JP6378967B2 - Chariot - Google Patents
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本発明は、多段状に配置した複数個の仕切ユニットで、食品を収容する収容室の内部が保冷室と保温室に区分されている配膳車に関し、とくに各仕切ユニットを連結固定するユニット支持具の改良に関する。仕切ユニットは、仕切体とトレイ受けとからなる。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a distribution vehicle in which a plurality of partition units arranged in a multistage manner and the interior of a storage room for storing food is divided into a cold storage room and a greenhouse, and in particular, a unit support for connecting and fixing the partition units. Regarding improvements. The partition unit includes a partition body and a tray receiver.
ユニット支持具で仕切ユニットを収容室内に連結固定することは、特許文献1に開示されている。係る特許文献1の冷温蔵装置(冷温配膳車)では、ユニット支持具は、冷蔵室のダクトおよび温蔵室のヒータパネルとにそれぞれ固定された前後一対の支持具で構成している。冷蔵室側の支持具は、円柱状の本体部と、本体部より小径の丸ピンとで構成されており、温蔵室側の支持具は、中心にねじ孔が設けられた円柱状の本体部と、ねじ孔にねじ込まれる頭部付ねじとで構成されている。単位仕切壁の左右両側に支持アームを固定し、各支持アームの突端のそれぞれにトレイ受けを締結してユニット部品化している(以下、このユニット部品を仕切ユニットと言う)。冷蔵室側のトレイ受けには、丸ピンが嵌合可能な嵌合孔が形成されており、温蔵室側のトレイ受けには、ねじの軸部が嵌合可能な嵌合孔と、ねじの軸部を下方から挿通して嵌合孔に導入できる導入溝とが形成されている。仕切ユニットを貯蔵室本体(収容室)に連結固定する際には、まず、仕切ユニットを斜め姿勢にした状態で、冷蔵室側のトレイ受けの嵌合孔を丸ピンに差込み、仕切ユニットを水平姿勢に移行しながら、ねじの軸部を導入溝の側から嵌合孔に導入する。次に、ねじをねじ込んで、温蔵室側の支持具に温蔵室側のトレイ受けを締結固定する。 Patent Document 1 discloses that the partition unit is connected and fixed in the accommodation chamber with the unit support. In the refrigeration / heating apparatus (cold temperature distribution vehicle) of Patent Document 1, the unit support is composed of a pair of front and rear supports fixed to the duct of the refrigeration room and the heater panel of the refrigeration room. The support on the refrigerator compartment side is composed of a cylindrical main body and a round pin having a smaller diameter than the main body, and the support on the refrigerator compartment side is a cylindrical main body provided with a screw hole in the center. And a head-attached screw to be screwed into the screw hole. Support arms are fixed to the left and right sides of the unit partition wall, and a tray receiver is fastened to each of the protruding ends of each support arm to form unit parts (hereinafter, this unit part is referred to as a partition unit). A fitting hole in which a round pin can be fitted is formed in the tray receiver on the refrigerator compartment side, and a fitting hole in which the shaft portion of the screw can be fitted on the tray receiver on the warm room side, and a screw An introduction groove that can be inserted into the fitting hole through the shaft portion from below is formed. When connecting and fixing the partition unit to the storage chamber body (accommodating chamber), first, with the partition unit in an inclined position, the fitting hole of the tray receiver on the refrigerator compartment side is inserted into a round pin, and the partition unit is horizontally While shifting to the posture, the shaft portion of the screw is introduced into the fitting hole from the introduction groove side. Next, a screw is screwed in, and the tray receiver on the warm chamber side is fastened and fixed to the support on the warm chamber side.
本発明のユニット支持具においては、仕切ユニットをユニット支持具に対して水平方向に差込んで連結固定するが、同様の配膳車が特許文献2に開示されている。係る特許文献2のユニット支持具は、庫室(収容室)の両側壁の前後縁寄りにそれぞれ設けた第1係合突起および第2係合突起で構成している。トレイ受けユニット(仕切ユニット)は、仕切り壁部材と、仕切り壁部材を貫通するように設けられる2個の横杆と、各横杆の左右端にそれぞれ設けられるトレイ受板とで構成している。トレイ受板のそれぞれに、第1および第2の係合突起を水平方向に挿入可能な第1係合凹溝および第2係合凹溝が設けられており、第1係合突起を第1係合凹溝に、また、第2係合突起を第2係合凹溝に挿入し、トレイ受けユニットの全体を水平方向に差込むことにより、トレイ受けユニットを庫室に連結固定できる。この連結状態では、第1係合突起は、第1係合凹溝内において第1係止小突起に係止され、第2係合突起は、第2係合凹溝内において第2係止小突起に係止されることにより、トレイ受けユニットは、同ユニットの差込み方向(前後方向)において位置保持されている。
In the unit support of the present invention, the partition unit is inserted and connected to the unit support in the horizontal direction, and a similar arrangement vehicle is disclosed in
特許文献1の冷温蔵装置では、温蔵室側の支持具にトレイ受けをねじで締結固定するので、貯蔵室本体に対して仕切ユニットの前後方向および左右方向の固定を確実に行って、水平面上における仕切ユニットの移動を阻止できる。しかし、仕切ユニットの装着ないし分離時には、ねじの締緩操作を行う必要があるので、仕切ユニットの着脱作業が煩わしい。 In the refrigeration apparatus of Patent Document 1, the tray receiver is fastened and fixed to the support on the side of the storage room with screws. Therefore, the partition unit is securely fixed in the front-rear direction and the left-right direction with respect to the storage chamber body, and the horizontal plane The movement of the partition unit above can be prevented. However, when attaching or separating the partition unit, it is necessary to perform a screw tightening operation.
