JP6382062B2 - 溶接用面装置 - Google Patents

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本発明は溶接用に係り、とくに遮光板を取付けた溶接面と透明な部材から構成される保護面とを備えた溶接用に関する。
鋼板等を接合するために、従来より溶接が広く行なわれている。溶接は、金属の接合部を溶融させて、両者の原子を融和させて結合させるものであって、サブマージドアーク溶接、イナートガスアーク溶接、炭酸ガスアーク溶接等の溶接法が広範に用いられている。とくにアーク溶接は、工作物と電極との間に電力を与えてアーク放電を起させ、発生した熱により溶接あるいは溶断部を溶融して溶接を行なったり溶断を行なったりする。そして電極には一般に溶接棒が用いられる。アークは強い光線とともに紫外線や赤外線を大量に発生し、鉄粉やスパッタを飛散させて眼疾や火傷等の障害を起すので、人体、とくに顔面と眼の防護が必要となる。
アーク溶接時における人体、とくに顔面と両眼の防護のために、溶接面が用いられる。溶接面は、覗き窓を有し、この覗き窓の部分に色ガラスから成る遮光板を取付けるようにし、覗き窓以外の部分を耐熱材によって構成した面である。
最も一般的な溶接面は、手持ち型で、これは溶接作業時に片方の手に溶接面を持ち、他方の手に溶接棒を持って作業を行なうものである。このような手持ち型の溶接面によると、作業中に両手の自由が奪われる。そこで溶接面と頭部保護部材から成るヘルメットとを組合わせたものを用いるようにし、これによって作業中片方の手が自由になって作業効率が上がる。この場合に、溶接面はヘルメットの両側であって、作業者の両耳上部に取付けられた金具を介して回動自在に軸支され、作業終了若しくは必要に応じて溶接面を頭上に回動させる構成となる。作業開始時には頭上状態から顔面防護の状態に回動させればよい。頭上状態および顔面保護の状態における溶接面の固定は、一般に溶接面とヘルメットとの間を連結するスプリングばねの張力によって行なわれるようになっていた。
ところが一般に、溶接作業の際には、これに付随して溶接を行なう部位あるいは溶接を行なった後の部位、あるいはまた溶断を行なった後の部位を、ディスクサンダー等の研削工具によって研削する作業が溶接作業と交互に繰返される。そしてこの場合には、眼に研磨された金属粉等が入らないように、保護眼鏡を掛けたり、あるいはまた透明なプラスチック製の保護面を顔面に装着するようにしていた。従って、溶接作業時と、研磨作業時とで、顔面に装着する面として2種類の面を必要とし、これらを互いに交互に顔面に装着しなければならない不便さがあった。
このような不便さを解消するために、本願出願人は、特願2013−4856号において、遮光板を取付けた覗き窓を有する溶接面と、少なくとも上部が透明な部材から構成される保護面とを、ヘルメットに対してそれぞれ使用位置と退避位置との間で移動可能に取付けた溶接用ヘルメットを提案している。これによって上述の不便さは解消されるものの、ヘルメットの両側部にそれぞれ溶接面と保護面とを回動可能であってしかも着脱可能に取付けるための取付け具の機構が非常に複雑であって、部品点数が多かった。またこれらの部品のほとんどを金属で製作するようにしていたために、取付け具による重量の増加が生じている。すなわち、ヘルメットには溶接面と保護面とが取付けられるために、それらの重量が付加される上に、取付け具による重量の増加がこれに加わり、ヘルメットが重くなる欠点があった。
特開平10−234771号公報 特開平9−10252号公報
本願発明の課題は、溶接作業と研磨作業とに応じて、溶接面と保護面とを任意に切換えできるようにし、しかも上記の溶接面と保護面とを取付けるための取付け具の部分の構造が簡単な溶接用を提供することである。
本願発明の別の課題は、溶接面と保護面とをヘルメットに取付けるための取付け具の構造が簡潔で、部品点数が少なく、これによって取付け具の重量が軽減されるようにした溶接用を提供することである。
本願発明の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願発明の技術的思想、およびその実施の形態によって明らかにされる。
本願の主要な発明は、
