JP6378250B2 - 風力発電装置用の吊り荷昇降装置及び吊り荷昇降方法 - Google Patents
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Description
このような吊り荷の昇降の際に、より簡素な構成で吊り荷の揺動を抑制することが望まれる。
前記吊り荷を昇降させるための昇降機構と、
前記昇降機構に吊り下げられた前記吊り荷に接続される複数のガイドワイヤと、を備え、
前記複数のガイドワイヤは、平面視にて、前記風力発電装置のタワーの中心と前記吊り荷の中心とを結ぶ直線に対して両側において、前記直線に対して斜めにそれぞれ延在する2本のガイドワイヤを含み、
前記2本のガイドワイヤは、それぞれ、前記タワーから離れる方向の張力を前記吊り荷に与えるように構成される。
前記風力発電装置は、平面視における仮想三角形の頂点に位置する3本のコラムを含む浮体によって洋上に支持されており、
前記3本のコラムのうち一のコラムに前記風力発電装置の前記タワーが立設されており、
前記2本のガイドワイヤは、一端側において前記吊り荷への接続端に接続されており、他端側において、前記浮体の前記3本のコラムのうち前記一のコラム以外の2本のコラムにそれぞれ固定されている。
前記昇降機構は、
前記吊り荷を吊り下げるためのメインワイヤと、
前記メインワイヤを巻き取るためのウィンチと、
を含む。
前記吊り荷の前記タワーからの距離を所定値以内に規制するための少なくとも一本の規制ワイヤをさらに備える。
前記少なくとも一本の規制ワイヤは、
前記吊り荷に接続されるとともに、前記タワーを取り巻くように設けられる第1規制ワイヤを含む。
前記少なくとも一本の規制ワイヤは、
前記タワーの下部に一端が固定され、前記2本のガイドワイヤとは逆に前記タワーに向かう方向の張力を前記吊り荷に与えるように構成された第2規制ワイヤを含む。
前記吊り荷と前記タワーとの間に位置する少なくとも一つの弾性部材をさらに備える。
弾性部材の変形に基づく弾性力により、風等に起因する吊り荷の揺れを吸収したり、吊り荷とタワーとが衝突する際の衝撃を緩衝したりすることができる。また、上記(7)の構成によれば、吊り荷とタワーとの間に弾性部材が位置するので、吊り荷は、タワーからある程度離れて位置することとなる。よって、例えば昇降機構がメインワイヤ及びウィンチを含む構成の場合、メインワイヤの鉛直方向に対する傾き角度に応じた張力の水平方向成分が得られやすくなり、これにより、吊り荷に対して該吊り荷をタワーに押し付ける力を作用させることができる。よって、吊り荷の揺動を効果的に抑制することができる。
前記少なくとも一つの弾性部材は、
前記吊り荷が搭載される台車に設けられ、前記タワーの外周面上を走行するための1以上のタイヤを含む。
前記少なくとも一つの弾性部材は、
平面視において前記直線を挟んで両側にそれぞれ設けられる一対の第1弾性部材
を含む。
各々の前記弾性部材は、前記吊り荷から前記タワーの前記中心に向かう方向の圧縮力を受けるように配置される。
前記少なくとも一つの弾性部材は、
前記吊り荷の上下方向中央位置を挟んで両側にそれぞれ設けられる一対の第2弾性部材を含む。
昇降機構に吊り荷を吊り下げる吊下げステップと、
前記昇降機構に吊り下げられた前記吊り荷に複数のガイドワイヤを接続するガイドワイヤ接続ステップと、
前記複数のガイドワイヤが接続された前記吊り荷を前記昇降機構によって昇降させる昇降ステップと、を備え、
前記複数のガイドワイヤは、平面視にて、前記風力発電装置のタワーの中心と前記吊り荷の中心とを結ぶ直線に対して両側において、前記直線に対して斜めにそれぞれ延在する2本のガイドワイヤを含み、
前記昇降ステップでは、前記2本のガイドワイヤによって、それぞれ、前記タワーから離れる方向の張力を前記吊り荷に与えながら、前記吊り荷を昇降させる。
前記風力発電装置は、平面視における仮想三角形の頂点に位置する3本のコラムを含む浮体によって洋上に支持されており、
前記3本のコラムのうち一のコラムに前記風力発電装置の前記タワーが立設されており、
前記2本のガイドワイヤは、一端側において前記吊り荷に接続されており、他端側において、前記浮体の前記3本のコラムのうち前記一のコラム以外の2本のコラムにそれぞれ固定されている。
前記吊り荷に少なくとも一本の規制ワイヤを接続する規制ワイヤ接続ステップをさらに備え、