その点、特許文献2の配膳車では、ねじをねじ込む必要がなく、庫室にトレイ受けユニットを差込むだけのワンタッチ操作で、ユニット支持具でトレイ受けユニットを庫室に固定できる。しかし、トレイ受けユニットはトレイの差込方向には位置保持されているものの、トレイの差込方向と直交する方向(左右方向)には位置保持されていないので、トレイ受けユニットが左右にずれ動く余地がある。そのため、配膳車の走行時の振動に加え、トレイ受けユニットが左右にずれ動いて、トレイ上に載置された食器が大きく揺さぶられ、食品がこぼれるおそれがある。また、前後一対の横杆と、左右一対の連結部材と、これら両者に固定される合計4個のトレイ受板と、仕切り壁部材でトレイ受けユニットを構成するので、構成部品点数が多くコストが嵩む。
In that respect, in the layout vehicle of
本発明の目的は、仕切ユニットをワンタッチ操作で収容室に連結固定でき、さらに、収容室の内面壁に対する仕切ユニットの位置決めおよび固定を的確に行って、仕切ユニットを常に適正位置に支持できる、ユニット支持具を備えた配膳車を提供することにある。 An object of the present invention is a unit that can connect and fix a partition unit to a storage chamber by a one-touch operation, and further accurately position and fix the partition unit with respect to the inner wall of the storage chamber to always support the partition unit at an appropriate position. An object of the present invention is to provide a service car equipped with a support.
本発明の配膳車は、収容室13の内部が、多段状に配置した複数個の仕切ユニットUで保冷室14と保温室15に区分されており、左右に対向する収容室13の内面壁の前後に、各仕切ユニットUを連結固定するユニット支持具58が設けられている。仕切ユニットUは、収容室13の内部を左右に区分する仕切体35と、仕切体35の左右に連結されて収容室13の内部を上下に区分するトレイ受け36とで構成されている。トレイ受け36は、仕切体35に連結される連結基端側のトレイ受け本体46と、トレイ受け本体46の先端側から、上向きおよび下向きに延設される支持壁48とを含む。支持壁48を、トレイ受け本体46の先端から下向きに延設される第1支持壁48Aと、第1支持壁48Aに連続してトレイ受け本体46の先端から上向きに延設される第2支持壁48Bとで構成する。ユニット支持具58は、支持壁48の第1支持壁48Aを支持する第1支持具58Aと、支持壁48の第2支持壁48Bを支持する第2支持具58Bと、ユニット支持具58に連結した支持壁48の前後位置を位置決めする位置決め構造を備えている。左右のトレイ受け36の支持壁48は、第1・第2の両支持具58A・58Bに差込み連結することにより、仕切ユニットUを収容室13の内面壁に連結固定できる。連結状態におけるトレイ受け36の支持壁48が、第1支持具58Aおよび第2支持具58Bで左右動不能に挟持され、位置決め構造で前後方向に位置決めされていることを特徴とする。ここで言う「収容室13の内面壁」とは、配膳車が備える左パネル10および右パネル11の内面壁と、中央壁12を構成する冷気ダクト30のダクト壁と、躯体フレーム7の縦柱7Aおよび中柱29の対向面壁を含む概念である。
In the allocation vehicle of the present invention, the interior of the
第1支持壁48Aおよび第2支持壁48Bの下端部および上端部を、それぞれ第1支持具58Aおよび第2支持具58Bと、収容室13の左右の内面壁とで挟持する。
The lower and upper ends of the
第1支持具58Aおよび第2支持具58Bは、収容室13の内面壁に締結される垂直の締結座59と、締結座59に連続する段部60と、収容室13の内面壁と協同して支持壁48を挟持する挟持部61とを備えたクランク状の同一部材からなる。第1支持具58Aと第2支持具58Bは、それぞれ互いの挟持部61が上下に対向する状態で収容室13の左右の内面壁に締結固定する。第1支持具58Aと第2支持具58Bの段部60どうしの対向間隔を、支持壁48の上下幅よりも僅かに大きく設定する。
The
トレイ受け本体46の前後方向の寸法は、収容室13の前後方向の寸法よりも僅かに小さく設定する。第1支持壁48Aおよび第2支持壁48Bを、トレイ受け本体46の左右側縁に沿って連続して形成する。
The dimension in the front-rear direction of the tray
位置決め構造は、第1支持具58Aの段部60と、第1支持壁48Aの前後に切欠き形成した切欠部64とで構成する。左右のトレイ受け36の支持壁48を、第1・第2の両支持具58A・58Bに差込み連結した状態において、切欠部64が段部60に落込み係合して、支持壁48を前後に位置決めする。
The positioning structure includes a
本発明に係る配膳車においては、ユニット支持具58が、トレイ受け36の支持壁48の上下を支持する第1支持具58A、および第2支持具58Bと、ユニット支持具58に連結した支持壁48の前後位置を位置決めする位置決め構造を備えるようにした。また、左右のトレイ受け36の支持壁48を、第1・第2の両支持具58A・58Bに差込み連結することにより、仕切ユニットUを収容室13の内面壁に連結固定できるようにした。そして、連結状態におけるトレイ受け36の支持壁48を、第1支持具58Aまたは第2支持具58Bのいずれか一方で左右動不能に挟持し、位置決め構造で前後方向に位置決めするようにした。こうした配膳車によれば、左右のトレイ受け36の支持壁48をユニット支持具58に差込むだけのワンタッチ操作で、トレイ受け36の前後方向(差込方向)および左右方向(差込方向に直交する方向)の遊動を阻止して、仕切ユニットUを動く余地のない状態で、収容室13の内面壁に対してユニット支持具58で確実に連結固定できる。従って、収容室13の内面壁に対する仕切ユニットUの位置決めおよび固定を的確に行って、仕切ユニットUを常に適正位置に支持できる。
