JP6383905B1 - 内照式情報表示器、及び、内照式情報表示器の製品キット - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち従来は通信手段を具備しなかったモノ[Things]に新たに通信手段を具備させれば、"IoTデバイス"と呼称するのが常態化している。
演者及び観客双方が体感する演者のひとり(P(ix))と観客のひとり(A(jy))との一体感をより強め、さらなる芸術的愉悦または(共感による)思想や意見の一致、連帯強化する情報伝達補強システムが特許文献1に示されている。
この情報伝達補強システムは、たとえば、劇場や講演会・討論会会場に参加するひとりの観客が、複数アイドルグループの特定のメンバー("推しメン")の熱烈なファンである、特定の政党党首の政策の強い賛同者である、講演・討論のテーマにて特定の意見や主張する講演者・意見者に強く賛成する者である場合に、推しメン・政党党首・講演者・意見者との一体感を強化して、ひとりの観客と推しメン・政党党首・講演者・意見者との共感を『共創して』、情報伝達を補強するシステムである。
特許文献2の表示器は、発光体(L)を配設した内照容器(B)に、文字情報及び/または図形情報を描画した複数枚の面状画像シート群(Sx1、Sx2、・・Sx(k) [kは2以上の自然数])を付着または収容した表示情報シート(S)を、着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器である。
こういった多人数の"アイドルグループ"の応援にて、観客が、40-50人のうちたったひとりのメンバー(単独"推しメン"))の熱烈ファンである場合はともかく、ふたり以上の"推しメン"をもち、その"推しメン"ごとに個別の応援をしている。
J-PLATPATを利用して、キーワード「演出 演奏 演技」、「切替 交換」、「発光 点滅 LED ペンライト」等々で類似技術が記載されている特許文献を抽出した。
同様に、検索サイト「Google」で本発明にかかわるキーワード、たとえば「ペンライト」「アイドル」「表示」などを適宜組合せ、類似技術の探索をおこなった。
その結果、特許文献13件と非特許文献15件を発見した。(調査の実施日は、2018年2月20日)
また、特許文献7にも同様に、観客がペンライトで演者を応援する劇場全体の演出システムが開示されている。そして、特許文献8には、軽量で持ち運び容易な文字表示可能な発光器具が開示されている。
また、内照式看板で発光体を着脱自在化したもの(特許文献9)や交換可能な係合式表示パネルとしたもの(特許文献10)、着脱自在の導光パネル(特許文献11)も公知である。
しかし、特許文献12にも、本願のように発光器で文字・図形を表示することや文字・図形情報を外部に送信する、といったことは記載も示唆もされいない。
しかし、この非特許文献11も、本発明のように文字・図形情報を表示し該文字・図形情報を外部に送信する、という構成を示唆するものとは言い難い。
本発明は、図11の比較表の"発信する主たる情報量"の欄に示す情報量(文字・図形情報の)多さ、及び、図11の"デバイス自体の表示"の欄に示す表示の多さ、さらに、"使用時動作"の欄に示すユーザの使い方の相違の点で、これら公知の"IoTデバイス"とは一線を画すものである。
特に、観客がひとりの"推しメン"から他の"推しメン"に応援を変更するときに、表示の変更を速やかに行える表示器の実現を課題とした。
そして、応援対象の速やかな変更に追随して、観客がどのメンバーを応援しているかを、情報伝達補強システム等の外部システムに通知できる機能をもった発光表示器の実現を課題とした。
前者は、発光部を親として、子である表示情報部材(Ss)による親子構成(図1−2)、後者は、子である表示情報シート(S)、孫である複数枚の画像シートによる親子・孫構成である(図3−7)。これらを順に説明する。
第二態様は、孫である複数枚の画像シートが二枚、三枚、四枚の実施例を例示しながら説明する。
すなわち、態様[1]における前記<表示情報部材(Ss)を用いた第一態様>を説明し、同様に態様[1]における前記<表示情報シート(S)を用いた第二態様>を説明する (段落番号[0109]まで)。
そのあとで態様[2][3]を説明する (段落番号[0110]以降))。
発光体(L)及びコード読み取り手段(CoR)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された表示情報部材(Ss)を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器であって、前記表示情報部材(Ss)に、該表示情報部材(Ss)に描画された文字・図形情報に関するコード(Co)が、該表示情報部材(Ss)を前記内照容器(B)に装着した状態で前記コード読み取り手段(CoR)に読み取れるよう配設され、前記内照容器(B)に、該コード読み取り手段(CoR)で読み取ったコード(Co)の情報を外部に発信する通信手段(T)が配設された、内照式情報表示器である。
[ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"を略記したものである]
発光体(L)及びコード読み取り手段(CoR)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を付着または収容した表示情報シート(S)を、着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器であって、前記画像シート(Sxi)に、前記画像シート(Sxi)に描画された文字・図形情報に関するコード(Co)が、前記表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態で前記コード読み取り手段(CoR)に読み取れるよう配設され、前記内照容器(B)に、該コード読み取り手段(CoR)で読み取ったコード(Co)の情報を外部に発信する通信手段(T)が配設された、内照式情報表示器である。
[ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"、"文字群・図形群情報"は、"文字情報群及び又は図形情報群"を略記したものである]
[ここで、"i"は1〜kの自然数]
[001] 発光体(L)と、[002]に記載されたコード(Co)の読み取り手段(CoR)と、該読み取り手段(CoR)で読み取ったコード(Co)の情報を外部に発信する通信手段(T)を具備し、[002]に記載された表示情報部材(Ss)を着脱自在で装着できる内照容器(B)、又は、発光体(L)と、[002]に記載されたコード(Co)の読み取り手段(CoR)と、該読み取り手段(CoR)で読み取ったコード(Co)の情報を外部に発信する通信手段(T)を具備し、[003]に記載された表示情報シート(S)を着脱自在で装着できる内照容器(B)。
[002] 発光表示する文字・図形情報に関するコード(Co)及び該文字・図形情報が描画された表示情報部材(Ss)。
