JP6372124B2 - 楽音信号合成方法、プログラムおよび楽音信号合成装置 - Google Patents
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Description
および楽音信号合成装置を提供することができる。
[電子楽器1の構成]
図1は、本発明の実施形態に係る電子楽器1の構成を示すブロック図である。電子楽器1は、例えば、電子ピアノであり、制御部11、記憶部12、ユーザ操作部13、演奏操作部15および放音部17を有している。これらの各部は、バス18を介して互いに接続
されている。
次に、制御部11が制御プログラムを実行することによって実現される楽音信号合成部100および変換部110について図2、図3を用いて説明する。なお、以下に説明する楽音信号合成部100および変換部110における各構成の一部または全部については、ハードウエアによって実現してもよい。
図3は、楽音信号合成部100の構成を示すブロック図である。楽音信号合成部100は、以下で説明する複数モデル(ダンパモデル、ハンマモデル、弦モデル、本体モデル、空気モデル)から構成される物理モデルにより、擬似ピアノ音を示す楽音信号を合成する。標準的なピアノは、鍵盤には88個の鍵が備わっており、各鍵に対応して、ハンマが1個、弦が1〜3本、ダンパが0〜複数個(弦と複数点で接触することを意味する)、備わっている。なお、弦の本数、ダンパの個数については、音域毎に異なるものとなっている。
(仮定1)重力は無視する。
(仮定2)軸力を受けて真っ直ぐに静止している状態(以下、静的平衡状態という)にある弦は細長い円柱形状であるものとする。
(仮定3)弦の太さは不変であるものとする。即ち、はり理論を採用するものとする。
(仮定4)弦の中心軸に垂直な断面は、変形後も平面を保ち、かつ中心軸に垂直であるものとする。即ち、ベルヌイ・オイラーの仮定を採用するものとする。
(仮定5)弦の振幅は小さいが、必ずしも微小ではないものとする。
(仮定6)弦は均質であるものとする。
(仮定7)弦の応力は、ひずみに比例する成分とひずみ速度に比例する成分の和として与えられるものとする。即ち、弦には内部粘性減衰(剛性比例粘性減衰ともいう)が働くものとする。
(仮定8)弦の一端は本体の一部であるベアリング上の点で支持され、他の一端は本体の一部である駒上の点で支持されているものとする。(弦は支持端において回転を拘束されないものとする。)
(仮定9)弦と空気との間の作用・反作用は無視する。
(仮定10)ハンマの弦に接触する部分(以下、ハンマ先端という)の形状は、円柱状であるものとし、その円柱の底面半径は無限小であるとし、その円柱の高さは他の弦と干渉
しない程度であるものとする。
(仮定11)1個のハンマに対応する弦が複数本ある場合には、それらの弦の静的平衡状態における中心軸は、同一平面上にあるものとする。
(仮定12)1個のハンマに対応する弦が複数本ある場合には、その1個のハンマは、それらの弦の数と同じ数のハンマ先端を有するものとする。
(仮定13)ハンマ先端(円柱)の中心軸の方向は、静的平衡状態にある弦(円柱)の中心軸の方向に直交するものとする。
(仮定14)ハンマ重心は1つの直線上でのみ運動するものとする。
(仮定15)ハンマ重心の運動方向は、ハンマ先端(円柱)の中心軸の方向と静的平衡状態にある弦(円柱)の中心軸の方向の両方に直交するものとする。
(仮定16)ハンマの変形する方向は、ハンマ重心の運動方向に一致しているものとする。
(仮定17)ハンマの圧縮力-圧縮量関係式は、指数を正の実数とするべき関数で与えられるものとする。
(仮定18)ハンマ先端と弦表面との間には摩擦は無いものとする。
(仮定19)ハンマと空気との間の作用・反作用は無視する。
(仮定20)ダンパが備わっている弦については、弦の曲げ振動を静止させようとするダンパによる抵抗力が、弦の中心軸上の点(以下、止音点という)に作用するものとする。