In the allocation vehicle according to the present invention, the
トレイ受け本体46の先端から延設される第1支持壁48Aおよび第2支持壁48Bの下端部および上端部を、それぞれ第1支持具58Aおよび第2支持具58Bと、収容室13の左右の内面壁とで挟持した。このように、仕切ユニットUの配置基準となる収容室13の左右の内面壁を利用して支持壁48の上下端部を挟持して連結固定すると、収容室13の内面壁に対する仕切ユニットUの位置決めおよび固定をさらに的確に行って、仕切ユニットUを常に適正位置に安定した状態で支持できる。また、第1支持具58Aまたは第2支持具58Bの両方で支持壁48を挟持するので、さらに確実に支持壁48の左右方向の遊動を阻止することができる。
A lower end and an upper end of the
第1支持具58Aと第2支持具58Bを、それぞれ互いの挟持部61が上下に対向する状態で収容室13の左右の内面壁に締結固定し、第1支持具58Aと第2支持具58Bの段部60どうしの対向間隔を、支持壁48の上下幅よりも僅かに大きく設定するようにした。こうしたユニット支持具58によれば、第1支持具58Aと第2支持具58Bの段部60どうしの間に、支持壁48を位置合わせした状態で差込むことにより、支持壁48の上下および左右を上下の段部60・60と、各挟持部61と、収容室13の内面壁でガイドしながら、スムーズに差込み連結することができる。また、第1支持具58Aおよび第2支持具58Bを、締結座59、段部60、および挟持部61を備えたクランク状の同一部材で構成すると、ユニット支持具58の部品点数を削減して、配膳車の製造コストを削減することができる。ユニット支持具58の組付け時に、第1支持具58Aおよび第2支持具58Bを識別する必要がないので、組付けの手間を省き、第1支持具58Aおよび第2支持具58Bを上下逆に締結固定する組付けミスを排除できる。
The
トレイ受け本体46の前後方向の寸法を、収容室13のそれよりも僅かに小さく設定し、トレイ受け本体46の左右側縁に沿って連続して第1支持壁48Aおよび第2支持壁48Bを形成すると、トレイ受け36に載置されたトレイTの側縁と、収容室13の左右の内面壁との間に、第2支持壁48Bの厚みに相当する隙間を確保することができる。従って、保温室15側の内面壁内にヒーターなどの加熱構造が配置してあったとしても、トレイTが先の内面壁に接触するのを確実に防止して、加熱構造によるトレイTの軟化や変形を解消できる。また、連続する第2支持壁48BでガイドしながらスムーズにトレイTを出し入れできるので、第2支持壁48BをトレイTのガイド部材として機能させることができる。別途ガイド部材を設ける場合に比べて構造を簡素化でき、ガイド部材を設けるスペースが必要ない分、収容室13の幅方向を大きく使用することができる。さらに、支持壁48をユニット支持具58に着脱する際に、第1支持壁48Aが第1支持具58Aの段部60上を滑りながら差込み連結操作し、あるいは分離操作できるので、仕切ユニットUの着脱動作を簡便に行うことができる。
The dimension in the front-rear direction of the
第1支持具58Aの段部60と、第1支持壁48Aの前後に切欠き形成した切欠部64とで位置決め構造を構成すると、切欠部64を段部60に落込み係合させるだけで支持壁48を前後に位置決めして、仕切ユニットUを前後に位置決めした状態で適正に支持できる。また、第1支持具58Aの段部60を利用して位置決めを行うので、第1支持壁48Aに切欠部64を切欠き形成するだけで位置決め構造を形成できる。従って、収容室13の内面壁に対する仕切ユニットUの連結固定構造を簡素化して、配膳車の製造コストを低減することができる。
If the positioning structure is configured by the
(実施例) 図1から図8に本発明に係る配膳車の実施例を示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2から図4に示す矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2に示すように、本実施例の配膳車は、配膳用のトレイとして平板状の底板の周縁に傾斜面からなる周囲縁が形成された、多数個の平板状トレイT(以下、単にトレイTと言う。)を搭載対象としている。配膳車は、前後が開口する断熱箱体1と、断熱箱体1を支持する台車2と、断熱箱体1の上部に配置される機械室3とで構成されている。台車2は、6個のキャスター4を備えており、これにより、配膳車を前後左右に自在に走行させることができる。台車2の周囲にはバンパー5が設けられており、このバンパー5で壁面などとの接触衝撃を緩衝できる。機械室3は、機械室カバー3Aで覆われており、外面からは機械室3の内部を視認できない。
(Example) FIGS. 1-8 shows the Example of the allocation vehicle which concerns on this invention. In the present embodiment, front and rear, left and right, and up and down follow the arrows shown in FIGS. 2 to 4 and the front and rear, left and right, and top and bottom indications shown near each arrow. As shown in FIG. 2, the arrangement vehicle of the present embodiment has a large number of flat trays T (hereinafter simply referred to as trays) in which peripheral edges made of inclined surfaces are formed on the periphery of a flat bottom plate as a tray for arrangement. T)). The arrangement vehicle is composed of a heat insulating box 1 that is open at the front and rear, a