遮光板を取付けた覗き窓を有する溶接面と、少なくとも上部が透明な部材から構成される保護面とを、ヘルメットに対してそれぞれ使用位置と退避位置との間で移動可能に取付けた溶接用面装置であって、
前記ヘルメットの両側の外側部にそれぞれ保持された取付け部材と、
前記取付け部材によって着脱自在に取付けられた支点部材と、
前記支点部材に設けられ、前記溶接面を回動可能に支持する第1のアームと、
前記支点部材に設けられ、前記保護面を回動可能に支持する第2のアームと、
を備え、
前記溶接面が外側であって、前記保護面が内側に取付けられ、前記ヘルメットの前方において前記溶接面と前記保護面とがそれぞれ移動可能に取付けられ、
前記第1のアームに取付けられた支点ピンによって前記溶接面が回動可能に支持され、前記支点ピンを中心として回動可能であって、
前記第2のアームに取付けられた支点ピンによって前記保護面が回動可能に支持され、前記支点ピンを中心として回動可能であり、
前記第1のアームと前記第2のアームの内の少なくとも一方は、前記支点部材と一体であり、
前記第1のアームと前記第2のアームの内の少なくとも他方は前記支点部材と別体であって、固着手段によって前記支点部材に固着されており、
前記支点部材の挿入片を前記取付け部材の取付け部に挿入すると、前記ヘルメットに対して前記溶接面と前記保護面とがともに取付けられ、
前記支点部材の挿入片を前記取付け部材の取付け部から抜去すると、前記溶接面と前記保護面とが前記支点部材を介して連結された状態で前記ヘルメットから取外される溶接用面装置に関するものである。
また、前記保護面の上縁に連結バーが連結され、ビスで固定されてよい。また前記保護面の上縁に連結バーを固定するビスが、前記保護面の上縁の切込みに挿通されてよい。
本願の主要な発明は、遮光板を取付けた覗き窓を有する溶接面と、少なくとも上部が透明な部材から構成される保護面とを、ヘルメットに対してそれぞれ使用位置と退避位置との間で移動可能に取付けた溶接用面であって、前記ヘルメットの両側の外側部にそれぞれ保持された取付け部材と、前記取付け部材によって着脱自在に取付けられた支点部材と、前記支点部材に設けられ、前記溶接面を回動可能に支持する第1のアームと、前記支点部材に設けられ、前記保護面を回動可能に支持する第2のアームと、を備えるようにしたものである。
従ってこのような構成によると、ヘルメットに取付けられた溶接面と保護面とをそれぞれ別々に使用位置と退避位置との間で移動させることが可能になる。しかも溶接面と保護面とをそれぞれ使用位置と退避位置とに切換える構成が、ヘルメットに取付け部材を介して取付けられる支点部材と、この支点部材に設けられた第1のアームおよび第2のアームから構成されるために、取付け具の構造が簡潔になり、部品点数が少なくなり、これによって重量の増加が抑えられることになる。従って、溶接作業や研磨作業を行なう際にこのヘルメットを装着する人の負担を軽減できるようになる。
本発明の一実施の形態に係る溶接用の分解斜視図である。 同溶接用の正面図である。 同溶接用の側面図である。 溶接面を上方の退避位置に移動させ、保護面を使用位置のままにした溶接用の側面図である。 溶接面と保護面とをともに上方の退避位置に移動させた状態の側面図である。 取付け具の構成を示す分解斜視図である。 同組立て側面図である。 保護面を連結バーに取付けるための変形例の構成を示す斜視図である。
以下本願発明を図示の一実施の形態によって説明する。図1〜図3は、本実施の形態の溶接用の全体の構成を示すものであって、ヘルメット10と、溶接面11と、保護面12とから構成される。ここでヘルメット10は、従来公知の強化プラスチック製のヘルメットであってよく、その内側には、衝撃吸収のための空間保持用のバンドが従来と同様の方法に取付けられる。またこのヘルメット10を顎の部分に固定するための固定紐が取付けられる。これらは、従来のヘルメットと同様の構成なので、図示を省略している。
ヘルメット10の前面側には溶接面11が取付け具25によって回動可能に取付けられており、この溶接面11の内側に保護面12が回動可能に取付けられる。よって溶接面11が外側に位置し、保護面12が内側に位置するようになる。
