JP6373465B1 - バルーン拡張用リザーバセットの操作具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不自由な手指でもバルーンを拡張でき、バルーンカテーテルの装着を容易にする。
【解決手段】 バルーン拡張用のリザーバ57、可撓管58及び可撓管58上のクランプ59からなるリザーバセット56を操作する操作具を、ベース部材1とレバー部材2とで構成する。ベース部材1は、リザーバ57を収容する第1収容部15と、クランプ59を収容する第2収容部16とを備える。レバー部材2は、リザーバセット56をセットする上方の第1位置から下方の第2位置、第3位置へと枢軸17により相対回動自在に係合する。レバー部材2の第1押圧部25は、レバー部材2が第1位置から第2位置への回転時に、第1収容部25に収容したリザーバ57を圧縮してバルーンに流体を送出させる。第2押圧部26は、レバー部材2が第2位置から第3位置へ回動時に、ベース部材1の第2収容部26に収容したクランプ59を遮断位置へ変形させる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、導尿カテーテル等の生体留置型のバルーンカテーテルに用いられる、バルーン拡張用のリザーバセットを操作するための操作具に関する。
導尿用のバルーンカテーテルは、例えば特許文献1に見られるように公知である。このカテーテルは、尿道を通して膀胱まで達するシャフトと、このシャフトの先端部に設けられるバルーンと、シャフトの基端側に取り付けられるファネルとを具備する。ファネルには、採尿バッグが接続されると共に、分岐管を介してバルーン拡張用のリザーバセットが接続される。シャフトの最先端部には膀胱に貯留された尿を導出するための開口が形成される。この開口が、シャフト内の第1通路を介してファネルまで連通している。一方、バルーン拡張用の流体を収容するリザーバとバルーンとは、可撓管、ファネルの分岐管を介して、シャフト内の第2通路で連通している。ファネルの分岐管とリザーバとの間を接続する可撓管の延長途上には、クランプが係合している。このクランプは、バルーンとリザーバとの間の連通及び遮断を制御する役割を有している。
特開2007−167483号公報
上記従来のバルーンカテーテルにおいては、リザーバを圧縮して拡張用流体をバルーンへ圧送する操作と、その後、クランプを操作して可撓管を閉塞する操作とを必要とするが、この操作は、手指の不自由な使用者にとっては、必ずしも容易ではない。したがって、本発明は、リザーバの圧縮による拡張用流体の送出操作と、その後のクランプによる可撓管の閉塞操作を、順を追って、容易に行うことができる操作具を提供することを目的とする。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本発明の操作具は、バルーンカテーテルにおけるリザーバ57、可撓管58及び可撓管58上のクランプ59からなるリザーバセット56を操作するものであって、ベース部材1とレバー部材2とを具備する。ベース部材1は、リザーバ57を位置決めして収容する第1収容部15と、クランプ59を位置決めして収容する第2収容部16とを備える。レバー部材2は、第1及び第2の押圧部25,26を具備し、ベース部材1に対して、リザーバセット56を収容可能に開放する上方の第1位置から下方の第2位置、さらに下方の第3位置に至る間で枢軸17により相対回動自在に係合される。レバー部材の第1押圧部25は、第1位置から第2位置への押し下げ回転時に、ベース部材1の第1収容部に収容されたリザーバ57を圧縮してバルーン53に流体を送出させる。第2押圧部26は、レバー部材2が第2位置から第3位置へ押し下げ回転時に、ベース部材1の第2収容部26に収容されたクランプ59を遮断位置へ変形させる。
本発明のリザーバセットの操作具によれば、ベース部材の収容部内にリザーバセットを収容し、枢軸を中心にレバー部材を第2位置へ回転させることにより、リザーバの圧縮操作が完了し、そこから第3位置へ回転させることで、クランプの係合操作が完了するので、不自由な手指でも介助を要することなく、バルーンカテーテルの生体内への留置操作を容易に行うことができる。