(仮定21)ダンパの抵抗力−速度関係式は、1次式で与えられるものとする。
(仮定22)本体の振幅は微小であるものとする。
(仮定23)本体は近似的に比例粘性減衰系として扱えるものとする。
(仮定24)本体が空気から受ける反作用は無視する。
(仮定25)空気は均質であるものとする。
(仮定26)空気の圧力-体積ひずみ関係式は、1次式で与えられるものとする。
(仮定27)空気は渦無しであるとする。
が与えられると、βk'kは一意に定まる。1個のハンマに対応する弦が複数本ある場合
には、ZB、XB、YBが与えられると、βk'kは一意に定まる。
以上が、ダンパモデル計算部102の説明である。
ハンマモデル計算部103は、入力信号2(VH(nΔt))および入力信号4(eS(nΔt))を取得し、また、後述するようにして弦モデル計算部104から出力されるu1(xH,nΔt)を取得し、これらを用いて、以下に示す計算を行った結果得られるfH(nΔt)を弦モデル計算部104に出力する。
弦モデル計算部104は、弦に及ぼす力となる、ダンパモデル計算部102から出力されるfDk(nΔt)(k=1,3)(本発明における第1の情報)およびハンマモデル計算部103から出力されるfH(nΔt)(本発明における第1の情報)、また、後述するようにして本体モデル計算部105から出力されるuBk(nΔt)(k=1,2,3)(本発明における第2の情報)をそれぞれ取得し、これらを用いて、以下に示す計算を行った結果得られるfBk(nΔt)(k=1,2,3)(本発明における第4の情報)を本体モデル計算部105に出力し、また、uk(xD,nΔt)(k=1,3)をダンパモデル計算部102に出力し、u1(xH,nΔt)をハンマモデル計算部103に出力する。
偏微分方程式(式(8)、(9)、(10))に式(13)を代入してから、sin(ikπx/l)(ik=1,2,・・・,Mk; k=1,2,3)をそれぞれ掛けて区間「0≦x≦l」で積分すると、以下に示す2階常微分方程式(式(14)、(15)、(16))が導かれる。
本体モデル計算部105は、弦モデル計算部104から出力されるfBk(nΔt)(本発明における第4の情報)を取得し、これを用いて、以下に示す計算を行った結果得られるuBk(nΔt)(k=1,2,3)(本発明における第2の情報)を弦モデル計算部104に出力する。
なお、弦支持端の変位は、以下の式(34)を用いることによって算出できる。
次に、上記の各モデルにおける運動方程式の解法の例について説明する。以下の説明では、ハンマの運動方程式(上記式(3))、弦のモード毎運動方程式(第1運動方程式)(上記式(14)、(15)、(16))、および本体のモード毎運動方程(第2運動方程式)(上記式(32))をまとめて、「ハンマ−弦−本体の運動方程式」と呼ぶことにする。これらの運動方程式に、上記式(2)、(4)、(5)、(6)、(28)、(29)、(30)、(31)、(34)を代入することにより、部分構造間の相互作用を表す変数fDk [iD](t)、fH [iW](t)、we(t)、fBk [iB](t)、u1(xH,t)、uk(xD [iD],t)、uBk [iB](t)を消去すれば、「ハンマ−弦−本体の運動方程式」は、ハンマ重心の変位wH(t)、弦の各固有振動モードのモード座標上での変位Ak [mk](t)(mk=1,2,・・・,Mk; k=1,2,3)(本発明における第3の情報)、本体の各固有振動モードのモード座標上での変位AC [m](t)(m=1,2,・・・,M)に関する連立非線形常微分方程式となる。いま、初期条件として演奏前の状態、即ち、静止状態を設定することにより、ここで扱っている問題は、いわゆる「連立非線形常微分方程式の初期値問題」と考えることができる。「連立非線形常微分方程式の初期値問題」は、なんらかの数値積分法(参考文献3)を用いることで、連立非線形代数方程式を離散時間軸上で逐次解いていく問題に変換することができる。(参考文献3:日本機械学会編. 数値積分法の基礎と応用. コロナ社,2003.)