溶接面11は、アーク溶接等の際に発生する有害光から眼を守るための構成を備えている。すなわち耐火耐熱補強紙から成る溶接面11の前面側に横長の開口から成る覗き窓13が形成され(図2参照)、この覗き窓13の部分を覆うように取付け枠14が取付けられるとともに、取付け枠14によって色ガラスから成る遮光板15が取付けられている。なお遮光板15それ自体の構成は従来の遮光板と同様の構成であってよい。また溶接面11の上部が耐火耐熱補強紙製の傾斜板16によってその外周囲を周方向に保護するように連結されている。
次に保護面12について説明する。保護面12は、グラインダーあるいはディスクサンダー等の研磨工具を用いて溶接部位や溶断部位を研削する際に、異物が眼に侵入するのを防止する面である。このために保護面12の本体部は透明樹脂から構成されており、研削加工部位が目視によって視認できるようになっている。そして上記保護面12の下側の部分が、溶接面11と同様の耐火耐熱材料、例えば耐火耐熱強化紙等の耐熱材料から構成されている。そして保護面12の上部にはアーム20が取付けられ、このアーム20によってヘルメット10の両側の取付け具25の部分に回動可能に取付けられるようになっている。
次に上記の溶接面11および保護面12をヘルメット10に取付けるための取付け具の構成について図1、図6、図7によって説明する。取付け具25は、とくに図6および図7に示すように、横長の金属板から成る取付け部材26を備えている。取付け部材26は、リベット34によって図1に示すように、ヘルメット10の両側の部分に前後方向に沿って取付けられるようになっている。そしてこの取付け部材26の長さ方向の中間部には外方に突出するように屈曲部27が形成され、この屈曲部27の内側が凹部になっている。そして屈曲部27の内側の凹部に整合するように連結部材28が取付けられる。連結部材28はその上端側に両側を折込んで形成された挿入部29を備えている。
このような連結部材28を介して、支点部材30が上からこの連結部材28に連結されるようになっている。すなわち支点部材30はその背面側に下方に屈曲された挿入片31を備え、この挿入片31が上記連結部材28の挿入部29に挿入されるようになっている。なお挿入片31はその両側に切込み32を備え、挿入片31の連結部材28の挿入部29に対する挿入を容易ならしめている。
上記支点部材30の外側部には第1のアーム37がリベット38によって固着されている。この第1のアーム37は、先端側が外側部側に屈曲するとともに、先端側の部分で支点ピン41を介して溶接面11の両側の連結金具22の部分を回動自在に支持するようにしている。また支点部材30は、この支点部材30と一体に第2のアーム39を備えている。この第2のアーム39は、その先端側の部分において、支点ピン42を介して、保護面12の連結バー20の両端部を回動可能に支持するようにしている。
次にこのような取付け具25による溶接面11および保護面12の取付けについて説明する。上記の溶接面11および保護面12は何れも支点部材30に連結されるようになっており、溶接面11は、第1のアーム37を介して支点部材30に連結される。すなわち支点ピン41によって溶接面11の連結金具22の部分が回動可能に連結される。また保護面12は、その上縁に取付けられた連結バー20の両端が、それぞれ第2のアーム39に支点ピン42を介して回動可能に取付けられる。ここで、溶接面11が外側であって保護面12が内側になるようにヘルメット10に溶接面11と保護面12とが取付けられる。そしてこのような状態において、支点部材30の背面側の挿入片31を連結部材28の挿入部29に挿入する。これによって支点部材30が連結部材28を介して取付け部材26に固定されることになる。すなわち溶接面11と保護面12とが、支点部材30を介して互いに連結された状態で、取付け部材26に連結部材28によって取付けられ、しかも取付け部材26がヘルメット10の両側に取付けられているために、溶接面11と保護面12とが一緒にヘルメット10の両側にそれぞれ回動可能に取付けられることになる。
溶接面11と保護面12とを取外す場合には、上記の装着動作と逆の動作を行なえばよい。すなわち、支点部材30を介して互いに連結されている溶接面11と保護面12とが、支点部材30の挿入片31を連結部材28の挿入部29から抜去することによって、支点部材30によって連結されたままの状態で、溶接面11と保護面12とが一緒に取外されることになる。このように溶接面11と保護面12の装着および取外しが、ともに一つの動作によって達成されるために、溶接面11および保護面12を別々に取付けたり取外したりする煩雑さから解消されることになる。
