JP6377270B2 - 熱交換型換気装置 - Google Patents

熱交換型換気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6377270B2
JP6377270B2 JP2017521350A JP2017521350A JP6377270B2 JP 6377270 B2 JP6377270 B2 JP 6377270B2 JP 2017521350 A JP2017521350 A JP 2017521350A JP 2017521350 A JP2017521350 A JP 2017521350A JP 6377270 B2 JP6377270 B2 JP 6377270B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air supply
exhaust
filter
heat exchanger
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017521350A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016194087A1 (ja
Inventor
裕樹 青木
裕樹 青木
祐樹 宮崎
祐樹 宮崎
嘉範 藤井
嘉範 藤井
加藤 真也
真也 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2016194087A1 publication Critical patent/JPWO2016194087A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6377270B2 publication Critical patent/JP6377270B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/10Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/28Arrangement or mounting of filters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F8/00Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
    • F24F8/10Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by separation, e.g. by filtering
    • F24F8/108Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by separation, e.g. by filtering using dry filter elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F12/00Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening
    • F24F12/001Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening with heat-exchange between supplied and exhausted air
    • F24F12/006Use of energy recovery systems in air conditioning, ventilation or screening with heat-exchange between supplied and exhausted air using an air-to-air heat exchanger
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F8/00Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
    • F24F8/10Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by separation, e.g. by filtering
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/56Heat recovery units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

本発明は、給気流と排気流との間で熱交換を行いながら換気を行う熱交換型換気装置に関する。
従来、給気経路と排気経路とが内部に形成された本体と、本体の内部に設けられた熱交換器とを備えて、給気経路を流通する空気と排気経路を流通する空気との間で熱交換を行いながら換気を行う熱交換型換気装置が用いられている。特許文献1には、給気経路に給気用送風機が設けられ、排気経路に排気用送風機が設けられている。
特開昭62−019634号公報
