JP6373658B2 - 電磁波測定装置 - Google Patents
電磁波測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6373658B2 JP6373658B2 JP2014134800A JP2014134800A JP6373658B2 JP 6373658 B2 JP6373658 B2 JP 6373658B2 JP 2014134800 A JP2014134800 A JP 2014134800A JP 2014134800 A JP2014134800 A JP 2014134800A JP 6373658 B2 JP6373658 B2 JP 6373658B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- timing pulley
- electromagnetic wave
- operation amount
- drive motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
まず、特許文献1に記載された発明による「電磁耐性試験装置」は、供試体が載置される供試体固定台と、この供試体固定台から延長されたアームと、このアーム上に移動可能に立設されたアンテナ支柱と、このアンテナ支柱に沿って上下動可能に設置された電磁波放射用アンテナと、から構成されている。この電磁耐性試験装置は、上記アームを上記供試体固定台を中心に水平面上にて回転させ、上記供試体固定台上に載置された供試体に対して上記アンテナを介して全方向から電磁波を照射するものである。
まず、特許文献1に記載された発明による「電磁耐性試験装置」の場合には、アンテナは常に水平方向に指向されており、その上下方向位置が変更された場合には、供試体に対するアンテナの指向性が損なわれてしまうという問題があった。
これに対して、特許文献2に記載された発明による「電磁波測定装置およびアンテナポジショナ」の場合には、アンテナの高さ方向の位置が変更された場合のアンテナの被試験体に対する指向性は担保されているが、その為に、例えば、ACサーボモータによる2軸の回転制御を行わなければならず、また、上記円弧状のレールを設置しなければならず、構成が複雑であるとともにコストが高いという問題があった。
また、請求項2による電磁波測定装置は、請求項1記載の電磁波測定装置において、上記機構部には上記アンテナの移動に対する首振り動作の同期を解除できる同期解除手段が設置されていることを特徴とするものである。
また、請求項3による電磁波測定装置は、請求項1又は請求項2記載の電磁波測定装置において、上記移動機構部は、駆動モータ側回転体と、上記駆動モータ側回転体に対して上記軌道に沿って離間・配置された反駆動モータ側回転体と、これら駆動モータ側回転体と反駆動モータ側回転体に巻回されるとともに上記アンテナが取り付けられた無端状体と、から構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4による電磁波測定装置は、請求項2記載の電磁波測定側規定装置において、上記首振り動作用機構部は、上記移動機構部に対する関係を選択する選択機構部を備えていて、この選択機構部により上記移動機構部との関係を遮断することにより、上記アンテナの移動に対する首振り動作の同期を解除するようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項2による電磁波測定装置によると、請求項1記載の電磁波測定装置において、上記機構部には上記アンテナの移動に対する首振り動作量を調整する首振り動作量調整手段が設けられているので、上記電磁波測定装置から様々な距離で離間して設置された被測定対象機器に対応することができる。
また、請求項3による電磁波測定装置によると、請求項1又は請求項2記載の電磁波測定装置において、上記機構部には上記アンテナの移動に対する首振り動作の同期を解除できる同期解除手段が設置されているので、上記アンテナの角度を一定に保ったまま昇降させることもできる。
また、請求項4による電磁波測定装置によると、請求項1〜請求項3の何れかに記載の電磁波測定装置において、上記機構部は、上記駆動モータの回転により上記アンテナを移動させる移動機構部と、上記アンテナの移動に同期して上記アンテナに首振り動作させる首振り動作用機構部と、から構成されているので、簡易な構成により上記アンテナの移動と、上記アンテナの移動と同期した首振り動作を行うことができる。
また、請求項5による電磁波測定装置によると、請求項4記載の電磁波測定装置において、上記移動機構部は、上記駆動モータ側回転体と、上記駆動モータ側回転体に対して上記軌道に沿って離間・配置された反駆動モータ側回転体と、これら駆動モータ側回転体と反駆動モータ側回転体に巻回されるとともに上記アンテナが取り付けられた無端状体と、から構成されているので、簡易な構成により上記アンテナを移動させることができる。