図3に示すように、断熱箱体1は、躯体フレーム7と、躯体フレーム7の上下面を塞ぐ天井パネル8および底面パネル9と、躯体フレーム7の左右面を塞ぐ左パネル10と右パネル11とで構成されている。断熱箱体1の左右中央には、前後端にわたって中央壁12が設けられており、これにより、断熱箱体1の内部空間は、左右2個の収容室13・13に区画され、さらに、収容室13のそれぞれは、多段状に配置した複数個の仕切ユニットUで保冷室14と保温室15とに区分される。仕切ユニットUの詳細については後述する。
As shown in FIG. 3, the heat insulating box 1 includes a
図2および図4に示すように、各収容室13の開口面は、観音開き構造の一対のドア17・17で揺動開閉できるようになっており、各ドア17は、開口面の両側の上下に配置したドアヒンジ18で支持されている。ドア17の内面(収容室側)の四周縁部には、ドアパッキン19が設けられている。ドアパッキン19の内部には棒状の磁石(図示していない)が配置されており、この磁石と開口面の周縁壁(鋼板)との磁気吸着作用で、ドア17と断熱箱体1との接合部分をドアパッキン19で封止し、さらにドア17を閉じ状態に保持している。
As shown in FIG. 2 and FIG. 4, the opening surface of each
図3に示すように、機械室3には、保冷室14に供給する冷気を生成するための冷凍機器が収容されている。冷凍機器は、圧縮機21、凝縮器22、送風ファン23、および蒸発器24などで構成されており、蒸発器24は、断熱箱体1の上部の略中央に配置された熱交換ボックス25の内部に冷却ファン26とともに配置されている。図3において符号27は、保冷室14および保温室15の温度を制御する制御部と、外部からの電源を受取るコネクタとが設けられた制御装置であり、符号Hは、配膳車を走行させる際に使用するハンドルを示す。
As shown in FIG. 3, the
図4に示すように、中央壁12は、躯体フレーム7の前後において上桟と下桟との中央部どうしを連結する中柱29・29と、両中柱29・29の間に設けられる冷気ダクト30とで構成されており、冷気ダクト30の内部には冷気吹出し通路と冷気吸込み通路が区画されている。冷気吹出し通路に臨む冷気ダクト30の壁面および冷気吸込み通路に臨む冷気ダクト30の壁面には、一群の吹出口31と一群の吸込口32とが設けられており、冷気ダクト30の内部は、熱交換ボックス25内と連通されている。冷却ファン26を駆動すると、一群の吹出口31から冷気を吹出し、一群の吸込口32から冷気を吸込んで冷気を循環させることができる。これにより、区画構造で区分される収容室13の中央壁12側が、保冷室14として機能し、残る左右のパネル10・11側が保温室15として機能する。
As shown in FIG. 4, the
図3に示すように、左パネル10および右パネル11の内部には、それぞれパネルヒーター33が設けられており、パネルヒーター33を駆動することにより、その輻射熱が保温室15に放射されて保温室15内を加熱できる。図示していないが、保温室15に臨む左パネル10および右パネル11の壁面には、遠赤外線放射塗料が塗布されており、パネルヒーター33の熱を効率よく保温室15内に放射できるようになっている。
As shown in FIG. 3, a
図5に示すように、仕切ユニットUは、収容室13の内部を左右に区分する仕切体35と、仕切体35の左右に連結されて収容室13の内部を上下に区分するトレイ受け36とで構成されており、左右に対向する収容室13の内面壁の前後に設けたユニット支持具58で、収容室13の内面壁に連結固定される。ユニット支持具58については後述する。
As shown in FIG. 5, the partition unit U includes a
図6および図7に示すように、仕切体35は、前後方向に長いコ字型チャンネル材状の左右一対のベース枠38と、ベース枠38の前後端に固定される一対の端面キャップ39と、一対のベース枠38の間の内部に配置される断熱体40とを備えている。また、仕切体35は、一対のベース枠38の間に配置されて仕切体35の下面から出退自在に設けられる2個のメインシャッター41と、仕切体35の上面から出退自在に設けられる3個のサブシャッター42と、各サブシャッター42の間に設けられるシール体43とを備えている。一対のベース枠38は、収容室13の前後方向の寸法よりも僅かに小さく設定されており、アルミニウム合金を素材として前後方向を押出方向とする同一構造の押出成形品で形成されている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
仕切体35は、断熱体40を左右のベース枠38・38で挟み込み、断熱体40の上面略中央に設けた挿入凹部に中央のサブシャッター42を上方から差込み係合させて左右のベース枠38・38に固定する。次に、左右のベース枠38・38の前後からそれぞれシール体43とサブシャッター42・42を順に差込み、一方の端面キャップ39をビスSで固定する。次に、2個のメインシャッター41・41を左右のベース枠38・38の下端の間に差込む。最後に、残る端面キャップ39をビスSで固定することにより組立てられる。端面キャップ39には、吸着板44が設けられており、この吸着板44に、ドア17の揺動先端側のドアパッキン19が磁気吸着して、ドア17と仕切体35との間を封止し、冷気および加温空気が収容室13の外部へ漏れ出すのを防止している。また、メインシャッター41およびサブシャッター42は、保冷室14の冷気、あるいは保温室15の加温空気が、上下に隣接する仕切体35の間を行き来するのを阻止している。なお、最下段の仕切ユニットUの仕切体35は、メインシャッター41を備えておらず、その分上下寸法が小さく形成されている。
The
図6および図7に示すように、トレイ受け36は、ベース枠38と略同一の前後長さを有し、仕切体35に連結される連結基端側のトレイ受け本体46と、トレイ受け本体46のベース枠38側から下方に延設されてベース枠38の側面に当接する当接壁47と、トレイ受け本体46の先端側から延設される支持壁48とを備えている。支持壁48は、トレイ受け本体46の先端から下向きに延設される第1支持壁48Aと、第1支持壁48Aに連続してトレイ受け本体46の先端から上向きに延設される第2支持壁48Bとで構成されている。第1および第2支持壁48A・48Bは、トレイ受け本体46の前後端にわたって連続して形成されている。トレイ受け本体46の下面には、前後方向に伸びる補強リブ49が、所定間隔を置いて左右に並列する状態で形成されている。また、トレイ受け本体46には、2個の開口50・50が開設されており、これにより、平面視においてトレイ受け本体46は漢字の「日」状に形成されている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