特許文献1に開示された熱交換型換気装置では、給気用送風機と排気用送風機とが上下に並べて配置されているため、高さ方向に装置が大型化してしまう問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高さ方向への小型化が図られた熱交換型換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、室外空気を吸込む室外吸込部と室外空気を吹出す室内吹出部を設けた給気経路と、室内空気を吸込む室内吸込部と室内空気を排出する室外吹出部を設けた排気経路とが内部に形成された本体と、シート状かつ多角形形状を呈する複数の仕切部材が間隔を空けて積層され、給気経路を流通する空気と排気経路を流通する空気との間で熱交換させる熱交換器と、給気経路内であって熱交換器を挟んだ一方側に設けられた給気用送風機と、排気経路内であって熱交換器を挟んだ一方側に設けられた排気用送風機と、を備え、給気用送風機と排気用送風機とは、吸込口が互いに反対となる方向に向けられ、吹出口が互いに同じ方向に向けられ、仕切部材の積層方向に沿って並べて配置されることを特徴とする。
本発明にかかる熱交換型換気装置は、高さ方向への小型化を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる熱交換型換気装置を天面側から見た分解斜視図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置を底面側から見た分解斜視図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の平面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置を側方から見た断面図 実施の形態1における熱交換器の斜視図 実施の形態1における熱交換器の分解斜視図 実施の形態1における熱交換器の角部部分を拡大した部分拡大断面図 給気フィルターが備える給気フィルター枠および排気フィルターが備える排気フィルター枠の斜視図 給気フィルター枠の部分拡大斜視図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置において、筐体に収容された熱交換器の角部部分を拡大した部分拡大断面図 実施の形態1にかかる熱交換型換気装置において、筐体に収容された熱交換器の角部部分を拡大した部分拡大断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる熱交換型換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換型換気装置を天面側から見た分解斜視図である。図2は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置を底面側から見た分解斜視図である。図3は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置の平面図である。図4は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置を側方から見た断面図である。
本実施の形態にかかる熱交換型換気装置100は、本体である筐体1、熱交換器2、給気用送風機3、排気用送風機4、給気フィルター5、排気フィルター6、を備える。筐体1には、室外側吸込部7a、室内側吸込部8a、室内側吹出部7b、室外側吹出部8bが形成されている。筐体1の内部には、室外側吸込部7aと室内側吹出部7bとを結ぶ給気経路が形成される。また、筐体1の内部には、室内側吸込部8aと室外側吹出部8bとを結ぶ排気経路が形成される。
給気用送風機3は、給気経路に設けられる。給気用送風機3は、室外側吸込部7aから給気経路の内部に取り込んだ室外空気(給気)を、室内側吹出部7bから吹き出させる給気流を発生させる。
排気用送風機4は、排気経路に設けられる。排気用送風機4は、室内側吸込部8aから排気経路の内部に取り込んだ室内空気(排気)を、室外側吹出部8bから吹き出させる排気流を発生させる。
熱交換器2は、筐体1内の給気経路と排気経路との交差部分に設けられて、給気流と排気流との間で熱交換を行わせる。このように、熱交換型換気装置100は、給気流と排気流との間で熱交換させながら換気を行う換気装置である。
筐体1は、上板9と、上板9と対向する底板10と、上板9と底板10との間を塞ぐ4枚の側板15〜18の6面で構成される。側板15には、室外側吸込部7aと室内側吸込部8aが設けられている。側板15と対向する側板17には、室内側吹出部7bと室外側吹出部8bが設けられている。この場合、室外側吸込部7aから熱交換器2、給気用送風機3を通る経路が給気経路A−A’となり、室内側吸込部8aから熱交換器2、排気用送風機4を通る経路が排気経路B−B’となる。
制御回路14は、側板18に取り付けられる。また、側板18には、室内側吸込部8aに加えて、排気経路B−B’への空気の取込口として利用できる開口18aと開口18bとが形成される。開口18aは、熱交換器2よりも上流につながっており、開口18aから取り込まれた空気は熱交換器2を通して排気される。開口18bは、熱交換器2よりも下流につながっており、開口18bから取り込まれた空気は熱交換器2を通さずに排気される。熱交換器2を通さずに排気することで、熱交換は行われないものの、熱交換器2の通過に必要な圧力損失を軽減することができる。これにより、排気用送風機4の負荷を低減させ、消費電力の低減を図ることができる。側板18と対向する側板16には、差し込み口である開口16a,16bが形成されている。給気フィルター5および排気フィルター6が、開口16a,16bを通して筐体1の内部に差し込み可能となっている。給気フィルター5および排気フィルター6の両フィルターを側板16の一方向側からメンテナンスできるため、清掃性の向上を図ることができる。