また、請求項6による電磁波測定装置によると、請求項4又は請求項5記載の電磁波測定装置において、上記首振り動作用機構部は複数対の回転体対を備えていて、任意の対の回転体対を選択することにより、上記アンテナの移動に対する首振り動作量を調整するものであるので、簡易な構成により上記アンテナの首振り動作量を調整できる。
また、請求項7による電磁波測定装置によると、請求項4〜請求項6の何れかに記載の電磁波測定側規定装置において、上記首振り動作用機構部は、上記移動機構部に対する関係を選択する選択機構部を備えていて、この選択機構部により上記移動機構部との関係を遮断することにより、上記アンテナの移動に対する首振り動作の同期を解除するようにしたので、簡易な構成により上記アンテナの移動に対する首振り動作の同期を解除することができる。
上記基台5には軌道としての支柱7が立設されている。この支柱7には、アンテナ11が移動機構部としての昇降動作用機構部9によって昇降動作可能に設置されている。また、上記アンテナ11は、首振り動作用機構部13によって、昇降動作に同期して首振り動作可能に設置されている。
また、上記アンテナ11の昇降動作量に対する首振り動作量を調整可能とし、それによって、上記被測定対象物15の上記支柱7との距離の変動に対応するようにしている。
以下、各部の構成を詳細に説明する。
そして、上記昇降動作用ベルト上側連結部21側のボルト33を回転・進退させることで、上記ベルト引掛部25の上記固定部27に対する図2中上下方向の位置が変更され、これにより後述する昇降動作用ベルト55の張り具合が調整される。
また、上記昇降動作用ベルト55の略半分は上記支柱7内を貫通しており、その他の部分は上記支柱7の前面側(図2中左側)に露出している。
そして、上記駆動モータ59が回転・駆動されると、その動力が上記駆動モータ側タイミングプーリ63、駆動用ベルト65及び駆動用タイミングプーリ57を介して、下側昇降動作用タイミングプーリ41に伝達され、この下側昇降動作用タイミングプーリ41が回転されることで、上側昇降動作用タイミングプーリ47を介して昇降動作用ベルト55がループ状に回転し、それによって、昇降ブロック17が支柱7に沿って昇降する。
なお、上記駆動モータ59は、モーターカバ67によって覆われている。
上記支柱7の上記昇降動作用ベルト55が露出された面(図2中左側の面)の隣の面(図2中紙面垂直方向手前側の面)には、首振り動作用ベルト71が張設されている。すなわち、図5に示すように、上記首振り動作用ベルト71の図5中上端側は、上記支柱7の図5中上端側に固着されており、図2に示すように、上記首振り動作用ベルト71の図2中下端側は首振り動作用ベルト連結部73を介して上記支柱7に連結されている。
なお、上記首振り動作用ベルト71は、上記支柱7の外周面と昇降ブロック17の内周面との間の空間に配置されている。
なお、図6の要部の斜視図を図7に示す。
なお、既に説明した首振り動作選択用溝103、103は、これら凹部111、111と重なるような位置関係で設けられている。
これら凹部111、111内には、それぞれ首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113、113が回動軸115、115を中心に回動可能に設置されている。この首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113、113が、図8に示すように、図8中下側に指向されて、上記首振り動作選択用歯車支持軸105に当接されている状態では、上記首振り動作選択用歯車支持軸105の上記首振り動作選択用溝103、103内での移動が規制されている。
上記首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113、113が、図9に示すように、図9中時計回り方向に回動され、上記首振り動作選択用歯車支持軸105に当接されない状態になると、上記首振り動作選択用歯車支持軸105の上記首振り動作選択用溝103、103内での移動が可能となる。
また、上記回動軸115には頭部115aが形成されているとともに、上記回動規制部材119には頭部119aが形成されている。また、上記回動軸115と上記回動規制部材119は上記駆動用歯車取付部材91に形成された図示しない雌ネジ部に螺合されており、図8中紙面垂直方向に進退可能となっている。
そして、上記回動軸115と上記回動規制部材119を回転させて、上記頭部115a及び上記頭部119aとによって上記首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113を上記首振り動作用歯車取付部材91側に押圧・付勢することで、上記首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113の回動を規制することができる。
