JP6378472B2 - コンタクトプローブ - Google Patents
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Description
図11に示すコンタクトプローブ51は、被測定物の静電破壊を防止しつつ電気特性を正確に測定することを課題とし、解決手段として、一端53bに開口53cが設けられるとともに他端53dが閉塞された有底孔53aを有する第1バレル53および第1バレル53内に進退自在に収納されたプローブピン54ならびに有底孔53a内に装着されてプローブピン54を開口53c側へ弾性付勢する第1スプリング55からなるプローブ部52と、第1バレル53の他端53d側に装着されて第1バレル53を弾性支持する緩衝部56とが設けられている。緩衝部56は、一端57bに開口57cが設けられるとともに他端57dが閉塞された有底孔57aを有する第2バレル57と、第2バレル57内に進退自在に装着されたブランジャ58と、第2バレル57内に装着されてプランジャ58を第2バレル57の開口57c側へ弾性付勢する第2スプリング59とからなり、プランジャ58が第1バレル53の他端53dに連結されている(特許文献1参照)。
図12に示すコンタクトプローブ61では、筒状の外部導体62にコイルスプリング63を介して中心導体64が摺動自在に装着され、コイルスプリング63の両端部にフランジ状の絶縁体65が介在せしめられている(特許文献2参照)。
図13に示すコンタクトプローブ71では、筒体72の内部にコイルスプリング73が嵌合され、コイルスプリング73の両端部に板体75およびロッド76よりなる接点部材74が取り付けられている(特許文献3参照)。
(1)提案技術1・・・
配線(銅線の束など)をコの字に曲げ、ゴム等の弾性体で成型固定し、ゴムの反力で配線相手部材に押し付けて、導通を取る。ゴムで成型固定するので、配線位置は固定されるが、繰り返し荷重を受ける場合等には相手部材との接触部がバラバラにならないように、溶接やハンダ等で予め固定しても良く、金属電極を設けても良い。プローブ全体をゴムで覆うことで、取付溝部への挿入が容易となり、絶縁性も維持できる。また、ゴム自体が減衰力を持っており、機器の振動を防振する機能があるが、防振能力の高い防振ゴム材料を使うことにより、効果的に振動を抑制できる。一方、固定用部材はゴムに限らず、熱可塑性の弾性材料なら何でも良い。また、配線は銅の細線の編網が好適だが、バネ性を有する金属、例えば、ベリリウム銅合金や、カーボン繊維等を用いても良く、形状維持しやすくするために薄板を用いても良い。この案では、接触抵抗が低く、形状がシンプル、コンパクトで、コストが安いプローブを提供できる。
上記提案技術1では、反力をゴムに頼っている。ゴムは長時間、高温雰囲気にさらされるとヘタリを生じる問題がある。また、容易に変形するので形状維持が難しい。そこで提案技術2では、バネを追加することで、所定の形状を維持できるとともに、高温雰囲気でも長時間安定した反力を与えることが可能となる。バネ材は金属が好適だが、カーボン他バネ性を有する材料なら何でも良い。また板バネに拘らず、コイルバネ等を使っても良い。
上記提案技術2では、バネの周りにゴムが回り込んでいるので、バネ特性を阻害する場合がある。そこで提案技術3では、成型時バネの回りにゴムが回り込まないよう両側から中子でバネを押さえる構造のものである。薄バリは残るが、バネの主要な部分は空間がありバネの性能が発揮できる。絶縁性を必要とする場合は、バリが厚くなるような構造とすれば良く、また、バネを絶縁コーティングするのも良い。
図3および図4に示す第1実施例において、コンタクトプローブ11は、導電性およびフレキシブル性を備える配線部材21と、この配線部材21を被覆するとともに電気絶縁性を備える被覆部材31との組み合わせにより構成されている。尚、図4に示す斜視図は、配線部材21の形状を実線にて明示するため、被覆部材31を仮想線(破線)にて描いている(後記する図6、図8および図10も同じ)。
当該第2実施例では、上記第1実施例の構成に対し、バネ部材41が追加されている。すなわち図5および図6に示す第2実施例において、コンタクトプローブ11は、導電性およびフレキシブル性を備える配線部材21と、この配線部材21を被覆するとともに電気絶縁性を備える被覆部材31との組み合わせにより構成され、更に第3の構成要素としてバネ部材41が追加されている。配線部材21および被覆部材31の構成は第1実施例と同じとされている。
当該第3実施例では、上記第2実施例の構成に対し、被覆部材31に凹み加工32,33が追加されている。すなわち図7および図8に示す第3実施例において、コンタクトプローブ11は、導電性およびフレキシブル性を備える配線部材21と、この配線部材21を被覆するとともに電気絶縁性を備える被覆部材31との組み合わせにより構成され、第3の構成要素としてバネ部材41が設けられ、更に被覆部材31に凹み加工32,33が追加されている。配線部材21および被覆部材31の構成は第1実施例と同じとされている。バネ部材41の構成は第2実施例と同じとされている。
当該第4実施例では、上記第1実施例の構成に対し、配線部材21の形状が変更されている。
3 ケーシング
4 固定用部材
5 取付溝部
6,7 中子
11 コンタクトプローブ
21 配線部材
22,23 接点部
24,25,44 中間部
31 被覆部材
32,33 凹み加工
41 バネ部材
42,43 取付片部
45 屈曲部
Claims (2)
- 互いに対向する一対の導電性部材間に配置されて前記導電性部材間を電気的に接続するコンタクトプローブであって、
前記導電性部材のうちの一方に接触する接点部と他方に接触する接点部とを中間部を介して連結した形状の配線部材と、前記配線部材における前記接点部以外の部位を埋設した構造のブロック状ゴム状弾性体よりなる被覆部材と、を有し、
前記配線部材は、導電性を備えるとともに外力が作用したときに変形するフレキシブル性を備えることにより当該プローブが前記導電性部材間で圧縮されたときに前記接点部間の間隔が狭められるとともに前記接点部が前記被覆部材に発生する反力により前記導電性部材に押し付けられ、
前記配線部材は、当該プローブの長手方向に延設された前記中間部の両端に長手直交方向に延設された前記接点部を一体に備え、
前記一対の接点部間に補強用のバネ部材が配置され、
前記バネ部材が伸縮作動する領域内に前記バネ部材に被着した薄バリ以外のゴム状弾性体が存在しないように前記被覆部材に中子の利用による凹み加工がなされていることを特徴とするコンタクトプローブ。 - 請求項1記載のコンタクトプローブにおいて、
前記バネ部材は、前記配線部材とともに前記被覆部材に埋設されていることを特徴とするコンタクトプローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013168860A JP6378472B2 (ja) | 2013-08-15 | 2013-08-15 | コンタクトプローブ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013168860A JP6378472B2 (ja) | 2013-08-15 | 2013-08-15 | コンタクトプローブ |
Publications (2)
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JP6378472B2 true JP6378472B2 (ja) | 2018-08-22 |
Family
ID=52687216
Family Applications (1)
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JP2013168860A Active JP6378472B2 (ja) | 2013-08-15 | 2013-08-15 | コンタクトプローブ |
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-
2013
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