本発明のリザーバセットの操作具の分解斜視図である。 べース部材の平面図である。 べース部材の正面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 図2のV−V線断面図である。 図2のべース部材の側面図である。 レバー部材の底面図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 図7のレバー部材の側面図である。 図1の操作具の操作過程を示す縦断面図である。 図1の操作具によってバルーンを拡張して保持するバルーンカテーテルの構成図である。
まず、本発明の操作具1を用いて操作するバルーンカテーテルの一例である導尿用のバルーンカテーテルを図11について説明する。このカテーテル51は、尿道を通して膀胱まで達するシャフト52と、このシャフト52の先端部に設けられるバルーン53と、シャフト52の基端側に取り付けられるファネル54とを具備する。ファネル54には、採尿バッグ55が接続されると共に、分岐管54aを介してバルーン拡張用のリザーバセット56が接続される。
リザーバセット56は、バルーン拡張用の流体を収容するリザーバ57と、分岐管54aとリザーバ57とを接続する可撓管58と、可撓管58の延長途上に係合するクランプ59とを具備する。
シャフト52の最先端部には膀胱に貯留された尿を導出するための開口60が形成される。この開口60が、シャフト52内の第1通路を介してファネル54まで連通している。
一方、バルーン拡張用の流体を収容するリザーバ57とバルーン53とは、シャフト52内の第2通路を介して連通している。リザーバ57を圧縮して流体をバルーン53へ送ると、バルーン53が仮想線で示すように膀胱内で拡張する。
クランプ59は、バルーン53とリザーバ57との間の連通及び遮断を制御する役割を有しており、バルーン53の拡張後、可撓管58を閉じてバルーン53の拡張を維持する。クランプ59は、弾性合成樹脂製で、基端側で湾曲して連続する対向一対の脚部59aと、脚部59aの内側対向位置に形成される締め付け突起59bと、一方の脚部59aから内側へ湾曲して延出し、先端に係合爪59dを有する係合片59cとを具備する。クランプ59の基端側の湾曲部と係合片59cの途上を可撓管58が貫通している。一対の脚部59a間を閉じるように圧縮すると、締め付け突起59bが接近して可撓管58を閉塞すると同時に、係合爪59dが他方の脚部59aの先端に係合して閉塞状態を維持する。
本発明は、上記のようなバルーンカテーテル51のバルーン53を制御するリザーバセット56を操作するための操作具に係るものである。
図1において、本発明の本実施形態に係るバルーン拡張用リザーバセットの操作具は、互いに上下に嵌合するいずれも合成樹脂製のベース部材1とレバー部材2とを具備する。
図1ないし図6に示すように、ベース部材1は、前壁11、後壁12、両側壁13及び底面14を有する上方に開放した概略直方体の箱型であり、後方に上方に開放した第1収容凹部15、前方に上方に開放した第2収容凹部16を具備する。第1収容凹部15と第2収容凹部16とはつながっており、第1収容凹部15内にはリザーバ57が収容され、第2収容凹部16にはクランプ59が収容される。第2収容凹部16は、可撓管58を通すための縦方向の切欠11aにより前方へ開放している。第1収容凹部15は、リザーバ57を位置決めして収容する形状である。第2収容凹部4は、係合片59cを上側に向け、脚部59a間を上下に垂直に圧縮できるように、クランプ59を位置決めして収容する形状である。
図1,図7ないし図9に示すように、ベース部材1の両側壁13の後方上隅部のねじ孔13aには、側方へそれぞれ突出する一対の枢軸17が螺着される。ベース部材1の後壁12には、後方に開放する切欠12aが形成されている。
レバー部材2は、前壁21、後板22、両側板23及び天壁24を備え、ベース部材1に上から嵌合する下方に開放した概略直方体箱状である。前壁21及び板22には、ベース部材1の前壁11及び後壁12との干渉を避けるための切欠21a,22aが形成されている。天壁24の下面には、第1収容凹部15に対応する位置に、第1押圧凸部25が、第2収容凹部16に対応する位置に、第2押圧凸部26が形成される。第1押圧凸部25は、ベース部材1にレバー部材2を嵌合させて押下することにより、第1収容凹部15内のリザーバ57を圧縮し、所定量の拡張用流体をバルーン53へ送出し、第2押圧凸部26は、クランプ59の脚部59a間を閉じるように圧縮する。