[003] 発光表示する文字・図形情報に関するコード(Co)及び該文字・図形情報が描画された複数枚の面状画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を付着または収容した表示情報シート(S)。 [ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"を略記したものである]
この態様によって、外部のシステムからの発光制御・振動制御の指令情報によって、発光体(L)もしくは振動発生手段(V:図示せず)の振動が制御され、光もしくは振動による観客への情報伝達ができるようになり、有効な情報伝達補強が可能になる。
こういったアイドルグループコンサートが各地で行われている。アイドルグループコンサートでは、アイドル候補のファンそれぞれに40人のうちのひとりを"推しメン(推しているメンバー)"と称して、熱烈な声援や"オタゲー(おたく的な振り付け動作)を披露し、推すアイドル候補の演技を盛り上げる。応援オタゲー披露で、応援アイドル候補が人気を得て、メジャーアイドルへと飛躍してほしいからである。
すなわち、48人のアイドルグループメンバーの名前がたとえば、"1ちゃん"、"2ちゃん"、"3ちゃん"、"4ちゃん"・・"45ちゃん"、"46ちゃん"、"47ちゃん"、"48ちゃん"であった場合、それらの名前をペンライト表面に描画して発光表示させ、振りながら応援オタゲーを披露し、周囲の関心を呼びたいからである。
また、ペンライトの発光色は、"1ちゃん"を示す赤、"2ちゃん"を示す青、"3ちゃん"を意味する緑、"4ちゃん"をイメージした特別色・・等々の"推しメン"固有色で発光させて振り、応援オタゲーで盛り上げている。
こういうニーズから、ペンライトや発光看板、発光情報表示器等の"推しメン"応援用発光グッズの表示は、40人以上のアイドル候補個々個別なるものである。
本発明は、こういったシステムがファン個々の"推しメン"を認知するのに好適な応援用発光グッズである。従来は特許文献1のようなシステムがなく、こういったニーズに応じたグッズを発想する動機がなかった。
図1が、本発明の表示器第一態様である。内照容器(B)の発光体(L:図示略)を覆う部位の一部又は全部が透明又は半透明で、発光体(L)の内部発光にて装着する表示情報部材(Ss)に描画された文字・図形情報を内照式に浮き出して発光させ表示する。
そして、内照容器(B)にはコード読み取り手段(CoR)、表示情報部材(Ss)には、内照容器(B)に描画された文字・図形情報(ここでは、"10ちゃん ハートマーク図形")に関するコード(Co)が配設されている。
発光体(L)及びコード読み取り手段(CoR)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された表示情報部材(Ss)を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器であるので、ファン個々の"推しメン"がだれであろうと、表示情報部材(Ss)を交換すればよく、内照容器(B)は共通使用できる。
表示情報部材(Ss)には、それら代表数値をコーディングしたコード(Co)が配設されていて、図1(a)は、"1"、"2"、・・"47"、"48"を2進数でコーディングしたコード(Co)例が示されている。
アイドル名である"2ちゃん"という文字、及び/又は、"2ちゃん"の似顔絵やロゴマークなどの図形を描画した表示情報部材(Ss)には、"2ちゃん"を弁別するコードとして"000010"。
アイドル名である"3ちゃん"という文字、及び/又は、"3ちゃん"の似顔絵やロゴマークなどの図形を描画した表示情報部材(Ss)には、"3ちゃん"を弁別するコードとして"000011"。
以下同様に、・・アイドル名である"48ちゃん"という文字、及び/又は、"48ちゃん"の似顔絵やロゴマークなどの図形を描画した表示情報部材(Ss)には、"48ちゃん"を弁別するコードとして"110000"というコード(Co)を、それぞれの表示情報部材(Ss)に付随、すなわち、印字・印刷・描画等々している例である。
すなわち、公知の、商品にバーコードやQRコード(登録商標)を付随(印字・印刷・描画等)して商品を該コードにて弁別するためのコーディングと、この使用法とは差異がある。
そして本発明では、通信手段(T)を具備し、かかる読み取り情報を外部発信する、ということも特徴である。
たとえば、特定の波長の光照射下でしか読み取りできない、いわゆる見えないインクを用いて印字・印刷・描画して、贋作できないようにするのも好適である。
紙幣のように微細パターンを用いて描画したり、ホログラフを用いたりして贋作困難なコーディングないしはコード描画法の採用も好適である。
使用者であるファンがひとりの"推しメン"から別の"推しメン"に応援変更する際、別の"推しメン"個別の文字・図形情報が描画されている別の表示情報部材(Ss)に、内照容器(B)の首をすげ替えるように交換する。
その操作による着脱検知信号をトリガとして、コード読み取り手段(CoR)がコード(Co)を読み取り、そのコード情報が通信手段(T)で外部発信されるのが好適である。
通信手段(T)は、公知の無線通信系の通信端末のいずれでもよく、電波・赤外線・超音波などによる通信端末を適宜用いればよい。特に多人数の観客に対して通信する場合には、アドホック無線通信方式の採用が好適である。
つまり、本発明の個々の内照式情報表示器の通信手段(T)が中継機能を具備し、近接した他の内照式情報表示器の通信手段(T)に通信することで、複数の内照式情報表示器群が相互接続して、多人数の観客に対する通信系をなすものである。
第二態様には、さらに画像シート個別の情報コード(Co)によるものと、複数画像シートの情報群をまとめたコード(Cox)によるものがある。
簡単のため、前者を『コード(Co)態様』、後者を『代表コード(Cox)態様』とする。
図3が、本発明の第二態様で二枚シート:コード(Co)態様の例である。コード読み取り手段(CoR)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された二枚の画像シート(Sx1、Sx2)の一方を接着手段(図示略)で表示情報シート(S)に付着させている。
そして、二枚の画像シート(Sx1、Sx2)の他方を横挿入の封筒状構造になった表示情報シート(S)に収容させている。
図3のコード(Co)には、"おもて"という画像情報、"うら"という画像情報がそれぞれコーディングされている。そして、内照容器(B)に、コード読み取り手段(CoR)で読み取ったコード(Co)の情報を外部に発信する通信手段(T) (図示略)が配設されている。
もちろん、使用者が画像シートを見ながら選択できるよう、選択手段(Ex)の位置と選択対象の二枚の画像シートの位置とを近接させてもよい(表裏を一致させてもよい)。
内照容器(B)の表側と裏側に独立して2つの発光体(L)の点灯スイッチ、2つの表示器電源スイッチがある内照容器構成であれば、それらに選択手段(Ex)の機能を担わせるのが好適である。