以下に、いくつかの解法例を示す。
まず、ハンマモデル、弦モデル、本体モデルの運動方程式全体をまとめて解く方法を示す。上記の「ハンマ−弦−本体の運動方程式」(連立非線形常微分方程式)にニューマークβ法を適用すると、「ハンマ重心の加速度あるいは加速度増分」、「弦の各固有振動モードのモード座標上での加速度あるいは加速度増分」、および、「本体の各固有振動モードのモード座標上での加速度あるいは加速度増分」を未知量とする連立非線形代数方程式を導出することができる。ここで、「加速度あるいは加速度増分」と書いた理由は、ニューマークβ法として知られている数値積分法には、加速度を未知量とするアルゴリズムと
、加速度増分を未知量とするアルゴリズムとの2通りが存在することによるものである。
または反復法(例えば共役勾配法)を適用することで、以下に説明する演算部120は、上記の未知量を離散時間軸上で逐次決定することができる。このように、全体をまとめて解く方法で演算を行う場合の構成について、図5を用いて説明する。
演算部120は、上記のダンパモデル計算部102、ハンマモデル計算部103、弦モデル計算部104および本体モデル計算部105における計算をまとめた「ハンマ−弦−本体の運動方程式」を用いた演算を行う。演算部120は、比較部101からeD(nΔt)を取得し、また、入力信号2(VH(nΔt))および入力信号4(eS(nΔt)を取得し、これらの情報と「ハンマ−弦−本体の運動方程式」とを用いた演算により、上記の未知量を逐次算出して決定する。ここでは、未知量のうち、「本体の各固有振動モードのモード座標上での速度」を示す情報(d/dt(AC(nΔt)))を空気モデル計算部106に出力する。
続いて、ハンマモデル、弦モデル、本体モデルの運動方程式を部分構造(以下、ハンマモデル計算部103、弦モデル計算部104、本体モデル計算部105を総称して単に部分構造という)毎に解く方法を示す。この方法は、上述の「ハンマ−弦−本体の運動方程式」の説明において消去した部分構造間の相互作用を表す変数fH [iW](t)、fBk [iB](t)、u1(xH,t)、uk(xD [iD],t)、uBk [iB](t)の値を陽に計算し、部分構造間でそれらの値の授受を行いながら、部分構造毎に計算を進めるというものである。
ハンマの運動方程式(上記式(3))に対して、中央差分法を適用し、弦のモード毎運動方程式(上記式(14)、(15)、(16))および本体のモード毎運動方程式(上記式(32))に対して、双一次s−z変換法を適用することによって、一連の差分方程式が導出される。各差分方程式は、一般的な2次IIRフィルタ演算によって解くことができる。この方法では、「ハンマ重心の変位」、「弦の各固有振動モードのモード座標上での変位」、および、「本体の各固有振動モードのモード座標上での変位」を未知量として、それらの値を離散時間軸上で逐次決定していくことになる。
ハンマの運動方程式(上記式(3))、弦のモード毎運動方程式(上記式(14)、(15)、(16))および本体のモード毎運動方程式(上記式(32))に対して、時間に関する3次関数を試験関数とするガラーキン法(参考文献4)を適用することで、「ハンマ重心の加速度および加加速度」、「弦の各固有振動モードのモード座標上での加速度および加加速度」、「本体の各固有振動モードのモード座標上での加速度および加加速度」を未知量として、それらの値を離散時間軸上で、逐次決定するアルゴリズムが得られる。ここで、時間に関する3次関数ではなく4次関数を試験関数とするガラーキン法を用いた場合は、加速度、加加速度および加加加速度を未知量とするアルゴリズムが得られる。(参考文献4:加川幸雄.有限要素法による振動・音響工学/基礎と応用. 培風館,1981.)
ハンマの運動方程式(上記式(3))、弦のモード毎運動方程式(上記式(14)、(15)、(16))および本体のモード毎運動方程式(上記式(32))に対して、ニューマークβ法を適用することで、「ハンマ重心の加速度あるいは加速度増分」、「弦の各
固有振動モードのモード座標上での加速度あるいは加速度増分」、および、「本体の各固有振動モードのモード座標上での加速度あるいは加速度増分」を未知量として、それらの値を離散時間軸上で、逐次決定するアルゴリズムが得られる。
上記の「全体をまとめて解く方法」と「部分構造毎に解く方法」との中間の方法を用いることもできる。例えば、ハンマモデルと弦モデルとをまとめて、本体モデルは別に解く、あるいは、ハンマモデルをまず解いて、弦モデルと本体モデルとをまとめて解くという方法を用いてもよい。
楽音信号計算部106は、弦モデル計算部104−1,104−2から出力されるfBK(nΔt)(本発明における第4の情報)を取得し、これを用いて、以下に示す計算を行った結果得られるP(nΔt)を楽音信号として出力する。
以上が、楽音信号合成部100の構成の説明である。
みなすことにより、1自由度粘性減衰強制振動系の運動方程式として考えることができる。よく知られているように、この方程式の一般解は、減衰する自由振動解(斉次方程式の一般解)と持続する強制振動解(非斉次方程式の特解)の和によって構成されるが、強制振動解の性質とは、系が周期的外力の振動数で振動し、その振動数が系の固有振動数に近づくにつれ振幅が大きくなり、一致した時、共振するというものである。いま、弦の曲げ振動に関する各固有振動が調和振動であると仮定する、即ち、式(39)のように書くことにする。