図5は、実施の形態1における熱交換器2の斜視図である。図6は、実施の形態1における熱交換器2の分解斜視図である。図7は、実施の形態1における熱交換器2の角部部分を拡大した部分拡大断面図である。
熱交換器2は、熱交換素子21、枠材22、端面部材23を備える。熱交換素子21は、例えば、シート状かつ多角形形状を呈する紙製の仕切部材21aと波形を呈する紙製の間隔保持部材21bを交互に積層して形成される。本実施の形態では、仕切部材21aの積層方向に沿って見て、仕切部材21aおよび間隔保持部材21bが方形形状を呈しており、これらが積層された熱交換素子21は、直方体形状を呈する。なお、以下の説明において、仕切部材21aの積層方向を、単に積層方向という。
間隔保持部材21bによって間隔があけられた仕切部材21a同士の間の空間が、空気が通過可能な流路となる。仕切部材21aを挟んで一方側の流路に給気流を通過させ、他方側の流路に排気流を通過させることで、仕切部材21aを介して給気流と排気流との間で全熱交換、顕熱交換、または潜熱交換可能な熱交換素子21となる。なお、仕切部材21aと間隔保持部材21bに紙を使用することで材料コストを抑えることが可能となる。また、熱交換を実施した際に発生する結露水が、紙製の仕切部材21aと紙製の間隔保持部材21bに保水されることで、結氷による流路の閉塞を減らすことが可能となる。熱交換素子21の各辺のうち、積層方向に沿って延びる辺が、枠材22に覆われている。
枠材22は、熱交換素子21の各辺のうち、積層方向に沿って延びる辺を覆う。図5および図7に示すように、枠材22は、断面L字型形状を呈して、熱交換素子21の各辺から延びる2つの側面に対向する。枠材22のうち熱交換素子21と対向する面の反対面には、積層方向に沿って延びる外側突起52が形成されている。
また、枠材22のうち、熱交換素子21と対向する面には、積層方向に沿って延びる内側突起53,54が形成されている。内側突起53と内側突起54とは、枠材22のうち熱交換素子21の1つの面と対向する面に、積層方向と垂直な方向に間隔を空けて形成されている。枠材22は、熱交換素子21の2つの面と対向しているので、内側突起53と内側突起54は、2本ずつ枠材22に形成される。内側突起53,54は、熱交換素子21の側面に当接、または熱交換素子21の側面に食い込む。
図6に示すように、端面部材23は、積層方向における熱交換素子21の端面を覆う。端面部材23は、熱交換素子21からの端面側への空気の漏れを防ぐための気密性を有する弾性体である。端面部材23を、厚さを持つ気密用パッキンとすることで、熱交換器2が収縮した場合にも空気の漏れを防ぎやすくなる。
図1〜図4に戻って、底板10の内面側にはドレンパン11を備え、ドレンパン11はドレン口12を有している。ドレンパン11は、室外側吸込部7aから取り入れた空気に含有される湿気が熱交換器2などで凝縮した際に、保水するための給気側ドレンパン19を備える。また、ドレンパン11は、室内側吸込部8aから取り入れた空気が室外側吸込部7aから取り入れた空気と熱交換器2で熱交換した際に発生する結露水などを保水するために、排気側ドレンパン20を備える。排気側ドレンパン20はドレン口12と連通しており、ドレン水を排水することができる。また、給気側ドレンパン19での保水量が多い場合、排気側ドレンパン20へ流すための水路を設けることも可能である。
熱交換器2は、ドレンパン11を取り外すことで形成される開口を通して筐体1の内部に差し込まれる。熱交換器2は、積層方向に沿って延びる1つの辺と、その辺の対角にある辺とが、鉛直方向に並ぶ姿勢で筐体1内に配置される。このような姿勢で熱交換器2を配置することで、熱交換器2の熱交換面積を有効に活用でき、温度交換効率の向上を図ることができる。
筐体1の内部には、熱交換器2を支持する支持凹部25a〜25dが形成されている。支持凹部25a〜25dは、筐体1内での仕切部材21aの積層方向に沿って延びる溝である。
給気用送風機3と、排気用送風機4は、熱交換器2を挟んだ一方側に配置されている。また、給気用送風機3と、排気用送風機4が配置された位置は、各経路における熱交換器2の下流側となっている。給気用送風機3と排気用送風機とは、吸込口3a,4aが互いに反対となる方向に向けられ、吹出口3b,4bが互いに同じ方向に向けられ、筐体1内での仕切部材21aの積層方向に沿って並べて配置される。この配置によって、筐体1の高さ方向への小型化を図ることができる。
図8は、給気フィルター5が備える給気フィルター枠5aおよび排気フィルター6が備える排気フィルター枠6aの斜視図である。給気フィルター5および排気フィルター6は、不織布などで形成されたフィルターを保持する給気フィルター枠5aおよび排気フィルター枠6aを備える。図9は、給気フィルター枠5aの部分拡大斜視図である。図10は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100において、筐体1に収容された熱交換器2の角部部分を拡大した部分拡大断面図である。