トレイ受け36は、アルミニウム合金を素材として前後方向を押出方向とする押出成形品に切断加工および打抜き加工を施して形成されている。具体的には、バンドソーなどの切断装置で押出成形品を所定寸法に切断したのち、2個の開口50・50をプレス装置で打抜いて形成している。本実施例では、保冷室14の左右方向の寸法は、保温室15の左右方向の寸法よりも小さいため、トレイ受け本体46の左右方向の寸法が異なる保冷室14用のトレイ受け36Bと、保温室15用のトレイ受け36Aとを用意した。上記のように、補強リブ49を形成したトレイ受け本体46を備える押出成形品からなるトレイ受け36によれば、トレイ受け本体46の捩れや撓みに対する構造強度を向上できる。
The
図6に示すように、仕切体35と一対のトレイ受け36とは、ベース枠38の前後方向にわたって突設される断面L字状の連結突起52と、トレイ受け36の当接壁47の前後方向にわたって設けられて連結突起52にスライド連結されるL字状のスライド溝53とを嵌合させて連結している。当接壁47は連結壁54を備えており、この連結壁54にスライド溝53が形成されている。連結壁54およびスライド溝53は、トレイ受け36の押出成形時に同時に形成される。一対のトレイ受け36は、各スライド溝53に各連結突起52をスライド連結した状態で、ベース枠38の前後端に端面キャップ39・39をビスSで固定して、端面キャップ39の左右の側面に形成した規制突起55で、トレイ受け36の前後動を規制することにより、仕切体35と一対のトレイ受け36とは仕切ユニットUとして一体化される。
As shown in FIG. 6, the
図4に示すように、ユニット支持具58は、左右に対向する収容室13の内面壁の前後に、4個を1組にして一定の上下間隔をおいて6段設けられている。詳しくは、ユニット支持具58は、躯体フレーム7の左右前後の縦柱7Aと、左右中央に配置した前後一対の中柱29との対向面のそれぞれに締結固定されている。本実施例における収容室13の内面壁とは、左パネル10および右パネル11の内面壁と、冷気ダクト30(中央壁12)のダクト壁と、縦柱7Aおよび中柱29の対向面壁のことを言う。
As shown in FIG. 4, the
図1および図8に示すように、ユニット支持具58は、同一部材からなる第1支持具58Aと第2支持体58Bとで構成されている。第1支持具58Aおよび第2支持具58Bは、躯体フレーム7の縦柱7Aまたは中柱29に締結される垂直の締結座59と、締結座59の先端に連続する段部60と、躯体フレーム7の縦柱7Aまたは中柱29と協同して支持壁48を挟持する挟持部61とを備えたクランク状に構成されている。第1支持具58Aと第2支持具58Bは、それぞれ互いの挟持部61が上下に対向する状態で、躯体フレーム7の縦柱7Aまたは中柱29にリベット62で締結固定されている。躯体フレーム7の縦柱7Aと中柱29は断熱箱体1の構造躯体であり、これら躯体フレーム7の縦柱7Aまたは中柱29に第1および第2支持具58A・58Bを締結固定するので、ユニット支持具58を強固に固定することができ、これにより、ユニット支持具58に連結固定される仕切ユニットUの位置決めおよび固定を的確に行って、仕切ユニットUを常に適正位置に支持できる。躯体フレーム7の縦柱7Aまたは中柱29と挟持部61との対向隙間寸法は、支持壁48の厚み寸法と略同一に設定しており、また、上下に向かい合う両段部60の対向間隔は、支持壁48の上下幅よりも僅かに大きく設定している。
As shown in FIGS. 1 and 8, the
図8に示すように、位置決め構造は、第1支持具58Aの段部60と、第1支持壁48Aの前後に切欠き形成した切欠部64とで構成されている。左右のトレイ受け36の支持壁48を、第1・第2の両支持具58A・58Bに差込み連結した状態において、切欠部64が段部60に落込み係合して、支持壁48が前後に位置決めされる。このとき、第2支持具58Bの挟持部61の下端は、トレイ受け36に載置されたトレイTの上端よりも上方に位置しているので(図5参照)、トレイTを抜差しする際に、トレイTが挟持部61に接触することはない。
As shown in FIG. 8, the positioning structure includes a stepped
図1に示すように、左右のトレイ受け36の支持壁48を、第1・第2の両支持具58A・58Bに差込み連結したとき、切欠部64が段部60に落込み係合して各切欠部64部分の第1支持壁48Aの下端面が、第1支持具58Aの段部60で受止め支持される。この連結状態において、保温室15側の第1および第2支持壁48A・48Bは、その外側の面が躯体フレーム7の縦柱7Aおよび左パネル10および右パネル11の壁面に密着する状態で、挟持されている。また、保冷室14側の第1および第2支持壁48A・48Bは、その外側の面が中柱29および冷気ダクト30のダクト壁面に密着する状態で、挟持されている。従って、トレイ受け36の支持壁48の前後方向(差込方向)および左右方向(差込方向に直交する方向)の遊動を阻止できる。
As shown in FIG. 1, when the
仕切ユニットUは、収容室13の前面側(または後面側)から左右の支持壁48を対応するユニット支持具58に差込むことで収容室13の内面壁に支持固定する。なお、最上段には、仕切体35をブラケット(図示していない)で天井パネル8に予め固定している。組付けに際しては、まず、手前側に位置するユニット支持具58に支持壁48を差込む。躯体フレーム7または中柱29と第1および第2挟持部61との隙間に、左右の第1および第2支持壁48A・48Bを差込み、仕切ユニットUを収容室13内に押し込んで、第1支持具58Aの段部60に支持壁48を支持させる。次に、この状態から仕切ユニットUをさらに収容室内に押し込む。このとき、差込み先端側の切欠部64が、段部60を乗り越えた以降は、スムーズに押し込むことができる。次に、後側のユニット支持具58に支持壁48を先と同様に差込み、第1支持具58Aの段部60に支持壁48を支持させる。最後に、前後左右4箇所の切欠部64を第1支持具58Aの段部60に落込み係合させることにより、仕切ユニットUを収容室13に支持固定できる。仕切ユニットUを上側あるいは下側から順次固定して、すべての仕切ユニットUを固定することで、収容室13内が保冷室14と保温室15に区分される。
