JP6378005B2 - 真空式排液収集システム - Google Patents
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Description
図1に、本発明の一実施形態による真空式排液収集システム(以下、単にシステム)400の全体概要を示す。一例として、システム400は、屋内(例えば、食品工場の厨房内)の床面100に形成される開口部内に取り付けられる排水溝101と、排水溝101に連通する第1槽200a及び第1槽200aに連通する第2槽200bを備える排水桝200と、屋外に設置され、第1槽200aの排水が収集される集水タンク300a、300b及び集水タンク300a、300bにそれぞれ負圧を導入する真空ポンプ301、302を備える真空ステーション300とを備えている。第1槽200aと集水タンク300a、300bは連通路500によって連通可能である。図1に示すように、連通路500には、連通路500を開閉する真空弁501を設けることができる。
排水桝200は、排水溝101と共に、床面100に形成された開口部内に取り付けられる外付けの部材である。尚、図1において、排水溝101及び排水桝200は、その外形輪郭のみ(換言すれば、床面100を形成する床部材との境界のみ)が示されており、実際の壁部は図示を省略されている。排水桝200は、概ね有底筒状の2つの排水桝としての第1槽200a及び第2槽200bが、越流開口202を介して横並びに連結された2槽式の構造を有している。排水溝101及び排水桝200は、上記HACCPに対応するため、通常、耐食性に優れたSUS304製である。第1槽200aの側壁には、排水溝101と連通する入口開口201が形成されており、入口開口201を通して排水源からの排水が第1槽200aに受け入れられる。尚、図1中、102はグレーチングである。
排水に含まれる生ごみ等の固形物を分離し、液体のみを第2槽200bに流入させることができればよい(すなわち、排液の固液分離を行うことができればよい)。従って、固液分離装置は、例えば、網目部材によって形成することができるが、網目部材に限らず、想定される固形物の寸法等に応じて、細長いスリット状の開口を有する部材であってもよい。固液分離装置が有する開口の大きさ、形状及び数等は特に限られない。
排水桝200に接続される排水溝101の方向や形状についても、図示する形状に限られない。設置場所の条件に応じて、例えば2方向から流入させる、グレーチング102の代わりにチェッカープレート状の蓋にするなどの異なる形状で形成されてもよい。
さらに排水溝101を設けず、第1槽200aの上部に開閉できる蓋を儲けバケツ等から人力で排水してもよい。また第1槽200aの上部に調理器具から直接ドレン排水管を接続する方法で排水してもよい。
次に、真空ステーション300について説明する。本実施形態における真空ステーション300は、2基の集水タンク300a、300b、集水タンク300a、300bにそれぞれ負圧を導入するための真空ポンプ301、302及び真空ポンプ301、302の動作制御を行うための動力制御盤304を備えている。真空ポンプ301、302からの負圧は、集水タンク300a、300bを介して連通路500に導入される。真空弁501を開くことにより、連通路500内の負圧と大気圧との差圧によって、第1槽200a内の排水を吸い込み管505から集水タンク300a、300bに集水することができる。尚、504は逆止弁である。
である。集水タンク300a、300bの気相部には、大気開放弁(電動弁)305、306が設けられた通気管が接続されている。
本実施形態では、連通管500を開閉する真空弁501を設けることができる。本実施形態によれば、真空弁501は、第1槽200aの排水を吸い込み管505から吸い込む必要がある場合にのみ開かれるように、制御盤(現場盤)503を介して手動制御することができる。換言すれば、真空弁501は、操作者の判断で所望のタイミングで開閉することができる。真空弁501としては、例えば、特許第2546718号に記載される構造の真空弁を用いることができる。具体的には、閉弁時は、真空弁501のシリンダ室(図示せず)が大気圧下におかれ、連通路500内の負圧と大気圧との差圧によって、弁体を備えるピストン部材が閉弁方向に押圧されて、第1槽200aに対する連通路500の連通が遮断される。そして、開弁時のみシリンダ室を連通路500に連通させ、シリンダ室に負圧を導入することによりピストン部材を開弁方向に移動させる。これにより、真空弁501を開き、第1槽200aに対する連通路500の連通を許容することができる。本実施形態では、真空弁501のシリンダ室の大気圧側と負圧側の切り換えを、電動三方弁502により行っている。本実施形態では、電動三方弁502を、例えば押しボタン式の制御盤503で操作することができる。こうして、電動三方弁502、ひいては真空弁501を、手動制御することができる。尚、真空弁501の口径は、排水中に含まれる固形物の形状、サイズ、及び弁開口部の閉塞等を考慮して、例えば、50mm径にすることができる。また、本発明の他の実施形態によれば、上記したような大気圧と負圧との差圧によって弁体を作動させる真空弁501に代えて、例えば、電動式ボール弁を使用することもできる。好ましくは、弁体が回転する際の固形物の噛み込み等を防止する観点から、偏心構造を有する電動式ボール弁を使用することができる。すなわち、本発明では、連通路500を開閉するために使用される弁の種類は、特に限られない。
上記のように構成された本実施形態の真空式排液収集システム400は、次のようにして動作することができる。
流入する。こうして第2槽200bに流入した液体は、排水管103を通り、自然流下によって屋外に設置されたマンホール107へと排出される。マンホール107内の液体は、汚水用水中ポンプ106または自然流下によって、排水処理施設108へ送られる。一方、第1槽200aには、所定の水位に達した水量の液体と網目部材203により分離された生ごみを含む排水が貯留される。
テムの真空運転を継続することができる。
なお真空配管(連通路500)は屋内の天井部に架空配管するほかに、床面に配管用トレンチを設け、その中を配管してもよい。
御の一例として、例えば、制御盤503をタイマー機能を有するように構成し、予め設定された所望の時間間隔で、複数の排水桝200の各々について設けられた真空弁501を、1つずつ順番に開閉するように制御することができる。
2 排水溝
3 排水桝
4 グレーチング
5 ストレーナ
6 トラップ機構
100 床面
101 排水溝
102 グレーチング
103 排水管
104 油脂分離阻集器
105 ストレーナ
106 汚水用水中ポンプ
107 マンホール
108 排水処理設備
200 排水桝
200a 第1槽
200b 第2槽
201 入口開口
202 越流開口(連通部)
203 網目部材(固液分離装置)
205 トラップ機構
300 真空ステーション
300a、300b 集水タンク
301、302 真空ポンプ
304 動力制御盤
305、306 大気開放弁
307、308 流入電動弁
309、310 逆止弁
311、312 排水電動弁
400 真空式排液収集システム
500 連通路
501 真空弁
502 電動三方弁
503 現場盤
504 逆止弁
505 吸い込み管
506 圧力スイッチ
Claims (3)
- 真空式排液収集システムであって、
固形物を含む排液を受け入れる第1槽、前記第1槽に連通する第2槽、及び、前記第1槽と第2槽の間の連通部に配置され、前記第1槽の排液の固液分離をするための固液分離装置を備える、排水桝と、
前記第1槽の排液が収集される集水タンク及び前記集水タンクに負圧を導入する真空ポンプを備える真空ステーションと、
前記第1槽を前記集水タンクに連通させる連通路であって、前記第1槽内に配置される吸い込み管を有する連通路と、
前記第2槽の排液をマンホールに自然流下させるように配置される排水管と、
を備える、真空式排液収集システム。 - 請求項1に記載の真空式排液収集システムであって、
前記連通路を開閉するように設けられる真空弁を備える、真空式排液収集システム。 - 請求項2に記載の真空式排液収集システムであって、
前記真空弁が、制御盤を介して制御可能である、真空式排液収集システム。
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