給気フィルター5は、筐体1に形成された開口16bから筐体1の内部に差し込まれて、熱交換器2の給気経路の上流側となる面に当接される。また、排気フィルター6は、筐体1に形成された開口16aから筐体1の内部に差し込まれて、熱交換器2の排気経路の上流側となる面に当接される。
筐体1の内部には、給気フィルター5および排気フィルター6を支持するリブ枠体13が形成されている。給気フィルター枠5aのうち、リブ枠体13と対向する対向面5bには、積層方向に沿って延びる枠突起5cが形成されている。また、排気フィルター枠6aのうち、リブ枠体13と対向する対向面6bには、積層方向に沿って延びる枠突起6cが形成されている。
支持凹部25aは、リブ枠体13に形成されている。支持凹部25aには、熱交換器2の枠材22に形成された外側突起52が嵌まる。支持凹部25aに外側突起52が嵌まることで、筐体1内での熱交換器2の位置決めがなされる。図10に示すように、支持凹部25aと外側突起52との間に、シール材56を挟み込んでもよい。
リブ枠体13には、支持凹部25aを挟んで、積層方向に沿って延びるフィルター枠用案内凹部13a,13bが形成されている。図10に示すように、フィルター枠用案内凹部13a,13bには、給気フィルター枠5aに形成された枠突起5cおよび排気フィルター枠6aに形成された枠突起6cが嵌まる。フィルター枠用案内凹部13a,13bに枠突起5c,6cを嵌めて、給気フィルター5および排気フィルター6をスライドさせることで、給気フィルター5および排気フィルター6の積層方向への差し込みおよび抜き取りが案内される。これにより、給気フィルター5および排気フィルター6の安定した挿抜が可能となる。また、フィルター枠用案内凹部13a,13bに枠突起5c,6cが嵌まることで、筐体1内での給気フィルター5および排気フィルター6の位置決めがなされる。
図8および図9に示すように、給気フィルター枠5aと排気フィルター6aは、筐体1の側板16との気密を取るための給気フィルター気密面部5dと排気フィルター気密面部6dが設けられている。図8および図9に示すように、さらに気密性を向上させるために給気フィルター気密面部5dには、リブ状の突起5eが形成され、排気フィルター気密面部6dには、突起6eが形成されている。また、図1に示すように、各フィルター5,6を挿抜する際に持ち手となる給気フィルター取っ手5fと排気フィルター取っ手6fが設けられている。
側板16に形成された開口16bは、筐体1内へ溜る虫および埃を清掃できるように開口部が拡大されている。図1に示すように、給気フィルター気密面部5dは、開口16bの形状に合うように台形形状とされている。
図11は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100において、筐体1に収容された熱交換器の角部部分を拡大した部分拡大断面図である。図11では、筐体1内において、給気用送風機3および排気用送風機4側となる熱交換器2の角部部分が拡大して示されている。支持凹部25bは、給気用送風機3および排気用送風機4のケーシングに形成されている。支持凹部25bには、熱交換器2の枠材22に形成された外側突起52が嵌まる。支持凹部25bに外側突起52が嵌まることで、筐体1内での熱交換器2の位置決めがなされる。図11に示すように、支持凹部25bと外側突起52との間に、シール材56を挟み込んでもよい。また、給気用送風機3および排気用送風機4と熱交換器2との間に仕切壁が設けられている場合には、その仕切壁に支持凹部25bが形成されていてもよい。
詳細な図示は省略するが、支持凹部25cは、筐体1内において、熱交換器2の上板9側、例えば上板9に形成される。また、支持凹部25dは、筐体1内において、熱交換器2の底板10側、例えばドレンパン11に形成される。上述した支持凹部25a,25bと同様に、支持凹部25c,25dに枠材22の外側突起52が嵌まる。また、支持凹部25c,25dと外側突起52との間にシール材56を挟み込んでもよい。
以上説明した熱交換型換気装置100によれば、枠材22に形成された内側突起53,54が、熱交換素子21と線接触するため、枠材22と熱交換素子21とが面接触する場合に比べて、隙間が生じにくく、気密性の向上を図ることができる。また、枠材22と熱交換素子21との隙間にシール材57を挟み込むことで、さらなる気密性の向上を図ることができる。
また、内側突起53,54は、シール材57を塗布する際の塗布領域の目印として利用できる。また、内側突起53,54は、シール材57が、枠材22と熱交換素子21との隙間から漏れるのを防ぐ壁として利用できる。特に、内側突起53よりも枠材22の端部側に設けられた内側突起54が、シール材57の漏れを防ぐ壁として機能しやすい。内側突起54を、枠材22の端部に端部側突起として形成することで、漏れを防ぐ壁として、より確実に機能させることができる。なお、枠材22のうち、熱交換素子21の1つの面と対向する面に形成される内側突起の数は、1本であってもよいし、3本以上であってもよい。