図4が、本発明の第二態様で二枚シートの別実施例であって、文字群・図形群情報に関するコード(Cox)を用いた代表コード(Cox)態様の例である。
これは、図3のコード(Co)態様に対して、コード読み取り手段(CoR)の数が減るので、表示器のコストダウン効果がある。
図3との相違は、表示情報シート(S)に、二枚の画像シート(Sx1、Sx2)群に描画された文字群・図形群情報に関するコード(Cox)が、表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態でコード読み取り手段(CoR)に読み取れるよう配設されていることである。
この長い情報をそのままコーディングする必要はなく、なんらかの情報紐付けで簡素化した簡潔コーディングとするのが好適である。この簡潔コーディングは後述する。
図4は図3の例同様、内照容器(B)に、発光表示する二枚の画像シート(Sx1、Sx2)を選択する選択手段(Ex)が、内照容器(B)の一方の面側に"Ex(A面)"と他方の面側に"Ex(B面)"が配設されているが、アイドル応援中の使用者の選択を容易にするために、選択手段(Ex)の表裏位置と選択対象の二枚の画像シートの表裏位置とは逆であってもよい。
そして、注意すべきはこの表裏位置逆アレンジの場合、コード(Cox)は前述と逆に、『この表示情報シート(S)には、A面="うら"に関する情報、B面="おもて"に関する情報をもった画像シート二枚アリ』という情報に換えておかなければならない。
この選択信号をトリガとして、前記のコード(Cox) を読み取り、選択手段"Ex(A面)"または"Ex(B面)"の選択信号、および、前記のコード(Cox)の情報によって、選択された画像シートを判定し、コード(Cox)の情報に含まれる選択された画像シートの情報を通信手段(T)が外部へ発信する。
そして、参照にて選択された画像シートを判定し、コード(Cox)の情報に含まれる選択された画像シートの情報を通信手段(T)が外部へ発信する。
なお図4の表示情報シート(S)の形状は、誤装着とコード読み取り位置に容易く装着できるように矩形に対して非対称の切り欠き部を設けている。この切り欠きで、表示情報シート(S)自体を対称逆位置に装着するといった誤装着リスクは軽減される。
図5が、本発明の第二態様で三枚の画像シートを有する実施例であって、文字群・図形群情報に関するコード(Cox)を用いた代表コード(Cox)態様の例である。
コード読み取り手段(CoR)は、図示されているひとつでよく、表示器のコストダウン効果がある。
たとえば表示情報シート(S)装着時に、コード読み取り手段(CoR)がコード(Cox)の情報を読み取って、該情報を通信手段(T:図示略)が外部に発信する。
その3つとは、任意基準の零度の角度位置に対し、60度・180度・300度に配していることから、60°の位置にある"Ex60"、180°の位置にある"Ex180"、300°の位置にある"Ex300"と仮称する。
そのことを図中の表の、"表A-1"に示した。
180°の位置にあるEx180を選択("On")したときに発光表示する画像シート(Sxi)は、"18"ちゃん応援に関する画像で、
300°の位置にあるEx300を選択("On")したときに発光表示する画像シート(Sxi)は、"30"ちゃん応援に関する画像だということである。
60°の位置にあるEx60を選択("On")したときにCoRで読まれるコード(Co)の意味は、画像は"6"ちゃん応援に関する画像であるという情報、
180°の位置にあるEx180を選択("On")したときにCoRで読まれるコード(Co)の意味は、画像は"18"ちゃん応援に関する画像であるという情報、
300°の位置にあるEx300を選択("On")したときにCoRで読まれるコード(Co)の意味は、画像は"30"ちゃん応援に関する画像であるという情報だということである。
60°の位置にある画像(60)は"6"ちゃん応援に関する画像であり、かつ、180°の位置にある画像(180)は"18"ちゃん応援に関する画像であり、かつ、300°の位置にある画像(300)は"30"ちゃん応援に関する画像であるという情報をまとめたものだ、ということである。
これは、3人ずつ三枚の画像シート群の応援画像群をひとつの表示情報シート(S)に搭載描画し、総計16の表示情報シート(S)を商品としたもので、該16の表示情報シート(S)が、下表列の、例"1"、例"2"、・・・、例"15"、例"16"に対応している。
たとえば、例"1"の、"1"ちゃん応援画像等・"17"ちゃん応援画像等・"33"ちゃん応援画像等は、図5の、"6"ちゃん→"1"ちゃん、"18"ちゃん→"17"ちゃん、"30"ちゃん→"33"ちゃんに置き換えただけである。
各表の説明は図5での説明同様なので略す。
また、3人のアイドル応援を行いたい購入者に対して、その応援がひとつの商品でできるので購入する使用者にとっても好ましい。
図6と図7が、本発明の第二態様で四枚シートの実施例である。
同様に、図7(a)で、4人の演者P(1)〜P(4)の固有図形が、順に"十字(+)"、"星(★)"、"ハート(ハートマーク)"、"三角(▲)"とされているので、図7(a)の左の時点より右の時点のほうが、"ハート(ハートマーク)"表示が多く見られ、演者P(3)の応援観客が多いことがわかる。
このチェックマーカ(m1,m2)は、いわゆる合いマークであって、両者の矢印を一致させて装着する。
前述のチェックマーカ(m1,m2)矢印の一致で、四枚の面状画像シート群は正しく東西南北に付着または収容されるように各選択手段(Ex)位置を決定しておく。
また、これらの選択手段(Ex)は、内照容器(B)に配設された発光体(L)の点灯消灯スイッチを兼ねたものとするのも好適である。
同様に、"Ex_east"、"Ex_west"、"Ex_south"、"Ex_north"と、四枚の画像シート(星(★)画像、三角(▲)画像、十字(+)画像、ハート(ハートマーク)画像)の情報との関係を、図7中の表の、"表B-1"に示した。
西の位置にある"Ex_west"を選択("On")したときに発光表示する画像シート(Sxi)は、"え"画像で、
南の位置にある"Ex_south"を選択("On")したときに発光表示する画像シート(Sxi)は、"あ"画像で、
北の位置にある"Ex_north"を選択("On")したときに発光表示する画像シート(Sxi)は、"う"画像だということである。
東の位置にある"Ex_east"を選択("On")したときにCoRで読まれるコード(Co)の意味は、画像は"い"画像であるという情報、
西の位置にある"Ex_west"を選択("On")したときにCoRで読まれるコード(Co)の意味は、画像は"え"画像であるという情報、
南の位置にある"Ex_south"を選択("On")したときにCoRで読まれるコード(Co)の意味は、画像は"あ"画像であるという情報、
北の位置にある"Ex_north"を選択("On")したときにCoRで読まれるコード(Co)の意味は、画像は"う"画像であるという情報だということである。