前記昇降ステップでは、前記少なくとも一本の規制ワイヤによって前記吊り荷の前記タワーからの距離を所定値以内に規制しながら、前記吊り荷を昇降させる。
前記昇降ステップでは、少なくとも一つの弾性部材を介して前記吊り荷を前記タワーの外周面に押し付けた状態で、前記吊り荷を昇降させる。
なお、以下の説明では、風力発電装置の一例として浮体式風力発電装置について述べるが、幾つかの実施形態に係る吊り荷昇降装置は陸上に設置される風力発電装置にも適用できる。
なお、上記実施形態では、第1コラム21及び第2コラム22、第1コラム21及び第3コラム23をそれぞれ接続する連結部としてロワーハル25,26を例示したが、連結部はこれに限定されるものではない。
ここで、図3は、一実施形態に係る吊り荷昇降装置が適用された風力発電装置を平面視した概略構成図である。図4及び図5は、それぞれ、一実施形態に係る吊り荷昇降装置が適用された風力発電装置を側面から視た概略構成図である。
ウィンチ34は、不図示のモータに駆動されて、メインワイヤ32を巻き取るように構成されていてもよい。
また、ウィンチ34は、図2、図4又は図5に示すようにナセル6の内部に設けられていてもよいし、あるいは、タワー4の内部に設けられていてもよい。
ここで、張力T1は、ガイドワイヤ40Aによる張力T1Aと、ガイドワイヤ40Bによる張力T1B(図3参照)との合力であってもよい。
第2コラム22及び第3コラム23の上面には、ウィンチ42A,42Bがそれぞれ設けられており、ガイドワイヤ40A,40Bの吊り荷3に接続されている一端側とは反対側の他端側において、ガイドワイヤ40A,40Bをそれぞれ巻取るように構成されていてもよい。そして、ウィンチ42A,42Bによるガイドワイヤ40A,40Bの巻取り量を調節することにより、ガイドワイヤ40A,40Bから吊り荷3に与える張力T1を適度に生じさせるようになっていてもよい。
また、風力発電装置1として浮体式風力発電装置に上述した吊り荷昇降装置100を適用することによって、波浪や潮流などの影響によって浮体2が揺動しやすい浮体式風力発電装置において、安定して吊り荷3を昇降させることができる。
この点、上述した吊り荷昇降装置100によれば、昇降機構30に吊り下げられた吊り荷3は、2本のガイドワイヤ40A,40Bによって、タワー4から離れる方向の張力T1を付与される。これにより、吊り荷3のタワー4に向かう方向への動きが規制されて、吊り荷3とタワー4との接触を抑制することができる。
例えば、図1〜図3に示す実施形態では、吊り荷昇降装置100は、規制ワイヤとして、吊り荷3に接続されるとともに、タワー4を取り巻くように設けられる第1規制ワイヤ44を有する。
また、例えば、図4に示す例示的な実施形態では、吊り荷昇降装置100は、規制ワイヤとして、タワー4の下部に一端が固定された第2規制ワイヤ46を有する。第2規制ワイヤ46は、例えばタワー4の下部に設けられたウィンチ48によって巻き取り可能となっており、これにより、第2規制ワイヤ46は、2本のガイドワイヤ40A,40Bとは逆にタワー4に向かう方向の張力T2を吊り荷3に付与可能となっている。
幾つかの実施形態では、吊り荷昇降装置100は、吊り荷3とタワー4との間に位置する少なくとも一つの弾性部材をさらに備える。
図5及び図6に示す例示的な実施形態では、吊り荷昇降装置100は、弾性部材として、吊り荷3が搭載される台車52に設けられ、タワー4の外周面上を走行するための1以上(図5及び図6に示す例では4つ)のタイヤ50(50A〜50D)を有する。
例えば、図6に示す例では、タイヤ50A〜40Dの各々は、該タイヤ50A〜40Dの中心とタワー4の中心Oとを結ぶ直線上で、タイヤ50の回転面(外周面)とタワー4とが接するように、台車52に取付けられている。これにより、各タイヤ50A〜40Dは、吊り荷3からタワー4の中心Oに向かう方向の圧縮力FCを受けて圧縮される。
吊り下げステップでは、ナセル6の内部空間に設置されたクレーン等の装置を用いて、昇降機構30に吊り荷3を吊り下げてもよい。
また、ガイドワイヤ接続ステップでは、吊り荷3に接続されるガイドワイヤ40A,40Bを、一端側において吊り荷3に接続し、他端側において、第2コラム22及び第3コラム23に固定してもよい。また、ガイドワイヤ40A,40Bは、吊り荷3に接続される一端側とは反対側の他端側において、第2コラム22及び第3コラム23に設置されたウィンチ42A,42Bにより巻き取り可能になっていてもよい。