また、上記第2首振り動作用歯車129の図6中左側には、上記駆動側動作量調整用タイミングプーリ支持軸125によって貫通された連結部材133が固着されている。上記連結部材133と上記第1駆動側動作量調整用タイミングプーリ131との間には、第2駆動側動作量調整用タイミングプーリ135、第3駆動側動作量調整用タイミングプーリ137、第4駆動側動作量調整用タイミングプーリ139が介挿されている。上記連結部材133、第1駆動側動作量調整用タイミングプーリ131、第2駆動側動作量調整用タイミングプーリ135、第3駆動側動作量調整用タイミングプーリ137、第4駆動側動作量調整用タイミングプーリ139には、図示しない複数のシャフトが貫通されている。これにより、上記第2首振り動作用歯車129が回転されると、上記第1駆動側動作量調整用タイミングプーリ131、第2駆動側動作量調整用タイミングプーリ135、第3駆動側動作量調整用タイミングプーリ137、第4駆動側動作量調整用タイミングプーリ139も共に回転されるようになっている。
この従動側動作量調整用タイミングプーリ回転軸143には、第1従動側動作量調整用タイミングプーリ145、第2従動側動作量調整用タイミングプーリ147、第3従動側動作量調整用タイミングプーリ149、第4従動側動作量調整用タイミングプーリ151が固着されている。
ちなみに、図6は上記第1タイミングプーリ対155を選択した状態を示している。この場合には、第1駆動側動作量調整用タイミングプーリ131の歯数:第1従動側動作量調整用タイミングプーリ145の歯数=40:40=1:1の歯数比が得られる。また、これが、図1において、被測定対象物15と上記支柱7との距離が3000mmの場合に該当する。
また、図11(a)は第2タイミングプーリ対157を選択した状態を示している。この場合には、第2駆動側動作量調整用タイミングプーリ135の歯数:第2従動側動作量調整用タイミングプーリ147の歯数=34:50=1:1.47の歯数比が得られる。これが、図1において、被測定対象物15と上記支柱7との距離が5000mmの場合に該当する。
また、図11(b)は第3タイミングプーリ対159を選択した状態を示している。この場合には、第3駆動側動作量調整用タイミングプーリ137の歯数:第3従動側動作量調整用タイミングプーリ149の歯数=26:50=1:1.92の歯数比が得られる。これが、図1において、被測定対象物15と上記支柱7との距離が7000mmの場合に該当する。
さらに、図11(c)は第4タイミングプーリ対161を選択した状態を示している。この場合には、第4駆動側動作量調整用タイミングプーリ139の歯数:第4従動側動作量調整用タイミングプーリ151の歯数=22:60=1:2.72の歯数比が得られることになる。これが、図1において、被測定対象物15と上記支柱7との距離が10000mmの場合に該当する。
また、図6に示すように、上記首振り動作伝達用タイミングプーリ171の図6中上側には、別のテンションローラ187が設置されている。このテンションローラ187は、昇降ブロック17に立設された回転軸189に設置された軸受190によって回転可能となっている。上記テンションローラ187によって、上記首振り動作伝達用タイミングベルト179が上記首振り動作伝達用タイミングプーリ171側に付勢されて、上記首振り動作伝達用タイミングベルト179と上記首振り動作伝達用タイミングプーリ171が噛合されるようになっている。
また、この基部193には、軸受194a、194bを介して、上記基部193を図6中左右方向に貫通して、アンテナ取付用アーム195が回転可能に設置されている。このアンテナ取付用アーム195の図6中左端に、既に説明したアンテナ11が設置されている。(図6中には図示せず。)
なお、上部ポート206を介して排気が行われる。
これに対して、図示しないコンプレッサ(又はエアータンク)より上部ポート206を介して駆動用エアが供給されると、図12(b)に示すように、上記ピストンロッド200が図12(b)中下側に移動されて、上記アンテナ回転用アーム197、ひいては、アンテナ11が、図12(b)中反時計回り方向に回転される。このとき、上記アンテナ11は、水平偏波(図12(b)中左右方向に振動する電磁波)に対応した状態になる。
なお、下部ポート204を介して排気が行われる。
まず、通常の動作から説明する。駆動モータ59が駆動されると、出力軸61の回転が駆動モータ側タイミングプーリ63と駆動用ベルト65を介して、駆動用タイミングプーリ57に伝達される。この駆動用タイミングプーリ57が回転されると、下側昇降動作用タイミングプーリ41が回転される。この下側昇降動作用タイミングプーリ41が回転されると、昇降動作用ベルト55を介して上側昇降動作用タイミングプーリ47が回転されると共に、上記昇降動作用ベルト55の両端に連結された昇降ブロック17が支柱7に沿って昇降動作される。この昇降ブロック17にはアンテナ取付部191を介してアンテナ11が設置されており、結局、上記駆動モータ59によって上記アンテナ11が昇降動作されることになる。
なお、このとき、ハンドル162を手動で回転操作することで上記従動側動作量調整用タイミングプーリ回転軸143を回転させて、上記アンテナ11の角度を調整することができる。