これは、4人ずつ四枚の画像シート群の応援画像群をひとつの表示情報シート(S)に搭載描画し、総計12の表示情報シート(S)を商品としたもので、該12の表示情報シート(S)が、下表列の、例"1"、例"2"、・・・、例"11"、例"12"に対応している。
各表の説明は図5での説明同様なので略す。
また、4人のアイドル応援を行いたい購入者に対して、その応援がひとつの商品でできるので購入する使用者にとっても好ましい。
画像シート群に描画された文字群・図形群情報に関するコード(Cox)には、比較的長い情報がコーディングされている。
この長い情報をそのままコーディングする必要はなく、なんらかの論理的な情報紐付けで簡素化した簡潔コーディングとするのが好適である。
簡潔コーディングを例示する。
四枚の面状画像シート群が、内容的に"花鳥風月"を意味する文字・図形情報であれば、自然を意味する簡潔なコード(Cox)。
四枚の面状画像シート群が、内容的に"桜梅桃李"を意味する文字・図形情報であれば、pinkの花を意味する簡潔なコード(Cox)。
四枚の面状画像シート群が、内容的に"朝昼晩夜"を意味する文字・図形情報であれば、一日を意味する簡潔なコード(Cox)。
四枚の面状画像シート群が、内容的に"北海道本州四国九州"を意味する文字・図形情報であれば、日本列島を意味する簡潔なコード(Cox)。
六枚の面状画像シート群が、内容的に"月火水木金"を意味する文字・図形情報であれば、週の平日を意味する簡潔なコード(Cox)、・・、等々である。
『コード(Co)態様』の利点は、任意の画像シート(Sxi)の交換が可能であることである。
すなわち、表示情報シート(S)に付着または収容する複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])のうち、任意の画像シート(Sxi)を交換しても、交換された画像シート(Sxi)に描画された文字・図形情報に関するコード(Co)がその画像シート(Sxi)に配設されていて、それを装着時にコード読み取り手段(CoR)が読み取りでき、交換された画像シート(Sxi)の情報が把握され、外部システムに送信できる。
その反面、前記の『コード(Co)態様』のように任意の画像シート(Sxi)の交換はできず、交換するなら複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を一気に交換しなければならない。
そして、これら『コード(Co)態様』と『代表コード(Cox)態様』に加えて、表示情報部材(Ss)を用いた第一態様も設計上の選択肢なので、表示器の多様なニーズに応えることができる。
本発明表示器では、内照容器(B)への表示情報部材(Ss)又は表示情報シート(S)の装着を不適切に行われることを防止する必要がある。
不適切装着は、図6−7の立方体型内照容器(B)のような対称性のある内照容器で発生しやすい。すなわち、ある画像シートが東位置に接触するよう装着するところ、90°ずれて南位置に接触して装着される、などである。
この不適切装着のままコード読み取りすると、東位置情報を南位置情報とまちがえてしまう。
・1 図4・図5に示されているような表示情報シート(S)に設けた非対称の切り欠き
・2 図6・図7に図示されている矢印マーカ(m1,m2)等のいわゆる合いマーク
・3 コード(Co)とその読み取り手段(CoR)の位置を非対称位置にする。
上記2は、m1は内照容器(B)に、m2は表示情報シート(S)にマーキングしておき、それらを一致させて表示情報シート(S)装着することである。
上記3は、すなわち、コード(Co)とその読み取り手段(CoR)の位置が非対称で、これら位置合致で防止するものである。
これはコード(Co)とその読み取り手段(CoR)自体をいわゆる合いマークとしたものである。
当然ながら、不適切装着状態でコード(Co)読み取りができない場合、表示器の発光体電源が入らないなどのインターロックを設けるのが好ましい。
本発明の表示器は、たとえば次のような製品キットを構成して消費者に提供するのが好適である。
すなわち以下の部品[001]と[002]との組合せで、文字・図形情報が描画された<表示情報部材(Ss)を用いた第一態様>の部品セットをなす製品キットである。
そして、以下の部品[001]と[003]との組合せにて、複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を付着または収容した<表示情報シート(S)を用いた第二態様>の部品セットをなす製品キットでもよい。
[001] 発光体(L)と、[002]に記載されたコード(Co)の読み取り手段(CoR)と、該読み取り手段(CoR)で読み取ったコード(Co)の情報を外部に発信する通信手段(T)を具備し、[002]に記載された表示情報部材(Ss)を着脱自在で装着できる内照容器(B)、又は、発光体(L)と、[003]に記載されたコード(Co)の読み取り手段(CoR)と、該読み取り手段(CoR)で読み取ったコード(Co)の情報を外部に発信する通信手段(T)を具備し、[003]に記載された表示情報シート(S)を着脱自在で装着できる内照容器(B)。
[002] 発光表示する文字・図形情報に関するコード(Co)及び該文字・図形情報が描画された表示情報部材(Ss)。
[003] 発光表示する文字・図形情報に関するコード(Co)及び該文字・図形情報が描画された複数枚の面状画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を付着または収容した表示情報シート(S)。 [ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"を略記したものである]
さて、態様[1]に加え、態様[2] 態様[3]を以下に説明する。下表は、"符号化法(CX)"と符号化した文字・図形情報符号(Cxx)及び符号検知手段(CY)を、前述の態様[1]と、これから説明する態様[2] 態様[3]と対比して示すものである。
(下表は前掲したものの再掲:同じものである)
そして、この"符号化法(CX)"を明記した態様[1][2][3]を総括した本発明の表示器は以下のように記述される(請求項1)。すなわち;
発光体(L)及び符号検知手段(CY)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された表示情報部材(Ss)を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器であって、
前記表示情報部材(Ss)に、該表示情報部材(Ss)に描画された文字・図形情報を符号化法(CX)によって、符号化した文字・図形情報符号(Cxx)が、該表示情報部材(Ss)を前記内照容器(B)に装着した状態で前記符号検知手段(CY)に検知できるよう配設され、前記内照容器(B)に、該符号検知手段(CY)で検知されたの情報を外部に発信する通信手段(T)が配設されていて、かつ、
