレーザー光に変換するリングレーザー形成手段と、
    該リングレーザー形成手段によって形成された該リングレーザー光の偏光状態をラジアル偏光に変換するラジアル偏光器と、
    該ラジアル偏光器によってラジアル偏光された該リングレーザー光をウェーハの内部に集光させる集光レンズと、
    ウェーハの屈折率に応じて、該集光レンズによってウェーハの内部に集光される該リングレーザー光がウェーハに入射する入射角をブリュースター角に変更する入射角変更手段と、
    を備える、レーザー加工装置。
  2. 前記入射角変更手段は、
    ウェーハの屈折率に応じて前記集光レンズのレンズ球面角度を変更するレンズ球面変更機構と、
    前記保持テーブルに保持されたウェーハに対して該集光レンズが接近し離間する方向に該集光レンズを相対移動させるレンズ移動機構と、
    ウェーハの屈折率に応じて該レンズ移動機構を制御する制御部と、
    を備える、請求項1記載のレーザー加工装置。
  3. 前記入射角変更手段は、
    前記集光レンズに入射する前記リングレーザー光の前記ビーム断面の径を変更するリング径変更部と、
    ウェーハの屈折率に応じて該リング径変更部を制御する制御部と、
    を備える、請求項1記載のレーザー加工装置。
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