レバー部材2の両側壁23には、枢軸17を貫通させ抜け止めする軸受け孔27が形成されている。軸受け孔27に挿通された枢軸17は、これを中心にレバー部材2をベース部材1に対して上下方向に回動自在に支持する。第1押圧凸部25は、レバー部材2のベース部材1に対する回動時に、ベース部材1の後壁12の切欠12aを通して干渉を避ける。
この実施形態の操作具の使用方法を説明する。バルーンカテーテル51のシャフト52を体内へ挿入してから、ベース部材1とレバー部材2の間を開いた第1位置で、リザーバセット56のリザーバ57をベース部材1の第1収容凹部15へ、クランプ59を第2収容凹部へ16それぞれ格納する。そして、枢軸17を中心にレバー部材2をベース部材1に嵌合させる方向に回転させると、図10(A)に示すように、レバー部材2の第1押圧凸部25がリザーバ57に押し当たる。
この状態からレバー部材2をさらに押下回転させた第2位置までの間に、図10(B)に示すように、第1押圧凸部25でリザーバ57が圧縮され、収容された流体が所定量バルーン53へ送られ、バルーン53が体内で拡張する。
この状態から、レバー部材2をさらに押下げ回転回転させると、図10(C)に示すように、第3位置においてクランプ59の脚部59a間が閉じて、締め付け突起59b,59b間で可撓管58を圧縮され、その流路が閉じ、また係合爪59dに脚部59aの先端部が係合して、閉路状態が維持される。
1 ベース部材
11 前壁
11a 切欠
12 後壁
12a 切欠
13 側壁
14 底面
15 第1収容凹部
16 第2収容凹部
17 枢軸
18 軸受け孔
2 レバー部材
21 前壁
21a 切欠
22 後板
22a 切欠
23 側板
24 天壁
25 第1押圧凸部
26 第2押圧凸部
51 カテーテル
52 シャフト
53 バルーン
54 ファネル
54a 分岐管
55 採尿バッグ
56 リザーバセット
57 リザーバ
58 可撓管
59 クランプ
59a 脚部
59b 締め付け突起
59c 係合片
59d 係合爪
60 開口

Claims (1)

  1. バルーンカテーテルのバルーンを拡張させるための流体を収容する伸縮自在のリザーバと、基端側が当該リザーバに接続され先端側がバルーンカテーテルの接続部に接続される可撓管と、当該可撓管の途上に係止され可撓管の軸線直交方向の押圧により変形して可撓管の流路を遮断するために保持されるクランプとを具備するバルーン拡張用のリザーバセットの操作具であって、
    前記リザーバを位置決めして収容する第1収容部と前記クランプを位置決めして収容する第2収容部とを備えたベース部材と、
    前記ベース部材に対して前記リザーバ及び前記クランプを収容可能に開放する上方の第1位置から下方の第2位置、さらに下方の第3位置に至る間を相対回動自在に枢軸により係合されるレバー部材とを具備し、
    前記レバー部材は、前記枢軸を中心とする前記第1位置から前記第2位置への押し下げ回転時に前記第1収容部に収容された前記リザーバを圧縮して前記バルーンに流体を送出させる第1押圧部と、前記第2位置から前記第3位置への押し下げ回転時に前記第2収容部に収容された前記クランプを遮断位置へ変形させる第2の押圧部とを具備することを特徴とするバルーン拡張用リザーバセットの操作具。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3176691A (en) * 1963-05-08 1965-04-06 Kendall & Co Catheter tubing clamp
US4227534A (en) * 1979-04-30 1980-10-14 International Paper Company Self-inflating urinary catheter

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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
浜岡憲二,ほか2名: "三方活栓と注射筒を用いた間欠式バルーンカテーテル用自助具", 日本職業・災害医学会会誌, vol. 第57巻,第1号, JPN6018015681, 2009, pages p.1−4 *

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