前記内照容器(B)に、前記表示情報部材(Ss)の着脱を検知する着脱検知手段(U)、又は、前記表示情報部材(Ss)の使用を表明する使用表明手段(Ux)が配設され、前記通信手段(T)が、前記着脱検知手段(U)で検知した着脱信号、又は、前記使用表明手段(Ux)で表明された使用表明信号を受信する、内照式情報表示器である。
[ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"を略記したものである]
図示されるように、表示情報部材(Ss)の装着によって、表示情報部材(Ss)に配設された作動部材(Wo)がスイッチW1〜W6のうちのW2及びW4を作動させ、この作動によってアイドル名である"10ちゃん"が解読される。
ここで、スイッチオンを"1"、スイッチオフを"0"としているが、もちろん逆でもよい。
アイドル名である"2ちゃん"という文字、及び/又は、"2ちゃん"の似顔絵やロゴマークなどの図形を描画した表示情報部材(Ss)には、"2ちゃん"を弁別する、W2のみ作動させる作動部材(Wo)、
アイドル名である"3ちゃん"という文字、及び/又は、"3ちゃん"の似顔絵やロゴマークなどの図形を描画した表示情報部材(Ss)には、"3ちゃん"を弁別する、W1及びW2を作動させる作動部材(Wo)、。
以下同様に、・・アイドル名である"48ちゃん"という文字、及び/又は、"48ちゃん"の似顔絵やロゴマークなどの図形を描画した表示情報部材(Ss)には、"48ちゃん"を弁別する、W5及びW6を作動させる作動部材(Wo)を、それぞれの表示情報部材(Ss)に配設している例である。
発光体(L)及び入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)のを有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画され、かつ、作動部材(Wo)が配設された表示情報部材(Ss)を着脱自在で装着できるので、ファン個々の"推しメン"がだれであろうと、表示情報部材(Ss)を交換すればよく、内照容器(B)は共通使用できる。
光学部材(Lo)は、可視光の色(color)着色でLの発光光の光学特性の変化させるLo(color)として、図9では、LD(紫)・LD(青)・LD(緑)・LD(灰)・LD(黄)・LD(桃)・LD(橙)が例示されている。
受光器LD(color)は光学部材Lo(color)によって表示情報部材(Ss)内面で光学特性を変化させた散乱光を受光する。そのことで符号化情報を検知する符号検知手段(CY)としての機能を果たす。ここで散乱光を受光する等の部分の説明は以下の図10の説明にて後述する。
符号化法(CX)が、態様[1]では、コードや暗号に情報を置き換えるコーディング、態様[2]では、情報を複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)の入り切りの組合せに置き換える符号化、態様[3]では、情報を光学特性の変化に置き換える符号化である。
そして、態様[1][2][3]それぞれについて以下のように記述される(請求項5)。
すなわち:本発明の内照式情報表示器にては、符号化による文字・図形情報符号(Cxx)、および、符号検知手段(CY)が、以下の[1]又は[2]又は[3]のいずれかであるという特徴をもつ。
[ここで、"j"は2以上の自然数である]
また、前述の、"態様[1]における<表示情報部材(Ss)を用いた第一態様>"、および、"態様[1]における<表示情報シート(S)を用いた第二態様>"と同様、"態様[2]における<表示情報部材(Ss)を用いた第一態様>"、および、"態様[2]における<表示情報シート(S)を用いた第二態様>"も好適であるとともに、"態様[3]における<表示情報部材(Ss)を用いた第一態様>"、および、"態様[3]における<表示情報シート(S)を用いた第二態様>"も好適であって、総計2×3=6つの態様をもつ。
すなわち:本発明の他の好適な表示器は(請求項2)、
発光体(L)及び符号検知手段(CY)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を付着または収容した表示情報シート(S)を、着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器であって、 前記画像シート(Sxi)に、前記画像シート(Sxi)に描画された文字・図形情報を符号化した文字・図形情報符号(Cxx)が、前記表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態で前記符号検知手段(CY)に検知できるよう配設され、前記内照容器(B)に、該符号検知手段(CY)で検知された文字・図形情報符号(Cxx)の情報を外部に発信する通信手段(T)が配設された、内照式情報表示器である。
[ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"を略記したものであり、"i"は1〜kの自然数]
発光体(L)及び符号検知手段(CY)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を付着または収容した表示情報シート(S)を、着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器であって、 前記表示情報シート(S)に、前記複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])群に描画された文字群・図形群情報を符号化した文字・図形情報符号(Cxx)が、該表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態で前記符号検知手段(CY)に読み取れるよう配設され、前記内照容器(B)に、該符号検知手段(CY)で検知された文字・図形情報符号(Cxx)の情報を外部に発信する通信手段(T)が配設された、内照式情報表示器である。
[ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"、"文字群・図形群情報"は、"文字情報群及び又は図形情報群"を略記したものである]
内照容器(B)に、発光表示する画像シート(Sxi)を選択する選択手段(Ex)が配設され、前記の通信手段(T)が、前記選択手段(Ex)による発光表示する画像シート(Sxi)の選択信号を受信する、内照式情報表示器であってもよい。
[ここで、"i"は1〜kの自然数]
複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)及びこれらを作動させるスイッチ作動部材(Wo)の構成として、光、超音波などの電磁波を発信して、その反射のありなしで被検出体を検知する、あるいは同様に被検出体の有りなしを磁気や地場の変化で検知する、いわゆる非接触式の"近接センサ"からなる"近接スイッチ"と該"近接スイッチ"被検出体による構成でもよい。