このような取付け具25の機能は、図6および図7に示すような部品によって達成されることになり、溶接面11と保護面12とを回動可能に支持する構造は、極めて簡潔な構成になる。また取付け具25の部品点数も少なくなる。また部品点数が少なくなることから、取付け具25自体の重量も軽くなる。従ってヘルメット10に対する加重の増加を最小限に抑えることが可能になる。
次に通常の溶接の動作について説明する。この動作は、外側の溶接面11を図2および図3に示す下方の使用位置に移動させるとともに、内側の保護面12をも下方に回動させて移動する。このときに、溶接部位は、保護面12の透明部分と、溶接面11の覗き窓13の遮光板15を通して視認される。とくに溶接時における眼の保護は、溶接面11の覗き窓13の遮光板15によって行なわれる。
次に溶接部位あるいは溶断部位を研削する場合には、図4に示すように、溶接面11を上方であって退避位置に回動させる。この動作は、支点部材30の第1のアーム37の支点ピン41を中心として溶接面11を図4において時計方向に回動させる動作によって達成される。従ってとくに研磨作業の際に、溶接面11が退避位置に移動されるために、研磨部位を保護面12の透明な部分を通して視認することが可能である。そしてこのような動作を行なう際に、溶接面12を単に上方へ支点ピン41を中心として回動させるようにすればよく、溶接面11と保護面12とをわざわざ交換する必要がない。
次に溶接面11と保護面12とをともに使用しない場合には、図5に示すように、溶接面11のみならず保護面12をも図5に示すように上方に回動させる。この動作は、保護面12の連結バー20の両端を支点ピン42を中心として図5において時計方向に回動させることにより達成される。すなわち溶接を行なわず、さらには研磨をも行なわない場合には、溶接面11と保護面12とをともに退避位置に移動させることによって、眼の前の部分を遮るものがなくなって煩わしさが解消される。
このような構成に係る溶接用によると、上述の如く、溶接面11と保護面12とを互いに独立に使用位置と退避位置との間で回動させることが可能になるために、図3に示すように、溶接面11と保護面12とをともに使用位置に移動させるモードと、図4に示すように溶接面11を退避位置に、保護面12を使用位置に保持するモードと、図5に示すように、溶接面11と保護面12とをともに退避位置に移動させるモードの3つのモードが成立することになる。そしてこれらの切換え動作は、溶接面11の回動動作と保護面12の回動動作の組合わせによって達成されることになり、わざわざ溶接面11と保護面12とを持替えたり装着あるいはその解除を行なったりする動作が必要でなくなって煩雑さが解消されることになる。
また本実施の形態の溶接用においては、保護面12の上側の部分が透明な樹脂材料によって構成されるとともに、下側の部分が耐熱紙から成る耐熱部材21によって構成されており、とくに耐熱部材21によって構成される部位と対応する溶接面11の下側の部分が欠如されている。これは、溶接時に保護面12の下側の耐熱部材21によって顔面の保護が図られるからである。そしてこのような構成によると、とくに溶接面11の上下の寸法が非常に短くなり、これによって溶接面11の軽量化が図られる。従ってヘルメット10全体としての重さも軽くなる。
次に上記実施の形態の変形例を図8によって説明する。この変形例は、とくに保護面12の透明板の取付けに関するものである。保護面12の上縁には横長の連結バー20が取付けられる。連結バー20は、ビス47を連結バー20の挿通孔48と保護面12の上縁のU字状切込み49とを挿通し、その後にナットを螺着して締付けることにより達成される。ここでとくに保護面12の上縁のビス47を挿通する部分がU字状切込み49から構成されているために、ビス47を少し緩めるだけで連結バー20を保護面12に結合したり取外したりすることができ、保護面12の連結バー20に対する着脱の作業性が改善される利点をもたらす。