The partition unit U is supported and fixed to the inner wall of the
図10にユニット支持具58の取付方法の別実施例を示す。そこでは、躯体フレーム7の縦柱7Aおよび中柱29にスリット66を形成し、スリット66に第1支持具58Aおよび第2支持具58Bの支持片60を挿入して、締結座59が縦柱7Aまたは中柱29の内面側に位置する状態で、リベット62で締結固定した。このように、支持片60をスリット66に挿入した状態で第1支持具58Aおよび第2支持具58を固定すると、リベット62まわりに第1支持具58Aおよび第2支持具58Bが回転するのをスリット66で規制できるので、第1支持具58Aおよび第2支持具58Bの姿勢が変わることがなく、縦柱7Aまたは中柱29に確りと固定することができる。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
FIG. 10 shows another embodiment of the method for attaching the
以上のように、本実施例に係る配膳車のトレイ支持具58においては、左右のトレイ受け36の支持壁48を、第1・第2の両支持具58A・58Bに差込み連結することにより、仕切ユニットUを収容室13の内面壁に連結固定できるようにし、連結状態におけるトレイ受け36の支持壁48を、第1支持具58Aまたは第2支持具58Bのいずれか一方で左右動不能に挟持し、位置決め構造で前後方向に位置決めするようにした。このようなトレイ支持具58によれば、左右のトレイ受け36の支持壁48をユニット支持具58に差込むだけのワンタッチ操作で、トレイ受け36の前後方向(差込方向)および左右方向(差込方向に直交する方向)の遊動を阻止して、仕切ユニットUを動く余地のない状態で、収容室13の内面壁に対してユニット支持具58で確実に連結できる。従って、収容室13の内面壁に対する仕切ユニットUの位置決めおよび固定を的確に行って、仕切ユニットUを常に適正位置に支持できる。
As described above, in the
トレイ受け本体46の先端から延設される第1支持壁48Aおよび第2支持壁48Bの下端部および上端部を、それぞれ第1支持具58Aおよび第2支持具58Bと、躯体フレーム7の縦柱7Aおよび中柱29とで挟持した。このように、仕切ユニットUの配置基準となる収容室13の左右の内面壁を利用して支持壁48の上下端部を挟持して連結固定すると、収容室13の内面壁に対する仕切ユニットUの位置決めおよび固定をさらに的確に行って、仕切ユニットUを常に適正位置に安定した状態で支持できる。また、第1支持具58Aまたは第2支持具58Bの両方で支持壁48を挟持するので、さらに確実に支持壁48の左右方向の遊動を阻止することができる。
A lower end and an upper end of the
配膳車の上下のトレイ受け本体46の対向間隔W(図5参照)は、トレイTとトレイTに載置する食器の高さ寸法に加え、トレイ受け本体46が食器に接触しないように、充分な余裕隙間を含んで設定している。本実施例のように、仕切ユニットUが遊動するのを阻止して、仕切ユニットUを常に適正位置に支持することにより、前記余裕隙間を小さくすることができ、配膳車の全高を低く抑えることができる。
The opposing distance W (see FIG. 5) between the upper and lower
第1支持具58Aと第2支持具58Bを、それぞれ互いの挟持部61が上下に対向する状態で収容室13の左右の内面壁に締結固定し、第1支持具58Aと第2支持具58Bの段部60どうしの対向間隔を、支持壁48の上下幅よりも僅かに大きく設定したので、第1支持具58Aと第2支持具58Bの段部60どうしの間に、支持壁48を位置合わせした状態で差込むことにより、支持壁48の上下および左右を上下の段部60・60と、各挟持部61と、躯体フレーム7の縦柱7Aおよび中柱29でガイドしながら、スムーズに差込み連結することができる。また、第1支持具58Aおよび第2支持具58Bを、締結座59、段部60、および挟持部61を備えたクランク状の同一部材で構成したので、ユニット支持具58の部品点数を削減して、配膳車の製造コストを削減することができる。ユニット支持具58の組付け時に、第1支持具58Aおよび第2支持具58Bを識別する必要がないので、組付けの手間を省き、第1支持具58Aおよび第2支持具58Bを上下逆に締結固定する組付けミスを排除できる。
The
トレイ受け本体46の前後方向の寸法を、収容室13のそれよりも僅かに小さく設定し、トレイ受け本体46の左右側縁に沿って連続して第1支持壁48Aおよび第2支持壁48Bを形成したので、トレイ受け36に載置されたトレイTの側縁と、収容室13の左右の内面壁との間に、第2支持壁48Bの厚みに相当する隙間を確保することができる。従って、左パネル10と右パネル11の内部にパネルヒーター33が配置されている場合でも、トレイTが先の内面壁に接触するのを確実に防止して、パネルヒーター33の熱によるトレイTの軟化や変形を解消できる。また、連続する第2支持壁48BでガイドしながらスムーズにトレイTを出し入れできるので、第2支持壁48BをトレイTのガイド部材として機能させることができる。別途ガイド部材を設ける場合に比べて構造を簡素化でき、ガイド部材を設けるスペースが必要ない分、収容室13の幅方向を大きく使用することができる。さらに、支持壁48をユニット支持具58に着脱する際に、第1支持壁48Aが第1支持具58Aの段部60上を滑りながら差込み連結操作し、あるいは分離操作できるので、仕切ユニットUの着脱動作を簡便に行うことができる。
The dimension in the front-rear direction of the
第1支持具58Aの段部60と、第1支持壁48Aの前後に切欠き形成した切欠部64とで位置決め構造を構成したので、切欠部64を段部60に落込み係合させるだけで支持壁48を前後に位置決めして、仕切ユニットUを前後に位置決めした状態で適正に支持できる。また、第1支持具58Aの段部60を利用して位置決めを行うので、第1支持壁48Aに切欠部64を切欠き形成するだけで位置決め構造を形成できる。従って、収容室13の内面壁に対する仕切ユニットUの連結固定構造を簡素化して、配膳車の製造コストを低減することができる。
Since the positioning structure is configured by the