すなわち、"近接センサ"からなる"近接スイッチ"を入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)とし、被検出体をスイッチ作動部材(Wo)とする構成である。
例示するならば、金属の存在を検出するものを"誘導形近接スイッチ"、金属および非金属物体の存在を検出するものを"静電容量形近接スイッチ"、磁気による磁界を利用したものを"磁界形近接スイッチ"と呼称したものが市販されている。
本発明の態様[2]の、複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)を作動させるスイッチ作動部材(Wo)の構成として、これら非接触式の"近接センサ"からなる"近接スイッチ"と該"近接スイッチ"作動体による構成も好適である。
本発明の態様[3]の、光学特性を変えた発光体(L)の発光光が入光される受光器(LD)と該受光器(LD)で受光された光の光学特性検知手段として"カラーセンサー"を内照容器(B)に配設してもよい。
つまり図9では、受光器(LD)として8つの各色を個別に色検知する8つの光特性判定手段を例示したが、これに変えて内照容器(B)にいわゆる"カラーセンサー"を用いてもよい。
また、センサーヘッドをひとつにして、3つの光強度を検知する光素子に分光させて色判定する態様でもよい。
要するに、図9のように判別すべき色の数分のセンサーヘッドを配設する必要はなく、3原色の3つ、あるいはひとつにまとめて色判定手段を内蔵したいわゆる"カラーセンサー"を利用してもよい。
図10の態様[3]の"態様例図:内照容器(B)に配設された符号検知手段(CY)の機能説明"欄の図は、図9の例における発光色検知を補足するのものである。これを説明する。
キングブレード(登録商標)のような市販ペンライトは、使用者の把持部位に発光体(L)を配設している。そのため、発光ダイオードなどの発光体(L)発光光は、主として使用者が把持する部位の対抗面を照らしてしまう。それではペンライト側面を光らせるのには効率が悪い。
そればかりか、対抗面を透過した発光光が他の観客や演者の眼にはいり、眩惑して不快を感じさせる。
ここで、本発明のように表示情報部材(Ss)が、可視光の色(color)着色でLの発光光の光学特性の変化させる光学部材(Lo)であれば、表示情報部材(Ss)の内面で該光学部材(Lo)の可視光の色(color)に依存した散乱光"L3"が発生し、その一部が使用者の把持部位に配設した受光器(LD)に入光され、該可視光の色(color)が検知できる。
もちろん前述のように、LD(紫)・LD(青)・LD(緑)・LD(灰)・LD(黄)・LD(桃)・LD(橙)という判別すべき色の数分のセンサーヘッドを配設する必要はなく、3原色の3つ、あるいはひとつにまとめて色判定手段を内蔵したいわゆる"カラーセンサー"を利用してもよい。
文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器に要する部品群をセットにした内照式情報表示器の製品キットであって、少なくとも以下の[01]及び[02]、又は、[03]及び[04]、又は、[05]及び[06]を部品として有し、[01]に[02]を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器を構成する、又は、[03]に[04]を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器を構成する、又は、[05]に[06]を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器を構成する、製品キット。
[ここで、"j"は2以上の自然数である]
[01] 発光体(L)及びコード読み取り手段(CoR)を有するとともに、前記コード読み取り手段(CoR)で読み取ったコード(Co)情報を外部に発信する通信手段(T)が配設された内照容器(B)。
[02] 文字・図形情報が描画された表示情報部材(Ss)であって、描画された文字・図形情報にもとづいて符号化されたコード(Co)が、[01]に装着された状態で[01]に配設されたコード読み取り手段(CoR)で読み取れるように配設されている、表示情報部材(Ss)。
[03] 発光体(L)及び複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)を有するとともに、前記複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)の作動情報を外部に発信する通信手段(T)が配設された内照容器(B)。[ここで、"j"は2以上の自然数である]
[04] 文字・図形情報が描画された表示情報部材(Ss)であって、入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)の作動部材(Wo)が、[03]に装着された状態で[03]に配設された複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)を、前記の描画された文字・図形情報にもとづき符号化した組合せで作動させるように配設されている、表示情報部材(Ss)。
[05] 発光体(L)及び受光器(LD)を有するとともに、前記受光器(LD)で受光した光特性の情報を外部に発信する通信手段(T)が配設された内照容器(B)。
[06] 文字・図形情報が描画された表示情報部材(Ss)であって、光学部材(Lo)が、[05]に装着された状態で[05]の発光体(L)の発光光の光学特性を、前記の描画された文字・図形情報にもとづき符号化した特性に変化して前記受光器(LD)に入光されるように配設されている、表示情報部材(Ss)。
本発明の効果は、多人数"アイドルグループ"の応援にて、複数"推しメン"をもつ観客が、"推しメン"のひとりから他の"推しメン"に応援変更したいときに、速やかにペンライト交換して、かかる交換においても、情報伝達補強システム等の外部システムが、"推しメン"のひとりから他の"推しメン"に応援変更したことを即時認知できるので、外部システムから有効な応援サポートが受けられるようになることである。
同様に、態様[2]では、態様[1]のコーディングによる符号化をスイッチ作動部材(Wo)と前記スイッチ作動部材(Wo)で作動される複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)で、そして態様[3]では、符号化を光学部材(Lo)によって光学特性を変えた発光体(L)の発光光が入光される受光器(LD)で行って、通信手段(T)によって使用者が選択し適宜変更する応援対象を受信かつ外部発信することで外部システムが観客の応援対象変更を認知し、変更に応じた適切な応援サポートを享受できる。
また、表示情報シート(S)を用いた第二態様においては、発光表示する画像シート(Sxi)を選択する選択手段(Ex)の操作によって、使用者の選択意思が反映され、かかる選択手段(Ex)の選択信号は、通信手段(T)が受信するので外部発信され、外部システムが使用者の応援意思を認知される。
態様[2]態様[3]でも、同様の暗号化法を援用して、応援用発光表示器の贋作が回避でき、アイドル肖像権・著作権の効果的な保護対策ができる。
態様[2]では、たとえばスイッチとスイッチ作動部材(Wo)の形状を物理的な鍵と鍵穴構造である複雑三次元形状とする、態様[2]では、たとえばホログラムなど贋作困難な光学技術で、いわゆる光暗号化する等が援用する暗号化法として例示される。
ここで、発信する主たる情報量は、各IoTデバイスが取り扱える情報量、すなわち、インターネットにアップロードまたはダウンロードできる情報量であり、デバイス自体の表示とは、デバイス表面などに明示された文字や絵の表示であり、使用時動作とは、デバイスの使用者がデバイスを利用する際に要する動作である。
これは特に、表示情報シート(S)を用いた第二態様の、複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を付着または収容した表示情報シート(S)で顕著である。
表示情報シート(S)を用いた第二態様の表示情報シート(S)自体にも、複数枚の画像シートの文字・図形情報を有し、さらに、該表示情報シート(S)を交換可能[着脱自在で装着]であるので、取り扱える情報量、すなわち、インターネットにアップロードまたはダウンロードできる情報量・デバイス自体に装着される表示情報シート(S)で表示する文字・図形情報量の両者ともに、他のデバイスに比べると相対的に多い。(図11"発信する主たる情報量"の欄、"デバイス自体の表示"の欄参照)
B 内照容器
Co 文字・図形情報に関するコード
Cox 文字群・図形群情報に関するコード
CoR Coの読み取り手段
CX 符号化法
Cxx CXによって符号化した文字・図形情報符号
Ex 発光表示する画像シートSxi を選択する選択手段
Ex_60 (基準位置から)60°の位置にあるEx
Ex_180 180°の位置にあるEx
Ex_300 300°の位置にあるEx
Ex_east (基準方向位置にて)東の位置にあるEx
Ex_norsh 北の位置にあるEx
Ex_south 南の位置にあるEx
Ex_west 西の位置にあるEx
L 発光体
L1 Lの発光光
L2 L1がRで反射された反射光
L3 L2がSs内面のLo(赤)で散乱された散乱光
LC Lの発光を制御する発光制御手段
Lo 光学部材
Lo(color) 可視光の色(color)着色でLの発光光の光学特性の変化させるLo
Lo(赤) 赤色の着色でLの発光光の光学特性の変化させるLo
LD 受光器
LD(color) 可視光の色(color)を検知するための受光器
LD(赤) 赤色を検知するための受光器
m1 第一の位置決めマーカー(S 側)
m2 第二の位置決めマーカー(B 側)
P(1) 第一の演者 performer
P(2) 第二の演者 performer
P(i) 第"i"の演者 ["i"は自然数]
R 反射手段(光反射率が高い銀色系塗料の塗布等による)
S 表示情報シート
Ss 表示情報部材
Sx1 第一の画像シート
Sx2 第二の画像シート
Sxi 第"i"の画像シート["i"は1〜kの自然数]
Sxk 第"k"の画像シート["k"は2以上の自然数]
T コード又はスイッチ作動又は光特性の情報を外部に発信する通信手段
U Ssの着脱を検知する着脱検知手段
Uo 着脱検知用の操作体(ドッグ)
Ux Ssの使用を表明する使用表明手段(スイッチ)
Wo 入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)を作動させるスイッチ作動部材(Wo)
V 振動発生手段
VC Vの振動を制御する振動制御手段
W1 第一の入り切りスイッチ
W2 第二の入り切りスイッチ
Wj 第"j"の入り切りスイッチ["j"は2以上の自然数]
Claims (5)
- 発光体(L)及び符号検知手段(CY)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された表示情報部材(Ss)を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器であって、
前記表示情報部材(Ss)に、該表示情報部材(Ss)に描画された文字・図形情報を符号化した文字・図形情報符号(Cxx)が、該表示情報部材(Ss)を前記内照容器(B)に装着した状態で前記符号検知手段(CY)に検知できるよう配設され、
前記内照容器(B)に、該符号検知手段(CY)で検知された情報を外部に発信する通信手段(T)が配設されていて、かつ、
前記内照容器(B)に、前記表示情報部材(Ss)の着脱を検知する着脱検知手段(U)、又は、前記表示情報部材(Ss)の使用を表明する使用表明手段(Ux)が配設され、
前記通信手段(T)が、前記着脱検知手段(U)で検知した着脱信号、又は、前記使用表明手段(Ux)で表明された使用表明信号を受信するものであり、
さらに、前記の符号化による文字・図形情報符号(Cxx)、および、前記の符号検知手段(CY)が、以下の[2]又は[3]のいずれかである、内照式情報表示器。
[ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"を略記したものである]
[2] 符号化が、表示情報部材(Ss)に描画された文字・図形情報を複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)の入り切りの組合せで符号化するものであって、
文字・図形情報符号(Cxx)の配設が、複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)を作動させるスイッチ作動部材(Wo)を、前記の符号化した複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)の入り切りの組合せにもとづいて配設することであり、
符号検知手段(CY)が、表示情報部材(Ss)を前記内照容器(B)に装着した状態にて前記スイッチ作動部材(Wo)で作動される複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)である。
[ここで、"j"は2以上の自然数である]
[3] 符号化が、表示情報部材(Ss)に描画された文字・図形情報を光学特性の変化で符号化するものであって、
文字・図形情報符号(Cxx)の配設が、光学部材(Lo)を、前記の符号化した光学特性の変化にもとづいて配設することであり、
符号検知手段(CY)が、表示情報部材(Ss)を前記内照容器(B)に装着した状態にて前記光学部材(Lo)によって光学特性を変えた光が入光される受光器(LD)である。 - 発光体(L)及び符号検知手段(CY)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を付着または収容した表示情報シート(S)を、着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器であって、