まず、駆動側動作量調整用タイミングプーリ支持軸固定ネジ141、141を緩めて、動作量調整用タイミングプーリ移動用溝123、123内を駆動側動作量調整用タイミングプーリ支持軸125が移動できるようにする。この状態で、上記駆動側動作量調整用タイミングプーリ支持軸125、上記第1駆動側動作量調整用タイミングプーリ131、第2駆動側動作量調整用タイミングプーリ135、第3駆動側動作量調整用タイミングプーリ137、第4駆動側動作量調整用タイミングプーリ139を、一体的に図6中上側に移動させ、図10に示すような状態とする。この状態では、動作量調整用タイミングベルト153が緩み、該動作量調整用タイミングベルト153の掛け替えが可能となるため、上記第1タイミングプーリ対155、第2タイミングプーリ対157、第3タイミングプーリ対159、第4タイミングプーリ対161の何れかに選択的に上記動作量調整用タイミングベルト153を巻回することによって、所望の歯数比を選択する。
その後、上記駆動側動作量調整用タイミングプーリ支持軸125を上記動作量調整用タイミングプーリ移動用溝123、123に沿って、図10中下側に適宜移動させて上記動作量調整用タイミングベルト153の張り具合を調整し、上記駆動側動作量調整用タイミングプーリ支持軸固定ネジ141、141を締めて、上記駆動側動作量調整用タイミングプーリ支持軸125、上記第1駆動側動作量調整用タイミングプーリ131、第2駆動側動作量調整用タイミングプーリ135、第3駆動側動作量調整用タイミングプーリ137、第4駆動側動作量調整用タイミングプーリ139を固定する。
まず、首振り動作選択用歯車支持軸固定ネジ109、109を緩めて、首振り動作選択用歯車支持軸105の固定を解除する。
次に、回動軸115と回動規制部材119を緩めて、首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113の回動が許容される状態とし、該首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113を図8中時計回り方向に回動させる。
次に、上記首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113を図8中反時計回り方向に回動させ、上記首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113が上記首振り動作選択用歯車支持軸105の端部側に当接された状態とし、上記回動軸115と回動規制部材119を回転させて、上記首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113の回動が規制された状態とする。
なお、再び、アンテナ11の昇降動作と首振り動作を同期させる場合には、首振り動作選択用歯車支持軸固定ネジ109、109、回動軸115、回動規制部材119を緩めて、上記首振り動作選択用歯車支持軸105を首振り動作選択用溝103、103に沿って該首振り動作選択用溝103、103の図8中左側の端部に移動させる。その際、上記首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113は上記首振り動作選択用歯車支持軸105に付勢・回動され、上記首振り動作選択用歯車支持軸105が上記首振り動作選択用溝103、103の図8中左側の端部に移動されると、上記首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113は上記首振り動作選択用歯車支持軸105の端部の図8中上側に当接された状態となる。そして、上記首振り動作選択用歯車支持軸固定ネジ109、109、回動軸115、回動規制部材119を締めて、上記首振り動作選択用歯車支持軸105と首振り動作選択用歯車支持軸固定部材113を固定する。
まず、上記アンテナ11を垂直偏波に対応した状態とする場合は、図示しないコンプレッサ(エアータンク)から下部ポート204を介して、エアシリンダ199に駆動用エアを供給する。これにより、図12(a)に示すように、上記エアシリンダ199のピストンロッド200が図12(a)中上側に移動されて、上記アンテナ11が図12(a)中時計回り方向に回転され、垂直偏波に対応した状態となる。
なお、この場合には上部ポート206を介して排気が行われる。
また、上記アンテナ11を水平偏波に対応した状態とする場合は、図示しないコンプレッサ(エアータンク)から上部ポート206を介して、エアシリンダ199に駆動用エアを供給する。これにより、図12(b)に示すように、上記エアシリンダ199のピストンロッド200が図12(b)中下側に移動されて、上記アンテナ11が図12(b)中反時計回り方向に回転され、水平偏波に対応した状態となる。
なお、この場合には下部ポート204を介して排気が行われる。
まず、上記昇降ブロック17が昇降動作用機構部9により昇降動作されると、上記アンテナ11が首振り動作用機構部13によって、昇降動作に同期して首振り動作されるように構成されており、その際、駆動原としては単一の駆動モータ59で事足りるので、構成の簡略化とコストの低減を図ることができる。
また、上記首振り動作用機構部13には電気的な部品が用いられていないため、上記首振り動作用機構部13にノイズ対策を施す必要がなく、これによっても、コストの低減を図ることができる。