また、支持凹部25a〜25dに枠材22の外側突起52が嵌まる印籠構造によって、熱交換器2と筐体1との気密性の向上を図ることができる。また、経年劣化によって熱交換器2が収縮した場合にも、外側突起52が支持凹部25a〜25dに嵌っていれば、熱交換器2と筐体1との気密性が確保される。すなわち、熱交換器2が収縮した場合であっても、気密性が確保されやすくなる。また、製造誤差によって熱交換器2の寸法にばらつきがあっても、外側突起52が支持凹部25a〜25dに嵌る程度のばらつきであれば、熱交換器2と筐体1との気密性が確保される。また、外側突起52が支持凹部25a〜25dとの間にシール材56を設けることで、熱交換器2が収縮した場合に、より確実に気密性が確保されるようになる。また、支持凹部25a〜25dに外側突起52が嵌まる深さが大きければ大きいほど、熱交換器2のより大きな収縮量に対して気密性の確保を図ることができる。
また、外側突起52が支持凹部25a〜25dに嵌っていれば、熱交換器2が収縮した場合であっても、筐体1内での熱交換器2の位置ずれおよび落下を防ぐことができる。また、枠材22によって熱交換器2が補強されるため、製品寿命の長期化を図ることができる。
また、給気フィルター枠5aに形成された枠突起5cおよび排気フィルター枠6aに形成された枠突起6cが、フィルター枠用案内凹部13a,13bに嵌ることで、印籠構造によって給気フィルター枠5aおよび排気フィルター枠6aと筐体1との気密性の向上を図ることができる。これにより、給気フィルター5および排気フィルター6を通過せずに給気経路および排気経路を空気が通過することを防ぐことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 筐体(本体)、2 熱交換器、3 給気用送風機、4 排気用送風機、5 給気フィルター、5a 給気フィルター枠、5b 対向面、5c 枠突起、5d 給気フィルター気密面部、5e 突起、5f 給気フィルター取っ手、6 排気フィルター、6a 排気フィルター枠、6b 対向面、6c 枠突起、6d 排気フィルター気密面部、6e 突起、6f 排気フィルター取っ手、7a 室外側吸込部、7b 室内側吹出部、8a 室内側吸込部、8b 室外側吹出部、9 上板、10 底板、11 ドレンパン、13 リブ枠体、13a,13b フィルター枠用案内凹部、15〜18 側板、16a,16b 開口(差し込み口)、19 給気側ドレンパン、20 排気側ドレンパン、21 熱交換素子、21a 仕切部材、21b 間隔保持部材、22 枠材、23 端面部材、25a〜25d 支持凹部、52 外側突起、53,54 内側突起、56,57 シール材、100 熱交換型換気装置。

Claims (3)

  1. 室外空気を吸込む室外吸込部と室外空気を吹出す室内吹出部を設けた給気経路と、室内空気を吸込む室内吸込部と室内空気を排出する室外吹出部を設けた排気経路とが内部に形成された本体と、
    シート状かつ多角形形状を呈する複数の仕切部材が間隔を空けて積層され、前記給気経路を流通する空気と前記排気経路を流通する空気との間で熱交換させる熱交換器と、
    前記給気経路内であって前記熱交換器を挟んだ一方側に設けられた給気用送風機と、
    前記排気経路内であって前記熱交換器を挟んだ一方側に設けられた排気用送風機と、
    前記給気経路内において、前記熱交換器の上流側に設けられる給気フィルターと、
    前記排気経路内において、前記熱交換器の上流側に設けられる排気フィルターと、
    を備え、
    前記給気フィルターおよび前記排気フィルターのそれぞれには、前記本体のうち前記仕切部材の積層方向と垂直な側板に対向する気密面が形成され、
    前記側板には、前記給気フィルターを挿抜可能な開口と前記排気フィルターを挿抜可能な開口とが形成され、
    前記給気用送風機と前記排気用送風機とは、吸込口が互いに反対となる方向に向けられ、吹出口が互いに同じ方向に向けられ、前記積層方向に沿って並べて配置されることを特徴とする熱交換型換気装置。
  2. 前記本体の内部には前記給気フィルターおよび前記排気フィルターを支持するリブ枠体が形成され、
    前記給気フィルターおよび前記排気フィルターのうち前記リブ枠体と対向する対向面には、前記積層方向に沿って延びる枠突起が形成され、
    前記リブ枠体には、前記枠突起が嵌まる凹部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の熱交換型換気装置。
  3. 前記気密面のうち、前記側板と対向する面には取っ手が形成され、前記側板と対向する面の反対面には突起が形成されることを特徴とする請求項2に記載の熱交換型換気装置。
JP2017521350A 2015-05-29 2015-05-29 熱交換型換気装置 Active JP6377270B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/065679 WO2016194087A1 (ja) 2015-05-29 2015-05-29 熱交換型換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016194087A1 JPWO2016194087A1 (ja) 2017-08-31
JP6377270B2 true JP6377270B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=57440241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017521350A Active JP6377270B2 (ja) 2015-05-29 2015-05-29 熱交換型換気装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3306209B1 (ja)
JP (1) JP6377270B2 (ja)
WO (1) WO2016194087A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102302356B1 (ko) * 2021-02-01 2021-09-15 주식회사 에코에어시스템 단일 필터유닛을 적용한 음양압 환경 조성용 공기 청정 순환 장치

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018225224A1 (ja) * 2017-06-08 2018-12-13 三菱電機株式会社 熱交換換気装置
CN108592284A (zh) * 2018-04-03 2018-09-28 同济大学 一种住宅无排风型双向强化过滤方法及系统
CN108917081A (zh) * 2018-05-31 2018-11-30 安徽科清净化科技有限公司 一种新型建筑通风用新风机
CN109177685B (zh) * 2018-08-21 2021-08-13 郴州市清风制冷设备有限公司 一种汽车空调静电除尘装置
EP4184108A4 (en) * 2020-07-15 2023-08-09 Mitsubishi Electric Corporation HEAT EXCHANGER AND VENTILATION DEVICE OF THE HEAT EXCHANGER TYPE

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553867Y2 (ja) * 1976-09-28 1980-12-13
JPS5623616Y2 (ja) * 1977-05-19 1981-06-03
GB2179437B (en) * 1985-08-19 1989-09-13 Toshiba Kk Ventilator
JPS63132228U (ja) * 1987-02-19 1988-08-30
JPH09113028A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄フィルタ用収納ケース
WO1999035451A1 (en) * 1997-12-30 1999-07-15 Springer-Carrier S.A. Air filter guides for an air conditioner
JP4124218B2 (ja) * 2005-07-27 2008-07-23 ダイキン工業株式会社 熱交換ユニット
KR20070019279A (ko) * 2005-08-12 2007-02-15 엘지전자 주식회사 환기시스템
WO2010095237A1 (ja) * 2009-02-19 2010-08-26 三菱電機株式会社 熱交換換気装置
EP2426425B1 (en) * 2009-04-27 2020-04-22 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanging ventilator
EP2657621B1 (en) * 2010-12-20 2015-12-09 Daikin Industries, Ltd. Ventilation device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102302356B1 (ko) * 2021-02-01 2021-09-15 주식회사 에코에어시스템 단일 필터유닛을 적용한 음양압 환경 조성용 공기 청정 순환 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP3306209B1 (en) 2020-11-18
EP3306209A4 (en) 2019-02-27
WO2016194087A1 (ja) 2016-12-08
EP3306209A1 (en) 2018-04-11
JPWO2016194087A1 (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6584502B2 (ja) 熱交換型換気装置
JP6377270B2 (ja) 熱交換型換気装置
JP6509337B2 (ja) 熱交換型換気装置
JP6509338B2 (ja) 熱交換型換気装置
WO2018225224A1 (ja) 熱交換換気装置
JP7237189B2 (ja) 熱交換型換気装置
JP7345662B2 (ja) 熱交換器および熱交換型換気装置
KR101189950B1 (ko) 환기 장치 및 환기 장치의 열교환기
JP7305048B2 (ja) フィルター枠および換気装置
JP2004003858A (ja) 換気装置
JP2019060552A (ja) 熱交換形換気装置
JP2020098083A (ja) 熱交換形換気装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170516

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6377270

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250