昇降ステップでは、例えば、図7(B)に示すように、ガイドワイヤ40A,40Bの吊り荷3側の接続端(一端側)と反対側の端部(他端側)において、ウィンチ42A,42Bによるガイドワイヤ40A,40Bの巻取り量を調節することによって、タワー4から離れる方向の張力T1を吊り荷3に付与してもよい。
また、昇降ステップでは、例えば、昇降機構30のウィンチ34からメインワイヤ32を繰出すことによって、タワー4の上部からタワー4の下部に向かって、吊り荷3を降下させてもよい。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
2 浮体
3 吊り荷
4 タワー
6 ナセル
6a 開閉部
7 ロータ
8 ハブ
10 ブレード
11 回転シャフト
12 発電機
13 ドライブトレイン
14 油圧ポンプ
15 油圧モータ
16 高圧油ライン
17 低圧油ライン
21 第1コラム
22 第2コラム
23 第3コラム
25 第1ロワーハル
26 第2ロワーハル
28 プラットホーム
30 昇降機構
32 メインワイヤ
34 ウィンチ
40A,40B ガイドワイヤ
42A,42B ウィンチ
44 第1規制ワイヤ
46 第2規制ワイヤ
48 ウィンチ
50(50A〜50D) タイヤ
52 台車
100 吊り荷昇降装置
Claims (13)
- 風力発電装置用の吊り荷昇降装置であって、
吊り荷を昇降させるための昇降機構と、
前記昇降機構に吊り下げられた前記吊り荷に接続される複数のガイドワイヤと、を備え、
前記複数のガイドワイヤは、平面視にて、前記風力発電装置のタワーの中心と前記吊り荷の中心とを結ぶ直線に対して両側において、前記直線に対して斜めにそれぞれ延在する2本のガイドワイヤを含み、
前記2本のガイドワイヤは、それぞれ、前記タワーから離れる方向の張力を前記吊り荷に与えるように構成され、
前記風力発電装置は、平面視における仮想三角形の頂点に位置する3本のコラムを含む浮体によって洋上に支持されており、
前記3本のコラムのうち一のコラムに前記風力発電装置の前記タワーが立設されており、
前記2本のガイドワイヤは、一端側において前記吊り荷に接続されており、他端側において、前記浮体の前記3本のコラムのうち前記一のコラム以外の2本のコラムにそれぞれ固定されている
ことを特徴とする風力発電装置用の吊り荷昇降装置。 - 前記昇降機構は、
前記吊り荷を吊り下げるためのメインワイヤと、
前記メインワイヤを巻き取るためのウィンチと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置用の吊り荷昇降装置。 - 前記吊り荷の前記タワーからの距離を所定値以内に規制するための少なくとも一本の規制ワイヤをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の風力発電装置用の吊り荷昇降装置。
- 風力発電装置用の吊り荷昇降装置であって、
吊り荷を昇降させるための昇降機構と、
前記昇降機構に吊り下げられた前記吊り荷に接続される複数のガイドワイヤと、を備え、
前記複数のガイドワイヤは、平面視にて、前記風力発電装置のタワーの中心と前記吊り荷の中心とを結ぶ直線に対して両側において、前記直線に対して斜めにそれぞれ延在する2本のガイドワイヤを含み、
前記2本のガイドワイヤは、それぞれ、前記タワーから離れる方向の張力を前記吊り荷に与えるように構成され、
前記吊り荷の前記タワーからの距離を所定値以内に規制するための少なくとも一本の規制ワイヤをさらに備え、
前記少なくとも一本の規制ワイヤは、
前記吊り荷に接続されるとともに、前記タワーを取り巻くように設けられる第1規制ワイヤ
を含むことを特徴とする風力発電装置用の吊り荷昇降装置。 - 風力発電装置用の吊り荷昇降装置であって、
吊り荷を昇降させるための昇降機構と、
前記昇降機構に吊り下げられた前記吊り荷に接続される複数のガイドワイヤと、を備え、
前記複数のガイドワイヤは、平面視にて、前記風力発電装置のタワーの中心と前記吊り荷の中心とを結ぶ直線に対して両側において、前記直線に対して斜めにそれぞれ延在する2本のガイドワイヤを含み、
前記2本のガイドワイヤは、それぞれ、前記タワーから離れる方向の張力を前記吊り荷に与えるように構成され、
前記吊り荷の前記タワーからの距離を所定値以内に規制するための少なくとも一本の規制ワイヤをさらに備え、
前記少なくとも一本の規制ワイヤは、
前記タワーの下部に一端が固定され、前記2本のガイドワイヤとは逆に前記タワーに向かう方向の張力を前記吊り荷に与えるように構成された第2規制ワイヤ
を含むことを特徴とする風力発電装置用の吊り荷昇降装置。 - 風力発電装置用の吊り荷昇降装置であって、
吊り荷を昇降させるための昇降機構と、
前記昇降機構に吊り下げられた前記吊り荷に接続される複数のガイドワイヤと、を備え、
前記複数のガイドワイヤは、平面視にて、前記風力発電装置のタワーの中心と前記吊り荷の中心とを結ぶ直線に対して両側において、前記直線に対して斜めにそれぞれ延在する2本のガイドワイヤを含み、
前記2本のガイドワイヤは、それぞれ、前記タワーから離れる方向の張力を前記吊り荷に与えるように構成され、
前記吊り荷と前記タワーとの間に位置する少なくとも一つの弾性部材をさらに備えることを特徴とする風力発電装置用の吊り荷昇降装置。 - 前記少なくとも一つの弾性部材は、
前記吊り荷が搭載される台車に設けられ、前記タワーの外周面上を走行するための1以上のタイヤ
を含むことを特徴とする請求項6に記載の風力発電装置用の吊り荷昇降装置。 - 前記少なくとも一つの弾性部材は、
平面視において前記直線を挟んで両側にそれぞれ設けられる一対の第1弾性部材
を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の風力発電装置用の吊り荷昇降装置。 - 各々の前記弾性部材は、前記吊り荷から前記タワーの前記中心に向かう方向の圧縮力を受けるように配置されたことを特徴とする請求項6乃至8の何れか一項に記載の風力発電装置用の吊り荷昇降装置。
- 前記少なくとも一つの弾性部材は、
前記吊り荷の上下方向中央位置を挟んで両側にそれぞれ設けられる一対の第2弾性部材
を含むことを特徴とする請求項6乃至9の何れか一項に記載の風力発電装置用の吊り荷昇降装置。 - 風力発電装置用の吊り荷昇降方法であって、
昇降機構に吊り荷を吊り下げる吊下げステップと、
前記昇降機構に吊り下げられた前記吊り荷に複数のガイドワイヤを接続するガイドワイヤ接続ステップと、
前記複数のガイドワイヤが接続された前記吊り荷を前記昇降機構によって昇降させる昇降ステップと、を備え、
前記複数のガイドワイヤは、平面視にて、前記風力発電装置のタワーの中心と前記吊り荷の中心とを結ぶ直線に対して両側において、前記直線に対して斜めにそれぞれ延在する2本のガイドワイヤを含み、
前記昇降ステップでは、前記2本のガイドワイヤによって、それぞれ、前記タワーから離れる方向の張力を前記吊り荷に与えながら、前記吊り荷を昇降させるとともに、
前記風力発電装置は、平面視における仮想三角形の頂点に位置する3本のコラムを含む浮体によって洋上に支持されており、
前記3本のコラムのうち一のコラムに前記風力発電装置の前記タワーが立設されており、
前記2本のガイドワイヤは、一端側において前記吊り荷に接続されており、他端側において、前記浮体の前記3本のコラムのうち前記一のコラム以外の2本のコラムにそれぞれ固定されている
ことを特徴とする風力発電装置用の吊り荷昇降方法。 - 前記吊り荷に少なくとも一本の規制ワイヤを接続する規制ワイヤ接続ステップをさらに備え、
前記昇降ステップでは、前記少なくとも一本の規制ワイヤによって前記吊り荷の前記タワーからの距離を所定値以内に規制しながら、前記吊り荷を昇降させることを特徴とする請求項11に記載の風力発電装置用の吊り荷昇降方法。 - 風力発電装置用の吊り荷昇降方法であって、
昇降機構に吊り荷を吊り下げる吊下げステップと、
前記昇降機構に吊り下げられた前記吊り荷に複数のガイドワイヤを接続するガイドワイヤ接続ステップと、
前記複数のガイドワイヤが接続された前記吊り荷を前記昇降機構によって昇降させる昇降ステップと、を備え、
前記複数のガイドワイヤは、平面視にて、前記風力発電装置のタワーの中心と前記吊り荷の中心とを結ぶ直線に対して両側において、前記直線に対して斜めにそれぞれ延在する2本のガイドワイヤを含み、
前記昇降ステップでは、前記2本のガイドワイヤによって、それぞれ、前記タワーから離れる方向の張力を前記吊り荷に与えながら、前記吊り荷を昇降させるとともに、
前記昇降ステップでは、少なくとも一つの弾性部材を介して前記吊り荷を前記タワーの外周面に押し付けた状態で、前記吊り荷を昇降させることを特徴とする風力発電装置用の吊り荷昇降方法。
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