以上本願発明を図示の一実施の形態によって説明したが、本願発明は上記実施の形態によって限定されることなく、本願発明の技術的思想の範囲内において各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態における取付け具25の具体的な構造については、溶接面11と保護面12とがともに回動可能に連結される構造であれば、とくに図6および図7に示す構造に限定されるものではない。例えば上記実施の形態においては、第1のアーム37が支点部材30に対して別部材から構成され、第2のアーム39が支点部材30に一体に連設されているが、逆に第1のアーム37を支点部材30に一体に形成し、これに対して第2のアーム39を支点部材30と別に形成してもよい。また第1のアーム37と第2のアーム39とを、支点部材30に一体に連設してもよく、さらには第1のアーム37と第2のアーム39とを、支点部材30と別部材から構成し、リベット等によって結合するようにしてもよい。またこの取付け具25の各部品の材料についても、板金から成る鋼板であってもよく、あるいはまた軽合金によって構成してもよく、さらにはプラスチックの成形体によって成形することも可能である。とくにプラスチック化することによって、取付け具25の部分の軽量化が達成される。
本願発明は、炭酸ガスのアーク溶接等の際に用いて好適な溶接用に広く利用することが可能である。
10 ヘルメット
11 溶接面
12 保護面
13 覗き窓
14 取付け枠
15 遮光板
16 傾斜板
20 連結バー
21 耐熱部材
22 連結金具
25 取付け具
26 取付け部材
27 屈曲部
28 連結部材
29 挿入部
30 支点部材
31 挿入片
32 切込み
34 リベット
37 第1のアーム
38 リベット
39 第2のアーム
41 支点ピン
42 支点ピン
47 ビス
48 挿通孔
49 U字状切込み

Claims (1)

  1. 遮光板を取付けた覗き窓を有する溶接面と、少なくとも上部が透明な部材から構成される保護面とを、ヘルメットに対してそれぞれ使用位置と退避位置との間で移動可能に取付けた溶接用面装置であって、
    前記ヘルメットの両側の外側部に前後方向に沿ってそれぞれ保持された取付け部材と、
    前記取付け部材によって着脱自在に取付けられた支点部材と、
    前記支点部材に設けられ、前記溶接面を回動可能に支持する第1のアームと、
    前記支点部材に設けられ、前記保護面を回動可能に支持する第2のアームと、
    を備え、
    前記溶接面が外側であって、前記保護面が内側に取付けられ、前記ヘルメットの前方において前記溶接面と前記保護面とがそれぞれ移動可能に取付けられ、
    前記第1のアームに取付けられた第1の支点ピンによって前記溶接面が回動可能に支持され、前記第1の支点ピンを中心として回動可能であって、
    前記第2のアームに取付けられた第2の支点ピンによって前記保護面が回動可能に支持され、前記第2の支点ピンを中心として回動可能であり、
    前記第2のアームは、前記支点部材と一体であり、
    前記第1のアームは前記支点部材と別体であって、先端側が外側部側に屈曲しており、固着手段によって前記支点部材の外側部に固着されており、
    前記取付け部材の長さ方向の中間部に外方に突出するように屈曲部が形成され、この屈曲部の内側が凹部になっており、
    前記屈曲部の内側の前記凹部に整合するように連結部材が取付けられ、前記連結部材はその上端側に挿入部を備え、
    前記支点部材はその背面側に下方に屈曲された挿入片を備え、この挿入片が前記連結部材の前記挿入部に挿入されるようになっており、
    前記溶接面と前記保護面とが前記支点部材を介して連結された状態で前記支点部材の前記挿入片を前記取付け部材に取付けられた前記連結部材の前記挿入部に挿入すると、前記ヘルメットに対して前記溶接面と前記保護面とがともに取付けられ、
    前記支点部材の前記挿入片を前記取付け部材に取付けられた前記連結部材の前記挿入部から抜去すると、前記溶接面と前記保護面とが前記支点部材を介して連結された状態で前記ヘルメットから取外される溶接用面装置。
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