図9はユニット支持具58の変形例を示す。図9では、先の実施例の締結座59の上下寸法を大きくして、締結座59の中途部に段部60を形成した。締結座59と挟持部61との対向間隔は、第1および第2支持壁48A・48Bの厚み寸法と略同一に設定している。ユニット支持具58に支持壁48を連結した状態では、支持壁48の切欠部64が段部60に落込み係合して各切欠部64部分の第1支持壁48Aの下端面が、第1支持具58Aの段部60で受止め支持され、第1および第2支持壁48A・48Bが、第1および第2支持具58A・58Bの締結座59と挟持部61とに挟持される。それ以外の点は、先の実施例と同様であるので、同一の部材には同様の符号を付して、その説明を省略する。このように、締結座59と挟持部61とで第1および第2支持壁48A・48Bを挟持すると、支持壁48を収容室13の左右の内壁面と隙間を介して正対する状態で支持固定できる。従って、先の隙間の分だけトレイTを左パネル10および右パネル11の壁面から遠ざけて、パネルヒーター33の熱がトレイTに伝わるのをさらに確実に防止し、トレイTが軟化し変形するのをさらに効果的に解消できる。また、仕切ユニットUの着脱時に、左右パネル10・11に塗布された遠赤外線放射塗料に支持壁48が接触することがなく、塗料が剥離するのを防止できる。
FIG. 9 shows a modification of the
上記の実施例では、仕切体35と一対のトレイ受け36とは連結突起52とスライド溝53とで連結したが、当接壁47をベース枠38にビスやリベットで締結固定して、仕切体35と一対のトレイ受け36とを連結することができる。保冷室14の左右方向(幅方向)の寸法は、保温室15のそれよりも小さくしたが、逆の関係であってもよく、または同じであってもよい。保冷室14と保温室15の左右方向の寸法が同じである場合には、トレイ受け36A・36Bは同一部材で構成できる。位置決め構造は、支持壁48と収容室13の内壁面またはユニット支持具58とに設けた、凹凸係合構造や爪係合構造であってもよい。ユニット支持具58は、第1支持具58Aと第2支持具58Bとをリベット62で締結固定して設けたが、縦柱7Aおよび中柱29にプレス機で切起こし加工を施して、ユニット支持具58を縦柱7Aおよび中柱29と一体に形成することができる。
In the above embodiment, the
13 収容室
14 保冷室
15 保温室
35 仕切体
36 トレイ受け
46 トレイ受け本体
48 支持壁
48A 第1支持壁
48B 第2支持壁
58 ユニット支持具
58A 第1支持具
58B 第2支持具
59 締結座
60 段部
61 挟持部
64 切欠部
U 仕切ユニット
13
Claims (5)
左右に対向する収容室(13)の内面壁の前後に、各仕切ユニット(U)を連結固定するユニット支持具(58)が設けられている配膳車であって、
仕切ユニット(U)は、収容室(13)の内部を左右に区分する仕切体(35)と、仕切体(35)の左右に連結されて収容室(13)の内部を上下に区分するトレイ受け(36)とで構成されており、
トレイ受け(36)は、仕切体(35)に連結される連結基端側のトレイ受け本体(46)と、トレイ受け本体(46)の先端側から、上向きおよび下向きに延設される支持壁(48)とを含み、
支持壁(48)が、トレイ受け本体(46)の先端から下向きに延設される第1支持壁(48A)と、第1支持壁(48A)に連続してトレイ受け本体(46)の先端から上向きに延設される第2支持壁(48B)とで構成されており、
ユニット支持具(58)は、支持壁(48)の第1支持壁(48A)を支持する第1支持具(58A)と、支持壁(48)の第2支持壁(48B)を支持する第2支持具(58B)と、ユニット支持具(58)に連結した支持壁(48)の前後位置を位置決めする位置決め構造を備えており、
左右のトレイ受け(36)の支持壁(48)を、第1・第2の両支持具(58A・58B)に差込み連結することにより、仕切ユニット(U)を収容室(13)の内面壁に連結固定でき、
連結状態におけるトレイ受け(36)の支持壁(48)が、第1支持具(58A)および第2支持具(58B)で左右動不能に挟持され、位置決め構造で前後方向に位置決めされていることを特徴とする配膳車。 The interior of the storage room (13) is divided into a cold room (14) and a warm room (15) by a plurality of partition units (U) arranged in multiple stages,
A distribution vehicle provided with unit supports (58) for connecting and fixing the partition units (U) before and after the inner wall of the storage chamber (13) facing left and right,
The partition unit (U) includes a partition (35) that divides the interior of the storage chamber (13) into left and right, and a tray that is connected to the left and right of the partition (35) and divides the interior of the storage chamber (13) up and down. (36) and
Tray support (36), the partition member and the tray of the linking base end side connected to (35) receiving the body (46), from the distal end side of the tray holder body (46), is extended to come up and downward A support wall (48),
A support wall (48) extends downward from the front end of the tray receiving body (46), and a front end of the tray receiving body (46) is continuous with the first support wall (48A). And a second support wall (48B) extending upward from