前記画像シート(Sxi)に、前記画像シート(Sxi)に描画された文字・図形情報を符号化した文字・図形情報符号(Cxx)が、前記表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態で前記符号検知手段(CY)に検知できるよう配設され、
前記内照容器(B)に、該符号検知手段(CY)で検知された文字・図形情報符号(Cxx)の情報を外部に発信する通信手段(T)が配設されていて、
さらに、前記の符号化による文字・図形情報符号(Cxx)、および、前記の符号検知手段(CY)が、以下の[2]又は[3]のいずれかである、内照式情報表示器。
[ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"を略記したものであり、"i"は1〜kの自然数]
[2] 符号化が、画像シート(Sxi)に描画された文字・図形情報を複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)の入り切りの組合せで符号化するものであって、
文字・図形情報符号(Cxx)の配設が、複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)を作動させるスイッチ作動部材(Wo)を、前記の符号化した複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)の入り切りの組合せにもとづいて配設することであり、
符号検知手段(CY)が、表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態にて前記スイッチ作動部材(Wo)で作動される複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)である。
[ここで、"j"は2以上の自然数である]
[3] 符号化が、画像シート(Sxi)に描画された文字・図形情報を光学特性の変化で符号化するものであって、
文字・図形情報符号(Cxx)の配設が、光学部材(Lo)を、前記の符号化した光学特性の変化にもとづいて配設することであり、
符号検知手段(CY)が、表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態にて前記光学部材(Lo)によって光学特性を変えた光が入光される受光器(LD)である。 - 発光体(L)及び符号検知手段(CY)を有する内照容器(B)に、文字・図形情報が描画された複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])を付着または収容した表示情報シート(S)を、着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器であって、
前記表示情報シート(S)に、前記複数枚の画像シート(Sx1、Sx2、・・Sxk ["k"は2以上の自然数])群に描画された文字群・図形群情報を符号化した文字群・図形群情報符号(Cox)が、該表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態で前記符号検知手段(CY)に読み取れるよう配設され、
前記内照容器(B)に、該符号検知手段(CY)で検知された文字群・図形群情報符号(Cox)の情報を外部に発信する通信手段(T)が配設されていて、
さらに、前記の符号化による文字群・図形群情報符号(Cox)、および、前記の符号検知手段(CY)が、以下の[2]又は[3]のいずれかである、内照式情報表示器。
[ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"、"文字群・図形群情報"は、"文字情報群及び又は図形情報群"を略記したものである]
[2] 符号化が、画像シート(Sxi)群に描画された文字群・図形群情報を複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)の入り切りの組合せで符号化するものであって、
文字群・図形群情報符号(Cox)の配設が、複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)を作動させるスイッチ作動部材(Wo)を、前記の符号化した複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)の入り切りの組合せにもとづいて配設することであり、
符号検知手段(CY)が、表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態にて前記スイッチ作動部材(Wo)で作動される複数の入り切りスイッチ(W1,W2・・Wj)である。
[ここで、"j"は2以上の自然数である]
[3] 符号化が、画像シート(Sxi) 群に描画された文字群・図形群情報を光学特性の変化で符号化するものであって、
文字群・図形群情報符号(Cox)の配設が、光学部材(Lo)を、前記の符号化した光学特性の変化にもとづいて配設することであり、
符号検知手段(CY)が、表示情報シート(S)を前記内照容器(B)に装着した状態にて前記光学部材(Lo)によって光学特性を変えた光が入光される受光器(LD)である。 - 請求項2又は請求項3に記載された内照容器(B)に、発光表示する画像シート(Sxi)を選択する選択手段(Ex)が配設され、
前記の通信手段(T)が、前記選択手段(Ex)による発光表示する画像シート(Sxi)の選択信号を受信する、内照式情報表示器。
[ここで、"i"は1〜kの自然数] - 文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器に要する部品群をセットにした内照式情報表示器の製品キットであって、
少なくとも以下の[01]及び[02]、又は、[03]及び[04]、又は、[05]及び[06]を部品として有し、[01]に[02]を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器を構成する、又は、[03]に[04]を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器を構成する、又は、[05]に[06]を着脱自在で装着して文字・図形情報を発光表示する内照式情報表示器を構成する、製品キット。 [ここで、"文字・図形情報"は、"文字情報及び又は図形情報"を略記したものである]
[01] 請求項1に記載された内照容器(B)。
[02] 請求項1に記載された表示情報部材(Ss)。
[03] 請求項2に記載された内照容器(B)。
[04] 請求項2に記載された、画像シート(Sxi)を付着または収容した表示情報シート(S)。
[05] 請求項3に記載された内照容器(B)。
[06] 請求項3に記載された、画像シート(Sxi)を付着または収容した表示情報シート(S)。
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