よって、上記アンテナ11の角度を一定に保ったまま昇降動作させることもでき、その際、ハンドル62を手動で回転操作することにより、上記アンテナ11の角度を調整することもできる。
また、エアシリンダ199によって上記アンテナ11を回転させて、水平偏波に対応した状態と垂直偏波に対応した状態とを切り替えることができる。
例えば、前記一実施の形態の場合には、4種類の歯数比を用意して任意に選択するようにしたが、3種類以下、5種類以上であっても良い。
また、前記一実施の形態では歯数比の調整を複数のタイミングプーリ対にて実現したが、複数のギヤ対、複数のスプロケット対、等で構成しても良い。
また、前記一実施の形態では、昇降ブロックをタイミングプーリ・ベルト方式で昇降動作させたが、チェーン・スプロケット方式、ラック・ギヤ方式、リニアガイド方式、等、様々な方式で昇降動作させることが考えられる。
又、前記一実施の形態の場合には、鉛直に立設された支柱に沿って昇降ブロックを昇降動作させる場合を例に挙げて説明したが、支柱が傾斜している場合、支柱が水平な場合、等、様々な軌道の場合が想定される。
また、支柱を水平方向に設置し、アンテナを水平方向に首振り動作させる場合も考えられる。
その他図示した構成はあくまで一例である。
7 支柱(軌道)
9 昇降動作用機構部(移動機構部)
11 アンテナ
13 首振り動作用機構部
41 下側昇降用タイミングプーリ(駆動モータ側回転体)
47 上側昇降用タイミングプーリ(反駆動モータ側回転体)
55 昇降用ベルト(無端状体)
59 駆動モータ
120 首振り動作量調整手段
121 選択機構部(同期解除手段)
Claims (4)
- 軌道に沿って移動可能に設置され被測定対象物から出力される電磁波をキャッチするアンテナと、
駆動モータと、
上記駆動モータの駆動力により上記アンテナを上記軌道に沿って移動させるとともにそれに同期して上記アンテナを上記被測定対象物に指向させるべく首振り動作させる機構部と、
を具備し、
上記機構部は、上記駆動モータの回転により上記アンテナを移動させる移動機構部と、上記アンテナの移動に同期して上記アンテナに首振り動作させる首振り動作用機構部と、から構成されていて、
上記首振り動作用機構部は複数対の回転体対を備えていて、任意の対の回転体対を選択することにより、上記アンテナの移動に対する首振り動作量を調整するものであることを特徴とする電磁波測定装置。 - 請求項1記載の電磁波測定装置において、
上記機構部には上記アンテナの移動に対する首振り動作の同期を解除できる同期解除手段が設置されていることを特徴とする電磁波測定装置。 - 請求項1又は請求項2記載の電磁波測定装置において、
上記移動機構部は、駆動モータ側回転体と、上記駆動モータ側回転体に対して上記軌道に沿って離間・配置された反駆動モータ側回転体と、これら駆動モータ側回転体と反駆動モータ側回転体に巻回されるとともに上記アンテナが取り付けられた無端状体と、から構成されていることを特徴とする電磁波測定装置。 - 請求項2記載の電磁波測定側規定装置において、
上記首振り動作用機構部は、上記移動機構部に対する関係を選択する選択機構部を備えていて、この選択機構部により上記移動機構部との関係を遮断することにより、上記アンテナの移動に対する首振り動作の同期を解除するようにしたことを特徴とする電磁波測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014134800A JP6373658B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 電磁波測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014134800A JP6373658B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 電磁波測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016011931A JP2016011931A (ja) | 2016-01-21 |
JP6373658B2 true JP6373658B2 (ja) | 2018-08-15 |
Family
ID=55228722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014134800A Expired - Fee Related JP6373658B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 電磁波測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6373658B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019033357A (ja) * | 2017-08-07 | 2019-02-28 | 日本電産サンキョー株式会社 | 揺れ補正機能付きアンテナ装置 |