The unit support (58) includes a first support (58A) that supports the first support wall (48A) of the support wall (48) and a second support wall (48B) of the support wall (48) . 2 It has a positioning structure for positioning the front and rear positions of the support wall (48) connected to the support tool (58B) and the unit support tool (58),
By inserting and connecting the support walls (48) of the left and right tray receivers (36) to both the first and second support tools (58A, 58B), the partition unit (U) is connected to the inner wall of the storage chamber (13). Can be fixed to
The support wall (48) of the tray receiver (36) in the connected state is sandwiched by the first support tool (58A) and the second support tool (58B) so as not to move left and right, and is positioned in the front-rear direction by the positioning structure. A chariot car characterized by
第1支持具(58A)と第2支持具(58B)は、それぞれ互いの挟持部(61)が上下に対向する状態で収容室(13)の左右の内面壁に締結固定されており、
第1支持具(58A)と第2支持具(58B)の段部(60)どうしの対向間隔が、支持壁(48)の上下幅よりも僅かに大きく設定されている請求項2に記載の配膳車。 The first support (58A) and the second support (58B) include a vertical fastening seat (59) fastened to the inner wall of the storage chamber (13) and a step (60) continuous to the fastening seat (59). ) And a clamping part (61) that clamps the support wall (48) in cooperation with the inner wall of the storage chamber (13),
The first support tool (58A) and the second support tool (58B) are fastened and fixed to the left and right inner walls of the storage chamber (13) with the holding portions (61) facing each other vertically,
The opposing space | interval of the step part (60) of a 1st support tool (58A) and a 2nd support tool (58B) is set slightly larger than the up-and-down width of a support wall (48). Serving car.
第1支持壁(48A)および第2支持壁(48B)が、トレイ受け本体(46)の左右側縁に沿って連続して形成されている請求項3に記載の配膳車。 The dimension in the front-rear direction of the tray receiving body (46) is set slightly smaller than the dimension in the front-rear direction of the storage chamber (13).
The distribution vehicle according to claim 3, wherein the first support wall (48A) and the second support wall (48B) are formed continuously along the left and right side edges of the tray receiving body (46).
左右のトレイ受け(36)の支持壁(48)を、第1・第2の両支持具(58A・58B)に差込み連結した状態において、切欠部(64)が段部(60)に落込み係合して、支持壁(48)が前後に位置決めされている請求項3または4に記載の配膳車。 The positioning structure is composed of a step portion (60) of the first support tool (58A) and a notch portion (64) formed by notching around the first support wall (48A),
In a state where the support walls (48) of the left and right tray receivers (36) are inserted and connected to both the first and second supports (58A, 58B), the notch (64) falls into the step (60). 5. A barge according to claim 3 or 4, wherein the support walls (48) are engaged and positioned in a front-rear direction.
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