(参考文献5: J.Ellis. Longitudinal model in piano strings: Results of new research. Piano Technicians journal, pp.16-23, May 1998.)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。
[変形例1]
上述した実施形態において、弦モデル計算部104は、弦に及ぼす力として、ダンパモデル計算部102から出力されるfDk(nΔt)(k=1,3)、ハンマモデル計算部103から出力されるfH(nΔt)、および本体モデル計算部105から出力されるuBk(nΔt)(k=1,2,3)をそれぞれ取得していたが、fDk(nΔt)(k=1,3)とfH(nΔt)との一方または双方については、他の計算方法により算出されたものを取得するようにしてもよい。
fDk(nΔt)(k=1,3)とfH(nΔt)との双方が他の計算方法により算出され、楽音信号P(nΔt)が空気モデル以外を用いた計算方法により算出される場合の構成について図6を用いて説明する。
力計算部107は、fH(nΔt)とに相当する情報を算出するに当たり、弦モデル計算部104Aからu1(xH,nΔt)を取得せず、予め決められたu1(xH,nΔt)を用いる。力計算部107は、このu1(xH,nΔt)を各入力信号に基づいて予め決められた算出式により算出してもよい。
また、力計算部107は、fDk(nΔt)(k=1,3)とに相当する情報を算出するに当たり、弦モデル計算部104Aからuk(xD,nΔt)(k=1,3)を取得せず、予め決められたuk(xD,nΔt)(k=1,3)を用いる。力計算部107は、このuk(xD,nΔt)(k=1,3)を各入力信号に基づいて予め決められた算出式により算出してもよい。
上述した実施形態において、シフトペダル16bが取り除かれた構成の電子楽器を用いてもよい。この場合の構成について、図7、図8を用いて説明する。
上述した実施形態において、ダンパペダル16aが取り除かれた構成の電子楽器を用いてもよい。この場合の構成について、図9、図10を用いて説明する。
上述した実施形態において、ダンパペダル16aおよびシフトペダル16bが取り除かれた構成の電子楽器を用いてもよい。この場合の構成について、図11、図12を用いて説明する。
上述した実施形態においては、例えば、鍵盤部15a、ペダル部16の操作に応じて発音させる電子楽器1として機能させるために、リアルタイムに楽音信号合成処理を行っていたが、楽音制御データに応じて発音させる場合などにおいては、非リアルタイム処理としてもよい。
上述した実施形態においては、楽音信号合成処理は、ピアノの音を模擬した楽音信号を合成処理するものであったが、ピアノに限らず、振動する弦と、弦を2つの弦支持端によって支持し、弦の振動が弦支持端の少なくとも一端を介して伝達されることによって空気中に音響を放射する本体とを有する3次元構造の楽器であれば、どのような楽器(例えば、チェンバロ、琴、ギターなど)であってもよい。なお、琴のように弦が張られた両端の間に柱(ピアノの駒に相当)が設けられるような場合には、弦支持端の一端は柱となる。
上述した実施形態における制御プログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、電子楽器1は、制御プログラムをネットワーク経由でダウンロードしてもよい。
Claims (1)
- コンピュータが、振動する弦と、前記弦を2つの弦支持端によって支持し、前記弦の振動が前記弦支持端の少なくとも一端を介して伝達される本体とを有する3次元構造の楽器から発せられる音の楽音信号を、入力される演奏情報に応じて生成する楽音信号合成方法であって、
前記コンピュータが、前記演奏情報に応じて算出される前記弦に及ぼす力を表す第1の情報、および前記弦支持端の少なくとも一端における変位または変位の時間に関するn階導関数(n=1,2,・・・)を表す第2の情報を取得し、前記第1の情報および前記第2の情報を用いた前記弦の振動を表す第1運動方程式に基づいて、前記弦の各固有振動モードのモード座標上での変位または変位の時間に関するn階導関数(n=1,2,・・・)を表す第3の情報を算出し、前記第2の情報および前記第3の情報に基づいて、前記弦が前記弦支持端の少なくとも一端に及ぼす力を表す第4の情報を算出する弦モデル計算過程と、
前記コンピュータが、前記第4の情報を用いた前記本体の振動を表す第2運動方程式に基づいて、前記本体の各固有振動モードのモード座標上での変位または変位の時間に関するn階導関数(n=1,2,・・・)を求め、当該n階導関数(n=1,2,・・・)に基づいて前記弦モデル計算過程において取得される前記第2の情報を算出する本体モデル計算過程と、
前記コンピュータが、前記第4の情報に基づいて、前記楽音信号を算出する楽音信号計算過程と
を備えることを特徴とする楽音信号合成方法。
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