CN110739522A (zh) * | 2018-07-20 | 2020-01-31 | 中车大连电力牵引研发中心有限公司 | 一种辐射发射检测设备和方法 |
CN111366979B (zh) * | 2020-03-17 | 2023-09-08 | 中研地科(天津)科技发展有限公司 | 一种大地电磁测量装置及方法 |
KR102391223B1 (ko) * | 2020-08-25 | 2022-04-27 | 주식회사 티에이엔지니어링 | 안테나 마스트 및 이를 이용한 전자기기의 불요전자파 측정 시스템 |
JPWO2022191007A1 (ja) * | 2021-03-09 | 2022-09-15 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5379048A (en) * | 1993-08-04 | 1995-01-03 | The Electro-Mechanics Company | Automatic antenna tilt apparatus |
JP2009058460A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Nec Tokin Corp | アンテナ昇降機およびそれを用いた不要輻射電磁波計測システム |
JP5809034B2 (ja) * | 2011-12-01 | 2015-11-10 | 株式会社富士精工本社 | アンテナポジショナ |
JP5929503B2 (ja) * | 2012-05-22 | 2016-06-08 | 株式会社村田製作所 | アンテナ昇降装置 |
-
2014
- 2014-06-30 JP JP2014134800A patent/JP6373658B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016011931A (ja) | 2016-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6373658B2 (ja) | 電磁波測定装置 | |
CN202203616U (zh) | 一种基于180度视角全景摄像机的转动云台 | |
JP2017529268A5 (ja) | ||
JP6506324B2 (ja) | 水平多関節型ロボットとその設置反転方法 | |
JP3201904U (ja) | 太陽光パネルの取付架台 | |
US9144852B2 (en) | Table saw blade driving mechanism | |
KR101880883B1 (ko) | 용접부재용 가변 지지장치 | |
KR20150035021A (ko) | 코너부 용접지그 장치 | |
CA2633709A1 (en) | An mri guided high-intensity focused ultrasound therapeutic system | |
CN104669164B (zh) | 一种新型远程控制式传感器夹持装置 | |
KR20150045114A (ko) | 블레이드 설치용 리프팅 지그 | |
CN104748061A (zh) | 一种全方位旋转灯 | |
CN210344773U (zh) | 一种线阵相机多维调整装置 | |
TW201433794A (zh) | 折彎治具 | |
CN105252545A (zh) | 水平关节机械手臂 | |
CN104319601B (zh) | 真空环境下的光腔调整机构 | |
KR101721549B1 (ko) | 안마 기능을 가지는 매트리스 | |
US20090270781A1 (en) | Massage device with a hoist transmission mechanism | |
CN102829440B (zh) | 摇摆式照明装置 | |
US8246248B2 (en) | Stroke control device | |
CN106181634A (zh) | 一种安全环保的磨削装置 | |
TWI538793B (zh) | 水平關節機械手臂 | |
CN207222794U (zh) | 一种机械零配件冲压传送机构 | |
CN106369253B (zh) | 云台的传动组件结构 | |
CN205601401U (zh) | 一种用于喷码器输送装置的夹具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170615 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180502 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180718 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6373658 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |